広 報 室 目 次 1.ヤクルトの歴史 ......................................................................................................... 1 2.ヤクルト本社の概要 .................................................................................................. 4 3.ヤクルトグループの概要 ........................................................................................... 13 4.プロバイオティクスと保健機能食品 ........................................................................ 16 5.食品事業の概要 .......................................................................................................... 21 6.国際事業の概要 .......................................................................................................... 27 7.化粧品事業の概要 ...................................................................................................... 31 8.医薬品事業の概要 ...................................................................................................... 33 9.中央研究所の概要 ...................................................................................................... 37 10.ヤクルトのCSR ....................................................................................................... 41 11.お客さま相談センター ............................................................................................ 44 ◎この資料でとくにことわりのないものは 平成28年6月末日現在のものです。 (シロタ)マークの由来 社章のシロタマークは、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ・シロタ株)の発見者 医学博士 シロタ ミノル 代田 稔にちなみ、四つの口と田(シロタ)から考案したものです。 ヤクルトの語源 ヤクルトは、エスペラント語でヨーグルトを意味するヤフルト(Jahurto)をもとにした 造語です。乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」は当社の登録商標で乳酸菌飲料の一般名称では ありません。 エスペラント語は19世紀の末に、ザメンホフというポーランド人が世界共通語として 作った言葉です。 1.ヤクルトの歴史 (1)ヤクルトのおいたち ヤクルトの歴史は、創始者である医学博士・代田 稔(1899〜1982)が、京都帝国大学医学部で微生 物の研究中に強化・培養することに成功した乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ·シロタ株)を、昭和10年に「ヤ クルト」の商標で飲料として、福岡市で発売したことに始まります。「ヤクルト」は、腸内で有用な働き をする乳酸菌 シロタ株を毎日飲むことにより、人々のおなかの健康に役立ててもらうことを願って世に 出されました。 戦後、 「ヤクルト」を販売する販売会社組織は全国に拡大し、昭和30年にこれらの組織を統括する機 関として、ヤクルト本社が設立されました。 昭和42年、京都から国立市に研究拠点を移転し、研究開発体制の強化を図るとともに、はっ酵乳「ジョ ア」 、ジュースといった商品の多様化と併せて、化粧品、医薬品事業へと経営の多角化を図ってきました。 海外への展開も積極的に行われ、現在27の事業所を中心に32の国と地域で販売されています。 (2)会社の動き 年 会 社 の 動 き かん 昭和 5年(1930) ○故・代田 稔(当社元会長)が、京都帝国大学医学部微生物学教室において、乳酸桿菌の強化・ 培養に成功(※現在の乳酸菌 シロタ株) 〃 10年(1935) ○福岡市において、 「代田保護菌研究所」のもとに「ヤクルト」の製造・販売を開始 〃 13年(1938) ○ 「ヤクルト」の商標を登録 〃 15年(1940) ○販売専門の「代田保護菌普及会」が各地に誕生 〃 30年(1955) ○株式会社ヤクルト本社設立、東京で業務を開始 ○京都に代田研究所設立(昭和42年に東京都国立市に移転) 〃 36年(1961) ○全国を11地区に分け、それぞれの販売会社、瓶詰会社を組合員として、協同組合を設立 〃 38年(1963) ○婦人販売店システムの導入を開始(ヤクルトレディによるお届け) 〃 39年(1964) ○台湾ヤクルト㈱が営業開始(初の海外進出) 〃 42年(1967) ○研究拠点を東京・国立市に移転(のちの中央研究所) 〃 43年(1968) ○プラスチック容器を導入 ○ブラジルヤクルト商工㈱が営業開始 ○ 「サンケイアトムズ」 (現㈱ヤクルト球団)の経営承継 〃 44年(1969) ○ヤクルト本社機構改革、全国の協同組合を解散、9支店を設置 ○香港ヤクルト㈱が営業開始 〃 45年(1970) ○ 「ジョア」を発売 〃 46年(1971) ○化粧品分野に本格参入 ○タイヤクルト㈱、韓国ヤクルト㈱が営業開始 〃 47年(1972) ○東京都港区東新橋に本社社屋完成(ヤクルトホール併設) ○ヤクルトレディによる「愛の訪問活動」を開始 〃 50年(1975) ○医薬品分野に本格参入 ○ 「ソフール」を発売 〃 53年(1978) ○ 「ミルミル」を発売 ○フィリピンヤクルト㈱が営業開始 ○ヤクルトスワローズが初のリーグ制覇・初の日本一 〃 54年(1979) ○一般用医薬品「ヤクルト整腸薬」を発売 ○シンガポールヤクルト㈱が営業開始 〃 55年(1980) ○東京証券取引所市場第二部へ株式上場 ○ 「タフマン」を発売 〃 56年(1981) ○東京証券取引所市場第一部へ株式上場 ○メキシコヤクルト㈱が営業開始 1 会 社 の 動 き 昭和59年(1984) ○第1回無担保転換社債を発行 〃 61年(1986) ○富士裾野工場完成 平成元年(1989) ○基礎化粧品「リベシィS. E. 」シリーズを発売 平成 2年(1990) ○各支店に「お客さま相談センター」を開設(フリーダイヤル導入) 4年(1992) ○財団法人ヤクルト・バイオサイエンス研究財団(現公益財団法人)を設立 〃 6年(1994) ○オーストラリアヤクルト㈱、オランダヤクルト㈱が営業開始 〃 7年(1995) ○抗がん剤CPT−11( 「カンプト点滴静注」 )がフランスで進行・再発の難治性大腸がんに対す 〃 8年(1996) ○ヨーロッパヤクルト㈱(オランダ)を設立 〃 9年(1997) ○ 「食品産業優良企業表彰・消費者対応部門」で「農林水産大臣賞」を受賞 ○化学療法抗がん剤「カンプト注」を発売(平成20年7月に「カンプト点滴静注」に名称変更) ○ 「愛の訪問活動」に対し、ボランティア功労者として「厚生大臣表彰」を受賞 る治療剤として承認される ○高級基礎化粧品「パラビオ」シリーズ(医薬部外品)を発売 ○ベルギーヤクルト販売㈱が営業開始 ○ 「ヤクルトBL整腸薬」を発売 ○イギリスヤクルト販売㈱、ドイツヤクルト販売㈱が営業開始 ○抗がん剤CPT−11( 「カンプト点滴静注」 )がアメリカで進行・再発の難治性大腸がんに対す る治療剤として承認される ○ 「蕃爽麗茶」を発売(平成12年に特定保健用食品の表示) 〃 11年(1999) ○ 「ヤクルト400」を発売(平成13年に特定保健用食品の表示) 〃 12年(2000) ○ 「ヤクルトカレンダー」発行部数世界一でギネスブック入り ○アメリカがん学会で「ヤクルトの習慣的摂取による癌予防効果」が発表される ○アメリカで「ビフィズス菌はっ酵乳飲用による潰瘍性大腸炎の治療効果」が発表される ○ヤクルトスワローズが6度目のリーグ制覇・5度目の日本一 〃 14年(2002) ○広州ヤクルト㈱が営業開始 ○乳酸菌 シロタ株およびB.ブレーベ·ヤクルト株ゲノムの全塩基配列を解読 〃 15年(2003) ○ 「カンプト点滴静注」が「発明協会会長賞」を受賞 ○グループダノンと戦略提携契約を締結 ○ 「プレティオ」を発売 〃 17年(2005) ○ベルギーにヤクルト本社ヨーロッパ研究所を設置 学会の「農芸化学技術賞」を受賞 ○ヤクルト化粧品の事業ブランド名称を「Yakult Cosmetics」から「Yakult Beautiens」に変更 ○北京ヤクルト販売㈱が営業開始 2 お客さま相談センター 〃 18年(2006) ○ 「プレティオ」の研究開発が「γ−アミノ酪酸含有乳製品乳酸菌飲料の開発」として日本農芸化 ヤクルトのCSR ○上海に中国ヤクルト㈱を設立 ○抗悪性腫瘍剤「エルプラット注射用100mg」を発売 ○1単元の株式数を1,000株から100株に変更 ○上海ヤクルト㈱が営業開始 ○キリングループと事業提携について合意 ○国際水泳連盟(FINA)オフィシャルパートナーとして世界水泳選手権大会に協賛 ○オーストリアヤクルト販売㈱が営業開始 中央研究所の概要 ○キリンビバレッジ㈱と自動販売機業務で提携 〃 16年(2004) ○マレーシアヤクルト㈱が営業開始 医薬品事業の概要 〃 13年(2001) ○ 「21世紀の食と健康フォーラム」 (第1回)に協賛 化粧品事業の概要 ○ 「第58回日本癌学会総会」で乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ·シロタ株)のがん予防効果が発表さ れる ○ヤクルトインターナショナル(U.S.A.) (アメリカヤクルトの前身)が営業開始 国際事業の概要 〃 10年(1998) ○ 「ヤクルト」に特定保健用食品の表示(許可を取得) 食品事業の概要 〃 ○ 「愛の訪問活動」で財団法人経済広報センター (現一般財団法人)から「第7回優秀企業広報 特別賞」を受賞 プロバイオティクスと 保健機能食品 3年(1991) ○インドネシアヤクルト㈱が営業開始 ヤクルトグループの概要 〃 ヤクルト本社の概要 〃 62年(1987) ○富士裾野医薬品工場完成 ヤクルトの歴史 年 年 会 社 の 動 き 平成19年(2007) ○イタリアヤクルト販売㈱が営業開始 ○最新鋭の腸内フローラ解析システム「YIF−SCAN®」を開発 ○アメリカヤクルト㈱がカリフォルニア州で本格販売を開始 ○ベトナムヤクルト㈱が営業開始 〃 20年(2008) ○インドヤクルト・ダノン㈱が営業開始 ○ 「BF−1」を発売 ○ 「ヤクルト400LT」を発売 ○ 「ヤクルト」が「2008年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」 (Gマーク)を受賞 〃 21年(2009) ○ヤクルトヘルスフーズ㈱が営業開始 ○ 「ヤクルトカロリーハーフ」を発売 ○美白基礎化粧品「リベシィホワイト」シリーズ(医薬部外品)を発売 ○中央研究所(国立市)に食品研究棟を新設(旧本館は撤去) ○ 「ジョア」容器が日本パッケージングコンテストの最高賞「ジャパンスター賞」を受賞 ○抗悪性腫瘍剤「エルプラット」が結腸がんにおける術後補助化学療法に関する効能・効果、 剤型(水溶性製剤)追加、用量用法(XELOX療法)に関する承認を取得 ○ 「アヤムラサキ」の研究開発が「肝機能改善効果を有する紫サツマイモジュースの開発」とし て(社)農林水産技術情報協会理事長賞を受賞 〃 22年(2010) ○ 「ミルミル」をリニューアル発売 ○世界乳製品販売本数1日平均“30,000,000本”を突破(2010年6月度:3,022万本/日) ○ 「ジョア」容器が日本に続いてアジア、世界で「アジアスター賞」 「ワールドスター賞」を受賞 ○ 「ミルミルS」を発売 〃 23年(2011) ○ヤクルト容器の形状を立体商標登録 ○基礎化粧品「ラクトデュウS. E. 」シリーズを発売 ○執行役員制度を導入 ○中国 天津工場で「ヤクルト」の生産を開始 〃 24年(2012) ○女性向け食品ブランド「三つ星Factory」が誕生 第1弾商品「CHOBI」を発売 ○宇宙を舞台にした活動(YAKULT SPACE DISCOVERY)に着手 ○「ジョア(食べるタイプ) 」を発売 ○「パラビオ AC クリーム サイ」を発売 ○兵庫三木工場が全面稼働 ○ 「乳酸菌 シロタ株」が米国・食品医薬品局(FDA)よりGRAS認証を取得 〃 25年(2013) ○ 「ヤクルトAce」を発売 ○ダノンとの戦略提携契約を終了 ○ 「乳酸菌ソイα」を発売 ○ 「Newヤクルト」 「Newヤクルトカロリーハーフ」を発売 ○ 「2013日本パッケージングコンテスト」において「パラビオ AC クリーム サイ」が「パッケー ジデザイン賞」を、 「乳酸菌ソイα」が「飲料包装部門賞」を受賞 〃 26年(2014) ○ 「ヤクルトゴールド」を発売 ○ 「乳酸菌ソイα」容器が日本に続いてアジア、世界で「アジアスター賞」 「ワールドスター賞」 を受賞 〃 27年(2015) ○ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とディズニーキャラクターデザインの使用に関する ライセンス契約を締結 ○岡山和気ヤクルト工場が全面稼働 ○ 「プラチナケア S.E.ローション」を発売 ○中国 無錫工場で「ヤクルト」の生産を開始 ○ 「パラビオ」シリーズをリニューアル発売 ○東京ヤクルトスワローズが14年ぶりにセ・リーグ制覇 ○2015ヤクルト世界大会を開催 〃 28年(2016) 〇新たなヤクルト中央研究所が完成 〇世界乳製品販売本数1日平均“35,000,000本”を突破(平成28年3月期決算:3,540万本/日) 3 ヤクルトの歴史 2.ヤクルト本社の概要 昭和30年4月9日 (2)名 称 株式会社ヤクルト本社 (3)本 店 所 在 地 〒105-8660 東京都港区東新橋1丁目1番19号 ヤクルト本社の概要 (1)設 立 ヤ ク ル ト ☎ 03( 3 5 7 4 )8 9 6 0 〈大代表〉 31,117,654,815円 (5)代表取締役会長 CEO 堀 澄也 (6)代表取締役社長 COO 根岸 孝成 (7)事 業 内 容 食品、化粧品、医薬品などの製造・販売、その他 (8)事 業 所 研究所(1) 、支店(5) 、工場(7) 、医薬支店(10) 、 物流センター(13) 所 在 地 中 央 研 究 所 石 川 文 保 支 店 名 支 店 長 〒186-8650 東京都国立市泉5-11 所 在 地 電話番号 042(577)8960 電話番号 〒060-0042 北 海 道 支 店 米 澤 民 生 北海道札幌市中央区大通西6-10-10 大通公園ビル6階 〒100-0011 東 日 本 支 店 東京都千代田区内幸町1-1-7 関 康 男 仙 台 営 業 所 NBF日比谷ビル1階 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-35 東京建物仙台ビル6階 〒104-0061 首 都 圏 支 店 相 馬 武 彦 東京都中央区銀座6-18-2 03(5148)8960 野村不動産銀座ビル10階 中 日 本 支 店 阿 部 泰 久 大阪府大阪市淀川区宮原3-3-31 06(6392)8960 上村ニッセイビル7階 山 本 良 樹 福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル北館4階 4 092(711)8960 お客さま相談センター 〒810-0004 西 日 本 支 店 ヤクルトのCSR 〒532-0003 中央研究所の概要 022(713)8960 医薬品事業の概要 大 03(5962)8960 化粧品事業の概要 011(231)8960 国際事業の概要 所 長 食品事業の概要 研究所名 プロバイオティクスと 保健機能食品 ヤクルトグループの概要 (4)資 本 金 ◎本社工場 取得時期 工 場 名 工 場 長 所在地・電話番号 生 産 品 目 HACCP ISO ISO 9001 14001 増井 数馬 Newヤクルト原料液 Newヤクルトカロリーハーフ原料液 〒960-8520 ヤクルト400原料液 福島県福島市黒岩字遠沖10-1 ソフール 024(546)8690 ミルミル ミルミルS ○ ○ ○ H10.1 H23.10 H14.5 茨城工場 中村 貞二 Newヤクルト原料液 ヤクルト400LT原料液 〒306-0314 茨城県猿島郡五霞町大字川妻1232-2 ヤクルトゴールド原料液 0280(84)2121 BF-1 毎日飲むヤクルト ○ ○ ○ H10.1 H23.10 H14.8 湘南化粧品 工 場 栁澤 敏哉 〒251-0021 神奈川県藤沢市鵠沼神明2-5-10 化粧品 0466(25)8960 富士裾野 工 場 大石 敏吉 ヤクルト400原料液 ヤクルト400LT原料液 〒410-1105 ジョア 静岡県裾野市下和田字十三郎653-1 ジョア(食べるタイプ) 055(997)3311 ソフール プレティオ 富士裾野 医薬品工場 小平 浩 〒410-1105 医薬部外品 静岡県裾野市下和田字十三郎653-1 医療用医薬品・原薬 055(997)4417 豊田 克彦 Newヤクルト原料液 ヤクルト400LT原料液 〒673-0514 ヤクルトAce原料液 兵庫県三木市志染町戸田字中尾1838-266 ソフール 0794(89)8960 ミルミル ミルミルS 田篭 恵 Newヤクルト原料液 Newヤクルトカロリーハーフ原料液 〒842-0002 ヤクルト400原料液 佐賀県神埼市神埼町田道ケ里2300 ヤクルト400LT原料液 0952(52)8960 ジョア プレティオ 福島工場 兵庫三木 工 場 佐賀工場 5 ○ H14.7 ○ H10.1 ○ H9.3 ○ H12.10 ○ H15.1 ○ ○ ○ H25.12 H25.11 H26.12 ○ ○ ○ H10.1 H23.10 H13.12 社 名 代表取締役 社 長 取得時期 所在地・電話番号 生 産 品 目 ISO ISO 9001 14001 ○ H16.9 ㈱千葉ヤクルト 工場 〒284-0035 Newヤクルト 蝦名 秀昭 千葉県四街道市和田166 ヤクルト400LT 043(432)8960 ○ H10.6 ○ H24.9 ○ H15.7 ㈱愛知ヤクルト 工場 Newヤクルト 〒470-0112 ヤクルト400 藤ノ木正仁 愛知県日進市藤枝町前田5 0561(73)8960 ヤクルト400LT ○ H21.6 ○ H24.9 ○ H16.3 ㈱岡山和気 ヤクルト工場 Newヤクルト 〒709-0464 三好 弘祐 岡山県和気郡和気町田原下字高柳269 ヤクルト400LT 0869(92)5400 ヤクルトAce ㈱福岡ヤクルト 工場 Newヤクルト 〒818-0067 Newヤクルトカロリーハーフ 堤 康彦 福岡県筑紫野市大字俗明院1-1 ヤクルト400 092(925)8960 ヤクルト400LT ○ ○ H27.12 H27.9 ○ H10.6 ○ H24.9 ○ H16.3 中央研究所の概要 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 6 医薬品事業の概要 ※海外工場の概要は30ページを参照 化粧品事業の概要 [国内・海外の取得認証マーク] HACCP:Hazard Analysis Critical Control Point 危害分析・重要管理点 ・生産工程ごとに有害微生物や異物混入等の危害を特定・分析し、その防止に必要な管理項目を設定し、監視・記 録する。 ・従来の最終製品の検査に重点をおいた衛生管理と異なり、製造工程全体の衛生管理を徹底することで品質を保証 することが特徴。 ・5本社工場、5ボトリング会社と13海外事業所(香港、タイ、韓国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、 ベトナム、インド、広州、上海、ブラジル、メキシコ、アメリカ)で取得。 ISO: 「国際標準化機構」International Organization for Standardization ・1947年に設立された世界共通の規格・基準などを制定する国際機関。 ISO 9001(品質マネジメントシステムの国際規格) ・全業務の仕組み・手順を品質規格に適合するよう文書化し、それに基づいた結果を確実に記録していくシステム。 ・5本社工場、5ボトリング会社と8海外事業所(香港、シンガポール、オーストラリア、インド、広州、上海、ヨー ロッパ、イギリス) 、3関連子会社、21販売会社で取得。 ISO 14001(環境マネジメントシステムの国際規格) ・企業等が自主的に“環境にやさしい行動”を進めるための方針や目標を設定して、その達成と継続的改善に向け て取り組んでいくシステム。 ・7本社工場、 4ボトリング会社と中央研究所分析試験研究所(分析第三研究室)、4海外事業所(ベトナム、広州、ヨー ロッパ、イギリス) 、4関連子会社、20販売会社で取得。 ISO 22000(食品安全マネジメントシステムの国際規格) ・HACCPの衛生管理手法をもとに、食品の製造・加工・調理などの過程における食品の安全性を確実なものに し、その保証を可能にするシステム。 ・3海外事業所(香港、インドネシア、ベトナム)、1関連子会社、1販売会社で取得。 FSSC22000:Food Safety System Certification ・ISO22000と食品製造に関する一般的衛生管理の基準である「食品製造における食品安全のための前提条件プ ログラム」を組み合わせたシステム。 ・1海外事業所(ヨーロッパ)1関連子会社で取得。 GMP:Good Manufacturing Practice 適正製造規範 ・医薬品・食品等の製造管理・品質管理の国際規範。 ・6海外事業所(台湾、タイ、韓国、広州、ブラジル、メキシコ)で取得。 国際事業の概要 ※その他の関連会社は15ページを参照 食品事業の概要 ○ H24.9 プロバイオティクスと 保健機能食品 ○ H20.3 ヤクルトグループの概要 ㈱岩手ヤクルト 工場 Newヤクルト Newヤクルトカロリーハーフ 〒024-0051 ヤクルト400 有川 敏治 岩手県北上市相去町大松沢1-45 0197(71)2828 ヤクルト400LT ヤクルトゴールド ヤクルト本社の概要 HACCP ヤクルトの歴史 ◎ ボトリング会社 ◎医薬支店 支 店 名 所 在 地 電 話 番 号 〒062-0020 北海道札幌市豊平区月寒中央通7-6-20 (JA 月寒中央ビル6階) 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-16-10 (メットライフ仙台本町ビル4階) 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-18-12 (日土地人形町ビル2階) 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-2 (GINZA YAMATO3 5階) 〒220-6210 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 (クイーンズタワーC10階) 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-17-6 (ナカトウ丸の内ビル5階) 〒600-8023 京都府京都市下京区河原町通松原上ル2丁目富永町338 (京阪四条河原町ビル8階) 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1-16-10 (大阪岡本ビル7階) 〒732-0827 広島県広島市南区稲荷町2-14 (和光稲荷町ビル9階) 〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋2-1-1 (大橋花村ビル2階) 医 薬 札 幌 支 店 医 薬 仙 台 支 店 医薬東京第一支店 医薬東京第二支店 医 薬 横 浜 支 店 医薬名古屋支店 医 薬 京 都 支 店 医 薬 大 阪 支 店 医 薬 広 島 支 店 医 薬 福 岡 支 店 011(856)8815 022(268)8960 03(3664)8960 048(650)2181 045(640)6330 052(950)3801 075(353)5077 06(6264)2100 082(568)1161 092(541)4407 ◎物流センター セ ン タ ー 名 所 在 地 電 話 番 号 札幌物流センター 〒003-0030 北海道札幌市白石区流通センター7-5-1 011(801)8960 岩手物流センター 〒024-0051 岩手県北上市相去町大松沢1-45 0197(81)5333 福島物流センター 〒960-8520 福島県福島市黒岩字遠沖10-1 024(546)8907 館林物流センター 〒374-0071 群馬県館林市下早川田町110-8 0276(60)5621 千葉物流センター 〒275-0023 千葉県習志野市芝園2-6-6 047(408)2061 東京物流センター 〒192-0032 東京都八王子市石川町2969-3 042(648)8960 化粧品物流センター 〒257-0015 神奈川県秦野市平沢397-1 0463(85)0335 裾野物流センター 〒410-1105 静岡県裾野市下和田字十三郎653-1 055(997)1456 愛知物流センター 〒485-0053 愛知県小牧市多気南町257 0568(74)6421 大阪物流センター 〒567-0062 大阪府茨木市東福井4-23-1 072(643)6700 岡山物流センター 〒704-8126 岡山県岡山市東区西大寺浜460 086(942)8961 山口物流センター 〒753-0212 山口県山口市下小鯖内山992-21 083(927)0147 福岡物流センター 〒811-2104 福岡県糟屋郡宇美町大字井野433-1 092(933)8960 (9)主要取引銀行 みずほ銀行、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行 (10)従業員の状況 区 分 男 性 女 性 計 (平成28年3月末日現在) 従業員数 2,229名 平均年齢 42歳7か月 平均勤続年数 643名 38歳2か月 14年0か月 2,872名 41歳7か月 17年11か月 19年0か月 ※上記従業員数には、出向者311人、嘱託167人を含みます。 7 役 職 名 (平成28年6月22日現在) 氏 名 他の主な法人等の代表状況等 澄 也 代表取締役社長 根 C O O 岸 孝 成 取 端 美 博 ヤクルト本社の概要 代表取締役会長 堀 C E O 役 川 〃 成 田 裕 〃 伊 藤 徳 〃 若 〃 石 川 文 保 〃 田 中 正 喜 〃 リチャード ホール (ダノン エス・エー) 宏 隆 二 [社外取締役] (一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授) 岡 政 行 [社外取締役] (白鷗大学法学部教授) 〃 ベルトランド オースレイ [社外取締役] (ダノン エス・エー ゼネラルセクレタリー兼 エグゼクティブコミッティメンバー) 〃 フィリップ ケ ーゲ ル ス [社外取締役] (ダノン エス・エー アジアパシフィック、インディアおよび ミドルイースト地域担当乳製品部門ヴァイスプレジデント) 〃 松 園 直 史 (札幌ヤクルト販売 ㈱代表取締役社長) 〃 前 田 典 人 (神奈川東部ヤクルト販売 ㈱代表取締役社長) 常 勤 監 査 役 阿 部 晃 範 博 資 査 役 奥 平 哲 彦 [社外監査役] (弁護士) 谷 川 清 十 郎 [社外監査役] (神戸ヤクルト販売 ㈱代表取締役社長) 〃 小 林 節 子 [社外監査役] (上越ヤクルト販売 ㈱代表取締役会長) 〃 吉 田 宏 一 [社外監査役] (石巻ヤクルト販売 ㈱代表取締役会長) 〃 手 塚 仙 夫 [社外監査役] (公認会計士) 談 役 中 村 輝 夫 (東静岡ヤクルト販売 ㈱取締役相談役、かぞヤクルト販売 ㈱ 取締役相談役) 坪 井 俊 郎 (岡山ヤクルト販売 ㈱代表取締役会長) 中 村 徳 次 (中央静岡ヤクルト販売 ㈱代表取締役会長) 田 中 友 治 (京滋ヤクルト販売㈱取締役会長) 山 口 問 馨 (鹿児島東部ヤクルト販売㈱取締役会長) 小 野 塚 惇 (大阪東部ヤクルト販売㈱代表取締役会長) 安 楽 紘 (都城ヤクルト販売㈱代表取締役会長) 8 お客さま相談センター 〃 ヤクルトのCSR 顧 上 中央研究所の概要 相 山 医薬品事業の概要 監 〃 化粧品事業の概要 福 国際事業の概要 〃 食品事業の概要 田 プロバイオティクスと 保健機能食品 取締役(非常勤) 安 林 ヤクルトグループの概要 締 正 ヤクルトの歴史 (11)取締役および監査役一覧表 (12)執行役員 管掌業務表 役 職 名 (平成28年6月22日現在) 氏 名 会長執行役員 堀 澄 管 掌 也 社長執行役員 根 岸 孝 成 化粧品事業本部長(化粧品部・湘南化粧品工場) 副社長執行役員 川 端 美 博 管理本部長(秘書室・総務部・人事部・人材開発センター・経理部・情報システ ム部) 国際事業本部長(提携推進室・国際部) 専務執行役員 成 田 裕 食品事業本部長(販売会社近代化推進室・業務部・宅配営業部・直販営業部・ 物流統括部) 国際部・提携推進室 林 宏 経営サポート本部長(食品品質保証室・企画室・広報室・広告部・法務室) 、 総務部 〃 若 〃 石 川 文 保 研究開発本部長(開発部・中央研究所・ヨーロッパ研究所) 生産本部長(生産管理部・調達部) 、中央研究所長 常務執行役員 田 中 正 喜 食品事業本部長補佐、販売会社近代化推進室・物流統括部 執 〃 伊 藤 正 徳 医薬品事業本部長(医薬業務部・医薬営業部・医薬学術部・医薬開発部・医薬 安全性情報部・医薬事業統括部・医薬信頼性保証室・富士 裾野医薬品工場) 〃 土 井 明 文 生産本部長補佐、生産管理部・開発部 〃 林 田 哲 哉 化粧品事業本部長補佐、化粧品部・湘南化粧品工場・業務部 〃 平 〃 今 田 正 男 広報室・広告部・食品品質保証室 員 平 野 宏 一 開発部 〃 南 野 昌 信 中央研究所副所長、ヨーロッパ研究所・広報室(学術担当) 〃 リチャード ホール 提携推進室 〃 梛 良 昌 利 宅配営業部・人材開発センター 〃 星 子 秀 章 法務室・人事部・人材開発センター 〃 鈴 木 康 之 生産管理部・調達部 〃 里 見 昌 彦 医薬営業部・医薬開発部・医薬事業統括部 〃 渡 辺 秀 一 経理部・情報システム部 〃 岸 〃 後 藤 隆 夫 秘書室 〃 川 畑 裕 之 総務部 〃 島 田 淳 一 国際部 行 役 野 本 晋 国際部(中国ヤクルト㈱董事兼総経理) 明 直販営業部 9 監 食 査 品 品 質 室 保 証 (平成28年4月1日現在) 室 画 室 広 報 室 お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 経 営 サ ポ ー ト 本 部 C S R I 本 部 部 法 務 室 秘 書 室 総 務 部 人 事 部 室 室 プロバイオティクスと 保健機能食品 理 告 進 ヤクルトグループの概要 管 広 推 R 人 材 開 発 セ ン タ ー 経 情 理 報 シ ス 部 テ ム 部 業 務 部 代表取締役会長・会長執行役員・CEO 代表取締役社長・社長執行役員・COO 計 食 品 事 業 本 部 執行役員会 各種専門委員会 配 営 業 部 直 販 営 業 部 物 流 統 括 部 各 監 査 役 化 粧 品 事 業 本 部 化 湘 粧 南 化 タ ー 店 品 粧 ン 化粧品事業の概要 監 査 役 会 支 セ 国際事業の概要 経営政策審議会 宅 算 部 品 工 場 医 薬 信 頼 性 保 証 室 医 薬 品 事 業 本 部 薬 事 業 統 括 部 薬 業 務 部 医 薬 営 業 部 医 薬 学 術 部 医 薬 開 発 部 中央研究所の概要 医 医薬品事業の概要 医 医 薬 安 全 性 情 報 部 富 士 裾 野 医 薬 品 工 場 際 生 産 究 開 業 本 本 発 部 部 本 部 国 際 部 提 携 推 進 室 生 産 管 理 部 調 達 部 各 工 場 開 発 部 中 央 研 究 所 ヨ ー ロ ッ パ 研 究 所 10 お客さま相談センター 研 事 ヤクルトのCSR 国 食品事業の概要 販 売 会 社 近 代 化 推 進 室 取 締 役 会 ヤクルト本社の概要 企 ヤクルトの歴史 (13)組 織 (14)業 績 ①業績の推移 決算年月(連結) 売 上 平成27年3月期 平成28年3月期 高(百万円) 367,980 390,412 売 決算年月(単体) 上 平成27年3月期 平成28年3月期 176,391 178,821 高(百万円) 営 業 利 益(百万円) 34,898 40,057 営 業 利 益(百万円) 4,826 1,788 経 常 利 益(百万円) 45,608 50,629 経 常 利 益(百万円) 15,407 12,931 当 期 純 利 益(百万円) 25,056 28,843 当 期 純 利 益(百万円) 11,259 9,049 1株当たり当期純利益(円) 151.58 174.54 1株当たり当期純利益(円) 68.09 54.72 1 株 当 た り 配 当 金(円) 25.00 50.00※ ※普通配当30円、記念配当20円 ②品目別販売金額・比率 (単位:百万円) 平成27年3月期 金 額 乳 製 構成比 (%) 平成28年3月期 前年比 (%) 金 額 構成比 (%) 前年比 (%) 品 79,990 45.3 100.1 81,999 45.9 ジ ュース・ 清 涼 飲 料 等 31,462 17.8 90.4 31,030 17.4 102.5 98.6 97.3 6,390 3.6 100.2 化 粧 品 6,378 3.6 医 薬 品 32,560 18.5 92.2 34,813 19.5 106.9 そ の 他 25,998 14.7 102.9 24,587 13.7 94.6 176,391 100 97.0 178,821 100 101.4 合 計 ③乳製品 売上数量内訳(1日当たり本数) (単位:千本/日) 平成27年3月期 実 績 Newヤクルト (Newヤクルトカロリーハーフ含む) ヤクルト400類 その他 ヤクルト類※1 ヤクルト類 計 平成28年3月期 前年比(%) 3,185 実 績 前年比(%) 96.0 3,302 103.7 3,349 101.0 3,355 100.2 187 116.6 203 108.1 6,721 98.9 6,859 102.1 ジョア (ジョア (食べるタイプ)含む) 936 95.2 934 99.8 ミルミル類 399 94.4 393 98.5 ソフール類 514 98.7 506 98.4 1,849 96.0 1,833 99.1 243 101.9 222 91.3 8,813 98.4 8,914 101.1 はっ酵乳 計 その他※2 合 計 ※1: 「その他ヤクルト類」 :ヤクルトAce、ヤクルトフルーティ、ヤクルトゴールド、毎日飲むヤクルトを合算 ※2: 「その他」 :BF-1、プレティオ、乳酸菌ソイα、カップ de ヤクルトを合算 ④ジュース・清涼飲料 主要品目売上数量内訳 (単位:千本) 平成27年3月期 実 績 蕃 爽 タ 黒 フ 酢 麗 ル ジ ュ 21,290 90.8 類 47,315 84.2 49,245 104.1 類 33,005 88.6 30,325 91.9 乳 44,347 95.4 43,475 98.0 ジ ュ 38,346 102.4 28,773 75.0 ス 類 52,483 90.7 50,953 97.1 菜 44,652 86.0 41,275 92.4 む 23,618 88.8 22,423 94.9 E 71,133 91.4 71,545 100.6 ン き 珈 F ー に ー な 琲 る ク 野 た I 前年比 (%) 86.3 豆 ミ 実 績 23,439 ン リ 前年比 (%) 茶 マ ド 平成28年3月期 い R 11 (平成28年3月末日現在) ①発行済株式総数 ②上場証券取引所 ③株 主 数 ④株 式 所 有 状 況 175,910,218株 東京証券取引所市場第一部 ヤクルト本社の概要 28,407名 自己株式 10,548千株 6.00% ヤクルトグループの概要 金融機関 31,317千株 17.80% 個人その他 30,179千株 17.16% ヤクルトの歴史 (15)株式の状況 プロバイオティクスと 保健機能食品 その他の国内法人 52,136千株 29.64% 外国法人等 50,578千株 28.75% 所有株式数 (千株) 氏名または名称 3.69 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託みずほ銀行口 4,957 2.82 松尚株式会社 4,917 2.80 共進会 4,462 2.54 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,806 1.60 キリンビバレッジ株式会社 2,458 1.40 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2,397 1.36 株式会社みずほ銀行 2,186 1.24 中村輝夫 2,031 1.15 67,921 38.61 計 ※上記のほか、当社所有の自己株式10,548千株(6.00%)があります。 12 お客さま相談センター 6,492 ヤクルトのCSR 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 中央研究所の概要 20.02 医薬品事業の概要 35,212 化粧品事業の概要 バークレイズバンクピーエルシー シンガポール ノミニー ダノン プロバイオティクス プライベート リミテッド 発行済株式総数に対する 所有株式数の割合(%) 国際事業の概要 ⑤大 株 主 食品事業の概要 証券会社 1,149千株 0.65% 3.ヤクルトグループの概要 ヤクルト本社を中心としたヤクルトグループは、日本国内においては、ヤクルト商品の販売を行う販 売会社103社、ヤクルトの原料液をヤクルトとしてボトリングする子会社工場5社、その他の関係会社 等を含め約140社で構成されています。(海外を含めると約170社) また、ヤクルトをはじめとする乳製品は、国内・海外あわせて毎日3,500万本以上が販売されています。 (1)販売会社数および従事者数 国内販売会社103社の社員およびヤクルトレディ (YL)、ヤクルトビューティ (YB)の人数は次のと おりで、約55,100人になります。 ※平成28年3月末日現在 従事者数※ エ リ ア 販売会社数 販売会社 社 員 ヤクルトレディ (YL) ヤクルトビューティ (YB) 北 海 道 9 457 1,930 930 東 日 本 29 3,185 8,747 762 首 都 圏 16 3,783 7,959 795 中 日 本 19 3,381 9,325 1,016 西 日 本 30 2,712 8,575 1,563 103 13,518 36,536 5,066 計 (2)自販機台数 (単位:台) 平成27年3月末 自販機台数 平成28年3月末 数 量 前年比(%) 数 量 前年比(%) 53,275 (17,688) 97.5 52,345 (19,190) 98.3 ※( )内はヤクルト機以外の自販機への納入台数 13 ヤクルトの歴史 (3)商品の流通 ヤクルト本社の概要 ヤクルトグループの概要 プロバイオティクスと 保健機能食品 食品事業の概要 国際事業の概要 ルS」 「プレティオ」などの食品および化粧品をお客 て販売しています。 ヤクルト400類を中心として「ジョア」「ミルミ 小売店、自動販売機などにルートセールスによっ さまへお届けしています。ヤクルトレディは、昭和 ◇ヤクルトビューティ(YB) 38年から採用したヤクルト独自の宅配システムで、 化粧品の訪問販売のほか、ホームエステなどを 行っています。通称YBと呼ばれ、美容、化粧品の 分な研修を受け、お届け・販売をしています。 専門知識を身につけた女性です。 センターは、商品のストックヤード、ヤクルトレ 拠点は、商品のストックヤード、YBの情報共有 ディの情報共有の場として設けられた販売会社の出 の場として設けられた販売会社の化粧品営業所で 先機関です。地域における「ヤクルトの顔」として、 す。エステティックサロンが併設されているところ お客さまの重要な接点となっており、全国で2,484 もあります。 か所(平成28年3月末日現在)あります。 また、子育て中のヤクルトレディが安心して仕事 お客さま相談センター ができる環境づくりの一環として、販売会社によ ヤクルトのCSR 事業主です。食品衛生や商品の基礎知識について十 中央研究所の概要 ほとんどが家庭の主婦であり、その多くが独立した 医薬品事業の概要 ◇ルート担当者 化粧品事業の概要 ◇ヤクルトレディ(YL) り、1,200か所(平成28年3月末日現在)の企業所 内保育所が運営されています。 14 (4)主要関連会社および団体等 数 連 結 子 会 社 関 連 会 社 主 要 会 社 名 東京ヤクルト販売㈱、㈱岡山和気ヤクルト工場、ヤク 74 ルト商事㈱、㈱ヤクルトマテリアル、ヤクルトヘルス フーズ㈱、㈱ヤクルト球団、メキシコヤクルト㈱ 21(うち持分法適用会社数4社) 資本金 (百万円) 設 立 所在地 剛 495 昭和 25.5 43.12 経営継承 東 京 都 港 区 プロ野球の興行 ヤ ク ル ト 商 事 ㈱ 山 次 多 門 30 昭和 39.11 東 京 都 港 区 乳製品等の販売用資機材の 販売 ㈱ヤクルト・マネジメント・ サ ー ビ ス 大 原 信 夫 30 昭和 60.4 東 京 都 中 央 区 ビ ル 管 理 業 等(建 物 総 合 管理、レストラン経営) ㈱ヤクルトマテリアル 大 坪 勝 巳 50 昭和 35.7 東 京 都 中 央 区 香料等の製造・販売 ヤ ク ル ト 食 品 工 業 ㈱ 丸 野 忠 幸 90 昭和 47.10 佐 賀 県 神 埼 市 めん類の製造・販売 ヤクルトイースト・ ロジスティクス㈱ 中 村 融 10 昭和 44.10 東 京 都 八王子市 乳製品等の輸送 ヤクルトウエスト・ ロジスティクス㈱ 中 村 融 33 昭和 47.9 広 島 県 広 島 市 乳製品等の輸送 ヤ ク ル ト 薬 品 工 業 ㈱ 椎 野 健 一 50 昭和 61.7 東 京 都 国 立 市 医 薬 品・ 酵 素・ 試 薬 等 の 販売 ㈱ ヤ ク ルトラ イフ サ ービ ス 石 浩 30 昭和 47.7 東 京 都 渋 谷 区 保険代理店、その他 ヤ ク ル ト ヘ ル ス フ ーズ ㈱ 筒 井 博 之 99 平成 18.8 大 分 県 豊後高田市 保 健 機 能 食 品、 健 康 補 助 食品等の製造・販売 社 名 代表取締役 社 長 韓国ヤクルト㈱ ㈱ ヤ ク ル ト 球 団 衣 ( 東 京 ヤクルトスワローズ ) 笠 川 事 業 内 容 団 体 等 理 事 長 設 立 所在地 事 業 内 容 一般社団法人ヤクルト同仁協会 田 中 正 喜 昭和 33.1 東 京 都 中 央 区 離職金共済事業および加入 各社災害補償制度の保険代 理業 ヤ ク ル ト 健 康 保 険 組 合 田 中 良 明 昭和 45.11 東 京 都 中 央 区 国の行う健康保険事業の代 行 ヤ ク ル ト 企 業 年 金 基 金 田 中 良 明 昭和 50.5 東 京 都 港 区 企業年金 公 益 財 団 法 人 ヤ ク ル ト・ バ イ オ サ イ エ ン ス 研 究 財 団 澤 田 治 司 平成 4.2 東 京 都 中 央 区 腸内フローラを主体とした バイオサイエンスに関する 研究・助成等 ※ボトリング会社は6ページを参照 15 (1)プロバイオティクスの考え方 近年、ヨーロッパを中心に、予防医学の重要性の認識と抗生物質療法の限界を背景として、人間が本 考えから、 「プロバイオティクス」という言葉が使われるようになりました。 このプロバイオティクスの考え方は、人の腸でよい働きをする乳酸菌やビフィズス菌のパワーを健康 維持・増進のために役立てようとするもので、ヤクルトの創始者・代田 稔が80年以上も前から提唱して 【プロバイオティクスの定義】 プロバイオティクス(probiotics)は、抗生物質(アンチバイオティクス(antibiotics))に対比 される言葉で、生物間の共生関係(probiosis)を意味する生態学的用語を起源としています。 1989年にフラーの提唱した「腸内フローラのバランスを改善することにより、宿主(人など)に 有益な作用をもたらす生きた微生物」という考え方がプロバイオティクスの定義として広く受け入れ られています。 【プロバイオティクスの望ましい条件】 りません。以下のような条件を満たした、選び抜かれた乳酸菌こそ「プロバイオティクス」といえ ます。 1.食経験を含めて安全性が十分に保証されていること 国際事業の概要 2.胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸内に到達できること 食品事業の概要 乳酸菌は最も代表的なプロバイオティクスの候補ですが、乳酸菌であれば何でもよいわけではあ プロバイオティクスと 保健機能食品 その後、何人かの学者によりプロバイオティクスの定義が提唱されました。 ヤクルトグループの概要 いた「予防医学」と「健腸長寿」の考え方そのものです。 ヤクルト本社の概要 来持っている抵抗力(特に腸内フローラをコントロールして健康に寄与させること)を見直そうという ヤクルトの歴史 4.プロバイオティクスと保健機能食品 3.下部消化管(小腸下部、大腸)で増殖可能なこと 4.宿主に対して明らかな有用効果を発揮しうること 5.食品などの形態で有効な菌数が維持できること 当社の乳製品で使用している「乳酸菌 シロタ株」と「ビフィズス菌 BY株」などは、プロバイ オティクスを代表する菌株です。 医薬品事業の概要 (2)ヤクルトのプロバイオティクス 化粧品事業の概要 6.安価かつ容易に取り扱えること 中央研究所の概要 ビフィズス菌 BY株 B.ビフィダム Y株 (小腸ではたらく) (大腸ではたらく) (胃ではたらく) ヤクルトのCSR 乳酸菌 シロタ株 お客さま相談センター 16 (3)保健機能食品制度 保健機能食品制度とは、健康食品のうち、国が安全性や有効性等について一定の条件を満たした食品 を「保健機能食品」として表示し、販売することを認めるために創設された制度で、現在は食品の目的 や機能等の違いにより、図のように「特定保健用食品」 「栄養機能食品」 「機能性表示食品」の三つのジャ ンルに分けられます。 (名称及び分類) 一般食品 栄養補助食品、健康補助食品、栄養調整食品といった 表示で販売されている食品は一般食品です。 ※機能性の表示ができない 特定保健用食品 保健機能食品 ※機能性の表示ができる 栄養機能食品 機能性表示食品 食品 医薬品 医薬部外品 ①特定保健用食品 健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、機能性の表示 が許可されている食品です。効果や安全性について、国が個別に審査し表示を許 可しています。 食品の機能と『特定保健用食品』 食品には、 「栄養を補う」「味を楽しむ」という機能のほかに、病気の予防や回復促進、老化防止などの「体 調を調節する」機能があります。この「体調調節」機能に着目したのが、『特定保健用食品』です。『特定保 健用食品』には、体の調子を整える成分である、関与成分が必ず含まれていて、人の健康保持に役立つこと を科学的に証明し、かつ安全性が確認されています。そして、その関与成分がどのような機能を持っている のかを示す「保健の用途」を、具体的に表示しています。 <食品の3つの機能> 保健の用途 1次機能 3次機能 栄養の補給 生命維持 体調の調節 健康の維持 成分 科学的に証明 2次機能 味を楽しむ 整腸 コレステロールの調節 血圧調整 高吸収性ミネラル 骨の健康維持 歯の健康維持 血糖値調節 血中中性脂肪・体脂肪上昇抑制 17 『特定保健用食品』は、 「健康に関わる効果」 を 食品に具体的に表示す ることを国が認めた、 世界で初めての画期的 な制度です。 ヤクルトの歴史 ②当社の「特定保健用食品」表示商品 【Newヤクルト】(H25.8 表示許可を取得) 【ヤクルト400】(H11.6 表示許可を取得) 【ヤクルト400LT】(H19.12 表示許可を取得) 【ジョア(プレーン)】(H10.11 表示許可を取得) 【ソフール(プレーン、LT、ストロベリー)】(プレーン、ストロベリーは、H11.6 表示許可を取得) (LTは、H28.4 表示許可を取得) 生きたまま腸内に到達する乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)の働きで、良い菌を増やし悪い菌を 減らして、腸内の環境を改善し、おなかの調子を整えます。 プロバイオティクスと 保健機能食品 <参考:データで示す乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)の働き> ヤクルトグループの概要 (許可表示) ヤクルト本社の概要 【ヤクルトAce】(H25.8 表示許可を取得) 食品事業の概要 国際事業の概要 化粧品事業の概要 医薬品事業の概要 【プレティオ】(H16.9 表示許可を取得) 本品はγ-アミノ酪酸(GABA)を含んでおり、血圧が高めの方に適した飲料です。 収縮期血圧の推移 拡張期血圧の推移 中央研究所の概要 (許可表示) ヤクルトのCSR 18 お客さま相談センター ※プラセボ:ある成分の効果を正確に判定するために、その成分を除いて作ったサンプル。 【ヤクルト 蕃爽麗茶】(H12.3 表示許可を取得) 【ヤクルト 蕃爽麗茶 香ばし風味】(H22.8 表示許可を取得) (許可表示) グ ァバ葉ポリフェノールの働きで、糖の吸収をおだやかにするので、 食後の血糖値が気になる方に適した飲料です。 1日当たりの摂取目安量:お食事ごとに200ml 【調製豆乳 国産大豆使用】(H20.4 表示許可を取得) (出口ら、日本農芸化学会誌、第72巻8号、1998) (許可表示) 本品は豆乳を原料とし、血清コレステロールを低下させる働きがある大豆たんぱく質を摂取しやすいよ うに工夫されているので、コレステロールが気になる方の食生活の改善に役立ちます。 【オリゴ糖入り梅ドリンク】(H22.4 表示許可を取得) 【黒酢ドリンク】(H25.8 表示許可を取得) 【ヤクルトの乳性飲料 ミルージュ】(H25.12 表示許可を取得) 【ヤクルトの乳性飲料 ミルージュ200】(H25.12 表示許可を取得) 【ヤクルトの乳性飲料 ミルージュ280】(H25.12 表示許可を取得) (許可表示) 本品はガラクトオリゴ糖が含まれており、ビフィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保つのでおなか の調子を整えます。 糞便1グラム中のビフィズス菌数 (松本ら、腸内細菌学雑誌、第18巻1号、2004) 19 「栄養機能食品」は消費者庁長官が定めた栄養成分量の規格基準に適合していれば、個別の許可申請や届 出等を行うことなく、その栄養成分の機能を容器に表示することができる食品です。 「栄養機能食品」として栄養成分の機能を表示できる食品は、次のミネラル類6種類とビタミン類13種類 ミネラル類 脂肪酸 ナ イ ア シ ン、 パ ン ト テ ン 酸、 ビ オ チ ン、 ビ タ ミ ン A、 ビ タ ミ ンB1、 ビ タ ミ ンB2、 ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸、ビタミンK n−3系脂肪酸 【タフマン・タフマンV・タフマンスーパー】 (栄養機能表示) 【ヤクルトの乳性飲料 ミルージュ ホワイトソーダ】 (栄養機能表示) ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。 事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の 根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費 なお、平成28年6月末日現在、当社の商品で機能性表示食品はありません。 化粧品事業の概要 者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。 国際事業の概要 ⑤機能性表示食品 食品事業の概要 ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 プロバイオティクスと 保健機能食品 ④当社の「栄養機能食品」表示商品 ヤクルトグループの概要 ビタミン類 亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、カリウム ヤクルト本社の概要 およびn−3系脂肪酸のいずれかについて、「栄養機能食品」の規格基準に適合したものです。 ヤクルトの歴史 ③栄養機能食品 医薬品事業の概要 中央研究所の概要 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 20 5.食品事業の概要 (1)乳 製 品 当社は「予防医学」の立場から、健康を追究するという独自の道を歩み、有用微生物利用に関する研 究および開発を続けてきました。ヤクルトの主力商品である乳製品乳酸菌飲料(Newヤクルト・ヤクル ト400・プレティオ・BF-1等)やはっ酵乳(ジョア・ミルミル・ソフール等)は、このような背景と 日々の研究成果から生れたもので、生きたまま腸内に到達するように改良強化された乳酸菌 シロタ株と ビフィズス菌 BY株、B. ビフィダム Y株などの有用微生物の力を利用したものです。 ①乳製品乳酸菌飲料 商 品 名 発 売 特 長 ト H25. 11 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株の摂取ができる。1本に200億個の乳酸菌 シロタ株を含む。ポリスチレン容器65ml ※「ヤクルト」は昭和10年に販売を開始しました。 Newヤクルトカロリーハーフ H25. 11 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株が1本に200億個含まれる。「Newヤク ルト」に比べカロリー・糖質を50%カットし、甘さひかえめですっきりとした風味。※「ヤ クルトカロリーハーフ」は平成21年に販売を開始しました。ポリスチレン容器65ml トクホ Newヤ ク ル ヤ ク ル ト Ace H25. 3 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株が1本に300億個含まれ、鉄、カルシウ ムと、それらの吸収を助けるビタミンC・D、ガラクトオリゴ糖が補給できる。ポリスチ レン容器80ml ヤ ク ル ト ゴ ール ド H26. 6 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株が1本に200億個含まれ、グルコサミン、 カルシウム、ローヤルゼリー等が補給できる。酸味と甘みを抑えたマイルドな風味。ポリ スチレン容器65ml トクホ トクホ H11. 1 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株の摂取ができる。1本に400億個の乳酸 ヤ ク ル ト 400 H17. 4 菌 シロタ株を含む。ポリスチレン容器80ml 7本マルチ発売 トクホ ヤ ク ル ト 400LT H20. 9 毎日飲むヤクルト 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株の摂取ができる。ヤクルト400に比べ甘 さひかえめ、カロリー30%カット。1本に400億個の乳酸菌 シロタ株を含む。ポリスチレ ン容器80ml H27.11 生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株が1本に300億個含まれる。飲みきりタ 地域限定発売 イプの容器で甘さひかえめ、脂肪ゼロ。セブン‒イレブン限定販売。紙、ポリエチレン製、 H28. 5 全国発売 複合容器100ml プ レ テ ィ オ H16.11 乳酸菌 シロタ株とラクトコッカス ラクチスを混合培養することにより産生されるGABA H18. 9 (γ-アミノ酪酸)10mg以上を1本に含む。血圧が高めの方に。紙容器100ml 7本パック発売 B H20. 6 胃で働く、当社独自のビフィズス菌(B. ビフィダム Y株)を1本に10億個以上含む。ま 地域限定発売 ろやかなヨーグルト風味。紙、ポリエチレン製、複合容器100ml H22. 4 全国発売 トクホ F - 1 ②乳等を主原料とする食品 商 品 名 カップ de ヤクルト 発 売 特 長 「ヤクルト」の風味が生クリームとマッチし、濃厚な味わいとすっきりとした酸味を楽し H26.11 める「食べるタイプ」のヤクルトです。1個に10億個の乳酸菌 シロタ株を含む。キャップ 期間限定発売 付紙カップ80g 21 商 品 名 プレーン 特 長 のむタイプのヨーグルト。生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株と1日所要量 の約1/3のカルシウムと約1/2のビタミンDの摂取ができる。1本に12.5億個以上の乳酸菌 シロタ株を含む。ポリスチレンキャップ付ポリスチレン容器125ml ※プレーンのみ特定保健用食品 アロエ (食べるタイプ) H24.10 ブルーベリー (食べるタイプ) ル ル ミ ミ ル ソフトタイプの食べるヨーグルト。生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株の摂 取ができる。1個に9億個以上の乳酸菌 シロタ株を含む。ポリプロピレンキャップ付ポリ プロピレン容器90g のむタイプのビフィズス菌ヨーグルト。生きたまま腸内に到達して働く、ビフィズス菌 BY 株を1本に120億個以上含む。砂糖不使用、虫歯の原因にならないパラチノースを使用。 にんじんジュースを配合し、酸味を抑えた飲みやすいすっきりミルク風味。紙容器(紙と アルミ箔の5層構造)100ml S H22.10 のむタイプのビフィズス菌ヨーグルト。生きたまま腸内に到達して働く、ビフィズス菌 BY 株を1本に120億個以上、ガラクトオリゴ糖を1g含むほか、食物繊維、鉄、葉酸、ビタミ ンB6・B12・E、コラーゲンを含む。ミルミルに比べて低カロリータイプ。紙容器(紙と アルミ箔の5層構造)100ml ソ フ ー ル トクホ プレーン LT ストロベリー ハードタイプの食べるヨーグルト。生きたまま腸内に到達して働く、乳酸菌 シロタ株の摂 取ができる。1個に10億個以上の乳酸菌 シロタ株を含む。キャップ付紙カップ100ml ハードタイプの食べるヨーグルト。低脂肪でさっぱりとしたミルク風味で鉄、カルシウム を含む。1個に6億個以上の乳酸菌 シロタ株を含む。キャップ付紙カップ70g ④その他 商 品 名 特 長 H25. 5 乳酸菌 シロタ株とイソフラボンが1本で手軽に摂れる。脂肪ゼロ。無菌包装紙容器(ノン 地域限定発売 アルミタイプ)100ml H26. 6 全国発売 <参考:発酵乳、乳酸菌飲料の成分規格> 厚生労働省「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」 成 無 類 別 分 脂 乳 固 形 分 8.0 1 大 陰 菌 群 % 千 万 以 以 乳製品乳酸菌飲料 上 3.0 上 1 性 陰 % 千 以 万 以 乳酸菌飲料 上 3.0 上 百 性 陰 % 万 未 満 以 上 性 医薬品事業の概要 乳酸菌数又は酵母数(1ml当たり) 腸 乳 酸 菌 飲 料 発 酵 乳 化粧品事業の概要 種 国際事業の概要 乳 酸 菌 ソ イ α 発 売 食品事業の概要 元気ヨーグルト S50. 8 ストロベリー発売 S55. 9 プレーン発売 H13. 2 LT 発売 H24. 6 元気ヨーグルト発売 プロバイオティクスと 保健機能食品 ル H22. 3 ヤクルトグループの概要 ミ ストロベリー ブルーベリー マスカット 発 売 S45.11 H12.11 ブルーベリー発売 H27. 6 マスカット発売 ヤクルト本社の概要 ジ ョ ア ミ トクホ ヤクルトの歴史 ③はっ酵乳 中央研究所の概要 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 22 (2)清涼飲料水 ①茶系飲料 商 お 品 名 トクホ 蕃 爽 発 売 茶 H12. 3 麗 H10. 6 グァバ葉を原料とした無糖茶飲料。グァバ葉ポリフェノールには食後の血糖値の急激 な上昇を抑える働きがある。紙容器200ml、PET容器500ml、1000ml、2000ml (19ページ参照) H22.10 グァバ葉を原料とした無糖茶飲料。グァバ葉ポリフェノールには食後の血糖値の急激 な上昇を抑える働きがある。独特の渋みや苦味を抑え、香ばしくすっきりとした風味。 紙容器200ml、PET容器500ml (19ページ参照) 茶 H23.10 大麦、はぶ茶、はと麦を中心に 11種類の茶原料をブレンドし、オキナワモズクから抽 出したフコイダンを80mg配合した混合茶飲料。紙容器200ml 茶 トクホ 蕃爽麗茶 香ばし風味 爽 涼 健 特 長 国産茶葉の豊かな香りと味を活かした緑茶。紙容器200ml、PET容器280ml、500ml ②乳性飲料 商 品 名 トクホ(規格基準型) ヤクルトの乳性飲料 ミ ル ー ジ 発 売 ュ 特 長 H26. 5 ヤクルトのような風味ですっきりとした褐色系乳性飲料。おなかの調子を整える働き のあるガラクトオリゴ糖を2.5g含む。紙容器200ml、PET容器280ml、500ml (19ページ参照) ミ ル ー ジ ュ H26. 5 C a 1 2 5 カルシウムとビタミンDを配合したヤクルト風味の褐色系の乳性飲料。飲み切りやす い小容量タイプ。(給食チャネルでの販売が中心)紙容器125ml×3 ミルージュ ホワイト ソ ーダ H28. 5 ビタミンDを配合し、ヨーグルトの風味と炭酸の刺激がマッチしたさわやかな炭酸入 り乳性飲料。ボトル缶300ml (20ページ参照) トクホ(規格基準型) ミルージュ280 トクホ(規格基準型) ミルージュ200 栄養機能食品 ③栄養ドリンク(びん入り飲料) 商 タ タ 品 フ フ 名 マ 発 売 ン 栄養機能食品 マ ン V 栄養機能食品 タ フ マ ン ス ー パ ー 栄養機能食品 特 長 S55.11 高麗人参エキスを中心にビタミンB2・B6等を配合した健康飲料。ガラスびん110ml (20ページ参照) H16. 3 高麗人参エキス、ローヤルゼリー、アルギニン、ビタミンB群等を配合した健康飲料。 ガラスびん110ml (20ページ参照) H23.10 高麗人参を1000mg、ローヤルゼリーを100mg配合し、「タフマン」「タフマンV」よ りも成分を強化した健康飲料。ガラスびん110ml (20ページ参照) タ フ マ ン D R Y H25.10 高麗人参エキス、ローヤルゼリー 、アルギニン、ビタミンB群を配合したおいしく飲 みやすい炭酸飲料。ガラスびん120ml ④ビネガードリンク 商 品 名 トクホ(規格基準型) 黒 酢 ド リ ン 発 売 特 長 純米熟成黒酢に、紀州南高梅果汁を組み合わせた、おいしく飲みやすいビネガードリ H14. 9 ン ク。 お な か の 調 子 を 整 え る 働 き の あ る ガ ラ ク ト オ リ ゴ 糖 を2.5g含 む。 紙 容 器 地域限定発売 ク 125ml、1000ml H16. 3 全国発売 (19ページ参照) 白 い 黒 酢 ド リ ン ク H26. 9 豆乳と黒酢をバランスよくミックスし、刺激的な酸味を和らげた飲みやすいビネガー ドリンク。純米熟成黒酢5ml、コラーゲン500mg配合。紙容器125ml 23 商 品 名 発 売 トクホ 調製豆乳 国産大豆使用 ー バ ヒ ナ ー S57. 5 青臭みがなく、すっきり飲みやすいミルクコーヒー風味の豆乳飲料。紙容器200ml ナ H11. 2 青臭みがなく、すっきり飲みやすいバナナミルク風味の豆乳飲料。紙容器200ml ⑥野菜・果実飲料 品 名 発 売 特 長 S49. 6 みかん・オレンジジュース H24. 7 うんしゅうみかんとオレンジをブレンドした100%ジュース。紙容器125ml、200ml 125ml紙容器発売 混濁タイプのりんご100%天然果汁。紙容器200ml パ イ ナ ッ プ ル ジ ュ ー ス H 2. 7 良質なパイナップルを使用した100%天然果汁。紙容器200ml グレープフルーツジュース H11. 3 厳選したグレープフルーツを使用したさわやかな風味の 100%天然果汁。紙容器 200ml 完 熟 王 林 パイナップル果汁30%にキャロット20%をうまくハーモニーさせた、野菜嫌いの人に も飲みやすい風味の果汁入り飲料。紙容器125ml×3、200ml ホ ワ イト グ レ ープ H22.10 キ ャ ベ ツ ホワイトグレープ果汁30%にキャベツ10%をうまくハーモニーさせた、野菜嫌いの人 にも飲みやすい風味の果汁入り飲料。紙容器125ml×3、200ml 紫 野 菜 ミ ッ ク ス 紫さつまいもをはじめとした紫野菜が手軽に摂れる100%の果実・野菜ミックスジュー ス。紙容器200ml 緑黄色野菜ミックス H22.10 にんじんをはじめとした緑黄色野菜が手軽に摂れる100%の果実・野菜ミックスジュー ス。紙容器200ml 30種類の野菜の野菜汁を 100%使用し青臭さ等を抑えて飲みやすくした野菜ジュー ス。紙容器200ml さ っ ぱ り り ん ご H20. 6 生果のような澄んだ甘い香り立ちとすっきりとした後口が特長の果汁入り清涼飲料(果 汁5%)。PET容器280ml さ っ ぱ り 白 ぶ ど う H27. 3 S p a r k l i n g 白ぶどうの果実感を感じられる果汁入り炭酸飲料。PET容器265ml さ っ ぱ り レ モ ン H28. 3 レモンの爽やかな果実感を感じられる果汁入り炭酸飲料。PET容器265ml S p a r k l i n g 期間限定発売 トマトを主体にセロリ、にんじん等9種類の野菜、レモン果汁をミックスした野菜 ジュース。紙容器200ml 野 菜 ジ ュ ー ス H12. 4 ( 食 塩 無 添 加 ) トマトを主体に、セロリ、にんじん等9種類の野菜をミックスし、食塩無添加で野菜 本来の旨みを生かした野菜ジュース。紙容器200ml 菜 ジ ュ ー H11. 9 もぎたての新鮮な旬のトマトをそのまま搾ってすぐに缶に充填(シーズンパック)した 数量限定発売 トマトジュース。スチール缶190g 搾 り た て に ん じ ん 旬のにんじん(主に九州産「黒田五寸」)を搾って冷凍保存せずに濃縮した後、すぐに H27. 2 缶に充填したにんじん濃縮飲料。旬のにんじんならではの、こく味のある甘さと芳醇 数量限定発売 な味わい。スチール缶160g ⑦コーヒー 商 品 名 発 売 特 長 デ ィ ア ム H18. 4 カ フ ェ ラ テ H18. 4 厳選した上質なアラビカ種を 100%使用。牛乳を 25%使用した本格的で贅沢なカフェ オレタイプのコーヒー。スチール缶185g、紙容器200ml ク H23. 4 厳選した上質なアラビカ種を 100%使用。砂糖、ミルクなどを一切使用していない、 ブラック無糖タイプのコーヒー。紙容器200ml ブ ラ ッ ヤクルトのCSR 珈琲たいむ ミ 厳選した上質なアラビカ種を 100%使用。コーヒー感を若干強調したスタンダードタ イプのコーヒー。スチール缶160g、185g、紙容器200ml 中央研究所の概要 ト マ ト ジ ュ ー ス 医薬品事業の概要 ス S51. 5 野 化粧品事業の概要 100 手 軽 に 野 菜 1 日 分 H18. 4 国際事業の概要 きになる野菜 パ イ ン キ ャ ロ ッ ト S62. 5 食品事業の概要 きになる野菜 H23.11 青りんごの代表品種「王林」のストレート果汁を使用したプレミアムタイプの100% 数量限定発売 りんごジュース。紙容器200ml プロバイオティクスと 保健機能食品 ア ッ プ ル ジ ュ ー ス S52. 6 ヤクルトグループの概要 商 ヤクルト本社の概要 ラックミー コ H20. 6 特 長 国産大豆を100%使用した、コレステロールが気になる方向けの調製豆乳。大豆たん ぱく質を7.0g含むほか、カルシウム、ビタミンEも含有。紙容器200ml (19ページ参照) ヤクルトの歴史 ⑤豆乳類 お客さま相談センター 24 ⑧乳飲料 商 品 名 発 売 特 長 マ イ ル ド カ フ ェ・ オ・ レ H17. 7 こくのある生乳等のまろやかな味わいと厳選したコーヒーのおいしさがバランス良く マッチしたコーヒー入り乳飲料。紙容器250ml マ イ ル ド い ち ご・ オ・ レ H23.10 こくのある生乳等のまろやかな味わいと厳選したいちご果汁のおいしさがバランス良 くマッチしたいちご果汁入り乳飲料。紙容器250ml マ イ ル ド 抹 茶・ オ・ レ H25. 9 生乳等のまろやかな味わいと厳選した抹茶のおいしさがバランス良くマッチした甘み を抑えた抹茶入り乳飲料。紙容器250ml ⑨その他 商 品 名 発 売 特 長 ア H13. 6 リラックス効果の期待できるテアニン(緑茶などに含まれるアミノ酸の一種)を含み、 レモン果汁と鎮静効果のあるリーフ系ハーブを中心とした7種のハーブエキスが程よ く調和した心と体を癒すリラックス飲料。紙容器250ml ミ ネ ラ ル チ ャ ー ジ H26. 4 発汗により失われたミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム)を 補給できる低カロリーのスポーツドリンク。PET容器500ml レ ア モ ヤ リ ム ラ サ キ トクホ(規格基準型) オリゴ 糖 入り梅ドリンク ぎゅっと健康 C コ カ シ H15. 9 地域限定発売 濃い紫色をしたさつまいも(アヤムラサキ)の搾汁を 100%使用した、アントシアニン H20. 4 全国発売 を含む健康飲料。紙容器125ml H23. 3 表示追加 H23. 9 ス H21.10 紀州南高梅果汁を使用し爽やかな酸味でさっぱりとした風味。おなかの調子を整える 働きのあるガラクトオリゴ糖を2.5g含む。紙容器200ml (19ページ参照) カシスポリフェノールを1個に140mg含んだ飲料。紙容器65ml H22. 1 蘇 赤シソ葉から抽出した赤シソエキスを1個に400mg含んだ飲料。紙容器65ml 期間限定発売 紫 グ ル コ サ ミ ン H22. 6 グルコサミンを1個に1500mg、コンドロイチン10mgを含んだ飲料。りんご果汁 30%。紙容器65ml ア ス タ キ サ ン チ ン H26. 8 アスタキサンチン 3mg、ビタミンC 100mg、ハトムギエキス 100mgを含んだアセロ ラ風味の飲料。紙容器65ml H O コ B I H24. 5 コラーゲン 1000mg配合に加え、コラーゲンの生成を助けるパフィア 50mg(パフィア 地域限定発売 エキスとして)、ビタミンC100mgを配合したオレンジ味の美容飲料。紙容器65ml H25. 6 全国発売 ア S57. 9 ココアとミルクをたっぷり使った本格的ココアドリンク。スチール缶190g コ ー ン ポ タ ー ジ ュ H21.10 シャキシャキした粒コーンがたっぷり入った濃厚でとろみのある本格的なスープ飲 料。スチール缶190g ホ ッ ト ゆ ず & 日 向 夏 H22.10 ゆずと日向夏の果汁をミックスした清涼飲料。PET容器280ml 25 商 品 ょ 名 う そ お ゆ 発 売 味 味 H11.10 味 ソ ー ス 焼 そ ば H13. 9 カ レ ー ラ ー メ ン H27. 9 カ レ ー う ど ん H25.12 汁 な し 担 々 麺 H26. 5 [めん]めんは良質の小麦粉を使用し、コシの強さが特長。国産大麦若葉を原料とした 粉末青汁を練り込みめんを緑色に仕上げ、大麦若葉の独特の風味を和らげるためにガ ラクトオリゴ糖を配合。カルシウムを強化している。 [スープ・ソース]ビタミンB1・B2を強化している。 鰹でとったダシの風味がきいた和風のカレーとそれにマッチした平麺があう本格的な うどん。 コシの強さと歯ごたえのある麺と、旨みたっぷりのとんこつを特製醤油で仕上げた白 湯スープラーメン。 豆板醤のピリッとした辛みに甜麺醤でコクをつけた甘辛さが麺とよく絡み、冷たくし ても温かくしても食べられる担々麺。 H28. 5 爽やかなレモン風味が特長で、リンゴ酢を加え、まろやかな味わい。 期間限定発売 中 華 そ ひ う や め む ん S49. 4 ぎ 佐賀県神埼の清らかな水と厳選した小麦粉を使用し、めん本来の風味と独特の食感が 味わえる乾麺。 め ど ん S62.10 ん 佐賀県神埼の清らかな水と良質の小麦粉から生れたふっくらとしたなめらかな舌ざわ りの麺。 ば H10.10 佐賀県神埼の清らかな水と、厳選した小麦粉とそば粉を使用し、風味豊かに仕上げた そば。 手 延 そ う め ん S49. 4 佐賀県神埼で熟成を重ね、糸状に練り延ばされ、ゆであがりが早く、さらりとした涼 味豊かな舌ざわり手作りそうめん。 中 う そ (4)健康食品(ヤクルトレディがお届けするヤクルトヘルスフーズ㈱の商品) 商 品 名 発 売 特 長 毎 ケ い H24. 2 汁 誰にでも手軽に野菜の栄養を摂取できる、さらりと飲みやすい青汁。良質なケールを 使用し、おなかにやさしいガラクトオリゴ糖を配合。 ごくごく飲める大麦若葉 H24. 2 大麦若葉を使用、青汁特有の青臭さを抑え飲みやすさを重視した青汁。1日目安量3 袋でレタス約1個分の食物繊維が摂取できる。 日 ー う ル れ の し 青 1日目安量9粒で12種のビタミンと10種のミネラルが手軽に補給できる小粒タブレッ トタイプ。 グ ル コ サ ミ ン H24. 9 1日目安量9粒で、グルコサミン1500mgを摂取できる他、コンドロイチン、低分子 ヒアルロン酸を配合している。 コ ン H21.10 女性にお勧めの美容成分を美味しく補助できる健康補助食品。1日の目安量1包5.2g で5000mg、セラミド600㎍、エラスチン10mgを摂取できる。(粉末タイプで料理や 飲み物に合わせやすく飲みやすい。) ブ ル ー ベ リ ー & H23.10 ル テ イ ン 北欧産野生種ビルベリーエキス250mgとルテイン6mgを中心にアイブライトエキス、 5種のビタミンを1日目安量2粒に配合。 D H A & E P A H25.11 1日目安量5粒でDHA(300mg)、EPA(200g)が摂取できる。魚臭さを取り除き、 飲みやすいソフトカプセルタイプ。 サプリズム ラ ダ ー ゲ 中央研究所の概要 マル チビタミン& H25. 4 ミ ネ ラ ル イ 医薬品事業の概要 沖縄モズクから抽出したフコイダン100%使用。1日目安量3粒でフコイダン80mgを 摂取。 コ 化粧品事業の概要 ン H20.10 フ 国際事業の概要 ロ ー ヤ ル ゼ リ ー H19. 3 1日1袋で600mg(生換算)のローヤルゼリーが補える、コラーゲン、ビタミンEを 配合した健康補助食品。フルーツ風味の食べやすい顆粒タイプ。 食品事業の概要 し プロバイオティクスと 保健機能食品 神 埼 冷 ヤクルトグループの概要 乾麺物語 とんこつしょうゆ ら ー め ん 特 長 ヤクルト本社の概要 麵許皆伝 し み し ヤクルトの歴史 (3)麺 類 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 26 6.国際事業の概要 (1)海外事業所 ヤクルトの海外進出は、昭和39年3月の台湾ヤクルト㈱を皮切りに、現在27の事業所および一つの研 究所を中心に、32の国と地域で主として乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」の製造・販売を行っています。 平成27年12月末でのヤクルトレディ (YL)数は44,848人、取引店舗数は622,958店、社員数は 19,611人(出向者は含まず)となっています。また、平成27年(1~12月)の乳製品1日平均販売本 数は、約2,648万本になっています。 地 域 社 名 1日平均 販売本数 (万本) ※2 ※1 代 表 者 営業開始 所在地 ※3 YL数 ※3 取引店舗数 ※3 社員数 北 81.4 1,379 35,606 293 1969年6月 香 港 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 香 (香港益力多乳品有限公司) (昭和44年) 港 60.5 0 9,780 191 1971年6月 タ イ ヤ ク ル ト ㈱ キティパン・へータクン バンコク (YAKULT(THAILAND)CO., LTD.) (昭和46年) 212.7 3,340 0 1,348 1971年8月 ソ ウ ル (昭和46年) 370.7 12,321 0 1,026 フィリピンヤクルト㈱ 1978年10月 アルバート・ディスン マ ニ ラ (YAKULT (昭和53年) PHILIPPINES, INC.) 213.9 2,869 182,873 1,209 シンガポールヤクルト㈱ 1979年7月 シ ン ガ (YAKULT 櫻 井 清 孝 (昭和54年) ポ ー ル (SINGAPORE)PTE., LTD.) 25.0 350 4,035 151 ア ジ ア ・ オ セ ア ニ ア 台 湾 ヤ ク ル ト ㈱ 1964年3月 松 園 明 洋 台 (養樂多股份有限公司) (昭和39年) 韓 国 ヤ ク ル ト ㈱ 高 (KOREA YAKULT CO., LTD.) 禎 完 インドネシアヤクルト㈱ (P.T.YAKULT 上 野 早 苗 INDONESIA PERSADA) 1991年1月 ジャカルタ (平成3年) 433.5 6,647 130,720 4,528 オーストラリアヤクルト㈱ (YAKULT 大 野 謙 二 AUSTRALIA PTY. LTD.) 1994年2月 ダンデノン (平成6年) 23.2 0 5,149 101 マレーシアヤクルト㈱ 2004年2月 シ ャ ー 濱 田 浩 志 (YAKULT (平成16年) ア ラ ム (MALAYSIA)SDN. BHD.) 30.4 500 11,916 274 ベトナムヤクルト㈱ 根 (YAKULT VIETNAM CO., LTD.) 本 篤 2007年9月 ホーチミン (平成19年) 19.5 294 10,485 348 イ ン ド ヤ ク ル ト・ ダ ノ ン ㈱ (YAKULT DANONE INDIA 嶌 PVT. LTD.) 田 実 2008年1月 ニューデリー (平成20年) 14.4 262 5,744 156 224.6 164 50,061 1,814 2007年4月 中 国 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 上 (養楽多(中国)投資有限公司) (平成19年) 海 27 代 表 者 営業開始 所在地 1日平均 販売本数 (万本) ※3 YL数 ※3 取引店舗数 ※3 社員数 391 2006年6月 北 (平成18年) 京 31.5 241 5,197 209 2011年8月 天 津 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 (平成23年) 天 (天津養楽多乳品有限公司) (生産開始) 津 − − − 344 2015年6月 無 錫 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 (平成27年) 無 (無錫養楽多乳品有限公司) (生産開始) 錫 − − − 139 1968年10月 ブラジルヤクルト商工㈱ 島 田 永 眞 サンパウロ (YAKULT S/A IND. E COM.) (昭和43年) 203.1 5,277 62,282 2,495 1981年10月 メ キ シ コ (昭和56年) シ テ ィ 349.7 8,796 24,397 3,183 22.9 0 7,005 96 − − − 113 オランダヤクルト販売㈱ 1994年4月 ア ム ス テ ル ピート・デッカーズ (YAKULT NEDERLAND B.V.) (平成6年) フ ェ ー ン 16.7 0 3,849 16 ベルギーヤクルト販売㈱ 1995年4月 バート・デゲースト ブリュッセル (YAKULT BELGIUM N.V. /S.A.) (平成7年) 6.4 0 2,994 6 18.5 0 4,767 19 1996年4月 ノ イ ス (平成8年) 7.5 0 9,470 18 オーストリアヤクルト販売㈱ 2005年12月 (YAKULT 左 古 知 行 ウィーン (平成17年) OESTERREICH GMBH) 1.2 0 3,633 3 2007年2月 イタリアヤクルト販 売 ㈱ 左 古 知 行 ミ ラ ノ (YAKULT ITALIA S.R.L.) (平成19年) 8.2 0 6,524 13 北京ヤクルト販売㈱ 平 (北京雅可乳特貿易有限公司) 米 州 メキシコヤクルト㈱ 岡 (YAKULT S.A. DE C.V.) 野 田 晋 享 アメリカヤクルト㈱ 1999年10月 フ ァ ウ ン テ ン 清水 実千男 (YAKULT U.S.A. INC.) (平成11年) バ レ ー ヨーロッパヤクルト㈱ 左 古 知 行 (YAKULT EUROPE B.V.) 欧 州 イギリスヤクルト販売㈱ 松 原 弘 泰 (YAKULT UK LTD.) ドイツヤクルト販 売 ㈱ (YAKULT 平 野 達 也 DEUTSCHLAND GMBH) 1996年3月 ア ル メ ア (平成8年) ( オ ラ ン ダ ) 1996年4月 (平成8年) ロンドン ※1:代表者は、平成28年7月1日現在。 ※2:1日平均販売本数は平成27年(1~12月)の年間平均本数。 ※3:ヤクルトレディ(YL)数、取引店舗数、社員数は平成27年12月末日現在。 28 お客さま相談センター 9,227 ヤクルトのCSR 425 中央研究所の概要 54.5 医薬品事業の概要 海 化粧品事業の概要 2005年5月 上 海 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 上 (上海益力多乳品有限公司) (平成17年) 国際事業の概要 1,127 食品事業の概要 37,244 プロバイオティクスと 保健機能食品 1,983 ヤクルトグループの概要 218.0 ヤクルト本社の概要 州 ア ジ ア ・ オ セ ア ニ ア 2002年6月 広 州 ヤ ク ル ト ㈱ 川 端 美 博 広 (広州益力多乳品有限公司) (平成14年) ヤクルトの歴史 地 域 社 名 ※2 ※1 <海外事業所分布> 14 13 11 15 12 21 23 26 17 25 4 18 7 22 16 27 5 19 20 1 3 24 8 6 9 2 10 <27の事業所> ⑮ドイツヤクルト販売㈱ <32の国と地域> ①台湾ヤクルト㈱ ⑯アメリカヤクルト㈱ 台湾 ルクセンブルク ②ブラジルヤクルト商工㈱ ⑰広州ヤクルト㈱ ブラジル スペイン ③香港ヤクルト㈱ ⑱マレーシアヤクルト㈱ 香港 ウルグアイ ④タイヤクルト㈱ ⑲中国ヤクルト㈱ タイ アメリカ ⑤韓国ヤクルト㈱ ⑳上海ヤクルト㈱ 韓国 中国 ⑥フィリピンヤクルト㈱ オーストリアヤクルト販売㈱ フィリピン マレーシア ⑦シンガポールヤクルト㈱ 北京ヤクルト販売㈱ シンガポール ニュージーランド ⑧メキシコヤクルト㈱ イタリアヤクルト販売㈱ メキシコ アイルランド ⑨インドネシアヤクルト㈱ ベトナムヤクルト㈱ ブルネイ オーストリア ⑩オーストラリアヤクルト㈱ インドヤクルト・ダノン㈱ インドネシア イタリア ⑪オランダヤクルト販売㈱ 天津ヤクルト㈱ オーストラリア カナダ ⑫ベルギーヤクルト販売㈱ 無錫ヤクルト㈱ オランダ ベトナム ⑬ヨーロッパヤクルト㈱ ベルギー インド ⑭イギリスヤクルト販売㈱ フランス ベリーズ イギリス マルタ ドイツ スイス ※営業開始順 なお、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、イギリス、アイルランド、ドイツ、オーストリア、イタリア、 フランス、スペイン、マルタ、スイスはヨーロッパヤクルトから、ウルグアイはブラジルヤクルトから、ブ ルネイはシンガポールヤクルトから、ニュージーランドはオーストラリアヤクルトから、カナダはアメリカ ヤクルトから、ベリーズはメキシコヤクルトからそれぞれ製品供給を受け、販売しています。 29 国・地域名 (平成28年3月末日現在) 工場名 生産開始 (年月) 住所 (所在地) 壢 工 場 1964年3月 桃 香 港 大 埔 工 場 1969年6月 香 タ イ 市 ヤクルト ヤクルト300 ヤクルト300ライト ジョア 港 ヤクルト ヤクルトLT 210 90 ○ ○ ○ ○ ア ユ タ ヤ 工 場 2009年2月 ア ユ タ ヤ 県 ヤクルト 140 ○ ○ 20 ○ 論 山 工 場 1985年6月 論 山 市 ヤクルト400ライト 梁 山 工 場 1980年3月 梁 山 市 ヤクルト ヤクルトライト 140 ○ 平 澤 工 場 1978年9月 平 澤 市 ヤクルト ヤクルトライト ヤクルトエース ヤクルトエースライト 230 ○ 天 安 工 場 1995年4月 天 安 市 ヤクルト類なし 0 ○ 300 20 ス カ ブ ミ 工 場 1991年1月 西ジャワ州 ヤクルト スカブミ県 360 ス ラ バ ヤ 工 場 2014年1月 東ジャワ州 ヤクルト モジョコルト県 300 オーストラリア オーストラリア工場 1994年2月 ビ ク ト リ ア 州 ヤクルト ダ ン デ ノ ン 市 ヤクルトライト ヤクルトエース ヤクルトエースライト ○ ○ ○ 30 ソニパット・ライ ソニパット・ 2007年12月 ヤクルト 工 場 ラ イ 市 20 ○ 国 ○ 州 工 場 2002年6月 広 州 市 ヤクルト 180 ○ 上 海 工 場 2006年7月 上 海 市 ヤクルト 170 ○ 天 津 工 場 2011年8月 天 (第二工場棟含む) 津 市 ヤクルト ヤクルトライト 350 広 州 第 二 工 場 2014年3月 広 州 市 ヤクルト ヤクルトライト 200 無 錫 市 ヤクルト ヤクルトライト 180 錫 工 場 2015年6月 無 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ヤクルト ハリスコ州 ヤクルト40LT グアダラハラ市 ソフールLTドリンク 200 ○ ○ ブ ラ ジ ル ロ レ ー ナ 工 場 1999年4月 ヤクルト サンパウロ州 ヤクルト40 ロ レ ー ナ 市 ソフール 350 ○ ○ ア メ リ カ カリフォルニア工場 2014年5月 カリフォルニア州 ヤクルト ファウンテンバレー市 ヤクルトライト 40 ○ メ キ シ コ 米州 グアダラハラ工場 2004年9月 欧州 ヤクルト オ ラ ン ダ ア ル メ ア 工 場 1996年3月 ア ル メ ア 市 ヤクルトライト ヤクルトプラス 30 170 ○ ○ ○ お客さま相談センター 360 ヤクルトのCSR ヤクルト イスタパルカ工場 1981年10月 イスタパルカ市 ソフールLT ソフールLTドリンク 中央研究所の概要 広 ○ 医薬品事業の概要 中 ○ 50 ベ ト ナ ム ベ ト ナ ム 工 場 2008年4月 ビ ン ズ ン 州 ヤクルト ド ○ 化粧品事業の概要 マ レ ー シ ア マ レ ー シ ア 工 場 2004年2月 セ レ ン バ ン 市 40 ○ 国際事業の概要 シンガポール ヤクルト セノコ地区 インドネシア ○ 食品事業の概要 アジア・オセアニア ヤクルト ヤクルトライト シンガポール シンガポール工場 1979年7月 ン ○ 190 フ ィ リ ピ ン カ ラ ン バ 工 場 1978年10月 カ ラ ン バ 市 イ ○ バ ン コ ク 工 場 1971年8月 バ ン コ ク 市 ヤクルト 国 FSSC 22000 プロバイオティクスと 保健機能食品 韓 園 GMP ヤクルトグループの概要 湾 中 ISO ISO HACCP 14001 22000 ヤクルト本社の概要 台 製造生産品目 生産 ISO 能力 9001 (万本) ヤクルトの歴史 地域 (2)海外工場の概要 7.化粧品事業の概要 乳酸菌飲料でからだの内側・おなかの調子をととのえ、化粧品でからだの外側・お肌のすこやかさをまも る「健腸美肌(けんちょうびはだ)」の考え方に基づくヤクルトの化粧品は「ヤクルト ビューティエンス」 というブランド名でお届けしています。 創始者である代田 稔の「体に良い乳酸菌は肌にも良い」という発想から研究を重ね続け、昭和30年にスキ ンケアのための乳酸菌培養液「S.E. (シロタエッセンス)※1」を開発しました。昭和36年から製品の製 造を開始、その後昭和46年より本格的な販売を行い、現在に至るまで乳酸菌と皮膚科学の探究をたゆまず続 け、様々なオリジナル保湿成分を生み出しています。 <乳酸菌研究から生まれた当社オリジナルの保湿成分> ・S.E.(シロタエッセンス)※1: 多数の乳酸菌株の中からヤクルトが選びぬいた乳酸菌で、ミルクを発酵させて得られる保湿成分です。 お肌本来のうるおい成分である天然保湿因子とよく似ているため、お肌によくなじみます。 ※1 乳酸菌はっ酵エキス(ミルク)<成分名:ホエイ(2)>のこと ・乳酸菌はっ酵エキス(アロエ): 薬効の高いアロエベラの葉肉を乳酸菌で発酵させて得られる保湿成分です。肌なじみが良く、すこや かなお肌へ導きます。 ・高分子ヒアルロン酸: 乳酸菌からつくり出した水分保持力の高いヒアルロン酸で、みずみずしいお肌をたもちます。 ・HBヒアルロン酸: 乳酸菌からつくり出したヒアルロン酸で、お肌(角質層)のすみずみにまでいきわたり、うるおいをた もつ保湿成分です。 (HBヒアルロン酸には高分子ヒアルロン酸がふくまれています。) ・ビフィズス菌はっ酵エキス(大豆): 良質な大豆(豆乳)をビフィズス菌で発酵させ、イソフラボンを活性型にした保湿成分です。ハリ・弾 力のあるみずみずしい素肌に導きます。 ・ラメラ粒子: お肌のラメラ構造に着目して開発された保湿成分です。乱れがちなお肌をすこやかな状態にととのえ、 ハリのあるみずみずしいお肌へ導きます。また、成分内にS.E. (シロタエッセンス)をふくんでいます。 これらの当社オリジナル保湿成分を配合した基礎化粧品を中心に、仕上化粧品やトイレタリーなど総合的 な商品開発を行い、全国のヤクルトビューティやヤクルトレディを通じて、お客さまにお届けしています。 主要ブランド <基礎化粧品> ・ 「ヤクルト ビューティエンス ブリリアント ~ザ クリーム~」 →厳選した素材を贅沢に使用し、乳酸菌由来のオリジナル保湿成分のすべてを配合したヤクルト ビュー ティエンス史上最高峰の高機能クリームです。 ・ 「パラビオ」シリーズ(スキンケア・ベースメイク) →肌にキメ・つや・ハリを与える「ラメラ粒子」をはじめとするオリジナル保湿成分を配合し、本格的 なエイジングケア※2を目指す方にご愛用いただいています。 ※2 年齢に応じたお手入れのこと 31 →乳酸菌由来のオリジナル保湿成分3種と美白※3成分を配合し、うるおいと透明感をとどけ「透白肌」 へ導きます。 ※3 メラニンの生成をおさえ、シミ・ソバカスを防ぐこと →乳酸菌由来のオリジナル保湿成分3種と天然由来の保湿成分を配合し、高い保湿力でお肌本来のすこ やかさを保ちます。 ・ 「ラクトデュウ」シリーズ をとどけます。 ・美容液( 「クリスタンス ホワイトリペア エッセンス」、「エジティックス モイストリペア エッセンス」、 「ビサイクル リフトリペア エッセンス」、など) それぞれの効果が期待できます。 ※4 効能評価試験済み <仕上化粧品> →お肌にうるおいと華やかな彩りをとどけ、本来の美しさを引き出します。 <トイレタリー> →ボディケアを中心としたファミリー向けのシリーズで、乳酸菌由来の保湿成分を配合し、うるおいを 与えます。 国際事業の概要 ・ 「ポッシュママ」シリーズ 食品事業の概要 ・ 「グランティア EX」シリーズ プロバイオティクスと 保健機能食品 →肌悩み別の美容液は「美白」 「乾燥による小ジワを目立たなくする※4」「ハリ・弾力を与える」など、 ヤクルトグループの概要 →乳酸菌由来のオリジナル保湿成分を配合し、ヤクルトの化粧品を初めて使う方にも、確かなうるおい ヤクルト本社の概要 ・ 「リベシィ」シリーズ ヤクルトの歴史 ・ 「リベシィホワイト」シリーズ 化粧品事業の概要 医薬品事業の概要 中央研究所の概要 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 32 8.医薬品事業の概要 ヤクルトの医薬品事業は、昭和36年に食品用や医薬品原料用酵素を中心とした製品を製造・販売したこと に始まります。その後、昭和42年に医療用医薬品の販売を開始し、昭和50年に乳酸菌製剤を発売して、本格 的に参入しました。現在では、一般用医薬品、医薬部外品、医療機器等にもその分野を広げています。 (1)一般用医薬品 一般用医薬品の始まりは昭和54年発売の乳酸菌製剤「ヤクルト整腸薬」 (現在は発売中止)までさか のぼることができます。その後、ビフィズス菌・乳酸菌製剤「ヤクルトBL整腸薬」(平成7年、平成16 年7月から医薬部外品)や便秘薬「アロエ便秘薬」(平成24年)を販売しています。 (2)医薬部外品 「ヤクルトBL整腸薬」は平成16年から指定医薬部外品へと分類が変更され、ドラッグストア等で販売 されています。また、口の中で溶かして服用するチュアブル錠として「ヤクルトBL整腸薬S錠」(平成18 年)も販売しています。 (3)医療用医薬品 医療用酵素製剤などから始まったヤクルトの医療用医薬品は、昭和50年に発売された乳酸菌製剤「ビ オラクチスカプセル」(発売中止、現在は平成2年に発売された「ビオラクチス散」)を初めとしてヤクル トオリジナルの薬剤の他、後発医薬品も多く手がけてきました。その後、がんとその周辺領域に特化す る施策により、抗がん剤の販売が主となっています。その中でも、「カンプト」と「エルプラット」はヤ クルト医薬品売上高の大きな割合を占め、医薬品事業を支える柱となっています。 抗がん剤では、 「カンプト」と「エルプラット」の他に『シスプラチン点滴静注「マルコ」』 (平成6年)、 「オペプリム」 (平成14年)、 『フルタミド錠125「KN」』(平成15年)、『ゲムシタビン点滴静注用「ヤク ルト」 』 (平成22年)、 『イマチニブ錠「ヤクルト」』 (平成25年)、 『ドセタキセル点滴静注「ヤクルト」 』 (平 成27年) 、 『レトロゾール錠「ヤクルト」』 (平成27年)や、抗がん剤の作用を増強する活性型葉酸製剤『レ ボホリナート点滴静注用「ヤクルト」 』 (平成19年)を、またがん周辺領域の薬剤としては5-HT₃受容体 拮抗型制吐剤「シンセロン錠8mg」 (平成16年)、遺伝子組換えヒトG-CSF誘導体「ノイアップ注」(平 成22年)および骨吸収抑制剤『ゾレドロン酸「ヤクルト」』(平成26年)を販売しています。その他、乳 糖分解酵素製剤「オリザチーム顆粒」 (昭和56年)や高カロリー輸液用微量元素製剤「ボルビックス注」 (平成11年)と「ボルビサール注」(平成14年)も販売しています。 <「カンプト」と「エルプラット」> 「カンプト」 (一般名:イリノテカン塩酸塩水和物)は、昭和58年に中央研究所で合成に成功した ヤクルト最初の抗がん剤で、平成6年1月に小細胞肺がん、非小細胞肺がん、子宮頸がん、卵巣がんの適 応で製造承認を受け、同年4月に発売されました。 一方、 「エルプラット」 (一般名:オキサリプラチン)は海外から導入された白金錯体系の抗がん剤で、 DNAに結合し、腫瘍細胞の増殖を抑制する働きを持っています。平成17年3月に「エルプラット注射用 100mg」として進行・再発の結腸・直腸がんの効能で輸入承認を受け、同年4月に発売しました(現在、 剤型変更により販売終了)。 33 FOLFOX療法ならびにXELOX療法は、第一次・第二次治療として用いることにより、その投与順序に関係 なく治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんに対し20カ月以上の生存期間が得られるようになりました。 現在、FOLFIRI療法ならびにFOLFOX療法を分子標的薬と併用することによって30カ月以上の生存期間 ています。 平成21年には「エルプラット」を含むFOLFOX療法が、結腸がんに対する術後補助化学療法(アジュバ ント療法)の承認を取得しました。アジュバント療法は結腸がんの根治が期待される治療です。「エルプラッ また、平成25年には、 「カンプト」、「エルプラット」、「レボホリナート」等を併用するFOLFIRINOX療法 が、治癒切除不能な膵がんに対する効能追加の承認を取得し、治療選択肢が少ない膵がんの患者さんに、新 たな治療選択肢を提供できるようになりました。 平成27年11月には胃がんの術後補助化学療法に対する効能追加が承認されました(これらを合わせ、効能・ 効果は胃がんとなっています)。オキサリプラチンを含む治療法は、欧米では胃がん治療ガイドラインにおい て標準治療の一つに位置付けられています。日本で最も患者数の多いがんである胃がんにおいても、適正使 <カンプトおよびエルプラットの承認ならびに効能追加等の状況> カンプト 平成6年1月 小細胞肺がん、非小細胞肺がん、子宮頸がん、卵巣が んの適応で製造承認 エルプラット 平成6年4月 「カンプト注」発売 平成7年9月 胃がん、結腸・直腸がん、乳がん、皮膚有棘細胞がん、 悪性リンパ腫の効能追加 平成17年4月 「エルプラット注射用100mg」発売 平成20年3月 「カンプト点滴静注」へ販売名変更の承認 平成20年6月 「カンプト点滴静注」発売 平成21年8月 結腸がんにおける術後補助化学療法(アジュバント療 法)の効能追加 平成21年9月 進行・再発の結腸・直腸がんを効能・効果として、他の 抗悪性腫瘍剤との併用における用法・用量の追加承認 平成22年8月 「エルプラット点滴静注液50mg」 「エルプラット点滴 静注液100mg」の製造販売承認(エルプラット注射用 は販売終了) 平成23年11月 結腸がんにおける術後補助化学療法(アジュバント療 法)を効能・効果として、他の抗悪性腫瘍剤との併用 における用法・用量の追加承認 平成24年8月 「エルプラット点滴静注液200mg」の製造販売承認 平成25年12月 平成27年3月 治癒切除不能な進行・再発胃がんに対する効能追加(公 知申請) 平成27年11月 胃がんの術後補助化学療法に対する効能追加 なお、平成27年3月に承認された「治癒切除不能な進 行・再発の胃がん」と合わせ効能・効果は「胃がん」 となる 34 お客さま相談センター 小児悪性固形腫瘍の効能追加(公知申請) 「カンプト」 「エルプラット」 「レボホリナート」等を併用するFOLFIRINOX療法にて、治癒切除不能な(未 治療の)膵がんの効能追加 ヤクルトのCSR 平成25年3月 中央研究所の概要 「エルプラット注射用50mg」発売 医薬品事業の概要 平成21年1月 化粧品事業の概要 「レボホリナート」「フルオロウラシル」 の静脈内持続 投与法との併用において進行・再発の結腸・直腸がん の効能・効果として輸入承認 平成17年3月 国際事業の概要 年 月 食品事業の概要 用の推進に取り組み、患者さんや医療従事者に新たな治療選択肢を提供していきます。 プロバイオティクスと 保健機能食品 さらに、 「エルプラット」については、平成27年3月に治癒切除不能な進行・再発胃がんに対する効能追加が、 ヤクルトグループの概要 ト」は大腸がんの治療に貢献できる中心的な薬となっています。 ヤクルト本社の概要 が得られるようになっており、いずれの治療も結腸がんに対する標準的治療として、世界中で広く用いられ ヤクルトの歴史 大腸がんの化学療法において「カンプト」を含む多剤併用のFOLFIRI療法、「エルプラット」を含む (4)その他 日用雑貨品として、ヨウ素と有機酸および植物由来成分であるシクロデキストリンを主成分とした ウイルス・細菌除去、消臭スプレー「I(アイ)のチカラ」を平成22年から発売しています。 (5)医薬品の研究開発 医薬品開発研究分野においては、高齢社会の進展を踏まえ抗がん剤およびその周辺領域を中心に、研 究開発を進めています。 既存医薬品については、「エルプラット」の進行・再発胃がんの用法用量追加を目的とした比較第Ⅲ相 臨床試験を実施中です。 新薬パイプラインについては、PI3K/Akt阻害剤「ペリフォシン」の神経芽腫の第Ⅰ相臨床試験、 HDAC阻害剤「レスミノスタット」の肝臓がんの第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を実施中です。また、血小板増加 薬「NIP-022(当社開発コードはYHI-1501)」については健康成人に対する第Ⅰ相臨床試験を準備中です。 さらに、がん領域における抗体バイオ後続品の開発についても、他社との共同により計画を検討中です。 分 類 品 名 エルプラット点滴静注液50㎎、同100㎎、同200㎎ 抗悪性腫瘍剤 カンプト点滴静注40㎎、同100㎎ シスプラチン点滴静注10㎎「マルコ」、同25㎎、同50㎎ 医 療 用 医 薬 品 抗悪性腫瘍剤(チロシンキナーゼインヒビター) イマチニブ錠100㎎「ヤクルト」、同200㎎ 代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤 ゲムシタビン点滴静注用200㎎「ヤクルト」、同1g タキソイド系抗悪性腫瘍剤 ド セ タ キ セ ル 点 滴 静 注20 ㎎/1mL「ヤ ク ル ト」、 同80 ㎎ /4mL アロマターゼ阻害剤・閉経後乳癌治療剤 レトロゾール錠2.5㎎「ヤクルト」 副腎癌化学療法剤・副腎皮質ホルモン合成阻害剤 オペプリム 前立腺癌治療剤 フルタミド錠125「KN」 ゾレドロン酸点滴静注4㎎/5mL「ヤクルト」 骨吸収抑制剤 ゾレドロン酸点滴静注4㎎/100mLバッグ「ヤクルト」 5-HT₃受容体拮抗型制吐剤 シンセロン錠8㎎ 遺伝子組換えヒトG-CSF誘導体製剤 ノイアップ注25、同50、同100、同250 活性型葉酸製剤 レボホリナート点滴静注用25㎎「ヤクルト」、同100㎎ 乳酸菌製剤 ビオラクチス散 ボルビックス注 高カロリー輸液用微量元素製剤 ボルビサール注 乳糖分解酵素製剤 オリザチーム顆粒 高度管理医療機器 血管内塞栓促進用補綴材 スフェレックス 医療用医薬品原薬 抗腫瘍性植物成分 カンプト 一 便秘薬 アロエ便秘薬 般 用 薬 品 指定医薬部外品 ビフィズス菌・乳酸菌製剤 日 除菌・消臭剤 用 雑 貨 品 ヤクルトBL整腸薬 ヤクルトBL整腸薬S錠 I(アイ)のチカラ 35 分 医 薬 原 料 類 用 酵 素 化 酵 素 剤 植 物 プ ロ ト プ ラ ス ト 調 製 植 物 葉 肉 の 単 細 胞 化 動 物 細 胞 分 離 分 散 粗 飼 料 消 化 率 測 定 遺 伝 子 操 作 ビ フ ィズ ス 菌 数 測 定 用 野 菜 ・ 果 品 加 工 用 酵 汁 菓 調 味 イ ダ 工 清 澄 ン ・ 製 パ 料 ン 製 造 食 品 用※2 飼 料 - 用 食品事業の概要 ガ ラ ク ト オ リ ゴ 糖 コ 加 醸 造 素 製 フ 実 プロバイオティクスと 保健機能食品 食 果 ヤクルトグループの概要 野 菜・ 果 実・ 穀 類 加 工 名 パンセラーゼSS、パンプロシンSS パンクレアチン6倍品腸溶顆粒 セルラーゼ“オノズカ”R-10、RS マセロチームR-10 コラゲナーゼヤクルト セルラーゼ“オノズカ”FA 飼料分析用 pHYマーカー TOSプロピオン酸寒天培地 セルラーゼ“オノズカ”3S セルラーゼY-NC マセロチームA マセレイティングエンザイムY ペクチナーゼSS、3S、HL ユニアーゼK、2K、S、30、60F、BM-8 パンセラーゼBR パンチダーゼP リリパーゼA-10D ユニアーゼL プロテアーゼYP-SS パンチダーゼNP-2、MP アロアーゼAP-10、XA-10、NP-10 オリゴメイト55N、55NP オリゴメイトS-HP(特定保健用食品) 飼料用ガラクトオリゴ糖 ヤクルトフコイダン ヤクルト本社の概要 試 薬 ※1 消 品 ヤクルトの歴史 <ヤクルト薬品工業㈱取扱い商品> <医薬品売上高> (単位:百万円) 績 平成28年3月期 前 年 比(%) 実 績 前 年 比(%) 1,695 80.4 1,450 85.6 カ ン プ ト(海 外) 302 83.9 106 35.1 計 1,997 80.9 1,556 77.9 エ ル プ ラ ッ ト 23,933 90.9 24,896 104.0 ゲ ム シ タ ビ ン 2,477 99.4 3,271 132.1 4,152 102.9 5,089 122.6 32,560 92.2 34,813 106.9 カ ン プ ト そ の 他 医 薬 品 合 計 人 数 平成26年3月末 平成27年3月末 平成28年3月末 183名 183名 171名 中央研究所の概要 <MRの人数> 医薬品事業の概要 カ ン プ ト(国 内) 化粧品事業の概要 平成27年3月期 実 国際事業の概要 ※1 試 薬用酵素等は、日本をはじめアメリカやヨーロッパなど世界各地で、バイオテクノロジーの研究分野(プロトプラストの調製・細胞 融合・遺伝子操作など)において役立っています。 ※2「オリゴメイト」は、ガラクトオリゴ糖を主成分とし、ビフィズス菌と乳酸桿菌の増殖能力が強く、かつ低カロリー 、難う蝕性、低甘味 などの性質を兼ね備えた新しい食品素材です。 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 36 9.中央研究所の概要 (1)設 立 昭和30年4月 (2)所 長 石 川 文 保 (3)所 員 約300名 (4)研究内容 当研究所では、予防医学的見地から人の健康の維持・増進に役立つ食品・医薬品・化粧品の素材開発 と利用の研究を行っています。 食品分野では、生体の高次の調節機構を維持・増進させる「機能をもった素材」の開発研究に力を入 れています。 医薬品分野では、抗がん剤やその関連薬剤等の開発研究を、また、化粧品分野では皮膚科学に基づく 安全性の高い有効な素材の開発研究を行っています。 これらの素材開発に必要な基盤となる微生物学・栄養学・生理学・免疫学・生化学・生物工学・有機 化学・発酵工学・天然物化学・薬学・分析化学等の知識・技術の導入に積極的に取り組んでいます。 <最近の主な研究成果> 発 表 年 ※過去の研究成果一覧については研究所HPをご覧下さい。 (http://institute.yakult.co.jp/) 研 究 成 果 平成11年(1999) ○ビフィズス菌発酵乳の飲用による焼肉摂取後の変異原活性の上昇抑制効果を健康成人で実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の習慣的飲用による膀胱がんの発がんリスク低減効果を検証 ○PCR法を用いた培養を伴わない腸内フローラ解析法を開発 平成12年(2000) ○ビフィズス菌発酵乳の飲用による潰瘍性大腸炎の再発予防効果を実証 ○L.カゼイ・シロタ株、B.ブレーベ・ヤクルト株、ガラクトオリゴ糖の併用投与による重症小児患者 の腸内フローラ、腸機能改善効果を実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用による免疫機能(NK活性)維持効果を実証 平成13年(2001) ○大腸がん自然発症モデルマウスを開発し、大腸発がんへの腸内フローラの関与を確認 ○大豆ビフィズス菌発酵エキスの皮膚のヒアルロン酸産生亢進作用を確認 ○DNAプライマーを利用した培養を伴わない「腸内フローラ自動解析システム」を開発 平成14年(2002) ○L.カゼイ・シロタ株の継続飲用による大腸がんの発がんリスク低減作用を臨床試験により解明 ○L.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤクルト株ゲノムの全塩基配列を解読 ○クローン病自然発症モデルマウスを開発し、クローン病発症への腸内フローラ関与を確認 平成15年(2003) ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用による免疫機能(NK活性)の維持効果をNK活性の低 下した喫煙者で実証 ○フコイダン含有茶の胃不定愁訴改善効果およびピロリ菌低減効果を実証 ○サ ルモネラ菌感染モデルマウスにてL.カゼイ・シロタ株の感染防御作用には生菌である必要性を 確認 ○クルイベロマイセス属酵母菌体の血清コレステロール低減効果を健康成人で実証 平成16年(2004) ○γ-アミノ酪酸(GABA)を含有する発酵乳の血圧改善効果を正常高値血圧者で実証 ○ガラクトオリゴ糖によるヒト腸内ビフィズス菌の増加作用を、新規に確立したビフィズス菌解析法 (多重染色FISH法)により実証 ○手術後の胆道がん患者へのシンバイオティクス投与(L.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤク ルト株+ガラクトオリゴ糖)による腸内環境改善効果、手術後の感染性合併症予防効果を実証 平成17年(2005) ○手術前のL.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料、ガラクトオリゴ糖を含むビフィズス菌発酵乳、ガ ラクトオリゴ糖の飲用は、胆道がん患者の手術前後における免疫機能を高め、手術後のシンバイオ ティクス投与による腸内環境改善効果、感染性合併症予防効果をさらに高めることを実証 ○ビフィズス菌発酵乳の飲用による潰瘍性大腸炎の治療効果を活動期の潰瘍性大腸炎患者で検証 ○硝化細菌を測定するキット「イムノラテックス スピラくん」を開発 平成18年(2006) ○アヤムラサキ搾汁100%ジュースの肝機能改善効果を肝機能マーカーが高めの健常人で実証 ○B.ビフィダム YIT 10347を含む乳酸菌飲料によるピロリ菌の活性抑制効果、胃粘膜の炎症抑制効 果、および胃の不定愁訴の改善効果を健常人で実証 ○B.ビフィダム・ヤクルト株ゲノムの全塩基配列を解読 37 表 年 研 究 成 果 平成24年(2012) ○シンバイオティクス投与(L.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤクルト株+ガラクトオリゴ糖) が、肺炎等の院内感染を引き起こす緑膿菌の数を減少させることを長期人工呼吸器患者で実証 ○「YIF-SCAN®」による抗菌薬関連下痢症原因菌の高感度かつ高精度に定量する方法を開発し、健 常成人の腸内に同原因菌が常在することを確認 ○新生児の腸内に定着するビフィズス菌および乳酸桿菌が、母乳ではなく母親の腸内および産道内か ら伝播することを解明 平成25年(2013) ○L.カゼイ・シロタ株の習慣的摂取による乳がん発症リスクの低減を疫学研究で実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用が、胃切除手術後の後遺症である便通異常の改善に役 立つことを実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用による肝機能改善効果をアルコール性肝硬変患者で実証 平成26年(2014) ○日本人2型糖尿病患者の腸内フローラの乱れを検証し、腸内環境の改善が疾病の治療に役立つ可能 性を確認 ○「YIF-SCAN®」を用いて、当社プロバイオティクスを摂取する機会の多いヤクルトレディの腸内 環境が良好であることを実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用が、出産後間もない産褥期の女性の便秘症状および痔 の発症を軽減することを実証 ○ラクトバチルス プランタルム YIT 0132 による発酵果汁の飲用が、スギ花粉飛散に伴う症状の悪 化を抑えQOLの向上に役立つことを実証 ○B.ビフィダム YIT 10347を含む乳酸菌飲料の飲用が、機能性消化管障害患者の消化器症状および 心理症状を改善し、一般成人の胃の不快症状を改善することを確認 平成27年(2015) ○腸内細菌による免疫細胞Th17の誘導メカニズムを解明し、同誘導に関わるヒト腸内細菌20種類を 同定 ○ラクトバチルス プランタルム YIT 0132 発酵果汁の飲用が、アトピー性皮膚炎患者の症状改善お よびQOL向上に役立ち、アレルギー性疾患に関わる免疫指標を改善することを確認 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の継続飲用が、健常小児の腸内フローラや腸内環境を改善 し、健康の維持・増進に役立つ可能性を確認 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の継続飲用が、高齢者施設入所者の腸内フローラや腸内環 境を改善し、感染症リスク低減およびQOL向上に役立つ可能性を確認 38 お客さま相談センター ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用による便性状改善効果をベルギーの健常成人で実証 ○前立腺がんの予防効果が期待されているエコールを作り出す腸内細菌を発見し、日本の成人での検 出率、エコール産生に関わる酵素を解明 ○新生児のビフィズス菌は、妊娠中の母親の腸内から伝播することを世界で初めて証明 ○硬変肝切除手術患者に対するシンバイオティクス投与(L.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤ クルト株+ガラクトオリゴ糖)が、肝切除後の腸管機能の低下および感染性合併症の発症抑制に有 効であることを実証 ヤクルトのCSR 平成23年(2011) 中央研究所の概要 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用による急性下痢症の発症予防効果をインド・コルカタ 市の小児で実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の継続飲用が、スポーツ選手の上気道感染症の発症を低減す ることを実証 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の継続飲用が、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎に伴 う発熱症状を軽減することを介護老人施設の高齢者で実証 ○ガラクトオリゴ糖を含むB.ブレーベ・ヤクルト株発酵乳の継続的飲用が、季節性の肌の乾燥を抑制 し、角層細胞形態を正常化することを健常女性で実証 医薬品事業の概要 平成22年(2010) 化粧品事業の概要 ○B.ブレーベ・ヤクルト株の飲用による過敏性腸症候群患者の症状改善効果を実証 ○腸内に定着しているセグメント細菌が免疫細胞であるTh17細胞の分化を誘導することをマウスに て実証 ○当社で開発した「TOSプロピオン酸寒天培地」に抗生物質ムピロシンを加えた培地が、ビフィズ ス菌数標準測定法の公定培地に採用 ○「YIF-SCAN®」を用いて、迅速かつ高感度に血液中の細菌を測定し、臨床診断に応用できること を実証 国際事業の概要 平成21年(2009) 食品事業の概要 ○L.カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料の飲用により、潰瘍性大腸炎の症状が改善される可能性をパ イロット試験で確認 ○L.カゼイ・シロタ株特有の細胞壁構造がマクロファージを効果的に刺激し、免疫機能(NK活性) を高める働きのあるIL-12(インターロイキン-12)産生を強く誘導することを解明 ○「YIF-SCAN®」を用いて、乳児のビフィズス菌フローラの形成過程を解明 ○健常人の糞便から下痢などの有害作用を有するコハク酸を除去できる菌を含む、4つの新菌種の分 離培養に成功し、国際機関に登録 プロバイオティクスと 保健機能食品 平成20年(2008) ヤクルトグループの概要 ○腸 内細菌のDNAだけでなくRNAも解析対象とすることにより、これまでよりも格段に高い検出 感度で腸内細菌を定量できる最新鋭腸内フローラ解析システム「YIF-SCAN®:Yakult Intestinal Flora SCAN」が完成 ○全身性炎症反応症候群(SIRS)患者へのシンバイオティクス投与(L.カゼイ・シロタ株およびB.ブ レーベ・ヤクルト株+ガラクトオリゴ糖)の適用による腸内環境改善効果、感染性合併症予防効果 を実証 ヤクルト本社の概要 平成19年(2007) ヤクルトの歴史 発 (5)組 織 <事務部> 研究所運営上の事務全般・施設管理全般、および食堂の運営管理に関する業務を行っています。 <研究管理センター> 研究戦略を策定し、国内外の学術活動の調整・推進を行っています。また、研究所における効率的か つ生産性の高い研究活動の実施環境を整え、その推進を支援し、研究広報戦略に基づき所外他部署と連 携して営業活動の学術面からの支援を行っています。 <信頼性保証室> 研究所における各種基準適合性確認への対応、ならびに試験・研究業務・研究データの信頼性保証に 関する業務を行っています。 <基盤研究所> 腸内フローラと健康のかかわりを研究し、健腸長寿の概念を科学的に立証して、当社製品の科学的根 拠ならびに予防医学における価値を明らかにする業務を行っています。 <微生物研究所> 製造用菌株の種菌製造・育種および発酵技術の開発を行っています。有用微生物の収集と機能解析を 行い、製品開発への応用を目指した新たな生理機能を有する微生物の発掘を行っています。 <安全性研究所> 食品・医薬品・化粧品の開発にかかわる安全性試験研究の実施、ならびに基礎研究および食品・医薬品・ 化粧品の開発研究にかかわるサポートとバックアップを行っています。 <食品研究所> 基礎研究の成果や当社独自の研究資産を利用するとともに、新規素材の探索、有効性や栄養機能の評 価、生物工学的技術の応用を通して、健康やQOL向上に寄与できる付加価値の高い新規機能性食品の開 発研究を行っています。 <医薬品研究所> 当社独自のがんに関する理論に基づき、付加価値の高い新規医薬品を創薬するとともに、幅広く導入 医薬品候補の評価を行っています。 <化粧品研究所> 皮膚科学の基盤研究と発酵技術に基づき、有用な皮膚生理活性物質を探索しています。有効性の検証 や乳化系への配合等の技術的研究を通して、新規化粧品の開発研究を行っています。 <分析試験研究所> 研究開発の基盤となる各種分析技術の開発研究と、その利用に基づく食品の安全性の確認・保証、環 境状況の分析、水処理システムの普及、各種微生物の解析等の研究を行っています。 <新しいヤクルト中央研究所> ヤクルト中央研究所は、研究開発力の強化を目的に、2006年から2010年にかけて「食品研究棟」などを 新設しました。2012年からは、4つの研究棟(研究管理棟、基礎研究棟、医薬品・化粧品研究棟、品質・技 術開発棟)の新設工事と、最新鋭の研究機器・設備の設置、研究環境の整備を行い、2016年4月15日に新 しいヤクルト中央研究所が完成しました。 【新たな研究棟概要】 ■研究管理棟(事務部・研究管理センター・信頼性保証室を配置) 研究所全体の統括・管理を担う総務・研究管理部門が使用する建物です。 国際的な研究発表の場としての「国際会議場」や、創始者・代田 稔の業績とその歩みを展示する「代 田記念館」など、“見せる”施設を併設しています。 ■基礎研究棟(基盤研究所・微生物研究所・安全性研究所を配置) 中央研究所のスタート時から一貫して取り組んでいる腸内フローラと健康の関わりや「健腸長寿」の 概念を科学的に立証する研究を行うとともに、プロバイオティクス製品のもととなる種菌の製造・育種 を行う機能を有しています。同時に様々な微生物の収集と機能解析を行い、新たな生理機能を有する有 用微生物を発掘する役割を担います。さらに、GLP基準に適合した安全性試験研究を行う機能を兼ね 備えています。 39 有用微生物など機能性食品素材の探索および有効性を評価し、乳酸菌を利用した発酵技術など生物工 学的技術の応用研究を行います。食品素材から商品化までの一貫した研究開発機能を有し、商品発売後 のフォローならびに国内外工場への技術支援機能も担っています。 新規抗がん剤、副作用を伴わない抗がん剤等の医薬品の開発研究や、乳酸菌などの有用微生物を利用 したヤクルト独自の機能性化粧品の開発研究を行う設備等を設けています。また、分析事業やヤクルト の容器を利用した「ヤクルトA&G水浄化システム」の技術支援を行う分析センターを併置しています。 ■品質・技術開発棟 <宇宙におけるJAXAとの共同研究> した共同研究を、平成26年4月から開始することに合意しました。これは、ISSに長期滞在する宇宙飛行 士を対象に、プロバイオティクス(乳酸菌 シロタ株)の継続摂取による免疫機能および腸内環境に及ぼす効 果の科学的検証を目標とするものです。この研究成果を来るべき宇宙探査時代における宇宙飛行士の健康維 (Technologiepark 4, 9052 Gent-Zwijnaarde, Belgium) (4)研究内容 (プロバイオティクス)飲用による腸内フローラや腸管機能に対する効果について研究を行っています。 化粧品事業の概要 世界トップレベルである当社の腸内フローラ研究技術を駆使し、ヨーロッパ人に対する当社乳製品 国際事業の概要 <ヤクルト本社ヨーロッパ研究所> (1)設 立 平成17年5月 (2)所 長 澤 田 治 司 (3)所 在 地 ベルギー王国ゲント市内サイエンスパーク内研究施設 食品事業の概要 持や、宇宙環境におけるプロバイオティクスの効果に関する研究の更なる発展につなげることを目指します。 プロバイオティクスと 保健機能食品 当社と国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)を利用 ヤクルトグループの概要 主に食品素材開発研究に関わる技術開発のためのプラント室を備えるとともに、関連会社のヤクルト 薬品工業株式会社の本社機能と品質管理機能を有する施設です。 ヤクルト本社の概要 ■医薬品・化粧品研究棟(医薬品研究所・化粧品研究所・分析試験研究所を配置) ヤクルトの歴史 ■食品研究棟(食品研究所を配置) 医薬品事業の概要 中央研究所の概要 ヤクルトのCSR お客さま相談センター 40 10.ヤクルトのCSR 当社は「私たちヤクルトグループは、企業理念に基づいた企業活動を通じて、グループを取り巻くすべて のステークホルダーから信頼されるよう努力し、共生していきます。」というCSR基本方針を掲げています。 この方針に沿って、国内ヤクルトグループ約140社では、科学技術の促進協力活動、地域社会活動および健 康情報の提供等の社会活動を行っています。 また広報室CSR推進室では、これらの活動を一部抜粋して、ヤクルトCSRレポート(平成26年度発行分ま では社会環境レポート)にも掲載し広報しています。 (1)科学技術の促進協力活動 名 称 内 容 腸内フローラシンポジウム 腸内フローラを主体としたバイオサイエンスに関する普及・啓発を目的に 開催しているシンポジウムです。(公財)ヤクルト・バイオサイエンス研究財 団が主催しています。 ヤクルト本社は第1回から運営に協力しています。 乳 昭和43年から56年にかけて、腸内微生物に関する研究に従事している先生 方が組織した「乳酸菌研究会」の趣旨に賛同し、以後、この研究会を全面的 に支援すると共に、毎年大学をはじめとする研究機関の会員(91名:平成27 年度)へ研究協力しています。 全国8地区(北海道、東北、中部、東海、北陸、近畿、中四国、九州)の 研究会の運営は、各地区の会員から互選された会長を中心に自主運営されて おり、年1回、総会・研究発表会を行い交流を図っています。 酸 菌 研 究 会 (2)地域社会活動 名 称 内 容 愛 の 訪 問 活 動 ・契約自治体数 138か所 ・対象高齢者数 43,907人 ・実施販売会社数 58社 ・実施ヤクルトレディ数 3,229人 (平成28年3月末日現在) ヤクルトレディがヤクルト商品をお届けしながら一人暮らしの高齢者の安 否を確認したり、話し相手になるという活動を、昭和47年から行っています。 これは、福島県郡山市のヤクルトレディが自分の担当する地域の中で、一人 暮しの高齢者が誰にも看取られずに亡くなった話に心を痛め、一人暮らしの 高齢者に自費でヤクルトを配るという自発的な行為から始まりました。 この活動に販売会社および民生委員等が共鳴し、さらに自治体をも動かし て、全国に活動の輪が広がっていきました。 「愛の訪問活動」は、普段、誰と もあまり会話を交わすことのない高齢者たちを励まし、高齢者たちにとって 大きな支えとなっています。 また、この活動はボランティア関係者、行政の福祉担当者からも非常に高 い評価を受け、平成3年には、 (財)経済広報センターより「優秀企業広報特 別賞」を、平成6年には、ボランティア功労者として「厚生大臣表彰」を受 賞しています。 ヤクルトレディによる 地域の見守り・防犯協力活動 ・実施販売会社数 101社 ・実施センター数 1,787か所 ・実施ヤクルトレディ数 24,470人 (平成28年3月末日現在) 担当地域に毎日商品をお届けしているヤクルトレディは、担当地域をくま なく訪問することから、各地の自治体、警察などと連携して、地域の見守り、 安全・安心へのお手伝いをしています。お届け時の高齢者の見守りや、お届 け資材に防犯ステッカー等を貼付して、各エリアを回るヤクルトレディによ るこの活動は、地元にもしっかりなじみ、地域との深い絆を築いています。 41 内 容 工 場 見 学 ・見学受入工場数 11工場 ・見学者数 約21.5万人 (平成27年度実績) 工場見学を通して、ヤクルトグループの企業姿勢やヤクルト商品を知って いただきます。 Newヤクルトやジョア、ミルミルなどの乳製品、化粧品の製造工程の見学 やビデオ上映、試飲などが楽しめます。 また、小学生の社会科見学にも活用されています。 工 場 祭 ・開催工場数 9工場 ・参加者数 約2.3万人 (平成27年度実績) 地域住民および社員の家族を招き、工場と地域社会との親睦を深めること を目的としています。 工場見学、試飲、模擬店、映画上映等の催し物を通して、地域住民との交 流を図っています。 出 前 授 業 ・実施回数 約2,800回 ・受講者数 約19万人 (平成27年度実績) 主に小学生を対象に、学校等に出向いて「早寝、早起き、朝ごはん、朝う んち」をテーマに、出前授業を実施しています。食べ物の栄養分を吸収する 腸の大切さや、腸内細菌の働きを解説し、よいうんちを出すための生活習慣 についてわかりやすくお伝えしています。健康のために、正しい食生活・生 活習慣を身につけてもらうことを目指して活動しています。 ヤクルトの出前授業は平成26年度「青少年の体験活動推進企業表彰」 (主催: 文部科学省)において審査委員会奨励賞を受賞しました。 (3)健康情報の提供 ①刊行物 内 容 ル シ ス ト ( 定 期 刊 行 物 ) 「生命科学」や「健康」をテーマとした情報誌。昭和51年創刊。平成23年 から年1回英語版も発行。 隔月刊、発行部数約54,000部。 (変形B6判、平均150ページの健康図書) ・健康寿命を延ばす ・「早く老いる人」の食習慣 ・菌の図鑑 ・がんから身を守る予防と検診 名 称 内 容 ヤクルト健康 ビデオライブラリー 健康に関するビデオを各支店に常備し、地域で行われる講演会や研修会の視 聴覚教材として貸し出しています。 42 お客さま相談センター ②視聴覚資材 ヤクルトのCSR ・糖尿病発症の予防は生活習慣の改善から ・ちょっと気になる体の異常 ・続・ちょっと気になる体の異常 ・ちょっと気になる体の異常 PART3 ・がんで死なないために ・続・がんで死なないために ・ミクロの住人たち ・やさしい免疫のはなし ・プロバイオティクスの世界 ・ 「が ん を 知 る」 が ん 発 生 の メ カ ニ ズ ム と 予防の重要性 ・ストップ・ザ・メタボリックシンドローム 中央研究所の概要 ヤクルト健康シリーズ 医薬品事業の概要 ヘ 名 称 化粧品事業の概要 競技スポーツとしても楽しめる、生涯スポーツ「バウンドテニス」の普及 に協力しています。全日本選手権大会、シニア対象のゴールド大会、全国9 ブロックの選手権大会・親善交流大会、47の都道府県大会に協賛しています。 その他、指導者研修会の開催などにも協力しています。 国際事業の概要 バウンドテニスの普及に協力 および協賛 食品事業の概要 プロ野球選手との交流を通して正しい練習法や技術の習得、運動の楽しさ、 健康のすばらしさを知ってもらおうと昭和51年から始めています。 例年11月の土・日曜、祝日に全国各地で中学生までの少年野球チームを対 象に行っています。 プロバイオティクスと 保健機能食品 東京ヤクルトスワローズ野球教室 ・開催会場数 10か所 ・参加者数 1,330人 (平成27年度実績) ヤクルトグループの概要 世界保健デーは、1948年(昭和23年)4月7日にWHO(世界保健機関) が創立され、憲章が発効した日を記念して設けられました。その世界保健デー を記念して毎年4月7日に健康づくりを積極的に推進するという趣旨で、昭 和55年から開催している公開講演会です。また各支店においても、この催し を各都道府県の栄養士会とタイアップして実施しています。 主催: (公社)日本栄養士会 後援:厚生労働省・(公社)日本医師会等 協力:㈱ヤクルト本社 ヤクルト本社の概要 健康づくり提唱のつどい ヤクルトの歴史 名 称 <ヤクルト制作の主なビデオ> 名 称 内 容 プロバイオティクス(L.カゼイ・シロタ株とB.ブレーベ・ヤクルト株)にオ リゴ糖を組み合わせたシンバイオティクス療法によって、胆道がん手術後の深 刻な感染症を防ぐ。その医療現場をドキュメンタリーとして描く。18分。 (平成17年) 生命のパスワード フルCG(コンピューターグラフィックス)映像による科学アニメーション ビデオ。 「プロバイオティクス」「免疫調節」、また「予防医学」を内容に盛り 込み、当社の乳酸菌とその働きを紹介。ハイグレードな映像とともに大人の 方にも楽しんでいただける作品。18分。 (平成17年) ド ク タ ー 探 偵 五 代 真 之 介 の 事 件 簿 「L.カゼイ・シロタ株」が、食中毒菌(サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌)を駆 「食 中 毒 に か か ら な か った 男」 逐する実写映像を効果的に取り入れた、サスペンスドラマ仕立ての作品。楽 しくわかりやすく「L.カゼイ・シロタ株」の働きを紹介。11分。 (平成18年) 大 腸 が ん で 死 な せ な い 健保連大阪中央病院・石川秀樹先生が国家プロジェクトの一環として行った、 ─ 医 師・石 川 秀 樹 の 挑 戦 ─ 9年におよぶ大腸がん臨床試験を通じ、そこで用いられた「L.カゼイ・シロタ 株」の有効性・有用性ならびに安全性を、ドキュメンタリーとして紹介。21分。 (平成19年) ビフィズス菌の科学 ビフィズス菌の基本的な性質(酸素を嫌う、酢酸を作る等)の解説とB.ブレー ─ 健康を守るビフィズス菌 ベ・ヤクルト株が腸管出血性大腸菌O157を、B.ビフィダム・ヤクルト株がピ ヤクルト株の働き ─ ロリ菌を攻撃する様子を映像化した作品。ヤクルトのビフィズス菌の科学性 について理解を深めることができます。16分。 (平成19年) ライフサイエンスの夢 ヤクルトの創始者である医学博士・代田 稔の生誕100年を記念し、制作した ─ 代 田 稔 博 士 生 誕 110 年 ─ ビデオを改訂。最新の情報を加え、生誕110年に合わせた内容で制作。博士の 足跡、業績を微生物学の世界的視野の中で解説。16分。(日本語版・英語版) (平成21年) 小 さ な ヒ ー ロ ー 食育やおなかの仕組みを盛り込みながら、乳酸菌の働きや微生物の世界を楽 しくわかりやすく伝える科学アニメビデオ。「ヤックン」「ビッフィー」がお なかの中で大活躍します。13分。 (平成21年) ビフィズス菌の有用性を様々な角度から紹介。医療現場で用いられるB.ブレー 生命を育むビフィズス菌 ─ 医 師 た ち の 証 言 ─ ベ・ヤクルト株の有効性、安全性、今後の可能性等を解説。22分。 (平成22年) ヤクルトの創始者である医学博士・代田 稔の想いとヤクルト誕生ストーリー、 ヤクルト ─ こ の 1本 に 込 め ら れ た 想 い ─ そして乳酸菌 シロタ株の健康効果、さらに「代田イズム」が受け継がれるヤ クルト企業の「今」を、研究開発、製造、お届けの三つの側面から紹介します。 12分。 (平成23年) 乳酸菌 シロタ株の最新の知見として、上気道感染症、小児急性下痢症に対す 乳酸菌 シロタ株 ─ その最新の感染予防について ─ る有用な効果を紹介。18分。(日本語版・英語版) (平成23年) 腸内フローラ 「腸内フローラ」の神秘、そして健康との関わりについて異なる分野の5名 ─ そ の 神 秘 な る 世 界 ─ の専門家がそれぞれの立場から解説。併せて乳酸菌やビフィズス菌の摂取が 健康な生活を送るために大切であることを訴求します。13分。 (平成25年) • ヤックン誕生 ヤクルトの創始者である医学博士・代田 稔が、乳酸菌 シロタ株を誕生させた • ヤクルトのできるまで 物語(7分)、および工場でのヤクルト製造の様子(4分)を「ヤックン」が 紹介するアニメビデオ。 (平成26年) ビフィズス菌の神秘と大切さをホームドラマ形式で紹介。赤ちゃんから高齢 ビフィズス菌 ─ 愛 に あ ふ れ た プ レ ゼ ン ト ─ 者まで生涯にわたってビフィズス菌が健康をサポートすることを解説。17分。 (平成26年) ヤクルトのサイエンスへの熱き想いを伝えるとともに、その想いを具現化す 科学する ─ 新たなるヤクルト中央研究所の るヤクルト中央研究所の新たな研究施設の拡充と、研究体制の強化などを紹 旅立ち ─ 介。8分。 (平成28年) シンバイオティクス療法の試み 43 当社では、地球環境問題に対処するため、平成3年に環境対策を担当する組織を整備しました。そし て平成9年には、地球環境の保全を「社会と共生する経営」の最重要課題の一つに位置付けた「ヤクル ト環境基本方針」を制定して、環境関連の法令の遵守はもとより、製品の設計から生産、流通のそれぞ ヤクルト容器をろ材として利用した水浄化システムの普及など環境負荷の低減に多角的に取り組んでい ます。 さらに、環境経営の強化を図るため、平成12年に環境対策組織をグループ企業全社に拡大するととも 取得に向けて準備を進めている岡山和気ヤクルト工場を除くグループの生産部門のある事業所では既に ISO14001の認証取得を完了しています。平成17年度からは販売会社における認証取得に対する支援活 動を開始し、その目的・目標の実現、達成へ向けて、鋭意努力しています。 慮型経営をより明確に公知しました。 平成24年には、当社の環境対策への取り組みについて、10年後の姿を明確にする長期エコビジョン 「ヤクルト サステナブル・エコロジー2020」を策定しました。これは、ヤクルトグループ全体として、 を図りながら、持続可能な社会の形成を目指していくものです。 これらを着実に実施するため、3年間を一つの期間とする「環境行動計画」を策定し、進捗管理を図っ ています。 のオフィシャルスポンサー契約とともに、長野県および同県信濃町が推進する「森林(もり)の里親契約」 とを合わせて締結し、森林保護活動への支援を行うこととしました。 相談センター」を開設し、あわせてフリーダイヤル(料金着信払い)を導入しています。 このセンターでは、電話・メール(平成27年4月に機能追加)・手紙等で寄せられるご質問等にお答えす る一方、そのご意見を社業に反映させ、つねに品質の良い商品と真心こめたサービスをお届けするよう努め ています。 イ イ ヤ ク ル ト 70120-11-8960 受付時間9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始を除く) ヤ ク ル ト 大 代 表 TEL 03(3574)8960 ホームページアドレス URL http://www.yakult.co.jp ヤクルトのCSR ●当社(本店)の電話番号・URL 中央研究所の概要 ●お客さま相談センターのフリーダイヤル番号(全国共通) 医薬品事業の概要 当社では、平成2年6月からお客さまや外部の方々のご質問やご相談にお答えする窓口として「お客さま 化粧品事業の概要 11.お客さま相談センター 国際事業の概要 なお、自然環境の保全については、平成24年10月に「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森」と 食品事業の概要 低炭素社会の実現、資源の有効活用、生物多様性の保全と活用に取り組み、ステークホルダーとの共生 プロバイオティクスと 保健機能食品 また、平成18年6月には「人も地球も健康に」をコーポレートスローガンとして掲げ、当社の環境配 ヤクルトグループの概要 に、環境マネジメントシステムの構築に取り組み、中央研究所分析試験研究所や本社全工場をはじめ、 ヤクルト本社の概要 れの段階において廃棄物や地球温暖化ガスの排出抑制に努め、再生資源の利用やグリーン購入の推進、 ヤクルトの歴史 (4)環境保全活動 お客さま相談センター 44 ユニバーサルデザイン (UD) の 考えに基づいた見やすいデザインの 文字を採用しています。 発行 広報室 〒105-8660 東京都港区東新橋1-1-19 TEL 03 (3574) 8920
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