平成25年度第2回9高専連携事業海外渡航報告会 日 時:平成26年4月24日(木) 14:10~16:45 平成26年5月14日(水) 14:10~16:55 場 所: 久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター 2F 地域連携多目的室 有明工業高等専門学校 管理棟1階 多目的室 北九州工業高等専門学校 佐世保工業高等専門学校 管理棟2F 大会議室 熊本高等専門学校(熊本キャンパス)管理棟2F 中会議室 熊本高等専門学校(八代キャンパス)管理棟2F 会議室B 大分工業高等専門学校 都城工業高等専門学校 図書館2階 第一会議室 鹿児島工業高等専門学校 管理棟2F 大会議室 沖縄工業高等専門学校 メディア棟2F 大会議室 ※高専間連携教育支援システム(テレビ会議システム)使用 会 次 第 1. 開 会 2. 開会挨拶 3. 報告会 鹿児島工業高等専門学校 校長 丁子 哲治 平成25年度第2回9高専連携事業に係る海外渡航報告会日程 計16発表 1 *敬称略 報告者 時間 14:10-14:25 報告 金城 伊智子 H26.5.9 【追加・修正】 期間・プロジェクト及び訪問機関 ページ 所属 相互交流プログラム研究(シンガポール)(9/49/19/'13) テマセクポリテクニック、ナンヤンポリテクニック、 金城(沖縄) 沖縄 P. 1 14:25-14:30 質疑応答 2 14:30-14:45 報告 大谷 浩 北九州 調査・打合せ訪問(インドネシア)(10/29-11/1/'13) ガジャマダ大学(UGM), 塚本、大谷、油谷、寺井、安信(北九州)、須田(佐 世保) P. 5 14:45-14:50 質疑応答 3 14:50-15:05 報告 寺井 久宣 北九州 MOU締結式(インドネシア)(2/5-2/8/'14) ガジャマダ大学 福島(有明)、塚本、寺井(北九州)、中尾(佐世 保)、長谷川、下塩(熊本) P. 6 15:05-15:10 質疑応答 第1回 平成26年 4月24日 (木) 1/2 終了 4 15:10-15:25 報告 植村 眞一郎 鹿児島 MOU締結式(マレーシア)(2/5-2/8/'14) ペトロナス工科大学 赤坂、植村(鹿児島)、桑原(都城)、伊東(沖縄)、 メイ(北九州) P. 10 15:25-15:30 質疑応答 5 15:30-15:45 報告 島川 学 熊本 15:45-15:50 質疑応答 15:50-16:00 6 16:00-16:10 報告 プログラミングチャレンジ(シンガポール)(3/93/18/'14) リパブリックポリテクニク 【引率教職員】 島川、大隅(熊本) 井山(八代)、野中(大分) 休憩 門口 礼 久留米 UTPにおける学生交流(マレーシア)(3/93/14/'14) ペトロナス工科大学 【学生代表発表】 P. 18 16:10-16:15 質疑応答 7 16:15-16:25 報告 平川 晃希 プログラミングチャレンジ(シンガポール)(3/93/18/'14) リパブリックポリテクニック 【学生代表発表】 熊本 16:30-16:40 報告 16:40-16:45 質疑応答 9 14:10-14:25 報告 道園 達也 渡辺 勇樹 若田 健眞 大木 正明 インターンシップ(台湾)(3/3-3/14/'14) 平田機工 【引率教員】道園(八代) 【学生発表】 熊本 14:30-14:45 報告 大分 P. 23 入江 博樹 ISTS2013(香港)(11/19-11/23/'13) IVE、青衣キャンパス 引率、セッションチェア、建設学科教員との交流 入江、磯田(熊本) 熊本 P. 24 14:45-14:50 質疑応答 11 14:50-15:05 報告 磯田 節子 視察、調査、打合せ(マレーシア)(11/2611/30/'13) Teknologi Malaysia 熊本(八代)Universiti 磯田(八代) P. 25 15:05-15:10 質疑応答 12 第2回 平成26年 5月14日 (水) 2/2 15:10-15:25 報告 上久保 祐志 15:40-15:55 報告 視察、調査、打合せ(ベトナム)(10/19-10/22/'13) 国立建設大学、環境科学工学科、国際交流セン ター、 VINICORP 入江、上久保(熊本) 熊本 15:25-15:30 質疑応答 15:30-15:40 13 P. 20 P. 21 P. 22 UTPにおける学生交流(マレーシア)(3/93/14/'14) 【引率教職員】 植村(鹿児島)、大木(大分)、メイ(北九州) 14:25-14:30 質疑応答 10 学生発表 P. 19 16:25-16:30 質疑応答 8 P. 17 P. 27 休憩 山本 大起 都城 15:55-16:00 質疑応答 情報収集、打合せ(モンゴル)(8/2-8/12/'13) 国利モンゴル科学技術大学、工学部、モンゴル JICA、ウランバートル市総合開発計画所、バヤン ゴル区集合住宅管理組合 【引率教員】岩熊、杉本(都城) 【学生発表】山本大起 学生発表 P. 28 共同研究(モンゴル)(12/21-12/28/'13) 14 16:00-16:15 報告 小原 聡司 都城 P. 29 16:15-16:20 質疑応答 15 16:20-16:35 報告 調査、視察、打合せ(台湾)(3/27/-3/31/'14) 台湾国立台北科技大 丸山 延康 久留米 P. 30 16:35-16:40 質疑応答 16 16:40-16:50 報告 今泉 葵 熊本 研修旅行(台湾)(3/24/-3/27/'14) 新竹サイエンスパーク、平田機工、国立台北科技 大、故宮博物館 、龍山寺等 【引率教員】八田、山崎、髙木 【学生代表発表】今泉葵 P. 31 16:50-16:55 質疑応答 ※参考資料P.33…【有明高専】福永 道彦先生より提出の報告書。(同行した渡航報告については 12/12/2014開催の報告会にて須田教員より代表して報告済み) 学生発表 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成25年9月4日(水)~平成25年9月20日(金) シンガポール 金城 伊智子(沖縄高専) ① 訪問内容 ・場 所 ・目 的 Temasek Polytechnic(教育課程、特別研究、研究室、海外派遣シ ステム、研修旅行先としてのプログラム内容等についての調査) ② Temasek Polytechnic(受け入れ留学生との打ち合わせ) ③ Nanyang Polytechnic(沖縄高専の学生の派遣先としての調査) ④ CLAIR、JETRO(インターンシップ先としての企業に関する調査) ⑤ NANYANG University,National University of Singpore(共同研究 の可能性の調査) ①Temasek Polytechnicを訪問し、School of Informatics & ITのWong Kok Keong先生および School of Engineering のYang Fook Joo先生か ら話を聞き、各Schoolの教育システムについて 調査を行った。また、学生交流については今後 も積極的に取り組むことで両者で合意された。 写真 ②10月から受け入れるTemasek Polytechnicの 留学生と打ち合わせを行った。昨年度までの 受け入れ実施例を示し、今年度のプログラム の内容について話し合い、準備を行った。 写真 ③Nanyang Polytechnicを訪問し、School of EngineeringのRaymond Wong Chin Sai先生お 報告・結果 よびSchool of Information TechnologyのMs 今後の取組み Loh Chuu Yi先生と学生交流プログラムの可能 性について話し合いを行った。学生交流につい ては前向きに取り組むことで合意され、今後も 連絡を取り合い具体的な内容をつめていくこと になった。 写真 ④CLAIRとJETROを訪れ、シンガポールの企業でのインターンシップ 実施の可能性について話を聞いた。短期でいくつかの企業を訪問す るプログラムであれば可能性があること、また、企業名を挙げればそ の企業へのコンタクトを支援してくれることとなった。 ⑤NANYANG UniversityとNational University of Singaporeを訪問し、 教員の共同研究の可能性について話を聞いた。NANYANG Universityでは、テーマを提案すれば共同研究も可能であることが示 唆された。 備考 作成日 平成 年 月 日 1 9 高専連携事業 海外渡航報告書 沖縄高専 情報通信システム工学科 金城 伊智子 日 程:2013 年 9 月 4 日(水)~19 日(木) 訪問先:Temasek Polytechnic(Singapore・Singapore) Nanyang Polytechnic(Singapore・Singapore) NANYANG TCHNOLOGICAL UNIVERSITY (南洋理工大学,NTU) National University of Singapore (シンガポール国立大,NUS) CLAIR Singapore JETRO Singapore Temasek Polytechnic 対応者: ・Wong Kok Keong (Senior Lecturer, School of Informatics & IT) ・Lim Kok Yau (Section Head, School of Informatics & IT) ・Natasha Low (Section Head, School of Informatics & IT) ・Ryan Lim Beng Kee ( Manager, School of Informatics & IT) ・Cheng Huey Chen ( Manager, School of Informatics & IT) ・Imanishi Nami (Lecturer, School of Informatics & IT) ・Lee Yew Fai (Lecturer, School of Informatics & IT) ・Yong Fook Joo (Deputy Director, School of Engineering) ・Teo Sze Cheng (Deputy Director, Course Manager, School of Engineering) ・Lim Chuck Mang (Course Manager, School of Engineering) ・Sim Hwee Peng (Senior Officer, International Relations & Industry Services) ・School of Informatics & IT まずシンガポールの教育システムについて,また Temasek Polytechnic の教育課程につ いて説明を受けた.さらに,School of Informatics & IT における教育課程,研究室,海外 派遣システム等について各担当の先生方からの説明があった後,高専との交流プログラム について意見交換を行った. Temasek Polytechnic では実践的教育に重きをおいており,メジャープロジェクト(卒研) もアプリケーション開発が主なテーマとなっている.地元の企業との共同開発等も行って おり,インターンシップでは実践的な仕事をまかされることもあるとのことであった. 意見交換の後,学内を見学させていただいた.設備は充実しており,中でも学生主体で 運営されている TP-IBM IT Service Management Centre は学内向けではあるが,実践 2 的な活動を行っており,学生を派遣した場合のインターンシップの実習場所として適した 施設であると考えられる.沖縄高専からも延べ 3 名,それぞれ 1 ヶ月の研修を行った. また,研修旅行先としてのプログラム内容についても意見交換を行った.Temasek の学 生達との英語での交流を目的とした相互の文化紹介が主となるが,共同での短いプロジェ クト作業も可能であることも提案された. さらに,昨年度まで沖縄高専で受け入れた学生のプログラムについて意見交換を行い, 2013 年 10 月から受け入れる学生 14 名との面談を行った.10 月から受け入れる学生に対 しては沖縄高専におけるプログラムの紹介および交流授業の準備について説明を行った. なお,School of Informatics & IT で主に面倒をみてくださった Wong Kok Keong 先生に は,さらに交流事業を推進する目的のもとに9高専連携の国際交流コーディネータとして 招聘することが決定した. ・School of Engineering School of Engineering における教育課程,研究室,海外派遣システム等について説明が あり,その後交流プログラムについて意見交換を行った. 派遣学生は 1 ヶ月でも受け入れできるが,可能であれば Temasek の学生とのプロジェク トに参加してもらえる 3 か月~半年の期間が望ましいとの話であった.また,授業も聴講 可能であるが,おそらく語学力の問題等から Temasek の学生同様に参加することは困難で あるとの説明があった.また,2013 年 4 月~7 月から受け入れを行った学生 2 名を含めた 面談も実施し,今後のプログラム内容について意見交換を行った. 高専との連携を考えた場合,Temasek Polytechnic の教育は多岐にわたっているため,さ まざまな学科との連携が可能であると考えられる. Nanyang Polytechnic 対応者: ・Raymond Wong Chin Sai (Manager, Mechatronics & Systems Integration Group School of Engineering) ・Lucas Chan Kok Peng (Assistant Manager, Senior Lecturer, Mechatronics & Systems Integration Group School of Engineering) ・Kenji Ota (Senior Lecturer, Foreign Language Centre School of Engineering) ・ Ms Loh Chuu Yi (Deputy Director, Business Informatics School of Information Technology) ・Ms Tan Soon Keow (Manager, Outreach Programme School of Information Technology) ・Wendy Lam(Manager, School of Information Technology) まず,Nanyang Polytechnic の教育課程について説明を受けた.さらに,所属先の教育 3 課程,研究室,海外派遣システム等について各先生方からの説明があった後,高専との交 流プログラムについて意見交換を行った. 派遣学生は学生とのプロジェクトに途中からまたは途中まででも参加してもらえばよい ので, 1 ヶ月からの短い期間でも長期間でも受入可能であるとのことであった.Nanyang に 学内に留学生が宿泊可能な施設が完備されており,治安や交通面での問題もないと考えら れる.また,研修旅行における学生の交流可能性についても意見交換を行った.学生交流 についての関心は高く,今後も前向きな協議を続けていくことで合意した. CLAIR(The Japan Council of Local Authorities for International Relations) Singapore, JETRO(Japan External Trade Organization) Singapore 対応者: ・足達雅英 (CLAIR Singapore, 所長:総務省派遣) ・吉本けい(CLAIR Singapore, 所長補佐:鹿児島県派遣) ・本田智津絵(JETRO Singapore, Analyst) 高専生のインターンシップの可能性について意見交換を行った. シンガポールの企業で長期インターンシップをするのは語学力の問題等をはじめ,セキ ュリティの問題もあり難しいようである.長期よりも複数の企業を訪問する短期インター ンシップの方が現実的であり,JCCI(The Japan Chamber of Commerce and Industry)に 加盟している企業であれば受け入れてくれる企業もあるであろうとのことであった.今後 も情報提供等でご協力いただけるとのことであり,事前に依頼すれば企業との連絡を取っ ていただけるとのことであった. NANYANG TCHNOLOGICAL UNIVERSITY, National University of Singapore 対応者: ・Peter H J Chong (Associate Professor, School of Electrical and Electronic Engineering) ・Chow Kin Kee (Assistant Professor, School of Electrical and Electronic Engineering) ・Audrey Young (Assistant Manager, School of Electrical and Electronic Engineering) ・ POH Kim Leng (Associate Professor, Department of Industrial & Systems Engineering) ・NG Kien Ming(Associate Professor, Department of Industrial & Systems Engineering) 各大学における教育課程について説明を受けた後,各先生の研究について紹介された. その後,高専との交流可能性について意見交換を行った. NANYANG TCHNOLOGICAL UNIVERSITY ではテーマが合えば,専攻科生の受入が 可能であること,また教員との共同研究が可能であることが示唆された. 4 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 平成 25 年 10 月 29 日(火)~平成 25 年 11 月 1 日(金) インドネシア ジョグジャカルタ ガジャマダ大学 塚本寛(北九州高専) 須田義昭(佐世保高専) 寺井久宣(北九州高専) 安信強(北九州高専) 油谷英明(北九州高専) 大谷浩(北九州高専) ① ガジャマダ大学(MOU締結に関する事前情報交換) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② ③ ④ ⑤ ①ガジャマダ大学を訪問し、Vocational School 学長、サカリント機械工学科学科長、他学科全 学科長の列席のもと、高専組織全般、北九州 高専及び佐世保高専の情報交換を行った。訪 問計画当初は、9高専連携事業としてのMOU を締結する前段階として、北九州高専高専単 独でVocational SchoolとのMOUを締結する 予定であった。しかし翌年2月に9高専としての MOU締結を一気に進める方針に変更された。 ②ガジャマダ大学VocationalSchool教員の 日本及び高専に対する関心の高さは予想以上 報告・結果 で、すぐにでも教員や学生を日本に派遣したい 今後の取組み という意欲を強く感じた。 ③施設見学や世界遺産への案内など、手厚い 歓迎を受けた。 備考 作成日 平成 26年 4月21日 5 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年2月5日(水)~平成26年2月7日(金) インドネシア・ガジャマダ大学 塚本 寛(北九州高専) 福島 健郎(有明高専) 中尾 充宏(佐世保高専) 長谷川 勉(熊本高専) 下塩 義文(熊本高専) 寺井 久宣(北九州高専) ① ガジャマダ大学(MOU締結式) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② セミナー ③ ④ ⑤ ①別紙参照。 写真 ② 写真 ③ 報告・結果 今後の取組み 写真 ④ 写真 ⑤ 写真 備考 作成日 平成 年 月 日 6 平成 26 年 2 月 13 日(木) ガジャマダ大学(UGM)との MOU 締結報告 北九州工業高等専門学校 校長 塚本 寛 締結日時 2014 年 2 月 6 日(木) 日本からの出席者 塚本寛(北九州高専校長) 、福島健郎(有明高専校長)、中尾充宏(佐世保高専校長)、 長谷川勉(熊本高専校長) 、下塩義文(熊本高専副校長) 、寺井久宣(北九州高専教授) 以上 6 名 2 月 5 日(水)の概要 熊本高専の 2 名は午後、他の 4 名は夕刻、成田からジャカルタ経由でジョグジャカル タ空港に到着後、 UGM から迎えの車で UGM キャンパス内の宿泊先の University Club 到着。University Club に宿泊。 University Club 2 月 6 日(木)の概要 7 時から朝食がてら歓談。セミナーそのものは近隣の高校生や先生たちに Vocational College-UGM の説明を目的としたもので、セミナー中に我々の MOU 締結式が組み込ま れていた。会場には約 500 名の高校生と先生たちが集まり、部屋に入りきれない 100 名 程度が会場の外側に用意された場所でスクリーン映像を観ていた。 朝食の様子 セミナー会場の歓迎用垂れ幕 7 会場入り口 会場内の様子 会場内の様子 8 時にインドネシア国歌ならびにガジャマダ賛歌の合唱、それに続くインドネシア・ ダンスおよび日本風ダンスの後、コーディネーターの Ms. Fitri Damayanti の開会の挨 拶、Vocational College-UGM の Hotma Director の歓迎の挨拶に続いて、塚本が九州沖 縄地区高専の代表として挨拶した。 合唱 高専側の説明 9 時から UGM 学長の Pratikno 教授による 10 分ほどの基調講演の後、MOU 締結式 が行われた。Pratikno 学長、Hotma Director、福島校長、中尾校長、長谷川校長、塚本 が署名、記念撮影した。 9 時 50 分から1時間程度、VC-UGM の概略と学修プログラムが Hotma Director か ら、2014 年の学年歴と入学案内が Sakarinto 博士から紹介された。参加者からの質問 の後、九州沖縄地区 9 高専の連携事業について 30 分弱説明した。それに続き、明石高 専の松田教授が高専教育についての説明を 30 分程度された。 8 参加した高校生からは、日本で就職する方法等についての質問が出た。 12 時に閉会。 昼食後、長谷川校長と下塩教授は帰国のため空港に向かわれた。 他の 4 名は、ホテルに戻り、休息。15 時ごろから大学本部棟、図書館等を見学する などキャンパス内を散策。 19 時 15 分から Dinner を摂りながら歓談。その後、学生を交えて 21 時ごろまで懇 談した。 相互の派遣と受入の時期、日本での就職の可能性等についての意見交換を行った。 MOU の締結を、即、実際の交流に結び付けたいとの強い要望を示されたのに対し、ま ずは教員相互の理解を深めつつ実質化していくべきと表明した。集まった学生は、全員、 日本留学の希望が強く、UGM 側は経費の自己負担でも派遣したい、特に、日本語学科 の学生については時期はいつでもよいとの事である。UGM 側の高専滞在希望者を集計 した後、九州沖縄地区の高専に受け入れの可否を打診し、協議することを約した。 2 月7日(金)の概要 9 時に UGM の車で Prambanan 寺院へ学生諸君と国際交流担当の Ms. Fitri Damayanti が案内してくれた。寺院遺跡の見学後、UGM に戻り、キャンパス内の機械 工学科の工場などの施設を見せてもらった。大学近くで昼食後、次年度の具体的な交流 計画を協議するという明石高専の松田教授、中井教授に別れを告げ、空港へ向かった。 ジャカルタ経由で帰国。 (以上) 9 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年2月5日(水)~平成26年2月7日(金) マレーシア・ペトロナス工科大学 赤坂 裕(鹿児島高専) 桑原 裕文(都城高専) 伊東 繁(沖縄高専) 植村 眞一郎(鹿児島高専) Nattha Jiravanichanun(北九州高専) ① ペトロナス工科大学(MOU締結式) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 村田エレクトロニクス ③ ペトロナスタワー ④ ⑤ ①別紙参照。 写真 ② 写真 ③ 報告・結果 今後の取組み 写真 ④ 写真 ⑤ 写真 備考 作成日 平成 年 月 日 10 2014 年 2 月 10 日 UTP ( University Technology Petronas,ペトロナス工科大学)との MOU 締結の報告 鹿児島高専 校長 赤坂 裕(9 高専連携事業代表者) 1.締結日時 2004 年 2 月 6 日(木) 2.日本からの出席者 赤坂裕(鹿児島高専校長、9 高専連携事業代表者) 、桑原裕史(都城高専校長)、伊東繁(沖縄高 専校長) 、植村眞一郎(鹿児島高専教授、9 高専連携事業責任者) 、Nattha Jiravanichanun(北 九州高専、9 高専連携事業国際交流コーディネーター) (以上 5 名) 3.2 月 5 日の概要 ○5 名共、関空発のマレーシア航空便で夕刻に KLIA 着。UTP の車で 20 時過ぎに Ipoh のホテルに 到着。KLIA から Ipoh のホテルまで高速道路を使って車で約 3 時間。 ○UTP 上村教授と夕食を取りながら、翌日の簡単な打ち合わせ。 4.2 月 6 日の概要 (1) キャンパスツアー 10:00~11:30 化学系実験施設、上村(三菱商事寄附講座特任教授)研究室(Centre for Biofuel & Biochemical Research) 、電気情報系実験室、機械系実験室、海洋実験室(造波設備)の視察。 化学系実験施設 (三菱商事寄附講座特任教授)研究室 海洋実験室 機械系実験室 1 11 (2) MOU 締結式 11:30~12:00 ○司会者による進行。UTP 側の出席者は 20 名程度。 ○UTP の Vice Chancellor(副学長)Datuk Ir.(Dr) Abdul Rahim Hj Hashim(ラヒム副学長)、UTP の学長は look east 政策を推進した元首相のマハティール。学長は UTP には特別な式典にしか出 席しないので、実質的には副学長が学長)のあいさつ ○9 高専連携代表者(赤坂)あいさつ(あいさつの概要は別紙参照) ○MOUサイン式(ラヒム副学長、赤坂校長、桑原校長、伊東校長) ○記念品の相互贈呈(UTP、鹿児島高専、都城高専、沖縄高専) 2 12 ○写真撮影 (3) 昼食会 12:00~13:00。出席者は日本側を含め 20 名程度。 (4) 図書館視察 13:00~13:30、Mohamed Noor Rosli (Deputy Vice Chancellor)氏が案内する。 図書館 Hall (5)今後の交流に関する打ち合わせ 14:00~15:00 3 13 ○担当者による交流打ち合わせ。UTP の責任者は Noor Rosli 氏。 ○主として 3 月 9 日~16 日の高専学生(10~15 名)の UTP 訪問に関する事前打ち合わせ。 ○訪問中は UTP が送迎及び学生寮の使用を無料提供し、教員 3 名には宿舎(2 ベッドルームのアパ ート 2 戸を無料提供するとのこと。 ○UTP から、UTP の学生、教員が訪問する場合、高専が同様のサービスを提供できるかどうかとい う質問があった。学校によって事情が異なるので一概にいえないが、受け入れ学校それぞれが可 能な範囲で便宜を図ると回答。 ) (6)村田エレクトロニクス(マレーシア)訪問 15:30~17:00 ○UTP の車で UTP から 30 分弱のところにある村田エレクトロニクス(マレーシア)を訪問した。 UTP の教員 5 名程度が同行。会議室でビデオで同社の業務内容を見せていただいた後、代表者で ある田中義宏氏と高専学生のインターンシップ受け入れについて相談した。 ○田中氏によれば、村田エレクトロニクスは、UTP を含めマレーシアの大学からインターンを受け 入れた実績はあるが、期間は大体 6 カ月程度。高専が希望するような 1 カ月以内のインターンは 会社にとって殆どメリットがないこと、6 カ月間程であればプロジェクトの立ち上げから一応の 成果が出るまでいてもらえるので、会社としても受け入れのメリットがあるとのこと。 ○伊東校長が日本政府からインターンの受け入れに関して協力要請は無かったかどうかを田中氏に 確認。田中氏は UTM がそのような事業をまとめていると聞いているが、村田エレクトロニクス にはまだ打診はないと回答。田中氏から高専生の TOEIC のスコアを聞かれた。 ○合同写真撮影。 ○工場内の見学。生産ラインで使用しているかなりの工作機械類は自前で開発しているとのこと。 ラインで作業している工員の多くが女性。 ○見学後、会議室で再度の打ち合わせ。 ○田中氏は、高専のインターンであれば、ラインに貼り付いた単純な作業をやらせるわけにはいか ないので開発業務に関係してもらうことになるが、それだと数カ月程度の期間が必要であること、 現地には日本人スタッフは殆どいないので、マレーシア人のスタッフとコミュニケーションがと れるレベルの英語力が必要との見解であった。 ○今後、村田エレクトロニクスとのインターンシップを行うには、期間の問題、英語力の問題の改 善が必要。村田エレクトロニクスが決して後ろ向きということではなく、田中氏が指摘した 2 点 は、今後高専が海外インターンシップを推進する上で、多くの場合求められる一般的な条件であ ると思われる。 4 14 ○UTP の車でクアラルンプールのホテルまで送っていただいた。伊東校長は所用のため、UTP の別 の車で KLIA(クアラルンプール国際空港)まで送っていただき帰国。 5.2 月 6 日の概要 (1)ペトロナスタワー訪問 10:30~12:00 ○UTP の車でペトロナスタワーに移動(4 名)。 ○ペトロナスタワー42、43 階のツインタワーを結ぶ橋の見学。ツインタワーの企画から竣工に至る 経緯。橋の構造的特徴。各タワーの建設を担当した日本企業と韓国企業の工法の違い。ツインタ ワー周辺部の 2020 年までの開発計画。旧市街の保存計画。ペトロナスへの新社屋の移転計画等。 ○86 階展望台の見学、外表面の(夜間照明を散乱させる)仕上げ、PR 用 ICT 設備の説明等。 ○ペトロナスのマネージャー2 名及び UTP 教職員 2 名との昼食会。12:00~13:30. ○ペトロナスタワー地下にある水族館の見学 (2)KLIA への移動 ○UTP がチャーターしたタクシーで空港まで移動。 ○空港に向かう途中で新政府都市プトラジャヤを視察。マレーシアが国力を挙げて建設している近 未来都市。米国ワシントンDC のスミソニアンのモールを想わせる。マレーシアの勢いとマレー シア政府の意気込みが伝わってくる。 5 15 ○KLIA 発 23:50 のマレーシア航空機で関空へ。 6 16 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年3月8日(土)~平成26年3月18日(火) シンガポール 島川学(熊本高専熊本キャンパス) 大隈千春(熊本高専熊本キャンパス) 井山裕文(熊本高専八代キャンパス) 野中尋史(大分高専) ① リパブリック・ポリテクニック(RP) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② プログラミングチャレンジの学生引率 ③ ④ ⑤ ①現地1日目,宿泊先近くにあるシンガポール 日本人会の会議室を借りてオリエンテーション を行った. プログラミングチャレンジ参加学生:11名 熊本高専(熊本)8人,熊本高専(八代)1名, 久留米高専1名,大分高専1名 ②リパブリック・ポリテクニック(RP)で行われた プログラミングチャレンジ.参加学生はRPの学 生とペアになってAndroidアプリの制作に取り組 みました. 報告・結果 今後の取組み 写真 写真 ③自由時間はRPの学生と一緒に行動し,交流 を深めることができました. 写真 ④現地の企業見学としてNTTシンガポールを 訪問.現地で働く日本人スタッフから体験談な どを交えて貴重な話を聞くことができました. 写真 ⑤現地最終日,制作したAndroidアプリについ て参加学生が英語で成果発表を行いました. 写真 備考 在外研究のため現地に滞在中の嶋田泰幸准教授(熊本高専熊本キャ ンパス)に協力して頂いた. 作成日 平成26年3月27日 17 【学生用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 ①高専名 ②氏名 ③学科 専攻名 学年 訪問内容 ・場 所 ・目 的 報告・結果 今後の取組み 平成 26年 3月 9日(日)~平成 26年 3月 17日(月) マレーシア ① 久留米工業高等専門学校 ② 門口礼 ③ 機械・電気システム工学専攻 第2学年 ・訪問先 ペトロナス工科大学 現地企業 (Camfil,Spritizer) クアラルンプール,タイピン ・目的 学生交流 *英語コミュニケーション力向上 ・ペトロナス工科大学滞在中(5日間), 現地学生と積極的にコミュニケーション ・企業の方へ積極的に質問 ・OpeningCeremonyでホームタウン, 高専をプレゼンテーション ・FarewellDinnerなどの公式行事への参加 *授業への参加 ・ETP(Engineering Team Project)に参加し, 指定されたグループが作成しているシステム に関するミーティングに参加 ・専門授業に参加 (例:プログラミング,制御システム) ・一般授業に参加 (プレゼンに関する授業,安全工学) *企業訪問 ・Camfil(空気清浄機製造・販売企業), Spritier(飲料水製造・販売企業)への訪問 *文化を知る ・様々なバックグランドを持つ学生との交流 ・ペトロナス工科大学施設見学 ・InterNationalCulturalNightへの参加 ・InterNationalCuturalNightで 日本のダンスを披露 ・クアラルンプール,タイピン観光 ・マレーシアの食事にチャレンジ 備考 作成日 平成 26年 4月 16日 18 写真 写真 写真 【学生用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 ①高専名 ②氏名 ③学科 専攻名 学年 訪問内容 ・場 所 ・目 的 報告・結果 今後の取組み 平成 26年 3月 8日(日)~平成 26年 3月 18日(火) シンガポール ① 熊本高等専門学校 ② 平川晃希,中神楓子 ③ 人間情報システム工学科 5年 Republic Polytechnic 異文化理解 Java言語によるAndroidアプリケーションの開発 プログラミングチャレンジというこ とで高専の学生1人とリパブリックポリ テクニックの学生1人でチームを組み、 Androidアプリケーションの開発を行っ た。私は、今回のプログラミングチャ レンジに参加するまではAndroidアプリ を一度も作ったことがなく、本科四年 生の時にJava言語を授業で習っていた 程度だった。しかし、講義で丁寧に教 えて頂いたりしたのである程度は理解 ができ、最終的には自分なりに納得の いくアプリを作成することができた。 授業だけでは時間が足りず、宿舎に 帰ってからもプログラムのコーディン グやプレゼンの資料を作ったりして大 変だった。最終日のプレゼンでは、作 成したアプリの発表および質疑応答を 英語で行った。自分が作ったアプリの プレゼンをするというのも初めてだっ たがそれを英語で行うということでと ても良い経験になった。 NTTSingaporeの企業見学では、業務 内容だけでなくシンガポールでの生活 についてなどの話を聞くことができ、 とても充実していた。 今回の研修で自分の英語力の低さを 実感し、もっと英語を勉強して自分の 意見をはっきりと言えるようになりた いと思った。 備考 作成日 平成 26年 4月 15日 19 写真 写真 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年3月3日(月)~平成26年3月5日(水) 台湾 道園達也(熊本高専) ① 台湾平田機工(海外インターンシップ引率) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 台湾安川電機(海外インターンシップ等に関する情報交換) ③ ④ ⑤ ①台湾平田機工での海外インターンシップに参 加する学生2名の引率。現地への移動は台湾 平田機工社長の入田様にご同行いただく。初 日の午後、実習内容や安全管理、秘密保持に 関する説明を受け、工場見学を実施。 ②台湾安川電機を訪問。社長の福永様、管理 部の一木様より、企業概要、現地状況、および 社員教育等について説明を受ける。海外イン ターンシップの受入は、安全管理の面で問題 があり、現時点では難しいとのこと。今後のご 指導を依頼した。 ③ 報告・結果 今後の取組み ④ ⑤ 備考 作成日 平成26年3月31日 20 写真 【学生用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 平成26年 3月 3日(月)~平成 26年 3月 14日(金) 渡航期間 渡航先 渡航者 ①高専名 ②氏名 ③学科 専攻名 学年 訪問内容 ・場 所 ・目 的 報告・結果 今後の取組み 台湾平田機工 ① 熊本高等専門学校 ② 渡辺勇樹 ③ 生産システム工学専攻 2学年 訪問先:台湾平田機工股份有限公司 場所 :32742 桃園縣新屋郷新華路一段128號 目的 :海外インターンシップ 研修は各部門をそれぞれ短期間体験するといっ た内容で,この研修を通して各部門間の繋がり や業務の役割分担を知ることができました.また 実際の会議に参加し,議題について皆さんが討 論している様子や会議の大まかな流れ,そして 必ず決めなければならないこと等を見ることがで きて良い経験になりました.設計部門については 温故知新という設計方針の基,以前に実績のあ る設計を利用することで失敗の少ない製品を組 み立てること,そして失敗を減らすことで時間や 予算管理が上手くいくことを学びました.製造部 門ではユニットの組立作業を経験し,組み立てる ときの基準面の重要性,そして組立説明書に記 述された細やかな決まり事を見ることができまし た.生産部門は主に予算書類と入荷物の品質管 理や在庫する部門で,在庫を常に把握する事で 設計部門在庫部品で代替できる部品はないかと いった提案をし,予算削減を目指しているといっ た仕組みを知り,在庫管理の重要性を感じること ができました.以上のように生身の社内風景を体 感することができ,今後のためにも良い体験をで きたと思います.今回のインターンシップでは,現 地の方に指導して貰う場面がありました.そのと きに私が北京語を話すことができたら,もっと仲 良くなれたのではないか,もっと他の面白い話を 聞けたのではないかと感じました.北京語を楽し みながら勉強します.・今回のインターンシップで 海外の面白さに気付いたので,台湾以外にもい ろんな国に挑戦したいと思います. 備考 作成日 平成26年 4月 5日 21 写真 【学生用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 ①高専名 ②氏名 ③学科 専攻名 学年 訪問内容 ・場 所 ・目 的 報告・結果 今後の取組み 平成 26年 3月 3日(月)~平成 26年 3月 14日(金) 台湾 ① 熊本高等専門学校 ② 若田健眞 ③ 情報通信工学科・専攻 学年5 台湾平田機工でのインターンシップ 社会に出て働くということを体験し,会社での仕事では自分の今までの 勉強がどれだけ活かせるのかということを確認する.海外で働くという ことを体験し日本の文化,台湾の文化それぞれの中でどういった製品 をつくっているのかということを体験しものづくりに対する意識を高め る.台湾の文化について学び台湾での仕事の経験,人と違った体験を して,今後自分の将来に生かす. この二週間で学んだことは色々あった.営業技術部では,機械設計,制御設計 と設計のことと,受注から納品までの細かい流れといった会社でしかわからな いようなことを勉強することができた.特に海外にあることから日本で仕事する こととの違いを見ることができたと思う.今までと違った目線で物事を捉えること ができてとても良かった.次に製造部では,実際に組み立てをする時の難しさ や図面上だけでは解決しないような組立の現場でしかわからないような事を学 ぶことができた.Robotトレーニングでは実際にロボットを動かした.座標でコン トロールするので最初は難しかったが,動かせるようになると楽しかった.設計 から製造そして作ったものが動くという一連の流れを見ることができたことがと ても勉強になった.一日だけであったが生産部での研修では各部門との連携 や部品の管理,購買といった難しい業務も経験出来て良かった.良い物を作る ために行っている取り組みや,安全に対する取り組みなど今まで知らなかった 事をいくつも知ることができた.途中平田機工(HCJ)から出張で来られた方か らも話を聞くことができHirataグループ全体のことも少しわかることができた.開 発・提案,設計,部品製造・調達,組立,工場立ち上げ,アフターサービスと いった一連の流れを少しずつ経験することができたことが自分にとって最もい い経験になった. 語学の大切さと,コミュニケーションの大切さを学ぶことが出来た.今回台湾 でのインターンシップということで語学については北京語を少しだけ勉強した経 験があったが,とても不安だった.しかし,会社に入ると北京語だけでなく日本 語が飛び交うこともあり安心した.社員全員が日本語を話せるわけではなかっ たので,日本語で会話をすることもあれば,ジェスチャーや筆談を使いながらコ ミュニケーションを取ることができた.お互いの言葉が通じなくても色々な手段 を使ってコミュニケーションをとるという経験がとても勉強になった.コミュニケー ションは取れるけどもより理解しあうためには語学力が必要であることも実感し た.また,週末に台北へ出かけた時も同じようなことを感じた.台湾に来て最初 の週は話しかけることが不安に感じて現地の人と交流が少なかったことが反省 点である.コミュニケーションをとってみると色々な話が聞けたりしてとてもおも しろかった.言葉が不安でも自分から話してみなければ何も得ることはできな いし,話してみると案外通じたりしたこと,など日本から出て実際に経験しなけ ればわからないこともたくさんあった. 備考 作成日 平成 年 月 日 22 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年 3月 9日(日)~平成 26年 3月 17日(月) マレーシア・ペトロナス工科大学(UTP) 植村 眞一郎(鹿児島高専)他教員4名、学生9名(北九州高専4名、 久留米高専2名、大分高専1名、都城高専1名、鹿児島高専1名) ① ペトロナス工科大学への学生引率および国際交流 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 大学内にある講義棟および研究施設の見学と実際の研究 ③ キャンパス内外にある工場施設等の見学 ④ 環境保全地域についての見学 ⑤ 次回、UTP学生の九州訪問についての打ち合わせ ①マレーシアにあるペトロナス工科大学を九州 にある高専の学生9名と共に訪問した。期間 中、丁度、同大学で開催されたInternational Culture Night に全員が招待され、異文化を理 解する機会に恵まれると同時に学生間でより 深い交流が持たれた。 写真 ②UTPが誇る巨大な図書館や各講義室などを 視察した。また同大学の講義の聴講も許され、 英語の授業等への参加をはじめ、ETP (Engineering Team Project)と称するグループ 別の共同プロジェクトに各学生たちが参加し、 モノづくりを行った。 写真 ③UTPキャンパス自体の冷却システムを制御 している施設や近郊にある空気清浄のための 報告・結果 今後の取組み 工場をはじめ、水の製造施設に案内された。学 生たちは、今後、マレーシアが環境に関する製 品製造の主要な拠点となるという事実を学ぶこ とができた。 ④マングローブの森をはじめとする、マレーシ ア国内にある自然施設にも案内され、東南アジ アにおける自然環境の保全についても学ぶこ とができた。 ⑤期間中、次にUTPの学生たちが九州の高専 を訪問する際の日程等について話し合いが持 たれた。提案として、日程については、10月頃 を目処に実施されることが大筋で合意された。 プログラムについては、今後協議を重ね具体 的な日程を調整することとなった。 備考 写真 写真 写真 引率教員:植村眞一郎(鹿児島高専)、メイ(北九州高専)、大木正明(大 分高専) 作成日 平成26年 4月 17日 23 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成25年11月19日(火)~平成25年11月23日(土) 香港 IVE 青衣キャンパス 入江博樹(熊本高専) 磯田節子(熊本高専) ① ISTS2013 学生引率 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② ISTS2013 セッションチェア ③ IVE 青衣キャンパス 建設学科教員との交流 ④ ⑤ ①ISTS2013において本校の渡辺勇希君が口 頭発表を行なった.指導教員として、研究発表 の指導を行なった。 ②ISTS2013での研究発表会において、セッ ションチェアを担当した。香港の学生2名と日 本人学生4名の発表に対して、司会進行や質 疑応答を行なった。 ③ 磯田教授と共に、現地世話校である香港 IVE青衣キャンパスの建設学科の教員らの実 験室を訪問し、教育の状況の説明を聞いた。 報告・結果 八代キャンパスの状況を説明し、今後の交流 今後の取組み のきっかけとなる話し合いができた。 ④ 香港には歴史的な建築物や近代建築物 があり、土木的も建築的にも興味ある土地で あることがわかった。IVEの教育も高専と似て いるところがあることも分かった。香港の建築 学科の教員らは、日本の木造建築物に興味が ある(学生らはあまり見たことがない)ことも分 かった。 ⑤ 今後はお互いの教育研究の状況を考慮し ながら、学生間、および 教員間の国際交流の 方向性を探ってゆく。 備考 作成日 平成25年12月 20日 24 写真 写真 写真 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 平成25年11月 26 日(火)~平成25年11月30 日(土 ) マレーシア:ジョホーバル、クアラルンプール 磯田節子(熊本高専 八代) ① University Tecnology Malaysia(Johor Bahru)PBL視察及び建設工学科視察と交流の打診 ② International Islamic University Mayasia(Kuala Lumpur) 共同研究の可能性について ③ ④ ⑤ ① UTM_今年7月にマレーシア、クアラにてPBL 学会(IRSPBL)に参加した際に面識を得 た.SYED氏とコンタクトを取り面会した。UTMで のPBL導入状況を詳しく説明していただいた。 UTMでは5,6年前からCrafing Engineering Problem for PBL Curriculumとして取り組んで ②UTM_今年7月にUTM(Kuala)で開催された IRSPBLで中心的な役割を果たしたDr.Khairiyah 氏にもお会いする。Dr.Syed氏の機械工学科の PBLグループ学習用に整備された講義室等を 見学する。各学科に1か所であるが、整備され ている ③UTM_Dr.Syed氏がFaculty of Built EnvironmentのDeanであるDr. Roslan氏を紹 報告・結果 介。Dr. Roslan氏に本校の9高専連携プロジェク 今後の取組み トを紹介する。本校との建築社会工学科との交 流の可能性についてお聞きし、機会があれば いつでもOKとの返事をいただく。 ④IIUM_には熊大時代に留学生としてきていた後輩Alias氏 が在籍する。彼の紹介でUrban and Regional Planningの 学科長Dr Mariana氏を訪ねた。学科の全員の先生方が 参加された。都市や建築等に関する学生の共同研究の可 能性について打診した。夏休みに2週間程度で調査可能 なプロジェクトの対応が可能であるとの返事をいただい た。寮も完備している。是非実現したい。 ⑤IIUM_右写真は当該学生の授業で取り組ん だ調査研究報告書である。具体的な場所につ いてのスタディで、行政とも連携して計画立案 をしている。完成度が高い。広域計画が多いよ うであった。 備考 作成日 平成25年 月 日 25 写真 写真 写真 写真 写真 UTMのモスク UTM_機械工学科のDean とDr. Syed IIUM_Urban and Reagional Planning学科の授業風景 IIUM_建築・都市学科棟 IIUM 寮が完備している IIUM_Urban and IIUM近くの市街地の集合住宅 調査したいマレーシア独特の 町家のような住居群 26 IIUM_建築・都市学科 ホール 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成25年10月19日(土)~平成25年10月22日(火) ベトナム:ハノイ市 入江博樹(熊本高専八代) 上久保祐志(熊本高専八代) ① 国立建設大学(National University of Civil Engineering) 学内視察 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② ①内の環境科学工学科(Institute of Environmental Science and Engineering)で,Bach准教授との交流,実験施設見学 ③ ①内の国際交流センターにて,担当教職員との交流,打ち合わせ ④ ベトナム企業VINICORPの社長と情報交換・交流 ⑤ ①国立建設大学を訪問し,学内の配置などを 確認した.狭い敷地内に,1万人ほどの学生・ 教職員が過ごしているとのこと.また,海外から の短期留学生は,学校近くの留学生センターを 利用しているとのことであり,現在,熊本大学 からの短期留学生もいた. ②今回,ご案内して頂いたBach先生の研究室 にお邪魔し,学校の歴史や現状,学科構成な どを説明して頂いた.Bach先生は熊本大学に 留学し博士号を取得しており,日本語が堪能で あるため,全て日本語により説明を頂けた. 写真 写真 ③国立建設大学と九高専連携事業との今後の 連携の可能性について,国際交流センターの 報告・結果 今後の取組み 責任者と,Bach先生の通訳を交えて実施した. ベトナム→高専への短期留学については,資 金面に問題があるので,補助等についての質 問があった.まずは,学生交流の前に教職員 の研究・文化交流からスタートしてはどうかとい うことで,話がまとまった. ④VINICORPのCuong社長と交流.熊本電波高 専の元留学生であり,近年,熊本にも来訪して いる.また,今回の橋渡し役であったBach先生 とも,偶然お知り合いで,ベトナムにおける人脈 がさらに広がった. 備考 写真 福岡ハノイ間往復,ホテル(ニッコーハノイ)2泊宿泊,空港ホテル間送迎 以上で,一人あたりの旅費:85,465円(JTBパックツアー利用) 作成日 平成25年11月11日 27 【教職員用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 平成25年8月2日(金)~平成25年8月12日(月) 渡航先 モンゴル・ウランバートル 渡航者 (所属校) 岩熊美奈子(都城高専) 山本大起(都城高専専攻科1年) 杉本弘文(都城高専) ① 国立モンゴル科学技術大学(国際交流に関する打合せ) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 国立モンゴル科学技術大学工学部(学術交流に関する打合せ) ③ モンゴルJICA(都市計画・開発計画に関する情報収集) ④ ウランバートル市総合開発計画所(今後の開発計画に関する情報収集) ⑤ バヤンゴル区集合住宅管理組合(住宅事情等の情報収集) ①モンゴル科学技術大学を訪問し、材料科学 学部・ムンフバータル教授、国際交流担当・バ トバータル氏と今後の学術交流及び人材交流 の打合せを行った。また、双方の国際交流の 状況等について情報交換を行い、今後の継続 的な学術交流について合意した。 写真 ②モンゴル科学技術大学建設学部学部長オト ゴンバヤル教授及び建築学科学科長ゴンチグ バト教授らと学術交流及び今後の研究協力に 関する打合せを行った。その結果、双方の建 築学科間で研究協力の提携を交わすことを合 意した。 写真 ③ウランバートルの都市開発に関係する担当 者とモンゴルの現状、都市開発の動向、今後 の都市開発方針等について情報交換・意見交 報告・結果 今後の取組み 換を行った。モンゴルJICAが携わった都市計 画に関する調査について情報提供をいただい た。 ④ウランバートル市役所内にある総合開発計 画所をモンゴル科学技術大学のゴンチグバト 教授と共に訪問し、現在ウランバートル市が策 定を進めている「2030年都市開発マスタープラ ン」について説明を受け、資料提供をいただい た。 ⑤ウランバートル市バヤンゴル区の集合住宅 管理組合・組合長ベルグスレン氏を訪問し、都 市部の住宅事情、集合住宅地区の現状等の 詳細な説明を受けた。また、集合住宅地区に おける研究・調査の協力を承諾していただき、 今年度は集合住宅居住者に対するアンケート 調査を実施した。 備考 作成日 平成25年10月4日 28 写真 写真 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成 25 年 12 月 23 日(日) ~ 平成 25 年 12 月 29 日(土) モンゴル国ウランバートル市 小原聡司(都城高専) ① 国立モンゴル科学技術大学国際交流課(国際交流に関する打合せ) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 国立モンゴル科学技術大学建築学部(学術交流協定書取り交わし) ③ 国立モンゴル科学技術大学(共同研究に関する打合せ) ④ ウランバートル市内ゲル地区エルデネチメグ家(固定式ゲル) ⑤ ウランバートル市内平和大通りツェンデスレン家(集合住宅) ①モンゴル科学技術大学を訪問し,国際交流 担当のバットバータル氏(写真右側)と今後の学 術交流及び人材交流の打合せを行った。ま た,9高専連携事業(東南アジアの大学との交 流)について説明し,今後の提携の可能性に関 して意見交換を行った。 写真 ②同大学建設学部学部長オトゴンバヤル教授 (写真左端)及び建築学科学科長ゴンチグバト 教授(写真中央)らから学部・学科の教育体制 の説明を受け,その後本校建築学科との学術 交流に関する研究協力協定書を取り交わし た。 写真 ③同大学建築学科エルデネツェツェグ講師(写 真右端)とウランバートル市内に建つ各種住宅 報告・結果 今後の取組み の室内温熱環境の実測計画を打ち合わせ,セ ンサ類の設置に同行して頂いた。約5日間で4 棟の実測調査と住人への聞き取り調査に協力 頂いた。 ④③で触れた現地のゲル地区に建つ固定式 ゲル(エルデネチメグ家)を訪問し,ロガー類の 設置を行い,室内写真及び熱画像を撮影した。 住人の普段の服装,温熱環境と暖房に関する アンケートを行った。 ⑤今回,非公式に通訳をして頂いたツェンデス レンさん(3年前まで都城市在住,写真左端)の アパートを訪問し,現地に急速に普及している 新しいタイプの集合住宅における室内温熱環 境と,日常の着衣状況の調査を行うと同時に 文化交流を行った。 備考 作成日 平成 26 年 4 月 21 日 29 写真 写真 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 平成 26年 3月 27日(木)~平成26年 3月31日(月) 渡航先 台湾国立台北科技大学 渡航者 (所属校) 丸山 延康(久留米高専) ① 台湾国立台北科技大学(教育研究における交流に関する打合せ) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② ③ ④ ⑤ ①上記期間に台湾国立台北大学を訪問し、当 該大学の電子系/電通所の主任先生・所長の 黄育賢教授およびその他の先生方と学校紹介 や学校間交流について打ち合わせを行いまし た。検討の結果、両者とも交流について前向き に取り組みたいと意思を表明しました。今後、 交流の形式や時期、学生や教員に対する支援 などの詳細については、協議を重ねて検討して いくこととしております。 ②今回の訪問日程は、27日移動日、28日打ち 合わせ、29日研究室見学、30日施設・学校キャ ンパス見学、31日帰国移動日、としました。 ③台北科技大学は100年以上の歴史を持つ学 校であり、技術者を育成する教育方針は日本 報告・結果 の高専と相似する面があり、また創設当初から 今後の取組み 日本人が校長を歴任したなど日本とは比較的 に深い関係があり、また高専機構の協定校で あることから、教育研究における教員や学生の 交流について可能性は十分にあると考えま す。 ④当面、台北科技大学の先生方とは信頼関係 を構築していきたいと思います。また一方、久 留米高専学内や学科内の意思疎通が必要と 考えます。 ⑤今度、JASSO等に海外交流の支援を申請し たいと考えます。支援を得た場合、夏休み期間 を利用して、学生(専攻科生含む)や教員の2 週間~1ヶ月程度の研究滞在や、また、台北科 技大学から教員や学生が派遣した場合、でき る限りの支援を検討したいと思っています。 備考 作成日 平成 26年 4月 6日 30 写真 写真 写真 写真 写真 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成26年3月24日(月)~平成26年3月27日(木) 台湾:台北市、新竹市、桃園県、基隆市 八田茂樹(熊本高専) 山崎充裕(熊本高専) 髙木朝子(熊本高専) 本校の2年生29名の引率 ① 新竹サイエンスパーク(台湾のIT産業の集積地見学) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② 台湾平田機工(工場見学と現地社員との英語による国際交流) ③ 国立台北科技大学(現地の学生との英語による国際交流) ④ 故宮博物院・十份老街と九份・龍山寺(異文化理解) ⑤ ①台湾のシリコンヴァレーと呼ばれる新竹サイ エンスパークは、発展めざましい台湾のIT産業 の集積地であり、アジアNIEsの姿を理解するの に有用であった。パワーポイントによる説明の 後、英語による生活科学館内の解説があり、 学生も質問していた。 写真 ②台湾平田機工を訪問し、「どんとん世界に出 てきて」との入田社長の会社説明・工場見学、 6グループに分かれての英語による現地社員 の方々とのグループディスカッション等で国際 交流を深めた。午後からの台北科技大学学生 との英語による交流の良い練習にもなった。 写真 ③国立台北科技大学を訪問。國際事務處の林 職員と20名程度の学生と交流した。英語による 報告・結果 今後の取組み 本校紹介、NTUTの学生による台湾紹介の後、 ゲームによりグループ分け、グループ単位での フリートーキングをした。予定を1時間上回るほ どであった。最後にキャンパスツアー。 ④故宮博物院は早朝で比較的人数が少なく、 ガイドさんの適確な説明で効率よく回れ、台湾 の歴史と文化に理解を深めることが出来た。十 份老街と九份の歴史的景観の見学も異文化理 解・歴史理解の観点から有用であった。学生達 にも好評であった。 龍山寺は台北最古の寺院で有り、仏教だけ でなく道教の神もまつられており、市民に信仰 が浸透していることが分かり、学生達にとって 異文化体験となってより理解が進んだようだ。 備考 作成日 平成26年4月17日 31 写真 写真 写真 【学生用】 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 ①高専名 ②氏名 ③学科 専攻名 学年 平成26年03月24日(月)~平成26年03月27日(木) 台湾 ① 熊本高等専門学校 ② 今泉葵、面高雅、後藤千夏、田中稀望、他25名、引率教員3名 ③ 2学年 ①新竹サイエンスパーク(台湾IT産業の集積地視察) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ②台湾平田機工(概要説明(英語)・工場見学・社員の方々との交流) ③国立台北科技大学(学校説明(英語)・台湾の学生と英語での交流) ④故宮博物院・十份老街と九份散策 ⑤龍山寺見学 ①新竹サイエンスパークでは工業地帯の説明を受けると ともに台湾の最先端技術に触れた。台湾の産業成長は 著しく私たちは日本の技術者の卵として刺激をうけるとと もに強い使命感を感じた。 写真 ②台湾平田機工では企業の概要説明を英語で受け るとともに社員の方々との英語でのグループディス カッションを行った。台湾の方々と日常生活などの 会話をすることにより異文化の理解も図ることがで きた。 報告・結果 今後の取組み ③台湾の学生との英語での交流は台湾の学生の 方が大変優しく、こちらも徐々に英語での会話に慣 れていくことができた。台湾の学生の大半が台湾 語・英語・日本語を扱うことができ自分たちも扱える ようになりたいと感じた。 写真 ④世界四大博物館のひとつである故宮博物院では 中国の太古の歴史を知るとともに大変貴重な文化 財を直接見ることができた。 ⑤龍山寺では龍山寺特有のお経を耳にする機会が ありとても心が落ち着く音色で礼拝者の人々が並ん で唱えている姿は日本のお経とはまた違った雰囲 気があってとても印象に残った。 備考 作成日 平成26年05月07日 32 写真 参考資料 海外渡航報告書 大学間連携共同教育推進事業 高専・アジア・企業連携による実践的・創造的技術者の養成 渡航期間 渡航先 渡航者 (所属校) 平成25年10月10日(木)~平成25年10月18日(金) 厦門理工学院 福永道彦(有明高専) ① 厦門理工学院(学生交流の下見) 訪問内容 ・場 所 ・目 的 ② XIAMEN FDK CORPORATION(学生インターンシップの見学) ③ ④ ⑤ ①厦門理工学院を訪問し,佐世保高専の学生 派遣を一部見学した.行程には厦門理工学院 日本語科の学生が同行し,通訳を担当した.留 学生向けの授業見学,文化体験,教育・研究 施設の見学などを行い,休日は植物園などに 招待してもらった.語学や研究に関する交流と しては物足りなさを感じたが(高等教育機関同 士の交流であれば,英語での研究発表会など を行うべきと思う),中国の熱心な学生と接する ことは有意義であったように思われた.厦門の 受け入れには学生が主体的に関わっており, 見習うべきと感じた.厦門の受け入れ担当者で ある陳教授からは,9高専連携としての交流は 可能であるが,予算の都合があり,方法につい ては要検討であるという意見を聞いた(厦門か らの派遣は拡大が難しいが,受け入れはある 報告・結果 程度拡大できそうという言い方であった).写真 今後の取組み は,課外活動のロボコン・エコランの見学風景 である.(ロボコン部同士の交流も面白いか も・・・) ②FDK有限公司における学生インターンシップ の,3日間のうち最終日を見学した.報告資料 のまとめの段階であったためか,あまり指導な どはされておらず,学生も時間を持て余してい た.工場を見学させてもらったが,「いかにも中 国」という工場ではなく,しかし日本の工場とは 写真 違った雰囲気であった.熱心に説明していただ き,「中国の工場見学」としては非常に有意義 であったと感じた.もっと「中国らしい」工場(従 業員が山ほどいるような・・・)も含めて,何社か 見学できることが理想であると思う.FDK担当 者からは,インターンシップの受け入れ拡充は 可能との意見を聞いた. 私の立場から正式な話は何一つしておらず,上述した中国側担当者の 備考 意見は,立ち話程度のことである. 作成日 平成26年 3月30日 33
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