▼ ▲ ▼ エ フ エ ム 西 東 京 「○○ランチボックス」▼ ▲ ▼ 図 書 館 情 報 コ ー ナ ー 図書館からの情報を毎週定期的にお届けしている FM番組があります。各館の図書館員が本を選び、直 接生の声でご紹介します。週毎に大人の本と子どもの 本を交互にお送りしていますが、このコーナーでは取 り上げられた大人の本からご紹介します。 エフエム西東京 毎週金曜日13:20 周波数 84.2MHz 2013 年 6 月号 vol.70 編集 『動物は何を見ているか』 日高敏隆 青土社 2013.5 木の枝を這うイモムシから勇気をもらったいじめられっ子の少年は、動 物学者になろうと決意した-。さまざまな生き物の目線から見た大自然の 美しさを豊かに伝えるエピソードとともに、日高ワールド満載の自伝的文 章を収録する。 『コーラ白書 西東京市図書館 世界のコーラ編 今月のテーマ 改訂版』 中本晋輔 中橋一朗 社会評論社 2013.3 「コーラ」は、コークとペプシだけではありません。集めも集めたり世 界各地のコーラ 500 種以上をパッケージ写真、解説とともに紹介していま す。紙パックで無炭酸のコーラティー、コカコロナイゼーション対抗のイ スラム・メッカコーラ、チェ・ゲバラを称える革命コーラ、醤油にしか見 えないなんちゃってコーラなどなど。販売元や内容量といったデータも掲 載しています。 『鉄道が変えた社寺参詣-初詣は鉄道とともに生まれ育った』 平山昇著 交通新聞社 2012.10 伝統的な年中行事と思われている三が日の「初詣」 、実は意外に歴史は浅 く、明治大正以降なのだそうです。その裏には、近代化のなかで変化する 生活スタイルと、鉄道の開業発展、熾烈な集客競争があったとか。鉄道と 社寺参詣の関係について、綿密な史料調査をもとに解き明かします。 雨・梅雨 休館日について 中 央 保谷駅前 柳 沢 ひばりが丘 月曜日・第3金曜日・ 年末年始・特別整理日 ○祝日は開館します。 ○月曜日が祝日にあたる ときは、火曜日が休館と なります。 芝久保 谷 戸 月曜日・祝日・年末年始・ 特別整理日 ○月曜日が祝日にあたる と きは 火曜日 も休館 と なります。 ○祝日が日曜日にあたる ときは開館し、月・火曜 日が休館となります。 新町分室 日~火曜日・第3金曜日・ 祝日・年末年始・ 特別整理日 http://www.library.city.nishitokyo.lg.jp 『知ってるようで知らない「お天気」の本 -「ところにより雨」って、どこに降るの?-』 大野治夫著 PHP研究所 2004.8 (保谷・谷戸) 『雨の事典-空と海と大地をつなぐ-』 レインドロップス編著 北斗出版 2001.12 (保谷・柳沢) 雨についての歌、文学、言葉、映画、絵画、雨と人々 の暮らしとのかかわり、雨のもたらす気象、雨と生きも の、雨水利用のあれこれなど、雨を軸にさまざまなテー マの話を展開する。 『図解・気象学入門 -原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図-』 古川武彦著 大木勇人著 講談社 2011.3 (中央) 高原は太陽に近いのになぜ涼しいの? ジェット気 流って何? 高気圧や低気圧はなぜできるの? 気象 と天気のしくみを原理から詳しく丁寧に解説する。気象 学用語を網羅し、気象予報士を目指すスタートにも最適。 『雲と霧と雨の世界』 菊地勝弘著 成山堂書店 2008.6 (ひばり) 雲と霧・靄はどう違うの? 多種多様な雲の世界、知 られざる霧研究の歴史から、霧の人工消散実験、近年の 都市型豪雨まで、人々の生活に密接に関わる「お天気」 雲・霧・雨を解説する。 『面白いほどよくわかる気象のしくみ -風、雲、雨、雪…摩訶不思議な天気の世界-』 大宮信光著 日本文芸社 2007.4 (ひばり) 夏の到来はいつから? 風はどうして吹くの? な ど気象現象に関する素朴な疑問を科学的に解説。日本の 気候、風、雲、雨、台風、世界の気候の項目に分け、図 とともに疑問を解消できる。 ▲▼ 図書館員によるちょっとおすすめ本 ▼▲ 今 月 の テ ー マ 雨・梅雨 梅雨の時期になりました。今月は雨にまつわる本を紹 介したいと思います。 ※( )は所蔵館です。 『雨の科学-雲をつかむ話-』 武田喬男著 成山堂書店 2005.5 (保谷・柳沢) 雨粒から地球規模の降雨まで、様々な空間スケールで 雨をとらえ、地球の自然環境に大切な現象の仕組みをわ かりやすく解説した、 「雨と雲」の入門書。雲の発達過 程、落下する雨粒の形、気候学の話まで幅広く解説。 『雨の名前』 『梅雨前線の正体』 茂木耕作著 東京堂出版 2012.6 (ひばり) 梅雨前線という構造は本当に面白い。あれはただの一 本の境界線じゃないんだ! 梅雨前線の一般的な理解を 改めて見直し、著者が個人的に抱いてきた疑問について の考え方を探しながら、梅雨前線の「正体」に迫る。 高橋順子文 佐藤秀明写真 小学館 2001.6 (中央・芝久保・柳沢・ひばり) 育花雨、甘雨、青時雨、御雷様雨、秋雨、御精霊雨、 雨雪、風花…。雨の日を3倍に楽しむための、雨の名前 の本。雨の名前422語を、美しい雨の写真や詩、エッ セイと共に贈る。 『てんきごじてん-風・雲・雨・空・雪の日本語-』 ピエ・ブックス 2009.5 (柳沢) 古来より自然を愛で、表現してきた日本人は、気象に まつわる様々なことばを編み出した。天気を表すことば から特徴的なもの約1500を抜粋し、現代の風景写真 とともに気象別にまとめる。 『これでわかる天気予報の科学 -予測の基礎と10のポイント-』 山本光義著 合同出版 2012.8 (保谷) 天気図を読む基本的な知識をマスターすれば、自分流 に天気予報ができる! 実際に日本列島の天気予報を おこなうために不可欠な、季節の特徴と予測手順、10 のポイントを解説。 『都市型集中豪雨はなぜ起こる? -台風でも前線でもない大雨の正体-』 三上岳彦著 技術評論社 2008.10 (柳沢) さっきまでの快晴が突然の豪雨に…。これまでの事例 解析等から次第にその全貌が見えてきた都市型集中豪 雨の原因を、ヒートアイランドや風の流れ、林立する高 層ビルなどとの関係を通じて探っていく。 『いのちを守る気象情報』 斉田季実治著 NHK出版 2013.5(柳沢) NHKの“お天気お兄さん”による真に役立つ気象 情報入門書。台風、大雨、地震など8つの大きな自然 災害について、その基本メカニズムや予報・警報の見 方、 それをどう実際の行動に結びつけるかを解説する。 『天気と気象についてわかっていることいないこと -ようこそ、そらの研究室へ-』 筆保弘徳編著 芳村圭編著 稲津将著 吉野純著 加藤輝之著 茂木耕作著 三好建正著 ベレ出版 2013.4 (ひばり) 集中豪雨や台風などの現象のメカニズムはどこまで わかっていて、どこがまだわかっていないのか。天気予 報の技術はどこまで進んでいるのか。最前線で活躍する 研究者たちが、気象学の「いま」と「これから」を解説 する。
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