第5章 タッチ・タイピングとホームポジション 共通 タッチ・タイピング 職場では手書きの文書は無くなりました。また町内会の回覧文書にも手書き文書は見かけなくなりまし た。 タッチ・タイピング(又はブラインド・タッチ)とは、キーボードを見 キーボードを見ずに入力 ずに入力できる技法です。かな りの練習が必要ですが、これから職業に就こうとしている若い人にとっては、絶対にマスターしておか なければならない技能です。若い人で「タッチ・タイピングが出来ない」というのは、「文字が書けな い」というのと同じ意味で、就職活動にも支障が出る、といった時代になりました。 「パソコンは趣味 パソコンは趣味でしか 趣味でしか使 でしか使わない」という人にとっては、タッチ・タイピングは必須のものではありま せん。キーボードを見ながら、左右の示指(人差し指)だけで、かなりのスピードで文字入力する人が多 いもの事実です。しかし、パソコンの中・上級者を目指すなら、タッチ・タイピングはマスターするべ きでしょう。 ホームポジション 右の写真のように指を添えるのが基本です。 下図に、それぞれの指が受け持つキーを、色分けし ています。 左右の示指のホームポジションのキー([F]と[J])に は、小さな突起 さな突起がついていて、見なくても触るだけ で位置がわかるようになっています。 親指はスペースキー(漢字変換)を受け持ちます。 左手 右手 出来れば、自分専用のパソコンを持つべきです。 タッチ・タイピングに王道はありません。練習時間が多いほど上手になれます。 一つの単語について、最初は、ゆっくりと確実に、そして次第に早く打てるよう何回も(100 回以上)練習します。指が勝手に動くようになるまで繰り返します。頭ではなく、身体(指先) でおぼえるのです。 大変なようですが、それ程でもありません。1日30分、1か月も練習すれば、かなり上達す るものです。 Page-38 Copyright© 2010 http://ryohnan.in.coocan.jp
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