平成24年 第1回 島本町議会定例会2月会議 会議録 平 成 24 年 2月28日 開 議 平 成 24 年 3月27日 散 会 平 成 24 年 2 月28日(第1号) 平 成 24 年 2 月29日(第2号) 平 成 24 年 3 月 1日(第3号) 平 成 24 年 3 月 5日(第4号) 平 成 24 年 3 月27日(第5号) 島 本 町 議 会 平成24年第1回島本町議会定例会2月会議会議録目次 第 1 号( 2 月28日) ○出席議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ○議事日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ○開会・開議の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ○会議録署名議員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ○会期の決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ○諸般の報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ○第 1 号選挙 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ○第43号議案 島本町議会の定例会の回数を定める条例の一部改正について・・・・・ 8 ○第44号議案 町長の専決事項の指定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ○一般質問・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ・河野議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ・高山議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 ・平野議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 ・外村議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 ・戸田議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 ・冨永議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 ・山口議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 ○延会の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 第 2 号( 2 月29日) ○出席議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85 ○議事日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86 ○開議の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 ○第 1 号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて・・・・・・・・・ 88 ○第 2 号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める ことについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89 ○第 3 号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて・ 90 ○第 4 号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて・ 91 ○第 5 号議案~第 9 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求める ことについて(5件)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92 ○第10号議案 町道路線の認定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97 ○第11号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について・・・・・・・・・・・ 98 ○第12号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正について・・・124 ○第13号議案 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の 一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 ○第14号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 ○第15号議案 島本町火災予防条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134 ○第16号議案 島本町基金条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 ○第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号)・・・・・・・・・・・・・・・136 ○第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算 (第4号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 ○第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)・136 ○第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)・・・136 ○延会の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160 第 3 号( 3 月 1 日) ○出席議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・163 ○議事日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・164 ○開議の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 ○第16号議案 島本町基金条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 ○第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号)・・・・・・・・・・・・・・・166 ○第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算 (第4号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 ○第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算 (第3号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 ○第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)・・・166 ○第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)・203 ○第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4号)・・・・・・・・・・・203 ○平成24年度 施政方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・220 ○第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する 条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について・・・・・・・・・233 ○第25号議案 島本町税条例等の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算・・・・・・・・・・・・・233 ○第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算・・・・・233 ○第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・233 ○第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・・233 ○第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233 ○延会の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・269 第 4 号( 3 月 5 日) ○出席議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・271 ○議事日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・272 ○開議の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・273 ○大綱質疑(施政方針、第23号議案から第42号議案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・273 ・山 吹 民 主 ク ラ ブ(菅 議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・273 ・日 本 共 産 党(高山議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・296 ・公 明 党(川嶋議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・311 ・自 由 民 主 党 ク ラ ブ(伊集院議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・320 ・人びとの新しい歩み(平野議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・333 ・会派に所属しない議員(外村議員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・348 ○散会の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・360 第 5 号( 3 月27日) ○出席議員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・363 ○議事日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・364 ○開議の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・365 ○諸般の報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・365 ○各常任委員会委員長報告(第23号議案から第42号議案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・365 ○第23号議案から第42号議案までの討論・採決・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・368 ○第 1 号報告 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分について・・・・・・・・・427 ○第48号議案 副町長の選任につき同意を求めることについて・・・・・・・・・・・・・・・・・439 ○第45号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第7号)・・・・・・・・・・・・・・・442 ○第46号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)・・・449 ○第47号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・467 ○第1号意見書案 「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書・・・・・・・523 ○散会の宣告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・526 ※付議事件の議決結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・529 平成24年 第 1 回 島 本 町 議 会 定 例 会 2 月 会 議 第 1 号 平 成 24 年 2 月28日(火) 会 議 録 第1回島本町議会定例会2月会議 会議録(第1号) 年 月 日 場 所 平成24年 2月28日 (火) 島本町役場 議場 出席議員 次のとおり15人である。 1番 岡 田 初 惠 2番 川 嶋 玲 子 3番 伊集院 4番 清 水 照 光 5番 外 村 敏 一 6番 菅 7番 藤 原 靖 彦 8番 東 田 正 樹 9番 河野 恵子 10番 平野 かおる 12番 戸 田 靖 子 13番 山口 博好 14番 平 均 15番 冨 永 千 広 16番 高山 佳昌 井 春美 俊 勝 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は次のとおりである。 町 長 川 口 総合政策 部 長 島田 都市環境 部 長 谷 川 教育次長 北河 総合政策部 政策推進 課 長 佐藤 裕 副 町 長 多 田 宏 教 育 長 岡本 克己 政弘 総務部長 由 岐 英 民生部長 浪 越 稔 清 上下水道 部 長 水木 正也 消 防 長 黒田耕佐久 浩紀 会計管理者 岩井 利春 都市環境部 次 長 乾 成一 都市環境部 環境・産業 課 長 安藤 鎌吾 都市環境部 都市整備課 主 査 住屋 妹藤 博美 議事課係長 猪 倉 義 彦 晴子 本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 永 田 書 田畑 記 暢 議事課長 良昭 - 1 - 悟 議事日程第1号 平成24年2月28日(火)午前10時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 第 1 号選挙 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙 日程第5 第43号議案 島本町議会の定例会の回数を定める条例の一部改正について 第44号議案 町長の専決事項の指定について 日程第6 一般質問 河野議員 1.マンション管理相談窓口・情報提供の充実を求めます 2.住宅リフォーム助成制度で住民も町内業者も元気に 3.悪法の下、障がい者・家族へのていねいな情報提供を求 めます 4.国の子ども・子育て新システム導入による、島本の公的 保育解体を許すな 高山議員 1.東大寺3丁目宅地開発に伴う、農水路の整備進ちょく状 況を問う 2.島本駅西側の水路改善の取組み 3.名神高速道路沿線の窓ガラス振動被害について 平野議員 1.島本の地下水は守られるのか~水道統合問題~ 2.子どもたちの健康を守るために、保育所・学校給食の放 射能汚染対策を 外村議員 1.高槻市との広域行政勉強会を続行するなら今度こそ成果 を出そう 2.JR島本駅西地区に有数の中高一貫進学校が来る計画に ついて 戸田議員 1.町長に問う!中高一貫進学校は「まちづくり」の核とな るか 2.広域連携による都市間共創~し尿処理の課題解決に向け て~ 冨永議員 1.町営テニスコートの根本的改善を 2.町役場窓口の人員体制の充実を 3.柳谷から大沢への道路拡幅を - 2 - 山口議員 1.東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理につい て 2.犬の糞放置対策について 日程第7 第 1 号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第8 第 2 号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 日程第9 第 3 号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることに ついて 日程第10 第 4 号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求めることに ついて 日程第11 第 5 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 6 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 7 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 8 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 9 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第12 第10号議案 町道路線の認定について 日程第13 第11号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について 日程第14 第12号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正につい て 日程第15 第13号議案 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正 について 日程第16 第14号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正について 日程第17 第15号議案 島本町火災予防条例の一部改正について 日程第18 第16号議案 島本町基金条例の一部改正について 第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算 (第4号) 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算 (第3号) 第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算 (第4号) 日程第19 第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算 (第4号) - 3 - 日程第20 第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4号) 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 4 - (午前10時00分 岡田議長 開会) おはようございます。 公私何かとお忙しい中、ご参集いただきまして、大変ご苦労様でございます。 ただいまの出席議員数は 15 名で、全員出席であります。 よって、これより平成 24 年第1回島本町議会定例会2月会議を開会いたします。 本定例会より通年議会制を試行的に実施するため、冒頭に申しましたとおり、会議の 名称が「平成 24 年第1回島本町議会定例会2月会議」と、従来と異なっておりますので、 あらかじめご了承願います。 本定例会の開会にあたりまして、町長から挨拶のため発言を求められておりますので、 これを許します。 川口町長(登壇) 皆さん、おはようございます。開会にあたりまして、一言、ご挨拶を 申し上げます。 平成 24 年第1回島本町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれ ましては、ご多忙中にも関わりませずご参集賜り、まことにありがとうございます。 この2月会議におきましては、事件議決案1件、人事案件5件、条例案 13 件、予算案 19 件と、多くの議案を提案させていただいております。また、7名の議員の皆様から一 般質問をいただいております。 後ほど、平成 24 年度施政方針と当初予算案の発表、説明を申し上げ、各会派の代表の 方などから大綱質疑をいただき、ご答弁させていただきます。慎重にご審議をいただき、 ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 さて、昨日、議員の皆様にはファックスでご連絡をさせていただきましたが、本年3 月 31 日付けで多田副町長が退職され、大阪府庁へ戻られることになりました。後任の副 町長につきましては、現在、人選しているところでございまして、できるだけ早く議会 に提案させていただきたいと考えております。本日は、よろしくお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本日の会議を開きます。 理事者提出の議案等はお手元に配付いたしておきましたから、ご了承願っておきます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第 120 条の規定により、5番 外村議員及び 13 番 山口 議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は通年議会制を試行的に実施するため、本日から 10 月 31 日までの 247 日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 - 5 - (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日から 10 月 31 日までの 247 日間と決定いたしました。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず最初に、島本町監査委員から平成 23 年度 11 月分及び 12 月分の例月出納検査結果 が「地方自治法」第 235 条の2第3項の規定により、また平成 23 年 10 月実施の定例監 査結果が「地方自治法」第 199 条第9項の規定により、お手元に配付いたしております とおり本町議会に報告がありましたので、ここにご報告いたします。 次に、島本町議会会議規則第 122 条第1項のただし書きの規定により、お手元に配付 いたしておりますとおり議員を派遣したので、報告いたします。 次に、淀川右岸水防事務組合議会議員の清水議員から、組合議会の経過報告がありま す。 清水議員(登壇) おはようございます。それでは、淀川右岸水防事務組合議会の報告を させていただきます。 去る平成 23 年 12 月 22 日午後3時から、大阪市の同組合事務所会議室におきまして、 組合議会定例会が開催されました。 会議録署名議員の指名に続き、議席を原案どおり決定されました。 次に、報告第1号の「淀川右岸水防事務組合職員の給与に関する条例の一部を改正す る条例(急施専決処分報告)」及び報告第2号の「淀川右岸水防事務組合職員の給与に 関する条例等の特例に関する条例の一部を改正する条例(急施専決処分報告)」につい ては、全員賛成で承認されました。 報告第3号「平成 22 年度淀川右岸水防事務組合歳入歳出決算報告について」は、監査 委員の意見を付し報告され、全員賛成で認定されました。 報告第4号「平成 23 年度淀川右岸水防事務組合定期監査結果に関する報告について」 は、「地方自治法」第 199 条の規定により実施された平成 23 年度分の定期監査結果が報 告されました。 報告第5号「淀川右岸水防事務組合の例月出納検査結果に関する報告について」は、 「地方自治法」第 235 条の2第3項の規定による例月出納検査結果の報告がありました。 次に、議案第 16 号「淀川右岸水防事務組合非常勤職員公務災害等補償条例の一部を改 正する条例案について」及び議案第 17 号「水防団員等公務災害補償条例の一部を改正す る条例案」については、関係政令の一部改正に伴い、条例において引用する「障害者自 立支援法」の条項が改正されたことに伴う規定の整備を行う内容で、全員賛成で可決さ れました。 議案第 18 号「平成 23 年度淀川右岸水防事務組合一般会計補正予算案(第1回)」に ついては、歳入歳出それぞれ 6,760 万6千円を追加し、総額を2億 385 万7千円とする - 6 - ものですが、慎重審議の結果、全員賛成で可決されました。 最後に「淀川堤防強化等治水事業促進についての報告」は、常任委員長より、国に対 して「淀川堤防強化等治水事業促進」に関する要望書を提出した旨の報告がありました。 以上が概要のご報告でありますが、内容の詳細につきましては議会事務局に資料を保 管しておりますので、ご高覧いただきたいと思います。 以上、大変簡単でありますが、淀川右岸水防事務組合議会の報告を終わらせていただ きます。 岡田議長 以上で、諸般の報告を終わります。 暫時休憩いたします。 (午前 10 時 09 分~午前 10 時 10 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第4、第1号選挙 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙を行います。 本件は、平成 24 年3月9日をもって淀川右岸水防事務組合議会議員の任期が満了する ことにより、同組合規約第6条及び第8条第2項の規定により、議員1人の選挙を行う ものであります。 これを職員に朗読させます。 議会事務局長 岡田議長 (第1号選挙 朗読) お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、「地方自治法」第 118 条第2項の規定により、指名推選 にいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、議長が指名することに決定いたしました。 淀川右岸水防事務組合議会議員に、清水議員を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長が指名いたしました清水議員を、淀川右岸水防事務組合議会議員の当選 人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) - 7 - 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました清水議員が、淀川右岸水防事務組合議会議員に当 選されました。 ただいま淀川右岸水防事務組合議会議員に当選されました清水議員が議場におられま すので、本席から会議規則第 33 条第2項の規定による当選の告知をいたします。 日程第5、第 43 号議案 島本町議会の定例会の回数を定める条例の一部改正について 及び第 44 号議案 町長の専決事項の指定についてを議題といたします。 なお、本案2件は議事の都合上、一括議題、一括説明といたしますので、あらかじめ ご了承願っておきます。 提出者の説明を求めます。 伊集院委員長(登壇) ただいま議題に供せられました第 43 号議案及び第 44 号議案につ きましては、平成 22 年3月に町議会に設置されました議会改革特別委員会でこれまで調 査・検討を進めてまいりました通年議会制について、試行的に実施するために必要な改 正ということで、今回、議会改革特別委員会として提案をさせていただいております。 それでは、朗読をもって提案説明に代えさせていただきますので、よろしくお願いい たします。 (第 43 号議案 委員会提出議案 朗読) 提案理由。議会改革の一環として通年議会制度を試行するため。 (第 44 号議案 委員会提出議案 朗読) 提案理由。通年議会制に対応可能な迅速かつ合理的な行政執行を確保するため。 以上、よろしくご可決いただきますよう、お願い申し上げます。 岡田議長 お諮りいたします。 本案2件は、質疑・討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) (午前 10 時 18 分 岡田議長 外村議員・河野議員・平野議員・戸田議員・冨永議員・高山議員退席) ご異議なしと認め、そのように決定いたします。 これより順次、採決を行います。 第 43 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 43 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 引き続き、第 44 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 起立全員であります。 - 8 - 立 ) よって、第 44 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午前 10 時 19 分 外村議員・河野議員・平野議員・戸田議員・冨永議員・高山議員出席) (午前 10 時 19 分~午前 10 時 20 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6、一般質問を行います。 通告の順によりまして、河野議員、高山議員、平野議員、外村議員、戸田議員、冨永 議員及び山口議員の順で行います。 それでは、まず最初に河野議員の発言を許します。 河野議員(質問者席へ) 日本共産党・河野恵子です。一般質問を行わせていただきます。 町長と同様に、私達も任期あと1年を残すところとなりまして、住民にお約束をした公 約を実現し、町政をチェックする。そのことにも、残り少ない時間、精一杯務めさせて いただきたいと思います。 質問項目4点あげておりますが、初めに2点、1題目、2題目を続けて行わせていた だきますので、よろしくお願いいたします。 1点目です。「マンション管理相談窓口・情報提供の充実を求めます」 本テーマについては、会派としての取り組みとしましても、2005 年9月議会、2008 年6月議会、2009 年 10 月の本会議においても一般質問を行っております。その根拠と しては、2000 年に成立した「マンション管理適正化法」及びマンション管理の適正化に 関する指針、地方公共団体、行政すなわち島本町におけるマンション管理に資する努力 義務の規定に基づくものです。 今や分譲マンションは国民の1割、1,400 万人が暮らす場であり、都市における新し いコミュニティーの場所となっております。すでに島本町は、全国及び北摂地域の中で もマンション世帯が戸建て住宅に勝る比率を占める町となっておりますが、実際の割合 について、どう認識されていますか。答弁を求めます。 二つ目です。島本町として、マンション相談窓口やマンション管理士などの専門家の 協力を得ながら、相談体制を作る努力をすべきと考えます。答弁を求めます。 2点目です。「住宅リフォーム助成制度で、住民も町内業者も元気に」 2010 年 12 月議会の一般質問において、本制度の検討実施を求めております。当時の 都市環境部長より、「国や大阪府の補助制度もできておらず、島本町単費での制度化は 財政事情から見て困難である」との答弁をいただいております。一方で、全国的には本 制度導入により地元業者の活性化及び経済効果が見られることが報告されています。島 本町における他市町村の実績、制度化についての見解を、まずは求めます。 総合政策部長 それでは、河野議員の1点目の「マンション管理相談窓口・情報提供の充 実について」、ご答弁を申し上げます。 - 9 - まず、①点目の本町におきます「マンションと戸建世帯の比率について」でございま す。 平成 20 年住宅・土地統計調査の抽出調査結果によりますと、本町の1戸建ての割合は 39%、共同住宅などの合計割合は 61%となっており、1戸建てよりも共同住宅の割合が 大きくなっております。なお、1戸建ての割合につきましては、全国では 24%、大阪府 北摂地区では 37%となっており、本町では他自治体よりも1戸建ての割合が高くなって おる状況でございます。 私のほうからは、以上でございます。 都市環境部長 それでは続きまして、②点目の「マンション相談体制の整備」に関するお 尋ねに、ご答弁申し上げます。 議員からご指摘のありました「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」及び マンションの管理の適正化に関する指針において、地方公共団体に資料提供等の措置が 求められております。このことを背景に、大阪府では「大阪府分譲マンション管理・建 替えサポートシステム」という制度を設けております。具体的には、府の住宅供給公社 内にマンションの改修や建替え等に関する相談窓口を設け、さらに、その相談で必要性 が認められれば、府を中心に設立された大阪府分譲マンション管理・建替えサポートシ ステム推進協議会から、相談アドバイザー──2回まで無料、それから実務アドバイザ ーにつきましては有料を──派遣するなどの支援内容になっております。このシステム につきましては大阪府内の分譲マンションを対象とするものです。本町といたしまして は、このサポートシステムを活用いただけるよう、その周知に努めてまいりたいと考え ております。 「独自の相談窓口設置」に関しましては、現状集合住宅の建替えや大規模修繕等の具 体的な内容の相談が今のところないという状況もございます。想定される年間の相談件 数も少ないと考えられますことから、窓口設置までは難しいものと考えておりますので、 ご理解賜りたいと思います。 次に、2点目の「住宅リフォーム助成制度創設について」のご要望でございます。 平成 22 年 12 月議会での河野議員の一般質問、平成 23 年度予算大綱質疑でご答弁申し 上げましたとおり、本町では耐震改修や重度身体及び知的障害者の方が居住する住宅の 改修には補助を行っておりますが、一般的な住宅リフォームの補助制度を設けておりま せん。全国的には、一般的な住宅リフォームについての助成制度を設けられている自治 体が増えていることは認識いたしております。しかしながら現在のところ、本町で、こ の一般的な住宅リフォームへの助成制度を設けようとすれば特定財源の活用も難しいよ うであり、単費での新規補助制度の創設は財政的に難しいと考えております。 なお、議員ご指摘の助成制度とは別にはなりますが、本町では本年度、住宅リフォー ムに関する講習会及び相談会を実施する予定でございます。これを通じまして、住民の - 10 - 皆さんが安心して住宅リフォームを実施できるよう環境づくりに努めてまいりますの で、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 河野議員 何度か、ここの場所で法律の紹介をさせていただきながら、相談窓口を求めて まいりました。確かに、町村という小さい単位で窓口を持っているというところは皆無 に等しいというふうに私も認識しております。ただ、先ほど総合政策部長からご答弁が ありましたように、島本町では──北摂もそういった特徴を持っているというふうに思 いますけれども、やはりマンション世帯が過半数を超えているということが明らかにな っておりますし、当然、1世帯1人から3人というふうに見込みましても、住民の人口 も含めて、マンション住民が半数を超える町であろうというふうに推察されます。その 辺についての認識はいかがでしょうか。答弁を求めます。 総合政策部長 先ほどもご答弁申し上げたところでございますが、今、河野議員のほうか らありましたとおり、本町ではいわゆる共同住宅、これの占める割合が半数以上、具体 的には 61%という、そういった数字になっておるのが現状でございます。戸建ても今、 少し開発が進んでおりますが、比率的にはマンションが 61%と大きな比率を占めてお る、こういった現状であるというふうに認識をいたしております。 以上でございます。 河野議員 都市環境部長にお尋ねいたします。今回、紹介させていただきました、と言い ますより既存の法律として、この「マンションの適正化法」などマンション法ができた 背景として、やはりマンションの老朽化や居住者の高齢化が問題になっているというこ とや、あるいはマンション管理を管理会社にまかせてしまって、いろいろな、本当の適 切な維持管理がなされていないというような実態も踏まえて、国としても、やはりこう いったマンションという建物を貴重な社会的資産だと、ストックをするための資産だと いう意味で、50 年、60 年と、こういった建物を維持管理できるような、そういった方向 性を持って法律の制定に至ったというふうに私は思っておりますが、部長におかれての 認識を、再度、ご確認させてください。 都市環境部長 今、河野議員がおっしゃっておりました内容につきましても、私どもも同 感をいたしております。ただ、このマンションの管理に関しましては、国のほうからい ろいろと法律等がございます。「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」とか いうようなことも中に入っておりますので、そういったことも十分、私どもも認識させ ていただいて進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 河野議員 この法律が、国や自治体の責任でこういったマンション、適切なマンションの 維持管理などに関する情報提供に努めなければならないという条文があることは承知し ておられますか。 - 11 - 都市環境部長 先ほど申し上げました「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」 で、「国及び地方公共団体の措置」ということの第5条に、「国及び地方公共団体は、 マンションの管理の適正化に資するため、管理組合又はマンションの区分所有者等の求 めに応じ、必要な情報及び資料の提供その他の措置を講ずるよう努めなければならな い」、という条文がございます。 以上でございます。 河野議員 今、部長からも紹介がありましたとおり、これはやってもやらなくてもいいと いう仕事ではなく、義務規定ですね、「なければならない」という規定がされています し、先ほど両部長のほうからも紹介がありましたように島本町の半数を大きく越える世 帯がマンションであるということから、やはり島本町の特徴として、こういったマンシ ョンの維持管理、管理組合の相談などに応じる、そういう力量をあわせ持つということ が急がれるのではないかというふうに私は考えております。 窓口を作れとか専門相談員を置けということは拙速かというふうな考えもあるかと思 いますが、例えば、秋口に財団法人マンション管理センター試験研修部という、こうい う緑の封筒が、いつも自治・防災課のところに置かれます。11 月頃にマンション管理士 の試験を行っておられるということで、こういったことに、やはり若い職員を先頭に勉 強していただく、そういった知識を持っていただく、資格を持っていただく。それがす ぐに役場の窓口ということに繋がるとはなかなか思いませんし、小さな町でそういった ことをするのはなかなか困難かとは思いますが、少しずつそういうことを通じた中で、 職員の中でもマンション管理や適切な管理組合のあり方などについての法令の知識を持 つということは、回り回って島本町全体のまちづくりに寄与するというふうに考えます。 この点について、先ほど住宅リフォーム助成制度で相談会、講習会をされると聞きま した。住宅リフォーム助成の質問がちょっと飛んでおりますが、この相談会・講習会に 来られるのは、講師とか対応されるのはどういった方を予定されているのか。この際、 お尋ねいたします。 都市環境部長 住宅リフォームに関する講習会でございますが、先ほどもご答弁させてい ただきましたように、平成 24 年度につきましては、こういった講習会を大阪府と協賛で やる予定をさせていただいております。対象につきましては住宅管理をされている方々、 それから一般の方がご希望された場合については講習を受けていただくというような予 定をさせていただいておりますが、まだ 24 年度で中身につきましては、詳しい内容につ いては協議させていただいておりませんが、一応やる予定をさせていただいております。 以上です。 河野議員 まだ検討中ですし、24 年度については予算審査をこの後に控えておりますの で、あまり踏み込みませんが、検討中ということであれば申し上げさせていただきます が、やはり住宅ということについては戸建て及びマンションということを視野に入れま - 12 - すと、こういった相談会・講習会には、やはりマンション管理士の資格を持った方、そ ういった方も講師としての対象になるのではないかというふうに私は考えますので、こ の際、要望をしておきます。 あと、住宅リフォーム助成については、全国的にはまだ実施されている自治体が少な いですし、大阪は実施自治体なしというふうに報告されています。しかしながら、東北、 関東辺りが中心にこの制度をされ、相当な財政効果があるというふうに言われています。 このことも含めましてね、研究・検討に努めていただきたいということを申し上げまし て、1問目、2問目については終わろうと思いますが、もう1点、先ほど大阪府マンシ ョン相談窓口の一環としてサポートシステムの紹介がありました。窓口にもし管理組合、 あるいはマンション住民の方が管理組合の総会や大規模修繕などの議決など、いろいろ 悩みを持ち込まれたときに、すぐにこの窓口を紹介するというのも、それはそれで適切 であろうと思いますが、できましたら、やはり職員さんのほうが、その悩みや問題を一 旦受け止めて、それをサポートシステムを通じて、職員を通じて確認をしていただき、 住民の方に答えを返していく。そういう手続きを踏むことによって職員さんも力量をつ けていかれると思いますので、ここはかなり細かい点ですけれども、要望をさせていた だきますので、よろしくお願いいたします。 以前、私、個人的なことですけど、マンションの大規模修繕で国や府の制度について、 島本町の都市環境部の職員さんにお尋ねしたときに、窓口をすぐ紹介して振るのではな く、やはり確認をして答えをいただいたという私も経験を持っておりますので、非常に、 結果としては制度に繋がることはできなかったんですが、やはりそういった職員さんの 姿勢というのはね、非常に住民にも喜ばれるというふうに思いますので、その点、よろ しくお願いして、1問目、2問目を終わらせていただきます。 3問目に移ります。「悪法の下、障がい者・家族へのていねいな情報提供を求めます」 「障害者自立支援法」施行以来導入されている障害程度区分認定について、以前の障 害者手帳制度による制度利用と比較し、煩雑さなども含め当事者の負担感や、そのこと による制度利用の中断などが発生しているのではないかと私は心配しております。町内 の該当事例や件数、課題について、答弁を求めます。 民生部長 3点目の「障害者への自立支援」に関するご質問につきまして、ご答弁申し上 げます。 障害程度区分認定につきましては、「障害者自立支援法」第 21 条に基づき、介護給付 の支給決定を受けようとする障害者から同法の第 20 条第1項に基づく申請があった際 には、同条第2項の調査の結果及び障害者にかかる医師の診断の結果を市町村の審査会 に通知し、当該障害者の該当する障害程度区分に関し、審査判定を求めるものでござい ます。 本町といたしましては、法に基づき適切かつ迅速に認定の事務処理を行うとともに、 - 13 - 手続きに際しましては、利用者やそのご家族に対しまして、必要な情報提供を行ってお るところでございます。 障害程度区分認定の件数といたしましては、平成 22 年度は年間 12 回の障害程度区分 認定審査会を開催し、延べ 54 件を審査判定しており、平成 23 年度もほぼ同様(年間 12 回・47 件)の件数を処理する予定でございます。 今後も、認定の手続き等を含めサービス等の給付決定にあたりましては、わかりやす く丁寧な説明を行い、必要なサービスをスムーズにご利用いただけるよう努めてまいり ますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 以上です。 河野議員 私の文章が、かなりたくさんの内容を一つの文章に含んでますので、十分に質 問の趣旨が伝わっていなかったように思います。 障害程度区分認定という制度が導入されて以来、障害者手帳による施設や資源を利用 するという制度から変更があって、その中で制度利用の中断などは発生していないか、 そういった該当事例はなかったのですかということを、再度確認させていただきます。 私の手元に、そういう声を1件、聞いております。例えば、作業所などに通われてい るけれども、日々、例えば知的障がい、身体障害者手帳をお持ちですが、医療機関に通 う必要のない方、そういう方も中にはたくさんおられます。ですので、2週間に1回、 3ヵ月に1回、通院や投薬を受けるということが必要のない、そういう障がい者の方も おられます。そういう方にとっては、こういった主治医など、あと医療、医師の意見書、 診断書をいただくということがね、非常に大きなハードルになります。まず、どこに行 っていいのかということについて、どこの病院がいいのかということがわからない。ま た、そういったところにお子さんや本人を連れて長い待ち時間を待ち、一度目で診断書 はまず出されませんから、2~3回は通院を最低しなければならない。そこに大きなハ ードルが、また生まれます。そのことによって制度利用に至らない、障害程度区分認定 を受けられずに支給決定も受けられない、結果として施設利用などができなくなる。そ ういうことがあったのではないか。私は、ある1人の方からそういうことを聞きまして、 適切な医療機関などの情報が非常に不足していたので、やはり躊躇して、そのままにな って、制度利用ができなくなっているということです。 以上、いかがでしょうか。 民生部長 その手続きにつきまして、申請されましてから、医師の意見書等を添付してい ただいて申請手続きに入っていくわけでございますけれども、今のご質問で「障害者自 立支援法」、これが施行された平成 18 年 10 月1日の時点でサービス等を利用しておら れた方、105 名いらっしゃいました。現時点でご利用されていない方という方が 13 名、 いらっしゃいます。内訳としましては、転出3名、死亡が1名、入院が2名、就職が2 名、高齢福祉サービス利用者1名、在宅が4名ということでございます。いずれも手続 - 14 - きそのものが煩雑であるということで、利用を中断したというものではないというふう に認識いたしております。 審査判定に関して、町としての申請者についての配慮という部分につきましても、特 段、煩雑という部分ではなくって、継続申請の場合には有効期限が切れる2ヵ月前に担 当課から本人等に電話連絡をさせていただく。そして、通知文を郵送しておるという状 況がございます。また主治医意見書につきましては、必ず本人等につきまして主治医の 有無を確認して、町から主治医さんのほうに電話連絡をするというふうな対応も取って おるところでございます。また、主治医の方がいらっしゃらないという場合には、障害 の特性に応じまして紹介等をさせていただくという、窓口でのご案内もさせていただい ております。 以上でございます。 河野議員 今、部長の答弁では、主治医がおられない方、対象者の方には適切な医療機関 の紹介はするというご答弁がありましたが、私が伺った方については、やはり窓口で、 いいお医者さんがいないかということは投げかけておられました。が、残念なことに、 行政という公的機関がそういう一定民間というか、幅広い──公立病院ありませんので、 そういう医療機関を紹介するようなサービスはできないですねというふうに言われて、 そのまま家に帰っておられます。結果的に区分認定を受けられないということが、本来 は情報がしっかり流れていれば、障害者手帳制度だけでも使える制度が、移送サービス などもあるはずなんですけども、そういったサービス利用も億劫になり、利用しようと いう気持ちも萎えてしまうというところに私は至っておられたなというふうに思ってま す。お話をする中で、そういう状況に陥っておられる。たった1人ではありますけども、 そういうことが1件起こるということは、私はやはり 10 件、20 件という恐れを思いま すので、やはり、きっちりと一人ひとりの相談に応対していただきたいということと、 帰ってしまわれた後のアフターケア、以前、通われていたのにそれが繋がらなくなって、 今、どこで何をしておられるかわからないということがないように応対していただきた いと思います。 そういった実態があったということについては、やはり原課において確認が必要かと 思いますが、いかがでしょうか。 民生部長 主治医さんがいらっしゃらない方につきまして、先ほど私のほうが専門医等、 特性に応じてご紹介させていただくというところでは、特定の医師、あるいは病院だけ だというふうに限ってしまうと、今、ご質問にあったようなことにもなりかねないとい うふうにも思います。複数以上の中で紹介させていただき、それでどうでしょうかとい うご相談の中で本人さんがお決めいただく、ご家族さんがお決めいただくというような ことの中で、言葉が不足しておったのかなというような、そういう事例ではないかなと いうようにも思っております。決して、主治医さんがいらっしゃらないということで、 - 15 - 窓口でそのまま、もう後は知りませんというような形での対応ということは、担当部局 のほうにおいては、そういうことはないということで確信いたしております。 冒頭で申し上げましたように、申請に来られた方の立場に立って、きめ細かな窓口対 応に努めているというところで応対をしておるということで、ご理解いただきたいとい うふうに思います。 以上でございます。 河野議員 いろいろと自信を持って仕事に当たっていただくということは大切なことです が、私がこの質問に至ったということで、そういう事例があったということは現実であ りますので、確信しているというふうに断言してしまうことによって、また次の、そう いったことはあり得ないというふうに民生部のほうで思いこまれるということのほうが 大変危険ですので、そういうことはないのだろうか、ないのだろうかということを再確 認するという作業は、やはり最低必要かと思いますので、求めておきますが、いかがで すか。 民生部長 ご質問にございましたことについては、後ほど担当のほうと確認させていただ きたいというふうに思っております。 以上でございます。 河野議員 「障害者自立支援法」については、今の政権のもとでも本来廃止されているは ずの制度でありますが、そのもとで、この障害程度区分認定という制度が始まっており ます。原則無償化を見送って、難病患者の拡大ということで法案概要なども示されてい ますが、この中で大きく求められているのが障害程度区分の認定の、この制度です。6 ランクに分けて、機械的にサービスの内容を一方的に決め、利用制限の手段とされてい る。この利用制限の手段となる中で、そういった方が出てこられているという、島本で は実態があったというわけですから、しっかりとその点、状況を把握していただいて、 そういった状況を踏まえて、府や国に対して、この「自立支援法」の問題を島本町の担 当課から、また町長から、やはり提言していただきたいと思いますが、いかがですか。 町長、いかがでしょうか。 川口町長 ご指摘の事例につきましては、担当のほうで詳しく調査をしてまいりたいと思 っておりますので、よろしくお願いいたします。 それと、一般的な話でございますけど、市町村が事務を行うに際していろいろ問題点 があれば、それは町村長会を通じて、府なり国なりにご意見を申し上げたいと思ってお ります。 以上でございます。 河野議員 よろしくお願いいたします。 最後の4点目の質問に移ります。「国の子ども・子育て新システムの導入による、島 本町の公的保育解体を許さない」ということを求めております。 - 16 - 民主党政権のもと、政策作業部会が「子ども・子育て新システム」の最終取りまとめ を今年に入り行い、関連法案を今国会に提出する方針を示しています。本システムの最 大の問題は、「児童福祉法」を改悪し、保育を国と自治体の責任による保障から、保護 者の自己責任に変えてしまうことです。最終取りまとめは、株式会社の参入を促進する こと、運営費から株主配当や利用料の上乗せ徴収を認めるなど、財界が求めてきた保育 の市場化や営利化に大きく踏み出すものです。しかも、主な財源は「社会保障と税の一 体改革」による消費税 10%への増税から捻出するとしており、国民の願いを二重、三重 に裏切るものです。 島本の公的保育と障がい児保育の質の高さと歴史とは、これらの国の方向は全く相容 れないものであり……(「まだ決まっていないことを」と呼ぶ者あり)……、島本とし ても国の改悪を許さないという姿勢を示すべきと考えます。現時点での町の見解を求め ます。 民生部長 次に、4点目の「国の子ども・子育て新システム導入」に関するお尋ねに、ご 答弁申しあげます。 「子ども・子育て新システム」の制度設計につきましては、平成 22 年6月以来、国の少 子化社会対策会議の総括のもと、基本制度ワーキングチーム、幼保一体化ワーキングチ ーム及びこども指針──仮称ですけれども──ワーキングチームの、各ワーキングチー ムにおいて各分野について議論されてきたところであり、本年2月にこれらにかかる取 りまとめが発表されたところでございます。国におきましては、この取りまとめを踏ま えて法案を作成され、今国会に提出されるものと聞き及んでおります。 また、現時点におきましては、大阪府を通じて、この基本制度の取りまとめが公表さ れた旨の情報提供があったのみで、地方自治体における具体的な取り組み等については 示されておらず、詳細な内容につきましては、法案成立後、決定されるものと聞いてお ります。 なお、国は新システムの本格的な施行にあたり、財源の確保とともに、地方自治体で の円滑な実施に向けた準備に一定期間を考慮して検討すること、また法案成立後、可能 なものから段階的に実施するとともに、地方自治体をはじめとする関係者とも丁寧に意 見交換を行い、円滑な施行に向けた準備を行うこととする旨、取りまとめ文の冒頭に明 記されております。 これらのことから、現時点におきましては、新システムの施行にあたり具体的な事項 は示されておりませんので、本町の見解を申し上げることができる状況ではございませ ん。ご理解賜りたく存じます。 以上です。 河野議員 部長におかれましては、今、そういう状況ですけれども、この子ども・子育て 新システムの根幹をなす「児童福祉法」第 24 条が、市町村の保育の実施義務を求めてい - 17 - るということについては認識されておられますか。 民生部長 はい。認識いたしております。 河野議員 私としては、この制度が今まで始めておられる介護保険制度、そして次の「障 害者自立支援法」、障害者制度、原則応益負担、障がいが重ければ重いほど、介護度が 高ければ高いほど、利用料の負担が重くなるという応益負担ということについては、こ の取りまとめの中では一定見送られたというふうに聞いております。そういう意味では、 最悪の事態ということは避けられているというふうに思いますけれども、ただ、市町村 の保育の実施義務ということについて、保護者自らが保育所探しをするということです ね。そのことについての見解をお伺いいたします。 民生部長 今の段階で示されておる、利用手続きによるところの契約行為のことをご質問 されておるということでございます。 国におきましては、今回、事由区分・優先利用に関する認定基準を作成されておると いう中で、一定、例えば事由では就労、それから就労以外の事由、区分にあっては月単 位の保育の必要量、ウでは優先利用という形で示されておるということにつきましては 認識いたしております。ただ、保育の必要性の認定を受けた子ども、あるいは受けない 子どものいずれについても、市町村が関与しておくということについては理解いたして おります。 以上でございます。 岡田議長 お時間が少ないですよ。 河野議員 はい。その保育の認定ですね。先ほど私が言いました「障害者自立支援法」に おける障害程度区分認定、そして介護保険制度では介護認定という制度が設けられてい ます。保育度がどれだけ必要なのか、週当たりどのぐらいの時間が必要なのかというこ とが、概ね、この保育のシステムの中で認定システムを取られるということです。市町 村については、その認定システムには関与するけれども、その認定の結果を受けた保護 者が、我が子を抱えながら、その認定量・保育量にあった保育所を探すというふうな流 れになるというふうに理解しております。 そういう中で障がい者、介護保険であれば介護支援専門相談員というものがあって、 当事者のいろいろなニーズに、いろんな社会資源を調べて紹介したり繋ぐ役割の方がお られます。「障害者自立支援法」は今年度、来年度からというふうに聞いておりますけ ども、そういったケアプラン、そういったプランを作り、様々な社会資源と連携をし、 繋いでいくという、そういう相談窓口があります。しかし、この国の子育て・子どもシ ステム、これにはそういった存在の方はおられません……(「選択の自由だ」と呼ぶ者 あり)……。そういうことでね、すいません、邪魔しないでください、議員の質問を。 そういうことで、時間ないので、ちょっと邪魔しないで。議長、お願いします、妨害で すよ。びっくりします。 - 18 - 岡田議長 続けてください、大丈夫です。 河野議員 ということでね、そういった制度の設定がありません。そういったことについ ては、当然、島本町という自治体が担っていくものだというふうな認識はありますか。 民生部長 保護者が各施設と契約する、そういう公的な契約という部分で、契約が結べる までの保護者の自己責任にまかせるということではなくって、市町村は保護者と施設の 仲立ちを行うというふうになっておるということと理解いたしております。市町村が利 用可能な施設、事業所等への斡旋要請を行っていくという中で関与していくというふう に理解をいたしております。 以上でございます。 河野議員 それは今、島本町が現場のほうは大変ですが、待機児童ゼロということで、必 ず、ほとんどの申請者が保育所に入れるということをうたっておられます。そのことと は相容れる、そのことと何の矛盾もないというふうにはお考えでしょうか。 民生部長 現在の申請にあっても、第一希望、第二希望、第三希望、本町にあっては現在、 三つの施設等の保育所でございます。そういった中では保護者の選択、希望する保育所 優先という中で、順次入所を決定しておるという状況でございます。基本的には、保護 者の選べる中で市町村として関わっていくという、そういうことについては現在も、こ れからも、基本的なそういう方向は間違ってない、変わってないというふうに認識いた しております。 以上でございます。 河野議員 民生部長のほうは民生部として、介護保険や様々な制度のこともご存じかと思 いますが、「選べる」ということを今、おっしゃいました。この選べる保育というのは ね、すでにもう十数年前の「児童福祉法」改正で、すでに言われてきたことです。しか し、選べるというのは、やはり自分のニーズに対して2種類以上のものがあるというこ とが大前提ですが、今の保育ニーズに対して──島本町は待機児を出さないということ ですから、一定、1対1のニーズ対施設があるということが前提ですが、選べるという ことは、やはり1対 1.1 以上あるということが前提です。そういうことですけども、選 べるということについて、やはり、その情報収集が必要です。どんな保育所があるのか、 自分の子どもとあうのかということについての情報収集も含めて、島本町としては十分 にやれる態勢があるのかということを、再度お尋ねいたします。 民生部長 保育所入所にあたりましては、保育所の手引き等を窓口に配布して入所相談、 それから申請があったときには丁寧な説明とともに資料をお渡ししておるという、そう いう中では各保育所の詳細につきまして、ご案内、内容が入っておるということでは、 十分、各保育所の特徴等については、申請される入所希望者の保護者について情報提供 しておるという状況ではないかというふうに認識いたしております。 以上でございます。 - 19 - 河野議員 もう時間がありませんので、選べるといいながら、実は、例えば介護保険制度 でも利用者主体、選べると言われながら、施設整備が十分になされない中で介護保険制 度が始まってしまったということで、待機者があふれております。先ほど、障害程度区 分認定の問題も申し上げました。このことの問題が、この保育制度にも関わってくると いうことを十分認識していただき、やはり検討していただき、必要な声をあげていただ きたい。このことを申し上げます……(質問時間終了のベル音)……。反論があれば、 おっしゃっていただいて、私の要望といたします。 岡田議長 以上で、河野議員の一般質問を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 01 分~午前 11 時 10 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、高山議員の発言を許します。 高山議員(質問者席へ) それでは、まず最初に「東大寺三丁目宅地開発に伴う、農水路 の整備進捗状況」と題して、質問させていただきます。 昨年の 23 年度予算で農水路が整備される、非常に喜んでいました。ほぼ、東大寺三丁 目におきましては宅地開発が終わる。ところが、まだ農水路の整備ができない、こうい う状況にあります。本来でありますと、宅地開発が行われる前に農水路が整備されると いうのが望ましい姿だというふうに思うわけでございますが、地権者、農業関係者の話 によると、今年度は見送られた、こういうふうにもお聞きしました。非常に残念に思う わけでございますが、いつからこの取り組みをされて、そして、いつの時点で来年度に 回す、こういうふうに判断されたんですか。 都市環境部長 それでは、高山議員の1点目の「東大寺三丁目宅地開発に伴う、農業用水 路の整備進捗状況」調査について、ご答弁申し上げます。 本年度は農業用水路改修工事といたしまして、農業従事者の方にとって主要な取水源 となっております東大寺・広瀬地区の中溝水路と、東大寺三丁目地区における農業用水 路の整備を予定しておりました。しかしながら、先行して実施しております中溝水路改 修工事におきまして、土質等の悪条件から施工方法の変更を余儀なくされ、それに伴う 契約額を増額せざるを得なくなりました。そのため、東大寺三丁目地区の農業用水路整 備実施に向け調整を行ってまいりましたが、予算状況により、本年度中の整備につきま してはかなわない状況となったものでございます。 このことにつきましては、平成 24 年1月に東大寺水利組合長並びに当該区間の農地所 有者の方へ本年度の事業執行が困難である旨の状況説明を行い、ご理解をいただいたと ころでございますが、この水路整備は本町といたしましても優先的に進めていかなけれ ばならない事業であると考えておりますので、平成 24 年度の予算にも再度計上させてい ただいており、本会議において議員の皆様にご可決いただきまして進めてまいりたいと - 20 - 考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 高山議員 これは確か 670 万円程度の予算があったというふうに思いますが、それを超え て中溝水路の費用が要した。しかし、そうだとしてもね、予備費があるじゃないですか。 予備費というのは 1,500 万円あるんじゃないですか。今からでも、1ヵ月あったら整備 できるんじゃないですか。諦めるのが少し早いというふうに思いますが、いかがですか。 総合政策部長 農水路の整備についての予備費の活用ということでございますが、予備費 につきましては、今、ご指摘のとおり 1,500 万円、例年、措置をいたしております。た だ、この予備費につきましては「自治法」の規定によりまして、予算外の支出または予 算超過の支出に充てるため予備費を設置する、このように規定をされておるところでご ざいます。従いまして、緊急時の対応など、一般会計におきまして必ず設置をしなけれ ばならない、このように規定をされておるところでございます。 また、本来予算案につきましては、そのつど議会において慎重にご審議をいただきま して、予算の補正も含めましてご審議をいただいているところでございますが、この場 合、緊急を要する場合など、行政執行上困難な場合については一定の制限のもとで執行 機関にその使途をゆだねる目的外の予算ということでございます。従いまして、今回の 水路の整備事業、こういった普通建設事業につきましては、適切な予算編成のもとに計 画的に執行すべきものと、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 高山議員 予備費以外にもね、玉子排水機場の負担金、これ、最終補正では 250 万円程度 の減額がされてますね。お金をいろいろ工夫したらあるんじゃないですか。やっぱりね、 これ1年遅れるというのはね、結局、渇水期に仕事しなければいけないということにな ったらね、丸々1年遅れるんですよ。がんばって3月にやったら、できないわけじゃな いんじゃないですか、いかがですか。 都市環境部長 ここの農業用水路の工事の件につきましては、中溝の上流のほうから取水 いたしまして、今回、開発されている敷地の中を通りまして、それから、もう一つ中溝 のほうに入ってくるんですが、約 90 メーターございます。当初、予定させていただいて おりましたのは、50mほどの工事費をあげておりました。それで、いずれにしても、こ れは2ヵ年でする予定をさせていただいておりまして、先ほど申し上げましたように第 一小学校の裏の水路のほうで、ちょっと土質等の悪条件から変更せざるを得なかったと いうようなことで、今やっているほうを、やはり完成させて執行するというのが普通か な、というような判断をさせていただいております。ただ、若干入札差金等が生じてま いりましたが、それでやりましても 20 メーターそこらぐらいしかできないというような ことで、小刻みにやるというか、チョコチョコやるよりか、全部をこの 24 年度お願いし て、可決していただいたら、全 90 メーターやるというような判断のもと、今回、先ほど - 21 - 申し上げましたように1月の時点で、早いこと知らせるほうがいいだろうというような ことで水利組合長、それから農地所有者の方にご説明をさせていただいたということで ございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 高山議員 私はね、島本町、農業用水路に一定力を入れるというのは、ほんとに農業者に とって非常に嬉しいことなんです。農家にとっては、水というのは命ですからね。ここ のところを手当てするというのは農業振興にとっても非常に大切、出発点であり、そこ に力を入れていただくというのは非常に喜んでますのでね。しっかりと取り組んでいた だきたい。 2番目に移ります。「島本駅西側の水路改善の取り組み」 これは、実は島本駅は完成した、それに伴う西側の道路も完成した。ところが、用地 買収とか工事用の道路を造った、その際の借地の原状復帰は済んでいるんだけど、契約 が完了してない、こういうことをお聞きしました。駅ができた、道路ができたというこ とで喜んでいるんですけど、事務としては残っておる。これは全体で言ったら、金額的 に、面積的に言うたら、どの程度残っているのか。まず、お示しください。 都市環境部長 それでは、2点目の「島本駅西側の水路改善の取り組み」について、1点 目の「用地交渉未完結の部分は何%か」ということで、ご答弁させていただきます。 島本駅の設置につきましては、用地の提供も含め関係各位に多大なご協力をいただき 開業することができ、大変感謝申し上げる次第でございます。 「用地交渉の未完結の部分は何%か」とのご質問でございますが、町の認識といたし ましては、用地に関する交渉につきましては、ほぼ完結していると考えております。確 かに買収が完了してない部分はございますが、この部分につきましても、交渉の結果、 協定書を締結し、町道としての使用や工事用仮設道路等の借地についてご了解をいただ いたうえで事業を実施しておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 議員が「交渉未完結」とおっしゃっておられる部分につきましては、用地の買収が完 結していない部分であるということでお答えさせていただきますと、島本駅の整備事業 における買収面積は全体で約 7,600 平米ございますが、このうち未買収面積は約 440 ㎡ で、約6%になります。また、桜井 50 号線のみで申し上げますと、全体で約 1,500 ㎡に 対しまして 440 ㎡で、約 30%になります。また、駅設置工事に必要な借地についても未 払いの部分がございます。当時、仮設道路等で借地いたしました面積は約 2,400 ㎡でご ざいますが、このうち借地料未払いの面積は約 910 平米で、約 38%になっております。 以上でございます。 高山議員 これは実際には少なくない部分が未解決になっている。これは地権者、仮にこ こではAさんというふうに言いましょうか。Aさんからの聞き取りによりますとね、契 約の際に用地を測量する。その際の立ち会い案内をもらってない。従って、契約は締結 - 22 - できてない。こういうふうに言われてます。今、部長答弁でも、30%、38%という数字 が示されました。これは極めて異常なことだというふうに言わざるを得ません。 そこで、まず町としては、この状況というのは、こんなのはいつでもあることなんだ ということなのか、極めて異常なことなのか。遅れた原因はどこにあるというふうにお 考えですか。 都市環境部長 まず、立ち会いの件につきましては、一応Aさんのほうから同意書等をい ただいております。これにつきましては仮設道路の用地等というようなことで、ちょっ と読ませていただきますと、「本同意の日から本件事業が完結するまでの間、仮設道路 用地を本件事業のための工事用仮設道路として使用することを認める」ということで、 これは平成 18 年 12 月の 18 日に、Aさんのほうからいただいた書類でございます。 それからまた協定書のほうも、そういった町道用地の使用、それから仮設道路の使用 ということで、これにつきましては平成 19 年の 10 月の9日に、Aさん以外、地権者の 方々から一応同意書、協定書を締結させていただいております。町といたしましても、 当然、こういった協議のもと進めさせていただいておりますので、ご理解を賜りたいと 思います。 以上です。 高山議員 今、お話にありました平成 18 年 12 月 18 日、同意書を町と交わす。同意書は交 わして、例えば借地料とかを払うというときには面積確定するんですよ。面積確定する ときにね、地権者が立ち会うというのは当然じゃないですか。ところが、このAさんは 実施日の案内がない、こういうふうに言われてます。Aさんがおっしゃることは事実と 違うということが、はっきり言えますか。町の主張は、どうして受けてもらえないとい うふうにお考えですか。 都市環境部長 面積確定のときの立ち会いでございますが、私どもの議事録を整理させて いただきますと、実測すべき当該地権者と日程調整させていただきましたが、予定して いた日にご本人が体調不良で欠席され、工事を進めてよいというようなお話でございま したので、進めさせていただいたということの議事録がございましたので、ここで申し 上げておきます。 それから町といたしましても、一般的には地権者と立ち会いさせていただいて、当然、 境界確定、場所等が普通は一般的でございますが、この場合につきましては、こういっ た事情で、Aさんのほうが当日体調不良で欠席されたというようなことで、立ち会いは されておられないというようなことで認識はさせていただいております。 以上です。 高山議員 Aさんは 12 月 18 日の件ではね、案内状はない、こうおっしゃっているんです。 確かに体調不良のことも、記載も別のところでありますけどね、18 日については案内状 がない、こういうふうに言われてます。従って、町としても仕事する場合にね、案内状 - 23 - 出したというだけにとどまらず、確実に相手に届けたよ、配達証明みたいなことも場合 によってはやらなきゃいけない。そういう配慮が必要なんだというふうに思うんですよ。 面積的にもかなり大きく占めるわけでね。きっちりと町としての事務を詰めて、地権者 の了解を得られるような取り組みをして欲しい。 結局、何とかしてこれ、解決しなきゃいけないわけですね。どういう形で解決しよう としているのか、その見込みはあるのかということについて、まずお訊きしたい。 私はね、この質問の出発点は、Aさんが絡んだ部分の水路はU字溝で造られている。 それ以外のところはコンクリートできちんと工事されてる。Aさんのところの取水口が 不十分なんだ、困っているんだというふうに言われているんですよ。いろいろ、いきさ つとして行き違いが仮にあったとしてもね、水路の整備、農業にとって、農作にとって 命である水を確保するというのはね、私はいろいろ都合があって、早く開業に間に合わ せなくちゃいけないというようなことも、かつて言われましたけどね。それからでも、 きちんと農水路の整備をするというようなことはやったらいいじゃないですか。 それからね、もう一つはやっぱりポイ捨てです。ポイ捨てをやめましょうというふう な、私も何回か発言させていただきましてね、看板が立てられてます。その効果も確か にあるんだと思うんです。そういう取り組みされていることについて、喜んでます。た だね、それでもまだ完全ではない。せめてポイ捨て条例を作れというふうに申し上げて きたんですけどね。線路側、駅の線路のところはフェンスで囲まれてましてね、パッと 捨てられると簡単に取りに行けないというところもある。今、行っても、結構残ってま すよ。それから農地のほうにも、やっぱり入ってます。私は町としてもね、いろいろ言 い分があるとしても、当たり前のこと、農水路を整備するというようなことは、円満に 解決をする前提としてね、きちっと取り組んでいただきたい。いかがですか。 都市環境部長 駅のほうも開業させていただきまして、前の道路も今のところ供用開始さ せていただきまして支障なく通っておりますが、先ほど高山議員のほうからありました、 まだ用地買収のほうが当然解決しておりません。従いまして、町といたしましても一日 でも早い解決を望んでいるということは、ここで申し上げておきたいと思います。 私どもも、ずっと見てるということじゃなしに、やはり現在Aさん、また他の方も権 利がございまして、その中で早々に、その権利者間で決めていただくのが一番望ましい 方法かなと思うんですが、まだそこまでには、今のところまだ至ってないというような 事情を聞いております。しかし、毎年予算計上といいますか、当然、11 月前後には新年 度予算組むわけなんですが、それ前後ぐらいに今の地権者の方に手紙を出させていただ きまして、状況について確認したいというようなことで、そういう作業もしております。 ただ、これは私ら第三者といいますか、外部からどうのこうの言う問題ではなく、や はり当事者間で早いこと決めていただくのが、一番早い解決ではないかなという具合に 考えております。 - 24 - それからもう1点、U型側溝の設置の件でございます。これにつきましても、当然駅 の開業等、それから道路の竣工等、工期がございます。それに伴いまして、私どもが聞 いておりますのは、地権者のほうで場所を決めていただいたりしたら、要するに田んぼ へ入る畔路なんですが、この位置についても、町のほうから決めていただきたいという ようなことで申し上げた中、なかなか決まらなかったというような状況もあったみたい でございます。従いまして、このU型側溝につきましても、他のところは現場打ちのL 型側溝で施工させていただいておりますが、そういった場所が決まらない、工期も迫っ てきているというような判断のもと、やむなくU字溝を設置させていただいたものでご ざいます。ただ、町のほうも今後といいますか、その話をしていただいて、場所等が決 まりましたら、やはり町のほうは協力できるものなら早急に協力していきたいという具 合には考えております。 それから、ごみの問題でございますが、私も現場へ行きまして、昨年の平成 23 年 10 月の 25 日に、だいぶ、ごみが田んぼの中に入っておりましたので回収させていただいて おります。それからまた、ごみのポイ捨てにつきましては小さなやつを数ヵ所貼らさせ ていただいておりますが、それではちょっと見にくいというようなことで、ちょっと大 きめのサイズのやつを平成 23 年の 10 月 28 日にも何ヵ所か設置させていただいて、啓蒙 させていただいているような状況でございますが、今、高山議員のほうからありました ように、それでも正直言いまして、ポイ捨てはなくなっておりませんが、そういったこ とで、町のほうも何もしてないということじゃなしに、Aさんとも話させていただいた り、現場で立ち会いさせていただいたということで、一歩でも町の誠意を見ていただい て、早いこと、一日でも解決できるようにということでは町のほう、望んでおりますの で、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 高山議員 JRの開業が迫るということ、そういう時期にあわせなくちゃいけないという 事情もよくわかります。そのときに一定の簡易な工法を取られたということについて、 今、とやかく言っているわけじゃないんで、今、そういう状況でそうなっているけどね、 それを改善するという形で地権者とのいい関係ができるんじゃないか。水路の整備とい うのはもともと町の仕事でね、そこに話が決まらなかったとしても、今、決まってない わけじゃなくて、今はここに造って欲しいということははっきり言っておられるわけだ からね。それをいたずらに延ばすという根拠はないわけですよ。立ち会いの際に案内が なかったというようなことについてもね、今からでもきちんと立ち会いをして、町とし ての責任は基本的にはクリアされているんだということを明らかにしないと、町のやっ ていることはなかなか信用できないよ、というようなことになりますとね、今後のまち づくりについても大きな欠陥を残すということになりますからね。その点はきっちりや って欲しい。 - 25 - それから、これは要望ですけどね、ぜひとも交渉記録をきちっと残していって、いつ でも町としての立場が証明できるようにして欲しいというふうに思ってます。 これはちょっと、当初予定をしてなかったことなんですけど、里道の問題が用地買収 その他で含まれているというふうな文書が見つかりまして、もし、その里道の処置で、 桜井二丁目 633 番地先等の里道については自由通路橋脚用地の一部との代替もしくは有 償で利用することも検討します、こういうふうに書かれてますけど、この点で何かあり ましたら、お示し願いたい。 岡田議長 申しわけないんですけども、通告に沿って質問していただければありがたいん ですけども、通告外の質問は、なかなかちょっとお答えができませんけれども。 高山議員 だから、控え目に言うてるんですよ。 岡田議長 控え目ではなくて、通告どおりで、ぜひ、よろしくお願いいたします。 (高山議員・質問者席から「わからんならわからんでいい」と発言) 都市環境部長 過去の件、ちょっと調べてみますと、里道の拡幅についてということで調 べては見たんですが、詳細な経緯についてはちょっとわかりかねますので、よろしくお 願いいたします。 以上です。 高山議員 それでは、第3問にいきます。 「名神高速道路沿線の窓ガラス振動被害について」、こういうことでございますが、 実は昨年の秋頃からというふうに聞いてます。正確には窓ガラスがあって、その内側に 障子があるわけですけど、この障子が揺れるというんですね。ちょっと、この表現が不 正確で申しわけありませんでしたが、窓ガラスの中の障子が揺れる、こういうふうに聞 きました。これはひょっとして、名神高速道路を通過する大型自動車の影響かとか、そ んなこともいろいろ考えるわけですけど、別にその原因を特定して、こうだとかいうふ うに言っているわけではございませんで、実態としてそういう振動がある。家におると びっくりするというふうなことでね。もしか、何か大きな変化の前兆かも知れないとい うふうに思いますとね、しっかり受け止めておくべきではないか。 町として、住民の皆さんから苦情がどういう形でもたらされて、それの対応ですね。 それから、町として把握している苦情の実態とかありましたら、お示しください。 都市環境部長 「名神高速道路沿線の窓ガラスの振動被害」について、ご答弁申し上げま す。 まず、1点目の「住民の方からの要請にどのように応えるのか」とのご質問につきま してでございますが、名神高速道路の振動被害につきましては、過去に数回、地元自治 会等からもあり、町のほうから、西日本高速道路株式会社に対策を取るように指導して ほしいと要請されたことがございます。このような際には、町のほうから、名神高速道 路の管理者であります西日本高速道路株式会社に振動の原因の調査を要請し、原因が判 - 26 - 明した場合につきましては、西日本高速道路株式会社において、道路舗装の補修等の対 策工事を実施していただいているものでございます。 それから、「沿線の苦情等の把握」につきましてでございますが、沿線からの苦情や 要望等につきましては、先ほどご答弁申し上げましたように、道路事業者であります西 日本高速道路株式会社に原因調査を要請し、道路舗装の補修等の対策工事を実施しても らっているものでございます。 以上でございます。 高山議員 道路事業者は、この件についてどういうふうに考えておられるのか、お示しく ださい。 都市環境部長 「道路事業者の見解」とのご質問でございますが、西日本高速道路株式会 社に振動に関する苦情があった場合の対応について確認いたしましたところ、一般的に、 橋梁の前後やカルバートボックスの前後に段差が発生し、そこを大型車両が通行した場 合に振動が発生するケースが多いとのことでございます。このため苦情等があれば、該 当する地区を現地調査し、原因が判明した際には、まず仮補修を行うことになります。 さらに仮補修箇所が増えてきた場合につきましては、集中工事で一体的に補修を行って いる、という具合に聞き及んでおります。 以上でございます。 高山議員 とりあえず現地を、道路管理者は確認をしていただいたんでしょうか。 都市環境部長 これの要望がありまして、それから2月の 10 日でございますが、東大寺三 丁目の自治会長のほうが来庁されまして、こういうことがあるので、一度お願いしてい ただきたいというようなことがございました。 その後、道路公団のほうが現地へ、17 日に一度電話されております、本人宅。それか ら、これは昨日、2月の 27 日にちょっと聞いたんですが、現場へは 20 日・21 日に振動 の原因というのをちょっと見に行ったんですが、今のところ、その原因については発見 できないというようなことを昨日、回答いただいております。しかし、もう少し、ちょ っと時間をいただいて調査をさせていただきたいというようなことが昨日のやりとりで ございましたので、現場のほうには道路管理者として行っていただいているという具合 に認識しております。 以上です。 高山議員 引き続き原因をしっかり把握して、対策をお願いしたい。いずれにせよ振動被 害が出ている、心配だというふうなことがあるわけですからね。それはお願いしたい。 町としても、その周辺の騒音だとか振動調査するというようなことが必要だ。私は事 務事業概要を見ましても、実は東大寺三丁目・四丁目というところでは、あまり計測さ れてないように思ったりする。防音壁があるからというようなこともあるのかも知れま せんけどね、一応、騒音測定とか振動測定ということも、今後の取り組みとして、して - 27 - いただきたいということを要望としてお願いしておきます。 それから、これはほんとに旧道路公団も道路公団で一生懸命管理されているというふ うに思いますが、いろいろ木が植わっているところの適切な維持管理もよろしくお願い したい。そのことを町としても、いい関係を守るためにもね、事業管理者にお願いして いただきたいということを要望しておきます。何か、これについてご意見がありました ら、お示しください。 都市環境部長 先ほどの騒音の関係でございますが、高山議員仰せのとおり、事務事業報 告書にも記載させていただいております。環境騒音とか交通騒音につきましては隔年で 実施させていただいておりまして、直近では平成 22 年度に東大寺三丁目地内で測定させ ていただいております。昼間の環境基準につきましては 60 デシベルに対しまして、測定 結果につきましては 53 デシベル、夜間の基準がございまして、55 デシベルに対しまし て測定結果が 53 デシベルとなっております。また平成 20 年度、これは隔年でやってお りますので、20 年度の測定結果につきましては、同様の場所で昼間につきましては 53 デシベル、夜間につきましては 52 デシベル。いずれの騒音測定も基準値を超過しておら ず、今後も継続的に騒音測定を実施し、道路騒音の状況把握に努めてまいりたいと考え ております。この場所につきましては、公害の測定器つけておるところで測定させてい ただいております。 以上でございます。 高山議員 丁寧なご答弁、ありがとうございました。大変忙しい中、余分なことかも知れ ませんが、やっぱり住民の皆さんの声というのはしっかり伺わないといかん。それから、 なかなか対処が困難な仕事に対してもね、町をあげて、その担当部署にまかせっきりじ ゃなしに、いろいろ町全体としても知恵を集めて取り組んでいただきたいと要望申し上 げまして、質問を終わります。ありがとうございました。 岡田議長 以上で、高山議員の一般質問を終わります。 少し早いですが、この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 49 分~午後1時 00 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、平野議員の発言を許します。 平野議員(質問者席へ) 傍聴の皆様、大変ご苦労様です。一般質問を行います。 1点目です。「島本の地下水は守られるのか~水道統合問題~」 島本町の水道水は地下水9割、1割が大阪広域水道企業団からの受水でまかなわれて います。大阪広域水道企業団というのは、これまで大阪府水道部が行ってきた用水供給 事業及び工業用水事業を廃止し、それを引き継いで経営するため、大阪市を除く大阪府 内の 42 市町村で構成された広域水道事業団であり、2011 年、昨年の4月1日から事業 開始しているところです。 - 28 - 去る1月 31 日に、大阪広域水道企業団首長会議が行われ、企業団と大阪市水道局との 統合協議の内容が明らかにされました。2010 年9月及び 12 月議会における大阪広域水 道企業団設立の規約に、私は反対しました。反対したのは、「府域一水道に繋がる」と いう理由からでした。今回の大阪広域水道企業団と大阪市の統合により、府域一水道に 向けて進められ、数年後には島本町の水道事業は廃止されるのではないかという心配が 現実味を帯びてきたからです。 企業団首長会議で、川口町長は「地下水 90%、企業団から 10%受水して運営している 水道事業を、今後もこのままの形態で堅持していきたい」と発言されたとのことで、大 変評価をするものですが、その真意は「府域一水道には賛成しない」という意思表明な のでしょうか。あわせて水道統合問題の方向性を詳しく説明してください。答弁をお願 いいたします。 上下水道部長 それでは平野議員の一般質問のうち、1点目「島本の地下水は守られるの か~水道統合問題~」につきまして、ご答弁申し上げます。 まず、大阪広域水道企業団と大阪市との水道事業統合に関わるこれまでの主な経過に ついてでございますが、昨年 12 月 23 日に開催されました大阪市戦略会議におきまして、 大阪市が府域一水道に向けた行程表を公表し、「平成 24 年2月議会において、43 市町 村議会で大阪市が大阪広域水道企業団に参画するための規約改正案の議決を得る」「ま ずは大阪市が大阪広域水道企業団に参画してから、統合に向けた課題等を検討する」と いった意向が示されました。これに対し市町村の意見は、「まずは参画し、統合に関わ る課題の検討は参画した後から開始とする」という大阪市案では、市町村議会の理解を 得ることは困難というものでありました。 このことから、本年1月 16 日に企業長と大阪市長が会談し、まずは首長の代表による 検討委員会を設置し、大阪市が大阪広域水道企業団へ参画するための協議を開始し、検 討委員会において統合案をまとめる。43 市町村は施設や人員などの課題を協議・検討、 解決したうえで大阪市の大阪広域水道企業団への参画手続きを行う。ただし、大阪市は 2月議会で参画の意思表明をする、といった方針が確認されております。その後、1 月 31 日に開催されました平成 23 年度大阪広域水道企業団首長会議におきまして、大阪広 域水道企業団と大阪市との統合協議について審議されたところであります。 審議結果の概要等につきましては、2月1日付けで議会へご報告させていただいてお りますが、2月1日から堺市・茨木市・東大阪市・大阪狭山市・泉南市・能勢町・豊中 市及び大阪市の首長で構成する「水道事業統合検討委員会」を設置し、協議方針に基づ き協議を開始することについて承認されたところでございます。なお、第1回目の水道 事業統合検討委員会につきましては、3月 26 日に開催される予定となっております。 水道事業統合に関する協議方針といたしましては、大きく3項目に整理されており、 1点目は、大阪市のみではなく府域全体のメリットを追及すること。具体的には、お互 - 29 - いに施設・人材の共有・共同化を図ること。また府域全体の水需要予測を見直し、最適 規模・最適配置を目指した整備計画を策定していくこと。2点目は、現業職場や給与水 準などの見直しを含めた人員削減計画を策定し、スリムな組織を目指すこと。3点目は、 大阪市と 42 市町村及び大阪広域水道企業団が協同して統合案を作成する、といった内容 となっております。その他、統合に向けましては、資産・会計処理などを検討する必要 がありますことから、これらの詳細事項につきましては、協議によって別途方針を決定 することとなっております。 今後の主なスケジュールでございますが、まずは、第1に大阪広域水道企業団と大阪 市の組織統合に向けまして協議を進めることとしております。具体的には、2月1日に 設置されました大阪市及び市町村で構成する「水道事業統合検討委員会」において、浄 水場などの施設の統廃合及び適正配置、議会構成などを含め統合後の組織及び人員など の課題解決に向けて検討を進め、平成 25 年2月議会での大阪広域水道企業団規約の改 正、平成 25 年度前半での大阪広域水道企業団と大阪市の組織統合を目指すこととなって おります。 議員におかれましては、今回の大阪広域水道企業団と大阪市との水道事業統合協議に より、府域一水道に向けて進められ、数年後には島本町の水道事業は廃止されるのでは ないか、と懸念されておられますが、受水自治体の中には、本町のように受水割合が 10 %の自治体もあれば、100%受水している自治体もあります。また、各自治体では多くの 課題を抱えており、今後、事業継続に向けての課題解決に時間を費やすことになるもの と思料いたしております。このような中で、本町といたしましては、今後とも自己水源 につきましては地下水約 90%を堅持し、健全経営のもと、将来にわたり安心かつ安定的 な給水に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 いずれにいたしましても、大阪広域水道企業団規約の改正案を 43 市町村議会に付議す るまでには、大阪広域水道企業団経営に与える具体的な影響や変化などについて、水道 事業統合検討委員会で十分検討され、大阪市を除く 42 市町村すべてに対しても、十分な 説明が行われるものと思料いたしております。 以上でございます。 平野議員 水道統合問題についてね、協議の行方について、今、ご答弁あったところです けれど、改めて島本町の地下水の評価をしたいというふうに思っていますが、環境省の 名水百選に選ばれた町として、また貴重な地下水を9割も飲み水としているということ については、住民の財産であり誇りであるということについては、多くの住民の認識で ありますし、当然、その水道事業を遂行されている事業者の皆さんも、誇りだというふ うに思っておられることと思っております。 この間、東日本大震災がありました。その一つの教訓としてわかりましたのはね、災 害に強い水源として、地下水が改めて評価されているということだと思います。企業団 - 30 - からの水は、琵琶湖・淀川の河川水から取水したものです。それを浄水されて島本町に 送られているということです。島本の地下水は、井戸から汲み上げて浄水しております。 水質からしても、河川水より地下水が優れているというだけでなく、このように災害に 強いというメリットがあります。一つは福島原発事故の水道水放射能汚染により、改め て河川水より地下水のほうが安全だというようなことが証明されたというふうに思いま すが、そういう意味において災害に強い水源というような認識が、地下水にはあるとい うことの認識はおありでしょうか。改めて、お尋ねいたします。 上下水道部長 地下水の災害での影響等でございますけども、今、議員のご紹介の中では、 今般の東日本大震災での地下水の利用状況ということでのご発言があったわけでござい ますけど、過去にもいろいろと震災等がございます。地下水ということで、地震によっ ては、やっぱり地下水脈そのものが影響を受けて、地下水を汲み上げることができない というのは過去の地震等でもご紹介されているところでございますし、地下水が 100% 安全かというと、水源として安全かということについては、なかなか難しい問題も出て くるんであろうと思います。 島本の地下水が、今後 100%大丈夫かどうかということにつきまして確信は持てない ところもございますし、過去の地下水の水位の低下等も見られる中で、複数水源という ことで、当時の大阪府営水道を導入した経過もございますし、島本町としましては、今 後も地下水については約9割を維持しながら、複数水源をもって住民の皆様に安定供給 に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 平野議員 非常に、水道事業を管理している部長としては過小評価し過ぎではありません か。やはり、一定客観的に災害に強い水源だという評価はあるわけですから、きちっと 認識していただきたいというふうに思っております。 さて、最初に統合協議のことでご説明ありました。何か、私がこの水道事業統合が進 めば府域一水道になり、島本町の水道事業が廃止される、そのことを心配してるけど、 そんなことは時間も要することだから、そういうことは心配ないというようなことをお っしゃっていただいているので、本来は安心しなくてはいけませんけど、決してそうで はないというふうに思うんですね。この問題は、当然、大阪都構想とかなり関連するわ けですけれど、大阪都構想では、府内全域の水道事業を一本化して効率化を図るという ふうにしておられます。ですから、府域一水道というのが、かなり、このスケジュール 案に沿って順次進められるというふうに私は思います。 先ほど水道事業統合に関するスケジュール案、これは1月 31 日の首長会議資料に出さ れたものですし、私達議員にもファックスが送られてきました。この案を見ますと、平 成 27 年、いわゆる 2015 年から順次、受水市町村との一水道に移行と。それは何年かか るかわかりませんけど、企業団による府域一水道の完成というのが、このスケジュール - 31 - 案に示され、それが承認されているわけですから、そういうことは決して実現が遠い、 遠い先のことではないというふうに私は思っているわけです。 改めてお尋ねしますが、府域一水道というのは、島本町の水道事業が廃止されるとい うことですね。そういうこと、その点について、ご説明ください、お答えください。 上下水道部長 府域一水道についてのお尋ねでございますが、府域一水道の姿ということ でイメージしますと、一水道事業体が取水から給水までを行うという形になろう、とい うことをイメージするものだというふうに認識はしております。その中で、ただいま島 本町のということでのお話がありましたが、島本町としては現在、府域一水道について は今回、企業長と大阪市長とが会談でも確認をされてございますけども、そのスケジュ ールについては、今後、長い期間をもって議論していくことということは確認されてご ざいますので、本町といたしましても、その経過等を見守りながら、適切に対応してま いりたいということで考えておるところでございます。 以上でございます。 川口町長 平野議員のご心配はもっともであると思ってます。私、1月 31 日の企業団の首 長会議に出席をいたしまして、発言の機会がございましたので、まず企業団設立のとき にも議論があったわけですけど、企業団設立の趣旨としては、府内統一料金で行うとい うことが趣旨に中にうたわれております。それと企業団というのは、受水団体が用水供 給事業を直接担うことを目的として設立されたものでございますので、大阪市さんがお っしゃっているような府域一水道という考え方と、もともとの大阪広域水道企業団の考 え方というのは異なるものでございます。そこら辺の大きい溝がありますので、今後、 具体的に検討をされていく、そのように思っております。 それと、その中でも申し上げましたのは、先ほど平野議員からございましたように名 水百選に府内で唯一選ばれた町であって、地下水への思いが大変強い、そんな町でござ います。そういうふうに申し上げました。これは、大阪市と広域水道企業団の統合とい うことについては、二重行政の解消という意味では意味がありますけれども、それと府 域一水道というのは別の次元の問題であると考えておりますので、そこら辺はしっかり 区別して、今後、議論を進めていっていただきたいと思っております。 それと、先ほど上下水道部長が答弁いたしましたけど、企業団水を 100%受水してい る団体もございますし、うちのように 10%、あるいは一桁台のパーセントで企業団から 受水している団体もございますので、そこら辺は十分考慮して欲しい、尊重して欲しい ということを申し上げましたら、企業長であります堺市長が、そのあたりは十分私が担 保していく、そのような発言をいただいております。 以上でございます。 平野議員 町長のお言葉によりますとね、島本町の水道事業は将来的にも継続される、地 下水9割が堅持されるというふうに受け取りました。受け取りましたし、ほんとにそう - 32 - していただきたいというふうに思っております。 ただ、非常に速いスピードで、こういうことというのは進んでいっていますよね。今、 大阪市と府との統合本部というのが作られましたので、その中でいろいろなことが事業 展開されますので、全く、そこの動きと、この水道事業統合が別物だというふうに私は 思えませんし、非常に速いスピードで進むがために、結局市町村の意向とか住民、議会 の意向が反映されないというところを非常に心配しているわけです。もしかしたら、大 阪都構想の行方がわかりませんけれども、大阪都水道局なるものが作られ、島本町の水 道施設や井戸とか、それから浄水場とかが、結局ああいうのを運営維持していくときに は経費がかかる。お金がかかるから無駄だということで廃止されて、結果的に淀川の水 を水源とした水道が給配水されるということになりかねないということを危惧して、私 は質問したということです。 そうしましたら、私は町長のお言葉を信じたいと思いますので、できるだけ、この水 道事業統合検討委員会の協議の中身については、まず議会には、この前のようにファッ クス3枚で送られるという、こういう形の情報提供ではなくて、きちんと全員協議会な どを通して随時説明していただくこと。加えて、住民の皆さんにわかるように、こうい った協議の中身については、ホームページや広報などを通して情報提供していくという ことが必要だというふうに思っております。それについては、いかがでしょうか。 川口町長 ご心配されている点は府内の首長さんも、この大阪都構想に向かって、大阪の 市長は橋下市長でございますので、かなり強引に、すごいスピードで進んでいっている というふうなことで、大阪市がかなりイニシアティブを取って強引に進めていくのでは ないかと危惧されている首長さんは大変多うございます。例えば、今、平野議員がおっ しゃったように、では大阪府民が全く同じ水を飲むというふうなことになると、企業団 の規約の改正も必要でございますので、今現段階で言いますと、42 市町村の議会の議決 が必要でございますので、心配されているように、議会の意思を無視して強引に進んで いくということは、それは不可能であると思っております。 以上でございます。 平野議員 企業団規約を決める際にも、企業団に加入しなければ企業団水は受水できなく なりますよみたいな、脅しとも取りかねないようなことが言われてたかというふうに思 っております。もちろん、議会が決めることですね、そういうことは。すべて議会が決 めることですけれども、外堀を埋められて、もう動きようがなくなって決めていくとい う、そういったことは避けなければならないというふうに思っておりますし、私が質問 しました、できるだけ情報提供していただきたいという、この件に関しましては、最後 にきちんとご答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。短くて結構です。 上下水道部長 今回の水道事業統合につきましては、先ほどもご答弁申し上げたとおりで ございます。水道事業統合検討委員会で今後十分に検討されて、42 市町村にも十分な説 - 33 - 明されるというふうにお聞きもしております。その際には議員の皆様、また住民の皆様 にきっちりと情報提供してまいりたいと思いますし、町広報紙、またホームページを通 じて、詳しく情報提供できればというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 平野議員 性急な府域一水道、そういったことにならないように慎重な議論をしていただ かないと、島本町の水は守れないということを訴えまして、次の質問にまいります。 2点目です。「子ども達の健康を守るために、保育所・学校給食の放射能汚染対策を」 少し長くなりますけど、お聞きください。3月 11 日の福島第一原発事故以来、日本全 土が程度の差こそあれ放射能に汚染されることになりました。11 ヵ月が経過した現在 も、東京電力の発表でも、依然として毎時 7,000 万ベクレルの放射性物質の放出が続い ています。これは大気中だけです。自治体として住民の健康を守るためにも、放射能汚 染の影響を避けるよう最善を尽くすべきと、12 月議会では災害廃棄物の広域処理問題を 取り上げました。今回は、昨年の6月議会に引き続き、放射能による食品汚染について 質問いたします。 内部被曝の 94%は食べ物からと言われております。2011 年度6月議会一般質問で、子 ども達の放射能による内部被曝を防ぐため、保育所・学校給食の食材などの安全の確保 をされていますか、という質問をしました。その答弁としては、民生部も教育委員会も 「放射能物質の暫定規制値を超えた食品が一般に流通することはないものと考えてい る」ということでした。ところがその後、高濃度のセシウムが検出された牛肉が出荷さ れるということが起き、汚染地域の稲藁からは 50 万ベクレルという信じられない高濃度 の汚染が検出され、稲藁を食べた牛肉は全国に出回ってしまいました。国や都道府県で も、食品の管理が難しいということを証明しております。 福島原発事故後、定められた暫定規制値は、一般食品では放射性セシウムは 500 ベク レル、飲み物・牛乳は 200 ベクレルです。WHOの基準は、飲み物・牛乳は 10 ベクレル と 50 分の1で厳しく、チェルノブイリを受けたベラルーシのパンの基準は 40 ベクレル です。これはすべて1㎏当たりということになります。液体については1ℓ 当たりとい うことです。そもそも、暫定規制値は安全性を示すものではありません。非常時の我慢 値です。4月から、食品中の放射性物質の新たな基準値が適用されます。この値とて、 決して安全な値ではありません。乳幼児や子どもには特に配慮が必要であり、放射能汚 染された食材は極力避けるべきです。 すでに、府内自治体でも給食食材の放射性物質の測定を実施し、献立の食材の産地を ホームページで公表されております。島本町でも、すぐ取り組むべきであります。 1)保育所・学校給食について、食品の放射能汚染対策をどのようにされていますか。 新基準値に対する見解と、対応についてもお聞かせください。 2)保育所・学校給食で使う食材について、放射能の測定検査を求めますが、お考えを - 34 - お聞かせください。その場合、非汚染地域のものを優先使用し、グレーゾーン──いわ ゆる汚染されている可能性があるかもしれないものですね──の食材の全量について放 射能の測定検査をする必要があると考えます。食品の放射能を計る測定器を配置するこ と(検出限界値は1ベクレル)を求めますが、答弁をお願いします。 3)食材の産地を、住民や保護者にホームページや献立表で公表すべきですが、いかが でしょうか。答弁を求めます。 民生部長 それでは2点目の、「子どもたちの健康を守るために、保育所・学校給食の放 射能対策を」につきまして、民生部所管分のご答弁を申し上げます。 まず、「保育所給食」につきまして、食品の放射能汚染対策にかかる部分でございま す。 保育所給食の食材につきましては、昨年6月議会におきましてご答弁申し上げました とおり、原発事故による放射能の食材への影響について、厚生労働省の指導により、食 材に関しまして各都道府県で検査・管理が徹底されており、「食品衛生法」に基づく放 射性物質の規制値を超えた食品が一般に流通することはないものと認識しておるところ でございます。しかしながら、牛肉に高濃度のセシウムが検出され全国に出回った事案 が発生したということについては事実であり、引き続き食料の流通・管理を統括する国 の動きを注視し、より一層の情報収集等に努めてまいらなければならないと考えておる ところでございます。また新基準値につきましては、肉・野菜などの一般食品が1㎏当 たり 100 ベクレル、乳児用食品と牛乳はその半分とされており、放射線の影響を受けや すい子どもへの配慮がなされているものと理解いたしております。 次に、「保育所給食で使う食材の放射能測定検査について」のお尋ねでございます。 市場に流通する食材は安全であると認識しており、保育所給食の食材について放射能 の測定検査を実施する予定は、今のところございません。食品の放射能測定器につきま しては、検出限界値3ベクレル/1kg のもので 1,500 万円程度の価格であり、結果が出 るまでに、およそ8時間程度要すると聞いております。このような検査機器を独自で配 置している市町村はほとんどなく、また一部の市町村で行われている外注による検査も 事後報告であり、検査機関で着手するまでの時間がさらに必要となります。また、府内 の一部自治体では外注検査を実施し、検査対象を、国等からの情報により放射性物質に 汚染されている可能性のあるもの、過去に出荷制限や出荷自粛が求められた地域で生産 されたものなどに特定し、検査をするという手法を取られておりますが、具体的に対象 となる食料はなく、検査を実施された実績はほとんどないと聞いております。 しかしながら、乳児をはじめとして児童への安全な保育所給食の提供は当然ながら町 の責任であり、保護者等に安心いただけるよう、大阪府に対し管理体制の徹底等を要望 してまいります。 次に、「食材の産地の公表について」でございます。 - 35 - 現時点におきまして、大阪府内の市町村で保育所給食の食材の産地を公表しているの はごく一部の市町村のみであり、その内容につきましては、事後に公表していると聞い ております。本町におきましては、先ほどもご答弁を申し上げましたとおり、厚生労働 省の指導により食材に関しまして各都道府県で検査・管理が徹底されており、「食品衛 生法」に基づく放射性物質の規制値を超えた食品が一般に流通することはないものと考 えております。従いまして、現時点におきましては、ホームページ等で、給食の食材の 産地を常時公表することについては考えておりません。 以上でございます。 教育次長 それでは、2点目のうち「学校給食」に関しまして、順次ご答弁申し上げます。 まず、1)点目の「食品の放射能汚染対策及び新基準値に対する見解と対応について」 でございます。 現在、国におきましては、暫定規制値である1㎏当たり 500 ベクレルを超える放射性 セシウムが検出された食材につきましては出荷停止されておりますが、ご指摘のとおり、 以前には、高濃度のセシウムが検出された牛肉が全国に出回ったという事案が発生した のも事実でございます。その後、国や大阪府におきまして徹底した検査体制がとられて おり、暫定規制値を超えた食材は市場に流通していないものと認識いたしておりますが、 引き続き、学校給食のみならず国民の食に対する安全・安心の確保に努めていただくよ う、機会あるごとに要望してまいりたいと考えております。 また、新基準値につきましては、特に子どもへの配慮がなされた基準が示され、安全 性はこれまで以上に高まるものと考えております。教育委員会といたしましては、学校 給食の食材の選定に際し、学校給食会や食材業者等との連携を密にしながら、公表され ております調査の結果や出荷制限等の情報に留意しつつ、引き続き学校給食を実施して まいりたいと考えております。 次に、2)点目の「食材の放射性物質検査について」でございます。 学校給食の食材の放射性物質検査につきましては、大阪府では昨年 12 月より、大阪府 立公衆衛生研究所において、「学校給食食材の放射性物質検査」が実施されております。 しかしながら、検査に必要な食材として、学校給食の調理として使用する食材とは別に 食材を用意する必要があることや、食材の種類・量によっては納品日当日まで食材の産 地が判明しないものもあり、事前に検査用食材を用意するのが難しい現状もございます。 府内の一部自治体では、すでに独自に検査を実施されている自治体もございますが、そ の数は少なく、大阪府が実施されている「学校給食食材の放射性物質検査」を活用する 自治体が増加しているように聞き及んでおります。 教育委員会といたしましては、各都道府県での検査・管理が徹底されており、暫定規 制値を超えた食材の流通はないものと考えておりますが、学校給食の食材に対し不安に 思われている保護者に対しまして少しでも不安が軽減できるよう、大阪府が実施されて - 36 - いる「学校給食食材の放射性物質検査」の活用につきまして、納入業者と連携を図りな がら、可能な範囲で、この検査を実施してまいりたいというふうに考えております。 なお、検査結果につきましては、大阪府のホームページで公表されますとともに、規 制値を超えた場合には報道発表されることになっております。 最後に、3)点目の「食材の産地公表について」でございます。 大阪府内では、学校給食での使用食材の産地を公表している自治体もございますが、 教育委員会といたしましては風評被害を助長しかねない問題を含んでいることや、これ までもご答弁申し上げてまいりましたように、厚生労働省の指導により各都道府県での 検査・管理が徹底されており、暫定規制値を超えた食材の流通はないものと理解してお ります。従いまして、現時点におきましては、学校給食における使用食材の産地公表を 実施する考えはございません。 以上でございます。 平野議員 給食の使命というのは「子どもの命と健康を支える」という、「安全な食の提 供」というふうに私も考えておりますし、島本町の学校給食担当もその視点で長年力を 注いでこられたというふうに私は認識しているんですね。だからこそ、これまでも遺伝 子組み換えの食品は使わないとかいう努力をしていただいたんですよ。同じように、放 射能に感受性の強い子ども達に原則放射能ゼロのものを提供するというのが、私は学校 給食の責務だというふうに思っております。だからこそ、今回、私はこの食材の放射能 測定をしてくださいということを申し上げているということであります。 ご答弁で、民生部も教育委員会も、新しい新基準は暫定基準よりはもう少し配慮され た、安全が高まるというような評価をされておりますが、私はそのように認識しており ません。乳幼児食品や牛乳は 50 ベクレル、一般食品は 100 ベクレルということです。少 しは低くなりましたけれど、決してそうではない、厳しい基準ではないというふうに思 っております。原子力の専門家や医師は、この基準で出回る食品を乳幼児や子どもが今 後ずっと食べ続けるならば、内部被曝によって計り知れない数の健康被害を生み続ける だろうという警告をされております。低線量の被曝による影響は、チェルノブイリ以降 の健康被害の実態が今、証明しているということで、そのあたりはしっかりと情報収集 していただきたいというふうに思っております。 ドイツの放射線防護協会というところがありまして、ここは、内部被曝は年間 0.3 ミ リシーベルト以下として、そして日本政府に対して乳児・子ども・青少年に対しては4 ベクレル以上のセシウム 137 を含む飲食物を与えないよう、そのことを推奨しているん ですね。ですから、それに比べますと4ベクレルですから、乳幼児食品や牛乳は 50 ベク レル、一般食品は 100 ベクレルという値は非常に高い、緩いという基準に、そういった 基準値だということを改めて認識していただきたいというふうに思っております。たぶ ん流通しない、つまり、この基準以上のものは流通しないだろうと言われておりますけ - 37 - ど、でも、実際は流通していた。しかも、この基準はかなり緩いものだということから してね、できるだけ避けるためには、やはりきっちりと測定するということが必要だと いうふうに思っております。 学校給食については、一部大阪府の検査を活用するというふうにおっしゃっておりま す。もっと小さい、影響の大きい乳幼児、特に毎日飲む牛乳に関しては、これまでも私 は再々測定をお願いしてきましたが、民生部の答弁では、測定しないということを言わ れます。子ども達の命と健康、安全をどのように考えておられるのかと、ほんとに何か 悲しくなりますけれども、ぜひとも牛乳の測定はしていただきたいと思います。民生部 長、もう一度お答えください。公衆衛生研究所の1件当たりの検体の測定のお金は2万 700 円ですよ。このお金がね、出せないというふうにお考えなんですか。そのことを考 えて、お答えください。 民生部長 牛乳に関しまして、ちょっと、ご答弁申し上げます。 いかるが牛乳さんのほうで納入しておるわけでございますけれども、北海道、近畿、 中国、四国、九州であって、東北地方のものについては納入されてない。業者からの証 明もあるというふうに報告を受けております。牛乳業界によりますと、産地でもメーカ ーでも、そのような検査を行っておらないということで、国が検査して公表しておる。 牛乳協会では、国からの指示があり次第、速やかに自主検査を実施するということでご ざいます。 いかるが牛乳さんの場合については、使用しているクーラーステーション、搾った牛 乳をまとめるところということで、その結果については適宜厚生労働省のホームページ にアップされている、ということを聞いております。クーラーステーションで検査が必 要な地域としての指定という部分はされていない全国 10 都道府県内、北海道、大阪、奈 良、三重、島根、兵庫、福岡、長崎、徳島、鹿児島でございますけれども、そのクーラ ーステーションに集められる牛乳を採取する牛については、当然、その地域周辺での牧 場に所属するというものでございます。 従いまして、放射能等についての検査等については、今の時点では実施する予定は、 先ほどの答弁のとおりでございます。ございません。 以上でございます。 平野議員 4月4日に原子力対策本部から、ある見解が発表されておりましてね。この牛 乳についてですよ、原乳検査の試料、検査のための試料の採取は個別の酪農家からでは なく、クーラーステーションまたは乳業工場を単位にするという考え方が示されている わけです。このクーラーステーションや乳業工場には、酪農家の原乳が──混ざってい るわけですけれど、放射能の濃度がきつい原乳であっても、そうでないものと混ぜれば、 全体が薄まってしまって基準値を超える牛乳はなくなったということであります。そう いうことを考えますと、今、おっしゃいましたようにね、産地が近畿もしくは北海道で - 38 - あれ、今、日本中が汚染されてるんですよ。大阪でも検出されているんですね。そのこ とを考えますと、決して安全ではないと思います。ぜひとも測定をお願いしたい。それ をしないという民生部の判断、私はほんとに子ども達の命をどう思っているのかという ふうにも思います。ぜひ、要求しておきます。 それはちょっと町長、2万 700 円の検査料を払って、一度でもいいからやっていただ きたいというふうに思っております。いかがですか。 川口町長 今のご意見を踏まえまして、再度検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 平野議員 ぜひとも、よろしくお願いしたいと思います。 それから測定器ですね。先ほど 1,500 万円するとおっしゃいましたけれど、もちろん 限りが、測定器、精度のいいものを揃えようと思いましたら、それぐらいの費用はかか ると思います。兵庫県宝塚市でね、今度、予算化されているということですけれど、や はり独自な測定器を購入するということです。450 万ぐらいというふうに私は聞いてお りますので、東京のほうでは2~300 万円、立川市では2~300 万円で買われているとい うことがありますので、「子どもの命と健康」ということを秤にかければ、こういった 予算は私は必要なことではないかなというふうにも思っております。もちろん、外注委 託ということも必要ですけれども、そういったことはぜひ考えていただきたいというふ うに思っております。 それから、産地公表は、私はすべきだと思います。どこのものかわからないというの は、消費者としては選択の余地がありませんので、ぜひ公表してください。最後に民生 部、教育委員会、再度お尋ねいたします。よろしくお願いします。 教育次長 産地公表につきましては、先ほど民生部長も申し上げておりましたように、使 用した後の事後公表というのが多いということで私のほうも聞いておりまして、その辺、 事後に公表するということと、教育委員会で先ほどご答弁を申し上げましたが、産地を 公表することによる風評被害、その辺をどう考えていくかという部分で、非常に教育委 員会としてもどうしていくべきかということで悩んでいる部分はございますが、現時点 ではなかなか、事後のやつを公表してという部分もございますので、引き続き検討はし ていきたいというふうには考えております。 以上でございます。 民生部長 先ほどもご答弁させていただきましたが、現在、産地を公表しておるというの は大阪府内では1市というふうに聞いております。その内容については、事後に公表し ておるというふうに聞いておりますので、現時点におきましては、ホームページ等で食 品の食材産地を常時公表することについては考えておらないところでございます。 以上でございます。 岡田議長 時間ないですよ。 - 39 - 平野議員 残念ながら、私たちは、子ども達も放射能汚染社会に生きているということで す。一番、影響を受ける子どもを守るのが自治体の責任、そこのところをしっかりと踏 まえまして、対応を考えていただきたいということを要望しまして、質問を終わります。 (質問時間終了のベル音) 岡田議長 以上で、平野議員の一般質問を終わります。 引き続き、外村議員の発言を許します。 外村議員(質問者席へ) それでは、通告書に従いまして、一般質問させていただきます。 2点ございます。 1点目.「高槻市との広域行政勉強会を続行するなら今度こそ成果を出そう」という タイトルでございます。 この勉強会は、平成 21 年 12 月 11 日、当時の高槻市奥本市長に対し広域事務の委託、 すなわち本町のし尿処理事務の委託を川口町長がお願いに行かれて再開したものでござ います。それから1年9ヵ月を費やして、昨年の9月 12 日に「現時点では受託は困難」 との回答を受けるや、その日のうちに高槻市に対して、町域内に中間処理施設を造る旨、 返答されました。 高槻市からノーの回答しかもらえなかったことは非常に残念なことですが、今もって 理解できないのは、受け入れノーの回答は本町にとって極めて重要なことにもかかわら ず、その日のうちに、町内に処理施設を建設するとの明確な返事をされたことです、返 答されたことです。そこで、以下8点ほど、質問します。一つずつ、やります。 ①点目.改めてお伺いしますけども、どんなお考えがあって、その日のうちに返答さ れたのか。急がれた理由は何だったのか。また、庁内では回答を受けてどういう議論を された結果の結論だったのか、お伺いしたいです。 以上です。 総合政策部長 それでは外村議員の一般質問につきまして、ご答弁を申し上げます。 まず、①点目の「高槻市からの回答を受けての本町の対応について」でございます。 本町の衛生化学処理場につきましては、昭和 40 年に建設し、現状では施設の老朽化が 著しく、毎年度約3千万円程度の補修費用を費やしている状況でございます。また、毎 年、地元自治会から早期撤去の要望書が提出されていることなど、本町といたしまして も、課題解決に向けた喫緊の課題であることは、これまでも申し上げているとおりでご ざいます。 し尿処理につきましては自治体固有の事務であることは十分認識いたしております が、効率的な行政運営を目指し、し尿処理の広域化の実現に向けまして、高槻市島本町 広域行政勉強会におきまして、精力的に協議を進めてまいりました。しかしながら、現 時点では、し尿処理の広域化としての事務委託につきましては困難である、との結論に 至ったところでございます。 - 40 - なお、これまで本会議、あるいは委員会の質疑におきまして、広域化が実現しない場 合につきましては、地方自治の本旨に基づき自己処理による対応などにつきまして、こ れまでご答弁を申し上げてきたところでございます。このような中で、過日の議員全員 協議会におきましてもご説明申し上げましたとおり、現在の施設の現状や市民感情など 総合的に勘案した結果、町域内での施設設置を進める必要があると、このように判断を したものでございます。 以上でございます。 外村議員 ご答弁、ありがとうございました。 ただ、今の回答ですけども、ノーの回答をもらって、その日のうちに、じゃ町内でや りますという回答をされたというふうに、ほんとに他の議論はなかったのか。何回も私、 12 月の議会でも申し上げました。高槻市が駄目なら他のところで、こういうふうなこと も申し上げましたが、そういう議論は一切なかったのでしょうか。改めて確認します。 総合政策部長 この広域化が実現しない場合も、当然想定しながら協議を進めておったわ けでございます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、広域化が実現しないという場 合には、地方自治の本旨に基づいて自己処理をするということになります。ただ、その 他の選択肢として、以前からご指摘をいただいておりました、例えば他の自治体、乙訓 の環境衛生組合、そういったところに事務委託をするというふうな、そういう選択肢も ご意見としてはいただいておりますが、現実の問題としてはなかなか困難な状況である ということから、町域内で設置をする、そういう判断をしたところでございます。 以上でございます。 外村議員 本来ならば当然、じゃ、どういう条件をクリアすれば受けてもらえるかという ようなことをされるべきだったと思います。その背景には、たった2回しかワーキング グループは開かれてませんので、ほんとに私としては2年もかけてやってきたことの回 答がこんな回答で、それについて、その日のうちに回答されるというのは、もうほんと に私は信じがたいということを申し上げておきます。 次の、②点目を申し上げます。 この2年近くの歳月をかけて、ほとんど成果を得られなかったと言っても過言ではな い、この勉強会のあり方、進め方について、どういう反省と総括をされたのか、お伺い します。 総合政策部長 「高槻市・島本町広域行政勉強会のあり方、進め方について」でございま す。 高槻市・島本町広域行政勉強会につきましては、設置要綱の第1条におきまして、「高 槻市及び島本町は、広域行政の連携のあり方等について、合併の議論も含め調査・研究 するため、高槻市・島本町広域行政勉強会を設置する。」と、このように規定をしてお り、勉強会におきましては、その要綱に基づき調査・研究を重ねてきたところでござい - 41 - ます。 なお、昨年の3月には、高槻市との勉強会による中間報告といたしましてまとめさせ ていただき、過日の議員全員協議会におきましても、議員の皆様にもご説明を申し上げ たところでございます。また同年の6月には、ふれあいセンターケリヤホールにおきま して、高槻市・島本町広域行政勉強会中間報告説明会を開催させていただき、その内容 につきましてご説明申し上げるとともに、多くの住民の皆様のご意見を頂戴いたしたと ころでございます。 なお、中間報告におきましては、両市町の現状を踏まえた今後の財政収支見通しとと もに、お互いの事業連携や協力体制の分野における調査・検討の内容について、ご報告 をさせていただいたところでございますが、今後の財政運営にあたりましては、両市町 ともに、さらに厳しさが増していくことが見込まれるものでございます。このため、さ らなる財政の健全化を進める必要があるとの共通の認識に至るなど、勉強会の実施につ きましては、一定意義があるものであった、このように考えておるところでございます。 従いまして、今後とも引き続き広域行政の取り組みを進め、継続的して調査・研究を続 けてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 私がお尋ねしたのは、この勉強会再開するにあたって最大の狙いであった、喫 緊の課題であるし尿処理の広域事務の受託お願いということであったはずなので、それ が失敗に終わったことに対する反省はどうだったのですか、ということを訊いておるん です。お答えください。 総合政策部長 結果、結論を踏まえての反省ということでございますが、これまでのワー キングについては2回の実施ということでございますが、それ以外に、正式なワーキン グではございませんが、例えばその以前、ワーキング以前の事務調整、こういったこと も数回重ねて、そして協議を進めてまいったところでございます。そういった中で、先 ほども申し上げましたとおり、このような結論になったということでございますので、 事務局としては精力的に進めてきた、こういうふうには認識をいたしておりますが、結 果的には実現しなかった、そういったことでございますので、その点につきましてはご 理解を賜りたい、このように感じておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 今のお答え聞いて、ほんとに次に活かしていけるのかというのが、大変心配で ございます。 ③番目の質問します。 今後ともこの勉強会を続行されるということでした。要綱についても、四つのワーキ ンググループから、行財政調査・検討と事業連携の二つに集約され、変更されましたが、 本町喫緊の課題であるごみ処理の課題につきましては、どの場で、どのように議論を進 - 42 - めて行かれるおつもりか、お聞かせください。 総合政策部長 「ごみ処理の広域化について」でございます。 昨年 11 月に開催をいたしました第6回の高槻市・島本町広域行政勉強会におきまし て、今後の勉強会のあり方など、その方向性につきまして協議をしたところでございま す。その協議の中では、従前の四つのワーキンググループを行財政調査・検討ワーキング グループ及び事業連携ワーキンググループ、この二つのワーキングに統合したところで ございます。 なお、ごみ処理問題につきましては、本町といたしましても、し尿処理とともに今後 の大きな課題の一つでありますことから、様々な事業連携を進めていく中で、今後にお きましても本勉強会を通じまして、ごみ処理やし尿処理の広域化につきましても、引き 続き協議を進めてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 前回はちゃんと、し尿処理というのがワーキング、ちゃんと入れておられまし た。今回も、し尿処理が断られたなら、本町にとって2番目に大きな、2番目というか、 もともと一番大きな課題だったと思うんですけども、このごみ処理の広域化について、 なぜ一つのワーキンググループにされなかったのか。その辺のいきさつは、どういう交 渉をされたのか、お聞かせください。 総合政策部長 ごみ処理の広域化についても大きな課題であるというのは、先ほど申し上 げましたとおりでございます。ただ、このごみ処理に特化したような形でのワーキング も一定必要ではあるというふうには認識をいたしておりますが、ごみ処理にかかわらず、 事業連携全体の行政運営、効率的な行政運営を進める中では事業連携全体の、行政全般 の取り組みが必要である、このように認識をいたしておりますところから、行財政調査、 大きなテーマであります行財政の運営、それともう一つの事業連携のワーキング、この 2点に特化したワーキングと、このようにしたところでございます。 以上でございます。 外村議員 それでは続けて行かれるということですから、いつが最終ゴールなのか知りま せんけども、少なくとも、その二つのワーキング、行財政調査・検討ワーキンググルー プについては、本町としては何を最終目的とされるのか。また事業連携におきましては、 事業連携というのは非常に広範囲でございますので、事業連携においては、本町はこれ を最大のテーマにするんだというふうなことがあるはずなんです。それをちょっと、そ れぞれのワーキンググループでの本町の最も重要な狙いというのは何かをお聞かせくだ さい。 総合政策部長 一つのワーキングであります行財政調査・検討ワーキングでございますが、 これにつきましては、本町にかかわらず地方自治体の財政状況、ますます厳しくなって いくことが見込まれるわけでございます。そういった状況の中で、特に本町の抱えてい - 43 - る課題が多くございますことから、効率的な行財政運営を進めていく必要がありますし、 本町独自でも「財政収支見通し」、これまでもずっと策定をしてまいったところでござ いますが、それの計画的な進捗管理、こういったことも含めて協議を進めてまいりたい というふうに考えております。 それと事業連携のあり方につきましても、ごみ処理、し尿処理、そういったこともた くさんございますが、その中で例えば消防の広域化、こういった問題もございますし、 両市町に及ぼす事業連携、これでお互いにメリットが生じるような、そういった広域を 今後協議していく必要がある。このように考えておりますので、共同で実施することに よってお互いに相乗効果がある、そういった事業について、今後調査・検討を行ってま いりたい、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 昨年6月に、中間報告がございましたね。そのときに行財政調査・検討につき ましては、大体の、一定の所期の目的に達したというふうな、私は理解しておりますの で、今後、さらに両市町間において、この行財政調査・検討していくって、主に何をし ていくということをお考えなんですか。お聞かせください。 総合政策部長 課題につきましては大変多くあるわけでございまして、所期の目的を達し たというふうなことでは明確に申し上げられる状況ではないというふうに考えておりま す。今後、非常に財政運営が厳しくなっていく中で、より効率的かつ効果的な行財政運 営、これについては、やはり広域化が大きなメリットがある。このように考えておりま すので、そういった方向で今後も協議を進めてまいりたい、このように考えておるとこ ろでございます。 以上でございます。 外村議員 行財政調査・検討ワーキンググループにおける広域で効率的な運営とおっしゃ るんですけど、具体的に行財政における広域というのはどういう部分をおっしゃってい るのか。もうひとつ、具体的な例だとかあったら教えてください。よう理解できない。 総合政策部長 行財政における広域化といいますのは、両市町の行財政の現状の分析、行 財政状況の将来の予測、それぞれの両市町における将来の財政運営がどのようになって いくのか、そういったことも含めて広域連携を行った場合の行財政の両市町への影響、 そういうことで今後も調査・検討を進めてまいりたい、このように考えておるところで ございます。 以上でございます。 外村議員 何度お訊きしたって、それ以上進まない。 要するに、私は行財政に関しては、少なくとも長期見通しだとかも現状分析も終わっ てますし、これ以上分析することはないんではないかと思っておりますので、ぜひとも 広域連携、その中でもごみ処理について精力的にやっていただきたいと思います。 - 44 - ④点目に移ります。 前の 12 月議会の一般質問におきまして、私は今後ともこの勉強会を継続していくのな ら、この勉強会に対する取り組み姿勢を明確に申し上げるべきだ、と申し上げました。 すなわち、合併議論を含まない広域連携に絞った勉強会です。しかし、そのことに対し ては明確な答弁がなく、あくまでも広域行政の積極的な推進を基本とし、合併の議論を 含めて協議を進めていくという、従来どおりの答弁に終始されました。これではごみ処 理の広域連携協議も、全くし尿処理と同じような結果に終わるのではないかと思ってお りますが、いかがでしょうか。 総合政策部長 ④点目の「勉強会での合併の議論について」でございます。 平成 23 年の 11 月に開催をいたしました第6回の高槻市・島本町広域行政勉強会にお きまして、今後の勉強会の推進に向けた協議を行い、高槻市・島本町広域行政勉強会設 置要綱の一部を改正し、平成 23 年 11 月 14 日付で施行いたしたところでございます。 なお、改正後の高槻市・島本町広域行政勉強会設置要綱では、改正前の要綱と同様で ございますが、第1条では「高槻市及び島本町は、広域行政の連携のあり方等について、 合併の議論も含め調査・研究するため、高槻市・島本町広域行政勉強会を設置する。」 と、このように規定しておるところでございます。従いまして、今後におきましても高 槻市との勉強会を通じまして、両市町の将来を見据えた、しっかりとした議論を進めて まいりたい、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 12 月議会で町長は、今回、し尿処理の事務委託がうまくいかなかった理由はな んだという質問があったときに、結局、高槻市と島本町では考え方がずいぶん、この勉 強会における考え方が違ったと。「高槻市においては中核市でございますので、自分と こで単独ですべてのものをまかなえるような、そういう状況でございます」と。一方、 島本町はそうではないのでお願いに行ったというにもかかわらず、広域行政の考え方が、 やっぱり本町と高槻市さんではずいぶん違いますと、こうおっしゃっているわけですね。 それでうまくいかなかった。そうすれば、その考え方が違ったことを是正しないまま、 また続けていっても、し尿処理が駄目だった、次の大きな課題であるごみ処理について、 ぜひ進めていただきたいとお願いしておりますけども、これも同じようにいかないんで はないかと思うんですけど、その辺はどうお考えでしょうか。 川口町長 前の議会のご答弁で申し上げましたけど、高槻市さんと私ども、広域行政のメ リットという点につきましては、高槻市さんについては、あまりメリットはないという ことでございます。ただ、はたして両市町で同じ施設を一つずつ持つことが、はたして 全体の幸せになるかどうかというふうなことについては疑問でございますので、私ども の広域行政のメリットというのも、今後も高槻市さんにご理解をいただくように協議を 進めてまいりたいと思っております。 - 45 - 以上でございます。 外村議員 そのとおりだと思います。そういった意味では、し尿処理のときにはそういう 高槻市に対してメリットを、あまりうちが提示できなかったということが失敗だったと いうことなんでしょうか。その辺について、どうでしょうか。 総合政策部長 広域の行財政の効果額については、お互いに議論いたしておりますが、そ のメリットにも当然差異があるわけでございまして、本町のような小規模自治体にとり ましては非常に大きな、今現在財政負担になっている部分でございますので、そういう 意味ではメリットの差ということも一定あると思いますので、そういったことも含めて、 今後は議論をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 外村議員 ぜひ、もともと自治体固有の事務というのをわかっていながら、あえて小さな 島本町としては大変だから大きな高槻市にお願いにいった、ということが根底にあるわ けですから、ぜひ、そういう中で島本町が向こうにお願いするにあたっては、こういう メリットがありますよというのは、当然出して交渉すべきだということで、当たり前な んですけども、いずれにしても不幸な結果に終わりました。ぜひ、ごみ処理の広域につ いては、そういう反省を踏まえてやっていただきたい。 次の、⑤点目にいきます。 同じく 12 月議会で、これは清水議員の一般質問の中で、先方が言う両市町間の議論が まだ不十分であるという、この「不十分」の部分をはっきりさせないと話が進まないの ではないか、また合併の議論も大いにしたらいいんだ、それを避けているから高槻市と 議論が噛み合わないんだ、こういうような指摘がございました。私も、このことははっ きりさせなければならないと思うし、現に、ごみ処理の広域連携も進まないと考えてお りますが、いかがでしょうか。 総合政策部長 ご指摘のとおり、12 月の議会でそういった議論がございました。その際に も、やはり合併の議論も含めて広域連携・広域行政のあり方について議論を進めていく というふうに申し上げておりますので、そういったことについて、あえて避けて議論を しておるというふうな状況ではございませんし、ただ広域行政の実現というのが第一義 的にはあるわけでございますので、そういった中で広域連携の形態全般についての議論 は当然していくべきであると、このように認識をしておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 このとき川口町長は、この広域行政勉強会の位置付けといいますか、広域行政 勉強会の中でどこまで踏み込んで合併議論をしていくのがどうかというお考えを示され まして、やはり合併の議論をするのであれば、合併協議会の中でそういった議論をする べきだと思っております、というふうに答弁されております。そうすると、この勉強会 引き続き続けるために、私は、もう合併議論はない広域勉強会に絞ってやるべきだとい - 46 - うふうに私が主張するのと、お考えとが矛盾するわけですけども、その矛盾について、 どうお考えでしょうか。町長、お答えください。 川口町長 法定協議会である合併協議会で議論すべき内容について、この高槻・島本広域 行政勉強会の中で議論すべきでないといいますか、できないというふうな、そういうふ うな趣旨で申し上げました。 それと、広域行政の勉強会の設置要綱の中に「合併の議論を含め」というふうな文言 が両市町の間で交わされておりますので、その文言を外すということは、この広域行政 勉強会が解散する方向にある、解散に結びつくのではないかなと、そのように考えてお ります。 以上でございます。 外村議員 即解散に結びつくかどうかわかりませんけども、少なくとも、合併協議会を立 ち上げないと合併議論ができないというふうにお考えでしたら、この勉強会は広域行政 だけに絞って、広域行政の中に広域連携と合併があると、前、ありましたけども、広域 連携だけに絞った勉強会と改める動きを、うちのほうからすべきじゃないでしょうか、 続けるためには。お答えください。 川口町長 合併協議会といいますのは、合併に向かって確実に一歩進んだ形態であると思 っておりますので。合併協議会の中で議論されるのは、施設の統合であったりとか具体 的な効果額、廃止する施設をどうするかとか、そういうふうな具体的な議論になってい くと思いますので、この勉強会には全く別問題であると、そのように思っておりますし、 この広域行政勉強会につきましては、先ほども申し上げましたけど、両市町の間でこう いうふうな設置要綱を作ることによって成立しているものでございますから、この設置 要綱に齟齬を来すような文言を盛り込むことについては、広域行政勉強会の存在に関わ ってくる問題だと、そのように思っております。 以上でございます。 外村議員 ということは、この設置要綱は両市町間の思いが食い違ったまま、矛盾をはら んだまま、その設置要綱が作られた。だから、これは抜けないんだというんであれば、 いつまで経っても議論は噛み合わないということになるんじゃないでしょうか。そして、 最終的には本町の狙いである広域行政、ごみであればごみの事務委託が実現しないので はないかと思いますが、いかがでしょうか。 川口町長 この広域行政勉強会の中間報告の中でもまとめておりますけども、合併の課題 については重要な問題であると認識してるというふうに、そういうふうにまとめさせて いただいております。今、国のほうでは道州制の議論もされておりますし、いいのか悪 いのかは別にして、大阪都構想が認められた、有権者の皆さんに認められたというふう な形で進んでおります。今後、基礎自治体と、広域を担う行政体がどういった仕事をや っていくのかというのは、今後、さらに議論されていくと思いますので、そういった議 - 47 - 論の中で合併というものに対して、私どもが調査研究をしないということは、それはあ る種、不作為にあたるのではないかなと思っております。 以上でございます。 外村議員 平成 15 年に合併の、何か、島本町市町村合併等研究会というのが報告書を作ら れているという経緯があるそうですけども、お尋ねしたいんですが、合併協議会という のを立ち上げるにあたっては、具体的にどういう手続きが必要なんでしょうか、その前 に。お答えください。 (「知っているじゃないか」「調査権があるでしょう」と呼ぶ者あり) 総合政策部長 協議会の立ち上げということになりますと、これはもう当然、両市町の議 会の議決が必要になってまいりますので、そのうえで協議会が発足をする、このような ことになろうかと思います。 以上でございます。 外村議員 はい、わかりました。 だから、私としては、前から言ってますように広域連携を目指す、この勉強会をうち が目指すならば、「合併の議論を含めて」というのは取って再スタートすべきだ。それ で相手が受けてくれないんなら、高槻市とは広域連携は成り立たない。少なくとも、し 尿処理でそういう経験をしたわけです。また、ごみ処理につきましても、おそらくなか なか難しいんではないかと思いますので、ぜひ、その辺については今後継続するという んであれば、ぜひ考えていただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。 ⑥番目.12 月議会でもご指摘がございましたけども、その後、高槻市にごみ処理の事 務委託をお願いするんであれば、高槻市の前島クリーンセンターの炉の改修計画や、そ のキャパシティーの余裕など、具体的な情報収集については、どこまで、現在までされ ましたでしょうか。 都市環境部長 それでは、⑥点目の「高槻市前島クリーンセンターの更新計画についての 情報」について、ご答弁申し上げます。 高槻市では、市域より発生するごみの一般廃棄物を焼却処理するため、前島クリーン センターに第一工場と第二工場を設置されております。第一工場は、昭和 55 年6月に稼 働し、日量 150t炉で3基・計 450tの処理能力を有し、第二工場は平成7年9月より稼 働し、日量 180t炉で2基・計 360tの処理能力を有し、両工場の処理能力は日量 810t となっております。 ご指摘の高槻市前島クリーンセンターの更新計画は、老朽化した第一工場を更新する もので、日量 150t炉で3基・計 450tの焼却処理施設を、日量 150t炉で1基にするも のでございます。第二工場は引き続き稼働させることにより、両工場の処理能力は日量 510tとなる予定となっております。高槻市では施設更新に向け、これまでに平成 18 年 7月に第一工場更新基本構想を策定し、この基本構想と「高槻市一般廃棄物処理基本計 - 48 - 画」に基づき、平成 20 年5月に高槻市前島クリーンセンター第一工場更新基本計画を策 定し、施設の規模や処理方式等について公表されております。さらに、循環型社会形成 推進交付金制度の交付を受けるため策定が義務付けられている「高槻市循環型社会形成 推進地域計画」を平成 21 年1月 19 日に策定されておられます。そして、施設更新事業 による環境への影響調査を平成 23 年2月に実施され、事業を進められている状況で、具 体的な施設更新につきましては、現在のところ検討中であると聞き及んでおります。 以上でございます。 外村議員 高槻市におきましては、810tから 510tに削減されようとしているということ ですけども、そういう中にあって、本町の処理量は依頼できる余地ありとお考えなのか どうなんですか。 都市環境部長 あくまで、これは高槻市が今回、更新の事業認可、変更事業認可ですか、 取られておるということでございますので、島本町の量云々で計画されていないという 具合に考えております。 以上です。 外村議員 質問に答えていただきたいです。要するに、うちのやつがお願いできるキャパ シティーの容量があると判断されているのかどうかを訊いているんです。 都市環境部長 これは先ほども申し上げましたように、高槻市が下方修正されておるとい うことで、当町のごみの量まで計画に入れた下方修正ではない、という具合に考えてお ります。 以上です。 外村議員 それはもっともな話、当然の話ですが、島本町の容量というのは少ないわけで すから、それが十分可能な範囲かどうかというを訊いてるわけですけども、それはぜひ、 すぐ調べていただきたいと思います。 次の質問に移ります。 町域内の公有地に中間処理施設を建設すると早々と方針決定され、すでに候補地の検 討までされているということですが、現在の進捗状況と、今後のスケジュールについて、 お伺いします。 総合政策部長 「し尿中間処理施設の設置に向けた状況について」でございます。 まず、現在の進捗状況でございますが、し尿中間処理施設の候補地につきましては、 現在、町域内におきまして、候補地にかかります立地要因・経済要因・環境要因など、 総合的な検討を重ねておるところでございますが、施設の性格上、嫌悪施設であります ことから、それについては慎重に進めてまいりたいと考えておるところでございます。 また、今後のスケジュールにつきましては、施設設置にあたっての法的な手続きなど、 候補地の状況によって異なるわけでございますが、設置場所の決定後、約2年程度での 竣工を目指しておるところでございます。 - 49 - 以上でございます。 外村議員 12 月の議会で、せっかく造るなら、高槻市のし尿も引き受けてやるというよう な案もあるという発言がございまして、それも十分視野に入れているというご発言でご ざいました。そうなると、そこのことがはっきりしない限り、候補地も、規模も決めら れないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 総合政策部長 両市町の処理量を勘案いたしますと、その施設の規模は、そう大きく異な らないというふうに考えておりまして、ただ、受け入れる場合についての受水の関係、 受水槽、そういうふうな地下に擁する部分ですね。そういった内容、容量は異なってま いりますが、規模そのものは大きく変わらない、このように認識をしているところでご ざいます。 以上でございます。 外村議員 高槻市のものを受け入れるということは、現実的に実現、非常に非現実的だと 思いますので、その点にとどめておきます。ひとつ、よろしくお願いします。 最後の⑧点目.建設費用については、過去に試算された5億円というのは念頭に置い ておりますが、いよいよ現実のこととなった今、どれぐらいの規模の施設で幾らぐらい かかると、最新の金額で試算されているなら、お聞かせください。 都市環境部長 それでは、⑧点目の「中間処理施設の規模と設置費用」について、ご答弁 申し上げます。 現在、中間処理施設の設置に向けた候補地の選定作業を進め、町域内における公有地 を予定しているところでございます。現在、候補地にかかる立地要因・経済要因・環境 要因など、総合的な視点から検討を重ねている状況でございます。従いまして、現時点 では施設の詳細については申し上げることはできません。 また、施設の設置にあたりまして、嫌悪施設でありますことから、候補地周辺の住民 の皆様のご理解を得ながら進める必要がございます。このため、候補地選定にあたりま しては慎重に進めるとともに、丁寧な説明をさせていただき、ご理解を得られるよう取 り組んでまいりたいと考えております。最終的な候補地案がまとまり次第、議員の皆様 方に、お示しさせていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろし くお願いをいたします。 以上です。 外村議員 ありがとうございました。いずれにしましても、町内に建設するという意思決 定をされたわけですから、ぜひ早く候補地を決めてやっていただきたいということと、 5億円というのは、あくまでも相当以前に計画した試算でございますので、当然、容量 も減ってますし、財源も厳しいわけですから、最少の費用で最大効果あげていただくよ うに、再検討をお願いします。 続きまして、2点目の大きな質問をさせていただきます。「JR島本駅西地区に有数 - 50 - の中高一貫校が来る計画について」 大学立地といって進出希望を表明していた学校法人が、半年も経たないうちに、今度 は中高一貫校に方針転換しました。理由は、大学として必要な面積が確保できないから とのことらしいが、それならば別の土地を探すか、何としても面積を確保すべく汗をか くのが正当だと考えます。こんな理由だけで、簡単に方針変更されるものなのでしょう か。学校運営を、教育よりもビジネスに重きを置いているのではないかと思いたくもな る豹変ぶりでございます。 まさに、信頼に値する法人なのでしょうか。ましてや中高一貫校ともなれば、本町の 公教育とも大きく関わってくる話であり、島本町民全体の問題として捉える必要がある。 そこで、お伺いします。 ①点目.中高一貫校が本町に進出するに際しての許認可手続きは、どのようなものが あるのでしょうか。 ②点目.今回の法人側の方針変更は重大で、単に地権者だけの問題ではない。広く町 民の意見を聞く必要があると思うが、広報など、今後どのように進められるおつもりか。 ③点目.仮に進出が決定した場合、本町が受け入れ自治体としてなすべきインフラ整 備は何か。そして、それにどれぐらいの投資が必要とお考えか。 ④点目.本町には、既存の中学校2校と島本高校があるが、どういう影響があるとお 考えか。プラス面、マイナス面、あわせてお伺いしたい。 以上です。 総合政策部長 それでは、「JR島本駅西地区」に関するお尋ねでございます。 まず、①の「中高一貫校が本町に進出するに際しての許認可手続きについて」でござ います。 当該地区の開発にあたりましては、学校に関わりませず、「都市計画法」などの法的 手続きが必要となるものでございますが、私立の中高一貫校を設立する場合は、「私立 学校法」等の規定によりまして都道府県知事の認可が必要となるものでございます。 なお、本町としての許認可に関する権限はございません。 続きまして、②点目でございます。「学校法人が中高一貫校設立に方針変更されたこ とについて」でございます。 方針の変更にあたりましては、「住民意見を聞く場を」とのお尋ねでございますが、 今回の学校法人の方針変更につきましては、現在、地権者の皆様をはじめ地域の代表の 皆様で構成されておりますJR島本駅西地区まちづくり協議会において、協議されてい るところでございます。また本町といたしましても、本協議会でのご意見をお伺いしな がら、今後のまちづくりを進めてまいりたいと考えておるところでございます。 なお、学校法人の現在の方針に関しまして、広報などを行う予定はございません。 次に、③点目の「仮に中高一貫校の進出が決定した場合の本町におけるインフラ整備 - 51 - の内容と投資」に関するお尋ねでございます。 現時点で、学校法人が学校の設立を希望されておられますが、具体的な事業等につき まして何ら決定したものではございません。従いまして、今後のインフラ整備の内容等 につきましても、現時点でお示しできる状況ではございません。 私のほうからは、以上でございます。 教育次長 それでは私のほうから、④点目につきまして、ご答弁申し上げます。 本町に中高一貫進学校を立地することによる影響につきましては、建築計画や当該中 高一貫校の学校運営方針など不明な部分が多くございますことから、どういった影響が 出るかにつきましては現時点では明確にお答えできませんが、全国的にも有名な進学校 であると聞いておりますので、その学校への進学をめざす児童が出てくることはあると 考えております。 しかしながら、希望者すべてが入学できる学校でないことからすれば、最近の町立中 学校への進学率で見ましても、平成 21 年度当初は 87.8%、隣の高槻市に私立大学附属 中学校が開校した平成 22 年度当初は 90.9%、平成 23 年度当初におきましては 93.7%と、 町立中学校への進学率は年々上昇している傾向にあり、町立中学校への進学率の影響に つきましては、全体を見た場合でも大きな影響はないものと考えております。さらに、 町立中学校の進路指導や島本高校への影響につきましても、同様に大きな影響はないも のと考えております。 以上でございます。 外村議員 ちょっと、幾つか質問します。 先ほど、許認可については都道府県の認可だということでしたが、じゃ都道府県がオ ッケーすれば、自動的に我々は受け入れなきゃならないということですので、都道府県 に対して何らかの働きかけをされるということは考えておられないのでしょうか。 総合政策部長 都道府県に対する働きかけについては、特に考えておりません。 以上でございます。 外村議員 あと、先ほども言いましたように、単に中高一貫校が来るということであれば 町全体の関心事になるということで、ぜひ、まちづくり協議会という一部の地権者と有 識者だけの会議ではなくて、やはり大きな場での説明会をするだとか、そういうことを ぜひ考えていただきたいと思っておりますが、改めてもう一度お伺いしますが、いかが でしょうか。そのお考えは。 総合政策部長 当該西地区につきましては、町全体といいますか、住民の皆さん方、非常 に注目をされている地区である、このように認識をいたしております。そういった中で、 当該地区の開発につきまして、いろいろ地権者の思いがございます。そういった思いを、 今現在、協議会の中で議論をしていただいている、そういった状況でございますので、 町といたしましては、その結果を踏まえて適切に対応してまいりたい、このように考え - 52 - ておるところでございます。 以上でございます。 外村議員 先ほど、インフラ整備についてどれぐらいかというの訊いたんですが、もちろ ん規模がわからないということですけども、具体的なインフラは何と何で、どういうも のがあるというのだけ、お聞かせください。 総合政策部長 当該地区につきましては、今現在、どういったまちづくりを進めていくの かということで、いわゆる土地利用のゾーニングを今、いろいろ議論されているところ でございます。現状の農地を保全する地区、それと一定土地利用をする地区、それによ って大きく形態も変わってくるわけでございますので、一定、土地利用を進めていくと なりますと、道路付けですとか、いわゆる下水道の整備、こういったことも当然必要に なってまいりますし、それらについては、その事業が具体化した時点で、そういった詳 細について検討していく必要がある、このように認識をいたしております。 以上でございます。 岡田議長 お時間、少ないです。 外村議員 十分あります。インフラ整備の件で、道路とか、今、下水道とかおっしゃいま したけども、それに対して約 1.8ha とか聞いてますけども、それが本町の投資になるわ けですけども、逆に「入り」の部分は、どういうような部分が考えられるんでしょうか。 総合政策部長 今、お尋ねは、歳入にかかるというふうなことでご答弁させていただきま すと、特に本来ですと、固定資産税・都市計画税が当然土地に対して課税をされるとい うことになるわけでございますが、「学校教育法」に基づく学校法人ということでござ いますので、これについては、固定資産税は非課税ということになります。従いまして、 直接的に税収として増収になるということはございません。 以上でございます。 外村議員 ということは、端的に言って、持ち出しのほうが多いということと理解してよ ろしいんでしょうか。 総合政策部長 直接の持ち出しというかどうか、事業の形態によって全く数字が変わって くると思いますので、いわゆる間接的な経済効果も当然あるわけでございますので、そ ういった収支について、今現在、具体的にお示しできる状況ではございませんので、そ の点、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 外村議員 先ほど教育次長のほうから、あんまり影響ないというふうにご答弁ありました けども、そういう認識でほんとにいいのでしょうか。この町の中にできるわけですよ。 それが未だに、2年後に開校したいというふうに言っているわけですから、当然、もっ と突っ込んだ調査だとかをするべきだと思いますが、学校法人と、どういう接触されて いるんでしょうか。 - 53 - 教育次長 現時点におきまして、教育委員会としては、学校法人との接触は一切ございま せん。 以上でございます。 外村議員 だから、接触してないという事実を訊いてるわけじゃなくて、接触、なぜしよ うとしないのかって訊いているんです。 岡本教育長 来る・来ない云々の段階の話でありますので、わざわざ私どものほうから接 触する意義はないというふうに考えております。 以上でございます。 外村議員 じゃ、進出が決定した暁には接触されるということでしょうか。 岡本教育長 町立の小・中学校は、議員ご承知のとおり定められた教育課程において実施 運営されているものでございますので、特段、我々が、その進出してこられるかも知れ ない学校のカリキュラム云々に対してどうこう申し上げる立場でもございませんし、そ れはそれで学校自身がなされていくものだと思っておりますので、そのことに関わって、 別にどういう形で教育委員会として接触する・しないというふうなことは考えておりま せんし、あえてする必要もないというふうに判断いたしております。 外村議員 わかりました。ただ、こういうことがもう当然、議事にも出てますし、進出し そうだとなれば、町民の関心や不安、いろんなことは……(質問時間終了のベル音)… …ということで、ぜひ、その辺は心配されてますので、その辺に対する広報だとか説明 会等は近々に一回考えていただきたいということをお願いしまして、質問を終わります。 岡田議長 以上で、外村議員の一般質問を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午後2時 37 分~午後2時 55 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、戸田議員の発言を許します。 戸田議員(質問者席へ) 1.「町長に問う! それでは、一般質問をさせていただきます。 中高一貫進学校は『まちづくり』の核となるか」 これまでJR島本駅の西側の問題について、私は大きく三つの視点から質問をしてま いりました。一つは、「都市計画マスタープラン」策定・改定のプロセス、まちづくり 協議会の進め方など手続き上の問題。二つ目には、開発におけるインフラ整備の町負担 など財政の問題。そして何より、島本町の将来を大きく左右する政策に町長の姿勢が示 されないという問題。すべてに共通しているのは、主権者である住民が置き去りにされ ている。「まちづくり基本条例」の理念が活かされていないということです。今回も、 これらの点を踏まえて質問いたします。 1)「まちづくり協議会について」、二つの視点で質問します。 12 月議会の一般質問で、第2回まちづくり協議会開催の必要性を指摘しました。その - 54 - 後、「勉強会」と称して2回開催された。それぞれ、内容の概略をご説明ください。 そして、2月 18 日に予定されていたまちづくり協議会が、突然、延期されています。 その判断に至られた経緯と、理由をお示しください。 総合政策部長 それでは戸田議員の一般質問の1点目の「JR島本駅西側のまちづくり」 に関するご質問につきまして、ご答弁を申し上げます。 まず、①の「まちづくり協議会における開催内容について」のお尋ねでございます。 昨年 12 月 23 日に第2回JR島本駅西地区まちづくり協議会が開催をされ、学校法人 におきまして、当初予定されておりました大学から中高一貫校への方針転換につきまし て協議会へご報告させていただくとともに、各地権者の皆様に過日実施をいたしました 意向調査の結果報告をさせていただいております。また、本年1月 29 日に開催されまし たまちづくり勉強会におきましては、最近におきます一般的な土地の動向に関する講演 会と、土地利用構想図のたたき台の修正案につきまして、協議会の皆様に対しまして、 お示しをさせていただいたところでございます。 次に、②でございます。2月 18 日に開催を予定しておりました「まちづくり協議会が 延期された経緯と理由について」でございます。 当日の案件といたしましては、今後の事業予定に関するスケジュール案につきまして お示しすることとしておりましたが、その2日前に開催をされました理事会におきまし て、今後のスケジュールなどの内容につきまして変更が必要となったものでございます。 このため、2月 18 日に開催を予定しておりましたまちづくり協議会におきまして、今後 のスケジュールなど具体的にお示しできる状況でなくなったものでございます。このよ うなことから理事会におきまして、まちづくり協議会の開催を延期すべきとの判断がな され、開催日の延期を決定されたところでございます。 以上でございます。 戸田議員 傍聴させていただきまして、学校法人は、中高一貫校の建物を車窓から見たイ メージ画を動画で紹介されていましたね。それから、りそな銀行の不動産部門は土地価 格の動向など、かなり踏み込んだ情報提供をされました。そして、先の協議会の突然の 延期。理事会の決定を尊重されたことはよく理解しておりますが、スケジュールの問題 だったと。平成 26 年開校に間に合うのかという疑問の声は、協議会においても初期段階 からありました。町が、平成 26 年の開校には間に合わないのではないかと判断されたの ではないですか。 いずれにしても、協議会の場で説明することこそ、地権者の思いに沿う支援と言える のではありませんか。 総合政策部長 過日の勉強会でございますが、これについては今ありましたとおり、イメ ージ図と最近におきます地価の動向、これについて地権者の皆様方、協議会の皆様方に ご説明といいますか、講演会というふうな形で開催をしたところでございます。もとも - 55 - と当初から、平成 26 年の開校については厳しいというふうな判断があったということは 以前から申し上げてきたところでございますが、今回、具体にスケジュールをお示しす る中で、もう少し内容的に精査が必要である、こういった判断から、過日の協議会につ いては延期をさせていただいた、そういった状況でございます。 以上でございます。 戸田議員 手続き上の問題を指摘しましたけれども、地権者の思いに沿う、そして地権者 を置き去りにしない、そういった進め方をぜひともお願いしたいと思います。 2番目の質問に移ります。「学校法人西大和学園の中高一貫進学校の立地について」 です。 一つ目.12 月の一般質問での答弁で、「土地所有者で構成されているまちづくり協議 会で、地域の目指すべき将来像について十分意見を聞きながら、合意形成を図る必要が ある」とおっしゃっています。ここで言う「地域」とは、どこを指すのですか。 二つ目.学校法人西大和学園が希望される 1.8ha の土地所有者の皆さんが売却に同意 されれば、島本町は中高一貫校の立地を受け入れる、あるいは歓迎する、そう考えてよ いのですか。確認します。 三つ目.私立の中高一貫進学校は、島本町の目指す「まちづくりの核」となると考え ておられますか。 以上です。 総合政策部長 続きまして、2点目の「中高一貫校の立地について」のお尋ねでございま す。 まず、①点目でございます。 「地域の目指すべき将来像について」でございますが、まちづくり協議会としての「地 域」につきましては、第一義的には、現在まちづくり協議会におきまして協議をいただ いておりますJR島本駅西地区の農地及びその周辺地区であると考えております。 なお、まちづくりを進めるにあたりましては、当該農地だけではなく、その周辺地区 についても影響が予想されますことから、地権者の皆様の他、自治会など地域の代表の 皆様にも参画をしていただき、ご意見をいただいているところでございます。 次に、②でございます。「土地所有者の皆様が合意されれば、中高一貫校を受け入れ るか」というご質問でございます。 学校法人が立地を希望されております区域の土地所有者の皆様のご意向につきまして は、当然のことながら最大限尊重されるものであり、本町といたしましても、そのご意 向に沿って、まちづくりを進めてまいりたいと考えております。しかしながら、現在ま ちづくり協議会が組織をされ協議が進められておりますことから、地域全体の秩序ある まちづくりを行う必要があるものと考えております。従いまして、学校法人が立地を希 望される区域はもとより、その他の地域全体のまちづくりの構想につきましても、土地 - 56 - 利用の形態ごとのゾーニングを行うなど、協議会としての一定の合意形成が必要である と考えております。 次に、③の「学校はまちづくりの核と考えているのか」とのご質問でございます。 当然のことながら、当該地区の面積の中でも比較的大きな割合を占めることとなりま すことから、地域全体から見ても、まちづくりの核となる要素であるものと認識をいた しております。現在策定中の「都市計画マスタープラン」におきましても、当該地区の 核となる要素として、商業・サービスや住宅などの他、学術・研究・医療・健康などを 検討すると記載させていただいておりますが、現時点におきまして、町が目指すべきま ちづくりの核という、そういった位置づけとしては決定したものではございません。 以上でございます。 戸田議員 おっしゃるとおり、「地区」とは、協議では保留区域となった今回のまちづく り構想の対象区になります。さらに、周辺の地域も含まれると認識されているとおっし ゃいました。しかし、これはあくまでも「街区」のまちづくりです。 「まちづくり」と平仮名で書けば、コミュニティー、商店街づくり、介護・防犯・防 災への取り組み、あるいは教育、こういったあらゆる分野を包括した地域社会の構築を 市民はイメージします。「街区」の地権者の土地利用を主なテーマとする協議会に、平 仮名の「まちづくり」を使っておられます。しかし、その検討内容については、町と住 民の理解が食い違っています。駅の西側、公共・公益的エリアの姿、中高一貫進学校の 立地の是非などは、「街区」の秩序のみならず島本町全体の問題だから、明らかに平仮 名の「まちづくり」、町の将来像の方向性を決める重要施策です。 島本町民の思いが反映される「まちづくり構想」がまず上位にあって、それをもとに 「街区」の秩序ある整備が行われなければならない。違いますか。 総合政策部長 当該地区のまちづくりについてでございますが、これは平仮名の「まちづ くり」というふうな使い方をさせていただいております。まちづくりにつきましては、 街区の「街」、町の「町」、平仮名の「まち」、いろいろ使い方が異なるわけでござい ますが、今回のまちづくりにつきましては、いわゆる「まちづくり」といいますか、地 域づくり、町全体の地域づくりの中で全体のまちを見ていく、そういった観点から、今 現在協議を進めていただいているわけでございますが、町と住民の皆さん方の理解が全 く異なっている、そういったようには私、理解はいたしておりません。 いろいろ、地権者の皆さん方の思いが当然あるわけでございますので、その思いに沿 って、町も最大限支援をしていくといった形で、今、協議会が立ち上げられております ので、そういった意味からも、地権者の皆様方のご意向をこれからも尊重しながら、ま ちづくりを進めてまいりたい、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 戸田議員 では、「町民の思い」はどうですか、とお尋ねしたい。「都市計画マスタープ - 57 - ラン」のパブリックコメントを踏まえて、お答えいただきたいと思います。これが1点。 それから、歴史ある桜井地区、それから地権者の皆さん、町の将来にふさわしい土地 利用を望み、悩み、模索しておられることは、百も承知しております。しかし、島本町 の将来を大きく左右する、何十年に一度あるかないか、町長の政治判断を要する重要な 局面だと私は考えています。 町長に、お答えいただかなければなりません。再び、問います。私立の中高一貫進学 校は、島本町の目指すまちづくりの核となると考えておられますか。 川口町長 戸田議員の論理の展開と私どもの考え方というのは、違う角度から議論が今、 進んでいるようでございますが、私どもとしては最大限、地権者の皆さんのご意向を尊 重して進めてまいりたい。まちづくり協議会におきまして、地権者、そして自治会の皆 さん、協議会の委員の皆さんも、非常に島本町の住民の皆さんが注目していらっしゃる ポテンシャルの高い土地だということ、十分承知のうえで、あの地区がどうあるべきか、 今、協議をされておりますので、最大限、まちづくり協議会のメンバーの皆さんの意思 を尊重して、今後も支援をしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 戸田議員 それは、何度もおっしゃっています。「中高一貫進学校が、島本町の目指すま ちづくりの核となると考えておられますか」と、それを問いました。町の将来像を左右 する、政治判断を要する重要な局面であると判断しているからです。もう一度、同じ質 問をいたします。いかがですか。 川口町長 政治判断が及ぶ、そういうふうな問題ではないと思っております。先ほども担 当部長が申し上げましたけど、中高一貫校があそこに進出することについて、都道府県 知事の許認可は必要でございますけども、私どもが許認可権を持っているわけではござ いません。 戸田議員 私は、こう思っています。例えば学校の立地は、土地区画整理、地区計画の核 となり得ても、島本町のまちづくりの核になるかどうかはわからない。ここはしっかり 検証しなければならない。中高一貫進学校が島本町にもたらす利点を、町としてどのよ うに分析しておられるか。これは通告の小さな四つ目になると思います。「考えられる 問題点や課題を洗い出して、その解決策について」、検討しておられますか。 総合政策部長 ④点目の「問題点や課題について」でございます。 仮に今回、事業化がなされ、まちづくりを進めるとなった場合、全国的に有名な進学 校でありますことから、本町を広く町内外に知っていただく機会に繋がるものと考えて おります。あわせまして、町内の小中学生にとりましても身近な学校になることにより まして、進学校を目指す個人の向上心に繋がればと期待するところもございます。一方、 町の財政面への寄与というふうな部分で考えますと、企業や住宅地と比較すると、直接 的には税収はなくなるわけでございます。 - 58 - いずれにいたしましても、現時点では建築計画や当該中高一貫校の学校の運営方針な ど、不明な部分が多くございますことから、どのような影響が出るかにつきまして、現 時点で明確にお答えできる状況ではございません。 以上でございます。 戸田議員 はい。確かに、まだまだ検証すべきことがあると思います。街区の秩序形成の ために進学校の立地を推し進めるとすれば、それだけの姿勢では、既存住民、有権者、 納税者の幸福は守れません。 学校法人の移転動向というものを私、調べてみました。時間の都合で詳しくは述べら れませんけれども、傾向として見て取れるのは、大阪、京都など大都市、あるいは法人 が持っておられる本拠地への回帰、一貫校としてのキャンパス統合です。やがて大阪・ 京都間の都市圏で、まとまった土地が余ってくる時代が来れば、当然、この傾向は強ま り、20 年後の島本町に西大和学園が存在する保障はどこにもありません。これは仮説で す。仮説によって、だから中高一貫校立地はだめと言っているのではないのです。 質問します。新たな再編成の──大学のキャンパス統合などにより、法人が島本町か ら万一転出されるようなことが仮にあれば、影響を受けるのは町、それから損失の影響 を受けるのは住民であって、土地を持っていらっしゃった地権者ではありません。だか らこそ重要な施策決定の過程で、市民参加、住民参画がうたわれるようになったと私は 考えています。まちづくりの責任を負うのは誰なのか。それは市民である。夕張の事件 を通して、多くの国民が市民自治の必要性に気づきました……(「議員も同じだ」と呼 ぶ者あり)……。知らない間に決まったことに責任は負いかねますよと、だから知らせ てくださいと、自治基本条例、まちづくり基本条例の意義・理念は、ここにあると私は 考えています。いかがですか。 総合政策部長 まず、いわゆる学校法人が進出をして、仮に将来、転出をした場合という ふうなお尋ねでございますが、現在、そういったことは全く想定をいたしておりません ので、現時点でご答弁できる状況ではございません。 それと、まちづくりについては当然、議会、住民、そして行政が一つになってまちづ くりを進めていく、これが基本でございます。そういった意味でのまちづくりの「基本 条例」、今回といいますか、制定をさせていただいたわけでございますが、その基本理 念に沿って、今後もまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、 責任の所在がどうこうということではなしに、それぞれの立場で、今回のまちづくりに ついて真摯に議論しながら、よりよいまちづくりを進めてまいりたい、このように考え ておるところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 戸田議員 私はね、信託を受けて一議席をあずからせていただいています。しかし、任期 満了後、ここに私の席がある保障はどこにもありません。自治体の首長とて同じ。また、 - 59 - 職員の皆様もやがては退職されます。在職中であっても、担当部局以外の政策に責任を 負っているという感覚は、おそらく、そんなにお持ちではないでしょう……(「失礼や」 と呼ぶ者あり)……。人事異動もあります。 それでは、誰が責任を負うのか。政策の意思決定に市民参加、参画が必要とされる理 由は、私はここにあると思います。確かに、私の発言の中で不適切な部分があったかも 知れません。けれども、住民なんです、最終的に責任を負わなければならないのは。私 達は、住民の皆さんの財産を預かっています。「都市計画マスタープラン(案)」に寄 せられたパブリックコメントには、島本駅西側に関する多くの意見、思いが寄せられて います。環境保全の視点からだけではなく、景観を町の資産として、農ある風景や季節 の移ろいにやすらぎと幸福を見出し、景観そのものが町のアイデンティティーになると 考えておられることがわかります。従前の開発反対運動、環境を重視したものとは、趣 が違ってきています。従って、公共の福祉という視点で、この問題を考える必要がある と思います。 通告の質問に移ります。住民が、全町的なまちづくりの視点から、JR島本駅西側の 農空間保全を望むことは、地権者の財産権を侵すことになるのか、ならないのか。町の 見解をお聞かせください。 侵してはならない「財産権」と「公共の福祉」の関係は、法的にどのように定められ ているのですか。 総合政策部長 大きな3点目の質問でございますが、その前に、ただいまご質問いただき ました今後のまちづくりの進め方でございますが、これにつきましては町長をトップに、 職員も在職中、また退職後も引き続いて、やっぱり責任のある長期的な視点に立ったま ちづくりが必要である、このように認識をし、今現在、事務を進めておるというところ でございますので、その点については、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、3点目の「JR島本駅西側の農空間保全を望むことは、地権者の財産権 を犯すことになるのか」とのお尋ねでございます。 住民の皆様が本町の将来像など、まちづくりのあり方につきまして、自由に意見を表 明することができることは当然のことでございます。しかしながら、今後の具体的な土 地利用計画などにつきましては、「公共の福祉」に反しない範囲で、地権者の皆様の意 向に沿って進められるべきものであると考えております。 また、財産権に対する規制が公共の福祉に適合するものとして認められるかどうかは、 規制の目的、必要性、内容、その規制によって制限される財産権の種類、性質及び制限 の程度等を、比較考量して判断すべきものとされております。 以上でございます。 戸田議員 憲法第 29 条では、財産権を「これを侵してはならない」と規定されています。 しかし、都市計画が都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、住民の健康で文化的な生 - 60 - 活を確保することを目的とする限り、個人の財産権に一定の制限を課すものになり得る、 いわゆるダブルスタンダードが都市計画にはあります。そうでなければ、日本の国土に 道路、駅、空港はできていません。多くの農家が土地を手放すとき、買収するなら仏壇 に手を合わせてくださいという思いで、やむなく土地を手放されました。2004 年に「景 観法」が定められ、景観を守るためには個人の財産権に一定の制限を課すことになる、 という考え方が広まりつつあると私は認識しています。 「財産権」「公共の福祉」「景観法」、この三つの大きな柱を均等に考慮した街区づ くり並びにまちづくりが必要ではありませんか。 総合政策部長 個人の財産権と公共の福祉との関わりでございますが、これはいろいろ過 去の判例を見ましても、多岐にわたっている状況であるというふうに認識をいたしてお ります。公共の福祉につきましては、憲法では第 12 条・13 条、また 22 条及び 29 条に 規定をされております。この「公共の福祉」の考え方につきましては、これを第一義的 に一括りにして議論することは非常に難しいというふうに言われております。「公共の 福祉」を抽象的な、全体の利益であるとか公益、そういうふうな理解をすることによっ て、逆に個人の財産権、基本的人権を侵害する。そういったことになりますので、その 点については十分留意をして進める必要があるというふうに考えておりますが、一般的 に土地の開発につきましては、今ありましたように国策で進められる空港ですとか道路、 そういった設置もございますが、これについては、いわゆる「土地収用法」に基づく法 律で、そういった個人の財産権に抵触するような、そういう行為になるやもしれません が、これらについては最低限の権利保障はする、そういったことのもとに進められてい るわけでございますので、そういったことも十分踏まえながら、今回のまちづくり、進 めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 戸田議員 私にはね、重機が入るのを見た島本町民の悲鳴が聞こえるように思います。 住民の意識調査を経ない「都市計画マスタープラン」の策定は、人口増加は望むが、 新たな転入者の声には耳を傾けようとしない島本町の姿勢を象徴していると思えてなり ません。次世代を担う居住者の落胆と、町政への諦めが、明日の島本町を暗くすると言 っても過言ではありません……(「何を根拠に」と呼ぶ者あり)……。20 世紀後半、「都 市化」というダムに沈み、大量生産と土地価格の上昇の波に呑まれてしまった農業を、 時間とお金をかけて再生し、農地の持つ多面的機能を活かし、都市に潤いを取り戻す。 それが 21 世紀の都市計画のあるべき姿と、私は考えています。 町としてのお考えをお聞かせいただき、1点目の質問を終わります。 総合政策部長 今回の西地区の開発につきましては、いろいろ課題がその中に含まってお る、このように認識をいたしております。農業の再生も当然重要な課題でありますし、 また利便性の向上、地域の振興、こういったことも町の発展を考えるときに、あわせて - 61 - やっぱり考えていく必要があるというふうに考えておりますし、非常に難しい、相反す る課題ではありますが、これらの調和をしっかりと図りながら、秩序ある当該地区のま ちづくりを進めていきたい、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 戸田議員 引き続き、この問題は取り上げていきたいと思いますので、大きな2点目の質 問に移ります。 「広域連携による都市間共創~し尿処理の課題解決に向けて~」、総括的に質問させ ていただきます。 1)高槻市の回答を受けて、町内の公有地で新たな中間処理施設の新設を検討する、と の方針を公表されています。検討の進捗状況をお示しください。 2)高槻市が受け入れ困難とされるならば、島本町し尿処理施設の敷地内──これ、東 上牧のです──を活用し、希釈後に下水道放流方式で処理するという選択肢もあったと 私は考えています。今なお、優位性があると思っております。施設面積の縮小や、最新 の技術により、イメージ上の嫌悪感をどうぬぐい去ってもらえるのかが最大の課題で、 現施設が周辺住民の健康を著しく害していないか、居住権を侵していないか、そういう 事実を知っていただく努力をされましたか。 3番目.高槻市の処理量の減少傾向や、唐崎クリーンセンターの施設老朽化から考え ると、高槻市のし尿・汚泥を東上牧で処理することを視野に入れた改修計画を作ること が、理論上は可能です。高槻市との勉強会のワーキングで、このような議論がありまし たか。 4点目.クリーンプラザおとくに(乙訓環境衛生組合)への事務委託について。現時 点での町のお考えを。費用負担などについて協定書を結ぶ必要などもあり、必ずしも簡 単ではありません。しかし、町内での建設費用を大山崎町、島本町双方の住民の利便性 が高まることに使うことができれば、互いによりよく自立し、よい関係が持てるのでは ありませんか。 5点目.大山崎町と島本町は、観光、公共交通、公共施設の相互利用などの広域連携 により、互いの弱みを補い、強みを活かせる関係にある。JR山崎駅を利用する島本住 民の乗降数は、どれぐらいですか。島本駅と比較して、どうでしょう。JR山崎駅から 山手に抜ける改札口、あるいは出口等があれば、開発により人口が増加している山崎四 丁目、あるいは五丁目、東大寺方面からのアクセスが格段によくなるのではないですか。 総合政策部長 それでは、1点目の「し尿中間処理施設設置に向けた検討についての進捗 状況」でございます。 まず、「し尿中間処理施設の設置に向けた進捗状況」につきましては、現在、町域内 の公有地を候補地として選定し、設置にかかる立地要因・経済要因・環境要因など、総 合的な視点から検討を重ねておる状況でございます。また、当該施設につきましては嫌 - 62 - 悪施設でもありますことから、候補地の選定にあたりましては慎重に進めていかなけれ ばならない、このように考えておるところでございます。 続きまして、飛びますが、3点目の「高槻市・島本町広域行政勉強会のワーキンググ ループでの議論について」でございます。 本勉強会における広域化処理につきまして、東上牧地区での広域的処理を視野に入れ た議論はございません。 続きまして、4点目でございます。「乙訓環境衛生組合への事務委託について」の町 の見解について、でございます。 乙訓環境衛生組合への事務委託につきましては、昨年、12 月議会における一般質問に おきましてもご答弁を申し上げましたとおり、当該組合は、長岡京市、向日市、大山崎 町の2市1町で構成をされております特別地方公共団体でございます。従いまして、当 該組合への事務委託につきましては、2市1町の構成団体をはじめ都道府県を超えての 広域連携となりますことから、国や京都府など全ての関係機関との協議が必要となるも のでございまして、条件としては、高槻市との事務委託よりもさらに厳しいものになる、 このように考えておるところでございます。 私のほうからは、以上でございます。 都市環境部長 それでは、私のほうから2点目と5点目につきまして、ご答弁申し上げま す。 2点目の「衛生化学処理場の現状について周辺住民へ理解してもらう努力」について、 ご答弁申し上げます。 本町の衛生化学処理場は、昭和 39 年から 40 年度に計画処理量1日 20kℓ の施設とし て、計画・建設いたしました。当時、し尿処理場は施設の特性上、多量の処理水を放流 しなければならないため、大きな河川に隣接した場所でなければ建設不能であり、また 本町内で河川に隣接した土地はすでに開発されており、施設建設に適した用地は見当た りませんでした。このため、一般廃棄物(し尿・ごみ)の処理業務につきましては市町 村の固有の事務であることから、本来、町域内に処理場を建設しなければなりませんが、 種々の状況から高槻市にご理解いただき、当時、葦原に近い状況であった現在の場所(東 上牧3丁目)に高槻市並びに大阪府の都市計画決定をいただき、建設用地が少なくても 建設が可能な化学処理方式の施設を建設いたしております。 周辺に住宅街が形成された昭和 40 年代半ば頃から、住宅街に囲まれた状況となってお り、その後、本施設は昭和 49 年度に計画処理量 34kℓ /日の施設に大規模改造を実施 し、あわせて地元住民の方々からの要望により、屋外に設置されていた施設を覆う天蓋 工事を実施し、建屋内の臭気を処理する脱臭設備設置を行っております。その後も地元 自治会との協議や改善要望を尊重し、緩衝緑地の植樹や脱臭設備の更新・整備等改善を 重ね、地元住民の方々のご理解をいただくべく努力してまいりました。しかし、その後 - 63 - も立ち退きや施設改善等の申し出などの要望があり、現在も続いている状況でございま すので、ご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、5点目にご答弁申し上げます。 本町といたしましても、広域連携による取り組みについては重要であると認識いたし ているところでございます。大山崎町を含む近隣自治体間において、淀川三川合流地域 づくり推進協議会や、淀川河川公園上流域地域協議会等の広域的な取り組みも推進して いるところでございます。今後も具体的な連携の手法については、必要に応じて協議し てまいりたいと考えております。 お尋ねの1点目の、「JR山崎駅及びJR島本駅における島本町住民の乗降数」に つきましては、本町は把握しておりませんが、参考といたしまして、JR山崎駅自転車 駐車場の利用状況は、平成 21 年度からの3ヵ年で、平均利用率で 53.7%となっており ます。またJR島本駅開業後は、JR山崎駅を利用される乗降数は減少傾向であり、近 年ではJR島本駅の利用状況と同水準になりつつあります。 次に、2点目の「JR山崎駅の改札口設置について」でございます。 JR山崎駅を利用されている方々にとっても、新しい改札口ができることによって、 当然、利便性の向上にも繋がるものと思われます。現状といたしまして、駅舎部分が大 山崎町の行政区域でもあり、大山崎町バリアフリー基本構想に基づく整備目標において、 駅舎のバリアフリー化の推進及び関連経路の整備について、本町といたしましても期待 しているところでございます。 以上でございます。 戸田議員 昨年 10 月の全員協議会では、意思決定の遅さが財政に及ぼす影響を考え、8月 に高槻市に回答を求めた、とおっしゃっていました。にもかかわらず、半年経った今も 候補地は決まっていません。候補地選定にしても、東上牧からの撤退にしても、周辺住 民の健康被害があるかないかが重要な指針になると私は考えています。 さて、乙訓環境衛生組合ですが、昭和 39 年の設立以来、組合長は大山崎の首長が努め ておられます。大山崎と連携する施策は幾つか考えられますが、JR山崎駅から山手に 抜ける改札口・通路等について、私の考えを述べます。ちなみに、先ほど把握してない とおっしゃいました乗降数ですが、22 年度の統計書には、JR山崎乗車人員数 5,658、 島本駅は 5,286 となっておりますので、確認していただきたいと思います。 まず、観光地域振興の視点から。駅の山側の道路整備は、全国的に有名なアサヒビー ル大山崎山荘美術館、昭和初期の実験的な住居建築として注目される聴竹居から、サン トリー山崎蒸留所へ移動される観光客の利便性が高まるものです。西国街道踏切を、列 をなして歩かれる観光客の姿を、私はよく見かけます。安全・安心のために欠かせない 視点です。大山崎の誇る歴史文化資産の集客力と、本町の文化的・経済的資産であるサ ントリー山崎蒸留所を徒歩で結ぶ、大きい意味での地域活性化事業と考えています。 - 64 - 次に、交通の視点。双方の住民の通勤通学の利便性が向上します。阪急大山崎駅のバ リアフリー化が終了し、JRにとっても山崎駅のバリアフリー化は課題になっているは ずです。高齢者が荷物を引きずり階段を昇られる姿を、私はよく見ています。赤ちゃん を乗せたベビーバギーを担いでおられる姿を見ても、責任が重大で、なかなか手が差し 伸べられない。踏切の問題もあります。島本町側の踏切と同様、大山崎町側の踏切も距 離が長く、起伏が激しく、大変危険です。駅周辺の風情に橋上化は似合わず、予算的に も厳しいものがあります。大山崎町として、駅舎におけるバリアフリー整備目標は平成 28 年度中期目標となっています。大山崎の問題と傍観するのではなく、島本町が積極的 に協力して関係機関と協議する場を持つ、場合によっては改修工事についても応分の負 担をする準備がある、その覚悟があると、そういった姿勢で交渉の一歩を踏み出してい ただきたいと、私は思っています。 成功の可能性があるかないか、成功のイメージを抱いて、誠意を尽くして……(質問 時間終了のベル音)……お願いしていただきたい。町長のお考え、ご判断はいかがでし ょうか。 川口町長 応分の負担というふうな、そういう発言がございましたが、阪急上牧駅のバリ アフリー化、あるいは阪急の大山崎駅のバリアフリー化につきまして、私どもが予算措 置したことはございません。島本駅につきましても、あるいは水無瀬駅につきましても、 島本町外の方も当然ご利用されておりますが、応分の負担というふうな考え方は全くご ざいませんので。JR山崎駅がバリアフリー化されて、大山崎町さんが積極的にされる ものだと思っておりますが、本町の行政区域内の整備は当然する必要がございますでし ょうが、そのバリアフリー化について応分の負担というふうな考えは全くございません。 以上でございます。 岡田議長 以上で、戸田議員の一般質問を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午後3時 37 分~午後4時 35 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 引き続き、冨永議員の発言を許します。 冨永議員(質問者席へ) それでは一般質問を行います。3点、提出しておりますが、1 点ずつ、質問をさせていただきます。 まず、1点目です。「町営テニスコートの根本的改善を」 一つ.町営テニスコートについては、以前からコート面のひび割れが発生し、利用者 から苦情が寄せられています。2010 年、2011 年に補修工事が行われ、議員として現地の 確認も行いました。しかし、今回また、工事後のコートの浮き上がりが発生と聞き、再 度、補修工事必要となっています。 - 65 - 基本的な原因は何なのか。解決できる工事方法を含め、今後の見通しはどうですか。 まず、お訊きします。 教育次長 それでは、1点目の「町営テニスコートの根本的改善を」について、ご答弁申 し上げます。 まず、①の「東大寺公園テニスコートの不具合に対する原因と今後の見通しについて」 でございます。 東大寺公園テニスコートにつきましては、昨年5月にテニスコート表面のふくらみに よる不具合により再工事を行い、6月 28 日に総務文教常任委員会の委員の皆様にも現地 でご確認いただいたところでございます。担当といたしましては、昨年5月の再工事以 降、テニスコート表面の不具合は解消したものと認識いたしておりました。しかし、年 明け頃から再工事のクラック補修箇所にふくらみが再発したため、本年1月 20 日に施工 業者と現状確認を行い、原因の検証と解決策を調査するよう、施工業者に指示を行った ところでございます。 基本的な原因につきましては、地中の水分が多いため気化し、表面を押し上げたこと、 気温差によるクラック部分の膨張と収縮が大きかったことなどが考えられる、との報告 を受けております。 解決策につきましては、現在検討中でございますが、再工事以降、夏場にふくらみの 発生が確認されておらず、再発以降につきましても、ふくらみは常時発生しているわけ ではなく、日ごとに変化が見られる状況であり、気温や天候に左右されているものと考 えられます。このような現状から、今後の見通しといたしましては、気温差の安定する 季節を待って状態を見極め、具体的な対応について施工業者と協議を行ってまいりたい と考えております。 また、テニスコートの不具合による利用中止期間の減収分につきましては、その不具 合が工事施工上、重大な瑕疵があったとは判断できず、請求に及ぶものではないと判断 いたしましたことから、請求は行っておりません。 以上でございます。 冨永議員 何度も何度も浮き上がりが発生するということで、基本的には水分、地中の水 分が膨張、気温によって、また雨量の関係があるのかも知れませんけれども、膨張・収 縮することでコート面が浮き上がってしまう。こういった河川敷に設置されたコートで、 こういった例が全国であちこち発生してますねん、ということなのか、島本町だけの特 殊な状態なのか。その辺の検証と、それから、今、解決できる工事方法については検討 しているということですが、全面的な改修を行って解決できるというふうな見通しでも ないのかどうか。その辺はいかがですか。 それと、「コートの不具合による利用中止期間の減収分について業者に請求してるの か」というのを、あらかじめ質問の項目につけさせていただいて、その返答をいただき - 66 - ました。今回の補正予算の中でも、テニスコートの利用料減額 44 万1千円というのがあ がっておりますが、請求はしていないということですが、今後、業者に工事を発注した 場合、こういった減額部分について協議、今回は協議はした結果、請求はしていないの か、協議はしていないのか、その辺についてもお答えください。 教育次長 このテニスコートの不具合につきましては、特に本町の場合は設置場所が水無 瀬川の河川敷ということで、非常に川からテニスコートまでの距離というのが短い状況 にございます。多くの自治体では、例えば淀川で申しますと、淀川の河川から相当離れ た部分で、そういった施設が設置されているという状況にございます。従いまして、今 回、本町が施工した業者に聞きますと、そういった不具合が出ているところについては、 一部山間部のほうで、やはり水脈が地下にあったのか、不具合が出たところは1ヵ所あ ったということですけども、それ以外のところでは、こういった現象はこれまで見られ ないというようなことをお聞きをいたしております。 また、解決策といたしまして、非常に難しい部分がございます。河川敷ということも ありまして、町で勝手に改修というのはなかなかできません。「河川法」に基づいた形 で改修するとなれば──やっていく必要があると思うんですが、現状のこの場所で全面 改修をするとなると相当な費用もかかるだろうし、また、その下に水脈が、おそらく、 これだけの水蒸気が関連してるということでございますので、そういった部分との兼ね 合いも含めて、非常に全面改修をするというのは難しいんではないかなというふうに、 今、考えております。 また、利用料の面につきましては、先ほどご答弁申し上げました。どこまで業者に請 求できるのかという部分で、工事につきましては、再工事費用は瑕疵担保ということで、 業者のほうに全額負担をして、町負担はなしで改修をしていただきました。ただ、その 再工事の期間中の利用料につきましては、そこまで求められないということで町として 判断をいたしまして、業者には求めておりませんし、その点について、協議については 行っておりません。 以上でございます。 冨永議員 水無瀬川の河川敷ですから、幅はもう限られておりますし、また大雨が降った ときには、そこは流量の安定のためにも、あまり大がかりな工事というのは難しいと思 います。 そうすると、今、業者、解決できる工事方法を検討中ということで先ほど答弁いただ きましたが、具体的な、幾通りかの工事方法というのは、業者のほうから提示されてい るんでしょうか。それから、仮に新たな場所について、どうしても今の場所では具合が 悪いということになった場合には、新たな場所での建設の検討が必要だと思いますが、 それについては、どのように今、お考えでしょうか。お願いします。 教育次長 工事内容に対しまして、業者のほうからの提案ということでございますが、一 - 67 - 定、今のふくらみの部分を剥がしてということも、一つございます。そういった場合に、 若干、今、表面に貼っている部分と剥がした部分の段差ができるということで、その辺 をどうするかという問題は出てまいりますけども、下から水蒸気が上がってきていると いうことですので、その部分を外してはどうかなという案が、一つございます。工事に つきましては、二度目の工事をしたときに、前回の方法からだいぶ改良しまして、深く、 それも垂直に施工をやり直して、今回のこういう結果になっているということでござい ますので、同じ方法でやっても、おそらく、また時間が経てばそういったことになって こようかということでございますので、まだ、今の時点では一度、表面のふくらみの部 分を剥がしてみて、どういう状況になるのかということで状況を見てはどうかなという ことで、今、協議を行っておりますが、先ほどもご答弁申し上げましたように、気温差 の安定する季節を待ちまして、再度協議は行っていきたいと思いますし、現状を当分の 間、ちょっと見守っていきたいなというふうに考えております。 それと、新たなテニスコートの設置場所でございますが、現時点ではまだテニスコー ト、現状のままのところでやる、あるいは移転させるというようなとこら辺までの議論 はできておりませんので、新たな場所という部分については、白紙の状況でございます。 以上でございます。 冨永議員 いずれにしろ住民の皆さん、テニスコート利用者の方から、どないなっとんね ん、何回も何回も工事して、何回も何回もふくらんで使いにくい。そのたんびに使用停 止になる。一つは、そういった結果になってしまったということの状況の説明と、今、 どういうふうに考えて何をしているかということが、利用者の方にとっては全くわから ない。ただ単に停止状態のまま、突然、工事、不具合によって停止された。いつ再開さ れるか、ということもわからない。そういったことで不満といいますかね、町に対して、 どないなっとんねん、何回も何回も毎年毎年って、こういうふうにね、なっていると思 いますねん。そこをしっかり、今、こういう状況ですということを、今までの利用団体 なり、そういったところにしっかりと周知して、今、こういう状況で、改善にこういう ふうに予定してますというふうなことも含めて周知することが、必要ではないかと思い ますが、その辺についてはどうでしょうか。 教育次長 今、テニスコートの状況としましては、ふくらみが出たりへっこんだりという 状況で、使用を止めている状況ではなく、使用はしていただいてます。ただ、日によっ ては不具合が出てくるというような状況でございますので、議員ご指摘がございました ように、状況の説明という部分は重要かというふうに思いますので、これまでも一定、 事情の説明はしてきたと思うんですけども、より詳しい説明ができるように、ちょっと 検討してみたいというふうに考えております。 以上でございます。 冨永議員 町の有効な施設利用として、住民の皆さんにもしっかりと理解もしてもらって、 - 68 - また協力もお願いするということが必要だと思います。また、よろしくお願いします。 ②点目にまいります。「東大寺コート、二中コートの水捌け用具」がぼろぼろで使え ないと、住民から苦情を聞いております。そういった用具についての点検・交換等は、 どのように行っていますか。 教育次長 ②点目の「東大寺公園テニスコートと第二中学校テニスコートの水捌け用具に ついて」でございます。 これらにつきましては、現在、交換の手配を進めているところでございますので、今 しばらくお時間を頂戴いたしたく存じます。よろしくお願いいたします。 冨永議員 現在、交換の手配中ということで、それは手配をしていただいて、利用者の方 は助かると思います。ただ具体的に、例えば1ヵ月に1回とか3ヵ月に1回だとか、備 品の数が揃っているかどうか、そういったことについての点検については、どのように 行っていますか。 教育次長 点検につきましては、月に何回とか、そう決めているわけではございませんが、 一定の期間で点検をしておるところではございますが、ほとんどの場合、利用者の方か ら、利用されている状況の中でご指摘をいただくということが多いように思っておりま す。そういった点では、定期的な点検という部分をきっちりやっていく必要があるとい うふうに考えておりますので、今後、体育館のほうで貸出もしておりますけども、十分 連携をして対応をしていきたいというふうに考えております。 冨永議員 利用者の指摘があって、チェックして、ひどいなと思ったら点検するという形 が多い。これね、ほんとにどうせ交換するのに、利用者から指摘されてから交換したら、 気持ちのうえで損なんです。損というたらおかしいですけどね、島本町がようやってく れてるわ、というふうになるのかならないのか、えらい違いなんですね。やっぱり職員 が、そんなに数をたくさんチェックするわけでもなく、場所もそんなに多いわけでもな いんですから、やっぱり1ヵ月に1回、例えば定期的に点検して、悪いものがあれば交 換しますというふうなことをしっかりとやっていただくことによって、ああ、ちゃんと 管理してくれてるわという安心感ができますのでね。言わへんかったら、もう使わへん かっても放ったらかしやということでなっていても、それはやっぱり、せっかくの設備 を管理しているわけですから、ぜひとも、そこで町に対して、また教育委員会に対して の印象がガラリと変わってしまいますのでね。住民の皆さんが安心して使えるような、 一々文句言わなしてくれへん、ということではなくて、定期的にきちっとやることによ って、安心して使えるというふうにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 教育次長 ご指摘のとおりだというふうに思います。今後、適切な管理に努めてまいりた いというふうに考えております。 以上でございます。 冨永議員 それでは次に、第2点目に移ります。「町役場相談窓口の人員体制の充実を」 - 69 - 民生部などの窓口では、「相談者に顔を向けて説明」を。 相談に行くと、職員はパソコンを操作し、画面を見ながらしゃべる場合があります。 相談者にしてみれば、ぞんざいな扱いをされていると感じる場合があると聞いています。 パソコン操作中はともかく、住民に対して説明するときには、相談者に顔を向けて話を するように心がけるべきであると考えますが、いかがですか。 民生部長 それでは、2点目の①「民生部などの窓口における相談者への接遇」に関する お尋ねでございます。 民生部をはじめ役場の各窓口には、住民の皆様が様々な手続きやご相談等に来られま す。手続き等に際しましては、パソコンを用いて事務処理やデータ処理をする場合が多 く、必要に応じて、パソコンの画面を確認しながら、お答えをする場面があるというふ うに認識いたしております。本町といたしましては、笑顔で、正確かつ丁寧な対応を行 うよう常日頃から努めているところではございますが、今後とも住民の皆様に対しまし て、思いやりのある接遇を心がけるよう対応してまいりたいというふうに考えておりま す。よろしくお願いします。 冨永議員 相談者の住所・氏名によって、どのようなデータになっているかということを、 まず把握しなければならないという、そういったことについては理解をします。ただ、 画面を見て、ある程度内容がわかったときには、できる限り住民の皆さんのほうを向い て、改めてお話をしていただく、こういうふうによろしくお願いします。 ②点目、いきます。 相談している内容と、受ける職員との把握が異なる場合があります。また、わからな い場合は上司、また他の職員に聞いたりします。席を立たれてしまうと、その間、相談 者にしてみれば、放っておかれると感じる場合があります。経験者の職員をたくさん置 くというのは非常に難しい状況だとは思いますが、相談窓口の人員について、「再任用 も含めて充実をすべき」であると考えますが、いかがですか。 民生部長 ②点目について、でございます。 民生部の窓口におきましては、各種の手続きやご相談をいただく内容が多岐にわたり ますことから、初めに窓口で対応した職員が、すべての手続きやご相談に対応するとい うことについては困難であり、相談内容にあわせまして、適切に対応させていただくた めに業務担当者に交替したり、という対応をさせていただいております。 なお、住民の皆様にお待ちいただく場合には、「しばらくお待ちください」等のお声 がけをしておりますが、住民の皆様がご質問にありますような思いをされないよう、今 後も引き続き窓口業務におきまして、より丁寧な対応を行ってまいりたいというふうに 考えております。 以上でございます。 冨永議員 しっかりと、住民の皆さんの顔を見て、安心できる相談窓口をお願いします。 - 70 - それから、③点目です。 島本町の地図を購入したい場合、2階の都市環境部で地図の購入を申し出て、それか ら1階の会計窓口でお金を払って、再度、2階へ戻って地図を受け取る、そういう形に なっています。足がちょっと、歩くのに膝が痛くてというふうな住民の方もいらっしゃ います。住民のための対応になっていないのではないかと思います。改善を求めます。 都市環境部長 それでは続きまして、2点目の③番目「地図販売について」、ご答弁申し 上げます。 地図販売の処理につきましては、ご質問のとおり、現在、都市整備課窓口において販 売する地図の内訳をお渡しし、住民課窓口でお支払いをいただいた後、再度、都市整備 課で地図をお渡しさせていただいております。これを都市整備課の窓口ですべての処理 を行いますと、現金管理や領収書発行等のため新たな機材や事務処理が必要となります。 職員の接遇において窓口での丁寧な案内を行うとともに、費用対効果や事務効率などを 考慮し、今後、事務処理方法を検討していまいりたいと考えておりますので、ご理解賜 りますよう、よろしくお願いをいたします。 以上です。 冨永議員 これは一つの例で、実際に住民の方から指摘がありました。いろんなやり方、 先ほど答弁がありましたように、その場で現金の管理を、収受をしなければならない処 理が発生するというふうなことですが、今、質問しましたように2階で申し込んで、1 階でお金を払って、また2階へ行ってというふうな形。何らかの整理といいますか、改 善として、例えば、2階で申し込みを受け付けした後に、担当の方、大変ですけども、 現金の1階の会計で払ったら、その場で地図をお渡しするというふうなことだとか、何 か改善ができるんじゃないかなと思うんですね。そんなに毎日毎日、何十人の方が来ら れる、そういった地図を買いに来られるということではないと思いますので、今後、ぜ ひとも何らかの改善を、ちょっと検討して欲しいと思うんですが、いかがでしょうか。 都市環境部長 今、冨永議員がおっしゃっておられますように、基本的には、今申し上げ ましたような手続きでさせていただいたりいたします。また、対応する職員につきまし ても、今、冨永議員がおっしゃっておられますように下へ一緒に行って、1回で済ます。 また、先にレシートだけもらってきて、またお客さんに渡すというようなこと。1回で 済むような感じでの接遇もさせていただいたりしておりますので、今後、都市整備課の ほうで、どういうのが一番お客様にとって効率のええ、あんばいの仕方ができるのかと いうことを、一回、検討させていただきたい、かように思っておりますので、ご理解賜 りたいと思います。 以上です。 冨永議員 ぜひとも改善の検討、よろしくお願いします。 それでは、3点目にまいります。「柳谷から大沢への道路の拡幅を」 - 71 - 府道西京柳谷線から大沢地区へ向かう道路は、途中の京都府の部分が非常に狭くて、 車のすれ違いが難しい区間となっています。京都側の区間の拡幅工事が進められていま したが、現在、工事は打ち切られています。大沢地区には町のキャンプ場もあり、直接、 町内に通じる唯一のルートです。ゴルフ場への通行ルートの一つでもあり、町として、 京都府に対し道路の拡幅の要望を行い、すれ違い時の安全確保を求めるべきではありま せんか。答弁を求めます。 都市環境部長 それでは3点目の、府道柳谷島本線の柳谷から大沢地区へ向かう「府道伏 見柳谷高槻線道路拡幅」のお尋ねでございます。 当該路線につきましては、京都府乙訓土木事務所において、緊急生活道路小規模改良 工事として全延長約 600mを数ヵ年にわたり実施されております。また同土木事務所に 確認いたしましたところ、平成 21 年度から事業実施されており、本事業の目的は道路の 拡幅ではなく、通行車両の待避所設置を目的とした事業のため、断続的な工事区間にな っております。本年度につきましては、現在、大沢地区へつながる長岡京市浄土谷地内 で昨年 10 月から着手されており、3月末完成を目途に進められております。また平成 24 年度以降の計画につきましては、財政状況を踏まえ事業を進められると聞き及んでお りますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 冨永議員 柳谷から大沢へは、以前に比べたら山側の溝、排水用の溝のところにグレーチ ングがされて、以前に比べたら少し通行が楽になりました。それでも、車両のすれ違い ができないというところが、まだまだたくさん残っています。今、山間地の拡幅をする 場合、1.5 車線というふうによく言われていますけども、完全に、どの区間もすれ違い できるのは2車線というふうになっておりますので、ところどころにすれ違いができる というふうな場所を造るというのが、今、多くの場所でやられています。 工事が今後、どのように進んでいくかということについて、また一つは、今まで町と して京都府の乙訓土木事務所ですね、こちらと要望とか情報交換、そういったものは今 まではどう、町の要望として行ってきたのか。そういったことについては、どうでしょ うか。 都市環境部長 今後の進め方といいますか、24 年度につきましては、先ほどご答弁させて いただいております。乙訓土木のほうへ向かいまして、図面等いただきまして、その中 で議員ご指摘のところにつきましては、今現在、進めているというような状況ですが、 後の計画につきましては4ブロックほど、4ヵ所ほど、整備工事をされる予定をされて おります。ただ、この年度につきましては 24 年度以降ということで、具体的な年度はま だ明記されておりませんが、そういった、あと4ヵ所につきましては、先ほど言いまし たような一時待避所、それを施工されるという具合に聞き及んでおります。 乙訓土木とのやりとりでございますが、私ども当然、大沢地区への生活道路になって - 72 - おりますので、工事の際とか通行止めとかいうときにつきましては、乙訓土木のほうか ら図面をいただいたり、工事期間のお知らせ等ということで、いただいたりしておりま す。これにつきましては、当然緊急車両等も関係しますので、消防の関係もございます ので、乙訓土木のほうとも協議させていただいて、書類等を受理させていただいている という状況でございます。 以上です。 岡田議長 時間、残り少ないです。 冨永議員 大沢地区に入る直前のベニーカントリーのところの峠道は標高がかなり高いの で、冬場はよく凍結します。そういったこともあって、非常に狭い道を通るのは大変な んですね。質問しようとして思ってた部分も少しありましたので、すれ違いを今後予定 しているポイントなど、どのように計画されているのかお訊きしようと思ったけど、そ れは今、4ヵ所ほど今後検討するということで答弁がありました。 それから、住民の皆さんと、それから通られる方に対し、例えば、今工事中ですとい う、3月いっぱいまで工事中です、という看板があります。ですけども、実際に工事を しているわけではありません。例えば、工事が始まる1ヵ月、何週間、そういったとき には何月から工事が始まりますという予告、それから終わったら終わったという状態を、 しっかりと明示して欲しい。これから大沢の地区の方への送迎を計画されていると思い ますけども、やはり途中ですれ違いできないところでバッタリ車があいますと、どちら かがバックしないと、かなり難しい。しかも直線ではないので、坂道のカーブですので、 かなりバックするのも慣れてないと、そんなにうまくササッとすれ違えるわけにいかな いです。そういったことも含めて現地での案内、それから大沢地区の住民の皆さんへの 説明、そういったことについて、今後しっかりとやっていただきたいと思いますが、い かがですか。 都市環境部長 工事する際に起終点、それから看板の予告ということで、手前何百メータ ーぐらいには、大体、工事看板がついております。これにつきましては、当然工期の表 示、着手から竣工までを明記されている看板があると思います。その際に、工事がちょ っと1週間ほど止まるとかいうような状況でしたら、看板一々外すのは手間暇かかりま すので、大体の業者につきましては、看板に「通行止め解除」とか「片側通行解除」と か、そういった標識というか、それをパッとマグネットみたいなやつで表示されている ケース等がありますので、そういった状況になった場合には、そういうことも対応させ ていただけるように、また乙訓土木のほうに機会がありましたら申し上げたいと考えて おります。当然、大沢の生活道路になっておりますので、大沢の住民につきましても、 そういった標示を手前のところでしてあれば、そういった走行といいますか、通行され ると思いますので、それについては今申し上げましたように、一度、土木のほうへ行き まして、電話するなりいたしまして、協議させていただきたいと考えております。 - 73 - 以上でございます。 冨永議員 現地周辺の道路での周知案内板、そういったものの整備をお願いしました。 それと町の広報なんかでも、この区間工事しますから、その間、ちょっと車両の通る のが困難になりますというふうな、そういった表示なんかも、ぜひともお願いしたいと 思いますが、いかがでしょうか。 都市環境部長 結論から言いますと、今後、ちょっと検討させていただきたいな、かよう に思います。工期も数ヵ月というか、半年とか1年かかるようなやつでしたら、周知等 も必要ではないかなと思ったりもします。工事の内容によりまして、今後必要という判 断させていただきましたら、そのように対応も、一度検討させていただきたいと考えて おります。 以上です。 冨永議員 車で大沢まで行き来される方が多くて、あまり歩かれる方は少ないだろうと思 います。そういった住民の方も含めて、しっかりと安心できる道路の運行について、計 画がわかれば、できるだけ早いうちに、早いときに周知をしていただく。そして、今後 とも少しでも安全通行ができるように要望をして、質問として終わります。 岡田議長 以上で、冨永議員の一般質問を終わります。 引き続き、山口議員の発言を許します。 山口議員(質問者席へ) 2項目について、質問したいと思います。 まず、第1項目ですが、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について」 でございます。 東日本大震災が発生してから間もなく1年になりますが、被災地の復興はまだまだで あります。復興の妨げの一つに、災害廃棄物処理があります。先週の報道では、被災地 の災害廃棄物処理は全体の5%しか処理できていません。国は、福島県の災害廃棄物は 県内処理をするとして、岩手県、宮城県の災害廃棄物処理をお願いしていますが、受け 入れている自治体は青森県、山形県、東京都に加え、島田市で試験焼却を行った静岡県 の4都県に過ぎません。財団法人日本漢字能力検定協会が行っている、その年の世相を 示す「今年の漢字 2011 年」では「絆」がありましたが、その絆がむなしく感じられます。 広域での処理が進まない理由に、放射能への心配があります。特に小さなお子様を持 つ方に不安があるようです。そこで、質問したいと思います。 ①でございますが、災害廃棄物の広域処理について、流れを説明してください。 ②災害廃棄物の広域処理について、大阪府の検討状況と、府下の自治体の取り組み状 況を説明してください。 ③災害廃棄物の広域処理を、島本町が受け入れる場合の基準を示してください。 ④災害廃棄物の広域処理の受け入れを拒否する場合の基準を示してください。 お願いします。 - 74 - 都市環境部長 それでは、山口議員の「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理 について」、順次ご答弁申し上げます。 それでは、①点目の「災害廃棄物の広域処理の流れ」について、ご答弁申し上げます。 東日本大震災では、空前の大規模津波により膨大な災害廃棄物が発生していることか ら、被災地の住民生活や経済活動の一刻も早い復興のためにも、災害廃棄物の迅速かつ 適切な処理が喫緊の課題となっております。 大阪府では、被災地の復旧・復興のため災害廃棄物の早期処理への協力と、災害廃棄 物の処理を行うことにより放射性物質による人体や環境への影響を及ぼさないよう適切 な対応をするための指針を作成する、災害廃棄物の処理指針に係る検討会議を立ち上げ、 災害廃棄物の処理について検討されておりました。その検討会議を踏まえ、昨年の 12 月 27 日に「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理の指針」を策定されました。 大阪府域で処理する災害廃棄物は岩手県のものとなっており、処理する際には、この 指針に従う必要があります。災害廃棄物は、まず岩手県の一次仮置き場で粗選別された 後、二次仮置き場に集められ、そこでさらに選別と破砕が行われます。選別し、破砕さ れた災害廃棄物はコンテナへ積み込まれ、海上輸送により大阪府の港湾施設に荷降ろし されます。荷降ろしされたコンテナは選別施設に集められた後、陸上輸送で各市町村の 焼却施設に運ばれ、最終的に埋め立て処分されることとなっております。 なお、災害廃棄物の運搬及び処理の際には、適宜放射性物質測定を行い、受け入れ基 準値を超過しているものについては、被災地へ戻すこととなっております。 次に、②点目の「災害廃棄物の広域処理について、大阪府の検討状況と府内の自治体 の取り組み状況」について、ご答弁申し上げます。 大阪府内の市町村の取り組み状況については、本町を含めほとんどの市町村が、受け 入れに対し態度を保留している状況となっております。理由といたしましては、最終処 分場の確保ができていないことや、施設が放射性物質で汚染される懸念があること、ま た住民や作業従事者の健康への影響について不安な点があることなどがあげられており ます。また、施設が「処理指針」に適合しないということから受け入れない、という市 町村もございます。 次に、③点目の「災害廃棄物の広域処理を本町が受け入れる場合の基準」について、 ご答弁申し上げます。 大阪府の「処理指針」では、最終処分場として大阪湾広域臨海環境整備センターを予 定しております。ただし、平成 23 年8月 29 日付けの環境省通知により、焼却灰と水が なるべく接触しないような対策の考慮や、土壌の層の上に焼却灰を埋め立てるなど、よ り安定した状態で埋め立て処分を行うよう示されていることから、大阪府は、最終処分 場として大阪湾広域臨海環境整備センターの処理基準を示すよう、国に見解を求めてお ります。 - 75 - 本町といたしましては、最終処分場が決まり、住民や作業従事者の健康への影響がな いことなど確認できたうえで、受け入れの可否について検討してまいりますので、ご理 解賜りますようよろしくお願いをいたします。 最後に、④点目の「災害廃棄物の広域処理を本町が受け入れない場合の基準」につい て、ご答弁申し上げます。 先ほど③点目のご答弁いたしましたとおり、最終処分場が決まり、住民や作業従事者 の健康への影響がないことなど確認できたうえで、受け入れ可否について検討してまい りたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。 山口議員 現在のところ、大阪府の最終処分場は決まっていないということでございます ね。ということは、まだまだ受け入れそのものについては、まだ表明しなくともよいと いうことでよろしいですか。 都市環境部長 山口議員 そのとおりでございます。 ご答弁に、本町が受け入れ可否について判断する場合、「住民や作業従事者の 健康への影響の有無等が確認できたうえで検討する」と答弁されていますが、その「有 無の確認」は、どうやってされるのですか。 都市環境部長 確認といいますか、難しい問題でございますが、大阪府での受け入れ基準 等がございます。そういったことから当然判断させていただいて、国の基準と大阪府の 基準が若干違うておりますが、大阪府の基準に従い、それをクリアしていることが最低 の条件だと判断しております。 以上です。 山口議員 国では、焼却灰の目安値が1キロ当たり 8,000 ベクレルでしたね。大阪府の指 針では、1キロ当たり 2,000 ベクレルと、より厳しくなってますね。そうすると、大阪 府の指針に沿えば、受け入れるということでよろしいですか。 都市環境部長 受け入れるべきというか、それが一応、判断基準になって来るという具合 に考えております。 以上です。 山口議員 処理施設の問題もあると思うんですが、本町の処理施設は、指針あるいは国の 指針に述べられていることに適合するんでしょうか。 都市環境部長 今、国のほうの処理基準といいますか、バグフィルターを設置していると いうようなことが条件になってこようかと思いますが、本町の場合、清掃工場につきま しては、そういう設備につきましては完備しておりますので、適合といいますか、焼却 できる状況にはあろうかと考えております。 以上です。 山口議員 資源エネルギー庁の資料は、これは一人の人間が1年間に受ける自然放射線量 - 76 - は、世界平均で 2.4 ミリシーベルト、日本全国平均で 1.48 ミリシーベルトということで、 一般公衆年間線量限度は国際放射線防護委員会勧告により、自然放射線と医療放射線を 除いて1ミリシーベルトとされているというふうに記されていますが、府の指針では1 キロ当たり 100 ベクレルの災害廃棄物を運搬・選別・焼却する作業員が受ける線量を、 府域の処理実態にあわせて試算したところ 0.005 から 0.048 ミリシーベルト/1年当た りと、年当たり1ミリシーベルトを十分に下回る。また、1キロ当たり 2,000 ベクレル の焼却灰を運搬・埋め立てする作業員が受ける線量を、府域の処理実態にあわせて試算 したところ1年当たり 0.12 から 0.86 ミリシーベルトと、年1ミリシーベルトを下回っ ている。また、1キロ当たり 100 ベクレルの災害廃棄物を運搬・選別・焼却する場合に 一般公衆が受ける線量を試算したところ、0.000043 から 0.0013 ミリシーベルト/1年 当たりですね、それが年1ミリシーベルトを大きく下回っている。また、1キロ当たり 2,000 ベクレルの焼却灰を運搬・埋め立てする場合に一般公衆が受ける線量を試算した ところ、年当たり 0.0007 から 0.0014 ミリシーベルトと、年1ミリシーベルトを大きく 下回る。それから、以上の試算は、安全に立って「余裕を持たす条件で試算を行ってい ますので、処理を行う際に実際に受ける線量は試算結果よりも小さくなり、府民の健康 に影響がないレベルのものと考えられます」というふうに記載されていますのですが、 これから言うと、人体にほとんど影響がないと言ってもいいんじゃないかと思いますが、 いかがですか。 都市環境部長 今の、山口議員の中で数字いろいろと並べられましたけど、確かに1ミリ シーベルトですか、世界平均では 2.4 ミリシーベルト、それから日本全国でいきますと 1.48 ミリシーベルト。それらを勘案してといいますか、1ミリシーベルトとされている ということでございます。 それとあと、先ほどご質問にありました「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄 物に関する指針」の中で引用されたと思いますが、私どもは国のほうの基準に沿って判 断させていただくわけなんでございますが、国のほうにおきましては、福島県内の作業 実態にあわせて作業者が受ける線量の試算を行い、最も受ける線量が大きくなる埋め立 て作業を行う作業者を基準に、このような作業者が受ける年間線量限度1ミリシーベル ト/day を下回るような試算をして、焼却灰が1㎏当たり、8,000 ベクレル/㎏以下は埋 設可能と基準にしている。これを大阪府の作業実態にあわせた結果、埋め立ての目安が 2,000 ベクレル/㎏となったということで、焼却処理施設で従事する作業者が安全に作 業できるよう勘案した結果、災害廃棄物の放射性物質の目安は、先ほど申し上げました 100 ベクレル/㎏となったということで、先ほど申し上げましたように、あくまで私ど も、当然、府の基準等を遵守しながら検討していかなければならないということでござ いますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上です。 - 77 - 山口議員 今、先ほど部長は国の基準のほうをおっしゃいましたんですが、やはり島本町 が仮に受け入れる場合は、府の基準を採用するのか、それとも国の基準を採用されるん ですか。どちらのほうでしょうか。 都市環境部長 大阪府の基準を採用していきます。 以上です。 山口議員 松井大阪府知事は、岩手県の宮古市へ視察に行かれましたですね。先ほどご答 弁の中で受け入れる場所、相手は、場所というんですか、がれきがある場所ですね、岩 手県とおっしゃいましたですが、何市か、もう決まっているんですか。 都市環境部長 松井知事が岩手県を訪れられたのは、2月の 21 日、岩手県庁を訪ねられて いるという具合に新聞報道されていると思います。その中で総力をあげて、前向きな姿 勢を示されておるところでございますが、今のところ何市ということは決まっておらな いという具合に認識させていただいております。 以上です。 山口議員 これは朝日新聞の2月 22 日の新聞なんですけど、松井知事が宮古市に行かれ て、測定の報道がされてますけど、平均で毎時 0.087 から 0.073 マイクロシーベルト、 これは大阪市ですよね。宮古市の集積場内でのがれきの真上など3ヵ所の測定結果は毎 時 0.08 から 0.04 マイクロシーベルトだったと。松井氏はこの結果を踏まえ、受け入れ について市町村に理解を求めていく方針ということですが、この新聞から言うたら、松 井知事は、言うたら受け入れるということでよろしいわけですかね。 都市環境部長 先ほど山口議員のほうから言われましたように、大阪府としては、そうい う見解を出されておりますが、あくまで受ける・受けへんにつきましては市町村の判断 にゆだねるわけでございまして、大阪府は今のところ、そういった前向きな姿勢という ことは、私どもも認識させていただいております。 以上です。 山口議員 本町ががれきを受け入れる場合、議会の判断は必要なんでしょうか。 都市環境部長 先ほど言いましたように、受け入れの可否につきましては市町村の判断に ゆだねられるわけでございます。当然、そのときには議会にも報告し、住民の皆様方に も報告する義務があるんではないかなという具合に考えております。 以上です。 山口議員 報告であって、議会の判断は必要ないということでよろしいですね。 都市環境部長 当然、説明する義務がございます。当然、それに対しては費用が発生して まいりますので、議会の議決等も必要になろうかと考えております。 以上です。 山口議員 平成7年1月 17 日に発生しました阪神大震災なんですが、これは災害廃棄物の 受け入れを拒否したと聞いていますのですが、これは事実ですか。 - 78 - 都市環境部長 阪神淡路大震災のがれきにつきましては、平成7年1月 17 日ですか、それ からいたしまして 24 年ですから、17 年経っておると思います。まことに申しわけござ いません。私ども、そういった文書保管とかそういうのにつきましては、当時担当して なかったといいますか、文書的にも破棄されている問題でもあるのかなと思うたりもい たしますし。結論といたしましたら、ちょっと承知してないということで、ご理解賜り たいと思います。 以上です。 山口議員 それはそれで、結構でございます。 放射能の不安から、なかなか進まないと思うんですよね。これは町長にお尋ねしたい んですけどね、仮に福島第一原子力発電所の事故がなかった場合、本町はがれき処理を 受け入れられますか。 川口町長 具体的な状況というのがわからない中でご答弁申し上げるのは難しい問題でご ざいますけども、今回、がれき処理を受け入れる大阪府の自治体としては、手をあげて いるのは大阪市だけでございます。なかなか大阪府内の市町村が手をあげられないとい うのは、住民の皆さんの放射能に対する不安であると思っております。 以上でございます。 山口議員 質問を取り違えられている感じですね。一応、放射能があるから、不安だから 進んでないというのは事実ですよね。どこもあまり、手を積極的にあげないということ なんですよね。ただ、これは原発事故がなかった場合、放射能の心配ないわけですね。 その場合に、がれき処理は受け入れられますか、とお尋ねしています。 川口町長 ですから、その仮定の話がなかなか実態としてわからないんですけど、協力で きるものには協力したいと思っております。 以上でございます。 山口議員 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理は、被災地では、今一番の被災 地支援ではないかと思っております。一方でね、放射能に対する不安もあることは事実 です。私は、町は住民の安全を確保する必要がありますし、やはり議会も住民の安全と いうのを考えていかなければなりません。今、議会とか担当部署に、やはり反対の意見 があるということも事実です。災害廃棄物受け入れに反対する意見もあればね、反対に ね、これはあまり来てませんけど、やっぱり受け入れるべきだという意見もあります。 なぜかいうと、やっぱり日本の国民なんですよね。災害地には家族がいる方もいらっし ゃいますし、親族の方も住んで、現にいらっしゃるわけですよね。小さいお子様もいら っしゃるわけですよ。何とか復興を早くしてあげないといけないという気持ちの方も、 大いにあると思いますよ。 町が受け入れる場合も、受け入れ拒否する場合も、やっぱり住民にきっちりとした説 明が必要だと思います。一部の反対のための反対の意見というのは、それはなかなか、 - 79 - 説明しても聞いてもらえないと思いますが、やはり明確な理由でもって災害廃棄物の受 け入れの可否、これは受けるか、それはわかりません、拒否するかわかりませんが、き っちりと判断をしていただきたいと思います。もし、ご答弁がありましたら、お願いし ます。 都市環境部長 当然、山口議員のおっしゃっておられますように、災害のがれき、これは 日本全国で復興・復旧の支援というのは当然不可欠になってきております。そういった 意味で、いろんな復興・復旧の手立てがあろうかと思いますが、協力できる分につきま しては島本町も協力、当然していかなければならないという具合に考えております。 以上です。 山口議員 次の項目に移りたいと思います。 2項目め.「犬の糞放置対策について」 一部の無責任な飼い主による糞の放置は、以前に比べて少なくなったと思いますが、 まだまだ道路や公園等に放置されている犬の糞をよく見かけます。 広報しまもとや看板による啓蒙や、平成 22 年から始まったイエローカード作戦で警告 したりされていますが、依然として犬の糞は放置されています。今後の取り組みについ て、お尋ねします。 都市環境部長 それでは「犬の糞放置対策について」、ご答弁申し上げます。 犬の糞放置対策には、飼い主のモラル向上が何よりも重要でございます。そのため平 成 22 年7月からイエローカード作戦を導入し、昨年実施いたしましたアンケート結果の 内容も踏まえ、事業の周知に努めております。また、啓発といたしましては、広報しま もとや、年1回発行の美化推進だよりなどに関連記事を掲載している他、啓発プレート の配布なども行っております。 こういった活動は一朝一夕に成果が出るものではございませんので、今後も引き続き 住民の皆様の協力を得て、粘り強く継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解 賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 山口議員 イエローカード作戦なんですけどね、最近、ほとんど見ることがないんですよ。 これは、まだやっておられるんですか。 都市環境部長 はい、今現在も継続させていただいております。 以上です。 山口議員 私も犬を散歩中に、飼っている人が言ってましたんですけどね、やっぱり犬の 糞があると肩身の狭い思いをすると。私自身も散歩中なんですけど、やっぱりティッシ ュとかビニール袋、ポケットに入れるわけですよね。リードだけ持って、手ぶらなんで すよね。そうすると、新しい犬の糞があると私が放置しているように思われるみたいで ね、何か自分自身が寂しいような、そういう感じがするわけですよね。他人から見たら - 80 - ね、ひょっとしたら、あの人が放置しているんじゃないかと思われているんじゃないか と、私自身思うんですけどね。 ちょっと、緑地公園の清掃している人に聞いたんですがね、以前より犬の糞の放置は 少なくなったとおっしゃってましたがね。犬の糞を放置していこうとする人に注意した らね、反対に、あなたが清掃すればよいといって反論されて、もう今はモラルのない人 でも、人を見て判断する。この人はうるさそうやから、もう放っておこう、変にトラブ ルになったらかなわないということでね。啓蒙されてても、常識が通らない、モラルの ない人に幾ら啓蒙しても、なかなか改善されないと思うんですがね。その辺、どのよう に思われますか、部長。 都市環境部長 難しい問題で、個人個人、いろいろと考え方があろうかと思います。今、 確かに議員おっしゃっておられますように、私も歩いておりまして、そういった犬の糞 についてはよく見かけております。そうして、散歩されている方につきましても見かけ ておりますので、先ほどもご答弁させていただきましたように、町といたしましては気 長くといいますか、啓蒙して、1人でも2人でも、そういったモラルを守っていただけ るように努力はしてまいりたいと考えております。 以上です。 山口議員 犬一匹が、毎日1回糞をしたとしますよね。毎日、取らないとしますよね。1 週間で、7ヵ所にそういう糞が落ちているわけですよね。ほんとに僕は一部の人だと思 うのですがね、そういう人がほんとにペットを飼う資格があるのかなと思うんですよ。 私はね、飼う資格はないと思うんですよ。実際には私もね、犬の(糞の)放置を見かけ たら注意しようと思うんですけど、あいにくのところ、そういう機会がありませんで注 意できないんですけどね。部長は、こういう犬の糞を放置したまま立ち去るような人を、 僕は犬の(飼い主の)資格がないと思うんですけど、部長、どう思われます。 都市環境部長 思いは山口議員と同じでございます。 以上です。 山口議員 こういうモラルのない人に対しては、もっと強力な指導が必要ではないかと思 いますがね。例えば、前にも私、一般質問で質問しましたんですけどね、やっぱり罰金 を科すという、そういう条例を作ってもいいかなと思うんですけど、いかがですか。そ れはね、現実にはなかなか発見するというのは難しいと思いますが、抑止効果にはなる と思います。いかがですか。 都市環境部長 確かに、そういう方法もあろうかと思いますが、実効性といいますか、な かなかそこまでというような今、考えで、すぐにちょっと答弁が回ってきませんが、検 討といいますか、今後、ひょっとしたらそういう状況に陥るというか、そういうことも 視野に入れてやってまいらなければならないんではないかなということもあるかなとい うことで、なかなか、ちょっとうまく答弁できませんが、その辺でご勘弁、よろしくお - 81 - 願いします。 山口議員 現実に犬の糞を捨てるのを、結局、罰金を取るというのは非常に難しいと思い ます。例えば夜散歩して、誰もいないとこでするとか、わからないですよね、人気がな いときにするとか。ただ、やはり私もそういう話するんですよ。そうすると、それはや っぱり必要なんだと。例えばこれ、悪い言い方だとチクリですよね。例えば緑地公園で も、町営住宅の上のほうから見てたらわかるわけですよね。そうすると、それが抑止に なるということだと思うんですよね。だから、そういうことを私はぜひ検討していただ きたいと思います。現実的には無理かも知れません、はい。何か、答弁がありましたら。 都市環境部長 抑止の一つといたしまして、先ほどもご説明させていただきましたが、こ ういった見本を持ってきたんですが(カードを示して)、イエローカードですね。これ もアンケートの中で、小さなやつがございましたので、小さなやつは見にくいというよ うなことがありまして、若干大きくさせていただいたり三角に立てるやつとか。こうい った小さなやつについては、ちょっと割り箸につけていただいて、旗みたいにしていた だいて目立つようにしていただくということについても、一般の通行者についてはアッ というような感じで、一つの啓蒙になるんではないかなという具合に考えております。 以上です。 岡田議長 お時間、少ないです。 山口議員 それも確かにいいと思うんですよね。ただ、それは反対に、そういう糞を見つ けた場合に置くということはできるけど、じゃ回収までいけるか。自分の家の前で、こ れ落ちてたら、そういうことをやって、また回収したらいいんですけど、散歩中に見つ けた場合に、それを置いて、回収はなかなかしませんよね、できませんよね。そうする とそれ、ごみになるんじゃないかなと思うんですがね。反対に、町が回収に回ってくれ たらどうですか、そういうイエローカード。どうですか。 都市環境部長 何名かの方にはお渡しさせていただいたりしております。基本的には、ち ょっとラミネートさせていただいて、飛ばないようにガムテープでつけていただく。そ れと、ごみにならないようにという具合に工夫させていただいております。基本的には、 設置していただいた方が撤去していただくという具合に、これをお渡しする際にも、そ ういう具合にお願いして、お渡しさせていただいているということでございますので、 町がというようなことに、今、ご意見なんですが、なかなかちょっと、町としてもそこ までは手が回らないということで、取りに来られて設置していただいた方に、今のとこ ろお願いしているというような状況でございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 山口議員 先ほども申しましたようにね、設置自体は誰も文句ないと思うんですよ。しか し、回収となると、二の足を踏むわけですよね。そこがなかなか、私の回っている先で すけど、それが拡がらないのかなと思います。 - 82 - とりあえず、やはり犬の糞というのは景観も損ないますし、また反対に踏んづけたら 汚いですし臭いもしますんでね。強力なご指導を、ひとつ、よろしくお願いいたします。 以上です。 岡田議長 以上で、山口議員の一般質問を終わります。 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。 岡田議長 お諮りいたします。 本日の会議は議事の都合により、これをもって延会とし、2月 29 日午前 10 時から再 開したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とし、次会は明日2月 29 日午前 10 時から会議を開 くことに決定いたしました。 本日は、これをもって延会といたします。 長時間にわたり、皆様、大変ご苦労様でございました。 (午後5時50分 延会) - 83 - 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 会期の決定 諸般の報告 第 1 号選挙 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙 第43号議案 島本町議会の定例会の回数を定める条例の一部改正について 第44号議案 町長の専決事項の指定について 一般質問 河野議員 1.マンション管理相談窓口・情報提供の充実を求めます 2.住宅リフォーム助成制度で住民も町内業者も元気に 3.悪法の下、障がい者・家族へのていねいな情報提供を求めます 4.国の子ども・子育て新システム導入による、島本の公的保育解体を 許すな 高山議員 1.東大寺3丁目宅地開発に伴う、農水路の整備進ちょく状況を問う 2.島本駅西側の水路改善の取組み 3.名神高速道路沿線の窓ガラス振動被害について 平野議員 1.島本の地下水は守られるのか~水道統合問題~ 2.子どもたちの健康を守るために、保育所・学校給食の放射能汚染対 策を 外村議員 1.高槻市との広域行政勉強会を続行するなら今度こそ成果を出そう 2.JR島本駅西地区に有数の中高一貫進学校が来る計画について 戸田議員 1.町長に問う!中高一貫進学校は「まちづくり」の核となるか 2.広域連携による都市間共創~し尿処理の課題解決に向けて~ 冨永議員 1.町営テニスコートの根本的改善を 2.町役場窓口の人員体制の充実を 3.柳谷から大沢への道路拡幅を 山口議員 1.東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について 2.犬の糞放置対策について - 84 - 平成24年 第 1 回 島 本 町 議 会 定 例 会 2 月 会 議 第 2 号 平 成 24 年 2 月29日(水) 会 議 録 第1回島本町議会定例会2月会議 会議録(第2号) 年 月 日 場 所 平成24年 2月29日 (水) 島本町役場 議場 出席議員 次のとおり15人である。 1番 岡 田 初 惠 2番 川 嶋 玲 子 3番 伊集院 4番 清 水 照 光 5番 外 村 敏 一 6番 菅 7番 藤 原 靖 彦 8番 東 田 正 樹 9番 河野 恵子 10番 平野 かおる 12番 戸 田 靖 子 13番 山口 博好 14番 平 均 15番 冨 永 千 広 16番 高山 佳昌 井 春美 俊 勝 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は次のとおりである。 町 長 川 口 総合政策 部 長 島田 都市環境 部 長 谷 川 教育次長 北河 総 務 部 人事課長 都市環境部 都市整備 課 長 岡本 西谷 裕 副 町 長 多 田 宏 教 育 長 岡本 克己 政弘 総務部長 由 岐 英 民生部長 浪 越 稔 清 上下水道 部 長 水木 正也 消 防 長 黒田耕佐久 浩紀 会計管理者 岩井 利春 消防本部 次 長 谷口 晴規 泰三 民 生 部 福祉保健 課 長 原山 郁子 民 生 部 住民課長 藤木 憲治 輝男 都市環境部 環境・産業 課 長 安藤 鎌吾 教育委員会 学校教育課 係 長 多田 昌人 妹藤 博美 議事課係長 猪 倉 本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 永 田 書 田畑 記 暢 議事課長 良昭 - 85 - 悟 議事日程第2号 平成24年2月29日(水)午前10時開議 日程第1 第 1 号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第2 第 2 号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 日程第3 第 3 号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることに ついて 日程第4 第 4 号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求めることに ついて 日程第5 第 5 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 6 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 7 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 8 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 9 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第6 第10号議案 町道路線の認定について 日程第7 第11号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について 日程第8 第12号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正につい て 日程第9 第13号議案 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正 について 日程第10 第14号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正について 日程第11 第15号議案 島本町火災予防条例の一部改正について 日程第12 第16号議案 島本町基金条例の一部改正について 第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算 (第4号) 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算 (第3号) 第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算 (第4号) 日程第13 第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算 (第4号) 第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4号) - 86 - 日程第14 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 87 - (午前10時00分 岡田議長 開会) おはようございます。昨日に引き続き、大変ご苦労様でございます。 ただいまの出席議員数は 15 名で、全員出席であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 日程第1、第1号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議 題といたします。 理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) おはようございます。それでは、第1号議案につきまして、ご説明申 し上げます。 (第1号議案 朗読) 提案理由といたしまして、現委員の任期満了に伴い、新たに任命するものでございま す。 次のページに、議案資料といたしまして略歴を記載いたしております。 最終学歴でございますが、昭和 58 年3月に京都女子大学短期大学部を卒業されており ます。 次に職歴でございますが、昭和 58 年 10 月に茨木市立庄栄小学校に教諭として着任さ れ、その後、昭和 59 年4月には茨木市立東奈良小学校に、昭和 61 年4月には再度茨木 市立庄栄小学校に勤務された後、昭和 63 年8月に退職されております。 また、平成 19 年4月から1年間、島本町立歴史文化資料館において臨時職員として勤 務をいただいた他、平成 17 年4月から1年間、第4小学校PTA副会長を、平成 21 年 度YYワールドにおきましては実行委員会副委員長を歴任され、平成 21 年5月から現在 まで島本町立歴史文化資料館懇話会委員として、ご活躍いただいております。 なお、中川氏におかれましては、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第4 条第4項に規定される保護者であり、また現在、本町の審議会等の委員には就任されて おりません。 以上、簡単ではございますが、ご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議い ただき、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 戸田議員 この方が新しく来てくださるということは、どなたかが退任されるということ でしょうか。 総務部長 現在、委員としてご活躍をいただいております永井由美子委員が退任されるこ とによりまして、新たに中川依里氏をお願いするものでございます。 以上でございます。 戸田議員 永井さんがお辞めになるということでした。これは再任をお願いされたが、ご - 88 - 本人がご辞退されたと理解してよろしいですか。また、永井さんの任期はどれぐらいで したでしょうか。 総務部長 永井氏から、ご本人から、今回辞職したいという申し出がございました。永井 氏におかれましては、2期8年、教育委員としてお務めをいただいております。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第1号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第1号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 日程第2、第2号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること についてを議題といたします。 理事者説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第2号議案につきまして、ご説明申し上げます。 (第2号議案 朗読) 提案理由といたしまして、任期満了に伴い再任するものでございます。任期につきま しては、本年3月 10 日から平成 27 年3月9日までの3年間でございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載させていただいております。 最終学歴でございますが、昭和 40 年3月に同志社大学法学部を卒業されております。 次に職歴でございますが、昭和 51 年4月から昭和 54 年9月までの間、池田法律事務 所に勤務された後、同年9月に小村法律事務所を開設され、平成9年3月から固定資産 評価審査委員会委員をお願いし、現在に至っております。 なお、小村氏におかれましては、固定資産評価審査委員会委員以外に、本町の審議会 等の委員には就任されておりません。 - 89 - 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただ き、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第2号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第2号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 日程第3、第3号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつ いてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第3号議案につきまして、ご説明申し上げます。 (第3号議案 朗読) 提案理由につきましては、本年3月 31 日の任期満了に伴い、再任及び新たに選任する ものでございます。 なお、北畑春雄氏につきましては、今回、新たに選任するものでございます。 よろしくご審議いただき、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 平野議員 第3号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ て、質問いたします。 この広瀬財産区の管理委員の選任、続く第4号議案の大字高浜財産区管理委員の選任 のことですけれど、他にも財産区ありますが、委員さんがすべて男性であります。今回 もそうですけれども、女性が管理委員に選任されないという、何か特段の理由があるの かどうか。また、お願いするにあたってね、何か島本町は「男女共同参画推進条例」も あります。また「男女共同参画社会をめざす計画」には、できるだけ政策決定の場に女 - 90 - 性の登用をということで、50%という数値目標を入れておりますので、そういうことを ご説明をして、できるだけ女性の参画をお願いしたいというようなことは申されたので しょうかということ、お尋ねします。 総務部長 かねてから議会におきましても、財産区の管理委員について、女性がいないと いうご指摘をいただいておりました。そのご指摘を受ける前から、男女の別はなくして、 管理委員会にはお願いをしてまいりました。今回の広瀬、あるいは次の高浜につきまし ても、女性を管理委員に推薦いただくということはお願いをいたしておりますが、結果 的に管理委員会で推薦をあげられたのが男性であった、こういう結果でございます。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第3号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第3号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 日程第4、第4号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつ いてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第4号議案につきまして、ご説明を申し上げます。 (第4号議案 朗読) 提案理由につきましては、本年3月 31 日の任期満了に伴い、再任及び新たに選任する ものでございます。 なお、津田嵩氏につきましては、今回、新たに選任するものでございます。 よろしくご審議いただき、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 - 91 - (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第4号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第4号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 日程第5、第5号議案から第9号議案までの情報公開審査会委員の選任につき同意を 求めることについて5件を、一括議題といたします。 なお、本案5件は議事の都合上、一括説明、一括質疑とし、討論、採決は、それぞれ 議案ごとに行いたいと思いますので、あらかじめご了承願っておきます。 それでは、理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第5号議案につきまして、ご説明を申し上げます。 (第5号議案 朗読) 提案理由につきましては、任期満了に伴い再任するものでございます。 なお、任期につきましては、本年4月1日から平成 28 年3月 31 日までの4年間でご ざいます。 次のページに、議案資料として略歴を記載いたしております。 昭和 46 年3月に国際基督教大学大学院行政学研究科修士課程を修了の後、平成3年4 月に摂南大学経営情報学部教授に就任しておられます。平成7年 12 月に情報公開審査会 委員及び個人情報保護審査会委員に就任をいただき、平成 20 年 10 月には住民福祉審議 会委員に就任いただいております。また、平成 22 年4月には摂南大学経済学部教授に就 任されております。 続きまして、第6号議案でございます。 (第6号議案 朗読) 提案理由につきましては、任期満了に伴い再任するものでございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載いたしております。 - 92 - 昭和 56 年3月に京都大学農学部卒業の後、同年4月にサントリー株式会社に奉職さ れ、平成 10 年9月に退職されております。平成 12 年 12 月には難波和子司法書士事務所 を開設され、平成 16 年4月に情報公開審査会委員及び個人情報保護審査会委員に就任い ただいております。 続きまして、第7号議案でございます。 (第7号議案 朗読) 提案理由につきましては、任期満了に伴い再任するものでございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載しております。 昭和 59 年3月に仏教大学文学部を卒業の後、平成6年4月に育英学園の講師に就任、 平成 19 年3月に同講師を退職されております。平成 19 年4月には、株式会社アスクに 奉職されておられます。 なお、情報公開審査会委員及び個人情報保護審査会委員には平成 16 年4月に就任いた だき、現在に至っております。 続きまして、第8号議案でございます。 (第8号議案 朗読) 提案理由につきましては、任期満了に伴い再任するものでございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載いたしております。 昭和 60 年3月に関西大学法学部を卒業の後、昭和 63 年4月には最高裁判所司法研修 所の司法修習生となられ、平成7年1月には向井秀史法律事務所を開設されております。 平成 14 年 10 月には人権擁護委員に、平成 16 年4月から情報公開審査会委員及び個人情 報保護審査会委員に就任いただいており、現在に至っております。 続きまして、第9号議案でございます。 (第9号議案 朗読) 提案理由につきましては、任期満了に伴い再任するものでございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載いたしております。 平成6年3月に立命館大学産業社会学部を卒業の後、同年4月に西崎真事務所を開設 され、現在に至っております。平成 16 年4月から情報公開審査会委員及び個人情報保護 審査会委員に就任いただいております。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いた だき、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案5件に対する質疑を行います。 平野議員 5名の方の選任同意の案件です。すべて再任ということですので、現任期の間 に、この皆さんが審査会で審査された事例ですね、どういったものがあったかというこ と、また結果について、参考までにお聞かせください。 それから、略歴のところですけれども、統一した形で書かれていないのではないかな - 93 - というふうに思っています。と申しますのは、難波和子さんの略歴の中で、職歴の中で、 この方は、まちづくり基本条例策定検討委員会の委員さんでいらっしゃったというふう に記憶しておりますし、西﨑真さんも住民福祉審議会の委員としてご活躍いただいてた んではないかなと記憶しておりますけれど、公平な形で略歴についても、いわゆる職歴 についてもね、統一した記載が必要ではないかなと思います。いかがでしょうか。 総務部長 まず、1点目でございますが、任期中の審査件数でございますが、平成 22 年度 に3件の審査をいただいております。これにつきましては人事課に関する審査請求でご ざいますが、再任用職員の関係、それから勤務評定制度の関係でございました。 それから、略歴の記載という部分でございますが、本町では議案に提案をさせていた だく際の記載例ということで議案書書式集というものを設けておりまして、その中で人 事案件の職歴について細かく記載をいたしているところでございまして、審議会の委員 については法令または条例に根拠を有する町の審議会の委員を記載するということにい たしております。記載漏れがもしあったとしたら、お詫びを申し上げたいと思います。 以上でございます。 外村議員 5人の中で、1人が平成7年から、あとは皆さん 16 年からということで、28 年までお願いするということだった。私としては、非常に長い期間ではないかと思いま す。やはり新しい人を、いわゆる新陳代謝という意味で、もう少し新しい人にお願いし てもいいんじゃないかと思うんですけど、その辺の選任される過程で、お願いされる過 程で、そういうご意見がなかったのかというのと、他に適任者がいなかったからこうな ったのか、その辺のいきさつを教えてください。 総務部長 情報公開審査会といいますと、議員もご承知のとおりでございますが、情報公 開に対する行政の処分に対する不服があった場合、これを中立・公平に審査をいただき、 判断していただく機関でございます。業務内容から、関係法令等の専門的な知識を要す る業務であるというふうに考えております。お一人、山根氏につきましては、おっしゃ るとおり長い期間、委員に就いていただいております。その長年の経験により培われた 知識、見識が非常に高い方でございます。いかなる事案に対しても、迅速かつ的確な対 応をいただいているところでございます。また後進の指導、あるいは育成、そういった 部分にも尽力をいただいております。本町の情報公開審査会にとって、今後必要な人材 であるというふうな判断をいたし、再任をお願いをし、了承いただいたということでご ざいます。ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、順次討論、採決を行います。 - 94 - それでは、第5号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第5号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第5号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 引き続き第6号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについてに 対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第6号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第6号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 引き続き第7号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについてに 対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 - 95 - (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第7号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第7号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 引き続き第8号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについてに 対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第8号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第8号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 引き続き第9号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについてに 対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第9号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第9号議案は、原案のとおり同意することに決しました。 - 96 - 日程第6、第 10 号議案 町道路線の認定についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。 都市環境部長(登壇) それでは、ただいま議題に供されました第 10 号議案 町道路線の 認定について、ご説明申し上げます。 (第 10 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、道路の新設に伴い路線の認定を行うものでございます。 路線の認定につきましては、住民の生活に直結した道路を道路管理者である本町が適 切に維持管理し、住民福祉の増進を図るための手続きでございます。 それでは、町道路線認定路線調書及び議案参考資料として添付させていただいており ます路線認定図及び認定詳細図に基づきまして、ご説明申し上げます。 まず、1の5ページをお開き願います。 今回、認定いたします1路線の路線番号でございますが、4092、路線名・広瀬 80 号線。 起終点の地番、起点でございますが、広瀬一丁目 38 番 16 地先、終点は広瀬一丁目 910 番6地先でございます。重要な経過地は 3024 号線交点、町道名で申し上げますと、広瀬 1号線でございます。その交点から、終点に至るまででございます。 次に、1枚おめくりいただきまして、1ページの第 10 号議案参考資料の路線認定図で ございます。位置につきましては、図面真ん中あたりに表記しております箇所でござい ます。 次に、2ページをお開き願います。認定詳細図をご覧ください。 この路線につきましては、開発行為 21 戸により道路が新設され、町へ帰属されたこと に伴い路線認定するものでございます。認定延長は 91.7 メーター、幅員は最少 4.7 メー ター、最大 12 メーターでございます。 なお、認定予定日は平成 24 年3月 31 日でございます。 以上、簡単ではございますが、第 10 号議案の説明を終わらせていただきます。よろし くご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 (午前 10 時 33 分 岡田議長 高山議員退席 同 10 時 34 分 高山議員出席) これより、本案に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 - 97 - (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 10 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 10 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 (午前 10 時 37 分~午前 10 時 39 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第7、第 11 号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等についてを議題 といたします。 理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第 11 号議案につきまして、ご説明申し上げます。 (第 11 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、職員の勤務時間、休暇等にかかる事項について、所要の 改正を行うものでございます。 それでは、本議案資料に基づき、ご説明申し上げます。1の 14 ページの、次のページ でございます。 「職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等」につきましては、第1条から第5条 までの5条立てといたしております。 まず、第1条の改正内容についてでございますが、「職員の勤務時間に関する条例」 に「職員の休日及び休暇等に関する条例」の内容を盛り込み、名称を「職員の勤務時間、 休暇等に関する条例」として所要の改正を行うものでございまして、第1条から第 19 条までの 19 条立てといたしております。 第 13 条における、見出し、名称及び条文中の「年次有給休暇」という名称につきまし ては、これまで「特別休暇」の対義語として「普通休暇」という名称を使用してまいり ましたが、今般、「労働基準法」に基づく法的根拠のある名称である「年次有給休暇」 へ改めるものでございます。 次に、「第 15 条 特別休暇」並びに「第 16 条 介護休暇」についてでございますが、 関係法令と人事院規則の規定内容に準じて、条例に規定すべきものと規則に規定すべき ものを精査し、所要の改正を行うものでございます。 次のページをお開き願います。第2条及び第3条改正内容でございますが、先ほどご 説明申し上げました第1条におきまして、「職員の勤務時間に関する条例」の一部を改 正することに伴いまして、同条例を引用しております「職員団体のための職員の行為の - 98 - 制限の特例に関する条例」及び「一般職の職員の給与に関する条例」について、所要の 改正を行うものでございます。 次に、第4条及び第5条改正内容、「条例の廃止について」でございます。 第4条改正内容でございますが、先ほどご説明いたしましたとおり、「職員の勤務時 間に関する条例」に「職員の休日及び休暇等に関する条例」の内容を盛り込み、「職員 の勤務時間、休暇等に関する条例」として所要の改正を行いますことから、「職員の休 日及び休暇等に関する条例」につきましては、廃止するものでございます。 次に、第5条改正内容でございますが、「職員の休日及び休暇等に関する条例及び一 般職の職員の給与に関する条例に定める休日の特例を定める条例」におきまして、第4 条において廃止する「職員の休日及び休暇等に関する条例」の名称が、条例名称及び条 文中で引用されておりますことから、削除する必要がございます。しかしながら、本条 例そのものが昭和天皇崩御に伴う大喪の礼の挙行に際し、当該日を休日として位置づけ る条例であるということを考えますと、現時点で制定所期の目的は終了しておりますこ とから、この機会に廃止をするものでございます。施行期日につきましては、本年4月 1日でございます。 以上、簡単でございますが、職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等についての 説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い 申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 河野議員 二つの条例を、簡単に言いますと、整理統合するという提案だというふうに認 識しております。また、新たな特別休暇を付すということについては、今、事前に資料 が配られました。このことが国の通知なり、様々な指示、通知のもとで現行から改正さ れ、概ね新規として設けられた、職員の待遇改善に繋がっているということについては、 全く否定するものではありません。 今、この一覧表をいただきまして、このことについて私、質問する予定でおりました ので、特別休暇の創設ということについては、根拠としては示されたということで質問 はいたしませんが、ただ、今、議場でいただいた限りにおいては読む時間が足りません ので、今、一生懸命読みながら質問をしておりますし、そういう意味では議会の事前の、 提案される事前のチェックに至る時間は、相当、説明としては不十分であったというこ とを指摘しておきます。 あともう1点は条例、二つの条例の条文が、それぞれ何条ずつなっていて、そのうち の条文として、今回、規則として改められた条項がどれだけあるのかということを、ご 説明願います。それが1点です。 それから、今回、職員の勤務条件・待遇に関わるということでは、労働組合との協議 事項はいかがなものでしょうか。資料要求をいたしましたところ、該当資料がないとい - 99 - うことで、会派においては一定取り下げをしておりますが、やはり、これは「資料なし」 ということではありますが、労組との協議、合意はどのように得て提案に至っておられ るのか。時系列も含め、検討経過、協議経過をお示しください。 まず、その2点、お願いいたします。 総務部長 組合との協議状況についてから、ご答弁させていただきたいと思います。 組合との協議状況につきましては、二つの職員組合ともに、この内容については一定 の評価を得て、合意に至っております。一方の組合につきましては2月 14 日、一方の組 合につきましては2月 27 日に合意をいただいております。 本件にかかりまして、職員団体から要望を受けた内容もございます。いずれの職員団 体からも、今後も国や他自治体の動向を踏まえ休暇制度の創設については先進的に取り 組んでいって欲しい、ということの要望がございました。一方の職員団体からは、正職 員にかかる休暇の見直しとともに、非正規の方々の休暇制度の見直しについても要望を いただいたところでございます。 それから、1点目の規則は何条で構成するかということでございますが、規則につき ましては、現在、内容を精査しているところでございまして、今後、若干変更をする点 が出てくる可能性もございますが、現時点では、二つの条例を一つに盛り込むことによ りまして、「職員の勤務時間、休暇等に関する条例施行規則」という名称で、28 条立て の規則を考えております。 以上でございます。 河野議員 今、提示された資料のこともお尋ねしなければなりませんが、読み込めない部 分もありますが、お尋ねいたします。 特別休暇の創設については、この第 11 号議案資料が今、呈されまして、国としての要 件や対象事項が示されています。そして、その右の表には島本町として改正及び現行と いうのが並立されて示されています。その中で、特に新規というところについて、再度 の確認をさせていただきます。 特に島本町としては、私も 12 年、13 年近く議員をさせていただいておりますけれど も、女性が多い議会とかいろいろ言われながら、こういった国の示しがあったにもかか わらず、今日まで、この「妊娠障害により勤務が困難な場合」「妊娠中の職員が通勤に 伴う負担を緩和する場合」「妊娠に伴う受診」、そういったことの創設が今日に至って いるということについては大変反省をしておりますし、不勉強であったというふうに思 っております。この 11 号議案資料の4、5、6、7については、国において示されたの はいつ頃であったのか、いつであったのかということを、この際、確認をしたいと思い ます。 特に、この「妊娠障害により勤務が困難な場合」ということですね、「通勤に伴う負 担を緩和する場合」。やはり妊娠・出産ということは、ほんとに個人差がありまして、 - 100 - ほとんど苦しみがないという──出産は別ですが、あまり変調しない状況でおられる方 もおられますが、中には本当に、電車に乗っていても、各駅停車に乗らなければ、駅に 着くたびに降りないといけないかも知れないという状況を抱えながら、長距離、あるい は電車で通勤をされてきておられる女性職員もおられたであろうと思います。こういっ たことで、一応、今、国の示しの時期をお示しいただくということ、こういったことが なかったことによって、やむなく産前のときに退職を余儀なくされたという職員がおら れたのかどうか。ちょっと自分を戒めるという意味でも、この点について、もし前例が、 事例がありましたら、お示しください。 それから労働組合、島本町にある二つの労働組合には、本日の 29 日の提案以前に、こ の提案については合意を得ているものというふうに認識いたしました。それに間違いご ざいませんか。再度、お尋ねいたします。 それから、規則についてもかなり流動的な部分があるというふうに、今の答弁で感じ ました。今回、議会は初日、ちょっと町長はじめ理事者の皆さんは通年議会の、島本町 の議会の試行の実施要綱第7条に基づいて退席をされていますので、通年議会全体の条 例提案の中身は、この議会では聞いておられませんが、内容については十分ご承知かと 思います。247 日間、昨日以来議会は開設されますし、試行とはいえ、今後そのことを やっていくという議会の意思がありますので、今回のように整理統合は必要であったと しても、条例から規則に振り替えるということの必要性が、はたして今の私達議会との 関係で言いますと、今、議会では議決事件を拡充しよう、通年議会をやって年がら年中、 最低国会並みに 150 日間ぐらいは開設して、開会して、大いに議論をしようという方向 に向かって、議員が全員進んでおる中で、本来、議決事件である条例ですね。条例を規 則とするということは、私達議員にとれば議決事件でなくなるということになります。 ですので、そういったことにおいては、やはり、今回この場所に、私達議員が、今ま でチェックをしていた条例が規則となるという変更においては、その規則案も備え付け て出すというのが議会に対する説明責任ではなかったのか。今回、これを認めますとね、 規則でどう示されたのかということを確認しないまま、私達は今後、条例として、この 議場で議論する、チェックすることが正式な場ではできなくなるんですよ。そういう大 きな節目にあるときに、規則改正案を出さない、そして流動的なこともある、ちょっと 変更もあるかも知れないと、今、部長の答弁に驚いてますけども、それではたして今の 休日と、この勤務時間に関わる職員の待遇が悪化しないか、何か抜け落ちないかという ことが、私達はチェックできないまま採決をされるということは、やはり断じて認めら れません。 その点について、今、ないというふうにおっしゃいましたが、規則案のたたき台など、 今、お示しできることはできないのかということです。再度、その資料として求めたい と思いますが、議長、この点、いかがでしょうか。ちょっと重大な問題だと思っており - 101 - ます。今後としては通年議会ですので、規則案ができたときに出していただければ、議 会はフレキシブルに対応できるという試行期間を設けておりますので、何も今日あわて て、規則案のないまま条例を出すということをしなくてもよかったのではないかと思っ ておりますが、いかがでしょうか。答弁を求めます。 総務部長 規則の件でございますが、「変更もあり得る」と申し上げましたのは文言でご ざいますね、表現の仕方とか、そういった内容でございまして、大変、本日になって申 しわけなかったんですが、第 11 号議案資料でお配りをさせていただいた特別休暇等の内 容につきましては、このとおり、規則には規定をさせていただく予定をいたしておりま すので、よろしくお願いをいたします。 それから、職員団体の合意でございますが、本日までに両団体とも合意をいただいて おります。 それから、このお配りさせていただきました資料の4・5・6の内容だったと思うん ですが、今回、新たにこういった内容を規定させていただくわけですが、これまで、こ の内容、規定がなかったから退職されたという職員はおりません。 それから、国のほうで、これがいつ、こういう制度ができたかということについて、 一つひとつ人事院規則等細かく調べたわけではございますが、現時点で、いつからでき たのかというのが、まだちょっと判明できておりません。今後、調査をしていきたいと いうふうに考えております。 以上でございます。 河野議員 「申しわけありません」と、私、一議員の質問に対して謝っていただくことで は済まないと思っております。確かに、通年議会は昨日様々成立したわけですから、2 月の 17 日の午後に、この議案書をいただくときには正式な形では成立していなかったと いう前提に立てば、3月議会という従来の議会日程におけば、規則を整備しておかなけ れば4月1日に間に合わないというふうな、総務部のお考えについても一定理解しない わけではありませんが、しかし、後半議会もあることですから、しっかりとその辺は整 備をし、いずれ通年議会あろうがなかろうが、議員に対しては、やはりこの規則案の文 言を示す。文書として清書したものを出していただいて、私達も確かに隅から隅まで、 脱落がないか、どこまでチェックできるかということはありますが、でも、やはりチェ ックをしたという前提において、この条例の改廃をやはり判断すべきと私は思っており ますので、やはり出していただかなければ困ります。 これ以上、私としては、この議案を審査し続ける、けれども、最後の議決に至るとい うことは到底認められません。再度の改善を求めますが、この点については、町長はい かがでしょうか。やはり二元代表制として、条例の改廃にあたるのは、決めるのは議会 であります。それまでにいろいろ当局と職員団体と、いろいろと調整し、努力していた だくのは総務部においてということになりますが、ここまで認めてしまうとね、ほんと - 102 - に、通年議会をこれから進めていくにあたっても、こういう議案提案をされてしまうと、 何のために議会のチェックがあるのかということを、ほんとに住民からも言われかねま せんので、再度、善処を求めます。町長にその点、求めたいと思いますが、いかがでし ょうか。 一方で、この特別休暇の創設については、ぜひとも一日も早く、国で整備されてから ずいぶん日が経っているものもあろうかと思いますので、しっかりやっていただいて、 職員として皆さん、男女の育児参加も含めて、そういった職員の権利をしっかり享受し ていただいてね、そのうえで非正規職員、そして町内のあらゆる劣悪な労働条件で働い ておられる住民の方の皆さんの基本的人権をしっかり守るということに、一日も早く、 また歩み出していただきたいと願っているものですが、しかしながら、今日でないと間 に合わないという理屈は成り立ちません。その点についてはしっかりと議会の日程、議 会の手続き上の問題等精査され、やはり規則案を備え付ける。そのうえで二つの条例の 廃止ということを確認したいと思いますが、いかがでしょうか。町長において、答弁を 求めます。 総務部長 規則の件について再度ご指摘いただいておりますが、規則をきちっとお配りで きる形で、法規審査等もすべて完了して配付をさせていただくべきであったというふう には考えておりますが、非常に内容が多岐にわたっておりまして、複雑でございます。 法規審査等の審査を経て、まだ内容を精査する必要がございますことから、本日ちょっ とお配りを──本日といいますか、議案でお配りをさせていただくことができなかった ということでご理解を賜りたいと思うんですが、本日になりましたが、お配りさせてい ただきました議案資料につきまして、規則といいますと、条例の施行規則でございます ので、条例の範囲内でその規則を定めていくということになってまいります。従いまし て、条例の範囲を超えた規則というものは、まずないということを申し上げたいと思い ますが。 それから、先ほども申し上げましたが、特別休暇の内容につきましては、このお配り させていただいた資料の内容のとおりに定めて、規定をさせていただきますので、ご理 解をいただきたいというふうに思います。 それから、今日でないと間に合わないという、確かにおっしゃるとおり、今日でない と間に合わないということもない、ということかもわかりませんけれども、職員団体と も話をする中で、こういった一定向上する内容については一日も早く規定をし、一日も 早く、その該当する方に取得をいただければという思いがございましたので、今回、提 案をさせていただいた次第でございます。 以上でございます。 (河野議員・自席から「議長、3問目ですので、判断は町長しかできないと思ってい ます。今の質疑に対して部長の答弁では不十分です。それか4問目認めていただきた - 103 - いと思います」と発言) 岡田議長 4問目はだめですので、町長に答弁していただきますので。 川口町長 先ほど総務部長がご答弁申し上げたとおりでございますが、職員の待遇の向上 に繋がるものでございますから、できるだけ早い段階で、お示しをさせていただいたと いうことでございます。ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 02 分~午前 11 時 11 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 他に質疑ありませんか。 伊集院議員 前の議員さんがいろいろと、他の議員も同じ思いであるということで勝手に ちょっと代弁されましたので、確認のないところでしたので、私自身としましては議案 資料、この資料というのは議案の決定義務の中の資料ではないので、こうやって配付し ていただいたことは大変評価させていただいております。いろいろ言われたので、今後 出さないということにならないようにお願いしたいと思っております。 それと、ただ確かに規則案を一緒に出していただければ一番理想であったという部分 がありますが、現在、法規審査等を受けられているということであります。ですので、 今後どのぐらいの時期に出せるのか、そういったことを、ちょっと確認させていただき たいと思います。 それともう1点、資料の中で出ました、妻が出産する場合ですね。取得可能な期間、 本町としては出産の事実発生の予定日前1週間及びその後、発生後1週間という2週間 を取られております。国のほうでは入院等の日から、これは柔軟性のある取り方ですけ ど、この点を本町として採用された、その辺が、何らかの考えがあったのか。その点な ど、お聞かせいただきたいと思います。 総務部長 規則を、今後のスケジュールということでございますが、法規審査を経まして、 この条例施行規則として正確にと言いますか、そういう内容が確定した段階で、所定の 手続きを経て規則として、町長決裁を経て規則として制定をするということになってま いります。時期的に、もうほぼ、現在最終の精査をしている状況でございますので、3 月の総務文教常任委員会あたりで、もしまとめられたら、提出をさせていただきたいと いうふうに考えております。 それから、妻が出産する場合の内容でございますが、これまで取得期間については7 日というふうに──現行ですね、規定をいたしておりましたが、国あるいは他市の状況 を勘案をいたしまして、取得可能期間として、ご指摘の出産の事実発生の予定日前1週 間及び事実発生後の1週間ということにさせていただいたものでございます。 以上でございます。 戸田議員 国の法制の改正等に伴って所要の改正を行うものではなくて、島本町が単独で - 104 - 一部改正を今回されたということと認識しています。条例と規則を整理された。これは 事前の説明をいただきまして、そのように理解していたのですが、今回、資料を出して いただきまして、拝見しまして、個々の内容の意味の深さに改めて驚いております。 まず一つ、こういった、なかなか理解しにくい内容のもの、大きく変化するものは、 あらかじめ自主的に自らご説明いただきたかった。そういうふうにしてくださっている 部も他にはございまして、例えば消防本部などは消防長自らが出向いてくださって、丁 寧に、わかりやすく説明をしていただいております。そういったことを今回もしていた だけなかったというのは、大変残念です。ただしヒアリングでは、詳しく、丁寧に説明 していただきました。質問いたします、幾つかの点に質問いたします。 今回、一本化されたということですが、これは一本化したいという思い、認識は、つ まり、この問題意識はいつ頃からお持ちでしたか。そして、それは具体的になぜですか。 勤務に関わることもさることながら、現場の職務の中で、何か問題が必ず生じているは ずなのですね。そういったことを、まず、ご説明ください。それが一個目。 またもう一つは、着手しなければどのようなことが起こっていたのか。当然、担当の 方はわかっていらっしゃったはずなんです。特に今回、新規として条例に入っているも のは、逆に言うと、島本町の条例から抜け落ちていたということなんですね。この点に ついて、どのように認識しておられたか、ご説明ください。 そして今回、改正に踏み切られた、事務的に着手されたきっかけ。大変、これは労を 要する作業だったと思います。それのきっかけ、そして、どのような手法でこれをやり 遂げられたのか。その辺のところもご説明ください。 最後に、効果と課題です。一つは、どのような効果があったのか。当然、勤務の条件 が結果的に国、新規の部分が入った部分、それは向上しているわけですけれども、それ も含めて、どのような効果があったのかということと、今後の課題である規則ですね。 規則は、これはもう他の議員がおっしゃってますので重なりますけれども、規則案がで きれば、必ず議会にはお示しいただきたいと思います。 以上、お願いいたします。 総務部長 まず、町単独で一本化をしたというご意見ございましたが、これはかねてから 国のほうで、法律が「一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律」として平成6年 ぐらいに一本化をされております。それによりまして、他市におきましても順次一本化 をされてきたということがございました。 それと、給与と勤務時間、あるいは休暇というものは連動している場合が多うござい まして、「給与法」を改正する際に、あわせて「勤務時間、休暇法」を改正している場 合がございますが、本町では条例が一本化されていなかったことから、同様の改正を行 う際に、簡単に条例改正を行うことができず、事務が非常に煩雑になっておりました。 そういったことから、効果的な事務執行に少なからず支障を来してきたということもご - 105 - ざいましたので、今回、休暇制度を見直すにあたりまして、さらなる事務の効率化を目 的に、他団体同様に一本化をさせていただいた、こういうことでございます。 それから効果、どのような効果があったのかということでございますが、条例施行は 本年4月1日でございますので、効果についてはこれから出てくる。内容について、職 員の待遇が向上するものでございますので、今回、改めさせていただくものについての 効果が現れてくるというふうに考えております。 幾つか、ご質問いただいておりましたが、1点目にご答弁させていただいた内容で、 ご答弁させていただきます。 以上でございます。 戸田議員 そうですね、事務が非常に煩雑であったと。これは「給与法」改正がたびたび 行われていますし、今後も行われていくのは十分に推測できますので、そのたびに事務 が非常に複雑であった。今回、それを着手されたことは、私個人的には評価するのです けれども、今、平成6年に国は一本化されてました。今はもう平成 23 年なんですね、こ んなに月日が経っている。これは、今までを大いに反省していただくべきことかなと。 他にもこういったことが、積み残しされたり見逃されたり、忙しさに紛れて先送りされ ることがたくさんあると思います。そういうふうなことの象徴的なことだったかなと考 えます。 先ほど私、一つ理解できませんでした。昭和天皇云々というご説明がありました。こ れ、平成元年ですよね。これに関して、もう一度、「休暇」という定義について、ご説 明ください。 総務部長 昭和天皇崩御の際の大喪の礼の関係でございますが、これは今回、廃止をさせ ていただく条例でございますが、その内容が、議員もご指摘になられました昭和天皇崩 御に伴う大喪の礼、大喪の礼の挙行日を休日とするという条例でございます。大喪の礼 につきましては平成元年2月 24 日に挙行されておりますので、現時点で制定所期の目的 は終了している。このことから、この機会に廃止をさせていただく、こういうものでご ざいます。 以上でございます。 平野議員 職員さんの、いろいろな休暇等の条件がよくなるということはよいことだとい うふうに思っております。しかしながら、国の法律とかがすでに改正されていて、町の 条例が改正されなかったために、実際は不利益を被ったという形になるのではないかと いう気がします。これが遅れたためにね、新規に盛り込まれた内容につきましては、結 果的には遅れたために不利益を被られたのではないかなと思いますけど、見解をお訊き します。 それから今回、二つの条例、「職員の勤務時間に関する条例」と「職員の休日及び休 暇等に関する条例」を一本化するとおっしゃいましたけど、ここに提案されてる条例文 - 106 - は、すべてでありませんよね。一本化した条例のすべてではなくて、特に改正するとこ ろを出されただけですのでね。やはり一本化した条例案を出してもらう必要が、私はあ ると思います。 と申しますのは現在の、ちょっと、すべて見たわけじゃありませんけれど、「職員の 休日及び休暇等に関する条例」、先ほどの特別休暇に関わるものですけど、第6条とい うところに、1号から 18 号に詳しく書かれていますね。例えば、女子職員が妊娠のため に医師の診断を受ける場合とか、町長が認めた日時間とかね。いろいろ、生後満3年に 達しない子育てをする職員の休暇のこととか、18 号にわたって書かれているんです。と ころが、それが今回の新しい条例になりますと、7ページのところに特別休暇・第 15 条というところがあるんですけど、これ、たった4行で、このことを示しておられるん ですね。そういうふうに見てよろしいですか。特別休暇はということで、「選挙権の行 使、結婚、出産、交通機関の事故その他の特別の事由により」から、「規則でその期間 を定める」というところで、つまり、詳しいことは規則で定める。条例には、こんなに、 現行の条例に書かれているような 18 号にわたる細かいことは書きませんよ、ということ なんですね。私は、それではだめだと思うんですよ。こういった特別休暇に関わること に関しても、きちんと条例で書かなければね、もし、このとおり例えば取得ができなく って、職員さんが不利益を被ったりしたときに、それは条例違反ということで、きっち りと何らかの形で異議申し立てもできますし、また裁判とかもできますけれど、規則で はね、それは効力がないですよ。やはり条例に規定すべきというふうに思っております。 その点、やはり不備ではありませんか。2点。 総務部長 まず、先ほど申し上げました平成6年9月に国の法律が一本化されたというこ とでございますが、その際にこれがすべて、今回改めるものがすべてその時点で規定さ れていたのかというと、そうではございませんで、それ以後、いろいろな待遇改善の部 分で規定がされてきたものでございますので、例えば 17 年、18 年遅れていたというも のではございませんので、その点、ご理解いただきたいと思いますが。 それから、ご指摘の特別休暇、今回、第 15 条で定める部分でございますが、内容につ いては先ほど申し上げましたように、法改正に伴う条例改正が非常に煩雑になっていた ということもございましたので、今回、規則に、他市あるいは国と同様に規則に規定を させていただくものでございます。 規則は効力がないのではないか、ということでございますが、規則についても法令に 準じたものとして十分に効力があるものでございますので、規則に規定されているもの について例えば不利益があった場合に、規則違反ということで不服の申し立て等は十分 できるものだというふうに考えておりますので、ご心配いただいている点については問 題はないのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 - 107 - 平野議員 一本化された以降のことではなくて、例えば、私達も記憶にある男性職員が育 児に参加することでありますとかね、介護休暇において、例えば同居親族要件を外すと か、子育ての場合の育児時間を余分に保障するとか、そういった、つい最近のことでさ えも、やっぱり半年遅れとか、そういうことで不利益を被るのではないですかというこ とを申しました。17 年前のことを言っているわけではございません。やはり、そのこと は、速やかにそういったことはするべきではなかったのかということを申しました。そ れはもう、ご指摘しておきます。 特別休暇、今、私が申しているのは他にもあるかと思うんですよ。特別休暇というと ころを象徴的に示して言っているだけのことですが、現行の条例に事細かに書かれてい る休暇の内容が、条例に書かずしてよいのかというふうに思っております。規則だから 効力がある。効力があるでしょうけど、条例ほどの効力ではないというふうに思ってお りますし、町が条例に定めるということは、町にこそ義務があるというか、すべきこと ですね、やらなければならないことがあるわけですから、私はやはり細かく、これは条 例規定するべきではないかなと思いますけど、他市町村ではどういう形になさっている のでしょうか。やはり、すべて規則という形になっているのでしょうか。お尋ねします。 総務部長 育児休業という部分でのご指摘があったんですけれども、育児休業は特別休暇 ではございませんで、「育児休業法」に基づいて育児休業の条例を本町でも持っており ますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、男性の育児参加の部分で、今回、改めさせていただいておりますが、これ までも妻が出産する場合ということで、7日間の特別休暇がございました。それを今回、 2日にさせていただいています。これは5日間なくなるということではございませんで、 これまで出産する場合の7日間という、出産の時期であったわけですが、今後は配偶者 の産前産後休暇期間中、産前8週産後8週、16 週ございますが、その期間中の5日間の 範囲内ということで、16 週間のうちに5日を取得できる。かつ妻が出産する場合に2日 を取れるということで、合計7日ということになるわけですが、これは同じ7日という ふうに見られがちですが、これまでの7日というのは土・日を含む7日でございます。 今後の7日というのは土・日を含みませんので、プラスしますと9日ということで、内 容が充実するということでございます。よろしくお願いしたいと思います。 それから、他市町村はどうなのかということですが、国の条例準則、これについても 規則に定められておりますし、他市町村についても今回ご提案をさせていただく内容ど おり、規則に規定をされているところでございます。 以上でございます。 平野議員 規則でよいと、他市町ではそのように、国の準則に準じているということです ね。それでは規則で事細かに、今、条例で規定しているものは事細かに規則で定めれば よいという判断ということですね。一定、理解しますけども、規則を見てませんのでわ - 108 - からないということもありますし、一本化された条例案を、やはり全部、すべて見てお かないと、もちろん行政のお仕事ですから、きちんとなさるというふうにも思いますけ れど、信頼はしておりますけれどね。やっぱり、一応見ておくという必要が議員には課 せられていると、そういう仕事だというふうに思っておりますので、やっぱり一本化し た条例を事細かに見て、どこがきちんと定められているのか、規則にきちんとそれが、 今、ここに条例に定めてあるものが規則のほうにきちんと書かれているのか、漏れては ないのかということを、やはりチェックする機会を与えていただきたいというふうに思 いますので、一度それは、この条例案を一度取り下げてでも、改めて規則を出していた だいて、一緒に出していただくという必要があるかと思います。どうでしょうか。 総務部長 今回、ご提案させていただいておりますのは、条例の一部改正ということでご ざいます。改正する内容につきましては、参考資料として添付をさせていただいており ます新旧対照表、この内容でございまして、中に一部、その改正を要しない部分につい ては略ということで略させていただいている部分もございますが、新旧対照表の改正案、 これが今後の条例の大部分を占めるということでございます。 それから、規則の件でございますが、先ほど他の議員にご答弁をさせていただきまし たとおり、現在、内容を精査中でございますので、精査が済み次第、資料提供という形 で議員の皆様方に提出をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 外村議員 今回、11 号議案は条例の改正だと、こうおっしゃってますけども、私はそうじ ゃないんではないかと。要するに今回、「職員の勤務時間に関する条例」と「職員の休 日及び休暇等に関する条例」を一つにするという、これはわかりました。しかし、それ に伴って、次のページの「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」と、 「一般職の職員の給与に関する条例」、これ廃止するわけですね。やっぱり、それぞれ 条例が違うわけですから、一つの議案で全部のことをやってしまう。さらには当然合体 することによって、その次に書いている「職員の休日及び休暇等に関する条例」、これ はもう廃止当然ですけども、さらに、もう意味をなくしたという大喪の礼に際して作っ たというような条例を廃止する、これはわかります。 結局、二つを一つにする他に、二つの条例を改正しているわけですね、一部。それに さらに一つを廃止している。これはやはり、一つひとつ別の議案にすべきだと思うんで すが、いかがでしょうか。 それと、先ほども言いましたように規則というの、例えば「職員の休日及び休暇等に 関する条例」があって、その次に「職員の休日及び休暇等に関する規則」がありますが、 その条例を廃止したら、その規則はどうなるのか。全く規則だけは生き残るのか、そう でないんであれば、当然、規則も変わるということであれば、他の議員もおっしゃって ましたけど、当然、規則までどうなるというのをつけなければ理解できないし、賛成し - 109 - ようが反対しようがわからないということで、判断しようがございません。これはぜひ、 作ってください。ましてや今、法規審査中というなら、当然、提案自体が時期尚早と思 います。通年議会ですから、いつでもできますので、できるだけ3月 31 日、どうしても 成立したいならは、その期間によっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 それと、今、今日、本日配られたこの資料で、私は基本的には休暇も、普通休暇と言 ってたものが年次有給休暇と呼称を変えた。病気休暇も特別休暇も介護休暇も全く存在 するし、変わってないと思いますので、この説明で、例えば削除されたものもあります し、職員にとってプラスのものばかりなのか、マイナスのものもあるんではないかと思 うんですが、その辺の、全部は必要ないですから、端的なところをご説明いただきたい。 それともう一つ、先ほど言いましたように、休暇の数は減ったのか、増えたのか、イ コールなのか。勤務時間も増えたのか、減ったのか、イコールなのか、端的に私、理解 したい。ちょっと理解できないんで、それを端的にお答えください。 以上です。 総務部長 提案を別々にすべきである、というご意見をいただきました。今回、先ほど申 し上げました、冒頭の説明で申し上げました提案理由によりまして今回の改正案を出さ せていただいておりますので、別々にいたしますと、余計、複雑になるんではないかな というふうに考えています。提案する際に、条例改正の提案する際には、関連する部分 について一括で改正したほうがわかりやすいという部分もございますので、今回、そう いう形で提案させていただいております。 それから、職員にとってプラスになるのかならないのか、マイナスのものはあるのか ということですが、今回、資料でご提出させていただきましたように、6点にわたって 新規の項目がございます。これにつきまして、この内容につきまして職員団体とも十分 に話をし、説明させていただいているところでございますが、職員にとっては待遇が向 上するものであって、両団体とも合意をいただいているところでございます。 それから、今回廃止をさせていただく条例につきましては2本でございまして、先ほ ど来出ておりました大喪の礼の挙行日を休日にするという条例、これはもう所期の目的 を達しているということで廃止。それから、今回条例を一本化し、条例の名称を「職員 の勤務時間、休暇等に関する条例」、これまで勤務時間の関係と休日・休暇に関する条 例分けておりましたが、一本化することにより、これまでの「職員の休日及び休暇等に 関する条例」につきましては廃止をさせていただくということでございます。 それから、今まで旧来の、例えば「職員の勤務時間に関する条例」ですとか、「職員 の休日及び休暇等に関する条例」、この条例名称を、条例の中で引用している条例がご ざいます。それについては条例名称が変わりますので、今回、引用している条例名称を 改正させていただく。それが「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」 と「一般職の職員の給与に関する条例」でございます。 - 110 - 今回、改正させていただく内容につきましては、議案あるいはその参考資料でご提出 させていただいているとおりでございまして、勤務時間については変更はございません。 以上でございます。 外村議員 答弁漏れです、規則も変わるのかと。 岡田議長 今、2問目を当ててますので、いいですか。 (外村議員・自席から「いや、2問目じゃありません、答弁漏れです」と発言) 総務部長 規則につきましては、これまで条例が二つありましたので、それぞれの施行規 則ということで二つございました。今回、一本化することによりまして、規則につきま しては「職員の勤務時間、休暇等に関する条例施行規則」ということで、規則について も一本化をいたします。 以上でございます。 冨永議員 再度、確認したいことがあります。二つの条例を一本化するということで、規 則も含め、二つの規則を今後一本化するということですが、本日の段階で、この規則の 案も含めて法規の審査がすでに終わっていて、これはもうオッケーだということになっ たのかどうかの確認を、再度したいと思います。 総務部長 現在、法規審査中でございます。 以上でございます。 冨永議員 法規審査中で、議会が議決した後で法規審査がだめだということになった場合、 そういうことがあり得るとは思いますが、その場合はどういうふうに考えるんですか。 総務部長 規則のことをお尋ねになられてますので、規則につきましては法規審査中であ るというふうにご答弁させていただきました。ご提案させていただいております、この 条例の改正案につきましては、法規審査、内容の精査、すべて完了したうえで提案させ ていただいておりますので、誤解のないように、よろしくお願いいたします。 藤原議員 いろいろ議員がおっしゃってますので、できるだけ重ならないように質問しま すけども、まず、今回の二つの条例を一つにするというのは前進という意味と、二つの 条例が現在まであったというのがね、それなりに私は役目を果たしているということで、 時代の流れからいろいろ見て、人事院勧告も含めて国の流れ等もあってね、今回、一本 化するというのは、職員の勤務時間とそれから休暇というのはすごく連動しているとい うのは私はよくわかりますので、その辺で一つにするということで、提案は、まず二つ を一つにするというのが、私は大前提にある条例改正案だというふうに思っております。 そこで1点、表題の質問なんですけども、「職員の勤務時間に関する条例等」という ところに、この「条例等」に何が含まれているのかというのを、しっかりお答えいただ きたい。これが1点です。 それから、改正の内容というのは参考資料に書いてありまして、1条から 19 条まで列 記されてますよね。この中で改正すべき条文、これについて改正の対照表がありまして、 - 111 - すっかり、これは私は記述されているというふうに思っておりますけども、ここで抜け ているところはないというのは確認はさせていただきたいと思いますけども、前の議員 の質問では全文を示せ、これは私は改正内容がかえってわからないというふうに思いま すし、私はこの 19 条まで改正内容を表しているというので、十分審議ができるという内 容であろうというふうに思っております。 そこで、この条文と、それに二つの現行の条例を一つにして規則にするときには、私 は、この条文を含めた改正の、一部改正ではあっても大きな改正だと思うので、規則ま でね、今、条文を含めた条例改正案が可決してないのにね、規則まで触るというのは、 大変、私は職員の勤務時間、休暇等について大きく影響もあるかと思うので、その辺は 慎重に、時間をかけても、規則については両方の条例案を一緒にするわけですから、規 則は大変、実際の運用に関わるものなので、しっかり法規審査を含めてやっていただき たいなと思います。一部、質問がありましたけども、そこも含めて、規則まで含めて、 今、提案するというのは、私は改正案が通ってないのに細則まで決めるというのは、議 会をかえって軽視しているというふうに思いますけども、この辺について、しっかりお 答えをいただきたいと思います。 それで、施行日が4月1日ということですので、この機会にしっかり、この議案につ いては成立するなり何なりするなり、これはしっかり議案として討議していただいて、 可決をしていただきたいなというふうに思いますけど。質問としては、以上ですけど。 総務部長 1点目でございますが、今回の改正条例の名称でございますが、「職員の勤務 時間に関する条例等」、この「等」は何を指すかということでございますが、まず「職 員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」、それから「一般職の職員の給 与に関する条例」「職員の休日及び休暇等に関する条例」「職員の休日及び休暇等に関 する条例及び一般職の職員の給与に関する条例に定める休日の特例を定める条例」、今 回、一部改正、あるいは廃止をさせていただく条例はこれだけございますので、それを 指して「等」というふうに表現をさせていただいております。 それから、新旧対照表に抜けはないのか、というご指摘ございましたが、新旧対象表 につきまして、抜け、間違い等はございません。 それから、議員もご指摘いただきましたように、今回、条例の一部改正等ということ でお願いをいたしておりますので、改正をさせていただく内容について、議案の改め文 あるいは新旧対照表に記載をさせていただいているところでございます。改正の手法と して、一部改正、あるいは全部改正というような改正がございますが、全部改正の際に は、もちろんその全文改正、改めるものが全文ということになりますので、それはお示 しをさせていただく必要がございますが、今回、改正ということでございますので、改 正を要する部分についてを提出させていただいたところでございます。 それから最後に規則の件でございますが、規則につきましては、先ほどもご答弁申し - 112 - 上げましたが、条例の範囲内、今回、ご提案をさせていただいている条例の範囲内で規 則を定めていくというものでございます。規則に定める特別休暇の内容につきましては、 資料に配付させていただいている内容そのままを、この内容を変更することなく、この まま記載をさせていただきますので、しっかりやるようにということでございますが、 きちっと適正に、規則として改正できるように事務を進めてまいりたいと考えておりま す。 以上でございます。 藤原議員 大体わかりましたけど、「条例等」の中に、それだけの条例が含まれて一つの もの、「勤務時間に関する条例等」の中に全部含まれるとなりますと、これは規則を含 めてしっかり精査をしないと、これは落ち度があってはいけませんので、今、示すとい うのはね、私は全く必要なというふうに思っております。 それで、スラスラとおっしゃった条例が、今メモできませんでしたけど、六つか七つ ぐらいおっしゃったかなと思いますけど、それについて、いろいろ関わり合って来ると いうのは私は理解をしたんですけど、そういうことでよろしいんでしょうかね、この規 則のところまで。規則案を作るのにね、そういうのを全部精査してやっていくというふ うになるかと思うんですけど、その辺、そういう解釈でよろしいんでしょうか。 それと、平成6年に国が出したから、そのときはそれなりに島本町として行政の理事 者から提案されたものを含めてね、議会で十分検討されて条例ができておるというふう に思っておりますので、今、なんでだということになりますと、今じゃないといろんな 問題を、やっと私は一つの条例案にしてできるということで、そのことについてね、そ んなに言及するようなことではない。その当時の議員を含めた議決で決まっていってい る条例でございますので、それはそれで一定の考え方はあろうかと思いますけども、そ れはそれなりに過去の実績ということがありますので、今回、しっかり、これについて は改正案について審議をすべきだというふうに思っております。 先ほども申し上げたとおりですけども、質問としては、4月1日に実施するというの は二つの労働組合の団体交渉も含めてなっているということも聞きました。一つは2月 14 日、一つは2月 27 日ですね。そういうことで、私は鋭意、この条例案について審議 を深めていただければというふうに思っております。質問としては、先ほど1条から 19 条、しっかり、これは条文として改正案を、現行と改正案について法規審査も済んでき っちりしているということですので、再度、このことについてはもう一度確認したいん ですけど、そういうことで理解はよろしいんですね。 それと、この表記の仕方ですけどね。「勤務時間に関する条例等」の中にこれだけ入 っているというふうになりますと、改廃も含めていろいろ手続きがあろうかと思います けれども、その辺、しっかりやっていただくということで、その辺についてお答えをお 願いしたいと思います。 - 113 - 以上です。 総務部長 1点目に規則のことをご質問いただいておりますが、先ほど「等」は何を指す のかということで、幾つかの条例名称をあげさせていただきましたが、規則につきまし ては、これまで2本に分かれていた勤務時間に関する規則、それと休日・休暇に関する 規則、それを一本化して規則を制定させていただくものでございまして、その他廃止さ せていただく、今回廃止をご提案させていただいている条例でありますとか、引用して いた名称が今回改正することによって改める必要がある条例、これについては、規則に は影響はしてまいりません。 それから、平成6年に国の法律が一本化をされたということでございますが、これま で本町では条例を二つに分けてやってまいりましたが、これは二つにしているから法に 抵触するものでも何でもございませんで、これは今後も二つにしていても別に法的には 問題はございませんが、先ほど申し上げましたように給与と勤務時間、あるいは休暇と いう関係については非常に連動をしておりますので、法改正に伴う条例改正の手続きを 行うときに、非常に事務が繁雑でございました。今後、一本化をお願いし、可決をいた だきますと、今後は法改正に伴う条例改正が効率的に行えるということもございますの で、よろしくお願いしたいというふうに考えております。 それから、今回1条から 19 条、19 条立てで条例を改正させていただいておりますが、 これにつきましては法規審査あるいは内容の精査、すべて完了しており、問題はないと いうふうに考えております。改廃の手続きということでございますが、今議会に提案さ せていただき、ご可決を賜りましたら、告示等、今後の所要の事務を速やかに行ってま いりたいと考えております。 以上でございます。 藤原議員 ご丁寧な説明、ありがとうございました。先ほど私、2月 24 日に交渉と、これ は天皇の崩御のところを見てまして、失礼しました。二つの組合、2月 14 日と2月 27 日ということで、訂正をお願いしたいと思います。 それでは、しっかり審議させていただいて、ぜひ可決をしていただきたいなというふ うに思いまして、質問を終わります。 高山議員 まず、私は職員組合との協議というのは極めて大事な問題だというふうに思っ てます。それは労働条件に関することだから、二つの組合があって、遅かったほうは議 会の招集、開会の1日前。そのときには、すでに理事者は議会にも提案しているわけで すね、資料として。だから、それは職員の声を聞くことなしに提案されているじゃない か。これはとんでもない、最初の過ちだというふうに思うんですけどね。少し、具体的 にお訊きします。 実は、休憩時間を定めるということで、私は一つ気になりましたのは、6時間を超え る場合に少なくとも 45 分、「少なくとも」というのが条例・法令にあるというのに少し - 114 - 違和感を感じました。8時間を超える場合に少なくとも1時間。確かに、「少なくとも」 というのは、45 分だから 50 分でいいわけで、1時間でもいいわけでね、「少なくとも」 という言い方は。しかし、そうでありますならばね、6時間から8時間の場合にはこう いう基準でやるとかいうふうにすべきじゃないですか。それは6時間を超える場合でも、 7時間半やって 40 分と 45 分というのは不合理だから、それは 50 分・55 分にしようと いうのが合理的かもわからん。そうやったら、そういうふうにきちんと規定すべきじゃ ないですか。この内容についてね、組合と解釈について了解得られてますか。この内容、 きちんと説明してね、合意が得られているのか、そのことをお示し願いたい。 それから、今日いただいた資料はね、今日出てくるというのも島本的と言えば島本的 かも知れませんけど。本来はね、これはこの内容で、今日いただいた議案資料というこ とでいただいたわけですけど、この内容について二つの組合と合意、得られてますか。 どういう文書でもって提案して議論されたか。例えばね、私は明確に改悪になってるな というふうに思わざるを得ないのはね、例えば7番でね、「妊娠のための医師の診断を 受ける場合」、現行は「町長が認めた日時間」、これが削除。公務のために負傷した場 合の療養休暇、これが「町長が認めた日時間」、これが削除になる。これは明らかに改 悪だというふうに言わなくてはなりません。このことも含めて、組合と合意を得られた のか。それから、先ほど少し質問がございましたけど、妻が出産する場合についても私 は後退ではなかろうかというふうに思います。こういう内容を、きちんと二つの組合に 対して示して、合意を得られたのか。 まず、このことをお答えください。 総務部長 1点目、休憩時間の関係で「少なくとも 45 分」、「少なくとも」という部分で ございますが、これについては「労基法」上の規定でございますので、そのように、そ れにあわせて規定をさせていただいております……(「高山議員・自席から「組合との 協議」と発言)……。 それから、休憩時間というのは、今 45 分、以前 60 分ございました。それは休憩時間 45 分と休息時間の 15 分、これをあわせて 60 分、こういうことになっておりました。休 息時間の 15 分をなくすることについては、当時、組合との合意のうえでそうさせていた だいているところでございます。 それから、組合にどういうものを渡して、議案を渡してということと理解したんです が、組合の交渉の際に議案の案を、議案を渡すことはございません。今回の改正の内容 について口頭でご説明をさせていただき、両組合ともに合意をいただいたところでござ います。 それから、公務のために負傷した場合、これを削除するということでございますが、 これは「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例」、こういう条例が本町にござ いますが、その中で、公務のために負傷した場合については3年の期間の休職を認めて - 115 - おり、また給与につきましても「給与条例」に基づき全額を保障しているものでござい ますので、これについては、そちらのほうの条例で十分対応しておりますので、新たに 特別休暇として位置づける必要はないということから削除させていただいております。 内容についても、十分、両組合とも合意をいただいております。 以上でございます。 高山議員 だけど、組合に提案するのに、議会に提案する前に組合の了解を得ることなし にやったこと自体が、僕は問題だというふうに思っているんですよ。確かに、プラスの 面もあるというふうに言われましたけどね、プラスも含めて、マイナスも含めてね、き ちっと労働条件に関することを組合と協議するのは当たり前だ。決めたことを職員はや ってもらったらいい、そういうことじゃないでしょう。実際、自治体の職員として全力 をあげてもらうときに、丁寧な説明するのは当たり前じゃないですか。 臨時職員の問題についても組合との協議がありました、こういうふうに言われました。 基本的にはね、正規の労働者と同じような形で働いてる非正規の職員について、基本的 には今回の職員並みの条例というのは適用されるんですか。どうですか。 総務部長 職員団体、組合と提案前に合意をすべきであるということでございますが、先 ほど申し上げましたように、2月 14 日に一方の組合については合意を得ております。従 いまして、議案発送前に今回の内容については合意ができているというふうに理解をい たしております。 それから、組合に丁寧に説明すべき。もちろん、丁寧に説明はいたしております。丁 寧に説明しないと組合も理解していただけませんので、丁寧に説明する、当然のことだ というふうに思っております。 それから、臨時職員についてのことですが、組合と話し合いをさせていただいている 際に、職員にかかる休暇の見直しとともに非正規の方々の休暇制度の見直しについても 今後検討していくべきだ、という要望をいただいておりまして、これについては両組合 ともご存じのとおりでございますが、本町では2年に一度、非正規職員の方々の勤務実 態調査、他市の状況を調査をさせていただいておりまして、その調査結果によって必要 があれば、これまでも見直しを行っておりますし、今後も必要な見直しは行っていくべ きだというふうに考えております。 以上でございます。 高山議員 実際に例えば勤務実態としてね、正規の職員と同じような形で働いている方が おられるわけですよ。そういう形で島本町の行政、成り立っている。そういうことを考 えたらね、私は非正規の職員の皆さんに対してもこうなりますよ、正規職員並みの待遇 しますよ、同一労働・同一賃金というのは当たり前じゃないですか。そのことを考えた らね、職員に対してこうするんだけど、非正規の皆さんにはこうしますよというふうな ことをね、行政として真剣にやるべきだというふうに思ってますよ。議会からの資料請 - 116 - 求でね、協議の内容がわかるものはないというように回答されたというふうに聞いてま すけどね。交渉して、経過があるんだったらね、なぜ、それを報告しないんですか。 私はね、残念ながら行政の姿勢としてね、ほんとに職員の皆さんの力を引き出して、 やる気引き出して、いい仕事しようということに、理事者の姿勢で感じられませんよ。 決まったことをやりなさいよ、決まったから説明しますよというのと、労働条件に関す る問題と違うんですよ。非正規労働者に対してね、正規労働者と同じ待遇をするという のは、法の原則からしても、同一労働・同一賃金というのは当たり前じゃないですか。 そのことをしっかりやって欲しいというふうに思いますけどね。 私はこの際、ほんとに今回の議案の提案の仕方がうまくないというふうに思ってます よ。要するにね、改正するから提案するというんですよ。改正するから提案する、何の ために改正するんだと、どういう今現状に問題があるから改正するんだということを、 はっきり言うべきじゃないですか。改正するから提案する、こんな説明の仕方ないと思 いますよ。これはほんとにね、改めて欲しいなというふうに思いますよ。例えば、法改 正に基づいて改正をするというのも一つの理由でしょう。こうこうこういう不都合があ るから、これを改善するために改正する提案する。こうしたことをやることによって職 員の労働条件改善するから、改善するために提案する……(「言うてる」「聞かへんか らや」と呼ぶ者あり)……。明確に言うべきじゃないですか。改正するから提案すると いうことはね、私は提案説明の原点としてまずいということ、これは指摘をしたい。 それから、今、規則の問題に触れられました。規則は条例と同じような効果も期待で きるんだ、こういうふうに言われました。そうでありますならばね、規則をこの審議に 間に合うように示すべきじゃないですか。今の、例えば、私はこの場で議決を求められ るんであればね、法規審査を受ける際の原案でも示して欲しいというふうに思いますし、 それが総務委員会には間に合うんじゃないかというふうにおっしゃるんだったらね、こ の議案を総務文教に付託する。そういう方法もあり得るし、そのことによって何ら支障 があるというふうにお考えになりますか。 それから、もう一つ言わしてもらいますとね、第 24 号議案にはね、同じような内容の ものがあるんですよ。今回、改正をするという条例の内容と、それから 24 号議案という のは重なっている部分があるんですね。そういうことも含めて考えると、総務文教で付 託して具体的にこういう不都合が生じるということがあれば、お示し願いたい。 総務部長 臨時職員の処遇の件でご質問ございましたが、議員の皆様方にもお示しをさせ ていただいたと思うんですが、本町では臨時職員の方にも夏期休暇を付与いたしており ます。これは平成 22 年度からでございますけども、大阪府内町村では本町のみのもので ございます。また、先ほど申し上げましたように2年に一度実態調査をさせていただき、 改める必要がある部分については改めさせていただいておりますので、他市町村の臨時 職員の方々の待遇と比べて、本町の臨時職員の方々が悪いということは決してないとい - 117 - うふうに考えております。 それから順序、ちょっとあれですけども、「給与条例」、24 号議案「給与条例」と関 連するというご質問、全く関連はいたしませんので、よろしくお願いいたします。 それから、改正理由を言うべきだということですが、先ほどから改正提案させていた だいている理由については、他の議員にもご説明させていただいているところでござい まして、これ以上ちょっと、先ほどから申し上げているので、これ以上何を説明させて いただいたらいいのか、ちょっと理解いただけないのか、非常に困惑するんですが、改 正理由については、先ほどからご答弁をさせていただいているとおりでございます。 それと、規則につきましても、先ほどから他の議員にご答弁をさせていただいている とおりでございますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 (高山議員・自席から「差し支えがあるかと訊いているんですよ」と発言) 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」「答弁漏れがあった」他、議場内私語多し) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「議事進行についての動議」と呼ぶ者あり) 岡田議長 後で、お聞きいたします……。 (「動議だから」と呼ぶ者あり) 岡田議長 動議、出されるんですか。 (「諮ったらいいんや」「動議に賛成します」と呼ぶ者あり) 岡田議長 動議が出されたということで、暫時休憩させていただきます。 (午後0時 12 分~午後1時 15 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 先ほど高山議員より、議事進行に関する発言がございました。 高山議員の発言を許します。 高山議員 第 11 号議案につきましては総務文教常任委員会に付託して、そこで慎重審議を 求める。その際には、町が予定されている規則が提案される、規則についても示すこと ができる。それから、組合との協議もさらに精度を上げて、しっかり意見を聞いて議会 審議ができる。それに加えて、私は質問いたしました。委員会付託をしたら特段の不都 合があるかということについて答弁がありませんでした。答弁がないというのは、これ は不都合がないというふうに言わざるを得ません。 従って、総務文教常任委員会に付託して、しっかり議論することを求めるということ でございます。 岡田議長 高山議員のほうから、今、委員会付託ということのご意見がございましたが、 - 118 - 今、進行している段階で、質疑が終結している後に言われてますので、すでに質疑が、 今の議案に関しては終結しておりますので、このままいかせていただきます。 議運でも、これは本会議で即決ということで、もうすでに決まってますので、申しわ けないです、このまま続行させていただきますので、よろしくお願いいたします。 (「異議なし」「事情が変わっているじゃないですか」「議事進行」) (「議長の裁決やから」他、議場内私語多し) 岡田議長 わかりました。先ほどの議事の進行から続けていかせていただきます……(「動 議は諮らないのか」と呼ぶ者あり)……。 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」「それはおかしい、動議を提案したんだから」) (「成立してます」他、議場内私語多し) 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後1時 19 分~午後1時 21 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいま高山議員から、第 11 号議案を所管の常任委員会へ付託して審査する動議が提 出されました。 所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。 よって、本動議を議題といたします。 本動議につきましては、質疑、討論を省略して採決を行いたいと思いますが、ご異議 ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。 これより、本動議について採決を行います。 この動議のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 少 数 起 立 ) 起立少数であります。 よって、高山議員から提出の、第 11 号議案を所管の常任委員会へ付託して審査する動 議は、否決すべきものと決定いたしました。 これより、先ほどの議事を継続いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を……(「反対」「なしと言ったんじゃないのか」 - 119 - と呼ぶ者あり)……。 外村議員 反対の討論をさせていただきます。 私は先ほどの質疑でも申し上げましたが、今回の「職員の勤務時間に関する条例」と 「職員の休日及び休暇等に関する条例」を統合する、さらに、それにあわせて勤務条件 を改善するということには、毛頭反対するものではございません。しかし、それに伴っ て関連する条例の改正が必要ならば、それは関連議案として、別の議案として提案すべ きである。単なる呼称の変更などでは、一部改正ということで羅列されるケースもござ いますが、今回は複雑でございますので、やはり関連議案として、それぞれ例えば廃止 されるもの、修正されるものを、きちっと列挙してどうなるかというのを、やっぱり並 べてするべきだというふうに思っております。 それと、条例と、それに関連する規則というのは不可分なものであります。従って、 改正案には規則も添付されるべきだと考えております。まして、規則につきましては現 在法規審査中ということでございます。それが整理完了されてからでも、再提案されて も、何も遅くはないと思っております。まして4月1日施行というのが、何が何でも4 月1日に施行してなければならない内容とも、私も思っておりません。 以上の理由をもちまして、本案、残念ながら、ここで採決されるというならば反対と します。 以上です。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 11 号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等についてに対し まして、自由民主党クラブを代表いたし討論を行います。 「職員の勤務時間に関する条例」に「職員の休暇等に関する条例」を一体化され、こ の改正に伴い整合性を取られ一本化されたため、「職員の休日及び休暇等に関する条例」 を廃止されています。主に、普通休暇は年次有給休暇となり、ボランティア休暇等を特 別休暇とされています。詳細は、この条例の範囲を超えない規則で定め、資料提供して いただいた内容の規則を、この3月末までにお示しいただくご答弁の実行を要望します。 本町の二つの組合との合意を取られまして、また平成6年の改正や、今日までの「労 働基準法」に基づく形態になった条例になったことに、今後、一定の事務の効率化が図 れることをもって賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 11 号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について、反対の討 論をいたします。 二つの条例を、「職員の勤務時間に関する条例」と「職員の休日及び休暇等に関する 条例」を一本化する。私は一本化そのものには何の異議もありませんし、今回、特別休 暇なり介護休暇を法の改正に従って、よく改善される、見直しですね、働く職員さんの - 120 - 皆さんにとっては労働条件の改善になりますから、そのこと自体を否定するものでも何 でもありませんがね。今回のやはり提案の仕方は、非常に問題だと思っています。 この新旧対照表に書かれていることから申しますとね、そもそもの現行の「職員の休 日及び休暇等に関する条例」の第6条、特別休暇というところに規定がありますけど、 これは、第6条は二つの項から構成されてまして、第1項には 18 号の内容が定められて おります。これをすべて削除するということになるわけですから、条例から削除する場 合は、新旧対照表に削除するということを、ここに書いておかなければならないという 不備があるというふうに思います。そういった、この表の不備とともに、2項、それか ら1項が 18 号まであるという、この例規集で言いましたらね、1ページ半もある内容を 全部削除して、改めて特別休暇としてたったの4行にしてしまって、省いた分は、削除 した分は規則で定めるということになっておりますのでね。条例から外すということは、 やはり大きなことなんですね。 例えば、産前産後の各8週間を規則で6週間にするというようなことが規則で変えら れるかも知れませんけれど、やはり、そういったことが議会の審議に付されないという ことになりますので、この内容につきましては、条例で定めるべきだというふうに思っ ております。削除すべき内容ではないというふうに思います。百歩譲って、そうだとし てもね、規則に定めるからということであれば、規則をきちんと出していただかなくて はいけなかったということで、先ほど動議がありました。十分、委員会付託で間に合う ということなら、そこで再度慎重に審議する必要があったというふうに思います。 残念ながら動議は、議会の判断によって不可能になりましたからね、慎重審議すると いうことが不可能になりましたから、非常に残念でありますけれども、以上申しまして、 反対いたします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 菅 第 11 号議案 議員 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について、山吹民主 クラブを代表いたしまして賛成の討論を行います。 今回、提案されました条例、これは二つの条例、それから他に存在します条例を、こ の一つの条例としてまとめられて提案されている内容である、このように理解しており ます。その他にもたくさん、職員の労働条件等に関わる条例というのがありますが、私 は一般企業の経験から申し上げますと、企業においては、労働組合との間で労働協約書 という形で一つの冊子に主要な部分はまとめられているということで、その1冊を見れ ば、すべて労働協約がわかるというようなことで、私らはそういうのを配られた記憶が ございます。 こういう公務員の場合は上位法例がありますので、なかなかそうもいかないというの は理解するわけですけども、やはり少しでもわかりやすく簡潔に、こういった条例の整 備というのは適宜実施して整理していくというのが、私はいいんではないか、このよう - 121 - に思います。少し整理が遅れたというところについては、今後も積極的なそういった改 正を実施していただきたいなというふうに思います。 反対意見の中に、規則云々の作成されていないとか、こういった意見がありました。 それも一つのお考えだとは思いますが、規則は条例の範囲内で規定されているものであ り、これを逸脱することは許されないというように理解しておるわけで、この範囲内で 細則にわたって決められる、こういうものでありますので、何ら私は問題がない、この ように理解しております。それから、いろいろ議員の立場で反対意見がなされました。 これも理解するところではありますが、二つの労働組合も了解をされて、問題ないとい うことで了解された、この議案でもあります。 こういうことの諸々の状況からいたしまして、この条例案の改正案の提案、問題ない ということで、賛成の討論といたします。 岡田議長 続いて、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 河野議員 第 11 号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について、日本共産 党を代表し採決に加わらず、保留の討論とさせていただきます。 この保留の意味は、この会期中、あるいは 247 日間の会期をもってすれば、十分に理 事者側において、この不備な点を資料補足され、再度議会に説明をされて、万全の形で 条例を改正することができるという見通しを持って申し上げるものです。あと1ヵ月間 ございますし、事によっては通年議会という方法を使えば、3月 31 日までギリギリ議論 ができる、暇が十分あるというふうに思われて、その点、申し上げます。 そもそも「島本町事務分掌条例施行規則」を見ますと、総務部総務課の所管の一つに、 議会の招集その他議会との連絡及び調整に関すること、議会への提案事項及び議決事項 の処理及び報告に関することなどあげられています。まさに議会が開かれる間の各課と の総合調整の役割をされているというふうに、私達は認識しています。例えば、今回議 案書として配付されている、以後、議案として提案される予定である「町営住宅の管理 条例一部改正について」などについては規則案が付されています。しかし、その本家本 元の総務部が、規則案を今回備え付けておりません。そのことの問題点については、以 下に述べます。 この新旧対照表、提案の議案資料の新旧対照表、改正案の欄の特別休暇、第 15 条では 「特別休暇は選挙権の行使、結婚、出産、交通機関の事故その他の特別の事由により職 員が勤務しないことが相当である場合として規則で定める場合における休暇とする。こ の場合において、規則で定める特別休暇については、規則でその期間を定める」という - 122 - ふうに集約されています。しかし、従前の条例では、二つの条例などに示されている中 身は、先ほど他の会派の議員の方もおっしゃったとおり、例規集で言えば1ページ半に もわたる重要な内容が記されています。このことを今回削除され、この規則その他「規 則でその期間を定める」というふうな一文に集約されるにあたっては、確かに、この新 しい特別休暇の新設ということについては、一切、私達は否定するものではありません し、むしろ法令、国の通知などに沿った手続きが今日までなされなかったことについて は、当局及び議会の議員としても大いに反省しなければならないというふうにも考えて おります。そして、その特別休暇をしっかり付与され、権利を享受され、住民の基本的 人権をしっかりと、全体の奉仕者として働いていただきたい。その願いを持つものであ ります。 しかし、こういった条例で記されていることを削除されて規則で定めるということに おいては、対議会の関係でいいますと、私達にすれば議決事件から外されるということ になります、この条文を。そういうことについては、しっかりと議会に対して、では、 その規則というものについて、その案については、やはりしっかりと規則で定めている というものを私達の前に示す必要があったというふうに思われます。また、他の課では、 規則案を議案資料として添付されているというところがあるにも関わらず、総務課にお いてそれを削除される、そういう手続きを踏まれないというやり方を今後も踏襲される ということについては、大変危惧しております。そのことがまず、この案について再度 出し直しを求める、保留の大きな理由です。 また、労使合意においても質疑をさせていただきました。私達会派は、この議案書を いただいて、所定の審査資料請求の期日までの間に第 11 号議案について、「職員団体と の協議・交渉経過のわかるもの」というような資料要求をいたしております。しかし、 その要求書について人事課長から連絡があり、このような資料はないということと、こ れは労使合意の対象にしていないというような感じの説明がありました。資料としては 取り下げをしておりますが、実は2月 14 日に、すでに労使の合意がなされたということ を、この本会議場で報告をされています。記録を取らなかったのか、労使合意の何らか 示すものを用意していなかったのか、そのことについて大変疑義があります。 また、2月 14 日に労使の協議をして、合意を取っているといいましたが、島本町には 二つの労働組合があり、両者の合意を取ったということにはなっていなかったと思いま すので、その点については、やはり多数を占める組合とは言え、これが職員の総意であ るというふうにみなして議案書を作成されるということについては、大変問題がありま すし、民主主義に反すると考えております。当事者能力を果たしておられなかったとい うことを、厳しく指摘をしておきます。 また最後に、この通年議会ということが、この議案がなされる前に、第 43・44 号議案 によって成立をいたしております。そういったことを踏まえれば、規則で定めなくても、 - 123 - 随時条例改正、条例改廃ということで、そのつど議会を開くことができるわけですから、 何が何でも規則に定めなければ運用上支障が生じるということは、今の島本町議会にお いては通用しない説明です。しかし、それをあえて規則として定めるわけですから、し っかりと、その規則案を示さなければいけない。そして、そのことを求めた私達の質疑 に対して、総務部長は「申しわけなかった」という言葉を発しておられます。不備を認 めておられるわけですから、その不備を認めたという発言に対して、やはり私達議員は しっかりとした態度で処すことをしなければ、謝ればまた次も許されるというような前 例になりかねないと危惧しております。そういったことが次世代の職員にも語り継がれ ていくようなことがあってはならないと思いますので、その点については町長及び副町 長にも厳しく、今後、各課への指導をしていただきたい。しっかりやっていただきたい と思います。 そういうことを求めまして、最後の最後でありますけれども、やはり、この案は出し 直しをし、規則案をやはり備え付けて、それを参考資料として条例をしっかりと見極め て、私達は議決事件として条例の一部を外すことについて確認をするのが議会の仕事だ と思っておりますし、通年議会によって、その日程もしっかり担保をされている、ここ であわてて採決を取る必要はないということを最後に申し上げまして、保留の討論とい たします。 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)(午後1時 39 分 岡田議長 河野議員・冨永議員・高山議員退席) ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 11 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 11 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 (午後1時 39 分 河野議員・冨永議員・高山議員出席) 日程第8、第 12 号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正につい てを議題といたします。 理事者の説明を求めます。 民生部長(登壇) 初めに、民生部所管の第 12 号議案(議案書)につきまして差し替えを させていただきました。大変、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。 それでは、第 12 号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正につき まして、ご説明申し上げます。 (第 12 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、「外国人登録法」の廃止、「住民基本台帳法」の改正に - 124 - 伴いまして、所要の改正が必要となったため、関連条例の一部を改正いたすものでござ います。 主な改正内容は、平成 21 年7月 15 日に公布されました「住民基法台帳法の一部を改 正する法律」により、現在、住民基本台帳に登録されていない外国人につきまして、外 国人住民として住民基本台帳に包含することを趣旨とした改正でございます。これに伴 い、外国人住民の利便の増進及び市町村等の行政の合理化が図られることになりました。 また、この改正に伴い「外国人登録法」が廃止されることとなり、関連する条例の当該 条文の削除、改正を行うものでございます。 それでは改正条文について、具体的にご説明申し上げます。第 12 号議案の参考資料を お開きいただきたいと思います。議案の概要の、次のところでございます。 第1条から第5条、そして7条及び8条の改正につきましては、「外国人登録法」の 廃止に伴い、各条例で「外国人登録法の規定により登録されている者」を削除するもの でございます。 次に、「一部を改正する条例」の第6条でございます。まず、第6条につきましては 新旧対照表をご覧いただきたいと思います。 新旧対照表の2ページで、「島本町印鑑条例」の一部改正でございます。同条例第2 条では、今回の他の条例と同様、「外国人登録法」に基づき、本町の「外国人登録原票 に登録されている者」を、他の条例と同様に削除するものでございます。 次に、第3条第2項の第1号、第2号に、「住民基本台帳法施行令」で規定する「通 称」を追加し、氏名と同様の取り扱いをいたすものでございます。また、同条第3項を 追加し、登録できる印鑑の文字に関する規定につきまして、非漢字圏の外国人住民が住 民票の備考欄に、その氏名のカタカナ表記を登録している場合、そのカタカナ表記を登 録の対象とするよう、規定の整備を行ったものでございます。またあわせて第6条に第 8号を追加し、カタカナ表記で登録された場合、印鑑登録原票に当該カタカナ表記を行 うよう規定の整備を行っております。 次に、附則でございます。施行期日につきましては、平成 24 年7月9日から施行する ものでございますが、第1条の「島本町災害弔慰金の支給等に関する条例」の一部改正 につきましては、当分の間、経過措置を設けております。 以上、まことに簡単ではございますが、島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の 一部改正につきましての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご 可決賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 冨永議員 「外国人登録法」が改正されて、その文言を含めて整理という形でいっており ます。今回、新設される外国人住民台帳については、在留カードを交付された外国人、 それと特別永住者などに限定されており、一般的に医療や社会保障、こういった市町村 - 125 - の行政サービスというものがありますが、そういった在留カードがない人にとっては、 そういう行政サービスが受けられない、こういった可能性が発生する、そのように国会 の中でも審議されました。現在の「地方自治法」上では外国籍の住民であっても行政サ ービスが受けられますが、島本町では、現在把握しておられる段階で島本町の外国人登 録、そういった形についてはどのようになっておりますでしょうか。 民生部長 本年の1月末現在で、外国人登録をされておられる方、男性、女性を含めまし て 172 名の方がいらっしゃいます。今ご指摘のありましたような、外国人登録をされて おらない、今回の改正の適用にあたらないという外国人についてはいらっしゃいません。 以上でございます。 外村議員 一つだけ、お伺いします。172 名の方がいらっしゃるということで、この改正 によってどれだけの事務量が増えて、どういう負担というか、町にとって負担が増える のかというのと、どういう効果があるというふうにお考えなのか。その2点、お伺いし ます。 民生部長 効果と負担というような部分で、ご質問がございました。 当初の提案理由でも少し説明させていただいたんですけれども、それに加えまして、 外国人住民の方についての転出・転入の届や、職権によって外国人住民にかかる住民票 の作成であるとか修正等行って、外国人住民に関する事務処理を住民基本台帳上で行う ということになろうかと思います。他の市町村へ住所を移された場合でも、引き続き住 民基本台帳カードを使用することができるようになるというものでございます。具体的 な事務作業等については、国のほうからパンフレット等も順次送られてきております。 本日、窓口のほうにも備え付けさせていただいております。先ほどの 172 名の方に対し て、一応、今後5月中旬以降にはなろうかと思うんですけれども、仮の住民票を作成し ていくような作業が生じてくるものというふうに理解いたしております。 ただ、冒頭で申しましたように、外国人住民にとっては日本人と同様、住民基本台帳 上で住民登録ということになりますので、外国人住民の方にとっては非常に利便が向上 するということが、大きな趣旨、目的というふうに考えております。 以上でございます。 冨永議員 今回の改正の結果、例えば家庭内暴力を受けた外国人の配偶者、被害を受けた ほうが国外退去になる、そういったおそれが発生するということで国会の中でも審議さ れております。先ほどの質疑では、現在の島本町に登録についての非適用者はいないと いうふうに答弁がありましたが、今後、在留カードそのものを所持されていない方には、 一切サービスが受けられないということになるのではないでしょうか。きちんとした外 国人住民に対して人権を守るというふうな形で、それが施策としては執行することがで きないのでないかと思いますが、いかがですか。 民生部長 今回の「住基法」の改正と、それから「外国人登録法」の改正、それから在留 - 126 - 管理制度という部分での制度も一部改正がされます。今、ご指摘いただいております、 在留カードが交付されないといわれる、特別に日本にいらっしゃる方等については、新 しい在留管理制度の中で取り扱いということになろうかというふうに思っております。 基本的には、合法的に日本で生活されておる外国人については「住基法」の中に入って いくということと理解いたしておるところでございます。 以上でございます。 河野議員 今の質問に続いてですけれども、関連してですけれども、もとより、この法律 改正がもう国会においてなされて、時期が経っているわけですけれども、そのことにつ いての文言修正及びそういうことが必要であるということについては、何ら、そのこと は指摘するものではないんですが、そういった在留管理制度のもとにという、今、部長 がおっしゃられた、その範囲を超える人に対して地方自治体として緊急かつという事態 が発生したときに、その対象外にされるのではないかというおそれがあるのではないか、 ということを問うておりますので、全くないとは言い切れないのではないかということ です。これは、今現在はそういう方がおられない、実態として把握されていないという ことでは、「ない」としかご答弁をされないのかもしれませんけども、新制度のもとで は、そういう人が発生するおそれがあるということを、ちょっと心配して訊いておりま す。そういう可能性があるのではないかということについて、答弁を求めております。 民生部長 今回の改正に伴って住基のほうに登録される方、現時点におきましては、申し ましたように 172 名の方については、すべて今回の改正によって住民基本台帳上に登録 というふうになるものということで、ご理解いただきたいと思います。今後、ご質問に あるような方等についての人権的な部分、そして取り扱い等につきまして、もし、そう いう例等があるということであれば、適切に国、府、あるいは他の法律等に沿って対処 してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 - 127 - これより、採決を行います。 第 12 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 12 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 日程第9、第 13 号議案 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正 についてを議題といたします。 理事者の説明を求めます。 民生部長(登壇) それでは、引き続きまして第 13 号議案 島本町ひとり親家庭の医療費 の助成に関する条例の一部改正につきまして、ご説明申し上げます。 (第 13 号議案 朗読) 提案理由は、「児童福祉法」の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。 今回の一部改正につきましては、「児童福祉法」が平成 24 年4月1日から一部改正さ れることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 それでは改正内容につきまして、参考資料として添付させていただいております「島 本町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」新旧対照表に基づ きまして、順次、ご説明を申し上げます。 まず、第1条の2第3項中でございます。「児童福祉法」の改正によりまして、小規 模住居型児童養育事業を規定いたしております第6条の2第8項が第6条の3第8項 に、また里親を規定いたしております第6条の3第1項が第6条の4第1項と、条ずれ となるものでございます。 次に、第2条第2項第4号でございます。この号は、ひとり親家庭医療助成の対象外 となる児童のうち、施設等に入所している児童につきまして規定いたしておりますが、 現行の「児童福祉法」において、障害児入所施設や指定医療機関を総称する「指定知的 障害児施設等」につきまして入所施設の再編が行われ、「指定障害児入所施設等」に改 められることに伴いまして、改正を行うものでございます。 なお、改正条例の施行期日につきましては、平成 24 年4月1日といたしております。 以上、まことに簡単ではございますが、島本町ひとり親家庭医療費の助成に関する条 例の一部を改正する条例につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしくご審 議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 冨永議員 今回の条例の改正は、名称変更、それから項番の変更ということですが、現在、 島本町でのこの対象者としておられる、そういった人数的な、今回、何人ぐらいおられ るのかということと、それから、ここ数年の状況、経年変化について、どのように把握 しておられますか。 - 128 - 民生部長 現在の受給者でございます。昨年の3月で 553 人、それから本年の1月で 591 人ということで、若干、増えてきておる状況でございます。 以上でございます。 岡田議長 内容をどれぐらい把握されてますかと、数字だけじゃなくて、質問があります。 答弁漏れでね、過去から今までどこまで把握されていますか、内容。 民生部長 失礼しました。過去からのひとり親家庭の受給者数については、事務事業報告 書のほうにも掲載させていただいております。例年ということでは、把握いたしており ます。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 13 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 13 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第 10、第 14 号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正についてを議題といたし ます。 理事者の説明を求めます。 都市環境部長 それでは、第 14 号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正について、ご説 明申し上げます。 (第 14 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、「公営住宅法」の一部改正に伴い所要の改正を行うもの でございます。 次に、1の3ページをお開きください。第5条及び第6条第2項中「令第6条第1項 に規定する者」を、「規則に定める者」に改めるものでございます。 - 129 - なお、この条例の施行日は平成 24 年4月1日から施行するものでございます。 次に、1枚おめくりください。第 14 号議案の資料の2の議案概要でございます。「公 営住宅法」が一部改正され、これまで入居者資格とされてきた同居親族要件が廃止され ることに伴い、入居者資格を現行どおりの取り扱いとするため、所要の改正を行うもの でございます。 現在、島本町営住宅に入居するためには、「公営住宅法」及び本条例の規定に基づき、 原則として同居する親族がいることを要件としておりますが、高齢者や障害者など、特 に居住の安定を図る必要がある方については単身入居できることになっております。今 般、平成 23 年5月2日に公布されました「地域の自主性及び自立性を高めるための改革 の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により、「公営住宅法」及び「公営 住宅法施行令」が一部改正され、入居資格要件としていた同居親族要件が平成 24 年1月 1日付けで廃止されることに伴う条例の一部改正でございます。この同居親族要件は、 全国一律に廃止することを趣旨としているものではなく、地域の実情にあった要件を、 新たに地方公共団体の判断により定めるものでございます。 本町の町営住宅は、2DKと3DKタイプの家族向けとして供給しており、常時空き 家がないため、募集につきましては空き家待ち募集のみとなっております。また退去者 も少ないことから、現在でも多くの待機者がおられる状況が続いております。このよう な地域の実情がある中、今回の法改正にあわせて同居親族要件を廃止した場合、より多 くの申し込みに伴い、ますます入居倍率が高くなり、本来居住の安定を図る必要のある 子育て世帯、母子・父子世帯や、高齢者や障害者等の単身世帯に十分な配分ができなく なりますことから、現行どおりの内容の改正をお願いさせていただくものでございます。 それでは、1枚、おめくりください。第 14 号議案参考資料の「島本町営住宅管理条例 の一部を改正する条例」新旧対照表をご覧ください。 まず、現行の第5条 入居者資格及び第6条第2項中の「令第6条第1項に規定する 者」の単身入居にかかる条文が、同居親族要件の廃止に伴い削除されますことから、こ れを「規則に定める者」と改正し、内容を規則で定めるものでございます。 改正内容につきましては、次のページの1および2に、参考資料として「島本町営住 宅管理条例施行規則の一部を改正する規則新旧対照表(案)」を添付させていただいて おります。 以上、簡単ではございますが、第 14 号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正につい ての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお 願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 高山議員 議案の概要としてね、「公営住宅法」の一部改正に伴って「入居資格を現行ど おりの取り扱いをするため所要の改正を行う」ということでね、私は、この表現はほん - 130 - とに理解に苦しむ。法律が一部改正されたから、入所資格を現行どおりの扱いにする、 こういう記述が容易に理解することができない。今、部長の説明で一定わかりましたけ どね、そういったことを議案の資料としてつけて欲しい。 もともと一般的に言えば、法律の範囲の中で条例を作ることができる、こういうふう に理解してるわけ。ところが、地方の自主性を尊重しようということで、この法律のと おりやらなければだめよという規定と、この規定は参考にして欲しい、そういう改正も されたわけですね。そういう改正に伴って、国はこういうふうに改正をしたけど、我が 島本は今までどおりでやるんですよというのは、そういう法律の解釈、見解が異なった、 そういうことから今回提案をされているんですね。そのことをね、はっきりと提案の理 由、議案としての概要に示して欲しいなというふうに思います。これは今後の要望です けど、いかがですか。 それからもう一つはね、やっぱり今回の場合は、規則を見なかったら何が変わったか わからんわけですよ。だから、理事者としても規則をお示しになったというのは懸命な 措置だというふうに思いますけど、こういうふうな事例を見るとね、それは条例の内容 をほんとに全面的に理解しようとすれば、当然、規則は添付されるものだというふうに 思いますし、このことも今後の取り扱いも含めてね、お考えをお示し願いたい。 都市環境部長 今回、提案させていただきまして、議案概要につきましても、どういう文 言が一番わかりやすいかというようなことで書かさせていただきました。ただ、これで 不十分ということになりましたら、また、この概要の中身につきましては、今後またわ かりやすいように記入させていただきたいと思います。 それから、今回の条例改正につきましては「公営住宅法」の改正、国のほうからの通 達によりまして改正するわけですが、今回、町の条例におきましても、「令第6条第1 項に規定する者」の中に改正項目があるというようなことから、これだけでは中身につ きまして審議していただけないというようなことから、今回、規則のほうの新旧対照表 (案)でございますが、添付させていただいて、精査していただきたいということで添 付させていただいております。 以上でございます。 外村議員 1点、お訊きします。入居者資格のところ、私も不勉強で、本町の場合、本町 に居住する者以外に在勤者も入居者資格になってるということ聞きました。それで、非 常に空き家がなくて待機者が多いという実態を踏まえて、今現在、町に在住してなくて 町に勤務しているという資格で入居されてる方が何人いらっしゃるのか。もう一つは、 他の自治体でもこういう入居資格にしているのか。その2点、お伺いします。 都市環境部長 今、町営住宅に入居されている方につきましては、1点目につきましては、 ちょっと今のところ資料ございませんので、また後ほど資料は提出させていただきたい と思いますが、現在、緑地公園では 134、それから御茶屋住宅で8戸、合計 142 戸がご - 131 - ざいます。そういったことで、現在また今のところ空き家がございませんし、空き家待 ちされる方も多数おられております。また数字につきましては、後ほどご答弁させてい ただきます。 それから、今回の改正につきましては、北摂各市の内容といいますか、同居親族要件 等につきましては、大体現行どおりされてる市町村が大半ということで聞き及んでおり ます。 以上です。 外村議員 数字は後で結構ですけど、私がお訊きしたのは、他の自治体でも、在勤者なら 入居資格を与えているのかどうかというのを質問しましたので、よろしくお願いします。 もう、後で結構です。 都市環境部長 過去に1件、そういった事例がございますし、他市につきましても在勤・ 在住ということになっております。 以上でございます。 平野議員 私も、この議案の議案概要のこの3行がね、非常に理解に苦しんだ表現だなと 思ったんですね。つまり、「公営住宅法」は同居親族要件を廃止するということになっ たけれども、「地域主権一括法」に基づけば地方にゆだねる、地方の実情にあわせてす ればよいということですから、どちらでもよいということですね。つまり、島本町とし ての取り扱いは同居親族要件は廃止せず、このまま、これまでどおりの取り扱いをする ということですよね。そういうふうにちょっと書いていただければわかるんですけど、 何か法が廃止されることに伴い現行どおりにするという、この表現ね、申しわけないけ ど、行政側はわかっておられると思いますけど、ちょっと私はわかりにくかったなとい うふうに思っているんです。そういうことでよろしいですね、という確認です、1点目。 2点目は、かつて7~8年ほど前にね、単身の入居をご希望があって、たぶんご相談 には行かれたと思うんですけど、知的障がい者の方がおられたんですけどね。その当時 は「公営住宅法」が改正されておりませんでしたので、そういう方は入居者資格がなか って入れなかったというのが、入る要件に満たなかったということだったんですね。そ うであれば改正された以降、やはり情報提供するなり何かわかるように、こういう方々 が入所資格が拡大されましたよというようなことは、何か広報とかでわかるように知ら せておられたのか。具体的に、その対象者にそういうことになりましたよという情報提 供をされたのかどうか、お尋ねします。 都市環境部長 先ほど説明の中で、私どもがわかっているからということじゃなしに、こ ういう具合に書けば理解していただけるかなということで書かさせていただきました が、また説明のなかでも説明させていただきましたように、国のほうの法改正に伴うと いうことで説明させていただいておりますので、その辺でご理解賜りたいと思います。 それから広報等につきましては、今のところ出してないといいますか、この条例が通 - 132 - って、ここでご可決いただきましたら、それは今後、入居者の方についても周知してま いりたいという具合に考えております。 都市整備課長 先ほどの、入居者資格の単身者の要件が法律の改正により変わったという ことでございますけど、当町の場合、2年に1回、入居の申し込みということで受付し ておりまして、その際に入居申し込みのしおりというのをお配りしております。その中 で、変わった内容等、記載しておりますので、そういう形で周知のほうをさせていただ いております。 以上でございます。 平野議員 議案概要の表現については、また私達にもわかるようにお願いしたいというこ とです。 それから、今の件ですね。法改正がされて、特に入居者資格が拡大されて、単身者で も、特に知的障がいを持つ方でも入れるようになったとしたら、具体的にご相談のあっ た方にやはり直接情報提供するという必要がないか。でなければ、その方がいつ法改正 がされたのかわかりませんし、しおりをもらいに行くのはね、やっぱり入居しようと思 って、募集がされたときにはじめて行ってしおりは目に触れるわけですから、そうでは なくて、やはり早めに、そのことについては平成 17 年に変わったとおっしゃってました ので、そのときにはきちんと情報提供をするなり広報に書くなりという形にしていただ かないと、やはり窓口に来て、しおりをもらってはじめてわかるということですから、 そうしないまでもわかるようにしていただきたいというのが私の希望でございますの で、いかがですか。 都市環境部長 できる限り住民に周知するような手法につきまして、検討させていただき ます。また、今回議決いただきましたら、当然ホームページのほうにも掲載させていた だく予定をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 - 133 - これより、採決を行います。 第 14 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 14 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 (午後2時 22 分~午後2時 35 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第 11、第 15 号議案 島本町火災予防条例の一部改正についてを議題といたしま す。 理事者の説明を求めます。 消 防 長 それでは第 15 号議案につきまして、ご説明を申し上げます。 (第 15 号議案 朗読) 提案理由といたしまして、「危険物の規制に関する政令」の一部改正に伴い所要の改 正を行うものでございます。 次に、「島本町火災予防条例の一部を改正する条例」の改正内容でございますが、今 回、新たに危険物として「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」が追加されたことから、 本条例の一部改正を行うものでございます。 なお、今回は条例本則の改正がないため、条例制定当時の附則を改正する形式を取る ものでございます。 議案資料に基づき、説明を申し上げます。 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が危険物の第1類に追加されたことにより、新たに 指定数量の5分の1以上、指定数量未満の危険物を貯蔵し、または取り扱うこととなる ものの一定の貯蔵及び取り扱いにかかる技術上の基準並びに位置、構造及び設備の技術 上の基準について、経過措置を講ずるものでございます。 「危険物」は、「消防法」別表に掲げる発火性・引火性等の性質を有する物品で、性 質により第1類から第6類に分類され、第1類は酸化性の固体で過熱・衝撃・摩擦等に より酸素を放出し、可燃物の燃焼を促進する危険性を有するものでございます。また「指 定数量」とは、危険物の危険性を勘案して政令で定める数量を言い、指定数量以上の危 険物については「消防法」で規制され、指定数量未満の危険物については市町村条例で 規制されることとなっております。 新旧対照表1ページをご覧ください。 今回の改正では、附則第2項の次に、経過措置として第3項から第6項を新たに追加 するものでございます。 第3項では、「危険物の規制に関する政令」の一部改正により新たに指定数量の5分 - 134 - の1以上、指定数量未満の危険物を貯蔵、または取り扱うこととなるもの──以下、「新 規対象」と述べさせていただきます。この新規対象の配管に関する規定については、一 定の基準に適合する場合には適用しない、とするものでございます。 第4項では、新規対象のうち危険物を貯蔵する内装・容器等の表示に関する規定につ いては、平成 25 年 12 月 31 日までの間、適用しないとするものでございます。 新旧対照表の2ページでございます。第5項では、新規対象のうち一定の位置・構造 及び設備にかかる技術上の基準等に関する規定については、平成 25 年6月 30 日までの 間は適用しないとするものでございます。 第6項は、新規対象の届け出に関する経過措置で、平成 24 年 12 月 31 日までに届け出 ることとするものでございます。 施行期日については、平成 24 年7月1日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いた だき、ご可決いただきますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 冨永議員 この新たに危険物に追加された炭酸ナトリウム過酸化水素付加物、これが町内 に、どういった形で島本町の中で該当があるのかということと、それと具体的に取り扱 っている業者さんといいますか、そういうのが、この改正によって貯蔵のための施設の 変更をしなければならないということになる場合は、届け出も含めてどのような情報収 集、それと具体的にその危険性に対する対処の取り扱いが、今までと全く、例えば普通 の消防的な状況でいいのかどうか。そういったことについての新たな消防内での消火に おける作業の変更みたいな、こういったものはあるのでしょうか。 消 防 長 まず初めに、町内施設に関するお問い合わせでございますが、現在で本町消防 本部が把握している中では2事業所が、この炭酸ナトリウム過酸化水素付加物を所有し ている状況でございます。ただし、貯蔵量につきましては指定数量5分の1以下、本炭 酸ナトリウム過酸化水素付加物の指定数量は 300 ㎏でございますので、5分の1と言い ますと 60 ㎏になりますが、それ以下の取り扱い貯蔵量でございます。 次に、新たなその施設の許可変更等が生じる施設があるかというご質問でございます が、先ほど申しましたように、貯蔵取り扱い容量につきましては5分の1未満というこ とでございますので、施設等の新たな変更の届け出等はございません。ただ、数量が5 分の1以上を超えますと、消防本部に届け出が必要となるものでございます。 次に、この危険物に対する消防の消火活動等の対策についてでございますが、第1類 といいますのは、先ほど申しましたように危険物自体は不燃性でございます。ただ、過 熱・衝撃・摩擦等によって酸素を放出することによって燃焼を促進するという性質がご ざいますので、消火活動につきましては、従来どおり、基本的には冷却消火で対応して まいります。 - 135 - 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 15 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 15 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第 12、第 16 号議案 島本町基金条例の一部改正についてから、第 20 号議案 平 成 23 年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)までの5件を一括議題といた します。 なお、本案5件は相互に関連がありますので、議事の都合上、一括説明、一括質疑と し、討論、採決は、それぞれ議案ごとに行いたいと思いますので、あらかじめご了承願 っておきます。 それでは、理事者の説明を求めます。 総合政策部長(登壇) それでは、第 16 号議案 島本町基金条例の一部改正につきまして、 ご説明申し上げます。 (第 16 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、介護従事者処遇改善臨時特例基金が平成 23 年度末をもっ て解散となるためでございます。 「島本町基金条例」の一部改正につきましては、本条例の別表から介護従事者処遇改 善臨時特例基金の項目を削除するものでございます。 介護従事者処遇改善臨時特例基金につきましては、介護従事者の処遇改善を図るとい う平成 21 年度の介護報酬の改定の趣旨等に鑑み、市町村が当該改定に伴う第1号被保険 者の介護保険料の急激な上昇を抑制するために設置された基金でございます。 なお、平成 20 年度に制定されました「介護従事者処遇改善臨時特例交付金交付要綱」 - 136 - におきまして、市町村は介護従事者処遇改善臨時特例交付金により平成 20 年度中に基金 を造成するものとされ、また平成 23 年度末までに基金を解散することとされております ことから、今般、ご提案させていただいたものでございます。 以上、簡単ではございますが、島本町基金条例の一部改正についての説明を終わらせ ていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、第 17 号議案につきまして、ご説明を申し上げます。 (第 17 号議案 朗読) 次に2の7ページ、「第2表 繰越明許費」でございます。 今回の3件の事業につきましては、年度内に事業が完了することができない見込みで ありますことから、繰越明許費の設定をお願いし、翌年度に繰越させていただくもので ございます。 まず、1点目の役場庁舎耐震事業でございますが、本庁舎耐震工事の実施設計委託に つきまして、工事作業工程の検討など設計委託業者との調整に時間を要し、年度内に設 計業務が完了しないため翌年度に繰越させていただくものでございます。次に、2点目 の住民基本台帳ネットワークシステム改修事業でございます。外国人住民にかかる「住 民基本台帳法」の改正に伴う電算システム改修について、国からのシステム改修の詳細 指示が当初見込みより遅れましたことから、一部作業が年度内に事業が完了できないた め、翌年度に繰越させていただくものでございます。次に、3点目の消防救急デジタル 無線設備整備事業でございます。これにつきましては、国の平成 23 年度第3次補正予算 を活用し、本町の消防救急デジタル無線の整備を当初計画より前倒しして実施すること となったため、本補正予算で事業にかかる予算措置をお願いし、翌年度に繰越させてい ただくものでございます。 次に2の8ページ、「第3表 地方債補正」でございます。 消防施設整備事業債でございますが、これにつきましては繰越明許費の設定でご説明 申し上げましたとおり、消防救急デジタル無線の整備にかかる財源でございます。 今回の補正予算は、国の補正予算に伴う追加の予算措置及び年度末の事業費の決算見 込みを勘案したものでございます。 それでは詳細につきまして、事項別明細書により、ご説明を申し上げます。 まず2の 11 ページ、歳入でございます。 第1款 町税、第4項 町たばこ税、第1目 町たばこ税 2,794 万7千円の増額でご ざいます。平成 23 年度当初予算におきましては、平成 22 年 10 月からのたばこ税増税の 影響により、売り渡し本数の減少による減を見込んでおりましたが、現時点では減少が 見られないため、決算見込みを勘案し増額いたすものでございます。 第9款 地方特例交付金、第1項 地方特例交付金、第1目 地方特例交付金 400 万 3千円の増額についてでございますが、これにつきましては、それぞれ金額確定により - 137 - 補正させていただくものでございます。 第 13 款 使用料及び手数料、第1項 使用料、第3目 教育使用料 61 万8千円の減 額でございますが、これにつきましては、それぞれ決算見込みを勘案し減額させていた だくものでございます。 第 14 款 国庫支出金、第2項 国庫補助金、第1目 害者福祉費補助金 56 万9千円の減額、第2節 び第2目 民生費国庫補助金、第1節 障 母子福祉費補助金 253 万8千円の減額及 衛生費国庫補助金 101 万2千円の減額につきましては、それぞれ決算見込み を勘案し減額させていただくものでございます。第3目 土木費国庫補助金 772 万8千 円の減額につきましては、社会資本整備総合交付金の対象となっております町道尺代5 号線整備事業及び橋りょう長寿命化修繕計画策定事業の交付金額の確定によるものでご ざいます。2の 12 ページでございます。第4目 消防費国庫補助金 4,088 万円の増額で ございます。今回の補助金につきましては、国の平成 23 年度第3次補正予算で措置され たものでございます。消防防災通信基盤整備費補助金につきましては消防救急デジタル 無線の整備、また消防団安全対策設備整備費補助金につきましては消防団の安全対策の ための資機材の購入にかかる財源でございます。 第 15 款 府支出金、第1項 府負担金、第1目 民生費府負担金9万9千円の増額に つきましては、国民健康保険基盤安定交付金の金額確定によるものでございます。 第2項 府補助金、第2目 民生費府補助金 20 万8千円の増額のうち、第1節 障害 者福祉費補助金 25 万3千円の増額でございますが、重度障害者住宅改造助成事業補助金 の減額につきましては事業費の確定によるものでございます。また障害者自立支援対策 臨時特例交付金の増額につきましては、「障害者自立支援法」及び「児童福祉法」改正 に伴い、障害福祉サービス管理システムの改修業務にかかる財源として増額いたすもの でございます。第2節 介護保険費補助金4万5千円の減額でございますが、これにつ きましては社会福祉法人等利用者負担軽減事業費補助金の確定による減でございます。 第3目 衛生費府補助金 101 万2千円の減額につきましても、国庫支出金と同様に決算 見込みを勘案し減額させていただくものでございます。第5目 商工費府補助金 1,784 万3千円の減額につきましても、緊急雇用創出基金事業費の決算見込みを勘案し減額さ せていただくものでございます。 第3項 府委託金、第1目 総務費府委託金 283 万5千円の減額のうち、第1節 務管理費委託金 103 万3千円の増額、また第2節 総 選挙費委託金 386 万8千円の減額に つきましては、金額確定によるものでございます。第2目 民生費府委託金2万3千円 の増額につきましては、昨年末に実施をいたしました全国在宅障害児・障害者等実態調 査にかかる委託金として増額となるものでございます。 2の 13 ページでございます。第 16 款 財産収入、第1項 財産運用収入、第2目 利 子及び配当金 300 万円の減額につきましては、基金収益金の決算見込みを勘案し減額す - 138 - るものでございます。 第 17 款 寄附金、第1項 寄附金、第1目 一般寄附金 74 万円の増額でございます。 ふるさと島本応援寄附金につきましては、本年度の寄附金の状況を勘案し増額させてい ただくものでございます。 第 18 款 繰入金、第2項 基金繰入金、第3目 財政調整基金繰入金 6,706 万円の減 額でございますが、これにつきましては、年度間の財源調整として減額いたすものでご ざいます。 第 19 款 諸収入、第5項 雑入、第4目 雑入 18 万5千円の減額でございますが、 各教室等参加負担金につきましては、決算見込みを勘案し減額いたすものでございます。 また清掃工場リサイクルごみ売却につきましては、売却単価の上昇によりまして増額と なるものでございます。 2の 14 ページでございます。第 20 款 町債、第1項 町債、第2目 消防債1億 8,350 万円の増額でございますが、これにつきましては消防救急デジタル無線の整備にかかる 財源でございます。 続きまして、2の 15 ページからの歳出でございます。 歳出につきましても、国の補正予算に伴う追加の予算措置及び決算見込みを勘案した ものでございますが、主なものにつきまして、ご説明申し上げます。 なお、人件費の補正につきましては内容が多岐にわたっておりますので、最後に一括 してご説明申し上げます。 第1款 議会費、第1項 議会費、第1目 費、第1項 総務管理費、第1目 3目 議会費 47 万8千円の減額、第2款 総務 一般管理費 117 万7千円の減額、2の 16 ページの第 防災計画費 82 万9千円の減額及び第6目 企画費6万5千円の減額につきまし ては、それぞれ決算見込みを勘案し減額いたすものでございます。第7目 広報費2万 円の減額につきましては、阪急水無瀬駅前インフォメーションの広報板の改修工事にあ たりまして、一時的に通電を停止しておりましたことから減額となるものでございます。 2の 16 ページから 17 ページにかけての第9目 10 目 女性施策費 304 万8千円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定による減 額でございます。第 11 目 19 節 人権推進費 48 万2千円の減額及び第 人権文化センター費 62 万1千円の減額につきましては、第 負担金、補助及び交付金におきまして、台風の影響によりふれあい夜店と人権文 化祭が中止となりましたことから、減額いたすものでございます。第 13 目 財政調整基 金等積立金 226 万円の減額についてでございます。各基金収益金積立につきましては、 利子収入の減額に伴う減額、また財政調整基金積立につきましては、歳入でご説明申し 上げましたとおり、ふるさと島本応援寄附金を積立させていただくものでございます。 第2項 徴税費、第1目 税務総務費のうち、2の 18 ページの第 19 節 負担金、補 助及び交付金8万3千円の減額及び第2目 賦課徴収費 58 万1千円の減額及び2の 18 - 139 - ページ下段から2の 21 ページ上段までの第4項 選挙費、第4目 大阪府知事選挙費 386 万8千円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定による減額でございます。 2の 21 ページの下段でございます。第3款 民生費、第1項 社会福祉費、第1目 社 会福祉総務費 172 万7千円の減額につきましても、それぞれ事業費の確定による減額で ございます。第2目 障害者福祉費 20 万1千円の減額についてでございます。第9節旅 費から2の 22 ページの第 12 節 役務費までにつきましては、それぞれ事業費の確定に よる減額でございます。第 13 節 委託料 42 万円の増額につきましては、「障害者自立 支援法」及び「児童福祉法」の改正に伴いまして障害福祉サービス管理システムの改修 業務が必要となりますことから、増額いたすものでございます。第 19 節 負担金、補助 及び交付金 93 万円の増額につきましては利用件数の増によるもの、また第 20 節 扶助 費 41 万3千円の減額につきましては、それぞれ決算見込みを勘案し減額となるものでご ざいます。 2の 22 ページから 23 ページにかけての第4目 ついてでございます。第7節 年長者福祉費 374 万2千円の減額に 賃金4万5千円の減額及び第8節 報償費3万4千円の 減額につきましても、事業費の確定による減額でございます。第 11 節 23 ページの第 13 節 委託料、第 20 節 需用費、2の 扶助費につきましては、緊急通報システムにか かる経費でございますが、本年度はシステムの変更を行っており、旧システムにかかる 不用額を減額させていただくものでございます。第5目 国民健康保険費 55 万9千円の 増額につきましては事務費繰出の増、国民健康保険基盤安定繰出金の確定による増額で ございます。第7目 後期高齢者医療費1万7千円の増額につきましては、事務費繰出 によるものでございます。第8目 節 需用費から第 20 節 介護保険費5万3千円の増額につきましては、第 11 扶助費につきましては事業費の確定による減額でございます。 2の 23 ページから 24 ページにかけての第 28 節 増によるものでございます。第9目 繰出金につきましては、事務費繰出の 母子福祉費 338 万4千円の減額につきましては、 事業費の確定による減額でございます。 第2項 児童福祉費、第3目 児童福祉施設費についてでございます。第1節 報酬 11 万4千円の増額につきましては、年度途中に相談員が退職をし、新たに相談員を雇用 したことにより必要となったものでございます。第9節 旅費 11 万4千円の減額につき ましては、事業費の確定による減額でございます。 2の 25 ページでございます。第4款 衛生費、第1項 生総務費 159 万7千円の減額のうち、第 13 節 保健衛生費、第1目 保健衛 委託料 56 万1千円の減額及び第2目 保 健ヘルス事業費 23 万1千円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定による減でご ざいます。 2の 26 ページでございます。第2項 千円の減額及び第2目 環境衛生費、第1目 生活環境総務費 274 万3 環境保全費 1,664 万2千円の減額につきましても、それぞれ決 - 140 - 算見込みを勘案し減額させていただくものでございます。 2の 26 ページから 27 ページにかけてでございます。第3項 処理費 1,043 万1千円の減額及び第3目 清掃費、第2目 塵芥 し尿処理費 280 万9千円の減額につきまして も、それぞれ決算見込みを勘案し減額いたすものでございます。 第5款 農林水産業費、第1項 ち、第 19 節 農業費、第2目 農業総務費4万3千円の増額のう 負担金、補助及び交付金9万6千円の減額及び2の 28 ページの第4目 農 業土木費 249 万9千円の減額につきましても、金額確定による減額でございます。 第6款 節 商工費、第1項 商工費、第1目 商工振興費 158 万円の減額のうち、第 13 委託料 10 万円の減額につきましては、地元での就職を応援するため、茨木市、高槻 市及び摂津市と合同で広域再就職説明会を実施いたしておりますが、本年度の本町の担 当業務がホームページ等の広報部門となり費用が不用となりましたことから、減額いた すものでございます。第 19 節 負担金、補助及び交付金 148 万円の減額につきましては、 事業費の減に伴い減額するものでございます。 第7款 土木費、第1項 ち、第 13 節 土木管理費、第2目 美化推進費 158 万3千円の減額のう 委託料 70 万1千円の減額につきましては、決算見込みを勘案し減額いた すものでございます。2の 29 ページでございます。第 14 節 使用料及び賃借料 88 万2 千円の減額でございますが、当初予算におきましては緊急雇用創出基金事業を活用し、 軽ダンプの借り上げを予定いたしておりましたが、既存車両で対応するよう工夫をしま したことから、全額を減額いたすものでございます。 第2項 道路橋りょう費、第1目 道路維持費 269 万5千円の減額につきましては、 入札結果に基づき減額いたすものでございます。第2目 の減額のうち、第 13 節 道路新設改良費 345 万3千円 委託料 171 万円の減額についてでございます。町道尺代5号線 用地取得等業務につきましては、本年度予定しておりました用地取得が完了いたしまし たことから、鑑定・分筆登記などの事務費が確定し、減額となるものでございます。駐 車場対策検討調査業務につきましては、入札結果に基づき減額いたすものでございます。 第 15 節 工事請負費 101 万円の減額につきましては、町道高浜幹線歩道設置工事の完了 による減額、また第 17 節 公有財産購入費 73 万3千円の減額につきましても、町道尺 代5号線整備事業用地取得の完了による減額でございます。 次に、2の 30 ページでございます。第4項 都市計画費、第3目 公園費 92 万円の 減額でございますが、これにつきましては水無瀬川緑地公園改修事業費の確定による減 でございます。 第6項 交通防犯対策費、第1目 交通安全対策費 13 万7千円の減額及び第2目 防 犯費 108 万3千円の減額につきましては、それぞれ決算見込みを勘案し減額いたすもの でございます。 2の 31 ページでございます。第8款 消防費、第1項 - 141 - 消防費、第1目 非常備消防 費 21 万3千円の減額についてでございますが、第 13 節 委託料におきまして、東日本 大震災の影響によりまして消防団の研修が中止となったことなどにより、不用額を減額 いたすものでございます。第3目 節 消防施設費2億 2,152 万4千円の増額のうち、第 13 委託料 216 万1千円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定による減でござ います。第 18 節 備品購入費についてでございます。除細動器 255 万3千円の減額につ きましては、入札結果に基づき減額するものでございます。次に、消防救急デジタル無 線整備2億 2,359 万8千円の増額についてでございます。消防救急デジタル無線の整備 につきましては、平成 25 年度から平成 26 年度での整備を計画しておりましたが、国の 平成 23 年度第3次補正予算におきまして、消防救急デジタル無線の整備にかかる財源が 措置されましたことに伴いまして、当初計画より前倒しをして事業実施させていただく ものでございます。なお、事業につきましては繰越明許費の設定により、翌年度へ繰越 させていただくものでございます。次に、消防団安全対策資機材 264 万円の増額につき ましても、同様に国の平成 23 年度第3次補正予算におきまして財源が措置されましたこ とに伴い、消防団の資機材といたしまして、拡声器、投光器などを購入いたすものでご ざいます。 2の 32 ページでございます。第9款 教育費、第1項 費 207 万5千円の増額のうち、第 11 節 教育総務費、第1目 事務局 需用費 12 万円の増額でございます。安全対策 消耗品につきましては、例年、防犯ブザーを小学校の新1年生に配付いたしております が、平成 24 年度から入学式に配付できますよう事前に購入するため、増額させていただ くものでございます。第4目 学童保育費 240 万円の減額でございます。第7節 賃金 につきましては、障害等により配慮を必要とする児童が当初の見込みよりも少なかった ことから、減額いたすものでございます。 第2項 小学校費、第1目 学校管理費9万5千円の減額のうち、第 13 節 委託料 24 万9千円の減額につきましては、児童及び教職員の健康診断にかかる委託金額の確定 による減額でございます。 2の 32 ページから 33 ページでございます。第3項 58 万円の減額のうち、第 13 節 中学校費、第1目 学校管理費 委託料 20 万円の減額につきましても、生徒及び教職員 の健康診断にかかる委託金額の確定による減額でございます。第2目 教育振興費 124 万1千円の減額につきましては、中学校の新学習指導要領への対応に伴い、剣道防具等 の購入にかかる入札結果による減額でございます。 第4項 幼稚園費、第1目 幼稚園費 40 万4千円の減額のうち、第 13 節 委託料 99 万円の減額につきましても、幼稚園バス運行業務にかかる入札結果による減額でござい ます。第 19 節 負担金、補助及び交付金 14 万7千円の増額につきましては、幼稚園就 園奨励費補助金の対象園児の増などによるものでございます。 第5項 社会教育費、第1目 社会教育総務費 65 万4千円の増額のうち、第7節 - 142 - 賃 金 15 万9千円の減額及び2の 33 ページから 35 ページにかけての第2目 青少年費 121 万6千円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定など、決算見込みを勘案し減額 いたすものでございます。2の 35 ページの第3目 ち、第 19 節 文化財保護費4万4千円の増額のう 負担金、補助及び交付金 20 万4千円の増額についてでございます。これ につきましては、本年度の水無瀬神宮防災設備改修におきまして当初計画から変更とな り、また防災設備についても設置することとなったため、増額いたすものでございます。 2の 35 ページから 36 ページにかけてでございます。第4目 万3千円の減額についてでございます。第 11 節 歴史文化資料館管理費 25 需用費 15 万円の減額につきましては、 印刷製本費におきまして特別企画展における展示パネルを島本町水無瀬駒による地域活 性化事業実行委員会と共催で実施をしたため、経費節減となったものでございます。2 の 36 ページでございます。第 18 節 備品購入費 10 万3千円の減額につきましては、事 業費の確定による減でございます。第6目 ざいます。第8節 生涯学習費 67 万7千円の減額についてでご 報償費 46 万3千円の減額につきましては、各種教室の開催見込みの 減、また無償のボランティアによる講師を起用いたしましたことにより、減額となるも のでございます。第 11 節 需用費 21 万4千円の減額につきましては、各種教室の受講 者数の見込みを勘案し減額いたすものでございます。第8目 円の減額でございます。第7節 スポーツ推進費 14 万7千 賃金につきましては、事業費の確定による減額でござ います。 最後に2の 37 ページ、人件費の補正についてでございます。まず、特別職につきまし ては、会議開催日数の確定による各委員報酬などの減額によるものでございます。 2の 38 ページでございます。一般職では、共済費負担率の改定による増額など、現計 予算を精査をいたしたものでございます。 以上、簡単ではございますが、平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第6号)の説明 を終わらせていただきます。よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申 し上げます。 民生部長(登壇) 続きまして、第 18 号議案 平成 23 年度島本町国民健康保険事業特別 会計補正予算(第4号)につきまして、ご説明申し上げます。 (第 18 号議案 朗読) 今回、補正をお願いいたします主な内容といたしましては、過年度療養給付費負担金 確定に伴う負担金の増、過年度特定健康診査等負担金確定分に伴うものでございます。 それでは事項別明細書に沿って、ご説明申し上げます。 まず3の7ページ、歳入でございます。 第3款 国庫支出金、第1項 国庫負担金、第1目 療養給付費負担金 202 万6千円 の増額につきましては、過年度の療養給付費負担金として追加交付されるものでござい ます。第3目 特定健康診査等負担金5万円の増額につきましては、過年度の特定健康 - 143 - 診査等負担金として追加交付されるものでございます。 また第6款 府支出金、第1項 府負担金、第2目 特定健診等負担金5万円につき ましても、過年度の特定健診等負担金として追加交付されるものでございます。 第9款 繰入金、第1項 一般会計繰入金、第1目 一般会計繰入金 55 万9千円の増 額につきましては、歳出の人件費等が増額になるため、また保険基盤安定修正のため一 般会計から繰り入れるものでございます。 次に3の8ページ、歳出でございます。 第1款 総務費、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費 42 万7千円の増額でござ います。共済費の職員共済組合の率の変更に伴う経費、国民健康保険総合システム稼働 時期変更に伴う追加経費の増額でございます。 第 11 款 基金積立金、第1項 基金積立金、第1目 財政調整基金積立金 225 万8千 円の増額でございます。この積立金につきましては、歳入の療養給付費負担金、特定健 康診査等負担金の過年度精算分を、今後の高額な医療費の急増に備えて財源を確保すべ く積立を行うものでございます。 以上、簡単ではございますが、第 18 号議案 平成 23 年度島本町国民健康保険事業特 別会計補正予算(第4号)のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただ き、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、第 19 号議案 平成 23 年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算(第 3号)につきまして、ご説明申し上げます。 (第 19 号議案 朗読) 今回、補正をお願いいたします主な内容といたしましては、職員の共済費負担率の改 定に伴うものでございます。 それでは事項別明細書に沿って、ご説明申し上げます。 4の7ページ、歳入でございます。 第3款 繰入金、第1項 一般会計繰入金、第1目 事務費繰入金1万7千円の増額 につきましては、歳出の職員の共済費負担率の改定に伴う増額分の同額を、事務費繰入 金として繰り入れるものでございます。 次に4の8ページ、歳出でございます。 第1款 総務費、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費1万7千円の増額でござ います。歳入でご説明させていただきましたとおり、職員の共済費負担率の改定に伴い まして、第4節 共済費で1万7千円、増額するものでございます。 以上、簡単ではございますが、第 19 号議案 平成 23 年度島本町後期高齢者医療特別 会計補正予算(第3号)のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、 ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、第 20 号議案 平成 23 年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4 - 144 - 号)につきまして、ご説明申し上げます。 (第 20 号議案 朗読) 今回、補正をお願いいたします主な内容といたしましては、共済費掛け金比率の改定 に伴う共済費の増及び介護保険給付準備基金の預金利子の積立分の増でございます。 それでは事項別明細書に沿って、ご説明申し上げます。 まず5の7ページ、歳入につきまして、ご説明申し上げます。 第6款 財産収入、第1項 財産運用収入、第1目 利子及び配当金4万5千円の増 額につきましては、介護保険給付準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の利息 を収入するものでございます。 第7款 繰入金、第1項 一般会計繰入金、第4目 職員給与費繰入金 19 万3千円の 増額につきましては、人件費の増額に伴う職員給与費等の繰入金でございます。また、 第2項 基金繰入金、第2目 介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金2万円の増額に つきましては、同基金の解散に伴う残額を事務費分として繰り入れるものでございます。 次に5の8ページ、歳出につきまして、ご説明申し上げます。 第1款 総務費、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費 21 万7千円の増額につき ましては、共済費掛け金比率の改定に伴う共済費及び消耗品費の増でございます。 次に、第2款 保険給付費、第1項 保険給付費、第7目 給付準備費4万1千円の 増額につきましては、介護保険給付準備基金の預金利子を積み立てるものでございます。 次に第3款 地域支援事業費、第1項 包括的支援事業費、第1目 包括的支援事業 費の共済費1万4千円の増額につきましては、共済費掛け金比率の改定に伴う共済費の 増、委託料 21 万円の増額につきましては、地域包括支援センター運営支援システムの法 改正対応費用の増。また需用費 22 万4千円の減額につきましては、今回の増額分を減額 可能となる見込みである消耗品費から組み替えるものでございます。 以上、簡単ではございますが、第 20 号議案 平成 23 年度島本町介護保険事業特別会 計補正予算(第4号)のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、 ご可決賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後3時 36 分~午後3時 55 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより、本案5件に対する質疑を行います。 東田議員 一般会計に対しまして、数点、質問させていただきます。 まず、歳入の部分なんですけども、使用料及び手数料の部分でテニスコート使用料が 44 万1千円減額となっています。これはテニスコート工事したときもそうですし、手直 しで一定期間、ちょっと使用中止になっているんですけども、それも影響しているのか ということが1点です。 - 145 - それと、消防救急デジタル無線設備ですね。これは前倒しして予算取りしているとい うことで、繰越明許に関しては結構だと思うんですけども、前倒しするんだったら、完 成も一定期間は前倒しできるというふうに捉えていいんですかね。24 年度か 26 年度ぐ らいと言っていたのが、少しでも早くなるんですかね、これ、かかりが早いということ は。それと、消防団安全対策資機材ですね。これは中身、もうちょっと詳しく教えてい ただきたいと思います。 それと最後なんですけども、スポーツ推進費ですね。これは賃金の部分で 14 万7千円、 プール監視員の部分が減額補正になっているんですけども、これは当初見込んでいた人 員が確保できなかったというふうに捉えていいのか、それとも要らなかったというふう に捉えていいのか、お聞かせください。 教育次長 それでは、歳入のテニスコートの使用料について、まず、ご答弁申し上げます。 テニスコートにつきましては、東大寺公園のテニスコートの不具合によりまして、本 来ですと、使用料を昨年の 10 月1日から値上げをする予定にしておりましたが、それを 3ヵ月遅らせまして今年の1月1日からということで、3ヵ月ずれたという影響が出て いることで減額をするものでございます。 また、スポーツ推進費のほうのプール監視員でございますが、こちらにつきましては、 プールにつきましては7月の2日から8月末まで開設をしておるわけですけども、中に は雨天で開設しなかった日が4日間ございます。また途中閉場ということで、雷等が鳴 った場合に途中で閉める場合がありますが、それも5日間、この期間にありまして、合 計9日間、そういった対応を取ったという分の減額もございますし、人員の配置につい ては、平日は基本的には6名~7名、土日については7名~8名配置をしておりますが、 その配置の状況によって若干、賃金に変動が出てくるということで、8月末をもって、 この事業の確定がしましたので、その分を今回、減額させていただくということでござ います。 以上でございます。 消 防 長 消防救急無線のデジタル化に関するご質問でございます。このデジタル化につ きましては、昨年の 11 月の国の3号補正に基づいて事業を行うということでございまし て、24 年度の完成を予定いたしております。 それと、消防団の安全対策についてのお問い合わせでございますが、こちらのほうも 23 年 11 月の3号補正、国の3号補正で消防団安全対策設備整備費補助金約 19 億9千万 円が計上され、これを活用させていただきまして消防団員の安全確保に努めるために、 内容でございますが、発電機、投光器、拡声器、そしてライフジャケット──これは水 害対策に備えるためのライフジャケット、それと燃料携行缶。合計いたしまして 264 万 円を計上させていただいております。補助につきましては 264 万円のうちの3分の1、 88 万円が補助として国から交付されるということでございます。 - 146 - 以上でございます。 東田議員 プールの監視員の部分、ちょっと人員足りなかったのかなと思って心配になっ たんですけども、これは単純に、そのときの状況によって必要な人員配置できてたとい うふうに捉えてよろしいか。 それと、安全対策資機材ですね。これは結構なことだと思うんですけども、この資機 材、この物の選定にあたっては、当事者達のご意見というのは聞かれたんですかね。 教育次長 プールの監視員につきましては、先ほど申し上げましたように平日あるいは休 みの日の混み具合によって適切に人員の配置はいたしておりまして、減額した分につい ては閉めた分、あるいは昼から天候の状況によって閉鎖した分、そういった分の減額と いうことで、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 消 防 長 整備にあたって消防団員の意見を聞いたかというご質問でございますが、この 消防団の安全対策整備費補助金につきましては、国のほうからあらかじめ整備する品目 が定められておりまして、その中から消防本部が選定したということでございます。 以上でございます。 東田議員 プールのほうは、わかりました。 国のほうからある程度、一定のメニューが示されてるということなんですけども、こ れはプラスになることなんでね、いいとは思うんですけど、できたら当事者の消防団の 方々とかね。今、傷んでいる物とかもあるでしょうし、そのメニューの中から何を選ぶ んやというのも、一定、ご意見聞いたほうがよかったんじゃないかなというふうに思う んですよ。そのあたりについては、ちょっと、どのようにお考えか。 消 防 長 消防団員に対する安全対策の整備に関する資機材の整備でございますけども、 消防本部といたしましては、平成 17 年に整備計画を策定いたしまして、基本的に地震等 大規模災害に対応する資機材の整備ということで、計画的に整備を図ってきたところで ございます。ちなみに、整備にあたりましては消防団の意見も聞き入れて、整備する備 品については一定、計画を立てております。平成 17 年度については折りたたみの担架を、 そして平成 18 年度にはチェーンソーを整備したところでございます。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を……。 (「議長」「はよ言わないと」と呼ぶ者あり) 河野議員 はよせえと、みんな言ってはると思うんですね。はい、2番目、やらせていた だきます。 第 17 号議案 2011 年度一般会計補正予算で1点、年度末の事業費確定による補正が - 147 - ほとんどであるというのは、一見して認識しているつもりですし、そのことについては 概ね問題はないものというふうに思っております。 ただ、例えば民生費の社会福祉総務費で言う「障害者計画及び障害福祉計画策定業務」、 この点を例えば一つ取ったとして、これは本日まで2月1ヵ月間、住民のパブリックコ メントに付されております。私達もそれを取り寄せて、原課からも説明をいただいたり しておりますけれども、この計画を策定するにあたってアンケートを取っておられて、 そういった調査の結果も示されていますが、一番大切な自由記述、アンケート項目によ らない他の当事者の方の生の声を、いつも拾っておられるんですけれども、これが公開 されておりません。パブリックコメントの対象にもなっていないし、その前に、パブリ ックコメントを取る前の審議会において、はたして、この自由記述のアンケートはしっ かり審議会の皆さんの目に触れていたのかということと、本来はこういったものも含め てパブリックコメントの対象にするべきではなかったのかという点で、すでにマイナス 127 万という事業確定による費用があがっておりますけども、その点、もう精算という ことで、どういった事務が行われようとしているのか。その点は、やはりそこまで仕事 を示していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。これが一つです。 他の、今、パブリックコメントに付されている五つについても、実態調査などをされ た場合は、そういうことの問題ははらんでおりますけど、この「障害者計画」において、 特にお訊きしたい。答弁を求めます。 それから、在宅の調査ですね。実態調査については一定権限移譲ということで、島本 の新しい事務になるものと認識はしておりますけれども、その点についての体制整備に ついてはいかがでしょうか。答弁を求めます。 あとは介護保険の特別会計のほうで、お訊きします。今回、一括議題で基金条例とと もに出されております。この介護従事者処遇改善臨時特例基金というものが、基金条例 を廃止されることによって本年度末で最終を迎えるということです。このことについて は、第4期の「介護保険事業計画」の際に国が介護報酬を、やはり介護従事者の処遇が あまりにも厳しいということで、介護労働者が見つからない、つかまらない。そういっ たことが全国的に状況が生まれて、様々な政治的な事情もあったかとは思いますが、今 まで国が絶対に法律で定めた国庫負担、国費以外は投入しないと言い張っていたものを、 やっと、この介護従事者処遇改善の交付金によって禁じ手というか、「介護保険法」上 は禁じ手と私達は言ってましたけども、お金を投入して、介護報酬も上げるし処遇も改 善するけども、保険料は上がらないようにするという措置を講じたものです。 今回、これが基金条例によって、国の制度によってもなくなってしまうわけですが、 はたして、それが3ヵ年の次元だけで問題解決ができているかと言いますと、今後もそ の問題は続くわけですから、その点について、しっかりとした担保及び本来であればこ ういった種類の国庫負担については継続を求めるべきというふうに思いますが、基金条 - 148 - 例でもあがっておられます、こういった交付金の廃止について、島本町としてはどのよ うな取り組みをされたのか。この際、お示しください。 それから、3ヵ年に及ぶ、この交付金の投入を国費によってされたわけですけども、 この繰入金としては2万円があがっています。この2万円の中身をお示しください。 福祉保健課長 ただいま河野議員からご質問いただきました2点につきまして、ご答弁申 し上げます。 まず、「障害者計画」等の策定に関してパブリックコメントに際しまして、自由記述 につきまして、パブリックコメントの案の中に付してないのではないかというようなご 指摘であったかと思います。確かに、今現在パブリックコメントをしております計画案 の中には、自由記述意見につきましては、まだ若干まとめ上げが間に合いませんでした ので提示はさせていただいておりません。ただ、パブリックコメントを実施中も、2月 期ですが、2回、障害者施策推進協議会におきまして審議をしておりまして、その際に は調査票の概況につきまして、もう少し精査したものを、各委員の皆様方にお示しをさ せていただいたところでございます。本計画のまとめ上げにつきましては、また調査票 等につきましても精査を行いまして、計画策定が終了します際には自由記述意見につき ましても整理をして、お示しをしていきたいと考えております。 またもう1点、全国在宅障害児・者等実態調査についてのお尋ねであったかと思いま す。平成 23 年 12 月1日の時点で、調査区内に普段住んでいる世帯につきまして全国調 査が行われたものでございます。また、この調査につきましては、調査対象となりまし た世帯が 44 世帯、うち調査不能世帯8世帯でございまして、世帯員数 86 名につきまし て、この調査を配付をしたものでございます。調査対象となりましたものは6名という ことで、配付部数は6名でございます。この調査を行います職員ですが、1人、ケース ワーカーが対応したところでございます。 以上でございます。 民生部長 介護従事者処遇改善臨時特例基金に関する利息等についてのお問い合わせと、 介護職員の処遇改善に関する町の対応という部分でどうなのかという2点について、お 答えします。 まず、基金のほうの介護保険給付準備基金の利息としまして、歳入のほうで介護保険 の特別会計のほうで利子及び配当金で4万1千円、歳入を入れております。それと介護 従事者処遇改善臨時特例基金の利息として4千円、合計あわせて利子及び配当金で4万 5千円を受け入れいたしております。そして、歳出のほうの一般管理費で、基金等利子 につきまして4千円を計上させていただきまして、先ほどの介護保険給付準備基金の利 息としまして給付準備基金、こちらのほうに4万1千円、積立をいたしております。 もう1点、確かに3年間について、第4期ですけれども、介護職員処遇改善臨時特例 交付金に対応した、これはやはり介護職員の処遇が上がるということは、当然、第1号 - 149 - 被保険者の保険料のほうも上がってきます。第4期におきまして、その手立てについて は講じられて、今回、基金廃止という形になりました。この第5期でどうなのかという ことについては、介護職員の処遇改善の交付金の相当分については介護報酬に円滑に移 行するという部分で、例外的かつ経過的な取り扱いとして平成 27 年3月 31 日までの間 について、一定加算を創設するというふうなことを伺っております。ただ、今回の第4 期で基金創設したような形での、それに見合う1号被保険者への基金の積立とかいった ことについては、今現在、講じられておるというようなことは伺っておりません。 町のほう、大阪府内、全国の市町村でもそうですけれども、府あるいは国のほうに、 それぞれの事業会計ごとに要望等取りまとめて毎年行っておるわけですけれども、そう いった中で必要な部分については取りまとめた形で要望をしております。毎年させてい ただいているところでございます。 以上でございます。 河野議員 自由記述の件ですけれども、今年度末までの仕事としてはやるんだというふう な、さっき答弁があったと思います。でも、私達の手元にこれが、「障害者計画」のパ ブリックコメントを経て、審議会で確認もされながら、あとは一定予算として幾つか反 映されて議会に示されるわけですが、その議会の予算ですね、障害者福祉とか、「自立 支援法」に関わる予算を判断する際に、この自由記述が私達議員のところにもないまま 向こう数年間の計画が定められてしまうわけですから、私はやはり最終、こういう計画 に決まりましたよという、決まってから自由記述を後のページにつけていただいている んですね、いつも。そうではなくて、決めるまでの議論の中にこの貴重な、障害者や、 あるいは介護保険対象者、高齢者の生の声、そういったものを本来は議論に付す対象に すべきだと思っております。これは予算に関わる問題でもありますので深入りしません が、ただ、そうですよ、ということですね。 そういうふうなものを前提として仕事をしていただきたい。こちらが資料として求め たから出すんではなくてね、それなら自由記述書いた住民の気持ちはどうなるのか。そ れを読まないままやっちゃうのか、ということなんです。だから、そこはやはり、今回 マイナス減額出てますけども、そこまでコンサルタントも含めて仕事をやり抜いていた だいて、これだけマイナスせんでも、その分使ってでも仕事をやっていただくというと ころを追及していただきたい。あっ、これだけ安くついたんだなという部分もあります けどね、やはり仕事を全うしていただかないと困ります。その点について、今後に向け てもやはり是正を求めるものですが、いかがでしょうか。答弁を求めます。 あともう一つは、今、民生部長の答弁でちょっと、私が質問したのは介護従事者処遇 改善の、この特別会計の歳入でいう利子のところを質問したと思うんですが、4万円と か5千円とかおっしゃったのでね、ちょっと整合しません。この利子についての内容に ついて、お示しくださいというふうに申し上げたつもりですが、再度、その点、お願い - 150 - いたします。 それから、この交付金がなくなって、基金も廃止する。この基金を廃止することその ものは、国がこういった交付金をなくすわけで、積み立てるべき根拠がなくなるという ことでは、基金条例としては廃止の手続きを取るということは致し方がないということ はわかっております。しかし、この内容について、先ほどおっしゃった介護処遇、一定、 平成で言えば 27 年3月 31 日までに加算ということを国が考えているということですが、 私の理解では、この処遇改善の加算というのは、その要件を満たした事業所に加算され るものというふうに思っております。例外的かつ経過的な取り扱いとして3年間限定だ ということですね。ですが、この間、私達はこの処遇加算改善の交付金が投入されて以 来、本会議や委員会で、島本町がこの交付金を投入したことによって介護報酬を上げて、 介護従事者の処遇改善がきっちり図られていることについて、島本町は把握をしていま すかと何回も議場で訊きましたが、把握をしておりませんと、島本町当局は答弁を繰り 返しておられます。その中で、処遇改善の加算ができるんだというふうにおっしゃって も、はたして、じゃ島本町内事業所あるいは島本町の住民が利用されている事業所が処 遇改善されているのかという実態が全く把握できなければね、ちょっとこれも、議会と してのチェック機能としてはどうしたものかというふうに思いますので、加算が予定さ れているというのであれば、それが事業所に対してどのような機能を発揮して、一定担 保されるのかということを、やはりしっかり示していただかないと安心できません。答 弁を求めます。 民生部長 5の7ページの利子及び配当金の内訳として、介護保険給付準備基金利子とし て4万1千円、介護従事者処遇改善臨時特例基金利子として4千円、あわせて4万5千 円を補正させていただいております。 それから、介護職員の処遇改善に関する町内の事業所に対して、その把握されておる かという部分については、これまでお答えさせていただきましたとおり、現在につきま しても把握はいたしておらないところでございます。ただ報道等で、全国的な中で報道 されておる中では、議員ご指摘の、すべてが介護職員についての処遇改善には繋がって いない例も見受けられるという部分では、承知いたしておるところでございます。 それと、「障害者計画」についての自由意見等につきまして、できるだけ計画の中、 あるいはお知らせをするという部分については、今後、検討はしていきたいというふう に思っております。介護保険、住民福祉審議会のほうでは、この3月1日パブリックコ メント終わりました後、パブリックコメントに寄せられた意見等については審議をいた だくということで、開催を予定いたしておるところでございます。 以上でございます。 福祉保健課長 「障害者計画」の自由記述でございます。確かに議員ご指摘のとおり、自 由記述意見、私もすべて目を通しましたが、住民の方の生の声が反映されておるという - 151 - ふうな形では認識しております。取り扱いについてでございますが、先ほどご答弁申し 上げましたように、きっちりと計画の中には反映をさせていただきますとともに、それ らを踏まえて議論を、障害者施策推進協議会においては進めていただいておると認識し ております。また取り扱いにつきましては、今後、計画策定において、どのように取り 扱うのか、積極的に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 河野議員 最後ですが、今、積極的に検討するということですが、これ決算ではないんで すけどね、やはり年度末を迎えて、そういった声を必ず反映するというふうに今、約束 をしてくれましたけどね。それは島本町の職員の皆さんの仕事としては当然のことであ って、私達議員とか一般の住民の、やはり供覧できる場所に付すというのが責務ではな いか、ということです。これは、住民の皆さんの税金を使ってやっている調査ですから、 職員の皆さんだけが読んでいたらいいというものではなく、やはりパブリックコメント のときには供覧していただく、見ていただく。私達も当然、資料要求するまでもなく、 しっかりそれも踏まえたうえで予算審議をするというふうな、それが原則であると私は 思ってますので、そういうことでね、この事業費確定は、それはわかりますけれども、 そこまで全うしていただくということをした場合、多少、これは費用がかかるというこ となのでしょうか。そのあたり、何らかの費用に影響するのかということですね、この 際、訊いておきたいと思います。答弁を求めます。 あと介護保険については、今回、来年度のことも関わりますけど、前回行われた介護 報酬を2%引き上げる。そのために交付金が投入されたということで、ただ前回は概ね、 介護保険料は値上げをしなくて済んだということになっていますが、この交付金がなく なることによって、一定、この処遇加算があるということで部長答弁がありましたけど も、この2%というものを、この処遇加算が、国の用意する処遇加算が担保してくれて いるのか。直介護保険料の値上げに繋がらないのかということについて、再度確認をし ておきたいと思います。答弁を求めます。 福祉保険課長 先ほど、自由記述意見のまとめ上げにつきまして、委託料に影響するのか どうなのかというふうなご質問であったかと思いますが、特段、影響するものではない というふうに考えております。確かに、議員ご指摘のとおりパブリックコメントには間 に合いませんでしたが、2月の障害者施策推進協議会におきましては、アンケート調査 のまとめ上げ等で詳細な資料をお示ししていただいているところですので、委員の皆様 方にはご覧──一部ですが、ご覧いただいております。また、きっちりとまとめ上げを いたしまして、障害者施策推進協議会等でもお示しをいたしますので、会議の資料とし て情報公開コーナー等に据え付けまして、住民の皆様に広くご覧いただけるようにした いと思います。 以上でございます。 - 152 - 民生部長 3回目のご質問でございます。介護職員の処遇改善加算が、第5期においても 国のほうでは予定されておる。私どもの持っておる資料の中では、訪問介護で加算率と して4%、訪問入浴介護で約 1.8%という、そういうデータを持っておるんですけど、 当然、この職員の処遇改善ということで、これは加算になるということにつきましては、 第1号被保険者の保険料のアップにどれぐらい影響するのかというのは、よくわからな いんですけれども、当然のごとく影響は及ぼすものというふうに理解いたしております。 以上でございます。 戸田議員 まず1点目に、衛生費について、お尋ねします。 塵芥処理費、し尿処理費の委託料でございます。それぞれ当初予算との差額が生じて いますが、通常、主にどのような理由により、このような差が生じるのか。今一度、ご 説明いただきたいと思います。というのは、それぞれ 176 万4千円、246 万2千円とい うようにマイナス補正があがっていますけれども、これトータルをしますと、かなりの 額になります。それは、塵芥・不燃物収集から乾燥灰運搬処理等までに至るまでの数件 のことを指しているのですが、大変大まかな印象を受けますので、より実態に即した予 算を立てる方法はないものか。課題等、把握しておられるか。そのことがあれば、お示 しいただきたいと思います。 それから2点目は、消防でございます。 消防の、昨年 12 月、それから今年度一度、二度にわたり消防救急デジタル無線設備に ついてはご説明をいただきました。それにより、財政収支上の見通しの書き換えを可能 にするほどの優位性がある特定財源を得ることができているのではないかと認識してい ます。これにつきましてね、こういった補助金に関する情報収集、それから非常にタイ トなスケジュールで物事を運ばれていること、それから意思決定ですね、やるのだとい う意思決定。このあたりのところで庁内でどのような議論があったか、やりとりがあっ たか、また財政課との情報交換の様子はどうだったか。これをお尋ねしたいと思います。 もう1点は、全国・府域で、この国の3次の補正予算であがった補助金を使用すること ができたところはどれぐらいあるのかを、お示しください。 それから三つ目は、尺代の5号線についてです。 2の 29 ページに道路新設改良費委託料として、町道尺代5号線用地取得等業務とござ います。この「等」とは、どういうものを指すのか。そして、そのそれぞれの額とトー タルの確定額は幾らなのかというのをお示しいただきたいと思います。 それと、尺代に関しましてはね、社会資本整備総合交付金がずいぶん減額されていま すが、これは交付金が受けられなくなっていると認識しているのですが、間違いござい ませんか。当初、尺代の5号線に関しては私は賛成いたしました。何度も、非常に有利 な条件であると、財政的に。今を逃せば、もう造れないのではないかという説明を受け まして、それならばということで賛成した経緯がございますので、この交付金が、東日 - 153 - 本大震災の影響を受けたということは理解してますけれども、交付金が受けられないこ との影響について、平成 24 年度、平成 25 年度、完成までにどのような影響があるのか。 そして、それをどうされるのか、お示しいただきたいと思います。 以上です。 消 防 長 初めに、消防救急無線のデジタル化に関するご質問でございます。 まず、この経緯でございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたが、平成 23 年 11 月、国の3号補正で消防防災通信基盤整備補助ということで 99 億が計上されまし た。これを受けまして、本町といたしましても大変有利な条件でございますので、早急 に財政と協議を行いました。一番、これに乗るか乗らないかというとこら辺で大変問題 となったのが、概算費用を出すということと、あと申請時に必要な書類関係、こういっ たものが必要となりますので、早急に実施設計を行う必要がございました。それで、ま ずは実施設計をするということで決裁をさせていただいたわけですが、あと財政的な効 果でございますけれども、この3号補正を使うことによりまして、通常、予定どおり 25 年、26 年度にかけまして防災対策事業債を活用した事業費と比較いたしますと、あくま でも概算でございますが、7,500 万円程度の差額が出てまいりますので、効率、効果的、 低廉で整備が行えるということで、財政課と十分調整したうえで決定をさせていただい たということでございます。 それと、この補助を使って整備する消防本部はどれぐらいあるかというご質問でござ いますが、全国的に言いますと 96 消防本部ございます。大阪府内で申し上げますと、8 消防本部ございます。 以上でございます。 環境・産業課長 塵芥処理費の委託料と、それからし尿処理費の委託料、これが予算案と、 今回かなり大きく減額されているので、当初の予算が大きいのではないのかというご質 問でございます。 こちらのほうの、まず、ごみのほうの委託料、塵芥・不燃物の収集、こちらは町内の 前田環境のほうと随意契約をしてございます。予算編成時には、まず見積もりを徴収い たしますけれども、その後、4月1日の契約に向けて、ずっと当課とそれから業者のほ うで価格の交渉のほうをさせていただいております。この価格交渉の結果、毎月の委託 料が安くなったということで、今回、減額のほう補正あげさせていただいております。 それから、その次の焼却・粗大ごみ処理設備保守点検。こちらのほうにつきましては入 札で、清掃工場のほうで管理しております排ガスの測定装置、こちらのほうの入札の差 額金額が、こちらの 246 万2千円となっております。それから、ごみの臨時の収集、197 万2千円でございます。こちらにつきましても価格交渉と、それから臨時の収集でござ いますので、当初予定してた件数に比べて実績のほうが少なかったということで、今回、 こちらのほう減額させていただいております。それからビン処分につきましても、町内 - 154 - のほうで毎月1回、ビンのほう収集させていただきまして、こちらをリサイクルすると いうことで、リサイクル事業協同組合のほうへさせていただいているんですけれども、 こちらのほうも価格交渉のほう、予算編成時から契約する間、ずっと当課のほうでさせ ていただいております。この間の価格交渉の結果、減額になったものでございます。 それから、し尿のほうの収集につきましても、先ほどのごみ収集と同様の理由で価格 交渉のほうさせていただきました結果、96 万8千円。それから乾燥灰の運搬、こちらの ほうの委託料につきましても減額となっております。それから、衛生化学処理場の運転 業務につきましては、こちらは今、高浄という業者のほうと随意契約させていただいて いるんですけれども、こちらにつきましても価格交渉のほうさせていただいた結果、減 額となっております。 以上でございます。 都市環境部長 それでは、尺代5号線の用地取得等の業務の内容につきまして、ご答弁申 し上げます。 まず、尺代5号線土地鑑定意見書業務というのが 46 万2千円、尺代5号線整備工事変 更図書等の作成業務が 47 万 2,500 円となっております。それから、尺代5号線の分筆登 記業務委託料ということで 96 万 9,990 円。 合計 190 万 4,990 円の内訳となっております。 続きまして交付金の関係でございますが、交付金につきましては、議員言われました ように社会資本総合整備交付金をいただいてやっております。その中で減額の理由につ きましては、やはり東日本大震災の影響を受けまして交付金が減額され、交付金額が決 定されたため、補正をさせていただいたものでございます。 それから、完成の影響等でございますが、完成につきましては、当初から平成 25 年度 ということで、平成 23 年度、今年度から随時工事のほう、計画させていただいておりま す。今のところ交付金の関係はございますが、予定どおりといいますか、当初の目的に 沿うて、平成 25 年を目途に推進させていただいているというような状況でございます。 以上です。 総合政策部長 今回の国の3次補正を活用したメニューでございますが、現在のところで は、先ほど消防長のほうからございましたとおり消防の救急デジタル無線、それと消防 団の資機材の安全の確保のための取り組み、この2点について、今回、国の補正予算を 活用した事業としてあげさせていただいております。 なお、消防本部におかれましては、今回の特定財源の確保ということで、大阪府をは じめ各関係機関と緊密な連携を取っていただきまして、そして財政課のほうと十分協議 をさせていただいて、結果的に採択されたということで、今後の財政運営上、大変効果 のあるといいますか、一定、当初見込んでいなかった特定財源が確保できたということ でございますので、今後の財政運営上、非常に有利になった、このように考えておると ころでございます。 - 155 - 以上でございます。 戸田議員 消防でございます。予想を、私の予想を超える 7,500 万程度の減額が可能にな ったということをお聞きしました。 それから、このデジタル化なんですけれども、これは調査をされていますけれども、 広域化が可能なのかどうか。これは高槻並びにその周辺の北摂のエリアで広域化するこ とが可能なのかどうか、それについて、ご説明をいただきたいと思います。 そして衛生費は、主に価格交渉の結果の減額であるということです。これは本年度に 特化したもの、今年の特徴なのか、それとも毎年されているのか。そこのところ、もう 一度確認したいと思います。 そして、委託先の高浄という言葉が出てきましたので、関連はしないんですけれども、 玉子排水機場運転管理について、お尋ねいたします。こちらもマイナス補正があがって おります。2の 28 ページです。高槻市と按分されて、調整されたものと認識しているわ けですけれども、過日、私はこの玉子排水機場を見学させていただく機会を持つことが できました。流域面積によって負担額が決まっているようですけれども、これについて 高槻市と島本町の負担について、どのような按分になっているのか、ご説明ください。 全面的に高浄さんに委託されている、そして高槻市が契約されている。そして常時5人 の方がいらっしゃる。そのあたりについて、今一度、お訊きしておきたいと思います。 尺代でございます。尺代に関しましてはね、尺代5号線です。完成 25 年を目指してお られるというのは理解しました。では、財政上はどうなのか、24 年、25 年に影響、財政 上はどうなのか。このことをお答えしていただきたかったと思います。 以上です。 消 防 長 この消防救急無線デジタル化に向けた「広域化」というふうにおっしゃってお りますけども、たぶん、共同整備ということで理解していいのかなというふうに思って おります。 共同整備につきましては、平成 17 年の2月に北ブロックの消防本部におきまして、こ の消防救急無線デジタル化研究会、また大阪府下消防長会におきましても平成 18 年の6 月から、消防救急無線に関する検討委員会を設置いたしまして、効率・効果的な消防無 線の整備にあたって検討してまいりました。 その経緯、結果を簡単に申し上げますと、まず初めに大阪府下消防長会の検討会の結 果報告ですが、結論から言いますと、共同整備については難しいという結果でございま す。といいますのは、各ブロックごとで整備をした費用と、各単独で整備をした費用と、 そう変わらないという検討結果も出ておりますし、各消防本部、それぞれ事情が異なり ます。通信指令装置の整備に関しましても更新時期もまちまちでございますので、そう いったものを統一して整備を図るということも大変難しい問題がございますし、すべて をカバーするには新たな中継局等も必要となってまいりまして、また大きな費用の負担 - 156 - というものも生じてまいります。こういった大きな課題がございまして、現在のところ、 共同整備というのは難しいという結論になっております。ただ、共通波といいまして、 大阪府波と全国共通波につきましては、それぞれの消防本部の基地局あるいは通信司令 センターと大阪府庁をネットワークで結ぶ、NTT回線と有線を使ってネットワークを 構築するという方向で、現在、進んでいるところでございます。 それと、北部ブロックの研究会の結果報告書でございますが、これにつきましても、 昨年の 11 月に検討結果が出てまいりました。こちらのほうも共同整備については、もう 難しいという結論でございます。その理由といたしまして、まず一つ、現在の各消防本 部の基地局から、すべてのエリアがほぼカバーできているという状況がございます。共 同化を図るためには新たな中継局が必要となって、こちらも大きな費用も生じてくると いうことと、あと一本化を図るためには司令センターを新たに設けなければなりません。 そういった司令センターを構築するにも莫大な費用がかかるということと、現在の消防 本部の各通信司令室では、それだけの機械を設置することもできないといったことで、 結局のところ、共同整備については難しいという結論に達しております。 ただ、各消防本部、全く共同整備についての動きがないということではございません。 私が知るところでは、豊能地区では、豊中消防本部を中心として、何とか通信指令の共 同化を含めて検討が行われていると聞き及んでおります。なお、本町の場合、高槻市が 隣接している消防本部でございますけども、高槻市消防本部、その基地局、高槻市消防 本部の現在の基地局から島本町の管内はカバーできません。そういった電波伝搬調査の 結果も出ておりますので、島本町といたしましては現在のところは単独整備、高槻市、 茨木市におきましても、今回、この3号補正を利用して 24 年度中に整備を図るという方 向で、現在進んでいるところでございます。 以上でございます。 環境・産業課長 価格交渉、毎年されているかどうかというお尋ねでございます。毎年、 価格交渉のほうはさせていただいております。ただし、今年度あげさせていただいてい る金額どおり、毎年ずっと下がるかどうかということについては、相手さんのあること ですし、これは何とも言えないんですけれども、できるだけ町にとって、できるだけ有 利なというたらおかしいんですけれども、できるだけ努力をしていただくということで、 毎年、交渉のほうはさせていただいております。 以上でございます。 都市環境部長 それでは玉子排水機場の関係でございますが、玉子排水機場につきまして は数年前から高槻市と協定書を締結させていただいて、運転管理をしていただいている ところでございます。負担割合につきましては、流域の面積で按分させていただいてお りまして、今現在で申し上げますと、79.3%が島本町の負担となっております。今回の 減額につきましては、玉子排水機場の管理委託につきましては3年に1回、業者選定す - 157 - るということで、本年度入札をされております。それの入札差金として、大半が発生し ております。それとあと修繕料の関係につきましても精算されて、今回、補正として 249 万9千円させていただいているというような内容になっております。 それから、尺代5号線の財政上の影響はどうかということでございますが、一応、国 のほうとも協議をさせていただいておりまして、23 年度から 25 年度までの社会資本整 備総合交付金につきましては、町としてエントリーさせていただいておりますので、こ れの計画に基づいて補助のほうは府のほう、確定ではないですけども、そういったこと で 25 年度まで一応エントリーさせていただいているということで、別段、問題がないと いう具合に考えております。 以上でございます。 外村議員 17 号議案について、ちょっとお訊きします。 1点目、例の一番大きなこの補正予算の額を占めているデジタル無線に関してですけ ども、今回、そのために町債を1億 8,350 万ですか、町債を発行されているんですけど、 私はちょっと技術的なことがわからないんでお訊きしますけども、それにもかかわらず 財政調整基金 6,700 万を当初から削られているということで、私としては町債を発行す るんであれば、6,700 万円をそちらに回して、それを引いた分を町債発行したらどうか なと思ったりするんですが、その辺については、どういう考えでそうなったのかという のが1点と、消防に関しては除細動器、これは入札の結果 255 万3千円が不用額になっ たというふうに聞いてますけど、これは一体、最初何台分を買う予算を幾ら取ってて、 入札の結果、これだけで済んだというのか。何台分だとか、入札については何社が応札 されたのか、お聞かせいただきたいというのと、2点目が、先ほども戸田議員から出て ましたけども、私もこの清掃費に関しては非常に不用額が大きい。非常に、難しいのか も知れませんけども、ちょっと大きいなと思ってまして、それで聞いてましたら委託料、 ごみのほうが前田環境で、し尿が高浄というふうにお聞きしたんですけど、両方とも随 意契約でされている。こういう仕事が入札にそぐわないのかどうかわかりませんけど、 入札にできない、やっぱり公金ですから、随意契約というのは透明性が確保できないと いうことで、やっぱり透明な入札のほうがいいという観点からして、入札にできない理 由、入札を検討されてもできないのか、よくわかりません。その辺のいきさつを教えて いただきたい。 もう1点は、2の 33 の幼稚園バス。これも入札の結果、99 万円減額できたというこ となんですけども、当初予算が幾らで、入札が何社応札して、結果として 99 万円要らな くなったというのか。それと、前年度に比べてトータル的にどうなったのかというのを お聞かせください。 以上です。 環境・産業課長 随契理由でございますけれども、こちら前田環境のほうとの随契につき - 158 - ましては、ちょっと何年かというのは覚えていないんですけれども、し尿の収集におき まして、下水が普及するに伴いまして収集量が減ってくる。こういったことから下水道 の法律の中で、「下水道の合理化特別措置法」ですかね、こちらのほうの下水が普及さ れることに伴いまして、前田のほうの収集が減るということになりまして、それに伴う 補償をしなさいということで法律上なっているんですけども、こちらの補償を求めない 変わりに、ごみとか、こちらのほうの収集を随意契約を行うということで町のほうとの 覚書ですかね、こちらのほうをされていることで、ずっと今までしてきております。 それから、高浄との運転業務につきましては、こちらは町のほうといたしましては3 年に1回、今まで入札をして、その後2年間随契という形でやっておったんですけれど も、高槻市との広域化ということがございまして、こちらが広域化を進めている中で、 どのタイミングで途中でし尿処理場のほうが、運転のほうが途中でやめるかも知れない ということで、今現在は随契でずっとさせていただいているという経緯でございます。 以上でございます。 消 防 長 私のほうから、除細動器に関するご質問にお答えを申し上げます。 現在、消防本部には高規格救急車2台を運用いたしているところでございます。その うち、平成8年度に導入いたしました救急車の除細動器を今回更新したのでございます が、当初、まず予算額でございますけども、479 万9千円という予定をいたしておりま した。決算額が 224 万 5,950 円、入札を行ったのが6業者でございます。 なぜ、これだけ下がったかということでございますけれども、当初、先ほど申し上げ ました平成8年度に導入いたしました高規格救急車のベッドサイドモニターといいまし て、血圧計とか心電計、そういったデータを測定する器械がかなり老朽化してきてまい りましたので、こちらがいつ故障するかわからないような状況で、今まで更新をせずに 引っ張ってきております。この除細動器 479 万9千円の、まず当初予算をあげた段階で は、そのベッドサイドモニターも兼用できるような、モニター付きの除細動器を検討し ていたわけですけども、今のところ何とかベッドサイドモニターが作動しておりますの で、その分を、ベッドサイドモニター機能をなくした除細動器の購入を決定させていた だいたものでございます。よって、このぐらいの差額が生じたものでございます。 以上でございます。 教育次長 幼稚園バスの委託料に関してのご質問でございます。 幼稚園バスの運行業務の委託につきましては、3年に1回、入札を実施いたしており ます。その額が確定したということで、今回、減額をさせていただくものでございます。 業者数につきましては、今ちょっと手元にございませんでして、また後ほどご報告……、 失礼しました。入札につきましては5社を指名いたしまして、3社の応札がございまし て、入札決定したということでございます。 金額にいたしましては、例年、これまでの金額も参考にしつつやっておりますけども、 - 159 - なかなか固定的な金額になっております。といいますのは、この運行業務の中には車検 費用であったり法定点検の費用、そういったものも含めたうえでの運行業務というふう になっております。 以上でございます。 総合政策部長 まず、今回のデジタル無線についての財源でございますが、これにつきま しては先ほどもご答弁申し上げましたとおり、今回の3次補正で消防本部のほうで迅速 に対応していただいて財源を確保していただいたということで、特定財源4千万円と、 消防団の資機材の充実で約 88 万円を、今回あげさせていただいております。 それと、基金のほうの状況でございますが、これにつきましては、これは財源調整と して歳入歳出全般に見直しをさせていただきまして、今回、約 6,700 万円でございます が、基金のほうに戻し入れをさせていただくということで、今回の補正で措置をさせて いただくものでございますので、歳入歳出それぞれ今後の、消防本部も含めて今回手当 てをさせていただいたということでございますので、その点、よろしくお願いしたいと 思います。 以上でございます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後4時 56 分~午後4時 56 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 お諮りいたします。 本日の会議は議事の都合により、これをもって延会とし、3月1日午前 10 時から再開 したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とし、次会は明日3月1日午前 10 時から会議を開く ことに決定いたしました。 本日は、これをもって延会といたします。 長時間にわたり、大変にご苦労様でございました。 (午後4時57分 延会) - 160 - 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 第 1 号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 第 2 号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについ て 第 3 号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 第 4 号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて 第 5 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 6 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 7 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 8 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第 9 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めることについて 第10号議案 町道路線の認定について 第11号議案 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等について 第12号議案 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部改正について 第13号議案 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正につい て 第14号議案 島本町営住宅管理条例の一部改正について 第15号議案 島本町火災予防条例の一部改正について 第16号議案 島本町基金条例の一部改正について 第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) - 161 - - 162 - 平成24年 第 1 回 島 本 町 議 会 定 例 会 2 月 会 議 第 3 会 議 録 号 平 成 24 年 3 月 1 日(木) 第1回島本町議会定例会2月会議 会議録(第3号) 年 月 日 場 所 平成24年 3月 1日 (木) 島本町役場 議場 出席議員 次のとおり15人である。 1番 岡 田 初 惠 2番 川 嶋 玲 子 3番 伊集院 4番 清 水 照 光 5番 外 村 敏 一 6番 菅 7番 藤 原 靖 彦 8番 東 田 正 樹 9番 河野 恵子 10番 平野 かおる 12番 戸 田 靖 子 13番 山口 博好 14番 平 均 15番 冨 永 千 広 16番 高山 佳昌 井 春美 俊 勝 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は次のとおりである。 町 長 川 口 総合政策 部 長 島田 都市環境 部 長 谷 川 教育次長 北河 裕 副 町 長 多 田 宏 教 育 長 岡本 克己 政弘 総務部長 由 岐 英 民生部長 浪 越 稔 清 上下水道 部 長 水木 正也 消 防 長 黒田耕佐久 浩紀 会計管理者 岩井 利春 都市環境部 次 長 乾 吉川 展彦 民 生 部 高齢福祉 課 長 三 浦 了 木下 光平 妹藤 博美 議事課係長 猪 倉 悟 総合政策部 次 長 柴山 則文 総合政策部 人権推進 課 長 都市環境部 環境・産業 課 長 安藤 鎌吾 消防本部 警備第一課 警備司令 義 彦 本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 永 田 書 田畑 記 暢 議事課長 良昭 - 163 - 議事日程第3号 平成24年3月1日(木)午前10時開議 日程第1 第16号議案 島本町基金条例の一部改正について 第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算 (第4号) 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算 (第3号) 第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算 (第4号) 日程第2 第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算 (第4号) 日程第3 第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4号) 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 - 164 - 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 165 - (午前10時00分 岡田議長 開会) おはようございます。昨日に引き続き、大変ご苦労様でございます。 ただいまの出席議員数は 15 名で、全員出席であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 日程第1、第 16 号議案 島本町基金条例の一部改正についてから、第 20 号議案 平 成 23 年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)までの5件を一括議案とし、 昨日の議事を継続いたします。 それでは、これより昨日に引き続き質疑を続行いたします。 他に質疑ございませんか。 外村議員 おはようございます。昨日の質問に引き続き、2回目をやらせていただきます。 17 号議案 一般会計の補正予算ですけども、まず4点ほどお聞きします。 昨日、私、このデジタル無線化で2億ほどかかるやつに対して町債を発行した、1億 8,300 万。それに対して財政調整基金に 6,700 万戻しているから、起債額を減らして、 そっちを使ったらどうですかということに対する明快な回答がなかったわけですけど も、後で考えれば、起債しておいたほうが後年度交付税措置されるから、そっちのほう が有利だというふうに判断されたんだと思うんですけども、まず、それで私の認識が正 しいのかというのが1点。それで、そうならば2の 40 の資料ページありますね。ここに 町債残高が、昨年度末の残高が 117 億、今年度見込みが 114 億というふうになってまし て、着実に減らしていただいてるということで非常にありがたいんですけど、この町債、 消防債1億 8,350 万、これを入れて 114 億ということですけども、この中で去年の決算 のときに 117 億の内訳で、約、そのうちの 59 億 5,600 万、比率にして 50.9%は後年度 交付税措置がもう見込まれているということでご説明ございましたので、私は、実際の 町の借金としては実質的には半分かな、こういうふうに私は認識しとるんですけども、 じゃ、それならば、この当該年度末の 114 億につきまして、どれだけ交付税措置される と見込まれているのか。この消防債は 100%、間違いなく後年度措置されるから、そう 選んだのかというのを、もう一度確認したいというのが1点。 それと、デジタルに絡みまして、私が資料請求しました。2億 2,359 万の内訳、見積 もり根拠がわかるものと言ったら、その資料をいただきましたけども、何にも金額が書 いてございません。これで私の資料請求に答えたと思っていらっしゃるのか、答えてな いと思っているのか、どうなのか訊きたいのと、答えられないのならば、なぜ答えられ ないのか、明確な理由を説明していただきたい。それと、この資料請求した資料の下に、 合計1億 4,911 万9千円というのがあるんですが、この金額と、今、計上されている2 億 2,300 万と関係はどうなっているのか。この1億 4,900 万というのは何の数字なのか というのが知りたい。これが2点目です。お答えください。 - 166 - 3点目。昨日、除細動器2台で 210 万ほどかかるというふうにおっしゃいました、220 万ですか。それはモニター付きを予定してたけど、モニター付きじゃなくなったから大 幅に下がったという説明でした。それでも、2台で 224 万ということは、1台当たり 110 万以上かかる。普通、今、除細動器下がってますから、3~4台買える金額。具体的に どういう、特注品の特注品なのかわかりませんけど、どういうものなのか。もうちょっ とわかるように、なるほど、それだったら高いなというのがわかる説明をいただきたい のと、そのメーカー名を教えてください。これが3点目。 4点目。昨日、清掃費のときに前田環境さんと、し尿処理の仕事が減っていくから、 その分、ごみの仕事で補てんしますというふうな契約を交わしているとおっしゃいまし たけども、後で結構ですから、その契約書をぜひ見せていただきたいというのをお約束 いただきたいというのが一つと、それと随意契約でネゴシエーションした結果、大幅に 下がっているとおっしゃいましたけども、具体的に昨年度に比べてどういうふうなネゴ シエーションして、どれだけ下がったのか。単価が下がったのか、量が下がれば当然金 額は下がりますので、それは下がったと言えませんし、単価を下げていただいて大幅な 減額を獲得したのか。その辺の交渉の子細をお聞かせ願いたい。 以上4点、よろしくお願いします。 消防本部次長 まず、消防に関することにつきまして2点、ご説明申し上げます。 まず、1点目でございますが、資料請求がございました資料に基づき、説明させてい ただきます。ご質問の内容でございますが、この資料の一部黒塗りしているわけでござ います。この資料で何が詳しくわかるか、というご質問だと思います。 これにつきましては国の平成 23 年度の3次補正によって、この事業を活用して消防救 急デジタル無線設備の整備をするにあたりまして、昨年の 12 月に国のほうから通知がご ざいました。ということで、タイトなスケジュールの中で補助事業の申請資料を作成す るというスケジュールの中で、本来なれば数社から見積もりを徴収して資料とする、検 討するところでございます。しかし、タイトなスケジュールということで、今回、予防 調査票という国の示す補助金の申請用紙の一部の資料に基づきまして、1社による業者 の金額を入れていただきました。ということで、これにつきましては業者の見積額とい う位置付けになりますので、見積書につきましては、その業者の細目にわたっての積算 根拠がわかるということで見積書と同様にちょっと黒塗りさせていただいて、内容がち ょっとわかりづらくなっていると思います。 この内容でございますが、まず1番目に鉄塔、受電設備からずっとその他まで 10 項目 ございます。裏面のほうに行きますと、また同じく項目がございます。ということで、 まず表面については1億 4,911 万9千円、裏面につきましては 7,447 万9千円となって おります。これにつきましては総額で2億 2,359 万8千円となるわけでございます。分 けておりますのは、今回、補助申請を出させていただいた資料は、あくまで共通波にか - 167 - かる部分でございます。ということで、1億 4,911 万9千円につきましては共通波とい うことで、旧の全国波、それから府波にかかる費用でございます。裏面のほうにつきま しては旧の町村波ということで、町内で活動する消防波でございます。ということで、 このように分けております。 以上でございます。 消 防 長 昨日、除細動器について、ご説明申し上げましたけれども、私、2台とは申し 上げておらず、1台の更新でございます。その点、よろしくお願いいたします。 なぜ、これだけ高いのかということでございますけども、通常、一般市民に普及して いる除細動器はAEDと申します。これは自動式の除細動器でございます。我々救急隊 員が使用します、いわゆる救命士が使用いたしますのは半自動式除細動器と申しまして、 どこが違うかと申しますと、まずジュール数、電気の強さ、これを変えることも可能で す。それとAEDについてはモニターはついておりません、心電図モニターがついてお りません。すべて音声に従って使用するものでございますが、救命士が使います半自動 式除細動器といいますのは音声による案内というんですか、もあるわけですけども、最 終的にはその波形、心電図波形を確認して、これはVFといいますが、除細動が必要な 波形であるということを確認したうえで除細動をかけるということになっておりますの で、その分、構造がやはり複雑になっておりますので、通常のAEDよりも高額になっ ているということでございますので、ご理解いただきますようにお願いをいたします。 以上です。 総合政策部長 昨日、外村議員から財政調整基金と町債の発行との関わりについてお尋ね をいただきまして、ご答弁申し上げましたが、その内容につきましては昨日も申し上げ ましたとおり、今回、財政調整基金の戻し入れを約 6,700 万円いたしております。それ とあわせて町債の発行ということで、本年度1億 8,350 万円の発行となっておりますが、 ご指摘のとおり、町債については後年度の負担になるわけではございますが、今回、交 付税措置があるということで全体的な収支を勘案いたしまして、補助金と町債を活用し た事業というふうな形で実施をいたしております。交付税のほうの算入率につきまして は、国庫補助、町単独分と、それぞれあるわけでございますが、国庫補助につきまして は 80%、町単独分につきましては 70%の、交付税の算入の措置があるという状況でござ います。 それとあわせまして町債の状況でございますが、状況については、ただいま外村議員 からご指摘のあったとおりでございます。交付税の算入率で申し上げますと、22 年度末 につきましては 50.9%となっております。なお、23 年度につきましては、この率は若干 上昇する、そのように見込んでおるところでございます。 以上でございます。 消 防 長 申しわけありません。除細動器のメーカーでございますが、レールダル製でご - 168 - ざいます。 以上でございます。 環境・産業課長 前田環境との委託契約の単価の見直しの分はどういう金額になっている か、どのぐらい単価、見直されたのかというご質問でございます。 ごみの収集にあたりまして、パッカー車、それから2tダンプ、それぞれ使用してお ります。パッカー車につきましては3台、それから収集のほうのダンプ、これ2台使用 しているんですけれども、それぞれ単価のほうの見直しをさせていただきまして、1台 当たりパッカー車のほうが3万円、それからダンプカーのほうが2万5千円。ですから、 月額で契約しておりますので、トータルでいきますと税抜きで 14 万円。これが 12 ヵ月 分ということで、今回減額させていただいております 176 万4千円ということになって おります。 それから、し尿のほうの収集につきましても、バキュームカー1台で収集、町内をさ せていただいております。こちらにつきましても、1台当たり2万円の見直しのほうを させていただいております。 なお、平成 11 年、前田環境のほうとごみの収集のほう、全面委託させていただいた頃 から、昨年ベースで約3割程度、トータル的には契約金額のほう下がっております。 以上でございます。 都市環境部長 外村議員のほうから、資料請求の件につきましては議長に一任させていた だきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 外村議員 先ほどの資料請求のほうの、私も2ページ目あるの忘れてました。これは失礼 しました。 それで、急がれていたから1社だけしか取らなかったということですけど、これだけ の金額のものを、せめて3社ぐらい取って精査したうえで、やっぱり申請していただき たかったと思うんですが、いかがでしょうか。それで、質問を終わります。 消防本部次長 お答え申し上げます。 今回、見積もり1社ということで先ほど説明もさせていただきました。かなりタイト な期間で作成したということもございます。ただし、執行にあたりましては入札して、 当然、予定価格を設定して執行してまいりたいと考えております。 以上でございます。 平野議員 一般会計補正予算について、お尋ねします。 まず、2の 17 の「男女共同参画計画」策定業務委託ですが、これは国の緊急雇用創出 基金事業を活用された事業の一つですけれど、十分な雇用対策になったのかどうか。あ んまり計画策定ということで雇用対策というのは、一般的にはなじむのかなというふう にも思っておりますけど、ただ自然環境の調査もされておりますので、雇用対策として - 169 - は十分だったのかということをお尋ねします。 また、この計画については人権啓発施策審議会のほうに意見を求められて策定中とい うことですけれど、委員の公募をなさいました。非常によいことだというふうに思って おりますが、この委員の公募状況ですね。応募された方が何人で、選考の結果、何名の 方が委員になられて、その方の性別──性別というのは、つまり男性、女性、またはい わゆる性的マイノリティーも含めという意味での性別ということです。性別もお聞かせ ください。選考の理由がわかれば、教えてください。 それから、2の 29 の駐車場対策検討調査業務ですね。これは資料請求しましたが、「成 果品なし」ということでした。議会に間にあわないということであればね、後日、当然、 議会資料請求ですので、成果品ができた後には議会に提出していただくよう、これは当 然だというふうに思いますので、お願いしたいと思います。 それから3点目は、2の 31 ですね。消防救急デジタル無線に関することです。多くの 質疑がありますので、重ならないようにしたいと思います。 国のほうで、このデジタル化という、消防救急無線のデジタル化というのが法律でも 規定されて行うということになっておりますので、島本町だけしないというわけにはい かないということだとは思いますけれども、しかしながら、従来のアナログ波ではなく、 アナログ電波ではなくデジタル電波にするということの、やはり有効性ですか、メリッ トというものは、やはりきちんと私達も確認したいというふうに思っております。そこ で、その前にある無線デジタル電波伝搬調査が行われておりますので、その調査結果に 基づいて、アナログ電波、デジタル電波の伝搬の状況、それがどのぐらい変わるのかと いうことですね、比較して変わるのかということをお示しください。 それから、昨日、共同運用を検討された内容もご報告いただいたんですけど、具体的 に単独で整備する場合、共同で整備する場合は、具体的にコスト面などについてはどれ ほど違いがあるのかということも、お示しください。 それから、従来、よく新聞記事等で見ますと、デジタル電波を使うことによって山間 部についての電波が届きにくいというようなことも読んだこともありますし、委員会で も質疑したこともあるかというふうに思いますけど、その点、この調査結果に基づけば、 山間部についての電波の状況、特に島本町域についてはどうであったかということをお 示しください。 それから、特に災害時において、このデジタル電波の活用ということはどうなのでし ょうか。結局、災害時にはいろいろな無線携帯の活用とか、いろんな混線状態になりま すけれども、そういう災害時においては、このデジタル電波というのは有効なのかどう かということですね、お聞かせください。 それから、先ほども外村議員のほうから質疑ありました見積書の件ですけども、これ はあくまでも府に、府というか国の補助申請に必要な書類として出されたということで - 170 - すので、実際に発注される場合は予定価格、入札による契約ということですね。予定価 格をちゃんと出しますということですけど、ということであれば、予定価格を積算する ときには、設計金額を積算するときは、当然、見積もりは数社から取られるという予定 ですか。お聞かせください。それは、その後の質問とちょっと重なりますけれど、この 消防救急デジタル無線の整備のスケジュールについて、いつ頃入札されて、契約される。 大きな金額です、当然、議会での議決案件になるかと思いますけど、その点ですね。整 備スケジュールについて、お聞かせください。 それから、この無線設備については備品購入費としてあがっております。いろいろと インターネット等で他自治体の検索をしておりますと、整備工事という形で、工事請負 費という形であがっているところもあるようですけれど、備品購入費として計上された 理由ですね、それについてお聞かせいただきたいというふうに思います。 もう1点、すいません。2の 28 に戻ります。これは確認ということですけれど、島本 町商工会の減額、148 万円の減額ですね。減額理由について、ご説明いただきたいと思 います。 以上です。 総合政策部長 まず、今回の男女共同参画の計画の策定に関してでございます。 これにつきましては、ご指摘のとおり、国の緊急雇用対策事業を活用した事業でござ いますが、今回の新規の雇用にあたりましては、4名の方が雇用されております。年代 的には 20 歳代の男性がお一人と、女性が3名といった状況でございます。延べの雇用月 数につきましては、約 19.5 ヵ月といった状況でございます。それと、当然継続した雇用 に繋がるような形で雇用していただいているわけでございますが、内容的には個人のス キルアップに繋がるような、そういった事務についてお願いをしたというふうな状況で ございます。 それと、計画の策定にあたりましては、本町の人権啓発施策審議会でご審議をいただ いているわけでございますが、この中で今回、公募をさせていただいております。公募 の状況につきましては、お二人の方から公募がございました。性別につきましては公表 いたしておりませんので、その点についてはご理解を賜りたいというふうに思います。 それと選考の理由でございますが、これにつきましては、まず作文を提出をしていた だくということで、それに基づいて本町の公募委員の選定委員会がございますので、そ こで一定の審査をし、決定をさせていただいておる、こういった状況でございます。 以上でございます。 消 防 長 まず初めに、デジタル化整備のメリットについてのご質問でございますが、ま ず特徴的なのが、やはり秘匿性の向上ということで、個人情報の保護、こういったこと に大変優れているという面でございます。次にデータ電送、例えば図面とかそういった 情報を送れるということで、通信の高度化が図れるということでございます。3点目と - 171 - いたしましては、現在、アナログ無線については電波が大変輻輳している状況でござい ますが、これをデジタルに替えますことによってチャンネル数が増加して、輻輳の軽減 に繋がるというメリットがございます。 次に、アナログとデジタルの電波の伝搬調査の結果の違いというご質問だったと思い ますけれども、今回、我々が行った電波伝搬調査につきましては、デジタル電波の電波 伝搬調査を実施いたしております。その結果につきましては、島本町の管轄地面積の約 60%、世帯数の約 99.9%、カバーされている状況でございます。 次に、単独整備と共同整備のコスト面で具体的にというご質問でございますが、北ブ ロックにおける消防救急無線デジタル化研究会の中では単独整備、これは北摂7市3町 で共同整備した場合ということですが、33 億 4,700 万円程度。単独整備を行った場合に ついては 28 億7千万円程度。ざっと4億7千万円程度、共同整備したほうが高くつくと いう検討結果が出ております。 それと、山間部は届きにくいのではないかというご質問でございますが、ご指摘のと おり、やっぱり山間部は現在のアナログ無線におきましても届きにくい状況がございま すし、これをデジタル化に替えることによっても、同様な電波の伝搬、届きにくい状況 になるものと認識をいたしております。 それと、大規模災害が発生した場合、無線の混信があるのではないかというご質問で ございますが、先ほど申し上げましたように、現在、アナログ無線ですと電波の数が、 チャンネル数が大変少ない状況でございますので、そういったことが昨年の3月の東日 本大震災のときにも問題視された状況がございますが、今後、この各消防本部でデジタ ル化の整備が行われば、その点も、その問題についても解決されるのではないかという ふうに考えております。 それと、見積もりの件でございますが、先ほど次長のほうがご答弁申し上げましたよ うに1社見積もりで、とりあえずと申しましょうか、申請をさせていただいたところで ございますが、実際、今現在、実施設計を行っておりますので、この実施設計の結果に 基づいて一定の精査が行われて、見積もりが出てくるものというふうに考えております。 それを基本にして、今後、入札を行って、設計・工事のほうを行ってまいりたいという ふうに考えております。 入札につきましては4月下旬から5月上旬を目途に行いたいというふうに考えており まして、6月の議会には議案を提出していきたいというふうに考えております。 そして、何社ぐらいあるかというご質問でございますが、現在、6社程度を考えてお ります。 それと、備品購入費で計上させていただいておるわけですけども、これは各市町の考 え方もあるわけですけども、本町の場合は、主に整備するのが無線機本体ということで、 大部分が機械器具の購入という形でございますので、備品購入費であげさせていただい - 172 - たところでございます。 以上でございます。 都市環境部長 まず、駐車場対策の検討調査業務の件でございます。 発注期間につきましては、平成 23 年の 11 月 22 日から平成 24 年の3月 23 日までを、 一応、工期とさせていただいております。従いまして、今現在のところは成果品はまだ いただいてないというような状況でございます。また、これできましたら、また請求等 していただければ、閲覧等していただきたいと思います。 それから、商工会の補助金につきましては、環境・産業課長のほうからご答弁させて いただきます。 環境・産業課長 商工会の補助金の件についてでございます。こちらのほう、補助金につ きましては商工会のほうの運営事業決算書、こちらの中の一般事業費に対して 10 分の 1、支出するものでございますけれども、このうち、支出前に事業の内容等精査したと ころ、職員の退職金が含まれていたということで、こちらのほうについては事業の対象 経費のほうから外させていただくということで、今回、この分を外したことから減額と なっているものでございます。 以上でございます。 平野議員 「男女共同参画計画」のことですが、4名の方が雇用されたということで対策 になっているかというふうに思っておりますけど、こういう方々は町内の──どちらか というと専門性が必要なのかなと思いますけれども、やっぱり町内というふうに限られ ないわけですけど、町内の方の雇用にも繋がったのかどうか。その辺は、お聞かせくだ さい。 それから公募委員のことですけれど、性別は言えないということですけれど、私は審 議会を傍聴しておりますので、わかるわけなんですけれども、応募された方から後ほど お聞きしたんですけれど、その応募された方は女性の方が──選考に漏れたほうの女性 の方ですけれども、選考されたのは男性だったわけですけれども、特段の理由があるの かなというふうに思ったんですね。「男女共同参画計画」というのは、当然、女性差別 撤廃の計画だというふうに私は認識しておりましたので、当事者である女性が委員とな って、この計画策定に関わってくださる、しっかりと意見を言ってくださるということ が、当事者の意見を反映するということだというふうに思いましたので、なぜ女性が選 ばれなかったのかなというのが私の非常な疑問でしたので、その点は私の主張に対して、 そうではない、もう1人の方を選んだ理由はこうなのだと、納得するようなことをお示 しください。 それから、駐車場対策検討調査業務の成果品ですね。3月 23 日ですか、が契約期間と いうことですので、そうしましたら、2月会議終了までに成果品が出ましたら、議会と して請求しているわけですから、また請求していただいたらじゃなくって、議会として - 173 - 請求しているわけですから、成果品、できましたら当然提供していただきたいというふ うに思います。改めて請求する必要は、私はないと思っております、もう請求している んですからね、議会として。出していただきたいと思っております。 それから、2の 31 の分ですね。消防救急無線デジタル化のことですけれども、消防長 さんのお口から、デジタル無線のほうがアナログ電波よりよいということについては、 数点、お聞かせいただきました。秘匿性の向上というふうにおっしゃっておりますけれ ども、どうなんですかね、防災無線をわざわざ拾うというんですか、無線を傍受すると いうんですか、という方々がやっぱりたくさんいらっしゃるんでしょうか。だからこそ、 その秘匿性が必要だというふうなことなのでしょうか。ちょっと、そこのところがよく わからなくて、防災上の問題だったらよいのかなというふうな気もしますけど。それは いろいろと救急ですから、いろんな個人情報もあるわけですから、その辺は秘匿性が高 いほうがよいなとは思っておりますけど、防災上だったらどうなのかなというふうにも 思ったりします。秘匿性が高いということは、無線という機能上、非常によいというこ となのですね、ちょっとすみません。あんまり専門性がわからないで言っておりますけ れども。 それから、アナログ電波とデジタル電波の伝搬の状況ですね。大体、面積で 60%、そ れから世帯数で 99.9%カバーするというふうにおっしゃってくださいました。電波伝搬 調査の報告書について、同じ会派の同僚議員のほうが情報公開請求し公開していただい ておりますが、それを見ますと、アナログ基地局のほうは面積カバー率が 62.5%、世帯 カバー率が 99.9%、デジタル基地局が 62.5%、世帯カバー率が 99.9%ということです ので、そういう意味ではアナログ基地局も、デジタル基地局の電波がどれだけ届くかと いう伝搬の状況は同じぐらいかなというふうに思っているんですけれどね。それでもデ ジタル電波のほうがよいとする、「よいとする」というのは、別に島本町の消防本部だ けにお尋ねしているわけではもちろんないんですね、国がそうしなさいというふうに言 うてるわけだから、全国的にデジタル化を進めなさいと言うてるわけですから、そうせ ざるを得ないんだろうなとは思っているんですけどね。同じぐらいの面積カバー率でし たら、それほど変える必要ないんじゃないのかなというのが、ちょっと素人ながらも、 この報告書を見て思ったんですけど、その点はどうでしょう。 それから、山間部についての電波の届く状況ですね。アナログ電波でも一緒のことだ ということですけれど、何らかの解決策か何か、別の手立てか何かを考えておられるの でしょうか。 それと、災害時での活用ということですけれど、基地局は消防本部にあって、それか ら救急車のほうですかね、消防車というんですかね、消防車のほうですか、移動局とい うのを設置されるのは。それが基地局と移動局とが無線で交信されている間は、携帯無 線等が繋がりにくいというふうなことも、そういう見解を持っている方もおられるよう - 174 - なんですけど、その辺はどうなんですか。そういうことはあるのでしょうか。ちょっと、 わからないでお訊きしてますけど、そういった調査報告書もありますので、その辺はど うでしょうか。 それから、スケジュールについてお示しいただきました。6月議会に契約議案として 出される。結果的には、何月に整備を完了するかということをお聞かせください。それ から、6社というふうにちょっとお答えいただいたんですけど、特に私、何かその辺の 質問はしてなかったんですけど、親切に教えていただきました。6社ということだった んですけどね、これは指名競争入札をされるということなんですか、それとも一般競争 入札なのか。何か公募型という形がありますね、条件付きというような。そういう形を なさるのかということを、お聞かせいただきたいというふうに思っております。 備品購入なのか整備工事なのかということの違いですね。それぞれの市町村のやり方 だと思うのですけれど、備品購入ということにされることによって、経費の削減かコス ト削減かなんですかね、ちょっと安いということがあるのでしょうか。その点、おわか りであれば、教えてください。 商工会のことについては理解いたしましたし、補助金交付要綱などもあると思います ので、商工会に対してはきちんとその辺の、こういう事業には使えませんよ、使えます よということを、きちっと、その要綱のことをお伝えを今後していただきたいというふ うに思っております。 以上です。 消 防 長 初めに、秘匿性の向上ということでご質問をいただいておりますけれども、議 員も先ほどありましたように、救急活動上、個人情報の消防本部とのやりとり、また火 災災害現場でも住所とか氏名とか、そういった個人情報も送信したり受信したりするこ とも多々ありますので、こういった面で秘匿性というのは、大変活動上、重要な問題だ という認識をいたしております。 それと、デジタルとアナログと、そう電波の伝搬調査の結果は変わらないので、あえ てデジタル化が必要かというご質問でございますけども、これは平成 15 年 10 月に「電 波法」の関係で審査基準が改正されまして、平成 28 年5月 31 日までには、もうデジタ ル化に移行するということが決定されておりますので、ご理解賜りたいと思います。 あと、山間部についての電波の伝搬が悪いので、その解決策はあるのかというご質問 でございますけれども、これすべて管轄地面積 100%カバーするためには、やはり中継 器等の設置が新たに必要となってまいりまして、かなりの費用もかかってまいりますの で、現在のところ山間部については、そういった解決策については考えていないところ でございます。 1点、ちょっとわかりにくい、理解できなかったのが、携帯無線が繋がらない状況が あるのではというとこら辺が、ちょっと理解できなかったので、もう一度また、何でし - 175 - たらお願いしたいなというふうに思っております。 入札につきましては、指名競争入札で考えております。 私のほうは、以上でございます。 消防本部次長 それでは質問2点について、ご説明申し上げます。まず1点目、入札方法、 それから備品購入費における経費の節減ということについて、お答え申し上げます。 まず、入札につきましては指名競争入札を予定しております。本町の指名登録業者名 簿に登載する消防通信を取り扱う業者の中から、消防無線設備の実績のある会社を指名 させていただきたいと考えております。これによりますと、先ほど消防長が申し上げま した6社ということに、現時点では考えております。 もう1点、備品購入費において経費の節減、メリットと解釈して、ご説明申し上げま す。先ほども消防長が申し上げましたように、そもそも、今回の購入及び消防救急無線 につきましては無線機器の更新でございます。ということで、無線機器プラスそのアン テナということで、今現在、消防庁舎の屋上にアナログのアンテナ立っておるんですが、 それをデジタルに替えることによって、アンテナを付け替えるというふうに考えており ます。ということで備品、機械器具の購入という位置付けで考えております。また、経 費の節減が図れるかどうかという問題でございますが、備品と工事の違いにつきまして は、工事につきましては予定価格と最低価格、これを公表しておりますので、その中で の入札ということになろうかと思います。ただ、備品購入費であれば予定価格のみの公 表となりますので、実績のある会社でございますので、そういった不良品がないという ことを前提にしますと、かなり下のほうで競争していただければ、島本町にメリットが 生まれるかなというような考えも少しはございます。 以上でございます。 都市環境部長 再度の、駐車場の検討業務の成果品でございますが、当然、工期というの がございます。それまでにも成果品として納入されるケースもありますし、その期限ま での成果品の納入もあるということで、当然、成果品があがりましたら、閲覧していた だければという具合に考えております。 以上です。 総合政策部長 まず、男女共同参画についてでございます。今回の雇用につきましては、 町内の雇用に繋がったのかとのお尋ねでございますが、これにつきまして町内からの雇 用が望ましい、このようには考えておりますが、今回の求人にあたりましては、大阪府 の緊急就労生活相談センターにも情報提供させていただいたところでございますが、実 際の募集にあたりましてはハローワークに求人申込書というのを提出する、そういうふ うに位置づけられておりまして、そういった規定に基づいて事務を進めてきたわけでご ざいますが、結果的に今回、4名の候補者の方については、すべて町外からの雇用とな ったものでございます。 - 176 - それともう1点、今回の公募委員についてでございますが、応募者の性別は公表はい たしておりませんが、今現在、公募委員としてなっていただいておられますのは男性の 方でございます。もうお一人の方も応募していただいたわけでございますが、これにつ きましては一定、性別で判断するのではなく、作文の内容が優れている、そういった観 点からの判断であったというふうに考えております。 なお、審議会の全体といたしましては女性委員の方が約半数おられますので、女性の ご意見については大いに反映されたものではないかな、このように考えておるところで ございます。 以上でございます。 消防本部次長 先ほどご答弁、1点漏れておりました。 スケジュールについてでございます。消防長の説明の中にもありましたように、4月 から5月にかけての入札ということで、契約同意いただいてから年度末、3月末には完 成するという予定で、現在考えております。 以上でございます。 平野議員 「男女共同参画計画」の公募委員の件ですね。公募委員の選考委員会での公正 な選考の結果だというふうに理解しておりますし、審議会の委員さんが半数は女性であ るということも踏まえれば、男女共同参画というのは何も女性だけの問題ではありませ んしね。男性の意識改革というのも非常に大きなことですから、その点は理解しました。 消防救急デジタル無線の整備ですけれども、消防本部の説明を伺い、ご答弁を伺いな がら、このデジタル化の必要性ということについては理解をしたつもりです。 先ほど、災害時の活用のところで私が質問しましたのは、当然、このデジタル化につ いては全国で進められているわけですけれども、そのことのいろんな観点からやはり評 価というのがありまして、その中にあった内容ですけれどね。基地局と移動局のほうが デジタル無線で交信している間、携帯無線局からの消防本部に対する通信が繋がりにく いという一つの評価をなさっているところがありましてね。実態としてそうなのかどう かということを、私は知りたかったんですね。具体的に、もうデジタル化しているとこ ろもあるかと思うんですけどね。そんなことがないというふうにおっしゃってくだされ ば、それはそれでよいかなと思ったりする。災害時というのはほんとに、例えば鉄塔が 倒れたりアンテナが倒れたりするわけですから、そんな状況の中で、もう携帯しか使わ れへんというときもありますしね。そうなのかどうかということを、お訊きしたかった ということです。 それから、指名競争入札をなさるということは了解しました。 で、備品購入にするほうが経費が安くなる、つまり、それは契約の方法によって安く なるということについては予測できるということで、備品購入という方法を取られたこ との理由は理解したつもりですので、その1点だけ、お聞かせください。すみません。 - 177 - 消 防 長 例えば、消防本部と出動中の車両と無線で交信中に、携帯無線局がそこへ割り 込んでくるということは、現在のアナログ無線においても、それはできない状況でござ います。ただ大きな違いは、アナログ無線であれば消防本部と、たとえばAとBと交信 中の内容が、C、D、携帯無線を持っている隊員についても傍受できるわけですけども、 デジタル無線に替えることによって、AとBとの送信の内容が、Cの携帯無線ではチャ ンネルを変えなければ受信できないという状況になります。ですから、言い換えますと、 それだけ秘匿性が高いということに繋がるわけでございます。 以上です。 伊集院議員 種々質疑も出ておりますので、できるだけ重複している点は避けていきます が、少々重複する点は、すいません、よろしくお願いします。 まず、先ほど商工費ですね、2の 28 出ましたので、こっちの委託料のほうの減額なん ですけども、茨木市、高槻市、摂津市と合同でされている部分でありますが、本年度は 本町の担当が広報部門で、インターネット関係であったということで減額という説明が ありました。この担当業務というんですか、3市1町の中で。これは持ち回りというふ うに解釈していいのか。どういうふうに決めていらっしゃるのか伺うとともに、要はそ の担当業務、例えば広報部門1年間やってくださいよ、その次の年は何やってください よ、そういうのというのは任期というのが決まっているのか。この点、2点、お伺いし ます。 それと、消防緊急デジタルは相当いろいろ出ましたので、先ほど基地局という部分の 話ですけども、例えば、今まで広域的な部分でありまして、6ブロックに分ければ7市 3町で基地局も 10 個で済むとか、そういう議論が今までされてきたんですけど、今回は 単独でされていく。要は共同ではなくて単独、新ネットワーク方式で単独というふうに 解釈していいのか伺います。すいません、ちょっと初歩的なことで申しわけないですけ ども、お伺いします。 先ほど備品購入ということで、無線、またアンテナ等の購入ですね。新ネットワーク 方式で、平成 20 年の際の消防長会等で議論された中では、新ネットワーク方式で単独で 持っていくとなると、共通波であれば島本町、基地局一つ、基地局設置数二つというふ うに、その当時のデータではあります。市町村波であれば同じく1・2でありますけど も、この点は一定どういうふうになるのかとか、あるのか。その点、もし、参考までに わかればお伺いしたいと思います。 それと、教育費に関わりまして2の 32 ページの防犯ブザーですね。防犯ブザー、安全 対策消耗品ですね。子ども達、1年生に防犯ブザーを配付させていただいて、来年度か らは入学式に配付されるということであります。この防犯ブザーというのは、ただ単に お渡ししているのか、防犯ブザーの中のものに記を、「島本町」とかそういうことが記 載されているのかということと、あと一定何年間かされてきましたけれども、この辺の - 178 - 効果ですね、お伺いします。 それと、2の 35 ページの文化財保護費の建造物防災施設補助金ですね。水無瀬神宮の 防災設置ということで冒頭に説明がありましたが、この建造物防災施設補助金の内訳で すね、それをお伺いします。 それともう1点が、2の 36 のプール監視員ですね。昨日、東田議員に対しましてのご 答弁で、雨天や雷関係で合計9日間ですか、減った。また平日・土日の管理態勢の変動 ということも理解いたしました。参考までに、監視員において普通救命講習を研修され ていると存じますけども、これはこの賃金の枠に入っているのかどうか伺うとともに、 アルバイト全員の方が受けられたかということをお伺いします。 消 防 長 消防広域化、共同整備をする場合の新ネットワークという表現でおっしゃって おられましたけども、この消防救急無線につきましては種類が3種類ございまして、一 つは市町村で使用する活動波、もう一つは都道府県単位で使用する府県波、大阪府で言 えば府県波、これは共通波。それと全国的に使用する全国共通波、この3種類がござい ます。それで、大阪府下消防長会の検討結果で申し上げますと、このうち活動波の部分、 大阪府波の共通波、そして全国共通波の部分につきましてのみ、昨日もご答弁申し上げ たと思うんですけども、今のところNTT回線、有線回線を接続してネットワークを構 築する、それで共有化を図るということで、現在のところ進んでいる状況でございます。 そして、基地局の数のことのご質問でございましたけども、先ほど言いましたように 基地局といいますのは、活動波の部分の基地局と、大阪府波の共通波の部分の基地局と、 全国共通波の部分の基地局、基地局が3局要るというふうにご理解いただきたいと思い ます。ですから、活動波の部分で1、共通波の部分で2、合計三つの基地局が必要とい うことで、ご理解賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 都市環境部長 それでは広域の就職の説明会の件に、ご答弁させていただきます。 これも平成 19 年度より島本町が参加させていただいておりまして、茨木市、高槻市、 摂津市、そして島本町ということで、3市1町が地域就労支援の一環として取り組みを させていただいているものでございます。それで、3市1町で役割分担がございます。 本年度につきましては、当町につきましてはホームページが担当となったということで、 費用的にはかからなかったということで減額させていただいております。また、今回は 高槻市のほうで会場設営ということになりましたので、会場については高槻のほうで負 担していただいて、それから求人の一覧表等がございます。それにつきましては、今回、 摂津市が負担しております。またポスターとかチラシにつきましては、茨木市が負担さ れております。 また今回、参考でございますが、2月の 17 日に高槻市におきまして開催されました。 当時の資料を見ますと、参加人員が 253 名、それからブースにつきましては 29 ブースと - 179 - なっております。そのうち1ブースが、島本から出させていただいているというような 内容でございます。 以上です。 教育次長 それでは、まず1点目の防犯ブザーについてでございます。 「島本町」という記載については、特に記載はいたしておりません。 これまでの効果といたしましては、やはり小学生、新1年生に対して配付をいたしま すので、子ども達にとっても一定の安心感があるというふうに考えておりますし、これ はランドセルに付けるということになってございますので、一定の防犯の抑止力にはな っているんではないかなというふうに考えておりますので、効果は出ているというふう に認識をいたしております。 次に、文化財の補助金の内訳でございます。 指定文化財管理補助として2万5千円の部分がございますが、これにつきましては水 無瀬神宮の防災設備改修を今年度やっておりますが、その中で避雷針の部分が、ちょっ と使用には及ばない状況になっているということでございますので、まず、その取り替 えの部分での補助が2万5千円でございます。これは町の負担分ということで、4分の 1町が負担をしておるわけですが、それが2万5千円ということでございます。それと、 建造物防災施設の補助金ということで 17 万9千円あげさせていただいておりますが、こ れにつきましては当初の計画から、消火栓及び放水銃へ水を運ぶエンジンポンプ室の屋 根が腐食しておりまして、その葺き替え、あるいは周辺の樹木の伐採が必要になったと いうことで、追加をさせていただいております。 そして、3点目のプールに関する管理でございますが、毎年、監視員につきましては 普通救命講習を受講していただいてます。これにつきましては賃金を払って受講をして いただいているという状況でございます。ちなみに、23 年度につきましては監視員 18 名雇用しておりまして、全員が受講をいたしております。 以上でございます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 01 分~午前 11 時 15 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 他に質疑ございませんか。 伊集院議員 ご答弁をお伺いしまして、まず商工費ですね。29 ブース、253 名の参加の 29 ブースのうちの1ブースが本町の担当であるという部分を伺いました。この 29 ブース、 1ブース以外は、あとの3市が使われているのか。もし、内訳詳細を参考までにお教え いただければありがたいと思います。 それと、本年度は広報部門であるというご答弁でありますが、これ、3年連続広報部 門であります。22 年、23 年、この 24 年の3月で、毎年 10 万円が減額されているという - 180 - ことでありますので、任期自体が4年なのか3年なのか。ちょっとその辺が把握できな いんですけども、あくまでも委託料という部分なのでね、どうなのかなということは思 いますが、3年連続、同じ理由で毎年 10 万円が減額されるとなると、やっぱり一定、ち ょっと予算の組み方も考えなければならないんではないかなと思いつつも、委託料と、 そこに参加しているという部分もありますので、それが可能なのかどうなのか、その点 をお伺いします。 それと、消防緊急デジタル無線ですね。活動波、全国共通波、全国共通波がちゃんと 基地局を持たれるというふうに、ちょっと、ここを確認させていただきたかった点であ ります。その点で多々、他にも答弁を伺いましたので、この点は理解いたしました。 それと教育費のほうですが、防犯ブザーですね。ランドセルにぶら下げるという部分 で、参考までに、今まで使用されたという声はお聞きされているのか。その点をお伺い するとともに、次から入学式で配付されるということになりますので、入学式はライオ ンズクラブさんが、よく黄色い帽子を安全帽で配付されておりますのでね。その点と一 緒に配付されるとなると、島本町として、やはり、地域として見守っているということ で、この防犯ブザーを配付されるので、その内容に「島本町」ということを記載されて るのかどうかをちょっとお伺いしたかったんですけど、現在では記載されていない。や はり記載することにおいて、決して保護者や子ども達だけではなくて、それぞれの地域 の方々が見守っているという部分の地域力としては、「島本町」というのができれば記 載されているほうがいいんではないかなというふうな観点で、ちょっとお伺いしました。 その点、またどうなのか。費用対効果で、「島本町」入れるとなると幾らかまたプラス になってくるんであろうとは思いますので、またその点、検討していただきたいと思い ます。 それと、文化財保護費ですね。まず、2万5千円のほうは避雷針のほうの古いので取 り替え、町の負担が4分の1ということで理解いたしました。そして建造物の防災施設 のほうが、消火栓や、その周辺の樹木、そういうものということで答弁は理解いたしま したが、要は消火栓、これは文化財保護費ということでありますけども、文化財と言え ば、例えば他にも史跡とか、そういうのも値するのか。例でいいますと、本町でしたら 桜井駅跡がありますけども、あそこに消火栓がないかと思いますが、そこにもこういう ことが活用していけるのか。その点をお伺いします。 それとプール監視員の部分ですが、アルバイトは賃金を出して行っていただいている ということでありますので、この賃金に入っている。今回、18 名全員が受けられている ので減額には入らなかったということで、内訳は理解いたしました。これは補正ですの でね、この件は終わりますけど、昨年の9月の決算の私の討論の中で、町立プールの監 視員において、次年度までに一定の見直し・是正を指摘、述べておりましたが、次年度 ということは今までにできたのか、その報告をお伺いしたいと思います。 - 181 - 教育次長 それでは教育費のほうのご質問、再度のご質問にご答弁申し上げます。 まず、防犯ブザーの件でございますが、「島本町」という記載は現在いたしておりま せんが、先ほど議員からご指摘ございましたように、費用対効果という部分では、今後 は検討してみたいというふうに考えております。また、これまでの使用という部分では、 特に報告は受けておりません。 そして2点目の、文化財に関する補助金で史跡桜井駅跡を言われておりますが、ここ の部分につきましては、現在、消火栓はございません。ただ、隣接します西国街道のほ うにはございますし、そういった分で消火という部分に関しては特に支障はないのかな とは考えておりますけども、中に設置するとなれば、水道管を持ってくるという必要が 出てきますので、そういった部分で単独ですぐにというわけにはいきませんけども、そ の辺につきましては、今後、文化庁のほうにもお伺いをしまして、今、消火栓に限らず 水も使えないという状況もございますので、そういった部分については、今後、文化庁 のほうとも協議はしていきたいなというふうに考えております。 そして3点目の、プールの監視態勢についてでございますが、現在、職員が朝昼、そ れから夕方には必ず行って、いろんな指示、また報告を受けるような態勢を取りつつ、 大半がアルバイトの方に頼っているという現状がございます。これが必ずしもいい態勢 ではないというふうに考えておりますので、平成 24 年度におきましては、一定、そうい った方々をきっちり指導監督できるような方の配置を考えております。 以上でございます。 都市環境部長 就職フェアの関係でございます。ブースの内訳でございますが、高槻が8 ブース、それから茨木が 11 ブース、摂津が9、そして島本が1ということでございます。 それと、毎年 10 万円の減額というようなことでのご指摘を受けております。今回につ きましては、平成 23 年の 10 月の 25 日に3市1町の担当者会議がございました。いつも、 その中で各市の役割分担というのが決まってまいります。従いまして、先ほども申し上 げましたように、ポスターとかチラシとか印刷になりますと当然費用がかかってくると いうようなことで、この会議において担当を決めるというようなことから、毎年 10 万円 を予算計上させていただいているというような内容になっています。たまたまといいま すか、話の中で、22 年度、23 年度につきましては、島本はホームページを担当してくれ というような協議の中で決まっておりますということで、ご理解願いたいと思います。 以上です。 清水議員 歳入面で、ちょっとお訊きしたいと思います。 歳入面、たばこ税についてなんですけども、これ、当初予算から見れば約 37%ぐらい アップしておるわけですけど、22 年度と 23 年度との当初予算見れば 480 万円ぐらい減 額されているという中で、どういうような積算されたのか、それをちょっとお訊きした いと思います。 - 182 - それからもう1点、消防債で1億 8,350 万。これは交付税算入されるということで先 ほど答弁ございましたけども、町単独で 70%、国で 80%ということですけども、例えば 町単独の金額がどれぐらいなのか。それに対する 70%は交付税算入されるんだというこ とですから、どういう計算になるのか。昨日、消防長のほうから、これについての財政 効果という話もございました。トータル的に財政効果はどれぐらい見込んでいらっしゃ るのか、お訊きしたいと思います。 それから歳出のほうで、自然環境調査で 1,446 万2千円減額されております。これは、 たぶん事業確定したんだろうと思いますけども、当初予算から見れば、約 40%ほど減額 されているんですけども、これはどういう積算でこういう格好になっているのか、お訊 きしたいと思います。 総務部長 1点目のたばこ税の関係について、ご答弁を申し上げます。 たばこ税につきましては、議員ご指摘のとおり、23 年度当初予算では対前年度比で約 480 万円の減額で計上させていただいておりました。これにつきましては、昨今の健康 指向による消費本数の減、それから平成 22 年 10 月にたばこ税が値上げになっておりま したので、それらを勘案いたしまして、約 7,500 万円を見込んでいたところでございま す。しかしながら、予想よりも消費本数が伸びておりまして、約 632 万本ほど伸びるん ではないかというふうに見込んでおるんですが、今回、約 2,800 万円の補正をお願いさ せていただいております。 なお、これによりまして町のたばこ税、1億円を超える見込みをいたしておりまして、 これは平成 16 年度以来7年ぶりの1億円台ということになってまいります。この原因で ございますが、一概に確定的なことは申し上げられないんですれども、国道 171 号線沿 いの町域内にコンビニエンスストアが、今1軒、ちょっと業種変更されておりますが、 4軒ございました。それが消費本数増の要因の一つではないかなというふうに考えてい るところでございます。 以上でございます。 総合政策部長 今回の消防債についてのお尋ねでございます。 これにつきましては、今回、消防救急デジタル無線の整備ということで、その財源と して町債のほうを予定いたしておりますが、内訳を少し申し上げますと、総事業費では 2億 2,359 万8千円、これの財源内訳が、国庫補助金が4千万ございます。町債が、今 回の発行額が1億 8,350 万円という予定をいたしております。この町債の1億 8,350 万 円のうち、国庫補助にかかります町債が8千万円、単独分にかかる町債が1億 350 万円 という予定をいたしております。この国庫補助の8千万円のうちの 80%相当分、これが 国庫補助分でございますが、交付税の算入の予定でございます。従いまして、8千万の 80%ということで、約 6,400 万円が国庫補助にかかります交付税額でございます。1億 350 万円の町単独分につきましては、70%相当分が交付税算入の予定となっております - 183 - ので、これの7割分として約 7,245 万円が交付税の措置というふうなことで、合計あわ せますと1億 3,645 万円の交付税の措置があるという、そういった起債でございます。 それと4千万円の国庫補助金、これをあわせますと、国の負担額としましては1億 7,645 万円となりますので、総事業費から、この交付税措置を含めた国庫負担を差し引きます と、実質的な町の負担につきましては約 4,700 万円程度ということになりますので、か なりの財政効果がある、このように考えておるところでございます。 以上でございます。 環境・産業課長 自然環境調査の大きい金額が減っているという件でございます。 こちらにつきましては、入札のほうを7社でさせていただいております。このうち、 今回落札されています金額が税抜きで 2,135 万円、それから一番高いところで 2,832 万 円と、約 700 万円程度の差が開いております。こちらにつきましては、今回落札された 業者が高槻市のほうにある業者ということで、本町と近いところにある業者ということ から、経費の節減とかそういったことで、今回、かなりやすい価格での入札に応じられ たというふうにはお聞きをしております。 以上でございます。 清水議員 たばこ税、増えるというのは結構なことなんで、反面、健康面の問題もあるだ ろうと思いますけど。コンビニによって税収が変わるというような状況のように、ちょ っと今、聞こえたんですけども。例えばコンビニが1軒増えれば若干増えるかもわから ないし、減れば、その分減るんじゃないかというような状況だろうと思いますけど。そ の辺が、今後の新しいというか、難しい問題であろうと思います。今年 24 年度、おそら く1億ちょっとの予算を組んでいらっしゃると思うんですけども、その辺についても、 若干また変更するんじゃないかなという、今の話では聞き取れたんですが、その辺につ いて、どういうふうにお考えなのか、お訊きしたいと思います。 それから交付税算入の、先ほど部長のほうから詳しく計算いただきましたけど、約1 億7千万の財政効果があるだろうと。昨日、消防長のほうで 7,500 万ぐらいというふう な話だったと思うんですけども、これ、どちらがどうなのか。もし数字が違うようであ れば、どちらか訂正お願いしたいと思います。 それから、自然環境調査の関係なんですけども、これはやっぱり積算根拠、もう少し きっちりされたほうが、あまりにも金額が、当初予算から来たら 40%近う減額されてい るということですからね。もう少し、積算をきっちりされたほうがいいんじゃなかろう かと思いますけども、いかがでしょうかね。 消 防 長 先日、私がお答えをいたしました財政効果についてのご質問でございますが、 これは3号補正を活用した場合と、活用せずに従来の計画どおりで実施した場合──従 来の計画どおりといいますのは、これは防災対策事業債というのがございまして、これ を活用した場合と比較した場合で約 7,500 万円ということでございます。この防災対策 - 184 - 事業債については、起債については 90%の起債、総事業費に対する 90%の起債、うち 50%が交付税措置というものでございます。これで計算しますと、防災対策事業債を活 用した場合については国費が1億 60 万円程度ということで、先ほど政策部長から答弁が ありましたけども、この3号補正で活用した場合については国費が1億 7,645 万円です か、この差額で約 7,500 万円程度ということでございます。 以上でございます。 総務部長 たばこ税に関してのお尋ねでございます。 コンビニエンスストアが国道沿いに4軒あったということが要因の一つではないかな というふうには考えておるんですけれども、現在3軒になっておりますし、一つにはコ ンビニエンスストアの位置、駐車場の大きさ、車の入りやすさ、国道 171 号線は昼夜問 わず交通量も多いですし、沿線沿いのコンビニエンスストアは 24 時間営業されていると いうふうに思います。従いまして、1軒減って、これがどう町たばこ税に影響してくる かというのは、現時点で確定的なことは申し上げられないんですが、たばこ税も今後、 将来的にどうなっていくのかという部分がございますし、また一方では健康指向、それ から喫煙所が非常に少なくなってきているということも、今後の喫煙者数、それと消費 本数には影響してくるんではないかなというふうには考えておるところでございます。 ご答弁になったかどうか、わかりませんが、以上でございます。 環境・産業課長 自然環境調査の契約金額についてでございますけれども、今回、入札さ せていただいた2番札、2番目に入札していただいた業者については約 2,500 万円ぐら いで入札、応じていただいております。それから3番目、4番目の業者につきましては 2,700 万円付近、最後5社目、これは 2,800 万。残り2社は辞退ということだったんで すけど、これから考えますと、大体価格的には 2,500 万か 2,800 万ぐらいが、今回の入 札では、契約金額としてはこの辺りなのかなとは思うんですけれども、今回、落札され た業者さんは、先ほど申しましたとおり、かなりがんばって入札のほうに応じていただ けたということで、今回、この金額になったものと考えております。 以上でございます。 川嶋議員 防犯ブザーについて何点か、ちょっともう1回、確認をさせていただきたいと 思います。 この計上が 12 万円ということであげられておりますが、これは、この時点で新入学生、 1年生の人数の把握をしたうえでの計上になっているのかということと、それと、この 防犯ブザーは新1年生に渡すということで、これは目的として、小学校6年間使っても らえるように渡す目的となっているのか、お答えください。 教育次長 防犯ブザーについてでございます。 防犯ブザーにつきましては、一定、平成 24 年度の新入学生を見込んだうえでというこ とで考えておりますが、今回、計上させていただいたのは 300 名分を計上させていただ - 185 - いております。今現時点では、約 260 名程度が入学する予定になってますので、若干、 今後変動があるかもわかりませんけども、予算としては 300 名を計上させていただいて ます。 この防犯ブザーにつきましては、新小学校1年生に対してお渡しするわけですけども、 小学生の間は使用し続けていただくということを目的として、配付をさせていただいて いるものでございます。 以上でございます。 川嶋議員 計上に関しては 300 名の予定ということであげられている、ということでした。 これというのは、例えば途中で転校してきた子とか、そういう子に関しては、そのつど また渡すということになっているんでしょうか。それと、6年間使用してもらえる目的 ということで1年生に渡していくということなんですけれども、先ほど伊集院議員のご 質問のご答弁に、ランドセルにつけてもらうということになっていたんですけれども、 大体ランドセルを使うのが1年、2年生ぐらいまでというのが、何か現状だと思うんで すね。その後、リュックとかいろんなカバンに変更していく子どもが多いんですけれど も、そういう中で、また付け替えをするということが意識の中にどれぐらいあるのかと いうのが、ちょっと疑問にあったりするんですけれども。 それと、例えば学童保育に通ってる、行っている子ども達ですね。例えば、夏場はま だ帰る時間が明るくていいんですけれども、冬の時間になりますと、もう5時、5時半 というのはもう真っ暗な状態になっていますので、その中をやはり距離の遠い子もいる と思いますし、例えば四小でありましたら、江川の堤防を歩いて帰ってこないといけな いという子ども達もいますので、そういう点の徹底ですね。1年生のときに、せっかく こうやって皆さんに渡していただけるんですけれども、そういうところがすべて意識の 中に、6年間持って使ってもらえるような方向で、何か促しとか指導というか、そうい うところは何か工夫されておりますか。 教育次長 確かに、議員ご指摘のように学年が上がるにつれて、ランドセルでなくなって いくというのは実情としてあるかなというふうに考えております。6年間を持っていた だくということですが、途中で壊れる場合もございますし、そういったときには新たに 配付するということはしておりませんけども、自己でまた買っていただいたりという対 応をしていただいているわけでございますが、防犯ブザーの必要性という部分につきま しては、今後とも引き続き学校のほうで、渡す時点を含めて、保護者の皆さんに対しま しても周知をしていきたいなというふうに考えております。 また、転校されてきた方にはお渡しするという対応でやっております。 以上でございます。 川嶋議員 ぜひとも、そのようにしていただけたらと。せっかく、本当に予算を通して、 こうやって計上させていただいて渡していただけるということでありますので、それを - 186 - 使用しないに限るんですけれども、そういうことが起こってはいけないとは思うんです けれども、やはり先ほどの抑止力とか安心感とか、そういう点でも、そういうところで しっかりと持ってもらえるような。それとかランドセルにつけるというのも、やはり横 になりますので、万が一のとき使いづらい、手が行くのかどうかというのもちょっと疑 問があって首から提げるとか、そういう形もしたらどうかなとか。私、子ども達もおか げさまでいただいたんですけれども、一回、そういうこともさせたことがあったんです けれども、そういうふうにしたほうが、万が一、使いやすいんじゃないかと思ったりも するんですけれども、そういう点ではいかがでしょうか。 教育次長 防犯ブザーをつける場所についてでございますけども、いろんなことが考えら れると思います。首からぶら下げた場合、逆に引っ張られたときに首を圧迫するという ようなことも考えられますので、そうかといって、どこにもつけないでポケットに入れ て持って歩くと、また落とすということもございますし。ケース・バイ・ケースで、い ろいろ難しい部分はあるんですけども、防犯ブザーの重要性という部分を保護者の方に も十分認識をしていただいて、つける場所については、保護者ともども考えていってい ただきたいなというふうに考えております。 以上でございます。 戸田議員 消防関連については他の議員が尋ねておられますので、理解いたしました。 社会資本整備の交付金に関してです。尺代5号線の整備についてお尋ねします。来年 度以降も東日本復興に、この交付金は最優先される、重視されると予測されます。楽観 できないと私は考えております。その場合、平成 25 年の完成を目指しておられるという ことならば、一般財源からの支出によることになると考えておられますか。これが1点。 それから、玉子排水機場運転管理についてでございます。大変、経験と勘を要する重 要な仕事を担っていただいているという感想を、現場に寄せていただいて持ちました。 大変感謝しています。高槻・島本雨水幹線の接続が数年計画で進められます。流域面積 による按分ということならば、この按分率が変わってくるのではないかと思うのですが、 これはいかがでしょうか。当排水機場は、老朽化と部品の調達に苦慮しておられること がわかりました。大変経費が嵩む中、両市町の按分の負担については非常に微妙な検討 を要するのではないかと思いますが、いかがですか。 3点目です。駐車場対策検討調査の成果品はまだだということでした。3月 23 日まで、 例えば所管の委員会までに、もしできるということになれば、その際には──本来はこ れが望ましいと思います──議会への提出をお願いしたいと、再度、お願いいたします。 といいますのは、水無瀬駅の交通広場は駐車場の問題にとどまらず、ふれあいバスのバ スストップの問題とか、商店街への人の流れ、それから国道 171 号線との結節点であり ますので大変重要です、交通という意味で。また、駅周辺のコミュニティーを形成する ものになると思っております。この広場のあり方、緑あふれる状況などが、まちのイメ - 187 - ージを変える大変重要な玄関口になると思います。そういった認識を持って、この事業 に取り組んでおられますか。 以上、これが最後の3点目の質問になります。 都市環境部長 まず、尺代の件でございます。 これも昨日ご答弁させていただきましたように、今現在、社会資本総合整備交付金を いただいてやっております。これの減額につきましては、昨日もお話しさせていただい たと思いますが、議員もご承知のとおり、東日本大震災の影響を受けたということで交 付金が減額されておるものでございます。今後の計画につきましては、昨日もご答弁さ せていただきましたように、一応 25 年度まで府のほう、国のほうともエントリーさせて いただいて、平成 24 年度につきましても予算要望ということでさせていただいておりま すので、これはどないなるか、ちょっと私どもも想像といいますか、わかりませんが、 一応、25 年度までについては府、国のほうともやりとりできているということで、ご理 解願いたいと思います。 それから、玉子排水機場の関係でございます。昨日、流域の面積按分によってという ことで、ご答弁させていただいております。高槻・島本の流域につきましては、約 506.4ha が玉子が受ける面積になっておりますが、そのうち、およそ島本町につきましては3分 の1、要するに 401.6ha、それから高槻市のほうにつきましては 104.8ha というような 流域があります。雨水幹線の接続云々につきましては、また当課ではないんですが、要 するに流域でこうやって按分しておりますので、当然、その部分が玉子に入らなければ、 その部分は当然減額するというような方向で、これはまだ決まっておりませんけども、 担当者レベルのほうでは、そういう協議もさせていただいております。 それから駐車場の関係でございますが、工期につきましては、先ほどご答弁させてい ただきました3月 23 日まで、一応工期となっておりますので、当然、早く完成品引き渡 しを受けたならば、その時点でお示しはさせていただきたいと思います。 それから、当然、今回の内容につきましては水無瀬駅の広場を活用した駐車場対策と いうことで、昨年、町道に移管しました高浜桜井幹線、この辺が渋滞したり違法駐車す るというようなことから、こういった計画をさせていただいておりますので、当然、島 本の水無瀬の駅前にふさわしいといいますか、駐車場としての対策といいますか、そう いう目的でやっておりますので、それに合うたような形で今後整備といいますか、やっ ていきたいという具合に考えております。 以上です。 (戸田議員・自席から「1点目、一般財源からの支出という質問は」と発言) 総合政策部長 今回の尺代5号線の事業につきましては継続した事業で、平成 25 年度の完 成を目指しているといった形で進めておるわけでございます。東日本の復興に一定財源 が優先的に配分されるというふうなことでございますが、これはまた国のほうでも、会 - 188 - 計ごとの処理方法が若干変わってくるのではないかなというふうなことでお聞きしてお りますので、いわゆる交付金以外の分については、一般会計からの支出ということで予 定をいたしております。 以上でございます。 高山議員 まず基金でございますが、介護職員の処遇改善臨時特例基金。これは交付する ほうが時限立法でなくなるということで、受け皿としてそれがなくなるというのはわか ります。ただ介護従事者の、介護職員の処遇改善というのは、これはほんとにしっかり 取り組まなくちゃいかん課題だというふうに思ってまして、いろいろ取り組むというふ うに答弁あったかと思いますが、いつの時点で、どういう形で、国にそういう意思表示 をしたのか。そういうことを明確にお示しください。こういうことをやっぱり住民にも 広く知らせるためにもね、広報なんかでいついつこういうことをした、こういう要望を したという形を示していただきたいと思いますが、いかがですか。 それから一般会計の補正予算でございますが、介護保険の、「保健福祉計画」及び「介 護保険事業計画」の策定業務、これが委託料の契約残という形で今回示されておるんで すが、今日をもってパブリックコメントの提出日ということになってますし、その内容 によっては後日の審議会なんかの議論で、もっと充実するための地域懇談会をするとか、 そういうことだって考えられるんじゃないかということを考えますとね、ここで契約残 があるからってマイナスの補正をする必要ない。年度いっぱいまで慎重に進めてという ふうにも思うわけですが、いかがですか。 これは、私はパブリックコメント用の原案を見せてもらいましたけど、担当者の皆さ ん、本当に努力されて作られておるというふうに思います。そこでね、担当者の気持ち に応えるためにもね、町をあげて、こういう計画について、しっかり見ているんだとい うことを示して欲しいなと思ってます。まず、このパブリックコメントに出される案文 についてね、担当部長は全文、読まれてますか。副町長、町長は案文読まれてますか。 私は、担当者の努力に報いるためにもね、コンサルの皆さんの思いにも答えるためにも ね、しっかり読む必要があるというふうに思います。私は極めて高齢化社会進む中で、 大切な事業計画だというふうに思ってますから、そして今、最初に申し上げましたよう に、さらに3月末を目指して一生懸命取り組むという必要があるというふうに思います ので、いかがですか。 それからね、もう一つは緊急通報システムというところで装置の設置事業とか委託料、 減額の数字が示されてます。こういう数字でありましたということ自身は、それは大切 な資料ですけど、なぜ、こういうことになったのか。例えば 369 万円の当初予算がね、 実際には 134 万円で済んだ、それはなぜか。そこのところのこうこうこういう理由なん だ、こういうことで減額することができたんだということは、誇るべき内容があるんだ ったらね、それをきちっと示して欲しい。結果的にこうなりましたよというんではね、 - 189 - 私は説明責任を果たしてないというふうに思いますが、いかがですか。ここのところは ね、実は昨年の9月後半から制度が変わったということもありましてね、いろいろある。 できましたらね、制度が変わることによって、こんな問題があるんだ、いい点があるん だというようなことを、あわせてお示し願いたい。 それから、介護保険の保険料が引き上げになるということで、私の理解では財政安定 化基金を取り崩して、これの引き上げを少しでも抑えるという流れになっているんだと いうふうに思ってます。それは、今度の補正予算で町が取り崩した額を受け取る。それ を来年度予算に計上して引き下げる、こういうことになっているんじゃないかというふ うに思ってますが、国の通知なり、その辺の取り組み、どういうことになっているか、 お示し願いたい。 民生部長 それでは、ご答弁申し上げます。 まず、基金の関係によりまして、先般来ご質問いただきました介護職員の処遇改善に 関する第5期について、今回、基金のような対応がないというところで保険料に影響を 及ぼすという部分で国のほうへ要望をされたかどうか、その日時についてでございます。 直接的には、介護職員の処遇改善についての要望ということではなく、第5期の介護 保険料に関する要望ということで、その中で介護職員の処遇改善等の「あらゆる施策や 制度の見直しが進められておりますが」というところで、1行入れさせていただいてお ります。そして、一番最後にご質問ございましたように介護保険の取り崩し、財政安定 期基金の取り崩しということが可能というふうになったことを受けて、それを第5期の 保険料のほうに活用をさせていただきたいという旨の要望の中で、これは国と、それか ら府のほうへ要望を行っているわけですけれども、平成 23 年 11 月2日付けでございま す。国への返還分についても、保険者へ交付されるよう措置を講じられたいという要望 を行っております。この要望を受ける形で、今回の補正、23 年度の補正ではなくって、 24 年度の当初予算の中でそれを財源措置、予算措置をいたしておるところでございま す。 それから、「島本町保健福祉計画」及び「介護保険事業計画」を今、パブリックコメ ントを昨日、2月いっぱい行っております。その内容を見たのかどうかということで、 ご質問でございます。 ご案内のとおり、住民福祉審議会で議論をされております。この3月におきましても 開催し、パブリックコメントの状況等も、その中でご報告、意見をいただくわけですけ れども、もちろん、その住民福祉審議会について私も出席しておりますので、事業計画、 それから議論等についての中身については承知いたしております。 ということで、ちょっと二つの質問について一括でお答えした形になりましたけれど も、以上でございます。 川口町長 各種計画を立てましたら、住民の皆さんからご意見いただくためにパブリック - 190 - コメントという制度を実施しておりますが、すべてのパブリックコメント、そして担当 の考え、町としての考えをお示ししたものは、すべて私、目を通しております。ただ、 今、高山議員がお尋ねの計画につきましては、まだ原課のほうで集約ができておりませ んので、集約ができた段階で読ませていただきます。 以上でございます。 民生部長 失礼しました。パブリックコメントの期間ですけれども、2月中ということで 申しましたけれども、本日、3月1日まででございます。ご訂正をお願いいたします。 岡田議長 他に質疑ございませんか。 (「なし」「答弁が漏れてる」と呼ぶ者あり) 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 59 分~午後0時 00 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 民生部長 失礼しました。緊急通報装置につきましては、7月に入札を実施いたしまして、 その結果、事業費が確定したことにより、今回、減額をさせていただいたものでござい ます。その減額した、新たな業者等の今後の3月末までの事業見込み等も含めた形で、 それらを含めて、今回、事業確定という部分での見込みもあわせまして減額させていた だいたものでございます。 以上でございます。 高山議員 議会の答弁なり資料提供というのは、もう少し慎重に、丁寧にやって欲しいと 思ってますよ。 今、申し上げましたようにね、例えば緊急通報システムの管理、当初予算が 359 万円 あげてた、それが結果としては 134 万円。235 万円減額の補正なんですよ。なぜ、こう いうことになるのかと訊いてるわけですよ。減っているというのは、わかってるわけで すよ、資料いただいているから。だから、こうこうこういう理由で当初の見込みから大 幅に減ったんだ。あるいは緊急通報装置の設置、扶助費でも全額補正になってるわけで すよ。それは、こうこうこういう理由でこうなったというふうに答えてもらえなかった らね、説明にならんじゃないですか。これはわざわざ資料請求して、資料請求に応えて 出された文書がこうなっているんですよ。だから、こういう文書を作るときだってね、 なぜ、そういうことになるのかということを振り返り、ぜひ説明につけて欲しいという ふうに思います。 それから、まず基金の分ですけどね、どういう形でやったということを広報なり明文 化して欲しい。実は私、昨日、たまたま 23 年度の町村議長会の全国大会で要望書をあげ ておるんですよ。その中にね、今の制度を 24 年度もやって欲しい、こういうふうに明確 に書いてます。町がそれなりに、それに対応するような要望をあげたんだったらね、そ れは広報にでもあげて欲しいなというふうに思いますが、いかがですか。 - 191 - それから、私は介護保険の計画についてね、年度いっぱいまでさらにいろいろ検討す る必要があるんではないかというふうに申し上げました。これについて答弁がないわけ ですけどね、私はあるというふうに思ってます。その「ある」という根拠を少しお示し をさせていただきますと、実は第5期の「島本町保健福祉計画及び介護保険事業計画案」 というのがあります、案ですよ、これは。これをパブリックコメントの初めのときに、 下の自治・防災課の文化情報コーナーで見れた。そこにね、実は驚くべきことにね、「計 画の策定方法」というのがあるんですよ。計画の策定方法といって、住民参加による計 画書の策定、「1.高齢者等の現状を把握するための実態調査を実施しました」、2番 目にね、「計画策定に関する住民意見(パブリックコメントの聴取)」、こう書いてま す。計画策定過程において、「広報しまもと・ホームページなどを活用して計画素案に 対する住民の意見、提案、要望など広く聴取し、計画書に可能な限り反映するように努 めました」、これ2月の初めの、前の文書なんですよ。 だけどね、実際にはパブリックコメントは2月から今日までやるんで、そのときにパ ブリックコメントをやったということにはなってないですよ。私は、これは中身を見る までもなくね、計画がどのように作られようとしているのかと、見ればすぐわかるんで すよ。これはね、僕は担当者は本当に大変な思いをして作っているんだと思いますよ。 よくできているというふうに言わなくちゃならん。だけどね、これは周りの人が、これ、 ちょっと見たらわかるじゃないですか。町長、読んでおられたらこれ、気づきませんで したか。「反映するように努めました」って、これから行うんじゃないですか。違うじ ゃないですか。 実はこれ、私は担当に指摘をいたしましてね、後日、そこには「お断り」とシールが 貼ってます。この記載は……(「質問じゃないのか」「関係ない」と呼ぶ者あり)……、 パブリックコメントを実施したものとして書いている、というふうに書いてある。それ では説明になってないですよ。だからね、そやけど今の態勢そのものが大変でね、一生 懸命努力されてるけど、こんなことになっている。もっと内容的に大変なのはね、一番 最後。「9.介護保険事業等の見込み」ということでね、「算出しました介護保険事業 の見込みを掲載します」、サービス量の見込み、保険料の見込み、被保険者の負担軽減、 介護給付費等に要する費用の適正化、中身、何もないじゃないですか。中身何もない内 容でもってパブリックコメントを求めるという、その仕組みそのものが問題じゃないで すか……(「質問しましょうよ」と呼ぶものあり)……。だから、私はこういうことを 考えたらね、それは残された今年度という3月末までの期間でね、しっかりと取り組み をする、検討する。態勢が不足しているんだったらね、それは態勢を充実するというこ とをやらないと、パブリックコメントをやったということにならんじゃないですか。い かがですか。 それから、ちょっと財政安定化基金の問題でね、私はこういうふうに理解しているん - 192 - ですよ。安定化基金を作りなさいということで、国と府と町と3分の1ずつ作って、そ して大阪府が持っている。それをね、私がお聞きしたところでは、国の会計検査院は、 それ使われてないじゃないか、使われてないんだったら国の分は国に返せよ、こういう 議論があったように聞いてます。だけど、今ね、大変な介護保険料の値上げだから、国 の分も含めて、府の分も含めて、それは島本町が出した分も含めて、町の住民の皆さん の介護保険料の引き下げに充てて欲しいというのが私の本音なんですよ。そこでね、そ ういうことになっているのか。そういうことでどういう取り組みをされているのか、お 示し願いたい。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後0時 09 分~午後1時 15 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 民生部長 それでは、高山議員の大きく4点いただいております。まず、ご答弁申し上げ たいと思います。 介護職員の処遇改善等、これだけには関わらないと思うんですけれども、各種の要望 等があったときに町の広報等に掲載したらどうか、というご提案でございます。ご案内 のとおり町村長会、それから市長会を通じて、大阪府、それから国のほうにご要望をあ げさせていただくということを、毎年行っております。その中についても介護保険に関 する部分について、要望を取りまとめて行っております。これらを広報のほうに掲載す るという部分では、紙面の関係等もございまして、現時点におきましては、ちょっと困 難かなというふうに思っております。 次に、介護保険の事業計画、本日までパブリックコメントの募集を行っております。 その中に、5ページでございますけれども、「計画策定に関する住民意見(パブリック コメント)の聴取」というところで、「努めました」という形で、もうすでにパブリッ クコメントを実施したというような表現になっております。パブリックコメントを行う までに、私どものほうの決裁で目を通すということで、十分、その辺が確認できておら なかったということについては、私のほうで、今後十分精査して指示を行っていきたい というふうに思っております。 同じく、その計画の中の最後のほう、介護保険事業費等の見込みについて、パブリッ クコメントの中では「介護事業費の見込みを掲載します」という見出し部分、サービス 見込み量、平成 24 年~26 年度の第1号被保険者の保険料見込みというところで、タイ トルのみの形になっております。これも、第4期のときもそうだったんですけれども、 第5期において大幅な制度の改定、それは予防という部分に重点を置いた形で、今回、 第5期ということが国のほうでは計画されておる、その詳細について国・府を通じて各 担当のほうに、どういう形でという指示あるいは説明というものは非常に、はっきり言 えば遅く、昨年末から年度当初にかけて住民福祉審議会と併行しながら事務作業を進め - 193 - ておるということで、可能な限りパブリックコメントにつきましても、その中でわかっ ておる部分、サービス量の見込み等について、できるだけ詳細を掲載させていただき、 計画の中に反映し、パブリックコメントを実施させていただくという、同時併行という 形にならざるを得ない部分がございますので、その辺につきましては、ご了解をいただ きたい、ご理解をいただきたいというふうに思っております。 それから、緊急通報装置の委託料の減額で資料を求められております。その緊急通報 装置設置事業については、もうすでに入札執行を終わっております。昨年の7月 15 日に 実施したもので、委託料の緊急通報システム管理の当初予算額 369 万円。制度改正前に ついては 69 万円、 そして制度改正後の予算として 300 万円を見込んでおった部分ですが、 これが 65 万ということで入札執行になりました。従いまして、この確定した後を減額さ せていただいたということで、緊急通報装置保守点検以下扶助費等については、上半期 分のみの計上ですので、これについては上半期の減額部分。下半期については発生しな いということで、確定分について減額させていただいたものでございます。 それから、もう1点、介護保険財政安定化基金についてでございます。大阪府のほう から、「健康医療部平成 24 年度当初予算の概要」ということで先般説明があった中に、 この介護保険財政安定化基金の特別活用事業ということで説明がございました。そこに、 ご質問にありますように、これについては国への返還3分の1、市町村への交付金3分 の1ということで、地域包括ケア体制整備事業ということで大阪府内市町村──政令市、 中核市を除く部分で、平成 24 年の予算の中で2億円ということが事業として説明があっ たところでございます。これにつきましては、本町にあっても平成 24 年度の当初予算の 中に措置させていただいております。今回の補正でという部分は 23 年度になりますの で、ご理解いただきたいというふうに思います。 以上でございます。 冨永議員 介護保険の策定について、質問いたします。 第5期の「介護計画」の作成において、保険料や利用料について、その作成の途中の 中で、島本町として独自減免制度の検討、また議論、こういったものが担当課、また審 議会等でございましたでしょうか。お訊きします。 民生部長 説明させていただいた中で、全国平均が新聞報道等によりまして約5千円、そ して本町の中でサービス量見込みについては、サービス費の総費用を算出し、それを基 準の保険料という部分では 4,500 円程度になるような試算で、ご説明をさせていただき ました。委員さんのほうから、特に町の独自減免についてのご意見等は伺っておらない ところでございます。 以上でございます。 冨永議員 近年、本当に収入が確保できない、そういった状況が、この島本町の税収やい ろんな資料から見ても、これは明らかになっています。そういった中で、大阪府下の自 - 194 - 治体でもあちこちで独自の減免をされていると思います。以前、介護保険の内容につい て修正案を提案したわけですが、成立はなりませんでしたけども、いろんな本会議の質 疑の中でも、第5期には独自の減免制度も視野に入れて検討すべきだというふうな、他 の会派からの指摘もあったと思いますが、そういったことについては、どう認識されて おられますか。 民生部長 本町の介護保険の基準料、保険料ですね。これについての従来の考え方、低所 得者層、それから非課税所得等について、第1号段階については国基準1に対して 0.5、 5割ですね、5割のところを本町ではさらに1割下げる形で 0.4 というふうに設定いた しております。そして、第3段階で国基準 0.75 というところを、本町では 0.70 という ふうに、これも5%低く設定させていただいております。それで第3段階におきまして、 今度、国のほうでさらに低所得者層への配慮という部分で細区分が可能というふうに通 知があったわけでございます。それに沿って、本町でもさらに細区分ということで考え ておるところでございます。 ただ、今、申し上げましたことについては委員会付託という部分での新年度、24 年度 予算等に関することですので、従来の考え方等についてご説明をさせていただきました ということで、ご理解いただきたいというふうに思います。 以上でございます。 (「細部に関わったらあかん」「補正予算だ」と呼ぶ者あり) 冨永議員 今回、パブリックコメントを募集されてるわけですけども、そういった計画を 作るのは今年、今回の作業内容、仕事内容だったと思います。一応、島本町では先ほど 説明ありましたように、基準の 0.4 から、ここまで下げているというふうに説明があり ましたけども、例えば、生活保護基準の収入であっても生活保護の認定を受けておられ ない方、こういった方もたくさんおられるというのは担当課のほうでもご存じだと思い ますが、こういった中で、他の自治体で行っている独自減免制度を作られた、そういっ た経過や状況、そういったものについて調査などを行った結果、そういうふうな今回の 答弁になっておるのでしょうか。 (「委員会でやったらいいんだ」「整理してください」他、議場内私語多し) 民生部長 新年度予算、それから条例案等でご審議いただく内容ではないかなというふう に理解いたしますので、先ほどの答弁でご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、順次討論、採決を行います。 それでは、第 16 号議案 島本町基金条例の一部改正についてに対する討論を行いま - 195 - す。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 冨永議員 16 号議案 基金条例、日本共産党議員団を代表して賛成の討論を行います。 介護従事者処遇改善臨時特例基金が、この年度末をもって解散となるためですが、介 護に関わる従事者の待遇については前進したというふうには、とても言えない状況にあ ると考えます。解散によって、今後さらに厳しい状況になると想像できます。 地方から国に対して声をあげ、介護を支えるための施策の充実、そして制度の継続な ど、昨年の全国議長会でも制度の継続をすべきと決議されております。そういった施策 の充実を国に求めるべきであり、第5期の計画の中で1行入れている、こういった答弁 がありましたが、そういった内容についても広報など、いろんなメディアを通じて住民 にもしっかりと知らせて欲しい、町の姿勢を知らせるべきと考えます。 こういった意見を申し上げて、賛成とします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 16 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 16 号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 17 号議案 平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第6号)に対する討 論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 河野議員 第 17 号議案 島本町一般会計補正予算(第6号)に対しまして、日本共産党町 会議員団を代表し賛成の討論を行います。 大半の項目は、年度末を控え、事業確定による減額や人事に関わる措置であるという ことは認識しており、賛成をするものです。 しかし、厳しい部分があったことは先ほどの質疑にも示したとおりですが、民生部所 - 196 - 管の「保健福祉事業計画」や「介護保険事業計画」策定業務及び「障害福祉計画」「障 害者計画」策定業務、このマイナス減額そのものが問題ということではなく、その仕事 の中身について質しております。すでに2月1日から一般の住民の多くの人達の目に触 れるところに、ホームページ及び各種公共施設に、この計画が示されております。その 点について、町長、当局などにしっかりと目を通していたのかという質疑をしました。 しかし、このパブリックコメントの中には、示された案には、住民の税金を使ってたく さんの実態把握のためのアンケートをされ、数値などは示されていますが、一番、住民 の一人ひとりの切実な声が寄せられている自由記述のアンケートの結果が集約されたも のが示されておりませんし、提案された時点では、まだ下の自治・防災課にも、住民福 祉審議会や、その障害者施策推進協議会などの議案としても十分に示された状態でない まま、住民の意見に付されているということは、やはり問題であるというふうに指摘し ております。 また、「介護保険事業計画」に至りましては、最終のページのほうに示されています 「サービスの見込み量」や「介護保険料減免制度について」という項目だけが載ってお り、真っ白な白紙状態でパブリックコメントに出されているということ。また「住民参 加の項目」というページが、すでに住民参加でパブリックコメントを集めて「計画を策 定しました」などという過去形で記されたまま公表されるなど、町長、そして担当課、 そしてまたコンサルタント会社のチェックが不十分なことが、残念なことにホームペー ジや各種公共施設の閲覧文書を通じて住民皆さんに露呈される事態を招いたことは、十 分に今後の戒めとして是正をしていただきたい。また、この不備を解決するために、不 十分なパブリックコメントの対象文書を是正するためには、やはり残された期間におい て、住民に説明する、広報する、お詫びも含めて示す。また、それに対する疑問や要望 をあわせて聞くという、説明会も含めて町が最大限、最善を尽くすということが求めら れます。この点を厳しく指摘をしておきたいと思います。 また、増額部分で賛成する点の主なものとしては、教育費の安全対策消耗品、防犯ブ ザーを入学式に間に合わせるという前倒しの措置については、必要な措置だと認めてお ります。 そして、この補正予算での大きな額を占めております消防費、消防救急無線設備2億 2,359 万8千円、これをはじめとするいわゆるデジタル化の事業について、歳入部分で ある町債、消防施設整備事業債1億 8,350 万円、また消防防災通信基盤整備費補助金な どを活用し単独整備に踏み切るものが示されています。従前の防災対策事業債を活用す るよりも、このたび国の第3次補正で示された、この起債を活用すれば 7,500 万円の負 担軽減が図れるということが、この議場でも明らかになりました。いずれも 2014 年5月 までの国のデジタル化の期限を前に、昨年の国の3次補正を活用して少しでも有利に事 業を進めるという点では、時宜を得たものであるというふうに認識いたしました。また、 - 197 - 共同か単独設置かという点についても、従来、様々調査検討をされ、本補正予算などで 我が会派も求めました資料などによって、また議場の答弁によって、共同設置よりも単 独設置のほうが費用面で負担が少ないということも一定確認されております。 などによって、今回のこの高額ではありますが、必要な補正予算であるということを 認識し、以上の点を鑑みて賛成の討論といたします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 平野議員 一般会計補正予算に対する、人びとの新しい歩みを代表しましての討論を行い ます。 質疑の中でご指摘しましたように、一つ、商工費、商工会の補助金のことです。理由 については質問を重ねましたところ、この補助金が職員の退職金として活用されるとい う予定だったものについて、町のほうからご指摘して、それは使えませんよということ で、運営事業の決算書の協議の中で取り下げられたために減額となった。こういうこと が発生しているわけですけれど、やはり島本町が補助金を交付するということに関しま してはね、かなり厳しく相手方のほうには、どのような事業には適用するのかしないの かということを厳しく、やはり再度こういったことを教訓にして、ご指導していただき たいというふうに申しておきます。 また、無線デジタル電波伝搬調査の結果も踏まえまして、消防の救急デジタル無線の 整備が行われます。たくさんのご指摘をしましたが、円滑な契約を行われて、安心して 住民の皆さんが暮らせるような形で、このデジタル無線が活用されるということを期待 をしたいと思います。財源の確保、特定財源の確保につきましては、非常に担当課とし ましてもご努力されて、情報収集されて、結果的には当初見込みよりは 7,500 万円の経 費の軽減が図れたということにおきましては、非常に努力をされたというふうに評価し ております。共同整備よりも経費がかからない、結果的には単独整備のほうが経費がか からないということもご答弁いただきましたので、必要性を認めたいというふうに思っ ております。大変な事業かと思いますけど、担当課におかれましては、適正に執行して いただくようお願い申し上げます。 それから、尺代5号線に関わります交付金ですね。国の社会資本整備交付金ですけど、 これの減額ですけれど、有利だというようなことがずいぶん言われた事業の特定財源で したけれども、やはり交付金というのはいろいろな状況からの影響を受けてしまうとい うことは念頭に置いて予算措置をしなければならないということを、私はほんとに、こ ういったことで考えておかなければならないなというふうに思っております。有利だか ら、有利だからということで、安易には進められないと思います。担当課においては、 大阪府を通して国に対しても交付金を新年度におきましてもきちんと申請するというこ とで、その申請がほんとに満額いただけることを期待したいというふうに思っておりま - 198 - す。削減されるというようなことがあって、一般財源が増額、負担が増えるということ のないようにしていただきたいというふうに思っております。 それから、たくさんのパブリックコメントを、この2月、3月にかけて行われており ます。重なったものとしては7本、7件のパブリックコメントを実施されたところでし た。もう住民の皆さんにとっても、ほんとに大変なことでした。ホームページに載って いるものをダウンロードし、印刷し、それをチェックするということが必要でしたね。 公共施設に置かれたといっても、1冊置かれているだけですから、それを読むのにも限 りがありますし、限界がありますし、印刷するのも大変な、何ページにもわたるもので すから、大変なことでした。それぞれが、それぞれの計画について説明があれば、本当 によかったというふうに思っております。ほんとに残念でなりません。そういった形で のパブリックコメント制度なり、住民への情報提供、住民参加というのは非常に残念だ なというふうに思っておりますし、今後は改めていただきたいというふうに思っており ます。 先ほども他の会派から申されましたように、介護保険の事業、第5期の事業が新年度 から始まりますけれども、その計画のパブコメにあたって、一番大事な事業量の見込み、 それから、それに伴う保険料の見込み、それが示されないままにパブリックコメントに 示された。このことはね、やはり、これまでもそうですけど、パブコメもそうですし、 住民福祉審議会にもそうですし、議案提案前にこそ住民の意見を聞くということが必要 な手続きでありました。他市町村では、そのことをされているんですね。島本町だけが、 そういうことをしていない。私は、そういうふうに思います。早くから情報を、そうい うことをよその市町村ではやっておられますのでね。ほんとに島本町は一体何をしてい るんだろうかというふうに、いつも思うんですね。そのことは厳しく、やはり申してお きたいというふうに思います。その事業量の見込みがあってはじめて、保険料が今度、 新年度の予算審議のときに条例提案されるわけですから、それまでに住民の意見を聞く というのは当たり前のことなんです。その点については毎年、3年ごとに言っておりま すけども、全く改善されない。その点につきましては、やはり何とかして欲しいと、ほ んとに思います。 以上、ご指摘もしましたけれども、全体としては一般会計補正予算、認めたいと思い ます。以上です。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 一言、第 17 号議案 一般会計補正予算(第6号)に対して、賛成の討論をいた します。 総じて見れば、大きなものというのはデジタル無線の設備の購入が2億 2,300 万。そ して、さらには 6,700 万、財政調整基金に繰り戻しができたということをあわせて考え ますと、トータル1億 5,300 万の増ですけども、実質的には1億 3,700 万ぐらいの減額 - 199 - 予算という形に、私は理解しております。そういう意味で、非常にこの大きな支出がな ければ、トータル予算を下げてでも閉めることができたというふうに思っておるんです が、それは非常にありがたいことだと思います。 いずれにしましても、あとは大きな、ほとんど精査ということですけども、逆に言え ば、これだけの減額ができることに単純に喜んでいいのか。やっぱり不用額がこれだけ 発生するから、ありがたいことであるか知りませんけども、やっぱり何か疑問が残ると 思っております。当初の予算見込みが甘いのか、だったらもっと減額できるのではない か。はたまた本当にやるべき仕事ができていないのではないか。様々な思いをいたすと ころでございます。これから本年度、また 24 年度審議も始まりますけども、予算執行に 際しましては、この点、十分に心してやっていただきたいというお願いします。 最後に、デジタル無線、この2億2千万という高額なものを買うということでござい ますので、どうか購入に際しましては慎重な予算価格設定等をお願いしまして、1円で も安く購入していただきますよう、関心を持って注視しておりますので、よろしくお願 いします。 以上をもって、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 東田議員 それでは第 17 号議案 島本町一般会計補正予算(第6号)に対し、山吹民主ク ラブを代表して賛成の討論を行います。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億 5,300 万を追加し、総額 95 億 2,507 万2千円とする ものです。歳入歳出の額は 95 億 2,507 万2千円となり、当初予算と比べ2億 2,807 万2 千円の増となっています。また、基金の繰入についても今年度の予算執行を勘案し 6,706 万の減額となっており、一定の評価をするものです。 今回の補正予算は、今年度の終盤の予算補正であり、今年度を閉めるための補正で、 事務的な手続きの色合いが濃いものだと認識しています。項目としては、事業確定によ る減額補正が多くを占め、増額の補正の主なものとしては消防救急デジタル無線設備が あげられていますが、これについては今年度中に事業を終えることができないため繰越 明許費の措置が取られており、必要かつ適正なものであると判断いたします。また、役 場庁舎耐震事業、住民基本台帳ネットワークシステム改修事業の2件の繰越明許費につ いても適正であると判断いたします。増額の部分といたしましては、安全対策消耗品と して防犯ブザーを入学時に配付するために 12 万円を予算計上されています。また消防団 安全対策資機材についても 264 万円、予算計上されています。 今年度、第6回の補正予算では、全体にわたり適正かつ的確に執行されていることを 申し上げ、第 17 号議案 島本町一般会計補正予算(第6号)について賛成の討論といた します。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 - 200 - 川嶋議員 第 17 号議案 平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第6号)について、公明 党を代表し討論を行います。 主な内容として、決算見込みを勘案した金額確定や、事業確定などの補正となってい ます。中でも、消防救急デジタル無線設備については、国の3次補正の成立により、平 成 25 年・26 年に予定していたものを、前倒しで 24 年度の完成を目指しての計上となっ ております。児童の安全対策として、小学校入学式の際、新入生全員に防犯ベルを配付 されることは評価するものであります。一定の安心感、抑止力になっているとのことで、 事態の発生がないことに関しては安堵の思いであります。 今後も周知徹底を図り、子ども達へのより一層の安全対策に努めていただきたく要望 し、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 17 号議案 平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第6号)に対しまして、 自由民主党クラブを代表いたし討論を行います。 第6号補正は、歳入歳出それぞれ1億 5,300 万増額され、歳入歳出総額は 95 億 2,507 万2千円となります。主な歳入において、町たばこ税 2,794 万7千円の増額、消防施設 整備費補助 4,088 万円に、各事業の確定と決算見込みによる増減や、人件費において職 員の共済費率による増額であります。 消防防災通信基盤整備事業において、総額約2億 2,359 万8千円のうち、国庫補助が 4千万円で、残り1億 8,350 万円の町債は交付税算入の町負担 70%、国に関するもの 80 %で、町単独費用は約 4,200 万円となり、特定財源の確保をされたご努力を大変評価い たします。 歳出につきましては、主に各事業の確定や決算見込みによる増減であります。母子福 祉費の高等技能訓練促進事業の 338 万4千円の減額。近年、生活保護の受給者の母子・ 父子、若手層の増加傾向がありますが、今後も高等技能訓練のご努力を願います。 そして、「歴史文化」とうたわれている島本町として、史跡などの防災整備の充実を 文化庁との協議されるということのご答弁もいただきましたが、強く要望させていただ き、指摘しておりました町立プール監視員において対策を翌年度に見据えていることを 一定評価し、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、以上で討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 17 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 全 岡田議長 員 起 起立全員であります。 - 201 - 立 ) よって、第 17 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 引き続き、第 18 号議案 平成 23 年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算(第 4号)に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 18 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 18 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 引き続き、第 19 号議案 平成 23 年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3 号)に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 19 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 19 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 引き続き、第 20 号議案 平成 23 年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) - 202 - 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 20 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 20 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 日程第2、第 21 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第4 号)及び第 22 号議案 平成 23 年度島本町水道事業会計補正予算(第4号)の2件を、 一括議題といたします。 なお、本案2件は相互に関連がありますので、議事の都合上、一括説明、一括質疑と し、討論、採決は、それぞれ議案ごとに行いたいと思いますので、あらかじめご了承願 っておきます。 それでは、理事者の説明を求めます。 上下水道部長(登壇) それでは、ただいま日程に供されました第 21 号議案につきまして、 ご説明申し上げます。 (第 21 号議案 朗読) 次に、1の5ページ「第2表 繰越明許費」でございます。 今回の繰越明許費の設定に関わる事業内容等につきましては、1の 16 ページの次に第 21 号議案参考資料として、繰越明許費に関する資料を添付させていただいておりますの で、あわせてご参照いただきたく存じます。 今回、繰越をお願いする公共下水道高川雨水幹線接続事業につきましては、関係機関 との協議、請負業者と高槻警察署との町道東大寺水無瀬鶴ヶ池幹線内の道路規制に関す る協議におきまして時間を要し、年度内に事業が完了することができない見込みであり ますことから、繰越明許費の設定をお願いし、翌年度に7千万円を繰越させていただく ものでございます。 なお、変更後の工期設定につきましては、請負業者とも十分に協議調整を行い、約 90 日間延期することとし、6月下旬を予定しておるところでございます。なお、引き続き 工事中の安全対策に留意するとともに、本体部分につきましては雨期との兼ね合いもあ りますことから、支障のないよう、鋭意、工事の早期完成に向けまして努力してまいり ます。 次に1の6ページ、「第3表 地方債補正」でございます。 上段の公共下水道事業債につきましては、起債対象の公共下水道事業費の減額に伴い、 限度額を 4,790 万円減額するものでございます。下段の流域下水道事業債につきまして - 203 - は、淀川右岸流域下水道の建設費負担の減額に伴い、限度額を 420 万円減額するもので ございます。 今回の補正は、主に事業費の決算見込みを勘案いたし、補正をお願いするものでござ います。 それでは詳細につきまして、事項別明細書に基づき、ご説明申し上げます。 1の9ページ、歳入でございます。 第1款 分担金及び負担金、第1項 負担金、第1目 受益者負担金 357 万5千円の 増額につきましては、公共下水道への一括切り替えの状況や、「島本町下水道条例」第 25 条に規定する制限行為の許可申請の状況を勘案したところ、受益者負担金の賦課対象 面積の増が見込まれることから、増額をお願いするものでございます。 第3款 国庫支出金、第1項 国庫補助金、第1目 下水道費国庫補助金、第1節 社 会資本整備総合交付金 4,050 万円の減額につきましては、汚水管渠築造等の交付金対象 事業費の確定見込みによるものでございます。 第6款 寄附金、第1項 寄附金、第1目 下水道寄附金 40 万7千円の増額につきま しては、市街化区域内でありますが、受益者負担金を徴収しようとする区域、いわゆる 負担区域外に位置する若山第一丁目・大字桜井地内で、開発行為による宅地造成に伴い 公共下水道へ接続するため「島本町下水道条例」第 25 条に規定する制限行為の許可申請 がありましたので、覚書を締結し、受益者負担金相当分を寄附金として納入していただ いたものでございます。 第7款 諸収入、第1項 雑入、第1目 雑入 616 万円の増額につきましては、平成 22 年度に関わります淀川右岸流域下水道維持管理負担金の確定に伴います精算返納金 607 万7千円及び流域下水道事業建設負担金の確定に伴います精算返納金8万3千円に よるものでございます。 第8款 町債、第1項 町債、第1目 下水道債、第1節 公共下水道事業債 4,790 万円の減額につきましては、本年度の起債対象事業費の確定見込みによるものでござい ます。1の 10 ページ、第2節 流域下水道事業債 420 万円の減額につきましては、淀川 右岸流域下水道に関わります本町の建設負担の確定見込みによるものでございます。 次に、1の 11 ページ、歳出でございます。 第1款 下水道費、第1項 下水道総務費、第1目 一般管理費、第4節 共済費 11 万5千円の増額につきましては、基礎年金拠出金に関わる公的負担率の変更に伴います 増額でございます。第8節 報償金 21 万5千円の増額につきましては、公共下水道への 一括切り替えに伴い受益者負担金の賦課対象件数及び面積が増となり、前納件数の増加 も見込まれるため、増額をお願いするものでございます。第 19 節 負担金、補助及び交 付金で負担金 195 万8千円の減額につきましては、淀川右岸流域下水道維持管理負担金 の確定見込みにより本町負担分が減額となるものでございます。補助金5万円の増額に - 204 - つきましては、公共下水道への一括切り替えに伴い水洗便所への改造が見込まれるため、 増額するものでございます。第 25 節 積立金 2,443 万円の増額につきましては、決算見 込みを勘案し、今後の事業執行の財源として財政調整基金へ積み立てるものでございま す。第 27 節 公課費 73 万円の増額につきましては、消費税及び地方消費税の平成 23 年9月の確定申告により、本年度分の支払い額が確定したことによるものでございます。 第1款 下水道費、第2項 下水道整備費、第1目 下水道建設費、第4節 共済費 13 万3千円の増額につきましては、基礎年金拠出金に関わる公的負担率の変更に伴いま す増額でございます。次に、1の 11 ページから1の 12 にかけてでございます。第 13 節 委託料 912 万5千円の減額につきましては、山崎ポンプ場施設機器等延命更新実施 設計業務及び公共下水道新幹線雨水幹線接続実施設計業務の確定見込み並びに公共下水 道汚水管渠耐震改修実施設計業務の不執行によるものでございます。なお、公共下水道 汚水管渠耐震改修実施設計業務の不執行につきましては、前年度に実施しました耐震上 重要な幹線管渠の耐震診断の結果、耐震改修の必要がなくなったためでございます。1 の 12 ページの第 15 節 工事請負費 8,800 万円の減額のうち、汚水管渠築造工事及び公 共下水道高川雨水幹線接続工事の減額につきましては、事業費の確定見込みによるもの でございます。なお、公共枡設置工事、公共下水道切替工事につきましては、関係者と の協議が調ったことを受けまして公共下水道への接続を図るため、当初予算の執行状況 を勘案いたし、追加執行させていただいたものでございます。 今回の大幅な減額補正をお願いすることになりました要因につきましては、当初予算 と入札予定価格との差額が 4,600 万円生じたことと、指名競争入札6件による入札差金 が 4,200 万円生じたことによるものでございます。現在、工事請負費の当初予算につき ましては、過去の工事実績から算出いたしましたメーター当たり単価をもとに算出をし ておるところでございますが、今回のように市街地の地形状況や、他の地下埋設物の敷 設状況などによって、汚水本管の埋設深さを比較的浅くできたことや、汚水枡の設置個 数が少なかったことで、単位メーター当たりの単価が安価となり、結果といたしまして 当初予算の大幅な減額に繋がったものでございます。いずれにいたしましても、当初予 算編成時の見積もりの精度が要因であったことを重く受け止め、今後はこのようなこと が起こらないよう、当初予算編成時に十分精査をいたし、より適切な事務執行に努めて まいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 なお、公共下水道高川雨水幹線接続工事につきましては、「第2表 繰越明許費」で ご説明させていただきましたとおり、年度内に事業を完了することが見込まれないこと から、7千万円を翌年度に繰越させていただくものでございます。 次に、第 19 節 負担金、補助及び交付金 426 万2千円の減額につきましては、淀川右 岸流域下水道建設負担金の確定見込みにより、本町負担分が減額となるものでございま す。第 22 節 補償、補てん及び賠償金 178 万2千円の減額につきましては、汚水管渠築 - 205 - 造工事に伴います水道管の移設補償費の精算確定によるものでございます。 1の 13 ページ、第2款 公債費、第1項 公債費、第1目 元金、第 23 節 償還金、 利子及び割引料 97 万9千円の増額につきましては、公的資金保証金免除繰上償還に伴い ます借換債の償還金額を精査いたしましたところ、当初予算に不足が生じておりました ことから、今回、増額をお願いするものでございます。第2目 利子、第 23 節 償還金、 利子及び割引料 398 万1千円の減額のうち、銀行等 357 万7千円の減額につきましては、 借換債及び資本費平準化債の借り入れ先となります市中銀行の借入利率が、契約の結果、 当初の年利2%が、0.57~1.29%へと、大幅に軽減されたことによるものでございます。 以上、簡単ではございますが、第 21 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別 会計補正予算(第4号)の説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議いただき、 ご可決賜りますようお願い申し上げます。 それでは、続きまして第 22 号議案について、ご説明申し上げます。 (第 22 号議案 朗読) 今回の補正は、主に事業費の決算見込みを勘案いたし、補正をお願いいたすものでご ざいます。 それでは議案書に沿って、ご説明申し上げます。2の3ページに平成 23 年度島本町水 道事業会計補正予算総括を、2の4ページに平成 23 年度島本町水道事業会計補正予算実 施計画を記載いたしておりますが、詳細につきましては、2の6ページの平成 23 年度島 本町水道事業会計補正予算計画説明書に基づきまして、ご説明申し上げます。 2の6ページをお開き願います。収益的支出でございます。 第1款 事業費用、第1項 び給水費、第3目 営業費用、第1目 受託工事費、第4目 原水及び浄水費及び第2目 配水及 総係費の、(節)法定福利費の増額につきまし ては、基礎年金拠出金に関わる公的負担率の変更に伴います増額でございます。第1目 原水及び浄水費、(節)工事請負費 880 万円の減額のうち、深井戸改修工事、大薮浄水場 監視カメラ及び外灯設置工事及び高速凝集沈殿池覆い蓋更新工事の減額につきまして は、事業費の確定及び確定見込みによるものでございます。高速凝集沈殿池外壁塗装及 び手すりの取り付け工事及び薬品混和池通路補修工事の減額につきましては、施設の耐 震化などを考慮いたし、次年度以降に実施することとし、見直しをさせていただいたも のでございます。なお、曝気塔送風機防音工事の増額につきましては、大薮浄水場ろ過 池更新工事に付随する工事として当初予算の執行状況を勘案いたし、追加執行させてい ただいたものでございます。第4目 総係費、(節)工事請負費 56 万1千円の減額につき ましては、上下水道部庁舎照明設備更新工事及び庁舎案内板取替工事の事業費の確定に よるものでございます。 次に、第3項 特別損失、第1目 固定資産譲渡損、(節)固定資産譲渡損 436 万3千 円の増額についてでございます。大薮浄水場ろ過池更新工事の実施にあたりましては、 - 206 - 大薮浄水場用地と接する町道広瀬 35 号線の現道の幅員が 2.7 メーターから4メーター未 満でありましたことから、「建築基準法」第 42 条第2項に基づき中心後退、または一方 後退が必要となったため、町道広瀬 35 号線の道路拡幅整備及び土地分筆登記をあわせて 実施したところでございます。このことに伴いまして、水道用地から公衆用道路へと用 途変更となりました土地、面積にいたしますと 77.88 平米でございますが、今後の維持 管理を道路管理者に行っていただくため、無償譲渡により道路管理者に移管をいたしま したので、特別損失として計上をさせていただいたものでございます。損失額につきま しては、当時、昭和 40 年度から 50 年度にかけて取得をいたしました土地でございます が、土地の取得価格をもとに面積按分で算出した額となっております。 なお、重要な資産の取得及び処分につきましては、「島本町水道事業の設置等に関す る条例」第4条に規定されておりますところでございますが、予定価格が 700 万以下と なっておりますが、少額でないことから、今回、補正をお願いするものでございます。 次に、2の7ページをお開き願います。資本的収入でございます。 第1款 資本的収入、第2項 工事負担金、第3目 工事負担金、(節)工事負担金 178 万2千円の減額につきましては、公共下水道事業特別会計における汚水管渠築造工事に 関連して実施しました配水管移設工事の事業費の確定によるものでございます。 次に、資本的支出でございます。 第1款 資本的支出、第1項 建設改良費、第1目 事務費、(節)法定福利費の増額 につきましては、基礎年金拠出金に関わる公的負担率の変更に伴います増額でございま す。第2目 拡張事業費、(節)工事請負費 138 万5千円の減額につきましては、国道 171 号配水管新設工事の事業費の確定によるものでございます。次に、第3目 施設整備事 業費、(節)委託料 278 万1千円の減額につきましては、大薮浄水場送水施設整備実施設 計業務他3件の事業費の確定によるものでございます。なお、第2高区配水池耐震改良 実施設計業務の増額につきましては、土の状態を把握するための既存資料がないことか ら、発注時に地質調査を追加させていただきましたことによります増額でございます。 (節)工事請負費 700 万の減額につきましては、大薮浄水場及び外部施設各種計測機器更 新工事他3件の事業費の確定及び確定見込みによるものでございます。なお、江川他配 水管布設替え工事の増額につきましては、発注時に工事施工内容を再度精査いたしまし たことによりまして、増額となったものでございます。 以上、簡単ではございますが、第 22 号議案 平成 23 年度島本町水道事業会計補正予 算(第4号)のご説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決 賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後2時 17 分~午後2時 35 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 - 207 - 上下水道部長 先ほど、第 21 号議案の提案説明の際に金額を間違えてご説明をさせていた だきましたので、ちょっと訂正方、お願いしたいと思っております。 1の 13 ページでございますが、第2款 23 節 公債費、第1項 公債費、第1目 元金、第 償還金、利子及び割引料「97 万7千円」ということで本来ご説明をするところが、 「97 万9千円」ということでご説明をしたということでございますので、訂正方、よろ しくお願いしたいと思います。 以上でございます。 岡田議長 これより、本案2件に対する質疑を行います。 菅 公共下水道事業特別会計の関係について、質問させていただきます。 議員 この工事請負の減額内訳の中で、公共下水道切替工事というのが9万5千円入ってお ります。この工事は当初の予算にはなくって、節内の振り替えということで緊急工事を 実施された、このようなことだと思うんですけども、この間の事情について、ご説明い ただきたいと思います。 先ほどから見ているんですが、この工事は東大寺四丁目、それから三丁目にまたがり ます下水道と水路の関係の接続工事だと、このように思うんですけれども、この工事に 関しましては自治会長をはじめ地元の人から相当苦情が出ておったということを踏まえ て、この工事を実施されたというふうに思うんですが、確かに夏になりますと異臭が発 生していたということもあります。そういうことで、ちょっと確認させていただきたい んですが、連結が実際に遅れた、ズルズルずれたというふうに理解しておるんですけど も、これは一部の世帯の方の理解が得られなかったということで連結工事が遅れたとい うふうなことだと思うんですが、現在、この地区で連結終わった時点で受益者負担金、 これ、全世帯徴収がもう完了しているのかどうかですね。それから、下水管に接続され てない世帯、これが何世帯あるのか、この件について、確認させていただきたいと思い ます。 上下水道部長 それでは、議案書1の 12 ページの公共下水道切替工事についてのご質問に ついて、ご答弁申し上げます。 この工事につきましては、議員ご指摘のとおり、公共下水の一括の切り替えというこ とで実施をさせていただいたところでございます。対象地区につきましては、山崎四丁 目、東大寺二丁目、それから若山台四丁目、それと若山台一丁目、東大寺四丁目という ことで、その地区で過去に開発で住宅造成が行われたところにつきまして、当町の「下 水道計画」との整合を図りながら、今回、一括切り替えをさせていただいたところでご ざいます。 ご指摘のございました若山台一丁目・東大寺四丁目の一括切り替えにつきましては、 過去にもいろいろと議員のほうからもご指摘をいただいたところでございます。本地区 につきましては、平成 20 年の 11 月に地元の説明会をさせていただきましたところ、そ - 208 - れ以後、切り替えについて、当初は全世帯同意いただくということで事務を進めてまい ったところでございますが、なかなか、すべての方の同意いただくということが現実問 題難しい状況にございました。その中で今回、平成 20 年 11 月に地元説明会をさせてい ただいた以後、平成 23 年の7月、約3年間近くかかったわけでございますが、一定、公 共下水道の一括切り替えについて目途が立ちましたことから、今回、工事を進めさせて いただいたところでございます。 その中で、今、ご質問がございました下水道への接続にあたっての状況でございます けども、対象といたしましては 22 軒が同意をいただきまして、3軒が結果的に同意をい ただけなかったという状況にございます。また、受益者負担金についてのお尋ねでござ いますが、この東大寺四丁目・若山台一丁目地区につきましては、接続時期が平成 23 年8月 31 日であったということで、供用開始する時期につきましては、平成 23 年 11 月 30 日をもって供用開始をするということで事務を進めさせていただいた結果もあり まして、受益者負担金の賦課につきましては平成 24 年度に賦課をするという予定になっ てございます。 以上でございます。 菅 議員 それでは、一応、この工事の経過は理解しました。 そこで、今、ご回答をいただきました内容で、3軒の世帯については賦課してないと いうことで、24 年度ということですから、新年度ということに繰り越して行われるわけ ですけども、この世帯は、要するに条例で定めています減免世帯ということではなくっ て、当然、納めていただかないといけない3軒だという理解でよろしいんでしょうかね。 それで、これを 24 年度にはいただける、そういうことでよろしいんでしょうかね。この 辺を、ちょっとご説明いただきたいと思います。 上下水道部長 ただいま、ご質問いただきました3軒の不同意の件でございますけども、 その不同意の3軒につきましては供用開始区域には位置づけておりますが、下水道の接 続に対して一定の理解が得られてないということもございますので、受益者負担金の賦 課区域については接続時に賦課をするということで、事務のほうは進めさせていただい ております。よりまして、同意をいただきました 22 軒につきましては平成 24 年度に賦 課をするということで、受益者負担金については徴収をする予定となってございます。 以上でございます。 菅 議員 接続が遅れた原因が、やはりこういった不同意の世帯があったということで遅 れてたということだと思うんですね。従いまして、この 24 年度、きっちりと説明いただ いて徴収、これについては、きちっとやっぱりやっていただきたいというふうに思いま す。やはり公共事業というのは公平・公正、要するにまじめに納めている人、そうでな い人、いろいろおるんですが、やはり公平・公正さというのが、こういう事業を維持し ていくうえでの大原則ですので、そのあたりをひとつ肝に銘じていただいて、きっちり - 209 - と徴収について努力していただきたいというふうに思います。 大変、こういう問題は公務員にとっては非常に厳しい、苦しい仕事ではありますが、 しかし、これはやはり住民の、こういった公共事業をスムーズに進めるという意味で、 ぜひとも必要な部分ですので、上下水道部長訪問されるのか、あるいは書類で督促する とか、そういったこともあわせて、きっちりと納めていただく努力をぜひお願いしたい ということでございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 戸田議員 大きく二つについて、お尋ねします。 まず、1の 11 ページ、山崎ポンプ場施設機器等延命に関することです。 このたび、再構築基本設計の業務委託の報告書を資料請求させていただきました。ご 提出いただきまして、ありがとうございます。今回、入札による確定ということなんで すけれども、まず1点、日本下水道事業団と株式会社クリアスさんですか、と島本町、 三つの連名で報告書が出されています。この日本下水道事業団と株式会社クリアスさん との関係、この辺りのことをご説明いただきたいと思います。委託先がどうなのかとか、 入札はどうなっているのかとか、そのようなことも含めてお願いしたいと思います。 もう一つは、山崎ポンプ場の維持管理につきましては、大山崎さんに負担をいただい ている部分がある。しかし、この長寿命化に関してはどのようになっているか。何度か、 大山崎町に出向いておられると聞き及んでいますが、その交渉の内容はどのようなもの だったのか、今後の課題はどうなのか。これをご説明ください。 それから、大きく2点目は2の7ページです。向陽ヶ丘地区の配水系等見直し計画検 討業務の確定による減額がなされています。今一度、そもそも、この検討はなぜ必要だ ったのかというのをご説明いただいたうえで、検討の結果、その結果わかったこと、そ して今後の課題等、お示しいただきますようお願いします。 上下水道部長 それでは、戸田議員からご質問いただきました2点につきまして、ご答弁 申し上げます。 まず、第 21 号議案の関係で1の 11 ページでございます。 委託料の中で、山崎ポンプ場施設機器等延命更新実施設計業務に絡むご質問でござい ますが、この実施にあたりましては基本計画ということで、今、ご質問にありましたと おり日本下水道事業団のほうに島本町は委託をさせていただいて、報告書があがってき ております。その中で、日本下水道事業団がクリアスと委託契約を巻かれた結果、日本 下水道事業団がクリアスのほうに委託をされております。その結果、報告書の中では三 者の連名という形になってございますが、島本町はあくまでも日本下水道事業団と契約 を巻いておるという状況でございます。 それから、山崎ポンプ場の維持管理についてのお尋ねでございますが、山崎ポンプ場 の維持管理につきましては大山崎町と協定書を締結し、大山崎町に一定の負担をお願い - 210 - しておるところでございます。過去におきましても、建設費についてどうかということ で、過去にもいろいろと大山崎町と協議調整を図っていただいた経過はございますが、 建設費については、大山崎町からは負担については負担しないということで、過去から もいろいろと話を聞いておりました。今回の山崎ポンプ場の延命更新にあたりましても、 一定のご負担はお願いできないかなということで、担当レベルでございますけども、協 議というか、何回か協議をさせていただいたところでございますが、現段階での大山崎 町の判断といたしましては過去からと同様でございますが、建設費、この延命更新につ きましても建設改良費にあたるということでのご判断をされておりまして、その負担に つきましては考えてないということで、現在、お話をいただいている状況でございます。 次に水道事業、第 22 号議案でございますが、2の7ページの委託料の中で、向陽ヶ丘 地区配水系等見直し計画検討業務についてのお尋ねでございます。 そもそも、今回の検討がなぜ必要になったかということについてでございますが、現 在、向陽ヶ丘地区につきましては配水池を設けて給水を行っているところでございます が、その配水池につきましても老朽化をしているという状況の中、今後耐震対策をどう するのか、いろいろと課題を抱えた施設にはなってございます。また、過去に一定訴訟 があったということで、議員におかれましてもご記憶があるかと思うんですけども、現 配水池につきましては高槻市行政区域内にもあるということと周りが私有地に囲まれて いるという中で、配水池に絡みます送水管・配水管が一定、私有地に埋設をされている 状況がございます。その中で、今後更新をするということになりますと、一定、配水の ルート、埋設ルートの再検討、それから現在埋設されている位置が非常にのり面という か、崖のところに埋設されているということもある関係上、すぐそばで崖の崩落等々も ございまして、その対策等も踏まえた中で一定の課題があるというところでございます。 また、今回検討した中で、増圧ポンプで給水をするということで一定の考え方はして おるわけでございますが、去る3月 11 日の東日本大震災でもありましたように、安定給 水ということになりますと、災害にも強い給水システムが必要ということになるという ことで認識をしております。そういたしますと、増圧ポンプということでございますの で一定の電源が必要ということになります。災害のおりに、例えば電源がなくなったと きにはどうなるのかというと、給水ができない状況になるということもありまして、一 定、発電機の設置について今後検討は必要でないかということで、今、思案をしている ところでございます。詳細の検討につきましては、今後、十分な検討が必要ということ で、現在考えておるところでございます。 以上でございます。 戸田議員 向陽ヶ丘については丁寧なご説明、よくわかりました。また今後のことにも関 わりますので、これは委員会等の付託というか、議会から注目していくということで、 ここでの質疑は以上にしておきます。 - 211 - そして、山崎ポンプ場の長寿命化なんですが、まず一つは、下水道整備に関わるもの はすべて日本下水道事業団を通すことになっているのか。そういった決まりがあるのか、 あるいはそれは慣例なのか。そのことをご説明ください。 それから、もう一つは大山崎との交渉ですね。これも大山崎町のお考え、そして、そ の根拠となるものはご説明いただいたとおりということを理解しました。担当レベルで の交渉であるということですね。今後の課題になるということが、理解できました。 1点、日本下水道事業団との関係について、今一度、お願いいたします。 上下水道部長 再度のお尋ねでございますが、日本下水道事業団への委託ということでの ご質問でございます。 当該業務といいますか、この山崎ポンプ場施設機器等延命更新事業につきましては、 ポンプ施設全体の更新に関わる内容となっておりまして、下水道処理場やポンプ場の土 木、建築、機械、電気等の幅広い分野におきまして技術力、また経験を有する技術者が 必要となります。それらのすべてを兼ね備えているのが日本下水道事業団しかないとい う状況もございますことから、その性質、また目的が競争入札に適しないということで、 今回、随意契約ということで契約については進めさせていただいておるところでござい ます。ある程度、今回の日本下水道事業団との契約にあたりましては、この山崎ポンプ 場に関する業務ということで委託をさせていただいたものでございますので、他の業務 につきましては、その性格等々十分に判断させていただく中で事務執行には努めてまい りたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたし ます。 以上です。 外村議員 1の 12 の 21 号議案について、ちょっとお伺いします。 日本共産党さんが資料請求していただいた資料の、要するに公共下水道特別会計補正 予算の下水道建設費と工事費の内訳、減額の内訳というやつの表がありますね、8番で すね。これは当初予算と予定価格と、落札と契約金額があるんだと思うんですけども、 この落札、例えば高川雨水幹線でしたら1億5千万、当初予算あって、予定価格が1億 4,065 万7千円ですか。契約というのは、落札された金額はどれの金額で、最終的に契 約、この契約金額というのは1億 1,400 万、これが落札金額なのか。その上の段に落札 と書いてあるから、ちょっとよくわからない。これの説明をいただきたいのと、上の例 えば築造工事、ずっとありますね、4件の。これ、落札によって差ができた金額プラス、 さらに落札後なのか、雨水の枡が少なかったからさらに減額したということなのか、ち ょっとわからないんですが、この辺の説明をお願いしたいです。 いずれにしても、8,800 万も差が出るというのはちょっと信じがたいので、その辺の、 説明はございましたけども、ちょっと、その辺を含めてご説明をお願いします。 上下水道部長 それでは、外村議員のほうからご質問いただきました、日本共産党さんか - 212 - ら資料請求ありました、日の8の資料の内容につきまして、ご説明申し上げます。 まず、公共下水道高川雨水幹線接続工事の件でございますが、議員のご指摘もありま したように、当初予算につきましては1億5千万円ということで当初予算を計上させて いただいたところでございます。それで、工事発注にあたりましては予定価格の設定と いうことで、設計書等々作成させていただく中で、最終的に、この資料で言いますと1 億 4,065 万7千円ということで予定価格を定めさせていただきました。それで入札を執 行させていただいたところ1億 1,403 万4千円ということで、これが契約金額になって ございます。上段の表で「執行(見込)額」ということで1億 1,557 万円ということで 計上させていただいてございますが、これは関連工事を若干見込ましてもらっている中 で、今回の補正にあたりまして、見込み額を設定させていただいたものということでご ざいます。 他の工事につきましての表示につきましては、同様の内容となっておるところでござ いますが、ただ1工区から4工区につきましてでございますが、冒頭の提案説明でもご 説明させていただいたところでございます。下段の表では入札執行にあたっての状況を 記載させていただいておりますが、一定の入札差金が発生をしたという状況でございま す。上段の表の中で、当初予算と執行額との比較の中では、当初の予算編成の段階で、 メーター当たり単価ということで設定をさせていただく中で見積もりをさせていただい たところでございますけども、一定、やっぱり工事現場の状況等々、そこまでの詳細な 検討ができてなかったことが、結果として非常に予定価格と予算案との差が出たという ことで、今回、非常にその点については反省をしておるところでございますが、そうい う状況の中で補正額がトータル的に 8,800 万円ということで、大幅な補正をお願いする 結果になってしまったという状況でございます。 以上でございます。 外村議員 よくわかったんですけども、じゃ、これはコンサルタントはなかったんでした ですかね。あったとしたら、このコンサルタントがどういう、コンサル能力がなかった のか。その辺、ちょっといきさつを教えてください。 上下水道部長 工事発注にあたりましてコンサルタントということで、確かに議員ご指摘 のとおり、実施設計につきましてはコンサルに委託をさせていただいて、設計資料等の 作成を行ってございます。ただ、今回の工事にあたりましては、下水道の関係につきま しては金抜き設計書というのは委託はしてございません。職員のほうで設計書関係につ きましてはすべて作成をしておる状況でございまして、設計図、それから数量計算等々 につきましてはコンサルに委託をしているところでございます。今回の工事の予算編成 の時期ということで、なかなか、ちょっと実施設計と予算編成とがうまくあわなかった こともございまして、実施設計の内容がというよりは、職員のほうでメーター当たり単 価ということで予算編成をさせていただいた結果がこういう結果であったということ - 213 - で、コンサルとの関係というよりは、職員の予算編成の段階での結果ということで、ご 理解賜りたく願います。 以上でございます。 高山議員 山崎ポンプ場の長寿命化で、私は、建設改良費については大山崎町が負担をし ないという流れが理解できませんで。長い目で見たら、建設改良というのも維持管理と いうふうに考えても決しておかしくないし、そのことをやらなかったら機能しないとい うふうに考えればね、長寿命化するためにこれだけの費用がかかった、それについて負 担をして欲しいというのは当然ではないか。それは大山崎町から見たらね、とんでもな いことをやっているんだ、こういうふうにおっしゃられるんだったらね、それはそれも 一つの考えかも知れませんけど、しかし、そういうことでなければ、きちんと負担をす べきだ。これは、担当者レベルでという話がありましたけど、これは町をあげて、町長、 特別にでも、これはプロジェクトチームを作って解決する、そういう課題ではないかと いうふうに思いますが、いかがですか。 それから汚水管築造工事、工事費 5,482 万の減という、これは大変な額ですね。これ は今、外村議員も指摘がありましたけど、これは設計が間違ってたのか。だから、実際 に工事をやったときには、設計が間違ってて費用がかからなかった、だから減額になっ たということなのか、設計が間違ってたということについては、それは誰が責任を取る のかということになるし。これ埋設位置が浅く、汚水枡がないとか、この理由がさっぱ りわからんですよ。きちっと、実施設計というのは実際にどういう工事をするかという ことを現場であたって図面に落とす、これが実施設計でしょう。そして、その内容が違 うということになると、実施設計そのものが適切にやられなかったということになるん じゃないですか。これについての、どこが問題かということについてはっきりとしなけ れば、前に進めないというふうに思いますけど、いかがですか。 もう一つね、これだけ減額があったら、第1区から第4工区なんですけど、もう1区、 もう一つ二つ、追加できるじゃないですか。そういうことも考えて、少し実施設計等を 前倒しでやって、こういう状況ができたときには直ちに対処する。そういうこともでき たのではないか、追加の工事ができたのではないかというふうに思いますけど、いかが ですか。 それから、もう1点はね、雨水幹線の接続工事なんですが、6月下旬というふうに完 成時期をお示しになったというふうに思いますが、早ければ梅雨の時期にも入るんじゃ ないか。大雨の対策というのは、どういうふうになるのか。そこのところが最優先課題 として、支障のないような工事の設計になっているのか、取り組みになっているのか、 お示しを願いたい。 上下水道部長 それでは、高山議員から大きく4点の質問をいただいたというふうに理解 しております。 - 214 - まず1点目でございますが、大山崎町との負担という中で、先ほどの戸田議員のとき にもご答弁申し上げましたが、大山崎町との負担ということで事務レベルでは協議をさ せていただいているところでございます。建設改良費にあたるということでのご判断の 中で、一定の負担は難しい、負担については難しいというか考えていないというか、で きない。表現はちょっとあれですけど、ご負担はしていただけないような状況にあると いうところでございます。その一定の判断というのは、過去に山崎ポンプ場を建設する 際に、島本町と大山崎町が協議をした経過もございます。建設にあたっての負担という ことは大山崎町、もしくは京都府の一定の考え方があるということで聞いておりますが、 そういう過去の協議の経過、それから現在、山崎ポンプ場の維持管理におきまして協定 書を締結させていただいているところでございますけども、協定書をもって大山崎町は 負担をするということで、ご理解をされているところでございます。その中に、修繕費 ということで、一定の項目はあげておるわけですけども、あくまでも修繕ということで ございますので、この大規模的なものについては一定の負担は考えていないというのが、 今、大山崎町の担当者の事務レベルの話でございますけど、大山崎町としての一定の見 解というふうに理解をしておるところでございます。 ただ、また今後も継続的な協議といいますか、今現在も山崎ポンプ場の維持管理につ きましては負担をお願いしておりますし、負担をいただいてますから、そのつど、大山 崎町との負担につきましては、いろんな観点から協議はしてみたいというふうに思って おるところでもございます。 それから、8,800 万円の減額の中で、設計がおかしかったのではないかというご指摘 でございますが、実施設計については一切問題はございません。先ほどもご答弁申し上 げましたが、今回の主な要因の中で、予算編成時に職員のほうでメーター当たり単価を もとに予算見積もりをさせていただいた経過がございます。そのメーター当たり単価が 結果的には高かったというか、精度が甘かったということになるとは思うんですが、そ ういうことで一切コンサルというか、設計に間違いがあったということにつきましては、 間違いがございませんので、ご理解賜りたく思います。 ただ、もう少し事務的なものがうまく噛み合えば、設計した内容が、この予算編成に 反映できるよう、今後はそういう形で事務を進めてまいりたいというふうに思っておる ところでございます。 それから、今回多額な減額が出たということで、追加工事の発注について検討したの かということでございますが、今回、8,800 万円の減額が出るということで、下水道に つきましては計画的な整備ということもさせていただいている中で、交付金を特定財源 として、またそれから起債を活用しながら整備をしておる事業でもございます。追加に あたりましては、やっぱり補助対象になる部分については補助対象ということで一定の 手続きをしながら、追加工事についても発注するということについては検討が必要かな - 215 - というふうに思っておるところではございますけども、現段階で追加工事を計画するに つきましては、今回につきましては、できなかったというか困難であったということで ご理解していただきたいと思いますし、現態勢の中では、なかなか今回のメニューをこ なすことで、十分目いっぱいなところもあったということもご理解いただければなとい うふうにお願いしたいと思っております。 それから、高川雨水幹線の工事時期ということで、先ほど6月末ということでご説明 をさせていただいたところでございます。確かに雨期に入るということで、そういう浸 水対策上というか、雨対策ということについては非常に私も懸念をしておるところでご ざいますけども、現在、仮配管ということで一定の仮施設については整備をさせていた だく中で雨水対策をしてございます。今後、本格的な雨に備えてということでのお話で ございますが、基本的には今の本体工事を雨期までに完成ということで目指して、今も 進めておるところでございますけども、一定の支障のないように対応するということで、 それは現在、業者とも調整をさせていただいておるところでございます。今後、ご心配 の点は十分理解するところでもございますし、上下水道部といたしましても、今、ご指 摘にあった点につきましては十分踏まえまして、今後、対応してまいりたいというふう に考えておるところでございます。 以上でございます。 高山議員 そうすると、汚水管築造工事については設計は間違ってなかった、それを予算 計上する際に間違った。そしたらね、汚水枡が必要がないということは実施設計では明 らかになってた。その実施設計で明らかになったものに対してね、それを汚水枡が要る ような計算をして、なぜ予算を、当初予算を作ったか。これ、理解できないですね。だ から、実施設計が当然1年前倒しでやっているわけでしょう。そうしたら、そういうこ とは起こり得ない。実施設計の図面にないことを、どうして……(「順番が逆だ」と呼 ぶ者あり)……算定根拠としてやるんですか。そういうやり方というのは一般的なんで すか。とても理解できないですよ。そしてね、このことについて、ほんとはどこに問題 があったのかということをしっかりしてくださいよ。 それから町長、長寿命化、これはやっぱり私は島本町の要求というのは、負担して欲 しいというふうに言うべきだ。これは決して過大な要求ではないというふうに思います し、いろいろな交渉の形態があるかと思いますけどね。そやけど、全く改良なり改善に ついて、それは負担をしないというのは、何かどんどんと改良を重ねてね、最終的には 何か大きな島本町の自由に使えるような財産が増えるんだということだったら、そうい う形もありますけど、これは極めて純粋に、天から降ってくる雨を合理的に排水すると いうことで、全くそういう目的に使われるんで、すべての長寿命化、改良について町が 負担しなければならないという道理ないと思います。これについては町長、どういうふ うに取り組まれますか。 - 216 - 川口町長 大山崎町と、本町がどれぐらいの割合で負担するかとか、ある部分については どちらが負担するかというのは、お互いに同じ一つの根拠が必要でございますので、そ のあたりの根拠、共通認識できるように、大山崎町さんとは協議をしてまいりたいと思 っております。 以上でございます。 上下水道部長 それでは、予算案の見積もりに関してのお尋ねでございますが、私の説明 不足だったと思うんですけども、実施設計の完了時期と、予算編成の時期が整合が取れ なかったというか、あわなかったということで、まず、ご説明をさせていただきたいと 思います。要するに予算編成の時期のほうが早かったために、設計した内容を反映でき ていないという現状がございます。それの中で、過去からもあれなんですけども、基本 的にはメーター当たり単価ということで、例えば1メーター当たり 10 万円とか 20 万円 とか、そういう形の過去の実績から、メーター当たり単価というのを職員のほうである 程度把握をさせていただいてございます。それをもとに、例えば 11 工区であれば 100 メーターに対してメーター当たり 15 万円ということでありましたら、1,500 万というこ とで予算を見積もらせていただいております。そういうことで、1工区、2工区、3工 区、4工区につきましても予算の見積もりをさせていただいたところでございます。 今回、資料でお示しをさせていただいたのは当初予算と今回執行見込み額ということ で、それに対する補正額ということでお示しをさせていただいてございますが、その差 額の主な要因というのが、当初予算の見積もりの段階と、実際に執行にあたっては実施 設計から設計書を作成する中で発注をするということで事務を進めさせていただいてお ることもございます。その両者を比較させていただいた中で、何が原因であったかとい うと、結果的にメーター当たり単価が大きな差が出たということでございますので、当 初の担当者の見積もりの甘さがあったということが原因であったということで理解をし ているというか、今回の結果については、それが原因であったということでございます。 以上でございます。 高山議員 今の答弁聞きますと、愕然としますよ。少なくともね、前年度に実施設計をし て、それに基づいて事業費を予算に組み込む、こういうふうに思いますよ。そうしたら、 何のために実施設計、前年度にやるかということになるじゃないですか。それは、手が 足りなくてこんなことになっているのかね。いつも、こんなことになっているんだとい うふうにいいますとね、議会は、理事者が出される提案を、それはきちっと根拠のある ものだというふうに思って審議をして、何のことはない、実施設計と全然関係ないよう な形で計算をされるというのは、とても理解できませんよ。これをどうするんですか、 どう改善するんですか。このことは必ず、だからこうするんだということを言ってくだ さいよ。 上下水道部長 高山議員から厳しいご指摘をいただいたところでございます。本来の姿と - 217 - いうことにつきましては、今、ご指摘いただいた形だというふうに理解をしてございま す。前年度に実施設計を発注して、その成果をもって次年度の予算に反映をさせる。そ れが私達の事務執行にあたっての、より適切な事務というふうには理解してございます。 今回のケースは、その段階で実施設計の進行状況と予算編成の時期とがうまく噛み合 わなかったこともございまして、予算編成をさせていただいたという結果になってござ います。先ほどご指摘いただいた部分を、今後は十分反映をさせていただきたいと思っ ておりますし、この中でいいますと、公共下水道高川雨水幹線築造工事等につきまして は、多種にわたっておるということでもございますので、コンサルにも、いろいろと見 積もりにつきましても精査をさせていただいて、それを予定価格の設定にあたりまして 十分に反映をさせていただいておるところでございますし、すべてが、実施設計が反映 されてないということではございません。 今回につきましては、この1工区から4工区につきましてはメーター当たり単価とい うことで、非常にメーター当たり単価に差が出たということでございます。一つは、1 工区についていいますと、メーター当たり単価では6万4千円、それから2工区につき ましては 10 万 800 円、それから3工区につきましては 11 万円、それから4工区で言い ますと 22 万4千円ということで、これは入札結果に基づきましてメーター当たり単価と いうことで算出したものでございますけども、メーター当たり単価の実績につきまして は、あくまで契約の結果に基づいて出てくるものでございますけども、現場というのは いろんな現場がございますので、なかなかメーター当たりというか、均一的な判断で、 その額を定めるというのは非常に難しいということは、今回の結果をもっても十分に理 解をしてございますので、今後、このようなことがないよう適正な事務執行に努めたい というふうに考えております。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、順次討論、採決を行います。 それでは、第 21 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第4 号)に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 高山議員 結局ね、実施設計をあげて、その結果に基づかずに工事費が予算計上された。 これはもう絶対にあってはならないことで、そして今になって補正をしなくたって、幾 らでも時期があるじゃないですか。言うたら、例えば予算編成の時期に、当初予算額を 実施設計が間に合わないからと言ったって、実施設計は3月 31 日にはできるわけでしょ う。その結果の数字を予算書に書いたとしてもね、変更したっていいじゃないですか、 - 218 - その予算審議をするときに。そういうことをせずに、実態と違うことをやられて、そう いう予算執行が決して結構と言えない。数字そのものは、今回、こういう契約減になっ たということについては特段に異議ないけど、それに繋がる取り組みとしては猛反省し ていただきたいということを強く求めて、反対の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 引き続き、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 21 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 21 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 引き続き、第 22 号議案 平成 23 年度島本町水道事業会計補正予算(第4号)に対す る討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 22 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 全 岡田議長 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 22 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 岡田議長 この際、暫時休憩をいたします。 (午後3時 20 分~午後3時 45 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正についてから、第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算までの - 219 - 20 件を一括議題といたします。 なお、平成 24 年度の町長の施政方針のおり、職員が広報用の写真撮影をいたしますの で、あらかじめご了承願っておきます。 それでは、これより町長から平成 24 年度の施政方針を、また第 23 号議案から第 42 号議案までの 20 件について、順次、提案説明を求めます。 なお、各議案の内容説明につきましては議案書に添付しておりますので、朗読を省略 し、朗読したものとして取り扱いをいたしますので、ご了承願っておきます。 川口町長(登壇) 平成 24 年度一般会計予算をはじめ各特別会計予算のご審議をお願いす るにあたり、町政運営の方針と施策の大綱を申し述べ、議員の皆様はもとより、住民の 皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 昨年は、東日本大震災をはじめ大型台風の影響など、世界的に見ても大きな災害に見 舞われた年となり、改めて自然災害の脅威や、「災害に強いまちづくり」の重要性を認 識するとともに、人と人との「絆」の大切さを痛感した年となりました。被災地の一日 も早い復興をお祈り申し上げますとともに、日本の「安全神話」が崩壊した現在、行政 の使命である住民の皆様の「安全・安心」を守ることへの覚悟と決意を持って取り組ん でまいります。 我が国の社会経済情勢は、長引く景気の低迷、人口の減少、少子高齢化の伸展など、 先行きが不透明な状況にあります。また歴史的な円高に伴い、産業の空洞化の危機や輸 出の後退など、大変厳しい局面を迎えていることに大きな危機感を抱いております。こ のような状況の中、将来にわたって安定的な行政サービスを持続していくためには、地 域活力の向上が不可欠であります。とりわけ、その活力の源となる地域経済の活性化が 重要であり、本町におきましても企業立地の促進とともに、雇用機会の拡大に努めるな ど、積極的に取り組んでまいります。 本年度は、私が町政運営を担って2期8年を迎える最後の年度となります。町長に就 任以来、役場を住民の皆様に近づけるため、これまで毎週月曜日に役場1階に町長席を 設置し、多くの住民の皆様と直接対話をさせていただき、たくさんのご要望や貴重なご 意見をお聞きするなど、「行動する役場」「顔の見える行政」の実現を目指してまいり ました。また、昨年 12 月には人権文化センターに行政サービスコーナーを開設し、住民 票等の写しの発行や、ブックポストを設置いたしました。本年度も引き続き、住民の皆 様の声をお聞きしながら、さらに開かれた町政運営に努めてまいります。 本町の人口の推移を見ますと、平成 11 年の3万 912 人をピークに、その後、減少傾向 に転じ、一時3万人を大きく下回っておりましたが、JR島本駅の開業や大規模集合住 宅の完成などにより、昨年2月には再び3万人を突破しました。全国的に人口が減少し ている中、本年2月1日現在で3万 601 人となり、本町のピーク時近くの人口にまで増 加しております。 - 220 - 今後とも、交通の利便性の高さや、恵まれた自然環境など、本町の特長を十二分に生 かしたまちづくりを推進し、さらなる人口増加に繋げるとともに、地域のポテンシャル を活かしながら「島本らしさ」を追及してまいります。 また、広域行政の取り組みの一つであります「高槻市・島本町広域行政勉強会」につ きましては、これまでワーキンググループを中心に調査・研究を進めてまいりました。 本年度におきましても、基礎自治体としての役割や広域連携のあり方など、広域化が求 められる行政需要に的確に対応するため、引き続き調査・研究を進めてまいります。 本町における課題解決に向け、様々な施策を着実に推進し、持続可能で安定した行政 サービスを提供するためには、強い財政基盤を確立することが不可欠であります。この ため、昨年策定いたしました「第5次島本町行財政改革プラン」に基づき、財源の確保 と行政コストの削減に努めるなど、スピード感を持って、積極的に行財政改革を推進し てまいります。 今後とも、「第四次総合計画」に掲げる事業を着実に推進していくため、「自己決定」 「自己責任」の原則に基づき、財政規律の確保とともに無駄の削減に努め、公平性・透 明性の確保を図り、自律的な行財政運営に努めてまいります。 これらの基本方針のもとに、平成 24 年度当初予算を編成いたしました結果、予算規模 といたしましては、 一般会計 各特別会計 113 億 8,500 万円 68 億 9,040 万円 水道事業会計 10 億 3,768 万円 合計 193 億 1,308 万円でございます。 それでは、平成 24 年度の主要施策について申し述べます。 まず、「恒久平和と基本的人権尊重のまちづくり」について、でございます。 まちの将来を担う子どもたちに戦争のない平和な社会を引き継ぐことは、すべての人 の願いであります。本町では昭和 62 年に「核兵器廃絶・平和都市」を宣言しており、引 き続き平和の尊さについての啓発に努めるとともに、核実験の実施などに対しては厳重 に抗議をしてまいります。 基本的人権は、侵すことのできない永久の権利であります。本町ではこれまでも「島 本町人権擁護に関する基本条例」に基づき、住民の基本的人権の擁護に資するため、各 種の行政施策を推進してまいりました。しかしながら、悪質な土地差別調査やインター ネットによる差別事象などが発生している同和問題をはじめ女性、障害者、高齢者、子 ども、外国人、犯罪被害者とその家族の人権や、北朝鮮による拉致問題など、人権を取 り巻く課題は多岐にわたっております。 「人権尊重のまちづくりを通じ、豊かな社会の実現をめざすことは、私たちの重大な - 221 - 責務である」との認識のもと、関係諸団体とも協力しながら、人権啓発や教育、相談事 業などを通じ、すべての人の人権が尊重され、差別のない地域社会の実現に向けた取り 組みを進めてまいります。あわせて、個人情報保護制度の適正な運用など、住民のプラ イバシー保護対策をさらに推進してまいります。 人権文化センターにつきましては、地域交流事業として、「いこいの広場」「ふれあ い夜店と人権文化まつり」「ふれあい劇場」などを実施しております。これらの事業を 通じて、差別と偏見にとらわれることのない社会の実現を目指し、地域に密着した取り 組みを展開しているところです。また、昨年 12 月から人権文化センターにおいて行政サ ービスコーナーを開設し、さらなる住民福祉の増進を図るとともに、利便性の向上に努 めております。今後とも、地域住民の人権尊重の啓発と福祉の向上はもとより、人権文 化の情報発信と住民の交流の拠点施設として親しまれ、愛されるよう、各種事業を着実 に推進してまいります。 男女共同参画につきましては、本年度からスタートいたします「しまもとスマイルプ ラン~ 第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画~」に基づき、男女共同参画の理解 の促進、政策・方針決定過程への女性の参画促進、仕事と家事・子育て・介護の両立支 援、DV(ドメスティック・バイオレンス)防止対策などの施策を推進してまいります。 本計画は、本年度から平成 33 年度までの 10 年間を計画期間とするものでありますが、 計画を推進していく中で社会経済情勢の変化に的確に対応するため、平成 28 年度に中 間見直しを予定している他、必要に応じて適宜見直しを行ってまいります。今後とも、 性別にかかわりなく一人ひとりの個性を尊重し、個人の能力を十分発揮できる社会の実 現に向け、取り組みを進めてまいります。 次に、「歴史と文化を大切に、自然環境を活かした個性と活力のあるまちづくり」に ついてでございます。 森林所有者の高齢化や担い手不足などにより、森林を整備するボランティアの育成が 課題となっております。本年度におきましても「フォレストサポーター養成講座」を開 催するとともに、森林ボランティア活動に対して助成を行うなど、住民の皆様との協働 による森林の保全と整備に努めてまいります。 総合計画の実現を環境面から推進する各種施策の指針となる「環境基本計画」の基礎 データの収集のため、平成 22 年度及び 23 年度の2ヵ年にわたり、国の緊急雇用創出基 金事業を活用し、植生調査を実施いたしました。また、平成 23 年度には植生調査業務に 加えまして、本基金事業を活用し、動物等についての調査も実施いたしました。本年度 におきましては、環境基本計画の骨子を検討するため、住民の皆様をメンバーとした島 本町環境住民会議を立ち上げ、環境基本計画策定に向けて取り組んでまいります。 なお、財源につきましては、これまでと同様、国の緊急雇用創出基金事業を活用いた します。 - 222 - 景観施策につきましては、第四次総合計画に基づき、景観行政団体を目指した取り組 みを行ってまいります。本年度は、景観づくりを住民と行政がともに考えていくための 第一歩として、町域内の景観について学ぶ機会を設け、住民の皆様に関心を持っていた だくよう、勉強会の開催などを行ってまいります。 平成 16 年度に認証取得いたしました環境に関する国際規格「ISO14001」は、 取得後8年が経過いたしました。庁内における環境に対する職員の意識が一定定着した ため、また外部機関への審査費用にかかるコスト削減を目的として、本年度から自主的 なマネジメントシステムへ移行いたします。今後も、効率的かつ効果的なシステムの運 用により、環境負荷の低減に努めてまいります。 衛生化学処理場は処理設備が一系列しかなく、設置後 46 年が経過し、老朽化が進んで おります。万が一、施設に大きな故障が発生した場合には、し尿処理に重大な支障をき たすおそれがあります。また、処理場が立地する地元自治会からは、当該地域の下水道 整備が完了した中で、早期立退きを強く要望されています。このような中、課題解決に 向けて高槻市・島本町広域行政勉強会において協議を行ってまいりましたが、現段階で は広域的にし尿処理を行うことは困難である、との結論に至りました。これを受け、町 域内におけるし尿中間処理施設の早期の設置に向け、現在、鋭意検討を進めているとこ ろでございます。 なお、現在の衛生化学処理場につきましては、し尿中間処理施設が設置できるまでの 間、必要最小限度の維持補修を行い、施設管理に努めてまいります。 清掃工場につきましては、設置後 21 年が経過し、老朽化が進んでおります。このため、 ごみ処理の広域化につきましても、機会あるごとに打診や可能性の模索などを行ってお りますが、具体的な進展がないのが現状であります。これらの状況から現在の清掃工場 を1日でも長く使用できますよう、今後も適切な維持補修に努めるとともに、広域化の 課題につきましても精力的に取り組んでまいります。 「農林業祭」につきましては、生産者と消費者がふれあい、地域における農林業の大 切さを伝えるため開催しており、例年、大勢の来場者でにぎわっております。本年度は 30 周年を迎える記念すべき年となっております。本イベントを本町における地産地消の 取り組みの中心と位置付け、住民の皆様が地元の農林産物の良さを実感できる場となり ますよう支援してまいります。 島本町商工会におかれましては、これまで地域商工団体の総合的なサービス拠点とし て事業所・商店等の発展・強化の支援とともに、厳しい就職状況に対応できる人材の育 成など、本町の商工業の振興に大きな役割を果たしていただいております。本年度は島 本町商工会が創立 50 周年を迎えられ、記念イベント等を実施されますことから、本町の 商工業のさらなる発展につながるよう当該事業を支援してまいります。 消費者行政の運営につきましては、消費者庁の創設とともに「消費者行政活性化基金 - 223 - 事業」がスタートし、各地方自治体において消費者行政の充実・強化の取り組みが推進 されております。本町におきましても、昨年度に引き続き「消費者行政活性化基金事業」 を活用し、消費生活にかかる相談窓口の機能充実等を行い、悪質商法や多重債務問題な どの消費者トラブルに適切に対応してまいります。 また、雇用対策といたしまして、道路・水路・公園などの清掃や、簡易な維持補修の ための作業員を雇用するとともに、不法投棄ごみ防止パトロールや、文化財保護事業の 実施など、引き続き本町における雇用対策を実施してまいります。 自主財源の確保と公平負担の原則に基づき、町税をはじめ使用料、手数料などの滞納 整理につきましては、一定の成果をあげてまいりました。今後も徴収対策プロジェクト チームによる各部局の連携を図り、悪質な滞納者に対する徴収対策の取り組みを引き続 き推進してまいります。 また、納税者の利便性とともに徴収率の向上を図るため、コンビニエンスストアでの 納税ができますよう、昨年度から実施しております軽自動車税に加え、本年度は、住民 税や固定資産税、都市計画税についても導入いたします。 次に、「住民参加による住民と行政の協働したまちづくり」についてでございます。 本町におきましては、昭和 58 年に「住民委員会制度」が発足し、住民自治の原則に基 づき、住民と行政が互いに責任と自覚を持ち、連携を図りながら、まちづくりを推進し てまいりました。本年度は、住民委員会が発足して 30 年目にあたりますことから、記念 事業などが予定されており、今後、さらなる住民参加による住民と行政の協働したまち づくりを推進するため、支援をしてまいりたいと考えております。 観光施策につきましては、本町単独での取り組みのみならず、広域での連携が不可欠 であると考えております。近隣自治体等との連携を深める中で、周辺地域が一体となる 取り組みを進め、大勢の方に訪れていただけるよう、本町の特性や魅力を十分に発信し てまいります。また、若い世代や他市町村から転入して来られた方をはじめすべての住 民の皆様に、本町の歴史や文化などを知っていただき、積極的にまちづくりに参画して いただけるよう、多様なツールを活用し、情報発信に努めてまいります。 次に、「安全で安心して暮らせる豊かな住環境のあるまちづくり」についてでござい ます。 昨年3月11日に発生し、未曾有の災害をもたらした東日本大震災では、地震・津波 により多くの尊い人命が失われ、行政機関も壊滅状態に陥り、被災地の皆様への対応に 多くの時間を要する事態となったところです。 このことから、災害時に各自治体をはじめ、民間企業と速やかに連携が図れるよう、 各関係機関との災害時相互応援協定の締結に努めてまいります。また、災害時に避難者 に対して迅速な物資の供給が行えるよう、避難所として指定している各小・中学校に防 災備蓄倉庫を設置するとともに、固定電話や携帯電話の不通時の連絡用として、役場庁 - 224 - 舎に衛星電話を設置いたします。 平成元年から運用してまいりました防災行政無線につきましては、住民の皆様により 早く的確に情報を伝えられますよう、本年度におきましてはデジタル化に向け、伝達範 囲などの検証を行ってまいります。 さらに、住民の皆様には、日頃から防災意識を培っていただき、災害などの緊急時に 適切な避難が行えるよう、防災ハザードマップの更新を行い、一層の安全・安心なまち づくりに努めてまいります。 役場庁舎につきましては、耐震診断の結果、耐震補強工事等が必要となったため、昨 年度から実施設計業務を行っております。設計業務完了の後、工事の時期や内容及び今 後とも長期間使用していくための付帯工事等につきまして検討してまいります。 住民ホールにつきましては老朽化が進んでおり、またアスベスト対策が困難であるこ とから、昨年2月 10 日から使用を停止しております。各公共施設の耐震補強工事や防災 行政無線の改修をはじめとする防災対策等、優先して実施すべき事業が山積する中、多 額の費用をかけて改修することは困難であると考えております。このため、住民ホール の廃止を視野に入れ、土地の有効活用について検討し、できる限り早い時期に今後の方 策をお示しいたします。 ふれあいセンターにつきましては、昨年度、利用者の皆様のご理解をいただき、使用 料の減免制度の見直しを行いました。当該制度の見直し後、ご負担いただいている使用 料を活用し、ふれあいセンターの計画的な維持補修を行い、今後も利用者の皆様に快適 に利用していただけるよう努めてまいります。 さらに、ケリヤホールにつきましては、貸出対象の備品等を拡充させていただき、利 用者の舞台演出等の向上につながるよう、努めてまいります。 阪急水無瀬駅と広瀬・山崎地区をつなぐ町道水無瀬山崎幹線につきましては、舗装や 歩道の老朽化が進んでおります。このため、昨年度は国の「きめ細かな交付金」を活用 し、舗装の補修工事を一部実施いたしました。本年度につきましても、引き続き舗装の 補修工事を実施するとともに、歩道表面の補修や勾配緩和などの歩道バリアフリー化工 事を実施いたします。 桜井・水無瀬地区と若山台・東大寺地区をつなぐ町道東大寺水無瀬鶴ヶ池幹線につき ましては、桜井跨線橋の側道から町道高浜桜井幹線へと接続する歩道が経年劣化により 損傷しております。このため、昨年度は国の「きめ細かな交付金」を活用し、透水性ブ ロック舗装による改修工事を一部実施いたしました。本年度につきましても、引き続き 桜井口バス停付近の歩道の改修工事を実施いたします。 町道尺代5号線につきましては、長年にわたって地元自治会をはじめ多くの住民の皆 様からのご要望があり、昨年度、用地取得が完了し、第1期工事、第2期工事と、本格 的な工事に着手しました。本年度は平成 25 年度の完成に向け、国の「社会資本整備総合 - 225 - 交付金」を活用し、引き続き工事を進めてまいります。 本町の道路橋りょうは建設後 30 年から 40 年を経過したものが多く、今後、改修や架 け替えが必要となることが見込まれます。このため、昨年度に「島本町橋りょう長寿命 化修繕計画」を策定し、本年度におきましては名神高速道路上に架かる東大寺跨道橋の 剥落防止対策工事を実施いたします。 阪急水無瀬駅前の交通広場及びJR島本駅前広場の有効活用を図るとともに、路上駐 車対策等を進めるため、昨年度は、関係法令や手法などについて調査・検討を実施いた しました。本年度につきましては、昨年度の結果をもとに関係者と協議を進め、実施可 能な手法について検討を進めてまいります。 本町が管理している公園の遊具につきましては、設置後かなりの年数が経過している ものも多くあることから、昨年度、専門業者による点検を実施いたしました。本年度に つきましては、点検結果を受け、優先度の高いものから順に補修工事を実施するととも に、専門業者による遊具点検を継続して実施いたします。 町営住宅につきましては、御茶屋住宅と緑地公園住宅がございますが、現在、国にお いて、各事業主体に対し公営住宅等についての長寿命化計画を策定し、予防保全的な維 持管理を行うよう求めております。このため、本年度につきましては「島本町営住宅長 寿命化計画」を策定し、町営住宅の適正かつ効率的な維持管理に努めてまいります。 大沢地区につきましては、市街地からの距離がかなり遠く、また山間部の道路も狭隘 であることから、福祉ふれあいバスを運行することが困難となっております。このため、 本年度から、交通弱者対策といたしまして、地区の住民の皆様を対象として公共施設へ の配車サービスを試行的に実施いたします。 高齢化社会の伸展等に伴い、救急出場件数が増加傾向にあります。このため、本年度 におきましても応急手当の普及啓発の推進に努めるとともに、救急救命士を気管挿管な どの各種研修に継続して派遣し、高度救命処置の充実・強化を図り、住民の皆様の救急 要請に的確に対応してまいります。 また、24 時間体制で、医師や看護師・相談員が常駐し、救急医療相談を受けることが できる事業「救急安心センターおおさか」に継続して参画し、住民の皆様の救命率の向 上に努めてまいります。 NOx規制により運用ができなくなるはしご付消防自動車と消防ポンプ自動車の更新 を行うとともに、消防庁舎の耐震補強に向けた実施設計を行うなど、消防機材及び施設 の整備・充実に努めてまいります。 また、防火対象物の査察や高齢者住宅、一般住宅の防火診断・巡回広報などを充実さ せるとともに、継続して住宅用火災警報器設置の啓発活動を行い、火災をはじめとする 各種災害による被害の抑制・軽減に努め、「安全・安心なまちづくり」を推進してまいり ます。 - 226 - 都市計画の基本となる「島本町都市計画マスタープラン」の見直しを行い、本町の地 域特性や実情に的確に対応し、様々なまちづくりに関する施策を推進してまいります。 町役場周辺の地区につきましては、良好な住宅地と研究所等の産業施設によって形成 されております。本町は、昨年4月に「島本町企業立地促進条例」を施行しており、さ らなる産業振興を進めておるところでございます。本年度は、この地区の望ましい将来 像を定めるため、住民及び企業の皆様の意向を的確に把握させていただいたうえで、そ の実現に向けた都市計画のあり方を検討し、有効な土地利用を図ってまいります。 町営鶴ヶ池住宅跡地の活用につきましても、これまで様々な検討を行ってまいりまし たが、当該地区と一体的な土地利用のあり方について、見直してまいりたいと考えてお ります。 JR島本駅西側農地の今後のあり方につきましては、昨年度に土地所有者や地域の代 表の皆様により、「JR島本駅西地区まちづくり協議会」が立ち上げられ、今後の当該 地区における土地利用に関する検討など、様々な議論が行われてまいりました。本年度 につきましても協議を継続するとともに、土地所有者の皆様の意向を踏まえ、地域全体 の秩序あるまちづくりに対する支援を行ってまいります。 若山台地区の雨水流量暫定調整池につきましては、現在、雨水等にかかる影響調査業 務を実施しております。この調査結果に基づき、本年度は当該地域のみならず周辺の環 境などにも十分に配慮し、本町の発展を目指した活力のある空間として有効活用できま すよう事務を進めてまいります。なお、降雨強度等を勘案し、防災・減災の観点を踏ま え、有効な土地利用のあり方について検討してまいります。 公有財産のうち、遊休地で売却可能な土地につきましては積極的に売却を進め、自主 財源の確保に努めてまいります。現在、地域の集会所として活用しております阪急水無 瀬駅前のタクシー車庫跡地につきましては、建物の老朽化が著しい状況となっておりま す。今後、駅前という立地を活かすため、本町の玄関口としてふさわしい活用方策を早 急に検討し、民間事業者への売却に向け作業を進めてまいります。 水道事業につきましては、将来にわたり安心かつ安定した給水を確保するため、老朽 化により「濁り」が発生するおそれのある高級鋳鉄管の布設替えを計画的に進めてまい ります。 大薮浄水場や外部施設において老朽化しております機械電気設備の更新を行うととも に、大薮浄水場から低区配水場へ送水する系統の複数化を図るための工事を実施いたし ます。また、第2高区配水池につきましては耐震補強工事を行うとともに、高速凝集沈 殿池や外部施設の耐震診断などを予定しております。なお、第 1 低区配水池につきまし ては、老朽化しておりますことから耐震補強が困難なため、撤去するための実施設計業 務を予定しております。 さく井につきましては、本年度も揚水試験を行い、必要に応じて改修工事を実施し、 - 227 - 適正揚水量の把握に努め、地下水の保全と有効活用を図ってまいります。 複数水源による安定供給を行うため、引き続き、大阪広域水道企業団から昨年度と同 じ水量の高度浄水処理水を受水してまいります。なお、自己水源については、今後とも 地下水約 90%を堅持し、健全経営のもと、将来にわたり安心かつ安定的な給水に努めて まいります。 また、使用者の利便性とともに収納率の向上を図るため、本年度からコンビニエンス ストアにおいて上下水道料金を納付できますよう、事務を進めてまいります。 公共下水道事業につきましては、本年度も引き続き「公共下水道事業会計財政健全化 計画」に基づき、適正かつ計画的に事務を進めてまいります。 平成 17 年に市街化区域に編入いたしました高浜・桜井台地区の下水道の面整備につき ましては、供用開始区域の拡大に向け、本年度も引き続き実施いたします。また整備区 域内で点在する未整備区域のうち、東大寺一丁目地区の整備を予定しております。 平成 22 年 12 月に淀川右岸流域下水道高槻島本雨水幹線が供用開始され、本年度は新 幹線西側水路及び溝田水路への接続を実施いたします。また、「山崎ポンプ場長寿命化 計画」に基づく山崎ポンプ場の施設機器等の延命・更新工事を予定しております。 今後とも、公共下水道事業特別会計の財政健全化に向けた取り組みを進め、より効率 的な事業運営に努めてまいります。 次に、「保健・医療・福祉の充実した、ともに支えあうまちづくり」についてでござ います。 地域福祉の推進につきましては、「第2期島本町地域福祉計画」に基づき、身近な地 域の相談役である民生委員児童委員や、小地域ネットワーク活動の推進拠点である社会 福祉協議会などと連携を図り、地域のひとり暮らし高齢者をはじめ、すべての住民の皆 様が安心して住み続けることができる地域づくりを進めてまいります。 障害者施策につきましては、本年度からスタートいたします「第2次島本町障害者計 画」及び「第3期島本町障害福祉計画」に基づき、障害者の自立支援や地域生活支援、 虐待防止を含めた権利擁護などの施策を推進し、「ともにいきる」社会環境づくりに努 めてまいります。 本年4月に、町立やまぶき園が「障害者自立支援法」に基づく新たなサービス体系に 移行し、生活介護及び就労継続支援B型のサービスを提供する施設となりますことから、 引き続き、指定管理者と十分に連携を図り、適切な施設運営に努めてまいります。また 現在、国におきまして障害者制度改革が進められておりますことから、その動向を注視 し、適切に対応してまいります。 生活保護事業につきましては、急速な高齢化の伸展や社会経済情勢の悪化などにより、 増加し続ける相談や申請に適切に対応するとともに、被保護者の就労を支援し、自立に 繋がるよう努めてまいります。 - 228 - 母子福祉施策につきましては、「第2期島本町母子家庭等自立促進計画」に基づき、 引き続き母子家庭や父子家庭、寡婦の方に対する相談支援や自立支援、生活支援などの 施策の推進に努めてまいります。 健康づくりにつきましては、本年度からスタートいたします「第2次健康しまもと 21 計画」に基づき、住民の皆様の健康づくりを推進するための施策を推進してまいります。 また、昨年度に引き続き、乳がん、子宮頸がん、大腸がん検診の無料クーポン券の配布 を行い、がん検診の受診率の向上に努めてまいります。 妊婦健康診査につきましては、妊娠・出産に伴う経済的な負担の軽減を図るため、従 来から実施している公費負担をさらに拡充し、安全・安心な妊娠と出産を支援してまい ります。 生後4ヵ月までの乳児がおられる家庭を訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問(乳児家 庭全戸訪問事業)」を継続して実施し、子育てに役立つ情報の提供や、相談支援などを 行い、虐待防止や子育て支援を推進してまいります。 子育て支援事業につきましては、「島本町次世代育成支援対策行動計画」に基づき、 すべての子どもが主体的な存在として尊重され、いきいきと育成される社会の形成を基 本理念とし、仕事と家庭の両立支援等、諸施策の充実に努めてまいります。 昨年度、町立保育所におきまして、保育所を卒園し就学を迎える年長児を対象に、年 齢にあった活動を行うことによって自尊感情や社会性を養い、情緒不安や課題のある行 動が軽減される支援プログラムを導入いたしました。本年度につきましては、本プログ ラムを民間保育所においても導入してまいります。 第四保育所につきましては、安全・安心な保育の提供のため、また、災害時の避難所 として指定しておりますことから、本年度耐震診断を実施いたします。第二保育所の民 営化につきましては、行財政改革の基本的な考え方及び「就学前の子どもの教育と保育 環境の整備についての基本方針」に基づき、保護者のご理解を得ながら、着実に推進し てまいります。 介護保険事業につきましては、本年度からスタートいたします「第5期島本町保健福 祉計画及び介護保険事業計画」に基づき事業を推進してまいります。 なお、65 歳以上の方(第1号被保険者) の保険料につきましては、介護給付費の増 大に伴い引き上げる必要がございますが、介護給付費準備基金の取り崩し等により、引 き上げ幅を極力抑制し、保険料の負担軽減に努めてまいります。また、低所得者への配 慮として、保険料の所得段階を現在の9段階から 10 段階に変更いたします。 ひとり暮らし高齢者への支援といたしまして、実態調査を引き続き実施するとともに、 民生委員児童委員協議会等と連携して、対象者の急病時などの円滑な緊急搬送や連絡に 活用する「救急医療情報キット」を配布し、ひとり暮らし高齢者の皆様の安心・安全の 向上に努めてまいります。 - 229 - 介護予防事業につきましては、「いきいき百歳体操」及び「かみかみ百歳体操」を核 として、地域における自主活動が町内 30 ヵ所で活発に行われております。本年度もこれ らの活動に対し、積極的に支援を続けてまいります。特に本年度は、介護予防が必要と される二次予防対象者の皆様に参加していただけるよう取り組むとともに、毎年開催し ております「いきいき百歳体操交流大会」につきましても、継続して実施してまいりま す。 国民健康保険事業の運営につきましては、急速な高齢化の進展に伴う医療費の増大に 加え、近年の経済不況による失業者の増加など、一段と厳しい状況となっております。 このような状況を踏まえ、保険料の基礎賦課限度額等を引き上げるなど、適正賦課に努 めてまいります。また保険料徴収業務につきましても、徴収率の向上を図るなど、健全 な事業運営に努めてまいります。 本年度は、特定健康診査等の目標を定めた「島本町国民健康保険特定健康診査等実施 計画」の見直しを行い、引き続き事業の推進に努めてまいります。また、近年増加傾向 にある前立腺がんの早期発見を目的とした前立腺がん検査を、特定健康診査時に実施い たします。またジェネリック医薬品につきましても、関係機関と調整しながらさらなる 普及の促進に努め、医療費の抑制に努めてまいります。 希望する住民の方を対象に、第三者取得の事実の通知を行う住民票の写し等の「本人 通知制度」につきましては、第三者による不正請求の防止及び不正取得による人権侵害 の防止を目的として、本年度から導入すべく、事務を進めてまいります。 次に、「生涯学習の振興と、次代を担う子どもたちのふるさと教育の充実したまちづ くり」についてでございます。 「第四次島本町総合計画基本構想」では、「21 世紀の社会を担う子どもたちには、社 会的な動向に十分対応できる力を養い、人権感覚や国際感覚、他人を思いやる心など豊 かな人間性を育むことが求められています。」と位置付けています。これらのことを基 本に、本年度も生涯学習の振興と学校・幼稚園教育の推進に努めてまいります。 学校・幼稚園施設の整備につきましては、安全で快適な教育環境を目指し、平成 21 年 度から進めてまいりました小・中学校の耐震診断が完了いたしました。このため、本年 度から設計業務に着手し、平成 27 年度末までにすべての小・中学校の耐震化を目指すと ともに、幼稚園の耐震化につきましても計画的に進めてまいります。 また、耐震化にあわせて、外壁や屋上防水などの関連整備につきましても計画的に進 めるとともに、課題となっておりました第二中学校のグラウンドにつきましても、整備 に向けて事務を進めてまいります。 さらに、第一幼稚園の防犯対策として、JR島本駅東側から園庭への不審者侵入を防 止するため、防犯カメラを設置いたします。 学校の「暑さ対策」につきましては、昨年、中学校の普通教室と小学校の特別教室に - 230 - 空調機を設置し、小学校の普通教室には、各教室に2台の扇風機を設置いたしました。 なお、小学校の普通教室への空調機設置につきましては、耐震補強工事の進捗にあわせ た整備を検討しておりましたが、小学校の耐震化を検討するうえで給食室の移転が必要 となるなど、当初の計画から遅れることとなりました。このため、空調機の設置を先行 することとし、本年度に実施設計を行い、来年の夏休み期間中には空調機の設置が完了 できますよう、事務を進めてまいります。 なお、空調機の運用につきましては、児童の健康への影響を十分配慮し、扇風機と併 用した暑さ対策に努めてまいります。 中学校給食につきましては、心身ともに旺盛な発達段階にある青年前期にある中学生 の学力や体力の根幹となる「食」の充実を図ることなどを目的に、大阪府の「中学校給 食導入促進事業費補助金」を活用して、平成 27 年度末までに整備できるよう事務を進め てまいります。 幼稚園の「預かり保育」事業につきましては、保護者からのニーズが高く、好評をい ただいておりますことから、引き続き実施してまいりますとともに、就労支援型幼稚園 事業につきましても、引き続き事務を進めてまいります。 「確かな学力と豊かな人間性、そして健やかな体」の育成につきましては、本年度か ら中学校でも完全実施となる新学習指導要領の趣旨を踏まえ、取り組んでまいります。 また「島本町小・中一貫教育基本方針」に基づき、義務教育9年間で一貫性・連続性の ある指導を行い、「知識を活用する能力」を高める基礎となる思考力、判断力、表現力 を育む教育の推進を図るとともに、個に応じた指導の充実に努めてまいります。各小・ 中学校におきましては、引き続き少人数指導や習熟度別指導を進めてまいります。 また、島本町学習状況調査、体力・運動能力調査を実施し、その結果分析を通して、 子どもたち一人ひとりが有する能力を伸ばし、「未来をたくましく生きる力」の育成に 努めてまいります。 教育コミュニティーづくりにつきましては、大阪府の事業を引き継ぎ、昨年度、「家 庭、地域及び学校をつなぐ教育コミュニティーづくり」を推進するため、島本町学校支 援『ゆめ本部』運営委員会が設立されました。本年度も本委員会を核として、地域人材 による授業支援や放課後学習、体験学習や図書館教育など、地域社会の中で子どもを育 てる、島本町独自の教育コミュニティーづくりに引き続き取り組んでまいります。 英語教育につきましては、平成 18 年度から2年間、英語特区の認可を受けて、幼稚園 での英語活動や小学校での英語科の設置など、積極的に取り組んでまいりました。これ までの英語教育特区で培った研究成果と実績をもとに、幼稚園、小学校、中学校に派遣 する英語指導助手を活用しながら、コミュニケーション力の育成のため、「使える英語 活動」を幼稚園・小学校・中学校で推進し、国際社会に生きる子どもの育成を目指した 英語力の向上に引き続き取り組んでまいります。特に、中学生に対しましては、実用英 - 231 - 語技能検定の受験を奨励し、受験者に対する検定料の一部助成制度を創設いたします。 さらに、「豊かな人間性」を持った子どもの育成を目指し、道徳教育や人権教育の充 実に努めるとともに、小学校・中学校をつないだキャリア教育や、地域との協働による 職場体験学習などにより、子どもたちが主体的に将来の夢や進路を考え、より良い勤労 観や職業観を身に付けられるよう、引き続き積極的に取り組んでまいります。 教育センターでは、子どもたちや保護者の様々な教育相談に対応するため、スクール カウンセラー及び特別支援教育相談員を継続して配置し、いじめ・不登校・教育問題な どにかかる相談や、児童・生徒の発達について、専門性の高い相談に努めてまいります。 また、発達検査キットを最新機種に更新し、よりきめ細かな分析を行い、適切な対応に 努めるとともに、関係機関との連携強化を図ってまいります。 さらに、昨年度増員したスクールソーシャルワーカーの小学校での活用の充実を図り、 福祉的な観点から子どもの問題や家庭の問題などを見極め、様々なケースに応じて教員 や保護者と連携しながら、総合的な問題の解決を図ってまいります。 また、中学校における生徒指導や不登校生徒への対応などを充実させるため、町単独 で、これまで各校に1名配置していた支援講師を2名に拡充し、学校運営の充実に努め てまいります。 多様化・高度化する住民ニーズに対応し、生涯にわたって学習し、スポーツに親しむ 環境の整備を進め、住民が自ら学び、活動し、地域でその知識や経験を活かせる社会の 構築を目指します。 また、「歴史・文化が香るまち」を目指し、歴史文化資料館の活用や文化財の保護、 文化・芸術活動の振興など、郷土の歴史と文化を活かしたまちづくりを進めます。 特に本年度から、新たな「第3次島本町青少年健全育成計画」に基づき、青少年の社 会参加・参画、安全・安心の視点に立った育成、地域全体の連携による支援を目指し、 具体的施策に取り組んでまいります。 町立キャンプ場につきましては、施設・設備の老朽化が進んでいるため、安全で快適 に利用していただけるよう、台所の柱や屋根などの補修を実施するとともに、昨年度に 引き続き計画的に老朽テントの更新を行い、一層の利用促進に努めてまいります。 遺跡範囲確認調査事業につきましては、広瀬遺跡において、「水無瀬離宮跡」と見ら れる遺構が発見され、瓦や金属器、土師器が出土しております。本年度につきましては、 水無瀬神宮を取り囲む堀の発掘調査を予定しております。これまでの調査結果とあわせ て水無瀬離宮の全容解明に向けて、さらなる研究・分析を進めてまいります。 町指定文化財「水無瀬駒関連資料」の有効活用と「中将棋」の普及のため、昨年度に 引き続き「地域活性化事業実行委員会」と連携を図り、町指定文化財を活用した諸事業 を展開してまいります。 史跡桜井駅跡につきましては、住民の皆様の憩いの場として広く親しまれています。 - 232 - 本年度は、(仮称)島本町桜井駅跡史跡公園設置要綱を制定し、住民の皆様が史跡に親 しみながら、駅前の立地環境を活かした活用が図れるよう一定のルールを設け、保存と 活用の両面で寄与できるような取り組みを進めてまいります。また、計画的な樹木管理 や電気設備の設置など、史跡公園としての環境整備に努めてまいります。 生涯学習活動の支援につきましては、より良い地域社会の形成に向けて、住民の皆様 による主体的な活動の推進を図るため、本年度も引き続き各種の教室・講座・講演会な どを開催してまいります。 ボランティア活動につきましては、現在、島本町社会福祉協議会におきまして、ボラ ンティアセンターが運営されております。多様な住民ニーズに応えられるよう、現状の 活動を踏まえつつ新たな運営形態につきまして、島本町社会福祉協議会と協働し、検討 してまいります。 生涯スポーツにつきましては、安全で快適に利用していただくため、体育館をはじめ テニスコートや町立プールなど、各スポーツ施設の計画的な補修及び整備を進め、住民 の皆様の健康増進に努めてまいります。 平成 24 年度一般会計予算をはじめ各特別会計予算のご審議を仰ぐにあたり、町政運営 の方針と施策の大綱を申し述べました。 これまで述べてまいりました各種の施策を着実に推進していくためには、住民の皆様 と、議会及び行政が一体となった取り組みが不可欠であります。昨年、国の地域主権改 革により、「義務付け・枠付けの見直しと条例制定権の拡大」や「基礎自治体への権限 移譲」を盛り込んだ関係法令が成立いたしました。基礎自治体の自主性の強化や自由度 の拡大への流れの中で、役割に応じた責任の分担や実施体制が求められており、住民の 皆様との協働や、近隣自治体との広域的な連携などが不可欠であると考えております。 昨年、「第四次島本町総合計画」が本格的にスタートし、また「島本町まちづくり基 本条例」を施行いたしました。この計画と条例を、まちづくりの基本的な二つの柱とし て、住民・議会・行政が一体となってまちづくりを進め、すべての住民の皆様が将来に 夢や希望、生きがいを持つことができ、住み続けたいと思える「ふるさと島本」の実現 を目指してまいります。 今後とも、住民の皆様の負託に応えるべく、小さな自治体の良さを活かし、住民福祉 の維持・向上並びに本町のさらなる発展を目指し、役場から「元気」を、「明るさ」を、 そして「優しさ」をお伝えできますよう、全力を傾注してまいります。議員の皆様はも とより、住民の皆様のさらなるご指導とご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げ、施政 方針とさせていただきます。 岡田議長 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 総合政策部長(登壇) それでは、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及 び費用弁償に関する条例の一部改正についてから、第 41 号議案 - 233 - 平成 24 年度島本町 大字大沢財産区特別会計予算までの平成 24 年度一般会計予算及び各特別会計予算並 びに各予算と関連いたします条例の一部改正につきまして、一括して、ご説明を申し 上げます。 まず、議案書の1ページでございます。第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のもの の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。 (第 23 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、消費者相談員を非常勤特別職として規定するため、所 要の改正を行うものでございます。 続きまして、2ページでございます。第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条 例等の一部改正について。 (第 24 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、人事院勧告の改正内容等に準じて改正するものでござ います。 続きまして、3ページでございます。第 25 号議案 島本町税条例等の一部改正につ いて。 (第 25 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、「地方税法」等の一部改正に伴い、所要の改正を行う ものでございます。 続きまして、4ページでございます。第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正に ついて。 (第 26 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、大阪府産業保安行政事務にかかる事務処理の特例に関 する条例の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、5ページでございます。第 27 号議案 島本町ふれあいセンター条例の 一部改正について。 (第 27 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、利用者の利便性の向上を図るため、付帯設備料金等を 改めるものでございます。 続きまして、6ページでございます。 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一 部改正について。 (第 28 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、「外国人登録法」の廃止、「住民基本台帳法」及び「国 民健康保険法施行令」の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、7ページでございます。第 29 号議案 について。 - 234 - 島本町介護保険条例の一部改正 (第 29 号議案 朗読) 提案理由といたしましては、第1号被保険者の介護保険料率等の改定を行うもので ございます。 次に、予算についてでございますが、平成 24 年度予算書の1ページでございます。 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算。 (第 30 号議案 朗読) 続きまして、221 ページでございます。第 31 号議案 平成 24 年度島本町土地取得 事業特別会計予算。 (第 31 号議案 朗読) 続きまして、229 ページでございます。第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康 保険事業特別会計予算。 (第 32 号議案 朗読) 続きまして、261 ページでございます。第 33 号議案 平成 24 年度島本町後期高齢 者医療特別会計予算。 (第 33 号議案 朗読) 続きまして、275 ページでございます。第 34 議案 平成 24 年度島本町介護保険事 業特別会計予算。 (第 34 号議案 朗読) 続きまして、303 ページでございます。第 35 議案 平成 24 年度島本町大沢地区特 設水道施設事業特別会計予算。 (第 35 号議案 朗読) 続きまして、311 ページでございます。第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水 道事業特別会計予算。 (第 36 号議案 朗読) 続きまして、337 ページでございます。第 37 号議案 平成 24 年度島本町大字山崎 財産区特別会計予算。 (第 37 号議案 朗読) 続きまして、345 ページでございます。第 38 号議案 平成 24 年度島本町大字広瀬 財産区特別会計予算。 (第 38 号議案 朗読) 続きまして、353 ページでございます。第 39 議案 平成 24 年度島本町大字桜井財 産区特別会計予算。 (第 39 号議案 朗読) 続きまして、361 ページでございます。第 40 号議案 寺財産区特別会計予算。 - 235 - 平成 24 年度島本町大字東大 (第 40 号議案 朗読) 続きまして、369 ページでございます。第 41 号議案 平成 24 年度島本町大字大沢 財産区特別会計予算。 (第 41 号議案 朗読) ただいま朗読をいたしました第 23 号議案から第 41 号議案までの内容につきまして は、議案書に添付させていただいておりますとおりでございます。よろしくお願い申 し上げます。 なお、各会計の平成 24 年度の予算案資料もあわせて提出させていただいておりま す。ご参照いただければと存じます。 よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例 の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費 用弁償に関する条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 消費生活に関する消費者相談及び苦情を受け付け、処理することにより、住民の消費 生活の安定向上を図るとともに、消費者の意向を行政及び事業者等に反映させることを 目的として昭和 50 年に制度化いたし、設置されました消費者相談員につきましては、 これまで、その活動に対しまして、謝礼として日額 7,500 円を報償費の費目で支出して まいりました。 しかしながら、業務内容等を勘案すれば、「地方公務員法」第3条第3項第3号に規 定する非常勤特別職として位置づけ、消費者相談という労働に対する対価として報酬を 支給することが望ましいと判断し、所要の改正を行うものでございます。 なお、報酬の額につきましては、これまで報償費として支出してまいりましたときと 同様の日額 7,500 円と規定いたしております。 以上、簡単ではございますが、「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に 関する条例の一部改正について」の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議い ただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部 改正について、ご説明申し上げます。 - 236 - 「一般職の職員の給与に関する条例等」の一部改正につきましては、第1条から第5 条までの5条だてとしており、まず第1条が「一般職の職員の給与に関する条例」の一 部改正でございます。 第2条及び第3条につきましては、平成 18 年第5回定例会においてご可決を賜りま した「一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」の附則を改正するもの でございます。 第4条につきましては、「職員の勤務時間、休暇等に関する条例」の一部改正、第5 条につきましては、「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」の一部 改正でございます。 施行日につきましては、第1条、第2条、第4条及び第5条が平成 24 年4月1日で あり、第3条についてのみ平成 28 年4月1日でございます。 第1条の改正内容につきましては、「一般職の職員の給与に関する条例」における条 文中の名称のうち「超過勤務」を「時間外勤務」に改めるものでございます。 第2条及び第3条の改正内容につきましては、本町の給料表は、国の給与構造改革に 準じた改正を行い、平成 19 年4月1日から、これまでの1号給を4分割にする新たな 給料表を導入いたしております。 導入の際、平成 19 年4月1日の給料表切替後の給料月額が切替日前日に受けていた 給料月額に達しないときは、切替日前後の給料月額の差額についても支給する、いわゆ る経過措置(現給保障)を行うことといたしましたが、この経過措置額(現給保障額) につきまして、平成 27 年度末までの4年間の経過措置を設けたうえで、平成 27 年度末 をもって廃止するものでございます。 経過措置額(現給保障額)につきましては、平成 23 年 12 月支給分からは 0.9%を減 じて支給しておりますが、平成 24 年度につきましては、現行の支給額(0.9%を減じた 額)と給料月額との差額の2分の1を減じた額(減じる額は、上限を1万円とする)を 支給するものでございます。平成 25 年度、26 年度及び 27 年度につきましても、それぞ れ前年度における支給額と給料月額との差額の2分の1を減じた額(減じる額は、上限 を1万円とする)を支給するものでございます。 第4条につきましては、第1条におきまして、「一般職の職員の給与に関する条例」 における条文中の名称のうち、「超過勤務」を「時間外勤務」に改めることを受けまし て、「職員の勤務時間、休暇等に関する条例」における条文中の「超過勤務」を「時間 外勤務」に改めるものでございます。 第5条につきましては、「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例」 についても同様に、その条文中の名称のうち「超過勤務」を「時間外勤務」に改めるも のでございます。 以上、簡単ではございますが、「一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につ - 237 - いて」の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますよ うお願い申し上げます。 島本町税条例等の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 25 号議案 島本町税条例等の一部改正について、ご説 明申し上げます。 今回の改正内容につきまして、順次ご説明申し上げます。 第 88 条 たばこ税の税率でございます。 法人税率の引下げにより、都道府県及び市町村の法人住民税が減収となる一方で、課 税ベースの拡大により都道府県の法人事業税が増収となるため、都道府県と市町村の増 減収を調整するために道府県たばこ税の一部を市町村たばこ税に移譲されることに伴 い改正するもので、施行日は平成 25 年4月1日でございます。 具体的には、旧3級品以外のたばこの税率を 1,000 本につき、4,618 円から 5,262 円 に引き上げるものでございます。 なお、これに伴い府たばこ税の税率は 1,000 本につき、1,504 円から 860 円に引き下 げられるものでございます。 次に、附則第 14 条でございます。 町民税の分離課税にかかる所得割の額の特例等について、退職所得にかかる個人住民 税の 10%税額控除を廃止するものでございます。施行日は平成 25 年1月1日で、施行 日以後に支払われる退職所得について適用されるものでございます。 次に、附則第 25 条 たばこ税の税率でございます。 第 88 条と同様に、道府県たばこ税の一部を市町村たばこ税に移譲されることに伴い 改正するものでございます。 具体的には、旧3級品のたばこの税率を 1,000 本につき、2,190 円から 2,495 円に引 き上げるものでございます。 なお、これに伴い府たばこ税の税率は 1,000 本につき、716 円から 411 円に引き下げ られるものでございます。 次に、附則第 36 条 東日本大震災にかかる雑損控除額等の特例について、でござい ます。 平成 24 年以後において、東日本大震災に関連したやむを得ない支出をした場合にも、 生じた損失の金額を雑損控除として申告できるよう規定を整備するものでございます。 なお、現在本町におきまして、この規定に該当する方はおられません。 次に、附則第 39 条でございます。 東日本大震災復興基本法に基づき平成 23 年度から平成 27 年度において実施する施策 - 238 - のうち、全国的に、かつ緊急に地方公共団体が実施する防災のための施策に要する費用 の財源を確保するため、臨時の措置として平成 26 年度から平成 35 年度までの各年度分 の個人住民税の均等割の標準税率を 500 円加算するものでございます。 次に、改正附則第1条第2号 非課税口座内上場株式等の譲渡にかかる町民税の特例 について、でございます。 平成 26 年から実施される株式等の本則税率化にあわせて導入されるもので、非課税 の適用を受けるために、一定の手続きにより、金融商品取引業者等の営業所に設定され た非課税口座内における少額上場株式等の配当や譲渡について所得税が非課税となる ことに伴い、住民税についても非課税とするもので、平成 22 年第4回定例会において ご可決いただきました内容を2年延長するもので、施行日は平成 27 年1月1日でござ います。 次に、改正附則第2条第5項でございます。 これは、改正附則第1条の改正に伴う規定の整備でございます。 以上、簡単ではございますが、島本町税条例等の一部改正についての説明を終わらせ ていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 島本町手数料条例の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正について、ご 説明申し上げます。 今回の改正内容につきまして、順次ご説明申し上げます。 「大阪府産業保安行政事務にかかる事務処理の特例に関する条例」の一部改正に基づ き、本町に移譲される事務にかかる手数料につきまして、島本町手数料条例に追加する ものでございます。 今回、移譲される事務は、「火薬類取締法」「高圧ガス保安法」「液化石油ガスの保 安の確保及び取引の適正化に関する法律」に関する事務でございます。 改正の内容につきましては、本条例第5条の規定の次に、第6条に「火薬類取締法」、 第7条に「高圧ガス保安法」、第8条に「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化 に関する法律」に基づく事務を定めるものでございます。 また、追加する事務の手数料の種類及び金額につきましては、別表第5(第6条関係) に「火薬類取締法」に関する手数料を、別表第6(第7条関係)に「高圧ガス保安法」 に関する手数料を、別表第7(第8条関係)に「液化石油ガスの保安の確保及び取引の 適正化に関する法律」に関する手数料として、追加するものでございます。 なお、今回の追加する手数料の種類及び金額は全国的に統一して定めることが特に必 要と認められるものとして、「地方公共団体の手数料の標準に関する政令(平成 12 年 - 239 - 政令第 16 号)」に標準手数料が示され、これに基づき条例で定めることとされており、 同額で定めるものでございます。 以上、簡単ではございますが、「島本町手数料条例」の一部改正についての説明を終 わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げ ます。 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 27 号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正に ついて、ご説明申し上げます。 ふれあいセンターケリヤホールで利用いただいている舞台設備、音響設備及び照明設 備などの付帯設備につきましては、それぞれ一定の数量を一式として使用料を設定し、 お使いいただいており、また、その使用に専門的な技術を要するスポットライトなど一 部の物品につきましては貸出対象としておりませんでした。 昨年から住民ホールの使用を停止しておりますが、それ以降、ケリヤホールの使用が 増加する状況にあり、昨年 12 月に利用者から貸出対象としていないスポットライトの 貸出要望を受け、お使いいただいた経緯がございます。今後におきましては、利用者の 皆様方により利用していただきやすいよう、貸出対象の物品を追加するとともに、これ まで一式として使用料を設定してお使いいただいていたものをそれぞれの品目ごとに 使用料を設定しご利用いただくべく改正をお願いするものでございます。 それでは、改正の内容につきまして、新旧対照表に基づきご説明申し上げます。 別表第2のケリヤホール付帯設備使用料表につきまして、これまで一式として貸出し ていたものを、物品ごとに使用料を設定するものでございます。 なお、今回、貸出対象とした物品につきましては、音響設備の中のインカムマイク及 びスピーカー、照明設備の中のスポットライトの1KW のもの及び0.5KW のものの4 品目となっております。このうちインカムマイクを除く3品目につきましては、その使 用に専門的な技術を必要とするため、別表の備考に専門技術員が操作する場合に限る 旨、貸出の条件を付けさせていただいております。 また、従来からケリヤホールで利用していただくマイクにつきましては、ふれあいセ ンター管理運営に関する運用基準により2本まで使用料を免除しておりますが、より適 切に運用することができるよう、備考に規定させていただくものでございます。 その他、別表第1及び第2の次に括弧書きで記載している条名の変更につきまして は、当該別表と本則の関係する条名と齟齬をきたしているため、改めるものでございま す。 以上、簡単ではございますが、島本町ふれあいセンター条例の一部改正についての説 - 240 - 明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申 し上げます。 島本町国民健康保険条例の一部改正について(案)説明 それでは、引き続きまして第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正につい て、ご説明申し上げます。 今回の改正内容につきまして、順次ご説明申し上げます 1点目といたしまして、「外国人登録法」の廃止、「住民基本台帳法」改正に伴う改 正(第4条関係)、2点目は、平成 23 年4月1日に施行された「国民健康保険法施行 令」の一部改正に伴う所要の改正(第 15 条の5関係、第 15 条の5の 10 関係、第 15 条 の 10 関係)でございます。 第4条でございます。 平成 21 年7月 15 日に公布された「住民基本台帳法の一部を改正する法律」により、 外国人住民につきましても、日本人と同様に「住民基本台帳法」の適用対象に加え、外 国人住民の利便の増進及び市町村等の行政の合理化が図られることとなりました。この 改正に伴い、従来の外国人登録制度が廃止されることとなり、関連する当該条文の改正 を行うものでございます。 次に、第 15 条の5、第 15 条の5の 10 及び第 15 条の 10 でございます。 基礎賦課額の賦課限度額を 50 万円から51万円、後期高齢者支援金等賦課額の賦課 限度額を 13 万円から 14 万円、介護納付金の賦課限度額を 10 万円から 12 万円に引き上 げるものでございます。 次に附則でございます。 施行期日につきましては、平成 24 年4月1日から施行するものですが、第4条を削 り、第4条の2を第4条とする規定は、平成 24 年7月9日から施行するものでござい ます。 以上、簡単ではございますが、「島本町国民健康保険条例」の一部改正について、説 明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申 し上げます。 島本町介護保険条例の一部を改正する条例(案)について それでは、引き続きまして第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正について、 ご説明申し上げます。 今回の改正内容につきましては、「介護保険法」第 129 条に規定されております 65 - 241 - 歳以上の第1号被保険者の介護保険料率の改定を行うとともに、これにあわせて条例中 の関係法令にかかる表記を改めるものでございます。 保険料率は、平成 23 年度中に策定する必要があります「第5期介護保険事業計画」 の介護給付費等対象サービスの見込み量等を基礎に、概ね3年を通じて均衡を保つこと ができるものとして算定するものとされております。また介護保険財政につきまして も、平成 24 年度から平成 26 年度までの3ヵ年の中期財政運営計画に基づき、健全な財 政運営を行う必要があります。このようなことから、今回、第 1 号被保険者の介護保険 料率の改定をおこなうものでございます。 介護保険料率の改定にあたりましては、介護給付費準備基金の取崩しや大阪府におけ る介護保険財政安定化基金の取崩し、また、これまでの介護保険給付費等の実績などを 勘案し、平成 24 年度から平成 26 年度の3ヵ年の介護保険サービス量を見込み、算定し たものでございます。 また、国におきましては、介護報酬の改定や、地域区分の見直しが行われるとともに、 平成 20 年の「介護保険法」改正時に細分化されました第4段階(本人が住民税非課税 であるが、同一世帯に課税者がいる)に加え、第3段階(本人を含め世帯員全員が住民 税非課税であり、本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計額が 80 万円超)を二つ に細分化できることとなりました。このことから、現状よりもさらに低所得者への配慮 を行うべく細分化を実施するとともに、国の変更点や本町の介護保険サービス目標量等 を総合的に勘案し、条例第4条第4号で第1号被保険者の保険料基準額(介護保険法施 行令第 39 条第1項第4号に掲げる者)を年額で5万 4,000 円(現行4万 7,520 円)と し、現行に比べ 6,480 円の増額、率にして 13.6%増とするものでございます。 この基準額をもとに、第4条第1号で生活保護受給者及び住民税非課税世帯かつ老齢 福祉年金受給の方を基準額の 40%相当額の2万 1,600 円(現行1万 9,000 円)とし、第 4条第2号で住民税非課税世帯で本人の合計所得金額と課税年金収入額の合計が 80 万 円以下の方を基準額の 50%相当額の2万 7,000 円(現行2万 3,760 円)、第4条第3号 で世帯全員が住民税非課税で第2段階に該当しない方を基準額の 70%相当額の3万 7,800 円(現行3万 3,260 円)とするものでございます。 また、本人が市町村民税課税の場合、第4条第5号で合計所得金額が 125 万円未満の 方を基準額の 115%相当額の6万 2,100 円(現行5万 4,640 円)、第4条第6号で合計 所得金額が 190 万円未満の方を基準額の 125%相当額の6万 7,500 円(現行5万 9,400 円)、第4条第7号で合計所得金額が 450 万円未満の方を基準額の 150%相当額の8万 1,000 円(現行7万 1,280 円)とし、第4条第8号で合計所得金額が 450 万円以上の方 を基準額の 180%相当額の9万 7,200 円(現行8万 5,530 円)とするものでございます。 なお、附則第3項におきまして、平成 24 年度から平成 26 年度までにおける保険料率 の特例といたしまして、第4条第3号のうち市町村民税非課税世帯で本人の合計所得金 - 242 - 額と課税年金収入額の合計が 80 万円を超え 120 万円以下の方について基準額の 65%相 当額3万 5,100 円として、その他の第4条第3号に該当される方よりも保険料を5%相 当額 2,700 円軽減するとともに、附則第4項におきまして、平成 21 年度から平成 23 年 度までに引き続き平成 24 年度から平成 26 年度までにおける保険料率の特例といたしま して、第4条第4号のうち市町村民税課税世帯で本人の合計所得金額と課税年金収入額 の合計が 80 万円以下の方について基準額の 90%相当額4万 8,600 円(現行4万 2,760 円)として、その他の第4条4号に該当される方よりも保険料を 10%相当額(5,400 円) 軽減するものでございます。 また、第4条におきまして、「介護保険法」に関する読み替え規定を表記することに より、以降の第5条及び第 13 条における表記を「法」と読み替えるとともに、第4条 第5号におきまして、合計所得金額及び要保護者に関する読み替え規定を表記するもの でございます。 以上、簡単ではございますが、島本町介護保険条例の一部改正についての説明を終わ らせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げま す。 平成 24 年度島本町一般会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算について、 ご説明申し上げます。 平成 24 年度の地方財政につきましては、国における対応として、通常収支分と東日 本大震災分を区分して整理することとし、通常収支分を社会保障関係費の自然増や地域 経済の基盤強化などに対応する財源を含め、地方の安定的な財政運営に必要となる地方 の一般財源総額を前年度と実質的に同水準となるよう確保するものとされたところで す。 本町の平成 24 年度当初予算は、平成 22 年度税制改正における見直しにより町税収入 の一部が増額となるものの、扶助費や新規施策への対応など、歳出総額についても増額 となることから、前年度に引き続き財源不足額を基金繰入金で補うことが必要となって います。 このような厳しい財政状況ではありますが、住民生活の安全・安心の確保を最優先と し、事務事業の見直しを加えながら、「第四次総合計画」におけるまちづくりの六つの 基本方針である『人間尊重』『自然環境の保全と都市環境の整備』『自律・創造・協働』 『まちの基盤整備』『保健・医療・福祉』『教育・生涯学習』の各分野にわたって予算 編成をいたしました。これらの諸施策を着実に推進するため、議会の皆様方にご審議賜 りたく、ご提案させていただくものでございます。 - 243 - 平成 24 年度当初予算は、第1条に定めておりますとおり、歳入歳出総額 113 億 8,500 万円を計上しています。 予算規模としては、前年度当初予算に比べ 20 億 8,800 万円、率にして 22.5%の増と なっています。これは、平成 14 年度に借り入れた地域総合整備事業債について借換え の時期であり、借換えに伴う歳入歳出予算額(19 億 9,750 万円)が加わっていることが、 主な要因となっています。 第2条の「債務負担行為」は、「第2表 債務負担行為」でお示ししています。 公共施設機械警備及び学校施設AEDオンライン管理業務委託については、各小学 校、各中学校、町立幼稚園、教育センター、町立体育館、町立保育所、人権文化センタ ー、歴史文化資料館の機械警備を長期継続契約するとともに、各小学校、各中学校の屋 外に新たにAEDを設置し、機械警備システムのオンラインを利用した管理を新たに実 施するものです。 町長・町議会議員選挙ポスター掲示場作製等業務委託については、平成 25 年4月執 行予定の町長・町議会議員選挙にあたり、ポスター掲示場作製等業務を委託するもので す。 福祉ふれあいバス賃貸借は、福祉ふれあいバスのリース契約期間が複数年度となるた めに、債務負担行為を設定するものです。 幼稚園バス賃貸借は、車両購入後 11 年を経過した幼稚園バスを廃車し、新たなバス 確保について負担を平準化するためリース契約とするものです。 第3条の「地方債」は、「第3表 地方債」でお示ししています。 土木債では、前年度に引き続き、町道尺代5号線整備にかかる財源として、公共事業 等債 4,500 万円を計上しています。 消防債では、はしご付消防自動車及び消防ポンプ自動車の更新の財源として、消防施 設整備事業債1億 9,300 万円を計上しています。 教育債では、前年度に引き続き、第四小学校トイレ改修事業の財源として学校教育施 設等整備事業債 1,780 万円を計上しています。 臨時財政対策債は、5億 5,400 万円を計上しています。 退職手当債では、町職員の大量退職に対応するため、1億 5,000 万円を計上していま す。 第4条の「一時借入金」の借入最高額は、前年度と同額の5億円を設定しています。 歳 入 [1]町税は、総額 45 億 1,937 万7千円を計上しています。前年度に比べ 9,991 万 2千円の増額、率にして 2.3%の増となっています。 ①町民税個人分は、17 億 3,979 万2千円を計上しています。前年度に比べ1億 3,189 - 244 - 万2千円の増額となっています。これは、依然として厳しい経済情勢が続く中、平成 24 年度分町・府民税にかかる年少扶養控除及び特定扶養控除の上乗せ部分の廃止に伴 い、増となるものです。 ②町民税法人分は、5億 7,207 万6千円を計上しています。前年度に比べ 2,918 万 8千円の増額となっています。これは、町内の企業の業績が若干回復傾向にあること や過去の申告状況等を勘案した結果、増となるものです。 ③固定資産税は、17 億 1,480 万1千円を計上しています。前年度に比べ 7,447 万2 千円の減額となっています。土地については、地価の下落を反映し減となるものです。 また家屋についても、3年に1度の評価替えにより既存家屋の評価額の減が生じるも のです。償却資産については、減価償却及び新規の設備投資の抑制を勘案し、減とな るものです。 ④国有資産等所在市町村交付金は、2,675 万8千円を計上しています。 ⑤軽自動車税は、前年度並みの 2,091 万2千円を計上しています。 ⑥町たばこ税は、1億 367 万8千円を計上しています。前年度に比べ 2,870 万9千 円の増額となっています。これは平成 23 年度決算見込みを勘案し増となるものです。 ⑦特別土地保有税は、滞納分として前年度と同額の1千円を計上しています。 ⑧都市計画税は、3億 4,135 万9千円を計上しています。前年度に比べ 1,582 万5 千円の減額となっています。 [2]地方譲与税は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 300 万円、率にして 5.2%減の 5,500 万円を計上しています。 [3]利子割交付金は、前年度決算見込額などを勘案し、前年度に比べ 500 万円、率 にして 38.5%増の 1,800 万円を計上しています。 [4]配当割交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 200 万円、率にし て 14.3%減の 1,200 万円を計上しています。 [5]株式等譲渡所得割交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 200 万 円、率にして 40.0%減の 300 万円を計上しています。 [6]地方消費税交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 200 万円、率 にして 0.8%増の2億 3,900 万円を計上しています。 [7]ゴルフ場利用税交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 600 万円、 - 245 - 率にして 12.2%減の 4,300 万円を計上しています。 [8]自動車取得税交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 200 万円、 率にして 8.3%増の 2,600 万円を計上しています。 [9]地方特例交付金は、「地方財政計画」を勘案し、前年度に比べ 2,400 万円、率 にして 50.0%減の 2,400 万円を計上しています。 [10]地方交付税は、前年度に比べ 3,000 万円、率にして 2.6%減の 11 億 3,000 万 円を計上しています。 ①普通交付税は、前年度に比べ 5,000 万円、率にして 5.6%増の9億 5,000 万円を 計上しています。普通交付税については、基準財政収入額と基準財政需要額の差を財 源補てんするために交付されているものです。 平成 24 年度の基準財政収入額は、「地方財政収支の見通し」によると一般財源が 増となることから、前年度を上回る見込みです。また基準財政需要額は、地方債の元 利償還金の算入額が増となることなどから、前年度を上回る見込みです。 ②特別交付税については、平成 23 年度から交付税総額に対する割合を段階的に引 き下げることとされていましたが、災害に対する配慮から平成 25 年度まで現行の6 %で継続されることとなっています。しかしながら、毎年度の配分額については被災 地が優先されることも考慮し、前年度に比べ 8,000 万円、率にして 30.8%減の1億 8,000 万円を計上しています。 [11]交通安全対策特別交付金は、前年度と同額の 400 万円を計上しています。 [12]分担金及び負担金は、主に保育所入所児童数の増に伴い、総額で前年度に比べ 3,480 万2千円増の1億 9,971 万4千円を計上しています。 [13]使用料及び手数料については、前年度に比べ 1,142 万3千円、率にして 6.3% 増の1億 9,138 万5千円を計上しています。主な要因は、町立幼稚園入園児数の増に伴 う幼稚園保育料の増、ごみ処理手数料の段階的な見直しによる増などによるものです。 [14]国庫支出金は、前年度に比べ 4,710 万2千円、率にして 4.5%減の9億 9,911 万7千円を計上しています。 ①国庫負担金については、前年度に比べ 5,413 万8千円、率にして 5.9%減の8億 6,204 万3千円を計上しています。 - 246 - 民生費国庫負担金のうち子ども手当負担金については、事業費の減に伴い、財源に ついても減となる見込みです。 ②国庫補助金は、前年度に比べ 733 万6千円、率にして 5.9%増の1億 3,123 万1 千円を計上しています。 民生費国庫補助金のうち子育て支援交付金 1,608 万8千円については、地域子育て 支援拠点事業や、こんにちは赤ちゃん事業等にかかる財源として計上しています。 土木費国庫補助金のうち、社会資本整備総合交付金 6,129 万6千円については、町 道尺代5号線整備事業、民間建築物耐震補助事業、保育所耐震事業、消防本部庁舎耐 震事業及び町営住宅長寿命化計画の策定にかかる財源として計上しています。 教育費国庫補助金のうち、学校施設環境改善交付金 1,166 万6千円については、第 四小学校トイレ改修事業の財源として計上しています。 ③国庫委託金は、前年度に比べ 30 万円、率にして 4.9%減の 584 万3千円を計上し ています。 [15]府支出金は、前年度に比べ 5,823 万6千円、率にして 10.3%減の5億 789 万 8千円を計上しています。 ①府負担金は、前年度に比べ 2,180 万6千円、率にして 8.9%増の2億 6,644 万1 千円を計上しています。これは民生費府負担金のうち、国民健康保険基盤安定交付金、 障害者自立支援給付費負担金の増などによるものです。 ②府補助金は、前年度に比べ 5,915 万6千円、率にして 23.5%減の1億 9,227 万9 千円を計上しています。 民生費府補助金のうち、地域福祉・子育て支援交付金 2,815 万円については、小地 域ネットワーク活動推進事業、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)配置促進 事業、地域子育て支援事業、保育所トイレ改修、児童虐待防止事業、乳幼児療育支援 事業などの財源として計上しています。 衛生費府補助金のうち、妊婦健康診査公費負担促進事業補助金 381 万7千円は、妊 婦一般健康診査公費負担にかかる財源として計上しています。また、子宮頸がん等ワ クチン接種緊急促進臨時特例交付金 969 万9千円は、子宮頸がん予防ワクチン、Hi b(ヒブ)ワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチン接種公費負担にかかる財源として計 上しています。 商工費府補助金のうち、緊急雇用創出基金事業費補助金については、環境住民会議 支援業務及び保健師等再就職支援事業(救急医療情報キット事業)の財源として計上 しています。 教育費府補助金のうち、教育コミュニティづくり推進事業費補助金については、放 課後子ども教室推進事業費の減に伴い、減となるものです。 - 247 - 権限移譲推進特別交付金については、権限移譲計画に基づく移譲進捗状況に応じて 交付されるものです。 ③府委託金は、前年度に比べ 2,088 万6千円、率にして 29.8%減の 4,917 万8千円 を計上しています。 総務費府委託金では、就業構造基本調査及び住宅・土地統計調査単位区設定の統計 調査の年度にあたり、その財源を新たに計上しています。 [16]財産収入は、前年度に比べ 195 万円、率にして 27.2%減の 522 万8千円を計 上しています。これは、各基金の収益金収入の減によるものです。 [17]寄附金は、前年度に比べ 98 万4千円増の 675 万円を計上しています。これは、 ふるさと島本応援寄附金について、前年度は科目設定として予算計上していましたが、 本年度は過去の実績を勘案した金額を計上したことによるものです。 [18]繰入金は、前年度に比べ 6,814 万円、率にして 19.0%減の2億 9,057 万9千 円を計上しています。 (特別会計繰入金) 水道事業会計繰入金 2,894 万円については、退職手当負担分として繰り入れるもの です。 (基金繰入金) 本年度の基金繰入金は2億 6,163 万9千円で、前年度に比べ 9,290 万3千円の減額 となっています。 本年度の予算につきましては、歳出では、人件費のうち職員給が前年度に比べ 798 万7千円の減額、退職手当についても 5,624 万9千円の減額、委託料についても 4,433 万円の減額となっています。一方、工事請負費は前年度に比べ 3,750 万6千円の増額、 備品購入費では消防車両の更新などにより総額で1億 8,893 万9千円の増額、繰出金 は水道事業会計などへの他会計繰出金が 5,0948千円の増額となっています。 これらのことから、公債費のうち借換えに伴う償還金 19 億 9,750 万円を除く歳出 総額は、前年度に比べ 9,050 万円の増額となっています。 歳入では、自主財源の多くを占める町税が前年度に比べ 9,991 万2千円の増額、臨 時財政対策債が 2,039 万6千円の増額となっています。また、地方交付税については、 前年度に比べ 3,000 万円の減額を見込んでいます。 このような状況から、本年度当初予算での財源不足額は前年度と比べ 9,290 万3千 円の減額となったものの、収支均衡には至らず、町の貯金である積立基金から2億 6,163 万9千円の繰り入れを行うものです。従いまして、今後におきましても行財政 - 248 - 全般にわたる見直しを進め、安定した行財政運営を確保する必要があります。 本年度の基金からの繰入金の内訳については、次のとおりです。 ①公共施設整備積立基金繰入金 5,000 万円については、清掃工場の整備のための財 源として繰り入れるものです。 ②財政調整基金繰入金1億 6,163 万9千円については、その他一般財源の不足分を 補うため繰り入れるものです。 ③減債基金繰入金 5,000 万円については、町営緑地公園住宅にかかる町債償還の一 部として繰り入れるものです。 [19]諸収入は、前年度に比べ 61 万1千円、率にして 0.4%増の1億 5,365 万2千 円を計上しています。 [20]町債については、前年度に比べ 21 億 7,369 万6千円、率にして 277.4%増の 29 億 5,730 万円を計上しています。 なお、本年度は平成 14 年度に借り入れた地域総合整備事業債について、借換え時期 を迎えていることから借換債(19 億 9,750 万円)を計上しており、借換債を除く町債は 前年度に比べ1億 7,619 万6千円、率にして 22.5%増の9億 5,980 万円となります。 歳 出 [1]議会費は、前年度に比べ 2,699 万7千円、率にして 15.2%減の1億 5,039 万 7千円を計上しています。これは、主に地方議会議員年金制度にかかる議員共済負担金 の減によるものです。 [2]総務費は、前年度に比べ1億 3,734 万3千円、率にして 10.0%減の 12 億 3,903 万3千円を計上しています。 (1)総務管理費 ①一般管理費は、前年度に比べ 4,619 万1千円、率にして 6.2%減の7億 226 万円 を計上しています。これは主に、人件費のうち退職手当が前年度に比べ 5,624 万9千 円減額となっていることによるものです。 ②財産管理費は、前年度に比べ 4,147 万円、率にして 37.4%減の 6,934 万8千円を 計上しています。これは、前年度に実施した庁舎省エネルギー改修工事及び同設計業 務の減によるものです。 ③防災計画費は、前年度に比べ 482 万7千円、率にして 29.5%増の 2,117 万4千円 を計上しています。これは、災害時の避難所となっている各小中学校に防災備蓄倉庫 を設置するほか、防災行政無線のデジタル化に向けた基本構想、防災ハザードマップ - 249 - の更新等によるものです。 ④電算処理費は、前年度に比べ 25 万2千円、率にして 0.3%増の 8,877 万3千円を 計上しています。 ⑤財務会計費は、前年度に比べ 14 万3千円、率にして 4.1%減の 333 万8千円を計 上しています。事務事業成果報告書については経費節減を図るため、平成 22 年度決 算分より庁内印刷で対応しています。 ⑥企画費は、前年度並みの 263 万2千円を計上しています。ISO14001の審 査業務にかかる委託については、自主的な運用によりコスト削減を図るため、見直し を予定しています。また離宮の水保存会施設管理補助については、離宮の水の施設改 修を行うため増額して計上しています。 ⑦広報費は、前年度に比べ 227 万8千円、率にして 6.7%減の 3,154 万3千円を計 上しています。本年度は、阪急電鉄株式会社及び阪急電鉄沿線の自治体等と連携した 「観光あるき」を行うための、広域ウォーキングマップを掲載したパンフレットの作 成を予定しています。 ⑧自治推進費は、前年度に比べ 63 万3千円、率にして 7.6%増の 892 万4千円を計 上しています。情報公開・個人情報保護制度解説の改訂などによるものです。 ⑨人権推進費は、前年度に比べ 75 万4千円、率にして 15.5%減の 410 万2千円を 計上しています。これは「男女共同参画計画」の見直し策定終了に伴い、人権啓発施 策審議会委員の報酬が減となるものです。本年度は、『情報公開個人情報保護制度解 説』を改訂するため、個人情報保護運営審議会での審議を予定しています。 ⑩女性施策費は、前年度に比べ 949 万2千円、率にして 88.9%減の 118 万5千円を 計上しています。同じく男女共同参画計画の見直し策定終了に伴い、委託料が減とな るものです。 ⑪人権文化センター費は、前年度に比べ 159 万9千円、率にして 18.7%増の 1,014 万5千円を計上しています。老朽化が著しい公用車の更新を予定しています。 ⑫公平委員会費は、16 万3千円を計上しています。 ⑬財政調整基金等積立金は、前年度に比べ 81 万2千円、率にして 16.0%減の 424 万1千円を計上しています。これは、基金残高の減に伴い利子収入が減となるもので す。 ⑭ふれあいセンター管理費は、前年度に比べ 83 万円、率にして 0.7%増の1億 2,419 万9千円を計上しています。ふれあいセンターの計画的な維持・補修を行うため、修 繕料が増となるものです。 (2)徴税費 ①税務総務費は、前年度に比べ 365 万2千円、率にして 3.7%減の 9,637 万3千円 を計上しています。これは、人件費の減によるものです。 - 250 - ②賦課徴収費は、前年度に比べ 1,110 万5千円、率にして 32.0%減の 2,356 万7千 円を計上しています。前年度から軽自動車税については、コンビニエンスストアでの 収納取扱いを開始しており、本年度から住民税、固定資産税及び都市計画税について も対応できるよう予算計上しています。 ③固定資産評価審査委員会費は、前年度と同額の19万7千円を計上しています。 (3)戸籍住民基本台帳費 戸籍住民基本台帳費は、前年度に比べ 1,460 万5千円、率にして 27.0%減の 3,942 万4千円を計上しています。これは、主に委託料の減によるものです。 (4)選挙費 ①選挙管理委員会費は、69 万1千円を計上しています。 ②選挙常時啓発事業費は、10 万1千円を計上しています。 ③町長及び町議会議員選挙費は、平成 25 年4月執行予定の町長・町議会議員選挙 の実施に向けて 474 万7千円を計上しています。 (5)統計調査費 諸統計費は、前年度に比べ 13 万4千円、率にして 20.2%増の 79 万9千円を計上し ています。 (6)監査委員費 監査委員費は、110 万7千円を計上しています。 [3]民生費は、前年度に比べ 346 万2千円、率にして 0.1%減の 30 億 6,112 万3 千円を計上しています。 (1)社会福祉費 ①社会福祉総務費は、前年度に比べ 913 万3千円、率にして 5.4%減の1億 6,032 万6千円を計上しています。これは、前年度に各種計画策定を実施したため、委託料 が減となることによるものです。 ②障害者福祉費は、前年度に比べ 2,368 万3千円、率にして 6.3%増の3億 9,684 万1千円を計上しています。これは、「障害者自立支援法」及び「児童福祉法」の改 正により障害福祉サービスが見直されたことにより、扶助費が増となるものです。 ③行旅病人及び死亡人取扱費は、前年度と同額の 33 万2千円を計上しています。 ④年長者福祉費は、前年度に比べ 1,112 万4千円、率にして 23.9%減の 3,543 万9 千円を計上しています。これは、年長者祝金について事業見直しにより皆減となるほ か、緊急通報システム関係費について事業内容の見直しにより 520 万5千円の減額と なるものです。 ⑤国民健康保険費は、前年度に比べ 810 万2千円、率にして 4.8%増の1億 7,607 万7千円を計上しています。これは、前年度に比べ国民健康保険基盤安定繰出しが増 - 251 - となるものです。 ⑥老人保健費は、1万円を計上しています。平成 23 年3月末をもって老人保健特 別会計が廃止されましたが、その後発生する精算分を処理するため費目設定したもの です。 ⑦後期高齢者医療費は、前年度に比べ 992 万8千円、率にして 3.6%増の2億 8,446 万5千円を計上しています。これは、療養給付費の増加傾向により療養給付費負担金 が増となるものです。 ⑧介護保険費は、前年度に比べ 470 万2千円、率にして 1.7%増の2億 8,215 万1 千円を計上しています。これは介護給付費の増加傾向により、一般会計からの繰出金 のうち法定割合負担分が増となるものです。 ⑨母子福祉費は、前年度に比べ9万5千円、率にして 0.7%減の 1,277 万円を計上 しています。 (2)児童福祉費 ①児童福祉総務費は、前年度に比べ 787 万6千円、率にして 4.0%減の1億 8,697 万7千円を計上しています。これは、主に人件費の減によるものです。 ②児童措置費は、前年度に比べ 3,954 万1千円、率にして 3.9%減の9億 8,536 万 6千円を計上しています。これは主に子ども手当制度の見直しが見込まれることか ら、扶助費が減となることによるものです。一方、ひとり親家庭の増加傾向に伴い児 童扶養手当が増に、また保育ニーズの増大に伴い民間保育園に対する扶助費及び補助 金が増となっています。 ③児童福祉施設費は、前年度に比べ 2,297 万円、率にして 9.0%増の2億 7,720 万 円を計上しています。これは、主に保育所入所児童数の増等に伴い臨時職員を雇用す ることから、賃金が増となることによるものです。また、第四保育所の耐震診断を実 施します。 (3)生活保護費 ①生活保護総務費は、前年度に比べ 109 万5千円、率にして 4.1%増の 2,753 万5 千円を計上しています。 ②扶助費は、前年度に比べ 188 万6千円、率にして 0.9%増の2億 2,142 万7千円 を計上しています。これは、被保護者の増加によるものです。 (4)国民年金費 国民年金総務費は、前年度に比べ 805 万4千円、率にして 36.2%減の 1,420 万6千 円を計上しています。これは、人件費の減によるものです。 (5)災害救助費 災害救助費は、科目設定として災害弔慰金1千円を計上しています。 - 252 - [4]衛生費は、前年度に比べ 659 万3千円、率にして 0.6%減の 10 億 7,093 万1 千円を計上しています。 (1)保健衛生費 ①保健衛生総務費は、前年度に比べ 883 万7千円、率にして 3.0%増の3億 70 万円 を計上しています。 ②保健ヘルス事業費は、前年度並みの 7,755 万8千円を計上しています。前年度に 引き続き、がん検診推進事業を実施します。また、妊婦一般健康診査の公費負担につ いては、新たに 1 回分、超音波検査に対応する公費負担額が増となっています。 ③予防費は、前年度に比べ 777 万4千円、率にして 9.0%減の 7,899 万8千円を計 上しています。前年度に引き続き子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業として、子 宮頸がん予防ワクチン、Hib(ヒブ)ワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの接種 費用に対して、一部公費負担を実施します。 ④特設水道費は、大沢地区特設水道施設事業特別会計への繰出金として 396 万円を 計上しています。 (2)環境衛生費 ①生活環境総務費は、前年度に比べ 273 万6千円、率にして 7.3%増の 4,028 万円 を計上しています。これは、主に人件費の増によるものです。 ②環境保全費は、前年度に比べ 2,907 万5千円、率にして 53.4%減の 2,536 万3千 円を計上しています。これは、主に前年度に自然環境調査が終了したことによるもの です。また、本年度は緊急雇用創出基金事業費補助金を活用して環境基本計画の骨子 の検討を行うため、住民をメンバーとした島本町環境住民会議を開催します。 (3)清掃費 ①清掃総務費は、前年度並みの 4,143 万円を計上しています。 ②塵芥処理費は前年度に比べ 1,559 万9千円、率にして 4.0%増の4億 577 万9千 円を計上しています。これは、主に清掃工場の焼却粗大ごみ処理施設保守点検の業務 委託料及び清掃工場の補修にかかる経費の増によるものです。 ③し尿処理費は、前年度に比べ 179 万2千円、率にして 1.9%増の 9,686 万3千円 を計上しています。これは、主に衛生化学処理場の補修にかかる経費の増によるもの です。 [5]農林水産業費は、前年度に比べ 210 万7千円、率にして 2.4%減の 8,651 万2 千円を計上しています。 (1)農業費 ①農業委員会費は、前年度並みの 224 万6千円を計上しています。 ②農業総務費は、前年度に比べ 30 万8千円、率にして 1.6%減の 1,836 万7千円を - 253 - 計上しています。これは、主に人件費の減によるものです。 ③農業振興費は、前年度に比べ 21 万3千円、率にして 6.4%増の 353 万3千円を計 上しています。これは、主に南丹・北摂地域鳥獣被害防止対策協議会への負担金の増 によるものです。 ④農業土木費は、前年度に比べ 123 万1千円、率にして 2.3%増の 5,410 万2千円 を計上しています。これは、主に玉子排水機場運転管理負担金の増によるものです。 (2)林業費 林業振興費は、前年度に比べ 332 万7千円、率にして 28.7%減の 826 万4千円を計 上しています。これは、主に森林管理台帳システム作成業務等が前年度で完了したこと によるものです。 [6]商工費は、前年度に比べ5万円、率にして 0.4%増の 1,222 万3千円を計上し ています。 ①商工振興費は、前年度に比べ 37 万6千円、率にして 3.7%減の 984 万4千円を計 上しています。これは、商工会への補助金の減によるものです。 ②消費対策費は、前年度に比べ 42 万6千円、率にして 21.8%増の 237 万9千円を 計上しています。これは、地方消費者行政活性化基金事業補助金を活用した啓発物品 の購入によるものです。 [7]土木費は、前年度に比べ 8,430 万1千円、率にして 10.3%増の8億 9,965 万 1千円を計上しています。 (1)土木管理費 ①土木総務費は、前年度に比べ 1,400 万7千円、率にして 19.1%増の 8,749 万3千 円を計上しています。これは人件費の増によるものです。 ②美化推進費は、前年度に比べ 260 万3千円、率にして 7.0%減の 3,437 万6千円 を計上しています。これまで美化等作業員の雇用において活用していた国の緊急雇用 創出事業のメニューが終了したため、町単独で作業員を雇用するものです。 (2)道路橋りょう費 ①道路維持費は、前年度に比べ 738 万7千円、率にして 24.8%増の 3,718 万3千円 を計上しています。町道水無瀬山崎幹線歩道のバリアフリー化等補修工事及び東大寺 跨道橋の補修工事にかかる経費を計上しています。 ②道路新設改良費は、前年度に比べ 5,184 万円、率にして 61.0%増の1億 3,685 万 円を計上しています。前年度に引き続き国の社会資本整備総合交付金を活用し、平成 25 年度の完成を目指している町道尺代5号線の整備等にかかる経費を計上していま す。 - 254 - (3)河川費 河川維持費は、前年度に比べ 256 万円、率にして 25.0%増の 1,280 万5千円を計上 しています。土砂災害情報相互通報システム保守のため、無停電装置の交換及び雨量計 の更新を予定しています。 (4)都市計画費 ①都市計画総務費は、前年度に比べ 985 万6千円、率にして 24.5%増の 5,007 万8 千円を計上しています。主に景観に関する勉強会の開催や、町役場周辺の土地の有効 活用に向けた検討、及び若山台雨水流量暫定調整池の有効活用のための検討にかかる 委託料の増によるものです。 ②浸水対策事業費は、前年度に比べ 37 万2千円、率にして 23.5%増の 195 万7千 円を計上しています。これは、2年に1度の西谷川整備負担金を計上していることに よるものです。 ③公園費は、前年度に比べ 305 万2千円、率にして 15.3%減の 1,685 万円を計上し ています。前年度に水無瀬川緑地公園の上屋改修事業 320 万円を計上していたことが 主な要因となっています。 ④公共下水道費は、前年度と同額の4億 8,000 万円を計上しています。 (5)住宅費 住宅管理費は、前年度に比べ 386 万9千円、率にして 35.8%増の 1,467 万1千円を 計上しています。町営住宅を予防保全の観点から計画的に修繕するため、町営住宅長寿 命化計画の策定を予定しています。 (6)交通防犯対策費 ①交通安全対策費は、前年度並みの 1,426 万円を計上しています。 ②防犯費は、前年度並みの 1,312 万8千円を計上しています。 [8]消防費は、前年度に比べ1億 9,759 万8千円、率にして 58.7%増の5億 3,406 万円を計上しています。 ①非常備消防費は、前年度に比べ 137 万3千円、率にして 7.2%増の 2,052 万8千 円を計上しています。 ②常備消防費は、前年度に比べ 30 万9千円、率にして 0.1%増の3億 316 万4千円 を計上しています。 ③消防施設費は、前年度に比べ1億 9,591 万6千円、率にして 1,355.6%増の2億 1,036 万8千円を計上しています。これは、主に消防庁舎耐震補強工事実施設計業務 並びに「NOx・PM法」による車種規制を受け、運用できなくなるはしご付消防自 動車及び消防ポンプ自動車の更新等によるものです。 - 255 - [9]教育費は、前年度に比べ 2,936 万2千円、率にして 3.0%増の 10 億 1,540 万 9千円を計上しています。 (1)教育総務費 ①教育委員会費は、前年度並みの 109 万3千円を計上しています。 ②事務局費は、前年度に比べ 521 万6千円、率にして 3.7%増の1億 4,587 万8千 円を計上しています。これは、主に人件費の増及び校種別に計上していた自学自習事 業について、事務局費に一括して計上したことによるものです。 ③教育センター費は、前年度に比べ 78 万9千円、率にして 12.8%増の 697 万5千 円を計上しています。これは、パソコン、印刷機、特別支援教育相談事業における発 達検査キット等の更新を予定していることから、備品購入費が増となるものです。 ④学童保育費は、前年度に比べ 379 万9千円、率にして 5.5%減の 6,490 万4千円 を計上しています。これは主に賃金が減となることによるものです。 (2)小学校費 ①学校管理費は、前年度に比べ 1,765 万6千円、率にして 6.2%減の2億 6,877 万 3千円を計上しています。本年度は、町立小学校普通教室への空調機設置工事にかか る実施設計業務や、第一及び第三小学校の耐震化に伴う給食棟新築工事にかかる実施 設計業務を予定しています。 ②教育振興費は、前年度に比べ 1,019 万5千円、率にして 20.3%減の 3,995 万9千 円を計上しています。これは、前年度に新たに採択した教科書の指導書の購入費を計 上していたため、減となるものです。 (3)中学校費 ①学校管理費は、前年度に比べ 4,123 万1千円、率にして 62.9%増の1億 675 万6 千円を計上しています。これは、主に町立中学校の耐震補強工事及び第二中学校のグ ラウンド整備工事にかかる実施設計業務を行うことによるものです。また、特色ある 学校づくり支援講師の拡充や、実用英語技能検定を受ける町立中学校の生徒に対して 検定料の一部を助成する制度の創設を予定しています。 ②教育振興費は、前年度に比べ 131 万7千円、率にして 4.8%増の 2,867 万8千円 を計上しています。これは、本年度から新たに採択した教科書を使用することに伴い、 指導書を購入する必要があることから、増となるものです。 (4)幼稚園費 幼稚園費は、前年度に比べ 250 万9千円、率にして 2.6%増の1億 85 万円を計上し ています。これは、主に人件費の増並びに幼稚園就園奨励補助金の対象者及び補助単価 の増によるものです。 (5)社会教育費 ①社会教育総務費は、前年度に比べ 250 万5千円、率にして約 2.3%増の1億 1,268 - 256 - 万円を計上しています。これは主に人件費の増によるものです。 ②青少年費は、前年度に比べ 128 万6千円、率にして 10.3%の増の 1,373 万2千円 を計上しています。これは、主にキャンプ場の整備にかかる経費の増によるものです。 ③文化財保護費は、前年度に比べ 38 万円、率にして 1.7%減の 2,194 万5千円を計 上しています。主に遺跡範囲確認調査として、水無瀬神宮を取り囲む堀の発掘調査を 予定しています。 ④歴史文化資料館管理費は、前年度に比べ 24 万3千円、率にして 3.9%減の 603 万 9千円を計上しています。 ⑤史跡桜井駅跡管理費は、前年度に比べ 532 万円、率にして 300.1%増の 709 万3 千円を計上しています。これは、主にJRの線路に面した高木剪定と、桜井駅跡を活 用するために必要な電気設備設置工事による増です。 ⑥生涯学習費は、前年度に比べ 186 万3千円、率にして 19.1%増の 1,161 万5千円 を計上しています。ボランティア活動の活性化を図るための拠点となる施設の備品等 の整備を予定しています。 ⑦図書館費は、前年度に比べ 218 万5千円、率にして 6.9%減の 2,959 万4千円を 計上しています。 ⑧スポーツ推進費は、前年度に比べ 176 万9千円、率にして 3.8%増の 4,884 万5 千円を計上しています。これは、主に町立体育館の職員配置時間数の増によるもので す。また、町立体育館の屋上防水補修設計業務並びに町立プールの補修及び安全管理 体制の強化を予定しています。 [10]災害復旧費は、前年度と同額の 420 万1千円を計上しています。 [11]公債費は、前年度に比べ 19 億 5,319 万1千円、率にして 145.4%増となる 32 億 9,646 万円を計上しています。 元金については、 前年度に比べ 19 億 7,641 万1千円、率にして 171.5%増の 31 億 2,897 万4千円を計上しています。本年度は、平成 14 年度に借り入れた地域総合整備事業債 の借換え時期にあたり、定時償還時に借換債 19 億 9,750 万円と同額の償還を実行する ため、増となるものです。 次に利子については、前年度に比べ 2,322 万円、率にして 12.2%減の1億 6,748 万 6千円を計上しています。これは、平成 22 年度に大阪府市町村施設整備資金貸付金の 繰上償還を実施したことや、償還利子の総額が減少していることなどによるものです。 一時借入金利子については、年度内の一時的な資金需要に対応するため計上していま す。なお、本年度につきましても基金保有残高を踏まえ、基金からの資金流用を優先す ることとし、前年度と同額の 169 万9千円を計上しています。 - 257 - [12]予備費は、前年度と同額の 1,500 万円を計上しています。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町一般会計予算の説明とさせていた だきます。なお、予算のプロフィール(重点項目、予算内訳表、主な普通建設事業等の 参考資料)もご参照いただきたく存じます。よろしくご審議いただき、ご可決賜ります ようお願い申し上げます。 平成 24 年度島本町土地取得事業特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 31 号議案 平成 24 年度島本町土地取得事業特別会計予 算について、ご説明申し上げます。 土地取得事業特別会計は、土地開発基金の活用及び公共用地先行取得等事業債の借入 れにより、自主的、主体的なまちづくりを円滑に推進すべく、公共用地の先行取得等公 有地の確保を図ることを目的としております。 平成 24 年度予算総額は、第1条のとおり、歳入歳出総額2億 7,300 万円と、前年度 比 100 万円の増額となっています。 「歳入」ですが、財産収入の利子及び配当金では、土地開発基金の利子収入として 45 万円を計上しています。 次に、繰入金の土地開発基金繰入金では、公共用地の先行取得が円滑に行えるように、 土地開発基金保有額の範囲内である2億 7,255 万円を計上しています。 「歳出」ですが、公共用地先行取得費では、歳入の繰入金でご説明させていただいた とおり、土地開発基金保有額の範囲内で事業実施できるよう、2億 7,255 万円を計上し ています。 諸支出金 45 万円については、土地開発基金から生じる利子収入として、当該基金に 積み立てるべく、歳入と同額を計上しています。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町土地取得事業特別会計の説明を終 わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げ ます。 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会 計予算について、ご説明申し上げます。 国民健康保険制度を取り巻く環境は極めて流動的であり、その事業運営は、加速する 高齢化の進展や医療技術の高度化、生活習慣病の増加等に伴い医療費の増加は続いてい - 258 - ます。また一方では、景気の低迷等により経済成長が望めない状況で、雇用情勢の悪化 は続き、無職者や非正規労働者などの低所得者層の加入の増加は低迷する保険料収納率 に影響を与え、保険料収入は増加せず、大変厳しい財政運営が続いております。 年々増加する医療費は、国民健康保険財政を逼迫させる主な要因であることは言うま でもありません。このため、疾病(生活習慣病)の予防に重点を置いた保健事業を推進す るとともに、医療費を削減するという観点から、資格点検事務、第三者行為損害賠償請 求事務、レセプト点検事務等や、平成 23 年度から始めましたジェネリック医薬品希望 カードの配布により後発医薬品の普及促進事業を更に推進し、医療費の適正化に努めて まいります。 さて、こうした背景、状況を踏まえ編成いたしました平成 24 年度の予算総額は 31 億 8,300 万円で、前年度に比べ1億 6,500 万円、率にして 5.5%の増となっています。 それでは、歳入の主なものについてご説明申し上げます。 まず、保険料でございます。 保険料の算定につきましては、歳出から国庫支出金をはじめとする歳入の一部を除き ました額を保険料として加入者の皆さんに賦課する仕組みとなっております。本年度の 保険料につきましては、一般被保険者の医療費総額、後期高齢者支援金等及び介護納付 金の増に伴い、前年度に比べ、一般被保険者の現年分保険料総額で 2,800 万円の増とな っておりますが、年間平均被保険者数を 100 人増と見込んでおりますことから、1人当 たり年間保険料は8万 8,634 円と、前年度に比べ 2,434 円、率にして 2.8%の増となっ ております。また退職被保険者の現年分保険料総額は、前年度に比べ 275 万1千円の増 額となっております。 次に、国庫支出金でございますが、6億 982 万4千円で、前年度に比べ 5,449 万3千 円の増となっております。その主なものといたしましては、国の定率負担が 34%から 32%に減額になりましたが、それ以上に一般被保険者の医療費総額、後期高齢者支援金 等及び介護納付金の増に伴い、療養給付費負担金が 2,040 万7千円、増となったためで ございます。また、調整交付金におきましても、一般被保険者の医療費総額、後期高齢 者支援金等及び介護納付金の増に伴い 3,392 万4千円を増額いたしております。また高 額医療費共同事業負担金につきましては、歳出での高額医療費拠出金に要する費用の4 分の1相当額を国・府において負担されるもので、1,549 万8千円を計上いたしており ます。 次に、療養給付費交付金でございます。この交付金は退職者医療制度にかかる支払基 金からの交付金でございます。その内容は、退職被保険者にかかります医療費、後期高 齢者支援金等から退職被保険者にかかります保険料を差引きしたものです。前年度に比 べ 463 万9千円増を見込み、2億 240 万6千円を計上いたしております。 次に、前期高齢者交付金でございますが、前期高齢者(65 歳から 74 歳)の医療費に - 259 - かかる財政調整制度の創設に伴う交付金で、前期高齢者の医療費増、前々年度前期高齢 者の医療費確定による精算分を見込み、前年度に比べ 690 万3千円増の 10 億 5,375 万 4千円を見込み、計上いたしております。 次に、府支出金でございますが、高額医療費共同事業府負担金で国庫負担金と同額の 1,549 万8千円を、特定健診等負担金として 617 万4千円を計上いたしております。ま た府調整交付金につきましては、国の療養給付費等負担金の定率負担が2%減となった 分、府調整交付金の交付率が2%引き上げられましたこと、一般被保険者の医療費総額、 後期高齢者支援金等及び介護納付金の増に伴い、前年度に比べ 4,310 万3千円の増を見 込み、1億 1,768 万8千円を計上いたしております。 次に、共同事業交付金でございますが、80 万円以上の高額医療費に対しては高額医 療費共同事業として、30 万円以上の医療費につきましては保険財政共同安定化事業とし て、一定の交付基準に基づき交付されるもので、高額医療費共同事業交付金として 3,099 万9千円、保険財政共同安定化事業交付金で2億 4,059 万1千円、合計で2億 7,159 万 円を計上いたしております。 次に、一般会計繰入金でございますが、前年度に比べ 810 万2千円増の1億 7,607 万 7千円を計上いたしております。保険基盤安定繰入金は平成 23 年度見込み額を、職員 給与費等繰入金・出産育児一時金繰入金につきましては法定繰り入れ分、また財政安定 化支援事業繰入金は平成 23 年度実績額を計上いたしております。また、その他一般会 計繰入金につきましては、府の指導により地方単独事業を行っていることで、療養給付 費負担金が削減されている2分の1を繰入するようにとのことで、246 万円を計上いた しております。 次に、歳出でございます。 総務費につきましては、前年度に比べ 229 万6千円の減となっておりますが、この主 な要因は、「住民基本台帳法」の改正に伴います国保システム改修の委託料の減による ものでございます。 次に、保険給付費でございますが、過去の医療費の実績、対象被保険者数の増減等を もとに推計いたし、一般被保険者療養給付費を前年度に比べ1億 1,000 万円の増を見込 み 17 億 8,000 万円、退職被保険者等療養給付費を前年度に比べ 1,200 万円の減を見込 み1億 5,700 万円を、それぞれ計上いたしました。また、療養費、高額療養費、高額介 護合算療養費につきましては、過去の実績、平成 23 年度の決算見込み、対象被保険者 数等を精査いたし、所要額を計上いたしております。本年度1人当たりの医療費につき ましては、一般被保険者で 25 万 7,971 円、退職被保険者等で 26 万 1,667 円をそれぞれ 見込んでおります。 次に、後期高齢者支援金等でございますが、この支援金は後期高齢者医療制度を支援 するため、各医療保険者がそれぞれの加入者(0歳から 74 歳の加入者数)に応じて負 - 260 - 担するもので、前年度に比べ 4,304 万6千円の増を見込み、3億 6,120 万8千円を計上 いたしております。 次に、老人保健拠出金でございますが、この拠出金につきましては、「高齢者の医療 の確保に関する法律」附則第 38 条の規定により、「老人保健法」の経過措置で老人保 健拠出金等の納付が義務付けられています。老人保健事務費拠出金は全保険者に対し発 生するため、1万6千円を計上いたしております。 次に、介護納付金でございますが、平成 23 年度第2号被保険者一人当たり負担見込 み額、第2号被保険者数の状況等を考慮し、概算納付金分と前々年度精算分を精査いた し、前年度に比べ 1,907 万8千円増の1億 4,547 万2千円を計上いたしております。 次に、共同事業拠出金でございますが、80 万円以上の高額医療費に対しては高額医 療費拠出金として、30 万円以上の医療費につきましては保険財政共同安定化事業拠出金 として、一定の算出根拠に基づき拠出するもので、前年度に比べ 1,274 万9千円増の3 億 261 万3千円を計上いたしております。 次に、保健事業費でございますが、特定健康診査等事業費では、特定健診・特定保健 指導を、保険者が被保険者等の生活習慣病に関する健康診査を実施し、その結果により 健康の保持に努める必要のある被保険者に保健指導を実施します。その経費 2,135 万6 千円を計上いたしております。また、疾病予防費では、本町が実施いたしております各 種検診(健診も含む)の自己負担金助成、平成 24 年度から実施いたします前立腺がん 検査等に 614 万9千円を計上いたしております。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算の 説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い 申し上げます。 平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 33 号議案 平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計 予算について、ご説明申し上げます。 後期高齢者医療制度につきましては、財政運営は都道府県を単位とした全市町村が加 入する後期高齢者医療広域連合が行い、保険料の徴収等につきましては市町村が行うも のでございます。このため、市町村の事務となります徴収等にかかる予算を、本会計で 計上させていただいております。 それでは、歳入の主なものについてご説明申し上げます。 まず、保険料でございます。 保険料につきましては、被保険者の一人ひとりが等しく負担する均等割額(応益分) と、被保険者がそれぞれの所得に応じて負担する所得割額(応能分)の合計となるもの - 261 - で、均等割額、保険料率及び賦課限度額は、大阪府後期高齢者医療広域連合の条例で定 めるものでございます。 平成 24 年度におきましては、2年に1度の保険料率の見直しが行われ、均等割額が 5万 1,828 円、所得割率が 10.17%、また賦課限度額は 55 万円となっております。本町 の被保険者数を 2,994 人と見込みまして算出いたしました保険料総額は、2億 9,366 万 2千円でございます。また、保険料軽減額を含めた一人あたりの賦課額は9万 7,415 円 でございます。 次に、使用料及び手数料といたしまして、督促手数料2万円を計上いたしております。 次に、一般会計繰入金でございますが、支弁職員2名の人件費を含めた事務費 2,045 万円、保険基盤安定繰入金につきましては、均等割の軽減総額 4,326 万7千円を計上い たしております。 次に、歳出でございます。 総務費につきましては、1,981 万4千円を計上いたしております。主な内容としまし ては、人件費として職員2名分、システム委託料、郵便料、消耗品等でございます。 次に、後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、保険料、保険基盤安定負担金 を合わせまして3億 3,633 万円となっております。 これにより、予備費等をあわせた歳入歳出総額は3億 5,740 万円となっております。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算の説 明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申 し上げます。 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算 それでは、引き続きまして第 34 号議案 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予 算について、ご説明申し上げます。 予算総額 17 億 6,800 万円、前年度と比較して 5,100 万円の増、率にして 3.0%増で 計上しております。平成 24 年度は「第5期島本町介護保険事業計画」──平成 24 年度 から平成26年度までの3年間──の最初の年度であり、計画に沿った予算計上を行っ たものでございます。 まず、歳入ですが、65 歳以上の方の介護保険料を3億 7,878 万9千円で計上してい ます。 次に、国庫支出金のうち介護給付費負担金の2億 9,588 万4千円につきましては、法 定負担割合に基づき、施設分にかかる保険給付費の 15%相当額及びその他の保険給付費 の 20%相当額の合計額で算出しております。また国庫支出金の国庫補助金の調整交付金 は、保険給付費の 1.29%相当額 2,130 万5千円と地域支援事業費 1,626 万3千円の合計 - 262 - 3,756 万8千円となっています。 次に、支払基金交付金については、40 歳以上 65 歳未満の方がそれぞれ加入されてい る各医療保険から徴収されます第2号被保険者の介護保険料として保険給付費の 29% 相当額4億 7,894 万1千円と、地域支援事業支援交付金 574 万2千円の合計4億 8,468 万3千円を計上しています。 次に、府支出金のうち介護給付費負担金2億 4,086 万円につきましては、施設分にか かる保険給付費の 17.5%相当額及びその他の保険給付費の 12.5%相当額の合計額とな っています。また、府補助金の地域支援事業交付金は、介護予防事業費の 12.5%及び包 括的支援事業・任意事業の 19.75%相当の 813 万2千円を計上しています。また、財政 安定化基金支出金につきましては、保険料の上昇を最小限とするため大阪府で設置され ております基金が取り崩されることから、1,057 万1千円を交付金として計上しており ます。 次に、繰入金のうち、一般会計繰入金2億 8,200 万5千円の内訳は、介護給付費繰入 金が2億 644 万円、地域支援事業繰入金が 813 万2千円、予防給付費繰入金が 1,181 万 7千円、職員給与費繰入金が 2,513 万5千円、その他一般会計繰入金が 3,048 万1千円 となっています。 また、基金繰入金 2,940 万5千円については、保険料の上昇を最小限のものとするた め、介護保険給付準備基金を平成 24 年度から平成 26 年度で1億 1,500 万円を取り崩す ものです。 次に、歳出についてでございます。 総務費の総務管理費は、介護保険担当職員4名分の人件費、介護保険システムにかか る維持管理費等で 3,493 万4千円を計上しています。 介護認定審査会費については、介護認定審査会委員報酬、訪問調査員賃金、主治医意 見書作成手数料、認定調査委託料等で 1,822 万3千円を計上しています。 次に、保険給付費につきましては、第5期介護保険事業計画に基づき、平成 24 年度 の介護サービスの提供量及び介護予防サービス提供量にかかる保険者負担総額並びに これらサービス利用にかかる審査支払手数料として、介護サービス等諸費で 14 億 5,715 万2千円、介護予防サービス等諸費で1億 1,294 万3千円、高額介護サービス費で 2,570 万9千円、高額介護予防サービス費で 50 万円、高額医療合算介護サービス費で 498 万 6千円、高額医療合算介護予防サービス費で5万円、特定入所者介護サービス費で 4,968 万2千円、特定入所者介護予防サービス費で 50 万円、介護保険給付準備基金利息とし て1千円の合計 16 億 5,152 万3千円を計上しています。 次に、地域包括支援センターの運営経費を、包括的支援事業費に 3,544 万2千円計上 しております他、介護予防費で 1,980 万3千円、任意事業で 501 万6千円を、それぞれ 計上しています。 - 263 - そのほか、諸支出金で過年度保険料還付金として 50 万円、予備費として 255 万9千 円を予算計上しています。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算の説明 を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し 上げます。 平成 24 年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 35 号議案 平成 24 年度大沢地区特設水道施設事業特別 会計予算について、ご説明申し上げます。 本事業会計は、大沢地区の飲料水の確保と安定供給を図るため設置しております。 平成 24 年度の予算の総額につきましては、第1条に定めておりますとおり、歳入歳 出それぞれ、前年度と比べ 138 万円増額の 412 万円を計上しております。 まず、歳入でございますが、水道使用料につきましては、大沢地区の 12 戸及び町立 キャンプ場の年間の使用水量を勘案し、前年度と比べ7万円減額の 16 万円を計上して おります。 本事業会計の収入はこの水道使用料のみで、適切な施設の維持を図るためには一般会 計からの繰入れが必要不可欠でありますことから、一般会計繰入金として 396 万円を計 上しております。 一方、歳出につきましては、一般管理費で 411 万円、予備費で1万円、合計で 412 万 円を計上しております。 主な事業としまして、本年度は、ろ過膜架台・薬液注入ポンプ更新業務 126 万5千円 を計上しており、その他の業務といたしまして、検針及び水質検査業務 170 万7千円、 水道施設補修業務外 92 万円などを計上しております。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願 い申し上げます。 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 36 号議案 平成 24 年度公共下水道事業特別会計予算に ついて、ご説明申し上げます。 本町の下水道事業につきましては、平成2年4月の供用開始以来、公共用水域の水質 保全を図るため計画的に供用区域の拡大に努めてきたところであり、平成 23 年度末で の人口普及率は約 92.0%に達する見込みであります。 - 264 - また、下水道事業の財政健全化を図るため、平成 22 年4月に策定しました「島本町 公共下水道事業財政健全化計画」に基づき、より効率的な事業運営に努めております。 本年度につきましては、汚水整備としまして、未整備地区の解消に向け高浜二丁目及 び桜井台における面的整備、雨水整備としまして淀川右岸流域下水道高槻島本雨水幹線 との接続を予定しております。また、本年度より、平成 23 年6月に策定しました「山 崎ポンプ場長寿命化計画」に基づき、山崎ポンプ場施設機器等延命・更新事業に着手す ることとしております。 それでは、予算書に基づきご説明申し上げます。 平成 24 年度の予算総額につきましては、第1条に定めておりますとおり、歳入、歳 出それぞれ 12 億 9,830 万円を計上しております。前年度に比べ 1,760 万円の増、率に しまして 1.4%の増となっております。 第2条 債務負担行為では、山崎ポンプ場施設機器等延命・更新工事委託及び島本町 水洗便所改造資金融資あっせんに基づく金融機関に対する損失補償にかかわります、事 項、期間、限度額を定めております。 第3条 地方債では、下水道債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の 方法を定めております。 第4条 第5条 一時借入金の借入限度額では、収支状況を勘案し、4億円と定めております。 歳出予算の流用では、議会の議決を経なければ流用することのできない経 費として、給料、職員手当等及び共済費にかかわります経費を定めております。 それでは、歳入の主なものにつきましてご説明申し上げます。 使用料及び手数料うち、下水道使用料では、住宅開発等による若干の人口増を見込み、 3億 9,243 万5千円(対前年度比 1.6%増)を計上しております。 国庫支出金では、社会資本整備総合交付金対象事業費の減により前年度に比べ 2,990 万円減額の1億 700 万円を計上しております。 繰入金のうち、一般会計繰入金では、前年度と同額の4億 8,000 万円を、また、収支 の調整財源として、財政調整基金繰入金 552 万3千円を計上しております。 町債では、3億 510 万円(対前年度比 11.8%増)を計上しております。なお、資本 費平準化債につきましては、前年度と同額の 9,000 万円を発行し、受益者負担の世代間 の公平化を図ることとしております。 次に、歳出のうち一般管理費でございますが、2億 2,034 万円(対前年度比 3.9%増) を計上しております。主なものとしまして、負担金補助及び交付金、淀川右岸流域下水 道維持管理負担金で、施設管理費などの増により、前年度に比べ 642 万6千円増額の1 億 4,409 万5千円を計上しております。 次に、下水道建設費でございますが、3億 7,063 万2千円(対前年度比 1.3%増)を 計上しております。主なものとしまして、委託料では、山崎ポンプ場施設機器等延命・ - 265 - 更新工事委託──2ヵ年で総額2億 5,320 万円のうち、本年度分として 9,600 万円、公 共下水道雨水接続点(2-8)接続実施設計業務 1,000 万円、流域関連公共下水道事業 計画変更認可図書作成業務 700 万円などを、工事請負費では、汚水管渠築造工事1億 2,880 万円、災害用マンホールトイレ設置工事 200 万円及び新幹線雨水幹線接続工事 1,000 万円を計上しております。 また、負担金補助及び交付金、淀川右岸流域下水道建設負担金で、高槻水みらいセン ターの汚水設備更新費用など 799 万5千円(対前年度比 40.3%減)を計上しております。 なお、公債費では、下水道の整備に要しました町債の元利償還金7億 582 万8千円(対 前年度比 0.7%増)を計上しております。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度公共下水道事業特別会計予算の説明を終 わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げ ます。 平成 24 年度島本町大字各財産区特別会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 37 号議案 予算から第 41 号議案 平成 24 年度島本町大字山崎財産区特別会計 平成 24 年度島本町大字大沢財産区特別会計予算について、ご説 明申し上げます。 初めに、大字山崎財産区特別会計予算につきましては、歳入予算額 340 万円に対しま して、歳出予算額 45 万円、差引残金は 295 万円でございます。 大字広瀬財産区特別会計予算につきましては、歳入予算額 174 万円に対しまして、歳 出予算額 15 万円、差引残金は 159 万円でございます。 大字桜井財産区特別会計予算につきましては、歳入予算額1億 6,335 万2千円に対し まして、歳出予算額 535 万円、差引残金は1億 5,800 万2千円でございます。 大字東大寺財産区特別会計予算につきましては、歳入予算額 184 万円に対しまして、 歳出予算額 22 万5千円、差引残金は 161 万5千円でございます。 大字大沢財産区特別会計予算につきましては、歳入予算額 296 万8千円に対しまし て、歳出予算額は 40 万円、差引残金は 256 万8千円でございます。 5財産区特別会計の歳入予算総額につきましては、1億 7,330 万円となっており、そ の主なものは、平成 23 年度からの繰越金でございます。 歳出予算総額につきましては 657 万5千円となっており、主なものは各財産区の管理 経費及び自治会に対する運営補助金でございます。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度島本町大字山崎財産区特別会計予算から 平成 24 年度島本町大字大沢財産区特別会計予算までの説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 - 266 - 上下水道部長(登壇) それでは、引き続きまして第 42 号議案 平成 24 年度島本町水 道事業会計予算について、ご説明申し上げます。平成 24 年度島本町水道事業会計予算 書の1ページをお開き願います。 (第 42 号議案 朗読) ただいま朗読いたしました第 42 号議案の内容につきましては、議案書に添付をさせ ていただいておりますとおりでございます。 なお、平成 24 年度の予算案資料もあわせて提出をさせていただいておりますので、 ご参照いただければと存じます。 よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 平成 24 年度島本町水道事業会計予算(案)説明 それでは、引き続きまして第 42 号議案 平成 24 年度水道事業会計予算について、ご 説明申し上げます。 それでは、予算書に基づきご説明申し上げます。 第1条 総則では、平成 24 年度の予算を定めております。 第2条 業務の予定量では、住宅開発等による若干の増を見込み、給水戸数1万 2,921 戸、給水人口3万 733 人、年間総配水量 336 万9千㎥及び1日平均配水量 9,230 ㎥とし ております。 また、建設改良事業の事業費総額につきましては、4億 2,878 万3千円(対前年度比 260.4%増)を計上しております。その内、施設整備事業費につきましては、4億 20 万 円(対前年度比 325.3%増)を計上しております。 第3条 収益的収入及び支出では、まず、収入でございますが、第1款 事業収益で、 6億 1,760 万円(対前年度比 6.0%増)を計上しております。 第1項 営業収益で、5億 4,792 万6千円(対前年度比 0.5%減)を計上しておりま す。そのうち、水道事業の収入の大半を占めます給水収益につきましては、5億 4,135 万6千円(対前年度比 0.8%減)を見込んでおります。第2項 営業外収益で、6,967 万4千円(対前年度比 116.4%増)を計上しております。その内訳として、負担金で 1,066 万円、受取利息で 82 万8千円、下水道受託収益で 1,207 万4千円、他会計繰入金で 4,298 万4千円及び雑収益で 312 万8千円を計上しております。 次に支出でございますが、第1款 事業費用で、6億 400 万円(対前年度比 10.1%増) を計上しております。 第1項 営業費用で、5億 4,627 万8千円(対前年度比 8.3%増)を計上しておりま す。その内訳として、原水及び浄水費で1億 6,615 万3千円、配水及び給水費で 3,979 万1千円、受託工事費で 1,134 万1千円、総係費で1億 6,810 万円、減価償却費で1億 - 267 - 6,038 万円及び資産減耗費で 51 万3千円を計上しております。また、複数水源による安 定供給を図るため、大阪広域水道企業団から前年度と同量の高度浄水処理水を受水する こととしております。第2項 営業外費用で、4,772 万2千円(対前年度比 39.3%増) を計上しております。その内訳として、企業債支払利息で 878 万2千円(対前年度比 12.9 %減)、定年退職に伴います他会計繰出金で 2,894 万円(対前年度比 592.8%増)及び 消費税及び地方消費税で 1,000 万円を計上しております。第3項 予備費で、円滑な企 業活動に期するため、前年度と同額の 1,000 万円を計上しております。 以上、収益的収支では、1,360 万円の純利益を見込んでおります。 第4条 資本的収入及び支出では、まず、収入でございますが、第1款、資本的収入 で、1億 538 万円(対前年度比 139.8%増)を計上しております。 第1項 加入金で 1,796 万円(対前年度比 1.0%減)、第2項 万円(対前年度比 252.3%増)及び第3項 工事負担金で 8,602 出資金で 140 万円(対前年度比 2.0%増) を計上しております。 次に支出でございますが、第1款 資本的支出で、4億 3,368 万円(対前年度比 246.1 %増)を計上しております。 第1項 建設改良費で、4億 2,878 万3千円(対前年度比 260.4%増)を計上してお ります。主なものとしまして、施設整備事業費の委託料では大薮浄水場高速凝集沈殿池 整備実施設計業務 1,260 万円を、工事請負費では大薮浄水場送水施設整備工事1億 7,800 万円、大薮浄水場薬品注入室整備工事 3,150 万円、公共下水道関連配水管移設工 事(桜井台・高浜地区)8,211 万円などを予定しております。第2項 企業債償還金で、 政府資金等の企業債の元金償還金 489 万7千円(対前年度比 22.5%減)を計上しており ます。 以上、資本的収支では、3億 2,830 万円の不足額を生じる見込みでありますが、過年 度分損益勘定留保資金などをもって補てんすることとしております。 第5条 債務負担行為では、公営企業会計システム構築業務にかかわります、事項、 期間、限度額を定めております。 第6条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、その対象なる経 費として、水道事業会計の職員11人分の人件費 9,898 万9千円に退職給与金 7,061 万 7千円を含めた職員給与費1億 6,960 万6千円(対前年度比 94.2%増)及び交際費5万 円と定めております。 第7条 たな卸資産購入限度額では、たな卸資産の購入限度額を 1,120 万円と定めて おります。 なお、詳細につきましては本予算書に記載しているとおりでございます。 以上、簡単ではございますが、平成 24 年度水道事業会計予算の説明を終わらせてい ただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 - 268 - 岡田議長 以上で、町長の施政方針並びに各議案についての説明は終わりました。 お諮りいたします。 本日の会議は、議事の都合により、これをもって延会とし、3月2日から4日までの 3日間を休会といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とし、明日3月2日から4日までの3日間を休会と することに決定いたしました。 本日は、これをもって延会とし、次会は3月5日午前 10 時から会議を開きます。 長時間にわたり、大変にご苦労様でございました。 (午後5時00分 延会) - 269 - 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 第16号議案 島本町基金条例の一部改正について 第17号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第20号議案 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4号) 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 270 - 平成24年 第 1 回 島 本 町 議 会 定 例 会 2 月 会 議 第 4 会 議 録 号 平 成 24 年 3 月 5 日(月) 第1回島本町議会定例会2月会議 会議録(第4号) 年 月 日 場 所 平成24年 3月 5日 (月) 島本町役場 議場 出席議員 次のとおり15人である。 1番 岡 田 初 惠 2番 川 嶋 玲 子 3番 伊集院 4番 清 水 照 光 5番 外 村 敏 一 6番 菅 7番 藤 原 靖 彦 8番 東 田 正 樹 9番 河野 恵子 10番 平野 かおる 12番 戸 田 靖 子 13番 山口 博好 14番 平 均 15番 冨 永 千 広 16番 高山 佳昌 井 春美 俊 勝 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は次のとおりである。 町 長 川 口 総合政策 部 長 島田 都市環境 部 長 谷 川 教育次長 北河 裕 副 町 長 多 田 宏 教 育 長 岡本 克己 政弘 総務部長 由 岐 英 民生部長 浪 越 稔 清 上下水道 部 長 水木 正也 消 防 長 黒田耕佐久 浩紀 会計管理者 岩井 利春 総 務 部 総務課長 杣木 妹藤 博美 議事課係長 猪 倉 利徳 本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 永 田 書 田畑 記 暢 議事課長 良昭 - 271 - 悟 議事日程第4号 平成24年3月5日(月)午前10時開議 日程第1 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 272 - (午前10時00分 岡田議長 開会) おはようございます。前会に引き続き、大変ご苦労様でございます。 ただいまの出席議員数は 15 名で、全員出席であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 日程第1、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正についてから、第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算までの 20 件を一括議題とし、前会の議事を続行いたします。 それでは、これより町長の施政方針並びに第 23 号議案から第 42 号議案までの 20 件に 対し、会派代表並びに会派に所属しない議員による大綱質疑を行います。 質疑の順は、山吹民主クラブ、日本共産党、公明党、自由民主党クラブ、人びとの新 しい歩み及び外村議員の順で行います。 なお、本案 20 件は各常任委員会に付託し、審査することとなっておりますので、質疑 の内容は大綱的なものにとどめていただきます。 それでは、まず最初に山吹民主クラブの発言を許します。 菅 議員(登壇) おはようございます。それでは、平成 24 年度町長施政方針及び予算案 に対して、山吹民主クラブを代表いたしまして大綱質疑を行います。 平成 24 年度の施政方針並びに一般会計及び特別会計予算案が示されました。現在、国 においては平成 24 年度の予算について質疑が交わされているところでありますが、提出 されている予算概要を見ますと、まさに我が国の財政状況が来るところまで来ている、 こういった様相を呈しているところであります。歳入予算総額 90 兆円に対し、国債の発 行額は約 44 兆円、約半分にわたっております。税収、約 42 兆円、半分以下の 46.7%と いう状況にあります。歳出面で見ますと、社会保障費が約 26 兆円(29%)を占め、公債 の返済が約 22 兆円(約 25%)となっております。 一方、昨年発生いたしました東日本大震災は、津波や原発事故という未曾有の大被害 をもたらし、加えて台風 12 号等による大きな風水害は、我が国に大きな影響を与えてお ります。 このような状況のもと編成されました島本町の平成 24 年度予算でありますが、平成 24 年度は川口町長任期の最終年度、4年目になります。従って、この最終年度の施政方 針は、過去3年間の実績を踏まえたうえで、熟慮のうえで作成された施策と信念の予算 案であると思料いたしております。 それでは、質問をいたします。 1点目です。「町政運営について」 川口町長は、今年度で2期目・8年間の最終年度を迎えられます。島本町の町政運営 の責任者として振り返って、これまで力を入れてこられた施策と、その成果について伺 - 273 - いたいと思います。そして、今後の課題と町政運営への決意について、伺いたいと思い ます。 また町長席を設置され、多くの住民と直接対話し、「行動する役場、顔の見える役場」 の実現を目指してこられたと言われておりますが、町長席が「行動する役場、顔の見え る役場」の役目を果たしたということでしょうか。であれば、今までにどのような要望 や意見が寄せられ、それらをどのように行政運営に反映されたのか見えません。この点 について、いかがでしょうか。 2点目.「地域経済の活性化について」 安定した行政サービスを提供するためには、いうまでもなく強い財政基盤の確立が必 要であると認識いたしております。歴史的な円高に伴った空洞化の進展、輸出の減少と 輸入の増加、貿易収支の赤字化等、今までにない厳しい経済情勢となっております。こ のような厳しい経済環境を乗り越え、「将来にわたって安定的な行財政サービスを維持 していくためには地域活力の向上が不可欠であり、とりわけ、その活力の源となる地域 経済の活性化が重要」であると述べられております。そのとおりであると思いますが、 どのようなことを言われているのか。その具体的な施策について伺います。 3点目.「財政収支見通しと経常収支比率について」、伺います。 今年度予算も、引き続いて歳入不足額を基金で補てんする形となっております。また 歳入歳出実績、そして事業計画も若干変更となっております。今後の大きな施策を判断 するための中長期の「財政収支見通し」の改訂版を早急に作成する必要があると考えま すが、まだできておりませんでしょうか。本来なら、24 年度予算及び事業計画を作成す るうえで必要なものではないかと思っておりますが。また、本年度予算を執行した場合、 経常収支比率はどの程度になると予想されておりますか。 4点目です。「地域のポテンシャルと『島本らしさ』について」、伺います。 安定した町政運営の根幹をなすのは、人口の安定化であろうと思います。幸い、島本 町の人口は増加に転じております。その人口増加の原因について、町長は「JR島本駅 の開業と大規模集合住宅の完成」によると述べられておりますが、確かにJR島本駅の 設置は、当初の目的どおり飛躍的な交通の利便性の向上に寄与し、島本町のポテンシャ ルの向上に寄与していると思います。 また、「地域のポテンシャルを生かしながら『島本らしさ』を追求してまいります」 とは、どのようなことを示唆されているのか。具体的にお示し願いたいと思います。 5点目.「高槻市との広域行政勉強会について」です。 高槻市との広域行政勉強会については、2年間という長い時間を費やして交渉を続け てきた結果、島本町にとって当面の最大の課題であったし尿処理の広域行政につきまし ては、高槻市から拒否される結果となりました。施政方針には「引き続き、調査・研究 を進めてまいります」と述べられておりますが、私は、今までの島本町の考え方や姿勢 - 274 - では、この勉強会はまともな結果を得ることは困難であると判断しております。 広域行政の推進は、島本町にとって大きな課題であると私達は認識しておりますし、 高槻市・島本町広域行政勉強会の確かな成果を期待するものですが、膠着状態のように 思える現状について、町長はどのように判断され、今後どのように進めようと考えられ ているのか。その方策と決意について、伺います。 6点目.「し尿処理場の建設について」です。 高槻市から、広域行政によるし尿処理の受け入れを拒否されましたので、当然、島本 町の責任のもとで処理しなければなりません。衛生化学処理場問題については、周知の とおり建設後 46 年が経過し、老朽化が大変著しいことから、し尿処理施設の新設問題に 着手しました。当初、設置を検討した山崎ポンプ場横につきましては、地元住民の理解 が得られず建設を断念し、他に適地がないことから、維持補修の徹底という一時しのぎ 策でしのいできました。しかし、高槻市の施設周辺の自治会からの長年の撤去要請、あ わせて高槻市への処理委託がかなわなくなった現状を踏まえますと、早急に島本町内で 検討しなければならない事態となっております。 島本町にとって、し尿処理は避けて通ることのできない自治体固有の事業であります。 処理場の建設問題について、いつ頃を目途に方針をまとめる予定であるのか。考えを伺 います。 7点目.「環境マネジメントシステムについて」 ISO14001を終了し、「自主的なマネジメントシステム」へ移行することとさ れましたが、この8年間の実績と成果についてどのように評価されたうえで、今回、結 論を出されたのか。また「自主的なマネジメントシステム」とはどのようなものか、伺 います。 8点目.「清掃工場の将来について」です。 清掃工場については、「設置後 21 年が経過し、老朽化が進んでいる」と言われますが、 一般的に高温で操業する設備は老朽化が早いものであります。ごみ処理問題につきまし ても広域化を模索されてきたということですが、進展には至ってないということです。 今後、どうされるのでしょうか。 当面、維持補修で過ごせたとして、近い将来を見越して真剣に事に当たることが必要 であると思いますが、いかがお考えでしょうか。今後の選択肢をお示し願いたいと思い ます。潰れるまでこのままでいくのか、今の設備を大改修するのか。島本町で新設する のか、あくまでも広域行政を模索するのか。いずれを選択するにしても、大きな資金が 必要となります。基金の創設等のお考えはありませんでしょうか。 9点目.「島本町の農林業・商工業支援策について」、伺います。 農林業祭や商工会の事業につきましては、双方とも「まちのにぎわいづくり」という 部分では大きな役目を果たしているものと理解しておりますし、重要な部分であると認 - 275 - 識しております。周年事業にあたって支援をすることは一定理解しておりますが、昨今 の農業・商業を取り巻く環境や、グローバル化した経済の低迷などの状況を考えますと、 従来どおりの支援のあり方でよいのか、疑問を抱くものであります。「地産地消」と、 今風の聞こえのよい言葉に満足されていませんでしょうか。島本町で、どの程度地産地 消が進んでいるのかを把握されているのでしょうか。少なくとも、学校給食ではどの程 度の割合で地元の農産物が使用されているのか、把握されているのでしょうか。把握さ れているとしたら、お示し願いたいと思います。 言葉だけではなく、データをしっかりと把握し、協働を含め実行を伴った真の支援策 が求められていると思います。資金で支援をすれば済む問題、時代ではないと考えます が、本年度はどのような支援策を考えられておるのか、伺います。 10 点目.「住民委員会制度について」、伺います。 住民委員会制度が発足して 30 年目を迎え、「住民と行政の協働したまちづくり」を推 進するために支援していくということでありますが、30 年を機に、組織の再構築につい て検討する必要があると考えますが、現状をどのように認識されておりますでしょうか。 現在、町の住民委員会があり、他に各地区に住民委員会が組織化されております。また 各自治会組織とも線引きが不明確で、混同しているとも聞きます。現存する各組織の存 在と町の思惑とは合致しているのでしょうか。現状をどのように認識されているのか、 伺います。 11 点目.「観光施策について」、伺います。 観光施策については、本町単独での取り組みのみならず、近隣自治体との連携を深め、 「周辺地域が一体となる取り組みを進め、大勢の方に訪れていただける」ようにしたい と言われておりますが、本町にとって何を観光の中心にしたいと考えられているのか。 具体策を伺います。 また、「大勢の人が本町を訪れる」ことで、どのようなメリットが町としてあるのか、 しっかりと理解しておく必要があると思いますので、お示し願いたいと思います。来町 する人が増えるだけでは、町としては雑経費が増える、支出が増えるのみです。どのよ うなことを期待したらよいのか、考えを伺います。 12 点目.「住民ホールとふれあいセンターについて」、伺います。 「住民ホールの廃止を視野に入れ、土地の有効活用について検討し、できる限り早い 時期に今後の方策をお示しいたします」と言われております。住民ホール廃止につきま しては、様々な角度から考察しますと、取るべき方策がなかなか見つからないという実 態があり、土地の有効活用という前向きな展開については一定の理解を示すものであり ます。しかし、住民ホールの果たしてきた役割も大きなものがあり、これを補完する何 らかの取り組みも必要であると考えます。現在の町財政では新たなホールの建設は望め ないとしましても、補完する施策について、ケリヤホールの改修を含め、あらゆる検討 - 276 - をしなくてはならないと考えますが、どのように考えられているのか、見解を伺います。 13 点目.「ふれあいセンターの管理について」です。 ふれあいセンターについては指定管理者制度を導入し、民間の手で管理する施策が軌 道に乗り、管理もサービスもよくなってきたと聞き及んでおります。しかし、施設の実 態を見ると、経年劣化と什器の汚れ等が目立ちます。使用料の減免制度の見直し、使用 料の改定も行ったこの機に、もう少し手を入れ、きれいにすべきであると考えます。現 状をどのように理解され、どのように考えられているのか、伺います。 14 点目.「道路・橋りょうの架け替えについて」です。 「本町の道路・橋りょうは、建設後 30 年から 40 年を経過したものが多く、今後、改 修や架け替えを行う」と述べられておりますが、本町の主要な橋りょうについて改修や 架け替えが必要となった場合、都市計画道路や「水の文化園構想」などとの兼ね合いに ついてはどのようになるのか。本町の現状の計画の中で可能なのかどうか、見解を伺い ます。 15 点目.「公園の運営管理について」 公園の遊具については、専門業者による調査を継続的に実施し、計画的に点検・補修 工事を実施するとされています。遊具の点検は当然重要でありますが、必要なことであ ると認識しておりますが、調査を業者まかせでなく、現状について自治会、付近住民に ヒアリングする等、遊具の必要性や公園のあり方等について、是非も含め検討する必要 があると考えますが、見解を伺います。 16 点目.「大沢地区の配車サービスについて」、伺います。 大沢地区につきましては、福祉ふれあいバスを運行することも困難なことから、本年 度から交通弱者対策として「公共施設への配車サービスを試行的に実施する」というこ とでありますが、公平な交通弱者に対する新たな取り組みとして評価するものでありま す。試行実施するにあたり、どのような制度を考えているのか。また、この制度を定着 させるためにはどのようなことに留意する必要があるのか等について、考えている点を 見解、伺いたいと思います。 17 点目.「JR島本駅西側地区の開発問題について」、伺います。 JR島本駅の西側地区は、島本町にとってもまちづくり、「町の顔」としても大変重 要な地区であり、住民の多くが注目しているところでもあります。同地区の農業に従事 しておられる方達の平均年齢は年々上昇し、高齢化の傾向にあることは現実問題として 存在しており、今後、この農地の手入れができない方が増えていくことは十分予想され、 遊休農地が増え、荒れ地になっていくことも現実的な問題として考えなければなりませ ん。また、調整区域内でも用途によっては土地の活用は可能であり、無秩序な土地活用 が行われる可能性は否定できません。しかし、土地は地権者のものであり、その私権を 侵害することは許されるものではありません。 - 277 - JR島本駅西側地区のまちづくりについて、将来とも後悔しない理想的なものにする ためには、今が重要な時期です。町として、あるべき姿、望ましい姿を明確にし、地権 者の方々のご理解を得るという、一歩踏み込んだ積極的な姿勢、取り組みが必要ではな いかと考えますが、いかがお考えでしょうか。見解を伺います。 18 番目.「若山台地区の雨水流量調整池の開発について」です。 若山台地区の雨水流量調整池の有効活用に向け、雨水等にかかる影響調査を実施され ておりますが、同地区は島本町の財政再建にとっても大きな意味を持つものとなってお ります。「長期財政収支見通し」の中には売却費 22 億円を織り込んでおり、確実な計画 推進が求められると言えます。 しかしながら、近年のゲリラ豪雨などによる各地の水害の発生により、自然災害に対 する関心も高まっているのも事実であり、慎重な計画の推進も求められています。環境 影響調査結果はいつ出るのか。また、諸々を勘案した土地利用のあり方についての方針 は、いつ頃までに作成するのか、伺います。 19 番目.「役場周辺地区の用途変更について」です。 役場周辺の地区については、公共施設を主として、企業の研究所と住宅地が存在して おります。今回、作成された「都市計画マスタープラン(案)」では、役場周辺の地域 ──第二種住居地域でありますが──につきまして、用途地域の変更を計画されており ますが、当然、企業立地の促進のための変更と理解しておりますが、具体的にはどのよ うな施策をもって企業誘致を進められようとしているのか。また、昨年4月施行しまし た「島本町企業立地促進条例」を受けて、今までに行ってきた企業誘致活動について伺 いたいと思います。 20 番目.「阪急水無瀬駅前タクシー車庫跡地の売却に関連して」です。 阪急水無瀬駅前のタクシー車庫跡地につきましては、建物の老朽化が著しく、大変見 苦しい状態であります。売却については現実的な選択であり、評価をいたしますが、現 在、使用中の集会所についての代替案はどのように考えられていますでしょうか。また、 この土地は駅前の一等地でもあります。単なる売却とするのか、島本センターの空き店 舗対策とも絡めることができないか等、この土地の有効活用について、現時点での考え がありましたら、お伺いしたいと思います。 21 番目.「水道事業について」、伺います。 住民のライフラインである水道の安定供給は、行政としての大きな責務であると認識 しております。大阪広域水道企業団については、大阪市との水道事業統合に向けた検討 委員会で2月1日に発足されることを決定し、あわせて大阪市との統合に関しては最速 で 2013 年4月とするという方針を決定しています。これにより、これまでとは違う議論 がされることも予想されます。 島本町のような独自水源、しかも地下水という特殊事情を持っている自治体に対する - 278 - 考えはどのようになるとお考えでしょうか。また複数水源を持つということは、大きな 震災等が発生した場合、ライフラインの確保に大きな役割を果たすとも考えられますが、 この点について、見解を伺います。 ②ですが、上下水道料金納付の利便性と収納率向上のために、コンビニエンスストア において納付できるようにするということですが、昨年実施された軽自動車税のコンビ ニエンスストアからの納税実績を考慮されたうえで実施することとしたのか、伺います。 また参考のため、昨年実施された成果についても伺います。 22 番目.「民生部関係について」、伺います。 厳しい財政状況が続く中、民生費にかかる財政支出については、それぞれの自治体運 営にとっても大きな負担となっていることは周知のとおりであります。そこで、民生費 関係の抑制策について、伺います。 ①民生費にかかる全般的な支出(歳出)について、行政としての責務を果たしながら、 その「適正かつ効果的な、実効性のある抑制策」について、お伺いします。 ②「母子福祉施策の推進と住民の健康づくり」について、本年度、新しく取り組む施 策について、詳しく、具体にお示しください。 ③「第二保育所民営化について」は、その具体化に長期間を要しておりますが、具体 な、その進捗状況がわかりません。山積する諸課題を整理し、それらの対応策と方向性 を正しく示していただきたいと考えます。そして、この問題をいたずらに延期するので はなく、今後のスケジュールも示すべきと考えますが、いかがお考えでしょうか。 ④「第四保育所について」は、今年度に耐震診断を行うとのことでありますが、第二 保育所については行う予定はないのでしょうか。また、必要性についてはどのように考 えられているのか、見解を伺います。 ⑤です。島本町では人口が増加しており、併行して若い世代も増加しております。今 後、保育所入所が増えることが考えられますが、「待機児童を出さない方策について」 はどのように考えられているのか。現状の把握と今後の対応策について伺います。 ⑥です。「特定健康診断等の実施計画について」です。増加する医療費の大きな原因 が、成人病の増加にあると言われております。成人病対策は、町の医療費削減策として はもとより、何よりも住民のためであります。特定健康診査の目標を定めた「島本町国 民健康保険審査等実施計画」の見直しを行うにあたり、今までの施策をどのように見直 されるのか。その概要について伺います。 ⑦.医療費の削減という点では、「ジェネリック医薬品の普及促進」がもう一つの大 きな施策でもあります。ジェネリック医薬品の普及と促進には政府も力を入れていると ころであり、施政方針に「関係機関と調整しながら、さらなる普及促進に努める」とあ りますが、具体的にどこと、どのような調整をするのか。具体的な促進に向けた本年度 における当町の取り組みについて、伺います。 - 279 - ⑧.住民票等の「本人通知制度の適正な導入について」、伺います。 23 番目.「教育目標について」です。 少子・超高齢化、産業の空洞化と、今後、大変厳しい時代が予測される我が国の現状 であります。教育目標に、「未来をたくましく生きる力」の育成に努めるという崇高な 目標が掲げられていることに、大変期待をしたいと思います。「未来をたくましく生き る力」の育成は大変大きな課題であり、本町のみならず、我が国の未来を担う人材の育 成という、教育現場においては大きな責任を伴うものであると認識しております。 先行きの見えない、これからの社会に巣立ち、たくましく生きていくためには、学力 のみならず社会に適応できる価値観の育成や、折れない強い心を身につけることが重要 ではないかと認識しております。この「未来をたくましく生きる力」の具体的な施策に ついて、伺います。 24 番目.「学校施設のメンテナンスについて」です。 長い間、荒れたまま放置されていた中学校のグラウンドがやっと整備されるというこ とに、一定の評価をするものです。どのようなスケジュールとなるのか、伺います。 それから、公共施設全般に言えることですが、造った後のメンテナンスも確実に行う 必要があります。形を造って、老朽化するまで放置しているという傾向が、ややもする と見られます。老朽化している町営プールの今後の対応についても、あわせて見解を伺 います。 25 番目.「幼稚園、小・中学校の耐震化工事に関連して」です。 幼稚園、学校の耐震化工事は喫緊の課題であり、現在、工事着工に向け準備が進めら れているところでありますが、一方で、校舎の老朽化も進んでいるように見受けられま す。現在の校舎の耐用年数は、どの程度残っていると考えられているのでしょうか。将 来、少子化の伸展により児童数は減少していくと予想されています。このような現実を 直視し、町内に点在する幼稚園・保育所も含め小・中学校を統廃合し、集約して新しい 校舎に建て替えるといったような違った観点から、将来の島本町の学び舎のありように ついて検討されたことはありませんでしょうか。 狭い町内に、幼稚園と保育所が4ヵ所、民間を加えますと6ヵ所あります。小学校が 4校、中学校が2校存在しますし、将来、このような数の学校が必要なのか。適正な学 校運営が保てるのか等、このような単純な疑問についてはいかがお考えでしょうか。教 育委員会としての見解を伺います。 以上、施政方針並びに予算関係につきまして、他項目にわたり質問いたしましたが、 ご回答のほど、よろしくお願いいたします。ご静聴、ありがとうございました。 川口町長 それでは、山吹民主クラブを代表されましての菅議員の大綱質疑につきまして、 順次ご答弁を申し上げます。 まず、1点目の「町政運営について」でございます。私が平成 17 年に町長に就任し、 - 280 - 2期8年目の年度を迎えるにあたってのご質問でございます。 申し上げるまでもございませんが、基礎自治体の使命といたしましては、住民福祉の 一層の増進を図ることでございます。教育、福祉、環境問題など、本町を取り巻く課題 は山積しておりますが、厳しい財政状況の中、優先して実施していかなければならない 施策を的確に選択し、推進してまいりました。 これまでの大きな節目といたしましては、平成 20 年3月のJR島本駅の開設でござい ます。JR島本駅は本町の新たな玄関口として、本町の将来の発展を見据えた核となる ものであると考えております。また、町立歴史文化資料館や町道桜井 50 号線、桜井駅跡 線などの新駅を中心とする基盤整備をはじめ、新たなまちづくりの方針である「第四次 島本町総合計画」の策定、住民参画と協働によるまちづくりを推進するため「島本町ま ちづくり基本条例」の制定など、今後の本町のさらなる発展を目指したまちづくりに努 めてまいりました。 しかしながら、全国的にも人口減少社会・少子高齢社会が一層進んでいく中で、本町 におきましても、さらなる人口増加や自主財源の確保、産業振興が大きな課題であると 認識しており、今後とも、これらの課題解決に向けた施策を一層推進してまいります。 また、町長席の開設により、住民の皆様のお声を直接お伺いする機会を設けさせてい ただいております。これまでいただいたご意見やご要望は庁内の担当へ迅速に指示を行 い、スピード感をもって対応させていただいております。「行動する役場」「顔の見え る行政」の実現の本当の意味は、町長席を開設し、私一人が対話をさせていただいたと いうことでは決してございません。職員一人ひとりがこのスローガンを背負い、住民一 人ひとりの声をより近くでお聞きし、よりきめ細やかに対応し行動する姿勢を少しずつ 身に付けてこられたことが、これまでの成果であると認識しております。 続きまして、2点目の「地域経済の活性化策について」のご質問でございます。 ご指摘のとおり、現在の国内の厳しい経済状況は、将来に対する不安や閉塞感などが 漂う中で、地方自治体を取り巻く環境も大きく変化しております。本町におきましても、 町税をはじめとする歳入面における一定の影響があるものと懸念しております。このた め、さらなる人口増加や自主財源の確保を図るための取り組みが重要でございます。 その一つとして、本町の大きな財源であります法人町民税の安定した確保が不可欠で あります。また、産業の空洞化を防ぎ、さらなる産業振興に努めるため、「島本町企業 立地促進条例」に基づく施策の推進をはじめ、本町の特徴である研究施設などの誘致に 向けた取り組みを進める必要があるものと強く認識をしております。また、阪急水無瀬 駅とJR島本駅をつなぐ中心市街地をはじめとした都市基盤の整備の推進、また地元商 工業のにぎわいづくりなど、本町にふさわしいコンパクトなまちづくりを着実に進めて いくことによって、地域経済の活性化に向けた方策を積極的に取り組んでまいります。 続きまして、3点目の「財政収支見通しと経常収支比率について」でございます。 - 281 - 本年度当初予算につきましては、基金から約2億6千万円を繰り入れており、前年度 に比べ約 9,300 万円の減となっておりますが、依然として財源不足額が生じている状況 でございます。現在の「普通会計中期財政収支見通し」──平成 23 年度から平成 27 年 度までのものでございますが──につきましては、「第5次島本町行財政改革プラン」 の策定とともに平成 23 年4月に作成し、議員の皆様に配付させていただくとともに、町 ホームページでも公開させていただいております。 また、「収支見通し」には、本年度当初予算で計上させていただいております臨時的 経費の他、翌年度以降の公共施設耐震化など主な建設事業をすでに盛り込んでおります が、現時点で、事業計画の前倒しや新規事業の追加など、若干の事業計画の変更がござ います。しかしながら、平成 23 年度末の基金残高が見込みより上回る見通しであること、 また新たな特定財源が措置される見込みであることなどから、一定の財源確保が可能と なる見通しでございます。従いまして、現在お示ししております「普通会計中期財政収 支見通し」を大きく悪化させることは無いものと考えております。 また、「普通会計中期財政収支見通し」の改訂版につきましては、平成 23 年度決算数 値を反映したものとして、作成を予定しているところでございます。 次に、「平成 23 年度予算を執行した場合の経常収支比率について」のお尋ねでござい ますが、経常収支比率につきましては、決算数値が確定した段階で正確に算定でき得る ものでございますので、ご理解賜りたく存じます。 続きまして、4点目の「地域のポテンシャルと『島本らしさ』について」のご質問で ございます。 本町の大きな地域特性といたしましては、京都・大阪間の中間にある都心の郊外に位 置したベッドタウンとして、交通利便性の高さと「水とみどり」に囲まれた豊かな自然 環境があげられます。また全国的な人口減少社会の中で、いわゆるコンパクトシティと いわれる駅から徒歩圏内で生活できる集約型のまちづくりの推進とともに、ゆとりのあ る住環境や自然環境に対する個人の意識も、一層高まっているものと認識しております。 このような潮流の中で、本町が通勤・通学に便利で、かつ豊かな自然を感じられる場 所として、住民の皆様に誇りを持ってこれからも住み続けていただき、また他市町村の 方にも移り住んでいただけるように、住環境の保全や教育・福祉の充実、さらには観光 施策などを通じて、町内外に本町の「まち」の特長を積極的にPRし、「島本らしさ」 を追及してまいりたいと考えております。 続きまして、5点目の「高槻市との広域行政勉強会について」でございます。 高槻市・島本町広域行政勉強会中間報告におきましてもお示しさせていただきました とおり、両市町の今後の行財政運営につきましては、地方税の大幅な増収が期待できな い中で、少子高齢化の急速な伸展などにより社会保障関係経費である扶助費が増加傾向 にあるなど、大変厳しい状況が続くものと見込まれております。このような状況の中で、 - 282 - 高槻市とは引き続き勉強会で調査・研究を進めることとしており、昨年 11 月に開催いた しました第6回高槻市・島本町広域行政勉強会におきましても、両市町におきまして確 認したところでございます。 また、継続した調査・検討を進めるため、本年2月3日及び 24 日には事務連携ワーキ ングを、また2月 24 日には行財政調査・検討ワーキングを開催いたしました。今後にお きましても、広域行政を積極的に推進することにより、両市町にとりまして互いにメリ ットが見出せるよう、協議を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、6点目の「し尿処理場の建設について」でございます。 本町の衛生化学処理場につきましては、昭和 40 年に建設し、現状では施設の老朽化が 著しく、毎年度3千万円程度の補修費用を費やしている状況でございます。また、毎年、 地元自治会から早期撤去の要望書が提出されていることなど、本町といたしましても喫 緊の課題であることは、これまでも申し上げているところでございます。 なお、し尿処理につきましては自治体固有の事務であることは十分認識しております が、本町といたしましては効率的な行財政運営を推進するため、し尿処理の広域化に向 けまして、高槻市・島本町広域行政勉強会において協議を進めてまいりました。しかし ながら、現時点では困難であるとの結論に至ったところでございます。このため、現在、 町域内での中間処理施設の設置に向けた候補地にかかる立地要因・経済要因・環境要因 など、総合的な視点から検討を重ねておる状況であり、これらの検討結果を踏まえ、方 針をお示しさせていただきたいと考えております。 なお、候補地が決定いたしましたら、速やかに必要な事務を進めてまいりますが、建 設予定地の決定後、概ね2年程度で稼働できるよう計画的に進めてまいりたいと考えて おります。 続きまして、7点目の「環境マネジメントシステムについて」のご質問でございます。 まず、「これまでの実績について」でございますが、平成 15 年を基準年度とした平成 22 年度までの役場庁舎の7年間における電気・水道・紙・ガス・燃料の削減費から、審 査などに要した費用を差し引いた効果額といたしましては、約 742 万円の削減の成果を あげております。これまでの取り組みによりまして、職員の環境に対する意識改善とそ れに伴う行動の改善が一定定着したものと評価し、また外部審査にかかる費用の削減、 職員の事務量の削減を目的として、自主的な環境マネジメントシステムへ移行するもの でございます。 なお、「新たな環境マネジメントシステム」につきましては、引き続き外部のアドバ イザーに協力いただくなど、これまでの実効性を確保しつつ、職員にわかりやすいマニ ュアルを作成するなど、効率的なシステムの運用に取り組んでまいります。 続きまして、8点目の「清掃工場の将来について」でございます。 ご指摘のとおり、清掃工場の寿命は一般的に維持管理費と新設費用との費用対効果の - 283 - 比較から約 20 年程度と言われており、本町の清掃工場はすでに 21 年を経過しており、 本来であれば、施設の更新について検討が必要な時期に来ております。一方、廃棄物の 処理につきましては、「廃棄物及び清掃に関する法律」第4条第1項に市町村固有の事 務として位置づけられながら、法改正などによりまして、循環型社会形成推進交付金制 度の交付を受けるためには、人口5万人以上または面積 400 ㎢以上の地域が交付対象地 域とされております。また、環境省が定めておりますごみ焼却施設の設置基準が、日量 100t以上の能力を有する全連続式焼却炉となっております。このため町独自で施設整備 をする場合、交付金対象外地域となり、財政状況からも大変厳しい状況でございますの で、清掃工場の長寿命化は重要な課題であると認識をしております。 このようなことから、今まで部分補修で対応しておりましたものを、多額の費用をか けてでも年次計画で大規模な施設の更新を行うなど、長期的な視野に立った施設運営が 求められております。「第5次島本町行財政改革プラン」におきましては、清掃工場の 運営は民間委託することとなっており、民間運営のノウハウを活かし、技術力を持った 人材を配置しながら運転管理費の縮減を図り、委託年数の長期化などにより総合的なコ スト縮減及び施設の安定稼働を図るために、包括民営委託についても今後検討してまい りたいと考えております。 いずれにいたしましても、清掃工場を町独自で建て替えることは財政状況からも大変 厳しい状況でありますことから、当面は効率的かつ適切な維持補修に努め、現在の清掃 工場を1日でも長く使用できるよう努めてまいります。ご理解賜りたく存じます。 次に、「基金の設置について」でございます。現在、「島本町基金条例」には、公共 施設整備事業に充てる資金を積立てる基金として「公共施設整備積立基金」を設置して おります。従いまして、積み立てる必要が生じた場合には、清掃工場に特化した基金と してではなく、同基金で対応させていただきたいと考えております。 続きまして、9点目の「農林業及び商工業支援策について」でございます。 本町の農林業者は小規模で自給的な経営をされているところが多く、その規模や状況 に応じた支援策を行うべきと考えております。具体的には、島本町農業振興団体が実施 されている朝市や、島本町農林業祭実行委員会が実施されている農林業祭の支援をはじ め国の戸別所得補償制度の活用、農業経営基盤強化促進基本構想の推進など、農業に取 り組みやすい環境を整えてまいります。 また、本町内における「地産地消」の状況につきましては、本町内で生産された農産 物がどこで流通しているかという実態までは把握しておりませんが、学校給食における 地元農産物の使用状況としては、毎週2回から3回実施しております米飯給食において 使用している精米は全て地場産のものである他、第三小学校においては地元農家より購 入した野菜を一部使用しております。 「商工業支援策」につきましては、関係機関との連携のもと既存の商工業の振興や活 - 284 - 性化を図るため、具体的には「消費者まつり」や「島本夏まつり」などのイベントをに ぎわいづくりのための取り組みとして、産業や地域の活性化につなげてまいりたいと考 えております。 「中小企業への支援」といたしましては、島本町中小企業融資預託金を町内3金融機 関に貸し付けることにより円滑な中小企業融資を促進するとともに、島本町の制度融資 を受けた企業に対して、一定の範囲内で保証料の補助を行ってまいります。 続きまして、10 点目の「住民委員会制度について」でございます。 住民委員会につきましては、「住みよい豊かなまち」の実現を目指すため、地方自治 の本質的要素であります積極的な住民参加に基づくまちづくりを推進し、本町の健全な 発展と住民福祉の向上を図ることを目的に結成され、ご尽力をいただいている団体でご ざいます。 住民委員会からは、発足以来全町的な視野に立ち、各地域から提起のあった事項につ いて調査・審議し、住民の皆様の意思を町政に反映するため隔年で提言をいただいてお り、よりよい町政運営を進めるための貴重なご意見として、検討させていただいている ところでございます。 なお、「自治会組織との線引きが不明確である」とのご指摘でございますが、地域の 住民委員会へは各自治会から委員が選出されている方もおられますことから、住民委員 会及び自治会が連携することによりまして、より積極的な住民参加のまちづくりに繋が るものと考えております。また、町内には自治会未結成地域もございますことから、住 民委員会がそのような地域の方々の町政運営に参加される場としても必要であると考え ており、「開かれた町政」を推進するために、その一翼を担っていただいている団体で あると考えております。 続きまして、11 点目の「観光政策について」でございます。 本町には、豊かな自然や伝統ある歴史・文化など魅力ある観光資源が多数存在してお り、本町に観光で訪れる皆様におかれましては、それぞれの目的に応じ、楽しんでいた だいているものと認識しております。今後におきましても、これらの観光資源を積極的 にPRしてまいりたいと考えております。 次に、「町外からの集客を図ることのメリットについて」でございますが、観光施策 の推進にかかります最終的な目標といたしましては、「にぎわいのあるまちづくり」で あると考えております。その「にぎわいのあるまちづくり」がもたらす波及効果としま しては、間接的ではありますが、税収の確保につながるものであると考えております。 物産の販売など、来訪者が町内で消費する商店などが少ない現状ではございますが、人 でにぎわう場所には商店などが栄えると考えられるため、将来的には町内での消費につ ながっていくものと考えております。 また、地元の魅力を再発見していくことで、住民の皆様の地元地域に対する郷土愛の - 285 - 醸成が期待できるとともに、ボランティアガイド活動に参加されるなど、第2の人生の 生きがいづくりの機会を提供することにもつながっていくものと考えております。従い まして、町への来訪者の増加を図ることにより様々な波及効果をもたらし、本町にとり ましても大きなメリットが生まれると考えております。 続きまして、12 点目の「住民ホールとふれあいセンターについて」でございます。 住民ホールにつきましては、公共施設の耐震補強工事や防災無線の改修をはじめとす る防災対策など、優先して実施すべき事業が山積する中、多額の費用をかけて改修する ことは困難であると考えており、できるだけ早期に、今後の方策をお示しさせていただ きたいと考えております。 「住民ホールの代替施設」といたしましては、現在、ケリヤホール及び中学校の体育 館などを活用いただいておりますが、ケリヤホールにおきましては貸出対象物品の拡充 を図り、中学校の体育館におきましては音響設備の購入などにより、対応してきたとこ ろでございます。 ご指摘の「ケリヤホールの改修」につきましては、施設の構造上の確認や改修費用の 算定などについて調査してまいりたいと考えております。 続きまして、13 点目の「ふれあいセンターの管理について」でございます。 ふれあいセンターにつきましては開館以来 15 年が経過し、施設及び施設備品などの老 朽化により計画的な維持・補修を行う必要性は認識いたしており、平成 22 年1月に策定 した「中長期修繕計画」に基づき、計画的に修繕などを行っているところでございます。 ふれあいセンター減免制度などの見直しにつきましては、平成 23 年 10 月から実施さ せていただいておりますが、当該制度の見直しにより、ご負担いただいている使用料を ふれあいセンターの維持管理のための財源として活用させていただき、「中長期修繕計 画」に予定していない緊急的な補修などにつきましても、随時実施してまいりたいと考 えております。 なお、本年度当初予算におきましては、利用者に快適にご利用していただくことがで きますよう計画的な維持・補修を実施する予定でございます。今後も利用者の皆様から の声を大切にしながら、指定管理者と連携し、よりよい施設運営に努めてまいりたいと 考えております。 続きまして、14 点目の「道路、橋りょうの架け替えについて」でございます。 これらの改修などにつきましては、「橋りょう長寿命化修繕計画」に基づき、改修工 事などの対策を今後進めていくものでございます。なお、実施にあたりましては、ご指 摘の都市計画道路や「水の文化園構想」などの計画とも整合を図りながら進めてまいり たいと考えております。あわせて、個々の橋りょうの持つ役割や地域性、交通量の状況 などにも注視しながら、必要に応じた改修などの対策を進めなければならないと考えて おります。 - 286 - 続きまして、15 点目の「公園における運営管理について」のご質問でございます。 都市公園、児童公園の遊具などの点検につきましては、平成 23 年度から専門技術者に よる点検業務を実施し、また専門業者への委託だけではなく、これまでも町域内を6ブ ロックに分け、職員による公園パトロ-ルを毎月実施いたしております。本町といたし ましても、こういった点検結果に基づき、今後計画的に補修が必要となる優先度の高い 公園から整備するとともに、総合的な維持管理に向け、公園整備を進めてまいりたいと 考えております。 また、ご指摘のとおり、「公園のあり方」につきましては、本町といたしましても検 討していかなければならない課題であると認識しており、実際、ご利用が少なくなって いる公園もございます。しかしながら、過去の大規模災害時の教訓では、支援物資の保 管場所などになり、また復旧の際には公園ががれき類の置き場や生活ゴミの集積場所に なるなど、公園機能のみならず緊急災害時にも防災上の機能を発揮しておりました。こ のような事例も含め、公園の役割は、ご利用されている方だけではなく、地域の皆様に とって重要な空間であると認識しております。従いまして、地域の皆様のご意向をお聞 きしながら、各公園全体の利用状況や老朽化した遊具補修の必要性も含め、各地域にあ った公園管理について検討を行い、慎重に進めてまいりたいと考えております。 続きまして、16 点目の「大沢地区の配車サービス」について、ご答弁申し上げます。 大沢地区への配車サービスにつきましては、当該地域が山間部に位置し、道路も狭隘 で福祉ふれあいバスの運行が困難であり、公共施設などへの外出が容易にできないため、 大沢地区の皆様の交通手段確保の一助となりますよう、利用者の事前予約に応じて乗合 タクシーを配車させていただきたいと考えております。本年度につきましては、試行的 に実施させていただくものでございますが、実施にあたりましては、大沢地区の皆様と 十分協議を行い利用しやすい制度にするとともに、実施中においても利用者との検証を 行い、制度定着に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、17 点目の「JR島本駅西側地区について」でございます。 当該地区の現状といたしましては、昨年4月にJR島本駅西側農地の土地所有者の皆 様によるJR島本駅西地区まちづくり協議会が設立され、現在まで、総会と協議会及び 勉強会などを開催されております。現在、学校法人が当該地区への立地を希望されてお りますことから、まちづくり協議会におきまして議論がなされているところでございま す。本年度もまちづくり協議会においては、農業に従事しておられる皆様の現状や課題 なども十分に踏まえつつ、平成 23 年度に引き続き、当該地区におけるまちづくりのあり 方など、その方向性について精力的にご検討いただく予定でございます。 また、本町といたしましては、土地所有者をはじめとする地域の住民の皆様のご意向 を最大限尊重し、当該地区の景観に配慮した秩序あるまちづくりを進めてまいりたいと 考えております。 - 287 - 続きまして、18 点目の「若山台地区の雨水流量調整池について」でございます。 若山台地区の調整池につきましては3ヵ所ございますが、1ヵ所は恒久的な調整池、 2ヵ所は暫定的な調整池となっております。平成 22 年 12 月に淀川右岸流域下水道高槻 島本雨水幹線が供用開始されたことにより、暫定的な調整池につきましては、その役割 を終えることとなります。なお、UR──都市再生機構でございますが──から、当該 調整池の移管を受けるにあたりましても、2ヵ所の調整池につきましては、機能廃止後 は土地の有効活用を図ることを前提としており、現在、昨今のゲリラ豪雨なども勘案し、 若山台調整池雨水等影響調査を実施しているところでございます。 調査結果につきましては関係機関との協議などに時間を要しており、現在、お示しで きる状況ではございませんが、今後の土地利用のあり方につきましては、調査結果に基 づき、有効活用をすべく検討してまいりたいと考えております。 続きまして、19 点目の「役場周辺地区の用途変更について」でございます。 現在、役場周辺の地域につきましては第二種住居地域となっており、当該地に立地さ れている研究施設が今後継続的に企業活動を行ううえで、現状の用途地域では支障が生 じるおそれがございます。また、現状も研究所として立地していることから、企業へヒ アリングを行いながら、企業活動に適した用途地域や地区計画の設定などについて、適 切な都市計画の変更を検討し、企業活動の促進を図り、有効な土地利用方針を定めてま いりたいと考えております。 また、これまで行ってまいりました「企業誘致活動」といたしましては、大阪府企業 誘致推進センターとの連携を図り広報させていただくとともに、同センターや、本町及 び大阪府のホームページなどを活用し、本町の制度につきまして広く周知してまいりま した。今後とも先進自治体などの取り組み事例を調査研究するなど、本町の企業立地促 進制度のPRに努め、継続的な取り組みを進めてまいります。 続きまして、20 点目の「阪急水無瀬駅前のタクシー車庫跡地の売却について」でござ います。 当該町有地につきましては、駅前という立地を生かすため、本町の玄関口としてふさ わしい活用方法を検討したうえで売却させていただく予定でございます。売却方法とい たしましては、行政職員と外部委員である学識経験者で組織される選定審査委員会を設 け、コンペ方式により事業者を選定したいと考えております。なお、選定に際しては金 銭面だけでなく、提案内容につきましても一定条件を付し、適切に対応してまいりたい と考えております。また地域の防犯面・防災面などの観点から、取り壊しにつきまして は、できるだけ早急に実施してまいりたいと考えております。入札に付する条件につき ましては、現在確定したものはございませんが、周辺地域の課題を一定考慮したものを 検討してまいりたいと考えております。 なお、当該地にございます水無瀬自治会集会所につきましては、行政コストや住民の - 288 - 皆様の利便性などを総合的に勘案し、適切に対応してまいりたいと考えております。 続きまして、21 点目の「水道事業について」でございます。 ①の「大阪広域水道企業団と大阪市との水道事業統合について」でございます。 平成 24 年1月 31 日に開催されました平成 23 年度大阪広域水道企業団首長会議におき まして、大阪広域水道企業団と大阪市との統合協議について審議され、2月1日に水道 事業統合検討委員会が設置されたところでございます。今後、浄水場などの施設の統廃 合及び適正配置、議会構成などを含め、統合後の組織・人員などの課題解決に向けて検 討を進めていき、平成 25 年2月議会での大阪広域水道企業団規約の改正、平成 25 年度 前半での大阪広域水道企業団と大阪市の組織統合を目指すこととなっております。 受水自治体の中には、本町のように自己水源を持ち受水割合が 10%の自治体もあれ ば、100%受水している自治体もございます。また本町のような地下水を自己水としてい る自治体が今後どのような形態になるのかは、現在のところ不透明な状況でございます が、大阪広域水道企業団と大阪市との統合がなされた後も、長い期間をもって検討され るものであると考えております。 次に、「複数水源を持つ」ことについてでございますが、現在のところ、自己水とし て地下水を活用した水道水の供給につきましては安定して機能いたしておりますが、万 が一、渇水や地震などの災害が発生した場合のリスクを軽減させ、住民の皆様のご家庭 に安定供給を図っていくためには、複数水源を持つことは重要な役割を果たしているも のと考えております。本町といたしましては、今後とも、自己水源につきましては地下 水約 90%を堅持し、健全経営のもと、将来にわたり、安心かつ安定的な給水に努めてま いりたいと考えているところでございます。 次に、②についてでございます。 平成 24 年4月から、使用者の方が水道料金及び下水道使用料をコンビニエンスストア でも納付できる、いわゆるコンビニ収納制度の導入を予定いたしております。平成 18 年3月策定の「第4次行財政改革プラン」に基づき、住民の利便性とともに徴収率の向 上を図るため、コンビニエンスストアにおいて町税などの公共料金の納付・納入ができ るよう制度を検討してまいりました。その結果、まずは利用者の多い町税並びに水道料 金及び下水道使用料の制度導入に向けまして事務を進めてまいりました。 なお、町税につきましては、平成 22 年度に電算システムの更新にあわせて収納システ ムの開発を行い、平成 23 年度から軽自動車税のコンビニエンスストアでの収納を実施 し、本年度からは町・府民税(普通徴収分)、固定資産税・都市計画税まで拡大してま いりました。また水道料金及び下水道使用料につきましても、平成 23 年度に収納システ ムの開発を行い、本年度からコンビニエンスストアで納付できるようにするものでござ います。 次に、平成 23 年度から導入しております軽自動車税の「コンビニエンスストアでの納 - 289 - 付の状況」でございます。平成 24 年1月末現在におきまして、収入額約2千万円のうち、 コンビニエンスストアでの収入分は約 530 万円でございます。また利用人数といたしま しては、5,264 人のうち 1,577 人、率にして約 30%の方が利用されている状況でござい ます。また、徴収率といたしましては 97.2%となっており、前年度 96.3%と比較します と、約1ポイントの伸びとなっておりますことから、所期の目的は達成されたものと認 識しております。 続きまして、22 点目の「民生部関係」につきまして、順次、ご答弁を申し上げます。 まず、①の「民生費にかかる全般的な支出の適正かつ効果的な実効性のある抑制策に ついて」でございます。 民生費にかかります財政支出につきましては、少子高齢化の伸展や社会経済情勢の変 化、各種制度改正に伴い、扶助費をはじめ民生費にかかります支出は、毎年増加傾向に あります。また現在、国におきまして議論が進められております「社会保障と税の一体 改革」におきましても、子ども・子育てをはじめ医療・介護等、年金などの各分野にお きまして多岐にわたる見直しが検討されており、社会保障制度改革が進められようとし ております。 本町といたしましては、国の社会保障制度改革の動向などを注視するとともに、必要 な施策に必要な予算を効果的かつ重点的に投入する観点からも、「第5次島本町行財政 改革プラン」を確実に推進し、より効率的かつ効果的な行財政運営を行う必要があると 認識しております。 また、「生活保護制度」につきましては、従来の経済的給付を中心とする制度から自 立支援に重点をおいた施策に移行するとともに、医療扶助につきましてはレセプトシス テムを活用するなど、適正な事務執行に努めてまいりたいと考えております。 次に、②の「母子福祉施策の推進と住民の健康づくりについて」でございます。 「母子福祉施策」につきましては、「第2期島本町母子家庭等自立促進計画」に基づ き、母子自立支援員による相談機能体制の充実強化を図るとともに、就労に結びつきや すい資格を取得するための高等技能訓練促進事業を引き続き実施し、自立支援に努めて まいります。 また、「住民の健康づくり」につきましては、「第2次健康しまもと 21 計画」に基づ き各種健康診査の受診率の向上や保健事業の充実に努めるとともに、妊婦健康診査につ きましては、従来から実施しております 14 回の公費負担に加えて、さらに超音波検査1 回相当額(5,300 円分)の公費負担を行い、安全・安心な妊娠と出産を支援してまいりた いと考えております。 次に、③の「第二保育所民営化の対応策と方向性、今後のスケジュールについて」で ございます。 「就学前の子どもの教育と保育環境の整備についての基本方針」につきましては、平 - 290 - 成 18 年 12 月に発表して以来、実施年度の見送りを経て、これまで5年間が経過してお ります。この間、保護者会からご質問をいただき、本町といたしましても定期的に説明 会や意見交換会を重ねてきたところでございます。 「基本方針」にお示ししておりますとおり、多様化・増大する保育ニーズに対応すべ く幼保一元化の実施と、保育所民営化によって特定財源の確保を行うとともに、運営主 体が拡がることにより各園の特色の発揮や保護者の選択肢の拡大が図られ、幼稚園を含 めた児童を預かる施設間での保育などの質の底上げを行うことが可能となります。また、 児童福祉上のもう一方の課題である在宅子育て支援の充実・拡大などにも寄与できるこ とから、方針発表以来、何ら変わることなく取り組まなければならない事業方針である と確信しております。 「基本方針」の発表当時は保護者から方針への反対意見が多く寄せられ、審議に進捗 が見られない状況もありましたが、方針を発表してから年月を経ていることや、現在ま で、保育所入所申込み時に窓口におきまして民営化の計画がある旨をお知らせし、民営 化方針を十分認識したうえで保育所に入所されている方が多くを占めており、現時点で は、保護者の思いは大きく変化しているように感じております。 これまで本町の姿勢として、保護者対応を丁寧に行わなければならないとの思いから 慎重に事務を進めてまいりましたが、本年1月及び2月に実施した保護者と民生部との 意見交換会におきましては、保護者の皆様から、保護者との協議の機会を設けたことに 対する評価や、民営化を進めるのであれば、行政として他の自治体へ視察に行くなど十 分に研さんを重ねるべきである、協議するための実施計画案を提案すべきであるなど、 積極的なご意見も多くいただいたところでございます。 今後につきましては、これらのご意見を踏まえるとともに、「基本方針」を推進する うえで中心となる保育士、幼稚園教諭及び保健師により実施計画素案を作成して、保護 者の皆様からご意見などをいただきながら実施計画を策定し、事業を進めてまいりたい と考えております。 次に、④の「第二保育所の耐震診断の実施について」でございます。 今年度につきましては、町立第四保育所の耐震診断業務を行う予定でございます。こ れにつきましては、第四保育所の建設年度が昭和 51 年であり、また、第二保育所は昭和 55 年であることから、建設年度が古い第四保育所から先に着手するものでございます。 耐震診断の実施後、耐震工事の必要の有無を確認し、必要があれば次年度において耐震 工事実施設計を行い、さらに翌年度に耐震工事と、3ヵ年度にわたり事務を進めていく 予定をしております。 保育施設を含む「公共施設全体の耐震化」につきましては、施設利用者の安全確保と ともに避難所にも指定していることから、必要性は十分認識しており、公共施設全体の 耐震事業との整合を図りながら、第二保育所につきましても耐震診断を実施してまいり - 291 - たいと考えております。 次に、⑤の「保育所での待機児童を出さない方策について、現状の把握と今後の対応 について」でございます。 本町におきましては、大規模集合住宅の建設などによる人口増加とともに、就学前人 口がここ数年で大幅に増加しております。その中でも、社会経済情勢の変化などから保 育を必要とする家庭の割合も増えていることから、保育所入所児童数は、乳児の途中入 所を中心に年々増加している状況でございます。このため、平成 22 年度には民間保育園 に園舎を増築し、乳児の定員を 20 名拡大するとともに、国の通知に基づき児童に必要な 保育面積基準等を遵守した中での受け入れを行ってまいりました。 また、先ほどもご答弁を申し上げましたとおり、「就学前の子どもの教育と保育環境 の整備についての基本方針」に基づき、増大する保育需要に対応すべく、就労支援型幼 稚園の手法による幼保一元化を実現する必要があるものと考えております。「基本方針」 では、幼稚園での3歳児の受け入れと、朝夕の保育時間の拡大による保育機能の付加を 示し、これまで就労などを行うご家庭では保育所しか選択肢がなかったものが、幼稚園 を選ぶことができるようになるものです。これにより保育所に集中していた入所申込み が緩和されることで、保育所内にスペースが確保でき、それを保育ニーズの高い乳児な どの受け入れに活用することで、待機事案の発生を防いでまいりたいと考えております。 この幼保一元化につきましては、現在、国において「子ども・子育て新システム」に おける幼保一体化との考え方において制度設計されているところであり、事業の具体化 にあたりましては、「基本方針」の理念に基づき、その動きを注視してまいりたいと考 えております。 次に、⑥の「特定健康診断等の実施計画について」でございます。 平成 20 年3月に策定いたしました「島本町国民健康保険特定健康診査等実施計画」に つきましては、被保険者の生活の質の維持及び向上を図ることなどを基本理念とし、内 臓脂肪型肥満に共通する糖尿病・高血圧・高脂血症などの危険因子を回避するための健 診、保健指導の手法、その実施及び成果にかかる目標に関する基本事項を定めておりま す。本実施計画に基づくこれまでの施策につきましては、法令上、受診対象者とならな い4月1日以降に国民健康保険に加入された方にも希望者には受診可能としたことや、 平成 22 年度から地域別受診率の向上のために、集団健診を、ふれあいセンターだけでな く受診率の低い地域に出向いての健診を行ってまいりました。また本年1月の集団健診 の結果から、特定保健指導の対象となる可能性のある方に対し、結果を郵送するのでは なく、直接保健師がご家庭を訪問し結果を手渡しすることで、保健指導率の向上を図っ ております。この取り組みにつきましては、先般、視察した尼崎市の取り組みを参考に 実施したものでございます。 新たな計画の策定につきましては、現時点におきまして具体的な施策の概要をお示し - 292 - することはできませんが、現計画の実施状況を踏まえるとともに、国の動向に注視しな がら、島本町国民健康保険特定健診等実施計画策定委員会におきまして慎重審議をいた だきながら策定してまいりたいと考えております。 次に、⑦の「ジェネリック医薬品の普及促進に向けた取り組みについて」でございま す。 ご指摘のとおり、ジェネリック医薬品の普及促進には国におきましても力を入れてい るところであり、本町におきましても、平成 23 年度には被保険者の方々がジェネリック 医薬品をより利用しやすくすることを目的に、ジェネリック医薬品希望カードを送付し、 同医薬品の利用促進に努めたところでございます。本年度におきましては、ジェネリッ ク医薬品の費用の差額に関する通知を行うなど、普及促進の方法につきまして、高槻市 医師会などと連携し、具体的な協議を行ってまいりたいと考えております。 次に、⑧の「住民票等の本人通知制度の適正な導入について」でございます。 本人通知制度につきましては、自己の個人情報である本人の住民票の写しなどが第三 者に取得されたときに、本人にその事実を通知する制度でございます。本制度の施行に つきましては事務処理要綱を制定することとしており、府内の市町村ですでに施行され ている制度を参考に、本年8月の施行を目指し、より実効性のある制度づくりに努めて いるところでございます。 なお、本町では登録者の負担軽減と、不正請求の可能性をより迅速に通知するため、 通知時に取得者についての個人情報に配慮しつつ明らかにできる事項を添えて通知し、 手数料を徴収しない方法を基本に、制度設計を進めております。また制度設計にあたり ましては、本町の「個人情報保護条例」との整合を図る必要がございますので、制度の 詳細について個人情報保護審議会でのご審議を賜りながら、進めてまいりたいと考えて おります。また制度の実施にあたりましては、広報しまもとやホームページなどを用い て制度の周知を図りながら、適正な制度の運用に努めてまいります。 以上でございます。 岡本教育長 それでは教育に関わるご質問につきまして、順次ご答弁申し上げます。 まず、23 点目の「教育目標について」でございます。 ご指摘のとおり、我が国の未来を担うべき人材の育成は、本町のみならず日本の学校 教育全体にとっても大きな課題であるとともに、責任を伴うものであると認識いたして おります。これまでも「知」「徳」「体」のバランスのとれた教育を目指し、各学校に おいては特色ある学校づくりを進めるとともに、校種間の連携を図ってまいりましたが、 より深化・統合させるために、平成 20 年度から町全体で小中一貫教育推進の取り組みを 進めてまいりました。義務教育9年間を繋ぎ、子どもたちが有する能力を最大限に伸ば しながら、「未来をたくましく生きる力」を育成するという基本理念に基づいた4年間 の研究により小中一貫カリキュラムを作成するなど、一定の成果が現れたものと考えて - 293 - おります。 また、学力のみならず社会に適応できる人材の育成という観点では、他人に対する思 いやりや規範意識、自然や美を愛する感性などの「豊かな心」を育むことは大変重要で あると認識しており、教育委員会といたしましても、学校・幼稚園間の連携をさらに深 め、それぞれが共通目標に沿って、発達段階に応じた一貫性と連続性のある指導の充実 に努めるよう指導してまいります。 さらに地域の方々にも、これまで以上に学校教育自己診断や学校協議会などの学校評 価活動を通じて学校運営に関心を持っていただくとともに、学校支援ボランティアやい きいきふれあいフェスタなどを通じて地域人材の一層の活用・充実を図り、地域の方々 とともに、子どもたちを育む教育コミュニティー形成のための施策を進めてまいりたく 考えております。 続きまして、24 番目の「学校施設のメンテナンスについて」についてでございます。 町立第二中学校のグラウンドにつきましては以前からご心配をいただいておりました が、安全面からいたしましても、これ以上先送りできないと判断し、抜本的な整備に向 けて測量設計業務を行いたく、予算計上させていただいたものでございます。今後のス ケジュールにつきましては、学校開放や体育の授業、さらには体育祭など、年間を通じ てグラウンドを使用しており、工事ができる期間が限られます。従いまして、学校の授 業や学校開放との調整を図りながら工事を進めていく必要がございますことから、測量 設計業務が完了した後、学校や関係団体などと十分調整し、工事を進めてまいりたいと 考えております。 また、「学校施設の経年劣化」は避けて通ることのできないものでございます。適正 な維持管理は今後も必要不可欠であることから、財政との整合性も図りながら、計画的 な維持管理に努めてまいりたいと考えております。 なお、本年度より学校施設の耐震補強工事を本格的に進めていくこととなりますが、 耐震補強工事にあわせ、屋上防水や壁面塗装などにつきましても実施してまいりたいと 考えております。 また、「町営プール」につきましては、平成 23 年 11 月から平成 24 年1月までの間に 現況調査を行いました。 調査の結果、プール槽及びプールサイドにつきましては、内部に空洞がないこと、鉄 筋や溶接金網が適材適所で配置されていること、コンクリート強度が一定の水準を上回 るものであることなどから、陥没事故の恐れがないものと考えられます。しかしながら、 中プールと小プールにつきましては、プール槽及びプールサイドの全面にクラック、剥 離、欠損が見られ、一部には脱落・崩壊の危険性のある箇所もございます。また、クラ ックが鉄筋に達している箇所につきましては、鉄筋が水や外気に触れることで腐食が進 行し、周囲のコンクリート強度を低下させているとも考えられます。さらに給水管及び - 294 - 排水管につきましても、全体的に劣化が激しく、突発的に使用不能となる恐れがござい ます。 以上のことから、今後、長期的に町立プールを維持するにあたりましては、中プール 及び小プールの改修、給排水管、プールサイドなどの全面改修が必要となり、多額の費 用が伴います。このため、本年度につきましては、クラックなどにより利用者がけがを しないよう安全面に配慮した最低限の補修を行い、今後の方向性につきましては、利用 状況や財政面などを十分考慮しながら、町立プールのあり方を検討してまいりたいと考 えております。 続きまして、25 番目の「幼稚園、小・中学校の耐震化工事に関連して」についてでご ざいます。 各学校施設のうち、最も古い校舎は町立第一中学校の校舎であり、建築から約 51 年が 経過しております。耐用年数につきましては、税制上や国庫補助金に関しまして減価償 却などの年数に応じた一定の基準はあるものの、建物そのものがどの程度使用可能かに つきましては、明確な基準はないものと理解いたしております。そのため、現行施設に つきましては外壁工事や防水工事、耐震補強工事など、適切な維持管理をすることによ り、今後、10 年以上の使用は可能であると考えております。 また、「施設の統廃合」につきましては、以前からご指摘をいただいておりますが、 詳細な検討までは行っておりません。 なお、以前にも申し上げましたが、現行の学校数につきましては、本町の就学前児童 数は減少傾向にはなく、各年齢階層で概ね 300 人前後を保っていることから、今後 10 年間の人口動向につきましては児童・生徒数が大きく減少することは考えられず、小学 校で2学級以上、中学校で3学級以上が見込まれ、直ちに学校の統廃合をしなければな らないといった状況にはございません。しかしながら、ご指摘のとおり、今後ますます 施設の老朽化が進んでいくことを考えますと、小・中学校、幼稚園、保育所を含めまし た各施設のあり方につきまして、将来を見据えた全庁的な議論が必要であると考えてお ります。いずれにいたしましても、現状におきましては現行の施設数において運営して まいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたく存じます。 以上でございます。 菅 議員 他項目にわたります大綱的な質問に対しまして、ご回答、ありがとうございま した。いろいろと確認したい点があったんですけど、時間もございませんので、明後日 から始まります各常任委員会で、会派の代表、出席します。その点において、詳細につ いて確認させていただきたいというふうに思いますので、ひとつ、ご回答のほう、よろ しくお願いしたいと思います。 以上で、質問を終わります。ありがとうございました。 (「資料要求は」と呼ぶ者あり) - 295 - 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 30 分~午前 11 時 45 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 以上で、山吹民主クラブの大綱質疑を終わります。 引き続き、日本共産党の発言を許します。 高山議員(登壇) それでは日本共産党町会議員団を代表いたしまして、高山が、町長の 所信表明などに関連して大綱質疑をいたします。 「千年に一度の震災、原発事故を経験して初めての予算で、何を組み込むのか」とい うことを、お尋ねします。 私は、「いのちと暮らしを守る」、何よりもこのことが大切だというふうに思います。 そして、防災計画をしっかり見直す。「原発から安全なエネルギーへの転換」、そして、 希薄になっている絆の大切さを教えていただきました「被災地の救援」に引き続き全力 で取り組むということが、まず大事ではないかというふうに思いますが、いかがですか。 2番目に、「過去 15 年間の島本町の経済指標を振り返り、今、求められているのは何 か」。 実は、1997 年に消費税が3%から5%に引き上げになりました。そこで、大変な経済、 底が抜けた、こういうふうに言われてます。それを振り返るためにも、97 年、2010 年の 間に、島本町の納税者1人当たりの所得はどうなっているのか、調べてみました。97 年 には 501 万円、2010 年には 320 万円。実に、年間で 180 万円も総所得が減少している。 1ヵ月当たりにしますと、15 万円ということになってます。これに伴って町税収入、97 年には 60 億円余りでありましたのが、2010 年には 45 億円足らず、こういうことになっ ています。約 15 億円、25%の減、こういうことになってます。経営耕地面積の減少も、 大変なことになってます。データがあります 95 年には 5,256aでありましたのが、2010 年には 2,481aに減少してます。小売店の事業所数、97 年には 204 ありましたのが、2007 年には 148 の事業所、56 の事業所が減少してます。そして、高齢化率の増加、15 歳未満 の減少。実は、1995 年から 2010 年の間の変化を見ますと、高齢化率については 10.8 か ら 21.1、およそ倍になってます。15 歳未満、18.6%から 14.1%、大幅に減少している。 こういうことになってます。 こういう状況の中で、財政運営にしても、ほんとに大変だという状況だと思います。 しかし、これは何も島本町だけの変化じゃない。多くは全国的な傾向だというふうに思 います。そうした中で、この経済指標を見るときに、何が求められているかというふう に思いますと、先ほど申し上げました震災の経験もあわせて考えてみますと、やっぱり 国民の所得を増やし、経済、内需主導で健全な成長の軌道に乗せるということが必要だ。 年間所得が 180 万円も平均で減っている中でね、健全な経済の成長はあり得ない。非正 規雇用をなくして、正規職員、正社員が当たり前の社会を作らなくてはならない。最低 - 296 - 賃金を大幅に引き上げる。長時間過密労働をなくして、雇用を増やす。大企業と中小企 業との公正な取引ルールを作る。農林水産業の再生。原発をなくして再生可能エネルギ ーへの転換を図る。私は、こういうことを必要だ、島本町の過去を振り返るときに、こ うした取り組みが今、求められておるというふうに思いますが、いかがですか。 3番目は、「国政・府政の施策に対する町政の影響について」でございます。 今、「社会保障と税の一体改革」、これが進められてます。このことが島本町政にと ってどういう影響を及ぼすのかということで、島本町も国の施策だということで、ただ 見るだけではなしに、声をあげるべきだというふうに思ってます。 97 年に消費税3%から5%に引き上げられて、それ以降、納税者の所得が減ったとい うこととあわせて、町税も大幅に減ったということを申し上げました。今日、経済が停 滞している中で、消費税を増税したら大変なことになるというふうに思います。暮らし、 経済を壊して財政破綻をほんとにひどくする、未来のない道だというふうに思ってます。 社会保障を再生する、必要なことです。そのためにも無駄の一掃、富裕層・大企業優 遇の不公正税制を見直す。為替投機課税の導入で財源を作る。さらには先進水準、ヨー ロッパなどでは当たり前になっている社会保障の拡充のために、応能負担の原則、累進 課税を強化する、所得税の税制改革によってこそ財源を作るべきである。消費税でまか なうべきでない、というふうに思うわけでございます。 私は、ここで町長にお尋ねしたい。消費税増税についての認識、町政への影響をどう いうふうに考えるのか。 また、今、大阪府政、大阪市政においては「教育基本条例」「職員基本条例」の問題 が、大きな問題になってます。私は、これは島本町と関係ないということでは、決して 済まされない問題だと思ってます。知事や市長、校長や管理職の顔色だけを気にする教 員や職員を作らすのが、この2条例ではないかというふうに思います。格差を生んでよ い、秀でた者を育てる必要がある、できる子だけ大切にする教育、こういうふうなこと が言われてます。しかし、競争と格差を押しつけて、できる子だけを大切にする教育で、 秀でた者を育てることができるのか。それすら、私はできないというふうに思います。 人づくりというのは、まちづくり・国づくりでもあるわけでございまして、基本的に は、先生が子ども達と向き合う時間を増やす、教師の教育力量を高める、こうしたこと が求められているというふうに思います。少人数学級の実現こそ、本当に私は求められ ているというふうに思いますし、職員の雑用を減らして、子どもに向き合う時間を増や す、こういう教育条件の改善こそ求められていると思います。 また職員の問題でも、私は職員同士が励まし合い、そして、住民と力をあわせて暮ら し・福祉の向上にがんばる、こういうことが求められている。それをS、A、B、C、 Dと5段階評価にして、競争と統制で、圧力でもって、ほんとに仕事をする職員は作れ ないというふうに思います。 - 297 - 2条例に対する町長、教育長の基本的認識、お伺いします。町政の影響等、どうなる のか。ほんとに求められているものは何かということを、お示し願いたいというふうに 思ってます。 今、深刻な問題の一つは、やっぱりエネルギーの問題。原発事故を受けてどうするの かということと、それから、もう一つの問題は原発事故廃棄物の広域処理。これに、ど う対処するのかということが求められています。国の基準や府の基準に照らせば安全だ ということが、ほんとに言えるのか。放射能については、基本的には閾値がないという ふうに言われてます。そういうことを考えるときに、島本町の安全・安心をどう確保す るのか。町長のお考えをお示しください。 国の政治の問題として、もう一つがやっぱりTPPの協議への参加の問題です。私は 食料自給率、ほんとに今、危機的な状況の中で、こういうやり方で、ほんとに日本の未 来があるのかということを問わなくてはならないというふうに思ってます。町長の見解 をお伺いします。 そういうことを見通したうえで、やっぱり「政治の原点は何か」ということをはっき りさせる必要があるというふうに思ってます。 私は、やっぱり憲法だというふうに思ってます。当然のこととして、公務員は憲法の 尊重・擁護の義務が課されています。憲法を守るのは当然だ、というふうに思います。 1947 年、文部省が出した『新しい憲法の話』という内容を、一部紹介します。「みんな の意見で物事を決めていくのが、一番、間違いが少ないのです。だから、民主主義で国 を治めていけば、皆さんは幸福になり、また国も栄えていくでしょう」、こういうふう に記されてます。軍部の力で政治が歪められ、その反省に立って、民主主義で国をつく ろう、そう出発したというふうに思ってます。政治の原点は、憲法ではないか。 そしてもう一つは、政治に対する結果責任を取るということではないかというふうに 思ってます。原発の安全神話が振りまかれ、構造改革が声高に叫ばれて、そして今の現 状がある。こうしたときに、責任を含めて、しっかりと総括することが求められておる というふうに思います。 実は朝日新聞ですけど、『若い世代』という意見の投書のページがあります。原発に は反対します、小学生、9歳の子どもの声です。福島原発は廃炉するだけにも 30 年、40 年かかる。今後、生まれてくる子どもや、またその子ども達にまでも被害を及ぼすこと になる。大人の人達が考えて欲しい、ほんとに将来のことに責任を持ってくれるでしょ うか、こういうふうに言われてます。 国の政治に対しても、きちんと言うべきことは言うということが必要だというふうに 思います。 さて、町政に振り返ってみると、「改革すべきことは何か」。これは、原点は何かと いうときに、地方自治体の責務というのは暮らし・福祉の向上、これは「地方自治法」 - 298 - にも定められてあります。「その事務を処理するにあたっては、住民福祉の増進に努め るとともに最少の経費で最大の効果をあげる」というふうにしなければならないと定め てます。財政が大変だから福祉を切る、決して、原点はそこにないというふうに私は思 います。いかがでしょうか。 もう一つは、住民自治の問題です。今、島本町は盛んにパブリックコメントを行って います。このこと自身は素晴らしいというふうに思いますが、地域懇談会・説明会を開 いたうえで、そこで発言することができなかった、発言してももっと言いたいというこ とがあればパブリックコメントを出して欲しい、これがパブリックコメントだと思いま すよ。懇談会も説明会もなしでね、言いたければ言いなさいよ、名前を書かなかったら 受けたことにしませんよ、これはちょっと違うというふうに思います。本来的にパブリ ックコメントというのは、意見を出したら、その出した人に対して、行政はこういうふ うに考えますよということをお知らせするためにね、名前が要るんですよ。返さないん だったら、名前なんか要らない、いいはず。でも、ちゃんと返すということが、本来あ るべき姿で、名前書かなかったら返事をしないというやり方は、私は二重に正しくない というふうに思ってます。 町政を元気にする、その方策の一つは、私は地域での懇談会・説明会だというふうに 思いますが、いかがですか。そして、行政がほんとにパブリック素案をしっかり読んで、 そして住民の皆さんと練り上げていいものを作る、こういうことで進めて欲しいという ふうに思ってますが、残念ながらね、幹部の皆さんがきちんとお読みになっているとい うことになってないということは、先日来の議論の中でも明らかになりました。私は、 ほんとに住民説明会、住民懇談会、この実施こそが求められているというふうに思いま すが、いかがですか。 もう一つは、私は「広域連携の問題」だというふうに思ってます。 実は、昨年の 11 月、全国の町村議長会全国大会が行われました。ここでの決議とか要 望が記載されてます。その決議の中にね、住民自治の推進に逆行する道州制は行わない こと、特別決議、あがってます。それから、復興という名のもとでね、いかなる町村合 併、合併を推進するための道州制の導入は行わないこと、これを要望であげてます。こ うしたことを考えるときにね、私は広域行政を検討するときに、合併というのは本来、 場合によっては島本町の名前がなくなるということでもありますから、そのことを含め てね、私は行政に好きにやってください、そんなことを言っているわけじゃない。私は 広域行政、島本で議論する際には、明確に「広域連携」だというふうにして、合併の問 題は外すべきだというふうに思ってます。 広域連携という点では、当然のこととして、まず高槻市、大山崎町とのいろんな連携 が求められます。ここでは、ごみ焼却処理の問題について、迅速な対応を求めたいとい うふうに思ってます。 - 299 - これまでも議論の中でお話しさせてもらいましたけど、例えば高槻と比べまして、焼 却処理に要する、ごみ処理に要する費用が2万円も、あるいは3万円近くも1t当たり 違う。そういう中で島本町は6千tとか7千tのごみを処理しているわけでございます から、しかも、島本町独自でごみ焼却施設を今や造ることが財政的に困難だということ を考えれば、また国や府も広域連携で処理をすべきだというふうに指示しているという ことを考えれば、また地球温暖化防止対策、財政問題を含めて高槻も島本も役に立つ。 広域連携というのは、私はごみ処理の問題だというふうに思います。財政が大変だから って、福祉・暮らしを削る。それではなくて、ごみ処理の広域化こそ取り組むべきでは なかろうかというふうに思いますが、いかがですか。 最後に、「島本町における緊急課題」の問題。 私は今、前段で申し上げましたように、島本町が元気になるというのは、それは農林 業振興であるし、中小企業の振興が必要だというふうに思ってます。納税者1人当たり の総所得というふうに紹介しました。実は雇用者のほうはね、180 万円ほど減ってない、 100 万程度だというふうに言われてます。そうするとね、中小企業だとか農業とか、自 営業者、こういうところの人がほんとに大変なことになっている。ここにこそ、振興の ための手立てを作る。中小企業にただ補助金を出して適当にやってください、農業団体 に、農林業祭に補助金を出して適当にやってくださいというんではなしに、今、本当に 求められているのは何かということを、しっかりと議論する必要があるというふうに思 います。 もう一つは、やっぱり公契約条例の制定を行うべきだ。行政自身がワーキングプアを 作るようなことになってはいけない。今、全国的にも大変なワーキングプアが生じてい るということを考えるとね、行政としては、いろんな地方行政が民間事業者とも契約を して、公共事業、業務委託などをやっている。これが公契約ですが、きちんとした仕事 をやってもらう。労働者の賃金、労働条件の最低規制を行う。そして、受託企業も自ら 結んだ契約を守るということで労働条件を確保してもらう。こういう仕組みを、やっぱ り作るべきではないかというふうに思いますが、いかがですか。 もう一つはやっぱり、きれいな町という点では、私はどうしてもポイ捨て禁止条例を 作って欲しいというふうに思いますが、いかがですか。 少し具体的に、島本町のあるべき姿ということで考えてみますと、財政が大変だから といって、暮らし・福祉を削るということではなしに、私は島本町のいいところをほん とに活かすという点で予算をつけるべきだ、町の進む方向を示すべきだというふうに思 ってます。 一つはやっぱり、「水とみどり」だというふうに思ってます。地下水 100%の水道水 を目指す。あしかりコーナーを再開させる。私は島本町の誇りとして「名水のまち島本 町」、これを阪急の水無瀬駅でも、JRの島本駅でもね、プラットホームに貼らしても - 300 - らいたいというふうに思ってます。島本町に来たら、おいしい水を飲んでみようとして 駅で降りてもらう。この取り組みをすべきだ。あしかりコーナー、今、止まってますけ ど、実は駅に今、観光案内のスペースが取られ、地図が出されてますけど、ここには「あ しかりコーナー」という記載がないんですよ。私は、「名水のまち島本」ということを 大いに宣伝して、島本の誇りにすべきだ。 地下水の涵養とか、雨水流失量の抑制のための取り組み。あるいは大阪府企業団との 交渉におきましてもね、将来、島本町が地下水 100%になったときでもね、ちゃんとつ きあいができる、支障がないというふうな取り組みが求められてるというふうに思いま すが、いかがですか。 水の問題で関連して言えば、水無瀬川というのは島本町の地下水の涵養源になってま す。島本の山に降った雨が水無瀬川に流れ、水無瀬川でしっかりと地下水を涵養する。 川の整備というのは、水無瀬川にとどまらず必要だ、そのことが浸水から被害を守り、 地下水の涵養にも繋がるというふうに思いますが、いかがですか。 もう一つは、保育所の一層の充実だというふうに思ってます。今、待機児がどんどん 全国的には増えている中で、待機児発生させずに運営しているというのは素晴らしいこ とだというふうに思います。ただ、私は前回に申し上げましたけど、保育にかかる費用 の7倍、8倍が、将来にわたって返って来るというお話をいたしました。子育てにこそ、 ほんとに力を尽くすべきだ。今、国のほうはね、最低基準すら投げ出して、どんどん基 準を落としていこうというふうなことが議論されてますけど、例えば、1人の保母さん が4歳・5歳児の子どもを見るときに、私はやっぱり7人、8人ぐらいでやってほしい ですよ。しっかりと行き届いた保育をする。財政の問題がありますけどね、だからこそ、 無駄を省いて財源を作るということがほんとに必要。私は、子ども達の成長のためにも、 このぐらいのことを進めるべきだというふうに思ってます。 子育ての充実とあわせて、教育の充実もほんとに必要です。35 人学級、幸いにして今 の島本町、四つ小学校があるという状況の中で、35 人学級というのはほぼ実施をされて いる。中学校がそうなってないというふうに思ってます。ここでもね、やっぱり先生の 行き届いた教育という点では、40 人学級と 35 人学級ではずいぶん違うんだそうですよ。 もっと言えばね、米軍が日本に来て、そこで教育をやっている、その基準というのは1 人の先生で 20 人ぐらい。フィンランド、そうだというふうに言われてますよ。 私はね、日本でも1人の先生で 20 人の生徒、そのぐらいのことをほんとにやって欲し い。だけど、今、申し上げましたようにね、大阪府の教育、大変なことになっているん ですよ。私はほんとに大阪府で教師を確保することができるのか、島本町で確保するこ とができるのか。先生自身がほんとに大変な状況になって、健康を害されるというふう な状況も進んでます。そういう状況を考えるときに、「教育基本条例」のようなものが 出ていいのか。 - 301 - これも少しだけ紹介しますと、昨日の朝日新聞に「落ちこぼれゼロ 夢の果て」とい うことで、大阪に先行して 10 年、ニューヨーク 150 校の淘汰ということで出されてます。 これは批判の高まりを受けて、オバマ大統領もテストのための教育はやめよう、もう教 員を責めるようなことはやめようと宣言した、記事が出てます。私はほんとにね、国づ くりというのは人づくりだ、自分のことをしっかり見つめると同時に、その周りの子ど もに思いをやる、そういう人を育てるのが教育だ。先生も、周りの教師と力をあわせて 努力をする、そういう環境が必要だというふうに思ってます。 もう一つは、高齢化対策の問題です。今、先ほどお示しいたしましたように、高齢化 率が 15 年前から比べると2倍になっている、これがさらに増える、こういうふうに言わ れてます。だから、福祉サービスの質の充実が必要だというふうに思います。介護保険 料の独自減免制度を作れということを、これまでも申し上げてきました。一層の充実が 求められます。 ここではね、私は実は高齢者、お年寄りが1人亡くなると、図書館が一つなくなるの と同じだ、こういう言葉があるんだそうですよ。私は、人生のいろんな荒波をくぐり抜 けてこられた、そういう高齢者の知恵と力を借りるべきだ。そのためにも、いろんな地 域の問題をね、地域の懇談会・説明会で高齢者の知恵と力を借りたい。そういう取り組 みが必要ではないかというふうに思いますが、いかがですか……(「時間がない」「わ かってやっているんだろう」と呼ぶ者あり)……。 閉塞時代を打ち破るためにもね、私は住民ホール、何とか再開に取り付けて欲しいし、 ふれあいセンターの一層の充実、求められておると思います。 防災計画の見直し、これもほんとにね、大切な課題だというふうに思ってます。私が 生きている間に地震は来ないで欲しい、というふうな形で計画を作るんではなしにね、 ほんとに震災が来るんだということを思って、これは国や府の動向も見ながら作られる ということになろうと思いますが、私は自主防災の一層の充実をここで議論したいとい うふうに思ってます。 今度、ハザードマップを作るというふうに言われました。ハザードマップこそ、全体 の問題と同時に、それぞれの地域は安全かどうかということについてね、議論をする。 そういう出発点にして欲しい。昨年、議員の研修会で加古川に行きました。素晴らしい 自主防災の取り組みを目の当たりにしました。大切なのは、ほんとに何のために自主防 災やるかといったら、自分の大切な人の命・安全を守ることだ。そのためにこそ、日常 的な挨拶から、コミュニケーションから始めるというふうな話を聞きました。島本町、 大変な災害のときには、なかなか行政がすぐ来れないという状況を考えたら、自主防災 の充実こそ求められておるというふうに思います。 また消防体制も、私はほんとに、政府が求める基準が職員の基準 50%しか対応されて ないということは、この震災を受けて、大変な状況だというふうに思ってます。消防体 - 302 - 制の一層の充実。 また、し尿処理の問題だとか、今、地域でいろんな議論しなければいけない課題が山 積みですよ。だから、行政が決めて、それを地域に下ろして理解してください、という んじゃなしに、住民と一緒になって知恵と力を出して、いいものを作り上げる。し尿処 理をどこに造る、大変な問題。あるいは駅西開発の問題、地域の問題あげるとね、きり がないぐらいあるんです。 私は行政から話聞きましたけど、桜井駅跡踏切、狭くて大変だから拡幅して欲しいと いうことで、社会実験をしたいというふうに考えておるというふうなことも、かつてあ ったと聞きました。そういう問題を地域でしっかり議論する。あるいは若山台の調整池 の問題でもね、地域の人と、それからその影響を受ける下流地域の人と、幅広い議論を しなければ、いろんな観点があるということを考えたらね、地域の議論が必要だという ふうに、つくづく思います。こうしたことをしっかりと地域で議論する、そういう取り 組みが今、求められておると思います。 最後に、非正規職員、正職員化の問題です。私は結局ね、いい島本をつくるためには 職員が力をあわせて、そして議会と住民が力をあわせてね、いいまちをつくる、このこ とだというふうに思ってますよ。労働条件の変更・改善を提案するときには、なかなか 正職員の組合としっかり議論できてないという状況あります。私はそのことも不満です けど、非正規の職員に対してもね、きちっと労働条件を改善する、そういう取り組みが 必要ですよ。 また、障害者の雇用の拡大の問題でもね、対象を正規職員に限定して非正規職員には 及ぼさない、こんなことでは困るというふうに思ってます。 自然エネルギーの一層の拡大、安全・安心をつくることこそ島本町の役割だというこ とを申し上げ、町長の見解をお尋ねして、私の大綱質疑とさせていただきます。ありが とうございました。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後0時 26 分~午後1時 30 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 川口町長 それでは、日本共産党を代表されましての髙山議員の大綱質疑につきまして、 ご答弁申し上げます。 大きな1点目、「千年に一度の震災、原発事故を経験して初めての予算に何を組み込 むのか」についての1点目、「いのちと暮らしを守る」のご質問でございます。 昨年3月 11 日に発生いたしました東日本大震災におきましては未曽有の被害がもた らされ、想定をはるかに超える、すさまじい自然の脅威を感じざるを得ませんでした。 本町におきましても、そのような想定外と言われる災害に対し、いかに備えをしておく か、また住民の皆様の生命と財産をどのように守っていくかを第一義的に考え、防災に - 303 - 関する主要な各施策を着実に推進することにより、「安全で安心して暮らせるまちづく り」に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の「防災計画の充実について」でございます。 昨年 12 月に国の「防災基本計画」が修正され、これを受けて大阪府の「地域防災計画」 が修正される予定となっており、当該修正には、東日本大震災を教訓とした津波避難対 策をはじめソフト対策を中心に方針が確定したものから計画に反映させていくなど、一 定の方向性が示されているところでございます。本町におきましても、国や大阪府の見 直し内容を十分精査し、「地域防災計画」の見直しを行い、より実効性のある計画にし てまいりたいと考えております。 続きまして、エネルギー政策全般のご質問につきまして、一括して、ご答弁申し上げ ます。 1点目の「原発から安全なエネルギーへの転換」、2点目の「原発をなくし、再生可 能エネルギーへの転換」、3点目の「原発から自然エネルギーへの転換」及び6点目の 「自然エネルギーの拡大」についてでございます。 これらにつきましては、いずれも福島第一原子力発電所の事故に関連するお尋ねでご ざいますが、今回、改めて放射能汚染の脅威を感じるとともに、原子力発電に依存して きた日本の電力事情を見直す機会に直面した感は否めないところでございます。国策と して進められてきました原子力発電による電力を直ちに代替エネルギーで補うことは、 安定的な電気の享受を当たり前としてきた生活や、国全体の景気・経済への影響が危惧 されるところでございます。今後におきましては、再生可能な自然エネルギーを活用し た施策への転換が必要であると考えておりますが、今後の国におけるエネルギー政策の 動向などを注視する中で、本町における具体な取り組みを研究してまいりたいと考えて おります。 なお、以前からご質問をいただいております、自然エネルギーの一つでありますバイ オコークスなどの活用については、本町が整備を行っております森林での間伐林などの 運び出しが非常に困難な状況でありますが、公園の並木剪定など、大阪府森林組合への 委託業務などにおいて実施が可能な場合は、取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、「救援に引き続き取り組むことについて」でございます。 本町では、これまで東日本の被災地に対しまして、物的支援としてアルファ米を2千 食搬出したほか、人的な支援といたしましては、緊急消防援助隊としての消防職員の派 遣、物資の仕分け作業員としての事務職員及び給水支援として上下水道部職員を派遣す るなど、被災地の支援を行ってまいりました。今後におきましても被災地のニーズにあ わせ支援を行ってまいりたいと考えておりますが、現状といたしましては、半年以上の 長期間にわたる専門職員などの派遣を望まれており、現時点では本町の行政運営に支障 を来すこととなるため、支援することが困難な状況でございます。しかしながら、被災 - 304 - 地のニーズと本町にでき得る支援が合致するような場合には、引き続き、できる限り積 極的に支援を行ってまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の「過去 15 年、島本の経済指標を振り返り、今求められているも のについて」でございます。 近年の大変厳しい経済情勢が続く中で、本町におきましても、各種の指標でお示しさ れておりますとおり所得の減少に伴う町税収入の減、また小売店舗も減少している中で、 活力の低下が懸念されています。このため地域振興など、活力の向上が強く求められて いるものと認識しており、国におきましても経済の早期回復を図るため、雇用対策をは じめとした様々な施策が講じられておりますが、依然として、将来が見通せない不透明 な状況でございます。本町といたしましても、独自の雇用対策などを通じて地域経済の 活性化を目指し、今後とも様々な施策を実施してまいりたいと考えております。 また、安定的かつ持続可能な住民サービスを提供するためには、自主財源の確保が不 可欠であり、今後におきましても、人口増加への取り組みや企業誘致などによりまして 安定的な財源の確保に努めるとともに、地域社会の活性化に繋げてまいりたいと考えて おります。 続きまして、3点目の「国・府の施策に関する町政への影響について」でございます。 まず、「社会保障と税の一体改革による町政への影響について」でございますが、こ れにつきましては、現在、国において議論されているところであり、現段階で本町にお ける具体的な影響について申し上げられる状況ではございません。本町といたしまして は、今後も引き続き国・府の動向に十分留意してまいりたいと考えております。 次に、大阪府や大阪市において検討されている、いわゆる「職員基本条例」につきま しては、あくまでも大阪府知事が大阪府職員に対して、また大阪市長が大阪市職員に対 して必要とされる内容を規定する条例でございます。将来的に、本町の職員や本町の今 後の行政運営に対して何らかの影響が生じる可能性も否定はできませんが、現時点では 直接的な影響はないものと考えており、また、あってはならないものであると考えてお ります。 また、条例は、それぞれの地方公共団体の議会における審議を経て可否が決定される ことからも、私が個別にコメントをする立場にはございませんが、私は、職員との信頼 関係のうえに円滑な行政運営が成り立つものと考えております。今後も職員とともに、 住民福祉の維持向上並びに本町のさらなる発展に取り組んでまいる所存でございます。 続きまして、「震災がれきについて」のご質問でございます。 東日本大震災では、未曽有の大規模津波により膨大な災害廃棄物が発生していること から、被災地の住民生活や経済活動の一日も早い復興のためにも、災害廃棄物の迅速か つ適切な処理が喫緊の課題となっております。大阪府では、被災地の復旧・復興のため 災害廃棄物の早期処理への協力と、災害廃棄物の処理を行うことにより放射性物質によ - 305 - る人体や環境への影響を及ぼさないよう適切な対応をするため、「大阪府域における東 日本大震災の災害廃棄物処理の指針」を平成 23 年 12 月 27 日に策定され、最終処分場と して大阪湾広域臨海環境整備センターを予定されております。また、平成 23 年8月 29 日付けの環境省の通知で、一般廃棄物処理施設における放射性物質に汚染された恐れの ある廃棄物の処理につきましては、より安定した状態で埋め立て処分を行うことと示さ れております。 なお、現在、大阪府は、最終処分場として大阪湾広域臨海環境整備センターの処理基 準を示すよう国に見解を求められておりますが、未だ回答がない状況でございます。本 町といたしましては、最終処分場が決まり、住民の皆様や作業従事者の健康への影響が ないことなどが確認できたうえで、今後、受け入れ可否について検討してまいりたいと 考えております。 続きまして、「TPP協議への参加による食料自給率について」でございます。 TPP交渉については、昨年 11 月に国において参加方針を表明され、現段階ではすべ ての品目を自由化交渉の対象とする協議が進められているところで、中でも農林水産物 としては、米・小麦・砂糖・乳製品・牛肉・豚肉など重要品目が対象となっており、本 町の農林業を考えるうえでも影響を及ぼすものであると考えております。 また、ご指摘の食料自給率についてですが、国内で消費される食料のうち、どの程度 が国内産でまかなわれているのかを表す指標で、通常、カロリーベースの食料自給率が 用いられております。現在でも、4大穀物(米・小麦・トウモロコシ・大豆)のうち、 小麦・トウモロコシ・大豆については輸入に依存しており、低下している状況でござい ます。これらの状況を踏まえ、TPP交渉に関する国の動向を注視し、本町の農林業の 振興を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、大きな4点目の「政治の原点は何か」とのご質問でございます。 申し上げるまでもございませんが、最高規範である日本国憲法を遵守し、基本的人権 の尊重とともに民主主義による政治を行うことであります。憲法第 25 条では、「すべて 国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と明記されております。 2点目のご質問におきまして、「政治責任について」の見解を求められておりますが、 今回の原発事故を受け、施政方針においても申し上げておりますとおり、日本の安全神 話が崩壊した現在、被災地の一日も早い復興をめざした取り組みが必要であり、本町と いたしましても、行政の使命である住民の皆様の安全・安心を守るための施策を引き続 き推進してまいりたいと考えております。 次に、大きな5点目の「町政の原点・改革すべき点」に関するご質問につきまして、 ご答弁申し上げます。 ご指摘のとおり、住民の皆様の暮らしや福祉の向上を目指すことは地方自治体の大き な責務であります。また、本町の「まちづくり基本条例」第 14 条に、「町は、意見聴取 - 306 - その他の多様な制度を設け、又は施策を講じ、住民が参画する機会を保障しなければな らない。」と規定しており、的確な行財政運営を進めるにあたっては、住民との協働に よるまちづくりが不可欠であります。このため、今後ともさらなる住民の自主性、自立 性を高めるための「住民自治」を進めてまいりたいと考えております。 なお、今回の各計画の素案策定にあたりましては、「島本町パブリックコメント手続 実施要綱」の規定に基づき諸般の手続きを進め、住民意見を反映した行政運営を推進し てまいりたいと考えております。 「ごみ処理問題」につきましては、し尿処理とともに本町の大きな課題の一つであり ます。このため、今後におきましても高槻市・島本町広域行政勉強会を通じまして、協 議を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、大きな6点目の「本町における緊急課題としての各種の条例制定につい て」でございます。 まず、1点目の「中小企業及び農林業」に関するお尋ねでございますが、近年の金融 危機に伴う景気後退の影響など、中小企業の経営環境は厳しさを増しており、本町とい たしましても、中小企業への支援は重要な課題であると認識しております。このため、 本町におきましては、島本町商工会を通じまして経営指導や講習会などによる経営支援、 また夏まつりなどを通じた地域の活性化など、中小企業や商店の振興に向けた取り組み を進めておりますことから、中小企業振興条例を制定するのではなく、今後も引き続き 島本町商工会を通じて中小企業への支援を行ってまいりたいと考えております。 次に、「農林業の振興条例の制定について」でございます。本町の農林業の現状とい たしましては、小規模経営による自給的農家が多く、その規模や状況を勘案いたします と、本町といたしまして、引き続き適切に支援する必要があるものと認識しております。 しかしながら、現時点では「農業経営基盤強化促進法」に基づく農業経営基盤強化促進 基本構想を策定しており、本構想に基づき、本町の規模にあった農林業振興の取り組み を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の「公契約条例について」でございます。 公契約条例制定の状況でございますが、平成 22 年2月に、全国初として千葉県野田市 で施行され、現時点では、首都圏を中心に複数の自治体におきまして制定されていると ころでございます。しかしながら、公契約条例につきましては、「地方自治法」に抵触 するか否かの疑義について国においても見解が出されていない状況であり、また公契約 の基準に公正労働基準、労働関係法の遵守、社会保険などの全面適用などを徹底させる 事項が多く、自治体レベルでの条例制定ではなく、国におきまして公契約に関する基準 作りが必要であるものと考えております。いずれにいたしましても、公契約条例につき ましては、国、府及び他市町村の動向を注視してまいりたいと考えております。 続きまして、「ポイ捨て禁止条例について」でございます。 - 307 - 本町内では、町内一斉清掃など、自主的に街をきれいにするための清掃活動を行って いただいておりますが、一方、一部の心無い人たちによるポイ捨ても続いております。 このポイ捨て防止のための取り組みは継続して実施していかなければなりませんが、条 例の制定については、今後、検討してまいりたいと考えております。現状では、警察等 関係機関との連携や、各地域の理解と協力により、「迷惑行為を許さない」という意識 を、広報や啓発などの取り組みを通じて育ててまいりたいと考えております。 続きまして、4点目の「本町の地下水及び大阪企業団の影響について」でございます。 本町の水道事業としましては、受水と自己水源としての地下水を保全しながら、今後 とも地下水 90%を堅持し、大阪広域水道企業団からは 10%の受水とし、複数水源による 安全で安心かつ安定的な水道水の供給に努めてまいります。このため、地下水の涵養は 大変重要な課題であると認識しており、山間部の緑の保全をはじめ、水無瀬川などの河 川整備や、市街地の雨水の流出抑制につながる浸透ますの設置の検討などを通して、地 下水の保全に努めてまいりたいと考えております。 なお、あしかりコーナーにつきましては、大薮浄水場ろ過池更新工事に伴い、土・日 曜日及び祝日のみご利用いただいておりましたが、水を汲む順番や、車の駐車による付 近住民とのトラブルが繰り返し発生したことなどにより、現在、休止している状況でご ざいます。 続きまして、5点目の「保育所と子育ての充実を求める」についてでございます。 先の大綱質疑でご答弁申し上げましたとおり、我が国におきます少子高齢化の進行に 対し、本町におきましては、大規模集合住宅の建設などによる人口増とともに就学前人 口はここ数年で大幅に増加しており、保育を必要とする家庭の割合も増えていることか ら、保育所入所児童数は増加している状況にあります。このため、民間保育園に園舎を 増築してのキャパシティの拡大や、国の通知に基づき児童に必要な保育面積基準などを 遵守した中での受け入れを行っているところでございます。 また、「就学前の子どもの教育と保育環境の整備についての基本方針」において、増 大する保育需要に対応すべく、幼保一元化の実現の方策を示しているところでございま す。この幼保一元化につきましては、現在、国において「子ども・子育て新システム」 における幼保一体化との考え方において制度設計されているところであり、事業の具体 化にあたりましては、「基本方針」の理念に基づき、その動きを注視してまいりたいと 考えております。 また、本町におきます子育て支援の基本的な考え方を示した「島本町子育て支援プラ ン」に基づき、子育て家庭のニーズを満たすとともに、課題が解消することができるよ う各種事業を展開してまいりたいと考えております。 続きまして、7点目の「介護保険料の独自減免制度について」、ご答弁申し上げます。 本町の介護保険料につきましては、低所得者の保険料段階区分におきまして、他の自 - 308 - 治体と比較して低い保険料率を適用していることから、これまで町独自の減免基準を設 けず適用しているところでございます。本年度から平成 26 年度までの「第5期介護保険 事業計画」を策定するにあたり、保険料の独自減免につきまして検討を行ってまいりま した。第5期計画期間中におきましては、非課税世帯で合計所得金額と課税年金収入額 の合計額が 80 万円を超える方につきまして、保険料段階を細分化させていただくととも に、これまでと同様に、低所得者の保険料段階区分におきましても低い保険料率を適用 することといたしました。従いまして、これらを適用することにより、低所得者に該当 される皆様の負担軽減が図られるものと考え、第5期計画期間中における保険料の独自 減免につきましては導入を見送ったものでございます。 なお、保険料の独自減免につきましては、保険料段階区分ごとの保険料率の考え方を 含め、今後も検討を重ねてまいりたいと考えております。 続きまして、8点目「住民ホールの再開、ふれあいセンター利用料軽減等について」 でございます。 住民ホールにつきましては、公共施設の耐震補強工事や防災無線の改修をはじめとす る防災対策など、優先して実施すべき事業が山積する中で、多額の費用をかけて改修す ることは困難であると考えており、今後、住民ホールの廃止を視野に入れ、土地の有効 活用について検討し、できるだけ早い時期に方策をお示したいと考えております。 次に、「ふれあいセンターの利用料軽減等」につきましては、昨年 10 月から使用料減 免制度の見直しなどを行い、利用者の皆様には一定のご負担をいただいております。こ れは「受益と負担の公平性」の原則と、今後も長く快適にご利用いただくための維持管 理費の確保のために行わせていただいたものでございます。 なお、使用料減免制度見直し後の利用状況でございますが、現時点で平成 22 年度と比 較したところ、小規模な部屋の利用は増加傾向にありますが、ほぼ例年どおりであり、 大きな変化はございません。 次に、ふれあいセンター2階の年長者の浴室料金につきましては、「第5次島本町行 財政改革プラン」に基づき、昨年 10 月から1回 100 円の利用料を徴収しておるところで ございます。今後も浴槽水の適切な水質管理などを行い、住民の皆様に安心してご利用 いただけるよう努めてまいります。 続きまして、9点目の「防災計画の見直しと自主防災会について」でございます。 「防災計画」の見直しにつきましては、国、大阪府の見直し内容を十分に精査し、本 町の「防災計画」を見直していきたいと考えております。また自主防災会への支援とい たしましては、運営補助金を交付していることに加えまして、平成 23 年度からは地域に 出向き、防災に関する勉強会などを順次開催しているところでございます。今後も積極 的に地域に出向き、住民の皆様の防災に関する知識と防災意識の向上に努めてまいりた いと考えております。 - 309 - なお、本町における自主防災会は平成 24 年2月に新たに設立されました組織を含め、 16 の組織がございます。自治会に対する割合では、現在 49 の自治会のうち 18 の自治会 で設立されておりますが、組織率はまだまだ低いものと認識しております。今後におき ましても引き続き、既存の自主防災会への支援とともに、未組織自治会に対する設立支 援にも取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、10 点目の「消防体制の充実について」、ご答弁申し上げます。 市町村が目標とする消防力については、国の「消防力の整備指針」に基づき、施設及 び人員を地域の実情に即した消防体制で整備することが求められております。昨年、発 生いたしました東日本大震災を受けて、近い将来に発生すると言われている東南海・南 海地震などの大規模災害時における住民の生命及び財産を守る消防防災の重要性を、改 めて認識いたしております。今後も計画的な消防施設の整備並びに職員の資質の向上を 図り、適正な消防職員の配置を行うとともに、消防団及び自衛消防組織並びに近隣消防 本部との連携をより一層強化し、消防体制の充実強化を図ってまいりたいと考えており ます。 続きまして、6点目の 11 番目でございます。「中間処理施設の用地選定での地域懇談 会の設置について」でございます。 現在、町内での中間処理施設の設置に向けた候補地につきましては、候補地にかかる 立地要因・経済要因・環境要因など、総合的な検討を重ねている状況でございます。最 終的な候補地案がまとまり次第、議員の皆様にお示しさせていただく予定でございます。 なお、施設の設置にあたりましては、候補地周辺の住民の皆様のご理解を得ながら進 める必要があり、丁寧な説明をさせていただくとともに、ご意見を頂戴しながら、最終 的な合意に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 次に、12 点目の「JR島本駅西地区」に関するご質問につきまして、ご答弁申し上げ ます。 JR島本駅西地区のまちづくりにつきましては、一昨年、JR島本駅西側地区まちづ くり勉強会が設立され、昨年4月には、土地所有者の皆様をはじめ地域の代表の皆様も 参画されたJR島本駅西地区まちづくり協議会を設立されております。現在、まちづく り協議会で議論を進めていただいており、本年度につきましても、引き続き当該地区の まちづくりのあり方など、方向性について協議していただく予定でございます。また、 本町といたしましては、土地所有者をはじめとする地域の住民の皆様のご意向を最大限 尊重し、当該地区の景観に配慮した、秩序あるまちづくりを進めてまいりたいと考えて おります。 次に、13 点目の「非正規職員の皆さんの正規職員化について」でございます。 経験豊かな非正規職員が、正規職員と同様に円滑な行政運営に尽力いただいているも のと認識しておりますが、広く人材を求めようとする「地方公務員法」の成績主義の考 - 310 - えからも、これまで島本町で臨時職員や非常勤嘱託員として尽力していただいていたこ とを理由に優遇されるべきものではないと考えております。また、その他労働条件につ きましては、平成 19 年度から、2年に1度の割合で勤務条件調査を行っており、その結 果を踏まえて、これまでも賃金単価や休暇制度、また健康診断の充実などに取り組んで まいりました。今後も定期的な調査を実施し、必要に応じて見直しを行ってまいりたい と考えております。 続きまして、障害者の皆様の雇用につきましては、「障害者の雇用の促進等に関する 法律」並びに施行令において、国及び地方公共団体における法定雇用率は 2.1%と規定 されており、対象職員に当該率を乗じた人数を確保しなければならないこととなってお ります……(質問時間終了のベル音)……。平成 23 年6月1日の国への報告基準日時点 での、本町に求められる法定雇用人数は3人でありますが、調査基準に基づく障害者数 は6人となっており、対象職員に占める割合としては 3.95%に相当する人数です。いず れにいたしましても、今後も引き続き法定雇用人数を確保してまいりたいと考えており ます。 以上でございます。 岡田議長 以上で、日本共産党の大綱質疑を終わります。 引き続き、公明党の発言を許します。 川嶋議員(登壇) それでは、公明党を代表いたしまして大綱質疑をさせていただきます。 1.「核兵器廃絶・平和都市宣言」について。 本町では昭和 62 年、核兵器廃絶・平和都市宣言をしており、核実験の実施などに対し 厳重に抗議をされていることは理解しております。核兵器は、例え使用されなくても、 多大な民衆の犠牲を前提にした非人道的兵器の最たるものに他なりません。ひとたび核 兵器による攻撃の応酬が起これば、全世界に取り返しのつかない被害を与えます。敵対 する相手を倒すために使用される核兵器は、同時に、共通の未来そのものを消し去るも のであり、その意味からも核兵器は絶対悪であり、人間の世にあってはならないもので あります。 子ども達に、戦争のない平和な社会を引き継ぐことは大切なことであり、教育現場に おいても、子ども達に、人間が人間らしく生きられる世界にするにはどうすればいいの か話し合うことが大切だと思いますが、本町でのお考えをお聞かせください。 2.「衛生化学処理場について」 昭和 39 年から 40 年度に建設された。一般廃棄物の処理業務については、市町村の固 有の事務であります。このことから言えば、本来ならば島本町内で建設しなければなら ないのが、いろいろな状況から、現在、東上牧三丁目にこの施設を建設されています。 地元自治会から毎年、早期立ち退きを強く要望されています。 私達公明党は、公共下水道が年々整備される一方で、し尿汚泥の処理量は減少してい - 311 - く中、本町の財政事情も考えたうえで資金を投入し、施設建設はあらゆる角度から検討 してはどうかと申し上げてまいりましたが、広域行政の観点から対応されており、高槻 市から断られるという結果になりました。いつ頃までに、どのように町域内に設置され ようとしているのか、お聞かせください。 3.「清掃工場について」 本町の清掃工場は 21 年が経過しており、毎年1億円近い補修工事が行われています。 ごみ処理の広域化についても、機会あるごとに打診をされているということですが、衛 生化学処理場の件で高槻市さんから断られた理由を検証すべきであります。当町の信頼 がない限り、これ以上、前に進まないと私達は思っております。本町のお考えをお答え ください。 4.「雇用対策について」 道路・水路・公園清掃や維持補修のための雇用等、雇用の実施をされるようですが、 項目と雇用人数を具体的にお聞かせください。 公明党は、1947 年から 49 年にかけて生まれた団塊世代が、2012 年には 65 歳を迎えら れます。地域社会は退職した人達をどう受け入れるか。彼らが地域で活躍できる場を用 意することが必要であり、それが地域づくりにとても重要になると思います。本町が雇 用対策を考えられるときこそ、団塊世代の方々をどう受け入れるか、改めて考えるべき ときであると思いますが、いかがお考えでしょうか。 5.「防災対策について」 昨年3月に発生した東日本大震災は、もうすぐ1年を迎えようとしています。まだま だ復興・復旧には時間を要する現状であり、忍耐強くがんばっておられる被災地の皆様 が一日も早く安心した生活が取り戻せるよう、心から願うものであります。 公明党は、未曾有の災害から得た教訓を、今後の防災対策に活かすことの重要性の観 点から、昨年、各小・中学校における防災機能の実情、課題を整理するための防災総点 検と、女性の視点を生かした防災対策についてのアンケート調査を実施し、結果を整理 し、国への提言として提出させていただきました。その中で、様々な実情が浮かび上が ってきたところでありますが、本町におきましては、本年度、各小・中学校に防災備蓄 倉庫を設置されるとのことで、大変評価するものであります。防災対策においては、機 能強化を順次進めていく必要があると思いますが、お考えをお聞かせください。 6.「住民ホールについて」 「住民ホール廃止を視野に入れ、土地活用を検討されている」とのことですが、私達 公明党は、住民ホール廃止条例が議会に提出された際、反対した経過がございます。経 年劣化により、電機・空調、照明・音響設備の老朽化、中でもアスベスト含有率の問題 があるものの、文化施設をなくすことは文化を後退させることであり、住民サービスを 低下させると申し上げてまいりました。住民の皆様が納得される、今後の方策をお示し - 312 - ください。 7.「阪急水無瀬駅と広瀬山崎地区を繋ぐ町道水無瀬山崎幹線舗装の補修工事と歩道 バリアフリー化工事について」 工事の実施予定はいつ頃でしょうか。 8.「大沢地区について」 交通弱者対策として、公共施設への配車サービスを試行的に実施されますが、具体的 に説明を求めます。また、なぜ「試行的」なのでしょうか。 大沢地区は高齢化が進んでいます。地区の方々の足は、自家用車か、ベニーカントリ ーのバスです。自家用車を運転する家族も高齢になり、身体の調子も悪く、大変困って いるという住民の声を聞いています。今回、配車サービスを検討されたことは、住民の 皆さんにとって待ち望んでおられたこともありますが、スムーズに実施できるために、 どのような方法でされようとしているのか、お伺いいたします。 9.「こんにちは赤ちゃん訪問について」 本年度も継続して実施されることは、評価するものであります。しかしながら、全国 各地で、育児不安や躾のためにとの理由などで虐待が繰り返され、尊い命が絶たれると いう悲惨なことが連日のように報道されているときもあり、過去最悪とも言われていま す。小さなことでも見逃さない関わりが大切だと思いますが、本町としてお考えをお聞 かせください。 10.「本町が管理している公園の遊具について」 昨年度、専門業者による点検の実施をされました。結果を、各公園別にお答えくださ い。遊具の点検とともに、少子化により使われていなかった公園も、現在、新興住宅が 建設されたことにより利用されている公園もあり、砂場の砂の入れ替えや鉄棒等、公園 全体の点検が必要かと思われますが、いかがお考えでしょうか。 11.「第二保育所の民営化について」 本町では、支出に対する収入の不足額を、毎年、基金の取り崩しにより単年度の赤字 を回避していますが、保育所を民営化することで国の補助制度があり、町負担額を軽減 でき新たな支援事業を展開できると言われ、民営化に向け保護者の理解を得ようとされ ていました。未だ、何も見えてきていません。町長の決意も、最初から消極的でした。 任期中にできないことを施政方針に掲げないことのほうが、信頼性があるのではないで しょうか。何を根拠に、保護者のご理解を得ることができると思われているのでしょう か。お答えください。 12.「前立腺がん検診を特定健康診査時に実施と、ジェネリック医薬品について」 前立腺ガンの早期発見に有効であるとされているPSA検査の普及率の高いアメリカ では死亡率が減少していることを、泌尿器科学会は発表いたしました。現在、全国7割 の市町村はPSA検査を集団検診事業として実施しています。前立腺ガンができると、 - 313 - このPSAの分泌量が正常の2倍以上に増えるため、早期発見のスクリーニング検査と して大変重要な検査となっています。24 年度より、前立腺ガンの検査を特定健診時に実 施されることは大いに評価するものです。何月から実施され、負担額と目標人数等、詳 しくお答えください。 ジェネリック医薬品について。同じ有効成分、同等の効き目でも、新薬と、それより 価格が安いジェネリック医薬品とがあります。ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効 成分でつくられ、「薬事法」という法律に基づいて、厳しい基準や規則をクリアした、 お薬であります。価格は新薬の約2~7割安く、薬代の負担を軽くするお薬です。日本 でも、普及への取り組みが拡がっております。本町においても普及の促進に努めるとの ことで、大変よいことだとは思います。試行的に、生活保護世帯での医療費抑制から出 発されてはいかがでしょうか。 13.「学校の暑さ対策について」 昨年は、中学校2校にエアコンを、小学校には各教室に2台の扇風機が設置されまし た。小学校の耐震化を検討するうえで給食室の移転が必要となり、当初の計画を遅らせ エアコンの設置を先行され、本年度は実施設計を、来年の夏休み期間には設置をされる とのことであります。多くの方々から要望を聞いており、また年々温暖化が進み、猛暑 の日が続く夏にあって、授業への集中力を向上するためにも、健康面のうえでも避けら れないことから検討され、判断されたことは大変評価するものであります。エアコン運 用については、中学校よりも配慮が必要かと思いますが、具体的なお考えをお示しくだ さい。 以上申し述べ、大綱質疑とさせていただきます。ご答弁、よろしくお願いいたします。 以上です。 川口町長 公明党を代表されましての川嶋議員の大綱質疑につきまして、ご答弁申し上げ ます。 まず1点目の、「核兵器廃絶・平和都市宣言について」でございます。 本町では、平和を愛する文化都市として、町の将来を担う子どもたちの未来が、永遠 に戦争のない平和な社会で豊かな暮らしができるよう願い、昭和 62 年に「核兵器廃絶・ 平和都市」を宣言しております。 本町では宣言の理念に基づき平和の尊さの啓発に努めるとともに、他国において核実 験が実施されたなどの報道に接した際には、実施国に対し厳重に抗議を行っている他、 日本非核宣言自治体協議会や平和市長会議への加盟を通じ、平和への思いを同じくする 国内外の自治体と連携を図りながら、世界に向けて核兵器の廃絶や平和な社会の実現を 訴えているところでございます。 教育現場におきましても、平和学習については、従前から道徳や総合的な学習の時間 を中心に、児童生徒の発達段階に応じて適切に指導がなされております。また、町内す - 314 - べての小学校で修学旅行先において被爆地である広島を訪れるなど、学校での平和学習 とあわせて、核兵器や戦争のもたらす恐ろしさを子どもたちが実感として学び、平和で あることの大切さを改めて理解させるような取り組みとして実施しているところでござ います。 子どもたちに戦争のない平和な社会を引き継ぐことは、我々大人としての使命である との認識のもと、今後も継続的に平和に関する教育や啓発に取り組んでまいります。 2点目の、「衛生化学処理場について」でございます。 本町の衛生化学処理場につきましては昭和 40 年に建設し、現状では施設の老朽化が著 しく、毎年度3千万円程度の補修費用を費やしている状況でございます。また毎年、地 元自治会から早期撤去の要望書が提出されていることなど、喫緊の課題であることは、 これまでも申し上げているとおりでございます。本町といたしましても、効率的な行財 政運営を推進するため、高槻市・島本町広域行政勉強会において協議を進めてまいりま したが、し尿処理にかかる事務委託は現時点では困難である、との結論に至ったもので ございます。 次に、今後の予定でございますが、現在、町域内での中間処理施設の設置に向けた候 補地にかかる立地要因・経済要因・環境要因など、総合的な視点から検討を重ねている 状況であり、これらの検討結果を踏まえまして、方針をお示しさせていただきたいと考 えております。 次に、3点目の「清掃工場について」でございます。 ご指摘のとおり、清掃工場の寿命は、一般的に維持管理経費と新設費用との費用対効 果の比較から約 20 年程度と言われており、本町の清掃工場はすでに 21 年を経過してい るため、本来であれば、新しい施設の更新について検討が必要な時期に来ております。 一方、廃棄物の処理につきましては、「廃棄物及び清掃に関する法律」第4条第1項 に市町村固有の事務として位置づけられながら、法改正などによりまして、循環型社会 形成推進交付金制度の交付を受けるためには、人口5万人以上または面積 400 ㎢以上の 地域が交付対象地域とされております。また、環境省が定めておりますごみ焼却施設の 設置基準が日量 100t以上の能力を有する全連続式焼却炉となっており、町独自での施 設整備は交付金対象外地域となり、財政状況からも大変厳しい状況でございますので、 清掃工場の長寿命化は重要な課題であると認識をしております。 このことから、今まで部分補修で対応していたものを、多額の費用をかけてでも、大 規模な施設更新について年次計画で更新するなど、長期的な視野に立った施設運営が求 められております。「第5次島本町行財政改革プラン推進計画」におきましては、清掃 工場の運営は民間委託することになっており、民間運営のノウハウを活かし、技術力を 持った人材を配置しながら運転管理費の縮減を図り、委託年数の長期化などによる総合 的なコスト縮減及び施設の安定稼働を図るために、包括民営委託についても今後検討し - 315 - てまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、効率的かつ適正な補修を行うとともに、維持管理を行い、 現在の清掃工場を一日でも長く使用できるよう努めてまいります。ご理解を賜りたく存 じます。 次に、4点目の「高齢者の雇用対策について」でございます。 本年度一般会計当初予算における町の単独雇用対策といたしまして、心身障害者雇用 奨励金事業で 19 人、母子家庭等資格取得助成事業で5人、清掃工場ごみ搬入指導及び不 法投棄パトロールで2人、道路・水路・公園などの美化作業で4人、文化財整理作業員 で6人の雇用に対応した予算を計上させていただいております。 ご指摘のとおり、団塊の世代がこれまで培ってきた経験や知識を活かし、活躍できる 機会・場を提供することで、地域・経済の活性化を図ることができるものと認識してお ります。 本町としましては、地域就労支援事業の一環として、広域的に高槻市、茨木市及び摂 津市と合同で就職フェアを行っており、年齢を問わない企業などにも参加していただき、 幅広い年齢の就職者を受け入れいただくようお願いしているところでございます。また、 同時に大阪府においては高齢者雇用促進フェアも開催されており、中高年齢者を対象と した就労相談や職業適性診断などを実施されております。参加者も多く見受けられるこ とから、今後も引き続き雇用対策の一環として大阪府と連携してまいりたいと考えてお ります。 5点目の、「防災対策について」の「機能強化について」でございます。 昨年3月 11 日に発生いたしました東日本大震災におきましては未曽有の被害がもた らされ、想定をはるかに超える、すさまじい自然の脅威を感じざるを得ませんでした。 本町におきましても、そのような想定外と言われる災害に対し、いかに備えをしておく か、また住民の皆様の生命と財産をどう守っていくかを第一義に考え、防災に関する主 要な各施策を着実に推し進めることにより、安全で安心して暮らせるまちづくりに努め てまいりたいと考えております。 続きまして、6点目の「住民ホールについて」でございます。 ご指摘のとおり、住民ホールは開館以来、住民の皆様の本町の文化の拠点といたしま して活用してまいりました。しかしながら、本町の財政状況や各施設における耐震補強 工事など、優先して実施すべき事業が山積する中で、多くの費用をかけて住民ホールを 改修することは困難であるため、住民ホールの廃止を視野に入れ、土地の有効活用を検 討し、できるだけ早い時期に今後の方策をお示しさせていただきたいと考えております。 なお、現時点では、具体的な方策をお示しできる段階にはないことをご理解賜ります ようお願い申し上げます。 7点目の、「町道水無瀬山崎幹線舗装補修工事及び町道水無瀬山崎幹線歩道バリアフ - 316 - リ-化等補修工事について」、ご答弁申し上げます。 まず、工事の実施予定でございますが、車道部分となる舗装補修工事と歩道部分のバ リアフリ-化等補修工事につきましては、施工区間が重複いたしますことから、安全面 や施工性から、同時に工事を進めることは困難でございますので、町道水無瀬山崎幹線 舗装補修工事を先行して実施し、平成 24 年7月の完成を予定しております。また、バリ アフリ-化等補修工事の完成時期につきましては、車道部分の舗装補修工事完成後の 10 月を予定しております。 なお、通行車両や歩行者、また地域住民の皆様に混乱を招かないよう、安全には十分 配慮し進めてまいりたいと考えております。 続きまして8点目、「大沢地区について」でございます。 大沢地区への配車サービスにつきましては、当該地域が山間部に位置し、道路も狭隘 で福祉ふれあいバスの運行が困難であり、公共施設などへの外出が容易にできないため、 大沢地区の皆様の交通手段確保の一助となりますよう、利用者の事前予約に応じて乗合 タクシーを配車させていただきたいと考えております。 本年度につきましては試行的に実施させていただくものでございますが、実施にあた りましては大沢地区の皆様と十分協議を行い、利用しやすい制度にするとともに、実施 中において利用者との検証も行い、制度定着に向けて取り組んでまいりたいと考えてお ります。 続きまして9点目の、「こんにちは赤ちゃん訪問について」でございます。 近年、全国的にも児童虐待通告件数は急増しており、平成 22 年度に全国の児童相談所 で処理された児童虐待の件数は5万 5,152 件と、初めて5万件を超え、過去最多となっ ております。その中には、虐待を受けた子どもが死亡したり、重い障害が残ったりする 重篤な事例もあり、大阪府内におきましても、貴い生命が失われる痛ましい事件が発生 しております。 本町といたしましては、児童虐待の早期発見や子育て支援を目的として、平成 23 年度 から本格的に、生後4ヵ月までの乳児がいる家庭を訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問 (乳児家庭全戸訪問事業)」を実施し、子育てに役立つ情報の提供や、育児に関する相談 支援を行っております。家庭訪問におきましては、保健師や看護師などが赤ちゃんの身 長や体重を測定したうえで具体的かつ専門的な助言を行うなど、個別に丁寧な相談支援 を行うよう努めているところでございます。今後も、引き続き各ご家庭に応じたきめ細 やかな相談支援を行うとともに、継続した支援が必要なご家庭に対しては、再度家庭訪 問を行ったり、地域の子育て支援事業をご紹介したりするなど、適切な支援を行ってま いりたいと考えております。 続きまして 10 点目の、「公園における維持管理」のお尋ねでございます。 都市公園・児童公園の遊具等点検につきましては、平成 23 年度から専門技術者による - 317 - 点検業務を実施いたしております。平成 23 年度は都市公園及び児童公園計 65 ヵ所の点 検業務を行っておりますことから、各公園の詳細な結果については割愛させていただき ますが、全体的な結果で申しますと、直ちに使用禁止が必要な遊具はございません。し かしながら、大半の公園については、何らかの部分的な補修が必要であるとの結果とな っております。この点検結果に基づき、今後補修が必要となる優先度の高い公園から計 画的に整備を行うとともに、総合的な維持管理に向け、公園整備を進めてまいりたいと 考えております。 また、先ほどの大綱質疑でもご答弁させていただきましたとおり、公園の利用状況な どを踏まえまして、今後のあり方につきましては、本町といたしましても検討していか なければならない課題であると認識しており、実際、ご利用が少なくなっている公園も ございます。しかしながら、過去の大規模災害時の教訓では、復旧の際、公園ががれき 類の置き場や生活ゴミの集積場所、また支援物資の保管場所などとして、公園機能のみ ならず緊急災害時にも防災上の機能を発揮しておりました。このような事例も含め、公 園の役割は、ご利用されている方だけではなく地域の皆様にとって重要な空間であると 認識しております。従いまして、地域の皆様のご意向をお聞きしながら、各公園全体の 利用状況や老朽化した遊具補修の必要性も含め、各地域にあった公園管理について検討 を行い、慎重に進めてまいりたいと考えております。 次に、11 点目の「第二保育所の民営化について」でございます。 「就学前の子どもの教育と保育環境の整備についての基本方針」につきましては、多 様化・増大する保育ニーズに対応すべく幼保一元化の実施、また保育所民営化によって 特定財源の確保のみならず、運営主体が広がることでの各園の特色の発揮や、保護者の 選択肢の拡大が図れるものでございます。また、幼稚園を含めた児童を預かる施設間で の保育などの質の底上げ、また在宅子育て支援を充実・拡大していくため、本町におい て児童福祉上、避けては通ることはできない課題であると位置付け、これまで事業の推 進に努めてきたところでございます。 「基本方針」の発表当時は保護者からは方針への反対意見が多く寄せられ、審議に進 捗が見られない状況もありましたが、方針を発表してから年月を経ていることや、現在 まで保育所入所申込み時に、窓口におきまして民営化の計画がある旨のお知らせをして おり、民営化方針を十分認識したうえで保育所に入所されている方が多くを占めている 現時点にあっては、保護者の思いは大きく変化しているように感じております。 これまで本町の姿勢として保護者対応を丁寧に行わなければならないとの思いから、 慎重に事務を進めてまいりましたが、本年1月及び2月に行った保護者と民生部とでの 意見交換会においては、保護者から、保護者との協議の機会を設けたことに対する評価 や、民営化を進めるのであれば行政として他の自治体へ視察に行くなど十分に研さんを 重ねるべきである、協議するための実施計画案を提案すべきであるなど、積極的なご意 - 318 - 見も多くいただいたところでございます。このように保護者の意向を踏まえ、引き続き 保護者会役員をはじめとした保護者の皆様とのきめ細かな意思疎通により、保護者のご 理解を得るよう引き続き努力してまいりたいと考えております。 次に、12 点目の「前立腺ガン検診を特定健康診査時に実施と、ジェネリック医薬品に ついて」でございます。 まず、「前立腺ガン検査」につきましては、国から特定健診の実施項目として指定さ れているものではございませんが、本町における前立腺ガンの疑いのある方も含め対象 者が増加傾向にあるため、早期発見・早期予防の観点から実施する予定でございます。 検査の実施につきましては、本年5月から国民健康保険被保険者である年齢が 50 歳、55 歳と、特にリスクが高まる 60 歳から 74 歳までの方を対象とし、特定健診の集団健診時 に実施するものでございます。対象者数につきましては約 270 名程度と見込んでおり、 国民健康保険財政と他団体の状況を踏まえ、一定の自己負担額を予定しておりますが、 一人でも多くの方に受診いただき、早期発見・早期予防に努めてまいりたいと考えてお ります。 次に、「ジェネリック医薬品」につきましては、国におかれましても力を入れている ところであり、本町におきましても、医療費の適正化に一定の効果があるものと考えて おります。平成 23 年度には、被保険者の方々がジェネリック医薬品をより利用しやすく することを目的にジェネリック医薬品希望カードを送付し、同医薬品の利用促進に努め たところでございます。本年度におきましては、ジェネリック医薬品の費用の差額に関 する通知を行うなど、普及促進の方法につきまして、高槻市医師会などと連携し、具体 的な協議を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 岡本教育長 それでは、13 点目の「学校の暑さ対策について」について、ご答弁申し上げ ます。 前年度につきましては、町立小学校の理科室を含む特別教室など2教室にエアコンを 整備し、普通教室には天井型扇風機を2台ずつ設置いたしました。ご指摘のとおり、最 近の夏の暑さにつきましては 30 度を超える日が続くなど、夏休み前後の授業日におきま しては、教師や児童に負担が出てきているのも事実でございます。しかしながら、これ までも空調機を使用することによる児童への健康への影響につきまして、ご心配の声も いただいておりましたが、昨年に設置いたしました天井型扇風機を併用することにより、 比較的高い温度設定においても涼を得ることが可能となるため、空調機による冷え過ぎ を抑えることにより、児童の健康への影響は低減できるものと考えております。 また、空調機の使用につきましては一定の使用基準を設けて運用いたしたく考えてお りますので、今後、学校長や養護教諭などとも相談し、児童の健康に配慮した運用方法 を検討してまいりたいと考えております。 - 319 - 以上でございます。 川嶋議員 種々ご答弁いただき、ありがとうございました。細かい点につきましては、各 常任委員会でまた確認をさせていただきたく思いますので、これで大綱質疑を終わらせ ていただきます。 岡田議長 以上で、公明党の大綱質疑を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午後2時 34 分~午後2時 50 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、自由民主党クラブの発言を許します。 伊集院議員(登壇) 平成 24 年度施政方針に対し、自由民主党クラブを代表いたし大綱質 疑を行います。 我が国の社会経済情勢は、長引く景気の低迷、人口減少、少子高齢化の伸展など、先 行きが不安定な状況であります。また円高に伴い、産業の空洞化や輸出の後退など厳し い状況が続いている中での川口町長2期8年の最後の本格予算であります。 人口3万人の本町のトップとして、行政運営及び今後の島本町の方向性について、決 意をお伺いいたします。また、「行動する役場」「顔の見える行政」とは、具体に何を 指して述べておられるのか。冒頭に2点、お伺いし、以下を質疑いたします。 1)「財政問題と行財政改革について」 ①「安定的な行政サービスの持続には、地域活力の向上、強い行政基盤の確立が不可 欠」とあります。しかし、それをバックアップする独自の施策と実行力が必要でありま す。どのような施策をお考えか、お伺いします。 ②納税者人口の減少により自治体間競争が激化する中、厳しい財政状況が余儀なくさ れると思われます。安定的な税収確保の施策について、お伺いします。 ③今回、新たな施策が組み込まれていますが、その財源の裏付けと、「長期財政収支 見通し」の見直しを行う必要があるかと思いますが、いかがお考えか、お伺いします。 2)「島本町のまちづくり」 ①「島本町総合計画基本構想」について、「地方自治法」の改正により法的義務づけ が撤廃されましたが、その位置付けについて、お伺いいたします。 ②JR島本駅西側のまちづくりについては、まちづくり協議会を中心に協議されてい ますが、町として、西側全体のまちづくりの主体性がないと思われます。町としての立 場を明確にすべきと思っていますが、いかがお考えか、お伺いします。 3)「広域行政について」 ①地域主権改革による基礎自治体への権限移譲を強化されるにおいて、「近隣自治体 との広域的な連携などが不可欠」と述べていますが、連携を取ろうとしている近隣自治 体とは、一体どこを指しているのか、お伺いします。 - 320 - ②今後も「地域のポテンシャルを活かしながら『島本らしさ』を追及して」まいると 述べながら、一方では広域行政の取り組みとして、高槻市・島本町広域行政勉強会を進 められることとの整合性を伺うとともに、本町の都合のよい広域行政の連携ができると お思いなのか、お伺いいたします。 ③清掃工場について。現時点での新たな建設は不可能に近い状況であり、広域化に「精 力的に取り組んでまいります」と述べておられますが、本当に広域化が可能とお考えな のか伺うとともに、今日まで協議され、協議が進展しなかった課題について、お伺いし ます。 4)「土地利用について」 ①役場周辺の土地利用について、都市計画のあり方を検討されているようですが、今 まで、行政ゾーンとしての位置付けをどのように検討されるのか伺うとともに、我が会 派は以前より町営鶴ヶ池住宅跡地について、民設・民営のご協力を得た施設を提案して いました。状況について、お伺いいたします。 ②老朽化やアスベスト問題の住民ホールにおいて、廃止を視野に入れておられますが、 今後のスケジュールをお伺いします。 ③積極的に遊休地の売却をされようと計画されていますが、現在の遊休地の実態につ いて、お伺いいたします。 ④若山台地区の雨水流量暫定調整池は、「本町の発展を目指した活力ある空間」と位 置づけられることに伴い、雨水等に関わる影響調査の結果をお伺いします。また、降雨 強度等を勘案した防災・減災の観点を踏まえ有効な土地利用をされるようですが、具体 的な土地利用についてお伺いし、減災の観点からの対策についてもお伺いいたします。 5)耐震・防災について。 住民の安心・安全を守ることは行政の使命であり、覚悟と決意を持って取り組み、民 間企業との連携・各関係機関との相互災害応援協定、各小・中学校に防災備蓄倉庫の設 置・衛星電話の設置。それぞれの具体を伺うとともに、公共施設・避難施設の耐震化状 況についても伺います。 ②水道・下水・生活道路・橋りょう等のすべてのライフラインについて、耐震状況及 び今後の計画について、お伺いします。 ③都市計画道路の廃止に向け検討されているようですが、現状では、消防関係車両の 運行に東西を結ぶには水無瀬鶴ヶ池線の1路線のみであり、大災害時の対応として、代 替路線が必要と考えますが、いかがお考えか、お伺いいたします。 6)「環境について」 ①恵まれた自然環境の中で、植生調査・動物の調査をもとに環境基本計画を作成し、 環境保全を進められますが、一方では、町の活性化のため企業立地の促進をされていま す。一方では環境保全、一方では開発。この整合性について、お伺いします。 - 321 - ②環境保全を進める中で、森林整備と地籍調査が必要と思われますが、そのお考えが あるのか、お伺いします。 7)「上下水道について」 雨水幹線接続に伴う水路改修の計画及び玉子排水機場の維持管理について、お伺いし ます。 8)「子育て・保健・医療・福祉等について」 幅広く各施策について方針を打ち出されておりますが、国も本町も、年々、扶助費が 増加しております。扶助費の増加について、今後どうされていくおつもりなのか伺うと ともに、改革や対策などのお考えをお伺いします。 9)「教育・生涯学習について」 ①学校をはじめ教育施設の耐震化において、平成 27 年度までの耐震化に伴う財政計画 をお伺いします。また、空調機の設置を先行されますが、その財政計画とともに、先行 されるにあたっての決断は教育委員会がされたのか、町長部局がされたのか、お伺いし ます。 ②中学校給食について、平成 27 年度末までに整備を目指されますが、具体のスケジュ ールをお伺いします。 ③小中一貫教育について。基本方針に基づき推進されてきましたが、カリキュラムの 方向性は定まったのか伺うとともに、耐震工事において小中一貫教育の観点での耐震工 事を検討されたのか、お伺いします。 ④この 24 年度からスタートされます「第3次島本町青少年健全育成計画」について、 「新たな」第3次と述べておられますが、第1・第2次との方向性など変えられたのか、 お伺いします。 ⑤待ちに待った(仮称)桜井駅跡史跡公園設置要綱作成に着手されますが、具体をお 伺いします。 川口町長 それでは、自由民主党クラブを代表されましての伊集院議員の大綱質疑にご答 弁申し上げます。 まず、冒頭でのご質問であります「行政運営と本町の今後の方向性について」でござ います。 私が町長に就任して以来、社会経済を取り巻く状況は大きく変化し、地方自治体の行 財政運営につきましても、一層厳しさが増してきているものと認識いたしております。 このような状況の中ではありますが、地方自治体の使命であります住民福祉の増進を図 るため、財政の健全化を目指しつつ、的確な施策の選択のもと行財政運営に努めてまい りました。教育・福祉・環境問題など、本町における課題は山積しておりますが、今後 とも引き続き一層の努力をしてまいりたいと考えております。 とりわけ、本年度につきましては、住民の皆様の安全・安心の確保を図るための防災 - 322 - に関する施策の充実や、教育環境の整備などを重点的に推進してまいりたいと考えてお ります。また、「行動する役場、顔の見える行政」の推進として、役場を身近に感じて いただき、住民の皆様が安心して住み続けられるまちづくり、行政と住民の顔が見える、 小さな自治体としてのきめ細やかな行政サービスが提供できるまちづくりの実現をめざ すものでございます。 次に、項目ごとのご質問に、順次ご答弁申しあげます。 まず、1点目の「財政問題と行財政改革について」の①でございます。 ご指摘のとおり、安定的かつ持続可能な行政サービスを提供するためには、財政基盤 の確立が不可欠でございます。本町が位置する三島地域につきましては、大学や研究機 関などの知的資源が豊富に集積しており、また交通の要衝として古くから発達してきた 地域であり、名所旧跡、文化財も数多く存在しております。 特に、本町におきましては産業集積資源として大手企業の研究機関などが立地してお り、また、大阪、京都のベッドタウンとしての特性を有し、JR島本駅の開業を機に、 交通の利便性も一層高くなっております。さらに、街並み・景観・歴史文化資源といた しましては、西国街道や水無瀬神宮など、自然環境に恵まれ、歴史的な文化財を多く有 しておりますことから、今後におきましては、これらの特性や地域資源を活用した取り 組みにより、地域活力の向上を図ってまいりたいと考えております。 また、本町では昨年、企業の立地を促進し経済の活性化を図るため、「島本町企業立 地促進条例」を制定いたしました。今後におきましては、本条例を活用した企業立地の 推進、交通の利便性を活かした人口の増加施策など、本町の地域特性や地域資源を活か しながら、税収の確保を進め、安定した行財政サービスの提供に努めてまいりたいと考 えております。 次に、②の「安定的な税収確保の施策について」でございます。 ただいまの①でもご答弁申し上げましたとおり、全国的な人口減少社会、また少子高 齢社会が急速に伸展していく中で、安定的な行政サービスを持続していくためには、自 主財源の確保が地方自治体の大きな課題であります。このため、本町におきましても、 さらなる人口増加とともに産業振興による地域活力の向上が不可欠であると認識してお ります。本町の重要な財源であります法人町民税の安定した確保は必要不可欠でありま すことから、「島本町企業立地促進条例」に基づく施策の推進をはじめ、本町の特徴で ある研究施設などの誘致に向けた取り組みを進めてまいります。 また、本町では平成 20 年3月にJR島本駅が開業し、阪急水無瀬駅とともに二つの鉄 道駅があることにより、交通の利便性が飛躍的に向上したことで人口増加につながり、 全国的な人口減少社会の中で、JR島本駅の設置が効果として表れているものと思われ ます。具体的には、JR島本駅開業時である平成 20 年3月現在の人口は2万 9,589 人で、 平成 24 年2月現在の人口は3万 601 人と、本町のピーク時近くの人口にまで増加してお - 323 - ります。今後とも、阪急水無瀬駅とJR島本駅を結ぶ中心市街地をはじめとした都市基 盤の整備の推進、また地元商工業のにぎわいづくりなど、本町にふさわしいコンパクト なまちづくりを着実に進めていくことにより、安定した税収の確保に努めてまいります。 続きまして、③の「普通会計中期財政収支見通しについて」でございます。 「普通会計中期財政収支見通し」──平成 23 年度から平成 27 年度までのものでござ いますが──につきましては、「第5次島本町行財政改革プラン」の策定を踏まえ平成 23 年4月に作成し、議員の皆様に配付させていただくとともに、町ホームページでも公 開させていただいております。「収支見通し」には、本年度当初予算で計上させていた だいております臨時的経費のほか、翌年度以降の公共施設耐震化など主な建設事業をす でに盛り込んでおりますが、現時点で事業計画の前倒しや新規事業の追加など、若干の 事業計画の変更がございます。しかしながら、平成 23 年度末で基金残高が見込みより上 回る見通しであること、また新たな特定財源が措置される見込みであることなど、財源 確保が可能となる見通しでございます。従いまして、現在お示ししております「普通会 計中期財政収支見通し」を大きく悪化させることはないものと考えております。 なお、「普通会計中期財政収支見通し」の改訂版につきましては、平成 23 年度決算数 値を反映したものとして、作成を予定しているところでございます。 次に、2点目の「島本町のまちづくりについて」でございます。 まず、①の「地方自治法の改正による島本町総合計画基本構想の位置付けについて」 のお尋ねでございます。 「総合計画基本構想」の法的義務付けが撤廃されたことによりまして、地方自治体が 今後総合計画の策定にあたり、その手続きの手法を位置付ける必要があると考えており ます。具体的には、「まちづくり基本条例」の中で定める方法、新たに総合計画策定に 関する手続き条例を制定する方法、また議会の議決に関する条例を制定する方法などの 選択肢があげられます。 なお、これらの手続きにかかる詳細な位置付けにつきましては、議会との調整も必要 であり、その手法については今後検討してまいります。 次に、②の「JR島本駅西側のまちづくりについて」のお尋ねでございます。 当該地区の現況といたしましては、平成 22 年度に設立されましたJR島本駅西側農地 の土地所有者の皆様によるJR島本駅西地区まちづくり勉強会から発展され、昨年4月 には、JR島本駅西地区まちづくり協議会を設立されました。 なお、当該地区のまちづくりといたしましては、学校法人が当地への立地を希望され るということから、まちづくり協議会の中でも議論がなされ、現在に至っているところ でございます。本年度もまちづくり協議会において、昨年度に引き続き当該地区におけ るまちづくりのあり方の方向性について、ご検討をいただく予定でございます。 また、本町といたしましては、土地所有者をはじめとする地域の住民の皆様のご意向 - 324 - を尊重し、まちづくり協議会の総意としてまとまり次第、都市計画の変更手続きなど、 秩序あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 続きまして、3点目の「広域行政」のうち、①の「広域連携の方策について」でござ います。 広域行政の連携のあり方につきましては、業務の内容によりまして連携する自治体は 異なってまいりますが、現在、高槻市・島本町広域行政勉強会において調査・検討を継 続しておりますことから、基本的には高槻市との連携を目指しております。 なお、地域活性化策としては、京都・島本・高槻地区による地域活性化協議会、また 観光に関しては、阪急沿線の近隣自治体との連携などの取り組みを進めてまいりたいと 考えております。いずれにいたしましても、今後とも厳しい財政運営が見込まれる中で、 効率的かつ効果的な行財政運営を目指し、広域行政の実現に努めてまいります。 次に②の、「今後も地域のポテンシャルを生かしながら、『島本らしさ』を追及する 取り組みについて」でございます。 本年度の施政方針でも申し上げておりますとおり、本町の交通利便性の高さや、恵ま れた本町の地域特性を十二分に生かしたまちづくりを推進することにより、「島本らし さ」を追及してまいりたいと考えております。 一方、効率的かつ効果的な行財政運営を推進するためには広域行政の取り組みは不可 欠であると考えており、今後とも地方自治体を取り巻く財政状況がますます厳しくなっ ていく中で、地方自治体の共通の課題であると認識しております。しかしながら、広域 行政の実現にあたりましては、自治体間のお互いのメリットがあることが前提であると 考えており、本町の都合だけで進むものではございません。このため、広域行政の推進 にあたりましては、高槻市との勉強会におきまして事業連携のあり方など、引き続き調 査・検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、③の「清掃工場について」でございます。 本町の清掃工場につきましては、建設後 21 年を経過しており、本来であれば施設の更 新について検討が必要な時期に来ております。しかしながら、新たな建て替えにつきま しては現在の財政状況が大変厳しい状況であり、毎年、多額の費用を投じて維持補修を 行っているところでございます。このため、ごみ処理の広域化につきましても大きな課 題であり、その実現に向けた方策について、早急に検討しなければならないものと認識 しております。実際に広域化が可能であるかについては、当然のことではありますが、 自治体間の協議により実現するものであり、現時点でご答弁できるものではございませ んが、先ほども申し上げましたとおり、その必要性については十分認識しております。 なお、これまで「広域行政の協議が進展しなかった課題」につきましては、お互いに メリットが見出せなかったことなど、様々であると考えておりますが、今後とも引き続 き、精力的に協議してまいりたいと考えております。 - 325 - 続きまして、4点目の「土地利用について」のご質問でございます。 まず、①の「役場周辺の土地利用について」のお尋ねでございます。 これまで行政ゾーンとして位置付けておりました役場やふれあいセンターなどの範囲 については、現在、改訂作業を進めております「島本町都市計画マスタープラン」にお きましても、これまで同様、行政サービス拠点として位置付けており、引き続き行政・ 文化機能の整備充実を図ってまいりたいと考えております。 なお、町営鶴ヶ池住宅跡地につきましては、これまでも民設・民営による施設の可能 性について、民間企業と様々な情報交換を行い、検討を重ねてまいりましたが、葬祭場 の設営につきましては、近年、家族葬などの形態が増加するなど、本町の利用状況の現 状を踏まえますと大変厳しい、とのご意見をいただきました。また、他の公共施設とい たしましても、現時点で具体的な用途をお示しできるものではないことから、有効活用 すべく、土地利用方針を変更させていただきました。 なお、本年度につきましては、企業へヒアリングを行いながら、企業活動に適した用 途地域や地区計画の設定などについて適切な都市計画の変更を検討し、企業活動の促進 を図り、有効な土地利用方針を定めてまいりたいと考えております。 次に、②の「住民ホールの今後のスケジュールについて」でございます。 住民ホールにつきましては、公共施設の耐震補強工事など優先して実施すべき事業が 山積する中、多額の費用をかけて改修することは大変厳しい状況であると考えておりま す。今後のスケジュールにつきましては、現時点でお示しすることはできませんが、で きるだけ早い時期に、今後の方策をお示ししてまいりたいと考えております。 次に、③の「現在の遊休地の実態について」でございます。 自主財源の確保と土地の有効活用を図るため、町有地のうち、遊休地で売却可能な土 地につきましては積極的に売却してまいりたいと考えております。現在、遊休地で売却 可能である土地につきましては、町営鶴ヶ池住宅跡地、阪急水無瀬駅前タクシー車庫跡 地他4ヵ所が可能であると考えており、それらの総面積は約 5,000 ㎡でございます。 次に、④の「若山台地区の雨水流量暫定調整池について」のお尋ねでございます。 当該地区につきましては、平成 22 年 12 月に淀川右岸流域下水道高槻島本雨水幹線が 供用開始されたことにより、調整池としての役割を一定終えたものと考えております。 このため、UR(都市再生機構)との協定書に基づき、その機能を廃止させていただき たいと考えておりますが、昨今のゲリラ豪雨なども勘案し、念のため、現在、若山台調 整池雨水等影響調査を実施しているところでございます。調査結果につきましては、関 係機関との協議などに時間を要しており、現在もお示しできる状況ではございませんが、 今後の土地利用のあり方につきましては、調査結果に基づき防災・減災の観点を踏まえ、 有効活用を図ってまいりたいと考えております。 大きな5点目、「耐震・防災について」の①でございます。 - 326 - まず、お尋ねの1点目、「民間企業との連携並びに各関係機関との相互災害応援協定 について」でございます。 東日本大震災を契機とし、市町村間の相互応援協定の重要性が増しているものと認識 しております。なお、本町におきましては、現時点で市町村間での相互応援協定の実績 はございません。今後、本町と同規模の自治体を基本とし、積極的に応援協定の締結に 向けて事務を進めるとともに、災害時に必要となる物資の速やかな調達を図るため、民 間企業との協定の締結も進めてまいりたいと考えております。 次に、「小・中学校における防災備蓄倉庫の設置について」でございます。 避難所に指定しております各小・中学校におきまして、避難所を開設した際に避難者 に対し迅速に物資の提供を行ってまいるため、整備するものでございます。なお、保管 する物資は、飲料水、食料、毛布、パーテーションなど、避難所として直ちに必要とな る物資を予定しております。 また衛星電話の設置につきましては、災害などによる電話回線の切断など、通信設備 に不具合が生じた際の通信手段の確保に資するため、衛星電話1台を役場庁舎に設置す るものでございます。 次に、「公共施設、避難施設の耐震化の状況について」でございます。 現在、本町の公共施設は学校施設も含め全 55 棟でございますが、そのうち 24 棟を避 難所として指定しております。避難所のうち耐震性を満たしているものは 16 棟でござい ます。 なお、避難所として指定している建物以外の 31 棟につきましては、うち 12 棟が耐震 性を満たしております。今後、財政との整合を図る中で、順次耐震補強などの対応を進 めてまいりたいと考えております。 次に、②の「耐震状況と今後の計画について」でございます。 まず、「水道施設の耐震状況について」でございますが、大薮浄水場の急速ろ過池、 第3低区・第4低区及び尺代配水池は、耐震化基準が改正された以後の施設や、耐震診 断に基づき耐震補強を行った施設でございます。今後の計画としましては、本年度は大 薮浄水場のB系施設及び向陽ヶ丘ポンプ室の耐震診断と、高速凝集沈殿池の耐震補強を 含めた改修の実施設計を予定しております。また管路施設につきましては、老朽度など を加味しながら耐震管への更新計画を策定し、耐震化を進めてまいりたいと考えており ます。 次に、「下水道施設の耐震状況及び今後の計画について」でございます。 平成 21 年度に山崎ポンプ場の耐震診断を実施しており、電気室を除くポンプ棟・沈砂 池・流入渠・バイパス水路及び軌道、国道及び河川堤防を横断している放流渠について、 耐震補強が必要となっております。過去の事例では箱形の水路、いわゆるボックスカル バートでの被害が多く、耐震化を優先的に進め、中長期計画としてポンプ棟及び沈砂池 - 327 - の耐震補強を行うこととしております。なお、管路施設につきましても、幹線管路のう ち被害が予想される管路 11.3 ㎞について耐震診断を実施しておりますが、耐震補強が不 要との結果が得られましたので、今後の計画はございません。 また、「橋りょうについて」でございますが、本町の一定規模の管理橋りょうは建設 後 30 年から 40 年を経過したものが多く、引き続き橋りょうの日常点検を行い、必要な 補強を施すとともに、老朽化などによる損傷箇所の補修を行うなど、耐震性の確保を図 ってまいりたいと考えております。 次に、「生活道路」につきましても、日常点検などを行い、道路施設の状況を把握し、 災害予防のために必要な修繕など適切な対策を心がけております。また、災害発生時の 緊急輸送活動を円滑に行うため、国や大阪府とも連携し、緊急輸送ネットワークの形成 を図り、道路機能の維持に努めております。計画につきましては、橋りょうの長寿命化 修繕計画に基づく橋りょうの予防保全対策に取り組むとともに、あわせて橋りょうの耐 震補強について、対策の検討を考えております。 次に、③の「都市計画道路の廃止について」のお尋ねでございます。 大阪府において、人口減少社会を迎え、交通量の減少や法的な課題などの背景を踏ま え「都市計画(道路)見直しの基本方針」が策定され、本町内にある大阪府決定の都市 計画道路の計画を廃止する方針が示されたところでございます。このため、町決定の都 市計画道路につきましても、本町の府決定路線である島本中央線の補助的機能を有した 道路であることから、現在、見直しを進めております「都市計画マスタープラン(案)」 におきましても廃止の方針としております。しかしながら、災害時における本町の道路 ネットワークについては、さらなる整備の充実の必要性を認識しております。従いまし て、お尋ねのありました都市計画道路の廃止に伴う防災面での充実といたしまして、都 市計画事業以外での手法により、現道などの代替路線の機能強化や、ハード・ソフト面 で一定可能な部分の整備について、今後検討してまいります。 次に、6点目の①「環境基本計画について」でございます。 現在の環境問題は、大気汚染や水質汚濁の悪化、身近な自然環境の減少、廃棄物の処 理問題、地球温暖化など、その原因が我々の事業活動や日常生活にあり、これらが相互 に関わっており、地球規模という空間的広がり、将来の世代にもわたる影響という時間 的広がりを持つという点にあります。 本町といたしましては、環境に配慮した総合的な環境行政の指針となる環境基本計画 を策定するため、基礎データの収集として、平成 22 年度から 23 年度において国の緊急 雇用創出基金事業を活用し、本町の植生について調査を実施いたしました。また平成 23 年度は植生調査業務同様、国の緊急雇用創出基金事業を活用し、本町の動物などについ て調査を進めているところでございます。 平成 24 年度以降は、これらデータをもとに環境基本計画策定に向け取り組んでまいり - 328 - ますが、計画策定後は、「行政だけが進める計画」にならないため、平成 24 年度におい ては国の緊急雇用創出基金事業を活用し、住民の皆様などをメンバーとした島本町環境 住民会議を立ち上げ、環境基本計画の骨子を検討する予定としております。計画策定当 初から住民参加を進めることにより、実効力のある計画の策定を目指し、よりよいまち づくりができるよう努めてまいります。 なお、企業立地の促進につきましては非常に重要な課題であり、環境保全と企業立地 促進のそれぞれの視点を持ちながら、調和の取れたまちづくりを進めてまいる必要があ ると考えております。 次に、②の「森林整備と地籍調査の必要性について」でございます。 まず、森林整備の状況でございますが、森林には水源涵養や温暖化の防止、防災など、 様々な公益的役割があり、それらを十分に発揮させるためには間伐などの手入れが必要 となります。しかしながら、木材利用の減少や森林所有者の高齢化などにより荒廃が進 んでおり、ご指摘のとおり森林整備の必要性は高まっております。 本町では、天王山森林整備推進協議会の整備構想に基づく天王山地域の森林整備や、 町有林の森林整備を行っている他、町内各所では森林ボランティアの皆様が民有林の森 林整備を行っておられます。こういった森林整備の担い手を育成するため、フォレスト サポーター養成講座の開催や、森林ボランティア団体の支援などを行い、森林整備が推 進されるよう努めてまいります。 次に、「地籍調査について」でございますが、今後、継続した森林整備を行っていく ためには、山間部の地権者の土地の権利関係を把握しておくことが必要であると認識し ているところでございます。なお、調査の実施にあたりましては、完了まで 10 年を超え る大変大きな調査となりますことから、多額の事業費の確保と、事業にかかる業務量を カバーする職員体制の充実が必要不可欠でございます。しかしながら、事務移譲などに より職員の個々の事務量の増加とともに、厳しい財政状況の中で、本業務への取り組み を現時点において直ちに実施することは厳しい状況であると考えています。今後、職員 体制の整備や国や府の補助制度の活用など調査実施に向け環境整備に努めてまいるとと もに、府内自治体における取り組み状況も調査・研究しながら、効果的な調査手法を検 討してまいります。 次に、7)の「上下水道について」でございます。 流域下水道高槻島本雨水幹線につきましては、平成 22 年 12 月に、高槻市域に位置し ております前島ポンプ場までの全区間が完成し、供用開始を迎えられたことを受けまし て、平成 23 年度にこの雨水幹線の最上流の接続点と高川水路との接続工事を行ってお り、本年度も引き続き新幹線西側水路及び溝田水路との接続を予定しており、町内にお ける接続点4ヵ所と、高槻市域にある本町の雨水が流入する接続点2ヵ所の接続を優先 的に順次進めているところでございます。このため、この雨水幹線の接続と整合を図り - 329 - ながら町内の水路改修を進める必要がございますので、今後、改修の優先度などを勘案 しながら水路改修計画の策定を進めてまいりたいと考えております。 また、「玉子排水機場の維持管理」につきましては、本町と高槻市との間で、桧尾川 と水無瀬川との間の前島排水区の雨水対策などについて調査検討会議を設置しており、 この会議において、雨水幹線との接続に伴い、玉子排水機場の維持管理などに関わる負 担割合の見直しについても、協議・調整を図っているところでございます。 次に、8点目の「子育て・保健・医療・福祉等について」でございます。 子育て・保健・医療・福祉などにかかります扶助費につきましては、少子高齢化の伸 展や社会経済情勢の変化、各種制度改正に伴い、年々、増加傾向にあります。また現在、 国において議論が進められております「社会保障と税の一体改革」におきましても、子 ども・子育てをはじめ医療・介護等の各分野におきまして多岐にわたる見直しが進めら れており、従来の社会保障制度が大きく変化してまいります。 本町といたしましては、国の社会保障制度改革の動向などにも注視しつつ、必要な施 策に必要な予算を効果的かつ重点的に投入する観点からも、「第5次島本町行財政改革 プラン」を確実に推進し、より効率的かつ効果的な行財政運営を行う必要があると認識 しております。 また、生活保護制度につきましては、従来の経済的給付を中心とする制度から、自立 支援に重点を置いた施策を実施するとともに、医療扶助につきましてはレセプトシステ ムを活用するなど、適正な事務執行に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 岡本教育長 それでは、大きな9点目の「教育・生涯学習」につきまして、順次ご答弁申 し上げます。 まず、①の「教育施設の耐震化について」でございます。 学校の耐震補強工事につきましては一刻も早く完了したいと考えておりますが、財政 との整合性もある中、平成 27 年度末を目標に進めてまいりたく考えております。また費 用につきましては、「財政収支見通し」におきまして、1校当たり1億3千万円の費用 を見込んでいるところでございます。 「小学校普通教室への空調機設置」につきましては、これまで耐震補強工事にあわせ て設置することを検討しておりましたが、学校の耐震工事を進めるうえで小学校の給食 室の移転が必要となるなど、状況が大きく変わってまいりました。また、最近の夏の暑 さにつきましては 30 度を超える日が続くなど、夏休み前後の授業日において、教職員及 び児童への負担が生じているのも事実でございます。このようなことから、教育委員会 と町長部局が協議を行い、これ以上空調機設置を先延ばしできないと判断し、本年度に おきまして実施設計を行うこととしたものでございます。 なお、費用につきましては、7千万円程度が必要であると考えております。 - 330 - 次に、②の「中学校給食について」でございます。 中学校給食導入につきましては、大阪府の補助金を最大限活用し、平成 27 年度までに 整備を行いたく考えております。具体的なスケジュールにつきましては、今年3月に大 阪府に実施計画書を提出いたしまして、その後、学校現場などとの調整を行い、平成 25 年度から本格的に設計を行い、平成 27 年度末までには施設の整備を完了いたしたく考え ております。また、中学校給食専門の栄養士をできるだけ早期に採用し、中学校給食の メニューや運営方法といったことを十分に検討し、遅くとも平成 28 年度には、中学校給 食を開始できるよう事務を進めてまいりたいと考えております。 次に、③の「小中一貫教育と耐震工事について」でございます。 本町では、平成 20 年度より町全体で小中一貫教育の取り組みを進めてきており、平成 22 年度には、義務教育9年間を繋ぎ、子どもたちが有する能力を最大限に伸ばしながら、 「未来をたくましく生きる力」を育成するという基本理念に基づいた教育委員会として の「島本町小中一貫教育基本方針」を策定し、研究推進に向け、計画的に取り組みを進 めてまいりました。研究の成果として、今年度は5教科の教科プロジェクトによる小中 9年間の一貫カリキュラムを作成し、これらを柱とした連携型の小中一貫教育を、平成 24 年度より町内において全面展開する予定でございます。 なお、耐震補強工事を検討するうえで、小中一貫教育の観点で施設一体型の学校施設 の整備にまでの検討はいたしておりませんが、島本町における児童数の動向から、就学 前児童数は減少傾向にはなく、各年齢階層で概ね 300 人前後を保っている状況からいた しましても、今後も現行の施設数において運営してまいるとともに、連携型の小中一貫 教育を推進してまいりたいと考えております。 次に、④の「第3次島本町青少年健全育成計画について」でございます。 「第3次島本町青少年健全育成計画」につきましては、現行の「新島本町青少年健全 育成計画」の期間満了に伴いまして見直しを行い、本年3月に策定するものでございま す。第3次計画とこれまでの計画との変更点といたしましては、まず、「島本町が目指 す青少年の将来像」を掲げることで、計画の目標を明確にいたしました。また青少年団 体などを対象に、日ごろの活動を通じて感じていることについての意識調査を実施する ことで、本町における現状把握を行いました。具体的な内容といたしましては、ひきこ もり・ニートなど、近年顕著になっている青少年問題や青少年団体の育成を課題として 掲げ、大阪府内及び島本町内における青少年の現状について、統計資料やグラフを交え るなど、視覚的にもわかりやすい計画になるよう努めました。 以上のように、計画の方向性につきましては、これまでの計画と大きく異なるもので はございませんが、本町の実態に即した計画となるように配慮し、計画策定に努めたも のでございます。 次に、⑤の「(仮称)史跡桜井駅跡史跡公園設置要綱について」でございます。 - 331 - 大正 10 年(1921 年)に国の史跡として指定されました史跡桜井駅跡は、平成 20 年に 大阪府より無償譲渡を受け、現在、本町が史跡として管理を行っております。史跡桜井 駅跡は西国街道に面し、歴史文化資料館やJR島本駅を目の前とする立地条件を備えた 場所に位置し、本町を訪れた観光客やハイカー、また地元住民から「楠公さん」と親し まれ、史跡の中を散策するなど、歴史空間と住民の憩いの場として多くの方が訪れてい ます。 これまで、これらの好条件に位置する史跡桜井駅跡の活用につきましては、地域活性 化のための活用をすべきとのご意見もいただいており、町制 70 周年施行記念イベントで はSL機関車や模擬店、舞台演奏などを試行的に実施したところでございます。その結 果、本町として史跡桜井駅跡の保存と活用のあり方、住民が史跡を親しむ場の提供の方 法、さらには活用に伴う近隣環境への配慮などを含め、文化推進委員会へ活用方法など について意見具申するとともに、使用にあたっての要綱制定へ向け事務を進めてきたも のでございます。 現在、設置要綱を平成 24 年4月1日施行に向けて事務を進めており、要綱施行後の使 用につきましては、要綱に基づき、史跡の保存と活用もさることながら住民が史跡を親 しむ場、本町の文化の発展に寄与するための事業などにつきまして、一定の制限を設け て活用いただく予定にいたしております。 以上でございます。 伊集院議員 今回は、結構さっぱりとされたご答弁が多かったかと思っております。ただ、 ちょっとヤジの中で誤解を生じてはいけませんので、情報が一人歩きしないように、1 点だけ確認、添えつけさせていただきます。 小中一貫教育の耐震工事において、議論はされていないという部分でありますが、決 して小中一貫教育を前提に1校にしろということを検討しろと言っているわけではなく て、これからの島本のビジョン、児童数が増えてるということでありますから、ビジョ ンを掲げていかれる中に、やはり、いろんなビジョンを検討しながら一つに定めていか れるんであろうという道筋がございますので、一定、その点を議論されたのか。例えば 中学校が決して二つじゃなくて、4校小学校にすべて中学校、カリキュラムを一つにす れば、四つに増えるという考え方もありますのでね。一定、その辺の議論はされたのか ということでお伺いしましたが、されていないと確認だけ、町長にはこの点のいろんな 耐震工事において、一定指示をされたのかということだけ確認させていただきまして、 本日のご答弁いただいたものは会派に持ち帰りまして、これから担当常任委員会でそれ ぞれ詳細を訊いていきます。 1点だけ、確認させていただきます。 川口町長 先ほど教育長からご答弁を申し上げましたように、児童生徒数については、減 少傾向にあるという状況ではございませんので、今後、児童生徒数が 10 年ぐらいはこの - 332 - ままの人数で推移していくだろうというふうなことでございますが、それ以降はどうな っていくかわかりませんので、現段階では、今の小学校4校・中学校2校、そのままを 堅持してまいりたいと思っております。 以上でございます。 岡田議長 以上で、自由民主党クラブの大綱質疑を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午後3時 40 分~午後4時 00 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 引き続き、人びとの新しい歩みの発言を許します。 平野議員(登壇) 人びとの新しい歩みを代表いたしまして、大綱質疑をいたします。 間もなく、あの3月 11 日から1年になります。東日本大震災と福島第一原発により犠 牲になられた方々への追悼と、お一人お一人の暮らしの安定を願うところです。深刻な 環境汚染を引き起こし、命や生存権を脅かす原発については、もはや立地地域だけの問 題ではありません。議員としても、自治体としても、脱原発の取り組みが責務であると いうふうに認識しております。そのことを申し添えて、町長の施政方針及び予算に対す る大綱質疑を行います。 1点目です。「住民に寄り添い、住民の力を輝かせる町政運営を」 2012 年度予算編成は、暮らしの厳しさを抱える住民に寄り添ったものになっています か。また、「自然環境の豊かなまち」という、住民が望む将来像に沿った方針とされて いるのか。住民の力を輝かせ、まちづくりの主体となる町政運営はなされるのか、伺い ます。 2点目.「住民自治の原則を定めた『まちづくり基本条例』に沿う町政運営を」 「まちづくり基本条例」には、住民の参画として「町の政策の立案、実施及び評価」 に至る過程において、住民が主体的に参加することを定めています。「都市計画マスタ ープラン」策定においては、この住民の参画の機会が保障されていないのではありませ んか。答弁を求めます。 3点目.「東日本大震災及び原子力災害から何を学び、何を教訓にしたのか」 ・原子力災害に対する対策は、検討すべきではありませんか。再生可能エネルギーの 採用、補助制度の導入、電力入札(原発由来の電気を選択しないため・電気使用料の抑 制のため)についての考えはありませんか。 ・放射能の影響を避けるために、災害廃棄物(がれき)の受け入れについてのお考え をお聞かせください。 ・女性の視点を盛り込む「防災計画」の見直し、避難所運営マニュアルを作成すべき ではありませんか。 - 333 - 4点目.「地方自治をないがしろにされないような町政運営を」 ・大阪府からの市町村への権限移譲は、行政にも住民にもメリットのあることなので しょうか。 ・大阪都構想による影響は、どのようなことがあると考えますか。構想が示す合併問 題については、住民が決めることを基本にすべきですが、保障するシステム作りをどう 考えますか。 ・合併議論をする高槻市広域行政勉強会の今後の検討課題は何でしょうか。お伺いし ます。 5点目です。「都市計画・景観計画は住民参加で」 ・策定中の「都市計画マスタープラン(案)」では、JR島本駅西側の市街化編入、 役場周辺の用途地域を産業系に変更されます。具体を示してください。若山台調整池の 活用が示されていますが、影響調査結果はどうでしたか。また、パブリックコメント前 に住民説明会を開くべきではありませんか。 ・住民と行政が協働で学ぶ、景観のためのワークショップを開催されるとのことです。 計画の概要と、おおよそのスケジュールを示してください。 6点目です。「コミュニティー支援は公正・公平に」 ・新たな住民団体への財政的支援はなされず、既存の団体のみに運営補助がなされて いますが、公正・公平な支援に見直すべきではないでしょうか、お伺いします。 ・大沢地区への交通支援が予定されていますが、その具体策をお示しください。 7点目です。「『第2期男女共同参画社会をめざす計画』は、女性差別撤廃のための 行動計画に」 「(仮称)しまもとスマイルプラン(第2期男女共同参画社会をめざす計画)」は、 男女平等、女性差別撤廃を実現するための行動計画として位置付けておられるのですか。 2007 年、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)」が 改正され、市町村にも基本計画策定の努力義務が盛り込まれていますが、計画策定のお 考えはありますか。 8点目.「若者就労支援をするためワークステーションづくりを」 就業体験や、事業者・職業を持つ方に話を聞く、働く場の情報提供をする、ビジネス マナーセミナーを開く等、若者が就職への視野を広げ、自分に自信を持って就職活動に 挑めるようなサポートができるワークステーションづくりが必要ですが、お考えをお聞 きします。 9点目.「安心して医療・介護を受けるために」 「第5期介護保険事業計画」に基づく保険料改定が行われます。第1号被保険者の基 準額は 13.6%増と、大幅な値上げとなっています。後期高齢者医療の保険料についても、 前期より 6.89%の引き上げとなります。低所得者への負担を押さえるために、介護保険 - 334 - 料は階層をさらに拡大することや、減免制度を導入すべきではありませんか。 10 点目.「子育てに優しい町をつくろう」 保育所の定員を大きく越える入所状況を、どのように改善するのですか。「就学前の 子どもの教育と保育環境の整備についての基本方針」では、対応策にならないのではな いでしょうか。町立第四保育所の耐震診断が予定されており、評価するものですが、第 二保育所の耐震化はどう進めるのですか。 11 点目.「障がいがあっても地域で当たり前に暮らす社会に」 「障害者計画」及び「障害福祉計画」を策定中です。当事者の問題は当事者抜きに決 めないという、「障害者権利条約」の精神に沿ったものにすべきですが、その視点で施 策を進める方向なのか、問います。 新年度は、社会資源である町立やまぶき園及び作業所3ヵ所が、新たな事業展開をさ れます。障がいがあっても地域で当たり前に暮らす社会になるため、共同して障害者施 策をリードしていただくことを期待するものですが、連携をサポートする予定はありま すか。 12 点目.「し尿・ごみ処理の課題について」 清掃工場の運営について、伺います。清掃工場職員が順次定年退職を迎えることによ る職員体制は、どのようにされますか。また、ごみ処理の広域化の協議の進展がありま せんが、「大阪府ごみ処理広域化計画」に基づき、大阪府の支援を求めるべきではあり ませんか。 高槻市・島本町広域行政勉強会では、高槻市の受託は断られていますが、し尿処理課 題についてはどのように取り組む予定ですか。 13 点目.「下水道健全化計画策定にあたって、住民の意見反映を」 下水道料金等についても検討される予定ですが、審議会などを設置し、住民の議論に 付すこと、またパブリックコメントを実施する必要がありますが、いかがですか。 14 点目.「飲み水の地下水を守るために」 将来的にも、島本町の特性である誇るべき地下水を守るための施設整備・職員体制は、 どのようにあるべきかを問います。 15 点目.「子どもも、先生もいきいきできる教育を」 ・大阪府において府議会に教育基本条例案が提出されていますが、条例案は、学校と 教育委員会に全面的に政治が介入し、統制しようとするものです。憲法に保障された教 育の自由・自主性を踏みにじるものであり、島本町の教育への影響を危惧しますが、見 解を問います。 ・学校法人西大和学園の中高一貫校設置が予定されていますが、公教育への影響につ いて、伺います。 ・町内中学校における生徒の暴力事案について、暴力を決して容認するものではあり - 335 - ませんが、子どもの立場に寄り添った適切な対応やケアがなされたのか、問います。 ・中学校給食実施計画の内容について、整備スケジュール、事業費試算、実施形態に ついて示してください。 ・学童保育の利用申し込みが増え、定数拡大をされましたが、第二学童保育について は放課後児童クラブガイドラインの許容上限いっぱいです。今後、利用したい児童がい る場合の対応をどうするのですか。 16 点目.「桜井駅跡史跡公園の活用について」 (仮称)島本町桜井駅跡史跡公園設置要綱を制定され、そのための環境整備をされま すが、要綱設置に至った経緯と、今後の展望を示してください。 17 点目.「ボランティアセンターについて」 ボランティアセンターを、新たな運営形態でふれあいセンターに開設されますが、多 様なニーズに応えるだけでなく、新しい公共、自助・共助を育む拠点となるべき施設に なると考えます。計画の概要を示してください。 以上、答弁をよろしくお願いします。 なお、委員会審査資料を請求していますので、どうぞよろしくお取り計らい、お願い いたします。 川口町長 それでは、人びとの新しい歩みを代表されましての平野議員の大綱質疑に、ご 答弁申し上げます。 まず、大きな1点目の「住民に寄り添い、住民の力を輝かせる町政運営を」とのご質 問でございます。 近年の社会経済情勢の変化の中で、地方自治体を取り巻く環境は一層厳しさを増して いるとともに、その果たすべき役割はますます重要となってきております。とりわけ本 町の抱えている課題は山積しており、本年度の一般会計当初予算(案)につきましては、 住民の皆様の安全・安心の確保のための消防・防災の充実、また教育環境の整備などに 重点を置いた予算編成をいたしました。その他、施政方針におきましてもお示ししてお りますとおり、住民の皆様の身近な基礎自治体として、一人暮らし高齢者への緊急時の 対応や、妊婦一般健康診査の拡充、地域の活性化を目指した雇用対策をはじめ、今後と もすべての住民の皆様が安心して住み続けることができる、きめ細かな施策を実施して まいりたいと考えております。 次に、大きな2点目の「町政運営について」のご質問でございます。 現在、見直しを進めております本町の「都市計画マスタープラン」につきましては、 平成 21 年度に全体構想の素案を策定するにあたり、同時期に実施しておりました「第四 次総合計画」の住民アンケートを活用させていただきました。また、町内の各種団体の 代表をはじめ学識経験者や町議会議員の皆様などで構成されております都市計画審議会 を、昨年8月と本年2月に開催し、多くのご意見を承りました。また昨年 10 月には計画 - 336 - 素案のパブリックコメントを実施し、現在、計画案について2回目のパブリックコメン トを実施しているところであり、広く住民の皆様のご意見を計画案に反映させていただ きたいと考えているところでございます。 「住民参加の手法」といたしましては、任意によるものや法律や条例に定められてい るものなど様々でございますが、本町といたしましては、限られた予算や時間の中で、 各種の計画に基づき最も効率的で効果的な手法を選択し、事務を進めているところでご ざいます。今回の「都市計画マスタープラン」の改訂作業につきましては、2回のパブ リックコメントを通じて、また都市計画審議会におきましても慎重にご審議いただき、 新たなマスタープランとして策定してまいりたいと考えております。 大きな3点目、「東日本大震災及び原子力災害から何を学び教訓にしたのか」の1点 目の「原子力災害に対する対策は検討すべきではないか」でございます。 現在、国におかれまして、各種検証・研究データなどをもとにその対策を検討され、 また大阪府におかれましては、平成 24 年度以降の「地域防災計画」の見直しに原子力災 害対策を盛り込むこととされており、本町の「地域防災計画」につきましても、それら の内容を十分精査し、見直しを行っていかなければならないと考えております。 続きまして、2点目の「再生可能エネルギーの採用、補助制度の導入、電力入札につ いて」でございます。 「再生可能エネルギーの導入について」でございますが、再生可能エネルギーは、事 実上枯渇しない資源として、水力・地熱・太陽光などの活用がございますが、大規模な 土地が必要であるなど、電力すべてを供給するには、まだまだ課題が多くあるものと認 識しております。本町におきましては再生可能エネルギーの導入といたしまして、平成 23 年度においてグリーンニューディール基金事業を活用し、本年1月末に本庁舎に約 15kw の太陽光パネルを設置しており、再生可能エネルギーの活用を図ったところでござ います。 次に、「補助制度の導入について」でございます。国におきましては、個人住宅に対 する補助制度が設けられているところであり、また、府内 13 市町で独自の補助制度が設 けられておりますが、現時点で町独自の補助制度の導入は予定しておりません。今後、 他団体の動向に注視してまいりたいと考えております。 次に、「電力入札について」でございますが、本町の全公共施設を一体としたPPS を導入することは可能か、また、その効果などについてPPS事業者に確認いたしまし たところ、全公共施設を一体としたPPSの導入は不可能とのことでございます。なお、 個々の公共施設での契約締結は可能であるとのことですが、本町の公共施設の規模など では、現時点では契約することが難しいとの回答を得ております。 いずれにいたしましても、現時点で、地方公共団体でのPPSの導入は比較的規模が 大きい団体で導入されている状況であり、一定の規模が必要になると認識しております - 337 - が、過日の報道にもありましたとおり、PPS事業者につきましては撤退が相次いでい る不安定な要素もあることから、引き続き他自治体やPPS事業者の動向などを注視し てまいりたいと考えております。 次に、3点目の「災害廃棄物の受け入れについて」でございます。 大阪府では、被災地の復旧・復興のため災害廃棄物の早期処理への協力と、災害廃棄 物の処理を行うことにより放射性物質による人体や環境への影響を及ぼさないよう、適 切な対応をするための指針を作成する災害廃棄物の処理指針に係る検討会議を立ち上 げ、災害廃棄物の処理について検討されておりました。その検討会議を踏まえて、「大 阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理の指針」が昨年 12 月 27 日に策定されま した。処理指針では、最終処分場として大阪湾広域臨海環境整備センターを予定してお りますが、平成 23 年8月 29 日付け環境省通知「一般廃棄物処理施設における放射性物 質に汚染された恐れのある廃棄物の処理について」により、焼却灰と水がなるべく接触 しないような対策の考慮や、土壌の層の上に焼却灰を埋め立てるなど、より安定した状 態で埋め立て処分を行うように示されておりますことから、大阪府では、最終処分場と して大阪湾広域臨海環境整備センターの処理基準を示すよう国に見解を求められており ますが、未だ回答がない状況でございます。 本町といたしましては、最終処分場が決定し、住民や作業従事者の健康への影響の有 無などが確認できたうえで、受け入れ可否について検討してまいりたいと考えておりま す。 次に、4点目の「女性の視点を盛り込む防災計画の見直し、避難所運営マニュアルを 策定すべきではないか」についてでございます。 災害発生後には、被災された皆様が体育館などで避難生活を送られることが予想され ます。「地域防災計画」におきましては、「避難所の管理責任者は、避難所生活の長期 化などの状況に応じた、避難者のプライバシーの確保及び男女のニーズの違い等男女双 方の視点への配慮に留意する。」と定めているところでございます。 なお、避難所を開設するにあたっての「避難所運営マニュアル」につきましては、現 在、作成に向けて検討を進めているところでございますが、ご指摘の女性の視点はもち ろん、障害をお持ちの方や高齢者など、災害時要援護者と言われる皆様の視点に立った マニュアルを策定してまいりたいと考えております。 次に、大きな4点目の「町政運営について」のご質問でございます。 まず、1点目の「権限移譲について」でございます。 現在、大阪府におかれましては、大阪府の「権限移譲実施計画(案)」に基づき、府 内の市町村に対して事務の権限移譲を進められております。平成 21 年度には大阪府から 各市町村に、平成 22 年度から平成 24 年度の3年間の権限移譲計画のたたき台を提示さ れ、本町の移譲対象事務となっていた 76 事務のうち、40 事務について移譲を同意いた - 338 - しております。移譲を受けることにつきましては、さらなる事務量の増加となりますこ とから、現在の職員体制では厳しい状況ではございますが、住民サービスの向上の視点 や一定の財源確保なども視野に入れ、大阪府内でも過去に実績の少ないものなど、事務 量において比較的負担が少ない事務を中心に、住民の皆様の利便性の向上を目指し、事 務移譲について同意いたしたものでございます。 次に、2点目の「大阪都構想による影響と、合併問題について」のお尋ねでございま す。 大阪都構想につきましては、現時点では本町に対して直接的な影響はございませんが、 大阪維新の会のマニフェストによりますと、周辺自治体をはじめ府内の基礎自治体への 権限移譲や、大阪広域水道企業団と大阪市との水道事業統合など、将来的には何らかの 影響が生じてまいると考えております。 なお、本町としての具体的な影響につきましては、今後の大阪府の情勢など、その動 向を注視し、引き続き的確な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。 また、現行の地方自治制度におきましては議会制間接民主主義を基礎としております ことから、選挙を通じて選ばれた首長や議会が中心的な役割を果たすことが基本でござ います。この議会制間接民主主義を補完するための一つの手法として、直接、住民の意 思を確認する住民投票がございますが、住民投票の実施につきましては、「地方自治法」 第 74 条に基づく条例の直接請求で法的に保障されております。また本町におきまして も、「島本町まちづくり基本条例」第 17 条に住民投票を行うことができる旨を定めてお ります。必要に応じてこれらの法令などに基づき、適正に判断してまいります。 次に、三つ目の「高槻市・島本町広域行政勉強会」に関する質問でございます。 昨年の3月にまとめさせていただきました「高槻市・島本町広域行政勉強会中間報告」 におきましてお示しさせていただいておりますとおり、高槻市との事業連携や協力体制 につきましては、現在、医療・福祉、雨水などの排水、上水道など、すでに多くの分野 で実施しております。なお、両市町とも、今後の財政運営にあたってはさらに厳しさが 増していくことが見込まれ、さらなる財政の健全化を進める必要があるとの共通の認識 に至るなど、意義あるものであったと考えております。従いまして、今後とも引き続き 広域行政の取り組みが求められているものと認識しており、継続的に調査・研究を続け ることが重要であると考えております。 次に、大きな5点目の「都市計画・景観計画」に関するお尋ねでございます。 まず、1点目の「都市計画マスタープランにおけるJR島本駅西地区について」でご ざいます。 当該地区につきましては、大阪府が策定した「北部大阪都市計画区域整備・開発及び 保全の方針」において、駅周辺における計画的なまちづくりを進める区域として設定さ れておりますが、市街化区域の編入について、現時点で都市計画の策定など具体的な作 - 339 - 業は行っておりません。 なお、当該区域につきまして、昨年4月にJR島本駅西側農地の土地所有者によるJ R島本駅西地区まちづくり協議会が設立され、その中で協議を進めておられます。本協 議会の皆様が作成されるまちづくりの基本構想におきまして、今後、事業化に向けた合 意がありましたら、面的整備事業と地区計画などの活用により良好な市街地の形成を推 進し、市街化区域への編入手続きを進めてまいります。 なお、「役場周辺の用途地域の変更」につきましては、現在、具体化している状況で はございませんが、企業の操業状況や土地利用意向など、企業を取り巻く社会経済情勢 の変化などを踏まえ、企業ニーズに適切に対応した都市計画のあり方が求められている ものと認識しております。本年度につきましては、役場周辺の企業に対しての意向調査 などを行い、その結果を踏まえ、用途地域の変更などの都市計画の変更について検討し てまいります。 「若山台調整池の雨水影響調査の結果」につきましては、関係機関との協議などに時 間を要し、現在も調査中ではございますが、今後の土地利用のあり方につきましては、 調査結果に基づき有効活用をすべく検討してまいりたいと考えております。 なお、本マスタープランの見直しにあたり、住民の皆様のご意見をいただくためのパ ブリックコメントの実施にあたり、広報しまもと及び町ホームページにおきまして、ご 説明をさせていただいておりますことから、住民説明会を開催する予定はございません。 また、本マスタープランに基づき、具体的に事業化がなされる場合には、住民の皆様に 丁寧な説明をさせていただき、ご理解が得られますよう取り組んでまいります。 次に、2点目の「景観計画の概要とスケジュールについて」でございます。 景観計画の概要といたしましては、本町の現状と課題などの整理を行うとともに、景 観形成の目標・方針を設定し、それに基づく本町の景観施策としての計画を取りまとめ てまいりたいと考えております。 なお、現在、本町域のうち、国道 171 号沿道・淀川等沿岸・北摂山系の3つの区域が 大阪府の景観計画区域に指定されており、また旧西国街道につきましても、本年6月に 新たに指定される予定でございます。さらにワークショップなどを通じて、住民の皆様 とともに本町の特性などを調査・検討し、計画内においても位置付けを行い、計画策定 に向けた方針を作成させていただきたいと考えております。 「今後のスケジュール」といたしましては、本年度のワークショップにおいて検討を 進め、平成 27 年度を目途として、景観計画策定や条例の制度化などを目指し、作業を進 めてまいる予定でございます。 続きまして、大きな6点目の「コミュニティー支援」に関するご質問でございます。 1点目の「運営補助のあり方について」でございますが、補助金の支出につきまして は、公益性・公平性・透明性の確保を図ることにより、より適正な活用に努める必要が - 340 - ございます。「第5次島本町行財政改革プラン」におきましても補助金の整理合理化・ 事業費補助への転換の検討を掲げており、これらの見直しによりまして、住民活動の自 立を促すとともに、新たな住民活動への支援についても検討してまいりたいと考えてお ります。 2つ目の、「大沢地区への交通支援の具体策について」でございます。 大沢地区への配車サービスにつきましては、当該地域が山間部に位置し、道路も狭隘 で福祉ふれあいバスの運行が困難であり、公共施設などへの外出が容易にできないため、 大沢地区の皆様の交通手段確保の一助となりますよう、利用者の事前予約に応じて乗合 タクシーを配車させていただきたいと考えております。本年度につきましては試行的に 実施させていただくものでございますが、実施にあたりましては、大沢地区の皆様と十 分協議を行い、利用しやすい制度にしてまいりたいと考えております。 7点目の、「第2期男女共同参画社会をめざす計画について」でございます。 男女の人権の尊重、性別による差別の解消は、男女共同参画を推進するうえでの根底 をなすものであると認識しております。本年度からスタートいたします「しまもとスマ イルプラン~第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画~」に掲げる諸施策の推進を 通じ、誰もが性別による差別を受けることがないように努めるとともに、個人としての 尊厳が重んじられ、人権が尊重される町をめざしてまいります。 また、今回の計画ではドメスティック・バイオレンス、いわゆるDVの防止と被害者 保護の推進を新たに重要施策化しておりますが、これは「配偶者からの暴力の防止及び 被害者の保護に関する法律」に基づく本町における基本計画と位置付けて、策定したも のでございます。本計画に基づき、DVを許さない社会づくりに向けての啓発や、安心 して相談できる体制づくり、被害者の安全確保や自立支援など、DV防止及び被害者保 護対策の充実に向け、積極的に取り組みを進めてまいります。 次に、8点目の「若者就労支援について」でございます。 若者の就労状況については、近年の景気の悪化などの影響により多くの企業が採用計 画の見直しや採用人員の削減を余儀なくされ、15 歳から 24 歳までの若年者の完全失業 率も依然高い状況が続いていることから、「若者の就労支援について」は重要な課題で あると考えております。本町の若者への就労支援といたしましては、高槻市、茨木市、 及び摂津市と合同で就職フェアを開催するとともに、ハローワークからの最新の求人情 報の提供に努めるなど、雇用・就労に向けた取り組みを進めております。また、就労を 望む人々が知識・技能を習得できるよう、ハローワークや大阪府が実施する講習会など の情報も提供してまいります。 「ワークステーションの必要性について」でございますが、本町で実施しております 地域就労支援事業として実施している就労支援相談において障害者や一人親家庭などの 就職困難者を対象としておりますが、今後は若者の就労支援についても相談の受付を行 - 341 - い、大阪府が実施するセミナーなどの情報提供や、ハローワーク茨木やJOBカフェ大 阪などへの斡旋を行ってまいりたいと考えております。 次に、9点目の「介護保険料の段階区分の拡大と減免制度の導入について」、ご答弁 申し上げます。 平成 24 年度から平成 26 年度までの「第5期介護保険事業計画」期間中における介護 保険料につきましては、非課税世帯で合計所得金額と課税年金収入額の合計額が 80 万円 を超える方につきましては、保険料段階を細分化できることとなりました。このことか ら、本町におきましても段階の細分化を行い、当該段階に該当される皆様の負担軽減を 図ることとして、条例提案させていただいているところでございます。また町独自の保 険料の減免制度につきましては、低所得者の保険料段階区分におきまして、国の基準よ りも低い保険料率を適用することとしていることや、先ほど申し上げました保険料段階 の細分化を適用することから、今回、導入を見送らせていただくものでございます。 次に、10 点目の「子育てに優しい町をつくろう」について、でございます。 保育士配置・設備など、保育所運営にかかる基準は国において定められており、児童 1人あたりの必要な保育室などの面積も同じく規定されています。本町では、大規模集 合住宅の建設などに伴う人口増加とともに児童数も増加しており、また保育ニーズも急 増しております。町内の保育所では、認可定員を超えて児童の受け入れを行ってはおり ますが、認可定員は、定員設定時に見込まれる保育需要をもとに決定したものであり、 基準上実際に入所可能な人数から大きく余裕を持っての設定となっております。また、 現在も国が定める基準を十分満たした中で受け入れを行うとともに、民間保育園園舎増 築により乳児の定員増を図ったところでございます。 抜本的な対策といたしましては、「就学前の子どもの教育と保育環境の整備について の基本方針」にお示ししておりますとおり、幼保一元化により、保育を必要とする家庭 が保育所しか選択肢がなかったものが、幼稚園での受け入れも可能となることから、保 育所内にスペースが確保でき、それを保育ニーズの高い乳児などの受け入れに活用して まいりたいと考えております。 「町立第四保育所の耐震診断業務」につきましては、前の大綱質疑でもご答弁を申し 上げましたとおり、第四保育所が昭和 51 年、第二保育所は昭和 55 年に建設しているこ とから、建設年度が古い第四保育所から先に着手するものでございます。また第二保育 所につきましては、公共施設全体の耐震事業との整合を図りながら、耐震診断を実施し てまいりたいと考えております。 次に、11 点目の「障がいがあっても地域で当たり前に暮らす社会について」でござい ます。 現在、「第2期島本町障害者計画」及び「第3期島本町障害福祉計画」の策定作業を 進めており、平成 24 年2月1日から同年3月1日までを期間として、パブリックコメン - 342 - トの募集を行っております。この両計画におきまして、計画策定の背景と趣旨の中で、 ご指摘の「障害者権利条約」の締結に向けた法整備につきましても、記載をいたしてお ります。また、両計画の策定にあたりましては、島本町障害者施策推進協議会におきま して慎重審議をいただいており、協議会の委員には、障害をお持ちの当事者や、その家 族で構成される関係団体からも広くご参画いただき、様々なご意見をいただきながら策 定作業を進めております。本町といたしましては、今後、両計画に基づき、障害者の視 点に立った施策を推進してまいりたいと考えております。 次に、島本町立やまぶき園をはじめ、町内にある作業所わくわく・島本障害者共働作 業所・福祉事業所すばるの4事業所につきましては、いずれも「障害者自立支援法」に 基づくサービス体系の事業者として、今後もそれぞれの特色を生かした事業展開をされ るものと考えております。本町といたしましては、島本町立やまぶき園も含め、これら の事業者が相互に情報交換を行い連携していくことは、町の障害者施策の推進の観点か らも非常に重要であると認識しており、今後、事業者間の連絡会を開催するなどの取り 組みを実施してまいりたいと考えております。 続きまして、大きな 12 点目の「し尿・ごみ処理の課題について」でございます。 まず、「清掃工場の今後の職員体制について」でございますが、現在、清掃工場には 嘱託職員である場長を含め6名の職員が配置されております。このうち平成 23 年度末に 1名、平成 24 年度末に2名、平成 25 年度末に1名と、続けて定年退職を迎えることか ら、早急に代替職員の配置が必要な状況でございます。 なお、「第5次島本町行財政改革プラン」において、清掃工場の今後の運営につきま しては民間委託することとなっております。このため民間運営のノウハウを活かし、技 術力を持った人材を配置し、運転管理費の縮減を図り、委託年数の長期化などによる総 合的なコスト縮減と、施設の安定稼働を図るための包括民営委託についても、今後検討 してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、施設の運営にあたりまし ては、運転に支障のない体制で、適切な維持管理を行ってまいります。 次に、「ごみ処理の広域化について」のご質問でございます。 清掃工場の寿命は、一般的に維持管理経費と新設費用との費用対効果の比較から約 20 年程度と言われており、本町の清掃工場はすでに 21 年を経過し、本来であれば、新しい 施設の更新について検討が必要な時期に来ております。一方、廃棄物の処理につきまし ては、「廃棄物及び清掃に関する法律」第4条第1項に市町村固有の事務として位置づ けておりますが、法改正などにより、循環型社会形成推進交付金制度の交付を受けるた めには、人口5万人以上または面積 400 ㎢以上の地域が交付対象地域とされております。 また、環境省が定めておりますごみ焼却施設の設置基準は、日量 100t以上の能力を有 する全連続式焼却炉となっております。そのため、町独自での施設整備は交付金対象外 地域となり、財政状況からも大変厳しい状況でございますので、清掃工場の長寿命化は - 343 - 重要な課題であると認識しております。 なお、ごみ処理の広域化については、近隣の状況を見ると各自治体において独自に施 設を整備されており、広域化の必要性が薄いことから、具体的な進展がないのが実情で ございます。このような状況の中、平成 22 年度にごみ処理広域化を検討する北大阪ブロ ック会議にて、北大阪ブロック各市町などによる一般廃棄物処理──これは、ごみ処理 のみでございますが──に支障を来す緊急事態の発生などに備え、一般廃棄物処理にか かる総合的な相互支援協定の案が提示されました。今後は、本ブロック会議にて緊急時 の支援協定について検討をしてまいります。なお、平成 23 年度は、東日本大地震で発生 した災害廃棄物の処理について検討をしております。 いずれにいたしましても、清掃工場を町独自で建て替えることは、財政状況からも大 変厳しい状況になっておりますことから、当面は効率的かつ適切な維持・補修に努め、 現在の清掃工場を一日でも長く使用できるよう努めてまいります。 次に、「高槻市・島本町広域行政勉強会について」でございます。 勉強会の中間報告にもお示しさせていただいておりますとおり、今後、さらなる人口 減少・高齢化の伸展が予想される中で、限られた人員や財源といった行政資源を効率的 に活用するために、広域連携は市町村にとって重要な手段でございます。従いまして、 今後におきましても様々な事業連携を推進することにより、お互いにメリットのある取 り組みについて、調査・研究を進めてまいりたいと考えております。 次に、13 点目についてでございます。 本町では、今後の下水道事業を円滑に進めるためには受益者負担の適正化を図り、下 水道財政の基盤強化に努めることが重要な課題であると認識しております。このため平 成 22 年4月には、計画期間を平成 22 年度から平成 25 年度とする「財政健全化計画」を 策定し、健全な財政運営に努めてまいります。本年度におきましても、引き続き同計画 に基づき、適正かつ計画的に事務を進めてまいりたいと考えているところでございます。 次期計画の策定に際しましても、基本的には、下水道事業経営の基本的な考え方であ ります独立採算制と受益者負担の原則を踏まえ、適正な下水道使用料の設定に努める必 要があるものと認識しております。また、使用者であります住民の皆様のご意見をどの ように反映するのかにつきましては、あわせて他市町村の先進事例も参考にしながら、 検討してまいりたいと考えております。 次に、14 点目の「地下水について」でございます。 本町の水道事業としましては、今後とも大阪広域水道企業団から 10%の受水と、自己 水源としての地下水を保全しながら 90%を堅持してまいりたいと考えており、将来にわ たり、複数水源による安全で安心かつ安定的な水道水の供給に努めてまいります。この ため健全経営のもと、自己水源の確保を図るため施設の整備・更新を順次進めておりま すが、ここ数年のうちに経験豊富な技術者の退職を迎え、これまで培ってきた水道にか - 344 - かる技術を継承する人材の確保、育成が急務な課題となっておりますことから、引き続 き執行体制の強化に取り組んでまいります。 以上でございます。 岡本教育長 次に、大きな 15 点目の「子どもも、先生もいきいきできる教育を」について、 順次ご答弁申し上げます。 まず、1点目の「教育基本条例案について」でございますが、本条例につきましては、 今後、大阪府及び大阪市のそれぞれの議会における審議を経て可否が決定されますが、 拙速に進められることなく、関係者との慎重な議論のうえで、あるべき大阪の教育の方 向性が示されることを願っているところでございます。 次に、2点目の「西大和学園の中高一貫校設置による公教育への影響」でございます。 現時点におきましては、建築計画や当該中高一貫校の学校運営方針など不明な部分が 多くございますことから、どういった影響が出るかにつきましては、現時点では明確に お答えできません。しかしながら、全国的にも有名な進学校であると聞き及んでおりま すので、希望者すべてが入学できる学校でないことからすれば、最近の町立中学校への 進学率で見ましても、町立中学校への進学率は年々上昇している傾向にあり、町立中学 校への進学率に大きな影響はないものと考えております。 次に、3点目の「町内中学校における生徒の暴力事案について」でございます。 学校における暴力事案につきましては、「暴力は絶対に許さない」といった厳しい態 度で対処しているところでございますが、暴力行為が発生した際には、学校として、対 象生徒に対し発生状況の丁寧な聞き取りや反省を促し、さらには保護者を交えての早期 対応・早期解決を図っているところでございます。またケースに応じて、教育委員会や 関係諸機関との連携によって適切に対応するとともに、子どもたちが安易に暴力といっ た問題行動に訴え出る背景にも着眼し、被害者のみならず加害者の生徒につきましても、 成長を促す心理面へのケアや保護者を含めた家庭への支援がなされるよう、スクールカ ウンセラーやスクールソーシャルワーカーといった専門的人材を活用し、対応いたして おります。 次に、4点目の「中学校給食実施計画について」でございます。 現時点におきまして、本年3月末に大阪府に提出する実施計画書は完成しておりませ んので明確なお答えは申し上げられませんが、中学校給食を実施するにあたっては、給 食調理員、光熱水費及び就学援助費など、新たなランニングコストは毎年生じてまいり ます。事業費の試算につきましては、町立小学校での学校給食に発生しているこれらの 費用が当然参考となりますが、実施計画書がまだ作成段階であり、中学校給食の運営方 法によって大きく変わってくる部分がございますので、事業費試算につきましても、こ の場でお示しすることはできません。 次に、5点目の「学童保育の定数拡大について」でございます。 - 345 - 「島本町立学童保育室設置条例」において、学童保育室の総定員は 220 人と定めてお りますが、管理及び運営に支障のない範囲において、総定員を超えて入室できることを 想定しております。しかしながら、学童保育室への入室希望者が多い中、厚生労働省が 示した放課後児童クラブガイドラインにおいて、「子どもが生活するスペースについて は児童1人あたり概ね 1.65 ㎡以上の面積を確保することが望ましい」と規定しているこ とから、各学童保育室については、このガイドラインに沿った運営をいたしております。 現在、ガイドラインの許容上限を超える学童保育室はございませんが、仮に許容上限 を超える場合につきましては、待機していただくこととなります。しかしながら、通年、 待機児童の発生があっても年間を通じて解消していることや、入室希望者の中には夏休 みなどの長期休暇中のみを希望される方など、常に許容上限に達していないと判断した 場合は、期間を区切り入室許可を出し、待機が発生しないように努めているところでご ざいます。 次に、大きな 16 点目の「桜井駅跡公園の活用について」でございます。 先ほど伊集院議員のご質問にご答弁申し上げましたように、現在、設置要綱を平成 24 年4月1日施行に向けて事務を進めており、要綱施行後の使用につきましては、要綱に 基づき、史跡の保存と活用もさることながら住民が史跡を親しむ場、本町の文化の発展 に寄与するための事業などにつきまして、一定の制限を設けて活用していただく予定で ございます。 次に、17 点目の「ボランティア活動活性化の計画の概要について」でございます。 本町におけるボランティア活動につきましては、すでに社会福祉協議会がボランティ アセンターを運営されており、中心的な役割を担っていただいているところでございま す。今後、より一層、本町におけるボランティア活動を活性化させ、ボランティアに携 わる人材の裾野を広げるためには、ボランティア活動を希望する人と求める人の双方が 集い、それぞれが必要とする情報を手軽に入手できるような拠点が必要であると考えて おります。この拠点といたしまして、ふれあいセンターは老若男女幅広い層の住民の皆 様が利用されており、これまでボランティア活動に興味があってもなかなか踏み出せな かった方や、ボランティア活動に対して堅苦しい先入観を持って敬遠していた方などが、 気軽に立ち寄れる場所にできることを期待しております。また、資格や特技のある方は もちろん、それがなくても、少し空いている時間を利用してボランティア活動を経験で きるきっかけ作りに寄与できるものと考えています。 平成 24 年度につきましては、必要な備品などを整備し、当面は事業展開に向けた準備 室として運営してまいります。具体的な事業内容につきましては、今後、社会福祉協議 会や関係機関などと協議して、運営方法や取り扱うボランティアの内容などにつきまし て検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 - 346 - 平野議員 多岐にわたる答弁、ありがとうございました。時間、9分ほど残っております ので、再質問させていただきます。 今、島本町のまちづくりの根幹に関わる「都市計画マスタープラン」を策定されてお ります。昨年 10 月に、パブリックコメントを実施されました。85 件の住民の意見が寄 せられておりますけれど、この 85 件の住民意見が修正案に十分反映されたのかというこ とですけれど、私は2月 20 日に都市計画審議会がありまして、そこに示された案には、 ほとんど反映されてないのではないか、1件ぐらいしか反映されてないのではないかと いうふうに思いましたけれど、その点はどうだったのですか、確認します。 また、二度目のパブコメをされておりますけれども、住民説明会はしないということ ですが、そうでしたら、住民が求めたら説明に来てくださるのですか、お伺いします。 それから、別の項目ですが、原子力防災についてですが、大阪府の見直しを待ってい たらね、2年も3年もかかるんですよ。やはり今すぐ着手する、島本町として災害対策 をどうするのかということを着手する必要があるかと思います。滋賀県におきましては、 例えば敦賀や美浜、大飯、高浜原発で福島第一原発と同じ、同規模の放射性物質が外部 に放出されたと想定して、災害の想定をして、予測する影響などを、いわゆる災害体制 ですね、対策を作ったということです。島本町は、大阪府で一番近いんですよ、若狭湾 に。ぜひとも、早急に着手していただきたいというふうに思います。いかがですか。 それから3点目ですけど、教育の問題です。町内におきましてのいわゆる暴力事案、 これは生徒の教員に対する暴力事案ということですけれども、残念ながら、当該の生徒 は家庭裁判所の処分を受けて更正のための施設で過ごされているということですけれ ど、私は非常に残念なのはね、子どもに寄り添い、子どもの立場に立って、やはり学校 及び教育委員会の力、教育の力で何とか解決できなかったのだろうかというふうに思っ ております。その点の議論はどうだったのでしょうか、お伺いします。 (「全部、委員会での問題と違うのか」と呼ぶ者あり) (平野議員・自席から「時間内です」と発言) 総合政策部長 まず、「都市計画マスタープラン」についてのお尋ねでございます。 昨年 10 月にパブリックコメントを実施させていただきまして、85 件のご意見をいた だきました。これ、修正案が反映されているのかといったことでございますが、これに つきましては、いただいたご意見を真摯に受け止めまして、修正が必要であるというふ うに判断した意見につきましては今回のマスタープランの中で反映をさせていただい た、このように認識をいたしております。 それと、今回、2回目のパブリックコメントを実施いたしておりますが、住民説明会 という形では、今現在、予定はいたしておりません。ただ、今後事業実施について、具 体的に事業を実施する、そういった場合には説明会を開催させていただきたい、このよ うに考えております。 - 347 - 以上でございます。 総務部長 「原子力災害に対する対応について」でございますが、原子力災害に対する対 策につきましては、非常に専門的な内容になるというふうに考えております。現時点で は、町長がご答弁申し上げましたように大阪府におかれて見直される対策、それを十分 に精査をして本町の「地域防災計画」に反映をしていく、こういったことを考えており ますが、ご指摘いただいた、想定をして対策を策定されたという地域の部分につきまし ても、十分に研究はしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 岡本教育長 先ほどの暴力事案に関しますご質問で、「教育の力で」というご指摘があり ましたけども、基本的には学校ですので、まして義務教育段階の子どもですので、教育 の力をもってということは当然であるというふうに認識しております。 ただ、関係諸機関にいろいろご努力いただいて、学校とは離れた場所に行ったという ことをもって、教育環境の枠の中から外れてしまうということではございませんので、 そこの認識につきましては、我々としましては、例えば現在の機関が基本的に矯正、行 い等を正していく、子どもとして社会生活を送るのにふさわしい指導をする場所で、一 つひとつ指導を受けているわけでございますし、もちろん学校の中、学校のほうに戻っ てくるわけでございますから、当然、帰ってきたときには、きちんとその学校で、新し い生活に向けて再度生活を組み直すという指導に向けて取り組みを進めるということは 当然でございます。ただ、昨今の状況、社会状況の中でもご案内のとおりですけども、 子ども自身が一定の社会の枠組みを外して、大きく脱線していくという部分につきまし ては、きちっとした社会ルールを指導していくということが基本でありますので、その ことにつきましては、学校の枠をはみ出た場合には、それ相応なりの指導機関を通じて 対処していくということが基本であるというふうに認識しておりますので、ご理解賜り たく思います。 以上でございます。 平野議員 いただきました答弁につきまして、また再質問しました答弁につきましては、 各常任委員会で慎重審議、深い審議をさせていただきたいと思います。 以上です。 岡田議長 以上で、人びとの新しい歩みの大綱質疑を終わります。 この際、暫時休憩いたします。 (午後4時 57 分~午後5時 10 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、外村議員の発言を許します。 外村議員(登壇) それでは、2012 年度川口町長の施政方針並びに予算案に対し、大綱質 疑をさせていただきます。 - 348 - 昨年は、かつて日本人が経験したことのない規模の東日本大震災や、それに伴う福島 原発事故、さらには台風 12 号による和歌山・奈良両県での甚大な土砂災害に見舞われる など、歴史的な大打撃を受けました。そして、その傷が癒えるまでには、今後数十年単 位で、かつ数十兆円規模の、時間的・財政的負担を覚悟せねばなりません。 また、世界に目を向ければ、欧州をはじめ米国、日本、どこを見ても先進諸国は巨額 の負債を抱え、財政危機に直面しています。この状態は、かつて、昔言われた頃の景気 循環の谷間というような生やさしいものではありません。世界中が、慢性的赤字による 連鎖倒産の危機をはらんでいるのです。 中でも、毎年、歳入の倍以上の歳出予算を組んで借金を積み重ねてきた日本の財政は ギリシャ以上に厳しく、破綻に向かっていると識者は警告していますが、一向に是正さ れる気配はありません。もはや消費税を上げただけで解決できるような問題ではなく、 すべての面で制度疲労を起こしているこの国の形や、国と地方のあり方など、根本から 見直さねばならない時期に来ているのです。震災地のことを考えると、特別地方交付税 などの配分も、今年は一段と厳しくなることでしょう。 さて、本町におきましても第5次の行財政改革、議会改革など、改革を進めています が、常に町民目線で考え、そして町民の共感を得る結果を早く出さねばなりません。減 り続けていた人口が、昨年2月、再び3万人を回復したことは明るいニュースではあり ますが、とはいっても、すぐに税収の伸びに直結するわけではありません。依然として 厳しい財政の健全化と、福祉や医療、子育てといった基幹の行政サービスの維持向上と いう難しい舵取りを迫られています。今こそ、税の使い道における民意を得た優先順位 付けと、「入るを計りて出るを制す」財政運営が不可欠です。 当たり前のことですが、自治体財政においても「収入の範囲で生活をする」という基 本を忘れてはなりません。それには、リーダーの強い決意と政策の転換が必要です。川 口町長にとっては2期8年の任期最終年でありますが、本町のような小さな自治体が自 主独立を維持していくためには、内政以上に外交交渉がますます重要です。近隣の市町 とはもとより、町民の利益を守るためには府や国にも物申す気概と行動力なくして、果 実は得られません。どうか町長自身、「行動する役場」の代表として、強いリーダーシ ップを発揮されんことを願っております。 それでは、幾つか質問させていただきます。 1点目.「財政健全化の取り組み姿勢について」 一つ目.24 年度の町長予算編成方針で、「所期の目的を達成した事業の存廃や統合の 検討」、また国や府からの補助事業で「補助金が廃止・縮小された場合は、その事業そ のものを廃止・縮小する」という項目がありますが、実際に、この指針に従ってされた 事業の事例がありましたら、お示しください。 ②点目.今年度の当初予算では、昨年比 21 億7千万もの町債が計上されています。そ - 349 - のほとんどが借換債とのことですが、どういうものなのか。中身を端的に説明ください。 また、当初予算編成時点での経常収支比率、町債残高はどのように想定されているので しょうか。 ③点目.今まで再三進言しています「島本町版事業仕分け」の実施についての、お考 えは。 2点目.「第5次行財政改革プランについて」 昨年の3月議会では、行財政改革の名のもとに、多くのささやかな福祉金がカットさ れたり、また削減されたりしました。そのことで、一体どれほどの財政効果があったの か。また、今年度予算案において、その財源がどこに活かされているのか検証されてい るでしょうか。 私は常々、行財政改革を考えるときは、もっと大きなところに根本的なメスを入れな ければならないと主張してまいりました。改革に聖域分野はなく、不断の努力と新規発 想が必要です。今までに私が提案している次の項目に関しての見解を、改めてお伺いし ます。 ①点目.「各種審議会のあり方や統廃合、報酬の見直し」に関して、具体的な策はお 考えですか。 ②点目.「入札制度の見直し(最低制限価格の設定値見直し)」に関しては、いかが ですか。昨年4月から最低制限価格の算定方法を変更し、逆に実質的なアップを図って います。 ③点目.年間2億円以上かかっているコンピューター関連費用の圧縮、すなわち「ク ラウドコンピューティング導入による経費削減策の検討状況」は、その後、いかがです か。 ④点目.年間1億 7,600 万円も払っている電気料金──これは 22 年度実績──に関し て、「買電契約の形態見直しやPPSからの購入など、総合的な削減策」の検討はいか がですか。 3点目.「喫緊の課題であるごみ処理事業の広域連携の取り組みについて」 約2年かけた、し尿処理事務の高槻市への委託交渉は失敗に終わりました。そして懸 案のごみ処理事務の広域連携については、反省点を踏まえ、しっかりとやっていただき たい。ただし、この際、し尿処理事務での失敗の教訓を活かし、高槻市以外の相手、例 えば近隣の乙訓環境衛生組合などとの連携も十分視野に入れて、そして実際にアクショ ンを起こしていただきたい。その見解を伺います。 4点目.「企業立地の促進と産業活性化について」 「島本町企業立地促進条例」を制定して1年が経過、また、その前年には企業立地を 促進するための広域連携機関である、京都・島本・高槻産業活性化協議会を発足させま した。今年の施政方針では言及されてませんが、本年の具体的な施策をお伺いします。 - 350 - また企業誘致を推進しようとすれば、誘致ガイダンス冊子などの作成は基本だと思いま すが、それについてはどのような準備をされているのでしょうか。 5点目.「『まちづくり基本条例』の精神尊重と広報のあり方について」 肝いりで制定した、この「まちづくり基本条例」が泣いています。私は以前から、行 政の説明責任を果たすべく、何度も申し上げてきました。しかるに、今の島本町政には その姿勢が欠如しています。「島本らしさ、良さ」とは何か。それは、町長が常に標榜 されている小さい自治体ならではの、お互いに「顔が見える行政」であるはずです。本 条例の第4条・基本原則に、「住民、議会及び町は、信頼関係に基づき対話を重ね、ま ちづくりを進める」と書いてあります。何でもかんでも町広報による一方通行の告知だ けでは、住民の理解と信頼を得ることはできません。住民に理解をしてもらって、より よいまちづくりをしていこうという姿勢が全く感じられません。 去る2月1日の広報では、町の重要な計画5件を一挙にタイトルのみ掲載して、パブ リックコメントを求めていました。1件でも大変なことを、このような形で済まそうと する姿勢は、まさに「まちづくり基本条例」の根本精神を否定するものです。即刻改め ていただき、重要な事柄については、そのつど住民向け説明会を実施する努力をしてい ただきたい。見解をお伺いします。 6点目.「小学校の普通教室への空調設置計画に関して」 ようやく、そのスケジュールが示されたことは評価しますが、これでは、実質再来年 の夏本番稼動と受け止めます。せめて来年の5月か6月頃までには、なんとしてでも完 成させる意気込みでやっていただきたい。実際に、他の自治体では土日を最大利用する なりして工事工程を工夫し、夏前に完成させている事例はあります。早速、今からでも 研究して、真に喜ばれる事業としての計画前倒しをしていただきたい。見解を伺います。 7点目.「遊休町有地の有効活用について」 昨年も、約1千万ほどの町有地売却益を計上されました。また、現在はし尿の中間処 理施設に公有地を当てる計画で進められています。現在、町の土地で「遊休地」と考え ている土地は何ヵ所で、どれくらいの平米数があるのか、お示しいただきたい。 また、以前何度も住民に開放するようお願いしましたが、聞き入れてもらえなかった 山崎ポンプ場横の元駐輪場跡地については、いつまで、あのまま放置される予定なのか。 そして、東上牧の衛生化学処理場撤去後の跡地活用策についても、周到な計画をお願い したい。お考えを伺います。 8点目.「第二保育所の民営化問題について」 本件に関しては、「基本方針」を出されて、もう5年以上が経過しています。その間 に、本町の人口構成の変化や保育所を必要とされる住民が急増しているなど、方針策定 当時と現在では状況も激変しています。そんな中にあって、現在まで何度となく粘り強 く保護者への説明会実施や関係者と協議され、努力されていることは、一定、率直に評 - 351 - 価しています。しかし、その間に保護者の層も入れ替わっていますから、5年前の「基 本方針」は変えないで、ただひたすら民営化への理解を求めるというスタンスでは、な かなか真の理解は得られないのではないでしょうか。 また、本問題の根本が行財政改革の一環であるならば、これは単に行政と保護者の間 で議論する問題ではありません。町全体に理解を求める問題と考えますが、いかがです か。そして行財政改革の一環なら、堂々と「改革プラン」にその財政効果額を示すべき だと思いますが、示されていません。見解をお聞かせください。 9点目.「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について」 本件に関しては、大阪府が早々と受け入れを表明したと聞いています。いずれ、本町 においても意思決定しなければならない問題ですが、町長はどのようにお考えか、お聞 かせください。 10 点目.「本町の英語教育について」 本町が積極的に取り組んでいる自慢の政策の一つとして、評価しています。特に、コ ミュニケーション力をつけるための「使える英語活動」に力を入れていただいているの は喜ばしいことですが、具体的にどのようなカリキュラムを設定されているのか、お聞 かせください。 なお、せっかく培った英語力を実際に試す意味での英語劇や発表会などを催す計画は ないのでしょうか。他の自治体での実施事例なども交えて、お聞かせください。 以上です。よろしくお願いします。 川口町長 それでは、外村議員の大綱質疑につきまして、ご答弁申しあげます。 ①についてでございます。 平成 24 年度予算編成方針におきましては、「既に所期の目的を達したもの及び必要性 の薄れたものについては、事業そのものの存廃や統合について検討し予算に反映するこ と」、また「補助事業については、国及び府の予算編成の状況や行財政改革の動向に留 意し、単に国または府の事情により補助金が廃止・縮小される場合は、原則として事業 そのものを廃止・縮小することとし、安易に一般財源へ振り替えて実施することは厳に 慎むこと。」としております。平成 24 年度当初予算(案)におきましては、この趣旨に 沿った見直しを実施しているところでございます。 まず、「事業の存廃や統合について」でございますが、議員控室『現行日本法規』の 法規追録の廃止、平成 23 年度に実施済みでございますが、事務事業成果報告書の外注印 刷の廃止、ISO14001外部審査にかかる業務委託の廃止、し尿処理手数料口座振 替済通知の見直し、国民年金免除申請案内通知の見直し、を予定しております。 次に、「国または府の事情により補助金が廃止・縮小された事業」につきましては、 補助金の一般財源化などがなされていることから、継続して実施させていただくもので ございます。 - 352 - ②についてでございます。「借換債の内容について」でございます。 水無瀬川緑地公園建設にあたって、平成 14 年度に借り入れた地域総合整備事業債は 20 年で償還するものでありますが、そのうち民間金融機関からの借入れ分については、 民間金融機関の貸付期間が最長 10 年であるため、10 年目でいったん全額を返済する必 要がございます。そのため、借入額のうち 10 年目までの償還額を除いた残額について改 めて借り入れを行い、全額の返済に充当するものでございます。 次に、「当初予算編成時点での経常収支比率について」でございます。経常収支比率 は、経常一般財源に対する、経常的経費に充当した一般財源の割合を表す指標であり、 決算をもって算出するものでございます。従いまして、当初予算編成時点においては、 特段試算を行っておりません。 最後に、「町債残高について」でございます。予算書 219 ページに、地方債の平成 23 年度及び 24 年度末現在高見込額を記載させていただいているところでございます。 次に、③の「『島本町版事業仕分け』の実施について」でございます。 事業仕分けにつきましては、これまでもご提言をいただき、他自治体の事例なども参 考に検討を進めてまいりました。しかしながら、本町といたしましては、現在、行政評 価システムを導入しており、このシステムのさらなる充実に努めてまいりたいと考えて おります。なお、事業仕分けにつきましては、引き続き、その成果についての検討など も含めまして、他自治体の導入状況などを注視し、本町としての財政健全化に向けた取 り組みを進めてまいりたいと考えております。 続きまして、大きな2点目の「第5次行財政改革プラン」につきまして、ご答弁申し 上げます。 まず、①点目の「各種審議会」につきましては、それぞれの目的、必要性をもって設 置されたものであり、設置目的が類似していることや財政的な効果を生み出すなどの理 由により、現時点で統廃合が可能な審議会はございません。また、非常勤特別職の報酬 額などの見直しにつきましては、近隣自治体や府内類似団体の実態調査を行い、その調 査結果をもとに、平成 23 年4月から一部の見直しを行ったところでございます。各種審 議会のあり方や非常勤特別職の報酬額などの見直しにつきましては、今後も必要に応じ て行ってまいりたいと考えております。 続きまして、②点目の「入札制度の見直しについて」でございます。 工事などの請負契約におきまして、著しく低価格での入札が行われた場合、その結果 といたしまして安全対策の不徹底や労働条件の悪化、また下請業者へのしわ寄せなど、 契約の品質の確保に支障を及ぼす悪影響が生じることが懸念されております。 国土交通省におきましては、平成 21 年にダンピング対策を強化し公共工事の品質を確 保するため、低入札価格調査基準価格を引き上げる見直しを行い、自治体に対しても、 この基準を活用した適正価格での契約を推進する要請がなされ、これを受け、多くの自 - 353 - 治体におきましても最低制限価格の引き上げが実施されたところでございます。 本町におきましても、低迷を続けている経済状況や公共事業の発注数の減少など、建 設業界を取り巻く環境変化に伴う厳しい経営状況を考慮し、また工事などの請負契約の 品質の確保のために、入札における最低制限価格を国土交通省の算定方式に準じて引き 上げる見直しを行ったところでございます。 続きまして、③点目の「クラウドコンピューティング導入の検討状況について」でご ざいます。 電算システムの運用や保守・改修にかかる費用の、さらなる削減を図るための方策の 一つとしてクラウドコンピューティングの導入があるとの認識のもと、本町におきまし ても調査・研究を現在進めているところでございます。本年度は、大阪府におきまして も、自治体へのクラウドコンピューティング導入に対する関心が高いことから、府内の 市町村で構成している大阪電子自治体推進協議会において自治体へのクラウドコンピュ ーティング導入事例として、複数市町村での電算システムの共同調達及び共同利用して いる事例を対象とし、その状況や効果などの調査及び研究する事業が実施されており、 本町に対しましても情報の提供をいただいているところでございます。また、昨年 12 月にはクラウドコンピューティングを導入している自治体を視察し、導入までの経緯や 現状についてのヒアリングを行うなど、情報収集に努めているところでございます。今 後におきましても、引き続き自治体へのクラウドコンピューティング導入の効果などの 情報収集を行うとともに、調査・研究を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、4点目の「電気料金」に関してでございます。 「電力入札について」でございますが、本町の全公共施設を一体としたPPSを導入 することは可能であるのか、またその効果などについて、PPS事業者に確認いたしま したところ、全公共施設を一体としたPPSの導入は不可能で、個々の公共施設での契 約締結は可能である、とのことでございました。しかしながら、地方公共団体でのPP Sの導入につきましては、比較的規模の大きい団体で導入されている状況で、一定の規 模が必要になるとのことであり、本町の公共施設の使用電力量などでは、現時点では契 約することが難しい、との回答を得ているところでございます。 また、過日の報道にもありましたとおり、PPS事業者につきましては撤退が相次い でいる不安定な要素もあることから、引き続き他自治体あるいはPPS事業者の動きな どに注視してまいりたいと考えております。 「ごみ処理の広域連携への取り組み」につきましては、行政の効率化を目指すことを 最終優先に、あらゆる角度から検討を重ねてまいりたいと考えております。 次に4点目の、「企業立地の促進と産業活性化について」でございます。 京都・島本・高槻地域産業活性化協議会におきましては、平成 22 年 11 月に、いわゆ る「企業立地促進法」に基づき、京都市、高槻市及び本町の2市1町の地域における産 - 354 - 業集積の形成及び産業集積の活性化のために、当該地域などが行う主体的かつ計画的な 取り組みに寄与することを目的として設立いたしました。平成 23 年度につきましては、 昨年7月に高槻市において産学公連携フォーラムを実施し、産学連携研究会事業として、 分科会を開催いたしました。また企業ニーズの調査や、本年2月に東京で開催されまし た国際ナノテクノロジー総合展に、本町内にある企業の出展を推薦し、本事業への協力 をさせていただいたところです。本年度につきましても、昨年度に引き続き産学連携に よる企業ニーズの調査や分科会の開催など、各事業を実施してまいります。 本町におきましては、「島本町企業立地促進条例」を昨年4月に施行し、制度の周知 につきましては町ホームページにバナーを作成し、条例の概要などを掲載させていただ いております。また、大阪府の企業誘致推進センターのホームページにも同内容につい て掲載させていただいております。現在、誘致ガイダンス冊子に類するものはございま せんが、他自治体の状況を調査研究しながら、引き続き有効な周知方法について検討を してまいります。 次に、大きな5点目の「『まちづくり基本条例』と広報のあり方」について、ご答弁 申し上げます。 「島本町まちづくり基本条例」の第 14 条で、「町は、意見聴取その他の多様な制度を 設け、又は施策を講じ、住民が参画する機会を保障しなければならない。」と規定して います。なお、アンケートによる意向調査、公聴会の実施、また、パブリックコメント など様々な手法がございますが、実施にあたりましては、各計画や事業の内容に応じて 住民の参画の機会を設けさせていただく必要があるものと認識しております。 なお、パブリックコメントにつきましては、1ヵ月間の期間を設けさせていただいた うえで、できるだけ広くご意見をいただき、ご意見に対して町の考え方を丁寧にご説明 させていただくことが可能であります。このため、最も効率的かつ効果的に住民意見の 聴取をさせていただきたく、これまでも各計画の素案策定にあたり、「島本町パブリッ クコメント実施要綱」の規定に基づき諸般の手続きを進め、住民意見の反映に努めてま いりました。 なお、本年2月1日号の広報につきましては、来年度にスタートする多くの計画の策 定の時期が重なっておりましたことから、一括して掲載させていただいたところでござ います。今後につきましても、住民説明会や各審議会など、パブリックコメント以外の 様々な住民参画の手法につきましても、各計画や事業の内容を十分に検討し、対応して まいります。 続きまして、大きな7点目の「遊休町有地の有効活用について」でございます。 自主財源確保と土地の有効活用に資するため、遊休地で売却可能な土地につきまして は積極的に売却してまいりたいと考えております。現在、遊休地で売却可能である土地 は、町営鶴ヶ池住宅跡地、阪急水無瀬駅前タクシー跡地他4ヵ所を考えております。そ - 355 - れらの総面積は約 5,000 ㎡となっております。 次に、平成 22 年3月末まで駐輪場として利用しておりました山崎ポンプ場横の土地に つきましては、昭和 56 年にポンプ場用地として買収する際に、残地が道路などに接しな い土地であることから、地権者の意向を踏まえ、山崎ポンプ場の用地として取得した土 地でございます。本年度につきましては、山崎ポンプ場施設機器等延命・更新工事の資 機材の置き場や現場事務所として活用することを予定しておりますが、先に述べました とおり、この土地の有効活用につきましては、道路などに接していないことから、山崎 ポンプ場から切り離し単独で活用することは非常に困難であり、現在、有効活用につい て苦慮しているところでございます。 次に、「衛生化学処理場を撤去した場合の跡地活用」につきましては、現在、未定で ございます。 次に、8点目の「第二保育所の民営化問題について」でございます。 「就学前の子どもの教育と保育環境の整備についての基本方針」が示す事業内容につ いては、多様化・増大する保育ニーズに対応すべく幼保一元化の実施、また保育所民営 化によって、特定財源の確保のみならず運営主体が広がることでの各園の特色の発揮・ 保護者の選択肢の拡大とともに、幼稚園を含めた児童を預かる施設間での保育などの質 の底上げなどと、児童福祉上のもう一方の課題である在宅子育て支援の充実・拡大など、 方針発表以来、大規模集合住宅の建設などから就学前児童人口が増加している背景にお いても、何ら変わることなく取り組まなければならない事業方針であると確信をしてお ります。 なお、国におきましては、子ども・子育て新システムの基本制度の取りまとめなど、 財源のあり方も含め検討されており、それらの動きを十分に注視したうえで、大きな理 念を示す「基本方針」の具体化に向け、事業を進めていく必要があると考えております。 また、行財政改革の一環としての事業であることはご指摘のとおりであり、「第5次 島本町行財政改革プラン」策定時には、民間活力の活用として項目にあげ、ホームペー ジに掲載するとともに公共施設へ設置するなど、広く住民の皆様に周知し、自主財源の 確保など財政の健全化とともに、本町の地域特性を生かした「個性と活力のあるまちづ くり」に向けての取り組みであることについて、住民の皆様のご理解を得られるよう努 めてきたところでございます。 なお、財政効果額につきましては、「基本方針」において、保育所民営化により得ら れる特定財源などによって運営経費の縮減が図られ、それを幼保一元化や在宅子育て支 援の充実など新規事業・事業拡大の経費に活用することとしており、記載していないも のでございます。 次に、9点目の「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について」でござ います。 - 356 - 大阪府では、被災地の復旧・復興のため、災害廃棄物の早期処理への協力と、災害廃 棄物の処理を行うことにより放射性物質による人体や環境への影響を及ぼさないよう適 切な対応をするための指針を作成する災害廃棄物の処理指針に係る検討会議を立ち上 げ、災害廃棄物の処理について検討されておりました。その検討会議を踏まえて、「大 阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理の指針」が昨年の 12 月 27 日に策定され ました。 処理指針では、最終処分場として大阪湾広域臨海環境整備センターを予定しておりま すが、平成 23 年8月 29 日付け環境省通知「一般廃棄物処理施設における放射性物質に 汚染された恐れのある廃棄物の処理について」により、焼却灰と水がなるべく接触しな いような対策の考慮や、土壌の層の上に焼却灰を埋め立てるなど、より安定した状態で 埋め立て処分を行うよう示されていることから、大阪府は、最終処分場として大阪湾広 域臨海環境整備センターの処理基準を示すよう国に見解を求められておりますが、まだ 回答がない状況でございます。 本町といたしましては、最終処分場が決まり、住民の皆様や作業従事者の健康への影 響などを確認できたうえで、受け入れ可否について検討してまいりますので、ご理解賜 りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 岡本教育長 それでは、6点目の「小学校の全普通教室への空調機設置計画」に関して、 ご答弁申し上げます。 町立小学校の普通教室への空調機設置につきましては、伊集院議員のご質問でご答弁 申し上げましたとおり、耐震補強工事や昨今の暑さから、業務設計にかかる予算を計上 させていただいたものでございます。 なお、空調機の設置にあたりましては、単に空調機を設置するだけではなく、特に受 電設備にかかる工事も必要でありますことから、今後学校とも協議を行い、授業に支障 が生じない夏休み期間を利用して工事を進めてまいりたいと考えております。 次に、10 点目の「本町の英語教育」につきまして、ご答弁申し上げます。 本町における外国語教育にかかるカリキュラムにつきましては、本年度、小・中教職 員による教科研究組織「外国語プロジェクト」で研究を重ね、小学校外国語活動と中学 校外国語科との円滑な接続と、小・中9年間を見通した学びの系統性・一貫性のあるカ リキュラムを作成いたしました。カリキュラムの内容構成といたしましては、主に小学 校5・6年生と中学校での指導単元と取り扱う文法事項、主な言語材料に焦点化し、一 覧表に取りまとめられたものとなっております。小・中学校で指導される内容が一目で 見て取れることで、小学校教員は中学校を見通した指導、また中学校教員は小学校を踏 まえた指導が実践されることを期待しております。今後につきましては、本カリキュラ ムの検証を行いながら、より有効性のあるものとして改良を加えていくことを目途に、 - 357 - 平成 24 年度以降も継続して研究を進めてまいりたいと考えております。 現在の英語教育の重点課題は、「聞く・読む・話す・書く」のうち、「話すこと・書 くこと」といった、「英語を活用する・英語で表現する」ことでありますことから、ご 質問にございます英語劇や発表会も一つの手立てであるとは考えておりますが、まずは 各校の授業の中で、英語を活用する、あるいは自己表現する場面を十分に設定するよう 指導・助言してまいりたいと考えております。 以上でございます。 外村議員 私は総務文教しか常任委員会に属しておりませんので、ちょっと訊きます、2 点ほど、再質問します。 一つは……、これは総務文教ですけども、「電気料金の節約について」ということで すけど、PPS事業者にヒアリングしたとおっしゃってますが、具体的に何という業者 にヒアリングされたのか、それだけ、お伺いします。 もう1点は、町有地の有効活用について、山崎ポンプ場横の元駐輪場に開放してたと ころが、有効活用について苦慮しているということでございますので、ぜひ、ご提案し たいんですが。この件については、私は何度もというか、2回ぐらい、当時、小西部長 でしたけども、水無瀬の駅前の駐輪場とJR島本駅の駐輪場について昼間のサービスだ とか2時間割引、何かそういうサービスが導入されたときに、JR山崎駅の駐輪場を利 用する人についてはそういうサービスが受けられない。それはなぜかというと、あの駐 輪場は大山崎町が運営するものであって、島本町民だけにそういうサービスを作るとい うのは非常にソフト的に難しいということで、私もそれは理解しております。だからこ そ、じゃ、その不公平をどうして解消するかと言えば、このいったん閉めた駐輪場跡地 を再度開放してくださいと申し上げたところ、それはできないということで、じゃ不公 平ではないかと言ったところ、そのような程度の不公平は不公平と思わないと、こうい う答弁がありました。私は、非常に不遜な回答でしたということで、言いました。それ は不公平と思うか思わないかは住民が決めることであって、建設部長が答えるものでな いと私は思ってます。 それで、改めて、この活用について苦慮しているんであれば、再度開放するお考えは ないでしょうか。その1点、お伺いします。 総務部長 1点目の電気料金に関しまして、PPS事業者へのヒアリングの具体でござい ますが、2社に確認いたしておりまして、1社がエネサーブ、それからもう1社はエネ ットでございます。 以上でございます。 上下水道部長 先ほど町長のほうからもご答弁申し上げたとおりでございまして、駐輪場 の用地というのは、もともと山崎ポンプ場の用地であったという中で、施策として駐輪 場として活用していた時期はあったということでございます。 - 358 - 以上でございます。 外村議員 満足な回答は得られませんけど、あとは常任委員会で訊くなり、私が属さない ところについては他の議員にお願いして訊きますので、よろしくお願いします。 以上です。 岡田議長 以上で、外村議員の大綱質疑を終わります。 以上をもちまして、町長の施政方針並びに第 23 号議案から第 42 号議案までの 20 件に 対する会派代表並びに会派に所属しない議員による大綱質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。 (午後5時 50 分~午後5時 51 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第 23 号議案から第 42 号議案までの 20 件は、お手元に 配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託したいと 思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、第 23 号議案から第 42 号議案までの 20 件は、お手元に配付いたしております 議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 (午後5時 51 分~午後6時 14 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいまから、委員会の日程を職員から報告させます。 議会事務局長 それでは日程について、ご報告申し上げます。 総務文教常任委員会の開催日は3月7日(水曜日)及び3月8日(木曜日)、開議時 間は、いずれも午前 10 時からでございます。 次に、民生消防常任委員会の開催日は3月 13 日(火曜日)及び3月 14 日(水曜日)、 開議時間は、いずれも午前 10 時からでございます。 最後に、建設水道常任委員会の開催日は3月 16 日(金曜日)及び3月 19 日(月曜日)、 開議時間は、いずれも午前 10 時からでございます。 以上でございます。 岡田議長 お聞きのとおりでございます。 委員各位におかれましては、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 お諮りいたします。 委員会審査のため、3月6日から3月 26 日までの 21 日間を休会といたしたいと思い - 359 - ます。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 よって、3月6日から3月 26 日までの 21 日間を休会とすることに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもちまして散会といたしま す。 次回は、3月 27 日午前 10 時から会議を開きます。 本日は、長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。 (午後6時16分 散会) - 360 - 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 - 361 - - 362 - 平成24年 第 1 回 島 本 町 議 会 定 例 会 2 月 会 議 第 5 号 平 成 24 年 3 月27日(火) 会 議 録 第1回島本町議会定例会2月会議 会議録(第5号) 年 月 日 場 所 平成24年 3月27日 (火) 島本町役場 議場 出席議員 次のとおり15人である。 1番 岡 田 初 惠 2番 川 嶋 玲 子 3番 伊集院 4番 清 水 照 光 5番 外 村 敏 一 6番 菅 7番 藤 原 靖 彦 8番 東 田 正 樹 9番 河野 恵子 10番 平野 かおる 12番 戸 田 靖 子 13番 山口 博好 14番 平 均 15番 冨 永 千 広 16番 高山 佳昌 井 春美 俊 勝 地方自治法第121条の規定により、議会に出席を求めた者は次のとおりである。 町 長 川 口 総合政策 部 長 島田 都市環境 部 長 谷 川 教育次長 北河 裕 副 町 長 多 田 宏 教 育 長 岡本 克己 政弘 総務部長 由 岐 英 民生部長 浪 越 稔 清 上下水道 部 長 水木 正也 消 防 長 黒田耕佐久 浩紀 会計管理者 岩井 利春 上下水道部 工務課長 今中 妹藤 博美 議事課係長 猪 倉 良昌 本会議の書記は次のとおりである。 事務局長 永 田 書 田畑 記 暢 議事課長 良昭 - 363 - 悟 議事日程第5号 平成24年3月27日(火)午前10時開議 日程第1 諸般の報告 日程第2 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 日程第3 第 1 号報告 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分について 日程第4 第48号議案 副町長の選任につき同意を求めることについて 日程第5 第45号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第7号) 日程第6 第46号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5 号) 日程第7 第47号議案 日程第8 第1号意見書案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について 「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書 - 364 - (午前10時00分 岡田議長 開会) おはようございます。公私何かとお忙しい中、ご参集いただきまして大変ご苦 労様でございます。 ただいまの出席議員数は 15 名で、全員出席であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 それでは、議事に入ります前に、去る2月9日に開催されました全国町村議会議長会 定例総会におきまして、全国町村議会議長会会長から清水議員が特別功労者として表彰 状を授与されましたので、ただいまから本会議場におきまして伝達を行います。 議会事務局長 それでは清水議員、前のほうへお越しいただけますでしょうか。 (岡田議長・清水議員、議長席前方へ) 岡田議長 表彰状 大阪府島本町 清水照光殿 貴方は町村議会議員として議会の運営及び地域の振興発展に貢献されました功績は特 に顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。 平成 24 年2月9日 全国町村議会議長会会長 髙橋 正 おめでとうございます。(表彰状・記念品授与、拍手) (岡田議長、議長席へ) 岡田議長 以上で、表彰状の伝達を終わります。 これより、本日の議事に入ります。 理事者提出の議案等はお手元に配付いたしておきましたから、ご了承願っておきます。 日程第1、諸般の報告を行います。 島本町監査委員から、平成 23 年度1月分の例月出納検査結果が「地方自治法」第 235 条の2第3項の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり本町議会に報告があ りましたので、ここにご報告いたします。 以上で、諸般の報告を終わります。 日程第2、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正についてから、第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算までの 20 件を一括議題といたします。 なお、本案 20 件につきましては、去る3月5日の本会議において所管の各常任委員会 に付託されていたもので、すでに審査が終了いたしております。 よって、これより各常任委員長から審査の経過並びに結果の報告を求めます。 まず最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。 伊集院委員長(登壇) それでは、総務文教常任委員会の委員長報告を申し上げます。 去る3月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました第 23 号議案 特別職 の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について他 11 件に - 365 - つきまして、3月7日・8日に委員会を開催し、審査を行いました。 審査の経過と結果でございますが、付託されました5件の条例と7件の予算につきま しては、本会議にて、すでに各々説明されているところではありますが、委員会審査の 万全を期すため理事者から補足説明を求め、審査を実施したところです。 1日目の3月7日は、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償 に関する条例の一部改正について、第 24 号議案 一部改正について、第 25 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の 島本町税条例等の一部改正について、第 26 号議案 本町手数料条例の一部改正について、第 27 号議案 島 島本町ふれあいセンター条例の一部 改正についての条例5件の審査を終了し、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予 算(所管分)のうち、第1条の歳入歳出予算の歳入全部と、歳出第1款・議会費、同第 2款・総務費の途中までの審査を行いました。 続いて、2日目の3月8日には、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所 管分)のうち、歳出第2款・総務費の続きと、同第9款・教育費、同第 10 款・災害復旧 費、同第 11 款・公債費及び同第 12 款・予備費並びに第2条 方債、第4条 一時借入金及び第5条 債務負担行為、第3条 歳出予算の流用の審査と、第 31 号議案 地 平成 24 年度島本町土地取得事業特別会計予算、第 37 号議案から第 41 号議案までの平成 24 年度島本町各財産区特別会計予算5件の審査を行い、同日で、本委員会に付託されまし た議案のすべての審査を終了いたしました。 このような経過を経まして、3月8日の委員会において、討論、採決を行いました。 採決の結果、第 25 号議案 島本町税条例等の一部改正について、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所管分)の2件については賛成多数で可決すべきもの、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 について、第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正について、第 27 号議案 ふれあいセンター条例の一部改正について、第 31 号議案 島本町 平成 24 年度島本町土地取得 事業特別会計予算、第 37 号議案から第 41 号議案までの平成 24 年度島本町各財産区特別 会計予算の9件については全員賛成で可決すべきもの、また第 24 号議案 一般職の職員 の給与に関する条例等の一部改正については可否同数となったため、委員長裁決により 可決すべきものと、それぞれ決定いたしました。 なお、委員会審査における詳細な内容につきましては、後日、会議録をご覧いただき たいと存じます。 以上をもって、委員会審査についての委員長報告といたします。 岡田議長 次に、民生消防常任委員長の報告を求めます。 河野委員長(登壇) それでは、民生消防常任委員会の委員長報告を申し上げます。 去る3月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました第 28 号議案 島本町 国民健康保険条例の一部改正について他5件につきまして、3月 13 日及び 14 日に委員 - 366 - 会を開催し、審査を行いました。 審査の経過と結果でございますが、付託されました条例2件と予算4件につきまして は、すでに本会議において各々説明されたところではありますが、委員会審査の万全を 期するため理事者から補足説明を求め、審査を実施したところです。 1日目の3月 13 日は、第 28 号議案 第 29 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について、 島本町介護保険条例の一部改正についての条例2件と、第 30 号議案 平 成 24 年度島本町一般会計予算(所管分)のうち、歳出第2款・総務費の所管分と同第3 款・民生費の途中までの審査を行いました。 続いて、2日目の3月 14 日には、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所 管分)のうち、歳出第3款・民生費の続きと同第4款・衛生費の所管分及び同第8款・ 消防費の審査と、第 32 号議案 33 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算、第 平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算及び第 34 号議案 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算の3件の審査を行い、同日で、本委員会に付託さ れました議案のすべての審査を終了いたしました。 このような経過を経まして、3月 14 日の委員会において、討論、採決を行いました。 採決の結果、第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正については全員賛成で 可決すべきもの、第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正について、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所管分)、第 32 号議案 保険事業特別会計予算、第 33 号議案 及び第 34 号議案 平成 24 年度島本町国民健康 平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算の5件については賛成 多数で可決すべきものと、それぞれ決定いたしました。 なお、委員会審査における詳細な内容につきましては、後日、会議録をご覧いただき たいと思います。 以上をもって、委員会審査についての委員長報告といたします。 岡田議長 次に、建設水道常任委員長の報告を求めます。 山口委員長(登壇) それでは、建設水道常任委員会の委員長報告を申し上げます。 去る3月5日の本会議におきまして、本委員会に付託されました第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所管分)他3件につきまして、3月 16 日と 19 日に委員会 を開催し、審査を行いました。 審査の経過と結果でございますが、付託されました予算4件につきましては、すでに 本会議において各々説明されたところではありますが、委員会審査の万全を期するため 理事者から補足説明を求め、審査を実施したところです。 1日目の3月 16 日は、まず、第 30 号議案 と第 36 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所管分) 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算を一括議題とし、途中 までの審査を行いました。 - 367 - 続いて、2日目の3月 19 日には、引き続き第 30 号議案 予算(所管分)と第 36 号議案 平成 24 年度島本町一般会計 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算の審査 の続きを行い、その後、第 35 号議案 平成 24 年度島本町大沢地区特設水道施設事業特 別会計予算及び第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算の2件を一括議題と し審査を行いました。 このような審査経過を経まして、3月 19 日の委員会において討論、採決を行いました。 採決の結果、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算(所管分)、第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算及び第 42 号議案 平成 24 年度島本町水 道事業会計予算につきましては賛成多数で可決すべきもの、第 35 号議案 平成 24 年度 島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算につきましては全員賛成で可決すべきも の、と決定いたしました。 なお、委員会審査における詳細な内容につきましては、後日、会議録をご覧いただき たいと思います。 以上をもって、委員会審査についての委員長報告といたします。 岡田議長 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑を行いますが、審議がスムーズに行われるとい うことと、委員会の意思の安定という原則がありますので、当該委員会所属の各委員の 質疑は差し控えていただきます。 それでは、委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、第 23 号議案から、順次討論、採決を行います。 ただし、第 37 号議案から第 41 号議案までの平成 24 年度島本町各財産区特別会計予算 の5件は一括して行います。 以上、あらかじめご了承願っておきます。 それでは、第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条 例の一部改正についてに対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 河野議員 第 23 号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例 の一部改正について、日本共産党島本町会議員団を代表し賛成の討論を行います。 消費者相談員とは、消費生活に関する消費者相談及び苦情を受け付け処理することに よって、住民の消費生活の安定向上を図るとともに消費者の意向を行政及び事業者等に 反映させることを目的として、1975 年に制度化し、設置されました。 - 368 - その活動に対する報酬は、謝礼として日額 7,500 円を報酬費の費目で従前から支出さ れてきました。島本町としては、近年、相談件数の増加、専門性・緊急性を必要とする 相談内容の複雑化・深刻化を前に、経験と熱意のある相談担当者の配置をもって対応に 努められ、窓口開設日数の増加及び相談室の確立などに努められてきております。今回、 その業務内容等を勘案し、「地方公務員法」第3条第3項第3号に規定する非常勤特別 職として位置付け、消費者相談という労働に対する対価、給与として報酬を支払うべく 条例を改正すると聞いております。 相談業務は、相談室の中だけで完結することはほとんどなく、相談を受理し、相談活 動が発生しますと、その実態把握や関係機関の連絡調整、必要な措置を講じる業務に連 続した日数や時間を必要とし、結果としては、従前委嘱された時間、日数ではまかなえ ず、業務時間を超えた活動は相談員の熱意と経験に依拠するという事例もあったという ようなことは、各方面からも聞き及んでおります。 本件上程の経過については、理事者の説明及び会派要求資料(日3)により、本年1 月6日付けに都市環境部長から総務部長宛て「消費相談の非常勤特別職への位置付けに 伴う条例改正について」の依頼文書からも明らかで、必要な措置として評価するもので す。 今後、一層消費者相談態勢において常駐・常設化と、専門性・即応性の向上にさらに 努力されることを強く求めまして、賛成の討論といたします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 戸田議員 第 23 号議案に、人びとの新しい歩みを代表して賛成の討論をさせていただきま す。 短く、お伝えしたいと思います。消費者相談員を非常勤嘱託員として身分を保障され るもので、評価いたします。しかし、本来ならば、担当課におかれまして建設事業評価 委員と同様に位置づけるという配慮が、もっと前からあってもよかったものではないか と考えています。今後も消費者相談の充実を担当課におかれまして図っていただきたい。 消費者相談の充実を求めていた会派として、このことに自ら気づかなかったことでもあ り、遅きに失したという思いがあります。 そういった思いを込めて充実をお願いいたしまして、賛成とさせていただきます。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 - 369 - 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 23 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 23 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてに対 する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 河野議員 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、日本共 産党町会議員団を代表し反対の討論を行います。 今回の条例改正で、第1条、第4条、第5条でいう「超過勤務」を「時間外勤務」と 文言改正される点には、何ら異論はございません。 しかし、第2・3条の改正部分において、当事者能力を果たすという点では、配慮、 努力を尽くし、職員全体が交渉を通じ住民福祉向上のために邁進するという結果を導き 出したとは言いがたいものがあります。我が会派の請求いたしました日4によりますと、 島本町職員水道労働組合とは、1月 11 日以来6回の協議で妥結、協定書の締結に至って いるものの、島本町職員労働組合とは1月 25 日以降4回の協議で、ともの合意に至らな いまま提案されたことが明らかになっております。 懸案の課題であります島本町役場の多数を占める非常勤職員、臨時職員の同一労働・ 職責に対し、同一賃金や休暇の保障、職場全体の環境改善という求めにも尽力すること が、町長、人事部局に求められております。さらに、職員が熱意を持って住民や地域の 中に入り、住民の声を聞くまちづくりの仕組みの確立こそが求められていると考えるも のです。度重なる正規職員の待遇改悪、給与制度改悪によって、職員、特に管理職の人 権感覚の著しい低下や、公正な職務遂行能力の低下に繋がることが懸念され、当然、そ れは住民から島本町役場への不信感の増幅という際限のない悪循環を招き、結果として 役場全体の弱体化と、島本全体にとって不幸な結果をもたらすものと考えます。 今回の措置について、町長及び人事当局の努力の余地は大いに残っているというふう に考えまして、よって反対の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてに対 し、自由民主党クラブを代表いたし討論を行います。 第1条をはじめ第4条、第5条におきましては、「超過勤務」から「時間外勤務」と の名称変更に関わります改正となります。 第2条、第3条においては、平成 17 年人事院におき、昭和 32 年からの現在の給与制 度が確立されて以来 50 年ぶりの給与制度の抜本的な改革に、平成 18 年4月施行の給与 - 370 - 構造改革でありました。がんばった者が報われる構造改革に勤務評定制度などセットと しての構造改革である内容でした。当時、組合交渉に半年遅れでご協力いただけたので すが、住民サイドからは半年間の損失だとのお声を受け、地域手当において7%減額に、 近隣市町村との公平性の観点に、どうか職員の痛みをご理解を願った記憶の新しいとこ ろです。 その後も調査してきた中、地域手当において近隣自治体は5%のところ、6%、また 10%等々と波があり、公平性に疑問を持つ部分は理解でき得るところですが、我々もそ の声に、中央とのパイプに、調査に、再検討や一定の見直しを要請しております。しか しながら、住民の代表としてこの議場にいる我が会派は、今議案と交渉事を混合するわ けにはいかず、住民の皆様にご納得いただくには、この経過措置であるいわゆる現給保 障を設け、5年計画で進めることにおいて、何とか住民の皆様のご理解を求めていただ くことの努力をもちまして、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 外村議員 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、反対の 討論します。 本件に関しましては、委員会の席でも申し上げましたが、行財政改革の名のもとに各 種保険料や施設の使用料アップ、福祉金のカットを断行して住民に負担を強いている現 状においては、職員の給与や各種手当にも住民からの厳しい視線が注がれていますし、 心して対応しなければなりません。 現給保障については、国が 24 年度いっぱいで廃止を指導しているものを、町は 25 年 までと譲歩してきた。それをさらに2年延長するという今回の提案には理解が得られま せん。また住宅手当に関しても、大阪府下のほとんどの自治体が廃止しているにもかか わらず、本町は地域手当の不当な低さを理由に住宅手当を温存してきたことこそが大き な問題であります。住宅手当と全く異質の地域手当を丼勘定にして、問題の本質を曖昧 にしてきた。本町の地域手当3%が、近隣の市町に比べて不当に低いという組合の言い 分が正しいと判断するならば、このことを是正するために汗をかき、組合の要望に応え るのが本筋である。そのことに、今までどれほどの努力をされたのでしょうか。まさに 行政として、差し迫る課題や問題点に真正面から取り組んで解決しようという姿勢欠如 の現れと言わざるを得ません。 以上をもって、反対とします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 山口議員 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、山吹民 主クラブを代表して賛成の討論を行います。 今回の条例等の一部改正については、人事院勧告の改正内容等に準じて改正するもの となっていますが、大きく四つの現行条例に関わっての改正を行うものとなっています。 - 371 - その中で、文言・字句の改正については法等に準じて改正するものであって、特段の異 存はないものであり、当然の措置であると思料しています。 今回の一部改正内容、第1条から第5条のうちでは、第2条の一般職の職員の給与に 関する条例の一部を改正する条例の一部改正について、具体に申し上げます。 この改正内容の第2条に関わっては、平成 19 年4月1日の給与切り替え後の現給保障 額、いわゆる経過措置額についての労使の確認によって、労使合意をすでに得ているこ となどを踏まえて、一定の評価をするものです。この経過措置についての内容は、現行 給料支給額を基礎に毎年度ごとに割合を算出し、その割合算出式により平成 24 年度当初 から平成 27 年度末までの4年間をかけて現給保障を行い、平成 28 年度以降には、この 給料切り替え後の現給保障額の経過措置を廃止するものとなっています。労使合意を基 礎にした今回の経過措置に関わる条例の一部改正については、一定の評価ができるもの と思料しています。 前の人事院勧告による職員の給与の引き下げによる影響等については、十分なる配慮 が求められると思います。今後の本町の行政運営に特段の進展が、今回の条例の一部改 正が活かされるよう要望しておきます。 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、以上申 し上げ、山吹民主クラブを代表して賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 戸田議員 第 24 号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、私より 反対の討論をさせていただきます。 一般職の給与の現給保障を、経過措置を設けて廃止するものですが、平成 19 年4月以 来すでに4年が経過し、経過措置は一定終了したと考えています。国においては、これ から2年で廃止されるとのこと、追加の経過措置を設けることに疑義があり、住民の理 解は得がたいと判断しました。 対象者は約 60 人、 年間削減額は本年度で約 700 万円から 800 万円と認識しております。 地域手当が3%になったことによる職員の皆さんの心的・経済的なダメージは理解して います。しかし、これにより様々な温情的措置が続くのはよくないと考えます。一部職 員について非常に影響が大きいことは承知しておりますが、19 年度からの経過措置を段 階的に終了するものと考えるのが妥当と思われます。現給保障についても住居手当にし ても、それぞれ対象者は異なっており、一つひとつ、その目的と意義に沿って判断され、 理にかなった支給がされるべきものです。そうでない限り、お手盛り、優遇されている といった批判を逃れることはできません。 また、給与体系につきましては、より若い方々、それから中間管理職の皆さんに手厚 くしていくというのが、私が考える方向性です。 以上の理由をもちまして、私は反対させていただきます。 - 372 - 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 24 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 24 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 25 号議案 島本町税条例等の一部改正についてに対する討論を行いま す。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 25 号議案 島本町税条例等の一部改正について、反対の討論をいたします。 特に、2014 年度から 2023 年度までの各年度分の個人住民税の均等割の標準税率を 500 円加算することについて、その点について疑義があります。これは「東日本大震災復興 基本法」に伴い、「地方税法」の改正に基づく税条例の改正です。 なぜ、復興のための財源として個人住民税の均等割が充てられるのか、私はこのこと が非常に疑問であります。国会審議の内容なども参考にいたしますと、やはり、この全 国防災対策という名目で均等割の部分が値上げされるということについては、税本来の 意味とは違うのではないかという考えを持ちました。特に、この個人住民税の引き上げ については、被災自治体の被災者についても対象となるのです。被災地においては生活 そのもの、それから家族を失い、また財産も失い、仕事や生業も奪われる中での生活で す。そのような中で、なぜ負担増なのかということを疑問に思いました。 防災対策というならば、年間予算の振り分け、無駄な原発もしくは軍事費、ミサイル 等の費用を削ってでも復興に回すという税の配分の仕方があるはずです。なぜ、これが 個人住民税の均等割なのかという合理的な理由が納得いかないということです。低所得 者にも負担を強いるというような形で財源を求めるべきではないというふうに考えてお ります。 しかも、引き上げ期間も 10 年間ということで、恒久的な増税措置にもなりかねません。 島本町にとっては毎年 700 万円の増収ということになりますが、これにつきましては普 通交付税も減額されるということ。しかも、防災対策の使い道については明確に示され - 373 - ておりません。 そういった理由を述べまして、この税条例の一部改正については反対といたします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 25 号議案 島本町税条例の一部改正についてに対し、自由民主党クラブを 代表いたし討論を行います。 「地方税法」に伴い、第 88 条のたばこ税の税率に関わるもの、また附則第 36 と 39 条の 東日本大震災にかかる雑損控除額等の特例について、また改正附則第1と2条において は、非課税口座上場株式等の譲渡にかかる町民税の特例についてに関わるものの改正で あります。 東日本大震災にかかる個人町民税の負担部分は、先ほどの討論の中にもありましたよ うに、土台の部分が難しいところではありますが、やはり助け合いという部分で、何と か苦しい思いを持っております。そして、たばこ税におきましては、利用料の負担が上 がるものではなくて、今回は都道府県と市町村の増減収を調整するため、都道府県の取 り分である税率の一部を市町村たばこ税に移譲されるものであります。詳細に率の部分 は説明もありましたので省略しますが、これは率の割り振り、町村の取り分には評価し たいと思います。ですので、歳入面において理解するところですが、歳出においての、 この税負担分は島本町施策に活用されますが、一体何に活用されているのかが全くわか らない予算、決算措置であります。確かに不適切ではないということは述べておきます が、例えば、ふるさと島本応援寄附金など、施策に使用する場合は説明の中に言ってい ただいたりもしております。 ということで、不親切ではあるなという部分で、今後、島本の独自のまちづくりと述 べておられますが、このたばこ税納税者に活用される施策内容ぐらいわかる具体のまち づくりの特色、そういったものも島本町の独自のまちづくりになるのではないかという ことも要望し、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 河野議員 島本町税条例などの一部改正について、日本共産党島本町会議員団を代表して 反対の討論を行います。 今回の一部改正の大きな点は、5点、示されています。国の「地方税法」をはじめと した上位法の改正部分に関わり、自治体として条例で整備し、規定する必要性が生じて いることは十分理解するものであり、第 88 条の法人事業税収入に関わる都道府県と市町 村の増減収を調整するための措置及び附則第 36 条・東日本大震災にかかる雑損控除額等 の特例にかかる規定の整備については、異論はありません。しかし、他の3点について は庶民、住民への増税及び富裕層への減税の延長策ということでは、賛成できないとい う態度表明であります。 東日本大震災復興特別会計が創設されるという 2012 年度国家予算の特徴として、復興 - 374 - 増税と言われるものです。政府は、昨年7月に決めた東日本大震災の復興基本方針で、 復興に必要な財源、国・地方を合わせた公費を当面5年間で 19 兆円、10 年間で 23 兆円 と見積もっています。その後、民主党内の検討を経て、当面の 19 兆円のうち 8.5 兆円を 予備費や余剰金、他の歳出削減や政府資産の売却などでまかない、残りの 10.5 兆円は復 興増税でまかなうという方針が決められております。自民、公明両党との折衝を経て、 最終的に定められたのが、この復興増税です。 この中で、今回の町税条例の一部改正に関わる点では、日本共産党の求めた日5の資 料によりますと、附則第 14 条関係、特例措置である個人住民税における退職所得にかか る 10%税額控除を廃止するものとして、平成 22 年度決算により試算されますと、124 人の退職所得に約 180 万円の課税がされ、これは1人当たり約1万 4,516 円の増税とい うことが明らかになりました。また続いて附則第 39 条関係では、平成 26 年度から平成 35 年度までの各年度分の個人の町民税の均等割の税率を 500 円加算するものです。この 他に、府民税でもさらに 500 円加算されますが、島本町において平成 24 年度予算ベース で試算されますと、改正後は1万 4,029 人がこの対象になり、毎年 500 円加算をされ、 これが今後 10 年間続くと聞いております。総額 701 万4千円の島本町としての増収では ありますが、すなわち増税であります。 また、附則第1条及び第2条関係は、2010 年第4回定例会において町税条例の一部を 改正する条例について承認された内容にかかり、2年延長するものと示されていますが、 度重なり株で大儲けをしている、いわゆる大金持ちの、ほんの一握りの人達に対して本 則税率へ戻す時期を何度も先送りしていることには、私達会派は、この議場で何度も反 対の意思を表明してきております。到底、認められる措置とは思えません。 以上の点にかかりまして、結果的には、この復興増税については法人税にも多少の増 税分、減税分というものがありますけれども、実質的には法人税については減税分を3 年間は震災対策に回すというだけで、実質的には負担増にならないと聞いています。4 年目からは減税だけが残ると聞いております。結局、実質負担増となるのは庶民の所得 税、住民税だけです。所得税は来年の1月から増税、住民税は再来年の6月から増税と なります。この増税分の税収が復興特別会計の歳入に計上されるということですが、前 の理由におきまして、到底賛成できるものではありません。 以上をもって、討論といたします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) - 375 - 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 25 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 25 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正についてに対する討論を行いま す。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 河野議員 第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正について、日本共産党島本町会議員 団を代表し賛成の討論を行います。 これも、会派として請求しました日6で示された資料及び総務文教常任委員会での質 疑に対する答弁をもとにしますと、今回の権限移譲、事務移譲による明らかな消防現場 負担の増大ということは確認されておりませんので、賛成といたします。 しかし、一方では消防職員体制は国の指針に示された基準に対し 50%しか充足できて いないということ、それが慢性化しているという実態と、また島本町の人口増加により 救急出動件数の増加などの状況を鑑みますと、定員の充当率を 60、70 と高めていき 100 %を目指す職員採用、環境整備を緊急に取り組み、住民の安全・安心を保障すべきであ るということを、この際、厳しく指摘をし、賛成の討論といたします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 伊集院議員 第 26 号議案 島本町手数料条例の一部改正についてに対し、自由民主党クラ ブを代表いたし討論を行います。 大阪府より、いわゆる「保安三法」の事務移譲に伴い、今回「火薬類取締法」を第6 条に、「高圧ガス保安法」を第7条に、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化 に関する法律」を第8条に加えられ、他の条項も整合を取られた改正となっています。 手数料は全国一律となっています。全国一律ということは、逆に小さな自治体の消防 組織においては経費増との考え方もできます。今後も事務移譲において、事務負担は増 えていく状況でありますが、地方分権改革推進委員会の保安三法の事務権限移譲に対す る経済産業省の方針に、大阪府政策企画部危機管理室保安対策課がしっかりと大阪府の 考えを示しており、大阪府として市町村担当者に対する十分な研修やマニュアルの提供 を行うこと、許可にかかる知識・技術においても同様に市町村の担当者に支援すること - 376 - を明確にしておりますので、この点を今後島本町においても課題があった場合など、利 用されながら活用していただきたいと思います。 そして、職員体制について十分考慮されるよう要望いたし、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 26 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 26 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 27 号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正についてに対する討 論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 27 号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について、賛成の討論し ます。 本件改正にあたりましては、利用者の声を聞いたり運営協議会で説明されるなど、一 定の手続きを踏まれていることや、きめ細かい料金設定で利用者の利便性向上を図られ たことは評価します。 ただ、高額な機器を扱うことになりますので、一定の知見を持った人が操作するよう にするルールの整備や、場合によっては、あらかじめ操作依頼する際の受け皿業者をリ ストアップしておくなどの準備されることが肝要かと考えます。また、万が一誤って壊 したときの損害賠償のルールや、町として保険に加入しておいて、その保険料を使用料 に上乗せするなどの対策が必要と思われますので、ぜひ、お考えいただきたい。 以上のお願いをしまして、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 戸田議員 人びとの新しい歩みを代表いたしまして、第 27 号議案に賛成の討論をさせてい ただきます。 ふれあいセンターのケリヤホール附帯設備を、新たに使用可能にする条例改正です。 住民に貸し出されず、ほとんど使われることのなかった高額な照明器具等が使用可能に - 377 - なります。本来ならば、住民ホールの廃止提案や使用休止に伴い、ケリヤホールの充実 を図るものとして、すでに行われていてもよい住民サービスであったと考えます。指定 管理者からは、故障機器放置状態、部品入手可能なうちに至急交換対応を、との報告等 もされており、設備機器類の部品調達が長寿命化の一つの鍵になると思われます。 平成 24 年は、減免制度による使用料の増額を修繕費に充当する意味で予算を倍増され ていますが、事後的な修繕から、予防的・計画的修繕へとの意識の改革を行い、末永く、 気持ちよく使えるふれあいセンターを目指していただきたいと思います。 以上です。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 河野議員 第 27 号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について、日本共産党島 本町会議員団を代表し賛成の討論を行います。 島本町福祉大会、文化祭実行委員会などをはじめ、昨年頃から、特にこの点について は問題が表面化し、前の 12 月議会でも冨永議員はじめ複数の議員の一般質問でも厳しく 指摘された点であります。早期に取り組まれ、特に照明設備の貸出使用範囲の拡充は心 待ちにされていた措置であり、評価するものです。 条例提案に向けての住民の意見聴取については、当センター運営協議会からの意見聴 取という答弁がありましたが、これは当然のことでありまして、今回の 2012 年度予算審 査、日本共産党2番で請求した「住民、個人、団体の要望のわかるもの」には、このふ れあいセンターに関わり昨年 10 月の行革による使用料・使用方法の改悪も相まって、膨 大な要望、怒りと同時に、ふれあいセンターへの期待の声が示されていました。もちろ ん、私達議員もこの件については大いに叱責と批判を受けたところであります。 総務部におかれては、住民福祉の向上の観点からも、その拠点ともなるふれあいセン ターの運営を指定管理者や報告書頼みにせず、財産管理の観点でも、その機能や質をよ り向上させ、長寿命化させることが求められております。さらに、住民ホールが 2011 年2月から使用停止になって以来、さらにふれあいセンター・ケリヤホールへの住民ニ ーズは高まる一方です。今回の舞台音響・照明設備に細かく料金設定をされた点では、 日7・8の資料をもとに試算、そして委員会答弁によりますと、この条例変更後の料金 は同一あるいは軽減という対策を取られたことが明らかになりました。これについては、 また引き続き利用者や専門家の意見を聞くことを求めておきます。 さらに、ふれあいセンターの条例上の規定では、昨年の指定管理者による運営が更新 をされた際、業務から外されたのが住民ホールです。住民ホールに取り残されたグラン ドピアノや各種音響設備等が、通気性、湿度、温度管理、調律などの任務が滞っており、 責任者不在となっております。このまま経過すれば錆などが発生し、住民の貴重な財産 を失うことになりかねません。この点についても、急ぎ措置されることを厳しく求めて おきます。 - 378 - よって、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 27 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 27 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正についてに対する討論を 行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 冨永議員 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について、賛成の討論を行い ます。 今回、提案されている改正については4項目ありますが、その中でも基礎賦課額の賦 課限度額を 50 万円から 51 万円に引き上げる。この内容については中間層の保険料の上 げ幅を抑制する、そういった措置である、そのように認識し、今回の条例提案について 賛成とします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 藤原議員 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について、山吹民主クラブを 代表いたしまして賛成の討論をいたします。 今回、提案されました条例の一部改正については、「島本町国民健康保険条例」の一 部を改正するものが本旨ですけれども、あわせて「外国人登録法」の廃止、「住民基本 台帳法」の改正に伴い、所要の改正を行うものとなっております。 国保財政は、歳入として、国から国庫支出金をはじめとする諸財源を差し引いた額を、 国民健康保険料として加入者の方に賦課する仕組みとなっており、今回の改正でもって、 その賦課限度額の引き上げを図ることによって、より安定した国保財政の運営を図る、 としたものであると思っております。 具体の所要の改正内容について、申し上げます。一つは基礎賦課額の賦課限度額を現 - 379 - 行 50 万円から 51 万円に、二つ目は後期高齢者支援金等賦課額の賦課限度額を現行 13 万円から 14 万円に、三つ目は介護給付金の賦課限度額を現行 10 万円から 12 万円に、そ れぞれ引き上げるという内容となっております。賦課限度額については、いずれも国基 準への引き上げとなるものでございます。この賦課限度額について、前の島本町国民健 康保険運営協議会へ諮問を諮られ、今回の賦課限度額の答申内容を得て議案提案されて いることについても、十分に理解をいたしております。 施行期日については平成 24 年4月1日ですが、被保険者とする外国人に関わる新しい 新設の第4条については、平成 24 年7月9日施行となるものでございます。 今回の改正内容については種々検討し、総合的に判断して、妥当な改正案であると評 価をいたしております。 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正については、山吹民主クラブを代表 いたしまして賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正についてに対し、自由民主 党クラブを代表いたし討論を行います。 今回の改正は、大きく2点の観点により改正されるものであります。第4条において は、外国人登録制度が廃止されるに伴い、平成 21 年7月 15 日に公布されました「住民 基本台帳法の一部を改正する法律」に基づき、外国人住民につきましても日本人と同様、 住民基本台帳の適用対象となることにおき、第4条は削除されます。このことに伴い、 第4条の2を第4条とされ、この4条の施行は平成 24 年7月9日となります。 平成 24 年4月1日からの施行となるものに関しては、平成 23 年4月1日に施行され ました「国民健康保険法施行令」の一部改正に伴う改正となります。今回、国基準に合 わせるということであります。さっきからの討論の中に3点のポイントが入っておりま したので、こちらでは省略させていただきますが、大きく3点の費用が変わってきてお ります。この内容におきましては、1月 31 日にありました島本町国民健康運営協議会の 協議を傍聴しましたが、今後の推移や予算案など資料を提出され、審議されました。 最終協議の答申をもって、賛成といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 平野議員 島本町国民健康保険条例の一部改正について、人びとの新しい歩みを代表いた しまして賛成の討論をいたします。 国民健康保険は社会保障であり、国民皆保険のもとになる制度であります。国保の加 入者全体の収入が下がってきていることや、医療費が増大している中で保険財政を安定 させるために、今回の賦課限度額を国基準に上げるという提案がなされております。島 本町におきましては、4千世帯のうち5%ほどが限度額に達するということです。対象 者は医療分 50 万円を 51 万円とするのは 74 世帯、後期高齢者支援分 13 万円を 14 万円に - 380 - するのが 97 世帯、介護分 10 万円を 12 万円になるのが 96 世帯ということです。中間所 得層の負担軽減となることから、やむを得ない措置だというふうに思っております。 さらに、「住民基本台帳法の一部を改正する法律」により、外国人登録制度が廃止さ れ、外国人住民につきましても「住基台帳法」の適用対象となるということですが、外 国人住民の中にも在留カードを持って管理される方もいらっしゃるということです。外 国人住民が、国民健康保険制度のもと、不利益を被るようなことがあってはならないと いうふうに思っております。 その点を強く求めまして、この条例改正については賛成いたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 28 号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正についての賛成の討論をい たします。 本町においても、国保財政は厳しい状況にあります。今回の改正は、昨年3月の政令 で国基準が引き上げられたことに1年遅れで合わせるものと理解しております。大きく は、基礎賦課限度額の 50 万円から 51 万円の引き上げによりまして約 73 万円の増収、後 期高齢者支援金等賦課金の限度額を 13 万円から 14 万円に引き上げることにより約 88 万円の増収、3番目、介護納付金の賦課限度額を 10 万円から 12 万円に上げることによ り約 154 万円の増収と、それぞれ試算されております。この増収によりまして、中間所 得層の負担の抑制にも貢献するものと考え、評価します。 また、今回の改正も運営協議会での審査と了解を得ていることなど総合的に考慮すれ ば、やむを得ない改正、値上げと認識し、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 28 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 全 岡田議長 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 28 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正についてに対する討論を行い ます。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 冨永議員 第 29 号議案 2012 年度島本町介護保険条例の一部改正について、日本共産党 - 381 - を代表して反対の討論を行います。 所得が少ない層の区分を増やし、払いやすくしたことについては、今回の条例改正の 中でも一定の評価をするものです。しかし、全体としてはさらなる値上げになり、住民 の生活を一層苦しくさせることになります。 財政安定化基金の取り崩しについて、3年区切りで精算すべきであると考えています。 26 年度の残金を残さない、こういった自治体がほとんどであり、この財政安定化基金を 取り崩し保険料の上昇を抑制する、こういった自治体が府内でもほとんどです。住民の 皆さんの所得が落ち込んでいる、こういった中、島本町も残金を残さず、保険料の上昇 を少しでも抑えるべきであったと考えます。 住民の皆さんの所得は減り続けています。他の資料でも、生活保護の認定については 今年度 15 人増を見込んでいます。日々の生活にも困る人が増えている状況は、町として も把握されています。島本町として、住民のためのセーフティーネットの一つとしても、 困窮者のために独自の減免制度を作るべきであり、今回の「島本町介護保険条例」の一 部改正については反対とします。 岡田議長 伊集院議員 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正についてに対し、自由民主党ク ラブを代表いたし討論を行います。 この平成 24 年度は、第4期から第5期計画となります。現行の9段階を8段階に改正 され、低所得者の方々の軽減となるよう 10 の分割をされます。第4期で細分化した第4 段階に加え、今回、第3段階を二つに細分化されます。住民負担の軽減にご努力いただ けましたことは、大変評価いたしたいと存じます。 第4期の際、議員提案の独自減免の動議を否決させていただいたのは、独自減免を導 入することにおいて国基準との値上げになるのではないかと危惧し、動議は否決させて いただき、基金の取り崩しにおいて段階を増やし、住民負担軽減型で回避し、第4期の 間に分析を要望し、原案に賛成いたしました。今回の第5期も、約1億 1,500 万円の基 金の取り崩しの前提である住民負担軽減型であります。次の第6期では、約3千万円の 基金でスタートします。 今回の常任委員会で、今日までの分析などやりとりをさせていただいた中、ご答弁で いただきましたように、手法を変えるとなると、国基準としていかなければならないと いうことが明らかになりました。確かに基金が0円となると、補正予算が組めなくなる 点や、府へ借金を申し出なければならない点など、基金を底をつかすわけにはいかず、 基金減少となれば国基準にせざるを得ないということは致し方ないと。さらには、少子 高齢化情勢である中、当然、対象者見込み数の増や、長期不景気経済により保険料が滞 る方も出てくると推測され、やはり第4期より第5期のほうが出費は重なっていく状況 であります。ご答弁でもありましたように、第6期で、もし独自減免との手法を取り入 - 382 - れられるのであれば、前期から一環として分析とご報告を要望しておりますので、この 点の配慮は強く要望させていただきます。 この第5期の計画において、前期と同様に低所得への配慮だけではなく、相互扶助の 助け合いのまちづくりに、低所得者のバックアップをしていただくためにも高所得者の 細分化も必要であり、他市町村では、すでに高所得者の細分化を図っております。自治 体間競争に後れを取らず、計画の策定を今後強く要望させていただき、賛成の討論とい たします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部を改正する条例案に、反対の討論をい たします。 2000 年4月に「介護の社会化、みんなで支える老後の安心」を合い言葉に、介護保険 制度が始まりました。しかし、今日の現状は、介護が必要な方に十分サービスが届いて いるのか、家族介護に頼らざるを得ない状況が解決されているのか。介護現場での人材 不足は解消されず、待遇もまだまだ十分ではありません。高齢者にとって尊厳ある暮ら しができるよう、さらに制度充実されなければならないと考えます。 そのような中での介護保険料改正です。介護保険は半分が保険料、半分が税金──公 費です。高齢化が進み、介護サービス利用者が増えれば、それに比例して介護保険料は 際限なく上がる仕組みです。第1号被保険者、65 歳以上の方のうち、要支援・要介護認 定者は、第5期におきましては 17.7%ということです。医療保険と違って、残り 82.3 %はサービスを使わなくとも負担はしなくてはなりません。もちろん、必要な方には使 っていただくようしないといけませんが、当然のことです。介護サービスを受けるとき には、1割を負担することになっております。低・中所得者にとっては大変厳しい生活 を余儀なくされることになります。「介護保険事業計画」策定の際のアンケート調査の 自由記述には、介護保険料の負担を心配する声が多くありました。 今回の条例改正は、「第5期介護保険事業計画」をもとに保険料を定められておりま す。介護保険給付準備基金を3年間で1億 1,500 万円取り崩し、大阪府財政安定化基金 から 2012 年度のみ 1,057 万1千円が繰り入れされ、1人当たり 465 円の保険料抑制がで きたものの、十分ではありません。現行より 13.6%の引き上げとなり、所得が 80 万円 以上 125 万円未満の基準額の人は、3,960 円から 4,500 円になりました。 低所得者の保険料段階区分を増やすことで負担軽減が図られるということにつきまし ては一定評価するものですけれど、しかしながら、保険料の独自減免制度については導 入を見送られたことは残念です。府内の同規模の自治体の実績を見ますと、概ね年間3 名ぐらいの対象、減額としては3万円ぐらいの減額というふうに聞き及んでおります。 それほど特別会計への負担があるというふうには思えません。 保険料を抑えるためには、1.公費負担を増やすこと、2.所得段階をさらに増やし - 383 - 高額所得の段階を設定することだと思います。公費負担を増やすためには、市町村が拠 出して大阪府に積み立てられている財政安定化基金約 194 億円の一部を取り崩し、3分 の1、35 億 3,638 万円を国庫へ返し、3分の1を市町村へ交付したということですが、 さらに取り崩しての繰入を増やすことです。特に、国へ返さず市町村に戻すべきと考え ます。今回は、市町村拠出分は初年度は返還されましたが、あとの2年分は返還されま せんでした。また、国庫負担分の 25%の調整交付金すら満たせていません。高齢化社会 の進行に対応した予算配分するのは、国としては当然のことであります。福祉を重視し た税金の使い方をすべきだというふうに考えますので、町としても国庫負担を増やすよ う、しっかりと要求していただきたいというふうに思っております。 介護保険事業については、制度の矛盾が露呈して来ている中で、担当としてはご苦労 が多いということについては十分承知していますが、最後に苦言を申し上げたいと思い ます。住民に値上げを求める提案なのに、住民には全く説明がないということです。議 会提案前の住民福祉審議会にも、パブリックコメントにも、介護保険事業のサービス見 込みに伴う保険料算定については全く示されておりません。説明責任が果たされていな いばかりか、これは「介護保険法」が定める、「市町村は市町村介護保険事業計画を定 め又は変更しようとするときは、あらかじめ被保険者の意見を反映させるため必要な措 置を講ずるもの」という規定に十分沿っていないというふうに言わざるを得ません。高 槻市においては、社会福祉審議会に1月末に計画と保険料の試算について説明されてお ります。 このような手続きを経ずして、第1号被保険者の保険料の値上げ案を提案されたこと については、私としては認めるわけにはいかないということを申し上げたいと思います。 以上です。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正についての賛成の討論します。 今回、第5期の改正ということで、平成 24 年から 26 年の人口構成を推計して、第1 号被保険者の介護保険料を改定されるものですが、本町としましても、介護保険財源を 適正に確保していくうえでやむを得ないものと判断します。 本町の場合、現在の第1号被保険者の基準保険料は月額 3,960 円で、今回 540 円、約 13.6%の値上げで月額 4,500 円ぐらいになるとのことです。率にして 13.6 と非常に大き いですけども、これは大阪府下の平均値が値上げによって約 4,900 円ぐらいになり、ま た本町の水準は府下の自治体の中でも額の少ないほうから5番目に位置しているという ことを聞きますと、やむを得ないものと判断します。また、今回の改正では介護報酬の 見直しもされて、本町の地区区分が6%加算から 10%になり、本町で介護に従事される 方の待遇改善に繋がることはいいことであって、またひいては介護を受ける方にとって もよいことだと考えております。 - 384 - しかし、他の議員も言われておりましたように、今後、我々団塊の世代が 65 歳以上の 人口に突入していくにおいては、やはり公費負担を増やす。これは国の施策になります けども、公費負担を増やす方法と、さらに高額所得者への負担を高める措置が必要では ないかと考えます。今後の課題としてご検討いただきたいとお願いしまして、賛成の討 論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 菅 議員 第 29 号議案 島本町介護保険条例の一部改正について、山吹民主クラブを代表 いたしまして賛成の討論を行います。 賛成の理由でありますが、我が国の介護保険制度がスタートいたしまして 12 年が経過 いたしました。スタートした当初は様々な問題の指摘もありましたが、一定の成果をあ げてきたものと考えております。島本町の介護保険事業につきましても、過去 12 年間、 大きな問題もなく適切に運営されてきたものと評価をいたします。 提案されました「介護保険条例」の一部改正案につきましては、第4期までの実績を 踏まえたうえで、第5期となります今後3年間の介護給付費等を予測し、各段階の保険 料を決定されております。今回の改正案では、保険料負担区分を従来の9段階から 10 段階に細分化し、所得段階別に保険料負担額を設定するとともに、基金を1億 1,500 万 円取り崩して保険料の負担軽減化を図られる等一定の配慮が行われている、このように 理解いたしております。基金を3千万円残されていることにつきましては、今後の保険 料の急激な上昇を抑えるものとして、ぜひとも必要な措置であると判断いたしておりま す。 今回の改正は、結果として平成 24 年から 26 年度までの第5期介護保険料基準額は月 額で 540 円、13.6%アップしまして月額 4,500 円となっておりますが、しかし、アップ はしておりますが、今回の基準保険料額は、先ほどの討論にもありましたように、大阪 府下の市町村の基準保険料と比較いたしても最も低いほうに位置するものであります。 このことは、もちろん基金の取り崩しを行ったことも当然反映されておりますが、その 他にも「いきいき百歳体操」をはじめとした介護予防事業の地道な努力が、少なからず 貢献しているものと推測いたします。 以上が賛成の理由でありますが、しかしながら、今後は急激に高齢者数が増加してま いります。当然、比例した形で介護認定者数、介護保険利用者数が増加し、給付費は確 実に増加してまいります。従いまして、介護予防のための各事業につきましては、引き 続きまして積極的な展開を図られるとともに、適切な介護事業の推進にご尽力を願いた いと思います。 - 385 - 以上、今回の介護保険条例の一部改正は妥当であると判断し、賛成の討論といたしま す。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 戸田議員 第 29 号議案に、私は賛成の討論をさせていただきます。 介護保険の利用サービスについては、今後ますます重要になり、求められる介護の内 容も多様化していきます。高齢者は、例え介護を受ける立場となっても、その豊かな人 生経験を活かして社会を構成するメンバーであることに変わりはなく、人として最期ま で尊厳を保ちながら生きていくために、介護をはじめとする支援が、様々な支援が必要 です。必ずしも十分ではなく、問題や欠陥があっても、介護保険は紛れもなく重要な役 割を担っています。 助け合い、支え合う持続可能な制度であるために、今回の改正については、その手続 きに住民の説明が不十分であったということもあり、大きな課題ではありますが、今回 の改正については、島本町介護保険事業として否定すべき特別に大きな問題があったと は認識せず、私は賛成とさせていただきます。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 29 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 29 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。 (午前 11 時 18 分~午前 11 時 35 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 戸田議員 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計について、人びとの新しい歩みを代 表して反対の討論をさせていただきます。少し長くなるので、よろしくご静聴いただき たいと思います……(「長いのはあかん」と呼ぶ者あり)……。 学校教育施設関連、小学校普通教室への空調設備工事の実施設計業務、第一並びに第 三小学校の耐震化に伴う給食棟新築工事の実施設計業務、中学校の耐震補強工事及び中 - 386 - 学校のグラウンド整備の実施設計業務など、積年の課題にいよいよ着手されています。 また、大阪府の中学校給食導入促進事業補助金を活用して平成 27 年度末までの整備を 目指して事務を進め、完全給食を実施されるとのご判断です。これらについて評価、感 謝いたします。中学校給食については、心身ともに旺盛な発達段階にある青年前期の子 ども達の、生涯にわたる財産となり得る食生活を身につけることができるよう、担当者 におかれましては、完全米飯給食の実施等も視野に入れた調査研究に努めていただきま すよう、要望いたします。 平成 23 年3月 11 日の東日本大震災の未曾有の経験から、防災・減災対策への取り組 みが全国的に強化されています。各小学校への防災備蓄倉庫設置については、最も身近 な地域の避難所となる学校に備蓄を分散するものとして、ふるさと応援寄附金を活用す るにふさわしい防災・減災事業として評価いたします。備蓄品の内容について精査され た後には、それを補うものとして地元スーパーやホームセンターの物品管理・配送ノウ ハウ、民間の力を活用しての災害時物資調達を確保する協定を結ぶなど、継続して取り 組んでいただきたいと考えています。 施設整備の設計図書の保管についてです。総務文教、建設水道両委員会で質疑いたし ました。設計図書の類は、常識的に考えて施設や設備がある限り保管するもので、5年、 10 年という保存期間の対象にはならないと考えています。保存期間が過ぎているので保 存しないと言われている文書類には、紛失に値するものが多く含まれているのではない か。それによって余計な修繕費用がかかったり、迅速な作業が、的確な作業が行われな かったりしている可能性があると考えます。一例として、アスベスト対策で問題になっ ている住民ホールの設計図書。これなどは財産に関する重要なものとして、本来、永年 保存されてしかるべきものです。し尿処理施設やごみ焼却施設の施設整備に関わる各種 書類・図面につきましては、我々と異なった見解をお示しされましたが、やはり施設が ある限り、本来は保存されて適正に管理されるのが正しいと考えています。今後は、庁 内において見解を統一していただき、適正に取り扱われるよう強く要望いたします。 自治体の所有する公共施設は住民の資産であり……(「反対だろう」と呼ぶ者あり) ……、事後的大規模修繕から予防的・計画的修繕へと考え方を移行し、既存施設の長寿 命化に努めなければなりません。一方で、施設新設の原則凍結、借り上げ施設の計画的 返還、施設の廃止などをも含んだ総合的な中期の公共施設整備方針を立てておく必要が あると考えています。 行政と議会においては、概ね新たな施設の設置や既存の長寿命化、廃止・統合などの 必要性が一定共有できているとしても、具体的な方針として大きく掲げておかないと、 住民の理解を得ることはできません。「町にお金がない」という表現だけが繰り返され、 住民に浸透している印象があり、これは単なる立ち話、会話であって、説明責任にはな っていません。執行部や議会が、ともに説明責任を果たせるだけの資料として、公共施 - 387 - 設の総合的な中期整備方針が必要です。現況と方針設定の背景、基本的な考え方、方針 に基づく取り組みなどをまとめておく必要があり、そのためには公共施設や施設整備に 関わる各種文書の適正な保管が必須です。全庁的な取り組みとして、町長に受け止めて いただきたいと思います。 さらに、大型公共工事の公債費や一連の耐震化事業は、やがて必ず一定の整理ができ、 その次の段階として、何をして、何をしてはいけないのかを的確に把握できる環境を整 えておく。整備しておくことの意味は大きいはずです。プール・テニスコートは老朽化 や設置場所による深刻な課題を抱え、単体での歳入歳出のバランスが著しく歳出に偏っ ていることを情報開示しない行財政改革など、実現するはずがありません。体育館をは じめするスポーツ施設の存続について、取捨選択を住民に問わねばならないときが来て います。朽ちるインフラ問題は島本町だけではなく、すべての自治体が抱える社会資本 の問題で、待ったなしの状況と考える必要がある時期と認識しています。 通常、財政の健全化判断基準には、公共施設の老朽化による更新・投資不足分が含ま れていないと認識しています。自治体の財政状況の厳しさのその要因は、自治体規模の 大小にかかわらず同じ傾向にあり、公共施設の中長期的総合整備方針を定めた全体構想 が、結果的に体育館等スポーツ施設新設の広域連携を実現するとしたら、なおさら望ま しいのではないかと考えています。 ふれあいセンターレストラン、子育て世代が多く訪れる町の中心的施設でありながら、 母親同士の交流の場や、子ども連れの憩いの場になっていないのは残念なことです。そ ういったニーズもチャンスもありながら、顧客に取り込めていないのは経営努力の問題 であり、禁煙が実現していないなどの課題もあります。月額 12 万円という使用料の妥当 性について、疑義があると指摘してまいりました。行財政改革の中で、賃貸料の見直し が必要であることは明らかですが、一方で行財政改革とは、本来、住民福祉の向上を目 指して行われるべきものであり、子育て世代はもちろん、ひとり暮らしの高齢者、障が いのある方も含めた、あらゆる世代の住民が集える場にしていくことこそが改革の柱で あると考えます。民生部との連携で、子育て支援、障がい者自立支援、ひとり暮らしの 高齢者の食卓支援をも含めた地域交流の場としてのあり方を、じっくり、時間をかけて 検討していただきますよう要望いたします。 各種団体補助金制度の見直しについては、「第5次行財政改革プラン」において運営 経費に対する補助から事業費補助へと、目指すべき方向は定まっています。公益性・公 平性・透明性の確保のために必要不可欠な改革であり、引き続き検証いただき、廃止を 含めた見直し、整理合理化を経た新たな公募制度が求められていると考えます。設置に 向けての検討は、新たな市民活動への支援や、コミュニティーの振興を可能にするあり 方こそが望ましく、そのためには新旧問わずに機会均等の補助金申請制度の有無が鍵に なると考えます。ボランティアセンターのあり方とともに検討、先延ばしにできない時 - 388 - 期が来ていると認識していただきたいと思います。 職員の人材育成についてです。注目すべき経営陣を招くテレビ番組で、日本マクドナ ルドホールディングス株式会社の代表取締役会長・社長・CEO原田泳幸氏が、ある半 導体工場の経営者からの質問に答えて、変化に対応するための人材育成について語られ、 非常に印象に残りました。人材を育成するときの基本は、育つのを待ってはいけない、 やったことがないことをやらせてみるのが一番の教育、潜在能力があるなら、やったこ とがないことをやらせて成功するように周りが支援する、それしか人材は育たない、と おっしゃいました。スポーツ施設の統廃合に関わる全体構想、いわゆるグランドデザイ ン、ふれあいセンター内のレストランのあり方検討、各種団体補助金の見直しと新たな 公募制度の策定などは、まさに「やらせてみる」にふさわしい業務ではないでしょうか。 本当に恐いのは、給与削減を理由にモチベーションが下がることではなく、住民ととも にあってこそ手にできる行政職員としての誇りと充実を得られない環境ではないでしょ うか。チャレンジの機会を与える人材育成と、それを可能にする、住民とともに歩む職 場環境の実現をお願いいたします。 その他、平成6年に認証取得した環境ISO14001から自主マネジメントへの移 行、大沢地区の予約制乗り合いタクシー試行事業、ホームページの多言語自動翻訳、国 の緊急雇用創出基金事業を活用しての島本町環境住民会議発足、妊婦健診の拡充、ひと り暮らしの高齢者への緊急医療情報キットの配布など、これらの新規事業を評価いたし ます。 一方で、無駄とは言えない見直しが可能な事業があり、例としてあげるとすれば、例 えば戦没者慰霊祭に要する費用、子どもの遊ぶ姿が見られない児童公園の遊具や、そう いった公園の土地賃借料です。なお、大沢地区の予約制乗り合いタクシーについては、 日常生活に欠かせない移動全般への利用が可能となるよう、要望いたします。 給食食材の産地公表については、適切な理解による不安解消のため産地を公表するの であって、公表が風評被害を生むものではありません。また、基準値を超える放射性物 質が魚やシイタケから検出されている限り、必ずしも風評被害とは言えないのが現実で す。平成 21 年4月の給食費改定、一律 250 円の値上げに先立つ平成 20 年の学校給食に 関するアンケートでは、圧倒的に安全・安心な食材、質の確保を望む保護者の声が多か った。放射性物質の問題に限らず、食材に国内産、産地がわかるものを望む声は多く、 添加物、残留農薬、化学肥料についての不安は過去からありました。調査以来、すでに 3年も経過していますが、アンケート結果を踏まえた対応として、食材の産地公表を求 めておきます。 保育所の給食についても同様、公表を求めます。例え十分ではなくても、まさかの高 濃度汚染による被害を最少限にとどめ、子どもを放射性物質の被曝から守らなければな らないと考えます。 - 389 - 文部科学省が発行し、平成 24 年度小学校で使用する予定の放射性等に関する副読本に ついては、児童生徒に原子力発電所の事故について安易な印象を与えるものであり、問 題があります。教科書と違って、教科書検定を受けることもなく、選定委員会にもかけ られず、教育委員会でも十分な議論がされず、これは単なる副読本、補完するものであ るという位置付けで、平成 23 年度の予算をかき集めて文部科学省が作成──実際、そう おっしゃったんです──したというものを、児童生徒に安易に配布することに疑義があ ります。自治体から要望された部数を渡したもので配布を強制していないと文科省は言 い、学校が申請した数を渡したもので活用については学校長にゆだねると、教育委員会 はおっしゃる。結局、責任の所在がどこにあるのか、わかりかねています。福島原発事 故を受けて、放射能に対する正しい知識を子ども達に教育する必要性は確かにあります。 その意味では、今回の副読本に書かれている内容を全面的に否定するものではありませ ん。問題は、福島原発事故の惨状について一言も触れていないことです。土壌や海水、 農作物の汚染、乳幼児や妊婦への懸念される影響についての記述もありません。「嘘で はないがすべてではない」、必要なことが書かれていない副読本です。あふれる情報、 恣意的な情報からの取捨選択、自ら考え、選び取る力を育むのが教育であるならば、「間 違いではないがすべてではない」情報に問題があることを伝えることこそが教育であり、 原子力発電の安全神話が、まさにその象徴でした。今、国はこの副読本で、同じ過ちを 犯そうとしています。北摂では学校保管として、子どもへの配布は行わない、学校保管 用として3部のみ注文という自治体もございます。渡しきりにはせず、学校保管として 現場の先生方が議論、協議、検討する機会を持ったうえで慎重な取り扱いをしていただ きたいと、伏して要望いたします。 英語検定受検の補助制度については、他の議員から厳しい指摘があったように、教育 に携わる方の意気込み、努力が伝わってこない安易な奨励金という印象があり、必ずし も歓迎するものではありません。先生方の熱意や授業の工夫で生徒の向上心を生み、同 時に島本町が英語に特別に力を入れているということを生徒にも、保護者にも、地域住 民にも、伝え続ける努力を重ねていただきたいと思います。 平成 24 年度から中学校で必須とされる武道について。島本町では、死亡事故の多発し ている柔道ではなく、剣道を必修科目とされたことを評価しています。しかしながら、 一般的にあらゆるスポーツの部活動による怪我が成長過程の中学生に起こっており、ク ラブ活動のあり方、基礎体力の養成不足、試合並びに大会至上主義の問題を指摘されて いる指導者もあります。学校教育の現場においては、剣道という武道を通じて、個々の 生徒の成長にあわせて指導が行われるよう要望いたします。 第一中学校で、新制服の着用が始まります。制服着用を基本とされたことに異議はあ りませんが、一言申し添えますと、女子生徒にはスラックス、パンツが選択できるなど の配慮が必要ではないかと考えています。検討する余地があると思いますので、意識調 - 390 - 査を行われる等、提案いたします。 校内での暴力事件により、学校の混乱はすべての生徒に少なからぬ影響を与えていま す。スクールソーシャルワーカー、サポーターの活用の充実による福祉的な観点からの サポートを得ることはもちろん大変必要なことですが、すべての教師の皆さんが、子ど もを受け止めるのは自分たちであるという気概を持って臨んでいただきたいと願ってい ます。 史跡桜井の駅跡は国の史跡であり、市民の憩いの場であり、西国街道の旅の休憩地点 であり、駅へのアクセス道路です。『太平記』ゆかりの地として全国からの来訪者がご ざいます。楠の古木は、楠公ゆかりの地として重要な意味を持つ樹木でありながら、島 本駅開業に伴う土木的整備の影響で、元の魅力と生気を失ってしまいました。ゲートボ ールで根を踏み固めていることも影響しているのではないかという指摘も受けていま す。高木選定が治療としてふさわしいものであることは認識していますが、問題は土に あります。抜本的、根本的な解決には高木選定では至りません。史跡のシンボルツリー として守っていくには、樹木医の経年的な監修が必要であると判断しています。樹木の 健康を保つという視点を含めた桜井駅跡史跡公園設置要綱を定めていただくよう、お願 いいたします。 「文化財保護条例」制定、歴史文化資料館開設、広瀬遺跡発掘調査などを機に、島本 町の文化施設は近年飛躍的に充実しています。平成 24 年度に行われる水無瀬神宮周辺の 堀の発掘調査、灯心亭の修復事業については、税金という浄財を活用する文化事業であ ることから、その貴重な文化財の価値を広く一般市民や後進に伝えることも重要になり ます。茶室灯心亭は、建築物としての評価が非常に高く、また修復の工程そのものが貴 重な無形文化財であることから、数十年に一度の修復の機会にふさわしい講演会等の企 画を要望します。 地域伝統文化総合活性化事業、地域の文化遺産を活かした観光振興、地域活性化事業 など、国庫補助による町指定文化財「水無瀬駒」による地域活性化事業は、3年目の集 大成の年を迎えます。小学校将棋大会、中将棋教室など、平成 23 年度の事業は2年目と しては大成功であったと高く評価していますが、中将棋大会のタイトルに水無瀬神宮、 水無瀬駒、「水無瀬」というブランド名が活かされていないとの指摘を町外の識者から 受けています。また、近畿の大学の名門将棋部などに中将棋教室の案内とルールブック を送るなど、的を絞った広報活動を重ねれば、「水無瀬駒」と水無瀬神宮を軸に、中将 棋公開対局は町を代表する文化事業に発展する可能性があるとのご助言もいただいてい ます。近江神宮のかるたは、本年、第 58 期名人、第 56 期クィーンでした。水無瀬神宮 の中将棋公開対局は、次が3回目です。平成 20 年以降は、棋士の皆さんにとって聖地と されている水無瀬神宮の知名度、一般にその存在さえも知られていなかった中将棋のダ イナミズムを活かして、例え地味でも、文化的・社会的意義のあるオンリーワン事業に - 391 - 育てていただきますようお願いいたします。 岡田議長 戸田議員、すみません。この際、暫時休憩させていただきます。 (午前 11 時 57 分~午後1時 00 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 戸田議員 それでは、反対の理由を述べさせていただきます。 乳幼児をよい保育環境の中で育てるということは、市町村の保育実施義務に伴うもの と考えます。島本町に転入してこられる若い世代が増えたことで、保育ニーズも高まっ ています。本年度末の入所児童は、町内3ヵ所の保育所定員のおよそ 1.5 倍を見込んで います。今でも現場の保育士、保護者からも、その過密状態の危機状況を危ぶむ訴えが なされています。最低基準の面積要件に沿って、さらに受け入れることは可能という担 当課の答弁には、現場の声は届いていないのか、子どもの声は届いていないのかと、暗 澹たる気持ちになります。また、本年度も正規職員のいないクラスが発生、大きな事故 が起きれば管理責任が問われかねません。待機児童を出さず入所希望に応えるためにも、 抜本的待機児童対策をすべきです。 就労支援型幼稚園を実施することが解決策になるというのが、町の方針です。保育所 保護者にアンケート等実施して、就労支援型幼稚園の利用希望がどれだけあるのかを把 握してみることです。第二保育所の民営化を前提とする「基本方針」に固執しすぎて、 有効な対策が打ち出せていないのではないでしょうか。子どもを持つ世代が増えること で、納税者人口は増えます。将来を担う子ども達も育つのですから、お金をかけること に価値があると考えています。 4月に、「地域主権改革一括法」が施行され、様々な条例を制定する年になります。 島本町のことは島本町でしっかり考え、次世代を担う子ども達にとって最もふさわしい 環境を最優先していかなければなりません。 若山台調整池にかかる町有地活用支援業務委託、暫定調整池における跡地有効利用策 の検討実施を認めることができません。雨水影響調査の結果が報告されていません。引 き継ぎ検討に関する報告書、情報公開請求させていただきました。都市再生機構西日本 支社の「若山台団地施設調整池の能力等現況調査報告書」が存在しています。それを活 用しても、なお検討結果が示せずに業務委託契約期間を延長し、淀川河川事務所や大阪 府と、淀川や雨水幹線への影響を協議されている。特に慎重であらなければならない何 かが生じているからではないかと推測します。明確な説明がされていません。売却あり きで進める検討で、安全・安心は守れません。報告が示されない段階で、町有地活用支 援業務委託 450 万円を認めることはできません。 なお、若山台住宅については、使用されてない2棟への対策をURとともに検討する ことこそが最優先されるべきであると考えます。 土地利用検討業務委託料 350 万円、町営住宅跡地を含む住宅周辺地区の望ましい将来 - 392 - 像を定めるため企業などの意向を把握、「都市計画マスタープラン(案)」の土地利用 方針における住居系地区を産業系地区に見直すものです。「第四次総合計画基本構想」 で定められているBブロックの土地利用の方向性は、「自然とみどり豊かな居住地区と の調和の取れた土地利用」です。用途地域を準工業地域に変更するにあたって、既存住 民の住環境悪化を招くことがないかが課題となります。「総合計画」には財源の持続可 能性が担保されていないという問題は承知していますが、これは非常に重要な方向転換 であり、住民参画のまちづくりを軽視するものです。土地の有効利用を否定するもので はありませんが、疑義を感じるものです。 駐車場検討概略設計業務について。本会議資料として請求いたしましたが、委員会の 時点においても、平成 23 年度に委託した検討結果報告が示されませんでした。町が駅前 の町有地に駐車場設置を検討する必要性に疑義があるのはもちろんのこと、駅前の町有 地に新たに駐車場を設けることが、これからの時代、はたして駅前広場のあり方として 正しく、美しい選択なのかは、相当慎重に考える必要があります。限られた財源の中で 優先されるべき事業とは思えずにいます。 まちづくり活動支援業務です。まちづくり協議会では、まちづくり事業を土地区画整 理事業で行うことが望ましいのではないかと判断されました。3月 31 日の総会で議決さ れれば、平成 24 年度の支援業務は土地区画整理事業ということになります。まちづくり 協議会への支援のあり方、協議会の進め方に、人びとの新しい歩みは当初から疑義を訴 えてきました。平成 23 年度に開催された協議会は3回。1回目には学校法人西大和学園 の大学立地、いきなり合意を求める展開となりました。2回目は、大学ではなく中高一 貫進学校の立地について、学校法人から説明とお願いがありました。3回目は、振り出 しの土地区画整理事業と、かねて噂のあった水無瀬病院の移設について説明されました。 開校を平成 27 年まで法人に待ってもらい、皆さんにご協力、合意していただければギ リギリ間に合う、協力していただければ何とか間に合うとして、今回も地権者の皆さん に決断を迫るという事態になっています。複数の地権者から、一方的で強引ではないか という意見があり、早くしなければ間に合わないと地権者をあわてさせている。準備が、 インフラ整備が必要なことは、行政も都市整備推進センターも当然わかっていたはずだ と。判断材料の乏しさで、迎えようとする総会に戸惑いを訴えておられました。 かねてより求めてきました景観計画、景観条例についての検討業務への着手について は評価し、感謝するものですが、27 年以降の条例の制定を目標とされています。27 年度 開校を目指すという学校立地は、このときすでに終了しています。こういった町の姿勢 を、非常に残念に思います。平成 27 年度の開校も非常に厳しい状況で、町にとっても非 常に厳しいスケジュールで、かつて経験したことがない土地区画整理事業や大がかりな 下水道整備を、理不尽なスピードで進めなければならない。なぜ、こんなことになって いるのか。町長には、住民の願いをかなえるということの意味を今一度考えていただく - 393 - 必要があります。このような流れで行われる平成 24 年度のまちづくり支援事業には、到 底賛成することができません。 東日本大震災被災地の復興を祈念し、被災地復興への可能な支援はすべて行うべきと 考えます。しかし、災害廃棄物の受け入れについては、必要な基礎的情報を共有して判 断する前に、民意が形成されていることを危惧します。「絆」という言葉を掲げて国民 の善意に頼り、基礎自治体に受け入れを迫るような風潮の中で受け入れられるほど、放 射性物質による影響は生やさしい問題ではありません。クリアランスレベルの問題、測 定されるセシウムのみならずストロンチウムなど、非常に有害な他の放射性物質の問題 など、一般に認識されていない重要な問題が多く、ご承知のようにアスベスト、PCB など、あらゆる化学物質の影響も懸念されているところです。 また、本町が受け入れを表明するのは、現状では大変厳しい状況と判断しています。 ごみ焼却場の施設規模と老朽化、高槻市との広域行政の問題、長寿命化を行わなければ ならない事情、万が一故障が起こった場合の責任の所在、対応能力など、あらゆる点を 総合的に考えて判断する必要があります。これらの情報を公開し、説明責任を果たした うえで、民意が形成されなければなりません。放射性物質については拡散しないことが 原則です。多額の費用をかけて行う運搬事業が被災地の経済的な復興や雇用を生み出す 仕組みにはなっていない、と指摘する声もあります。東京電力のグループ会社を潤すも のとして指摘されているところもあります。復興支援に関する予算の使い方として、大 いに疑義があります。 さて、現地では現況調査、影響調査、都市計画の制定などに着手されたばかりで、が れきが復興を遅らせているのではなく、たった1年でがれきが整然と集積されることの ほうが、むしろ驚異的な復興と私は考えています。数メートルに及ぶ土壌の嵩上げから 始められるのです。必要とする手続きが、国と、県と、地方自治体の間で行ったり来た り、住民の復興への思いもバラバラで、すべてが容易でないことは、行政職員の皆さん が誰よりもご存じなはずです。被災地に寄り添う支援は、絆は、一人ひとりが自ら結ぶ ものです。原子力発電所の複数の原子力の水素爆発を伴う大事件の災害廃棄物の受け入 れについては、冷静に、科学的な判断を求めます。 私達は、この島本町で地域の絆を大切に育み、地域の課題を自ら解決する力を日々つ けること、そして国の補助金に頼る事業ばかりを積み重ねないことが、大震災の経験を 無駄にしないことではないでしょうか。 これで、人びとの新しい歩みの反対の討論とさせていただきます。 (「いいことばっかり言っていて、わからん」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 平井議員 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算に対し、山吹民主クラブを代表 し賛成の討論を行います。 - 394 - 島本町の平成 24 年度当初予算は、平成 22 年度税制改正における見直しにより町税収 入の一部が増額となるものの、扶助費や新規施策への対応など歳出総額についても増額 となることから、前年度に引き続き、財源不足額を基金繰入金で補うことが必要となっ ています。 自主財源の多くを占める町税は総額 45 億 1,937 万7千円で、前年度に比べ 9,991 万2 千円の増額、率にして 2.3%の増となっています。町税個人分については 17 億 3,979 万 2千円で、前年度に比べ1億 3,189 万2千円の増額となっており、これについては依然 として厳しい経済情勢が続く中、平成 24 年度分町・府民税に関わる年少扶養控除及び特 定扶養控除の上乗せ分の廃止に伴い増となったものです。また法人分は5億 7,207 万6 千円で、前年度に比べ 1,918 万8千円の増額となっており、町内の企業の業績が若干回 復傾向にあることや過去の申告状況等を勘案した結果、増となるものです。基金繰入金 については2億 6,163 万9千円で、前年度に比べ 9,290 万3千円の減額となっています。 平成 24 年度についても、基金を取り崩しての町政運営となりますが、清掃工場の整備 のための財源として、公共施設整備積立基金繰入金5千万円として基金を積み立ててお り、一定の評価をするとともに、安定した町政運営のために一層の努力をしていただく よう要望するものです。 歳出の主なものとして、防災計画費で災害時の避難所となっている各小・中学校に防 災備蓄倉庫を設置する他、防災・行政無線のデジタル化に向けた基本構想、防災ハザー ドマップの更新等が予算計上されています。これについては、防災の基本的な部分であ る情報伝達や、災害時に対する備えの部分で積極的な取り組みがなされており、一定の 評価をするものです。 また広報費では、見どころ発信事業として阪急電鉄株式会社及び阪急電鉄沿線の自治 体等と連携した「観光歩き」を行うための広域ウォーキングマップを掲載したパンフレ ットの作成を予定されており、島本町の魅力の発信に積極的に活用していただきたいと 思います。あわせて、島本町の観光施策の中心を明確にする必要があると考えており、 積極的な施策の展開を要望しておきます。 今年度においても耐震関係予算が計上されていますが、これから各小・中学校や役場 庁舎、保育所など、多額の予算が必要となることは明白です。町財政や、まちづくりの 全体的な観点から、各公共施設のあり方を検討するチャンスであり、多額の予算がかか る今こそ検討しなければならない課題であると認識しています。 人権施策としては、様々な啓発活動を行う中で、東日本大震災に起因する福島原発事 故の放射能汚染により発生した、新たな差別事象と言えるフクシマ差別について実態把 握し、啓発を行っていただきたいと思います。今の時代に発生した新たな差別事象に対 して、私達の責任は非常に重いものであると考えます。 教育関連では、町立小学校普通教室での空調機設置工事にかかる実施設計業務や、第 - 395 - 一小学校及び第三小学校の耐震化に伴う給食棟新築工事にかかる実施設計業務、町立中 学校の耐震補強工事及び第二中学校のグラウンド整備工事にかかる実施設計業務、第二 中学校のグラウンド整備にかかる測量設計業務などが予算計上されています。これらの 新たな取り組みに対して、積極的に予算計上されていることに一定の評価をするもので すが、継続的な維持管理についても、積極的に取り組んでいただきたいと思います。 また、少子高齢化の伸展がますます進む中で、医療・介護・年金・福祉などをはじめ とする社会保障費の増大をどうするのか、島本町においても、この社会保障費の増大を どうするのか、喫緊の大きな課題であると思っています。その中で、新規事業と継続し て実施する事業などについて評価する事項を申し上げます。 まず、妊婦一般健康診査の公費助成事業が継続されますが、さらに超音波検査の1回 分が増額されて実施される事業、また各種の健診業務が多岐にわたって実施される予算 が計上されています。新規事業として、ひとり暮らしの高齢者のための救急医療情報キ ット配布事業が、新規として特定財源をもとに実施されます。また、安全・安心のため の施策として、新規で三つの事業が実施されます。一つは第四保育所の耐震診断業務、 二つ目は消防ポンプ自動車更新事業、三つ目にははしご付き消防自動車更新事業です。 その他に、消防施設費として予算が計上されているものについては、庁舎耐震補強工事 実施設計業務の委託費、それに消防車両艤装工事の工事請負費など、安全・安心のため の防災等の対策が図られています。 次に、第二保育所民営化方針について申し上げます。第二保育所の民営化については、 山積する諸課題をしっかりと整理し、それらの対応策と方向性について、そして今後の スケジュールについて、しっかりと質疑の中で質すことができました。また5年前に示 されました民営化の「基本方針」についても、あわせて、その課題等について詳しく質 疑をさせていただきました。しかしながら、第二保育所の民営化についての諸課題のし っかりとした整理と、明快で具体性のある対応策とその方向性については、示されてい るとは言えませんでした。引き続き、今後の大きな課題としてしっかりと対応していた だきたいと思っています。 最後に、建設水道常任委員会にかかる事業として、町道尺代5号線整備事業、町道水 無瀬山崎幹線舗装補修事業、駐車場対策検討事業などが予算計上されています。町道尺 代5号線整備事業については全体的な工程管理を行い、25 年度中にすべての事業が終え られるよう、お願いをしておきます。また、島本町の今後の土地の有効活用のあり方に ついて検討する土地利用検討業務、町有地活用支援業務、またJR島本駅西側地域のま ちづくり協議会にはまちづくり活動支援業務が予算計上されています。これらにつきま しては、今後のまちづくりの方向性を左右するものであり、積極的な推進を要望いたし ます。また、まちづくり支援業務においては、地域に対し町としてのスタンスを明確に し、地域全体のまちづくり、「都市計画マスタープラン」との整合性を視野に入れた支 - 396 - 援業務を行っていただきたいと思います。 塵芥処理費については増加傾向にありますが、今後も同様の傾向になると考えられ、 広域行政勉強会の中で広域的な処理の可能性を積極的に追求するとともに、包括的民営 委託についても併行して検討を行う必要があると考えます。 衛生化学処理場については、町内において建設の方向性が出されていますが、候補地 の選定中である現状では、施設の維持補修は必要であり、適正な予算措置であると言え ます。 他の事業についても必要なものであると判断するとともに、適正に予算執行していた だくよう申し添えまして、第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算に対して賛成 の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 外村議員 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算に対する反対の討論をします。 昨年の3月議会では、第5次行財政改革を推進するためにと称して、遺児福祉金・障 害者福祉金・難病者福祉金の半額カットや、町立プール、ふれあいセンターの利用料、 体育館、東大寺公園テニスコートの利用料など多くを値上げして、多くの条例改正案を 可決しました。住民に負担をお願いしてきました。また、先ほどは介護保険料もアップ されました。それに引き替え、行政サイドとしてどれだけの部署で、あるいはどの事業 分野において、どの項目において、目に見える形での行財政改革がなされているのか。 そして今年の予算編成においては、その姿勢がどのように示されているのか、私は重大 な関心を持って臨みました。 しかしながら、その期待は多くの部分で外れました。それでは、順次、分野別に期待 外れの部分と要望を申し述べ、反対の討論とします。 まず、総務文教につきまして。 1点目.歳出の大きな部分を占めるところに抜本的な改革のメスを入れるべきだと、 従来から申し上げてきました。そして、その改善に取り組む姿勢が、はっきり言って依 然見られない。 具体的には、1.入札における最低制限価格の設定値を1%でも下げてはどうかと提 案したにも関わらず、逆に 3.3~5%アップされたまま、それに対して手を打とうとし ないばかりか正当性を訴えておられます。2点目、毎年2億円以上も払っているコンピ ューター関連の委託料や維持費の軽減策として提言していたクラウドコンピューティン グの導入ついての検討も、今一つ、その意欲や熱意が伝わってこない。一体、いつまで 研究・検討するつもりなのか。全くスピード感が感じられない。また、本当に導入する 意欲があるのかも見えません。3点目、22 年度実績で約1億 7,600 万円も支払っている という本町の電気代には、正直、その額の大きさに驚いています。私は大綱質疑におき ましても申し上げましたが、何もPPSの導入にこだわっているものではございません。 - 397 - いかに工夫して、賢く電気代を節約するかに知恵を絞っていただきたいと言っているの に、答弁は、できない言い訳ばかりを並べておられ、その保守的で改善しようとしない 姿勢こそが問題だと申し上げておきます。 2点目.高槻市との広域行政勉強会の続行について。 続行されるのは大いに結構ですが、2年を費やして大した成果も出せなかったこの勉 強会を続行するならば、明確なビジョンとゴールを示し、住民に説明する責任がありま す。前の一般質問で確認しましても、明快な答弁はいただけませんでした。大変、残念 であります。少なくとも、昨年の住民に対する中間報告会での話とは大きく違ってきて いるわけですから、改めて住民説明会を実施し、今度こそこういう結果を出すから、ぜ ひ続行させてくださいと宣言すべきであります。 3点目.JR島本駅西側の開発について。 総合政策部が関わって進めているまちづくり協議会は、もはや地権者と地元自治会や 関係者だけに関わる問題ではありません。中高一貫校の進出計画や、まちづくりのため のインフラ整備に町の税金が投入される可能性があるならば、これは町民全体に関わる 重大な関心事です。ぜひとも早急に、住民説明会を実施するべきです。実行をお願いし ます。 4点目.教育関係予算について。 教育関係については、全般的に予算計上の考え方が甘い印象を受けました。税金の使 い方、財政改革を進めていくという意欲、姿勢に欠けている感じがしました。教育予算 は年々増加していて、本年は昨年比 2,900 万円の増、10 億円を突破しました。教育予算 とて財政改革の聖域ではありません。例年どおりなどという考え方は排除し、真に実の ある税金の使い方をしていただきたい。特に、小学校の普通教室にエアコンを設置する 計画に関しては、スケジュールが示されたことは評価しますが、来年の夏休み中に完成 するなどという、ありふれた発想は撤回していただきたい。今からでも、いかにして来 年の夏が来る前に、すなわち6月頃までに設置完了とするべく工夫と努力をしていただ きたい。来年の夏完成ということは、すなわち再来年の夏、実質稼動というふうに私は 認識しております。それには、設計を発注する段階から施工までを一貫してやる提案コ ンペ方式を採用するなど、いろいろな知恵を出し、幾つかの選択肢の中からベストな方 法を考えていただきたい。同じお金を投入するのなら、住民の皆さんに喜んでもらえる、 生きた金の使い方をしていただきたいという要望しておきます。 続きまして、民生消防分野。 民生部所管につきましては、概ね妥当な予算と考えております。住民の暮らしに一番 直結した部署で、住民と対面しての仕事も多く、ストレスも多いかと思いますが、どう か、丁寧な対応をよろしくお願いします。また、高齢化の伸展と長引く景気低迷による 各種扶助費の増大化は避けられませんが、そういう中にあっても、昨年は多くの福祉補 - 398 - 助金をカットした経緯もありますので、行政としてのセーフティーネットを守れるよう、 細かい配慮をお願いします。ここで2点、お願いします。 1点目、第二保育所の民営化に関する課題の解決を模索するには、単に保護者の理解 を得るだけにとどまらず、ここは町の行財政改革と子育て政策の両面の観点から、どう いう将来方向を目指すのか、広く町民全体の問題として議論する必要があります。毎年、 あるいは数年で替わる保護者だけを相手に意見交換をして結論を出す問題ではございま せん。本町保育行政の将来のあるべき姿について、広く意見を求めるべきです。長年言 い続けている、幼保一元化を実現するほうが先決だと思います。 もう1点、高齢者のひとり暮らし見守り活動について。世間では相次いで孤独死が報 じられていますが、本町においても、いつ発生するかわかりません。現状においても高 齢福祉課や社協、あるいは民生・児童委員の方々、そして各自治会においても、それぞ れにおかれまして対応していただいていますが、「個人情報保護法」が壁となって、肝 心の、本当に見守りを必要としている人の情報が入手できません。このような背景をも とに、先日、東京都中野区が見守り活動を目的とした個人情報活用条例を制定したとの ニュースがありました。町におきましても必要な情報開示に向けて、何かよい方法を掲 げていただくようお願いします。本件に関しましては、自治会長連絡協議会においても 要望はしております。また、昨今言われていますライフラインである電気だとかガス事 業者との連携においてセーフティーネットを構築するなどの考えも、実行していただき たい。 最後に消防に関しては、本年ははしご車購入、艤装工事費など、多額の予算を計上さ れていますが、発注にあたりましては、できるだけ競争原理を働かせた透明性の高い買 い方をしていただきますようお願いを申し上げます。 最後に建設水道につきまして、2点、お願いします。 1点目.ごみ処理事業の今後について。 事務の広域化については、大綱質疑においても、高槻市以外の相手とも情報交換する べきだと申し上げました。現状の枠組みでは、高槻市への事務委託実現の可能性は少な いと考えています。ぜひ、早いうちに近隣の乙訓環境衛生組合との情報交換をしていた だき、その可能性や、費用対効果と相互利益についてスタディーをしていただきたい。 また、さらには本町のように小さな自治体で単独運営してきて、建て替えに際して補助 金対象にもならなくて困っている自治体が全国他にもないのか、調査をして、共闘して 国交省に陳情するなど、あらゆる可能性を追求することにも熱意を持ってやっていただ きたい。 2点目.遊休土地の活用について。 大綱質疑でも申し上げましたが、「現在、活用に苦慮している」とご答弁された山崎 ポンプ場横の土地の有効活用策として、臨時無料駐輪場としての再開を検討していただ - 399 - くよう、改めてお願いします。そこには、常に「住民のために」という視点を忘れない ようにお願いします。 以上、るる申し上げましたが、まだまだ町全体として知恵を絞れば、歳出削減できる ところがあるように思えます。島本町はコンパクトで、行政効率のよい町です。税金も、 効率のよい使い方をお願いしたい。幹部の方々には、ぜひ他の部署の有り様や予算項目 にも目を配り、縦割り行政の弊害をなくし、町全体のガバナンスが働くように心がけて いただきたいものです。 昨年は、東北・北関東で大きな地震、津波、原発事故が発生し、近畿でも台風 12 号に よって和歌山、奈良では大きな災害に見舞われました。被災地ではどのようにして予算 編成すればよいのか、途方に暮れておられることでしょう。また豪雪地帯では、この冬 の大雪で大変な作業と、多額の除雪費に苦労されています。そのことを思えば、我が島 本町は幸いなことに大きな災害に遭うこともなく、平穏に暮らせる素晴らしい町です。 この何物にも変えがたい平和のありがたさに感謝しつつ、それに安住することなく、さ らによりよいまちづくりのために、ともに邁進しましょう。 以上をもって、反対の討論といたします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 川嶋議員 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算について、公明党を代表し討論 を行います。 平成 24 年度一般会計当初予算は、歳入歳出総額 113 億 8,500 万円を計上し、前年度当 初予算に比べ 20 億 8,800 万円、率にして 22.5%の増となっています。 歳入については、町税が前年度に比べ 9,991 万2千円の増額となっており、特に町民 税個人分において平成 24 年度分町・府民税にかかる年少扶養控除及び特定扶養控除の上 乗せ部分が廃止となったことから、増となるものであります。まだまだ厳しい経済情勢 が続く中、実質増税であり、多くの方が影響を受けられることを懸念するところであり ます。有効かつ住民の皆様へのより一層のサービス向上に繋げていただけるよう、要望 いたします。 総務費については、大沢地区の住民の皆様への交通対策として配車サービスを試行的 に実施されますことは、高齢化が進み、困っておられたため、大変よかったと思ってお ります。今後も大沢地区の皆様のご意見をしっかり聞いていただき、配車サービスがス ムーズに行われるよう要望いたします。 防災会議においては、委員 30 名のうち女性が2名とのことで、まだまだ女性の割合が 少ない現状であります。今後、女性の視点を活かす意味で女性委員の増員についてご努 力願い、より充実した防災会議となるよう要望いたします。また、各小・中学校に防災 備蓄倉庫が設置されることは大変評価いたしますが、公明党独自の防災対策についての アンケート調査では、昨年発生した東日本大震災において、未曾有の災害から得た教訓 - 400 - を今後の防災対策に活かすことが、今ほど重要なときはないのではないかと感じており ます。本町の防災機能の実情、課題をしっかり整理していただき、住民目線に立った防 災機能の強化を進めていただきたく、強く要望するものであります。 民生費においては、民生委員さんの不足の中、1人当たり 250 名から 350 名を担当さ れ、欠員となっているところには近隣の民生委員さんが補っておられるとのこと。大き な負担がかかっているのではないかと危惧するところであります。ひとり暮らしの高齢 者の方が、 住民基本台帳から平成 23 年度は 999 名いらっしゃるとお聞きいたしましたが、 昨今、孤独死が報じられており問題視されている中、本町といたしましても、お一人お 一人に対して、きめ細かな把握に努めていただきたいと思っておりますとともに、民生 委員さんの負担軽減のためにも委員補充へのご努力もあわせて要望いたします。 新規事業として、65 歳以上のひとり暮らしの高齢者に配布される救急医療情報キット については、大変評価いたします。配布にあたっては、保健師と民生委員が分担して配 布されますが、漏れのないよう、町としてもチェックをしていただき、対象者全員に行 き渡るよう願います。 出前保育事業に関しましては、現在、町内3ヵ所で実施されております。自宅で保育 をされているお母さん方にとっては、子育ての中での悩みの共有、また日頃の育児スト レスの解消にも繋がり、また0歳から就学前の子ども達が対象ということもあり、親子 ともにリフレッシュできる意味で評価するものでありますが、国内における虐待件数が 過去最悪とも言われており、悲惨な事件も数々報じられており、心が痛む日々でありま す。自ら進んで外に出られ、利用される方に関しては心配はないかと思いますが、核家 族化が進んでいる中、1人で悩んでおられる方もあると思います。こんにちは赤ちゃん 事業から始まり、その後も様々な機関との連携のもと、さらなる虐待防止に努めていた だけるよう要望いたします。 衛生費においては、前年度に引き続き乳がん・子宮頸がん検診無料クーポン券配付、 大腸がん検診無料クーポン券配付を実施され、妊婦一般健診の公費負担については新た に1回分の超音波検査の公費負担が増えることは、大変評価するものであります。がん 検診受診率において、2月現在で乳がんが 8.6%、子宮頸がんが 27.2%と、低い状況で あります。未検診の方に関しては再度通知のハガキを出されたということもあり、3月 末ではもう少し上がるのではないかとのことではありますが、早期発見・早期治療のた めにも、公明党といたしましては 50%の受診率を目指し、ご努力いただけるよう強く要 望をいたします。前立腺がん検診については、一般質問でも要望させていただいたとお り、24 年度より特定健診において自己負担1千円で受けられることは大変評価するもの であります。 道路橋りょう費での、町道水無瀬山崎幹線歩道のバリアフリー化等補修工事及び町道 水無瀬山崎幹線舗装補修事業については、特に歩道表面の補修や勾配緩和など、歩行者 - 401 - が安全に通行できるように工事をされることも大変評価いたします。また、町内の児童 公園については現在使われていない公園もあり、整備の必要があるかと思われます。現 段階でも遊具の点検もされ、結果も整理されておりますが、今後の課題として利用状況 の把握、点検結果も視野に入れ、検討していただけるよう要望いたします。 教育費では、特に第四小学校のトイレ改修工事が3年計画で行われており、本年度が 最終年として、計画どおり工事が進められております。学校の暑さ対策として、小学校 へのエアコン設置工事にかかる実施設計業務、中学校の耐震補強工事及び第二中学校の グラウンド整備工事にかかる実施設計業務があげられており、一つひとつ順調に学校整 備が進んでいくことは、大いに評価するものであります。 以上申し上げ、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 高山議員 それでは、第 30 号議案 2012 年度一般会計予算に対する、日本共産党を代表し ての反対討論をいたします。 一般会計予算に反対するというのは、決して一般会計がなくてもいい、こういうこと を言っておるわけではございません。圧倒的多数の部分は、現状を少しでもよくしよう ということで評価に値するものだというふうに思ってます。ただ、町政のほんとに大事 なところで住民参加、住民自治ということについて、もっと工夫をして欲しい、そうい うことを込めて反対の理由にしておるわけでございます。 まず、評価すべき内容、現状を少しでもよくしたいという内容について、正当に評価 するものです。小学校エアコンの設計、二中グラウンドの整備設計、教育センター備品 の更新、障がい児保育に看護師の配置、ワクチンの予算増……(「反対討論にならへん」 と呼ぶ者あり)……、ふれあいバスの運行改善、大沢地区の配車サービス、これも素晴 らしいというふうに思ってます。交通安全対策として町道の整備、こうしたことについ て、率直に評価するものです。 以下、賛成することができない反対の理由について、述べさせていただきます。 今、島本町に大きな課題があります。それは「都市計画マスタープラン」の作成、そ こに反映される問題でありますが、その地域にとどまらないで多くの、町全体に影響を 及ぼすような問題を抱えている。そういうときにどういう対応をするべきか、というこ とについてでありますが、私は基本的には「都市計画マスタープラン」というのは今、 終盤を迎えていますが、ここでもう少し原点に帰って、都市計画基本方針を作るわけで ございますから、住民への意向調査をしっかりやる、そして地域の懇談会、地域の説明 会、そういうことを実施したうえでパブリックコメントを行って、「都市計画マスター プラン」を作るべきだというふうに思います。 なお、「都市計画マスタープラン」は今年度末に完了しないということで、これは2 月の6日にはわかっておったわけでございますが、年度末、避けることのできない事故 - 402 - として事故繰越、こういうことにされる見通しのようでございますが、これは全く不当 だということを申し添えておきます。 それから、今、遊休土地の売却というのを、これを急ぐべきでない。鶴ヶ池住宅の跡 地にしても、それから阪急水無瀬駅の駅前の車庫跡地、こういう問題についても、これ はただ単にその地域だけじゃなしに、町全体で議論する。もちろん、その近隣の皆さん にとってどうであるかという議論も大事でございますが、あわせて全町的に議論する。 このための取り組みこそ求められておる。そういうことをするのに先立って、支援業務 としてコンサルなどに委託金を支出するような計画というのは、順序としては、私は逆 だ。地域の住民の皆さん、そして全町的な参加のもとの住民懇談会、住民説明会から、 まず実施されるべきだというふうに思ってます。 それから、若山台の調整池、雨水の影響調査。これを結局、行政はその結果を示すこ となしに、町有地活用支援業務というふうな形で予算を計上する。これは、私はもう言 語道断だというふうに思ってます。こういう調査結果だから、だからこうするんだ、そ ういう物事の順序があるというふうに思ってます。 さらには、第二中学校の向かいにあります国の淀川に対する緊急土砂置き場。これに ついて島本町は借地の交渉もすることなく、運動公園関連施設というふうな名目でもっ て下水道計画区域に編入して負担金を払い続ける。これも質問のときにはいつも、協議 をします、協議をしますというふうに言いながら、協議をしておらない。こういう杜撰 なやり方については、直ちに改めなくちゃならないというふうに思ってます。 それから、今回の災害を受けて、ほんとにその中核になってがんばるときに、職員の 果たす役割というのは大きなものがある。そういうふうに考えているときに、特に島本 町では消防職員が国の整備基準に照らして 50%程度、こういうふうに言われてます。こ れは、場合によっては取り返しのつかないことになりかねないというふうに、率直に心 配をしております。 それから、これまでごみ焼却処理の広域連携ということを申し上げてきました。理事 者の答弁は、とりあえず検討を進める、こういうふうに言葉では言っていただいておる わけでございますが、実際にその姿が見えない。私は財源問題で考えても、1億円、2 億円というような規模の島本町のプラスになると思うし、地球温暖化防止対策において も大きな効果があるというのが、広域連携におけるごみ焼却処理だ。これはほんとに力 を込めてやって欲しい。だけど、今の説明を聞いている限りでは、ほんとにやっていた だけるのかどうかわからない、これでは困るというのが反対の理由でございます。 それから一言、JR島本駅と駅西開発の問題についてですけど、私は、行政としては いろんなことを想定しながら、財政的な負担はこう要るだろう、この範囲だったら何と かできる、そういうことを示すのが行政の仕事だというふうに思ってます。決まったら 財政負担を示す。それはもちろんそうですけど、どういうふうな方向にするかというの - 403 - を決めるときに、その参考になる資料を出すのが行政の責任。私は、基本的には地権者 の意見をしっかり聞いて、と同時に、町全体の皆さんからも意見を聞く。そういう仕組 みが必要だ、取り組みが必要だというふうに思います。そういうことで、ほんとに方向 性を定めた後で、必要なコンサルなんかの知恵を借りる、こういうことがあっていいと 思いますけど、まず最初には地域の皆さんと、それから町全域からのいろんな意見を率 直に聞く、意向を練り上げる、この作業が必要だということを、重ねて申し上げておき たいというふうに思ってます。 最後に、幾つかの要望を述べさせていただきます。 何とかやっぱりね、財政が大変だということもありますけど、力を込めて取り組んで 欲しいということで、この間、住民の皆さんから議会に対する要望として大きかったも のの一つが、震災ごみの広域処理の問題です。震災とどういうふうに向き合うかという 点で言いますならば、支援について全力で取り組むというのは申すまでもないというふ うに思います。ただ、放射能を含んだごみの問題について、これは、私は基本的にいろ んな意見がある中でね、町が方向を決めるときには説明会、公聴会を開いて、そして住 民の皆さんの合意を作り出す、このことが本当に求められておるというふうに思います。 それから、震災関連で言いますと、やっぱり「防災計画」の見直し、急務です。それ からハザードマップが作られるということ、嬉しく思っているんですけど、これを地域 でさらに充実させる、議論する、こういう取り組みが求められている。ハザードマップ を中心に地域説明会、懇談会を開いて欲しいというふうに思います。さらには、結局「防 災」というふうに言っても、災害直後という点で言うたら、自主防災の果たす役割がほ んとに大切だ。それは自治会だとか管理組合だとか、福祉委員会だとか、消防団だとか、 いろんな協働があってこそ成果をあげるというふうに思ってます。自主防災への支援の 拡大、ぜひ、お願いしたいと思います。 それから、高齢化率がどんどん高まっておる中で、交通安全対策の一層の充実が求め られてます。今まであまり気にならなかった段差のあるところだとか、溝に蓋をつけて 欲しい、いろんな些細な要求が寄せられております。 それから、ポイ捨て禁止条例の検討についても、ぜひお願いをしたい。これはシルバ ー人材センターの皆さんが毎朝のように駅周辺で活動されております。それから、島本 に降りられる人で、ゴミ袋を持って職場に来られる、そういう人もおられます。そうい うもとで、今の清潔さ、きれいな島本がつくられているというふうに考えますと、そう いう人達の努力に報いるためにも、ポイ捨て禁止条例が必要ではないかというふうに思 いますけど、いかがですか……(「討論だろう」と呼ぶ者あり)……。 それから、私は実は自由意見という形で、自由記述という形で、各種の計画を作る際 に、たくさんの声が寄せられてます。基本的には、私は、これは例えば福祉の問題につ いていろいろ意見を求められるということについて言えば、その人の申し立ての権利、 - 404 - そのことについて申し立てがされている、ということについて、取り組む側としたら、 実施をしたから、書いてもらったからそれでいいというんじゃなしに、それについてき ちっと答えを出す。町として、こう考えているという返事を出す。これはパブリックコ メントの際でも同じことでございますけど、きちんと、せっかく出された意見をしっか りと受け止めるという気持ちを込めて回答をする。このことが本当に求められてる。実 は、「障害福祉計画」を作る際に、いろんな意見が出されておりました。本当はそれを、 そのことこそ予算に反映して欲しい、そういう取り組みにして欲しいということを、重 ねてお願いを申し上げます。 今、ほんとに財政が苦しい、住民の皆さんにおかれても所得が減って大変な暮らしに なってるという中で、町としても少しでも雇用の確保、所得の確保を手助けする、そう いう取り組みがほんとに必要だというふうに思ってます。今、大変な暮らしの状況にな っている一つは、やっぱり所得が減っているということを考えて、町としても、それに しっかり取り組むということが必要ではないかというふうに思ってます。 島本町のもう一つの誇りは、やっぱり保育の問題だというふうに思ってます。待機児 を出さずにがんばっておられるということについては感謝するわけでございますが、し かし、島本町の将来をつくるという点では、一層の充実が求められておる。そこで働く 保母さんというのは、私は基本的には非正規職員であっても本来的な正規職員と同じ仕 事をしておる。所得を確保するためにも非正規職員の正規化、こういうことがほんとに 求められているというふうに思ってます……(「対案を出してくれ」と呼ぶ者あり)… …。 最後に、原発事故を受けて、原発依存からの脱却、自然エネルギーの拡大、それは農 林業の支援にも繋がるバイオコークス、木質ペレット、そういう展開、エネルギー問題 についても方向があるというふうに思ってます。そのことによって仕事ができる、所得 の確保に繋がるというふうに考えます。 繰り返しになりますけど、島本町の財政を解決する一つの手段として、ごみ焼却処理 の広域化、このことを重ねてお願いして、反対の討論といたします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 伊集院議員 第 30 号議案 平成 24 年度島本町一般会計予算に対し、自由民主党クラブを 代表いたし討論を行います。 平成 22 年度の税制改正における見直しにより、町税収入が一部増額となっています が、扶助費や新規施策への対応に歳出も増額となり、引き続き財源不足額2億 6,163 万 9千円を基金繰入金で補てんされ、収支の均衡には厳しい状況が続いている内容となっ ています。 平成 24 年度予算の歳入歳出総額は 113 億 8,500 万円であり、前年度当初予算と比べま すと 20 億 8,800 万円の増額、22.5%の増となっています。歳入において自主財源となる - 405 - 町税は、この過去5年間、年々減額の下降状況が続きましたが、今回、前年度比 2.3% 増である 45 億 1,937 万7千円となっております。個人分におきましては、主に町民税・ 府民税にかかる年少扶養控除や特定扶養控除の上乗せ分の廃止に伴った増額であり、好 転と言えるものではなく、また法人分におきましては、過去の申告状況分析や町内企業 のご努力により若干回復傾向にあると見込まれております。税制改正により町たばこ税 が若干増額となっておりますが、固定資産税において、土地は地価の下落により減額、 家屋もこの3年間の緩やかな上昇は続かず、償却資産にも新規投資の抑制も勘案され、 すべて減額となり、若干の上昇傾向が4年ほど続いていた都市計画税も減額となってい ます。 町債において今年、前年度 277.7%の増となる 29 億 5,730 万円は借換債が約 20 億を 占めており、歳入歳出総額にも大きく影響しております。そして、国の財源元がしっか りとしない臨時財政対策債において、致し方がないのですが、前年度より 2,039 万6千 円の増額となっております。 歳出におきましては、防災ハザードマップの更新見直しされることや、防災無線の調 査等も要望してまいりましたが、20 年以上が経過した行政・防災無線の整備を、24 年度 は基本構想、25 年度は実施計画、26 年度に整備工事と、計画的に取り組まれること。そ して平成 19 年度から常に常任委員会でも申してきましたが、避難所である学校施設に備 蓄を求め、質疑してまいりました。ようやく防災備蓄品を保管するための倉庫の設置に、 備蓄品も配備いただける、これから実現に至れるご努力に大変評価しております。 町有地活用支援業務として若山台地区の雨水流量暫定調整池について、本町の発展に 繋がる活力ある空間として有効活用を目指されていますが、防災・減災の観点をしっか り要望いたしまして、平成 17 年の一般質問でも阪急水無瀬駅前の問題で町有地活用や路 上駐車対策の駐車場設置を求めてまいり、長年の自治会からの要望が、ゆっくり段階を 経ながら一つひとつ課題をクリアされてきました。昨年度からの検討事業となっていま すが、今年度こそは具体が示せるようにご努力願います。 町道水無瀬山崎幹線舗装補修や歩道バリアフリー化等補修、また東大寺歩道橋補修に 尺代5号線整備など、安全対策となる事業でありますが、尺代5号線において工事予定 が遅れているようですが、社会資本整備総合交付金で収められるよう、25 年度末完成の ご努力を願います。 民生に関わりましては、外国人登録制度が廃止され、外国人も住民基本台帳の適用対 象となり一本化されますので、各条例等の改正も出てきており、事務も大変でしょうが、 各要綱等の見直しも今後必要となってまいります。質疑で一例をあげましたが、在日外 国人年長者福祉金等の要綱においても必然と見直しが必要となりますので、詳細は省略 しますが、年金におきまして現社会問題でもあります無年金問題、また義務と権利の議 論や、財源不足の問題、救済の、すったもんだ状態に解決が見出せないままであります。 - 406 - 住民基本台帳の方と、この要綱の方との差はないのか。全体の調査分析も欠かすことの ないよう、ご努力を願います。 ふれあいバスの拡充に試行から本格実施されますが、現形態が最終結論とならないよ う、プロジェクトチームの立ち上げを無駄にしないことを願います。 また、妊婦一般健康診査の公費助成に拡充されましたこと、ひとり暮らし年長者方々 の緊急医療情報キットを配布されることを、一定評価します。 また、年々生活保護費が増加しておりますが、昨年度比 4.1%増、そのうち扶助費は 188 万6千円の増額、特に介護扶助において 432 万円もの増額に質疑いたしましたが、 入所が3名から1名、在宅が 13 名から 15 名となったことにおいても納得しかねるとこ ろで、単価見直し等が見受けられますが、未だにご報告がないことは残念であります。 子育て支援におきましては、平成 24 年度は第四保育所の耐震診断業務に入ります。質 疑でも申しましたように、現在、出生数が増加しているありがたい状況でありますが、 「基本方針」がほぼ凍結状態となっている現状に、幼保一元化の趣旨において、待機児 童対策はあくまでも付属であり、本来の趣旨は幼稚園教育と保育所教育に格差が出ない 教育支援との抜本的な改革の柱であり、議員になりながら、ずっとこの趣旨の改革を求 めてきました。いろいろなニーズに右往左往とされるでしょうが、しっかりと、子ども 達の教育支援との意義に胸がはれるような、具体の支援をがんばって重視していただき たいと思っております。子育て・教育の支援にニーズが増えていければ、官民問わずに 施設を増やすこともまちづくりの一助になるということも考え、まずは土台の理念をし っかりと心の中に持ち、がんばっていただきたいと要請します。 消防におきましては、はしご付き消防自動車に消防ポンプ自動車など、備品購入に1 億 8,524 万5千円など費用をかけますが、1日でも長く使用できるよう、日々の点検整 備を要望いたします。 長年願っておりました学校の耐震工事において、小学校は、まず事前に町立第一・第 三小の給食棟設置が必要となることから、設置工事にかかる実施設計をされます。中学 校は第一・第二の両方の実施設計の実施、また第二中学校のグラウンド整備もようやく 測量設計の実施と、各ご努力に一定の評価をいたします。 水質調査につきましては、今回、ため池が実施項目には入っておりません。高速道路 の雨水を受けている1ヵ所のため池は農業用水でもあり、水質調査実施に向けて検討を 要望いたします。 ごみ処理におきましては、本町としては広域行政に頼るしかない状況でありますが、 高槻市との広域行政勉強会において、お互いのメリットを見出せるよう努力されること とともに、その間、職員態勢から早期に包括民営化委託の検討をされることを要望いた します。 最後に、本町のまちづくりに環境保全の諸施策、そして一方では町の活性化のための - 407 - 企業立地の促進と、ま逆になる政策同士に整合性を図りながら推進されますことを要望 し、JR島本駅西側のまちづくりについては、学校法人、それ以外の用地ゾーニング区 分、地権者の要望等において、地区計画の政策に無理があり、新たに土地区画整理事業 による整備を行政として提案されたところであります。まちづくり協議会で土地区画整 理事業が承認されれば、今後、行政として周辺整備、道路等の計画にどう関わっていく のか、名実ともに先頭に立って進められることを要望し、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 30 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 30 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 31 号議案 平成 24 年度島本町土地取得事業特別会計予算に対する討論 を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 31 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 31 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。 - 408 - (午後2時 06 分~午後2時 20 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続き、第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算に対する 討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 冨永議員 第 32 号議案 2012 年度島本町国民健康保険特別会計予算について、日本共産 党を代表し反対の討論を行います。 今回、予定されている保険事業の中で前立腺ガンの検診、またジェネリック医薬品の 推奨、こういった努力について保険料の加入者の支払いを低下させる、こういった努力 については認めるものですが、今回の予算案の説明の中にも、「景気の低迷等により経 済成長が望めない状況で、雇用情勢の悪化は続き、無職者や非正規労働者などの低所得 者層の加入の増加は、低迷する保険料収入に影響を与え」とあります。こういった中で、 今回提案されている年間保険料1人当たり結果的には 2,434 円、率にして 2.7%の増額 となっています。 賦課限度額の引き上げによる中間層の保険料上げ幅の抑制については一定の評価をす るものですが、年間所得が減っている中で、保険料が実質アップされる。こういったこ とについて基金の投入、それから一般会計からの法定内繰入、こういったものを増額し、 またこの際、法定外繰入も検討実施し保険料の上昇を抑える、このことにさらに努力を すべきであると考えます。 以上をもって、本予算については反対とします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算について、賛 成の討論します。 本年度は、前の条例改正においても基礎賦課額、後期高齢者支援金、介護納付金のそ れぞれ賦課限度額を少し引き上げたことなどにより、昨年度比、歳入では保険料収入が 約3千万円の増、あと一般会計と基金からの繰入金で約 1,300 万円の増になっています が、歳出では、給付費が約1億円増の見込みの他、後期高齢者支援金や介護納付金で約 6,200 万円増になっており、依然、厳しい財政運営となっています。 国保財政に関しては、全国的に被保険者の4割が無職で、加入世帯の平均年収は 158 万円というのが最近の実態のようです。本町においても、それに近い状況ではないかと 推察しています。本町の本保険財政においては、1人当たりの療養諸費は大阪府下でも 3番目に高い一方で、保険料は 23 番目という状況にあると、22 年度の事務事業報告書 にあります。この3番目に高い医療費の要因や実情を徹底的に調査して、医療費の高騰 を抑える努力をしなければなりません。実態把握と、その対策の実践をお願いします。 また、医療費の不正請求事件は全国日常的に発生していますが、新聞やテレビでの報 - 409 - 道は氷山の一角だと私は思っています。レセプトの仕組みなど複雑で、町の立場でどこ までやれるのかわかりませんが、常に厳しい視線で臨むことが抑止力だと考えています。 なお、国民健康保険事業の運営主体を市町村から都道府県に広域化するという議論が ありますが、大阪府国民健康保険課によりますと、大阪府下の国保に加入する約 150 万 世帯の実に4分の1が国保料を滞納しており、09 年度の累積赤字は 783 億円と全国で最 悪です、とのことです。このような現実を踏まえ、それぞれの自治体が過去から重ねて きた健全化努力と、自治体間格差をどのように公平な形で評価、解消するのかの議論な しには認められません。安易に進めないようお願いしますとともに、本件に関する町村 長会などでの議論の状況は、タイムリーに情報開示をお願いします。 以上、お願いして、賛成の討論とします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 平野議員 第 32 号議案 2012 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算に対し、人びと の新しい歩みを代表いたしまして賛成の討論をいたします。 低所得者が多く加入する国民健康保険制度です。島本町におきましては、所得が 150 万円を下回っている世帯が 74%もあります。この国民健康保険は、事業主の負担もない ということで、非常に被保険者にとっては高い保険料になっております。もともと、国 の適切な財政支出があってはじめて成り立つ医療保険です。医療費の 50%としていた国 庫負担を減らし、結果的にはひたすら住民と自治体に、保険料と一般財源の繰入でまか なうという形になっております。根本的に、財政的に厳しい原因があるというふうに思 っております。 本年度は、1人当たり年間保険料8万 8,634 円ということで、前年度に比べ1人当た り 2,434 円、2.8%の増となるということですので、非常に苦渋の判断となります、この 予算案を認めることについては苦渋の判断となります。安心して医療を受けることので きる皆保険制度を持続させるという努力を、担当課におかれましてもお願いしたいと思 います。 と同時に、医療費の増大を抑えるということについて、さらにいろいろな事業、施策 を展開していただきたいと思っております。これは一般会計の健康福祉事業と関連する かも知れませんけれど、スポーツや体操、ダンス、ウォーキング、ハイキング等、健康 増進策も連携すること。さらに国保におけるレセプト点検を徹底すること。そのような 取り組みを通して、医療費の増大を抑えるということが大きな課題になっていると思い ますので、その点、努力されることを求めまして、賛成の討論といたします。 すいませんが、付け加えておきますが、国保の広域化につきましては拙速な推進をし ないように、くれぐれも申し伝えたいと思っております。 - 410 - 以上です。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 藤原議員 第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計予算について、山 吹民主クラブを代表しまして賛成の討論をいたします。 我が国の各自治体における国民健康保険事業の運営については、少子高齢化の伸展す る現状においては、被保険者の高齢化や低所得化などの構造的な課題がますます進んで おり、それを受けた形で医療費の増大、保険料収納率の低下など、国保の運営にとって 大変厳しい財政状況となっています。島本町の現状も、これと同様に厳しいものがある と思料いたしております。 その対策として、国保財政の安定化、負担の公平化、事務の効率化などを図って、国 保制度の持続性を高め、国民皆保険を守るための対策等が、島本町でも喫緊の課題であ ると思っております。年々増加する医療費を、可能な限り削減する方策を実行すること が重要であると痛感しております。レセプト点検事務等をはじめとする諸事務の適正な 遂行と、実効性のある、効果的な方策を進めていただき、医療費等の適正化を図ってい ただきたいと思っております。その中で、平成 23 年度から開始されておりますジェネリ ック医薬品希望カードの配布事務が始まったばかりでございますけども、今後の普及促 進を期待するものでございます。 それでは、国保会計予算の内容について申し上げます。平成 24 年度の島本町国民健康 保険事業特別会計予算については、前年度比 5.5%増の総額 31 億 8,300 万円余り、そし て被保険者数総数は前年比 1.4%増の 7,500 人と見込まれており、加入者である被保険 者に負担をしていただく保険料賦課限度額を国基準まで、それぞれ1万円から2万円引 き上げ、医療分を 51 万円に、そして介護分を 12 万円に、後期分を 14 万円に設定するも のとなっております。一般会計からの繰入額については、前年度比 4.8%増の1億 7,600 万円余りを措置されておられます。その結果、介護分と後期分を含む年間1人当たりの 一般被保険者現年分の国民健康保険保険料は、前年度比 2.8%増、額にして 2,434 円増 の1人当たり8万 8,634 円となるものでございます。 いずれにいたしましても、国保財政を健全に維持し安定した運営を図るためには、前 に申し上げましたとおり、厳しい現下の諸条件を乗り越えて、島本町国保会計の安定運 営を図られるよう強く要望しておきます。 以上、申し上げまして、第 32 号議案 平成 24 年度島本町国民健康保険事業特別会計 予算につきましては、山吹民主クラブを代表いたしまして賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 - 411 - (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 32 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 32 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 33 号議案 平成 24 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算に対する討 論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 冨永議員 第 33 号議案 2012 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算について、日本共 産党を代表して反対の討論を行います。 後期高齢者医療制度の発足以来、年長者の医療が改悪される制度であり、この制度の 廃止を日本共産党は常に求めてまいりました。民主党は、この制度の廃止を公約としま したが、廃止は現在も行われず、高齢者の負担は増え続けています。今回、予算に計上 されている平成 24 年・25 年度の保険料は、被保険者均等枠では1人当たり5万 1,828 円であり、22 年・23 年度の4万 9,036 円に比べて 2,792 円増えています。所得割額では 9.34%から 10.17%に増えています。 毎年、年金支給額が増えていくわけではありません。現在、就労されている方もおら れるかも知れませんが、圧倒的には年金受給者が多い状況です。今回、物価スライド式、 年金の支払額が結果的に引き下げられる、こういったことが決められています。本年6 月には昨年の物価下落分 0.3%、12 月には過去分の 0.9%、2013 年にも、2014 年にも、 年金の削減が過去分について毎年毎年、年金が引き下げられることになっています。 こういった中で、年長者の生活がどんどん苦しくなっています。町として高齢者の福 祉サービス、しっかり樹立させることが必要です。少なくとも、高齢者の生活を苦しめ る値上げをすべきではないと考えています。 よって、33 号議案 岡田議長 後期高齢者医療特別会計予算には反対といたします。 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 引き続き、反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 33 号議案 2012 年度島本町後期高齢者医療特別会計予算に対し、人びとの 新しい歩みを代表いたしまして反対の討論をいたします。 そもそも、この後期高齢者医療制度につきましては、現政権も廃止すると公約で述べ ておりました。その手続きが非常に遅れております。今回、2年ごとの保険料の改定が - 412 - 行われ、広域連合におきまして、議会での可決がされたというふうに聞き及んでおりま す。さらなる高齢者の負担増になるものです。 そもそも、年齢で差別するこの制度につきましては速やかな廃止を求めまして、反対 の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 33 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 33 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 34 号議案 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算に対する討論 を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 冨永議員 第 34 号議案 2012 年度島本町介護保険事業特別会計予算について、反対の討 論を行います。 まず、前の第 29 号議案、この「介護保険条例の一部改正」が可決され、この4月から 介護保険料が全階層値上げとなります。例えば、第2段階では年額2万 3,760 円から2 万 7,000 円として、3,240 円の負担増になります。第3段階では年額3万 3,260 円から 3万 7,800 円へと変更され、4,540 円の負担増になります。こういったことが予定され ています。 質疑の中で、介護保険の国の負担は 25%というふうにされていますが、本来、福祉施 策の時代には 50%の負担だったものを、介護保険では4分の1に国の責任を後退させま した。しかし、この交付金が本当に 25%の法律どおりに自治体に払われているのかどう か、このことについても質問を行っています。答弁は、全国の中でも、この 25%が本当 にしっかりと市町村に下りていない、こういったことが明らかになっています。また、 このことについては全国市町村の多くの自治体から要望が出ております。委員会質疑に おいて、この交付金が島本町に対し、第4期では 25%のところ実際には 21.9%しか収入 されておりません。今期は 25%のところ 21.29%しか収入が見込めない、このことは町 - 413 - の答弁からも明らかであります。この不足分が 65 歳以上の第1号被保険者保険料によっ てまかなわれる。このため値上げを大きくした、この要因になっている。 私達は、前の条例改悪でも申し上げたとおり、財政安定化基金の全額投入をする、そ して、それとともに国が法律どおりの国費を投入することによって、今期の介護保険料 は値上げをもっと抑制することができた、このように考えています。その点、町の努力 の余地があると考えます。ただでさえ、昨年来の町の行革により、高齢者の福祉・暮ら しの改悪が続いている現在、今年の 10 月から本格的に年金等から引き上げられる介護保 険料はじめ大きな負担増は、住民の皆さんに大きな怒りと落胆を呼ぶことは間違いない と考えます。急ぎ、何らかの救済策を講じる必要があります。 そして、昨年 10 月から行われた行財政改革によって、例えば住民の皆さんからアンケ ートによって、介護保険を利用するにあたって、要支援2だと移送サービス助成事業が 10 月から利用できない、通院するのにはものすごく困る、こういったアンケートの要望 が出ております。この自由記述の中には、医者に行くのに今まで利用できていたタクシ ー代の補助がなくなって本当に困っているという、そういった内容がたくさん寄せられ ています。また、介護保険代と高齢者保険代、年金で天引きされる。年金と医療費のギ ャップは、本当に生活が苦しい、こういった声も寄せられています。こういった声に、 島本町はしっかりと応えるべきだと考えます。 先ほども申しました、年金そのものが減額されていきます。また、負担も増えていき ます。今年の6月からは、年金の削減が昨年物価下落分 0.3%、そして 10 月には、この 医療費の保険料の引き上げがあります。そして 12 月には過去の物価下落分として 0.9% の年金が削減されます。来年2月には、復興増税として所得税が増税されます。6月に は、年金が過去の分 0.8%として削減されます。再来年の6月には、年金の削減が過去 分で 0.8%、そして復興増税として住民税の均等割が増税される。この他にも後期高齢 者の医療保険の引き上げ、こういったものも含まれます。こういった中で急ぎ福祉・暮 らしを守る、こういった救済策を講じることが必要です。日本共産党は今回の介護保険 の特別会計予算については、これを上げる、この方向ではなく、何とかして住民の暮ら しを守る、こういった方向での予算を求めます。 以上をもって、反対の討論とします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 34 号議案 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算について、賛成の 討論します。 介護保険事業予算は、高齢化の伸展とともに毎年増え続けていきます。今年度は第5 期の改正ということで、第1号被保険者保険料の引き上げにより保険料収入が約 4,300 万円ほど増収になっています。本町の推計による高齢者の比率は、本年度 22.8%ですが、 26 年度には 24.6%、約 7,591 人になる、上昇すると見込まれております。これから我々 - 414 - 団塊の世代が大量に 65 歳に到達し、給付予備軍人口はますます増えるにもかかわらず、 第2号被保険者人口は増えないとなれば、今後、さらに1号被保険者の負担は厳しくな ります。 今回の改正では、人口構成変化を推計して、第1号被保険者の負担割合を 20%から 21 %に、第2号被保険者が 30%から 29%へと、少し変わりましたが、公費 50%の制度を 堅持すれば、被保険者の負担増は避けられません。先ほど、他の議員からのご提案もご ざいましたが、公費 50%のうち 25%が国となっておりますが、現実にそれが 25%支給 されてないということが事実であれば、これにつきましては制度そのものがおかしいと いうことで、国にちゃんとした訂正を求めていただきたい。理由を聞きますと、高額所 得者が多いところには負担割合が少ないということで、今年はさらに 21.29%になると 聞きましたが、これには非常に疑問を感じております。ぜひ、それは正しく是正すべく 訴えていただきたいと思います。それと、国の政策に関わりますけども、近い将来には 財源制度そのものを問い直す必要があるかも知れません。 いずれにしましても、健康保険の医療費と同様、介護給付費の抑制・適正化とともに、 介護予防事業や生活機能評価事業などに注力していただくしかありません。どうか、そ の辺のことに注力いただきますようよろしくお願いしまして、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 34 号議案 2012 年度島本町介護保険事業特別会計予算に反対の討論をいた します。 前の第 29 号議案 介護保険条例の一部改正のほうでも述べましたとおりであります が、高齢者社会の進行に伴うことによって、それに対応した重点的予算配分をするのは 国の責任であるというふうに考えております。しかしながら、先ほど他の議員が申され ていましたように、国庫負担額も 25%の調整交付金すら満たせていないという状況が、 すでに明らかになっております。私は、その条例改正の討論の中で申しましたように、 介護保険制度は半分が保険料、半分が公費でまかなうということになっておりますので、 高齢化が進み、介護サービス利用者が増えれば、それに比例して介護保険料は際限なく 上がるということになっております。この保険料を抑えるためには、一には公費負担を 増やすこと、二には所得段階をさらに増やし、高額所得の段階を設定することというこ とを申し上げました。公費負担を増やすためには、先ほどの調整交付金をきっちりと 25 %を国に求めるということ、また市町村が拠出して大阪府に積み立てられている財政安 定化基金を、国に返した分を市町村に返していただくということを強く強く求めていた だかないといけないというふうに思っております。第1号被保険者につきましては 13.6 %の値上げとなり、本当に申しわけなく思っております。 「第5期介護保険事業計画」につきまして、少し申し上げたいと思います。「一に健 康、二に介護予防」は言うまでもありませんが、やはり高齢になるとともに、当然介護 - 415 - が必要な方が増えてまいりますし、私どももそういった形でサポートしていただきたい というふうに思っております。そのことによって、高齢化しても安心できるような制度 を充実していただきたいというふうに思っております。 「介護保険事業計画」策定の際のアンケート調査の自由記述に、このような意見があ りました。「要支援1でデイサービスが週1回の利用限度なので、増やして欲しい」「要 支援2だが、腰を痛め1人で生活ができず、老健施設に入りたいが要介護以上でないと 入れない」「歩行困難があるため買い物・通院にも不自由しているが認定は要介護でな く要支援である。本当に介護の援助が必要なのに不公平だ」など、切実な声が寄せられ ております。これにつきましても、介護保険制度そのものが、必要な人に必要なサービ スがいかないということの問題点であると思います。制度が作られたときには、本当に 介護を社会で支えるという理想に燃えた制度でありました。今後は国の福祉を充実した 予算配分をしっかりと求めて、制度を充実させていただきたいというふうにも思ってお ります。 第5期の「事業計画」の中で大きな目玉になっております医療・介護予防・住まい・ 生活支援サービスを切れ目なく有機的に、一体的に提供するという地域包括ケアシステ ムの実現を目的とした 24 時間の定期循環随時対応型サービスというのが盛り込まれま したが、実際にはサービスを提供できる事業所は町内になく、計画どおりのサービス見 込みが達成できるかどうかは不安定であります。また、このサービスにつきましては訪 問介護と併用が可能なのかということが、問題があると言われております。在宅生活を 支えるために、従来の滞在型を強化して欲しいというふうに認知症の家族の方が言って おられますので、こういった多様なサービスに応えるよう、担当の介護保険事業者とし てはしっかりとそういった声を聞きながら、利用者の立場に立って事業を進めていただ くことを要望いたしまして、反対の討論といたします。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 菅 第 34 号議案 議員 平成 24 年度介護保険事業特別会計予算につきまして、山吹民主 クラブを代表して賛成の討論を行います。 島本町介護保険制度も、平成 11 年度にスタートいたしまして本年度で 13 年目、第5 期を迎えることになります。平成 24 年度からは、改正しました介護保険料のもと事業運 営することになりますが、介護給付費は増加する一方であります。的確な運営が、今ま で以上に求められることになります。 介護保険制度がスタート時、8億円台の予算であったものが、平成 24 年度、新年度予 算では 17 億 6,800 万円となっております。実に約 2.1 倍、こういった急増している状況 にあります。今後につきましても、団塊の世代と言われます現在 65 歳前後の方達の高齢 化に伴いまして、医療費とともに介護認定者数の増加、そして介護給付費のますます増 加することが確実視されているところであります。 - 416 - 先ほどの反対討論おっしゃった中で、保険料の値上げ、こういったこと、それから国 の財源の増額等、いろいろと言われました。どこから、その財源を持ってくるのか。結 局は、国の予算から持ってくることであり、国の予算というのは要するに税収というこ とであります。どこがどう負担していくのか。今の日本の置かれている、この超高齢化 社会、ますます今後この高齢化が伸展する中で、年々1兆円とも言われます社会保障費 の増加を、誰が、どのように負担していくのか。こういったことが今、日本の社会に求 められている現状でありまして、今、国会におきましても、そういった将来のことにつ いての議論が行われているわけでございます。こういった財源の確保なくして、日本の これからの社会保障制度は、継続することはまず難しい。まず、どこからどのような財 源を徴収して、どこにどういう給付をするのか。こういった根本的なやり方を議論して 制定していかなければ、日本の社会福祉、今までの社会保障は維持できない、このよう に思っております。 条例改正する討論の中でも申し上げましたが、それはさておきまして、これからの介 護事業の運営につきましては、事業を無難に運営していくということも当然のことであ りますけども、やはり島本町としては、よそにも負けない介護予防事業といったものに 重点を置く、こういったことが求められてくる、このように思います。当町の介護予防 事業につきましては、関係者の尽力によりまして拡がりを見せております。「いきいき 百歳体操」をはじめといたしまして、いきいきサロンや各種の催し物等、大きな実績を あげられているところであります。これらの活動につきましては、今後も引き続きこれ に満足することなく、さらなる拡がりにご尽力されることをお願いしておきたいと思い ます。 直轄で運営しております地域包括支援センター、それから社会福祉協議会に委託して おります各種事業運営につきましては、両事業所も本庁舎から離れたところにあります。 事業報告会等を定期的に開催されまして、意思疎通を図られ、的確な事業の運営に共同 してあたられることをお願いしておきたいと思います。 事業予算の細部につきましては、民生消防常任委員会において確認させていただきま した。確実な事業の遂行をお願いしておきたいと思います。 以上、申し述べまして、平成 24 年度介護保険事業特別会計予算につきましては、賛成 の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 戸田議員 第 34 号議案 平成 24 年度島本町介護保険事業特別会計予算に、私、賛成の討 論をさせていただきます。 介護保険利用サービスについては、今後ますます重要になり、求められる介護の内容 - 417 - も多様化していきます。高齢者、障がい者、例え介護を受ける立場となっても、その豊 かな人生経験を活かして社会を構成するメンバーであることに変わりはなく、人として 尊厳を保ちながら生きていくために、介護をはじめとする様々な支援が必要とされてい ます。自立とは、必ずしても自らの力ですべてを行うことを言うのではなく、必要なと きに適正に支援を求めることができる力、これが真の意味での自立と考えます。必ずし も、この介護保険は十分ではなく、問題は多々あり欠点があるとしても、重要な役割を 担っていることは明らかであり、どうか「第5期介護保険事業計画」が本当に支援を必 要とする人に届くよう、努めていただきたいと思います。 また、福祉の最前線で介護に従事する皆さんの雇用の充実に最大限努力して、雇用の 充実に努めていただきますようお願いいたします。 そして、これを私の賛成討論とさせていただきます。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 34 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 34 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 35 号議案 平成 24 年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 に対する討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 35 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 - 418 - ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 35 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算に対する討 論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 高山議員 第 36 号議案 島本町公共下水道事業特別会計予算について、日本共産党を代表 して反対の討論を行います。 賛成できない点は、1点でございます。国土交通省の淀川緊急土砂置き場について、 これを「下水道計画」区域に編入することによって年間約 44 万円の負担になってます。 これについては、実は島本町がかつて里道・水路が地方公共団体に移管というときに、 国と交渉をして、その国有地は国が管理をするということで、島本町と国との間で文書 が交わされています。平成 16 年1月 22 日という日付けになっておるわけでございます が、それ以降8年以上に及ぶ期間がありながら、どうするのかと尋ねると、協議をする、 こういうふうに言いながら、ずっとしてなかった。負担金を払い続ける、こういうこと になっておるわけでございます。44 万円といたしましても、住民の皆さんの貴重な利用 料でまかなっておるわけでございますが、こうしたことは許されないというふうに思っ てます。 私は、ここで、この土地を公共下水道区域にすることを本当に住民が求めておるのか どうかということについて、地域での懇談会、説明会を開いて欲しい。住民の皆さんの 声を聞いてほしい。そのことによって、町としての方向を決めて欲しい。これは言うま でもありませんが、島本町は立派な「まちづくり基本条例」というのがあります。町の 責務として、住民の皆さんに町政参画の機会を保障しながら、対話と合意でもってまち づくりを進めよう、そのように努めなくてはならないというふうに書いてます。この精 神に照らしても、本当に今もってそのことを住民の皆さんが求めておるのか、なぜ国と 借地交渉しないのかということについて、その時々のいい加減な言い回しで逃れるとい うことは、もうすでに許されない。この1点について、予算として賛成することができ ない。 この際、幾つかの点を申し述べたいと思ってます。 今回、長年懸案になっておりました東大寺一丁目の地域で公共下水道が進められると いうことについては、率直に喜んでおります。 また、山崎ポンプ場の長寿命化に対する取り組みにおきまして、大山崎町に適切な負 担を求めるというのは、私は島本町の要求として無茶を言っているんじゃないというふ うに思ってます。維持管理費を適切に抑えるためにポンプ場として長寿命化を図る、そ のことに応じて、そのことによって維持管理費が少しでも負担軽減に繋がる、こういう - 419 - 取り組みに大山崎町に負担を求めるというのは当然だというふうに思ってます。いろい ろ困難な様子も言われましたけど、粘り強く、これは取り組んでいただきたい。 もう1点は、今、下水道工事がようやく始まりました桜井台・高浜地域の下水道の事 業の一層の促進をお願いします。また向陽ヶ丘地域では、実はこの地域に高槻の住民が 住んでおられます。向陽ヶ丘地域が下水道区域に入ってないということで、高槻市の市 民の皆さんとしては、西国街道から大阪に向かって左の側の地域、線路側の地域では下 水道が供用開始になっているけど、島本町のところにおいて供用開始にならないという のは申しわけない。島本町としても、順番とか計画とかいう点ではいろんな困難がある かと思いますが、高槻市との良好な関係を築くという点でも、島本町としての努力が求 められておるものではないか。 以上、申し上げまして、特別会計予算について反対の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 清水議員 第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算に対し、自由民 主党クラブを代表し討論を行います。 平成 24 年度の予算総額は 12 億 9,830 万円であり、歳入の主な内訳比率は、使用料約 3億 9,247 万円・30.2%、国庫負担金約 1 億 700 万・約 8.2%、繰入金約4億8千万・ 36.9%、町債約3億 510 万・23.4%となっています。繰入金と町債で歳入総額の 60.4% を占め、下水道事業は、一般会計より繰入金及び町債に頼らざるを得ないことは事実で あります。 本年度の下水道建設費は約3億7千万円で、主に汚水管渠築造工事、山崎ポンプ場施 設機器等延命更新工事、新幹線・雨水幹線接続工事、災害用マンホールトイレ等であり ます。 公債費は7億 582 万8千円と、歳出総額の 54.3%を占め、今後も下水道事業の推進に 伴う面整備の拡大により、公債費の比率が増加することは避けられないと思われます。 「地方公営企業法」では、主としてその経費を当該事業の収入をもって充てることと され、自立性を持って事業を継続していく独立採算性の原則が規定されています。下水 道事業については、一般会計の負担すべき経費の考え方は、「雨水は公費、汚水は私費」 の原則が提言され、これを基本として地方財政措置が取られています。汚水処理経費が 増加する中、下水道が果たす環境等に対する公的便益を踏まえ、適正な使用料を徴収し ても、なお使用料でまかなうことができない汚水処理経費は一般会計が負担すべき経費、 高資本費対策に要する経費、分流式下水道等に要する経費として、繰出基準が定められ ています。 流域下水道高槻雨水幹線が今後順次接続されますが、それに関わる水無瀬川右岸の河 川・水路の整備管理は都市計画課か上下水道部か、業務の線引きをされ、早期に河川・ 水路の整備計画をされることを要望いたします。 - 420 - 下水道施設の耐震化について、管路施設は耐震診断の結果、被害が予想される幹線管 路 11.3 ㎞は耐震補強が不要とのこと、他の施設で耐震補強が必要な施設は計画的に実施 されるよう要望いたします。 また、本年度において高浜地区・桜井台地区の面整備を実施され、平成 24 年度末普及 率約 92.7%となります。流域関連公共下水道計画変更認可図書も計画されていますが、 桜井駅西側まちづくりの計画も視野に入れ、進捗状況とともに整備を進められることを 要望いたします。 平成 23 年1月より平均 16.7%の下水道使用料を改定され、経費回収率も改善されて いますが、下水道事業経営の基本的な考えである独立採算性と受益者負担の原則を踏ま え、今後、適正な下水道使用料の設定をも検討されることを願います。また、接続率の 向上と使用料収納の向上を図り、一層の下水道財政の健全化を要望し、賛成の討論とい たします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 外村議員 第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算について、賛成 の討論します。 下水道事業は、住民生活に不可欠のライフラインとして、そのエリアの拡充、施設や 管路のメンテナンスなどに日夜ご努力いただいていることには感謝申し上げます。本年 度の予算はほぼ昨年度並みで、公債費が過半数の7億 580 万円、率にして 54.4%となっ ています。そして、今年度末の見込み町債残高は少し、2億円ほど減って 74 億 3,200 万となり、概ね妥当な予算と考えます。 また、建設費として工事請負費、委託料を約2億 5,830 万円計上されていますが、発 注に際しましては綿密な原価計算と、できるだけ抽選ではない、競争原理が発揮される ような透明性の高い入札になるよう工夫していただいて、1円でも安く買っていただく ように努力をお願いします。それと、未接続世帯の解消に向けた努力は引き続き税の公 平性の観点から、よろしくお願い申し上げます。 また、先ほども出ました、共産党会派さんが毎年言い続けておられます東大寺緊急土 砂置き場下水道計画区域面積に関しましては、昨年の決算委員会において原課より、改 めて面積の計測をし直しますと答弁し、約束されていますので、その結果を踏まえて、 「すべては町民の利益に」を旨とした、適切な対応されますようお願いしまして、賛成 の討論といたします。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 東田議員 第 36 号議案 平成 24 年度島本町公共下水道事業特別会計予算について、山吹 - 421 - 民主クラブを代表して賛成の討論をいたします。 予算規模としては 12 億 9,830 万円であり、前年度比で 1.4%の増となっています。今 年度においても、前年度と同様の4億8千万円を一般会計から繰り入れており、厳しい 財政状況にあることには変わりありません。 主な事業として、工事費で公共下水道新幹線雨水幹線接続工事、高浜・桜井台地区・ 東大寺一丁目地区の汚水管渠築造工事、災害用マンホールトイレ設置工事、また委託料 では公共下水道雨水接続点2-8接続実施設計業務、山崎ポンプ場施設機器等延命更新 工事委託、流域幹線公共下水道事業計画変更認可申請図書作成業務などが予算計上され ています。 24 年度の整備予定は約 3.2ha で、これにより整備済み面積は 283ha となり、人口普及 率は約 92.7%となる予定となっています。確実に下水道整備を進めていることに一定の 評価をするとともに、供用開始を待ち望んでいる地域の整備についても、今後も積極的 に取り組んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。 今後とも供用地域の拡大、施設の維持管理に努め、下水道事業の早期の健全化のため しっかりと努力していただくことを要望いたしまして、第 36 号議案 平成 24 年度島本 町公共下水道事業特別会計予算について、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 平野議員 第 36 号議案 公共下水道事業特別会計予算に対して、人びとの新しい歩みを代 表いたしまして賛成の討論をいたします。 予算総額は 12 億 9,830 万円で、主に未整備地区の解消、雨水幹線との接続、山崎ポン プ場長寿命化事業への着手が行われます。下水道の人口普及率は 2011 年度末で約 92.0 %に達する見込みです。 本年度から着手される山崎ポンプ場長寿命化事業に関しては、多額の費用を要します。 約6億 2,700 万円という試算が出ております。これにつきましては雨水排水施設として 利用されている大山崎町に対して、長寿命化事業についてもご負担いただけるよう、し っかりと根拠を持って協議していただけることを、委員会でも要求いたしました。顧問 弁護士との相談をしておられると大山崎町は言っておられますので、島本町としても町 の顧問弁護士と相談しながら、負担していただく努力をしていただきたいというふうに 思っております。 さらに、上下水道部の職員が減少しております。下水道担当の職員は1人とお聞きし ておりましたが、昨年 10 月、ようやく新たな技術職員を採用されました。下水道事業に 滞りなくされますよう、お願いいたしたいと思います。 それから、島本駅西地区の開発事業が動き始めますが、それに伴っての下水道整備に より、現行の「下水道事業計画」及び「財政計画」に大きく影響を与えないよう、上下 水道部としてもしっかり進行管理の徹底をしていただきたいというふうに述べまして、 - 422 - 賛成といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 36 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 36 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 引き続き、第 37 号議案から第 41 号議案までの平成 24 年度島本町各財産区特別会計予 算5件に対する討論を、一括して行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案5件に対する委員長の報告は、可決であります。 第 37 号議案から第 41 号議案までの5件は、委員長の報告のとおり決定することに賛 成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 37 号議案から第 41 号議案までの5件は、委員長の報告のとおり可決する ことに決定いたしました。 引き続き、第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算に対する討論を行いま す。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 高山議員 第 42 号議案 2012 年度島本町水道事業会計予算について、日本共産党を代表 して反対の討論を行います。 反対の理由は、住民の皆さんの圧倒的多数の要求である地下水 100%への水道を目指 - 423 - す取り組みが見えてない、ということであります。島本町は、広域水道からの水約 10%、 地下水 90%、こういうふうに公言しておられるわけでございますが、そうだとすれば、 総水量 320 万tとすれば、大阪広域水道企業団からの受水は予算に示された 36 万5千t ではなしに、32 万tにすべきではないでしょうか。 地下水涵養の取り組みが見えないことであります。私はこれまでも繰り返し求めてま いりました。せめて水道庁舎に降ります雨水を井戸に注入をする。一定の時期、やられ てますが、地下水の涵養という点から言えば継続して行う必要があるというふうに思い ます。地下水保全の取り組み、見るべき事業実施してない。このまま推移すれば、地下 水 90%の水道からも一層の後退に繋がるというふうに思います。 この際、幾つかの要望を申し上げます。 芦刈コーナーが、今、中止になっておりますが、何とかして島本の水、名水島本の町 をPRするためにも、早期の開設が望まれます。現在地で難しいのであれば、場所を変 えて、例えば緑地公園において災害時の水飲み場というふうな機能も考えて、そこに芦 刈コーナーを作る、こういうこともあります。地下水 100%の水を供給する、これが島 本の水だということを、一刻も早く実現して欲しいというふうに思います。 それから、今年度も深井戸の改修工事をやられます。深井戸の改修工事というのは、 井戸水を汲み上げる際に、いろんな物質を一緒に汲み上げる。砂地に、そのいろんな物 質が挟まるということで汲み上げ量が減るということを解消するために、逆洗と言いま して、水を今度は汲み上げたほうから井戸に入れる、こういう作業をやって井戸の能力 を回復するというふうなことがやられてます。私は、逆洗に使う水を大阪の企業団から の水を入れることによって、その水を、川の水ではなしに地下水にできるだけ近づけて もらう。そういうことを取り組み、そのことがまた深井戸の改修に繋がれば、まさに一 石二鳥だというふうに思います。この取り組みを、ぜひやって欲しいと思ってます。 それから、公共施設から貯水槽をやめて直圧式にということを申し上げてきました。 小学校などでは土日が休みということになりまして、月曜日には残留塩素がないという 水道水を子ども達が飲むという状況が生じてます。これから耐震補強もしなければなら ないというふうなことを考えますと、貯水槽はやめて直圧式にするほうが費用の面から も助かる、安全の面からも優れているというふうに思いますが、この取り組み、よろし くお願いします。 そして、やっぱり島本は名水のまち島本、地下水涵養のためにこそ全力をあげて、名 水島本の町を目指そうではありませんか。このことを強く求めて、反対の討論といたし ます。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 清水議員 第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算に対し、自由民主党クラブ を代表し討論を行います。 - 424 - 平成 24 年度の水道事業は、給水戸数1万 2,921 戸、給水人口3万 733 人、年間総配水 量 336 万9千㎥、1日の平均配水量は 9,230 ㎥予定されております。 収益的収入及び支出では、事業収益については6億 1,760 万、対前年度比6%増の予 算を計上され、水道事業の収入の大半を占める給水収益は平成 23 年1月より平均 7.9% 改定が行われましたが、対前年度比 0.8%減の5億 4,135 万6千円を見込まれておりま す。これは給水人口が前年度比 1.8%増によるものと思われます。営業外収益は 6,967 万4千円と増加していますが、これは退職に伴う一般会計負担分繰入金によるところで あり、住民の節水意識が高まる中、安定した収益を得るよう努力されています。 支出については、営業費用で5億 4,627 万8千円、対前年度比 8.3%増を計上され、 内訳は原水及び浄水費1億 6,615 万3千円、配水及び給水費 3,979 万1千円、受託工事 費 1,134 万1千円、総係費1億 6,810 万、減価償却費1億 6,038 万円等計上され、また 浄水費の中には複数水源による大阪広域水道企業団からの前年度と同量の高度浄水処理 水を受水し、安定供給を図られていることは、一定評価いたします。営業外費用では 4,772 万2千円を計上され、主なものは企業債支払い利息 878 万2千円、定年退職に伴 う他会計繰出金 2,894 万円等計上され、収益的収支では 1,360 万円、対前年度比 60.1% と、大幅な減収になっています。 資本的支出では、まず収入では1億 538 万円、対前年度比 139.8%を計上され、これ らの増加は公共下水道関連配水管移設工事に伴う工事負担金によるものであり、資本的 支出は建設改良費で4億 2,878 万3千円を計上され、その主なものは施設整備委託料で、 大薮浄水場B系統施設耐震診断業務をはじめ多くの施設整備及び向陽ヶ丘ポンプ室耐震 診断業務等計画されており、工事請負費では大薮浄水場送水施設整備工事をはじめ更新 工事、耐震補強工事、配水管布設替え事業、公共下水道関連配水管移設工事を予定され、 施設の改修を計画的に実施されている。資本的支出では、3億 2,830 万円の不足が生じ る見込みでありますが、過年度分損益勘定留保資金などをもって補てんされる予定であ り、健全経営されることには評価いたします。 住民の安全・安心の観点から、水道施設の耐震化及び緊急時の危機管理について、問 題がないか点検されるよう要望し、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 平野議員 第 42 号議案 2012 年度島本町水道事業会計予算に対し、人びとの新しい歩み を代表いたしまして賛成の討論をいたします。 安心・安全、安定供給が使命の水道事業です。2012 年度は給水人口が増えているにも 関わらず総配水量が減り、給水収益も前年度より 0.8%減と見込まれています。 昨年度まで行われておりました大薮浄水場のろ過施設の更新の際、更新工事の契約議 - 425 - 案の審議の際、私は施設規模が過大ではないかと、水需要が減る中で過大ではないかと いうことをご指摘いたしましたが、ここに、このことを証明しているというふうに思っ ております。この事業費分の過大な事業費が、結果的には水道事業の財政に大きく影響 を与えていくということを予測いたします。今後は、しっかりとしたコスト感覚を持ち、 工事や委託、物品購入の見積もりは厳しく精査していっていただきたいというふうに思 っております。 地下水を原水とする水道事業を持続可能にするため、浄水場の施設整備改修、井戸の 揚水実験、水質検査機器の更新などが行われることになります。水道水の安全を確保す るための水質検査のできる職員の要請が急務です。さらに、島本の水をいかに守るか、 自己水である地下水をいかに守るかということに、このことに不断の努力をお願いいた しますし、地下水の保全については全町あげて取り組んでいかなければならないという ふうに思っております。 大阪広域水道企業団と大阪市との統合の協議が始まりました。3月 26 日、昨日は大阪 市水道局を丸ごと企業団と統合するという方向が合意されたということです。今後、協 議の内容を随時情報提供していただくということで、府域一水道に繋がらないよう、し っかりと私達も監視していきたいと思いますし、水道事業部、さらには町長におかれま しては、地下水を守る、島本町の水道部を守るということを念頭に置いて事業を進めて いっていただきたいというふうに思っております。 以上です。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 東田議員 第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算に対し、山吹民主クラブを 代表して賛成の討論を行います。 収益的収入及び支出、また資本的収入及び支出、双方において収入と支出のバランス が良好であり、予算は適正であると判断いたします。事業費用、拡張費用、また施設整 備事業においても、住民の皆さんに安心・安全な水、飲料水を提供し、今後も水道事業 の健全な経営を行うためには必要なものであると判断いたします。 給水人口は増加しているものの、節水機器の進化などにより水需要の低下は今後とも 進むものと予想され、有収率の向上をもって対応するしかないというのが現状ではあり ますが、住民の皆さんのライフラインである水道を守るために地下水の保全に努め、施 設の整備などの努力とともに、一層の住民サービスの向上に努めていただきたいと思い ます。 また、大阪広域水道企業団での議論は、本町の特性を説明し、災害時においても通常 の安定供給ができるよう複数水源を確保することを念頭に置いて行っていただきますよ う、よろしくお願いいたします。 - 426 - 以上、申し添えまして、第 42 号議案 平成 24 年度島本町水道事業会計予算に対し賛 成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 第 42 号議案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 42 号議案は、委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。 (午後3時 32 分~午後3時 55 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3、第1号報告 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分についてを議 題といたします。 理事者の説明を求めます。 都市環境部長(登壇) それでは、第1号報告 損害賠償の額を定めること及び和解の専 決処分について、ご説明申し上げます。 (第1号報告 朗読) 本件につきましては、平成 24 年2月 20 日に、島本町桜井二丁目1番1号先道路上に おいて、公務のため公用車を運転していた町職員が発生させた交通事故につきまして、 相手方であります島本町若山台二丁目在住者と、平成 24 年3月 21 日に人身にかかる損 害賠償について和解が成立し、同日付けで専決処分を行ったため、報告させていただく ものでございます。 それでは和解の内容につきまして、添付させていただいております参考資料に基づき、 ご説明申し上げます。 1枚、お開きを願います。示談書の内容でございます。記載の内容で、相手方と協議 が調ったものでございます。それでは、順次、ご説明申し上げます。 事故の日時でございますが、平成 24 年2月 20 日(月曜日)、午後2時 15 分頃でござ います。事故の場所は、大阪府三島郡島本町桜井二丁目1番1号先道路上の事故でござ います。 事故の概要でございますが、当事者甲が管理する公用車(大阪41ひ8732・軽自 - 427 - 動車)を都市環境部都市整備課職員が運転し、公務のため役場前の町道東大寺水無瀬鶴 ヶ池幹線から役場地下駐車場に入るため、役場前の歩道を横断する際に、西方向──信 号のほうからでございますが──から東方向へ自転車で歩道を走行してきた当事者乙と 出会い頭に衝突し、負傷させたものでございます。 怪我の状況でございますが、病院での診断の結果、約1週間の安静加療を要する打撲 傷とのことでございました。3月 12 日(月曜日)に自宅へお伺いしましたところ、保護 者の方からは、怪我はすでに完治しており普通に生活をしている、とお聞きいたしてお ります。 次に示談の内容でございますが、過失割合は当町が 10 割でございます。従いまして、 当町が相手方に損害額として治療費・慰謝料等の合計額5万 4,848 円を賠償するもので ございます。また、現在のところ後遺障害は特にないとお聞きいたしておりますが、本 件交通事故に明らかに起因する後遺障害が今後発生した場合には、医師の後遺障害診断 書のもと、別途協議するものとしております。 次に、当町、相手方双方の物的損害につきましては、自転車、町の軽自動車とも特に 損傷がございませんでしたので、請求放棄とする内容となっております。また、今後、 本件に関しては一切異議を申し立て、請求を行わないことを双方が制約し、平成 24 年3 月 21 日付けで示談書を取り交わしたものでございます。 なお、次のページ以降に、参考資料といたしまして事故現場位置図、事故状況図、事 故検討報告書を添付させていただいております。 職員による交通事故につきましては、これまで議会におきまして厳しいご指摘をいた だき、日頃から職員に対しまして安全運転に関する注意喚起を行ってきたところでござ いますが、再びこのような事故を起こし、深くお詫びを申し上げます。今後におきまし ては、より一層の安全運転の履行、また事故防止に努めてまいる所存でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号報告 損害賠償の額を定めること及び 和解の専決処分についてのご説明を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上 げます。 岡田議長 これより、本報告に対する質疑を行います。 平野議員 公用車の事故、あってはならないということだと思いますけれども、今回、発 生しております事故の状況を、顛末書という、人びとの新しい歩みの1で資料請求しま した。それで、より具体的にわかっておりますけれども、結局、自転車で歩道を走行し てきた小学4年生の児童と、島本町の公用車が出会い頭に衝突するということだったと いうことです。 事故状況図などを見ましても、非常に見通しのいいところで、しかも歩道で接触する という事故ですね。考えられないようなことだというふうに私は思っておりますけれど も、それにつきまして、相手は子どもさんであるということでありますので、当日の事 - 428 - 故発生後の対応ですね。いわゆる警察や救急車の配備や連絡や、保護者への連絡という、 こういったことは、当日のことはどうなさいましたか、ということをお訊きいたします。 それから、今回の5万円ですね、損害賠償の5万 4,848 円の負担については、町が入 っておられます全国町村会総合賠償保険保障、これで全額保険対応されるということで すか、これを確認いたします。 また、「島本町職員の安全運転の励行及び交通事故防止に関する要綱」というのがあ りまして、これに沿って事故検討報告書が出されております。これを見ますと職場で、 当該職員がおられる職場で、当然、所属職員全員で事故検討を行うということになって おりますが、この参加者を見ますと、幹部職員さん、次長の出席が、参加がありません けど、これについては何か理由がありますか、ということ。それから、再発防止に繋が るための安全運転講習というのは、この後、速やかになさいましたか、ということをお 尋ねします。 都市環境部長 それでは、順次ご答弁させていただきます。 まず、当日の事故の対応でございます。経過等、若干、説明させていただきます。 まず、お昼の 13 時 50 分に境界明示の立ち会いということで、職員2人が地下の駐車 状から公用車を運転して現場に向かっております。到着が約5分ということで、13 時 55 分に現場のほうに到着しました。それから、14 時 10 分に現場を立ち会いいたしまして、 終了しましたので、すぐに帰庁したということでございます。帰庁した時間につきまし ては、14 時 10 分過ぎになります。それで、事故発生につきましては 14 時 15 分という ことで、事故発生時間になっております。 それで、場所につきましては、公用車のほうは町道広瀬桜井幹線、ちょうど積水のほ うから信号が青ということで左折をしました。そこに、事故状況図を見ていただきます と、黒の実線で経路を表示させていただいております。そこに公用車が停車しました。 それから右折をする際、この歩道のところ、×印しておりますが、ここで交通事故が発 生したということでございます。 それで、2人で車に乗っておりましたので、片一方の助手席の職員につきましては、 すぐに当たった瞬間、ドアを開けて子どもさんの状況を確認いたしました。そのときに、 お子さんとのやりとりでございますが、職員のほうから声をかけさせていただきまして、 痛いところがないか、というようなことも確認させていただきました。出血等が見当た らなかったので、本人も足がちょっと痛いというようなことでございましたので、すぐ に役場のほうの都市環境部の執務室のほうに子どもを連れて、お母さんのほうへ携帯電 話をさせていただきまして、すぐにお母さんのほうへ連絡させていただいております。 それが 14 時 20 分前後のことでございます。それから、お母さんが来られましたので、 状況を説明し、救急車のほうを依頼させていただいております。 救急車の到着が、約 14 時 40 分頃ということで、それから水無瀬病院のほうへ搬送い - 429 - たしました。それから1時間程度、診察等がございましたので、終わりましたら、また お母さんのほうから役場の職員のほうへ連絡を入れていただいて、それで役場の職員が 2人を迎えに行かさせていただいております。それから、その状況でございますが、診 断の結果、レントゲンを撮っていただいて、骨折等の異常はなかったということで、と りあえず一安心させていただいております。 それから、私のほうがちょっと公務で時間が取れませんでしたので、その間につきま しては、都市環境部次長のほうが対応させていただいております。それから 17 時 30 分、 5時半頃ですが、ちょっと私も公務が終わりまして、早速自宅のほうに3名でお見舞い に行かさせていただいたというのが、その日の、当日の状況でございます。 それから、運転の励行につきましては、ここで資料のほうにも添付させていただいて おりますとおり、事故が2月の 20 日に発生して、それから2月の 22 日、それから2月 の 23 日ということで、検討委員会といいますか、課内で協議をさせていただいておりま す。参加につきましては、22 日・11 名、それから 23 日につきましては4名ということ で、あと再任用職員がこの日休みでございましたので、出てこられましたら、課長のほ うと再任用のほうで話をしていただいております。 それから、安全運転につきましては日頃から申し上げておりますが、当然、こういう 事故がございましたので、朝礼等、それから、個々にはヒアリング等をさせていただい ているということでございます。 以上です。 総務部長 今回の賠償額5万 4,848 円の保険対応の件でございますが、本町では、いわゆ る強制保険と言われます自賠責保険と、議員もご紹介いただきました任意保険に加入を いたしております。今回の事故につきましては、障害にかかる損害、賠償額は 120 万円 未満ということで、120 万円未満の場合につきましては自賠責保険のほうから、この金 額が出されますので、この賠償額5万 4,848 円につきましては、後日、自賠責保険のほ うから本町へ振り込みがされるという予定になっております。 以上でございます。 都市環境部長 申しわけございません。検討報告書の中で、次長につきましては参加はい たしておりませんが、先ほど申し上げましたように、事故のございました対応等につき まして、担当課長と同じく行動をともにし、フォローアップしていただいておるという ことで、特にこの事故検討委員会の中につきましては、参加は求めておりません。 以上でございます。 平野議員 当日の対応については、わかりました。 それで、当日、3名で部長と一緒に伺われてるということですけど、最初の提案の説 明のときに3月 12 日に伺ったときは完治されてるということだったんですけど、その間 は、その子どもさんのお宅にはお伺いはされてなかったんでしたか。ちょっと私、聞き - 430 - 漏らしているかも知れませんけど、お願いします。やはり、役場の職員の信頼を失墜さ せているということですから、後の対応というのがね、もちろん事故を起こしたという ことも大変なことでございますけれども、やはり後の対応をきちんとしなかったために、 かえって、こういった示談交渉がもめるということもありますので、そういったことに ついては適切にされたのかどうかということを、もう一度、お伺いいたします。 それから、いつも思うのですけれども、今回は顛末書という形で請求いたしましたか ら、少し事情がわかりましたけれど、当該の事故を起こした職員が、やはりどなたなの かということは、私達は議会議員としてね、知る必要があると思います。別に、これを 公に公開するというものではありませんけれども、少なくとも、そのことを知る必要が あるというふうに思っております。公務において、公務の中で起こした事故であります のでね。これからは、やはり当該の職員の名前は公にしていただきたいと思いますけど、 いかがですか。 都市環境部長 それでは、1点目のほうでお答えさせていただきます。 先ほど、事故当日の 20 日に自宅のほうへ行かさせていただいて、それから3月の 12 日に再度行かさせていただいております。この間、一番最初行ったときには、ほんとに 向こうのほうも丁重にというようなことで、対応させていただきました。わざわざ来て いただくようなことでもないというようなこと、おっしゃったんですが、やはり、こち ら側、当然責任ございますので、そういうわけにいきませんということで、玄関先でご ざいますが、数分、ちょっとお話しさせていただきました。それで、次の日からは事故 を起こした職員につきましても、今後の状況がございますので電話でやりとりさせてい ただいております。たびたびに、そんな来ていただかんでも、というような向こうから のあたたかいご厚意がございましたが、やはり責任ありますので、電話等では何回かさ せていただいております。 それから、あと保険の関係がございますので、保険の関係のほうにつきましてもやり とりもさせていただいております。そういったことで、日々やりとりはさせていただい ておりますが、何せ、向こうのお母様のほうにつきましては、たびたび来ていただかな くてもというようなことも、ちょっとおっしゃっていただきましたが、最終的には3月 の 12 日の、また5時半過ぎでございますが、3名でお伺いして、再度、状況について確 認をさせていただいたというようなことでございます。 以上です。 総務部長 顛末書の氏名の公表についてでございますが、議員もご承知いただいていると 思いますが、本町では「懲戒処分の公表指針」というものを定めております。その中で、 公表をする内容といたしましては、処分の年月日、あるいは処分の内容、処分の理由、 そして処分者の所属、年齢及び役職または補職ということにいたしております。ただし、 懲戒免職の場合、あるいは著しい法令違反や信用失墜行為であって実名報道がされるな - 431 - ど、社会に及ぼす影響が重大である場合については、氏名も公表させていただいている ところでございます。これにつきましては、近隣市の取り扱いも参考にさせていただき 定めたものでございますが、この公表指針に準じまして、公用車の事故につきましても 準じることが適当であるということから、氏名につきましては非公表という形にさせて いただいているものでございます。 以上でございます。 平野議員 幸いにもね、大きな事故にならなくって、ほんとによかったというふうに思っ ておりますけれども、先ほど氏名の公表のことですけどね、確かに「懲戒処分の公表指 針」に沿ったということですけれど、そういうところがね、やはり公務員というものが 通常の、民間の一般的な社会人として扱われるところの常識がちょっと違うなというふ うに私はいつも思っております。やはり、こういったことに関しましてはね、別に公に しろと言ってるわけじゃないんです。例えば、議会には事前に……(「公じゃないか」 と呼ぶ者あり)……公表をするということでもよいのではないか。例えばファックスで 送られてきますよね、事故報告書みたいなの送ってきますよね。そういう中で氏名公表 ということでも別にいいわけですから、何らペナルティーがない。結局、保険で対応す るから、何も事故を起こした職員には痛みがないわけですよ……(「そんなことはない」 と呼ぶ者あり)……、ペナルティーもかけない、お金は自賠責で払うということでね。 そういう意味で、ペナルティーというのが全くないという意味では、私は何らかの形で ほんとに公表を、差し支えない限りではしていく必要があるのではないかなというふう に思っております。これは今後の検討にしていただきたいと思っております。 以上です。 外村議員 1点、お伺いします。 相手が小学4年生の子だったということがあるんでしょうけども、この事故の詳細状 況見ましたら、完全に運転席の右側面に、車の側面にぶつかっているということですね。 そうすると、普通こういう場合、出会い頭という場合、過失割合が 10 対0というのは普 通ないんですね、一般的には。この 10 対0を、誰がどういうふうにして判定したのかが 1点。警察に届けておられないようですから、いわゆる役場の弱みということでそうさ れたのかわかりませんけども、この辺の判定を誰がしたのか、どういうふうにしたのか 1点と、慰謝料5万 4,848 円ですか、保険で払われるとは言え公費ですから、この治療 費、ひとびとさんの請求で細かく出てますけども、この費用というのは実費で払われた 費用なのか。この辺ちょっと、特に治療費の3万 3,342 円ですか、これと看護料 4,100 円、これは3割負担の保険で払われた費用なのか、その辺の内訳、根拠をちょっと教え ていただきたいということと、慰謝料につきましてもどういうやりとりがあって、この 1万 6,800 円に落ち着いたのか、いきさつを教えてください。 以上です。 - 432 - 都市環境部長 それでは、1点目のほうにご答弁させていただきます。 私の先ほどの説明時に、ちょっと不足があったかもわかりませんが、その事故の 20 日の日でございますが、14 時 40 分に警察のほう、交通捜査のほうと立ち会いをさせて いただいて、現場検証を約1時間ほど行っております。従いまして、交通事故扱いとい うことで交通事故の証明書がございます。それに基づきまして、財団法人全国自治協会 大阪府支部ですか、町村の自動車共済サービス近畿南センターのほうに保険の関係で手 続きをさせていただいております。 私のほうからは、以上です。 総務部長 示談金額5万 4,848 円の内容についてでございますが、まず、治療費でござい ますが、3万 3,342 円でございますが、これは健康保険は使用いたしておりませんので、 医療費の 10 割でございます。それから、その他慰謝料、看護料等々ございますが、先ほ ど申し上げましたように、今回自賠責保険での賠償をいたしておりますので、自賠責保 険で定められた基準といいますか、その金額でお支払いをし、示談が成立したものでご ざいます。 なお、保護者が病院に、当日行かれたときに立て替えをされた金額として3万 3,882 円ございます。これにつきましては、示談成立日にお支払いをいたしております。残る 2万 966 円、これにつきましては医療機関のほうへ、2件、医療機関を利用されており ますが、2件目の医療機関のほうへ、先週末に振り込みが完了しているところでござい ます。 以上でございます。 都市環境部長 すいません、一つ、答弁漏れでございます。負担割合につきましてでござ いますが、今、外村議員がおっしゃっておられますように、普通でしたら9対1という ようなことになろうかと思いますが、保険の自動車損害賠償の共済のほうの判断といい ますか、児童であるため 10 対0になったということでございます。 以上です。 菅 議員 若干、質問させていただきます。 今回のこの事故、島本町の役場における事故は結構、私、多いように感じるんです。 そこで、この事故を踏まえて、都市環境部で事故対策等やられておりますが、私は、こ れは都市環境部という問題のみならず、やっぱり全庁的な事故再発防止対策を取らなき ゃいかんのじゃないかと思うんですが、一回、ちょっと総務部長にお伺いしますが、こ の事故を踏まえて、総務部として何か対応されておりますか。 それから、教育委員会のほうにお尋ねしますが、児童ということで、これは小学生、 何年生なのかは詳しくお聞きしてませんが……(「4年」と呼ぶ者あり)……、学校の こういった交通ルールの指導というのを、私、最近、よく危険な目にあうこともありま す。こちら左折していくのを、自転車、小学生が右側を通ってカーブ曲がってくるとか - 433 - ね、ハッとすることがたくさんあるんです。ですから、そういったことについて、これ はもう都市環境の事故じゃなくって、教育委員会としても参考にして、教育現場にいろ んな情報提供して指図する。そういったことも必要じゃないかと思うんですが、その辺 について、ちょっとお伺いします。 総務部長 今回の事故に関して、総務部としてどういう対応を取ったかということでござ いますが、総務部といたしまして、これまで公用車による事故が非常に多い年もござい まして、議員の皆様方からも厳しいご指摘をいただいてまいりました。どうすれば事故 が少なくなるのかということについては種々検討してきたわけでございますが、現在で は、定期的に職員に対して公用車の安全運転についての通知をさせていただいていると ころでございます。23 年度につきましては5月、9月に通知をし、今回の事故後、2月 23 日に三度目の通知をさせていただいたところでございます。 今後も適宜、部局内で行われている朝礼、あるいは庁議、課長会議等々で、公用車の 安全運転についての指導徹底をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 教育次長 学校における児童生徒に対する交通安全指導についてでございますが、これに つきましては高槻警察署のほうのご協力も得まして、各学校におきまして交通安全指導 を、高槻警察署の方に直接来ていただいて指導をしていただいている状況でございます。 以上でございます。 菅 議員 教育委員会の指導、警察のほうの指導もいいんですが、これはやっぱり先生の ほうがね、直接、児童に話しかけるといったことが一番やっぱり重要なんで、常日頃か らのそういった交通マナーを守るための指導ですね。これはぜひ校長を通じて、これは 子どもの安全ですので、命に関わりますから、そういったことについて、ぜひ通知なり 指導をしていただきたいと思います。最近、親も一緒に右を通ってきたりしますんでね、 親の指導も合わせてやらなきゃいかんようなことも考えなきゃいかんと思うんですが、 ともに教育していくようにお願いしておきたいと思います。 それから、総務のほうにつきましてはね、私、前にも事故のとき申し上げたと思うん ですが、私、所属してました企業においては安全衛生委員会、それは部長クラス。その 下に安全主任者会議ということで、課長、係長クラス、主任者クラスが実務的な職場の 安全の徹底を図っているという組織があるわけです。役場にとってもどうですかと言っ たら、一応、何かやっているようなやってないみたいな回答が前、あったと思うんです が、今回も、実はそれが機能してないようなことがわかりました。 それで、ぜひこういったことは、やはり横展開、都市環境で起きた事故を全庁舎、こ れは水道部も含めて、例えば清掃工場なり、そういったことも、全庁舎的な事故再発防 止の徹底はやる必要があると思うんですね。ですから、事例が出たときに即、まず一番 集めやすい課長、係長クラスの主任者クラスを集めて、主任者会議的なものでこういっ - 434 - た情報を共有して、そしてお互いに再発防止の意見を出し合う。こういったことを、私 はぜひやる必要があるし、やっていただきたいと思うんですね。そのことが、やはりそ のつど、生々しい情報の共有で職場の安全が守れる、職場の安全と言いますか、運転者 の安全が確保できるということになると思うんです。 それで、どうでしょうかね、総務部長。まず、その辺の機能してない安全衛生委員会 もしくは主任者会議、これを立ち上げて、もう総務部長、そこの発起人と言いますかね、 総責任者としてまとめるだけでいいと思うんですね。そういったことを、今年度はぜひ 立ち上げていただきたいというようには思うんですが、その必要性はなしというふうに 判断されてますか。その辺のところの認識、ちょっと確認させていただきます。 総務部長 公用車による事故がなくなるように、いかなる対応も取っていかなければなら ないというふうに思っております。ご指摘いただきました安全衛生委員会でございます が、基本的には、これは産業医に入っていただいて職場環境が安全であるか否か、これ について巡視をして、いろいろ指摘をしていただいている部分で、職場環境に関する部 分についてさせていただいているものでございます。 従いまして、安全運転と事故防止について、安全衛生委員会で議論するのがふさわし いかどうかというのは検討したいと思いますが、いずれにいたしましても、先ほど申し 上げましたように庁議、あるいは課長会議等で、公用車による事故がなくなるように職 員みんなで検討し、事故防止に努めてまいりたい、このように考えておりますので、ご 理解いただきますようにお願いいたします。 以上でございます。 菅 議員 設定されるのかどうかわかりませんが、私は職場の安全衛生、これは当然、安 全衛生委員会で定期的な巡視とか、そういうようなことを行うのは、これは当然だと思 うんですが、こういうふうに突発して起こります職員の安全に関わる問題、これも「安 全」と「衛生」ですから、安全面は、職場の機械等の取り扱いの安全はもちろんですが、 交通の安全といったことも、これは必要な部類だと思うんですね。もしくは、ここが機 能してないとすれば、私は運転管理者制度というのがあるわけですから、運転管理者の 責任者を設けて、運転管理者で、もう役場も非常に各職場とも車・自転車で、いろんな 町内を駆け回って仕事されてますからね。そういったことの安全、ルール守り、確認、 そういったことの対策、それを総務部、ぜひやる必要があると思いますので、これは一 応、提案しておきますが、また次の機会に確認させてもらいます。 以上で終わります。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 高山議員 実はこの顛末書、これでいいんかなというふうに思うんですけど。一つは、顛 末書によると、「役場前の歩道を横断する際」、こういうふうに書いてます。ここの示 談書にはね、「二丁目1番1号先道路上」と書いてます。歩道と道路上、少し違うんで - 435 - ないか。それから、「危険予測ができないときは止まるなどして」、危険予測ができた ら止まらなくてもいいのか。どうですか。 それから、こういう町の職員が事故を起こしたというふうなときに、私は少なくとも 島本町の交通安全推進協議会などでは報告をすべきだというふうに思ってます。実は、 示談書が交わされた次の日、3月 22 日に協議会の会合がありまして、私もそこに参加し たんですけど、報告がなかった。これはやっぱり、町としてこういう事故が起きたとき には、それはきちっと対応するという姿勢も含めてね、報告すべきじゃないかというふ うに思いますが、いかがです。 それから、実は私はこの交差点付近の事故に関して、「2段階一時停止」ということ を言いました。私も何度か、事故を防ぐ方法としていい方法はないかといろいろ考えて、 実は郵便局のバイク、車にそういう標示が出ているんでね、これはいいというふうに思 いまして紹介をして、ぜひとも町の職員も町内を走り回っているんですから、こういう 指摘があるということを紹介していただきたいというふうに申し上げましたけど、これ は紹介していただけましたでしょうか。 都市環境部長 今回の事故につきましては、右折する際に歩道上でというようなことでご ざいます。一般的に道路の幅員といいますか、道路認定区域というようなことで、「道 路」というような表現も別段問題では、「歩道」と、そういう区別というようなことで もないのかなという具合に考えております。 それからもう一つ、今、高山議員のほうからおっしゃいました、止まらなかってもい いんか、というようなことでございますが、一応、「道路交通法」の第 17 条第2項に、 ただし書きでございますが、「車両は歩道等に入る直前で一時停止し、かつ歩行者の通 行を妨げないようにしなければならない」というようなことがございますが、今回、ま さしくそういったことが守られてなかったということで、左右の確認が疎かであったと いうようなことで、今回のこういった事故に繋がったんではないかなという具合に考え ております。これにつきましては、当然運転手以下、私どもの部、それから課につきま しても周知させていただいております。 それからまた交通安全推進協議会、3月の 22 日に私もちょっと出席させていただきま したが、そのときに報告すべきではなかったのかというようなことでございますが、参 加させていただきましたが、今回のこの事故につきましては私ども、そこまでちょっと、 私は頭が回らなかったというか、報告しなければならないというようなことまでは、ち ょっと考えて出席はさせていただかなかったということで、ご理解願いたいと思います。 それから、もう1点、交差点付近といいますか、大体止まる、一旦停止して、それか ら発車するんですが、よく言われております2段階一時停止というようなこと、これに ついては私も口が酸っぱくなるぐらい、職員のほうには言うております。これにつきま しては、高山議員のほうからもいろいろと、今までからこういったことがありますよと - 436 - いうことを聞いておりますので、これにつきましても職員のほうには周知徹底させてい ただいているというようなことで、ご理解願いたいと思います。 以上です。 高山議員 車道と歩道では、全然意味が違うんですよ。車道でぶつかったと言ったら、そ れは必ずしも自転車、歩行者のほうが悪いというふうな場合もありますけど、歩道でぶ つかったというふうなことになりますとね、これは、私は全面的に車のほうが悪い。こ ういう違いがありますから、ここで歩道も……(「向こうは自転車だ」他、議場内私語 多し)……、歩道も車道もどっちでも道路の範疇だというふうな考えはね、そもそも駄 目だというふうに思いますよ。 それからね、ここで顛末書、いろいろ書いていただいたんだけど、それを書くにあた って、いろいろこういうふうに考えよう、こうしようというふうなこと、言われたんだ と思うんですよ。私は「危険予測ができないときは止まるなどして」、この書き方が、 危険予測ができたら止まらんでもいいのか、ということになるじゃないですか。そんな こと言い出しましたらね、赤信号でも向こうから来てなかったら行ったらええやろ、こ ういうことになるじゃないですか、そういうことじゃないんですよ。もともと、こうい うところの歩道を横切るということについては、人がおろうとおるまいと止まるという のがルールなんですよ。そういう観点から言うたら、「危険が予測できないときには止 まるなど」というのは、表現としてうまくないじゃないかというふうに、そのことを訊 いておるんですよ。それでいいんですか。 都市環境部長 今回の事故につきましては、確かに歩道上でございます。先ほど私、申し 上げましたように、歩行者の通行を妨げてはならないというようなことで、当然、両サ イド見ながら、歩行者等が通行しておりましたら一旦停止します。それでなかっても、 「道路交通法」に基づきますと一旦停止し、確認してから進行する、というようなこと になっております。「危険予測ができないときは」といいますか、危険予測できても、 当然止まる義務はございます。「道路交通法」から言えば、止まる義務がございます。 その辺、ご理解願いたいと思います。 以上です。 高山議員 そのくらいのことは、私は理解しているんですよ。実はね、この規定は私自身 が免許更新のときに、講習で口酸っぱく言われました。歩行者がいない場合でも、歩道 の直前で一旦停止しなければなりません、こう書いてあるんですよ。だから、それは安 全だろう、安全でなかろうということで、その判断を運転手にまかされているんじゃな いんですよ。もともと、横断歩道を通ってはいけない。それは、今回のような場合に、 車庫が奥にあるからやむなし通る。その場合には特別に認めようというのがルールなん でしょう。だから、横断歩道はね、人がおろうとおるまいと止まって。それが、なぜそ ういうことになっているかというたら、一般的にはよく注意してやってるけどね、精神 - 437 - 的ないろんな状態で、必ずしもきちっとできない場合があるというふうなことを考えた ら、習慣としてそういうふうにやるべしと。まさに2段階一時停止をきちっとやろうと いうことを拡げて欲しいし、今回の場合で言うたら、子どもさんが歩道の進行右側です けど、左側を通行するというのも一つの手だというふうに思うんですね。そのことも、 ぜひ教訓としてね、今度はこうしようということを明らかにして、町としても今後どう するという点で発信をして欲しい。 交通安全推進協議会で島本町がそういうことを発言するのは、私は当然だというふう に思いますけど、町長いかがですか、この点は。 川口町長 過日の交通安全推進協議会、私も出席をしておりました。その協議会の場で今 回の事件についてお知らせすべきなのか、そうでないのかについては、今後検討してま いりたいと思っております。 以上でございます。 都市環境部長 今後どないするのかというようなことでございますが、以前も、あの交差 点の辺で自転車の事故、右側通行でというようなことが、この間ございました。そうい ったことに伴います啓発というか、ちょっと電柱のほうに注意喚起をということでさせ ていただいております。今後、入ってくるところが問題かなと思ったりもしますので、 ちょっと西側のほうといいますか、住宅公団のほうにつきましても、今後、歩道につき ましては、歩道というか自転車につきましては、左側通行するようにというようなこと で、ちょっと注意喚起でもできればな、ということでは考えております。 以上でございます。 河野議員 ちょっと重ねるようですけども、先ほど高山議員が言っておられる顛末書の表 記が、「道路交通法」に照らせば不適切ではないのか、という質問であったと記憶して おります。部長の答弁でも、ただし書きによって危険を予測できようができまいが、一 旦停止するものだというふうなものが法で示されているということですね。この顛末書 及び事故報告書は、全町職員、他の部局にも供覧、回覧はされますでしょうか。答弁を 求めます。 都市環境部長 全職員には供覧いたしておりません。 以上です。 河野議員 これからされるおつもりはありますか、と訊いております。もともと私も 12 年前、議員になったときに、こういった事故報告書も議場になかなか出てこないという 事態があって、あまりこういうものが出てくることはよろしくないんですけども、よう やく、こういったことが再発防止として議会の議場にも示されるようになってきたとい うことは、一つの手続きとしては必要なことであったと思いますが、先ほど言った顛末 書等を一つの教訓として全職員に認識していただくにあたって、危険を予測したときに は停止をする、なんていう表記が行き渡るということ自体が間違った認識を拡げるとい - 438 - うことになりかねませんが。その点について、やはり顛末書も含めて改める必要がある のではないかというふうに申し上げております。いかがですか。 都市環境部長 今回の事故に基づきまして事故検討報告及び顛末書についてということ で、これにつきましては「島本町職員の安全運転の励行及び交通事故防止に関する要綱」 第5条に基づき、総務課のほうに提出させていただいております。今後というようなこ とのご質問でございますが、これにつきましては担当部局等もございますので、今後、 検討をしていきたいという具合に考えております。 以上です。 河野議員 きちっとした答弁が返ってきてないというふうに私は思いますし、「道路交通 法」の今回の認識を再認識するということにおいては、今回の職員の事故顛末書につい ては、いささか間違った認識を拡げる危険性があるというふうに思っておりますので、 指摘しておきます。 ここの箇所については、過去に損害賠償ということで言えば、町だけでも、この4年 間だけでも2件目ですし、私達も退庁のおりに個人同士ですが、車両と自転車の衝突と いうのが、あの交差点で発生したというので、この1年間に一度、それを立ち会ってお ります。だから、この周辺は事故超多発地域ということではね、そういった細々とした 運転行為については、やはり運転を担われる職員さんにはすべて徹底する、日々励行す るということについて約束していただきたい。答弁を求めます。 都市環境部長 先ほども申し上げましたように、今回につきましては都市環境部職員がこ ういった人身事故を起こしました。それにつきましては、本当に言い訳も何もございま せん。まことに申しわけございませんでした。全体的な職員の励行につきましては、担 当する課とも協議させていただきたいと思います。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 第1号報告については、報告を承ったものといたします。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 日程第4、第 48 号議案 副町長の選任につき同意を求めることについてを議題といた します。 理事者の説明を求めます。 総務部長(登壇) それでは第 48 号議案につきまして、ご説明申し上げます。 (第 48 号議案 朗読) 提案理由といたしまして、現副町長の退任に伴い、新たに選任するものでございます。 次のページに、議案資料として略歴を記載いたしております。 - 439 - 最終学歴でございますが、昭和 48 年3月に大阪経済大学を卒業されております。次に 職歴でございますが、昭和 43 年4月に島本町に奉職され、その後、昭和 57 年4月に自 治推進部企画調整課長に、平成2年4月に企画財政部企画室長兼人権啓発推進室長に、 平成6年4月に町長公室理事に、平成8年4月に教育次長に、その後平成 13 年6月に職 員を退職の後、助役に就任されております。以来、平成 20 年 11 月の退任まで約7年5 ヵ月の間、副町長として町政運営に尽力いただいたところでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審 議いただき、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 平野議員 副町長の選任につき同意を求めることについて、の質疑をいたします。 私どもは今朝9時 15 分の議会運営委員会で、この提案を初めて知りました。驚いたと いうのが正直なところです。現副町長が3月には退任されるということはわかっており ましたので、当然、新たな方を選任をされる、いずれされるであろうというふうには思 っておりましたけれども、今朝の議運で明らかにされた、この乾さんですけれど、この 議案資料の略歴にもあるように、2008 年 11 月に副町長を退任されております。町議会 としては非常に唐突な退任だったというふうに思っておりますし、正式なご挨拶も受け ず退任されたという経過がありましたのでね、そこで3年5ヵ月後に新たに新任、復活 されるというと失礼ですけれども、新任されるということについては、非常に驚いたと いうのが正直なところです。 町長が選任されたということですので、非常に厳正な形で選ばれたというふうには思 っておりますけれども、この選任された過程についてお尋ねいたしますが、今回の乾さ ん以外に、候補者として適任な方が他にもおられたのかどうか、その中で乾さんを提案 されたのかどうかということをお訊きいたしたいと思いますし、改めてお尋ねいたしま すけども、町長がご存じであればお聞きしたいですけれど、2008 年 11 月の副町長退任 というのは、どういった理由だったのでしょうか。 川口町長 まず最初に、退任された理由でございますけど、私、議会でもご挨拶か何かで ご説明をさせていただいたと思いますけど、健康上の理由で退任されたということでご ざいます。 それと、乾さんの他にどなたかを当たったのかというご質問でございますけど、委員 会でもご質問いただきましたけど、私の任期はあと1年と少しでございますので、確実 に身分保障が、私の立場で身分保障ができるのは1年とちょっと。そんな中で、来てい ただける方、お願いできる方というのは限られております。本町の状況についてご存じ の方、そして行政経験、そして知識の豊富な方ということでは、乾さんしか、いらっし ゃらなかったということでございます。 以上でございます。 - 440 - 平野議員 この乾さんにつきましては、私も議員になりましてから、よく存じております し、非常に行政職員として優秀でいらっしゃるということもありますし、行政経験が非 常におありだということもよくわかっております。健康上の理由でお辞めになられたと いうことですので、この新任にあたっては、そういった心配はしないでよいというふう にお考えで選任されたんだろうというふうに思いますけど、その点はどうですか。 それから、町長自ら、1年しか、もしかしたら身分保障ができないかも知れないとい うふうにおっしゃっているわけですけれど、必ずしも副町長を置かなければならないと いうことではありませんし、そういう意味では1年間の空席ということも、努力、町長 にご負担、非常な重責がかかるかも知れませんし、町の幹部職員の皆さんに非常な重責 がかかるかも知れませんけど、空席でおくということも一つの選択ではなかったかなと 思いますけど、それについては、どのようなご見解でしょうか。 川口町長 副町長が不在ということ、私への負担が重くなるというのは当然でございます が、それより何よりも各部長に対する負担が相当重くなりますので、やはり、その副町 長がいらっしゃるというのが一番いいのではないかなと思っております。 それと、乾さんが任期途中で健康上の理由で退職されたわけでございますが、一定、 復調されている、そのように聞いております。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 (午後4時 55 分 河野議員・平野議員・戸田議員・冨永議員・高山議員退席) これより、採決を行います。 第 48 号議案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。 ( 全 岡田議長 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 48 号議案は原案のとおり同意することに決しました。 (午後4時 56 分 河野議員・平野議員・冨永議員・高山議員出席) - 441 - 日程第5、第 45 号議案 平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第7号)を議題とい たします。 理事者の説明を求めます。 総合政策部長(登壇) それでは第 45 号議案につきまして、ご説明申し上げます。 (第 45 号議案 朗読) 1の3ページ、「第1表 繰越明許費補正」でございます。 町道尺代5号線整備事業につきましては、平成 25 年度竣工を目指し事業を進めさせて いただいておりますが、本年度の事業工区におきまして土質に変化が見られること、ま た斜面での工事であり、作業スペースの確保に時間を要したことなどから、工事が年度 内に完了しないため、繰越明許費の設定をお願いし、翌年度に繰越させていただくもの でございます。 なお、別途議案参考資料を添付させていただいております。 以上、簡単ではございますが、平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第7号)の説明 を終わらせていただきます。よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し 上げます。 (午後4時 58 分 岡田議長 戸田議員出席) この際、暫時休憩いたします。 (午後4時 58 分~午後5時 09 分まで休憩)(午後5時 09 分 岡田議長 河野議員退席) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより、本案に対する質疑を行います。 藤原議員 それでは繰越明許費に関わる件について、ご質問をいたしたいと思います。 1点は、資料にありますけども、繰越の理由として、この工事区間の土質及びその傾 斜とか狭いとかいうのは、私は2回ほど、いろんな所要がありまして尺代に寄せてもら って、これはすごい難しいなというふうに思ってたんですけども、ここのところの繰越 の理由について、よろしかったら都市環境のほうから、ちょっと具体に説明をしていた だきたい。もう1点、これだけ、ちょっと工期が延びるということで明許費をされてい るわけなんですけども、この工事の進捗についての影響があるのかどうか。それから、 工事の進捗にどのぐらいの影響があるのか、具体的にちょっとやっていただければとい うふうに思います。 それから、予算の中でいろいろ細目がありますけども、これについて見てますと、予 算的には変わらないかと思うんですけども、これでほんとにいけるのかどうかね。ちょ っと延びることによって、どういう影響があるのかどうか。これについて、お答えをお 願いしたいと思います。 都市環境部長 それでは、順次ご答弁させていただきます。 繰越明許費のところに繰越理由ということで、土質の変化、それから作業スペースが - 442 - なかなか確保できなかったというようなことでございます。具体的に申し上げますと、 今、藤原議員おっしゃっておられますように、今工事につきましては、山裾を削りなが ら施工していくというような場所になっておりまして、あと延長につきましては第1期 工事、約 180 メーターほど予定しております。その中でだんだん切り開いていくという ような事業の中で、一番難関につきまして、のり面が約3段、のり面がございます。そ ののり面を切り開いて、だんだん下へ下がっていくというような施工方法になります。 その際、また杉とか檜、高木等がございます。それを伐採しながら進めていかなければ ならないというような状況でございます。それで、どうしても機械で上のほうから切り 開いていくというようなことで、高さ的には約 18 メーターほどございます。それを順次 切り開いていく。施工の進捗というか、能力も低下するというような状況に陥りました。 それから、山を切っていくと湧水といいますか、自然の水が、当初はのり面には現れな かったんですが、土砂を掘削していきますと、地下水がところどころから出てきました。 それに伴います後の処理というのも、だいぶ、この工程を当初と狂わせた一つの要因に なっております。 それから、先ほど申し上げましたように約 180 メーターほど奥へ入るところに、片一 方が水無瀬川ののり面というか、すぐ河川になって、作業スペースが約2~3メーター しかないというようなことから、重機が思うように動かないといったような状況も発生 してきましたので、どうしても工期的には長くなってしまったというような状況でござ います。 それから、現在の進捗状況についてでございますが、進捗状況につきましては第1工 区・第2工区ということで発注させていただいております。第1工区のほうにつきまし ては、工事費でいきますと約 70%ほどできております。それから、第2工区のほうにつ きましては、今現在はちょっと進行しておると思うんですが、第2工区のほうにつきま しても約 60%ぐらいは進行しております。それで、ただ工期につきましては、委員会の ほうでもちょっとご答弁させていただいたと思いますが、第1工区のほうにつきまして は、まだちょっと山の奥へと進まなければなりませんので、一応5月の末まで、予定さ せていただいております。それから、第2工区のほうにつきましては入り口手前の施工 になりますので、4月いっぱいあれば十分いけるかな、こう考えております。 それで、今後 24 年度、25 年度の影響につきましてでございますが、これにつきまし ては5月と4月に終われば、次年度の 24 年度の発注には支障ないという具合に、今、考 えております。 予算につきましてでございますが、今、発注させていただいております予算につきま しては、当然、変更がなければ、今の予算どおりで変更ございません。ただ進むに連れ て、まだ施工、手をつけてないところがございますので、そこを今度施工する際に、当 初予定してました設計図書と若干違う要因が出てまいりましたら、その分につきまして - 443 - は変更させていただくというような状況になろうかと思います。 以上です。 (午後5時 13 分 藤原議員 河野議員出席) 工期の影響についてね、これは国からの一定財政的な補助、交付金等あります よね。そういうことについて影響があるのかどうか。それから、工期が当初の予定どお り終わるように、そういう見込みでいけるのかどうかね。この辺、もう一度、確認をさ せていただきたいと思います。 そしてもう一つ、第1工区と第2工区、これを担当されている業者というのは一つで すか、それとも二つでやって、2業者がやっておられるのかどうか。この辺の、狭い道 路というか工事区間ですので、その辺の連携というんですかね、これについてお伺いし たいと思いますけど。 都市環境部長 工事費につきましては、23 年度、国のほうから社会資本整備総合交付金と いうことでいただいております。この金額につきましては、当然3月 31 日までに執行し なければならないというような状況にございますので、これにつきましては当然、執行 はいたします。今回、繰越予定額といたしまして 2,549 万8千円につきましては、一応 単費ということで事業のほう計画しておりますので、補助金としましたら影響ないとい う具合に考えております。 それから、第1工区・第2工区につきましては、2工区で発注させていただきました。 これにつきましては工事の仕様書のほうに、第2工区のほうの仕様書のほう、特記仕様 書のほうでございますが、藤原議員ご心配のとおり、発注者側もいろいろと心配してお りましたので、これにつきましては先行発注の第1工区工事と密接の関係がございます ので、業者間で協力しながらトラブルのないように努めてくださいということで、特記 仕様書にもうたわせていただいて、業者決定させていただいたという経緯がございます。 以上でございます。 藤原議員 完成の目途ですね、工期について先ほどお聞きしたんですけども、最終の完成 の時期については、見込みとしては影響がないというふうに伺っていいんでしょうか。 それとも、ちょっとこの部分遅れるというふうになるんでしょうか。その辺について、 お答えをお願いします。 都市環境部長 申しわけございません。23 年度、24 年度、25 年度ということで、3年間 で交付金いただいて施工するというような工事内容でございます。実際、平成 23 年度に つきましては、当初予定しておりました交付金から、若干、やはり東日本大震災の影響 で当初見込んでいました交付金よりか下がっております。その分につきましては平成 24 年度でカバーするように、今、国のほうには申請させていただこうかなということで考 えております。従いまして、予定どおり交付金がつきましたら、平成 25 年度末完成とい う当初の目的どおり完成するという具合には、今、考えております。 - 444 - 以上です。 高山議員 今の説明で、第1工区が 70%、それから第2工区が 60%、こういうふうに言わ れました。単純に合わしたら 130%ということになるわけですが、これは期間として、 どれだけの期間でここまでいけたのか。残りの 70%を5月末でほんとにできるのかとい う見込みを、その根拠をはっきりとお示しください。 都市環境部長 今、進捗率につきましては、工事発注は一応別々にしておりまして、各第 1工区・第2工区というようなことで分けさせていただいております。それに伴います 進捗率ということでご答弁させていただきましたので、合計 130%じゃなしに、1工区 ずつ、今の進捗率になっております。 それで、以前にもちょっとご答弁させていただいたと思いますが、何回か業者と、こ の進捗状況につきましてヒアリング、打ち合わせ等やらさせていただいておりまして、 最終的には、以前もご答弁させていただいたと思いますが、2月の 21 日に業者のほうと も話させていただき、その後、実施工程表を業者のほうから提出させました。それで、 その中であと残っている工事内容等を精査して、工程表を業者のほうから提出がありま したので、それに基づきまして今回、その日程を設定させていただいているということ で、必ず、当然、この工期につきましてはもう変更することなしに、この内容で今後と も業者のほうとも完成するようにということでは努力させていただきたいと思います。 以上です。 高山議員 私がお訊きしたのはね、工事請負費として約6千万円でしょう。そのうち 2,500 万円余りということになりますとね、実際に今までの仕事として約 3,400 万円か 500 万 円ぐらいの仕事がされている。あとの残りが 2,500 万円ぐらいの仕事が残っているとい うときに、今までの 3,500 万円に相当するのはどのぐらいの期間でやられたのか。2,500 万円の仕事がね、あと2ヵ月でほんとにできるのかということを、わかりやすく説明し ていただきたい。 それから、「都市計画マスタープラン」のパブリックコメントが4月2日までかかっ ているということで、この都市マスの策定も、実は繰越明許費に計上されなくちゃなら ないんではなかろうかと思いますが、いかがですか。それから、若山台調整池の雨量影 響調査、これも繰越明許の対象になるんではないですか、いかがですか。 都市環境部長 第1期につきましては平成 23 年の8月 17 日に契約させていただいて、そ れからの一応、工期になっております。今回、3月 30 日までを一応試算した場合に、こ の施工が約 70%になっております。それと、第2期工事につきましては、23 年の 12 月 19 日から3月末をもって計算させていただいたら約 60%というようになっております。 以上でございます。 高山議員 工事費の 3,500 万円の仕事をするのに、去年の8月からとか、あるいは 12 月か ら今年の3月末、こういうふうにやられて、2,500 万円の仕事をするのにね、2ヵ月で - 445 - できるのかって、こう訊いているんですよ。それはこうこうこういう根拠でできるとい うことを、お示しを願いたい。 それから、都市マス、調整池のことについて、私は繰越明許の対象になるというふう に思ってるわけですよ。だって、都市マスは4月の2日が締め切りですからね、その仕 事は年度繰り越すわけでしょう。そしたら、繰越明許を予算として計上するのは当たり 前ではないか。それはなぜかと訊いている。それから、若山台の調整池の雨水影響調査 ですね。これについて、それももう3月末できちっと完成をするのか。それができない としたら、それも繰越明許費の予算計上が要るのではないか、こういうふうに言うてい るんですよ。 岡田議長 2問目の質問は、今回の議案には関係ありませんので、1問目の質問だけ、お 答えさせていただきます。 (高山議員・自席から「関係あります、いや、それは違う。だって、4月の2日とい うのは」と発言) 岡田議長 でも、それに関しては、この議案には関係ないですので。 (高山議員・自席から「いやいや、そうじゃない。補正予算として計上すべきだ」と発言) 都市環境部長 あと繰越させていただいております 2,549 万8千円の内訳でございますけ ども、第1期で今、発注させていただいております残りが 747 万 7,900 円、試算させて いただきました。それから、第2工期のほうが 1,008 万円。それから第1工事のほう、 若干変更がございますので、これが 233 万 8,350 円。それから、予算の残額といたしま して、先ほど申し上げましたように、まだ手をつけてない箇所がございますので、それ らの予備費といいますか、単費で約 506 万 2,500 円、合計で 2,549 万 8,750 円を今回繰 越させていただくわけでございますが、あと、今申し上げました金額に伴いまして2ヵ 月、それから1ヵ月ちょっとございますので、これにつきましては工期内完成を目指し て進めてまいりたいと考えております。 以上です。 清水議員 先ほどの説明の中で、今回の工事については、若干年度内に完成できないとい うことで、この工事は社会資本整備総合交付金で活用されてやってるわけですけども、 先ほどの説明では、この交付金に関わる工事は一応済んでる、今回の繰越明許は町単費 の分であるという説明いただきましたけども、例えばこれ 25 年度、交付金のほうも限度、 末になっていると思いますけども、この遅れが 25 年度末までの遅れに関わってくるの か。先ほどの答弁では関わらないようにするということをおっしゃってましたけども、 万が一遅れるようなことがあったときに、交付金に関わるものについては完成さすとい うふうに理解したらええのか。その辺ちょっと、再度説明願いたいと思います。 都市環境部長 平成 23 年度で最終的に交付金、尺代5号線の場合ですが、2,727 万4千円 の交付金をいただいております。これにつきましては、3月 30 日現在をもちまして検査 - 446 - 証というか、検査をやりまして、これを当然クリアしていなければ 23 年度の交付金は対 象外になります。これにつきましては、クリアしております。あと残りの分につきまし て、単費で今後設定させていただきたいという工期の工事費用として計算させていただ いております。 それから、今、清水議員からご指摘がございましたように、今のところ、確実に交付 金がつくかと申し上げますと、これはまだ不確定でございます。今年度につきましても、 当初からいたしますと約 572 万6千円の減ということになっておりますので、来年、一 応1億 500 万の 5,500 万、国のほうに要望をする予定させていただいておりますが、こ れが満額ついて、次年度も、25 年度もこちら側から要望させていただきます金額、満額 いただければ、25 年度末完成ということになりますが、ただ、この交付金、確定したも のでもございませんので、その辺の動向につきましては今後注視しながら、国のほうと もやりとりさせていただいて、なるべく当初予定どおりの 25 年度完成を目指してやっ て、町としたらやっていきたいという具合に考えております。 以上です。 清水議員 それであれば、交付金の金額によっては年度内収まらない、24 年度収まらない ということなんですか。それとも、今の説明であれば、交付金がまだ確定じゃないから はっきり言えないけども、交付金が若干でも減ることがあれば 25 年度末の予定は若干延 びる可能性があるというふうに理解したらいいのか。どういうふうに理解したらいいん でしょうか。 都市環境部長 今、申し上げましたように 24 年度につきましても、一応 5,500 万、補助金 として申請させていただきます。ということで、この交付金が満額いただけないという ことになりますと、延びる可能性はございます。ただ、25 年度ということで町のほうが 判断しましたら、その残りの費用につきましては単費の施工になろうかという具合に考 えております。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 高山議員 今回の補正予算について、尺代5号線にかかる分については結構だというふう に思います。 この議会で、このタイミングで、繰越明許費を計上すべき経費というのは、「都市計 画マスタープラン」策定にかかる作業が4月2日にパブリックコメントを募集するとい うふうに言ってるわけですからね、これは繰り越ししないとできないんですよ。繰越明 - 447 - 許費というのを、ちょっと「自治法」によって説明させていただきますとね、歳出予算 の経費のうち、その性質上または予算成立後の事情に基づき年度内に支出を終わらない 見込みのあるものについては予算の定めるところにより繰越使用することができる、こ ういうふうに規定されておるんです。従って……(「そんなことわかっている」と呼ぶ 者あり)……、だから、都市マスの分についてはね、明確に年度をまたがって支出やら ないとできない、こうなっている。従ってね、それが事実だから、この時点で繰越明許 費を計上しないというのはね、重大なミスではないかというふうに思うわけですよ。 それから、調整池の分についてもね、資料請求をしても、まだできてない、こういう ふうに言うてますからね、それは3月末にはできるのかどうかということは答えるぐら い答えてもいいじゃないですか。そういうことをしなくてやろうとしている、その背景 はね、実は繰越明許費の他に事故繰越という方法があるんですよ。事故繰越という方法 は、予算に定めなくてもいい。しかし、例えば今の時点で3月末までに仕事が終わると いうふうに考えておったけど、それこそ年度末に想像できないような事態が起きて、そ の費用は繰り越さなきゃいけないという場合がある。だから、それは事故繰越だ。しか し、ちゃんと今の時点でわかっている問題については、繰越明許費を計上するというの がルールなんですよ。そのことをお尋ね……(「議案審議になってない」と呼ぶ者あり) ……してね、それについて全然答えないというのは……(「邪魔しないで」他、議場内 私語多し)……、本来、議会の議決を得て執行するというのが理事者の姿勢なわけです よ。それを不法に丸められてやろうとする行政のやり方についてはね、到底納得できな い……(「見解が違う」と呼ぶ者あり)……。 これについて反論があるんだったらね、言ってくださいよ。事実はこうだというふう に言ってくださいよ。どうして、その発言を止めるんですか……(「討論じゃないのか」 と呼ぶ者あり)……、今からでも言ってくださいよ。それは私の認識が間違っている、 こういうふうに言っているんだったらね、言ってくださいよ。私は法律に基づいてね、 言っている……(「議長、整理」と呼ぶ者あり)。実はね……。 岡田議長 今は討論をお願いしてますので。 高山議員 討論です、討論なんですよ。 岡田議長 今の討論ですか。じゃ、きちんと討論を続けてください。 高山議員 討論です。だから、今、申し上げましたようにね、事実と照らして、行政がや っていることについては正当化できませんよ、こう言っているわけですよ。 確かにね、繰越明許というのを2回もやるというのは慎重にやろうと、本来、予算と いうのは単年度主義なんだから、2回も繰越というのはちょっと慎重にやってほしいよ というふうになってるけど、しかし、2回の繰越明許をせずに、黙って議会に諮らずに 事故繰越をするなんていうのは、私はもう犯罪的だというふうに思います。 従って、こういう運営について賛成できない。だから、賛成する人はね、今の私の理 - 448 - 屈を論破してください。 (「討論で論破してください」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 東田議員 第 45 号議案 平成 23 年度島本町一般会計補正予算(第7号)に対して、山吹 民主クラブを代表して賛成の討論いたします。 まず、最初に述べておかなければならないと思いますが、今回の補正予算はこの尺代 5号線整備事業に関する繰越明許の措置であって、他の部分の繰越明許がなんやかんや というのは、しっかりした予算審議できているのかというふうに私、思います。その点 で言いますと、論破する以前の話であるんではなかろうかというふうに捉えております。 それで、この尺代5号線整備事業ですね。この件につきましては、まず作業区間が狭 いということもありますけども、一方向にしか仕事できませんので、いろんな方向から 仕事できるということは、まず不可能な場所でありますし、今後もこういう状態で次の 工区、進んでいくことになると、同様の問題は発生するんじゃないんかなというふうに、 そのあたりを危惧しております。 それと、やっぱりこれは尺代の住民の方々にとりましては悲願とも言える緊急避難道 路でありますでしょうし、それが始まったのも、まず国費がつくからということで、や っと取りかかれたものであると思います。その部分に関して、今後、東日本大震災の影 響で国費の状況がどうなるかわかりませんけども、まずは 25 年度の完成を目指してがん ばっていただきたいと思います。そのためには全体的な工程管理を行っていただいて、 しっかりと進捗状況を管理して、今後も事業を進めていただきたいと思います。 以上をもちまして、賛成の討論といたします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 45 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 多 数 起 立 ) 起立多数であります。 よって、第 45 号議案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第6、第 46 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5 号)を議題といたします。 - 449 - 理事者の説明を求めます。 上下水道部長(登壇) それでは、ただいま日程に供されました第 46 号議案につきまして、 ご説明を申し上げます。 (第 46 号議案 朗読) 次に、1の4ページ「第2表 繰越明許費補正」でございます。 今回、繰越明許費の追加をお願いする事業名は公共下水道汚水管(第4工区)付帯工 事で、年度内に事業を完了することができないことから、1千万円を翌年度に繰越させ ていただくものでございます。 なお、公共下水道汚水管(第4工区)付帯工事の概要につきましては、後ほど、事項 別明細書の内容説明の際にご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 今回の補正は、事業費の確定及び確定見込みによる補正と、繰越明許費の追加をお願 いするものでございます。 それでは、詳細につきまして事項別明細書に基づき、ご説明申し上げます。 1の6ページ、歳出でございます。 第1款 下水道費、第1項 下水道総務費、第1目 一般管理費、第 25 節 積立金、 財政調整基金積立金 500 万円の減額につきましては、事業執行にあたりまして財源不足 が生じるため、同積立金の減額をお願いするものでございます。 第1款 下水道費、第2項 下水道整備費、第1目 下水道建設費、第 15 節 工事請 負費では、汚水管渠築造工事で事業費の確定及び確定見込みによりまして 500 万円を減 額するとともに、公共下水道汚水管(第4工区)付帯工事1千万円を追加執行させてい ただくことによりまして、合計で 500 万円の増額をお願いするものでございます。 次に、公共下水道(第4工区)付帯工事の契約締結の経過や、繰越に至った経過など の概要につきまして、第 46 号議案参考資料「繰越明許費に関する資料」以降に添付して おります資料、「時系列による経過」及び図面に基づきご説明させていただきますので、 よろしくお願いいたします。 まず、公共下水道汚水管(第4工区)付帯工事の契約締結の経過についてでございま す。添付しております図面のうち、右下の番号2の平面図・縦断面図をご覧いただきた いと思います。 第4工区築造工事(以下、4工区)におきまして、平面図で、赤色で着色をしており ます発進立坑から、口径 250 ㎜の汚水管を小口径管推進工法により国道 171 号を横断し、 流域下水道の既設№1人坑に接続するための推進作業を、平成 24 年2月 23 日から開始 をしておりました。作業は順調に進んでおりましたが、接続先となります流域下水道の 既設№1人坑の手前3m付近、縦断面図で緑色で着色をしておりますNTTのケーブル 管──8条3段が埋設されている付近でございますが、急遽、障害物により推進作業を 一時中止することとなりました。時系列では、2月 29 日に一時中止をしております。 - 450 - その後、障害物の確認及び撤去方法につきまして請負業者と協議調整を行った結果、 鋼管推進工法を採用して流域下水道の既設№1人坑側から障害物の確認及び撤去作業を 行うこととなりましたが、その経費につきましては交付金対象とならないことから、新 たに第4工区の付帯工事(以下、付帯工事)として、また(款)下水道費、(項)下水道整 備費、(目)下水道建設費、(節)工事請負費の現計予算内での執行が可能でありましたこ とから、第4工区の請負業者と随意契約を締結いたし、第4工区の工事進捗に努めるこ とといたしたものでございます。 なお、随意契約の締結にあたりましては、「地方自治法施行令」第 167 条の2第1項 第6号に該当するものと判断いたし、随意契約締結事前審査を受けております。 次に、付帯工事が繰越に至った経過についてでございます。添付しております図面の 右下の番号3及び4の施工状況平面図及び施工状況断面図を、ご覧いただきたいと思い ます。 事前調査におきましては、右下の番号4の施工状況断面図で緑色で着色をし、一点破 線でお示しをしております位置となっており、また工事着手前にもNTTマンホールの 管理者であります株式会社NTT西日本-関西の担当者との現場立ち会いにおいて、N TTマンホール内でケーブル管路の位置の測量を行うなど現場確認を行っておりました が、流域下水道の既設№1人坑側、図面では②の方向から鋼管推進工法(さや管 500 ㎜) を採用して確認作業を実施いたしましたところ、同人坑の内側から 2.2mのところで、 番号3の施工状況平面図の左下に障害物の確認状況写真を添付しておりますとおり、当 初予測しておりました障害物、矢板とか木杭を想定しておったわけでございますが、実 際にはNTTケーブル管──写真では3条3本となってございますけども──を確認 し、現計画ルートの埋設ルートでは汚水本管を既設№1人坑へ接続できないことが判明 いたしました。時系列では、3月9日に確認をいたしております。 このことを受けまして、速やかに関係機関へ状況説明を行うとともに、今後の対応に つきまして協議をさせていただいたところでございます。大阪府都市整備部下水道室と の協議では、すでに島本町の平成 23 年度の国庫補助金の額は確定しているが、第4工区 につきましては事故繰越ではなく、現契約内での国庫補助金の執行状況、満額執行を確 認し、年度内竣工として事務処理が可能か否かの判断をお願いしたいとの助言をいただ き、現契約内で工事を打ち切った場合でも国庫補助金の満額執行が可能な状況であるこ とを確認できましたので、第4工区につきましては年度内竣工として事務処理を行うこ ととさせていただいております。 一方、現契約内で工事を打ち切った場合、翌年度への残工事としましては、第4工区 において小口径管推進工事で使用しております先導管の回収や、障害物により推進作業 が完了しなかった区間、流域下水道の既設№1人坑の手前約5メーターの汚水管の敷設、 発進立坑内での1号組立人坑の設置などがあげられますが、先導管につきましては回収 - 451 - ができるまでの間のリース費用が発生することや、その間の現場管理など、今後も継続 的な対応が必要となり、公共下水道汚水管(第4工区)付帯工事につきましては年度内 の完了が見込めないことから、繰越明許費の設定をお願いし、対応することといたした ものでございます。 また、繰越額につきましては、現契約金額に先導管を回収できるまでの間のリース費 用見込み額といたしまして 752 万円の増額をお願いいたし、翌年度に1千万円を繰り越 しさせていただくものでございます。 なお、第4工区の整備区域の供用開始時期──平成 24 年3月 30 日を予定しておりま したが──につきましても遅れが生じることとなりますことから、供用開始予定区域の 対象者の皆様に対しまして状況説明を行うとともに、早期供用開始に向けまして適切な 事務執行に努めてまいりたいと考えております。 以上、簡単ではございますが、第 46 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別 会計補正予算(第5号)のご説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議いただ き、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 戸田議員 お尋ねします。まず1点目にね、工事が中止されている現場の状況、国道 171 号線辺りの現状をお示しください。「その間の現場管理」という表現をされましたけれ ども、安全巡視員を配置しておかなければならない状況にあるのか、ということが1点。 それから、平成 23 年の秋から暮れにかけてNTTの西日本-みやこ、関西と、工事内 容について事前協議されています。現場立ち会って、ケーブル位置の測量等を行ってお られる。しかし、これは試験掘りをされていない。私達会派で資料請求をさせていただ きまして、ご提供いただいた資料によりますとね、この施工通知協議書なるものに明記 されているんです。それは何かというと、「NTT設備の明示位置については設備記録 図に基づき明示しておりますが、実際の埋設位置とは異なる場合がありますので、必ず 試験掘による現物確認を願います」と表記されています。もし、試験掘りをされていた ら、今回のこのようなことは起こらなかったのではないか。私、今回の件は、ここが大 きなポイントだと考えています。まさに、実際の埋設位置と異なっていたわけです、ケ ーブルが。この点、試験掘りをしたら、このようなことは起こらなかったのではないで すか、というのが1点。また、試験掘りをされないと判断された、その経緯をお示しく ださい。 その次です。3月9日に、ちょっとややこしいので、あまり上手に整理して質問する ことがなかなかできかねているのですが、3月9日に障害物が、このとき初めてNTT ケーブル管3本であることを確認された。ここで、当初の工事は中止された、それを判 断された。国の補助金のことはご説明していただきました。その後、比較的迅速に国道 高槻維持出張所、それから大阪府下水道室、大阪府北部下水道事務所、そして大阪国道 - 452 - 事務所等、関係機関と協議を始められています。この関係機関、NTTをも含めて、そ れぞれどのような内容の協議をされたのか、ご説明ください。ここに、これからの解決 策、解決案があると思いますので、個々に説明いただきたいと思います。 同時に、今後のスケジュール観、繰越明許されるのは付帯工事です。そして解決案を 決定されて、実際の当初の工事にかかられるのはいつ頃なのか。これは次に質問いたし ます先導管のリース料と大きく関わって来ますので、お答えいただきたいと思います。 この先導管のリース料は 752 万とおっしゃいましたが、いつまでを想定していらっし ゃるのか、日額幾らと考えて積算しておられるのか。そのこともお示しください。 1回目の質問は、以上にとどめておきます。 上下水道部長 ただいま戸田議員のほうから、大きく5点の質問をいただいたと思います。 まず1点目でございますが、今回、本来の工事の第4工区につきましては工期内で工 事を打ち切ったということで、その以後の現場管理ということでのお尋ねでございます が、現状、第4工区につきましては今回の障害物によって一時工事を打ち切ったという ことでございますけども、それ以外の工事内容につきましてはすべて完了しているとい うことで、現場の対応につきましてはトラブルがないよう、十分な対応をさせていただ いているところでございます。安全巡視員の配置ということでございますが、特に考え てはございません。 2点目でございます。今回、施工協議におきましてNTTの西日本-みやこ、または NTTの西日本-関西におきまして、試掘ということにつきましては通知をいただいた ところではございます。それにおきまして、なぜ今回、試掘をしなかったかということ でございますけども、その点につきましては、当初の事前調査で、位置についてもある 程度把握をさせていただいたところでございます。また、先ほどもありました平成 23 年の 12 月 12 日には、NTT西日本-関西と現場立ち会いにおきまして、NTTのマン ホール内でケーブル位置の測量を行ったという、こういう経過もございます。その際に も、図面等との精査をさせていただいたところ、大きな相違がないということで、その 観点で、今回につきましてはNTT-関西の担当者の方の一定の判断もいただいた中で、 試掘は実施しなかったというところでございます。マンホール内での測量の結果をもっ て、一定の判断をしたということでございます。 次に、残工事の今後のスケジュールということでございますが、今後、具体的な実施 にあたりましては、先ほどもありましたが、関係機関と今後具体的な協議をした中で、 詳細につきましては検討する必要があるということで、6月末を目途に、一定、協議が 調えればなというふうに考えておるところでございます。それまでには、本町におきま しても具体的な案につきまして種々検討を行いまして、関係機関と協議をし、一定の了 解を得る中で、すべての協議が調った段階で、工事につきましては着手できるのではな いかということで考えております。一定の目途といたしましては、6月末ぐらいを目途 - 453 - に工事にかかるように、これから事務を進めていきたいなというふうに考えておるとこ ろでございます。 それと、今回、先導管のリース費用につきまして増額をお願いしているというところ でございますが、増額の費用といたしまして、先ほどもご説明させていただいたところ でございますが、概算でございますけども、752 万程度を見込まさせていただいており ます。それにあたりましての積算ということで、1日当たり9万4千円程度の費用がか かるということで、見積もりをさせていただいておるところでございます。 以上でございます。 戸田議員 現場のほうは、特に安全巡視員を置かずに、必要ないという判断がされる状態 だ。つまり、これは車線を妨げないと理解していいのか、もう一度確認します。 それから、今回、ケーブルの切断事故が起こらなかったということが、もう本当によ かった。これを想像しただけで、ゾッとするわけなんですけれども、ケーブル切断とい う最悪の事態を免れた、この要因は何なのか。請負工事従事者のほうからどのように説 明を受けておられますか。 試掘なく進まれました、工事を。試掘したとき、あるいは今回のように試掘しなかっ たとき、今後の解決策に違いが生まれますか。このことを確認しておきたいと思います。 障害物がNTTの管3本であると確認されたようですが、図面によりますと、管は緑 のポチポチなんですけれども、施工現場断面図によりますと、三つではないのですね。 これがちょっと気になるなというふうに考えています。なぜかというと、すごく深いと ころ、人間が入らないところを機械によって見ておられるわけなので、それはちょっと、 若干気になるところです。 そして、先導管のリース料です。6月を目途に解決される、1日約9万円。ですから、 752 万という積算が生まれるわけなんですけれども、これは非常に膨大です。この9万 円というのはどこから出された金額か。普通考えますと、例えば1ヵ月の家賃を払って 1ヵ月だけ借りるときと、3年、5年と、長く契約して借りるときと、その単価は自ず と変わってくる可能性があると思うのですね。このように長く、工事も行わない間に先 導管が抜き取れないという理由で置かれている。そのときの積算根拠となる単価が9万 円でいいのかどうか。この辺りのご見解をお尋ねいたします。 今後の解決策なんですけれども、幾つかあると思います。具体的にはお示しください ませんでしたが、例えばNTT管の管を本来あるべき位置に戻すというのが、私が素人 で考えて一番望ましい解決策かなとは思うんですが、これを選択できない理由、あるい は選択した場合、実現を阻む理由──同じことですけれども、課題はどのようなものに なるのか、お示しいただきたいと思います。 ここまでにしておきます。 上下水道部長 申しわけございませんでした。若干、答弁が漏れていたということでござ - 454 - います。 それでは、ただいま質問いただきました内容につきまして、ご答弁申し上げます。 まず、交通安全巡視員を配置しないということにつきましては、今回、国道 171 号の 路面上には一切構造物は設けていないということでございますので、地中には先導管が まだ回収できない状況にある等々はございますけども、一定のそういう車線に関する影 響というのはございませんので、表面上の、若干の路面の沈下等々の確認は必要になろ うかと思いますけども、改めて安全巡視員を配置するということは考えてございません。 2点目でございますが、今回、先ほど議員のほうからもありましたが、幸いにもNT T設備につきましては影響を与えていないというところにつきましては、私も安堵をし ておるところでございます。今回工事にあたりましても、何か障害物に当たったという 感覚で当初おったわけでございますけども、ただ、工事にあたりましては熟練のオペレ ーターを配置しておったということも、非常に現場を管理するにあたりましてはよかっ たといいますか、今回のケーブル損傷まで至らなかったというのは、やっぱりオペレー ターの熟練した技術によるものと認識をいたしております。 また、3点目でございますが、先ほどNTTのケーブル管ということで、3本という ことでご説明したのは、あくまでも、今回確認できたのが、まずNTTとしては3本の ケーブルであったということなので、全体像としては8本あるのではないか。当初、そ ういうことで調査をしておりますので、全体像といたしましては8本のケーブルが埋設 されているであろうというふうに認識をいたしております。 それと、リース料算定にあたって1日当たり9万4千円程度を見込んでおるというこ との正当性ということでございますが、この9万4千円の1日当たりのリース料算出に あたりましては、当初設計の段階で損料算定基準というのが積算上はございます。それ に基づきまして当初積算を行っておりますことから、当初の積算結果を参考に、今回の 9万4千円というものを見込まさせていただいたところでございます。 それと、今後の解決策ということでございますが、先ほどの答弁の中では具体的な内 容につきましては触れてはおりませんが、若干、ご紹介いただいておりますけども、今 回、NTTのケーブル管が支障になったということなので、一つはNTTのケーブルが 移設ができるかどうかと、あとは、本来流域下水道の接続が必要であったということで ございますので、今後、流域下水道施設への接続の方向につきまして、具体的な内容に つきましては、大阪府の流域下水道事務所の担当の方との協議になってくるかと思いま すけども、より安価で、安全で工事が進められる方策を検討しながら協議し、一日も早 く工事ができるよう、事務のほうにつきましては進めてまいりたいというふうに考えて おるところでございます。 以上でございます……。申しわけございません。試験掘りをしたときとしなかったと きの違いということでございますが、今回、試験掘りをしなかったことによって、こう - 455 - いう結果になったのは事実でございますけども、仮に試験掘りをしていたということに なりましたら、その時点で計画の見直しをして、工事につきましては実施することにな ったと思いますし、見直しによって、工期内に工事が完了できたかということにつきま しては、この試掘の結果によっては大きな影響を受けていたんではないかなというふう に考えておりますし、工事費用につきましても、余分な経費ということではないんです けども、一定の契約の金額の変更につきましても協議が必要になってくるものであった なというふうに思っております。 以上でございます。 戸田議員 当初工事が再開できるような一定の方向性を見出された時点で、議会に必ずご 説明いただきたいと思っています。非常に重要な問題だと思いますが、提案に際して資 料が、私、素人でも比較的理解できる資料を添付されていること。それから迅速な処理 を時系列でされていること。そして、ご答弁もとても理解できたこと。そのことは申し ておきたいのですけれども、何せ1日9万円で積算されているリース料が毎日カウント されていくという、そういう状況ですのでね。一定の方向性を見出された時点で、議会 にお示しいただきたいと思っています。 もう一つ、この9万円という金額が妥当かどうか。これに関してはよろしく精査いた だきまして、交渉の余地があるならば、お願いしたいこと。そして入札の際に、その分 を加味されて提供していただきたい、金額を提示していただきたいなと思います。 もう一つ、お尋ねしたいことは、今回、NTTの管を、あると思われたところに戻す となれば、例えば図面と違っていたということで、NTTさん側に瑕疵があるのか。あ るいは試掘をしなかったのは島本町ですが、しかし、協議のうえ、そういう判断をされ た。費用負担についてはどうなるのかというところの見識を、どのように認識しておら れるか、お答えいただきたいと思います。 以上です。 上下水道部長 まず、1点目のリース料の正当性ということで再度のお尋ねでございます が、先ほどもご答弁申し上げたとおり、今回のリース料の算定にあたりましては、当初 設計の内容をもとに一定の算出をさせていただいたところでございます。また、業者と の契約にあたりましては、今回、随意契約ということで第4工区の付帯工事につきまし ては契約をさせていただいてございますので、今後、議決をいただきましたら、再度変 更設計書を作成させていただきまして、より精度のある額をもって、業者とは変更契約 の締結に向け事務を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 それと2点目でございますが、NTTの瑕疵といいますか、件でございますけども、 今回のケースにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたところでございますけど も、施工協議の段階では試掘が必要ということでの一定の回答がございました。ただし、 現場での確認もできたということで、確認の結果、図面等とそう大きな相違がないとい - 456 - うことでNTTの了解を得て工事に着手した経過もございます。ただし、工事を進めて いった結果、NTTが当初の図面とは位置が違っていたということでの負担ということ でのお尋ねでございますけども、このようなケースは過去にもいろいろとございますし、 どちらかというと、これは原因者負担というのが一定の判断がなされております。これ は島本町だけではなく、茨木市、摂津市、吹田市等々でもこういう事例はあるというふ うにお聞きしておりますが、あくまでもこういう工事の場合は原因者負担というのが一 つの判断基準になってございまして、NTTにおかれましても、先ほど議員のほうでも ご紹介がありましたが、あくまでもNTTが管理されている図面につきましても参考図 であるということで、それが前提になってございます。だから、実際に施工するときに は必ず試掘をしてくださいというのが、一般的な回答になっているのも事実でございま す。そういう中で今回、工事を進めさせていただいたところでございます。NTTには 一定の瑕疵はないものというふうに判断しておりますし、負担は求められないものとい うふうには考えてございます。 あと、町のほうの責任はどうなんだということでございますけども、あくまでも今回 のNTTのケーブルにつきましては、埋設年度が昭和 42 年ということで、非常に古い時 代、古い時代という言い方はあれなんですけど、42 年に埋設をされておりまして、それ 以後、長い期間が経過をしているということと、NTTさんが管理されている図面につ きましても、この深さが違っていた要因というものは、その資料からは全く確認するこ とができない状況でもあったということなので、調査そのものも一定、現在確認できる 内容についてはすべて把握したうえで協議をさせていただいたというふうに考えており ますので、町が今回、試掘がしてないということが一つ考えられますけども、今後はこ ういうことがないように、試掘をするかしないかという判断は非常に難しいところもご ざいますので、お金もかかることでございます。ただ、工事の安全性等々の観点からし ますと、試掘につきましては必要というふうには認識をしておるところでございます。 以上でございます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後6時 12 分~午後6時 25 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 平野議員 戸田議員のほうで詳細な質疑がありましたし、詳細な答弁がありましたので、 改めてお尋ねすることはそれほどはありませんけれど、結局、この工事、公共下水道工 事につきましては、こういった障害物があることによって築造工事が遅れたりするとい うことは、これまでもあったことなんですけどね。今回は、事前に埋設物に関わってN TTとの協議が行われ、そこの施工通知協議書の中で、必ず試験掘りによる現物確認を 行いますと書かれていたにも関わらず、実際はされてなかった。これは担当部長もお認 めになっていることですけど、実際に試掘した場合、試掘にかかる費用というのはどの - 457 - くらいかかるというふうに見込んでおられたのでしょうか。 それから、今回は工事が遅れることによって、本来ならば供用開始をされる地区です ね。具体的に、この地区名についてお示しくださいというのと、それから、遅れるとし たら、本来の予定、それから実際の供用開始される時期について、お答えください。 それから、結局、この工事の築造工事そのものは国庫補助事業ということで年度内に 完了する、執行したという形にされますけれども、新たな形で、結局はいろいろな、国 交省とか大阪府との協議の中で新たな策を見つけた段階で、新たな工事を発注をされる という形になるかと思いますけれど、そのあたりはちょっとわかりにくかったんですけ どね。この付帯工事の延長線上に契約変更するというようなこと、先ほどおっしゃいま したから、そこのところはちょっとはっきりしていただきたいんですけど、付帯工事と して契約変更で継続して工事するのか、それとも新たな発注工事をするのかということ を、ちょっと分けて、そこを明確にしていただきたいと思います。そうなりますと、変 更契約にしても新たな発注にしても、工事予算というか工事費用はどの程度見込まれる のか、ということをお訊きいたしたいというふうに思っております。よろしくお願いし ます。 上下水道部長 それでは、まずご質問の1点目にございました、今回、試掘ということで 協議の中では回答があったわけでございますけども、ただし今回は、先ほどもご答弁の 中でもご説明させていただいたところでございますけども、NTTとの現場立ち会いの もと、NTTのマンホール内でのケーブル位置の測量をもって、概ね図面等の位置につ いては確認ができたということで、試掘をしてはいませんが、ほぼ、この位置で間違い がないという位置を双方が確認できたので工事に着手したということでございますの で、その点につきましては、ご理解賜りたいと思います。 今回、実際に試掘をした場合の費用ということでお話でございますが、今回、試掘す る箇所につきましては車道部ということになりますので、一定の車線規制が必要になる ということと、夜間工事になるということと、工事期間も2週間程度かかるんじゃない かというふうに見込んでございまして、工事費用につきましても、概算ではございます が、1千万円程度はかかるというふうに見込んでございます。 それから、今回供用開始が遅れることになったわけでございますが、対象地区という のは、この第4工区につきましては高浜西地区の供用開始に向けて汚水管の整備という ことで進めておる工事でございますが、今回、まだ、この工事で実際に接続を予定いた しておりましたのは上牧のドリームマンション、それとガソリンスタンド、宇佐見さん のガソリンスタンド。それと住宅がちょうど一番上流側に1軒、接続できる箇所がござ いましたので、言えば接続につきましては、その3件、3ヵ所を予定してございますの で、その当初予定しておりました対象の皆様に対しましては、一定のご説明が必要、状 況説明が必要になるというふうに考えておるところでございます。 - 458 - それと、当初は平成 24 年3月 30 日をもって供用開始の手続きをすることで考えてお ったわけでございますが、今回、工事が遅れることによって、今後、いつ供用開始の予 定になるかということにつきましては、現段階ではお示しできる状況にはないというこ とは、ご理解賜りたいと思います。今後、関係機関との協議が調い、工事が完成した段 階で、一定、完成することがある程度見込まれた段階で、供用開始時期につきましても 大阪府との協議もございますので、その段階で正式な、具体的な日については設定がで きるのかなというふうに考えてございます。 また、今回、第4工区につきましては一定工事を打ち切るということで、残工事が今 後発生してきます。その残工事につきましては、平成 24 年度の予算の中で対応させてい ただくということでございますので、付帯工事とは関係ございません。付帯工事につき ましては、あくまでも今回リース費用につきまして増額をさせていただいて、その分の 契約変更を今後、議決いただいた後、契約変更の手続きをさせていただきたいというふ うに考えておるところでございます。 それと、今後の残工事にあたります工事費用につきましても、現段階ではまだ具体的 な施工方法等につきましては、今後、協議に基づいて決定をするということで考えてお りますので、現時点で工事費用が幾らということについては把握をすることができてお りませんし、今後、詳細な検討の後、具体的な工事費用につきましては積算してまいり たいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 平野議員 まず、住民の皆さんへの影響というのが一番気になるところですし、当然、今 回の対象者の3ヵ所、高浜西地区の3ヵ所の皆さんには、速やかに工事が遅れるという ことをお知らせしていただかないといけませんけれど、こういった新たな残工事の協議 が調うのが6月末ぐらいと先ほどおっしゃったような気がしたんですけど、それ以降に また工事をして、実際の供用開始をするといったら、そしたらもっと、半年ほど遅れる という、半年以上遅れることになるということになりますので、速やかにそれは説明を、 いつ説明に行かれますか。 それから、もともと今回の 2011 年度で計画していたものが遅れるわけですから、そう しましたら、その次の 2012 年度に計画してた工事については遅れるということはあるの ですか。確認いたします。 それから、流域下水道に接続するということですね。これの残工事につきましては、 まだ費用がわからないということですが、本来は試掘費用にかかる1千万円よりも超え るというふうに予測されていますか。わからないということですけど、それぐらいは、 試掘費用にかかる以上にかかるのかどうかということだけ、お聞かせいただけたらとい うふうに思っております。 以上、よろしくお願いします。 - 459 - 上下水道部長 それでは、今回の工事の遅れに伴います対象者の皆様への説明ということ でのお尋ねでございますが、説明時期につきましては、本議案の議決をいただいた後、 連絡を取らさせていただきまして、速やかに説明にまいりたいというふうに考えてござ います。 それから、2点目でございますけども、平成 24 年度の工事に対する影響ということで ございますが、平成 24 年度につきましても高浜西地区の住宅区域内の汚水整備を予定し てございます。ただし、水道管の移設工事等々も必要になるということでございますの で、一定、水道管の移設工事が完了するまでの間と併行して、この工事が完了できれば 影響はないのかなというふうに考えてございますけども、影響のないように、速やかに 手続きのほう等々も進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りた く存じ上げます。 それと、では残工事の費用についてということでございますが、試掘費用として概算 ではございますが、1千万程度はかかるというふうに見込んでおるところでございます が、その費用よりもかかるのかかからないのかということでございます。その点につき ましては、試掘費用の1千万円よりは、費用的にはそれ以上にかかるものと見込んでご ざいます。 以上でございます。 平野議員 結果的には、試掘にかかる費用と、今後流域下水道に接続するという残工事の 費用とは、やはりほとんど変わらないけども、残工事のほうがかかるということであり ましたら、工期は遅れる、それから費用もかかるという、その結果で申し上げますと、 やはり施工通知協議書、NTTと交わされたこの協議書の、必ず試験掘りをするという ことについて、やはり実施をされるべきであった。そのことを確認できることであった というふうに思います。今後はね、やはりこういったことを教訓にしていただいて、そ の点、こういったことができるだけ発生──予測できないことがあると思いますよ、で すけれども、発生しないような形で、しっかりと教訓にしていただきたいということを 申し上げて、私の質疑は終わります。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 冨永議員 まず1点目ですが、NTT-関西と現地の立ち会いのもとで、マンホール内で ケーブル位置の測量を行われました。結果的に掘っていったら位置が違ったという形で 止まったわけですけども、予想位置と違った理由については何か、こういう理由でこう いうふうになってます、というのが判明しているのでしょうか。 それから、今後の検討の中に、今まで、この先導管で掘ってきた部分については活用 を含めて、あとの接続部分だけをどうするかという検討をされるのかどうか。 とりあえず、その点をお訊きします。 上下水道部長 まず、1点目でございますが、実際に施工した段階で位置が違っていたと - 460 - いうことでございました。その理由についてどうかということでございますが、先ほど も若干ご答弁をさせていただいたところだと思いますが、当該NTTケーブル管につき ましては昭和 42 年に埋設されたもので、敷設後、長い期間が経過していることと、また 現在株式会社NTT西日本-みやこ、京都局でございますが、管理されている図面、参 考図ということでの取り扱いになっておるところではございますけども、その図面から は、今回、深くなっていた要因というのは確認できないということでございますので、 その要因を特定することは困難というふうに考えてございます。 また、今後の検討の中でということでございますが、先ほど冨永議員のほうからもご 指摘をいただいたところでございますけども、今回、第4工区で先導管が障害物に当た った区間までにつきましては活用する方向で、その残りの区間について流域下水道との 接続について、今後具体的な検討をしてまいりたいというふうに考えておるところでご ざいます。 以上でございます。 冨永議員 埋設された時期が昭和 42 年ということですから、私が高校を出て入社した時期 ぐらい古いんですけども、先ほどお聞きしたのは、実際にNTTのマンホールの位置よ りも、実際の位置が、この図面で見ますと 50 センチほどずれている、深くなっていたと いうことなんですが、このことについて現実に試掘管、先導管に当たった部分が、NT Tのマンホールの中にある場所よりも深い場所にあったということなのかどうかという のを、先ほどお訊きしたわけです。 それから、地中にあるこういういろいろな埋設物を調査するのに地中レーダー装置と いうのがありますけども、これについては、その使用について検討はされましたでしょ うか。 以上、お訊きします。 上下水道部長 申しわけございませんでした。1問目の質問の中でもありましたところで ございますが、今回、NTTのマンホールの中で測量した結果と、実際に確認した位置 とにつきましては 40 センチほどのズレがあったということで、深く、実際にはNTTケ ーブルが埋設をされている状況にあるということを確認した、という状況でございます。 それと2点目でございますが、地中レーダー探査による確認というのも確かにござい ますが、ただし、この地中レーダー探査につきましては路面から 1.5 メーター程度まで の確認しかできないというか、ある程度、精度につきましては 1.5 メーターより深くな りますと、より精度が悪くなるということで、今回は4メーター近くのところに当初の 調査では埋設されているということで、このレーダー探査では確認することは困難であ るというふうに考えてございます。 以上でございます。 冨永議員 40 数年前、50 年以上経っている路面ですから、この 171 号線、何度も舗装工事 - 461 - や何かやり替えてますから、深さは変わると思うんですけども、NTTの管路を引き上 げるというふうな検討をした場合に、それにかかる時間、費用、これから検討されるの かどうか明らかでないんですけども、その方向か、もしくは迂回するという形になると 思いますが、迂回は可能なのかどうか。 それから、地中レーダーは 1.5 メーターぐらいまでという形で今、説明ありましたけ ども、これを例えば現在、この図面で言えば、さや管から2メーター20 のところにあっ たわけです。そういった新しい技術、そういったものを、このさや管を利用した場合に、 こういった判断、調査というものができないのかどうか。今、4点何mと言われました けど、路面上の位置からの深さだと思います。こういう場所にさや管がすでにあって、 その近くに埋設物があるということがあらかじめわかっていた場合には、いろいろな測 定器を利用して測定するということについても、現在の技術では、かなり可能になって きているのではないかなというふうに思うんですけども、その辺については、そういう 研究をされている企業ないし機関に当たってみる、そういうことも必要ではないかと考 えるものですが、いかがでしょうか。 というのは、試掘に関して言えば、先ほど1千万ほどかかるというふうにお答えにな りましたけども、仮にそういった調査が 100 万ぐらいで済むということであれば、今後 のあり方については、そういったこともしっかりと検討しなければならないと思います が、いかがでしょうか。 上下水道部長 それでは、まず1点目のNTTケーブル管の迂回ということでお尋ねがご ざいますが、移設が可能なのかどうかということで、お答えを申し上げたいと思います。 今回の支障となったのがNTTケーブル管であったということで、本町におきまして も、一定、移設が可能かどうかにつきましてはご確認をさせていただいたところでござ います。移設は可能であるということでございます。また、費用につきましても6千万 円程度はかかるんではないか、ということでお聞きをしておりますし、工事期間につき ましても申請等々で1年近くかかるんではないか、というふうにお聞きをしている状況 でございます。 それと、2点目の流域下水道のマンホールから地中レーダー探査とか、他の方法で何 か確認ができなかったのかということでございますが、地中レーダー探査そのものでこ れを確認するというのは、やっぱりマンホールの中からでも難しいのではないかという ふうに考えてございます。矢板等々もありますし、本来、この位置には何もないという ことで調査の段階ではございますので、ある程度、場所というのが調査の段階で特定を する必要がございますので、一定、そういう調査結果、卓上といいますか、管理されて いる図面等々で、事前に何が入っているかというのは調査をした段階で、現場で地中レ ーダー探査等々併用しながら埋設位置については確認をしているというのが現状でござ いますので、一定、この状況では今、ご提案されている地中レーダー探査を併用した形 - 462 - での確認は非常に難しいのではないかというふうには考えます。ただ、他にあるようか ということにつきましては、現在、私は認識をしてございません。 以上でございます。 高山議員 公共下水道汚水管の第4工区付帯工事が年度内に完了しないため、こういうふ うに書いてます。どうも、理解ができないんですが、先導管のリース料が9万幾ら、そ れで約 80 日、こういうふうに言われてますけど、その「約 80 日」というのはどういう 意味があるんでしょうか。 それから、付帯工事が年度内に完了しないということと、その内容は何かというのを 求めたら、資料がないというふうに言われてるんですけど、どうもリース料が、ここの 補正予算の金額にあたるというふうに思うんですけど、ちょっと、その表現として、何 か付帯工事というのは実際に工事があるがごとく受けるんですけど、その辺が、違和感 があります。その辺を、少し説明願いたい。 それから、もともと先導管というのはどういうものでね、もう実際に穴を掘っていく わけじゃないんだったら、先導管を引き上げるというふうなことにはならないのか。極 めて初歩的な説明ですけど、その辺のことを、まず、きちっと説明ください。 上下水道部長 高山議員からのご質問のうち、1点目でございますが、今回、第4工区付 帯工事について工事が完了しないことから繰越明許費の設定をお願いしたいということ で、ご提案申し上げているところでございます。ただ、この表現につきましては非常に、 どういう形で表現をさせていただいたらいいのかというのは、確かに担当としてもいろ いろと思案したところでございます。 提案説明の中でも、今回、繰越に至った内容につきましてはご説明をさせていただい たところでございますが、付帯工事の実態、内容としましては、第4工区との工事の関 係上、先導管のリース費用がかかるということで、その対応につきましては、この付帯 工事の中で事務処理するのが適切であるということで、というのは第4工区につきまし ては、交付金の関係上、現契約内での年度内竣工というのが事務処理上必要になったと いうこともございますので、このリース料の費用についての取り扱いについて、どのよ うにするかということにつきまして、今回、第4工区につきましては付帯工事というこ とで、別途、契約を巻かせていただいている経過もございましたので、第4工区の付帯 工事において繰越明許の手続きをさせていただく中で、今回のリース料につきましては 増額ということで手続きをさせていただいたところでございます。 それから、先導管ということでございますが、この先導管の役割でございますけども、 今回、機械削ということで、どちらかというとトンネルを掘るようなイメージなんです けども、管自体が小さい、250 ㎜の管を利用しているということでございますが、前面 に土を掘るための機械を設けております。それが先導管ということで呼んでおるわけで ございますけども、先導管で前面の土を掘削しながら、その後にはヒューム管を随時、 - 463 - 今回はレジコン管でございますけども、レジコン管はその後追随した形で掘削すること によって、管が前へ前へ進んでいきまして、最終的には今回でありましたら流域下水道 の人坑の中からその先導管を回収するということで工事を進めておったわけでございま すけども、障害物があって止まったということで、本来、それを引き抜くということに なりましたら、引き抜くこともできるわけでございますけども、そうしますと空隙がで きますので、その後、また空隙にたいして埋めないかんということでございますけども、 ただ今回は、この第4工区につきましては、NTTのケーブルと流域下水道汚水管の間 を、計画をさせていただいてございます。唯一、この離隔に下水道管を計画するという のが今回の工事目的でございまして、この位置を上げたり下げたりすることが一切でき ない状況にございます。その関係上、今回、先ほど冨永議員の質問にもご説明をさせて いただいたところでございますが、今回、工事を打ち切ったところでございますけども、 現段階で埋設をさせていただきました汚水管については、それを活用しないと、今度具 体的には汚水を流せないという状況もございますので、そういうことからしますと、引 き抜くこともできません。 そういうことで、今の現状で、とりあえず先導管については今の位置で一旦工事はや めるという判断をさせていただいたところでございます。一旦工事をやめますと、地中 の中にありますことから周りの土圧というか、土が今度は圧密がかかりまして、長時間 ということは、逆に今度は引き抜くことも難しくなってくるわけでございます。そうい うことを勘案いたしますと、今後、先導管につきましては前面で回収する必要があると いうふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 高山議員 どうも理解ができないんですけど、そしたら、なぜ 80 日とかいう日にちなんで すか。その 80 日間でも先導管はグルグル回っているんですか。実際には前へ進まないと いうんで、どうせ方向転換しなければいけないというふうに考えたら、先導管を外して もいいというふうなことにもなるし、その間にNTTの管を動かしてもらうと言えば、 そのままいけるわけですけど、そういうことを検討するための期間が 80 日程度要るとい うふうなことなんでしょうか。 上下水道部長 先導管につきましては当初の目的ということで、先ほど右下の図面で№2 ということで、平面図・縦断面図を添付させていただいているところでございますが、 今回、計画するルートにつきましては、赤で着色をさせていただいているルートしかな いというのが、まず大前提にございます。だから、今後、これは先導管を迂回してとか いうことで活用することはできない状況にございますし、この先導管につきましては直 線的に、左右の蛇行はございますけども、基本的に直線的に進めるための先導管でござ いますので、別途、曲線推進というのもあるんですけども、今回の工法につきましては 直線推進ということで、ご理解を賜りたいと思います。 - 464 - それで、80 日間の根拠ということの中でございますが、一応今回の第4工区につきま しては3月 28 日をもって完了ということと、付帯工事につきましても、さや管工事の施 工にあたりまして、当初第4工区の付帯工事については契約を巻かせていただいたとこ ろでございます。第4工区付帯工事につきましても3月 28 日ということで、現契約には なってございます。その中で、リース費用というのが3月 28 日以降かかるということで ございますので、6月末までの管に一定の回収ができるということで、今現在、試算を させていただいてございます。その期間としまして、今回リースということでこの期間 になってございますので、リース期間につきまして 80 日ということで設定させていただ いたところでございます。 以上でございます。 高山議員 わかりました。 ところで、予定工区の人の影響というのは大丈夫なんですか。とりあえず合併浄化槽 で処理をするというのが3月 31 日で終了するという予定で走っていてね、それが2ヵ 月、3ヵ月遅れるかもわからんということになるという地域の人の影響というのは、問 題ございませんか。 上下水道部長 今回の工事が遅れまして、対象者の皆様に対しましては非常に迷惑をかけ た結果になってございます。その点につきましては、お詫びを申し上げなければいけな いというふうに思ってございますが、今回の状況につきまして、再度、先ほどもご答弁 申し上げましたが、今後、連絡調整を取らせていただきまして、速やかに状況説明を詳 しくさせていただく中で、今後の方針につきましては、まだ具体的な内容につきまして は決定はしておりませんが、随時今後、いろいろと情報につきましてはお伝えする中で、 一日でも早く供用開始を迎えるよう事務を進めてまいりたいというふうに考えてござい ます。 以上でございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 戸田議員 第 46 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) に、人びとの新しい歩みを代表いたしまして賛成の討論を手短にさせていただきます。 汚水管渠築造工事の減額補正、そして公共下水道汚水管第4工区付帯工事の増額補正、 これについては繰越明許を含めて理解いたしました。そして、大変困難な状況になって - 465 - いるということも理解いたしました。上下水道部管理職の方々と技術者の職員の方々を 信じたいと思います。 協議による一定の方向性を見出された時点で、議会にご説明いただきたいということ を要望いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。 岡田議長 反対の討論の方がないようでありますので、引き続き、本案に賛成の方の発言 を求めます。 川嶋議員 第 46 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) について、公明党を代表し討論を行います。 NTTとの図面確認において、当事業所で試験掘りをするよう言われていながらも、 マンホールでの確認だけで本当の確認になっていたのか、町当局の怠慢だったのではな いのか、疑問に残っているところであります。工事期間の延長をはじめ図面変更等で、 今後補正予算も発生するかと思われますが、二度とこのようなことのないよう要望し、 今回、公明党といたしましては苦渋の判断ではありますが、賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 清水議員 第 46 号議案 平成 23 年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) について、自由民主党クラブを代表して討論を行います。 今回の補正予算は、公共下水道汚水管第4工区において、平成 24 年2月 29 日、㈱N TT西日本-みやこと現地立ち会いにより、NTTマンホール内での推進管交差につい て確認作業をされた際に、発進側から 60m付近で障害物を確認され、関係機関との協議 に時間が必要であり、3月末完成予定ができず、繰越明許1千万を計上されたものであ ります。 今後、地下埋設物については試掘等、十分前もって調査され、実施されるよう要望し、 賛成の討論といたします。 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 46 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第 46 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 暫時休憩いたします。 (午後6時 59 分~午後6時 59 分まで休憩)(理事者退席) - 466 - 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第7、第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定についてを議題といたしま す。 提出者の説明を求めます。 清水議員(登壇) お疲れのところ、申しわけございません。 第 47 号議案、議員提出議案でございます。島本町議会国旗等掲揚条例制定について。 (第 47 号議案 朗読) 提案理由として、国旗と町旗を議場に掲揚するため、制定するものです。 平成 11 年8月9日に成立した「国旗及び国歌に関する法律」によって、これまで慣習 法として定着してきた我が国の国旗・日の丸、国歌・君が代が改めて法制化されました。 我が日本国の象徴として国旗・日の丸、国民に親しまれ、定着しております。世界各国 からも、あらゆる分野で広く認められているところであります。自国の国旗を敬愛し、 誇りに思うことは、すべての国民にとっても共通した感情であり、日本国民もまた同様 であります。 このような認識のうえに立って、我が国、府、そして本町の永遠の反映と恒久の平和 を切に願い、国旗及び町旗を本町の議場に掲揚するために、本条例を提案するものです。 議員の皆様におかれましては、よろしくご理解いただき、ご賛同いただきますようお 願い申し上げまして、提案説明といたします。 岡田議長 これより、本案に対する質疑を行います。 河野議員 今、提出されました第 47 号議案に対しまして、質疑をさせていただきます。 私自身としましては、このことについて全く議会が議論をしてこなかったというふう には思っておりません。特に約1年半ほど前、今回資料要求をさせていただきました日 本民族行動会議議長・細田政一さんとおっしゃるのか、そういう方からの再三にわたる 要請がありまして、過去に島本町議会議長・菅俊勝の名前で、三度ほど公開質問状に対 する回答書を出しております。その渦中のときに会派代表者会議を招集されて議論をし、 全会一致を見なかったということで回答をされた。それ以降、一部議論は議会運営委員 会に、検討項目として移行していたというふうには認識しておりますが、それ以降、約 1年半近く、正式な議会のところ、あるいは日の丸掲揚について問題提起が、島本町議 会内では全くありませんでした。 今回、3月 22 日1時半から開会の議会運営委員会にまいりまして、議案提案の予定を 見たときに初めて、議員提出議案が出されているということを知ったわけです。青天の 霹靂です。まして最終日、会期は1日というふうに定められてましたし、膨大な議案が あったということは周知の事実でしたので、その点について、やはりあまりにも突然と いうことでは、提案者におかれては、今の説明だけでは不十分であるし、一部事実では ない、不正確な部分がありますので、質疑をさせていただきたいと思います。これは4 - 467 - 人まとめてではなく、それぞれ、このことに関わっては会派代表者会議に出席されてお られたり、全く議会運営委員会も含めて出席されておられなかったり、経過がそれぞれ 違いますし、立場も違いますので、お一人ずつにお答えいただきたいと思って質問を用 意しております。 まず、提案者の菅俊勝議員に対し、ご質問させていただきます。まずというか、1問 目ということで、4人の方、それぞれございます。 会派代表者会議で、このことについて議論をし、最終的に議会の見解と総意として、 先ほど紹介いたしました団体に対し公開質問状に対する回答書を出されたのは、私が認 識しておりますのは、島議第 102 号、平成 22 年6月3日、日本民族行動会議議長・細田 政一様、固有名詞の読みが間違っていたら、大変申しわけございません。 島本町議会議長 菅俊勝 公開質問状に対する回答書。平成 22 年5月 21 日付けでご 質問のありました標記の件につきまして、下記のとおり回答いたします。記 当町議会 では、議会や議場内における諸課題の対応については議会運営委員会において検討して おり、国旗の掲揚についても過去に議会運営委員会において検討された経緯があります。 議場内における国旗の掲揚については議論が十分でないとする意見があることから、今 後の検討課題であるとしているところです。今後の協議について、現時点において具体 的な日時等は決定されておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 これが、対外的な住民、団体に対する回答としての最終の形であったというふうに思 っておりますが、間違いはございませんか。 それと、あと議論をした場所については、若干、日程が違います。今回、資料を要求 させていただきました。平成 22 年7月9日にも会派代表者会議要点記録が残っておりま す。あくまで要点記録ですので、発言の中身は多少要約された部分があるので、ちょっ と紹介はいたしませんが、出席議員、当時菅議長、平野、岡田、清水、平井、河野、私 も出席しております。傍聴議員は伊集院、外村議員と示されています。そこでも議場へ の国旗掲揚状況について配付がされ、現在のところ賛否両論があったということで、掲 揚しようという意思決定には至っていなかった。これが平成 22 年、2010 年7月9日金 曜日の午後1時半から同2時 18 分、これが議会で問題提起があり、内外からの要望など もあったうえで、それを受けた議論をした最後の日であったというふうに私は記憶して おります。 対外的な回答文書及びその議会内での正式な議論については、間違いはございません か。これが最終段階、直近の議論であった。それ以降は、正式に議案提案について、あ るいは国旗掲揚についての問題提起や議論の場はあえて設けられてこなかったというの が事実ではなかったのかということを確認をしたいと思いますので、答弁を求めます。 次に、清水照光議員にお尋ねいたします。今回の提案とは相対しまして、2010 年 12 月 16 日、大阪府三島郡島本町議会として、当時、故澤嶋真紀子議員とともに 15 人の議 - 468 - 員全員で、「治安維持法犠牲者への謝罪と国家賠償を求める意見書」を提出いたし、全 会一致で可決をいたしまして、関係機関に送っております。これはかなり画期的なこと でございまして、高槻市でも同様文書が可決しておりますけれども、全員ではなかった。 でも、島本町議会の意思としては、全員の提案により全員賛成のもとで、これが可決さ れています。短い文章ですので、読み上げます。 1925 年に制定された治安維持法によって、廃止される 1945 年までの 20 年間に、侵略 戦争に反対した革新政党、労働組合、農民組合、宗教団体──これは創価学会なども入 っておると私は理解しております──をはじめ平和主義者、知識人、文化人まで、数十 万人の人々が逮捕され、主権在民、言論、集会、結社など基本的人権を求めるすべての 運動と思想までが徹底弾圧された。しかし、日本が敗戦にあたりポツダム宣言を受諾し たことにより、治安維持法は半人道的悪法として廃止され、この法律によって有罪判決 を受けた人は無罪となった。1971 年に国際法となった「戦争犯罪と人道に反する罪に時 効はない」という条項を批准している西欧諸国では今日もなお戦犯追及が行われ、犠牲 者には謝罪と賠償が行われている。また、条項を批准していないアメリカ、カナダでも、 戦争中の日系人の強制収容者に対して謝罪と賠償が行われている。このことは、日本で も治安維持法犠牲者が政府に対して陳謝と国家賠償を要求することの正当性を証明して いる。従って、国においては治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定し、犠牲者に 一日も早く謝罪と賠償を行うよう要望する。以上、地方自治法第 99 条の規定により意見 書を提出する。 平成 22 年、2010 年の 12 月 16 日、大阪府三島郡島本町議会で関係機関に送付されて いますが、清水照光議員はこの提案者でもあり、賛成者でもあります。この治安維持法 犠牲者国家賠償法(仮称)は、すでに国において制定され、犠牲者に謝罪と賠償は行わ れておりますか。 その認識、事実についての認識をお伺いするともに、もう一通というか、今回、この 提案があるということが、かなり急なことではありましたけども、このことをいち早く 知られ、住民の方から約9通のファックスが議会へ寄せられています。実は、今の現時 点で言いますと、島本町議会に寄せられたファックスのすべては、議会議場に日の丸を 掲揚することに強く反対するというもののみです。先ほど清水議員が、「すべての国民 が敬愛し」という、その対象に日の丸・国旗を揚げられましたが、この島本町内におい て、島本町議会に付託をされた住民においては、その事実は大いに間違っております。 その方の文書、ほんとに申しわけありませんが、一部、引用させていただきます。 議会議場に日の丸を掲揚することに強く反対します。日の丸は君が代と結びつき、ア ジアの人々を殺戮に追い込んだ戦争のシンボルであったという歴史があります。総覧者 とされた天皇のもとに臣民を統合する道具立ての一つとして作り出され、植民地支配や 侵略戦争においても重要な役割を果たしてきたという歴史を消すことはできません。そ - 469 - のために今日でも、誰もが納得し、受け入れられる象徴ではなく、賛成派と反対派が大 きく分裂せざるを得ない、極めて政治的問題性をはらんだ象徴として存在し続けていま す。日の丸の強制は、戦前、天皇制軍国主義のもとで徹底した教育の国家統制が行われ、 教育を通じて、子ども達を侵略戦争に駆り立て多くのアジア民衆を殺戮した、あの歴史 の反省を覆い隠そうとしているものです。 ここにも「侵略戦争」という言葉が使われております。そのシンボルとして利用され たというのが日の丸であり、未だ日本政府は、この侵略戦争に関わって日本国内外に、 その戦争責任はほとんどと言っていいほど果たしていないという事実を持てば、議会議 場に日の丸を掲揚することと、この「治安維持法」犠牲者への謝罪と国家賠償を求める という、あなたも、清水議員も提案された内容とはやはり大きな差異が生じ、矛盾が生 じます。そのあたりについての見解をお尋ねいたします。 次に、伊集院春美議員にお尋ねいたします。伊集院議員に対しては、この会派代表者 会議にはおられなかったけれども、過去の議会運営委員会などを傍聴されていたりして おられますので、経緯については十分ご承知かと思いますが、私はこの3月 22 日の議会 運営委員会で、この議案提案を初めて知りまして、提案者の1人である伊集院議員から の、なぜ3月 27 日本会議、会期1日しかない中で、急に、今まで議案提案を会派代表者 会議にも出さないまま急遽提案をしなければならない何らかの内外の差し迫った事情が ありましたかと尋ねましたが、特にないとお答えになっています。 改めて、この本会議場でお尋ねいたしますが、伊集院議員個人の議員として、あるい は外部からの要請、住民からの要請などについて、やはりしっかりとこの際、提案の根 拠としてお示しいただきたいと思います。全く気配すら見えず、前日においては、他の 目的である決議案について私も3月 21 日、午後には若干の会話を交わした記憶はありま すが、この議案提案については一言もおっしゃっておられませんでした。このことはや はり議会の道義的な問題としては、過去にも、今後にも残っていくものと思われますが、 なぜ、この会期1日の中でどうしても提案しなければならなかった、その差し迫った事 情について、やはり、しっかりとした根拠をお示しください。 川嶋玲子議員にお尋ねいたします。川嶋議員におかれては、会派代表者・議会運営委 員会ともに構成メンバーではなかったと思われます。ですので、私は一度も川嶋議員の 国旗掲揚について、全く認識や考え方、思想信条、一度も公言されたことはないと記憶 しておりますので、全く今回の提案に至る経緯、思考回路については理解ができません。 一議員として、このことを提案されようと至った今日までに至る見解、認識、気持ちを、 しっかりと説明をしていただきたいと思います。一議員として、責任を持って説明をし ていただきたいと思います。 それぞれ一問ずつございますので、お願いいたします。 そして、もう一つの質問は、これはどなたでも結構ですので、きっちりとお答えくだ - 470 - さい。4人の議員が個々に、あるいは2人、3人からでも、最終的には一堂に会し、こ の議案提案を決断した日時、協議内容を時系列できっちりと、その議論の中身も含めて、 しっかりと説明をしてください。 1問目です。 菅 議員 それでは、最初にご指名いただきましたので、お答えいたします。 私が議長のときに一定の議論をして、要請文のあったことに対して全員の合意がない のでということで、その場は終わっているという状況になっていると思います。これは、 その時点で議長としてお諮りをして、合意ができれば掲揚したいなというような考えの もとで提案したわけですけども、何回か議論したんですが、合意を得られなかったとい うことで、単純にその旨を要望者の側に、細田さんに回答したというのが議長としての 立場でございます。打ち合わせは数度やったということですが、合意が得られなかった ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 清水議員 「治安維持法」につきまして、私も賛成させていただいたということは事実で ございます。それは間違いございません。 それと、今回の提案とは整合性ということなんでしょうけども、やはり今回出させて いただいたのは、提案説明させていただきましたように、少なくとも平成 11 年8月9日 に、きちっとして法制化された中で、これは法制化されるということは、日本国の方々 が日の丸を国旗として認定されたということでございますから、そういうものを議場に 揚げるということは、何ら僕は問題はないというふうに考えております。 それから、住民からのご意見について申されましたけども、それは人それぞれいろん な考え方があるだろうと思いますし、我々も少なくとも一つの道筋をつけて議案提案さ せていただいているわけです。島本町の会議規則の中で、第 14 条に議員提案権がござい ます。これは2名以上があれば議員提案ができることになっておりますから、何も間違 ったことをやっているわけじゃない。そういうものをきちっと踏んだうえで、4名の賛 成の中でやらせていただいております。 それからもう1点、4名、いつ協議してどうのこうの言われましたけど、別に協議し た憶えはございません。ただ、何らかの話で、こういうことをやろうじゃないかという 話をしましたけども、寄って、集まって協議したということはございませんので、そう いうことはしておりません。 以上です。 伊集院議員 不慣れなものなので上手に答弁できるかわかりませんが、ちょっと私への質 問が、どうしても差し迫った理由ということをお示ししてくれということでありますが、 議運のときにも言いましたように、まず、要は経過ですね。平成 17 年 10 月 20 日付けの 検討委員会の設置時の課題の中に、我々も提案させていただいているように、傍聴者の 方から、なぜ議場に国旗・町旗の掲揚がないのかというような素朴なお声をいただいて - 471 - おりました。その後も稀にそういうお声をいただく部分もありまして、住民の方からそ ういったご質問をいただいたという部分もありながら、まず、この提案課題には載せて いただいたところであります。 そして、平成 17 年の議運の検討課題の中にもたくさんの議論をしていかなければなら ないものがありましたが、「その他」の部類に入れていただきました。その「その他」 の部類が、まず議運の中でも平成 19 年1月 30 日、また平成 20 年1月 21 日、平成 21 年1月 19 日、平成 21 年3月 13 日と議論をしてきまして、平成 21 年4月 28 日付けで議 長から、改選後の議長宛てに引継ぎ書がありました。そして会派代表者会議と、議運と ちょっと日数がごっちゃになっておりますが、平成 21 年4月1日での島議第 549 号、こ の中の議運の議論の中に、過去からの案件の引き継ぎがありましたが、中身を見ますと、 この案件「その他」9件ありましたが、そのうちの2件まで何とか課題を出したり不可 能であったりということで篩いにかかり、2件に実現に向けて動いて、残りの案件が2 件となっておりました。この2件というのが、ホームページで予定議案や一般質問通告 の一覧を載せる。傍聴者の声で、なぜ島本町議場には国旗・町旗の掲揚がないとの声。 この課題が2点だけ残った中、まずホームページの部分は、1点はもう実施できるよう になりました。検討課題と残っている中で、この国旗の部分が残っているという、平成 17 年からずっと長い歴史を持ってきました。その点の部分も踏まえて、出させていただ いた部分であります。 要は、未結論であったということと、それぞれ皆様資料請求されてますので、その部 分で、それまでの議論が点々と、要点録ではありますけども、載ってあるかと思います。 その点で、なかなかこれは結論というか、皆さんで議論が進まないということで提案に 至ったということであります。 川嶋議員 うまく説明できるか、ちょっとあれなんですけれども、理由といたしましては、 先ほど提案理由にもありましたように、そのとおりの内容でございます。個人的には、 やはり私自身も日本の、法的にも記されているとおり、日本の国旗は日の丸という部分 でありますし、やっぱりその点においては日本の象徴というか、国旗という思いも私の 中には個人的にはございますので、そういう点で、今回のこの国旗、また町の象徴でも ある町旗を議場に掲揚することに賛成をさせていただいております。 以上でございます。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後7時 21 分~午後7時 30 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 河野議員 また、お一人ずつご答弁いただきましたけれども、ほとんどきっちりとはお答 えいただいてないように思います。再質問させていただきます。 清水議員に対しましては、ご答弁いただきましたけれども、法制化されたということ、 - 472 - 1999 年「国旗国歌法」成立のことをおっしゃっておられました。私、大変悔いておりま す。1通目の島本町住民という署名でいただいた、このファックスを一部抜粋したこと が十分ではなかったということで、前段をご紹介させていただきます。 議会議場に日の丸を掲揚することに強く反対します。議会内で一定の議論を経て合意 を得るという手続きを一切取らずに、日の丸を掲揚するための条例案が議員提案された と聞き、驚きと憤りを感じています。それは戦後培われてきた地方自治や議会制民主主 義の原則を踏みにじるものです。「国旗国歌法」が成立したのは 1999 年。国会では当時 の小渕恵三首相が、「国旗の掲揚及び国歌の斉唱に関し義務づけを行うことは考えてお りません」などと答弁していますし、国旗・国歌を強制しないことは何度も確認されて います。特定のシンボル、形象に対する尊敬を国民に強制することが明らかに憲法 19 条、思想及び良心の自由に抵触するため、国旗・国歌に対する尊重規定を明文化するこ とができなかったのです。 そして、その後、先ほどの日の丸の言葉に移りまして、その次の段に移ります。 議会は多様な考え方の有権者の付託を受けた議員が集い、また町民が傍聴する場です。 議場への掲揚は、一定の価値観を持ち込むことになります。これでは多様な町民の意見 を町政に反映させることが困難になると考えられます。様々な異なる意見を戦わせる場 であり、様々な思想信条の議員が出席する協働の場である議場への掲揚は、一方的な思 想形態を押しつけ、憲法 19 条が保障する思想信条、信仰の自由を侵すことになります。 また、反対する会派・議員に強制することは、思想及び良心の自由を定めた憲法第 13 条にも違反するものです。町議会議場に日の丸が掲げられる意味と、今後に与える影響 は極めて大きいものがあると思います。以上により、議会議場に日の丸を掲揚すること に強く反対します。 島本町住民様よりいただいております。これは 2012 年3月 26 日、島本町議会議長名 で要望書等の送付についてということで、すべての議員の皆さんのお手元に届けられて いる意見書です。 先ほど、「国旗国歌法」とおっしゃいましたけれども、その「国旗国歌法」に基づい て国旗掲揚するということ以前に、私達町会議員は、やはり日本国憲法を遵守するとい うこと、それのほうが優先されるというふうに思いますし、この意見書はそのことを示 されています。憲法 19 条の違反ではないかということをおっしゃっています。また、そ のためによほど、掲揚するという意思を決定する際には、やはり今まで菅議長が出され てきた全員合意、全会一致、これを見るということが、やはり大きな段階として必要だ と思われますが、適切な手続きは取ったとおっしゃいますが、こういった考え方を鑑み ますときに、全会一致の努力をするために、やはり会派代表者会議において、こういっ た議案提案をしたいということを一度は申し出られてから提案をする。そしてまた提案 してから一定の議論の期間、周知の期間、調査の期間があるという、そういった日程を - 473 - やはり見通したうえで提案するべきではなかった──提案しろとは言っておりません。 最低限度の手続きとしては、それが必要ではなかったのか。本日もって、その場で決め るということでは到底判断のつかない内容だと思われますが、いかがでしょうか。答弁 を求めます。 菅議員に対しましては、ちょっと私の質問にはそのまま答えてはおられなかったと思 いますが、であれば、私が紹介した 2010 年6月3日公開質問状に対する回答書というこ とで、その前には 2010 年5月 18 日、同じ菅議長名で回答書がございます。「2010 年5 月6日付けでご質問のありました標記の件につきまして、下記のとおり回答いたします。 記 当町議会では議会運営に関することについては、できるだけ全会一致となるよう努 めるとの合意がされているところです。つきましては、今後協議の中で検討されていく ものと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます」と、やはり 他者、住民団体の皆さんに理解をしていただきたいと菅議長名で書いておられるわけで すが、当のご本人が、このことについて一足飛びに本日の提案をされたということは、 到底理解できません。そういうふうになられた、やはり経過を、どうしてそのように思 われたのか、こういう行動に出られたのかという背景は、やはり十分に私達に示す必要 があります。そこを飛ばして提案するということは思考停止を意味しますし、何らかの 圧力、何らかのものがあったのかということを、やはり詮索、推測せざるを得ません。 しっかりと、その背景についてお答えいただきたいし、ご本人の名前で出されたものを 明らかにご自身で踏みにじってまで提案をしなければならなかったのか。その点につい て、やはりお考え直しいただく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょう か。答弁を求めます。 伊集院春美議員には、非常に殊勝な発言がありましたけども、不慣れとおっしゃって ましたが、私は全然そんなふうに思っておりません。前期2年間においては副議長職を 務められ、その間、それと今までに至り、議会改革特別委員会の委員長も務められてお ります。そういう意味では、十分に議会運営、議事進行については精通されているもの と思われますので、今さら不慣れということは、やはり撤回していただきたい。そうい うことであれば、やはり、この手続き上も含めて自省をしていただいて出直していただ きたいと思いますが、いかがでしょうか。 それから、議会運営委員会の議論について、最終的にどういう結論だったのかという ことについて確認をしておりますが、あなたの答弁では誤魔化しがあると思います。で すので、それでは提案するという理由にはなりません。しっかりと、私も手元に議事録 はもらっておりますので、全く違います。一部の人の議員の発言を引用して、あなたは おっしゃっています。やはり議会運営委員会の副委員長もされてましたからね。その点 については、確認をお願いします。きっちりと、住民に対して誠実なご答弁を求めます。 川嶋玲子議員には、非常に簡単な説明がありました。非常に残念です。でも、そうい - 474 - う提案もあるのだなと、そういう考え方もあるのだなというふうに考えられる方もおら れるかも知れません。でも、そういうことで簡単に提案できるというように思われるの も、非常に島本町議会の一議員としては不本意であります……(「それぞれ違う」と呼 ぶ者あり)……。 今、私自身は島本町で小学校5年生から過ごさせていただきまして、小・中と島本の 公教育を受けました。小学校6年生のときには、当時から広島への修学旅行と行き先が 大きく決められて……(伊集院議員・自席から「私も行きました」と発言)……、広島 の資料館、原爆資料館や様々行っております。島本町というところは、そういった平和 教育、そして戦争という名のもとに国内、そして国外の人達の人権を侵してきたという ことについて、しっかりと歴史認識を……。 岡田議長 質問していただけますか。 河野議員 大事なところですから。 岡田議長 待ってくださいね。質問していただけますか。 河野議員 何を言わんとしていたか、わかるでしょう。 岡田議長 質問していただけますか。 河野議員 簡単な答えをするから、そういうことになるんですよ。 岡田議長 ものすごくわかるんですけども、質問していただけますか。簡潔に。 河野議員 だから、そういうところです……(「議論しましょう、落ち着いて」と呼ぶ者 あり)……、冷やかさないでください、何が落ち着いてですか。あなたが落ち着いてな いんでしょう。こんな発言、許せますか。落ち着いてなんて、あなたに言われる筋合い ないですよ。この提案が落ち着きをなくさせるんでしょう。軽々しいわ。もうちょっと、 無視します。 川嶋玲子議員には、島本町がそういうふうに修学旅行先を、これは教育に関わること ですから深入りはしませんが、広島に行き、子ども達は最近ではほんとに事前事後の学 習、戦争経験者の話を聞き、原爆被爆者の話を聞き、そして、その見聞きしたことをま た帰って低学年の皆さん、下級生の皆さんにまた報告をする。それを私達PTAにも報 告をし、ほんとに母親として、親として、貴重な体験をさせてもらっていると思ってお ります。そういった教育が営々と続けられているのが島本町です……(「戦争、書いて ない」と呼ぶ者あり)……。そして、地元の府立島本高校でも、私は3年間教育を受け ましたけども……(「関係ない」と呼ぶ者あり)……。歴史認識の話をしてますよ。 岡田議長 歴史認識って、わかりますけれども、質問していただけますか。たくさんの方 が質問するのを待ってますので。 河野議員 もう、終わります。そういうことでね、朝鮮通信使の歴史を学んだり、ほんと にアジア全体の歴史などを振り返ったりということを、戦争経験のない私達にしっかり と学ぶ機会、時間を取っていた、そういった地域だと思っております。その島本町と言 - 475 - うところの地方議会の代表として、あなたはそういった島本町の教育について、過去の 経緯、現在、どのような実践が行われているか。そのことについてはご存じですか。答 弁を求めます。 (「提案と関係ない」「関係ないって」と呼ぶ者あり) 岡田議長 では、まとめて清水議員、お願いいたします。 (河野議員・自席から「何を言っているんですか、1人ずつ答弁」と発言) 清水議員 うるさいね、答弁できへんやないの。 小渕首相の当時に、確かに小渕首相のほうが強制するものでないということを言われ たのは認識しております。だから、我々は強制はしておりません。だから、条例として こうして議案としてあげさせていただいて、皆さん方にご同意いただけるようにお願い してるだけであって、誰も強制はしてないですよ。だから、結果的にこれはご同意得ら れなかったらできないだけであって、我々はあくまでも自分たちの考えを持って言って いるだけですから。その点、ご理解いただきたいんですよ。別に、どうしてもこれをや らなどうのこうのと言うたわけじゃないんですから。 まして、日の丸を揚げることによって問題があるとか、それによってね、皆さん方に 礼せえとか、起立守れとか言っているんだったら問題あるでしょう。そういうこと言っ てないですよ、何も。そうでしょう。だから、島本の最高の決議機関である議会に、日 本の象徴である日章旗と、町の象徴である町旗を揚げるように提案しているだけであっ て、それが皆さん方が、いや、これはおかしい言われたら仕方がないと思いますよ。た だ、一人でも多くご賛同いただいたらありがたいなと思って提案してるだけなんですよ。 そういうことなんですから。 今まで議論してないとおっしゃる。先ほども本人からおっしゃったように、確かにね、 議論する以前、議論するまでで、もう終わってしまうわけですよ。深く議論できないん ですよ、今まで。だから、代表者会議でも菅議長のほうでやられたときに実際議論しか けたんですけど、議論する中で止まってしまうわけです。それ以上、中へ入れてくれな いですよ、皆さん方。それであればね、ほんとに議論ができる議案提案のできる議会、 我々で議員提案のできるもので議案提案させていただいているわけです。どこがこれ、 問題あるんですか。議員提案、権利があるんやから、議員提案させていただいているん ですよ。だから、その中で議論していただいたら十分ですよ。 それから強制、先ほども言いましたが、強制はしてないですよ。だから議案提案して、 皆さん方にご賛同いただきたいというだけであって、それは何も強制じゃないですよ、 これ。それは賛成多数でできるというのは、これは民主主義だから仕方がないですよ。 全会一致というのは、確かに全会一致というのが一番いい。それなら、この問題がほ んとに全会一致で話できるかといったって、これだけで問題、やかましゅう言われるん やからね。全会一致というのはほとんどできない、僕はそうとってます。だから、それ - 476 - であるならば、我々だけでもいいから議会に提案させていただいて、どれぐらい賛同が あるかわからんのやけども、否決されるかどうかわからんけども、一つの課題として僕、 出しているだけであってね。それ以上何もないんですよ。 そういうことでございましてね、それ以上の、もし何かあるんだったら、また言って ください。 菅 議員 私に対して、大変失礼な発言がありましたので、ちょっと反論させていただき ます。 私が議長、議長としての立場というのがまだおわかりになってないようですが、議長 というのは、すべての議員の大体の様子を見ながら、議会としての意向を回答するわけ です。この要請文が来たのは、一方的に掲揚しなさいという、それが当然じゃないかと いう要望が来たから、それに対して、まだ議論が十分できてないのでということで回答 して、終わったわけです。 この問題は、あなたはその他にも私に圧力があったとかね、なんでそんなこと考える のか。そういう詮索のもとに誤解を招くような発言というのはね、厳に議員は慎んでも らわないと、これ侮辱罪でまた懲罰委員会にかけますよ、あなた。そのようなこと、慎 重に発言してください。川嶋議員に対してもね、ああいう発言というのは、ちょっと議 員としてはどうかなと思いますから、注意していただきたいと思います。私は、何かの 圧力があったからこういうことをやったとか、そういうことではありません。私の意思 でやっておりますから。 この問題についてはね、私が議長している前から、前々の議長の時代から議論されて おります。平成 20 年の1月 21 日にね、これを皮切りにされておりますから、これの議 論というのが、私らのこの議会で急に始まって、突如として出てきた問題ではありませ んので、その点のほうは、ご理解いただいておきたいと思います。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (河野議員・自席から「川嶋議員の答弁」と発言) 岡田議長 まとめて答弁していただいてますので。他に質疑ありませんか。 (河野議員・自席から「なんでそんなふうに、公正じゃないですよ、議長」と発言) 岡田議長 どうぞ、質問があれば言ってください。 (河野議員・自席から「3問しかないんです」と発言) 岡田議長 では、他の方にしますよ。 他に質疑ありませんか。 河野議員 議長、公正にお願いしますし、質問整理をきっちりしてください……(「何に 関する質問したのか」と呼ぶ者あり)……。 だから、十分に賛同を得られないことを承知で出された、きれいに言えば、そういう ことだなというふうに理解いたしました。 - 477 - ただ、私達も、様々特別委員会を設置したいというような思いを持ったときには、や はり最低、所定の賛同を得るような2人以上の議員で、例えば文書によって、口頭によ って議長に申し出をし、その結果として会派代表者会議で、でき得るならば全会一致で 提案できないかと、内容の種類には関わらずですが、そういうふうにやってきたという のが従前の流れだったと思います。それが、議論深くやらせてもらえなかったとか、い ろいろおっしゃいますけどね。会派代表者会議とかではすべて、議長以外、菅議長の時 代には自民、公明、そして人びとの新しい歩み、日本共産党が1人ずつ出席をし、皆さ んがある程度、同等な立場で発言をされていたと議論しております。それ以上深く入れ なかったとするのは、それ以上深く入ろうとしなかったし、そういうことを提起してこ られなかったからではないんですか。そのことについて、ご自身にもそれは課題として あったのではないか。 そういうことを考えますと、この1年と 10 ヵ月近く、そういったことを会派代表者会 議または特別委員会、議会運営委員会、あるいは議長に対し、会派代表者に対して、そ ういったことを提起されなかったというのには、やはり事情があったというふうに思わ れます。その事情を推察したいとは思いませんけども、そのあたりは、やはり事実が違 うと思いますし、議員は1人ずつ、そういった意味では対等ですからね。1年半、一切 そういうことを提起しないで出してくるということについては、やはり一般人としては 理解に苦しむということは、ご理解いただきたい。 ということで、1年 10 ヵ月の間、どのように考えられてそうなったのか。あれ以来、 この6月3日ですかね、菅議長が最終的にご返答された。その後一切、この団体から、 他の団体からは国旗掲揚の要請は来ておりません。ですので、当然、そのような要請は なかったものと思います。その間についての経緯をね、やはり清水議員は説明する必要 がありますし、いかにも会派代表者会議で議論ができなかったとするのは事実に反して おります。答弁を求めます。 川嶋議員に再度、質問いたしますが、島本町の公教育及び町内での高校での教育が、 そういった侵略戦争について、あるいは平和問題について、そしてアジアの皆さんの人 権について、相当な時間を費やして子どもの教育に資する、そういう活動をされている ということについて、ご存じですか、ということを訊いてます。そして、その内容と、 今回の日の丸掲揚については何ら矛盾はないと言い切れますか。答弁を求めます。子ど もに答えるつもりで、お答えいただきたいと思います。それを私はまた子ども達に伝え ていこうと思いますので。 それから、伊集院春美議員については、これもほんとにはっきりわからへんですね。 じゃ、あなたに対して、提案したこの1年半についての自分の中でのね、見識、日の丸、 国旗・国歌について、自分の言葉で答えていただきたいと思います。そして、議会運営 委員会の最終的な結論ではそういうことにはなっていなかったし、次回の議論をしない - 478 - ということには一切なっていなかったと思います。この、菅議長の回答書にも、現在議 会運営委員会で議論がされているところです、次回の予定は立っておりません、そうい うことになっておりましたが、議論ができなかったということはなかったと思います。 そこで議論ができないと判断した大きな理由は何でしょうか。答弁を求めます。 菅元議長に、前議長に対しては、私は、侮辱とおっしゃいましたけど、私はあなた自 身が議会を代表して書かれたこの文書を、あなた自身がやはり踏みにじったのではない かというふうに解釈しているわけですよ。ですので、この1年半のやはり考えたことに ついて、しっかりと説明する必要があると思われます。結果的に、それを言うのはなぜ かといいますと、今日は会期1日と定めておりました。3月の前半議会でも。そういう ことがわかっていながら、こんな重大なことを本日の会議で、会期で処理をしようとい うこと自体がね、先ほど「治安維持法」などの意見書で示されていた、やはり一つの方 向性に向かって十分な議論や意見を聞かずに突き進んでいった。そういったことがある からで、それをしっかりと議論するのが議会の仕事ではないでしょうか。それを飛び越 えて、今回、議案だけを提案されるということは、やはり言論の府としての島本町議会、 そして平和教育などをやってきた島本町としての、島本町議会に対する住民の付託に背 を向けることにはなりませんか。答弁を求めます。 清水議員 1年 10 ヵ月も間、開いているやないかという、僕、その意味がちょっとわから ないんですけどね。1年 10 ヵ月、じゃ何をしてた、何を議論したのかって、それを一々 言う必要あるんだろうかなと思います。我々は我々なりに、どうしたら一番いいんだろ うかというふうなことを考えておりましたけども。 それから、団体、団体とおっしゃるけど、我々、団体から圧力を受けた憶えは毛頭ご ざいません。これははっきりしておきます。要請もないですよ。そういう誤解的なこと、 それは菅前議長もおっしゃったけども、人が誤解を受けるようなことを、それとも、そ ういう何かあなた、確信持っていらっしゃるんですか。証拠か何か持っているんなら言 うてください……(河野議員・自席から「議会には何も来てませんと言うただけですよ」 と発言)……。いやいや、あなた今、団体、団体に何か言ってるじゃないの。あなたと もう議論するような気はないけどね。そういうものを言うのなら、ちゃんと裏付けを持 ってから言いなさい……(河野議員・自席から「来てません」と発言)……。来てなか ったら、言う必要ないじゃないの。何をもって言っているんだ、あんた。 だからね、団体があるからどうのこうので我々やっているんじゃないですよ。純粋に、 島本の議会にそういうものを揚げたいと思うから、それを皆さん方にお願いしている。 それ以上何もないんですよ、僕らは。それだけのことだから、それに対して、あなた方 どうのこうの言われるというんやったら、僕は、先ほども言いましたけども、ただ議員 としての提案権がある、それを行使しただけの話ですよ。それで皆さん方が、これはや っぱり無理だとおっしゃるんなら仕方ないでしょうし。賛同いただけたらありがたいな - 479 - と思ってやってるだけであってね、それ以上何もないんですからね。それが団体がどう の、どこの団体が、何か団体の後ろがあってというようなこと考えているようですけど、 とてもやない、そうじゃないですよ。そういうことは言っておきます。 伊集院議員 何が間違っている答弁をしているのかが逆にわからないんですけども、基本 的に時系列で説明、先ほど1回目にさせていただいただけであります。 まず、私は国機関であれば日本国憲法のもとで、「国旗国歌法」を成立されている中 で、地方公共団体として我々は正当に選挙で一般国民から、一般島本町から選んでいた だいた代表としまして、また予算的にも国から補助もいただいたり、いろんなこともし ておりますし。難しい話はさておきまして、基本的には、ここは日本の領土であるとい うこと。その中に島本町の、大阪府三島郡島本町であるので町旗を掲げる、日本の領土 であるので国旗を掲げるという部分の思いがありまして、先ほどもありましたように団 体さんの話よりももっと前から、こちらは要請もさせていただいております。 そして、先ほど川嶋議員にも質問ありましたけど、私自身も島本町で生まれ育ち、こ この教育を受けております。先般、第二小学校の卒業式に出席させていただき、その際 に私も卒業旅行ですか、修学旅行で行きましたけども、行ったときの間の、河野議員が おっしゃっているように、そういった素晴らしい教育をしていますので、子ども達が二 度と繰り返してはならない、そしてなぜそういう背景になるか、なる前に止めるという ような発言をしっかりされ、こらえていた涙を私も流しました。これはしっかりと教育 ができているからこそできるわけでありますから、決して国旗を掲げるから、その教育 を曲げるというわけではなく、やはり母国の、この日本の領土であるということだけで ありますし、確かに戦争のシンボルとか、そういう形になってますが、今の法律上、調 べましたけども、定義にそういったものは一切記載されておりません。そういった中で、 島本町で生まれ育った中で、私も河野議員とその辺は同様な思いで、よい教育をしてい ると感動させていただいたところであります。 以上です。 川嶋議員 先ほどの子ども達に対してですが、私も結婚してから、ほんとにこの地に、島 本町に来まして、ここで子育てをさせていただいております。その中で、子ども達は順 番に上から修学旅行も行かさせていただいておりますので、その点についても、しっか りと私も認識しておりますし、子ども達も、本当に心の底からいろんな思いを持って、 それについて勉強もして帰ってきたという経緯もありますので、その点については、し っかり認識をさせていただいておりますので、ご了承いただきたいと思います。 菅 議員 再度お問い合わせがありましたので、あれします。 再度言いますけども、議長として問い合わせがあったことに対して、議会の、そのと きの──そのときのですよ──その時点での様子を回答したということですから。私は 今現在は一議員です。ですから一議員としての、個人としての思いで提案しているとい - 480 - うことですので、その辺のところをご理解いただきたいと思います。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 平野議員 今回の議場に国旗、私は「日の丸」と申します、日の丸を掲揚することについ て、ここで審議をすることになろうとは、私がここで在席している間になろうとは、ほ んとに思っておりませんでしたが、こういう条例提案をされておりますので、審議をし たいというふうに思っております。 それぞれの皆さん、4人の提案者の皆さんに、まずはお尋ねします。先ほどから理由 は述べられていますけど、明確な答弁がなかったと思いますので、お尋ねします。 議場に日の丸を掲揚する必要性について、提案者それぞれ、お答えください。また、 掲揚するのは誰のためなのか、何のためなのかということを、お示しください。 2点目です。なぜ、強制力の伴う条例制定なのかということを、お答えください。こ れ以降は、どなたでも結構です。 3点目です。議場に日の丸を掲揚することを条例で定めている自治体名を教えてくだ さい。 4点目です。議場に日の丸を掲揚することについて根拠とする法令、これは改めてお 尋ねします。掲揚することについての根拠とする法令です。どのようなものに基づくの か、お示しください。 5点目です。議会運営に関することについて新たに定める場合、見直しする場合は、 どのような手続きが行われているか、ご説明ください。また、今回の議場に国旗日の丸 を掲揚することについては、この手続きを踏まれたのかどうかということをお尋ねしま す。 6点目です。議場に日の丸を掲揚することを……、これは先ほどの河野議員の中でず いぶん議論されましたので、省略します。 7点目です。議場に日の丸を掲揚しなければ、どのような不都合が生じるのですか。 それから、提案者は掲揚する場合、どのような形で掲揚しようと考えているのかとい うことを教えてください。 それから、8点目です。今日において日の丸というものは、日の丸について、過去の 日本の軍国主義を想起させるものという考えが国民の間にも存在しているということ は、ご存じのことだというふうに思いますが、日の丸が──君が代もですけど、戦争に 利用されたという事実について、お認めですか。お尋ねします。 それから、9点目です。議場への日の丸掲揚について、住民の多くの要望があったで しょうか。お聞かせください。 以上、よろしくお願いします。 清水議員 全部が全部、できるかどうかわかりませんけども、とりあえず、がんばってや りましょう。 - 481 - 議場への必要性ということでございますけども、これは先ほど提案説明の中でも申し ましたように、やはり日の丸、国旗を法制化されたということが一つと、それから先ほ ど言っておりますように、島本町の最高決議機関であるこの議場において、国の象徴で ある日の丸、それから町の象徴である町旗を掲揚したいという思いで出させていただい ております。 それから、誰のためかということ。誰のためかと言われると、自分のためというわけ にいきませんけども、少なくとも僕は、自分らのために掲揚したらいいだろうというこ とで提案させていただいております。 それから、条件とかおっしゃる。何の条件か、もう一度、おっしゃってください、条 件については。 それから、条例を……(平野議員・自席から「なぜ強制力を持つような条例にしたの か」と発言)……、強制を伴う。先ほど言いましたように、我々として、議員として、 議会に提案する条件として条例が一番早いだろうということで、条例にさせていただい ております。これは提案権がありますから、提案権という中で、条例というのは手っ取 り早いし、ここで十分な議論できるだろう。そのほうが議論もしやすいだろうと勘案し てやっております。 それから自治体ですね、制定されている自治体については、大阪で言えば、大阪狭山 市。それから、ちょっと飛びますけども蒲郡市。大阪で、松原市、羽曳野市、柏原市、 河内長野市ですかね。それぐらいだろうと思います。今の調べた範囲内では、それだろ うと思います。それが条例で制定されております。 それから、戦争についてということでしょうけども、私は日の丸が即戦争というふう には取っておりません。ただ、確かに戦争当時日の丸掲げて、というのは聞いておりま すけども、結果的に、それはその上に立つ人達のいろいろな問題だろうということで僕 は思っておりますので、日の丸がイコール戦争にしたというふうには取っておりません。 あと、ちょっと皆さん方、他の方で書いていらっしゃる方あれば、答弁、お願いした いと思います……(平野議員・自席から「根拠法令」と発言)……。 掲揚する根拠法令そのものについては、今、小渕内閣のときに言われているように法 制化はされたけども、強制するものではないということですから、それは僕はない、そ れはないと思っております。ただ、法令にないものを条例で書けるというのは法律違反 じゃないかという話もなると思いますけども、これは当時のそういう法務局に訊かれて いる中では、問題ないというふうに聞いております。これは一時、河内長野だかどっか で、新聞にも出ておりましたけども、新聞のほうにもそういうふうな報道されておりま すので、こちらは確かめておりませんけども、そういうことでは問題ないだろうという ふうに思っております。 あと、もし抜けてたら、誰か、お願いいたします。 - 482 - 菅 議員 何点かの内の1点ですね。議場に日の丸を掲揚しなければ、どのような弊害が あるかとか、そういう意味ですかね……(「不都合」と呼ぶ者あり)……。不都合があ るかということですけど、私は不都合とか都合という問題ではなくって、掲揚すべきだ という考えのもとに提案してるわけです。なぜか、ということになるわけですけども、 今、戦争の話が出ましたけども、私もあの忌まわしい記憶は忘れませんし、皆もそうだ と思うんですけども、だけど時代がもう過ぎて、現在、ああいった軍国主義がもう通用 する世界にはなってないというふうに思うんです。世界が許さない、そういう時代が来 ている中で、日本はどうやって、まっとうな国となっていくかということを真剣に考え ていかなければならない時代に来ている、このように私は思っているんです。あれは、 もう一時代の、非常に悪夢の時代だったというのは、私も、そういう面の理解はしてお ります。それは全く同感しているわけですけども、ただ私も企業、長い経験をしてきた り、最近のいろんな状況を見てますと、日本はやはりもう少しきちっと日本という国を 冷静に眺めて、そしてみんなで国を愛して、そして生まれた故郷を愛して、親を愛して、 先生をも敬う、こういった、ほんとに人間としての私は根幹の部分をもう一度やはり、 この機会に思い出されたらええなというような思いで、私の思いですよ、これは。とい うことで提案してるわけです。 それはもう、これから日本は──しつこくなりますが、資源もありません。なんで今、 豊かな時代が築けているかといったら、やはり、しっかりと日本の国民ががんばってき た、そのおかげなんですね。ですから、みんなが人のために働く、そして自分のためじ ゃなくて、みんなの、国民のために働く、助け合う、「絆」という言葉が出ましたけど も、そういうことを本当に今、見直して、日本の将来を考えていく必要があると、私は そう思っておりますし、この国旗としての日の丸は、やはり世界の中で、政治の世界、 そして経済、企業間の交渉、そしてスポーツ分野と言わず、いろんなNGOの世界的な 活動と言わず、やはり国旗としてのこの日の丸というのは、もう十分周知されていると いうのが実際でございます。ですから、悪いイメージというのは、もう一時代の悪夢と いうことにして改めた日本の姿を作るべきだと、私は常日頃からそう思っておりますの で、提案させてもらっております。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (平野議員・自席から「議長、答弁抜けてます」と発言) 岡田議長 次のときに、言っていただけますか。 (平野議員・自席から「駄目です、私は3回しか発言できません」と発言) 岡田議長 答弁できる……。 (平野議員・自席から「できなかったら議運をするか」と発言、他議場内私語多し) 岡田議長 質問に答弁できないのもありますので、ご了承願えますか。 - 483 - (平野議員・自席から「島本住民の多くから要請がありましたか、お答えください」と 発言) 岡田議長 だからね、答弁できるのもあれば、できない部分もありますので。今は指名し ますが。 伊集院議員 掲揚される、どういうふうにということですが、まだ、この案件は今、審議 している最中で、可決させていただいたものではないので、それ以上のことは、やはり 議員の皆、もし可決となれば、それぞれ賛同いただいた方々、また議員の皆様と話をし ながら出さなければならないと思ってますので、決して、我々だけで決めるべきではな いということで、まず、これが通るか通らないか、賛同がいただけるかどうかも、ちょ っとわからない状態の、現時点では考えているわけではございません。 そして、軍国主義で戦争に利用されたというのは認識あるかということでございまし たが、私自身、戦争に利用されたというような認識はございません。どちらかというと、 日の丸のことを考えれば、逆に日の丸が戦争に利用された、逆に被害を被っているよう な気もしますけどもね。戦争より前からもありましたし、そういう認識はないというこ とです。 あと、基本的に先ほど来の、前の河野議員のときにも言いましたように日本の領土で あるということで国旗を掲げたいということと、町旗、ここは島本町であるということ で掲げたいということでさせていただいてます。 答弁漏れがございましたら、またご指摘いただきたいと思います……(平野議員・自 席から「住民からの多くの要請というのは」と発言)……。それと、住民からの要望と いう部分は、「多くの」というのが、どの程度で皆さんが多くと取るのか。英語で言え ば、2人以上で言えば複数というふうな形になりますが、何名という部分は何とも、文 書でいただいた部分というのはないですから、来ていただいた方からお声をいただくと いう部分で、片手以上はあったという部分であります。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (平野議員・自席から「川嶋さんから聞いていません」と呼ぶ者あり) 岡田議長 先ほども言いましたように、答弁ができる答弁もあれば、できない答弁もあり ますので、その辺は理解していただきたいと思っております……(平野議員・自席から 「聞くべきです」と発言)。 岡田議長 外村議員、指名しましたので、どうぞ。 外村議員 それでは平野さん待っていただくとして、私、とりあえず。 もう、すでに河野議員、平野議員からたくさん質問されましたので、1点だけ、お伺 いします。私、議員提案権があるから議員提案した、これは率直にお答えになってます けども、やはり議員は多くの住民から負託を得て、この議席をあずかっているわけです から、議員提案するにあたっては、当然、議員自らに関わる、例えば議員の歳費を削減 - 484 - するとか、そんなものは一々訊かなくても自分の考えでやったらいいと思うんですが、 議員提案する議案の内容によっては、やはり慎重にやるべきだと思います。そういった 意味で、先ほども平野議員がお尋ねされてましたけど、「多くの住民」というのはどう いうことだということだったんですけど、私としては、こういう議案を提案されるには、 当然、すでに日頃から、ぜひこうやって欲しいとか、圧倒的多数の人が望んでいるとか、 望んでいるけどもなかなか実現しなかったとか、そういうもの、バックボーンがあって しかるべきだと思いますし。 一つ、ここで尋ねるのは、当然、こういう議案を提案しようとすれば、一体、どれぐ らいの方が望んでおられるかと、普通はやっぱり自らアンケートを調べたり、署名を集 めたりとか、そういう努力をした結果、これだけの人達が望んでます、そういうエビデ ンスを示したうえで提案すべきだと思います。そういう努力をどこまでされたか、それ だけ、お訊きします。 清水議員 アンケート取ったとか、それからそれ以外の方法で住民の意見を聞いたとかい うことはございません。そういうことはしておりません。あくまでもこれは我々議員の 中で、ただ個人的に人達と話した中ではそういう話は聞いておりますし、なぜ島本町議 会ないのかとか。それが、じゃ、どういう集計したかということはしておりませんので。 ただ、先ほどから何回も言いますけども、やはり我々としては、これは議場に必要だ。 まして近年、各自治体で、議会でも相当日の丸と、それからその市旗とかそこの町旗と かいうのを揚げられておられます。大阪府下の町村では、今、揚がってないのは島本だ けだというふうに聞いております。そういう状況の中ですから、できたらということで ご提案させていただいてるんですから、誰から言われたとかじゃなくって。そうなると、 やっぱり先ほどから出てました各種団体とか何とかなるだろうと思いますけども、そう じゃなくて、我々は純粋に議員として必要じゃないかなということでご提案させていた だいてますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。 外村議員 お答えいただきましたけども、私は、やはりこれだけファックスが来たり、も めてるわけですから、ここはやっぱり、この契機に住民でどういうお考えの方がどれだ けいらっしゃるのかとか、一つの全町的な議論をして結論を得てもいい。しかも、今、 これを条例化しなければどういう不都合があるか、別に不都合はないということでござ いますので、ほんとに、これを一旦取り下げて、もっと議論をしてからしようというお 考えはございませんでしょうか。 清水議員 まずもって、取り下げる気は毛頭ございません。十分なる、ここで議論してい ただいて、各々議員の方々の考えの中で僕はやっていただいたらいいだろう、そういう ふうに考えておりますし。だから、あくまでも我々はお願いする立場でございますので、 結果的にそれがご賛同得られないというのであれば、我々の説明が不足だったというこ とになるだろうと思いますから、それはそれで一つ、新たな考え方持っていけばいいだ - 485 - ろうと思いますし。あくまでも、今回提案させていただいておりますのは、皆さん方に ご理解いただいて、できれば賛成いただけたらありがたいなという、それ以外何もござ いませんので、よろしくお願いいたします。 平野議員 1問目に質問した答弁がないんですけれども、改めて再質問します。 議場に日の丸を掲揚する必要性についてということをお尋ねしましたが、ご答弁いた だいたのは清水議員と、それから菅議員が関連しておっしゃったと思いますけれど、私 はその理由が全く、私達をも説得するような内容ではありませんし、住民の皆さんを説 得するような内容でもないというふうにも思っております。 掲揚する根拠法令はないとおっしゃいました、自ら認めておられます。強制されるも のでないということでね。掲揚する根拠法令はない、だから条例を作るんだということ ですけれど、条例を制定するということは、もちろん議員提案をするということは「地 方自治法」上も認められておりますし、会議規則でも認められておりますので、議員提 案そのものを否定するものではありませんが、これまで議会運営に関することについて、 先ほども河野議員が申しましたように、何か検討課題があれば会派代表者会議、議会運 営委員会等で議論を尽くし、全会一致を原則としてきた。徹底して議論を尽くしたうえ で合意に至らなかった場合、多数決で決めるという採決という形もありますけども、そ の場合でも、それほど強引な形ではされていませんよ。やはり何らかの丁寧な議論があ ったというふうに私は思っておりますが、そういった手続きを経ないで、やはり先ほど、 なぜ条例制定なのかと申しましたところ、早いとおっしゃいました、このほうが。早い ということは、十分な、丁寧な議論がないということだと私は思っておりますが、そう いう意味では現在の島本町議会の議会運営に関してのいろいろな見直しや、新たな何か 法令を定めるときの手続きを踏まれなかったんではないかというふうに思いますけど、 どうですか。この掲揚条例を提案された方々は、そういった手続きを踏まなかったので はないですか。お尋ねします。 それから、日の丸について、日の丸が戦争に利用されたということについては、そう いった認識はないと伊集院議員はおっしゃっております。しかしながらね、「国旗国歌 法」の 1999 年の審議の際に、当時の野中広務官房長官は、日の丸・君が代が戦争遂行の 中に利用されたことは認めざるを得ない、と答弁しているんですよ。これは政府答弁な んですよ、公式の答弁なんです。ですから、一議員の伊集院議員がそんな認識はないと おっしゃいますけれど、政府が認めている公式見解なんですね。ですから、日の丸がそ ういった形で利用されているということについては、公式だというふうに思っていいと 思っております。だからこそ、住民の中にいろいろな意見があるということです。それ は、議会に来ているこの9件の住民の皆さんの声で証明されていますよね。はっきりと 証明されております。 そういったものを、住民の中でも異論がある、二分する意見がある。「国旗国歌法」 - 486 - の審議の際には6割ぐらいの方が掲揚というか、こうやって決めることについては反対 意見があったんですよ。それぐらい意見が分かれるものです。しかも、戦争と繋がる日 の丸ということですからね。そういったものを、この議場というところ、多様な議員が いて、多様な意見を交わすところの議場にふさわしいかということを、私は申し上げて いるんです。ふさわしいのかどうかということを、お尋ねいたします。 それから、掲揚しなければ不都合が生じるのですか、ということについて、特に不都 合は生じないということでしたね。不都合が生じないならば、あえて掲揚する必要性は ないと思います。 議会の使命というのは何でしょうか。ここに『議員必携』がありますが、議会の使命 は、「地方公共団体の政策形成過程及び政策の実施過程に多面的に参加し、その要所で 重要な意思決定を行う」ということです。当然、住民の皆さんのいろいろな意見や要望 等を聞き取りながら、それはされるべきことだというふうに思っておりますけど、議会 の使命がこのように書かれていて、こういった議会の使命を全うするのに、この日の丸 が必要ですか。お答えください。 法的根拠はなかったですね。それから、どのような形で掲揚しようと考えているのか ということで、まだそこまで考えていない、もしこの条例制定が可決しましたら考えた い。そういうふうにおっしゃるんでしたらね、なぜ、もっと条例提案する前に、いろい ろなことを検討するということが必要ではなかったかと思います。当然、条例を作ると いうことは、例えば島本町が条例を作るときは要綱とか規則とか指針とかいうのを作る わけですよ、一体どういう形で実施するかということ。そういった意味でも、条例提案 に至るまでに十分な検討が議会の中で求められていたのではないですか。お尋ねします。 それから、この日の丸については先ほども申しましたけれども、日の丸についていか なる考え方を持つかという点については当該の個人の思想良心に属する問題であって、 憲法第 19 条の保障の対象になると認めますか。お考えを、お訊きいたします。 それから住民からの要請、多くの要請、先ほど言いましたかね。私はそんなに、先ほ ど外村議員がおっしゃいましたけど、圧倒的多数の住民からの意見は、私はないと思っ ております。今回の議員提案について、皆さんが議員提案をされて、そしたら、その皆 さんの提案に対してね、多くの人達が賛同するという声をあげられたのか、ファックス が来たのか、意見が電話で来たのかと言えば、なかったです、残念ながら。9件はすべ て、この条例提案に対して反対する、という意見でした。そういう意味では、住民の意 見を尊重するということが必要ありませんか。お尋ねします。 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後8時 21 分~午後8時 45 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 清水議員 それでは、平野議員に対してご答弁申し上げます。 - 487 - まず初めに、必要性ということでございましたけども、我々、先ほどから申しており ますように、それ以外に何もございませんし、それが答弁なってないとおっしゃるんで あれば、これはもう見解の相違だろうと思います。考え方に、我々は議場に国旗・町旗 を掲揚したいという方と、いや、それは駄目だという方があれば、基本的に考え方が違 うんですから、整合性はおそらく合わないだろうと思います。 それから、根拠法について、確かに先ほど言いましたように根拠法はない。ただし、 言いましたように、これは河内長野の市議会の条例のときに出ておりましたものですけ ども、内閣府では、法を越す効力を持つ条例となるが法令上の問題はない、というふう に説明されております。これは他のところでも聞いておりましたら、どういう状況、全 く一緒だというふうに聞いておりますから、それは問題ないだろうと思います。 それから、強引じゃないかということですけども、強引でも何でもない、僕は強引と 思っておりません。先ほども言っておりますように、我々の議員提案権を行使して、皆 さん方にご議論願いたい。これは正当な方法であるし、これ以上、他の方法はないと思 いますよ。だから、議会での、議場で議論するのがおかしいというんであれば、じゃ、 どこで議論するのか。それよりも、あなた方おっしゃるのは、おそらく代表者会議とか 全協、どこかで議論したらええやないかということだろうと思いますけども、それより も、やはりこういう議場で皆さん方、十分に議論いただくというほうがまっとうだろう と、僕はそうとっております。 それから、議場にふさわしいのかということ。ふさわしいかふさわしくないかは、そ の人の感性だろうと思います。我々は、そういうことで揚げることが必要だということ でお願いしてるんですから、それ以上にどうのこうのという考えもございませんし、ふ さわしいかふさわしくないかは、その人の考えによるだろうと思いますね、これは。 それから、議会の使命は意思決定機関、それはごもっともです。何回も言いますけど も、島本町議会というのは、島本町のものについて最高の決議機関ですから、ここで決 められるというのが議会であるんですから、町長も住民の選択を受けてやられた。我々 もそうなんですから、そういう中でここで議論して、ここで島本の方向性決めているん ですから、それ以上何もないと思いますよ、それは。 それから、要綱の制定ということをおっしゃってますけども、確かに、いろんな条例 の中で要綱というのは我々も言っております。ただ、この問題につきましてはいろんな ご意見もあるだろう、ほんとに皆さん方にご賛同得られるかどうかということも、我々、 一定の不安持っております。そういうものができ次第に、やっぱり、ご可決いただける んなら、その後にそういうものを一定作る必要あるだろうと思っておりますけども。た だ国旗と町旗を掲揚するという、一つだけですから、そんなにいろんな問題は考えられ ないだろうと思っております。掲揚するという一つの問題だけですから、いろんな他か ら問題あるのかということも僕は考える必要もないだろうし。国旗と町旗に対して、掲 - 488 - 揚する。それ以外に、例えば敬礼するとか起立を守るとかいうものは、やるんであれば、 その要綱も必要だろうけど、そんなこと毛頭考えてもございませんし。だから、実際に やってみたうえでどうなるかということは、必要であれば、やっぱり作る必要があるだ ろうし、そんなことは考えておりません。 それから、住民からの苦情いうんですか、要請文が確かに9通ほど僕もいただいてお ります。おっしゃるように、全部反対の方です。その方の中にも、強制という言葉が書 かれていらっしゃいますけども、何回も言いますが、強制はしておりません。誤解のな いようお願いしたいのと、じゃ、どういうふうに思われる、これは先ほど言いましたよ うに個人の考え方がいろいろあるだろう。たまたま反対の方が9名いらっしゃったとい うことは、それは承知しております。だからといって、島本町の住民の全員が反対なの かということは、僕はそうではないだろうと思っておりますし、たまたま今回は賛成の 方に我々はそういう話をしておりませんから。ただ、町旗と国旗を議場に揚げることを 議員提案で条例案を提出するということは言っておりますけども、だから、こういう動 きしてくれというようなこと言っておりませんので、そういうものは来てないだろうと 思いますし。だから、我々も先ほど外村議員にもご答弁しましたように、そういうこと はしておりませんから、あくまでも我々の意思で、ここにお願いしているということだ けでございますので、ご理解、よろしくお願いいたします。 あとまだ、若干、ちょっとあったか、書き切れてないものですから、もし提出者の中 で、あと書いていらっしゃるんであれば、ご答弁のほう、よろしくお願いいたします。 平野議員 この議員提案にはね、私は大きく二つの問題があると思っているんですね。 一つは、議会運営上の問題である議場への日の丸掲揚について、つまり議会での合意 をもって提案されたものではない、そういう意味で手続き上の問題があるということを 申し上げております。 もう一つは、日の丸の掲揚というのが、先ほどから申しましたように国も、「国も」 というのは政府も認めているように、日の丸・君が代が戦争遂行の中に利用されたとい うふうに、国は公式見解として言っている。そういったものについて、国民の間にもい ろいろ異論がある、二分する意見がある。しかも戦争に関わることです。そういったも のを掲げるということについて、議場という場でですよ、多様な意見を持っている、い ろいろな意見を持っている方々の構成をしているものですから、いろいろな思想信条、 政策を持っておりますので、そういった多様な意見を尊重する場に、あえて一つの形態 を押しつける。結果的には押しつける形になるんですよ、押しつける形での議員提案と いう形は、問題ではないかということを私は申し上げているんで、議員提案そのものを 問題にしているわけではないです。もっと政策提案していただければ、よりありがたい というふうに思っております。なぜこんなこと、このようなことを、異論のあるような ことを、あえて議員提案をされなければならなかったかということが、私は非常に疑問 - 489 - に思っているということです。 ですから、議会運営上の問題、それから戦争と関わるという、明らかに戦争と関わる という日の丸について、あえて強制力を持つ条例提案をするということに問題があると いうふうに、私は思っております。 さらに言いますとね、この日の丸・君が代について、先ほど伊集院議員は特に戦争に 利用されたという認識はないというふうにおっしゃっていました。私は、他の3人の皆 さんにお訊きしたいのですけど、他の3人の提案の皆様も、そのようにお考えなのです か。必ずお答えください。 2006 年9月 21 日の東京地裁の判決で、裁判所は、このように裁判長は言っているん ですよ。「我が国において日の丸・君が代は、明治時代以降第2次世界大戦終了までの 間、皇国史観や軍国主義思想の精神的支柱として用いられたことがあることは否定しが たい歴史的事実である」ということですね。だからこそ、そのことを強制してはならな いということです。だからこそ、今、公立学校の入学式・卒業式において、国旗掲揚・ 国歌斉唱を強制されるということについては、やっぱり異論がある、強く反対の声があ るということです。結果的に、そういうことをすることによって、ものを言えない時代 を、やはりまた作るのではないかという危機感があるからこそ、そういったことは、や はり戦争の反省のもとに、そういうことはしてはいけないということになっているかと いうふうに思っております。 改めて、日の丸が戦争に利用されたということについて、他の皆さん、3人の皆さん のご見解をお訊きしたいというふうに思っております。そこのところがね、やっぱりき ちんと議論してなければ、単なる意見が違ってても提案したらいいんじゃないかという ことになっておりますので、そこをきちんと言っていただきたい。 それから、議会内での議論の中で、伊集院議員がおっしゃってましたかね。平成とい うのはあまり好きではありませんけど、平成 21 年4月1日の要点録で、議会運営等の検 討課題の中に、改選後検討するということになっておりますので、検討委員会、いわゆ る議会運営等検討課題の検討課題としてあげられたのでしたらね、そういった形で本来 はされるべきではなかったかというふうに思っております。先ほど他団体、よその団体 からの陳情に対する見解とか回答は出されておりますけど、結局、議会内での検討課題 という形での検討はされてなかったというふうに私は思っております。だからこそ、非 常に不十分だというふうに思っております。伊集院議員が特別委員会の委員長をなさっ ておりますけど、特別委員会の検討課題にはあがっていませんでしょうか。お尋ねいた します。 先ほどの認識については、皆さん、お答えくださいね。 それから、住民の皆さんからの声、私は非常に尊重すべきだと思っているんですね。 本当は、ほんとに河野議員もおっしゃったけど、9名の方、皆さんの声をご紹介したい - 490 - んですけど……(「みんなもらっているからいいですよ」と呼ぶ者あり)……。いやい や、議場で私はちゃんとしたいと思っております。お一人の方をご紹介したいんですけ どね。 国旗・町旗の議場への掲揚の提案がされると聞きました。町旗は別として、日の丸を 議場へ掲揚することは断固反対です。悲惨な戦争を思い起こす日の丸を、なぜ今、掲揚 の提案がされるのでしょうか。日の丸に対しては、戦争を体験された方々の多くは複雑 な思いの方がおられること、そしてまた日の丸のもと、国民が戦争へと駆り立てられた 現実があることを肝に銘じてください。他の自治体がやっていても、島本町はしないこ と誇りに思っております。良識ある判断をお願いします。島本を愛する住民より。 というお声です。先ほど菅議員は、日の丸を掲揚することは国を愛すること、それか ら郷土を愛すること、親を愛すること、それに繋がるというふうにおっしゃっています けど、決してそうじゃなくて、そういったことは個々の市民が、個々の人間が考えるこ とでありまして、認識することでありまして、決して上から強制するものでもありませ んし、押しつけられるものでもないということです。この方はね、島本をとても愛して おられる。だからこそ、この掲揚はしないでください、そのことをしていない島本町に 誇りを感じます、ということをおっしゃっているんですよ。どうしても掲揚をさせたい とおっしゃっているんでしたら、こういった住民の方が納得できるような、やはり説明 をしていただかないといけないのではないかと思っております。お考えを、お聞かせく ださい。このご意見に対するお考えをお聞かせください。 伊集院議員 まず、先ほどの検討、平成 21 年とおっしゃってましたかね。この流れの間は、 平野議員も議員でいらっしゃったかと思いますが、議会運営等に関する検討課題という 形になりまして、これは議員みんなで、どこで議論をするかというのを割り振りをさせ て議論をさせていただいて、その中で決定したのでありまして、その当時、そこの決定 機関において検討委員会の中で議論するとなれば、そうなっていましたでしょうし、そ の当時は議運でやるべきであろうということになって、議運で議論がされたという経緯 がございます。そういった流れであります。 そして、その点と、要は検討委員会で議論しなくてよかったというよりも、皆さんで 決めて、議運で議論する、会派代表者会議で議論するというものの決定をしてから議論 に入っていたということを、ご理解いただきたいと思います。 それと、先ほど戦争に利用された認識はないという私の発言の部分で、要は、私の世 代と言えばオリンピックなり、戦争というものよりも、要は日の丸というものは口もな ければ意思もないんで、使う人によって、日の丸というのがよい印象でもあれば悪い印 象、それぞれになってくると思います。ですので、日の丸に対しての印象は、先ほど来 おっしゃっているように、私の認識と、また平野議員がおっしゃっている認識とは違う んであろう、要は考え方の違いであるという部分で思っております。ですので、決して - 491 - そこの、戦争に繋げなければならないというふうに私に強制されるのも、私としては困 りますし、これもおっしゃっているように、それぞれの日の丸にとっての考え方であろ うと思っております。 住民さんのご意見という部分で、私も住民さんからのご意見をいただいておりますし、 選挙もそれで通ってきておりますので、一定のご意見はいただいております。それぞれ の考え方がほんとに分かれたり、分離したりする部分があろうかと思いますので、今回、 皆さんの考えはどうかという部分もお聞きしたい点もありまして、提案の中、こうやっ て議論することにおいて、それぞれ認識、例えばどうしても戦争、日の丸イコール戦争 となってしまうということもお聞きさせていただきましたし、私自身においてはそうで はない、という部分であります。 すいません、他に答弁漏れがありましたら、よろしくお願いします。 清水議員 議会運営上の問題で、合意という話もされております。確かに、それは合意で きるもので合意すれば一番いいんでしょうけど、まずもって、この問題がはたして合意 できるかと考えると、僕はもうおそらく無理だろうというふうに考えております。これ だけ、今、提案した中でもこれだけのご議論していく中ですから、これで合意ができる かというたって、おそらく無理だろうと思います。 それから、日の丸の掲揚を野中官房長官、当時の、おっしゃったとおりで、私、その 中身、まだ、あれしておりません。ただし、そこまでおっしゃる以上、これは間違いな いだろうと思います。そういう中でも、国会では日章旗掲揚されているわけですよ。現 状でも、各自治体でも皆、やっぱり掲揚されてるわけです。先ほど言いましたスポーツ 関係でも、オリンピックでも、やはりみんな掲揚されてるわけですよ。それをどういう ふうに捉えるのか、逆に、僕はお訊きしたいと思います。だから、各自治体で掲揚され てる、学校の卒業式・入園式、それから入学式でも掲揚されてる。それが皆、やはり駄 目なのかということ。僕は、そこはないだろうと思います。だから、それと、そしたら 議場というと、私は全く一緒じゃないかというふうに感じておりますので。 それから、議会内での議論、だから僕は逆に、議会内でのこうした議論が、今回、こ ういう通年議会という一つの試行期間ということで、理事者のほうにはそんなにご迷惑 かけなくて、十分こうして議論ができるということについてはよかったなと思っており ます。こういう期間があったものですから、ほんとに皆さん方と議論ができる。僕はこ れを一つの機会として、いろんな問題で、こういうことで議論ができていったら、これ からの島本町についてはほんとにいいなというふうには感じておりますので、よろしく お願いいたしたいと思います。 それから、日の丸と戦争についてということ。先ほど河野議員のときにご答弁申し上 げたように、私は日の丸がイコール戦争とは思っておりません。だから、日の丸という のは、少なくとも、たまたまそういう中であっただけであって、要は、問題は、その上 - 492 - 層部の人達の問題であろうと、僕はそう思っておりますので。日の丸がイコール戦争を 持っていったということは考えておりませんので、それは誤解ないように、よろしくお 願いいたします。 あと、もし答弁漏れがございましたら、よろしくお願いいたしたいと思います。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 (「3問目、答弁漏れです」と呼ぶ者あり) 岡田議長 だけど、答弁ができない問題もあるからね。そこはちょっと理解してください。 (「代表して」他、議場内私語多し) 岡田議長 そうです、そうです。一人ひとり別々じゃなくって。 他に質疑ありませんか。 戸田議員 皆さんのお考えを聞きたいとおっしゃっています。討論において私の考えを述 べさせていただくことになるのですけれどもね、私、議員になって皆さんにこのことを お話しするのはまず初めて。そして家族にも、親しい方にも、あまりこのことを話す機 会がありませんでした。大変、よい機会の一つでもありますので、お聞きいただきたい と思います。 まず初めに、私がこのような考えに至った背景というものを少しお話しして、その後 ……(「質問しよう」と呼ぶ者あり)……、そして国旗について、お尋ねいたします。 岡田議長 申しわけないんですけどね。 戸田議員 いやいや、質問しますよ。簡潔にできると思います。 岡田議長 だからね、質問していただけますか。 戸田議員 もちろんです、はい。 岡田議長 相当時間も長くなってますし、できるだけ簡潔に質問、お願いできますか。 戸田議員 大丈夫だと思います。 私は日本人として、アジア最後の植民地と呼ばれた香港で、そして中国に返還された 香港で暮らした経験があります。日本人というだけで信頼を得ることができたり、大事 に扱ってもらうということを数々しました。戦争の歴史がありながら、背負いながら、 このような経験をさせていただけたのは、多くは、主に民間人だと思いますが、先人の 努力によって手にしたものだと大変感謝しております。一人ひとりの日本人の振るまい や人柄、そういったもので民間で培われたものだと考えています。そして何より、平和 憲法のもと、戦後、1人も戦争で人を殺めていないということがある。この事実だと私 は考えています。このことを、私は今、大変誇りに思っています。 戦争とアジアの問題ですね。さっき清水議員がおっしゃいました。これに対する認識 と評価につきましては、歴史認識や歴史観の問題として整理するべきであり、日の丸や 君が代はこれと区別して考えていくべきであるという考えがあることは認識していま す。本当に悪かったのは何か、何が間違っていたのかを考えて、反省することは反省し、 - 493 - 他の国の人達にも理解をしてもらうように、あらゆる機会を通じて努力していくことが 必要で、このことはむしろ日の丸・君が代と区別して行ったほうが本質に近づけるとい う考えもあります。実は、私はこの考えに、どちらかというと近いです。しかし、今も 常に日の丸は象徴的に語られ、これからも変わることはありません。なぜなら、国旗は おっしゃるように、国のシンボルとして国際的にみなされているからです。 さて、すでにご承知のように、国旗は教育の現場にも掲げられるようになって久しい。 「日本の成り立ちと、諸外国の国旗に対する正しい知識」を得られたのでしょうか。こ れが、一つ目の質問です。そもそも、これは提案者にお尋ねしたいのですが、「日本の 国旗の成り立ちと、諸外国の歴史に対する正しい認識」とはそもそも何なのか。どのよ うな認識を持っていらっしゃるか、お尋ねしたいと思います。 2点目は、ちょっと手法の部分に入るんですけれどもね。「国旗」と認められたもの を議場に揚げることは何ら問題がないとおっしゃってました。しかし、1999 年に「国旗 国歌法」が定められた後、これまで島本町の議場に掲げられることはなかったという事 実。私はね、これが島本町の歴史だと思っているんです。合意形成により進めていく議 会、合意ができないことは、それは民意を反映しているからということで重視されてき た、この合意形成の島本町議会の歴史をどのように考えておられるのか。これを質問し ておきたいと思います。 そして、皆さんおっしゃっているんですけれども、「国旗国歌法」、法令定められた ときに、国会においても義務づけは行うことは考えてないと明言されています。事柄の 性質上、至極妥当な措置として成立した経緯があるのですね、義務づけは行わない。条 例に定めるということは、掲揚を基本的に島本町議会では義務化することになりますが、 これについてはどのようにお考えか。 少し、旗に戻ります。他の自治体でも掲げていらっしゃる。では、掲げておられる自 治体で、国旗掲揚をされている自治体、どのような効果があったのか、お示しいただき たいと思います。どなたにお答えいただいても結構です。 清水議員 日の丸が諸外国との関係ということでございますけども、これが町議会のここ に掲揚するのとどういう関係があるんでしょうかね、ちょっと僕、わからないんですけ どね。 それから、今日までの歴史の中で日の丸が町議会に掲揚されなかったじゃないか、と いうことでございます。確かに長年、そういう議論はしてなかったと思います。僕が入 ってからも、そういう話なかったと思いますけども。ただ我々は、今、そういう時期に 来ているんじゃないかというふうに考えたものですから、今日、そういうことで出させ ていただいているわけですから。だから、今までの歴史がない、ある、やってないから やる必要ないんじゃないかじゃなくって、歴史が、これから新しい歴史をつくっていこ うというふうな考え方もあるんじゃないかなと思っております。 - 494 - それから、条例することに、義務化にという話ですけども、何回も申してますように 我々はそれ、強制しておりません。あくまでも民主主義の中で、それが皆さん方の賛同 得られたら、これは民主主義の中ですから、賛同得られたら、ご可決いただいたら、そ の対応は取らざるを得ないだろうということであって、今、義務化も何もしてないわけ ですよ。皆さん方にお願いして、結果的に皆さん方の中で、これ民主主義ですから、通 れば、一定、それは掲げる必要があるだろうということになるんですよ。それ以外に何 も、強制するべきでもなんでもないですから、それだけ、ご理解お願いしたいと思いま すね。 あと、何かございましたかな。あと、もし漏れてたら、お願いいたしたいと思います。 伊集院議員 戸田議員が求めていらっしゃるものに値するのかどうかはわからないですけ ど、先ほど日の丸が諸外国ですかね、関係という部分でありますけども、いろんな部分 での関係といいましても、例えばオリンピックなりスポーツ関係なり、またそういった ことで、現在では我が国だけではなくて他国の国旗等に対して教育、マナーとして他国 の国旗を、あがめるというまでもないですね、尊重する、尊敬するということをマナー とされている部分もありますし、それぞれの国の機関で海外に行って会議されるときは、 それぞれの国旗が並んで立つという部分があると思います。これが、その関係というの に値する答弁かどうかは、ちょっとわかりませんが、そういう部分があるかと思います。 以上です。 戸田議員 いただいたご答弁だけをお受けしておく、ということにしたいと思いますがね。 島本町の新たな歴史をつくっていけばいい。それは、条例が一番手っ取り早いとか、そ ういう歴史──島本町議会の歴史ね、手っ取り早いと思ったとか、提案の権利があると か、そういうことなのかなと思って、ちょっと、いささか驚いたのですが、それはいい です。 国旗掲揚について、どのような効果があったと思いますか、という質問には答えてい ただけなかった。つまり、そんなものは見えないんですね。例えば町長の退職金を削減 すれば財政的な数字でわかる効果が生まれ、中学校給食を導入すれば成長期の生徒の健 全な食育・食習慣の形成に繋がるとか、他の自治体がやっているから島本町もというよ うな、といって導入するときに非常に効果がわかるんです。でも、他の自治体でやって いるところがあるから島本町議会にも国旗掲揚といっても、その効果というものが、私 はとてもじゃないけどわからない。そもそも、国旗があってもなくても議会の機能は果 たせる。本当に議会の機能が果たせるのは、そこにはないと私は考えています。 さて、国旗のことなんですけれども、衆議院本会議での「国旗国歌法案」に関する趣 旨説明と質疑というのを、私、拝読をいたしました。1999 年、平成 11 年、私はこのと き日本にはおりませんでした。しかしながら、その中に何度も出てくるんです。「国際 化がますます進展する今日、日本の子ども達が将来国際社会で尊敬され信頼される日本 - 495 - 人として成長するためには、学校教育において基本的な礼儀作法として、我が国の国旗 と国歌はもとより、諸外国の国旗と国歌に対する正しい知識と、それらを尊重する態度 を育てることが極めて重要であると考えています」と。しかしながら、諸外国の国旗と 国歌に対する正しい知識というものは、多くの日本人、子どもも大人も、あまり持ち合 わせていないのです。 私、このたび勉強させてもらいました。例えば、フランス共和国の国旗には、これは みんな知ってることですけども、民衆が自ら手にした自由・平等・博愛の理念があり、 アメリカ合衆国の国旗には独立の経緯が示されています。国旗には、歴史的誇りがそれ ぞれの国で込められているわけです。我々がイギリスと呼んでいる国、立憲君主制国家 ですね。ここは複数の国から構成されています。イングランド、スコットランド、ウェ ールズ、北アイルランド、それぞれがそれぞれの国旗を持っています。イギリスのユニ オンフラッグ、日本ではユニオンジャックといいますけども、それは、それぞれの旗を 組み合わせたものと私は認識しています。歴史も伝統も異なる人達が手を携えて国をつ くることにしたという、ある種の契約を示し、理念を表しておられます。 ここで質問いたします。提案者の方、お答えください。我々が「国旗」と定めた日の 丸には、どのような理念があるのでしょうか。これが1点目の質問です。 それから、もう一つは愛国心についてお尋ねしたいのですが、提案権を行使して条例 に定めたい、意思に反して強制、決して強制しているわけではないとおっしゃいますけ れども、住民の方からの意見にもあるように、日の丸には常にそういった強制の歴史が 込められているのですね。君が代起立斉唱に関して、大阪府で起こっている問題、ご存 じだと思います。府立和泉高校の校長が行った教員の口元チェックについて、賛否両論 が起こっています。 岡田議長 申しわけないんですけどね、質問していただけますか。 戸田議員 愛国心について、1点目の質問はしました。 岡田議長 時間も相当迫っておりますので、質問、お願いいたします。 戸田議員 では、手短にやりますね。皆さん、これは承知していらっしゃる事件というこ とで、お話しします。橋下市長がツィッターで、教育委員会は府立高校の全員に卒業式 において君が代を斉唱することを命じました。教育委員会は、府立高校の全校長に卒業 式において行われたかどうかの状況報告を求めた。当の校長は、これは市長の大学時代 からの友人ですが、教育委員会の職務命令が実行されたかどうか、まさに求められる報 告を行うために口元チェックをしましたと……(「質問しよう」と呼ぶ者あり)……。 一旦決まれば、それは守らなければならないという考え方で、結局、君が代が口元チェ ックのような不思議な行為を大まじめで正当化するようなことになっている。茶番です。 君が代に敬意を払うことを義務づけながら、結果的に君が代という歌と、それを口にす ることが尊い行為では、もうなくなっています。 - 496 - 愛国心について、お尋ねします。国旗を掲揚することで愛国心が育ちますか。これが 二つ目の質問です。皆さんが敬意を払ったり、払うふりをしたり、あるいはふりをして 歌うこと。ここの場合、国旗ですから、敬うこと。これがね、非常に恐ろしいんですね。 うつろな、見せかけの忠誠心を育むことはできても、国を愛することは育てられないん ですね……(「今回の議案に関係ないですよ」と呼ぶ者あり)……。そういうふうな背 景のもと、国旗というのは常に問題になっているわけです。このことについて、提案者 としてはどのような見解をお持ちなのか。この際、ぜひお答えいただきたいと思います。 清水議員 ちょっと勘違いされているんじゃないか。我々は、君が代をここで歌えという て出してるわけじゃないんですよ。もし、そういう話があるんなら、それはそれに考え ていいと思いますけどもね。我々はあくまでも、国旗を掲揚するお願いする、それだけ の話です。だから、理念、愛国心、確かに僕は日本の国は、日本の国旗は日の丸だとい う法制定されているんですから、それは象徴だと思って考えておりますから。愛国心と いうより、やはり日本の国旗は日の丸であるということを、やっぱり皆さん方は、少な くとも子どもさんもご存じだろうと思います。だから、それに愛国心あるないかって、 必然的にそれは出てくるんじゃないですかね。それは人によって変わるんじゃないです か、考え方によっては、 だから、どうのこうのいうことに僕はそれで議論する気は毛頭ないですし。まして君 が代がどうのこうの言って、それで今、橋下市長の問題おっしゃってますけども、我々、 君が代をここで、議会開会前に歌えと言うてるわけじゃない、何もあげてるわけじゃな いんですから。何か、誤解されているんじゃないか。あくまでも日の丸、国旗を議場に 掲揚するのにご賛同いただけませんか、言うてるだけですから。何か、どうもあっちの 方向、大きく遠回りして考えられるのか、僕はわからないんですけども、単純な考えで 我々はやっておりますので、よろしくお願いいたします。 戸田議員 これ、3回目になりますから。あのね、飴やコーヒーを持ち込みたいんですと 言ってるんじゃないんですね。単純に、とおっしゃってる。飴を食べては駄目ですよ、 コーヒーを持って入っては駄目ですよと、そのレベルの問題の話じゃないんです。我々 は日の丸を議場に持ってきたいとおっしゃった。では、例えば私がノーと言ったら、そ れはノーなのでしょうかね。 そういう話になるのはちょっと情けないので、愛国心の話として、一例として、今、 大阪府で起こっていること。これがたまたま君が代だったわけなんですけど、申し上げ ました。決して、誤解しているわけではございません。この先、例えば議場に日の丸が 掲げられたとします。例えば、議長に礼をしなかった。それは、私は避けるべきことだ と思っています。と同じように、日の丸に敬意を表する。例えば登壇前に礼をすること が求められたりすることはありませんか。礼をしたかどうかが、やがて、このメンバー じゃないときですよ、やがて誰かが運営委員会で問題にするようなことが起こり得るの - 497 - ではないでしょうか。例えば街角で、私、よく言われるんです、あんたも日の丸反対し てんのか、立ってへんかったら卒業式来るな、とか言われているんですよ。誰が礼をし たかどうかなどは、議員個人の思想信条について非難を受けたりすることがありません か。助長することになりませんか。 この質問を最後にします。 (「簡単に」と呼ぶ者あり) 菅 議員 しゃべったら長なります。いろいろ、先ほどご質問ありました掲揚、国旗・町 旗の掲揚の効果ということをおっしゃいましたけどね。これは効果とか、そういったも ので今回提案しておるんじゃなくって、憲法でも決まった国旗というものを、この地方 自治体の、この最高議決機関であるこの議場に掲揚するというのは、ごく当然ではない かということで提案してるわけです。 そして、今、盛んに愛国心、愛国心というふうにおっしゃいますけども、愛国心とい うのは、例の、要するに戦争を起こしたときの、あの時代までの悪いイメージの愛国心 をおっしゃっているんじゃないかと思うんです。私の考えるのは、愛国心というのは先 ほどから申しているように、やっぱり国を、自分たちの住んでいる国を愛して、郷土を 愛して、親兄弟、先生を敬うという、そういう「愛」の意味です。その分の一つなわけ です。ですから、子ども達が国際社会に出て国旗あるいは国歌、そういった国というも のの存在意義というものを認識しないままで国際社会に行った場合に、どのようなこと が起きているのかということも聞いております。ですから、もう少しきちっとした形で、 そういったものを認識して、国際社会にも臨む必要があるんじゃないかと思うんです。 先ほども言いましたけども、時代が変わって、もう今は戦後 65 年が経って、これから 今、私達はもう高齢者です。今の若い子ども達が将来にわたって、この日本の国に住ん で、やはりみんなで助け合って、一緒に国際社会で日本人として立派に仕事して働いて、 日本の国民の皆さんの、みんな全員の幸せのためにみんなが働く、こういったことが今、 今後の──これからですよ、これから、やはり私は必要な、この日本に必要だ、こうい うふうに思っているんです。ですから、その一環として、こういった国旗にしろ国歌に しろ、やはりきちっとした理解をしてもらって、そして私達高齢者は、戦争を知ってい る者は、子ども達にそういうことをさせてはならない、そういう教訓は与えながら、こ れから生きる若い子ども達には、これから国際社会に出たときに、どういうスタンスで 活動していくことになるのか。こういったことをきちっとやはり認識、改めて、避ける んではなくって、真正面から、やはりそういったことを教えて活動してもらう、そうい うことだと思うんです。 ですから、この議場に掲揚するというのは、その一環ではありますが、単に、この地 方自治体を授かっているこの島本町の議会としても、国の一環としての議会の議決機関 の中に、当然、国旗と町旗を掲げて、ここの尊厳の中で議論しあう、そういったことが - 498 - 必要だということで提案させていただいてるわけでございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 山口議員 2点、質問したいと思います。 清水議員のほうから、町村で国旗を掲揚していないのは島本町だけだというふうにお 答えございましたんですが、大阪府下の市、府の状況はどのようになっているのか。も し、ご存じでしたら、お示しください。 それともう1点でございますが、要望書の中で、「様々な思想信条の議員が出席する 協働の場である議場への掲揚は、一方的な思想形態を押しつけ、憲法 19 条が保障する思 想信条、信仰の自由を侵すことになります」というご意見がございますが、この意見に 対して、どのように考えておられるか、お答え、お願いしたいと思います。 清水議員 思想信条の自由ということは、十分理解をしております。それを押しつけてる 気は、毛頭ございません。ということは、先ほども何回と申しましたように、例えば国 旗・町旗を掲げたからといって、それに強制的に何やらしなさいとか、起立を守りなさ いというようなことは考えておりません。だから、それはそれで自由に、今までどおり 自由にやっぱり議論はできるだろうというふうに思っております。それを規制するとい うことは、逆に今おっしゃったようにかかりますから、そういう考えは毛頭持っており ません。 それから、町村議会以外にということでございます。大阪府では、19 市が掲揚されて おります。されておらないのが 13 市。市のほうでは、そういうことでございます。もし 名前が必要であれば読み上げさせていただきますけども、そういうことでございます。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 冨永議員 先ほどからの質疑の中で、清水議員は再三、強制はしていない、皆さんの理解 を得て賛同をいただきたい、このようにおっしゃっております。結果的に、どうしても 国旗を掲揚して欲しくない、こういう意見があっても賛成多数で、いわゆる民主主義や からいけんねん、ということで強制にはならないと考えておられるのかどうか。それが 1点目です。これは提案された方にも、他の人が、これはどうしてもして欲しくない、 こういった思いがあっても、多数が決めたことだから強制はしてへんけどもすんねん、 という形になるのかどうか。 それから、先ほど平野議員の質問にもありましたけども、この「国旗国歌法」の制定 のときに、当時の内閣、自民党の小渕恵三首相が「国旗の掲揚及び国歌の斉唱に関し義 務づけを行うことは考えておりません」、このように答弁しているということについて はご承知だと思いますが、国旗・国歌を強制しない、このことは何度も確認されておら れます。どうしても日の丸について、国旗については、いろいろな思いがあって掲げて 欲しくない、こういう思いがあったとしても、強制ではないけども、とにかく掲げるん だ、このように思っておられるのか。 - 499 - それから、次に日の丸が過去の戦争に利用された認識はない、というような答弁があ りましたが、同じく先ほども平野議員からもありましたけども、当の自民党のほうから 公式の見解として、日の丸が戦争で利用され多くの役割を果たした、こういう事実につ いては認めておられる。このことについては、今、再度、認識も含めていかがですか。 これは否定しがたい歴史的事実というふうに、いろいろな文章でも書かれておりますが、 いや、そんなことは存在しなかった、このようにお考えでしょうか。 それから、清水議員は、全員合意は無理だと思うとおっしゃっておりました。それな のに強制していない、このようにおっしゃるのはおかしいのではありませんか。日の丸 イコール戦争とは思っていないというような答弁もありましたが、実際に日の丸がいろ いろなところで兵隊の前で掲げられ、そして、それに対して忠誠を誓う。いろいろな場 で、占領したところにそれを打ち立てる。こういった事実があった、いや、そんなこと はなかったというふうにお思いなら、そういうふうに答弁してください。 よろしくお願いします。 清水議員 義務づけじゃないか、強制していないということなんですけど、私、何回もこ れは言うているように何も強制しているわけじゃないんですよ。賛成多数ということは、 それはどのような、理事者からの提案であろうが何であろうが、やっぱり民主主義、賛 成多数でそれが結果的に町政を運営しているわけですよ。だから、強制でも何でもない わけですよ。これを強制と言われたら、民主主義じゃないんじゃないですか、それは。 それこそ逆に、どういうふうに考えていらっしゃるのか、僕はお訊きしたいほどですよ。 じゃ反対だから言われて、それが少数意見で通っていくんなら、そのほうがいいでし ょうかね。だから、これ民主主義の中で、議会というのは多数決で物事を進めているわ けでしょう。だから、我々は議案としてあげさせていただいて、十分議論くださいよ、 皆さん方どうしても賛成せえと言うてるわけじゃないんですよ。皆さん方に説明させて いただいて、協力いただけたらありがたいなと思ってるだけですよ。だから、皆さん方 の中で、ほんとにこれが必要だという考えの中で賛成いただいたらいいでしょうし。だ から、結果的にこれはいけるかどうか、我々も疑心暗鬼というたら語弊がありますけど も。そういう中で、今、やらせていただいているんですよ。だから、賛成で通ったから、 強引にそれでもやるのか。通った以上、それはやりますよ。強引でも何でもないです。 皆さんの総意でやるんですから。過半数以上あれば、総意でやらせていただくんだから、 それはそれでいいんじゃないですか。 それから義務づけしてない、確かにね、何回もこれも言うております。小渕首相のほ うは、国旗掲揚は義務づけはしない、確かにおっしゃってますよ。義務づけしないとお っしゃった、そういうふうに聞いておりますし、我々も知っております、それは。だか ら、それじゃ町議会のほうでできるように条例案を提案させていただいているんですよ。 よその自治体も、決議文でやられるところもあるし、おっしゃるように議運でやられる - 500 - ところもありますし、うちらのように条例案で提案されたところもありますし、いろん な手法を取っていらっしゃいますよ。そうした中で、全員が合意を得られるところはそ んなになかったんじゃないかと思いますけども、賛成多数か何かでやられているという のは事実なんですよ。 それから、合意できないから議会でということだったんですけども、今までそういう 話、何回も言いますけども、話の中で、皆さん方としてほんとに合意できるんなら議論 を尽くしたいという考えありましたけども、これはやっぱり無理だと。それであるなら ば、一番いい議会の中で議論させていただこう。そうしてご賛同いただける方に賛同い ただいて、それが通ればいいし、通らなくても仕方ないということでやらせていただい ているんですよ。何回も言いますけど、今回もこうして通年議会という一つの試行の中 で、理事者を気にしないで議論できる、議員同士が議論できるという一つの中でね、や らせていただいたということも、タイミングよかったかなと思ってますねんけども。だ から、こういうものをこれから、僕はもっと、これ以外に議案提案して議論できたらい いなと思っております……(議場内私語あり)……。大きい声で言ってくれ、聞こえな い、ボソボソ言ったら。 それから、戦場での日の丸ということですけども、その当時は確かに戦場で日の丸、 僕も映画でしか見てないですけど、揚げられておるというのはわかりますけども、それ と、日の丸がイコール戦争ということ、さっきも言いましたように、僕はそれは考えて おりませんということです。日の丸が戦争したんじゃないんですよ。だから、そのとき の当時のトップの方々がやられただけであって、日の丸が戦争してるわけじゃないんで すよ。逆に言うたら、日の丸は犠牲かわからん、僕から言わしたら。だから、それは一 つの印ということで、これは日本だけじゃない、外国でもそういうことやられているん ですから、それがどうだと言われたって返答のしようがないですよ、これはもう。 あと、もし答弁漏れがあるようでしたら、よろしくお願いいたします。 伊集院議員 先ほど、たぶん平野議員へのご答弁に対して、その被害、戦争の被害があっ たのかなかったのか、そういったことで、そんなことはなかったのかあったのかという ような何かご質問だったと思うんですけども、決して否定は何もしてませんので。私自 身の世代としては、オリンピックと、そういったことの印象があるという部分での答弁 でしかありませんので、そこは誤解なきよう、よろしくお願いします。 それと、先ほど清水議員からありましたように大阪府内でも数を言ってはりましたけ ど、町村レベルでは 10 町村中、本町のみが国旗・町旗を掲げていません、他はすべて掲 げております。こういったこともあって、いろんな、どこで議論するかという部分で、 条例でされているところもあれば議運でされてたりということはありましたけども、私 としては、やはり議運だと全員の発言権がない。議運のメンバーだけでしか議論できな いであろうという部分もあり、やはりみんなで議論するのは、全員で出席できる本会議 - 501 - がいいであろうというような思いで出させていただいたということです。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 高山議員 まず、議場に国旗及び町旗を掲揚するという、費用対効果というのは、どうい うことになるんでしょうか。 清水議員 申しわけない、費用についてはまだ海とも山ともわかりませんので、出してお りません。もし、ご可決いただいたら、あるんならば、おそらく理事者のほうでどうい う予算組まれるかわかりませんけども、補正予算組んでいただけるのか、それとも予備 費でやられるのか、その辺は訊いておりませんので。それについては申しわけございま せんけども、通りましたら、そういうことも考えていきたいというふうに考えておりま す……(高山議員・自席から「効果は」と発言)……。 効果については、皆さん方、先ほど出ておりますように、国旗揚げたからこういう効 果があるとかいうものは、やっぱり出せないだろうと思います。ただ、我々としたら、 一つの国旗と町旗があることによって、心の中ではシャッとするところもあるんじゃな いかというふうに思っておりますし、そういうふうに僕は皆さんなっていただきたいな と思うんですが、それはまた強制したら強制言われますから、それもできませんので。 十分議論していただいたらいいんじゃないかと思っております。もし必要であるなら、 そういう要綱も必要かもわかりませんけども、あえて、そういうことも考えておりませ ん。よろしくお願いいたします。 高山議員 要するに、効果は説明できないんですよ。本来、行政というのは効果を求めて、 最少の費用で最大の効果をあげるというのが出発点でしてね。効果を説明できないとい うところに、今回の提案の一番の弱点があるというふうに思います。 先ほどから、強制ではないというふうなこと、盛んに言われました。しかし、例えば ここの議場の議長の後ろに掲揚されると、私は見たくない。見たくないって言ったって、 議長の顔を見れば写るということについては、一種の強制じゃないですか。これはね、 先ほどからの議論で、いろんな思いがある、いろんな思いがあるからこそ、そういうこ とでは強引に進めまい。議会運営の原則的に言えばね、法令で定められたことのないこ とをやろうというときには、全員一致でやろうというのが本来の姿ではないでしょうか。 私はね、この議論でちょっと飛躍している部分があると思うんですね。議会で議論す るというのは、住民の意向を反映して、こうできるんです。今回、少なくない住民の皆 さんが意見を出されたけど、圧倒的な多数の住民の皆さん、知らないんですよ。住民の 皆さんの意見を反映して島本町議会としてはどうあるべきかという議論になってない、 なってないんですね。 これはね、実は今回の私は予算の討論でも言いましたけどね、行政に対してはちゃん と説明せえよと、効果について説明せえよというふうに迫るわけですよ。それで、一人 - 502 - ひとりのパブリックコメントについても丁寧な町としての考え示せよと。アンケートで もね、自由記述についても町としてはこう考える、そのことこそが行政として求められ ている、というふうに言ってきたわけですよ。この問題で考えたら、住民ほとんど、多 くの人は知らない。効果も説明できない。こういう状態で決めていいのか。 私は、そもそも論で間違いがあるというふうに思ってますし、今回、私はせっかく意 見をお寄せいただいた方には、提案議員の皆さんはこういうふうに考えるという見解を 示して欲しいというふうに思いますよ。住民の皆さん一人ひとりが主人公だということ が、まちづくりの基本でしょう。もう一度、私はまちづくりの基本について振り返って みたいと思います。 まちづくりの原則というのはね、実は、住民・議会・町は一人ひとりの人権を尊重す る、こう書いてあるんですよ……(「質問しよう、質問」と呼ぶ者あり)……。 岡田議長 申しわけないんですけどね、簡潔に質問していただけますか。 高山議員 いや、質問の趣旨を説明しているんですよ。 岡田議長 いや、もうそれじゃなくて質問、自ら質問していただけますか。 高山議員 だからね、質問の趣旨を説明しているんです。本来、まちづくりの基本という のはどこに求めるかといったらね、島本町の場合は「まちづくり基本条例」なんですよ。 それでまちづくりの基本ということで第4条に、今、申し上げましたように「住民・議 会及び町は、一人ひとりの人権を尊重する」、こうなっている。住民の皆さんの声を聞 かずに、そしてわざわざ意見をお寄せいただいた皆さんに対して見解も示さずに、意見 を尊重したということにならんじゃないですか。この点、いかがですか。 清水議員 それも何度もご答弁申し上げてますとおり、確かにいろんな考え方があるだろ うと思います。現に、住民の方々で賛同いただける方もおられます。だからといって、 じゃ、その証拠というのは、それは今言いましたように、そういう、こちらは運動もし ておりませんから来ておりません。ただし、やはりいろんな中でそういう話はしており ます。だから、といって、じゃ反対の方の意見はそれならどうするのかということにな りますけど、だから、こういう議場の中で議員提案させていただいて、住民の代表であ る皆さん方と議論しているわけですから、僕はそれで十分だと思いますし、それが普通 だと考えております。 だから、じゃ議長の後ろに掲げたとき、否が応でも見るやないか。それは確かに、も しご可決いただいたら、どこでどういうふうになるかは別にしても、それは見るでしょ うね、否が応でも見えると思いますけど。だからといって、じゃ、それを見たから議論 は停滞するのか。僕は、そんなことはあり得ないだろうと思いますよ。逆に言えば、一 つの流れの中で国の象徴である国旗と町の象徴である町旗の前で、十分なる議論ができ たら、そのほうが十分だろうと思いますし。 だから、費用対効果というのはすぐに出てくるものじゃないんですよ、こういうもの - 503 - については。工事や何かしたときに、物をつくる場合は費用対効果はすぐ出てくるでし ょうけど、こういうものは長い目で見ていただくことが必要だろうと思います。それに よって、人の形成が変わってくるだろうと思いますけども。だからといって、それを強 制するわけではないということを言っているんですよ。だから、起立やら何もかも要綱 で決めるというのは、起立することは必要ないと思ってますから。ただ掲揚することに よって、日本の象徴である国旗と、島本町の象徴である町旗、島本町の最高決議機関で ある町議会に掲揚することにご賛同いただきたいというふうにお願いしてるわけでござ います。 以上です。 高山議員 清水議員、今のは答弁になってないです……(清水議員・自席から「それは見 解の相違じゃないですか」と発言)……。 議会は住民の一人ひとりの人権を尊重する。こういう提案をするということについて 住民に知らせること、十分知らせることもなしにやるというのはうまくない。これは私 が言っているんではなしに、「まちづくり基本条例」が言っているんですよ。 さらにね、説明責任ということで、「町は施策の立案、決定、実施及び評価の過程に おいて、その経過、内容、効果等について住民に対して説明責任を果たさなくてはなら ない」、これは一般施策について町が果たさなくちゃならない責務ですが、今回の場合、 議会がそういう役割を果たさなくちゃならんわけですよ。議会として、住民にどういう 説明責任を果たすかということが求められてる。だから、効果が説明できないとか、そ れから、一人ひとりの人権を尊重するという保障がないということについてはね、島本 町のまちづくりに照らして、うまくないというふうに思うんです。私は、むしろ、こう いう問題を本当に議論するとしたら、こういう経過でこういうことを考えているけど、 どうだろうというのは広く住民の皆さんにお示しをして、そして場合によっては公聴会 とかね、そういう場を設けて、しっかりとした議論をする。そしてパブリックコメント を求めたら、それに対してきちんとしたコメントを出す。そのうえで、住民の皆さんの 意向を反映して議会で決めるというようなやり方というのは、あるというふうに思いま すけどね。 しかし、根本的には、先ほどからるる議論しておりますように、国歌とか日の丸とい う国旗の問題についてはいろんな判断がある、意見の多様性があるということで、より 慎重に合意を求めて議論しなきゃいけないということが、今、求められておるというふ うに思います。私は先ほども言いましたけどね、とりあえず今、9名の方が意見を寄せ られておる。これについて提案議員の皆さん、コメントを出していただきたい。今回、 どうしても無理だというんであれば、日にちを改めて、別の場所でも議論をするという ことも一つの方法だというふうに思いますが、いかがですか。 (午後9時 50 分 東田議員退席) - 504 - 菅 議員 お考えが少し違う点がありますので、申し述べておきます。 「まちづくり基本条例」で、住民の意向を十分確認してという項目が入っております。 それは、やはり実際に出てきます事案によっての問題でありまして、何もかにも住民の 意見を聞くとなりましたら、私達ここに選挙で、厳しい選挙を戦って当選した議員とい う立場は何なのか、単なる代弁者なのかということになるわけですから、これは、やは りその案件、案件で、その議員が、議員生命をかけて判断して決める問題は決める、そ ういうことなんです。それが間違っておれば、次の選挙で落とされる、そういう厳しい、 私らは世界におって、この議場に籍を置いているわけです。 ですから、それは議員、立場立場でいろんな意見をおっしゃるのはわかりますけども、 それはやはりそれぞれ議員が責任を持って、自分の周りにおられる住民の方、いろんな 様々なお付き合いしてる住民の方の意見を察知しながら、私らは行動しているわけです から、その辺は何でも「まちづくり基本条例」に定めてる、そういったことで住民に意 見聞いて、公聴会開いてやってたら、それこそほんとに議員の立場というのはないわけ ですから……(「全然やってない」と呼ぶ者あり)……、責任持って、自信持って決め る。そして住民には、その決めた議員というのは、やはり責任を持つ。そういうことだ というふうに思いますので、そういう面で、今回は、私らはこういうことを提案させて もらっているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 (午後9時 52 分 岡田議長 東田議員出席) この際、暫時休憩いたします。 (午後9時 52 分~午後9時 52 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 他に質疑ありませんか。 藤原議員 それでは私、あまり発言をしないようにしようかと思ってましたけども、いろ いろ、こういう機会にいろんな意見が出まして、なかなか一面では有意義なことになっ てるかなと思いますけども、私はちょっと、私の過去の経験も踏まえてね、ちょっと私 の立場をちょっと説明させてもらって、それで発言したいと思います……(「質問を」 と呼ぶ者あり)……。 岡田議長 申しわけないんですけど、質問に変えていただけませんでしょうか。 藤原議員 はい、質問します、質問します。私はね、終戦前に教育勅語を体験した国民学 校出身です。そういうことは、大変な軍国主義の華やかになる前兆のときです。それで、 戦後 65 年経っているという中で、皆さん、発言ありましたけども、この国歌と国旗の制 定の法律ですね。これは 1999 年にできたということは、今から 12~13 年前ですよ。だ から、それほど、やっぱり軍国主義が日本の旗を振ってね、戦地でいっぱい死んでいく。 それで、これは侵略戦争だと私は思うんですけども、そういうところでやっぱり旗が利 用された、日章旗がね。それから、国のために死んでいく。これはほんとはそうじゃな - 505 - かったかと思うんですけども、そういう意味から言うと、戦後、解放されて、自由に私 達は自由の、民主主義の社会をつくったかに思いますけども、なかなかそうはいってな いということで、50 年以上経って、この 1999 年に国歌・国旗の制定法ができた。これ について、はやり良心とか何かの自由、信仰の自由とか、いろいろな自由を束縛しない ということで、やっと国の旗が決まった。 私事で申しわけないんですけども、外地に私は、親の転勤で満州の大連というとこに いました。それから上海、今の発展してる、そこで終戦を迎えて、引き揚げ者で帰って きました。田舎の親父の長男は地主をやってましたので、そこに疎開したということな んですけども、私は戦争の体験というのは、やはり根底にあります……(「質問しよう」 と呼ぶ者あり)……。それで、日本の侵略戦争の外地でのやってきたことを踏まえてね、 私は、平和というのはすごい大事やというふうに身に染みてるわけですよね。それをベ ースにして、この国旗を考えるときに、皆さんの話を聞いてると、現実というのは、ず っと歴史を経て現実があるということになりますと、それぞれの議員の方は、体験も含 めて全部違うわけですよ。これがやっぱり私は、この議会の中のいい集合体だというふ うに思うんですね。だから、こういうことで一つの意見、一つの意見、それをいっぱい 戦わし合いして、やはり一定の合意ができるような形を、ぜひ作ってもらいたいなと。 だから、ここで質問です。私は、やはり十分熟慮して、十分戦わして、もっともっと 時間をかけてやるというのは、私は一番いいんじゃないか。それで、思いはみんなそれ ぞれ持っていたらいいんですよ。私は議会でどんな人が発言しても、それはそれなりに 私はいつも評価してます。だから、この侵略戦争を踏まえて、軍隊が、当時の軍国主義 の軍部が、あの日本をこういうふうにしたというのはね、歴史の私は、負の大きなもの だというふうに思います。そこからだんだん収斂されてきてますけども、現実に、今、 聞いてますと、大変意見が、完全に融合するとこに行ってません。従って、これは多数 決で決めてやるような問題かなというように私は思ってます。 ただ、議会で決めるときは多数決、これは当然だというふうに思いますけども、十分 話し合っていただきたいと思うので、ちょっと私はこの点について、提案者の方に、ど なたでも結構ですから、初めに聞かせていただきたい。もう少し熟慮する時間が必要で はないかと思いますけど、いかがでしょうか。 清水議員 熟慮という言葉ございましたけども、今までこれだけの時間かけてご議論願っ ておるわけでございます。だから、僕は一定の議論的なものはやっているんじゃないか なと思っておりますし。そういうことで、せっかく藤原議員のご提案でしょうけども、 僕は一定の民主主義である中で、一定の結論を見出していけたらいいなというふうに感 じております。 以上です。 岡田議長 他に質疑ありませんか。 - 506 - 平井議員 1点だけ、ちょっとお訊きをしておきますけども、先ほど一部議員の質問の答 弁にもございましたが、大阪府議会並びに大阪市会をはじめ大阪府下の市町村の議場へ の国旗の掲揚の状況を見ますと、約 70%程度の議会で今、国旗が掲揚をされているとい うふうなことだろうというふうに思います。それで、その国旗の掲揚のあり方について は平成 11 年の法制化以降、自主的に掲げられた議会、また議員提案で条例化をして掲げ られている議会、いろんな経過があろうかというふうに思っております。また町村議会 だけを見ますと、大阪府下で掲揚がないのは島本町議会だけだというふうな状況という のは、皆さん、ご存じのことだろうというふうに思います。 そういう状況やから、島本町も議場に国旗を掲揚しなければならない、というふうな ことにはならないというふうには思っておりますけども、こういうふうな現状があるの も事実であったと思いますし、年々、議場への国旗の掲揚というのは各議会で掲げられ て増えてきているのも事実だというふうに理解をしております。そういった現状を、提 案者の方はどのように思っておられるのか。その辺、ちょっと見解だけをお訊きをして おきたいというふうに思います。 清水議員 今、平井議員おっしゃったように、町村では島本町だけだ。だからといって、 よそがこうだから島本もということは考えておりませんけども、たまたま現在の状況を 調べたら、そういう状況であったということでございまして、よそがこうだから、島本 もこうしていこうじゃないかというようなことについては、そんなに考え持っておりま せんでした。現に、去年の 12 月には大山崎もやられたというのは聞いております。 そういうことで、近隣の自治体で結構揚げていらっしゃる。だから島本もやらないけ ないということでご提案したものでもなく、ただ、先ほども言いました一つの区切りと して、やっぱり提案させていただいて、皆さん方のご了解が得られたならという感じで やらしていただいているだけでございますので、よそからこうだああだということはご ざいませんので、その点、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 藤原議員 2問目なんですけども、私はアジアはじめ……。 岡田議長 すいませんけど、質問、簡潔にしていただけませんでしょうか。相当時間がか かって、まだ1議案残ってるんです。お願いいたします。 藤原議員 そうですね、よくわかってますけど……。 岡田議長 わかってたら、お願いいたします。 藤原議員 私、アメリカ、ロシア、ヨーロッパずっと、それからアジアもほとんどは行き ました。その中で日本のこの国旗がね、大変重要な役割を果たしている。日本の中でも 式典には、この日本の日の丸が出る。これはこれで、私はものすごい認知しているんで すよ。ただ、1問目のときに言ったように、日本のこの日の丸というのは、ものすごい 歴史を背負っているんですよ。だから、諸外国では大体、独立したときに国旗を変えた りしてるというのはあります。やっぱり、団結の象徴としてあるのが国旗だと思うんで - 507 - すけど、日本はあんまりそうも思わんところがあるというのは、これが私は今日見ても、 今日、議論聞いてても、大変不幸だというふうに思ってます。 そういう意味で、これはもう一回、菅さんにでも聞きたいんですけど、十分、ここは 言論の府ですからね、多数決で決めるというのは、最終はそれで結構ですけども、十分 話し合ってね、やはり、それで結論を出すというのも、私は一考すべきではないかとい うふうに思ってます。 それで、時間がないからしゃべるなというのはね、これは簡単なことではないと私は 思っているんですよ……(「そのとおり」と呼ぶ者あり)……。 岡田議長 時間がないからしゃべるな、じゃないんです。しゃべっていただいていいんで すけれども、簡潔にまとめていただけませんかってお願いしているんです……(「大事 なことなのに」他、議場内私語多し)……。よろしくお願いいたします。 藤原議員 ありがとうございます。 岡田議長 ちょっと、ごめんなさい、黙っていただけますか。 藤原議員 特にね、私は質問というのはね、もうここに出てるように国旗の条例案ね、制 定する、となってるだけですよね。だから、そういうものなんですよ、これは。だから、 熟慮をする必要があるということなんですね。それで、どういうふうに熟慮するかとい うのはね、これは時間かけていいから、みんなにしゃべる。それでもうよろしいね、み んなくたびれ果てて、それで採決しても、私はいいんじゃないかと思いますよ……(「そ うだ」と呼ぶ者あり)……。というのは、これは一回条例したらね、ずっと後々の人に まで、この議場で、この日の丸の問題についてね、否応なしに、そこで見ることになる んですからね。十分、熟慮する必要が、私はあると思います。これ、菅さんに訊きます けど、どうですか。 菅 議員 藤原議員の生い立ちも十分聞かせていただきました、先ほど。発言される根幹 が、よくわかりました。 私はね、これはちょっと考えが違うのは、戦争のときに亡くなられた、戦死した人は 日の丸のために死んだんじゃないんですよ。私はやはり自分の国の、そのときの教育に よって、それで先導されて、そういう意識になって亡くなったわけですよ。ですから、 日の丸のために死んだんじゃ何でもないんですよ。だから、愛する自分の家庭、家族の ために亡くなったり、日本の国、住んどる国のためにと思って亡くなられているんです よ。そうでなかったら、亡くなった人が浮かばれませんよ。私は、そこは根本的に違う と、私はそういうふうに理解してます。ですから、そういうふうに悪用された日の丸は、 明治維新からずっと日本の近代国家に向けて貢献してきたという、国民に愛されてると いうのは、そういう部類も私はあると思うんです。 だから、そういったことも反省しながら、今の現代社会にあった国づくりという意味 で、この日の丸というのは、やはり大事なものだというふうに思ってる。これだけ国民 - 508 - に親しまれて、愛されてるというふうに私は思ってるんですが、そうでもない方がおり ますので、それは忌まわしき歴史の問題から、そういうふうに思われているんで、これ はこれで、本当に貴重なものだとは私も理解はしております。 ただ、ここに来まして、先ほどから申しておりますように、近代国家に向けて新しい 歩みを島本町もやるのには、遅れておりますが、この議場に町旗と国旗を掲揚する。こ れはやはり必要な部類だろうなというふうに思っておるわけです。それで、議論がちょ っと不足だというようなこともおっしゃってますが、大阪府下で、町村でただ一つだけ 掲揚してないというのは、それだけ今まで慎重に、議論が今までにもあった中でも、や はり強引にせずに現在まで来ているというのが実情だと思うんですね。これほど大事に、 この問題を取り扱ってきた議会はないと思うんです。今までも、私の知る範囲でも、強 引にできた機会は何ぼでもあったと思うんですけども、慎重に慎重を重ねて今まで来て るというのが、私は島本町議会の歴史だと思いますので、そういうふうに思っておりま す。ご理解をいただきたいと思います。 藤原議員 あのね、議員というのは、もうそれなりに自分の信念とかそういうのは変える 必要もないし、人に言われて変えるというのは、私はあり得ないと思ってます。ただ、 この日の丸については歴史を経ているということで、現実には完全な国旗なんですよ。 完全な国旗なんです。どこへ行っても日本の、これは決まっているんですよ。ここに揚 げることについてね、議員の皆さんが発言するということは、これは私は尊いと思うん ですよ。その結果、どうなるかというのは、これは一定のルールで決めていくというこ とは、これはやぶさかじゃないんですけども、その歴史認識を含めて、やはり十分議論 を戦わして、理解をして、それから反撥して、その中で決めるというのが、私は後世に もいい島本町をつくるもとだというふうに思ってますので。そういう意味では、質問者 に私は訊く気はあんまりないんですよ。だけど、意見としてはね、これは考えていただ きたいという意味で、これは私が質問しても、お答えはもうわかっているので、私の意 見として、お答えがありましたらね、ぜひ伺いたいというふうに思いますけど、いかが でしょうか。 岡田議長 お答えがあれば、お答えしてください。なければ結構です。 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論……(「議長、動議」と呼ぶ者あり)……。 では、動議が出ましたので……。 暫時休憩いたします。 (午後 10 時 09 分~午後 10 時 10 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 - 509 - 動議の内容、河野議員、説明お願いいたします。 河野議員 今ここで、やはり採決を取るべきではないということで、委員会付託、所管す る委員会付託と申し上げましたが、私としましては、議員全員が参加をする特別委員会 を設置し、それに、この 47 号議案を付託するという動議でございます。 (「動議に賛成します」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ただいま河野議員から、第 47 号議案を特別委員会に付託するという動議が提 出されました。 所定の賛成者がありますので、ここで動議は成立いたします。 動議に対しまして、賛否を取らせていただきたいと思っております。 本動議を議題といたします。 お諮りいたします。 本動議に対する質疑、討論は省略し、直ちに採決を行いたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 これより、採決を行います。 本動議に賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 賛 成 者 起 立 ) 起立少数であります。 よって、本動議は否決されました。 これより、先ほどの議事を続行いたします。 (「確認してください。14 人の内7人立ったと思います」他、議場内私語多し) 岡田議長 いや、だから人数は、藤原議員が立たれたから7人でいいんじゃないですか。 少数ですよ。 (「少数ですか」「議長裁決です」他、議場内私語多し) 岡田議長 起立7人であります。 次に、動議に反対の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 反 対 者 起 立 ) 起立7人であります。 賛成、反対が同数であります。 よって、「地方自治法」第 116 条第1項の規定により、本動議に対し、議長が裁決を いたしたいと思います。 本動議につきましては、議長は否決と裁決します。 よって、本動議は否決することに決定いたしました。 先ほどの議事を継続いたします。 - 510 - (「動議を提出します」と呼ぶ者あり) 岡田議長 動議の内容は、どのようなものですか。 平野議員 議場に日の丸を掲揚するということに関しましては、議会運営上の問題です。 議会運営申し合わせ事項の中に、申し合わせ事項の変更等については議会運営委員会で 検討し、全員の合意を必要とする、と書かれております。それに沿って、私はこの条例 案を議会運営委員会で継続審議とするという動議を提出いたします。 (「賛成します」「議員提案の議案に、そこまでの確認は」他、議場内私語多し) 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後 10 時 17 分~午後 10 時 18 分まで休憩) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 岡田議長 ただいま平野議員から、第 47 号議案を議会運営委員会に付託する動議が提出さ れました。 所定の賛成者がありましたので、本動議は成立いたしました。 よって、本動議を議題といたします。 お諮りいたします。 本動議に対する質疑、討論は省略し、直ちに採決を行いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 これより、採決を行います。 本動議に賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 少 数 起 立 ) 起立少数であります。 よって、本動議は否決されました。 これより、先ほどの議事を続行いたします。 (「議長、動議を提出します」と呼ぶ者あり) 岡田議長 先ほど、同じ会派から動議が出たんですけれども、同じ内容でよろしいんです か。別ですか。 (「同じ動議は出せません」「同じや」「賛成」と呼ぶ者あり) 高山議員 先ほども言いましたけど、私はやっぱり意見を出された住民に対するコメント が欲しいです。そのためには、ここでそれができないとしたら、委員会を開いて、総務 文教常任委員会でしっかりと議論をする。そのことを求めます。 岡田議長 ただいま高山議員から、第 47 号議案を総務文教常任委員会に付託する動議が提 出され、所定の賛成者がありましたので、本動議は成立いたしました。 よって、本動議を議題といたします。 - 511 - お諮りいたします。 本動議に対する質疑、討論は省略し、直ちに採決を行いたいと思っております。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 これより、採決を行います。 本動議に賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 賛 成 者 起 立 ) 立 ) 起立7人であります。 次に、本動議に反対の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 反 対 者 起 起立7人であります。 賛成、反対が同数であります。 よって、「地方自治法」116 条第1項の規定により、議長が本案に対して採決をしま す。 本動議につきまして、議長は否決と裁決いたします。 よって、本動議は否決することに決定いたしました。 これより、先ほどの議事を続行いたします。 (「動議を提出します」「動議に賛成します」と呼ぶ者あり) 冨永議員 本議案を、すでに現在設置されている議会改革特別委員会において慎重審議す ることを提案いたします。 (「もう特別委員会はした」「議運では本会議でやるって納得した」他、議場内私語多し) 岡田議長 この際、暫時休憩いたします。 (午後 10 時 24 分~午後 10 時 25 分まで休憩) (休憩中に、設置目的の異なる特別委員会には付託できない旨、説明あり) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより、先ほどの議事を続行いたします。 これより、討論を行います。 まず、本案に反対の方の発言を求めます。 戸田議員 第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、私は反対の討論をさ せていただきます。 私は、日の丸を国旗とすることを否定する者ではありません。私は日本人として、日 本を愛しています。愛国者です。しかし、それはナショナリズム、国家主義的愛国心で はなく、パトリォティズム、郷土を愛する心、生まれ育った土地を愛する心です。他人 からあえて教わらなくても、あるいは強制されなくても、心から湧き上がってくる大切 - 512 - な思いです。様々な困難に出会っても、家族とともに、隣人とともに、友人とともに、 この国で、この島本町で幸せに暮らしている、そう思える愛郷的愛国心です。学校で教 わったものでも、親から教えられたものでもなく、実はそれらに守られながら、人生の 道筋の中で自ら手にしたものです。それによって私は解き放たれ、自由です。 私は、日本人であることを誇りに思っています。しかし、日の丸を掲げることで、そ れを表現したりはしません。なぜなら、表現できないからです。私は今、島本町議であ ることを誇りに思っています。掲げられた旗、町旗に忠誠を誓ったりはしません。日本 人として、1人の大人として、次世代に引き継ぐ国の形を島本町会議員として創造して いくことに誇りを持っています。異なる考え、異なる立場の者が生きていくうえでの信 頼を支え合う、公共である基礎自治体のまちづくりを担う議員であることに、誇りを持 っています。互いに議論し合い、互いの主張を認めながら、互いの違いから生まれる新 たな価値観を創造し──クリエイティブです──明日を築いていく。そのことが町議会 において最も重要であって、議場に国旗日の丸があってもなくても、このことに何ら変 わりがありません。ここに国旗日の丸があっても、私自身の自由や尊厳は何一つ失われ ません。 国旗を議場に掲げる必然性が、しかし、見出せません。国旗日の丸を議場に掲げるこ とで、この国の未来が明るくなることはないからです。自由や尊厳というものは、とき に戦い、ときに涙し、大小様々な葛藤の中で手にするものです。しかし、過去にはそれ が著しく困難な時代がありました。今なお、著しく困難な状況に置かれている方が少な くありません。日の丸に反対されているという方が少なくないということの重みを、私 達議員は疎かにしてはいけません。聖なる者の存在が対極に位置する者を生み、人間の 平等を妨げました。「人権尊重のまち」島本町の議場に国旗を掲げることについては、 もっと慎重であってよいはずです。 フランス共和国の国旗には民衆が自ら手にした自由・平等・博愛の理念があり、アメ リカ合衆国の国旗には独立の経緯がある。国旗には、歴史的意味が込められています。 それはときに誇りであり、ときに負の歴史です。我々がイギリスと呼んでいる国、グレ イトブリテン及び北アイルランド連合王国、これは複数の国から構成され、それぞれが それぞれの国旗を持っています。イギリスのユニオンフラッグは、それを組み合わせた ものです。平等で、裏表があるのですが、国民の皆さんはあんまり気にはしてられない そうです。左右もあります。 さて、歴史も伝統も異なる人達が手を携えて国をつくるというある種の契約を表し、 国旗は理念を表しておられます。我々が「国旗」と定めた日本の日の丸には、どのよう な理念があるでしょうか。ご答弁いただけませんでした。つまり、そのような理念が示 せないからです。特別です。 国際社会、グローバル社会で生きていくためにという発言が、よくされます。他の議 - 513 - 員からも、提案者からも繰り返し述べられました。私は経験からわかります。国際社会、 グローバル社会で必要とされ、尊敬されるために必要なのは、「個」としての成熟です。 そして、自分と自分の隣人を愛する力です。国旗は何の役割も果たしてくれません。国 旗によって人が育つことはなく、国旗によって愛国心が生まれることもありません。国 旗によって人が守られることもありません。ひとたび海外に出れば、皆さんもそうです、 表紙に菊の紋章のあるパスポートを所持した日本人として、私は日本人とみなされます。 中国、フィリピン、韓国、台湾、アジアの人々とともに国際都市香港で暮らし、教科書 で学んだものではなく、家族の歴史として語り継がれている戦争に、たくさん触れまし た。もちろん、多くの人が忘れていません。しかし、許してくれている。私は、そのこ とを自ら知りました。私にとって、日の丸は背負うものです。 長野オリンピックを、私は香港で見ました。揺れる小旗の日の丸が、このうえなく美 しいと思え、なぜ日の丸がいけないかと、私は祖国を思い、泣きました。今はわかりま す。あのとき、オリンピックの旗が美しかったのは、選手と選手を応援する人々が皆、 輝いておられたからです。だからこそ、私は日の丸がどうしても許せない、受け入れら れない人の心がわかります。私は、国旗日の丸に反対はしません。しかし、反対する人 を排除する社会を好まず、認めません。 かつて、三島由紀夫という小説家がいたことはあまりにも有名で、いわゆる右翼とみ なされていました。しかし、実は愛国心の義務化や徴兵制には反対しておられたといい ます。自らは愛国者であるが、愛国の義務化には反対であると。愛国心を含めすべての 価値は内発性、つまり、内側から湧き出てくるものでなければ意味がありません。それ を義務化しようとする風潮の中で、私はこのたびの提案がされたのではないかと思いま す。国を愛する者として、これを義務化しようとする風潮に、私は反対します。心から 敬うことなしに、形式的に義務として条例化して国旗を掲げるということは、結果的に、 その価値を貶めることになり、到底賛成できません。国旗を、日本人が自らの手で踏み 絵のようにして扱ってはいけません。 国旗を議場に掲げたいとして、このたび議員提案されましたが、私はこれに協力する ことができません。島本町議会国旗等掲揚条例の制定に、私は国を愛する1人の日本人 として反対します。 以上をもって、反対の討論とさせていただきます。 岡田議長 次に、本案に賛成の方の発言を求めます。 平井議員 第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、賛成の討論を行いま す。 本条例の国旗等を議場に掲揚する、この案件については、平成 20 年度から今日まで傍 聴者の声や団体の要望等踏まえ、議会運営委員会をはじめ会派代表者会議の中で議論を 重ねられ、今日の議員提案に至ったものと認識をしております。 - 514 - そこで、賛成の理由については、本条例の提案説明でも述べられたとおり、国旗日の 丸は国民に親しまれ、定着しており、世界各国からも広く認められているところであり、 自国の国旗を敬愛し誇りに思うことは、すべての国民にとっても共通した感情であり、 日本国民もまた同様であるというふうに思っております。このような認識のうえに立ち、 我が国、府、そして本町の永遠の繁栄と恒久の平和を切に願い、憲法に基づく民主主義 実現の厳粛な議場に国旗を掲揚することは、極めて自然なことと考えます。 また、過去の戦争において、戦場で国旗が使われたため、戦争を象徴するものとして 反対される気持ちを持たれることも一つの考え方であり、否定するものではありません が、戦後 65 年以上過ぎた現在、我が国の国旗を議場に掲揚することは、先に述べた理由 からも掲揚してはいけないといった結論には至らず、本条例については賛成の討論とい たします。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 外村議員 第 47 号議案に対して、反対の討論します。 私自身は、国旗を掲揚することに特別な違和感を持っている者ではありません。しか し、少なくとも、この議場において掲揚するということは全然意味が違います。この議 場は、議員だけのものではありません。我々議員は多くの住民から負託を受けて、議席 をお預かりしている者です。また、常に議場には傍聴者も来られます。いろんな方が来 られます。不特定多数の方の住民の中には、いろいろな考えや思いを持った方がおられ、 思想信条、世界観も全部違います。 そのような中で、また今回の提案をされるということがわかった途端に、事務局や議 会宛てにファックスでたくさんの反対の意見が届いております。賛成というのは一つも ございません。反対の理由も様々ですが、そういう中で、ほとんど議論もしないで、い きなり議員提案されて採決を迫る。まさに強行採決をするなんてことは、島本町議会の 自殺行為であります。私、この議案の一番の欠陥は、やっぱり住民との間で議論が尽く してないということです。議論を尽くした結果、最終的に決めるのは議場というのは当 然わかりますけども、今回はそういう議論を全然経ていません。 少なくとも、私にも少なからず支持者がおりますが、その方々と意見交換する時間す ら与えられませんでした。それを、言ってみれば抜き打ち的に提案して、多数決で迫る なんていうのは非常に蛮行であります。少なくとも皆さんの意見を聞いても、提案者の 意見を聞いても、今日、決めなくては特に不都合があるとは誰もおっしゃっておられま せん。むしろ、これを契機に全町的な議論をして、議論を尽くし、そのうえで合意形成 をしたうえで結論を出すということが、本当の民主主義だと思います。どうか、一度再 考願いたいということを提案しまして、私の反対の理由とします。 以上です。 岡田議長 続いて、本案に賛成の方の発言を求めます。 - 515 - (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 平野議員 第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、反対の討論をいたし ます。 この議場で、私は 11 年議員として活動してきましたが、今日は本当に議会制民主主義 の一端が崩されていく、そういった危機感で私の思いはあふれております。 議場への日の丸の掲揚は、議会運営上の問題であります。原則的に、議会運営のこと は議会での合意をもって進めるのが民主主義のルールではないでしょうか。先ほども申 しましたように、申し合わせ事項の見直しや、新たな議会運営等の定めについては、議 会運営委員会で全員合意でもって進めていくというのが町議会のルールでありました。 そういったルールを経ずして、このように条例提案という、しかも強制力のある形を提 出された。つまり、数の力を見込んで議員提案されるということの強引さには、非常に 怒りを禁じ得ません。 また、先ほども申されましたように、議場というのは市民の多様な意見を代表する議 員が議論する場でございます。当然、多様な意見を尊重する議会だからこそ、一方的な 思想形態を押しつけるようなことはしてはならないと思っております。いろいろな住民 の皆さんがいらっしゃいます。在日外国人の方もいらっしゃいます。かつての戦争で傷 ついた方がおられ、ここに、議場に来られたときに、日の丸を見られてどういった思い をなさるでしょうか。本当に、そういったことを考えるだけで、私は胸が痛む思いでお ります。 提案議員の皆さんの理由、今回の提案議員の皆さんの理由には、条例提案の理由には、 「国旗国歌法」が決められたからというふうに言われておりますが、何度も申し上げま すが、「国旗国歌法」は日の丸を国旗、それから君が代を国歌と定めただけであり、全 く、いわゆる義務づける条項や罰則は決められておりません。それはやはり政府が、日 の丸や君が代は悲惨な戦争に関わっていることをも認めているからでありますし、当然、 制定時の国会審議の中で、国民の世論は 58~66%の方が慎重審議を求めているというよ うな背景があるからこそ、そういったように国民への義務づけや強制はしないという確 認合意ができたわけです。思想信条の自由を尊重するということが、この日の丸に関し ては非常に重要なものであります。 さらに申し上げますと、我が国において日の丸・君が代は明治時代以降、第2次世界 対戦終了までの間、皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられたことがある ことは否定しがたい歴史的事実であるというふうに、引用しました東京地方裁判所の9 月 12 日の判決には、そのような判決が出ております。だからこそ、思想、良心の自由に も関わるので、強制することで権利侵害はあってはならない、ということを述べている わけです。 - 516 - 議会議員としては、やはりそういった基本的人権を侵害するというようなことについ ては慎重でなければならないというふうに思います。私達は、公務員に準ずる者です。 公務員は憲法を遵守しなければなりません。憲法に、基本的人権の尊重がある限りは、 そういったこと、基本的人権を侵害するものに対しては慎重な判断をしなければならな いというふうに思っております。 戦争のことについて個人的なことを申しますと、私の祖父や父は、この戦争を遂行し た軍国主義体制の中で、やはり非常につらい思いをいたしました。拘束されたりという ようなこともありました。思想信条に関わることで弾圧も受けました。だからこそ、私 はこういった日の丸・君が代に対して特別な思いを持っている次第です。また、私の友 人は在日コリアンです。親しくしている友人は、やはり非常に、二世ですけれども、強 制連行されてきたご両親のもとで日本で育っておられますけど、その私の友人は、本当 にこの差別の中で、いろいろな思いをしてきております。就職も非常に厳しかったです。 結婚もそうでした。今もって、やはり戦争の傷がずっとずっと、その彼女の中にはある ということがあります。 私達は、やはり、そういった過去の歴史や責任を負わなければならないと思います。 忘れてはならないんですよ、そういったことは。従軍慰安婦の問題もありますし、戦争 責任の問題は、まだ解決していないんです。これからの日本が本当に国際社会の中で理 解されると思ったら、忘れてはならないことがあると思います。ドイツにおきましては ね、未だ戦争を反省したドイツ国民は、今もって戦争犯罪人を告発し続け、戦争の推進 のシンボルであったナチスのハーケンクロイツ、鍵十字は絶対に認めない、デザインと しても認めない、商品として販売することも認めないということで、拒否されているも のです。同じような形で、日の丸は、私は戦争のときに用いられたと思います。そうい った意味合いも持つ日の丸を、この多様な意見を尊重する議場に持ち込むということは、 やはりあってはならないというふうに思っております。 そういう、いろいろな議論があります。この件に関しましては、住民の皆さんからの 9件の意見がありました。それ以外にも、聞いているお声もあります。やはり住民の意 見をしっかり聞くということが必要かと思います。動議を提案しましたところには、そ のことがあったからです。議員提案された内容を、提案者の皆さんは住民の皆さんのや はり賛同を得るということが必要だというふうに私は思いますので、こういった提案に ついては情報を皆さんに提案し、十分な議論の中で、例えば住民の意見、公聴会など開 いて住民の意見を聞く、専門家の意見を聞く、そういったことも必要だと思います。慎 重な審議を、やはり十分経たうえで結論を出すということ、私は遅くはないと思ってい るんですね。早々と拙速にすることによって、結果的には島本町議会に対する信頼を失 ってしまうのではないかというふうに、ほんとに危惧をしております。 そういうことを申し上げまして、この条例制定案については反対といたします。 - 517 - 岡田議長 引き続き、本案に賛成の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 引き続いて、本案に反対の方の発言を求めます。 河野議員 第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、反対の討論を行いま す。 私自身も 2001 年4月に、初めて、この島本町議会へ送っていただいた1人です。以来 10 年余り、この国旗掲揚については、個人・団体の方から繰り返しファックスや意見書、 掲揚についてのお気持ちを表した文書をいただいたということは、十分に記憶しており ます。ここ8年間は会派代表者会議の担当として、その会議に参加をし、昨年までの2 年間は構成員ではありませんでしたが、その前後の6年間は議会運営委員会にも所属を しておりました。その中で繰り返し繰り返し、この件は議論をしてきた経過があります し、もちろん、日の丸掲揚を求めておられる会派からも、全員合意が得られない後も、 そういった新たな提案がされてきた。そのつど、そういった会議に諮り、話し合いをし てきた経過を、よく知る者です。 そこでは、反対・賛成の意見を一方的に押しつけるという議論はなかったように記憶 しております。確かに、そのつどの十分な議論ができていたかというと、調査検討にま で及ばなかった部分もあったように思いますが、そのつど結論を出し、そして先ほど質 問の際にも紹介をさせていただきました、2010 年6月3日に当時の議長、菅俊勝議長か ら、日の丸掲揚を求める公開質問状に対する回答書を示し、「当町議会では議会運営委 員会において検討しており、過去にも議会運営委員会において検討された経緯がありま す」と。「議場内における国旗の掲揚については議論が十分でないとする意見があるこ とから、今後の検討課題であるとしているところです」と、これを最後に公的な会派代 表者会議、議会運営委員会での話し合いは一旦終結をしたといいますか、話し合いはい つでもするけれども、新たな提案ということはなかったように記憶しております。それ は、先ほどの質疑、答弁でも明らかになっております。 しかし、必要が生ずれば議論をする。ですが、会派代表者会議では多数決は取らない し、仮に賛否同数であって、その取りまとめをする議長さんが可決とみなすということ も判断をされなかった。そこはやはり島本町という、この町政、住民から負託を受けた 議会の最低限度の判断であったというふうに認識しております。だから、島本町民はす べてが日の丸掲揚に反対だとか、そのような理解はしておりません。 そういったことをもとに、今回、かなり細かい質問をさせていただきましたが、大変 残念ながら、この 2010 年6月3日以降の4人の提案者におかれての、今回、提案に至ら れた思い、そして経過、心境の変化については、ほとんど語られなかったように思いま す。提案理由を繰り返されたのみです。そして最終的な質疑・答弁の中には、通るかど うか疑心暗鬼もあるというような言葉もあったように思います。またオリンピックのイ - 518 - メージがあって、日の丸が戦争に利用されたというような思いはない、こんな話もあり ました。 強制するものではないけれども、会派代表者会議や議会運営委員会に諮ることなくい きなり議案提案をするということは、その終盤には多数決の原理が働くということは十 分承知されている方ばかりの答弁でありましたので、非常に、その発想に飛躍があるな というふうに感じております。論理の飛躍もありますし、行動にもかなり飛躍がある。 そして一方では、この議会の 15 人の議員が賛成してくれるかどうかわからないという疑 心暗鬼という、不信感を背景にした、そういった思いもあったということを考えますと、 これはかなり焦燥感に駆られた、自暴自棄とも言える、そういうような提案とも思えな いわけではありません。 それを、会期は1日と定められて、時間は十分にあるわけではないということを十分 に承知している4人の方が提案をされ、そして数々の委員会付託という、引き続き議論 をしましょうという提案にも反対をされるということについては、非常に違和感を覚え ます。そういった議論のありようが、私から見れば、戦前の、あの日の丸をもとに、「治 安維持法」のもとに、様々、密告者が出てきたり、戦争反対とか平和という言葉を口に するだけで、その日において投獄をされ、その日において殺された、私達日本共産党の 先輩方もたくさんおられますが、そういった行動様式を生み出すという、非常に危険性 を感じます。だからこそ、その思考についての自分の変化については、やはりしっかり と話をしていただきたかった。 そこにおいては、結果的には賛成できないこともあったとしても、なぜ、そう思われ たのかということはやはり知りたいと思うのが当たり前でありますし、通年議会という のは 247 日間あるというふうに、岡田議長が開会にあたって宣言されています。今日が、 議論の始まりであるべきであったと思いますが、もう採決が取られておりますので、私 は反対討論しておりますけれども、残る、もう討論済まされた議員以外の方は、やはり 反対、賛成、できれば反対をしていただきたいと思っておりますが、しかし、賛成をす るということについては、やはり思いとどまっていただきたい。そして今後も、そうい ったことについては調査検討をするし、当事者の方の意見も聞き続けるということを繰 り返すことが、私達島本町議会の文化であり歴史だったと思っています。 2001 年以降、私は3回の選挙を経験させていただきました。なかなか言葉が過ぎる点 もありまして、非常に先輩議員に対して申しわけないと思う部分も多々ございます。そ の点は改めないといけないという思いもありますが、ただ、私という議員に対して、例 えば入学式、卒業式、公式の行事、消防の行事以外は、日の丸掲揚・国歌斉唱には、私 は私の思いとして着席をさせていただいております。これは、この行動については、日 本共産党に籍を置く議員という、そういう単純な理由でもなく、もちろん中央委員会か ら指示をされている、そんなことも全くございません。私の根底にあるのは、やはり島 - 519 - 本町の公教育の歴史です。小学校5年からこの島本町に移り住み、教育を受け、特に道 徳などにおいては平和問題、人間の解放の問題、ときには行き過ぎているなとか、ちょ っと理解に苦しむなという、裁判の問題なども難しいなと思うこともありまして、反抗 をした時期もありましたが、しかし、当時の教職員の先生方が熱心に様々取り組んでい ただいたことと、私が小学校6年生のときから、たぶん島本町は修学旅行、広島へと行 き先を決められ、以前、以後、営々とその活動を続けておられます。私の息子もその教 育を受けさせていただき、非常に貴重な経験をさせていただきました。親にはできない ことをやっていただいております。 そういうことを経験した私としましては、日の丸を仰ぐという行為については、一切、 教育を受けておりません。今、「国旗国歌法」があります。「国旗国歌法」のもと、学 習指導要領のもとで、私に教えを施した教職員の方が日の丸を仰ぐという、そういう姿 を見て、非常に違和感を感じて、そういった式典には着席をさせていただいております。 180 度行動が変わるということが、やはり違和感がある、危険なものも感じる。そのご 本人はどう思っておられるかはわかりませんが、国の法律、そして日の丸という存在が そういう行動に駆り立ててしまうという危険性を、この小さな島本町でも日々感じてお ります。これからは、様々な条例がございますので、こういった行動について非常に厳 しい状況にあるとは思いますが、こういった日の丸を強制する、君が代を強制する、そ ういう条例が教育現場において、ほんとに活発な教育活動を生み出しているかというと、 逆をいっているというふうに思っております。どんどんどんどん、人間が萎縮をする。 そういう中で、今回の日の丸問題については、議論は幾らでもしたいと思っておりま す。しかし、このような提案に対しては、やはり議員の1人として、そして議案提案の あり方として、会派代表者会議、議会運営委員会、すべてに出席をし、その議論をすべ て見てきた一人の人間としては、こういった提案は、やはり改めて考え直していただき たかったというのが本心であります。 また、選挙を3回経て、その島本町の住民の皆さんの選挙行動、投票行動、投票結果 を見たときに、先輩議員が当選をなさる。その送り出しておられる、支持をされる動向 を見ましても、島本町の住民の皆さんは議場に国旗を掲揚して欲しい、そう思っておら れる方は、それほどたくさんおられないというふうにも私は感じております。私自身も 負託をされた住民の思い、その得票も含めて、そういったことを期待してくださってい るというふうに、それを担って、今、議場に立っております。そして、それが一番の私 の中心でありますので、この議案については、簡単に判断をさせられるということにつ いては本当に苦痛です。 最終的に三つの動議が提案されて、それを可否同数、確かに現状維持の原則からいき ますと、これは可決とみなすのか否決とみなすのか、解釈は様々分かれますが、岡田議 長におかれて否決と三度みなされたことについては、大変残念であります。 - 520 - そういったことで、やはりここで結論を出すべきではない。同じことの繰り返しを申 し上げておりますが、強く訴えまして、思いとどまっていただく方がおられたら、本当 に幸いです。このことをもって、第 47 号議案に対する、私、河野恵子の反対討論といた します。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 冨永議員 第 47 号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、反対の討論を行いま す。 日の丸は、1999 年8月に制定された「国旗国歌法」により、日本の国旗と定められま した。しかし、日の丸が敗戦前に、統治権の総覧者とされた天皇のもとに臣民を統合す る道具立ての一つとして創り出され、植民地支配や侵略戦争において重要な役割を果た しきた、こういう歴史を消すことはできません。そのため今日でも、誰もが納得して受 け入れられる、そういった象徴ではありません。賛成の方もいらっしゃいますし、反対 の方もいらっしゃいます。大きく分かれざるを得ない、極めて政治的な問題性をはらん だ象徴として存在し続けています。 国会においても、「国旗国歌法」法案審議の過程で、政府は国旗の掲揚等を義務づけ ない、現行の運用に変更は生じない、このように何度も答えてきました。そして、特定 のシンボル、形象に対する尊敬を国民に強制することが、明らかに憲法 19 条、思想及び 良心の自由に抵触するため、国旗国歌に対する尊重規定を明文化することができなかっ たものです。日の丸の強制は、戦前、天皇制軍国主義のもとで徹底した教育の国家統制 が行われ、教育を通じて子ども達を侵略戦争に駆り立て、多くのアジアの民衆を殺戮し た、あの歴史の反省がどこかに消されてしまう、このように考えます。 私の父、そして叔父、戦争に行って、私は父が帰還してから生まれました。戦後の人 間です。父は、生涯かけて戦争の話を、幾ら訊いても一言も答えてくれませんでした。 そして叔父は、私が「敵、何人やっつけた」、あるとき訊いたことがあるんです。もの すごい形相でにらんで、しばらく話ができませんでした。私が大きくなってから、ある とき、戦争の話をしました。叔父は、満州に行っていたそうです。そして、とにかく日 の丸・君が代で駆り立てられた、そういった状況の説明を少ししてくれました。そして 私に、絶対に自分のような行いをすべきでない、日の丸あがめて盲目的に動く、こうい った人間になるべきでない、このように私を諭してくれたことを憶えています。 国旗の議場掲揚については、島本町にお住みのいろいろな、様々な方が、この議会を 傍聴される場合に、それぞれの思い、そういったものを無視した形での過去の統治のシ ンボル、そういった内容を含んでいる、はらんでいる日の丸、これを議場に掲げること は、地方自治の首を自ら絞める行為ともなってしまう、このように考えます。 私は、島本町、この議会に本会議場、この議場に日の丸を掲揚することに、この条例 に対して、強く反対をいたします。 - 521 - 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (午後 11 時 03 分 高山議員 第 47 号議案 藤原議員退席) 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について、反対の討論を行いま す。 今、私達が活動している地方自治という分野で考えますと、地方自治というのは、住 民の住民自治、団体の自治、この二つで構成されるというふうに言われてます。住民自 治、住民一人ひとりが町政の主人公として自ら治める、この原則はやっぱりあるんです。 今回の提案では、住民の意向が十分反映されてないと言わざるを得ません。 「まちづくり基本条例」について紹介をしました。国旗掲揚条例は、それと違うよう なことが言われました。そうすると、何のための条例だと言わなくてはなりません。私 は、今、私達が取り扱っている問題は、すべて「まちづくり基本条例」に照らしてきち んと処理されなくちゃならん、そう思ってます。住民、議会、町は、一人ひとりの人権 を尊重する、ここにこそ住民自治の本質があります。時間をかけて議論をする、極めて 不十分な状態で結構だということにならないと思います。 最後に、私自身の日の丸のことについて、思いを述べさせていただきます。私は、戦 争の末期に生まれまして、小学校、中学校も君が代・日の丸、全く関係のないところで 育ちました。それは、アジアの2千万人に及ぶ人の命を奪った、そのことを前にして、 日の丸を掲げる、そういう状況になかった。今、65 年経って状況が変わるというふうに 言われました。しかし、この戦争責任について、きちんと総括できてないというところ に、私は日本の不幸があるというふうに思ってます。2千万人の命を奪われた人は、決 して、このことを忘れてないと思ってます。アジアの皆さん、そして日本でもたくさん の命をなくされた方、そのことを思えば、戦争に対する戦争責任をはっきりさせて、そ して生きることこそ、アジアで、日本で、生きていく道だというふうに思ってます。 この問題について、確かに今、多様な意見があります。多様な意見があるからこそ、 それは押しつけない、強制しない、そのことが今、求められておるというふうに思いま す。本条例について、反対の討論とさせていただきます。 岡田議長 次に、本案に反対の方の発言を求めます。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ないようでございますので、討論を終結いたします。 これより、採決を行います。 第 47 号議案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 多 岡田議長 数 起 起立多数であります。 - 522 - 立 ) よって、第 47 号議案は、原案のとおり可決することに決しました。 (午後 11 時 08 分 日程第8、第1号意見書案 藤原議員出席) 「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見 書を議題といたします。 それでは、提出者の説明を求めます。 川嶋議員(登壇) それでは第1号意見書案につきまして、 朗読をもって提案説明に代え させていただきます。 (第1号意見書案 朗読) 以上、よろしくご可決いただきますようお願いいたします。 (午後 11 時 13 分 岡田議長 山口議員退席) お諮りいたします。 本案は質疑、討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより、採決を行います。 第1号意見書案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 ( 岡田議長 全 員 起 立 ) 起立全員であります。 よって、第1号意見書案は原案のとおり可決することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 (午後 11 時 13 分 山口議員出席) (午後 11 時 13 分~午後 11 時 24 分まで休憩)(理事者出席) 岡田議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 以上で、 2月会議に提出されました諸議案は全部議了いたしましたので、本日の会議 を閉じます。 最後に、町長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許します。 川口町長(登壇) 今日は、本当に長い1日でございました。大変、ご苦労様でございま した。お疲れ様でございます。 平成 24 年第1回島本町議会定例会2月会議が閉じられるにあたりまして、一言、ご挨 拶申し上げます。 この2月会議におきましては、平成 24 年度島本町一般会計予算や各会計予算、条例の 一部改正など、多くの議案をご審議いただきました。提案いたしました議案に対しまし てご可決をいただき、ありがとうございます。また、本会議場や各常任委員会で様々な ご意見、ご指摘、ご提案をいただきました。重ねて、感謝を申し上げます。 - 523 - 早いもので、3月が間もなく終わろうとしております。春は出会いと別れの季節でも ございます。この3月 31 日をもちまして、13 人の職員の皆様が定年退職を迎えます。 また、多田副町長が大阪府庁に戻られます。これまで本町の発展と住民福祉の向上にご 尽力いただいたことに対しまして、感謝を申し上げます。大変、ご苦労様でございまし た。これからもそれぞれの立場で本町をご支援いただきますよう、よろしくお願い申し 上げます。 そして、4月1日からは 13 人の新規採用職員と乾副町長を迎え、平成 24 年度がスタ ートいたします。先行きが不透明な社会経済情勢が続き、自治体を取り巻く状況は依然 として厳しいですが、「行動する役場」「顔の見える行政」の実現を目指し、小さな自 治体の良さを活かして、役場から元気と明るさ、そして優しさをお伝えできますよう、 全職員が一丸となって取り組んでまいります。これからも議員の皆様のご指導を賜りま すよう、よろしくお願い申し上げます。 本日は、大変ご苦労様でございました。ありがとうございました。 岡田議長 次に、3月末で退職される多田副町長より、挨拶のため発言を求められており ますので、これを許します。 多田副町長(登壇) 皆さん、本日は長時間にわたりまして議会審議、大変お疲れ様でご ざいました。大変お疲れで、まことに申しわけないんですけれども、ちょっと貴重なお 時間をいただきまして、ご挨拶だけさせていただきます。 平成 22 年の1月にこちらのほうに来まして、副町長に就任をさせていただきました。 そこから2年と三月になります。今年度いっぱいで退職をさせていただくことになりま した。この間、議員の皆様には温かいご指導をいただくとともに、町長をはじめ職員の 皆様には大変お世話になりました。こころから感謝申し上げます。どうも、ありがとう ございました。自分としては、できる限りのことはしてきたつもりですが、力の及ばぬ ことも多々ございまして、十分な足跡が残せなかったと、深く反省をしておるところで ございます。 さて、私事になりましてまことに恐縮なんですけれども、私と島本町の関わりという のは、実は昭和 59 年の4月、私は茨木市にある府民センターで仕事を始めまして、そこ から間接、直接問わずに 30 年弱、島本町を見させていただきまして、お付き合いをさせ ていただいたということになります。この間、振り返ってみますと、JR島本駅をはじ めまして、新しい建物がどんどんどんどん島本町のほうには増えてまして、町の風景は ずいぶんと変わってまいりました。ところが一個だけ、一個だけじゃないんですけども、 変わらないものが私の心の中にありまして、それは天王山の姿でございます。天王山、 全く変わっておりません。 天王山、もちろん日本語になっておりまして、勝敗、あるいは運命の重大な分かれ目 を表すというふうな日本語になっております。歴史の大舞台でございます。そういった - 524 - 天王山、あるべきリーダーシップを象徴する存在でも、私にとってはございました。私 の考えでは、天王山の象徴するリーダーシップは三つの要素から成り立っておるところ でございます。一つは、時代の流れを読み、絶好のタイミングを掴む眼力。二つは、断 固たる決断力。三つは、果敢な行動力ということでございます。もちろん、豊臣秀吉の 山崎の合戦の故事に基づくものですけれども、地元の皆さんは、もう言うまでもなく、 よくご存じやと思うんですけれども、私も言うてしまった手前、ちょっと簡単に注釈だ けさせていただきまして、ご挨拶に代えさせていただきたいと思います。 一つ目の「眼力」ということでございますけれども、本能寺の変が起こりまして、織 田信長の悲報に接した秀吉というのは、一時的に、やっぱり非常に動揺したというふう に言われてますけれども、当時、配下の武将におりました黒田官兵衛というのが、天下 取りの好機到来ですというふうなことを一言言うと、そういう大きな流れを直感的に把 握したというふうに言われている。 二つ目は、「決断力」ということでございます。明智光秀が敵であるということはは っきりしていたものの、現に豊臣秀吉はそのときに、今の岡山県で毛利一族と戦端を開 いておったということでございまして、最悪の場合、この毛利氏と明智光秀に挟み撃ち にされるかも知れないというふうな、かなり可能性の高い不安材料がございました。そ れと、織田家の他の有力武将の動きも全く掴めないというふうな情報不足があったとい うふうに聞いておりますけれども、そういった中で、全軍をあげて、信長の仇を討つの だというふうな大方針を示した、というふうにされています。 三つ目の「行動力」ということですけれども、この大方針を実行するため、6日ある いは8日間、ちょっとこの辺、史実がわからないんですけども、短い期間で毛利と戦っ ておった岡山から摂津富田まで一気に行軍してきたというふうなことでございまして、 後の世に、いわゆる中国の大返しと言われているような行軍でございます。 私は、これらの三つが、後に秀吉に天下を取らせたリーダーシップの重大な要素であ ったというふうに考えておりまして、私自身もこの2年3ヵ月の間、天王山の姿を見な がら、常にこれらのことを心がけてまいりました。しかしながら、残念ながら、この島 本町におきまして、どれだけ実践できたかというのははなはだ疑問でございまして、こ の点も深く反省をしておるところでございます。 来月になりますと、島本町に毎日通うということがなくなります。天王山の姿を毎日 見ることができなくなる、これは私にとって非常に心残りのことでございます。しかし ながら、例えば府庁から京都へ出張するとき、京阪電車に乗らずに阪急電車、あるいは JRに乗り京都に行く。あるいは上京するときも飛行機ではなく新幹線を利用するとい うふうなことで、そういった様々な機会を捉えまして、島本町の姿はぜひとも見続けて いきたいなというふうに思っておるところでございます。 そういった心がけで、島本町の応援団の1人としまして、大阪府庁で今後仕事をして - 525 - いきたいというふうに考えております。短い間ではございましたが、議場にいらっしゃ る議員の皆様、町長はじめ幹部職員の皆様、本当にありがとうございました。心からお 礼を申し上げますとともに、改めまして、今後ともよろしくお願いをいたします。 最後になりましたが、島本町のますますのご発展と、皆様方のますますのご活躍を祈 念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。どうも、本当にありがとうございまし た。(拍手) 岡田議長 多田副町長、どうもありがとうございました。 お諮りいたします。 通年議会制の試行のため、明日3月 28 日から6月 30 日までの 95 日間を休会としたい と思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 岡田議長 ご異議なしと認めます。 ご異議なしと認めます。 よって、明日3月 28 日から6月 30 日までの 95 日間を、休会とすることに決定いたし ました。 これをもちまして、散会といたします。 長時間にわたり、大変にご苦労様でございました。 (午後11時33分 散会) - 526 - 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 諸般の報告 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部改正について 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 第25号議案 島本町税条例等の一部改正について 第26号議案 島本町手数料条例の一部改正について 第27号議案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第28号議案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第29号議案 島本町介護保険条例の一部改正について 第30号議案 平成24年度島本町一般会計予算 第31号議案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予算 第33号議案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第34号議案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特別会計予算 第36号議案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第37号議案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 第38号議案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第39号議案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予算 第41号議案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第42号議案 平成24年度島本町水道事業会計予算 第 1 号報告 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分について 第48号議案 副町長の選任につき同意を求めることについて 第45号議案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第7号) 第46号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第47号議案 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について 第1号意見書案 「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書 - 527 - 以上、会議の次第を記し、これを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署 名する。 平成24年 3月27日 島 本 町 議 会 議 長 署名議員(5番) 署名議員(13番) - 528 - 平成24年第1回定例会2月会議の結果は次のとおりである。 事 件 番 号 件 名 結 果 2 月 2 8 日 第 1 号 選 挙 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙 清水照光議員 当 選 島本町議会の定例会の回数を定める条例の一部改 〃 第43号議案 正について 原 案 可 決 〃 第 4 4 号 議 案 町長の専決事項の指定について 原 案 可 決 1.マンション管理相談窓口・情報提供の充実を 求めます 2.住宅リフォーム助成制度で住民も町内業者も 元気に 〃 3.悪法の下、障がい者・家族へのていねいな情 河 野 議 員 報提供を求めます 4.国の子ども・子育て新システム導入による、 島本の公的保育解体を許すな 1.東大寺3丁目宅地開発に伴う、農水路の整備 進ちょく状況を問う 〃 2.島本駅西側の水路改善の取組み 高 山 議 員 3.名神高速道路沿線の窓ガラス振動被害につい て 1.島本の地下水は守られるのか ~水道統合問題~ 〃 2.子どもたちの健康を守るために、保育所・学 平 野 議 員 一 般 質 問 校給食の放射能汚染対策を 1.高槻市との広域行政勉強会を続行するなら今 度こそ成果を出そう 〃 2.JR島本駅西地区に有数の中高一貫進学校が 外 村 議 員 来る計画について 1.町長に問う!中高一貫進学校は「まちづく り」の核となるか 2.広域連携による都市間共創 ~し尿処理の課題解決に向けて~ 1.町営テニスコートの根本的改善を 2.町役場窓口の人員体制の充実を 3.柳谷から大沢への道路拡幅を 〃 戸 田 冨 永 員 議 員 議 員 〃 1.東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域 処理について 山 2.犬の糞放置対策について - 529 - 議 〃 口 事 件 番 号 件 名 教育委員会委員の任命につき同意を求めることに 第 1 号議案 ついて 結 果 2 月 2 9 日 原 案 同 意 〃 第 2 号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を 求めることについて 第 3 号議案 大字広瀬財産区管理委員の選任につき同意を求め ることについて 第 4 号議案 大字高浜財産区管理委員の選任につき同意を求め ることについて 第 5 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 第 6 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 原 案 第 7 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 原 案 第 8 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 第 9 号議案 情報公開審査会委員の選任につき同意を求めるこ とについて 第 1 0 号 議 案 町道路線の認定について 職員の勤務時間に関する条例等の一部改正等につ いて 島本町災害弔慰金の支給等に関する条例等の一部 第12号議案 改正について 島本町ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例 第13号議案 の一部改正について 第11号議案 第 1 4 号 議 案 島本町営住宅管理条例の一部改正について 第 1 5 号 議 案 島本町火災予防条例の一部改正について 第 1 6 号 議 案 島本町基金条例の一部改正について 第 1 7 号 議 案 平成23年度島本町一般会計補正予算(第6号) 原 案 同 〃 原 案 同 意 〃 原 案 同 意 〃 原 案 同 意 〃 同 意 〃 同 意 〃 原 案 同 意 〃 原 案 同 意 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 3 原 月 案 1 可 日 決 〃 原 案 可 決 〃 第18号議案 平成23年度島本町国民健康保険事業特別会計補 正予算(第4号) 原 案 第19号議案 平成23年度島本町後期高齢者医療特別会計補正 予算(第3号) 原 案 - 530 - 意 可 決 〃 可 決 事 件 番 号 件 名 平成23年度島本町介護保険事業特別会計補正予 第20号議案 算(第4号) 結 3 月 原 案 果 1 日 可 決 〃 第21号議案 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正 予算(第4号) 第22号議案 平成23年度島本町水道事業会計補正予算(第4 号) 原 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償 に関する条例の一部改正について 3 月 2 7 日 原 案 可 決 第24号議案 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正に ついて 原 第 2 5 号 議 案 島本町税条例等の一部改正について 第 2 6 号 議 案 島本町手数料条例の一部改正について 第 2 7 号 議 案 島本町ふれあいセンター条例の一部改正について 第 2 8 号 議 案 島本町国民健康保険条例の一部改正について 第 2 9 号 議 案 島本町介護保険条例の一部改正について 第 3 0 号 議 案 平成24年度島本町一般会計予算 第 3 1 号 議 案 平成24年度島本町土地取得事業特別会計予算 第32号議案 平成24年度島本町国民健康保険事業特別会計予 算 第 3 3 号 議 案 平成24年度島本町後期高齢者医療特別会計予算 第 3 4 号 議 案 平成24年度島本町介護保険事業特別会計予算 第35号議案 平成24年度島本町大沢地区特設水道施設事業特 別会計予算 第 3 6 号 議 案 平成24年度島本町公共下水道事業特別会計予算 第 3 7 号 議 案 平成24年度島本町大字山崎財産区特別会計予算 - 531 - 原 案 可 決 〃 案 可 決 〃 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 事 件 番 号 件 名 第 3 8 号 議 案 平成24年度島本町大字広瀬財産区特別会計予算 第 3 9 号 議 案 平成24年度島本町大字桜井財産区特別会計予算 第40号議案 平成24年度島本町大字東大寺財産区特別会計予 算 第 4 1 号 議 案 平成24年度島本町大字大沢財産区特別会計予算 第 4 2 号 議 案 平成24年度島本町水道事業会計予算 第 1 号報告 第48号議案 第45号議案 第46号議案 第47号議案 第1号意見書案 結 果 3 月 2 7 日 原 案 可 決 〃 原 案 可 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 決 〃 原 案 可 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分に 〃 報 告 を 承 ついて 〃 副町長の選任につき同意を求めることについて 原 案 同 〃 平成23年度島本町一般会計補正予算(第7号) 原 案 可 平成23年度島本町公共下水道事業特別会計補正 〃 予算(第5号) 原 案 可 〃 島本町議会国旗等掲揚条例の制定について 原 案 可 〃 「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求め 原 案 可 る意見書 - 532 - 決 決 る 意 決 決 決 決
© Copyright 2026 Paperzz