Our Success Story Continues

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ANNUAL REPORT 2008
日本通運株式会社 ANNUAL REPORT 2008
日本通運株式会社
〒105-8322 東京都港区東新橋一丁目9番3号
T E L:03-6251-1111
URL:http://www.nittsu.co.jp/
2008 年 3月期
Our Success S tory Continues
VALUE CREATION FROM PERFORMANCE AND INNOVATION
1515
Printed in Japan
(2,1) -1- 日通和文AR_表紙観音_再.indd 08.9.11 4:08:50 PM
ANNUAL REPORT 2008
付加価値を高めたサービスを拡大し、業界日本No.1企業から世界のトップ企業へと成長を加速しています。
日本通運株式会社 ANNUAL REPORT 2008
日本通運株式会社
2008 年 3月期
日本通運は1937年10月1日、鉄道貨物のターミナルとお客様の間を結ぶ通運会社として
発足し、
以来70年にわたって日本の経済発展を物流面から支えてきました。
そして今では、
陸上・海上・航空のあらゆる輸送モードを用意する日本最大規模の物流企業グループに
成長。質の高い輸送サービスはもとより、倉庫等を含めた物流ニーズに一貫して応える
プラント
3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)や、現金・貴重品を安全に運ぶ警備輸送、
等の輸送から設置までを担う重機建設など、
より付加価値の高いサービスを提供して
お客様から厚い信頼をいただいています。
また、事業のフィールドも日本国内だけにとどまらず、世界37カ国に381拠点のネット
ワークを築き、国際間のフォワーディングや地域内における物流業務を積極的に展開して
います。
すでに売上高の3割近くを海外関連の事業が占める
「グローバル・ロジスティクス
企業」
となった日本通運は、
これからも世界を視野に物流の未来を切り拓き、
さらにスケール
の大きな成長を目指します。
Our Success S tory Continues
VALUE CREATION FROM PERFORMANCE AND INNOVATION
No. 1 in The Japan e se Market,
M a r k e t L e a d e r s h i p i n Ja pa n
CONTENTS
財務ハイライト
2
CSR & 企業理念
26
社長インタビュー
4
コーポレート・ガバナンス
27
特集
危機管理・コンプライアンス・
1: グローバル事業
10
個人情報保護
28
2: 3PL事業
12
取締役・執行役員・監査役
29
3: 国内差別化事業
14
環境保護活動・社会貢献活動
30
4: 宅配便の事業統合
16
海外所在地別セグメントの概況
財務セクション
33
グローバルネットワーク
56
60
61
米州
18
会社情報
欧州
20
株式情報
アジア・オセアニア
22
(1,1) -2- 日通和文AR_表紙観音_再.indd 08.9.11 4:09:36 PM
1950 年以前
1950 年 代
1960 年 代
1970 年 代
1980 年 代
1990 年 代
2 0 0 0 年代
英国日通、
ドイツ日通を設立
1990年(平成2年)
ニュージーランド日通を設立
2001年(平成13年)
海外従業員10,000人を突破
1983年(昭和58年)
ベルギー日通、
カナダ日通を設立
1992年(平成4年)
海外拠点200を突破
2006年(平成18年)
サンクト・ペテルブルグ日通を設立
1984年(昭和59年)
1994年(平成6年)
欧州日通旅行、
マレーシア日通を設立
上海通運、
日通深圳を設立
1995年(平成7年)
フィリピン日通を設立
発足・海外へ
1872年(明治5年)
1962年(昭和37年)
陸運元会社を設立
米国日本通運を設立
1875年(明治8年)
内国通運会社に改称
1963年(昭和38年)
ソウル駐在員事務所を設置
日本橋室町にあった
当時の本社社屋
1928年(昭和3年)
国際通運株式会社として発足
1966年(昭和41年)
1970年(昭和45年)
シンガポール、
ホノルル、
ロンドンに
駐在員事務所を設置
1973年(昭和48年)
シンガポール日通を設立
1981年(昭和56年)
日本通運株を上場、民間会社として再出発
デュッセルドルフ、
アムステルダム、
ローマに駐在員事務所を設置
オランダ日通を設立
1958年(昭和33年)
1967年(昭和42年)
1978年(昭和53年)
ニューヨーク初代駐在員を派遣
台北、
シドニーに駐在員事務所を設置
ハワイ日通を設立
1985年(昭和60年)
オーストラリア日通、
フランス日通、
米国日通旅行を設立
1968年(昭和43年)
1979年(昭和54年)
1986年(昭和61年)
1996年(平成8年)
ハノイ、
ホーチミンに駐在員事務所を設置
パリ、
バンコクに駐在員事務所を設置
香港日通、
ブラジル日通を設立
イタリア日通を設立
ヨハネスブルグ駐在員事務所再開
1987年(昭和62年)
スイス日通を設立
1997年(平成9年)
1950年(昭和25年)
「通運史料室」
(現在の
「物流博物館」)
を創設
創立当時の株券
1977年(昭和52年)
1937年(昭和12年)
日本通運株式会社創立
1988年(昭和63年)
スペイン日通を設立
燃料不足により馬車を
使用することもあった
当時の輸送の様子
1989年(平成1年)
タイ日通を設立
1941∼45年(昭和16∼20年)
全国の小運送業者の日本通運統合推進
珠海日通、
チリ日通、
日通インドネシア物流を設立
1998年(平成10年)
ブダペストに駐在員事務所を設置
1999年(平成11年)
海外従業員8,000人を突破
70周年記念
「安全シンボル」
2007年(平成19年)
日本通運創立70周年
インド日通、
ロシア日通、
中東日通を設立
M&Aにて台湾日通に海運部門追加
2008年(平成20年)
日本通運海外進出50周年
歴史に残る仕 事
A H i s t o r y o f S u s ta i n e d G r ow t h a n d
1951年(昭和26年)
「日本古美術展」
を取り扱う
美術品業務の皮切り
1964年(昭和39年)
東京オリンピックを運ぶ
「ミロのヴィーナス」
を運ぶ
1970年(昭和45年)
日本万国博(大阪)
を運ぶ
1982年(昭和57年)
イースター島の
「モアイ」
像を運ぶ
1990年(平成2年)
2000年(平成12年)
花と緑の万国博を運ぶ
省庁再編移転作業を実施
1972年(昭和47年)
1985年(昭和60年)
つくば万博を輸送
1991年(平成3年)
2002年(平成14年)
サッカーワールドカップ関連輸送を実施
札幌冬季オリンピックを運ぶ
1974年(昭和49年)
「モナ・リザ」
を運ぶ
東京都庁移転作業を実施
1998年(平成10年)
パリ
「自由の女神」像を運ぶ
「物流博物館」
を創設
1978年(昭和53年)
成田空港の移転作業を実施
1999年(平成11年)
「民衆を導く自由の女神」
を運ぶ
2005年(平成17年)
愛知万博「愛・地球博」
を運ぶ
2006年(平成18年)
岡本太郎氏作の巨大壁画
「明日の神話」
を運ぶ
先進的なサービス・活 動
コンテナを使用した
引越の様子
第一金鋼丸
1949年(昭和24年)
1951年(昭和26年)
海運事業に本格進出
日本通運式コンテナの登場
1964年(昭和39年)
1971年(昭和46年)
東京∼室蘭に
「第一天日丸」就航
東京∼苫小牧間定期海上輸送航路を開設
3トンコンテナによる海上輸送を開始
10フィート型5トンコンテナによる輸送を開始
1965年(昭和40年)
警備輸送部門が発足
1977年(昭和52年)
ペリカンBOX簡単便を発売
1981年(昭和56年)
ペリカン便に改称
国際航空貨物混載業務を開始
環境報告書を発行
スーパーペリカン便発売
海外ペリカン便を発売
在庫管理システム
「REWARDS」運用開始
1983年(昭和58年)
1992年(平成4年)
ゴルフペリカン便・スキーペリカン便発売
電気自動車を導入
1984年(昭和59年)
VANシステムスタート
1993年(平成5年)
2003年(平成15年)
引越「えころじこんぽ」
を発売
引越反復資材を開発
コンプライアンス部門が発足
1986年(昭和61年)
1996年(平成8年)
着払ペリカン便発売
統一事務処理システム全面稼動
2004年(平成16年)
新ITシステム運用開始
1987年(昭和62年)
1997年(平成9年)
リサイクル輸送事業開始
2005年(平成17年)
ペリカン便送り状発行システム e−発行サービス開始
代引ペリカン便発売
1957年(昭和32年)
2000年(平成12年)
1982年(昭和57年)
1955年(昭和30年)
観光業務、国内航空貨物混載業務を開始
1991年(平成3年)
「環境問題対策委員会」
を設置
1989年(平成元年)
クールペリカン便発売
グローバル物流情報システム
「N-SHATLE」
を開発
引越「プロコンポ」
を発売
エコビジネス部設置
クールペリカン便(冷凍)発売
2002年(平成14年)
低公害車導入台数1,000台突破
CSR報告書 2007
日通ファミリーコンサート20周年
2006年(平成18年)
機密書類
「エコリサイクル便」
「エコリサイクルBOX」
を発売
「えころじこんぽ」
がエコプロダクツ大賞で
国土交通大臣賞を受賞
日本通運グループ拠点(2008年3月末)
37
カ国
210
381
都市
日本通運グループの国内・海外子会社、
関連会社
海外
68
国内
292
合計
360
日本通運グループは、
日本通運と子会社292社
(連結子会社
267社、持分法適用子会社1社)および関連会社67社(うち
持分法適用関連会社21社)
で構成されています。
拠点
S t e a d y E x pan s i o n Ov e r s e a s
日本国内シェア(2008年3月末、JAFA、JR FREIGHT、MLIT発表)
国際航空貨物
国内航空貨物
鉄道輸送
倉庫21社統計
21.0
25.7
43.0
38.9
%
%
%
%
アジアNo.1、
世界でも第2位の航空貨物フォワーダーとして、
日本発着のみならず、
37カ国に広がるネットワークを通じて、
中国・アジアから欧米への輸送をはじめとする三国間輸送
にも注力し、
ビジネスを拡大しています。
特定信書輸送
(BSP)
や、
個人情報輸送などの高付加価値の
商品や、BtoB貨物を中心としたハイスピードのロジスティ
クスサービスを提供しています。
地球温暖化の抑制のため、
トラック中心の輸送を鉄道・船舶
などに切り替える
「モーダルシフト」
に注目が集まる中、発着
一貫サービスを行える日本通運ならではの対応力を活かし、
大型コンテナを中心に鉄道の利用を促進していきます。
物流業者に配送・保管・仕分け作業などを一括して委託する
3 P L のニーズは近年ますます高まっており、日本通運は
利便性の高い大都市周辺での倉庫建設を積極化して旺盛な
需要に応えています。
1
財務ハイライト
千米ドル※1
百万円
2008
2007
2006
2008
¥1,901,433
¥1,866,267
¥1,793,925
$18,978,280
運送事業
1,597,284
1,580,546
1,522,325
15,942,554
販売事業
291,923
279,080
266,908
2,913,702
12,225
6,640
4,690
122,025
日本
1,682,699
1,666,887
1,631,402
16,795,087
米州
48,009
45,126
38,495
479,182
欧州
69,146
59,422
49,333
690,155
101,578
94,831
74,693
1,013,857
48,502
50,325
43,187
484,100
売上高
会計年度:
事業の種類別売上高※2
その他の事業
所在地別売上高※2
アジア・オセアニア
営業利益
当期純利益
会計年度末:
純資産※3
1株当たり:
当期純利益
配当金
総資産
(円・米ドル)
36,439
33,208
18,663
363,701
520,823
517,516
488,205
5,198,353
1,297,406
1,360,694
1,315,599
12,949,462
34.94
31.84
17.71
0.35
10.00
8.00
8.00
1.00
※1 米ドルの記載は参考情報です。
2008年3月31日のレートである1米ドル=100.19円を換算レートとして採用し、千米ドル単位未満を切り捨てて表示してあります。
※2 上記の事業の種類別売上高、
所在地別売上高は、
セグメント間の内部売上高又は振替高を除き表示してあります。
※3 純資産額の算定にあたり、
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 企業会計基準第5号 2005年12月9日)
および
2007年3月期連結会計年度から
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第8号 2005年12月9日)
を適用しています。
2
売上高
営業利益
(百万円)
2,000,000
当期純利益
(百万円)
60,000
(百万円)
40,000
1,500,000
30,000
40,000
1,000,000
20,000
20,000
500,000
10,000
0
0
’04
’05
’06
’07
’08
0
’04
純資産
総資産
(百万円)
600,000
(百万円)
1,500,000
400,000
1,000,000
’05
’06
’07
’08
’04
’05
’06
’07
’08
’07
’08
1株当たり当期純利益
(円) 40
30
20
200,000
500,000
10
0
0
’04
’05
’06
’07
’08
0
’04
’05
’06
’07
’08
’04
’05
’06
事業の種類別セグメント売上高
(連結)
その他の事業
0.6%
販売事業
15.4%
合計
1,901,433
(百万円)
運送事業
84.0 %
所在地別セグメント売上高(連結)
アジア・オセアニア
欧州
5.4%
3.6%
米州
2.5%
3
合計
1,901,433
(百万円)
日本
88.5%
事業別売上内訳(単体)
鉄道取扱
付帯事業他
7.4%
16.2%
重量品・建設
3.9%
合計
1,312,125
航空
15.8%
自動車
40.1%
(百万円)
倉庫
5.7%
海運
10.9%
4
代表取締役社長
川合 正矩
社長インタビュー
当社では現在、より大きく、より強い日本通運グループとなるための中期経営計画
お客様とともに̶」
を推し進めており、
「パワーアップ3カ年計画 ̶ 改革への挑戦、
2008年
3月期はその計画期間の2年目にあたります。過去最高の売上高・当期純利益を達成した
前年度の実績をさらに伸ばすべく、
営業面での様々な挑戦と、
経営体質の強化を図る諸々
の施策を実行してまいりました。そして、その結果2008年3月期も当社は、過去最高を
更新する売上高と当期純利益を上げることができました。
Growing Stronger on A ll Fronts
Question 1
まず、
2008年3月期の事業を取り巻く環境と、業績についてお聞かせください。
世界的な経済環境としては、
サブプライムローン問題をきっかけとして米国経済の減速
懸念が膨らみ、一部に景気の停滞があったものの、新興国をはじめ海外の多くの地域は
設備投資も順調で、全体としてはおおむね堅調に推移したと感じています。
当社が事業を行う物流業界においても、国際貨物の需要は引き続き増加傾向にあり
ました。
ただ、
日本から北米へ向けた薄型テレビなどの電気製品・電子部品の航空輸出に
落ち込みがあり、
これも米国の景気減速が大きな理由になったのではないかと思います。
特に年を越えてからの落ち込みが顕著で、
当期以降の動向が懸念されるところです。
一方、
日本国内の市場は、
当社グループの日通総研の調べで8年続けて総輸送量が減少
する厳しい環境が続きました。加えて燃油費の高騰に起因するコストの上昇や、建築基準
法の改正による建設関連需要の一時的な停滞、
また経理上でも税制改正に伴う償却金の
増加などがあり、経営の舵取りが非常に難しい1年になりました。
そうした中にあって、当社は中期経営計画「パワーアップ3カ年計画」の推進に努め、
グローバル関連事業ではおおむね計画に沿った成果をあげることができました。国内
についても、注力する3PL事業や警備輸送事業などが伸び、物流に付随する商事部門も
順調でした。
これらの結果 2008 年 3月期の業績は、売上高 1 兆 9 , 014 億円(前期比1 . 9 % 増)、営業
利益 485 億円(同 3 . 6 % 減)、経常利益 559 億円(同 2 . 6 % 減)、当期純利益 364 億円(同
9.7%増)と、売上高および当期純利益で過去最高を更新することができました。当期は
5
社長インタビュー
税制改正に伴う償却金の34 億円増、燃油費高騰による27 億円のコスト増などがあり、
これらの特殊要因を差し引けば営業利益、経常利益についても実質的には増益を達成
できたと言えます。
Question 2
当期で「パワーアップ3カ年計画」
の2年目を終えました。
計画の進捗状況はいかがでしょうか。
「パワーアップ3カ年計画」
は、もう一回り大きく、強い日本通運グループを創り、
さらなる
躍進を期す ことを基本目標に、2007 年 3月期からスタートさせた中期経営計画です。
最終年度となる2009年3月期の到達目標として、売上高2兆円、営業利益545億円、経常
おおむね目標に
利益600億円、当期純利益353億円という経営数値を掲げていますが、
向け進んでいるのではないかと思います。
アジア・オセアニアとも好調で、
まず、注力事業の1つのグローバル事業は、米州、欧州、
連結総売上高に占めるグローバル事業の比率は前期より0.2ポイント上昇して28.4%に
達しました。海外関連はこれまでフォワーディング事業が中心になってきましたが、
これに
加え各地域で域内物流が順調に伸びており、
フォワーディングだけに頼らない、
より強固
な事業体制を築きつつあります。
地域別に見ると、
アジアでは中国で、
華南地区に大規模な自動車部品向け物流センター
を開設し、中国全土への配送体制を強化しました。
自動車部品の配送のニーズは年々高
まっており、
今後の当社の大きな強みになると思います。
米国でもシカゴとロサンゼルスに、
欧州でもチェコとポーランドに大型の物流拠点を新しく設け、
域内物流の拡大に向け準備
6
を整えています。
また、新興国への進出も着実に進めており、
インドでは2007年4月に現地の物流企業の
買収により迅速に事業基盤を築き、
ロシアでもロシア日通を設立して体制を強化、
さらに
アラブ首長国連邦にも中東日通を設立し成長市場への布石を打っています。
この1年で国内全体の営業倉庫面積を10万m2ほど広げました。
3PL事業については、
総合的な物流サービスを提供する3 PLではどうしても起点となる物流拠点が必要で、
当社は一昨年から集中的に倉庫への投資を行ってきました。
それらが順次竣工し稼働を
始めたことが、
売上の伸びに表れています。
この数年、
分散していた倉庫を1カ所にまとめて
集中管理したいというお客様が増えており、今後も倉庫への投資は継続し、3 PL 事業の
拡大につなげる考えです。
この他、国内で注力している差別化事業についても、警備輸送はビジネスモデル特許を
」
サービス、
引越サービスでは環境負荷の
とった
「CSD(キャッシュ・セイフティ・デリバリー)
少ない
「えころじこんぽ」
がいずれも好評で、
重機建設事業、
鉄道輸送事業も当社の強みが
発揮できる分野として順調に拡大しています。
Question 3
宅配便事業の改革についても、
日本郵政との事業統合を
決めるという前進がありました。
2007 年 10月に、日本郵政との間で宅配便事業の統合に関して基本的な合意に至り、
さらに6月2日に
「JPエクスプレス」
2008年4月25日に正式に統合基本合意書を締結しました。
という新会社を設立しており、
今後この会社を中心に統合へ向けた様々な手続きを進めて
いきます。資本金や、配送ネットワークなどについて詳細な検討を行って8月末までに両社
間の株主間契約を締結し、
2009年4月から統合会社として本格的に宅配便事業をスタート
させる予定です。
宅配便事業は装置産業的性格を持ち、貨物が集まるほど効率が高まります。当社
「ペリカン便」
と日本郵便の
「ゆうパック」
を合わせればほぼ倍の規模になるので、
これまで
に比べ効率化が図れるのは間違いありません。
規模が倍になるからといって人員や設備も
倍のままでは意味がないわけですが、当社からは宅配便事業に携わっている従業員の
ほとんどが新会社へ出向し、それに日本郵便からの人員が加わる形になると思います。
また、情報システムや大規模ターミナル拠点なども基本的には当社のものを活用し、集配
拠点については全国津々浦々に広がる日本郵政グループのネットワークを利用してシナジー
効果を出していこうと思っています。
いずれにしても2009年4月の本格スタートに向け、競争力のある、品質の高い宅配便
事業会社となるよう準備を進めてまいります。
Question 4
2009年3月期についてはどのような見通しでしょうか。
すでに発表した2009年3月期の業績見通しは、売上高1兆9,450億円(前期比2.3%増)、
営業利益 520 億円(同7 . 2 % 増)、経常利益 580 億円(同3 . 6 % 増)、当期純利益 323 億円
と、中期経営計画の目標には若干届かない数字になっていますが、計画
(同 11 . 4 % 減)
策定時に予想し得なかった環境変化の影響を差し引けば、実質的には中期経営計画の
目標にほぼ近いものだと思っています。
なお、2009年3月期業績には宅配便事業統合に
よる直接の影響はないと考えています。
各事業の見通しについては、
グローバル事業は、2008 年に入ってから米国で輸入の
落ち込みが見られたものの、域内物流が好調で、
ドル安により米国からの輸出が増える
ことも期待されます。欧州も東欧やロシアを中心に成長の可能性は高く、前期前半に苦戦
した英国も後半から持ち直しています。
アジアも新興地域を主として拡大が続くと期待
され、第4四半期には中国の天宇客貨運輸を現在の持分法適用関連会社から連結子会社
に変える予定です。
心配されるのは、燃油費の高騰によるコスト上昇や、景気動向・消費動向に不透明な
部分が多い日本国内ですが、
3PL関連事業や差別化商品により業績向上への努力を続けて
いきます。
Question 5
さらにその先の中長期的な展望についてもお聞きしたいのですが。
中長期的には、
とくに国内事業は競争の厳しさが増す中にあっても確実に利益を出せる、
筋肉質の体質を備えたいと思っています。
B to C、C to Cの宅配便事業を新会社へ切り出し
たことで、
今後、
当社の国内事業はB to Bに傾注した体制をあらためて構築していくことに
なります。
その再編の過程で事業の効率化を進め、
体質の強化を図りたいと考えています。
一方、大きな成長が期待できるのは海外市場です。現在力を注いでいる域内物流を
広げていけば無限の可能性があります。
当社は日本国内だけの運送業務で約1兆円の売上
を上げていますが、
日本の何倍もの国土や人口を持つアメリカや中国で、
当社が持つ物流
のノウハウを活かして事業を広げていけば、
さらなる成長を続けることができる。
そうなる
と、
その国のお客様を相手に、
その国の人たちが事業を運営するようにならなければいけ
ません。
今後、
真のグローバル企業を目指す上で、
大きな課題の1つになるのが人材の問題
です。
しかし、
それを乗り越え、
各国・各地域の日通がそれぞれ大きな物流企業になり、
世界
の物流を結びつける。
それが将来の日本通運グループの姿ではないかと思っています。
7
社長インタビュー
2008年6月の株主総会で承認を得て、
Question 6
買収防衛策を導入しました。導入の理由を教えてください。
日本通運グループの企業価値を高め、
株主の皆様の真の利益になる買収であれば、
我々も
決してそれを排除するつもりはありません。
しかし、特定の買収者が現れたとき、
その中身
を十分に検討して結論を出すためには一定の時間が必要だと考え、事前警告型の買収
防衛策を導入させていただきました。
事前警告型・独立委員会設置型買収防衛策
現在、当社は日本郵便との宅配便事業の統合など、持続的な
買付者などの出現
成長を実現し、株主価値を高め続けていくために様々な改革を
意向表明書、本必要情報の提出
あり
期間不遵守
・取締役会評価期間
(原則 60 日、
もしくは 90 日)
・取締役会による評価、
意見形成、代替案立案等
・独立委員会による検討
なし
手続き不順守の買付
推し進めています。
すでに動き始めた大きな流れを特定の意図を
持った買収者によって阻害されることは株主共通の利益に反する
と考えられます。
この買収防衛策では、
当社の株式を20%を超えて持とうとする
独立委員会による不発動の勧告
独立委員会による発動の勧告
勧告を
最大限尊重
勧告を
最大限尊重
対抗措置の不発動
(取締役会にて不発動を決議)
対抗措置の発動
(取締役会にて発動を決議)
Question 7
場合、
当方から必要な情報の提出を求め、
その内容を社外の方たち
で構成する独立委員会に判断していただいた上で、取締役会に
おいて決議するものとしています。
また、現在の改革の取り組みが
軌道に乗るまでの時間を考え、3年の期間を定めました。
株主・投資家の皆様に向けて、
利益還元の方針とメッセージをお願いします。
8
これまでの株主の皆様のご支援にお応え
2007年10月に創立70周年を迎えたのを記念し、
すべく、
2008年3月期の配当は通常の中間・期末各4円にそれぞれ1円を加え、年間10円と
させていただきました。今後は、普通配当10円を基本とし、引き続き財務体質の強化を
図りながら、株主の皆様のご支援にお応えしてまいりたいと考えております。
物流事業は、
急に大きな儲けが出るようなビジネスではありません。
しかし社会に欠かせ
ない存在であり、着実に事業を行えば確実に利益を生むビジネスでもあります。
当社は、
現在、国内・海外で積極的な事業拡大の取り組みを続けており、
収益の増大を株主の皆様
への利益還元にも結びつけてまいります。株主・投資家の皆様には、安定的かつ持続的な
成長を実現する企業グループとして信頼と期待をいただき、
今後とも当社をご支援いただき
ますようお願い申し上げます。
(インタビュー 2008年6月)
配当について
当期利益(連結)
配当性向(連結)
代表取締役社長
当期利益(単体)
配当性向(単体)
(億円)
(%)
400
120
300
90
200
60
100
30
0
0
06/3
07/3
08/3
09/3
(想定値)
特集
Going Further Every Minute of Every Day
S p e c i a l To p i c 1
グローバル事業
10
S p e c i a l To p i c 2
3PL 事業
12
S p e c i a l To p i c 3
国内差別化事業
14
S p e c i a l To p i c 4
宅配便の事業統合
16
9
S p e c i a l To p i c 1
グローバル事業
2006年 IATA(国際航空運送協会)ランキング ※円の大きさは取扱額の大きさです。
地図中の数字は、
それぞれの国における現地法人のランキングです。
アジア・パシフィックエリアでは1位でした。
全世界エアーフォワーダーランキングでは2位、
オランダ
※円の大きさは取扱額の大きさです。
ドイツ
ベルギー
18
4
英国
10
19
5
22
香港
9
スペイン
米国
12
6
フィリピン
フランス
9
メキシコ
タイ
20
ブラジル
シンガポール
7
1
2
インドネシア
1
マレーシア
【TAPA認証取得】米国日通:ニューヨーク航空貨物支店、
シカゴ航空貨物支店、
アトランタ支店、
サンフランシスコ航空・海運貨物支店、
ボストン支店/英国
日通:本社(ロンドン)/スペイン日通:バルセロナ支店/フランス日通:シャルルドゴール空港貨物地区倉庫/イタリア日通:本社(ミラノ)/ドイツ日通:フラ
ンクフルト支店/シンガポール日通:本社/フィリピン日通:航空貨物支店/ マレーシア日通:クアラルンプール空港支店、
ペナン支店/インドネシア日通:ロジ
スティクスセンター/NEXグローバル韓国:始華倉庫/日本通運:成田空港、関西空港 【C-TPAT認証取得】米国日通 【AEO(Authorized Economic
Operator)認証取得】日本通運、オランダ日通
10
G LO BA L I Z AT I O N
単体での海外関連売上、海外セグメントの
日本通運は、
米国にニューヨーク駐在員事務所を開設した
売上推移とその連結総売上に占める割合
1958年から海外進出を開始し、
1970年代には欧州、
1980年代
日本発着
海外セグメント
グローバル事業売上高比率
からはアジア地域でも拠点網の拡充を進めてきました。
今や世界37カ
国に210都市・381拠点
(2008年3月末現在)
を展開する世界有数のグ
(億円)
(%)
3,500
35
ローバル・ロジスティクス企業となり、
連結売上高の28.4%
(2008年3月
3,000
30
期)
をグローバル事業
(単体の海外関連売上高と海外セグメント:米州、
2,500
25
欧州、
アジア・オセアニアの売上高の合計)
が占めるまでになっています。
2,000
20
そして経済のグローバル化がますます加速する中、
当社は充実した
1,500
15
1,000
10
海外ネットワークを基盤に、
競争力の強化や新興国への事業展開も
積極化し、
グローバル事業をより一層広げていくことを成長戦略の
1つとしています。
500
5
0
0
05/3
06/3
07/3
08/3
グローバル事業の核となるフォワーディング事業では、
強みを
持った他の企業と手を組むことで迅速かつ効果的な競争力強化
域内物流事業の拡大
J I T配送
クロスボーダー輸送
航空
A国ベンダー
海運
B国ベンダー
生産
陸送
販売
ロジスティクス
センター
C国ベンダー
域内ミルクラン
ベンダーA
ベンダーB
ベンダーC
主要なロジスティクスセンターのオープン
米州
欧州
アジア・
オセアニア
シカゴ
ロサンゼルス
ピルゼン
(チェコ)
トルン
(ポーランド)
モスクワ
(ロシア)
シンガポール
広州
ハノイ
2008 年 1月
2009 年 11月
2006 年 1月
2008 年 11月
2009 年 1月
2006 年 12月
2008 年 3月
2008 年 12月
14 , 400 m 2
8 , 230 m 2
16 , 000 m 2
15 , 700 m 2
24 , 000 m 2
27 , 600 m 2
16 , 600 m 2
10 , 000 m 2
11
を図っており、
2007年9月には中国の大手船会社である中国海運と
「CNJワールドロジスティクス」
を設立しました。
これにより、
グロー
シコ・モンテレー間のシャトルトラックサービスの定期運行を開始。
アジアでは、
2007年9月から中国国内で、華北∼華東∼華南間の定
バルビッドを勝ち抜く競争力のある運賃提示と安定した船舶ス
期往復混載トラック便サービス、
2008年4月よりベトナム・ハノイ∼
ペースの確保が可能になりました。
タイ・バンコク間のトラック輸送サービスもスタートさせています。
また航空貨物では2008年4月、
全日本空輸殿および近鉄エクス
この他、
事業拡大に寄与する各種認可の取得にも積極的に取り組
プレス殿と共同で
「オールエクスプレス株式会社」
を設立し、
7月から
み、
関税手続き
2008年4月にはオランダ日通が日系企業として初めて、
営業を開始しました。
近年、
アジア地域におけるサプライチェーンは
で優遇措置が与えられるAEO
(Authorized Economic Operator:
ますます高度化が進んでおり、
新会社では日本発­香港・上海向け
認可事業者)
の認可を取得しました。
これに先立つ同年1月には日本
エクスプレス商品の販売からスタートしました。
2009年秋には沖縄
でも、
日本版AEO
「特定保税承認制度」
の認可を得ています。
また、
の那覇空港のハブ運用以降に対象地域を広げていく予定です。
物流施設の警備・安全面などを評価するTAPA
(TRANSPORTED
こうした国際フォワーディングの強化とともに、
当社は近年、
海外
(輸送資産保護協会)
」
基
ASSET PROTECTION ASSOCIATION
における域内物流の拡充にも力を注いできました。
2007年4月には
準の認定取得も進めており、
2007年8月にはシンガポール日通の物
米国・シカゴ∼カナダ・トロント間、
2008年5月に米国・ラレド∼メキ
流施設が、
当社グループでは18番目となるTAPA認定を得ました。
S p e c i a l To p i c 2
3PL 事業
L OG I S T IC S
12
単体での倉庫関連売上と
「建物」
製造業・販売業など企業のお客様の間で、中核的な業務
投資実績(3PL事業拡大への布石)
への集中による事業の効率化や、
サプライチェーン・マネ
倉庫
「建物」投資額
付帯‒保管庫
ジメントの高度化・複雑化が進む中、物流に関わる業務を社外に
委託する
「3PL
(サードパーティー・ロジスティクス)
」
のニーズがま
(億円)
すます高まってきました。一方、
より質の高い3PLサービスのため
800
には、調達物流・工場間物流・販売物流(在庫管理・輸配送管理)
・
600
静脈物流(産業廃棄物、返品、修理品)
までを一貫して提供できる
総合力が必要となり、
日本通運は自社の強みを発揮できる分野と
400
して3PL事業の拡大に力を注いでいます。
さらに近年、
お客様のニーズは物流拠点の集中化へと向かっており、
200
こうした
3PL事業でも大型倉庫の整備がより重要になってきました。
ニーズの変化をいち早くとらえ、
当社はこの数年、
特に需要の高い都市
0
05/3
06/3
07/3
08/3
部周辺で、
大規模かつ設備の整った物流拠点の建設を進めています。
3PL 事業相関図
商・物流システムの
提案・構築
商・物流システムの
管理・運用
主要な投資案件
商・物流オペレーションを
日本通運グループで完結
商流オペレーション
日本通運グループの
お客さまの
人材、資産
商・物流形態に
設備)
、
カスタマイズした (国内・海外拠点、
資金、情報システム
情報・運用システム
で管理・運用
を提案・構築
ソフト
受発注
調達
輸出入代行
在庫管理
販売
物流オペレーション
梱包
倉庫管理
フォワーディング
輸送
JIT 納入
ハード
場所
使途
延べ床面積(m2)
完成(予定)
東京
トランクルーム
22 , 089
2007 年 4月
金沢
営業倉庫
19 , 156
2007 年 5月
大阪
営業倉庫
48 , 226
2007 年 6月
東京
営業倉庫
16 , 199
2007 年 6月
横浜
研究施設
10 , 860
2007 年 7月
名古屋
物流センター
25 , 973
2007 年 11月
京都
物流センター
16 , 292
2008 年 4月
東京(借用)
営業倉庫
56 , 710
2007 年 12月
東京(借用)
ターミナル
24 , 000
2008 年 7月
13
北港ロジスティクスセンターが大阪サステナブル建築賞
特別賞を受賞
2007年6月に竣工した大阪西支店北港ロジスティクスセン
ターが「第1回大阪サステナブル建築賞」
の特別賞を受賞し
ました。
この賞は、大阪府温暖化の防止等に関する条例に
基づき、環境保全に対する意識高揚を図るために始まった
もので、北港ロジスティクスセンターは積層型倉庫であり
ながら搬送エレベータを使わず、
自然の採光や通風により
省エネルギー化を図ったことなどが評価され今回の受賞に
つながりました。
2007年度には石川(金沢・専光寺第2)、東京(北砂)、大阪(北
の国際・国内物流の中核物流拠点として
「広州マルチロジスティクス
港)、長野、北海道(札幌第2)、愛知(愛西)
など、国内の各地域で
センター」
および
「花都サテライトロジスティクスセンター」
を開設
大型の物流センターが竣工。
この1年間で営業倉庫面積は約10万
しました。
また米国でも2008年2月、
シカゴ・オヘア国際空港の隣接
m2増え、前年度より約4%増加しました。各物流拠点とも順調に
地に大型物流拠点を開設し、
この一年間で海外現地法人の倉庫
稼働しており、今後も需要を見極めながら大型倉庫への積極的な
面積は約19万m2増加しています。
投資を続けていく予定です。
当社では、
このような物流施設の拡充に加え、子会社の日通
当社の持続的な成長に向けた重点施策の1つとして推し進め、
商事による商流管理機能、2006年10月に設立した金融子会社・
順調に成果を収めつつある3PL事業ですが、
その展開は国内だけ
日通キャピタルによるファイナンス機能を組み合わせることで、
にはとどまりません。
グローバル事業の中でも3 PLサービスの提
3PL事業のさらなる競争力強化を図っています。
供は重要な位置を占めるようになっており、海外でも大型物流拠
点の整備を積極化しています。2007 年 5月のチェコ
(ピルゼン)、
(トルン)
の稼働開始で中東欧における物流拠点
10月のポーランド
の拡充を進め、
2008年1月には中国・華南地区に自動車生産用部品
S p e c i a l To p i c 3
14
国内差別化事業
DI F FE RE N T I AT ION
差別化商品の拡販の実績
成長から成熟の時代に入り、
物流業界の競争環境も厳しさ
が増す日本国内では、日本通運自らが強みを持つ「鉄道
鉄道
警備輸送
引越
重機建設
輸送」
「重機建設」
「警備輸送」
「引越サービス」
の4つの分野に力を
注ぐことで他社との差別化を図り、持続的な成長につなげる戦略
(億円)
3,500
を推し進めています。
3,000
「鉄道輸送」
はもともと国内No.1のシェアを持つ分野ですが、
国内
2,500
物流の中心となっているトラックと比較してCO 2の排出量が1/ 6 、
2,000
エネルギー消費量は1/ 4と環境優位性が高く、
地球温暖化の防止
など環境意識の高まりもあって、
鉄道輸送の活用にあらためて注目
1,500
が集まってきました。
しかし、
鉄道輸送は集荷先・配達先と貨物駅を
1,000
結ぶトラック輸送との円滑な組み合わせがなければ機能しません。
500
当社は全国に張り巡らした物流ネットワークと、
陸・海・空のすべての
0
05/3
06/3
07/3
08/3
輸送モードに対応する総合力を武器に鉄道貨物の取扱いを伸ば
日通キャピタル金融サービス
物流
日本通運
物流管理機能
入出荷・
在庫情報
ベンダー
発注計画・
発注
シェア
(% )
順位
出典
鉄道取扱
43.0
1
JR貨物(2008年3月期)
引越
17.8
1
各社発表
現金輸送
45.9
1
各社発表
物流
発注計画・
物流作業指示
日通商事
商品流通管理機能
発注計画
融資
差別化商品の国内シェア
発注計画・
発注
バイヤー
融資
日通キャピタル
金融機能
融資
15
しています。
お客様のニーズに合わせた商品開発にも努め、
2006年
「警備輸送」
では、
販売・飲食業など多くの現金を扱うお客様先に
「TOYOTA
11月からトヨタ自動車殿の生産用部品輸送の専用列車
売上金を収納する機器
(SD機)
を設置し、
警備輸送車で定期的に
」
の運行を開始し、
LONG PASS EXPRESS(名古屋∼盛岡)
2007年
訪問して回収するとともに両替金の配送も行うCSD
(キャッシュ・
また、
鉄道と船舶で日本各地と中国、
韓国を
10月には1日2便に増便。
セイフティ・デリバリー)
が安定的に伸びています。
さらに、
金融機関の
結ぶ国際複合一貫輸送、
(上海スーパーエクスプレス)
(博多・
SSE
本支店間の現金等の輸送業務に加えて、
量販店などのお客様の集配
上海間)
を利用したSea&Raiサービス、
「Rail-Sea-Railサービス」
金業務、
銀行ATMへの現金装填業務も契約を増やしています。
(韓国)なども好評を得ています。
また
「引越サービス」
については、繰り返し利用できる梱包資材
「重機建設」
は、
発電所や石油化学プラントなどの大型設備、
大型
を使い廃棄物を減らした
「えころじこんぽ」
を全国展開し、販売を
産業機械といった各種重量品について、輸送から据付工事までの
推進。環境意識の高まりとともにお客様の利用も広がっており、
作業を一貫して請負う事業で、2005年に重機建設事業部を設立
荷造りから開梱、家具・家電類の設置、
片付けまでのすべてを代行
して体制を強化したこともあり、着実に収益を生み出す事業として
するフルパックのほか、ハーフパックやセルフパック、単身パック
育ってきました。最近では、半導体製造装置のクリーンルームへの
など価格と内容でお客様に選んでいただけるよう商品の幅を広げ
搬入・据付といった業務も増加しております。
販売拡大を目指しています。
S p e c i a l To p i c 4
宅配便の事業統合
日本通運
代表取締役社長
川合 正矩
日本郵政
取締役兼代表執行役社長
西川 善文
PART N E RSH I P
16
宅配便事業切出しに伴う拠点資産の移動イメージ
日本通運が「ペリカン便」
として展開している宅配便事業
ターミナル
(約70拠点)
は、規模の拡大によって競争力がより強化されるビジネス
集配センター
(約710拠点)
新会社で使用
でもあります。
このスケールメリットを求め、
当社では近年、宅配便
・新会社に賃貸
事業の構造的な改革を重要な経営戦略の 1つと位置づけてき
・新会社に分割
ました。
そして様々な角度から検討を重ねた結果、
他の有力企業との
宅配便事業の統合を決断。2007年10月5日、
日本郵政グループの
郵便事業株式会社殿との間で、
同社の
「ゆうパック」
と
「ペリカン便」
を統合し、
新たな宅配便事業会社を設立する基本合意に達しま
新会社で不使用
・売却(返却)
・物流以外への活用
(賃貸オフィス・住宅等)
・物流で活用
した。2 0 0 8 年 6 月 2 日にはこの 基 本 合 意 書 に基 づき両 社 の
折 半 出 資 による「 J P エクスプレス株式会社」を設立し、2008
年 8 月末までに株主間契約を締結し、統合新会社の事業計画
などを定めた後、2009年4月から事業を本格的にスタートさせる
予定です。
宅配便事業統合新会社について
日本通運
日本郵政グループ
50%を出資(当初)
50%を出資(当初)
JPエクスプレス株式会社
(2008年6月2日設立、
当初資本金3億円)
宅配便事業を専門に行う新会社。宅配便事業統合後は日本郵便過半出資
17
今回の宅配便事業統合に際し、
当社では2007年11月に
「宅配
体制を築くことで、
サービス力を高めつつ効率性にも優れた事業
便事業統合推進本部」を発足させて準備に着手し、新会社へ
運営体制とする考えです。
移管する人員や施設、出資金額などの検討を進めてきました。
宅配便の事業統合が具体化したことにより、
ペリカン便の規格
詳細は現在も検討中ですが、最大で宅配便事業の全従事者に
サイズ・重量等を超える貨物を運ぶ混載便トラック輸送「アロー
あたる5 , 000 名規模の人員を出向・派遣し、ポイントとなる集配
便」
についても体制の再構築に向け動き出すことになります。
今後、
ターミナルについては当社の拠点を活用。
貨物情報の管理や請求・
当社では統合新会社の詳細を詰める作業と並行して、B to Bに
回収業務などを処理するITシステムおよび、貨物輸送に関わる
特化した、
より競争力に優れたものとすべくアロー便の効率化と
幹線運行・ターミナルの運営方法などは当社のノウハウを新会社
高度化に取り組んでいきます。
に移行する予定です。
また、宅配便貨物は日本の国土の10%に70%の貨物量が集中
するという偏在性が強いため、集積度の高い地域では両社の資産
を活かして最適な集配ネットワークを新たに構築し、
集積度の低い
地域では日本郵政グループの既存ネットワークをベースに集配
海外所在地別セグメントの概況
(米州)
は2008年3月期新規開設の拠点です。
米国
アンカレッジ
アトランタ
オースティン
ボストン
シャーロット
シカゴ
シンシナティ
クリーブランド
コロンバス
ダラス
デンバー
デトロイト
エルパソ
ホノルル
ヒューストン
インディアナポリス
ラレード
レキシントン
ロサンゼルス
マッカレン
メンフィス
マイアミ
ミルウォーキー
18
ミネアポリス
ナッシュビル
ニューヨーク
(&ニュージャージー)
ニューポートニューズ
オマハ
フィラデルフィア
フェニックス
ピッツバーグ
ポートランド
ローリー
ロチェスター
ソルトレークシティー
サンアントニオ
サンディエゴ
サンフランシスコ
サンファン
(プエルト・リコ)
サバナ
シアトル
セントルイス
トロイ
ワシントン
カナダ
カルガリー
フォートエリー
モントリオール
トロント
バンクーバー
ウィンザー
ケンブリッジ
メキシコ
アグアスカリエンテス
グアダラハラ
マンサニヨ
メキシコシティー
モンテレー
ティフアナ
ブラジル
カンピナス
マナウス
リオデジャネイロ
サントス
サンパウロ
チリ
サンティアゴ
The Americas
サブプライムローン問題に端を発する金融不安の影響は経済全体へと広がり、
営業利益の推移
米国の2007年の経済成長率は、
前年より0.7ポイント悪化の2.2%となりました。
欧州
米州
日本(右軸)
原油や穀物価格の上昇が景気停滞に追い打ちをかけ、
さらにドル安の進行もあって貨物
の輸入量が減る中、輸出の拡大がこれを補い米国全体の増収確保に寄与しています。
アジア・オセアニア
(億円)
(億円)
60
600
また生産活動が活発化するメキシコでも貨物の取扱いを大きく伸ばしました。
この結果、
米州では当期、売上高598.7億円(前期比5.4%増)、営業利益36.6億円(同10.5%増)
40
36
の増収増益を達成しました。
400
33
2009年3月期は、
ワンストップで物流サービスが提供できる体制の構築や、
M&Aも視野
に入れた域内輸送力の強化、
新興市場への集中投資などにより事業拡大を目指します。
20
20
22
200
0
0
05/3
06/3
07/3
08/3
シカゴ∼トロント間で定期シャトルトラック便の運行を開始
米国日通のシカゴ航空貨物支店は、
カナダ日通と共同で2007年4月から、
シカゴ∼トロント
間を結ぶシャトルトラックサービスの定期運行を開始しました。
同支店ではすでに、
シカゴ・
オヘア国際空港に到着した貨物を翌日までに米国中西部の各都市へトラックで運ぶ
「MTA
(Midwest Time Advantage)」
サービスを運行していますが、
トロント便はその
8番目の路線となります。
近年カナダのトロントへは、
日本から電子製品や自動車部品の輸送が急速に増えて
おり、直行便のキャパシティ不足が目立ち始めていました。それを補うのがこのシャトル
トラックサービスで、米加国境ではカナダ日通が 24 時間体制で輸入通関業務を行い、
お客様に直行便と遜色のない利便性の高い物流サービスを提供します。なお、他の
トロント便は、
当面週3回の定曜日運行でスタート
MTA路線がデイリー運行なのに対し、
しましたが、
今後の需要を見ながら運行便数の拡大をしてまいります。
この他にも同社では、
ロサンゼルス、
シカゴ、
ニューヨークを起点に北米をカバーする
トラック輸送網を整備しており、空・海のフォワーディングに陸のトラック輸送を組み合わ
せることで、
ニーズに最適な物流サービスを提供しています。
シカゴ・オヘア空港の隣接地に中核拠点を開設
米国の中西部は、関連部品メーカーを含む自動車産業の集積地としてあらためて注目が
高まっていますが、
その航空貨物のゲートウェイの役割を担っているのがシカゴ・オヘア
国際空港です。米国日通にとっても、中西部の各拠点やカナダのトロントとを結ぶ定期
シャトルトラックサービス
「MTA」
の起点になるなどオヘア空港の重要性は高く、2008年
2月に同空港の隣接地に大型の自社拠点を開設しました。
新拠点は、米国内の輸送や海上貨物を含むDC業務など総合物流事業のさらなる拡大
を視野に入れ、上屋面積を従来の施設より35%広げるなど規模を拡大。
また、貨物施設の
世界的なセキュリティー基準であるTAPAで最もレベルの高いクラスAに準拠した設計を
行い、今後の認証取得を目指しています。
ティファナ日通モンテレー営業所を開設
モンテレーはメキシコ北部の米国国境に近い、
メキシコ第3の工業都市として、
日系自動車
関連を中心としたメーカーが多数進出し、
同地区の取り扱いの拡大も著しいものがあります。
米国日通は、
メキシコ・ティファナ地区にティファナ日通を設立し、
2006 年、
2007 年に
サービスIMMEX制度※に登録し、
日本やアジア発を中心とした原材料・部品の輸入や製品・
半製品の保管・流通加工を中心としたサービスを提供しています。今回、
モンテレー地区
に営業所を開設、
サービスIMMEX制度を利用して、米国国境ラレドから同地区へ当社に
よる保税一貫輸送体制を構築、週2便のシャトルトラック便を開始しました。同地区向け
輸送についても、
これにより、
従来米国側国境で終了していたものが改善され、
リードタイム
も大幅に短縮されました。
モンテレーの自社倉庫は同制度を利用することで長期保管にも対応でき、
当社の倉庫
管理情報システム
「REWARDS」
を導入し、
VMI、JITなどの高品質な物流サービスをお客様
に提供していきます。
※ サービスIMMEX制度:メキシコにて製品を生産・輸出することを前提に、海外から免税扱いにて輸入する原材料・部材を
対象とした輸送、倉庫保管サービスを提供する制度
19
海外所在地別セグメントの概況
(欧州)
は2008年3月期新規開設の拠点です。
英国
ダービー
(イーストミッドランド)
グラスゴー
レスター
ロンドン
マンチェスター
ニューカッスル
スウィンドン
アイルランド
コーク
ダブリン
フィンランド
ヘルシンキ
ベルギー
アントワープ
ブリュッセル
オランダ
アムステルダム
ロッテルダム
フィンライ
20
ドイツ
ケルン
デュッセルドルフ
フランクフルト
ハンブルク
ハノーバー
ミュンヘン
ニュルンベルク
シュトゥットガルト
フランス
リヨン
ミュルーズ
パリ
イタリア
フィレンツェ
ミラノ
ローマ
トリノ
ハンガリー
ブダペスト
スペイン
バルセロナ
ビルバオ
マドリッド
マラガ
ポルトガル
リスボン
オポルト
ポーランド
ブロツラフ
トルン
ワルシャワ
オーストリア
ウィーン
ロシア
モスクワ
サンクト・ペテルブルグ
スイス
ジュネーブ
チューリッヒ
トルコ
イスタンブール
チェコ
プラハ
ピルゼン
南アフリカ
ヨハネスブルク
ルクセンブルグ
ルクセンブルグ
アラブ首長国連邦
ドバイ
Europe
2007 年のユーロ圏の経済成長率は2 . 7 %と、6 年ぶりに米国を上回りました。
しかし、米国の景気減速の影響はヨーロッパにもおよび、
とくに年の後半から
北米向け輸出の鈍化や、原油価格・穀物価格の高止まりによる個人消費の落ち込みなど
があり、各国とも環境の厳しさが増しました。
そうした中、新興市場の中東欧やロシアに
営業利益の推移
欧州
米州
日本(右軸)
アジア・オセアニア
(億円)
(億円)
60
600
おける事業が高い伸びを見せ、全体での売上高は775.2億円(前期比16.7%増)
と増収
を達成した一方、英国での倉庫立上げ時の一時的なコスト増、燃油費の高騰やユーロ高
などにより営業利益は30.8億円
(同10.3%減)
と減益の結果となりました。
40
2009年3月期は、
環境悪化も予想されますが、
域内物流の積極的な取り込みや、
アジア
の新興国に向けた輸出貨物の獲得などにより利益確保に努めます。
400
32
34
30
24
200
20
0
0
05/3
06/3
07/3
08/3
チェコ、
ポーランドなど中東欧での拠点整備を積極化
2004年5月にEUに新規加盟したチェコやポーランドは、近年、自動車やエレクトロニクス
関連産業の大型投資が広がり、西欧向けなども含んで物流が急速に活発化しています。
こうした環境変化をとらえ、
ドイツ日通は中東欧地域での拠点整備を積極化しており、
2007年5月にはチェコのボア市に「ピルゼン・ロジスティクス・センター」を開設しました。
同センターは、
日本から欧州各地に向けた電子製品などの配送センターとして機能して
いる他、欧州のゲートウェイであるフランクフルト空港に近い利点を活かし、中東欧向け
貨物などのハブ拠点として利用が広がることも期待されます。
さらにドイツ日通は同年 10月にポーランドのトルン市でも
「トルン・ロジスティクス・
センター」
の稼働を開始。
同センターでは主に日系家電メーカーの薄型テレビなどの生産を
支援すべく、
ジャストインタイム方式による物流サービス体制の整備を目指しています。
ロシア日通を設立し、
モスクワに支店開設および大型倉庫建設
ロシアについて、
日本通運では、
その発展の可能性を見込み、2005年にモスクワ駐在員
事務所を開設して情報収集・市場調査を開始し、2006年にはサンクト・ペテルブルグ日通
を発足させて、
ビジネスの開拓に取り組んできました。同社はサンクト・ペテルブルグ港を
経由する自動車関連の輸送を核に順調に業容を拡大しており、
さらにロシアの経済発展
も大きく進んだことから2007年7月、
同国における営業体制の一層の拡充を図りました。
今回実施したのは従来のサンクト・ペテルブルグ日通の改編で、新たにロシア日通へと
社名変更し、ロシアを管轄する現地法人としての位置づけを明確にしました。同時に、
同社の拠点としてモスクワ支店を開設し、体制の強化を進めています。新たに開設した
モスクワ支店は、3 PL 事業や空・海のフォワーディング業務、海外引越業務など幅広い
対応力で、
ロシアにおけるビジネス拡大の一翼を担います。
さらに、
シェレメチェボ空港から程近いモスクワ市郊外に大型倉庫を開設し、2009年
1月から業務を開始する予定です。
アラブ首長国連邦ドバイ首長国に中東日通設立
アラブ首長国連邦のドバイは、
将来の原油資源枯渇を見越し、
近年はサービス産業の整備
にも力を入れており、特に物流インフラに関してはドバイに大規模空港の建設が開始
されるなど、中東地域のみならずアジア、CIS諸国、東アフリカ・ヨーロッパ大陸間の一大
物流中継拠点として、今後も大きな発展が期待されております。
その様な環境のもと、
アラブ首長国連邦のドバイに
「中東日本通運合同会社」
を設立し、
2007年2月より営業を開始しました。
すでに2005年より、駐在員事務所を開設し、同地に進出していましたが、今回の会社
設立により、
日系および欧米系企業の物流ニーズに対応した高品質な輸送とカスタマー
サービスにより、陸・海・空の総合物流サービスを提供していきます。
21
海外所在地別セグメントの概況
(アジア・オセアニア)
は2008年3月期新規開設の拠点です。
インド
バンガロール
ニューデリー
チェンナイ
ムンバイ
コルカタ
プーネ
コチン
ハイデラバード
トリヴァンドラム
フィリピン
アンヘレス
ビニャン
カブヤオ
セブ
ラプラプ
リパー
マカティ
マルヴァール
マニラ
パラニャケ
ロサリオ
スービック
パッシグ
タイ
アユタヤ
バンコク
チエンマイ
チョンブリー
22
プランチンブリ
ラヨーン
ソンクラー
レムチャバン
シンガポール
シンガポール
ベトナム
ハノイ
ホー・チ・ミン
ハイズン
インドネシア
バリ
バンドン
バタム
ジャカルタ
スラバヤ
メラック
マレーシア
イポー
ジョホールバル
クアラルンプール
クチン
マラッカ
ペナン
中国
ハルビン
長春
瀋陽
大連
北京
天津
煙台
青島
常熟
張家港
南通
南京
上海
蘇州
無錫
嘉興
杭州
寧波
福州
厦門
恵州
東莞
広州
深圳
中山
江門
香港
珠海
西安
襄樊
武漢
長沙
成都
重慶
昆明
ウルムチ
台湾
新竹
高雄
台中
台南
台北
桃園
基隆
韓国
インチョン
マサン
プサン
ソウル
シフン
オーストラリア
シドニー
メルボルン
ニュージーランド
オークランド
Asia & Oceania
2007年のアジア地域の経済成長率は、中国で11.4%、NIEs(韓国、台湾、香港、
営業利益の推移
シンガポール)
で5.5%、ASEAN4(インドネシア、
フィリピン、
マレーシア、
タイ)
欧州
米州
日本(右軸)
で6 . 1 %と、いずれも5 %を超える成長を維持しました。中国は米国の景気減速により
輸出がやや鈍ったものの、北京オリンピックなどへの期待感から、減速は最小限にとど
アジア・オセアニア
(億円)
(億円)
60
600
まっています。
NIEsは欧州・新興国向けの輸出が好調で、ASEAN4は一次産品の世界的
50
45
な価格上昇が好影響となり内需が拡大しました。利益率の高い航空貨物の減少などが
ありましたが、
当期のアジア・オセアニア地域は、売上高1,096.4億円
(前期比5.8%増)、
40
29
営業利益50.9億円
(同12.6%増)
の増収増益の結果となりました。
2009 年 3月期は拡大する域内物流の強化や、中国以外のアジア地域に広がる生産
400
33
200
20
シフトへの対応などにより業容の拡大を目指します。
0
0
05/3
06/3
07/3
08/3
ベトナム­タイ間を結ぶ陸送サービス
「メコン・ランド・ブリッジ・エクスプレス」
をスタート
2008 年 4月からハノイ(ベトナム)とバンコク(タイ)を結ぶ陸送ルートを新たに開発し、
「メコン・ランド・ブリッジ・エクスプレス」
としてサービスの提供を開始しました。
従来、
この間の物流は航空または海上輸送が主で、海上輸送のドア・ツー・ドア・サー
ビスの場合、発送から到着まで14日間を要していました。今回の新しいサービスでは、第2
メコン橋の完成により利便性の高まったダナン
(ベトナム)­モーラミャイン
(ミャンマー)
間の
「東西回廊」
を利用して、
ハノイ­バンコクを3日間で輸送します。
また、海上コンテナと
同じ規格のコンテナを使用することで大量輸送のニーズにも応えるサービスを用意する
他、
2008年夏からは小口貨物にも対応する混載輸送サービスも開始する予定です。
日本通運は「 S S 7000 」の名称で、上海­シンガポール間 7 , 000 k m を陸路で結ぶ
ルートの開発に取り組んでおり、
すでに両端の中国国内ルート
「上海–華南ルート」、華南
–ハノイ間「スターナイト・エクスプレス」、シンガポール–バンコク間「オリエンタル・ランド・
ブリッジ・エクスプレス」
の3ルートの運行を行っていました。今回、
この両ルートをつなぐ
「メコン・ランド・ブリッジ・エクスプレス」が加わり、6カ国の国境をまたぐ
「 SS 7000 」
も
完成したことになります。
中国・広州市に大型物流拠点を開設
香港日通は2008年1月、
中国・華南地区の広州市に
「広州マルチロジスティクスセンター」
(永和区)
と、
「花都サテライトロジスティクスセンター」
(花都区)
の、2つの自動車生産用
部品向け物流拠点を開設しました。
2004年に中国国内での自動車生産用部品の輸送を開始して以来、
ネットワークの拡充
に努め、現在は36都市に101拠点を展開するまでになりました。
中国における自動車生産
は順調に拡大し輸送量も伸びていますが、今後は他の地域への輸出や東南アジアの生産
拠点への域内輸送も増えることが予想され、
そうした物流の拡大と高度化に対応するのが
今回の2つの拠点です。
広州のセンターは施設面積16,600m2、花都は同6,300m2と、
ともに大規模なもので、
両施設ともトラックドックと海上コンテナドックを兼ね備え、
国内物流と国際物流
(輸出入)
の両方に対応が可能です。
さらに、
香港日通では2008年度中の竣工を目指し、
自動車関連
産業が集積する中国の南沙区にも1万m2規模の倉庫の建設を進めており、
これら拠点の
拡充を
「輸送確実性の向上」
「リードタイムの短縮」
「在庫削減」
などサービス品質の向上に
結びつけていきます。
現地企業のM&Aによりインド日通を設立
BRICsの一員として注目を集め、近年、本格的な経済成長が始まっているインドですが、
当社はこの成長市場でいち早く充実した事業体制を構築するため、インドの航空・
海運業務代理店「J I Logistics Private Limited」
(JIPL)
の発行済株式の51%を取得
するM&Aを実施し、
2007年4月に同社をインド日通としました。
2000 年以降、ニューデリー、バンガロールの2 都市に駐在員事務所を設け、現地の
代理店を通して航空・海運業務を行ってきましたが、
日系自動車関連企業の進出などに
よりインドの物流量は急速に伸び、
さらに拡大が続くと予想されることからJIPLのM&Aを
決めました。
今回の現地企業の買収により、
自社で通関業務ができる体制を備えるとともに、
インド
10都市に拠点を展開し300人規模の従業員を擁する、同国最大の日系物流企業となり
ました。
23
海外所在地別セグメントの概況
(アジア・オセアニア)
中国No.1の海運企業と合弁会社を設立
生産拠点のみならず、消費市場としても存在感が高まる中国での海上輸送サービスの
強化のために、2007 年 9月、同国の大手船会社である中国海運との合弁により
「 CNJ
ワールドロジスティクス」
を設立しました。
中国海運は中国政府が直接管理している国有中核企業の1つで、外航コンテナ保有
船腹数は中国第 1 位、世界でも第 6 位に入る規模を誇り、今回は同社が 100 %出資する
日本法人・中国海運日本との折半出資により新会社の設立に至りました。
新たに誕生したCNJワールドロジスティクスでは、
日本通運グループの世界的なネット
ワークおよび陸・海・空の輸送モードに対応する総合力と、中国海運の海上輸送力を
活かして貨物取扱いの拡大を目指しています。
日中間はもとより、三国間輸送でも、新たな
顧客層の開拓や、
独自のビジネスモデルの開発に取り組んでいきます。
輸送品質に優れるULDサービスを中国向けで拡大
空港に隣接した自社施設で、航空機搭載用の機器(ULD:ユニット・ロード・デバイス)
に
自ら貨物を積み付けて送り出し、到着後も自社の施設で取り卸しを行うULDインタクト
サービスは、より安全・確実に貨物を空輸でき、貨物引渡しまでの時間も短縮できる
サービスとしてお客様の利用も広がっています。
近年は特に、半導体や電子機器などデリケートな扱いが求められる貨物の航空輸送
が増えていることもあり、
日本通運は成田・関西・中部の各国際空港の自社保税上屋に
ULDハンドリングシステムを導入し、これらの輸送ニーズに積極的に対応してきました。
24
Asia & Oceania
仕向地についても香港および中国本土4都市向けにULDサービスを提供してきました。
2008 年 2月には、オリンピックの開催も近づき需要の高まる北京・天津向けにも、ULD
サービスを開始し、対応力の強化を図っています。
羽田から中国への航空便サービスをスタート
中国への航空貨物輸送のさらなるスピードアップを図るため、2007年12月から、新たに
就航した羽田 – 虹橋
(上海)
空港間の定期チャーター便を利用した新サービス
「快速!虹橋
(ホンチャオ)」
の提供を開始しました。
このサービスでは、
首都圏で夕方までに集荷した貨物を翌日には上海のお届け先へ配送。
通常の成田–浦東空港を利用するルートに比べ、
約20時間の時間短縮が可能になります。
首都圏–上海間の航空輸送サービスとしては、
すでに羽田・関空–浦東空港間の深夜便
を利用する
「超級速遞
(超速!上海)
」
を提供しています。
「快速!虹橋」
はこれに次ぐ高速輸送
サービスで、時間やコストなど、
お客様のニーズに合わせてサービスを選んでいただける
よう、商品ラインアップの拡充に努めています。
ベトナム・ハノイに保税倉庫を建設
ベトナム日通は 2008 年 12 月の竣工を目指し、ハノイ市郊外のミンクアン工業団地
内に自社保税倉庫の建設を進めています。
質の高い労働力が確保できることなどに加え、WTO への加盟で国際的な信用力も
高まったベトナムは日系企業の進出が以前にも増して活発化しており、同国経済の中心
都市であるハノイには、電気・精密機器メーカーなど約 250 社が拠点を構えるまでに
なっています。
こうした進出企業の増加とともに高まってきたのが倉庫の需要で、
これに
対応するのが今回の保税倉庫です。
また、
ハノイは上海とシンガポールを結ぶ陸上輸送サービス
「SS7000」
のルート上に
あり、新倉庫はその中継基地の役割も担います。
CSR
Doi ng More for Societ y and for Our World
CSR & 企業理念
26
コーポレート・ガバナンス
27
危機管理・コンプライアンス・個人情報保護
28
取締役・執行役員・監査役
29
環境保護活動・社会貢献活動
30
25
CSR & 企業理念
CSR経営の実践
「グローバル・ロジスティクス企業」
として経済活動の基盤となる物流事業を世界規模で展開している日本通運は、
その社会的使命の重さを認識し、CSR
(企業の社会的責任)活動の強化・徹底に常に力を注いできました。
2006∼2008年度を期間とする現在の中期経営計画「パワーアップ3カ年計画」でも、
重要なテーマの1つに
「CSR実践のパワーアップ」
を掲げ、
●コンプライアンス経営の徹底/●危機管理・安全管理の徹底/●環境経営の推進
の3つを柱に、
社会からの信頼により確かに応えるための取り組みを続けています。
さらに、
2007年10月に迎えた創立70周年の記念事業の中でも、
●企業理念の制定/●環境保護を中心とした継続的な社会貢献活動の実施/●
『安全の誓い』
を刻んだモニュメントの
設置というCSR活動の強化に関わる取り組みを加え、
その浸透と進化に努めています。
企業理念の制定
日本通運は1958年、
すべての社員の心構えとして
「われらのことば」
を制定しました。
以来、
この
「われらのことば」
を、
あらゆる事業活動と従業員の行動の拠り所としてきましたが、
創立70周年を迎えた2007年、
「われらのことば」
の精神を受け継ぎつつ、
これからの日本通運グループが目指す方向や、
常に大切にすべきもの、
社会への貢献の在り方などをもう一度見直し、新たに企業理念を制定しました。
26
日 本 通 運 グ ル ープ 企 業 理 念
私たちの使命
それは社会発展の原動力であること
私たちの挑戦
それは物流から新たな価値を創ること
私たちの誇り
それは信頼される存在であること
私たち日本通運グループは、
創業以来、
ものを運ぶことを通して、
人、
企業、
地域を結び、
社会の発展を支えてきました。
この変わらぬ使命を果たすため、
社会の変化をとらえ、
自らを進化させ続けます。
安全に徹し、
環境に配慮し、
世界を舞台にすべての力を結集して、
物流から新たな価値の創造に挑戦していきます。
いつの時代にも、
社会から求められ、
信頼されることを誇りに行動します。
すべては、
物流を通して社会に貢献し、
豊かな未来を創る、
日本通運グループであるために。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンスの状況
取締役の職務の執行を監査しています。
さらに、
重要な書類などの
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
閲覧、
主要な事業所への往査、
子会社の調査を通じた監査を行い、
日本通運は、
コーポレート・ガバナンスの充実・強化、
コンプライ
これらの結果を監査役会および取締役会に報告しており、業務
アンスの徹底、経営の透明性確保が重要であるとの認識に立ち、
執行部門の職務の執行を監査しています。
「迅速な意思決定によるスピード経営の実現」
と
「責任体制の
執行役員会は、
取締役兼務者14名を含む執行役員26名
(2008年
明確化」
を基本方針としています。
これらを実現するために、経営
6月27日)で構成され、原則として毎月1 回および必要に応じて
上の組織体制を整備し、必要な施策を実施していくことを、最も
随時開催しており、取締役会での決定事項の伝達・指示を行うと
重要な課題の1つと位置づけています。
同時に、業務執行状況の報告、重要事項の協議を行っています。
執行役員の任期は、取締役と同様に1年としています。
会社の機関の内容
当社は、
監査役会設置会社です。
また、
取締役会、
監査役会に加え、
内部統制システムの強化と日本版SOX法への対応
迅速な意思決定および業務執行を目的として執行役員制を導入
新たに制定された
「会社法」
の施行に伴い、
日本通運は2006年5月、
しています。
取締役会において
「内部統制システムの整備に関する基本方針」
取締役会は、取締役15名(2008年6月27日)
で構成され、原則
を決議・制定しました。
として毎月1 回および必要に応じて随時開催しており、経営上の
さらに
「金融商品取引法」
(日本版SOX法)
に基づく内部統制の
重要な事項の決定、
業務執行の監督を行っています。
取締役の任期
対応についても、
「内部統制推進プロジェクト」
を発足
2006年8月に
は1年とし、取締役の各事業年度の経営に対する責任の明確化を
させて財務報告に関する内部統制の評価および監査の仕組み
図っています。
づくりを進め、
2009年3月期からの同法の適用に備えています。
監査役会は、
社外監査役3名を含む監査役4名
(2008年6月27日)
また、2008 年 3月には情報セキュリティマネジメントシステム
で構成され、
原則として3カ月に1回および必要に応じて随時開催
(ISMS)
に関する国際標準規格の
「ISO/IEC 27001:2005」
および、
しています。監査役は、取締役会をはじめとする重要な会議へ
国内規格
「JIS Q 27001:2006」
の認証を取得し、情報管理体制の
出席し、
経営全般並びに個別案件に関して客観的かつ公平に意見を
信頼性についても第三者機関から確かな評価を得ています。
述べ、
また、
適法性や内部統制の状況を調査することなどによって、
コーポレート・ガバナンス体制
株主総会
選任・解任
選任・解任
選任・解任
連携
会計監査人
監査
監査役会
取締役会
報告
選任
社長
会計監査
顧問弁護士
報告
報告
監督
コンプライアンス委員会
執行役員会
危機管理委員会
監査
業務執行
監査部門
監査
執行部門
本社各本部、本社各部、各地域総括(国内・海外)、
各事業部、各支店、グループ各社
27
危機管理・コンプライアンス・個人情報保護
危機管理体制
また、
コンプライアンスに反する行為を早期に発見して是正する
日本通運が担っている物流事業は社会が正常に機能する上で
ため、内部通報制度「ニッツウ・スピークアップ」を運用している
欠かせないものであり、当社は大規模な自然災害や事件などが
ほか、社内調査チームも設けています。
発生した際にも混乱を最小限にとどめるべく、危機管理体制の
整備・強化に努めています。基本的な体制としては、2000年1月に
「危機管理規程」
を制定するとともに、本社に
「危機管理委員会」
を
個人情報保護
個人情報保護法の施行など情報管理の
設置し、
万が一の危機発生時における組織的な準備を整えました。
厳格化が求められる中、
当社は2005年2
さらに自然災害については、2001年10月に
「日通グループ災害
月、
それまでコンプライアンス部で担って
対策規程」
を制定して災害発生時の具体的な動きを定めている
いた個人情報保護に関する業務を専門
他、
イントラネット上に
「災害管理システム」
サイトを開設し、
「災害
に担当する
「個人情報管理部」
を新設し
等報告要領」に則って本社∼支店、支店間で適切な報告・情報
体制を強化しました。
共有が行えるよう体制を整えています。
なお災害発生時には電話
同部では、当社の個人情報保護に対
回線が不通になることも想定されるため、本社関係部署や主要な
する取り組み姿勢を示す
「個人情報保護
支店には衛星携帯電話を用意しています。
方針」
および
「個人情報保護規程」
を制定
プライバシーマーク
使用許諾証
するとともに、
個人情報管理者・管理担当
28
コンプライアンス経営の推進
者の配置などの組織整備を進めてきました。
さらに、全従業員に
当社ではコンプライアンス強化のため、2003年6月に
「コンプライ
対する教育・啓蒙活動を行い、個人情報保護に対する全社的な
アンス部」
を新設し、同年 10月に
「コンプライアンス規程」
を制定
意識向上を図っています。なお当社は、
( 財)日本情報処理開発
して基本的な体制を整えました。
さらに全社的な推進体制として
協会による厳格な書類審査・現地審査を受け、2007 年 3月23日
は、本社に社長を委員長とする
「コンプライアンス委員会」
を置き、
からプライバシーマークの使用が認められています。
コンプライアンス部が事務局となって各種施策を立案・実行、
コン
プライアンス本社推進グループや、統括支店・支店のコンプライ
アンス責任者・推進者等が職場レベルでの展開を進めています。
コンプライアンス経営推進体制
コンプライアンス委員会
1. 委員長
社長
2. 副委員長 副社長(コンプライアンス部所管)
3. 顧問
社内調査チーム
監査部
地域総括監査部門
顧問弁護士、公認会計士、税理士等
事務局
コンプライアンス部
コンプライアンス本社推進グループ
内部通報・相談 外部受付
内部通報・相談 受付・調査
(当社顧問弁護士受付窓口)
(社内受付窓口)
企画・教育・指導
総括支店・支店
コンプライアンス責任者
コンプライアンス推進者
取締役・執行役員・監査役
代表取締役会長
取締役 常務執行役員
岡部 正彦
瀬川 光藏
萩尾 計二
大前 細越 雅雄
代表取締役社長 社長執行役員
川合 正矩
一
代表取締役副社長 副社長執行役員
泉川 正
大原 孝雄
横山 敬一郎
29
取締役 執行役員
中谷 桂一
伊藤 康生
渡邉 健二
中村 次郎
三井田 實
取締役 専務執行役員
常務執行役員
丸本 智運
常勤監査役
橋本 良一
安部 修武
渡 善治郎 佐野 弘明
執行役員
釣 洋一郎
宮原 敏
竹内 努
千田 賢了
植松 榮
守屋 正太郎
長田 行生
石井 吉明
中野 正俊
南里 賢一郎
兒嶋 周史
監査役
藤田 讓
環境保護活動・社会貢献活動
創立70周年記念事業
もその促進のため様々な取り
日本通運は2007 年 10月1日、創立 70周年を迎えました。
これを
組みを進めています。鉄道で
機に、
さらに将来にわたる持続的な成長のために、
当社では環境
は東京∼大阪間を結ぶ「スー
問題への対応により大きな力を注ぐこととし、
創立70周年記念事業
パーグリーン・シャトル列車」
の中でも環境に関わる各種の取り組みを盛り込んでいます。
の運行を2006 年から開始し、
船舶では商船三井フェリー殿
スーパーグリーン・シャトル列車
●
「子供の森」
クリック募金
との共同運航船を含め9 隻の
子供たち自身に学校の敷地やその周辺で苗木を育ててもらい、
大型船を擁し、東京∼北海道など3つの定期航路で貨物輸送を
自然を愛する心や緑を大切にする気持ちを育む。財団法人オイ
行っています。
スカが推進するこの「子供の森」計画に賛同し、当社のホーム
ページにクリック募金のページを設けました。ページ内のボタン
環境関連の認証取得を積極化
をクリックすれば、当社がその方に代わって
「子供の森」計画に
当社では環境保全に対する取
1円を寄付します。
り組みをより強化するため、環
境関連の認証取得も積極的に
30
●森林育成計画
進めています。環境マネジメン
当社は山形県飯 豊町と2006
トシステムの国際規格である
年度からグリーンツーリズム
ISO 14001については、1998
を通じた交流を続けています。
年の原木地区(千葉県市川市)3拠点での取得に始まり、2008年3
2007年度には創立70周年記
月までに航空部門を中心とした12拠点で認証を取得しています。
念事業の1つとして、同町中津
また、
中小トラック事業者向けの簡易版環境認証として始まった
グリーン経営認証(認証機関/交通エコロジー・モビリティ財団
川地区の森林育成事業の支援
も開始しました。事業資金の
ISO14001認証状
森林の整備活動
<国土交通省所管>)
についても、認可事業所ごとに取り組めるこ
一部を援助するほか、実際の整備活動にも社員がボランティアで
とから、
トラックと倉庫の拠点を中心に認証取得を進めています。
参加しています。
モーダルシフトの促進
排出削減などの面から、
自動車中心の輸送手
2
CO(二酸化炭素)
段を鉄道や船舶に移すモーダルシフトへの注目が高まる中、
当社
天然ガス車
(CNG車)
輸送機関別CO2排出原単位
輸送手段の特性比較
VS.
鉄道
定時制、
高速性に優れる
大量一括輸送が可能
CO 2排出量が少ない
営業用大型トラック
VS.
トラック
特性を活かしながら
ベストな組み合わせを
選択
内航船舶
荷傷みがなく安全性に優れる
大量貨物を長距離輸送
ローコスト
90
鉄道
21
内航船舶
38
航空
1,480
0
確実でクリーンな
輸送ルートを
構築
LPG車
ハイブリッド車
500
1,000
1,500
2,000
(g-CO2/トンキロ※)
出典:経済産業省告示第66号
(2006年3月29日)
「貨物輸送事業者に行わせる貨物の輸送に係るエネルギーの使用量の算定の方法」
より
※トラックは最大積載量 10,000kg∼11,999kg、
積載率は100%で試算
トラックで252事業所およびグループ会社11
2008年3月までに、
材を独自に開発し1992年から積極的に導入しています。
中でも、
社の26事業所、倉庫でグループ会社の1事業所を含む33事業所
その名の通りエコロジーな引越サービスとしてご好評を得ている
がグリーン経営認証を取得しました。
【ISO14001認証取得】
東京航空支店:原木輸出カーゴセンター、原木航空物流センター、成田空港物流センター/
名古屋航空支店:名古屋物流センター、名古屋貨物センター/大阪航空支店:南港航空貨物
センター/福岡航空支店:福岡貨物センター/広島航空支店:広島国内航空貨物センター
/仙台航空支店:仙台空港物流センター/高松航空支店:高松航空貨物センター/四国支店
(四国重機建設支店)
「えころじこんぽ」
では、
あらゆる家財の梱包方法を見直して様々
な梱包資材を開発し、廃棄物の低減とともに作業の効率化も図っ
ています。
また、製品を特殊フィルムで挟んで緩衝材とし、
さらに丈夫な外
箱で守るIT機器運送用の包装資材「パソコンポ」
も反復利用が可
能となっており、パソコンをはじめ様々な精密機器の修理品回収
車両の低公害化とエコドライブの推進
に活用されています。
当社では輸送用のトラックに
ついて、CO2などの排出が少な
い環境配慮車両の導入を広げ
ています。現在はハイブリッド
車や新長期規制適合車などを
中心とした増強に取り組んで
おり、2007 年度で累計 3 , 000
デジタル式運行記録計
台の目標に対して2,967台の導入に達しました。
さまざまな
「えころじこんぽ」
用梱包資材
またエコロジードライブ、
エコノミードライブの両方を意味する
31
「エコドライブ」の推進にも力を注ぎ、
ドライバー指導における中
心的な社員への総合的な指導員研修を毎年実施しています。同
時に、各トラックにデジタル式運行記録計を導入しエコドライブの
指導に役立てる取り組みも進めており、
これにより2006年6月に
シューズボックス
は日本物流団体連合会主催の
「物流環境大賞・物流環境保全活
動賞」
を受賞しています。
繰り返し使える梱包資材の開発
お客様の荷物を安全に運びつつ、運送に伴う廃棄物の発生は極
力抑えるために、
当社では繰り返し使用できる引越用反復梱包資
To p i c 1
食器用トランク
グリーン物流で国土交通大臣表彰
2007年12月、地球温暖化対策に功績があった物流分野の取り組みに対して行われるグリーン
物流パートナーシップ会議表彰で、
「 商品納入後の帰り便を利用した調達物流を鉄道および
海運にモーダルシフト等を行うことによるCO2削減」
(香川松下電工殿・朝日通商殿・JR貨物殿・
ジャンボフェリー殿・日本通運)
が国土交通大臣表彰を、
「緑豊かな十勝からの発信、
クリーン農業
(士
&グリーン物流∼十勝産馬鈴薯の輸送をトラックから鉄道へモーダルシフトする省エネ事業」
幌町農業協同組合殿・JR 貨物殿・日本通運)が国土交通省政策統括官表彰を受賞しました。
この表彰は2006年から始まったもので、
当社は前回も
「スーパーグリーン・シャトル列車事業」
(全国通運連盟殿・JR貨物殿・全国通運殿・日本通運)
で国土交通大臣表彰を受けています。
国土交通大臣表彰 表彰状
日本の歌を伝える
「日通ファミリーコンサート」
学校とのかかわり・地域の祭り
1986 年に始まり、日本語の美しさや表現の豊かさを伝えて全国
当社は創 立 以 来 、日本 各 地で地 域に
にファンを広げてきた由紀さおり・安田祥子姉妹による童謡コン
密着して事業を行いながら成長を遂げて
サートを、日本通運は 1995 年からサポートしてきました。公演
きました。地域社会との交流にも積極的
「日本通運Presents
2000回を超えた2007年度からはタイトルも
に取り組み、交通安全教室の開催や、小
由紀さおり・安田祥子 Songs With Your Life Concert∼
中学校・養護学校からの職場体験の受
あしたへ贈る歌∼」
となり、引き続き日本各地で魅力的な公演を
け入れ、祭礼への協賛および参加、植林
行っています。
活動・清掃活動への参加、子供やお年
また当社は、姉妹が「童謡や
寄りの非常時通報体制への協力などを
唱歌を若い人たちに伝えたい」
活発に続けています。
日通ペリカン連(徳島支店他)
阿波踊り
と、2002 年から各地の中学校
で開催している
「手づくり学校
運動部の活躍
コンサート」にも協賛し、日本
当社は社会貢献活動の一環として、
各種運動部の運営を通じ国民
の大切な歌を若い世代に残す
スポーツの振興に寄与しています。
日通野球部をはじめ、柔道部、
手づくり学校コンサート
手伝いをしています。
相撲部、剣道部も各種大会で
好成績を収めるとともに、地
32
史料提供などで
「物流博物館」
を支援
域の青少年への指導なども行
常に社会の発展を支えてきた
「物流」
の歴史と今を多くの方に知っ
なっており、
日本の伝統文化で
ていただくため、財団法人利用運送振興会により1998年8月に開
ある武道の継承にも貢献して
館したのが「物流博物館」
(東京都港区高輪)
です。同館では文書
います。
史料1万点、写真史料4万点、実物史料2,000点、映像史料100点
ほどを展示し、小中学校の社
会教育や企業の社員研修に活
用されていますが、
当社はこれ
らの史料の多くを提供してい
る他、博物館運営資金の寄付
なども行っています。
物流博物館地下1階「現代の物流展示室」
To p i c 2
キッズエクスチェンジ
私たち日本通運は、
国連教育科学文化機関
(ユネスコ)
と国連環境計画
(UNEP)
による環境教育プログラム
「youth X change」
に日本企業として初めて協賛しています。
小学生用に編集した教材
「kids X change」
を制作し、
国内多数の小学校に配布し、
教材として利用されています。
ガイドブックやウェブサイトを通して責任ある消費を啓発しているyouth X changeは、
2002年に初版が
出版されて以来、
15カ国語に翻訳され、世界中に配布されて、すでに40万人の方々の手に渡っております。
現代の若者が今日身につける習慣は、
将来の消費パターンをつくる上で重要な役割を果たします。
そのため、
現在の無駄の多い消費パターンを持続可能な開発と歩調を合わせたものに切り替えていくために、若者の
行動が注目されています。
kids X change を通じ、
児童を含めた若者の消費に対する考え方、
価値観、
行動様式をつくるための教育
の重要性を強調しています。
日通相撲部
財務セクション
F i nancial S e c t ion
主要経営指標10カ年推移
34
財政状態および経営成績の分析
36
連結貸借対照表
40
連結損益計算書
42
連結株主資本等変動計算書
43
連結キャッシュ・フロー計算書
44
連結財務諸表注記
45
独立監査人の監査報告書(翻訳)
55
33
主要経営指標10カ年推移
2008
2007
2006
1,901,433
1,866,267
1,793,925
運送事業
1,597,284
1,580,546
1,522,325
販売事業
291,923
279,080
266,908
12,225
6,640
4,690
日本
1,682,699
1,666,887
1,631,402
米州
48,009
45,126
38,495
欧州
69,146
59,422
49,333
101,578
94,831
74,693
営業利益
48,502
50,325
43,187
当期純利益
36,439
33,208
18,663
売上高 ※1
会計年度:
事業の種類別売上高 ※2
その他の事業
所在地別売上高 ※2
アジア・オセアニア
純資産 ※3
会計年度末:
総資産
営業活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高
520,823
517,516
488,205
1,297,406
1,360,694
1,315,599
90,096
123,058
63,966
144,639
170,109
150,615
34
(円)
1株当たり:
489.26
486.94
467.80
当期純利益
34.94
31.84
17.71
自己資本比率
39.33
37.33
37.11
7.16
6.67
4.00
69,177
67,773
65,562
24,434
23,796
24,190
純資産
比率:
(%)
自己資本利益率
その他 :
(名)
従業員数
(平均臨時雇用者数)
※1 売上高には、消費税等は含まれていません。
※2 上記の事業の種類別売上高、所在地別売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を除き表示してあります。
※3 純資産額の算定にあたり、2007年3月期連結会計年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 企業会計基準第5号 2005年12月9日)
および「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第8号 2005年12月9日)を適用しています。
売上高
営業利益
(百万円)
2,000,000
当期純利益
(百万円)
60,000
(百万円)
40,000
50,000
1,500,000
30,000
40,000
1,000,000
20,000
30,000
20,000
500,000
10,000
10,000
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
(金額:百万円)
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1,753,306
1,666,945
1,676,918
1,708,140
1,760,687
1,637,758
1,643,022
1,485,266
1,419,156
1,429,489
1,454,133
1,491,528
1,423,825
1,428,055
263,216
243,084
242,988
248,898
263,898
208,893
211,758
4,823
4,703
4,440
5,108
5,259
5,039
3,208
1,605,602
1,556,828
1,566,037
1,590,309
1,652,365
1,553,058
—
33,722
31,297
36,055
45,944
42,520
35,916
—
45,525
38,688
37,406
33,997
28,626
21,639
—
68,455
40,130
37,419
37,889
37,174
27,144
—
43,025
46,156
42,802
33,370
35,283
35,916
44,820
32,190
27,263
23,330
21,180
-26,589
24,040
25,141
444,940
421,128
367,551
375,390
335,730
375,234
337,547
1,287,351
1,262,383
1,205,103
1,248,205
1,230,342
1,184,181
1,147,993
83,139
83,108
48,315
113,752
89,057
75,257
—
145,983
138,236
136,149
165,625
140,674
152,823
—
35
426.24
403.38
352.02
353.99
313.76
349.29
314.20
30.64
25.93
22.08
19.97
-24.78
22.38
23.40
34.56
33.36
30.50
30.07
27.29
31.69
29.40
7.43
6.91
6.28
5.96
—
6.75
7.63
65,321
64,699
65,160
66,716
66,219
68,335
—
24,400
25,321
25,701
27,263
27,075
22,049
—
純資産
総資産
(百万円)
600,000
(百万円)
1,500,000
(百万円)
150,000
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,000,000
100,000
500,000
50,000
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
財政状態および経営成績の分析
(2007年 4月1日∼2008 年 3月31日)
企業連結と事業の状況
燃油費の高騰、
お客様企業の物流合理化などにより、物流業界を取
日本通運グループは、
日本通運とその子会社292社(うち連結子会
り巻く環境は、
より一層厳しさを増しました。
社267社、持分法適用子会社1社)及び関連会社67社(うち持分法
当社グループは、
このような厳しい経営環境のもと、
2年目に入った
の合計360社(国内292社、海外68社)
で構成
適用関連会社21社)
お客様とともに̶」
に総
「パワーアップ3カ年計画̶改革への挑戦、
され、貨物自動車運送業、鉄道利用運送業、海運業等の
「運送事業」
力をあげて取り組んでまいりました。
を主軸とし、
さらに各事業に関連する
「販売事業」
及び不動産業他の
営業面におきましては、海外ネットワークのさらなる拡充を図ると
「その他の事業」
を展開しています。
ともに、
グローバル規模でのモード連携・システム連携による競争
運送事業は、国内では日本通運(株)、
日本トラック
(株)
をはじめ
力の強化を図り、
グローバル事業の拡大に取り組んでまいりました。
また、海外においては米国日本通運(株)以下、英国
とする242社が、
さらに、世界を網羅する陸・海・空のあらゆる輸送モードを提供し、
日本通運㈱、オランダ日本通運(株)、
ドイツ日本通運(有)、香港日
豊富なノウハウ及び多様な情報システムを持つという当社の優位性
本通運㈱、
シンガポール日本通運(株)等60社が担当しています。
を活かした3PL事業の拡充に努めるとともに、国内外において地域
また、海外では
販売事業は、国内では日通商事(株)以下26社が、
に根差したサービスの提供と営業拡大に努めてまいりました。
(株)以下6社が担当しています。
日通商事U.S.A.
また、経営面におきましては、経営体質の強化を図るため、経営資
その他の事業は、国内では日通不動産(株)、
日通キャピタル
(株)
源の効率的運用、
ローコスト構造の確立、資金効率の追求、ITの推
等23社、海外では2社が担当しています。
進及びグループ経営の効率化推進に努めてまいりました。
さらに、
企業としての社会的責任を完遂するため、法令・ルールの周知徹
36
業績等の概要
底、
CSR教育の実施、現場点検指導の強化などを通じて、コンプライ
経営環境と期中の取り組み
アンス経営の推進に努めるとともに、
さらなる品質の追求を図るた
当連結会計年度のわが国経済は、
原油などの資源高やサブプライム
め、社内教育制度の充実や人材の育成に取り組み、現場力の強化を
ローン問題に端を発する米国経済の減速懸念などにより、景気に一
推し進めてまいりました。
部弱さが見られ、公共投資は減少傾向で推移し、住宅投資も低水準
となりました。一方で輸出は海外経済の拡大を背景に増加を続け、
経営成績
設備投資も高水準の企業収益を背景に増加基調をたどりました。
ま
売上高及び売上原価
た、雇用者所得も緩やかな増加を続け、個人消費も底堅く推移いた
以上の結果、売上高は1兆9,014億円と前連結会計年度に比べ351
しました。
このような内外需要の動向を受け、景気は減速しながらも
億円、1.9%の増収となりました。
緩やかな拡大基調で推移いたしました。
アジア・オ
所在地別売上は、国内1.1%、米州5.4%、欧州16.7%、
物流業界におきましては、
こうした経済情勢を背景に、国際貨物
セアニア5.8%増と前連結会計年度に引き続き各地域において増収
の輸送需要は総じて増加傾向にあるものの、国内貨物の輸送需要
となりました。
は減少傾向が続くなど、厳しい状況のまま推移いたしました。
また、
1株当たり純資産
現金及び現金同等物の期末残高
(百万円)
200,000
1株当たり当期純利益
(円)
(円)
500
35
30
400
150,000
25
300
20
100,000
15
200
10
50,000
100
5
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
海外売上高は、12 . 3 % 増収の4 , 026 億となり、海外売上比率は
また、特
金移行差益として78億円を計上したこと等によるものです。
21.2%となり、0.2ポイント上昇しました。
別損失増加の主な内容は、宅配便事業統合推進費用として12億円
売上高増加の主な内容は、運送事業における海外子会社の顧客
を計上したこと、及び固定資産処分損の増加等によるものです。
生産拠点を中心とした倉庫配送・自動車輸送の伸長、販売事業にお
税金等調整前当期純利益は637 億円となり、法人税、住民税及
ける石油部門の販売単価上昇に伴う増収、
その他の事業における人
び事業税、法人税等調整額、
さらに少数株主利益を加減した当期
材サービス事業の譲渡を受けたことに伴う増収等によるものです。
純利益は364億円となり、前連結会計年度に比べ32億円、9.7%増
売上原価は1 兆 7 , 697 億円で前連結会計年度に比べ345 億円、
となりました。
2.0%増となりました。
一株当たり当期純利益は、34.94円となり前連結会計年度に比べ
売上総利益は1,316億円で、前連結会計年度に比べ6億円、0.5%
3.1円増加しました。
増となり、
売上総利益率は6.9%と前連結会計年度に比べ0.1ポイン
自己資本当期純利益率は7.16%ととなり、前連結会計年度に比
ト低下しました。売上原価増加の主な内容は、運送事業での売上高
べ0.49ポイント向上しています。
増加に伴う傭車費・下請費の増加、燃油費の高騰、税制改正に伴う
減価償却方法変更による減価償却費の増加、及び販売事業におけ
セグメント情報
る石油部門での仕入価格の上昇等によるものです。
事業の種類別セグメントの業績概況は以下のとおりです。
(% )
(百万円)
(売上高の明細)
販売費及び一般管理費及び営業利益
販売費及び一般管理費は831億円で前連結会計年度に比べ24億
運送事業
販売事業
この増加は、主に連結子会社が増加し
円、3.0%増となりましたが、
その他の事業
たこと等によるものです。売上高に対する販管費比率は4.3%と、連
合計
2007年3月
1,584,476
365,578
20,115
1,970,171
2008年3月
1,600,988
377,964
28,629
2,007,582
増減
増減率
16,511
12,385
8,513
37,410
1.0
3.4
42.3
1.9
37
結会計年度と同水準となっています。
(% )
(百万円)
以上の結果、営業利益は485億円、前連結会計年度に比べ18億
円、3.6%減となりました。営業利益率は2.6%となり、0.1ポイント低
下しています。
(営業利益の明細)
運送事業
販売事業
その他の事業
合計
2007年3月
2008年3月
45,940
5,351
1,275
52,567
43,896
5,752
1,061
50,710
増減
増減率
△2,044
400
△213
△1,856
△4.4
7.5
△16.7
△3.5
その他損益及び当期純利益
特 別 利 益は 172 億円となり、前 連 結 会 計 年 度に比べ 89 億円、
運送事業
107.1%増、特別損失は94億円で前連結会計年度に比べ26億円、
国内においては、
航空部門における国際関連貨物の取り扱いを中心
38.2%増となりました。特別利益増加の主な内容は、退職一時金制
に低調となりましたが、海外においては、米州、欧州、
アジア・オセア
度の一部を確定拠出年金制度へ移行したことに伴い、確定拠出年
ニアの各地域で取り扱いが伸長したことに加えて、連結子会社が増
自己資本比率
自己資本利益率
(%)
従業員数(平均臨時雇用者数)
(%)
10
40
80,000
8
60,000
6
40,000
35
4
20,000
2
30
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
0
’04 ’05
’06
’07
’08
加したこと等から、売上高は1兆6,009億円と前連結会計年度に比
上高は1,096億円と前連結会計年度に比べ60億円、5.8%の増収と
べ165億円、1.0%の増収となりました。利益面においては、税制改
なり、営業利益は50億円と前連結会計年度に比べ5億円、12.6%の
正に伴う減価償却方法変更の影響や燃油費の高騰によるコスト増
などにより、営業利益は438億円と前連結会計年度に比べ20億円、
増益となりました。
(注)記載金額には消費税等は含まれていない。
4.4%の減益となりました。
キャッシュ・フロー
販売事業
石油部門における販売単価の上昇などにより、売上高は3,779億円
と前連結会計年度に比べ123 億円、3 . 4 %の増収となり、営業費用
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下
「資金」
という)
は、前連結会計年度に比べ254億円減少し、連結範
囲の変更に伴う影響額を加えて、
1,446億円となりました。
の削減などもあり、営業利益は57億円と前連結会計年度に比べ4億
円、
7.5%の増益となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は900億円
その他の事業
となりました。
これは、税金
(前連結会計年度は1,230億円の収入)
2008年3月に人材サービス事業の譲渡を受けた影響等により、売
等調整前当期純利益637億円、減価償却費849億円となったほか、
上高は286億円と前連結会計年度に比べ85億円、42.3%の増収と
法人税等の支払188億円などによるものです。
なりましたが、営業費用の増加などにより営業利益は10億円と前連
結会計年度に比べ2億円、16.7%の減益となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
また、所在地別セグメントの業績概況は以下のとおりです。
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は1,052億
となりました。
これは、物流
円(前連結会計年度は894億円の支出)
38
日本
拠点、営業倉庫の整備、車両の取得など設備投資の実施 1 , 180 億
航空部門における国際関連貨物の取り扱いの減少等により、運送
円、及び固定資産の売却による収入90億円などによるものです。
事業が減収となりましたが、販売事業、
その他の事業の増収があり、
売上高は1兆6,961億円と前連結会計年度に比べ186億円、1.1%
財務活動によるキャッシュ・フロー
の増収となりました。営業利益については、税制改正に伴う減価償
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は102億円
却方法変更の影響や燃油費の高騰によるコスト増などにより、386
となりました。
これは、長期
(前連結会計年度は163 億円の支出)
億円と前連結会計年度に比べ23億円、
5.6%の減益となりました。
借入金の借入れによる収入 430 億円及び返済による支出 641 億
円、社債の発行による収入200億円、配当金の支払94億円などによ
米州
るものです。
航空・海運部門の輸出が伸長するとともに、倉庫部門の取り扱いが
増加し、売上高は598億円と前連結会計年度に比べ30億円、5.4%
財政状態
の増収となり、営業利益は36億円と前連結会計年度に比べ3億円、
資産の状況
10.5%の増益となりました。
当連結会計年度末の総資産は1兆2,974億円となり、前連結会計年
欧州
流動資産は4 , 981 億円で前連結会計年度末に比べ 337 億円、
度末に比べ632億円、4.7%減となりました。
倉庫部門及び自動車部門の取り扱いが増加したことに加えて、為替
6.4%減、固定資産は7,992億円で前連結会計年度末に比べ295億
の「ユーロ高」
の影響等もあり、売上高は775 億円と前連結会計年
円、
3.6%減となりました。
度に比べ111億円、16.7%の増収となりましたが、倉庫立ち上げに
流動資産減少の主な要因は、現金及び預金、営業未収金及び売
伴うコストが先行したこと等により営業費用が前連結会計年度に比
掛金の減少等によるものであります。
べ18.2%増加し、営業利益は30億円と前連結会計年度に比べ3億
固定資産については、建物が131億円増加し、期末時価評価額の
円、
10.3%の減益となりました。
減少等により投資有価証券が464億円減少しております。
アジア・オセアニア
負債及び純資産の状況
海運部門の輸出入が伸長するとともに、倉庫・自動車部門の取り扱
当連結会計年度末の負債合計は7,765億円で前連結会計年度末に
いが増加したことに加えて、連結子会社が増加したこと等から、売
比べ665億円、
7.9%減となりました。
流動負債は4 , 870 億円で前連結会計年度末に比べ 171 億円、
当事業年度の剰余金の株主配当金につきましては、普通配当4円
3.6%増、固定負債は2,895億円で前連結会計年度末に比べ837億
に創立70周年記念配当1円を加え、1株につき5円として、2008年6
円、
22.4%減となりました。
月27日開催の第102回定時株主総会に提案し、原案どおり承認可
流動負債増加の主な要因は、短期償還社債の増加等によるもの
(普通配当4円、記念配当1円)
を含めた年間
決され、
中間配当金5円
であります。
配当金は、1株につき10円となりました。
固定負債減少の主な要因は、社債、長期借入金及び退職給付引
内部留保資金の使途につきましては、各種輸送商品の拡販並び
当金の減少等によるものであります。
に輸送効率の改善に向けた、物流拠点の整備及び車両の代替など
当連結会計年度末の純資産は5,208億円で前連結会計年度末に
の設備投資に活用するとともに、財務体質の強化を図り、安定的経
比べ33億円、0.6%増となりました。
営基盤の確立に努めてまいります。
純資産増加の主な要因は、
当期純利益を364億円計上したこと、
その他有価証券評価差額金が252億円減少したこと等によるもの
であります。
一株当たり純資産額は489 . 26円となり前連結会計年度に比べ
2.32円増加しています。
自己資本比率は39.33%と前連結会計年度に比べ2.0ポイント上
昇しました。
有利子負債
当連結会計年度末における有利子負債は、借入金は減少しました
が,コマーシャルペーパーが増加したことなどにより、前連結会計年
度末より15億円、0.4%減少し、3,547億円となりました。
設備投資
当社グループの当連結会計年度の設備投資は、物流構造の変革や
国際物流に対応した流通拠点、営業倉庫などの整備、車両運搬具
の代替並びに顧客とのリース取引に応じるための賃貸設備が主な
内容であり、
当連結会計年度においては総額1,115億円の投資を実
施しました。
事業の種類別セグメントごとの設備投資額は以下のとおりです。
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
合計
(百万円)
(%)
2008年3月
前年同期比
55,737
54,866
1,075
111,680
△106
111,573
5.7
5.2
△5.9
5.4
―
5.3
配当政策
当社は、株主の皆様への利益還元を最重要施策の一つとして認識
しており、営業の拡充と企業体質の強化に努め、株主資本の拡充と
利益率の向上を図るとともに、安定的配当を重視し、利益還元の充
実に努める方針であります。
当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年 2回を基本
的な方針としております。配当の決定機関は、
中間配当は取締役会、
期末配当は株主総会であります。
39
連結貸借対照表
3月31日に終了した連結会計年度
(金額:千米ドル)
(※1)
(金額:百万円)
資産
2008
2007
2008
147,739
¥ 173,507
$ 1,474,594
300,357
309,635
2,997,880
流動資産:
現金及び預金(※2 ※3 ※4)
¥
営業債権(※2 ※4 ※10)
受取手形及び売掛金
(1,453)
(1,805)
(14,505)
6,248
7,130
62,361
繰延税金資産(※2 ※8)
17,091
14,920
170,595
その他流動資産
28,146
28,521
280,933
流動資産合計
498,130
531,908
4,971,860
土地
168,501
165,327
1,681,814
車両運搬具
242,435
245,289
2,419,753
建物及び構築物
560,491
538,863
5,594,284
機械装置、工具器具備品及び船舶
229,135
224,440
2,287,012
リース資産
155,480
143,719
1,551,860
建設仮勘定
7,758
11,391
77,441
貸倒引当金
たな卸資産(※2)
有形固定資産(※2 ※4 ※7)
40
減価償却累計額
有形固定資産合計
(778,397)
(756,013)
(7,769,209)
585,405
573,018
5,842,958
129,994
177,279
1,297,480
13,098
11,946
130,736
2,665
3,192
26,605
その他固定資産
投資有価証券及び出資金(※2 ※4)
関係会社株式及び出資金(※2)
従業員に対する長期債権
その他(※2)
その他固定資産合計
資産合計
※については注記をご参照ください。
68,111
63,348
679,822
213,870
255,767
2,134,644
¥ 1,297,406
¥ 1,360,694
$ 12,949,462
(金額:千米ドル)
(※1)
(金額:百万円)
2008
負債及び純資産
2007
2008
流動負債
短期借入金及び短期償還社債(※4)
¥
3,790
¥
4,986
$
37,837
一年内に返済予定の長期借入金(※4)
113,916
63,660
1,137,004
支払手形及び買掛金
178,365
186,770
1,780,268
31,309
32,176
312,506
従業員預り金
未払法人税等(※8)
8,740
10,585
87,238
150,916
171,719
1,506,305
487,039
469,898
4,861,160
194,178
245,513
1,938,107
退職給付引当金及び役員退職慰労引当金(※2 ※5)
54,193
87,342
540,906
繰延税金負債 (※2 ※8)
18,833
24,658
187,978
その他流動負債(※2 ※4)
流動負債合計
固定負債
長期借入金及び社債(※4)
22,337
15,763
222,955
固定負債合計
289,543
373,279
2,889,948
負債合計
776,583
843,177
7,751,108
—
—
—
資本金
70,175
70,175
700,421
資本剰余金
26,909
26,909
268,588
利益剰余金
369,264
341,890
3,685,642
自己株式(※6)
(11,504)
(11,426)
(114,829)
50,194
75,485
500,989
その他固定負債
少数株主持分
偶発債務(※10)
純資産(※11)
その他有価証券評価差額金(※2)
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
※については注記をご参照ください。
(7)
5
(72)
5,221
4,858
52,114
10,569
9,617
105,498
520,823
517,516
5,198,353
¥ 1,297,406
¥ 1,360,694
$ 12,949,462
41
連結損益計算書
3月31日に終了した連結会計年度
(金額:千米ドル)
(※1)
(金額:百万円)
2008
2007
2008
¥ 1,901,433
¥ 1,866,267
$ 18,978,280
1,769,799
1,735,242
17,664,435
131,634
131,024
1,313,845
販売費及び一般管理費
83,132
80,699
829,744
営業利益
48,502
50,325
484,100
3,935
3,168
39,278
(4,379)
(4,078)
(43,710)
売上高(※2)
売上原価
売上総利益
その他の損益
受取利息及び受取配当金
支払利息
673
475
6,717
1,474
2,125
14,717
持分法による投資利益(※2)
917
1,034
9,157
確定拠出年金移行差益(※5)
7,858
—
78,430
その他
4,740
5,866
28,293
63,721
58,918
636,011
16,991
20,961
169,591
9,416
4,141
93,989
26,408
25,102
263,580
投資有価証券売却損益
固定資産除売却損益
42
税金等調整前当期純利益
法人税(※2 ※8)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
(874)
少数株主利益
(607)
36,439
当期純利益
(8,729)
33,208
(金額:円)
363,701
(金額:米ドル)
1株当たり情報(※2)
1株当たり当期純利益
1株当たり配当額
※については注記をご参照ください。
¥
34.94
10.00
¥
31.84
8.00
$
0.3487
0.0998
連結株主資本等変動計算書
3月31日に終了した連結会計年度
(金額:百万円)
資本金
2006年3月31日残高
¥70,175
資本剰余金
¥26,908
剰余金の配当
利益処分による役員賞与
当期純利益
利益剰余金
¥316,506
(8,345)
(182)
33,208
¥(11,316)
繰延ヘッジ
損益
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
¥84,314
—
¥1,617
¥8,120
(8,828)
¥75,485
5
¥5
3,241
¥4,858
1,497
¥9,617
その他有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
¥ 75,485
¥ 5
¥4,858
¥ 9,617
(125)
14
自己株式の取得
1
自己株式の処分
その他有価証券
評価差額金
自己株式
62
641
連結範囲の変動
持分法の適用範囲の変動
株主資本以外の項目の変動
2007年3月31日残高
¥70,175
¥26,909
¥341,890
¥(11,426)
純資産合計
¥496,326
(8,345)
(182)
33,208
(125)
16
62
641
(4,084)
¥517,516
(金額:百万円)
2007年3月31日残高
資本金
資本剰余金
利益剰余金
¥70,175
¥26,909
¥341,890
(9,386)
36,439
剰余金の配当
当期純利益
¥(11,426)
(111)
33
自己株式の取得
0
自己株式の処分
自己株式
33
287
連結範囲の変動
持分法の適用範囲の変動
株主資本以外の項目の変動
2008年3月31日残高
¥70,175
¥26,909
¥369,264
¥(11,504)
(25,291)
¥ 50,194
(12)
¥ (7)
362
¥5,221
952
¥10,569
繰延ヘッジ
損益
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
純資産合計
¥517,516
(9,386)
36,439
(111)
34
33
287
(23,990)
¥520,823
(金額:千米ドル)
(※1)
2006年3月31日残高
資本金
資本剰余金
利益剰余金
$594,453
$227,940
$2,681,121
(70,693)
(1,546)
281,305
剰余金の配当
利益処分による役員賞与
当期純利益
$(95,857)
8
—
$13,706
$68,792
46
$46
27,454
$41,160
12,681
$81,473
その他有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
$ 500,989
$ (72)
$52,114
$105,498
(252,437)
$ 500,989
(127)
$ (72)
3,616
$52,114
9,502
$105,498
529
5,435
連結範囲の変動
持分法の適用範囲の変動
株主資本以外の項目の変動
2007年3月31日残高
$714,222
(1,059)
119
自己株式の取得
自己株式の処分
その他有価証券
評価差額金
自己株式
$594,453
$227,948
$2,896,153
$(96,797)
(74,782)
$639,440
純資産合計
$4,204,381
(70,693)
(1,546)
281,305
(1,059)
127
529
5,435
(34,600)
$4,383,878
(金額:千米ドル)
(※1)
2007年3月31日残高
資本金
資本剰余金
$700,421
$268,588
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
5
自己株式の処分
連結範囲の変動
持分法の適用範囲の変動
利益剰余金
自己株式
$3,685,642 $(114,829)
(93,691)
363,701
(1,112)
336
334
2,870
株主資本以外の項目の変動
2008年3月31日残高
$700,421
※については注記をご参照ください。
$268,588
$3,685,642 $(114,829)
純資産合計
$4,383,878
(93,691)
363,701
(1,112)
342
334
2,870
(239,446)
$5,198,353
43
連結キャッシュ・フロー計算書
3月31日に終了した連結会計年度
(金額:千米ドル)
(※1)
(金額:百万円)
2008
44
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金の増減額
退職給付引当金、
役員退職慰労引当金の増減額
固定資産売却損益
確定拠出年金移行差益
宅配便事業統合推進費用
有価証券売却・評価損益
持分法による投資利益
確定拠出年金移行に伴う未払金の増加額
売上債権の増減額
たな卸資産の増減額
その他の流動資産の増減額
仕入債務の増減額
未払法人税等の増減額
その他の流動負債の増減額
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
確定拠出年金移行に伴う未払金の支払額
宅配便事業統合推進費用の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
¥
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
社債の発行による収入
短期借入金の増減
コマーシャル・ペーパーの増減
債権譲渡による純収入額
長期借入による収入
長期借入金の返済による支出
社債の償還による支出
配当金の支払額
自己株式の取得・売却による収支
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
連結範囲変更に伴う現金及び現金同等物の影響額
現金及び現金同等物の期末残高(※2 ※3)
※については注記をご参照ください。
¥
63,721
84,957
(4)
(25,269)
(1,468)
(7,858)
1,208
676
(917)
16,004
10,684
905
387
(9,523)
(1,845)
(17,771)
(506)
113,380
4,277
(4,361)
(4,027)
(273)
(18,899)
90,096
2007
¥
58,918
80,054
(1,004)
(6,920)
(2,111)
—
—
1,154
(1,034)
—
(13,925)
875
(2,279)
10,704
(3,644)
23,672
4,108
148,568
3,317
(4,082)
—
—
(24,745)
123,058
2008
$
636,011
847,968
(48)
(252,214)
(14,654)
(78,439)
12,062
6,752
(9,157)
159,741
106,638
9,033
3,870
(95,058)
(18,415)
(177,375)
(5,057)
1,131,659
42,689
(43,533)
(40,199)
(2,725)
(188,635)
899,253
(118,023)
9,046
(217)
3,905
(11)
(105,299)
(96,152)
12,287
(4,083)
2,454
(3,955)
(89,449)
(1,177,993)
90,296
(2,173)
38,981
(113)
(1,051,002)
20,000
(1,849)
3,000
(1,367)
43,033
(64,147)
—
(9,487)
(77)
692
(10,203)
(88)
(25,496)
170,109
25
144,639
—
167
(5,500)
4,883
41,683
(49,095)
(200)
(8,443)
(109)
308
(16,305)
1,518
18,821
150,615
672
170,109
199,620
(18,462)
29,943
(13,651)
429,514
640,255
—
94,696
(770)
6,914
(101,842)
(888)
(254,478)
1,697,868
258
$ 1,443,647
¥
連結財務諸表注記
01
連結財務諸表作成上の基礎
日本通運株式会社(以下、
「当社」)及び連結子会社による添付の連結財務諸表は、
日本の金融商品取引法により作成
を義務づけられた連結財務諸表を基に作成されたものであります。
これは一般に公正妥当と認められる日本の会計基準
によって作成されており、国際財務報告基準で求められているものとは一部相違があります。
海外の読者の理解のために一部の科目について表示の組替えを行っております。
また、一部の注記には一般に公正妥
当と認められている日本の会計原則では求められていない情報も含まれています。
円貨の記載は金額単位未満切捨として表示しているため、単純に合算しても合計値と一致しない場合があります。
米ドルの記載は参考情報です。2008 年 3月31日のレートである1 USドル=100 . 19 円を換算レートとして採用し、
1,000米ドル単位未満を切捨として表示しております。
02
重要な会計方針の要約
(a)連結範囲
2008年3月期においては国内子会社212社、海外子会社55社を連結の範囲に含めております。
また、2007年3月
期においては国内子会社218社、海外子会社55社を連結の範囲に含めております。
のれん及び負ののれんの償却については5年間の均等償却を行っております。
2008年3月期においては子会社1社、関連会社21社について持分法を適用しております。
また、2007年3月期にお
いては子会社1社、関連会社18社について持分法を適用しております。
重要性の乏しい子会社及び関連会社は原価法を採用しております。
(b)現金及び現金同等物
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)
は、手許現金、随時引出可能な預金及び容易
に換金可能であり、
かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来す
る短期投資からなっております。
(c)投資
その他有価証券のうち、
時価のある有価証券は、
連結決算日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移
動平均法)
により評価し、
その評価差額は全部純資産直入法により税効果会計を適用した上で
「その他有価証券評
価差額金」
に計上しております。
また、
時価のない有価証券は、
主として移動平均法による原価法によっております。
(d)たな卸資産
主として移動平均法による原価法によっております。
(e)貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個
別に回収可能性を検討し、
回収不能見込額を計上しております。
固定資産に計上した債権に係る貸倒引当金は、投資その他の資産の
「その他」
に含めて計上しており、2008年3月
(1,988万3,000ドル)
、
期は19億92百万円
2007年3月期は16億32百万円計上しております。
45
(f)固定資産及びリース資産
有形固定資産は取得原価を基礎に計上しております。
建物及びリース資産は主として定額法を、
その他の有形固定資産は主として定率法を採用しており、経済的耐用
年数によって減価償却を行っております。
収用等に伴い譲渡した資産の代替として取得した資産の取得価額は当該譲渡資産の帳簿価額を付しており、譲
(1,790万5,000ドル)、2007年は61億
渡価額と帳簿価額との差(圧縮損)
について、2008年3月期は17億94百万円
83百万円計上しております。
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(固定資産の減価償却方法の変更)
当社、及び国内連結子会社は、法人税法の改正に伴い、
当連結会計年度から、2007年4月1日以降に取得した有形
固定資産について、改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更しております。
これにより、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ1,375百万円(1,372万4,000ドル)減
少しております。
(追加情報)
当社、及び国内連結子会社は、法人税法の改正に伴い、
当連結会計年度から、2007年3月31日以前に取得した有
46
形固定資産については、改正前の法人税法に基づく減価償却の方法の適用により取得価額の5%に到達した連結会
計年度の翌連結会計年度より、取得価額の5%相当額と備忘価額との差額を5年間にわたり均等償却し、減価償却
費に含めて計上しております。
これにより、営業利益、経常利益、及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ2,123百万円
(2,118万9,000ドル)減
少しております。
(g)繰延資産の処理方法
当社の社債発行費については、支出時に全額費用処理をしております。
(h)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、
当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上
しております。
過去勤務債務は、
その発生時の従業員の平均残存勤務期間の年数による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間の年数による定額法により
按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。
(追加情報)
当社は、2007年10月1日付けで退職慰労金規程等の改定に伴い、退職一時金制度の一部を確定拠出年金制度へ
移行し、
「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」
(企業会計基準委員会 2002年1月31日 企業会計基準適
を適用しております。
用指針第1号)
この制度変更に伴い、
当連結会計年度において7,858百万円
(7,843万1,000ドル)
の特別利益を確定拠出年金移
行差益として計上しております。
(i) 1株当たり情報
1株当たり当期純利益は、
普通株主に帰属する当期純利益を加重平均発行済普通株式数で除して計算しております。
なお、2008年3月期及び2007年3月期について潜在株式はありません。
(j) 消費税等
当社及び国内連結子会社は税抜方式を採用しております。
03
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている金額との関係は以下のとおりです。
(金額:百万円)
¥
現金及び預金勘定
預入期間が3か月を越える定期預金
担保に供している定期預金
¥
現金及び現金同等物
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
147,739
¥ 173,507
$ 1,474,588
(2,905)
(3,206)
(195)
(190)
144,639
¥ 170,109
(28,994)
(1,946)
$ 1,443,648
47
04
短期借入金、
コマーシャル・ペーパー及び長期借入金
(a)短期借入金
短期借入金は運転資金として利用しております。
(b)コマーシャル・ペーパー
コマーシャル・ペーパーはその他流動負債に含めて計上しており、2008年3月期は80億円
(7,984万8,000ドル)、
2007年3月期は50億円計上しております。
(c)長期借入金・社債
長期借入金・社債の内訳は次のとおりです。
(金額:百万円)
第3回無担保社債
(最終償還:2018年)
利率1.59%
¥
第2回無担保普通社債
(最終償還:2008年) 利率1.93%
第5回無担保社債
(最終償還:2009年)
利率0.84%
長期借入金(返済期限:2008年∼2016年) 利率0.243%∼3.833%
合計
控除:一年内に返済予定の長期借入金・社債
¥
(金額:千米ドル)
2008
2007
20,000
—
40,000
40,000
2008
$
199,620
399,241
100
100
998
247,995
269,074
2,475,247
308,095
309,174
3,075,107
(113,916)
(63,660)
1,136,999
194,179
¥245,513
$ 1,938,108
2008年3月期の長期借入金の返済予定は次のとおりです。
3月31日に終了する年度
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年以降
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
¥39,372
$393,971
82,664
825,076
9,349
93,319
31,517
314,577
11,275
112,539
(d)担保提供資産
担保に供している資産は次のとおりです。
05
(金額:千米ドル)
¥10,256
$102,365
定期預金
195
1,947
リース料債権
906
9,047
投資有価証券
1,237
12,347
有形固定資産
48
(金額:百万円)
退職給付関係
退職給付債務に関する事項は次のとおりです。
(金額:百万円)
2008
退職給付債務
¥(153,331)
(金額:千米ドル)
2007
¥(178,043)
2008
$(1,530,411)
年金資産
64,014
85,909
638,932
未認識数理計算上の差異
38,970
9,946
388,963
未認識過去勤務債務
退職給付引当金
(3,306)
(4,625)
(33,006)
¥ (53,653)
¥ (86,813)
$ (535,522)
退職給付費用に関する事項は次のとおりです。
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
勤務費用
¥ 7,722
¥ 8,711
77,075
利息費用
4,121
4,545
41,139
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務債務の費用処理額
(831)
1,553
(548)
退職給付費用
12,017
確定拠出年金制度への移行に伴う損益
(7,858)
その他
計
(706)
1,254
(601)
13,204
—
(8,297)
15,505
(5,476)
119,945
(78,439)
5,443
642
54,331
¥ 9,602
¥ 13,846
$ 95,838
退職一時金制度から確定拠出年金制度への一部移行に伴う影響額は次のとおりです。
(金額:百万円)
退職給付債務の減少
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥26,261
—
$262,111
(3,082)
未認識数理計算上の差異
(30,761)
765
—
7,635
¥23,944
—
$238,985
未認識過去勤務債務
退職給付引当金の減少
—
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項は次のとおりです。
2008
2007
割引率
主として 2.5%
主として 2.5%
期待運用収益率
主として 2.5%
主として 2.5%
15 年
12~15 年
15 年
12~15 年
過去勤務債務の額の費用処理年数
数理計算上の差異の処理年数
(538
上記のほか、連結貸借対照表の退職給付引当金には役員退職慰労金を含めており、2008年3月期は539百万円
万4,000ドル)、2007年3月期は528百万円が含まれております。
49
06
自己株式
07
リース取引関係
2008年3月期に保有している自己株式は19,383千株です。
(1)リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
借主側
(a)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
2008
取得価額
相当額
車両運搬具
機械装置及び
工具器具備品
その他
合計
減価償却
累計額相当額
2007
期末残高
相当額
取得価額
相当額
減価償却
累計額相当額
¥2,200
¥1,134
¥1,066
¥1,795
¥ 891
1,449
904
544
2,488
1,652
137
61
76
226
112
¥3,786
¥2,100
¥1,686
¥4,511
¥2,656
2008
期末残高
相当額
取得価額
相当額
減価償却
累計額相当額
期末残高
相当額
¥ 904 $21,961 $11,319 $10,642
836
14,463
9,031
5,431
114
1,371
612
759
¥1,854 $37,796 $20,963 $16,832
(b)未経過リース料期末残高相当額
(金額:百万円)
一年以内
一年超
合計
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥ 619
¥ 821
$ 6,186
1,066
1,033
10,646
¥1,686
¥1,854
$16,832
(c)支払リース料(減価償却費相当額)
(金額:百万円)
支払リース料
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥ 669
¥ 897
$ 6,678
(669)
(減価償却費相当額)
(897)
(6,678)
減価償却費相当額はリース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定しております。
取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に
占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
50
貸主側
(a)リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残高
(金額:百万円)
車両運搬具
機械装置及び
工具器具備品
その他
合計
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
取得価額
減価償却
累計額
期末残高
取得価額
減価償却
累計額
期末残高
減価償却
累計額
¥ 40,634
¥ 25,618
¥15,015
¥ 39,345
¥24,026
¥15,318
112,820
64,419
48,401
102,408
59,059
43,349
25,432
12,210
13,222
20,301
10,618
9,683
¥178,887
¥102,248
¥76,639
¥162,056
¥93,704
¥68,352
取得価額
期末残高
$ 405,571 $ 255,698
$149,872
1,126,065
642,970
483,094
253,844
121,873
131,970
$1,785,481 $1,020,542
$764,938
(b)未経過リース料期末残高相当額
(金額:百万円)
一年以内
一年超
合計
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥26,420
¥23,560
$263,703
57,670
48,996
575,612
¥84,091
¥72,557
$839,316
(c)受取リース料、減価償却費及び受取利息相当額
(金額:百万円)
受取リース料
減価償却費
受取利息相当額
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥29,849
¥27,337
$297,927
26,115
23,858
260,654
2,763
2,591
27,586
リース料総額とリース物件の取得価額との差額を利息相当額とし、各連結会計年度への配分方法については利
息法によっております。
(2)オペレーティング・リース取引
借主側
(金額:百万円)
一年以内
一年超
合計
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥11,168
¥ 8,411
$111,474
77,889
57,892
777,420
¥89,058
¥66,303
$888,894
51
08
税効果会計
法人税等は、
当社及び連結子会社の法人税、住民税及び事業税で構成されております。法定実効税率は2008年3月
期及び2007年3月期とも40.7%であり、実際の税金負担率は2008年3月期が41.4%、2007年3月期が42.6%となって
おります。
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳は次のとおりです。
2008
国内の法定実効税率
永久に損金不算入の費用
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
減損損失
住民税均等割
40.7%
2007
40.7%
2.0
2.2
(1.4)
(1.3)
—
—
2.1
2.6
—
—
その他
(2.0)
(1.6)
税効果会計適用後の法人税等の負担率
41.4%
42.6%
情報通信機器等を取得した場合の法人税額の特別控除
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は次のとおりです。
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
繰延税金資産
(流動)
貸倒引当金損金算入限度超過額
¥
未払事業税認容
売買取引認定リース取引
¥
445
$
8,576
2,686
84,134
792
927
7,910
3,898
3,670
38,910
4,720
2,516
47,115
18,110
16,136
180,758
543
534
5,421
その他
計
269
8,429
賞与引当金計上額
(固定)
貸倒引当金損金算入限度超過額
48,264
61,325
481,734
未実現利益の消去に伴う繰延税金
1,985
1,959
19,820
減損損失
5,587
5,588
55,766
その他
10,286
6,069
102,666
評価性引当額
(7,749)
退職給付引当金損金算入限度超過額
計
52
繰延税金資産合計
(7,140)
(77,343)
58,918
68,336
588,065
¥77,028
¥84,472
$768,824
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
繰延税金負債
(流動)
固定資産圧縮積立金
¥
810
¥
793
$
8,093
その他
148
364
1,483
計
959
1,158
9,576
固定資産圧縮積立金
18,995
17,182
189,592
退職給付信託設定益
20,653
20,653
206,146
その他有価証券評価差額金
34,568
51,998
345,032
3,592
3,218
35,859
77,810
93,053
776,630
¥78,770
¥ 94,211
$ 786,207
流動資産−繰延税金資産
¥17,091
¥ 14,920
$ 170,595
固定負債−繰延税金負債
(18,833)
(24,658)
(187,978)
¥ (1,741)
¥ (9,738)
$ (17,383)
(固定)
その他
計
繰延税金負債合計
繰延税金資産・負債の純額
合計
09
セグメント情報
(a)事業の種類別セグメント情報
事業区分の方法は運送事業、
販売事業及びその他の事業の3区分としております。
運送事業セグメントには鉄道利用運送業、貨物自動車運送業、海上運送業、利用航空運送業、倉庫業、重量物運搬
架設設置業、工場内運搬作業及びその他運送業が含まれております。
販売事業セグメントには車両販売、
物流機器、
石油・LPガス等の販売、
その他リースや車両整備業を含んでおります。
その他のセグメントには不動産の仲介、
設計・管理業、
自動車運転教習業等を含んでおります。
事業の種類別セグメント情報は次のとおりです。
(金額:百万円)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
2008:
¥1,600,988
¥377,964
¥28,629
¥2,007,582
¥(106,148)
43,896
5,752
1,061
50,710
(2,208)
48,502
1,063,027
246,274
30,304
1,339,606
(42,200)
1,297,406
減価償却費
40,116
44,722
513
85,352
(394)
84,957
資本的支出
55,737
54,866
1,075
111,680
(106)
111,573
売上高
営業利益
資産
¥1,901,433
53
(金額:百万円)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
2007:
¥1,584,476
¥365,578
¥20,115
¥1,970,171
¥(103,904)
45,940
5,351
1,275
52,567
(2,242)
50,325
1,129,514
243,601
17,516
1,390,632
(29,938)
1,360,694
減価償却費
34,928
45,230
283
80,442
(387)
80,054
資本的支出
52,719
52,144
1,142
106,006
(82)
105,923
売上高
営業利益
資産
¥1,866,267
(金額:千米ドル)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
$15,979,520
$3,772,477
438,134
57,414
10,596
506,144
(22,043)
484,100
12,949,462
2008:
売上高
営業利益
$285,752 $20,037,750
$(1,059,469) $18,978,280
10,610,119
2,458,070
302,472
13,370,662
(421,200)
減価償却費
400,401
446,376
5,124
851,902
(3,934)
847,968
資本的支出
556,321
547,625
10,736
1,114,683
(1,060)
1,113,622
資産
(b)海外売上高
海外売上高は次のとおりです。
(金額:百万円)
海外売上高
連結売上高に占める海外売上高の割合
(金額:千米ドル)
2008
2007
2008
¥402,692
¥392,948
$4,019,290
21.2%
21.0%
21.2%
10
偶発債務
偶発債務残高の内訳は次のとおりです。
(金額:百万円)
受取手形割引高
¥
保証債務
11
62
1,889
(金額:千米ドル)
$
620
18,862
重要な後発事象
(1)日本郵政株式会社及び郵便事業株式会社との宅配便事業に係る統合基本合意書の締結
当社は、2007年10月5日に日本郵政株式会社との間で締結された基本合意書に基づき、2008年4月25日付で、
日
本郵政株式会社及び郵便事業株式会社と、宅配便事業の統合についての統合基本合意書を締結し、
当該統合基本
合意書に基づき、
宅配便事業統合のための新会社を2008年6月1日に設立しました。
① 新会社の概要は以下のとおりです。
54
商 号 JPエクスプレス株式会社(じぇーぴーえくすぷれす)
所在地 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
(日本郵政本社ビル)
資本金 3億円
② 2009年4月に、統合対象事業(ゆうパック事業及びペリカン便事業)
を新会社に承継することにより、宅配便事業
の統合を行う予定です。
なお、現時点においては、統合の具体的内容の詳細について検討する段階であることから、今後の業績に与える影
響は未定です。
(2)公正取引委員会による調査について
当社は、国際航空貨物利用運送に係る本体運賃、燃油サーチャージ等に関して、独占禁止法違反の疑いがあると
して、2008年4月16日、公正取引委員会の調査を受けました。
公正取引委員会の調査は現在続行中であり、
現時点で当社の経営成績への影響の有無を予測することは困難です。
独立監査人の監査報告書
独立監査人の監査報告書
日本通運株式会社
取締役会 御中
我々は、円貨で表示された添付の日本通運株式会社の2008年及び2007年3月31日現在の連結貸借
対照表並びに同日に終了した会計年度の連結損益計算書、連結株主資本等計算書及び連結キャッ
シュ・フロー計算書について監査を行った。
これらの連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、我々の
責任は、
監査に基づき連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
我々は、
日本において一般に公正妥当と認められた監査基準に従って監査を実施した。
これらの監査
基準は、我々に連結財務諸表に重要な虚偽の記載がないかどうかについて合理的保証を得ることを
求めている。監査は試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに
経営者によって行われた見積もりの評価も含め、連結財務諸表全体としての表示を検討することを
含んでいる。
我々は、
監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
我々の意見によれば、上記の連結財務諸表は、
日本において一般に公正妥当と認められた会計原則に
準拠し、
日本通運株式会社の2008年及び2007年3月31日現在の連結財政状態並びに同日をもって終了
した会計年度の連結経営成績及び連結キャッシュ・フローの状況を、
すべての重要な点において適切に
表示している。
添付の2008年3月31日に終了した会計年度の連結財務諸表に記載されている米ドル金額は、読者の
便宜のため示したものである。我々の監査は円金額の米ドルへの換算を含んでおり、我々の意見では、
当該換算は注記1に述べられている方法により行われている。
新日本監査法人
2008年6月27日
※和文アニュアルレポートの連結財務諸表については、監査済英文連結財務諸表の和訳を掲載しております。和訳された英文財務
諸表の日本語の記載自体は、新日本監査法人の監査対象とはなっておりません。
したがって、和文アニュアルレポートの監査報告
書は英文が正文であり、
日本語の監査報告書はその和訳です。
55
グローバルネットワーク
主な海外子会社、海外駐在員事務所
THE A MER ICAS
アメリカ
56
NIPPON EXPRESS U.S.A., INC.
590 Madison Avenue, 24th Floor,
New York, NY 10022, U.S.A.
NIPPON EXPRESS CANADA, LTD.
6250 Edwards Boulevard, Mississauga,
Ontario L5T 2X3, Canada
NIPPON EXPRESS DO BRASIL
Rua Fortaleza 53, Bela Vista,
São Paulo, SP CEP 01325-010, Brazil
NIPPON EXPRESS TRAVEL U.S.A., INC.
720 Market Street, 6th Floor,
San Francisco, CA 94102, U.S.A.
NIPPON EXPRESS DE MEXICO, S.A. DE C.V.
Avenida Michoacan No. 20, Nave #9 C
Colonia Renovacion,
C.P. 09209 Mexico, D.F., Mexico
NITTSU DO BRASIL COMERCIAL, LTDA.
Rua Fortaleza 53, Bela Vista
São Paulo, SP, CEP 01325-010, Brazil
NEX TRANSPORT, INC.
13900 State Route 287,
East Liberty, OH 43319, U.S.A.
NIPPON EXPRESS USA DE TIJUANA,
S.A. DE C.V.
Blvd. Bellas Artes #20240 B y C,
Ciudad Industrial, Delegación
Mesa de Otay, Tijuana,
Baja California, 22444, Mexico
NIPPON EXPRESS CHILE S.A.
Lo Echevers 891, Modulo A-13
Mercocentro Lo Echevers,
Quilicura, Santiago, Chile
EUROPE
ヨーロッパ
57
NIPPON EXPRESS (IRELAND) LTD.
Unit 1, Northern Cross Buisiness Park,
North Road, Dublin 11, Ireland
NIPPON EXPRESS EURO CARGO B.V.
Cessnalaan 24, 1119 Nl Schiphol-Rijk,
The Netherlands
NIPPON EXPRESS DE ESPAÑA, S.A.
Centro de Carga Aerea, Aeropuerto de Barajas,
Parcela 2.1, Nave 2, 28042 Madrid, Spain
NIPPON EXPRESS (U.K.) LTD.
Heathrow 360
2 Millington Road, Hayes,
Middlesex UB3 4AZ, U.K.
NIPPON EXPRESS TOURS (NEDERLAND) B.V.
Cessnalaan 24, 1119 NL Schiphol-Rijk,
The Netherlands
NIPPON EXPRESS PORTUGAL S.A.
Aeroporto De Lisboa, Edificio 125, Piso 3,
Gab 6, 1700 Lisbon, Portugal
NIPPON EXPRESS (DEUTSCHLAND) GMBH
Marie-Bernays-Ring 23,
41199 Möenchengladbach,
F.R.GERMANY
NIPPON EXPRESS (RUSSIA) LIMITED
LIABILITY COMPANY
Gapsalskaya street 5, lit. A,
St. Petersburg, 198035, Russia
NIPPON EXPRESS (SCHWEIZ) AG
Grindel Strasse 19, 8303 Bassersdorf,
Switzerland
NIPPON EXPRESS (MIDDLE EAST) L.L.C.
Lob21, Room No. 31,
P.O. Box 17341, Jebel Ali, Dubai,
United Arab Emirates
NIPPON EXPRESS FRANCE, S.A.
1 Rue Du Chapelier, B.P. 18177,
95702 Roissy Aeroport Charles De Gaulle, France
NIPPON EXPRESS (BELGIUM) N.V./S.A.
Brucargo Bldg. 723, 1931 Zaventem, Belgium
NIPPON EXPRESS (NEDERLAND) B.V.
Cessnalaan 24, 1119 NL Schiphol-Rijk,
The Netherlands
NIPPON EXPRESS (ITALIA) S.R.L.
Via Londra 12, 20090 Segrate (Mi), Italy
グローバルネットワーク
主な海外子会社、海外駐在員事務所
ASIA & OCEANIA
58
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO., LTD.
1101 Chinachem Golden Plaza,
77 Mody Road, Tsim Sha Tsui East,
Kowloon, Hong Kong
NIPPON EXPRESS (SHENZHEN) CO., LTD.
B 105-36 Futian Free Trade Zone, Shenzhen,
The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (ZHUHAI F.T.Z.) CO., LTD.
No. 27-1-1, Zhuhai Free Trade Zone,
Hong Wan, Zhuhai, Guang Dong,
The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (CHINA) CO., LTD.
Room 301, Bja Building,
Tianzhu Airport Industrial Zone,
10 Tianzhu Road, Shunyi District,
Beijing, 101312, The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (ZHUHAI) CO., LTD.
No. 1 Ping Dong 5 Road,
Nan Pin High-Technology Industry Area,
Zhuhai, Guang Dong, The People’s Republic of
China
NIPPON EXPRESS (JIAXING) CO., LTD.
Rm 415, BoYuang Bldg, No. 6 Dong Fang Rd,
ZhaPu Development Zone,
JiaXing, ZheJiang, 314201,
The People’s Republic of China
NITTSU SINOTRANS LOGISTIC DALIAN LTD.
No. 6 Haitian Rd, Free Trade Zone Of Dalian,
Dalian, 116600, The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS CARGO SERVICE
(SHENZHEN) CO., LTD.
2F, West Side, Nippon Express Warehouse
Yantain Port Free Trade Zone Shenzhen,
The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (SHANGHAI) CO., LTD.
11F, Jinan Tower No. 908
East Daming Road, Shanghai, 200082,
The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS GLOBAL LOGISTICS
(SHANGHAI) CO., LTD.
11, De Bao Lu, Wai Gao Qiao
Free Trade Zone, Shanghai,
The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (SUZHOU) CO., LTD.
No. 622 Changjiang Rd, Suzhou New District,
Suzhou Jiangsu Province, 215011,
The People’s Republic of China
SHANGHAI e-technology CO., LTD.
6F, UC-Tower, 500 Fushan Road,
Pudong New Area, Shanghai, 200122,
The People’s Republic of China
アジア・オセアニア
NIPPON EXPRESS (XIAMEN) CO., LTD.
No. 23-1B, Xiangxing 1 Road,
Xiangyu Free Trade Zone
Xiamen, 361006, The People’s Republic of China
NIPPON EXPRESS (TAIWAN) CO., LTD.
5Fl., No. 100, Section 3,
Minsheng E. Rd., Songshan District,
Taipei City 105, Taiwan, R.O.C.
NIPPON EXPRESS (SINGAPORE) PTE. LTD.
40 ALPS Avenue, Singapore 498781
NIPPON EXPRESS (THAILAND) CO., LTD.
3195/16 11th Floor, Vibulthani
Tower 1, Rama 4 Road, Klong Ton,
Klong Toey Bangkok, 10110, Thailand
NIPPON EXPRESS (MALAYSIA) SDN, BHD.
10th Floor, West Tower, Wisma Consplant 1,
No. 2 Jalan Ss16/4, 47500 Subang Jaya,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
NITTSU TRANSPORT SERVICE (M) SDN, BHD.
Lot 4286, Batu 12, Jalan Balakong,
43300 Sri Kembangan,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
NIPPON EXPRESS (AUSTRALIA) PTY., LTD.
Unit 1, 154 O’riordan Street,
Mascot, N.S.W. 2020, Australia
HI-TECH NITTSU (THAILAND) CO., LTD.
Lake Rajada Office Complex,193/88,
21st Fl., Rachadapisek Road, Klong-Toey,
Bangkok, 10110, Thailand
NIPPON EXPRESS ENGINEERING (THAILAND)
CO., LTD.
3195/16 11th Floor Vibulthani
Tower 1, Rama 4 Road, Klong Ton,
Klong Toey, Bangkok, 10110, Thailand
NIPPON EXPRESS (NEW ZEALAND) LTD.
37 Andrew Baxter Drive, Airport Oaks, Mangere,
New Zealand
NIPPON EXPRESS (PHILIPPINES)
CORPORATION
Unit 20B Trafalgar Plaza, 105 H.V. Dela Costa
St., Salcedo Village, Makati City, 1227, Philippines
Nippon Express (INDIA) PTE., LTD.
‘Logistics Park,’ Plot No. 7, Road No. 10,
Export Promotion Indl. Park,
Whitefield. Bangalore-560066., India
NEP LOGISTICS, INC
Unit 1 Lot 10 Phase 4, East Science Ave.
Laguna Technopark, Inc. Binan,
Laguna, Philippines
NEP DISTRIBUTORS SYSTEM, INC
Unit 3 Elisco Warehouse #74,
Elisco Road, Kalawaan Pasig City, Philippines
P.T.NITTSU LEMO INDONESIA LOGISTIK
Jl. Raya Cakung Cilincing Kav. 14,
Cakung-Timur, Cakung, Jakarta, 13910, Indonesia
PT.NIPPON EXPRESS INDONESIA
Soewarna Business Park Block J lot 12
Bandara International Soekarno-Hatta
Jakarta, 19110, Indonesia
NEX GLOBAL LOGISTICS KOREA CO., LTD.
11F Kyobo Securities B/D
26-4 Yeouido-Dong Yeoungdeungpo-Gu,
Seoul, 150-737, Republic of Korea
NIPPON EXPRESS (VIETNAM) CO., LTD.
Room 5.3 E-TOWN, 364 Cong Hoa Street,
Tan Binh District, Ho Chi Minh City,
Socialist Republic of Vietnam
59
MAJOR REPRESENTATIVE OFFICES
Moscow Representative Office
Millennium House, Office “H” (5F)
Trubnaya str.12, Moscow, 103045, Russia
Johannesburg Representative Office
11 Pomona Road, Cnr. Hawthone Road,
Kempton Park 1619, South Africa
Seoul Representative Office
C/O The Korea Express Co., Ltd.
58-12, Seosomun-Dong, Chung-Ku
Seoul, 100-110, Republic of Korea
Pusan Representative Office
Korea Express Bldg., Room No. 909,
1211-1, Choryang-Dong,
Dong-Ku, Pusan, 601-714, Republic of Korea
海外駐在員事務所
New Delhi Representative Office
C/O Jayem Impex Private Limited.
Plot No. 422, Phase- III, Udyog Vihar
Gurgaon Haryana, 122016, India
会社情報 (2008年3月31日現在)
会社名
日本通運株式会社
本社住所
〒 105-8322
東京都港区東新橋一丁目 9 番 3 号
電話番号 03-6251-1111
設立
1937 年 10 月 1 日
資本金
70,175 百万円
従業員数
38,517 名
URL
http://www.nittsu.co.jp/
60
主要事業
1. 鉄道利用運送事業
15. 航空運送代理店業
2. 貨物自動車運送事業
16. 損害保険代理業
3. 貨物自動車利用運送事業
17. 荷造包装事業
4. 海上運送事業
18. 医薬品・医薬部外品・化粧品および医療機器の包装、
5. 内航海運業
6. 港湾運送事業
7. 船舶利用運送事業
8. 利用航空運送事業
9. 前各号以外の貨物運送事業および利用運送事業
10. 貨物運送取次事業
11. 倉庫業
12. 建設業
13. 通関業
14. 通運計算事業
表示および保管業
19. 旅行業
20. 重量物の運搬、架設、設置およびこれに付随する事業
21. 不動産の売買、賃貸およびこれに付随する事業
22. 警備業
23. 一般労働者派遣事業
24. 廃棄物処理業
25. 特定信書便事業
26. 物流情報の収集、処理およびこれに付随する事業
27. 前各号に関連する事業
28. 前各号の事業への投資および融資
(2,1) -2- 日通和文AR_表紙観音_再.indd 08.9.11 4:09:36 PM
株式情報 (2008年3月31日現在)
1980 年代
1990 年 代
2000 年 代
英国日通、
ドイツ日通を設立
1990年(平成2年)
ニュージーランド日通を設立
2001年(平成13年)
海外従業員10,000人を突破
1983年(昭和58年)
ベルギー日通、
カナダ日通を設立
1992年(平成4年)
海外拠点200を突破
2006年(平成18年)
サンクト・ペテルブルグ日通を設立
1984年(昭和59年)
1994年(平成6年)
欧州日通旅行、
マレーシア日通を設立
上海通運、
日通深圳を設立
1985年(昭和60年)
1995年(平成7年)
オーストラリア日通、
フランス日通、
米国日通旅行を設立
フィリピン日通を設立
年代
1981年(昭和56年)
ロンドンに
設立
1986年(昭和61年)
1996年(平成8年)
ハノイ、
ホーチミンに駐在員事務所を設置
イタリア日通を設立
ヨハネスブルグ駐在員事務所再開
1987年(昭和62年)
1997年(平成9年)
スイス日通を設立
珠海日通、
チリ日通、
日通インドネシア物流を設立
1988年(昭和63年)
スペイン日通を設立
1989年(平成1年)
タイ日通を設立
1998年(平成10年)
ブダペストに駐在員事務所を設置
1999年(平成11年)
海外従業員8,000人を突破
輸送航路を開設
ナによる輸送を開始
株主名簿管理人
三菱 UFJ 信託銀行株式会社
名
省庁再編移転作業を実施
1985年(昭和60年)
1991年(平成3年)
2002年(平成14年)
つくば万博を輸送
東京都庁移転作業を実施
サッカーワールドカップ関連輸送を実施
1998年(平成10年)
2005年(平成17年)
パリ
「自由の女神」像を運ぶ
愛知万博「愛・地球博」
を運ぶ
2006年(平成18年)
岡本太郎氏作の巨大壁画
「明日の神話」
を運ぶ
2000年(平成12年)
0.5%
■ その他の法人
6.4%
■ 金融機関
0.2%
■ 証券会社
0.9%
■ 証券会社
0.1%
■ 自己名義株式
1.8%
61
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
65,474
6.2
53,084
5.0
株式会社みずほ銀行
51,766
4.9
日本興亜損害保険株式会社
50,294
4.7
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
47,027
4.4
株式会社みずほコーポレート銀行
41,477
3.9
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
28,204
2.7
日通株式貯蓄会
23,384
2.2
ジェーピーモルガンチェースバンク380055
22,954
2.2
株式会社三菱東京UFJ銀行
20,554
1.9
株価の推移と出来高
環境報告書を発行
(円)
1992年(平成4年)
ゴルフペリカン便・スキーペリカン便発売
電気自動車を導入
1984年(昭和59年)
VANシステムスタート
1993年(平成5年)
引越反復資材を開発
コンプライアンス部門が発足
1986年(昭和61年)
2004年(平成16年)
新ITシステム運用開始
400
着払ペリカン便発売
1996年(平成8年)
統一事務処理システム全面稼動
1987年(昭和62年)
1997年(平成9年)
2005年(平成17年)
200
代引ペリカン便発売
リサイクル輸送事業開始
ペリカン便送り状発行システム e−発行サービス開始
エコビジネス部設置
26.4%
■ 外国法人
株
朝日生命保険相互会社
1983年(昭和58年)
引越「プロコンポ」
を発売
19.8%
■ 外国法人
1.5%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
在庫管理システム
「REWARDS」運用開始
クールペリカン便発売
44.6%
■ 個人・その他
■ その他の法人
所有株式数
(千株)
海外ペリカン便を発売
1989年(平成元年)
■ 金融機関
97.7%
氏名又は名称
スーパーペリカン便発売
グローバル物流情報システム
「N-SHATLE」
を開発
1,062,299,281
■ 個人・その他
大株主の状況 (2008年3月31日現在)
1982年(昭和57年)
売
株式比率
86,672
2008年(平成20年)
日本通運海外進出50周年
花と緑の万国博を運ぶ
1991年(平成3年)
「環境問題対策委員会」
を設置
86,672 名
M&Aにて台湾日通に海運部門追加
イースター島の
「モアイ」像を運ぶ
1981年(昭和56年)
ペリカン便に改称
株主数
インド日通、
ロシア日通、
中東日通を設立
2000年(平成12年)
1999年(平成11年)
「民衆を導く自由の女神」
を運ぶ
発行可能株式総数 : 3,988,000,000 株
発行済株式総数 : 1,062,299,281 株
株主比率
1990年(平成2年)
施
株式数
2007年(平成19年)
日本通運創立70周年
1982年(昭和57年)
「物流博物館」
を創設
東京、大阪
所有者別株式の分布状況
70周年記念
「安全シンボル」
H i s t o r y o f S u s ta i n e d G r ow t h a n d
運ぶ
上場証券取引所
クールペリカン便(冷凍)発売
1,000
2002年(平成14年)
低公害車導入台数1,000台突破
CSR報告書 2007
800
2003年(平成15年)
引越「えころじこんぽ」
を発売
日通ファミリーコンサート20周年
2006年(平成18年)
機密書類
「エコリサイクル便」
「エコリサイクルBOX」
を発売
「えころじこんぽ」
がエコプロダクツ大賞で
国土交通大臣賞を受賞
600
(千株)
150,000
120,000
90,000
60,000
30,000
0
0
1998
4
1999
4
2000
4
2001
4
2002
4
2003
4
2004
4
2005
4
2006
4
2007
4
2008
4
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ANNUAL REPORT 2008
日本通運株式会社 ANNUAL REPORT 2008
日本通運株式会社
〒105-8322 東京都港区東新橋一丁目9番3号
T E L:03-6251-1111
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2008 年 3月期
Our Success S tory Continues
VALUE CREATION FROM PERFORMANCE AND INNOVATION
1515
Printed in Japan
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