3.まとめ 今回、自動車産業に働く者として、自らの産業を例に検討を行った。 私たち自動車総連としても、改めて組合員一人ひとりに自動車産業の現状と対 応の必要性についての理解促進を図るとともに、自らの努力を積み上げていく 必要がある。 しかし、前述のように、日本全体の生産性向上のためには、全ての分野で同様 の検討・改革を行い、相乗効果を発揮していくことが不可欠である。従って、 世の中に対しても「改革の必要性」を強くアピールしていかなければならない。 そして行政府・立法府には、産業政策の軸足を保護・規制から「自助努力、強 みの維持・強化」の後押しへと、より明確に転換するよう求めたい。 尚、今回の検討は経済的な効果に直接つながるものを中心にとりまとめた。し かし、効果は数値化しにくいが、産官学の連携をはじめとする研究開発促進や 人材育成など競争力を創造していくための土台となる政策も、日本として対応 すべき喫緊の課題であると強く認識していることも付け加えておきたい。 第19期 産業政策委員会 ◎委員長 西原 吉野 栗原 神津 萩原 保坂 小林 浩一郎 博子 圭一郎 岳 修 守也 鉄弥 自動車総連副会長 全トヨタ労連 日産労連 全本田労連 三菱自動車労連 全国マツダ労連 富士労連 萩原 久保 植松 山本 水谷 今野 佐藤 藤田 克彦 秀一郎 良太 和規 光 美香 好浩 康則 自動車総連事務局長 〃 事務局次長 〃 産業政策局長 〃 産業政策局部長 〃 産業政策局部長 〃 産業政策局 〃 企画総務局長 〃 販売政策局部長 松原 高野 谷本 只野 大石 上沢 事務局 弘久 泰雄 利文 順平 博也 豊秋 ダイハツ労連 全いすゞ労連 スズキ労連 日野労連 ヤマハ労連 部品労連
© Copyright 2024 Paperzz