DC/DCコンバータ - リコー電子デバイス株式会社

DC/DC コンバータ アプリケーションノート
リコーのDC/DCコンバータに関する技術説明です。
はじめに
リコーのDC/DCコンバータは低電圧から高耐圧、小電流から大電流までと幅広くラインアップしています。下図のように昇圧、
降圧、および、複合製品があり、高精度及び高効率を実現しています。
PWM 制御と VFM 制御
DC/DCコンバータの制御方式には、PWM制御とVFM制御があります。PWMとはPulse Width Modulationの略でパルス幅変調方
式、VFMとはVariable Frequency Modulationの略で周波数可変変調方式のことです。(VFMはPFM:Pulse Frequency Modulation
とも呼ばれます)
PWM制御型
発振周波数は一定で、パルス幅(ON時間)が負荷により変化
します。
VFM制御型
パルス幅(ON時間)は一定で、発振周波数が負荷により変化
します。
それぞれ下表のような特長があります。
軽負荷時
発振周波数
パルス幅
(デューティ)
効率
リップル電圧
VFM 制御型
変動
一定
良い
大きい
困難
PWM 制御型
一定
変動
悪い
小さい
容易
∗1
ノイズ対策∗
ノイズ対策:VFM制御型は負荷に応じて発振周波数が変動します。ノイズは発振周波数によって変化するのでノイズ対策が困難な
場合があります。PWM制御型は発振周波数が一定のため、ノイズの周波数も一定のことが多くノイズ対策が比較的容易です。
リコーのDC/DCコンバータには、PWM制御のみで動作する製品と、VFM制御(軽負荷時)とPWM制御(重負荷時)を負荷に
応じて切替えて動作する製品があります。
RP506K
効率対出力電流
1
DC/DCコンバータ
RP506K331D/E/F
VIN=4.3V, PWM/VFM
VIN=5.0V, PWM/VFM
VIN=4.3V, forced PWM
VIN=5.0V, forced PWM
1
10
100
1000
Output Current IOUT (mA)
10000
Efficiency η (%)
Efficiency η (%)
RP506K331A/B/C
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
VIN=4.3V, PWM/VFM
VIN=5.0V, PWM/VFM
VIN=4.3V, forced PWM
VIN=5.0V, forced PWM
1
10
100
1000
Output Current IOUT (mA)
10000
DC/DC コンバータ
出力トランジスタの有無
リコーのDC/DCコンバータの出力端子には出力トランジスタを内蔵したものと、内蔵していないものがあります。前者にはLx
端子、後者にはEXT端子があり、それぞれ、DC/DCコンバータ、DC/DCコントローラと呼んでいます。
(1製品で両タイプある場
合にはDC/DCコンバータと表記しています)
外付けの出力トランジスタにはパワーMOSFETを使用してください。重負荷時の効率を重視する場合にはON抵抗の低いMOSFET
を、軽負荷時の効率を重視する場合にはゲート容量の小さいMOSFETを使用してください。最大ドレイン電流が最大コイル電流
(ILmax)より高いMOSFETを使用してください。
RP505Kxx1A/B
R1224Nxx2E/F/G/H/L/M
(出力ドライバトランジスタ内蔵タイプ)
(出力ドライバトランジスタ外付けタイプ)
PVIN
Ramp
Compensation
AVIN
Current
Feedback
Thermal
Shutdown
UVLO
Current
Detector
Mode
Control
MODE
EXT
4
-
OSC
Amp
+
+
PGND
Chip
Enable
CE
5
3
VOUT
1
CE
LX
Switching
Control
Vref
Soft Start
OSC
VIN
Vref
PWM/VFM
CONTROL
Soft Start
VOUT
Chip Enable
Protection
+
UVLO
AGND
Vref
-
2
GND
出力トランジスタを内蔵した製品
RN5RK
R1200x
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1208K
R1210N
R1213K
R1214Z
R1218N
R1232D
R1240x
R1242S
R1243x
R1245x
R1270S
R1283K
R1286K
RP502x
RP503x
R1287x
R1290K
R1293K
R5220K
RP400x
RP401x
RP402x
RP500x
RP501K
RP504x
RP505K
RP506K
RP507K
RP508K
RP550K
RP600K
RP601Z
RP901K
R1212D
R1215D
R1223N
R1224N
R1225N
出力トランジスタが外付けの製品
RN5RK
R1210N
R1211x
出力電圧の設定
リコーのDC/DCコンバータには出力電圧がIC内部で固定されているものと、外部抵抗で設定する外部設定タイプがあります。
出力電圧がIC内部で固定されている製品にはVOUT端子が、外部設定タイプの製品にはVFB端子があります。外部設定タイプの場合
には位相補償やノイズのまわり込みに注意して部品選定をしてください。
VIN
RP505Kxx1A/B
RP505K001C
(出力電圧 IC 内部固定タイプ)
(出力電圧外部設定タイプ)
PVIN
VOUT
LX
L
2.2μH
CIN
4.7μF
AVIN
VOUT
RP505K
Series
COUT
10μF
VIN
PVIN
VOUT
LX
L
2.2μH
CIN
4.7μF
R1
C1
COUT
10μF
VFB
AVIN
RP505K
Series
CE
AGND
CE
AGND
MODE
PGND
MODE
PGND
R2
出力電圧が IC 内部で固定されている製品
RN5RK
R1210N
R1223N
R1224N
R1225N
R1232D
R1286K
R1287x
R5220K
RP400x
RP401x
RP500x
RP501K
RP502x
RP503x
RP504x
RP505K
RP506K
RP508K
RP600K
RP601Z
RP901K
RP402x
出力電圧を外部設定可能な製品
R1200x
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1208K
R1211x
R1212D
R1213K
R1214Z
R1215D
R1218N
R1224N
R1232D
R1240x
R1242S
R1243x
R1245x
R1270S
R1283K
R1286K
R1287x
R1290K
R1293K
RP400K
RP401K
RP402x
RP505K
RP506K
RP507K
RP550K
RP600K
DC/DCコンバータ 2
ダイオード整流と同期整流
リコーの降圧DC/DCコンバータにはダイオード整流型と同期整流型があります。ローサイド側のスイッチにショットキーダイ
オードを使用するのがダイオード整流型でMOSトランジスタを使用するのが同期整流型です。ハイサイド/ローサイドMOSトランジ
スタはDC/DCコンバータに内蔵されていることが多く、リコーのほとんどの同期整流型DC/DCコンバータでも内蔵されています。
(R1242Sはローサイド外付け同期整流型です)
R1
3.75kΩ
CSPD
470pF
R1240x
RP500x
(ダイオード整流型)
(同期整流型)
VOUT=3.3V
VIN
CIN
10μF
VIN
BST
VIN
CBST
100nF
L4.7μH
R1240x
R2
1.2kΩ
CIN
10μF
CE
COUT
10μF
GND
CE
VOUT
LX
4.7μH
LX
VFB
VIN
AGND
COUT
10μF
VOUT
PGND
"H"active
ダイオード整流型降圧 DC/DC コンバータ
R1223N
R1224N
R1225N
R1240x
R1243x
R1245x
R1270S
R1283K
R1290K
R1293K
RP502x
RP503x
RP504x
同期整流型降圧 DC/DC コンバータ
R1232D
R1242S
R1286K
R1287x
R5220K
RP500x
RP501K
RP505K
RP506K
RP507K
RP508K
RP550K
RP601Z
RP901K
低電圧誤動作防止機能(UVLO)とは
DC/DCコンバータを安定動作させるため、UVLO(Under Voltage Lock Out)機能を搭載した製品があります。UVLO機能とは
電源投入時にDC/DCコンバータの入力電圧(VIN)がUVLO解除電圧に達するまでは内部回路を準スタンバイ状態にし、誤動作を
防止する機能です。また、動作中に電源電圧が低下し、UVLO検出電圧を下回った際にも内部回路を準スタンバイ状態にして誤動
作を防止します。電源電圧が上昇しUVLO解除電圧を上回るとUVLOは解除されます。
低電圧誤動作防止機能(UVLO)内蔵の製品
R1200x
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1211x
R1213K
R1214Z
R1215D
R1218N
R1224N
R1225N
R1245x
R1270S
R1283K
R1286K
R1287x
R1290K
RP502x
RP503x
RP504x
RP505K
RP506K
RP507K
R1212D
R1232D
R1240x
R1242S
R1243x
R1293K
R5220K
RP500x
RP501K
RP508K
RP550K
RP901K
RP601Z
ソフトスタート機能とは
ソフトスタート機能のイメージ
ソフトスタートあり
Voltage
ソフトスタートなし
Voltage
ソフトスタート機能とは、DC/DCコンバータの起動時
に、過大な突入電流を防止し、オーバーシュートを起さ
ないようにする機能です。DC/DCコンバータの立ち上が
りをなだらかにするように、立ち上がり時間(ソフトス
タート時間)を設けています。このソフトスタート時間
はIC内部で固定されている製品と、ソフトスタート時間
設定端子による外部設定や後述の最大デューティの設定
とあわせた外部設定が可能な製品もあります。
Time
Time
ソフトスタート機能内蔵の製品
R1200x
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1211x
R1213K
R1214Z
R1215D
R1223N
R1224N
R1225N
R1232D
R1240x
R1242S
R1243x
R1245x
R1270S
R1283K
R1286K
R1287x
R1290K
R1293K
R5220K
RP400x
RP401x
RP402x
RP500x
RP501K
RP502x
RP503x
RP504x
RP505K
RP506K
RP550K
RP600K
RP901K
3
DC/DCコンバータ
R1212D
DC/DC コンバータ
最大デューティ外部設定とは
リコーのDC/DCコンバータには最大デューティをDTC端子に接続する抵抗で外部設定可能な製品があります。DTC端子に印加
する電圧が高ければ最大デューティが大きくなり、低ければ最大デューティが小さくなります。
また、DTC端子に外付けコンデンサをつけてDTC端子電圧をゆっくり立ち上げることによりソフトスタートが可能です。コンデ
ンサ容量を大きくすることで最大デューティ0%からソフトスタートさせ、突入電流を抑制しながら出力電圧を立ち上げることが
できます。ソフトスタート時間はコンデンサの容量で調整可能です。
R1215D
SD
L
8 VIN
C1
NMOS
EXT 1
4 DELAY
VFB
C4
R1
C3
5
C2
LOAD
R3
R2
2 GND AMPOUT 7
C5
C6
6 VREFOUT
R4
DTC 3
R5
R6
C7
最大デューティを外部設定可能な製品
R1212D
R1215D
R1290K
R1293K
外部位相補償とは
DC/DCコンバータの位相補償を外付け部品で設定可能な製品があります。AMPOUT端子(R1270SはER、EC端子)に外付けコ
ンデンサと抵抗を接続して位相補償を行うことができます。
内部位相補償の製品は製品仕様における全ての動作条件で安定動作をさせるため、位相補償の設定条件は安定性を重視しており、
動作条件によっては応答性が最適とならない場合があります。また、ご使用いただける部品(コイル、出力コンデンサ)について
制約があります。これに対し、外部位相補償可能な製品ではご使用条件(入力電圧、出力電圧、出力電流、コイル、出力コンデン
サ、発振周波数)に対して、常に最適な安定性と応答性を実現することができます。
なお、外部位相補償に使用するコンデンサ、抵抗の値はそれぞれの製品仕様書に記載された推奨値や式を元に設定し、ご使用条件
において確認、調節を十分に行ってください。
R1215D
SD
L
C1
8 VIN
EXT 1
4 DELAY
VFB 5
NMOS
C4
R1
C3
C2
LOAD
R3
R2
2 GND AMPOUT 7
C5
C6
6 VREFOUT
R4
DTC 3
R5
R6
C7
外部位相補償可能な製品
R1211x
R1212D
R1213K
R1215D
R1270S
R1290K
R1293K
DC/DCコンバータ 4
出力過電圧保護回路(OVP)とは
OVP(Over Voltage Protection)とはVOUT端子電圧を
監視し、OVP電圧に達すると発振を停止する回路です。
VOUT端子電圧が下がると発振は再開しますが、VOUT端子
電圧がOVP電圧を超えて上昇する要因が取り除かれな
いとOVP動作を繰り返し、VOUT端子電圧が上下を繰り
返します。
R1205N823B
OVP 動作時出力波形
(OVP 検出電圧:TYP. 25.0V、OVP 解除電圧:TYP. 23.2V)
Output Voltage VOUT (V)
27
26
25
24
23
22
21
0
10
20
30
Time t (ms)
40
50
出力過電圧保護回路(OVP)内蔵の製品
R1200x
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1208K
R1214Z
R1218N
保護回路(ラッチ型/リセット型(Hiccup 型)/フォールドバック型)とは
各保護回路の過電流保護時の動作例
リコーのDC/DCコンバータの保護回路にはラッチ型、リ
セット型(Hiccup型)とフォールドバック型があります。
・ ラッチ型では、制限を超える高負荷が保護遅延時間以上
続くと、パワーMOSFETをOFF状態でラッチします。保
護解除はCE端子で一度ICをスタンバイ状態にする(CE
リセット)、もしくは、電源をUVLO以下に下げる再投
入によって行います。
ラッチ型の保護遅延時間はDELAY端子などに接続した
コンデンサ容量によって設定できるものもあります。
・ リセット型(Hiccup型)は制限を超える高負荷や、規定
された異常を検出すると、出力をオフした後、自動的に
ソフトスタートを繰り返します。高負荷などの要因がな
くなると自動的に異常状態から復帰します。リセット型
(Hiccup型)の保護遅延時間はIC内部で固定されている
ものもあります。
・ フォールドバック型は出力電圧が規定値まで低下する
と発振周波数を下げ、最小ONデューティを小さくする
ことによって出力電流を制限します。フォールドバック
保護がかかる要因が解消すると自動復帰します。
ラッチ型保護回路内蔵の製品
R1211x
R1212D
R1213K
R1215D
R1223N
R1245x
R1270S
R1283K
R1286K
R1287x
R1290K
RP500x
RP501K
RP502x
RP503x
RP504x
RP505K
リセット型(Hiccup 型)保護回路内蔵の製品
R1223N
R1224N
RP901K
フォールドバック型保護回路内蔵の製品
R1240x
5
R1242S
DC/DCコンバータ
R1243x
R1245x
R1270S
R1225N
R1232D
R1240x
R1242S
R1243x
R1293K
R5220K
RP401x
RP402x
RP506K
RP550K
DC/DC コンバータ
シーケンス制御について
R1283KやR1290Kなどではソフトスタート機能や遅延機能、オートディスチャージ機能などによって立ち上がり/立下りシーケ
ンスの制御が可能です。LCDパネルやCCDセンサなどのために電源の立ち上げ、立ち下げ順序を設定することができます。
LCD パネルに適切なシーケンス制御が可能
CCD センサに適切なシーケンス制御が可能
シーケンス制御可能な製品
R1283K
R1286K
R1287x
R1290K
RP600K
RP901K
シャットダウン機能について
ダイオード整流タイプの昇圧DC/DCコンバータの入力と出力はインダクタとダイオードを介して接続されているため、ICがス
タンバイ状態でも出力には電源電圧程度の電圧が出力されます。このため出力電圧をゼロにする必要がある場合にはFETなどで遮
断する必要がありました。
同期整流タイプの昇圧DC/DCコンバータRP402xシリーズはダイオードの代わりにFETを内蔵しており、シャットダウン機能有
無を選択することが可能です。
LX
VIN
LX
CE
VOUT
VOUT
CE
GND
OFF
SWITCHING
CONTROLLER
GND
RP401x
RP402x
R1200x/R1202xシリーズはダイオードの代わりにnpnトランジスタを内蔵しており、シャットダウン機能を有しています。
R1213Kシリーズは外付けのPch MOSFETをFLAG端子で制御することでシャットダウンすることができます。
シャットダウン機能内蔵の製品
R1200x
R1202x
R1213K
RP402x
DC/DCコンバータ 6
LED 高速輝度調整
チップイネーブル端子にPWM信号を入力することでLEDの輝度調整ができま
す。チップイネーブル端子入力のPWM信号のデューティによりLEDの電流を制御
でき、信号の"H"デューティをHdutyとすると、LEDの電流は下式の値となります。
CE
ILED=Hduty × VFB / R1
Hduty
VFB
高速輝度調整が可能な下記製品ではPWM信号の周波数を200Hz~300kHzの範
囲で使用可能です。
20kHz以下のPWM信号で輝度調整する場合、コイル電流の増加・減少が可聴帯
域の範囲となるため音として認識される場合があります。その場合には高い周波
数のPWM信号で制御して下さい。
R1
LED 高速輝度調整可能な製品
R1201N
R1202x
R1203x
R1204x
R1205x
R1206N
R1207N
R1208K
R1214Z
強制 PWM 制御とは
通常PWM方式では、軽負荷時にコイル電流の逆流を防止させるよう動作しますが、強制PWM方式はコイル電流を逆流させるこ
とで不連続モードをなくしています。そのため、軽負荷時や入出力電圧差が小さい場合においても、不連続モードに入ることなく
PWM動作が可能です。
また、強制PWM方式ではコイル電流の逆流が生じますが、逆流した電流は再び次の周期で出力側に流れるので電流を無駄に消費
するわけではありません。
通常 PWM モード
強制 PWM モード
リコーの強制PWM制御のDC/DCコンバータはPWM/VFM切替制御も可能です。軽負荷時に消費電流・効率を重視する場合は
PWM/VFM自動切替モードを選択すると軽負荷時にVFM制御で動作し高い効率で動作します。また、軽負荷時にリンギングしない
ことや一定の周波数で動作することを重視する場合は強制PWM制御固定を選択し、強制PWM制御にてご使用ください。
強制 PWM 制御の製品
RP402x
7
RP504x
DC/DCコンバータ
RP505K
RP506K
RP508K
RP550K
RP601Z
本ドキュメント掲載の技術情報及び半導体のご使用につきましては以下の点にご注意ください。
1. 本ドキュメントに記載しております製品及び製品仕様は、改良などのため、予告なく変更することがあります。
又、製造を中止する場合もありますので、ご採用にあたりましては当社又は販売店に最新の情報をお問合
せください。
2. 文書による当社の承諾なしで、本ドキュメントの一部、又は全部をいかなる形でも転載又は複製されることは、
堅くお断り申し上げます。
3. 本ドキュメントに記載しております製品及び技術情報のうち、「外国為替及び外国貿易管理法」に該当す
るものを輸出される場合、又は国外に持ち出される場合は、同法に基づき日本国政府の輸出許可が必要
です。
4. 本ドキュメントに記載しております製品及び技術情報は、製品を理解していただくためのものであり、その使
用に関して当社及び第三者の知的財産権その他の権利に対する保証、又は実施権の許諾を意味するも
のではありません。
5. 本ドキュメントに記載しております製品は、標準用途として一般的電子機器(事務機、通信機器、計測機器、
家電製品、ゲーム機など)に使用されることを意図して設計されております。故障や誤動作が人命を脅か
したり、人体に危害を及ぼす恐れのある特別な品質、信頼性が要求される装置(航空宇宙機器、原子
力制御システム、交通機器、輸送機器、燃焼機器、各種安全装置、生命維持装置等)に使用される際には、
必ず事前に当社にご相談ください。
6. 当社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、半導体製品はある確率で故障が発生します。故障の
結果として人身事故、火災事故、社会的な損害等を生じさせない冗長設計、延焼対策設計、誤動作防
止設計等安全設計に十分ご留意ください。誤った使用又は不適切な使用に起因するいかなる損害等につ
いても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。
7. 本ドキュメントに記載しております製品は、耐放射線設計はなされておりません。
8. 本ドキュメント記載製品に関する詳細についてのお問合せ、その他お気付きの点がございましたら当社又は
販売店までご照会ください。
弊社は地球環境保全の観点から環境負荷物質の低減に取り組んでいます。
Halogen Free
2006年4月1日以降、弊社はRoHS指令に適合した製品を提供しています。
また、2012年4月1日以降は、
ハロゲンフリー製品を提供しています。
●お問い合わせ・ご用命は・・
・
弊社デバイスに関する詳しい内容をお知りになりたい方は下記へアクセスしてください。
http://www.e-devices.ricoh.co.jp/
本ドキュメント掲載製品に関するお問い合せは下記宛てまでお願いします。
●東日本地区 〒 140-8655 東京都品川区東品川3-32-3
03(5479)2854(直) FAX 03(5479)0502
●西日本地区 〒 563-8501 大阪府池田市姫室町13-1
072(748)6262(直) FAX 072(753)2120