添付資料-1 画像によるコンクリート構造物の変状調査 遠方自動撮影システム 【概要】 本システムは,デジタルビデオカメラまたはデジタルカメラ、望遠レンズ、自動雲台を用い て遠方から自動でダム、橋脚、建物などコンクリート構造物を撮影し,構造物表面の状態を画 像化することにより、ひび割れ、漏水等の劣化・変状を精度良く検出するシステムです。 得られた画像データを劣化・変状展開図に変換し、当社で開発した「CrackDraw21」に入力 することにより、設備の状態確認や劣化・変状特性の分析などきめ細かな設備管理を行うこと ができ、大規模地震後の健全度確認などへの対応も容易です。 【特徴】 ◇目視点検では点検不可能な範囲を調査可能 ◇広範囲を短時間で調査可能 ◇非接触による点検のため安全性が向上 ◇画像を使用することにより、個人差による点検結果のバラツキ低減 ◇仮設をした場合と比較して大幅な作業時間の短縮 ◇ひび割れ幅の抽出精度(構造物、状況による) ・撮影距離 200m まで ; 0.1mm~0.2mm 幅以上のひび割れ ◇大規模地震前後の定量的な比較が可能 【対象事例】 ◇コンクリートダム、コンクリート煙突 ◇橋梁(橋脚) 、壁面、建物 他 【ダム実施例】 株式会社 東設土木コンサルタント 1 添付資料-1 【撮影】 撮影はデジタルカメラおよび自動雲台により撮影範囲を設定し、自動で対象物を撮影しま す。望遠レンズを使用し、対象構造物との距離 200m まで撮影が可能です。 撮影機材 撮影状況 カメラ設置位置例 【展開画像作成】 デジタルカメラの静止画データをパソコン上に取り込み、専用ソフトにより画像合成後、撮 影角度による補正処理などを行い展開画像を作成します。 2 添付資料-1 【変状展開図作成】 作成した展開画像を変状展開図作成支援ソフト「CrackDraw21(NETIS 登録番号 に取り込み、画像上の各種変状をトレースし、変状展開図を作成します。 HR-030010)」 ひび割れ はく離・はく落、漏水 点検結果の年度管理 変状一覧表 3D表現 ・ひび割れの幅、長さ、方向などを一覧表示 ・一覧表を csv 出力可能 CrackDraw21 の主な機能 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ お問合せ先 DXFへの書出、読込(Auto CADに対応) SXFへの書出、読込(建設CALS/EC、電子納品に対応) 展開図上への画像挿入(jpg、bmp、png) ひび割れ密度の自動計算、各種変状の一覧表表示 各変状に状況写真やその他詳細点検のデータリンク 各変状にユーザー任意の属性データ保持可能 地質情報、応力分布図などの挿入 カスタマイズによるブロックごとの健全度評価(ランク、点数)の自動化 など 株式会社 東設土木コンサルタント 〒113-0033 東京都文京区本郷 1-28-10 TEL 03-6371-4265 FAX 03-5805-7264 URL http://www.tousetu.co.jp/ 担当者 事業推進部 篠原、中川 3
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