ウインテスト株式会社

コーポレートガバナンス
CORPORATE GOVERNANCE
Wintest Corp.
最終更新日:2013年10月31日
ウインテスト株式会社
代表取締役社長 奈良彰治
問合せ先:045-317-7888
証券コード:6721
http://www.wintest.co.jp/
当社のコーポレート・ガバナンスの状況は以下のとおりです。
Ⅰコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成、企業属性その他の基本情報
1.基本的な考え方
コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方は、企業倫理と法令遵守の徹底及び内部統制の強化を推進するとともに、効率性・健全性・透明
性の高い経営の実現により、株主・顧客・従業員・取引先等のステークホルダーに適正な利益を継続的に確保・還元するための企業価値の拡大
に努め、貢献するという経営方針を実現するため、経営上の組織体制を整備するなどの諸施策を実施して、その責任を果たしていくことを基本方
針としております。
当社取締役会では、社内取締役と独立性の高い社外取締役による審議を通して、意思決定の迅速性と透明性を高めています。また、社外監査
役による監査を通し、取締役の業務の適法性、効率性、意思決定プロセスの妥当性などを厳正に監視・検証し、経営に対する監査機能の充実を
図っています。
さらに、内部統制管理機能を併せ持つ機関としてCSR室を設置し、担当取締役を内部監査責任者に任命するとともに、当社倫理指針と法令の遵
守を徹底させるための倫理委員会を設けております。
なお、当社はファブレスの経営体制であり、会社規模が比較的小さいため、内部統制の担当人員には限りがあるため、監査、監督、報告の独立
性を確保したうえで担当、責任者を兼任させています。
2.資本構成
外国人株式保有比率
10%未満
【大株主の状況】
氏名又は名称
株式会社タカトリ
奈良彰治
本間春雄
エイシャント・ウェルフェア合同会社
伊藤正敏
奈良百合子
ミズホセキュリティーズ アジアリミテッド クライアントアカウント
吉川直樹
永井千恵子
山本哲郎
支配株主(親会社を除く)の有無
―――
親会社の有無
なし
補足説明
―――
3.企業属性
上場取引所及び市場区分
東京 マザーズ
決算期
7月
業種
電気機器
直前事業年度末における(連結)従業員
数
100人未満
直前事業年度における(連結)売上高
100億円未満
直前事業年度末における連結子会社数
10社未満
所有株式数(株)
21,578
8,267
1,817
1,380
855
840
367
366
360
351
割合(%)
43.79
16.77
3.68
2.80
1.73
1.70
0.74
0.74
0.73
0.71
4.支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針
―――
5.その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情
株式会社タカトリは、当社の議決権の43.79%を所有しておりますが、事実上の制約は無く、当社は独自の経営判断に基づき事業運営をしておりま
す。
また、当社と株式会社タカトリ間における役員の兼務状況についても、当社独自の経営判断を妨げるものではなく、一定の独立性が確保されてい
ると認識しております。
Ⅱ経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況
1.機関構成・組織運営等に係る事項
組織形態
監査役設置会社
【取締役関係】
定款上の取締役の員数
7名
定款上の取締役の任期
2年
取締役会の議長
社長
取締役の人数
5名
社外取締役の選任状況
選任している
社外取締役の人数
1名
社外取締役のうち独立役員に指定され
ている人数
1名
会社との関係(1)
氏名
属性
a
b
c
会社との関係(※1)
d
e
f
g
h
i
大西正純
他の会社の出身者
○
○
※1 会社との関係についての選択項目
a
親会社出身である
b
他の関係会社出身である
c
当該会社の大株主である
d
他の会社の社外取締役又は社外監査役を兼任している
e
他の会社の業務執行取締役、執行役等である
f
当該会社又は当該会社の特定関係事業者の業務執行取締役、執行役等の配偶者、三親等以内の親族その他これに準ずる者である
g
当該会社の親会社又は当該親会社の子会社から役員としての報酬等その他の財産上の利益を受けている
h
本人と当該会社との間で責任限定契約を締結している
i
その他
会社との関係(2)
氏名
大西正純
独立
役員
○
適合項目に関する補足説明
株式会社タカトリ 取締役 管理本部長
当該社外取締役を選任している理由(独立
役員に指定している場合は、独立役員に指
定した理由を含む)
管理、経理の知見、経験により、当社の経営監
督とチェック機能を高めていくとともに、株式会
社タカトリとのシナジー推進に協力を頂くため
【監査役関係】
監査役会の設置の有無
設置している
定款上の監査役の員数
4名
監査役の人数
3名
監査役、会計監査人、内部監査部門の連携状況
査役と会計監査人は、期首において監査計画の打ち合わせ調整を実施し、中間期においては監査指摘事項の説明並びに相互においての内部
統制上の注意点について協議を行っております。
また、期末においては通期の監査結果などの報告を行い、直接の連携を行っています。また、その他イレギュラーな事項についても、その都度双
方において情報交換を行っております。
社外監査役の選任状況
選任している
社外監査役の人数
3名
社外監査役のうち独立役員に指定され
ている人数
0名
会社との関係(1)
氏名
属性
a
b
c
会社との関係(1)
d
e
f
g
h
i
金田一 喜代美
税理士
○
大山 亨
他の会社の出身者
○
根岸 功生
公認会計士
○
※1 会社との関係についての選択項目
a
親会社出身である
b
その他の関係会社出身である
c
当該会社の大株主である
d
他の会社の社外取締役又は社外監査役を兼任している
e
他の会社の業務執行取締役、執行役等である
f
当該会社又は当該会社の特定関係事業者の業務執行取締役、執行役等の配偶者、三親等以内の親族その他これに準ずるものである
g
当該会社の親会社又は当該親会社の子会社から役員としての報酬等その他の財産上の利益を受けている
h
本人と当該会社との間で責任限定契約を締結している
i
その他
会社との関係(2)
氏名
独立
役員
適合項目に関する補足説明
金田一 喜代美
―――
大山 亨
―――
根岸 功生
―――
当該社外監査役を選任している理由(独立
役員に指定している場合は、独立役員に指
定した理由を含む)
税理士として主に会計面の監査に適任と判断
した為
証券業務の経験並びに実績より、公開企業へ
の実務監査全般に適任と判断した為
公認会計士として培われた財務及び会計に関
する知識を監査体制に活かしていただくのに適
任と判断した為
【独立役員関係】
独立役員の人数
1名
その他独立役員に関する事項
―――
【インセンティブ関係】
取締役へのインセンティブ付与に関する
施策の実施状況
ストックオプション制度の導入
該当項目に関する補足説明
取締役、並びに従業員へのインセンテイブ付与に関する施策として、ストックオプション制度を2003 年の公開時より実施しています。
ストックオプションの付与対象者
社内取締役、従業員
該当項目に関する補足説明
会社業績を反映する株価に連動して価値の上がるストックオプション制度は、企業価値の増大及び業績に対し責任を持つ取締役並びに業務を遂
行する従業員へのインセンテイブ施策であります。
【取締役報酬関係】
(個別の取締役報酬の)開示状況
個別報酬の開示はしていない
該当項目に関する補足説明
平成25年度7月期に、専任取締役及び監査役に支払われた報酬の額は、専任取締役5名に対し、合計39,781千円、監査役3名に対し、6,660千円
です。
報酬の額又はその算定方法の決定方
針の有無
あり
報酬の額又はその算定方法の決定方針の開示内容
取締役及び監査役の報酬等の額については、株主総会において決議されたそれぞれの報酬総額の年度限度額の範囲内で、各取締役について
は株主総会後の取締役会にて決定し、各監査役については監査役の協議により決定しております。
【社外取締役(社外監査役)のサポート体制】
社外取締役、並びに社外監査役からの要請に応じ、必要な資料、情報を速やかに開示して監督、監査業務をサポートしております。
また、社外監査役には業績と連動しない報酬を支払うことにより、安定かつ独立した監査のサポートをしています。
2.業務執行、監査・監督、指名、報酬決定等の機能に係る事項(現状のコーポレート・ガバナンス体制の概要)
取締役会
取締役会は、独立社外取締役1名を含む5名で構成され、原則月に1度開催しています。
経営に関する意思決定機関として、当社の経営戦略の立案と業務執行の監視・監督を行っています。
当社は取締役の職務執行に関する規定を整備し、社外取締役を含む各取締役は取締役会を構成する取締役として、業務執行に関する監督責任
を負う体制を整備しています。
監査役会
監査役会は、常勤監査役1名を含む社外監査役3名で構成されています。
監査役は重要監査項目を定めた年間計画に基づき、監査役監査を実施しています。
監査役は、取締役会等の重要会議に出席するほか、法令、規程を遵守し、高い倫理観を持ち、個人の尊厳を守る体制の推進のための倫理委員
会を運営し、倫理指針の遵守状況及び内部通報制度の運用状況の全社ヒアリングを定期的に実施しています。
また、代表取締役社長、経営監査部門、CSR部門、会計監査人とも定期的な意見交換を行っています。
なお、当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、金融商品取引所が定める
独立性に関する基準等を参考に、一般株主と利益相反が生じるおそれがない者としており、さらに社外取締役の大西正純氏を独立役員として届
け
出ております。
経営会議
取締役会は、意思決定の迅速化を図るため、業務執行にかかる意思決定を経営会議へ権限委譲しています。
経営会議は、社長、部門の長、その他任命された部課長で構成され、原則週に1度開催しています。
また、重要な決議内容は取締役会に報告しています。
会計監査人
当社は、会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査について、有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結しています。
平成25年7月期において、会計監査業務を執行した公認会計士等の内容は以下のとおりです。
会計監査業務を執行した公認会計士:三富康史、上田雅也
会計監査業務にかかる補助者の構成:公認会計士 2名、その他3名
平成25年7月期における会計監査人に対する報酬額は以下のとおりです。
会計監査人の報酬等の額:10百万円
3.現状のコーポレート・ガバナンス体制を選択している理由
監査役設置会社である当社においてコーポレート・ガバナンスの実効性を確保するためには、監査機能の充実及び取締役会における透明性・客
観性・妥当性の確保が必須と考えております。
監査機能の充実という点では、監査役会を常勤監査役1名を含む社外監査役3名の構成とすることで、取締役の業務の適法性、効率性、意思決
定のプロセスの妥当性などを厳正に監視・検証する体制を構築しています。
また、取締役会における透明性・客観性・妥当性の確保では、取締役6名のうち1名を独立社外取締役とすることによって、株主をはじめとしたス
テークホルダーと経営者との利益相反行為が防止される体制とするなど、実効性の高いコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。
Ⅲ株主その他の利害関係者に関する施策の実施状況
1.株主総会の活性化及び議決権行使の円滑化に向けての取組み状況
実施していません。
2.IRに関する活動状況
補足説明
代表者自身
による説明
の有無
ディスクロージャーポリシーの作成・公表
当社ホームページ上において、「IRポリシー」として公開しております
個人投資家向けに定期的説明会を開催
事業年度末の決算説明会を、年2回実施しております
あり
アナリスト・機関投資家向けに定期的説
明会を開催
事業年度末の決算説明会を、年2回実施しております
あり
IR資料のホームページ掲載
当社ホームページ上において、各種の企業情報を日本語にて公開しておりま
す
IRに関する部署(担当者)の設置
経営企画室に担当者を配置しております
3.ステークホルダーの立場の尊重に係る取組み状況
補足説明
環境保全活動、CSR活動等の実施
当社は、モラルマインド(倫理指針)を制定するとともにCSR 室を設け、ISO14001 の活動を含め
た社内外のCSR 活動領域を広げることを通して、すべてのステークホルダーから信頼され、社
会的責任を果たすことを目指しております
ステークホルダーに対する情報提供に
係る方針等の策定
当社はディスクロージャーボリシーを定め、企業経営情報である財務報告書や企業活動に係
わる情報を適時に開示しており、また、当社ホームページヘも掲載し、積極的に情報提供を行っ
ております
Ⅳ内部統制システム等に関する事項
1.内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況
当社は、会社法および会社法施行規則に基づき、会社の業務の適正性を確保するための体制を整備することについて、取締役会で次の通り決
議しております。
a.取締役及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
1) 倫理指針を制定するともに監査役による倫理委員会を設置し、取締役及び従業員の法令及び定款の遵守監視を全社で実施しております。
また、遵守に疑義のある行為については内部通報制度を制定しております。
2) コンプライアンス体制を構築し、CSR室をコンプライアンス担当部門、同室担当取締役を統括責任者に任命しております。
3) CSR室は、取締役及び従業員に法令及び定款並びに関連規程等の遵守を周知徹底することにより、コンプライアンス体制の向上を推進してい
ます。
4) コンプライアンス体制の調査、法令並びに定款上の問題の有無については、CSR室担当取締役を内部監査責任者に任命し、監査役会と連
携、協力のもと、監査計画に基づき内部監査を実施しています。
b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
1) 取締役の職務の執行に関する情報は、社内規程に定めるところにより、文書または電磁的媒体(以下「文書等」という)に記載または記録し、適
切に保存及び管理しています。
2) 取締役及び監査役は、社内規程に定めるところによりこれらの文書等を閲覧できるようになっております。
c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
当社では、全社のリスクマネジメント推進及び内部統制の統括を目的として、専務取締役をリスク管理統括責任者に任命し、リスク管理の基本方
針等の策定、リスク管理体制の全体的評価と定期的な見直し、不祥事の予防・早期発見のためのリスクの洗出し、モニタリングによる全体的リス
クの統括及び改善策の立案体制の構築を進めています。
同時にリスク管理規程に基づいて、代表取締役社長を委員長、各部室長を委員とする組織横断的なリスク管理委員会を設置し、定期的に開催す
ることを通してリスクの抽出、対策の立案、対策実施の状況の把握及び教育・啓蒙活動等により、リスク管理の徹底を図ってまいります。
上記のような平時のリスク管理体制を通じて未然のリスク回避に努めるとともに、緊急事態発生時には、関連部室が中心となり対策チームを立ち
上げるなどして問題解決に取り組む体制としております。
なお、法的リスクについては、必要に応じて顧問弁護士のアドバイスを適宜受け対応しております。
d.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
1) 取締役会は、毎期、年次予算及び事業部門ごとの業績目標を設定します。
2) 各事業部門を担当する取締役は、各事業部門が実施すべき具体的な施策及び権限配分を含めた効率的な業務遂行体制を決定します。
3) 取締役会を原則として月1回開催し、経営上の重要事項の決定及び取締役の業務執行状況の監督を行っています。
各取締役は、取締役会に月次業績を報告し、取締役会は、この結果をレビューし、目標に対する評価・分析を行い、必要に応じて改善もしくは目
標の修正を行います。
4) 取締役会の決定を補完するために、代表取締役社長、取締役及び経営会議の選出者による経営会議を原則として毎週1回開催し、経営に関
する重要事項の立案、調査、検討及び実施結果の把握を行い、全取締役の情報共有及び迅速な判断を経営に反映するとともに具体的な業務遂
行の打ち合わせを行い、各業務を展開しています。
5) 社内規程に基づき、各役職員の権限と責任を明確化し、効率的な職務の執行を図っています。
e.企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社は、現在子会社を所有しておらず、当該体制の整備を行っておりません。
f.監査役がその職務を補助すべきスタッフを置くことを求めた場合における当該スタッフに関する事項
当社は監査役以外に内部監査担当部門を設置しており、当面は監査役の補助スタッフをおきませんが、監査役が補助スタッフの設置を求めた場
合には、取締役会は監査役と協議のうえ、内部監査担当部門の従業員を専任者として指名することが出来ます。
g.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
1) 取締役及び従業員は監査役の要請に応じて、監査役会規程及び監査役監査基準に従い、必要な報告及び情報提供を行っています。
2) 監査役は、重要な会議に出席し、経営上の重要事項について適時情報の提供を受けるとともに、意見を述べることができます。
3) 監査役会は効率的な監査を実施するため、適宜、会計監査人及び内部監査責任者と協議または意見交換を行います。
h.財務報告の信頼性を確保するための体制
金融商品取引法第24条の4の4に規定する内部統制報告書の記載を適切に行うため、「財務報告に係わる内部統制の評価及び監査の基準並び
に同実施基準」に準じ、当社の財務報告の適正性を確保する内部統制を整備・運用しています。
2.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
1) 当社は倫理指針において、「反社会的勢力に対する指針」を定め、反社会的勢力との関係を遮断し、違法・不当な要求を排除することを定め、
不当な要求には毅然とした態度で臨み、反社会的勢力の排除に全社を上げて取り組みます。
2) 万一、反社会的勢力からの接触があった場合は、コンププライアンス統括責任者が対応し、必要に応じて警察当局、顧問弁護士等の外部専
門機関と連携して適切な処理をいたします。
Ⅴその他
1.買収防衛策の導入の有無
買収防衛策の導入の有無
なし
該当項目に関する補足説明
―――
2.その他コーポレート・ガバナンス体制等に関する事項
―――