リチウム電池・バッテリーの輸送条件 リチウム電池・バッテリーは予防

リチウム電池・バッテリーの輸送条件
リチウム電池・バッテリーは予防措置を取らずに輸送されると危険なことがあります。
主な危険性、損傷、組み立ての問題または急激な温度上昇が原因で発火する場合があります。
電気機器および交換用バッテリーの輸送条件は以下によって異なります。
•
リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
(LiFePO4)などの場合は、ワット時定格量(Wh)。
•
リチウム金属電池、リチウム合金電池などの場合は、リチウム含有量(g) 。
携帯電子機器
(全て網羅した
リストではあり
ません)
個人的な使用を
目的とする機器 :
個人用酸素濃縮器
(POC)、ビデオカメラ、
カメラ、ノートパソコン、
タブレット端末、ドローン、
携帯用電動工具など。
ワット時定格量
(Wh) /
(リチウム含有量)
≤100 Wh
≤ 2 g
機内持込手荷物
機器に内蔵され
るバッテリー
交換用の予備
バッテリー*
(Power Bank
タイプの外部
バッテリー充
電器も含む)
医療機器ならびに他の機器 : >100 Wh et
自動体外式除細動器(AED)、 ≤160 Wh
ネブライザー、CPAP装置、
ビデオカメラ、ドローン、
> 2 g et ≤ 8 g
電子工具など。
電子工具、電動
の移動補助器等
および交換用の
バッテリー
状態
受託手荷物
可
可
可
個人使用に制
限される量
機器に内蔵される
バッテリー
交換用の予備
バッテリー*
(Power Bank
タイプの外部
バッテリー充
電器も含む)
可
不可
可
可
お一人様最大
2個まで
不可
>160 Wh
手荷物の中での持ち運び禁止
> 8 g
貨物室でのみ輸送
* 電気のショートを防止するため、機内持込手荷物の中の予備用リチウム電池の端末はかならず保護
されていなければなりません。各電池の露出した端末をテープなどで覆い、別々のビニール袋に入
れ、販売時の包装または Li-Po Guardなどの保護用ポーチに収納しなければなりません。
リチウム電池式車椅子および移動補助機器(お体の不自由なお客様用) :
300 Wh以上の取り外し可能なバッテリーは機内にはお持ち込みいただけません。
注意事項:
規則によって求められているワット時定格量(Wh)は、
バッテリーに記されていない場合があります。したがってお客様ご自身で換算するようにしてくださ
い。放電電圧(V) と電池容量 (Ah) から以下のように計算できます。
ワット時定格量 (Wh) = 2 V x 0,5 Ah = 1 Wh.