平成 25 年度 事業報告

平成 25 年度
自
至
事業報告
平成25年
平成26年
9月 3日
3月31日
社会福祉法人いちえ会
■事業報告
平成25年8月に東京都より第1種福祉事業である都市型軽費老人ホームの補助内示を頂き、9月に
は社会福祉法人が設立し、都市型軽費老人ホーム事業を進めるべく法人運営をしてまいりました。しか
し、購入を予定していた土地について、事前に売主と土地売買確約書、抵当権抹消確約書、差押抹消確
約書、抵当権抹消手続確認書、建物取り壊し確約書等を売主の印鑑証明書添付で受領した後売主と契約
を締結し手付金の支払いも済ませ、残代金決済と所有権移転を残すのみとなっていましたが、売主が当
該土地を二重譲渡により、他に所有権移転をしたことが発覚し、建設予定地としていた土地の購入が出
来なくなりました。千代田区へ事情を説明した結果、平成26年1月に千代田区へ補助内示の取下げを
いたしました。その後、旧建設予定地の近隣で土地売却の話があり、千代田区と相談をした結果、いち
え会にて購入することが可能であると判断し、再度都市型軽費老人ホーム事業を進めるべく、土地購入
をすることになりました。現在、千代田区と平成26年度の都市型軽費老人ホーム事業申請の事前協議
を進めております。また、旧建設予定地売主へは、理事会において、損賠賠償請求訴訟を行うことを決
定しました。
■法人設立趣意
私たちは、これまで高齢者自立支援を目標に 12 年間にわたり活動してきました。後期高齢者の自立生
活に於いて 10 年という年月に実際携わった経験上、年月の経過によって自立生活が困難になってしまっ
た後期高齢者の受け入れ先確保の難しさを実感しており、そこで特に都市部において生まれ育った場所
で最後まで生活出来る都市型軽費老人ホームの設立が急務であると考えております。今まで培ってきた
経験や実績を生かし、地域に根ざした視点で高齢者の身体的、金銭的な理由において自立生活が困難に
なっても、低額な料金で豊かな人生を送れるよう、食事の提供その他の日常生活に必要な支援を行いな
がら、地域に必要な資源を創造し、多世代に渡る豊かな地域社会を作っていけるような社会福祉法人を
立ち上げたいと思っております。
■基本理念
・一人ひとりが安心して生活し、幸せな人生を送ることができるように専門性をふまえ、個別性に配慮
し、家族のようにともに生活を続けられるようにサポートしていきます。
・地域交流、施設開放を積極的に取り組み、地域とともに活動していきます。
■都市型軽費老人ホーム運営基本計画
利用者の人間性、自立性を尊重し、入居者間や地域との交流が円滑かつ円満にできるようコミュニテ
ィの形成に努めていきます。明るく楽しい環境の中で、安心して暮らすことができるように支援してい
きます。
<理事会の状況>
回数
日にち
出席者
議事内容
報告
定款の承認について
設立当初の資産について
事業計画について
1
平成25年
8月12日
資金収支予算書について
準備委員10名
審議
設立者、設立代表者及び設立当初の役員について
都市型軽費老人ホーム建設について
建設資金計画と借入金について
借入金に関する担保物件について
借入金に関する連帯保証について
借入金に関する償還財源について
報告
2
9月6日
理事
6名
監事
2名
役員の選任について
審議
理事長の互選について
寄附について
3
4
報告
平成26年
理事
6名
1月7日
監事
2名
審議
理事
6名
報告
定款変更の必要性
監事
2名
審議
都市型軽費老人ホーム建設に伴う土地購入
3月7日
都市型軽費老人ホーム整備費補助金内示の辞退
独立行政法人福祉医療機構の借入申込の取下げ
今年度の主な報告
報告
5
3月24日
理事
6名
監事
2名
都市型軽費老人ホーム建設に伴う土地購入報告
寄附金について
借入短期について
平成26年度事業計画書
審議
平成26年度予算計画書
訴訟について