書式第9号 平成26年度 平成26年4月1日 事 業 報 告 書 から 平成27年3月31日 まで 特定非営利活動法人グッド 1 事業の成果 平成26年度は、若者(不登校ないしひきこもりなどを経験したため、またはその状態を継続しているため に、一般的な就職などによる社会的な自立が困難になると予想される、または現実に困難になっている青少年 を含む)を対象に、ワークキャンプ事業のプログラムとして5月、10月に新潟県十日町市にて、5月、8月に広島県 広島市及び安芸高田市にて、6月には長野県北安曇野郡にて農作業を行うボランティア・ワークキャンプを実施し ました。8月には韓国にて障がいを持つ子どもキャンプのボランティアと農作業を行うワークキャンプ、9月と3月 にはスリランカにて井戸掘りや橋建設を行うワークキャンプを実施しました。3月にはタイにて山岳少数民族の村 の道路建設を行うワークキャンプを実施しました。3月には静岡県の牧場にて、牧畜作業を行うワークキャンプを 実施しました。 協力プログラム事業として、日本財団学生ボランティアセンターから東日本大震災のボランティアプログラム の引率業務を受託し、5月~7月の間の5回のプログラムで22人の若者が活動に参加しました。 東京都の「ひきこもり等の若者支援プログラム」の登録団体として、若者の仲間づくりや就労体験の場を提供 するプログラムを実施しました。1年間で6名の参加者が週1回から3回程度事務所に通所し、様々な体験活動を行 いました。 共同生活寮事業として、対人関係に苦手意識を強く持ち社会的自立が困難な若者に社会参加基礎訓練の場を提 供する共同生活寮の運営を行いました。昨年度は、新たに3名の寮生が入寮し、7名の寮生が、スタッフのサポー トを受けながら、自立を目指し共同生活を行いました。寮生の1人は、この春、大学に合格し、現在は寮から大 学に通っています。また寮生の1人は、契約社員から正社員になることができました。対人関係においても、笑顔 で人と過ごせる時間が増えるなど、寮生活を通じて1人1人が確実に成長を続けています。 また、フリースペース事業として、若者の居場所、仲間づくりや交流の場を提供するフリースペースの運営を 行い、平成26年4月から平成27年3月までの間に述べ898人の若者が利用しました。 2 事業の実施に関する事項 特定非営利活動に係る事業 事業名 事 業 内 容 実 施 日 時 5月、10月には、新潟県十日町市に ・新潟キャンプ 実 施 場 所 受益対象者 支出額 従事者 の範囲及び (千円) の人数 人 数 新潟県十日町市 ワークキャンプ て農業体験ワークキャンプを実施。 (5月3日~5月6日) (10月11日~13日) 事業 5月、8月には、広島県広島市、安 ・広島キャンプ 広島県広島市、安 芸高田市にて農業体験ワークキャン (5月3日~6日) 芸高田市 プを実施。 (8月2日~7日) 6月には、長野県安曇野市にて農業 ・長野キャンプ 長野県安曇野市 体験ワークキャンプを実施。 (6月25日~6月30日) 8月には、韓国にて障がいを持つ子 ・韓国キャンプ 韓国京義道及び どもキャンプのボランティアと農業 (8月11日~22日) 江原道原州市 を行うワークキャンプ、 8月、3月には、スリランカにて井 ・スリランカキャンプ スリランカ 戸掘りと橋建設のワークキャンプ。 (8月28日~9月10日) コロンボ及び (3月5日~3月18日) マヒヤンガナ近郊 3月には、タイにて道路建設のワー ・タイキャンプ タイ北部・チェン クキャンプを実施。 (3月19日~3月30日) ライ近郊 3月には、静岡県袋井市の牧場にて ・静岡キャンプ 静岡県袋井市 酪農体験のワークキャンプを実施し (3月25日~31日) ました。 4人 ワークキャンプ に興味のある 市民 204名 8,534 日本財団学生ボランティアセンタ ・東日本大震災 岩手県石巻市 協力プログラム ーから東日本大震災の復興支援プロ 復興支援プログラム グラムの委託を受け、5月~7月の間 (5月9日~12日) 事業 4人 全国の若者 40人 に5回のプログラムを実施し、合計22 (5月30日~6月2日) 人の若者の引率業務を行いました。 (6月20日~23日) (6月27日~30日) (7月4日~7日) 東京都の「ひきこもり等の若者支 ・東京都・ひきこも 援プログラム」の登録団体として、 り等の若者支援プロ 若者の仲間づくりや就労体験の場を グラム(4月~3月の 提供するプログラムを実施し、6名の 間 に 6 名 の 参 加 者 が 参加者が定期的に通所し、体験活動 事務所に通所) を行いました。 299 板橋区幸町 ホスピタリティツーリズム・東京 ・ホスピタリティツ 新潟県十日町市 ブライダル専門学校の学生のボラン ーリズム・東京ブラ ティア実践フィールドワークの委託 イダル専門学校フィ を受け、3月に12人の学生を引率し、 ールドワーク 新潟県十日町市にてボランティアワ (3月15日~17日) ークキャンプを行いました。 不登校やひきこもりの経験などに 共同生活寮事業 より、社会的自立が困難な若者に対 通年 板橋区幸町 して社会参加基礎訓練の場を提供す るための共同生活寮を運営。 4人 若者(不登校やひきこもりの経験 フリースペース などにより社会的自立が困難な若者 を含む)の居場所、仲間づくり、交 事業 通年 板橋区幸町 4人 通年 板橋区幸町 4人 流の場の提供。 就労体験事業 不登校やひきこもりの経験などに より、社会的自立が困難な若者に対 して就労体験の場を提供することを 目的とした飲食業等の事業運営のた めの調査・準備を実施。 社会的自立が困 難な若者 7人 キャンプ参加 者、対人関係に 苦手意識を持つ 若者 898人 社会的自立が困 難な若者 0人 8,689 1,289 0
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