PDFを見る

SAP Sybase IQ
構成とライセンス
November 2015
SAP License
SAP IQのライセンスは ASPEにシンプル化されました
SAP Adaptive Server Platform Editionに含まれるライセンス
(永久ライセンス:マテリアル #7018421)
ASE
含まれるオプション
Replication
IQ
ASE
7018056Source/Target
Sec and Dir
Services
Partitions
含まれるオプション
Premium Edition
or
HANA Target
Compression
IQ Target
Encryption
SAP Data
Services Target
or
含まれるオプション
Advanced
Security
VLDB Mgt
1ライセンスで運用稼働できるのは、上記の3製品中、いずれか1製品の1コアです。
お客様はライセンスを「ある製品から別の製品に自由に変更すること」ができます。
(Service Market Placeでライセンスファイルの再作成・再適用するだけです)
(開発用・スタンバイ用の非稼働ライセンスは3製品共無制限に作成可能です)
注)現在、旧Sybase契約に基づくDistributor経由の販売・OEM契約については、ライセンスポリシー、カウント方法、単価が異なる場合があります。
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
3
SAP IQ 価格 – 2 種のエディション
製品/ライセンス名称
Material #
カウント単位
ユーザ数
7018421
SAP Adaptive Server Platform Edition (core)
(SAP IQ Enterprise Editionとしてライセンスを使用)
コア数
無制限
7018420
SAP IQ, Edge Edition (core) 最大8コアまで
コア数
無制限
7018423
SAP ASPE Advanced Security (ASPEでは標準)
SAP ASPE Unstructured Data Analytics Option
7018424
SAP ASPE Multiplex Grid Option
7018425
SAP ASPE In-Database Analytics Option
・
SAP IQ EE Very Large Database Management
(ASPEでは標準)
ー
コア数
1コア
サーバ数
1サーバ
コア数
1コア
価格
基本
ライセンス
お問い合わせ
ください。
SAP IQ EE用
オプション
ライセンス
ー
EE, Edgeの2つのEditionがあります。Editionの違いは、最大使用可能Core数と各種オプション機能の使用可否(EEのみ可)です。
・ EE, Edge Edition共に、マシンの物理コア数でも、仮想化ソフトを使用して作成したゲストOS環境下のコア数でもライセンスできます。
・
・
Edge Edition では、オプション製品を使用することができません。
オプションライセンスは、種類により課金メトリクスが異なりますので、ご注意ください。
Multiplex Grid Optionは、追加するサーバマシン1台毎に必要であり、別途追加サーバマシン内のコア数分のIQ EEライセンスも
同時に必要です。
全てのオプションライセンスは、IQ EEのみ追加可能です。
注)現在、旧Sybase契約に基づくDistributor経由の販売、OEM契約については、ライセンスポリシー、カウント方法、単価が異なる場合があります。
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
4
ライセンス体系 SAP IQ Edge と IQ Enterprise Edition
ASPEとしてライセンス
SAP IQ
Oracle
Database
11i /12c
その他のEdgeの制限
仕様
Edge
最大コア数
8 (実装・仮想化使用の何れも対応)
メモリ
(RAM)
OS Max
(オプション製品使用不可)
OS Max
DBサイズ
1TB
(EEへアップグレード可能)
無制限
Enterprise
OS Max
仕様
SE / One
SE / One (Windows/Linux)
Standard
Enterprise
最大CPU
ソケット数
1
2
2, 4
(Windows, Linux, Solaris
の場合)
無制限
メモリ
(RAM)
無制限
無制限
無制限
無制限
DBサイズ
無制限
無制限
無制限
無制限
OracleもIQもEnterpriseは、コア数をカウント。(Oracleにはマルチコア係数*あり)
Oracle Standard Edition (SE)では、ソケット数をカウント。
OracleもRACなど、ほとんどのオプション製品は、Enterprise Editionのみに適用可能。
(*マルチコア係数とは、プラットフォームに応じてライセンス(コア)数を調整する係数です。 Oracleでは 0.25 - 0.75が適用されています。)
IQも開発用無償版の Developer Edition、運用使用でも無償の Express Editionを共にダウンロードで提供
しています。(こちらはサポート内容や契約は通常製品と異なり、加入も任意です。)
ダウンロードサイト: http://global.sap.com/campaign/ne/sybase/iq_16_free_trial_download/index.epx
コミュニティーサイト:http://scn.sap.com/community/developer-center/analytic-server
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
5
SAP IQ Edition 選択のポイント
ASPEとしてライセンス
最大使用可能Core数
SAP IQ サーバ
対応OS
Material Number
ライセンス単位
DB容量制限
クライアント
EDGE Edition
8 コア
Windows
Linux (x86-64, Power)
AIX, HP-UX
Solaris (x64, SPARC)
Edge, Enterprise共にコア
←対応OS環境は同じ→
Enterprise Edition
無制限コア
Windows
Linux
AIX, HP-UP
Solaris (x64, SPARC)
7018420
1 core
あり: 1TB
○
(無制限:キャパシティに依存)
(圧縮後の実DBサイズです)
7018421
1 core
なし:無制限
○
無制限
(
)
○
クライアントアプリケーション用
コンポーネントは標準添付
ランタイムは社内頒布
コピーフリー
○
×
×
×
×
×
暗号化・アクセス制限
非構造化データ処理の高速化
クラスタによるスケーラビリティ
DB内での解析処理をサポート
データのパティションニング
○
○
○
○
○
IQ Client
ODBC / Web Driver
JDBC 4.0 (jConnect 7.0)
Odata
Advanced Security
Unstructured Data Analytics
Multiplex Grid
In-Database Analytics
Very Large Database Management
赤字の機能はオプション製品で提供されます。
ライセンスを決めるポイント:
データ容量?
ユーザ(同時クエリ)数? 拡張性? オプション製品の必要有無?
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
6
IQ Edge Editionは スモールスタートにぴったりです
ライセンス対象は、8コア(仮想マシン可)
以下のマシンです。
(許諾範囲内の構成であれば使用マシンのコア数を選びません)
最大8コアのCPU,1TBのデータベース
容量となりますが、数名~10名程度での
使用、対象データや期間を絞った分析で
あれば、ほとんどの場合十分です。
SMBでの使用
…
更に規模(ユーザ・容量)が増えた場合
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
IQ Edgeの処理能力での業務対応が厳しく
なった場合には、ライセンスのアップグ
レード(コンバージョン)でASPE (IQ
Enterprise Edition)に変更できます。CPU
増強後ライセンスファイルの入れ替えでそ
のままスケーラビリティを向上させること
が可能です。
EEではクライアントアクセス数無制限
CPU・メモリ・ストレージ容量無制限
7
IQ Edge Edition ライセンス構成例
IQ EDGE Edition を
Quad Coreマシンにライセンス
7018420
SAP IQ, EDGE Edition
- 円 / コア
動作OS: HP-UX Itanium, IBM AIX, IBM Linux
on Power, Linux x86-64, Solaris SPARC, Solaris
x64, Windows x64の7プラットフォーム(全て
64-bit環境)から選択
実稼働(Production)環境以外に、開発、スタ
ンバイの各ランドスケープが同時に使用許諾さ
れます。(稼働環境以外は無制限台数:但し個々
のサーバは8コア以下の必要があります)
合計: ¥- + 保守料金 (ES)
ライセンス金額の22%
-
internet
-
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
最低 1コア
|
最大 8コア
ライセンス対象は、物理・仮想を問わず、
8コア以下のマシン)です。
ユーザ数には制限がありませんが、8コア以
下で十分なレスポンスタイムを得られるよう
なアプリケーションと同時使用人数の見極め
が重要です。
DBサイズは最大1TBに制限されています。
IQオプション製品の追加はできません
仮想マシンを使用する場合には、動作確認さ
れた環境であることの事前確認が必要です。
8
IQ Enterprise Edition ライセンス構成例
(ライセンスの商品名はASPEとなります)
IQ EEサーバー一台毎に
ライセンスが必要
7018421
SAP Adaptive Server
Platform Edition (SAP IQ)
- 円 / コア
(クライアント数は無制限)
原則は、マシン内の物理コア
数全てにライセンスが必要
最近のトレンドである仮想化に対応
CPUチップ
仮想化ソフトを使用してマシン
内の一部のコア数に、DBを動作
させるOS環境を作成した場合は、
そのコア数へのライセンスが可
能です。
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
たとえば、1Chip/4Core
マシンから仮想化ソフトで
2Coreを切り出し、Linuxをイ
ンストールした場合、ASE EE
は、2Coreマシンの使用として
ライセンスが認められます。
但し仮想化ソフトとゲストOSの
組み合わせが動作確認されてい
るかの事前チェックが必要です。
9
IQ Enterprise Editionライセンス構成例
4コアマシン2台のクラスタ構成例
ライセンス料金合計:- 円
7018421 ASPEライセンス
SAP IQ, Enterprise Edition
- 円 x 4コア x 2台= - 円
IQ EEサーバ1台毎に
コア数分のライセンスが必要
1台での処理では不足した場合、比較的
安価なスケールアウト構成で増強が可能
(Multiplex構成)
FC
共有ディスク
クラスター構成
(Multiplex)
7018424 ASPE
SAP IQ, Enterprise Edition用
Multiplex Grid Option サーバ台数
-円
Storage Area Network
共有ディスク
IQ EEサーバ1台追加
コアライセンス
+
IQ EE Multiplex Grid Option
ライセンスが必要
(追加サーバ毎に必要*)
FC
・スケールアップ構成では、サー
バ1台あたりの価格が急激に上昇。
メモリ搭載量(総量)も制限される。
・複数台でスケールアウト処理す
ることにより、非計画停止(故
障)や 計画停止(メンテナン
ス)などにも柔軟に対応可能。
* Multiplex Grid Optionは追加サーバ1台目から課金対象です。
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
10
ASPE ライセンスで追加可能な
IQ EEオプションライセンス (Core, 非Coreライセンス)
SAP IQ 用オプションライセンスには
コア以外にサーバタイプがあります
-------------: Advanced Security
標準機能
データ暗号化・アクセス制限
7018423: Unstructured Data Analytics
- 円 / Core 非構造化データ処理の高速化
7018424: Multiplex Grid
- 円 / Server クラスタによるスケーラビリティ
7018425: In-DB Analytics
- 円 / Core DB内での解析処理をサポート
-------------: Very Large DBMS (Partitioning)
標準機能
データのパティションニング
ASPEライセンスでは、従来のSAP IQライセンスでオプションであった
Advanced Security と Very Large DBMSが標準機能となります。
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
11
SAP IQ 特徴的な構成 (Multiplex: Shared Everything Cluster)
発展系
部門別の課題に対応するため、Reader
(検索)ノードを各部門に準備しておき、
RBAC(ロール別アクセス管理)により、
ユーザ数や期末業務処理負荷にも対応した
ダイナミックなリソースの配分を行いコス
トを削減します
共有Storage Area
Network Disk
スタンバイ
サーバー
頻繁に更新される情報を独立したWriter
(更新)専用ノードを使用してデータロード
IQ Writer サーバ
IQ Writer サーバ
基幹システムより
売り上げデータ
基幹システムより
更新マスターデータ
Web Services によりインターネット上の
データとのマッシュアップ・センチメント検索
WAN
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
*大規模マーケティング会社で使
用された場合の構成例
12
IQの特徴について
•
SAP IQの特徴とは
IQが使われている理由:
•
カラムベースのRDBMSとして15年以上の実績 (安定・ノウハウ多い)
•
2200社のお客様に4500件以上の業界No.1のインストール数
(カラムベース第2位の製品と比較して2倍以上の納入&稼働実績)
•
特許取得済のデータ圧縮技術により、ストレージ要件を著しく低減、
共有ストレージを採用したShared Everything・低TCO構成
•
サーバを追加するスケールアウト構成により多くのユーザをサポート
•
業界で主流のOSプラットフォームを幅広くサポートし、投資を保護
•
他社も次々にカラム処理を導入(MSSQL, Oracle 12c, DB2)
•
アプライアンスサーバはデータ増やユーザ増でシステム総入れ替え
•
他社は使いこなすためにはノウハウが必要(ノウハウ本多数)
•
SAPプラットフォーム戦略の一環としてHANAを支える主力製品
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
14
SAP IQの実績
全世界で4500サイト以上の導入実績、日本でも200サイト以上での実績
•
独自のデータ圧縮技術により、ストレージ要件とコストが大幅に低減
•
HANAを支える拡張ストレージ(DT)機能、DWと組み合わせたニア
ラインストレージ機能などSAP標準RDBの1つとしての地位を確立し、
今後も継続しての増強が計画されています
•
ガートナー社 DW DBMS Magic Quadrant でリーダーポジション取得
•
ギネス世界記録における世界一大きなDWH*の認定取得 (2014/2)
*認定1
− 12.1
Petaバイトの世界最大記録のDWH
− 1時間あたり 34.3Teraバイトでのデータロード
− 使用環境はIQ 16.0+HANA
1 ソース: Certification #2014011, valid as of March 19, 2014 (http://www.guinnessworldrecords.com/world-records/5000/largest-data-warehouse).
© 2015 SAP SE. All rights reserved.
15
Thank you