『へっちゃら!』Book

『へっちゃら!』Book
チャレンジアシストプログラム活動記録
おとなとこどもの地域のかたりば
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目 次
まえがき ....................................................7
ごあいさつ ................................................8
へっちゃら力ってなんだろう(1) ....................10
10 月 28 日、江東区森下に中学生集まれ! .............12
へっちゃら力ってなんだろう(2) ....................14
へっちゃら力ってなんだろう(3) ....................15
へっちゃら力ってなんだろう(4) ....................18
へっちゃら力ってなんだろう(5) ....................20
ワークショップのチラシ.................................21
ワークショップで何やるの? ............................23
ひとりでもへっちゃら!.................................25
「へっちゃら力」が高まるとき .........................28
「へっちゃら力」を保つには? .........................30
森下ってどんなところ?.................................32
「のらくろ」の街 ........................................33
へっちゃら力が高まるとき(2) .......................35
「のらくろ」のお菓子を味わう(1) ..................37
「へっちゃら力」を保つには(2) ....................39
ワークショップ申し込み受付中! .......................41
『へっちゃら!』Book
4
「のらくろ」のお菓子を味わう(2) ..................42
ワークショップ開催まであと 2 週間! ..................44
八百屋さん「キャロット」 ..............................46
のらくろードの喫茶店 ...................................48
森下名物『深川あさり餅』 ..............................50
いよいよプレワークショップ ............................52
プレワークショップ開催報告(1) ....................53
深川あさりもちの秘密に迫る ............................55
いらっしゃい .............................................58
参加者の感想♪...........................................60
いよいよこれから開催です! ............................61
ワークショップ開催報告(1) .........................62
ワークショップ開催報告(2) .........................64
『夢職人』さん...........................................67
森下で秋の味覚を ........................................69
嬉しいご報告とご挨拶 ...................................71
カトレアのパン...........................................74
「へっちゃら」顔のパン.................................77
熱海卒塾旅行(1 日目) .................................79
熱海卒塾旅行(2日目 その1) .......................81
卒塾旅行 2 日目(2)~箱根グルメ編~ ..................83
卒塾旅行 2 日目~感謝~ .................................86
5
森下「みの家」...........................................89
健康十訓 ..................................................92
「伊勢屋」のみたらし団子 ..............................94
門前仲町そぞろ歩き......................................95
1月27日、ワークショップ開催決定! ...............97
寺子屋モデル ............................................100
Merry Christmas! .......................................102
あけましておめでとうございます ......................103
家族でお正月 ............................................104
視野が広くなりました ..................................105
千里の道も一歩から.....................................107
ワークショップ開催情報! .............................109
風邪との付き合い方.....................................112
いよいよ明日 ............................................115
ワークショップ結果報告(1) ........................117
ワークショップ実施報告(2) ........................120
チーム立ち上げプレゼン................................124
『へっちゃら力』をはぐくむ時間 ......................126
「かたりば」&「いきいきフォーラム」始動! .......128
『へっちゃら人』認定第一号! ........................130
さわとん(1)~自己紹介~ ...........................132
さわとん(2)3年間の大手船会社 出向生活 ........136
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さわとん(3)躁うつ病~離婚から、大腸全摘出まで~
...........................................................139
さわとん(4)大腸全摘出 .............................142
さわとん(5)大手術を決断 ...........................145
さわとん(6)手術当日~その後 ......................148
さわとん(7)手術後の経過 ...........................150
さわとん(8)感謝.....................................153
さわとん(9)夢 .......................................156
さわとん(10)みんなへのメッセージ ..............159
さわとんの『いきいきフォーラム』 ...................162
『へっちゃら力』と感謝................................164
『チャレンジアシストプログラム』最終報告会! ....167
あとがき ..................................................170
著者略歴 ..................................................171
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まえがき
この本は、「おとなとこどもの地域のかたりば」が、
平成 19 年度 BumB 東京スポーツ文化館「チャレンジアシス
トプログラム」の活動の一環として運用を開始した
「へっちゃら力をはぐくむブログ」に連載されていた記事(平
成 19 年 9 月~平成 20 年 3 月)を活動記録として 1 冊の本にま
とめたものです。
思えば約 8 ヶ月間、仕事をしながら、「へっちゃら力」を広
めるために、全力疾走で走り続けていました。
成功したことも失敗したことも全てが素敵な経験であり、思
い出です。
それでは、「かたりば」の目指した「へっちゃら力」という
考え方と、私達が行った活動の軌跡を紹介させていただきま
す!
『へっちゃら!』Book
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2007 年 9 月 9 日(日)
ごあいさつ
はじめまして。
「おとなとこどもの地域のかたりば」代表の鈴木綾子です。
「へっちゃら力をはぐくむブログ」を本日からスタートしまし
た!
よろしくお願いいたします。
私たちは、こどもたちが、困ったことがあったとき、一人で悩
まず、地域のおとななどと関わりあうことにより、多様なもの
の考え方や価値観を知って、視野を広げてながら元気になれる、
そんな「へっちゃら力」をはぐくんでいくお手伝いを地域のお
となとして行っていきたいと考えています。
皆さんは、何かつらいことがあったとき、身近な学校の先生
や家族、友達以外のひととかかわることによって、新しい世界
に出会い、勇気付けられた経験はありませんか?楽しいことが
あったとき、今までとはちがうひとに教えてあげたいと思った
ことはありませんか?
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私たち「おとなとこどもの地域のかたりば」は、こどもとお
となが今までよりも積極的にお互いの世界にかかわることによ
って新しい世界に気づき、元気になっていく、そんな「へっち
ゃら力」という考え方を広げていくための活動を行っていきま
す。 このページを通じて、様々な方法で「へっちゃら力」を
発信していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
2007年9月9日
おとなとこどもの地域のかたりば
代表 鈴木 綾子
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2007 年 9 月 30 日(日)
へっちゃら力ってなんだろう(1)
『へっちゃら力』みなさんはこのことばをはじめて耳にすると
思います。
このことばは、私達がつくったことばで、日本のこどもやお
となを元気にしていくキーワードだと考えています
最近、こどもの世界でもおとなの世界でも、学校や仕事場な
どでのストレスから、元気がなくたっている人たちが増えてい
ると感じます 特にこどもの世界で、いじめで命を落としてし
まったり、勉強や人間関係などで悩んでストレスを一人で抱え
込んでいるひとが、最近増えているのはないでしょうか?
みんなと一緒じゃなくちゃいけない、相談したいけど学校や家
族以外相談できる相手がいない、そういった理由で皆が悩んで
しまっている、そんな世の中ですよね? そんなみんなを元気
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にできる、その力が『へっちゃら力』なのです。 『へっちゃ
ら力』っていったいなんなんでしょう?
続きはまた次回!
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2007 年 10 月 1 日(月)
10 月 28 日、江東区森下に中学生集まれ!
こんばんは
「かたりば」では待望の初のワークショップ、「へっちゃらナ
ビ~地元のお店をプロモーション!」を 10 月 28 日に開催しま
す。
江東区の森下という下町情緒あふれる街で、中学生が地元の商
店街を取材し、発表するイベントです。
和菓子屋さん、甘栗屋さん、靴屋さん、果物屋さんをチームを
組んで取材します。イベント中、お店の看板商品の試食もでき
ます!
取材の経験を通じて、初めて会う友達や昔から知っていた友
達の知らなかったよい部分を知ったり、商店街の店主への取材
を通じてお店の魅力やお店のひとの今まで知らなかった地元の
お店や、商店街の店主などおとなたちと触れ合うことで、「へ
っちゃら力」が身につきます!
ぜひぜひふるってご参加ください!
13
日時:10 月 28 日(日) 10:00~16:00
場所:江東区 森下文化センター 第四研修室
住所:東京都江東区森下 3-12-17 対象:中学生定員:20 人 お
申し込み:(1)メールお名前:・住所・連絡先・学校名を記
入して、以下のアドレスに送信してください。
[email protected]
(2)FAX 添付の申込書に必要事項を記入し、送信してくださ
い。 イベントに関する情報はこれから少しずつ紹介しますね
かたりば一同
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2007 年 10 月 1 日(月)
へっちゃら力ってなんだろう(2)
今日は、「へっちゃら力」って何なの?というギモンにお答え
します。
「へっちゃら力」というのは、「人と違っててもへっちゃ
ら!」「失敗してもへっちゃら!」という感じで、困ったこと
があっても前向きに問題を解決できる力です
「自分のことを好きになる」「世の中いろんな人がいる」
「人生様々な選択肢がある」という考え方も「へっちゃら力」
に含まれます。
次回は、「へっちゃら力」にまつわる私のエピソードについて
お話します
15
2007 年 10 月 2 日(火)
へっちゃら力ってなんだろう(3)
今日は、「へっちゃら力」について、私のエピソードをお
話します。
私は中学生の頃、クラスメイトにいじめられていた経験があり
ます。多くの友達や先生は、いじめを見て見ぬふりをしていま
した。
このため、相談する気になれず、学校では、一人でいることが
多い、
そんな子供でした。
親にも心配をかけてはいけないと思い、最初の頃は黙っていま
した。
でも、私には「将来アナウンサーになりたい」という夢があ
り、
そのおかげで勉強を頑張ったり、おしゃれをしたり、前向きな
気持ちを持つことができていました。
そんな私を支えてくれたのは、家族と、少し遠くの塾に通う
友達、塾の先生たちでした。学校は私にとって安心できる居場
『へっちゃら!』Book
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所ではなかったけれど、少し場所を変えるだけで、いじめられ
っこの自分ではなく、目標に向かって頑張っている別の自分に
なることができました。
そんな経験があり、志望の高校に行くことができた私は、友
達の大切さを実感し、大学を卒業して、会社員として働くこと
になりました。(アナウンサーにはなれませんでしたが、夢の
実現のために努力したことにより
友人も増え、視野も広がり、現在の自分にとってはプラスで
す。)
会社に入り、営業の仕事をする中で、様々な人たちとの出会
いなどよいこともたくさんありましたが、予想外のトラブル、
人間関係の悩みなどもありました。会社の仲間達の中には、ス
トレスを抱えて心や体を壊してしまう、そんな人たちもいまし
た。
そんななか、私は苦労をしながらも、目標を持って前向きに
仕事をし、充実することができています。子供の頃、いじめを
乗り越えた時の気持ちを思い出すと、不思議とつらいことも前
向きに乗り越えられるんだ!という気持ちになり、元気になっ
てきます。
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その力こそ、「へっちゃら力」だと思います。 おとなは、
長く活きている分、困難を乗り越えたことがパワーの源になっ
ている経験を持っている人たちがこどもより多くいます。生き
ている間に色々な経験をして、自然と「へっちゃら力」を身に
つけているのです。
そんな「へっちゃら力」を私はひとりでも多くのこどもたちに
知ってもらえばいいな!と思っています。
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2007 年 10 月 3 日(水)
へっちゃら力ってなんだろう(4)
今日は、「へっちゃら力」をこどもたち、おとなたちに広め
ていくための
私達の活動とめざしている姿(ビジョン)についてお話したい
と思います。
現状では、こどもたちに元気になってもらいたい、「へっちゃ
ら力」をつけてもらいたいとおとなが考えても、こどもを持っ
ていないおとなたちはなかなかこどもたちに接点がなく、メッ
セージを伝えられないという現状があります。
私達は、今こどもたちとおとなたちにある壁を取り払って、
こどもを取り巻く問題を、地域のおとなたちも一緒に解決でき
るそんな「場」~かたりば~をつくりたいと思っています。
おとなたちがこどもと今よりも自然に触れ合える場があれば、
こどももおとなも自分のことを好きになったり、世の中の様々
19
な人達の価値観などに触れ、みんなの視野が広がる。やがて、
お互いが新しい人や物事に出会うことによって、「へっちゃら
力」が身につく。
私達「おとなとこどもの地域のかたりば」は、そんな楽しく
前向きな社会をはぐくんでいくための力になっていきたいと思
います。
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2007 年 10 月 4 日(木)
へっちゃら力ってなんだろう(5)
今日は、私たちが考える究極の目標を発表します
「へっちゃら力」を広め、日本のこどもたちを笑顔にしていく、
こどもと触れ合ったおとなたちも元気を取り戻すそんな地域社
会をつくりたい
私達はそんな願いを持って頑張っていきます!
まずは、地元の商店街とこどもを結び、「へっちゃら力」をつ
けるための活動をスタートさせていきたいと考えています
これからもよろしくお願いします
21
2007 年 10 月 4 日(木)
ワークショップのチラシ
イベントのチラシです。ぜひぜひ皆様ふるってご参加くださ
い!江戸の雰囲気たっぷりの森下で、「へっちゃら力」を体験
してみましょう
日時:2007 年 10 月 28 日(日)10:00~16:00
会場:江東区森下文化センター 第三研修室
対象:中学生/人数:20 名
申し込み:
(1)メールによる申し込み:・お名前/住所/学年/連絡先を
明記して、以下のアドレスにメールを送ってください。
[email protected]
携帯からの申し込みは、QR コードを使うと便利です。
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(2)FAX による申し込み:申込書 2 枚目の番号にFAX送信
してください。
中学1~3 年生のみんな、森下に集合~
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2007 年 10 月 4 日(木)
ワークショップで何やるの?
こんにちは 今日は、ワークショップで何をやるか簡単に紹介
しますね!
「へっちゃら Navi」~地元のお店をプロモーションと題して、
東京の下町 江東区森下にある「森下商店街」「高橋商店街」
で街歩き&取材を行います。
「森下&高橋ってこんなところ」
http://www.tepore.com/column/shouten/20030731/01.htm
http://www.towafudosan.co.jp/mansai_bn/bn0112/watcher.html
午前中参加したみんなについて、お互いをよく知ろうという目
的で、まず・簡単な自己紹介ゲーム・相手のよいところを聞き
出し、取材の練習にもなるワークを行います。
その後、・取材するお店について紹介・お店の名物を試食
TIME!・お店の人のお悩み&みんなへのお願い事を発表、お店
のインタビューで聞きたい項目について決めます。
午後の部では・待ちに待ったお店の取材!2軒のお店をまわっ
て取材とインタビューを実践します!
『へっちゃら!』Book
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戻ってきてから、・インタビューと取材結果の発表!・お店
の人からもらったお悩み解決の方法を発表! そして、最後
に・表彰式!
を予定しています。次回はワークショップの舞台森下の街紹介
と、お店紹介をします!お楽しみに!
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2007 年 10 月 5 日(金)
ひとりでもへっちゃら!
今日は、「へっちゃら力」の中でも特に大切な2つの言葉を紹
介します。 「ひとりでもへっちゃら」「自分を好きになろう」
中学校を卒業して、希望していた高校に入学したら、今まで
いじめられていたのがうそのように、友達もでき、人と話をす
るのがとにかく楽しい、友達と一緒にいるだけで幸せという状
況になりました
中学の頃いじめられたことで、友達と普通に話ができること
がすごく嬉しい、そんな日々を3年間送りました
数名の親友もでき、彼女達とは学校を卒業し、社会人になっ
た今でも10数年来、付き合いが続いています。
でも、人間関係がうまく行かなくなることもありました。
それは、大学に入ってまだ数ヶ月のころのことでした。
テニスのサークル(部活のようなもの)に入っていた私は、同
級生の女の子達とあまり気が合わず、なんとなく孤独感を感じ
ていました。
「もしかして仲間はずれになってるかも?」そんなことを感じ
たこともあり、つらくなってきた私は、勇気を持って学校にい
るカウンセラーに相談しました。
『へっちゃら!』Book
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自分が仲間はずれにされているような気がすること、みん
なと一緒にいても孤独な感じがすること、自分の思いを相談室
の中で涙ながらに吐き出しました。
するとカウンセラーの先生は言ったのです。 「あなたは、
今の自分が好き?」「人にどう思われるかではなく、自分にも
っと素直になって、楽しいと思うことをしようよ」 「ひとり
でいることは怖くないよ。ひとりでも楽しいよ。」「まず、ひ
とりでいることに慣れてみようよ。」
そのときの私には、昔のようにいじめられたくないという思
いがあったのでしょう。人に嫌われたくない、人からよく思わ
れたい、と思う気持ちから無理にまわりにあわせたり、気のあ
わないひととずっと一緒にいたり、そんなことをしていた自分
に気付きました。
ひとりでいるほうが楽しかったら、ひとりでお茶したり、買
い物したり、勉強したり、読書したり、いろいろな選択肢があ
りますよね。
そのときから私は自分の気持ちに正直に、自分がやりたいと
思うこと、好きだと思えることを選んでやるようになりました。
ひとと一緒のときもあれば、ひとりのときもあります。
そのときから、ひとりでいることがへっちゃらになりました。
ストレスも減り、ココロが軽くなりました。そして、時間を有
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効に使えるようになりました。カウンセラーのかたにはとって
も感謝しています
「自分が好きだと思うことをする」「ひとりでいることを恐れ
ない」そんな考え方ひとつで、あなたの「へっちゃら力」も高
まっていきますよ
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2007 年 10 月 6 日(土)
「へっちゃら力」が高まるとき
こんにちは。
今日は、ピンチのときに高まった「へっちゃら力」について
お話します。
私は、大学卒業後、情報通信(IT)関係の
会社に就職しました。
会社に就職して1年目、会社にとって、自分にとってピンチ
が訪れました。
それは10年ほど前のお話です。 勤めていた会社が経営状
況の悪化により、関連会社と合併するというのです。それを知
ったのは、入社1年目の冬、私の誕生日、朝の NHK ニュースを
みていたときでした。
当時、銀行や金融機関の経営破たんなどが話題になっていた
ため、新入社員の私は、入社1年目にして路頭に迷ってしまう
のではないか?ととても不安になりました。
今では会社の合併はあたりまえになってきましたが、その当
時は、ひとつの会社にずっと勤め続ける終身雇用のほうが一般
的でした。
その日の朝、ちょうど新入社員研修があり、その場で会社の
役員からお話がありました。こんな話だったと思います。
29
「テレビで報道されていることは決定ではないが、合併の予
定はある。新入社員のあなた達の行く先もどうなるかわからな
い。そのときは覚悟してください。今は自分の仕事に責任を持
って取り組んでください」
突然の言葉でした・・・。さて、
その後どうなったのでしょうか? 続きはまた次回・・・
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2007 年 10 月 8 日(月)
「へっちゃら力」を保つには?
こんばんは
「へっちゃら力」が前向きに生きるために必要だというのは
だんだんわかっていただけたと思います。
でも、「『へっちゃら』になんてなれない、そんな元気なん
てない」という気持ちのこともあると思います。
どーしても悩みから抜け出せない、不安だ~、でも誰に相談
していいのか分からないよーと思ったときは専門家の人にに相
談するとココロが軽くなってやる気がでてくることがあります。
私も何年かに一度、そんな経験がありました。一つ事例をお
話します。
それは、会社が合併してすぐのことでした。
(会社の合併の話は前回を読んでくださいね)私が会社に入社
して 2 年目の冬でした。新しい部署に転勤になった私は、前と
は全く違うお客様を持ち、営業をすることになりました。
会社の規模も大きくなり、扱っている商品・サービスの種類
も 10 倍くらいありました。営業先のお客様も、日本を代表す
る大企業で、自分よりもずっと年配で、役職も高い(課長や部
長・・会社の役員など)方々が相手になります。 私はこの会
社の顔として、お客様に満足していただけるように、失礼のな
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いように営業をしないといけない・・・。私なんかが担当をし
て大丈夫なのかな? そう考えると結構不安でした
相談しようにも、新しい上司はバリバリの営業マン、先輩も
仕事が出来そうな人ばかり・・。こんなこと相談したら、ダメ
な人って思われるかな??正直、誰に話していいかわかりませ
んでした。会社ではつとめて元気に振舞っていました。 この
続きはまたあした
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2007 年 10 月 9 日(火)
森下ってどんなところ?
今日からちょっとずつ、ワークショップの開催地・江東区・深
川の街について紹介します
森下や高橋の商店街があるのは、江東区の中で「深川」と呼
ばれている場所で、江戸情緒あふれる街です
人情にあふれた親切な人たちが多いなと、ワークショップの
準備でこの街を訪れるたびに思います。(商店街のみなさん、
町会のみなさん・学校の先生方などみなさんには感謝です)
森下・高橋はテレビや雑誌などでもよく取り上げられてる人
気のスポットなんです
途中下車をしてぶらりと訪れる人なんかも多いんですよ
老舗の和菓子屋さん・そば屋さん・馬肉屋さん・パン屋さ
ん・・・地元からも、ぶらり旅の人からも愛されるお店がいっ
ぱいの面白い街です
へっちゃらNAVI~地元のお店をプロモーション!ではそ
んなお店の中から 4 店を厳選して取材します。 取材するお店
も、そうでないお店もどんどん紹介したいと思います。どのお
店になるか、お楽しみに
33
2007 年 10 月 9 日(火)
「のらくろ」の街
江東区でいちばん有名なキャラクターといえば・・・「のらく
ろ」です
昭和の時代に人気があった漫画「のらくろ」の作者の田河水泡
(たがわすいほう)さんが青少年期を過ごしたのが、この街だ
からです。
特にここ、森下・高橋ではとくにたくさんの「のらくろ」に
出会えます。今回のワークショップの会場、商店街の端にある
「森下文化センター」にも「田河水泡のらくろ館」があります。
高橋の商店街は「高橋のらくろ~ド商店街」と呼ばれていて、
商店街のいたるところにのらくろの看板もあり、のらくろのお
菓子・雑貨などいろんなものが揃います。
『へっちゃら!』Book
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森下の商店街でも、のらくろをモチーフにした人気のお菓子
屋さんがあり、テレビや雑誌で必ずといっていいほど取りあげ
られているんですよ。 この街は本当にのらくろづくしのキュ
ートな街です。 次回のテーマは「のらくろのお菓子を味わう」
です。お楽しみに!
35
2007 年 10 月 9 日(火)
へっちゃら力が高まるとき(2)
前回の、【へっちゃら力が高まるとき】の続きです。
会社の危機を役員から聞かされた私、
果たしてその後何を感じ、どんな行動を起こしたのでしょう
か?
★当時の会社役員からの言葉:
「テレビで報道されていることは決定ではないが、合併の予定
はある。新入社員のあなた達の行く先もどうなるかわからない。
そのときは覚悟してください。今は自分の仕事に責任を持って
取り組んでください」
そのとき、新入社員の私の心に変化がおきました。 入社し
て、どうにか前向きに仕事はしていましたが、職場の上司に頼
りきりだった私は、そのとき、「もしも会社に何かあったとし
ても、生活できるように、自分の力をつけるしかない」と思い
ました。
『へっちゃら!』Book
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私は、それから今まで以上に積極的に営業のアポを取り、お
客様に提案をしたり、いろいろなお話を伺ったりしながら自分
なりに工夫して仕事をするように心がけるようになりました。
そのときの会社の同僚・上司、営業先のお客様には随分と助け
られました。 そんなピンチの中で、私の「へっちゃら力」も
少し UP したかなと思います。
幸運なことに、私の会社は親会社と1年後に合併され、新入
社員全員が合併先の会社で働けるようになりました。そして、
その合併の件で社員の団結力は高まり、今でも年に一度、集ま
って、当時の話や近況など、懐かしく話しています。
ピンチになったとき、前向きに問題解決しようとすると、ピン
チがチャンスとなり、努力したことは自分の力になって帰って
きます。
困ったとき、人に相談して問題解決することも必要ですが、
大切なのは自分で頑張って力をつけていくことだと思います。
頑張っている人にはまわりのひとも、運もきっと味方してく
れます。 困難に直面したときは夢中だったので、「ピンチは
チャンス」なんて思える余裕はありませんでしたが、あのとき
頑張っていたから、「へっちゃら力」が少しずつ身についてき
たと思います
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2007 年 10 月 12 日(金)
「のらくろ」のお菓子を味わう(1)
今日は「のらくろのお菓子を味わう」第一回目、「森下伊勢
屋」さんをご紹介します!
テレビの深川特集では必ずといっていいほど取り上げられる
有名店です。
森下の駅前にあり、甘味喫茶と和菓子の販売を行っている、
江戸情緒あふれるお店です。店先ではお菓子とならんで、いな
りずしなども売られています。
そのなかでもひときわ目を引くキュートなお菓子、それが
「のらくろ焼き」(どらやき)、「のらくろさん」(月餅)で
す。 グルメレポーター、あやこ、早速食べてみました!
「のらくろ焼」(左の写真)かわいすぎて、食べるのがもった
いな~いと思いつつ、半分に割り、「ぱくっ」と食べてみまし
た。
昔ながらの懐かしい味。ドラえもんも納得のどらやきです。
生地にはハチミツが入っているそうでお味も上品です!
『へっちゃら!』Book
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「のらくろさん」(真ん中の写真)月餅です。「のらくろ焼」
とはあんこが違い、中華風の香ばしいお味です。
あんこがぎっしり、コクがあって食べ応えがあり、外側の皮
も香ばしく、皮とあんこがベストマッチな感じです。
伊勢屋さんの名物は、このほかに「深川あさり餅」「あさり
シフォン」など、深川名物のあさりにちなんだお菓子がありま
す。次はこちらを買ってみようと思います。
そして、かわいいもの好きにはたまらないのが、「袋」(右
の写真)、買い物をすると、かわいい袋にも入れてくれるんで
す。 読んでるうちに食べたくなってきますよね 。
森下散歩の一番最初に立ち寄ってみてください。そして、試
食して、お店のご主人を取材したいという皆さんはワークショ
ップに是非参加してください!
★お店の情報:「森下伊勢屋」
★住所:江東区森下 2-17 (森下駅のすぐそばです)
★電話 03-3631-6064
★営業時間 10:00~19:00(火曜休)
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2007 年 10 月 13 日(土)
「へっちゃら力」を保つには(2)
今日は、以前お話した「へっちゃら力が高まるとき」の続きで
す。
相談できず、悩んだ末に私がいった先とは
そこで私は、街中のとあるカウンセラーのところに、相談に
行きました。確か 5000 円くらいしました。
私はこんなことを話しました。
「合併先の会社で、大きなお客様を任されていてるけど、会
社の上司や同僚もできるひとばっかりです。こんな環境で私は
うまくやっていく自信がありません・・頑張って仕事をしたい
んですけど、どうすればいいんでしょう?」
カウンセラーの先生は、一通り話を聞いたあと、こういいま
した。
「大丈夫、大丈夫、あなたならできるからできると思ってるか
らあなたに仕事を任せてくれてるんだよ」「そんなに不安だっ
たら、逆に上司やお客さんに『私はできるのよ!』って顔をし
てみればいいよ。」「自信持って大丈夫だから」 思いっきり
私のことを励ましてくれました。
ココロも軽くなったし、やる気がでてきました。
『へっちゃら!』Book
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それからは、若い自分なりに自信を持って仕事をするように
心がけました。仕事の成果も出て、自然堂々と振舞えるように
なりました。
なんとなく元気が出なかったり不安なとき、身近な人には相
談しにくいけど誰かに話したい!そう思ったら、カウンセラー
の人など、専門家に相談してみると意外にココロが軽くなりま
すよ。
人と話すと、話しているうちに「自分が今どんな状況で、
何を悩んでいるのか、本当はどうしたいのか」という気持ちが
整理されてきます。話しているうちに自分で解決のきっかけを
つかみはじめるのです。 相談する前に、紙に自分の気持ちを
書いてみるのもいいと思います。そのときは、悩んでいる状況
だけでなく「自分はどうなりたいのか」「悩みを解決できたら
どんな気持ちになれるか」についても忘れずに書いてみてくだ
さいね
今日は、「へっちゃら力」がなくなってきたときひ
とつの対処法として、私の経験「専門家に相談してみる」をお
伝えしました。
41
2007 年 10 月 13 日(土)
ワークショップ申し込み受付中!
「のらくろのお菓子」を見て、食べたくなった人、お店のご
主人にお話を聞いてみたいという人、 グルメなレポーター体
験をしたい中学生はぜひぜひイベントにご参加ください!
「ワークショップ 『へっちゃら NAVI~地元のお店をプロモ
ーション!』申し込み受付中です!
★日時:2007 年 10 月 28 日(日)10:00~16:00
★会場:江東区森下文化センター 第三研修室
★対象:中学生人数:20 名
★申し込み:(1)メールによる申し込み:・お名前/住所/学
年/連絡先(メール・電話番号)を明記して、以下のアドレス
にメールを送ってください。 [email protected]
(2)FAX による申込。
たくさんのお申し込み、待ってま~す!
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 13 日(土)
「のらくろ」のお菓子を味わう(2)
グルメレポーターあやこです。「のらくろのお菓子を味わう」
第二回目は、高橋のらくろ~ド商店街にある「深川いろは煎餅」
さんの「のらくろ煎餅」をご紹介します。 のらくろづくしの
商店街、お店のたたずまいもなかなかキュートです。お目当て
の「のらくろせんべい」を迷わず購入しました。
5 枚入りで、三種類(白・緑・茶)が入っています。それぞれ、
味が違うんですよ~。「かわいくて食べるのがもったいな~い」
と思いつつ、半分に「ぱりっ」と割り、早速食べてみました!
白:砂糖がかかっています。甘くて美味しい!しかも上品な
甘味。たまらない~
緑:抹茶の入った砂糖がかかっています。ほんのり抹茶味。
こちらも上品。緑茶がよく似合います。
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茶:しょうゆ味のおせんべいです。昔ながらの素朴なお味。
期待を裏切らないうまさです。
どれも美味しかったですが、個人的には一番好きなのは緑。
3 通りの味が味わえる、のらくろがとってもキュートなうれし
いお煎餅です。 お土産にぜひ、おススメです。
★お店の情報 「深川いろは煎餅」東京都江東区高橋 8-4
★電話:03-3631-6385 FAX:03-3631-6385.
★営業時間 平日:8:00~20:00
★ 定休日:月 1 回不定休
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 14 日(日)
ワークショップ開催まであと 2 週間!
ワークショップ開催まであと 2 週間
わたしたち「かたりば」のメンバーは、昨日ワークショップ
の進行の打合せをしてきました
学校の授業とは違った視点で、中学生のみんなに楽しみなが
ら「へっちゃら力」をつけてもらいたいと思い、プログラムは
全部オリジナル
実はわたしは大学生の頃、レポーターになりたくて、アナウ
ンサーになるための学校に通っていました。
そのときに経験したドキドキの「お台場突撃レポート」のこ
とを思い出しながらプログラムをつくっていることもあり、自
分自身も楽しんでいます
商店街インタビュー取材のワークショップを通じて、初対
面の人と楽しくコミュニケーションするコツや、インタビュー
の基本、街のお悩み解決など、いろいろ盛り込みつつ、「へっ
ちゃら力」を楽しく身につけるプログラムにしたいと今追い込
み中です。
中学生のみんなが、TV でやっているような「突撃レポーター」
気分で取材しながら、街のひととのかけあいを楽しんでくれる
ととっても嬉しいです
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「ワークショップ 『へっちゃら NAVI~地元のお店をプロモ
ーション!』申し込み受付中です。
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 15 日(月)
八百屋さん「キャロット」
今日は、お店取材ワークショップにご協力いただく八百屋さん
「キャロット」をご紹介します
お店の前にはにんじん「キャロット」のかわいらしい看板、
お店の入り口には野菜・果物のほか、お花や苗木がお安いお値
段で売られています。
かわいいワンちゃんがお出迎えしてくれ、幸せな気分になりま
した。
私はここで、マンゴーと梨を買いました。 お店のお母さん
いわく、最近マンゴーは大人気でお値段が急騰したそうです。
私の買ったのはペリカンマンゴーでしたが、口に入れるととろ
ける甘味 梨は今の旬、「新高梨」を購入。かなりの大ぶりで、
甘味と口に含んだときのみずみずしさがたまりません。
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食欲の秋、スイーツもいいですが、ここ、キャロットで、旬
の果物を味わってみませんか?
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 16 日(火)
のらくろードの喫茶店
みなさん こんばんは
今日は、高橋のらくろード商店街にある喫茶店「つかはら」
をご紹介します 商店街の入り口近くにあるこのお店、昭和を
思わせるレトロな雰囲気で、時が経つのを思わず忘れてしまう
雰囲気です
お店の入り口には、田河水泡さんの「のらくろ喫茶店」の表
紙が飾ってあります。
ブレンドコーヒーを飲みながら週末、ワークショップの打合せ
を長いことしていました。
以前から、近くの森下文化センターで、夜の英会話講座が始
まる前、腹ごしらえのために時々通っていました。 ちょっと
低めのいす、照明の感じ、なんだかとても心地よい空間です。
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コーヒーやカフェオレも美味しいですが、ピザとか焼きそば
などの軽食やおつまみも充実しています バナナジュースが気
になったので、今度は行ったときは注文したいと思います
ここは、地元の方々もビールとおつまみを食べながら談笑す
るちょっとした地域の「かたりば」です。
ほのぼのと優しい感じがする喫茶店 みなさんもぜひ、のら
くろード散歩がてら立ち寄ってみてください
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 20 日(土)
森下名物『深川あさり餅』
みなさんこんばんは 21 日(日)は、ワークショップの予行演
習「プレワークショップ」の開催日です 今日は1日仕事のお
休みをとり、ワークショップ開催に向けて充電していました
夕方に、プレワークショップの取材を快く引き受けてくださっ
た『森下伊勢屋』さんにご挨拶がてら、名物の『深川あさり餅』
を購入してきました。 ネットの中にあさりがたくさん入って
います。
本物のあさりそっくりです。どうや
らこの中に『お餅』が入っているようです。
どんなお味かは、プレワークショ
ップで食べてのお楽しみ 伊勢屋さんでは、深川名物のあさり
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を使ったお菓子をこのほかに、もう一種類土日限定で販売して
います お店の取材では『もうひとつの名物のあさりお菓子』
にも出会えるかも知れません。 お楽しみに
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 21 日(日)
いよいよプレワークショップ
こんばんは☆ いよいよ、21 日はプレワークショップです♪
土曜日の打合せで、「おとなのダンドリチェック」をすませま
した。 28 日の本番に向け、予行演習が楽しみです♪ 当日に
使うインタビュー用のシートを特別にお見せします。 では、
またあした☆
会場でお会いしましょう!
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2007 年 10 月 22 日(月)
プレワークショップ開催報告(1)
日曜日に、「へっちゃらナビ~地元のお店をプロモーション!」
のプレワークショップ(予行演習)を実施しました!
スタッフを入れて参加者は 7 名のおとなたち。 看板はこんな
かんじです文化センター入り口ののらくろ看板もパチリ★
会場では、予定していた流れに沿って、
★ウォーミングアップと商店街・お店紹介
★インタビューの方法の説明
★取材する森下伊勢屋さんの「深川あさり餅」「のらくろ焼」
を食べながらインタビュー質問を考えました。
そして午後に入り
★森下伊勢屋さん インタビュー:
『へっちゃら!』Book
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参加者のおとな 2 名による、TV のインタビュー番組よりも濃
い、熱いインタビューでした!
インタビューの内容を踏まえ、「こんな商店街にしたい」と
いう提言ご覧の通り、真剣な議論がくりひろげられました。
最後に、28 日に向けた振り返り
を行いました。
はじめて開催するワークショップ、こどもたちに喜んでもら
えるものにするために、改善したい課題はたくさん見つかりま
した♪ 本番に向けて頑張ります。 伊勢屋さんへのインタビュ
ーを通じ、常に創意工夫をして和菓子作り・販売に日夜取り組
み、食文化の継承や、「生きた」街・文化をつくりたいとおっ
しゃる店主の本間さんの熱い想いに触れ、感動しました! お
休みの中、取材に応じていただいた森下伊勢屋の本間さん、1
日協力していただいた皆様、どうもありがとうございました!
本番のワークショップ、みなさんに満足していただけるような
ものにするため、頑張ります★
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2007 年 10 月 22 日(月)
深川あさりもちの秘密に迫る
さて、前回に予告していた通り、「深川あさり餅」の秘密にせ
まります!
日曜日のプレワークショップのインタビューを通じて、森下
伊勢屋さんに、「深川あさり餅」の誕生秘話 ・お味の秘密 ・
味わってみた感想 などをじっくりと伺えましたのでご紹介し
ます。
インタビューを担当したのは、今回のワークショップに参加
したおとなのお二人です
まず外観 。網にあさりが 10 個入っています。そして網の下に
は海草もしかれています。
『へっちゃら!』Book
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その上に、ペーパークラフトでできた本物そっくりのあさりの
貝殻
これはご主人の本間さんが貝殻を写真にとって、何度も紙を
変え、試行錯誤してペーパークラフトであさりの型を作った職
人技です。
上下のかみあわせなどもよく考えられたそうで、上と下の貝殻
の大きさが違い、本物さながらです。 中には、きなこもちが
はいっています。 そして食感 上品な味のするきなこ餅なんで
すが、普通のお餅とは風味が一味違います 。
☆「あさりが入ってるんでしょうか」
★「あさりではなく、中に入っているのは味噌あんです 深川
めしが深噌味のあさりご飯であるので、味噌の味にして風味を
だしています。人気のある安倍川餅・信玄餅と並び、『三大餅』
と呼ばれるようにしたいです」
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☆なるほど~!お味の秘密はここだったんですね -「どうし
てあさり餅を作られたんですか」
★「5 年ほど前、深川江戸資料館が森下に作られる際、『深川
にちなんだお菓子を作って』と区から頼まれたのがきっかけで
す」
あさり餅は、のらくろのお菓子と並び深川・森下の名物となり、
海外の観光客にも人気・全国から買いに来られる方も多いそ
う 。みなさまもぜひ、『深川あさり餅』を味わってはいかが
でしょうか!
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 25 日(木)
いらっしゃい
みなさん、こんばんは 下町の人情あふれる森下の街を取材す
る『へっちゃら NAVI~地元のお店をプロモーション!』がい
よいよ 28 日(日)に開催されます みなさまのご来場をお待ち
しています
お申し込みはまだ間に合います
食欲の秋、お店一押しの秋の味覚に出会えるかも グルメレポ
ーターになったつもりで1日楽しんでください イベント情報
日時:2007 年 10 月 28 日(日)10:00~16:00 会場:江東区森
下文化センター 第三研修室 対象:小学校高学年・中学生・
高校 1・2 年生など、へっちゃら力を身につけたい人たち 人
数:20 名 申し込み: (1)メールによる申し込み: ・お名
前/住所/学年/連絡先(メール・電話番号)を 明記して、以下
のアドレスにメールを送ってください。
[email protected] (2)FAX による申し込み このペ
ージの下の申込書をダウンロードし、2 枚目記載の電話番号に
FAX してください!
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ws_leaflet_200700918_1.pdf
申し込みは 26 日(金)まで受付けています お申し込み&お問
い合わせお待ちしています みんなもぜひ、街角取材を通じて
『へっちゃら力』を発見してくださいね
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 25 日(木)
参加者の感想♪
こんばんは 日曜日のプレワークショップに参加してくれたお
となのかたから感想をいただきましたので紹介します。
想
感
先日は秋晴れのなか、のらくろ商店街でのんびりした1
日を過ごせて 楽しかったです。ありがとうございました! お
役にたつような提案やコメントはできませんでしたが、 伊勢
屋さんのお話は、予想以上に私自身も楽しめました。 含蓄の
あるお言葉、たくさん聞けましたよね~。 今度機会があれば
アサリシフォンとカレーパンを試したいと思ってます。 あや
こからのお礼 ワークショップ、楽しんでいただけたようであ
りがとうございます。 本番に向けてさらに、集まったこども
にもおとなにも「生きている街」の魅力を取材を通して感じて
もらえる物にしていきたいと思います
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2007 年 10 月 28 日(日)
いよいよこれから開催です!
みなさんおはようございます 雨も上がり、本日はいよいよワ
ークショップ本番です 今まで関係者、地元の方など様々な方
にご協力を頂き、開催できる運びとなりました。 本当にあり
がとうございます。 ご来場のみなさまに楽しんでいただける
よう全力を尽くしたいと思います
では、会場の森下でおまちしております
『へっちゃら!』Book
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2007 年 10 月 29 日(月)
ワークショップ開催報告(1)
みなさんこんばんは! 10 月 28 日に、ワークショップ「へ
っちゃらナビ~地元のお店をプロモーション!」を開催致しま
した。 今回のご参加は、スタッフ含め 7 名のおとなたちでし
た。
☆午前中は
1.他己紹介~お互いを知り合う
2.森下・高橋商店街の紹介
3.インタビューの方法と質問項目を決めるをおこないまし
た。
インタビューの基本は相手のことをよく知ること♪
街のことやお店のプロフィールを説明した後、お店の名物を
しっかりと味わいながら、インタビューの目的や、どんな質問
をするのかグループで話し合いました。 深川あさり餅、あさ
りシフォンの味の秘密ってなんなんだろう? お店の宣伝はど
うやってるんだろう? そんな感じで具体的な質問を考えまし
た。 ごらんの通り、みんな真剣です お昼は、のらくろ~ド商
店街の昔ながらの中華屋さんでランチ☆
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私は野菜たっぷりタンメン(右上)を食べました。中華そば
あり、なんともいえない懐かしい感じのやきそばあり、今川焼
あり、のらくろードの中華屋さんで、ゆっくりと休日ランチを
楽しみました。
のらくろードを散策 。江戸を感じさせる出店もでていました。
ゆったりとした時間を過ごした後は、お待ちかね!午後はいよ
いよインタビューです。
次回に続く・・・・・
『へっちゃら!』Book
64
2007 年 11 月 3 日(土)
ワークショップ開催報告(2)
おはようございます! 28 日(日)ワークショップ開催から約
1 週間が経ってしまいました。今日はワークショップ報告、後
半についてご紹介します。
午後はいよいよインタビュー!
和菓子屋店「森下伊勢屋」さんのご主人、本間さんへのインタ
ビューを行いました。
~今回も前回同様、熱いインタビューを 2 人のレポーターが行
いました。 1 時間にわたるインタビューとなりました 。ご主
人の語る言葉の端々から、伊勢屋のご主人の和菓子、江戸の食
文化に対する熱い思いや街への愛情 がほとばしる、そんな印
象的なインタビューでした。 2 人が質問した内容は・・・・
☆名物の「あさり餅」「あさりシフォン」「のらくろ焼」「の
らくろさん」などのお味の秘密と感動秘話
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☆「いなり寿司」「おはぎ」のお味の秘密と感動秘話
インタビューのときに、ご主人からお店ご自慢のつぶあんのお
はぎといなりずしを試食させてもらいました。おいしい! 口
にじんわり広がる甘味がなんともいえません。
☆ご主人の森下の街にかける熱い思いと将来の展望 などなど。
聞いて感動・胸いっぱいとなる深い~お話に、参加者のみなさ
んが口々に 「インタビューに参加してよかった!」 言ってい
ただけ、嬉しく思っています。
インタビューの内容は深~いお話でしたので、改めてお時間
のあるときにご紹介します。 私はインタビューが終わって、
『へっちゃら!』Book
66
「みたらし団子」「お赤飯」を買って帰りました。 商店街か
ら森下文化センターに帰ってきて
インタビューのまとめとお店・商店街への提案 を行いました。
最後に、参加者のみなさんを交えて今後につなげる反省会を行
いました。 残念ながら一番参加してもらいたかった中学生の
参加がなかったことから、 中学生に来てもらうためのワーク
ショップの宣伝・ご案内方法 次回のプログラムの改善点 につ
いて話し合いました。 今回のワークショップでは、私達は立
ち上げから、企画・宣伝・運営などに初めて取り組み、今後の
改善点はあるものの、無事にイベントを終了することができま
した。 チームメンバー、商店街、森下の街の方々、一新塾、
BumB の皆様、そのほか様々な方のご協力のおかげです。 どう
もありがとうございました。 1 月~2 月に 2 回目のイベントを
開催する予定です!
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2007 年 11 月 4 日(日)
『夢職人』さん
ワークショップ開催の一日前の 10 月 27 日、同じ江東区内で活
動中の社会教育団体『夢職人』の代表 、岩切さんとチーフマ
ネージャーの鈴木さんの 2 名の方にお会いしました。 季節外
れの台風の中、お越しいただき本当にありがとうございました
夢職人さんは、『人と人とがつながりあい、支えあう』地域社
会の実現を目指し、主に東京江東区を中心に活動をされていて、
こどもたちを対象に、野外教育活動、レクリエーション活動、
学習支援活動などを行っていらっしゃる団体です 私たちが考
えている、 『おとなとこどもが地域で関わることにより、互
いに多様な価値観を知り、前向きに問題解決する力(=『へっ
ちゃら力』)を身につけられる社会を作る』 というビジョン
をまさに現場で実現されている方々です。 年代は私たちと同
じくらい、2004 年から本格的に現場で活動をされている、私
たちの大先輩です。 現在は NPO として活動をされています。
夢職人さんのこどもたちへの熱い思い、地域社会のつながりが
『へっちゃら!』Book
68
薄れてきた中で、地域の人と人とのつながりを結ぶ活動を継続
的に行っている姿を見て、私たちも少しづつ、自分達のできる
ところから活動を継続していきたいと強く感じました。 私た
ちもこれからも、『へっちゃら力』ということばをキーに、地
域のおとなとこどもが元気になれる活動を手探りで少しずつ行
って行きたいと思います。 夢職人さん、お会いできて嬉しか
ったです。今後ともよろしくお願いします。 NPO 法人 夢職
人のホームページ
http://yumeshokuninn.web.infoseek.co.jp/
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2007 年 11 月 4 日(日)
森下で秋の味覚を
みなさん、おはようございます 食欲の秋ですね わたしたちは、
今回の「へっちゃら力」ワークショップの準備をするなかで、
森下商店街・高橋のらくろード商店街のお店の「おいしいもの」
をたくさん味わいました
今日は、秋の味覚が味わえる2つのお店をご紹介します 1 軒
めは、のらくロード商店街の「キャロット」さん 柿や梨、り
んごやみかんなどの秋の味覚を味わえるお店です
『へっちゃら!』Book
70
2軒めは、森下商店街の「イシイの甘栗中国店」さん 「万里
の頂上でしか採れない貴重な甘栗」を選び抜いているだけあり、
つやつやしてて甘みがしっかりしています
今日は日曜日、これから下町・江東区森下で江戸情緒探検&秋
の食べ歩きツアーにでかけてみてはいかがでしょうか?
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2007 年 11 月 7 日(水)
嬉しいご報告とご挨拶
11 月 4 日の日曜日、私の通っている「一新塾」の卒塾式があ
り、「へっちゃら力」に関する活動のプレゼンテーションを行
いました♪
めでたく、私たち「おとなとこどもの地域のかたりば」が、
一新塾 19 期の「最優秀塾生賞」「最優秀理事賞」という2つ
の賞を受賞いたしました! プロジェクトメンバーの皆様、塾
生・OB・講師の皆様、そして活動に協力いただいた全ての方々
には心より御礼を申し上げます。
☆19 期の皆さんとの記念写真です
頂いた賞状です。
『へっちゃら!』Book
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一新塾というのは、大前研一氏が設立した、一般の働くおとな
や学生などが世代を超えて地域社会に関わったり、政策提言な
どを行うための実践活動をするための政策学校です。
塾生
はそれぞれ仕事や学校などを続けながら、終業後や休日などに
講義に参加したり、それぞれ所属するチーム活動を行っていま
す。私たち「おとなとこどもの地域のかたりば」も塾のチーム
プロジェクトとして立ち上がった団体です。
最初の頃は、「こどもたちがいじめなどの問題を抱える現状
を、おとなとして何とかしたい」という思いのみが私の中にあ
り、まだ具体的な活動は想像できていませんでした。
何度
もプロジェクトメンバーで打合せや合宿を重ねていくうち、
「へっちゃら力」という言葉が生まれ、具体的なワークショッ
プや情報発信などの活動ができたのだと実感しています。
森下という素敵な街に出会ったことも大きな要因です。 ま
た、塾の活動の一環として教育・政治・起業家の方々などの前
で毎月 1 回以上のペースで「へっちゃら力」に関するプレゼン
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テーションをさせていただいたことも、前向きに活動をつづけ
ていく原動力となりました。 様々な幸運や人との出会いによ
りひとつの成果を残すことができ、嬉しく思っています。 私
たち「おとなとこどもの地域のかたりば」の「へっちゃら力」
の活動は今回を通過点として、さらにバージョンアップしてつ
づけていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
おとなとこどもの地域のかたりば 代表 鈴木 綾子
『へっちゃら!』Book
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2007 年 11 月 9 日(金)
カトレアのパン
森下で有名なパン屋さんといえば・・・『カトレア』です。私
も森下の街に行ったときは必ず寄って買います。(日曜日はお
休み) 今日は、私のカトレアのお気に入りを紹介します
昭和2年に『元祖カレーパン』を日本で初めて売り出した、カ
レーパン発祥の店なのです。カレーパンは発売前から行列がで
き、すぐに売切れてしまうほどの大人気。お店に行って、「買
えたらラッキー♪」なパンなのです。
カレーパンは辛口と普通のカレーパンの2種類。野菜もたく
さん入っていて、カレーにもコクがあります。辛口も普通もど
ちらも美味しく、遠方から買いに来る方が多いのもうなづけま
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す。袋には、カトレアのカレーパンの発祥のルーツがかかれて
おり、『元祖カレーパン』の薀蓄をお土産に買っていた家族や
友達にも披露することも出来ます♪
カレーパンと並んで人気なのが、『深川あんぱん』
デニッシュ生地の中に、あんことともに大福豆が入っていて、
キムラヤの酒種あんぱん(『元祖あんぱん』とは一味違った個
性派あんぱんです。あんことデニッシュのハーモニーは絶妙。
特にあんこは甘すぎず、生地によくマッチしています。 深川
あんぱんのほかに今の季節ものは「栗あんぱん」 これもくり
あんの甘さ控えめな点、栗をふんだんに使った滑らかな風味が
他のお店にはちょっとまねの出来ない美味しさです。
次に、隠れた名品「シベリア」
『へっちゃら!』Book
76
私の家族の一押しです。しっとりしたカステラ生地に羊羹がサ
ンドされていている、パンよりも洋菓子に近い食べ物です。
最近は売っているお店も少なくなってきている貴重なパンです。
1.「シベリア」の断面部分が,遠くロシアのシベリアの凍
土を連想させる
2.同様に断面部分が,シベリア鉄道の線路及び機関車を連想
させる
から というのが『シベリア』の名前の由来だとか・・・ カト
レアのパンは『あん』にこだわりがあるのでは?と思いました。
どれも甘さが絶妙(ちょっと控えめ)で、いくつでもいけてし
まう感じです 機会があれば、お味の秘密を取材してみたいな
ーと思います。 みなさまも森下土産には、和菓子と一緒に
『カトレア』のパン、いかがでしょうか?
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2007 年 11 月 17 日(土)
「へっちゃら」顔のパン
みなさんおはようございます 私は、「ぶらり街歩き」で「美
味しいもの発見」するのが大好きです。 10 月の「へっちゃら
ナビ~地元のお店をプロモーション!」では、こどもたちに地
元の街の愛すべきお店の取材で元気になってもらいたいという
願いを、自分の好きなことに結びつけて企画をつくりました。
特に今回は私自身がこのワークショップを実現するために街の
名物を味わったり、写真を取って皆さんに紹介したり、とても
楽しむことができました。 前置きが長くなりましたが、活性
化された私の「おいしいものアンテナ」に引っかかった素敵な
パンを見つけたので紹介します 森下ではなく、銀座の松屋デ
パートの地下で発見しました。 春日部の「ポンデザール」と
いう有名なお店のパンだそうです。
http://www.pontdesarts.jp/gaiyou.html
その名も「カメロン」と「白っくま」 見た瞬間、「へっちゃ
ら顔」をしてるなーと思い、家に買って帰りました。 すご~
『へっちゃら!』Book
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く心がなごみます。 「カメロン」は亀の形をしたメロンパン
でチョコレートクリーム入り 「白っくま」は白くまの顔の形
で練乳クリーム入り どちらも食べるのがもったいないかわい
さでした。 甘さ控えめ、やさしいお味でした へっちゃら力を
保つには、忙しい中でも楽しいことへのアンテナをはりめぐら
せて、自分にとって「幸せなひととき」をちょっとずつ見つけ
ていくのが大事だなと実感した一瞬でした。 私にとっては、
「街歩き」「食べ歩き」「そこで出会った人や出来事とのコミ
ュニケーション」 もへっちゃら力の源です。 週末は一新塾の
仲間たちと熱海に行って、「へっちゃら力」を充電してきます
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2007 年 11 月 19 日(月)
熱海卒塾旅行(1 日目)
週末に、一新塾 19 期のメンバーと、「卒塾旅行」に行ってき
ました 「おとなとこどもの地域のかたりば」のメンバーや、
ワークショップにご協力頂いた方々などなど、合計 7 名の珍道
中 新橋で歌謡曲バー「なつかしや」を経営する実業家、熱海
の町おこしに燃える若者、健康指導の NPO を主催する「生き活
き元気塾」の代表、大学院生、会社員などなど多種多様 今ま
で 1 年間授業に出たり、プロジェクトを運営したり、一緒に議
論をしていた皆さんとの、「お疲れ様会」です。 旅行先は、
熱海。 一同は新橋からワゴン車に乗り、出発進行~ 80 年代
~90 年代のなつかしの歌謡曲が鳴り響き、盛り上がる車内。
走ること 3 時間で、熱海の宿に到着しました。 そして、夕食
はごらんのように海の幸が満載で、一同思わず舌鼓 素材の味
が生きた、シンプルな味付けがよく似合います。
夜は、またまたなつかしのカードゲームの古典「大富豪」や
「ババ抜き」「UNO」で盛り上がるおとなたち いつも議論
『へっちゃら!』Book
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で鍛えているだけあり、みんな負けず嫌いです。 そして、温
泉にはいり、楽しく長い一日が終わりました 社会人になって
から、仕事以外で出会った仲間達と、こんなにも楽しく過ごせ
るなんて、思ってもみなかったので、「仲間っていいな~」と
しみじみ感じました。 へっちゃら力も充電できてきています
続きはまた次回
81
2007 年 11 月 20 日(火)
熱海卒塾旅行(2日目 その1)
卒塾旅行 2 日目 昨夜の楽しいひとときの余韻覚めやらぬ中、
私たちが朝食を食べ、真っ先に目指したのは、なんと「梅干屋」
さん 「中田屋」さんの梅干を求めて、車を走らせました 途中、
偶然に「走り湯」という名所を見つけ、立ち寄り 洞窟から湯
気が立ち込めている不思議な雰囲気を味わいました。 洞窟は
奥行きが 5m くらいしかなく、70 度のお湯が 1 日 1000 トン湧
き出ているとか。 ここ、「伊豆山温泉走り湯」は「日本三大
古泉」の一つで、 「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神の
しるしなりけり」と源実朝も詠んでいた、 由緒ある場所だそ
うです。 偶然に見つけた思わぬ名所に、ちょっと得した気分
でした。
『へっちゃら!』Book
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迷うこと約 30 分、ついに梅干の「中田屋」 和風で、なかなか
素敵なたたずまい。 「梅干の専門店」に行ったのは初めてで
す。
一同、梅干を試食し、「美味しい」 と叫んだ後、私は「はち
みつ梅」(315 円)と「しそひじき」を購入 とくに、「はち
みつ梅」は、甘くて食べやすく、すっぱすぎる梅干が苦手なか
たにもオススメです。
マイルドな味に、ご飯の友としていまや、食卓で活躍中です
なかだのうめぼし http://www.umebosi.co.jp/ そして、一行
は、箱根へと向かうのでした。
83
2007 年 11 月 25 日(日)
卒塾旅行 2 日目(2)~箱根グルメ編~
熱海をあとにした私たちは、箱根へと向かいました。 「そば
でも食べようか?」ということで、一行は蕎麦屋さん「竹やぶ」
を目指すことに。 お店は湖尻から大涌谷へ向かう道を入りこ
んだところにあり、 迷うこと 30 分ほど・・ついに「竹やぶ」
発見
なんとも独創的でアートな外観で、「ここはそば屋」と最初は
目を疑ってしまいました。 「自家製粉」という看板も見え、
こだわりの名店のようです。 そして、店に入り着席すると、
「一匹狼」と書かれた書が目の前に飾ってありました。 こう
いう雰囲気、私大好きです。
そして、メニューも独創的
『へっちゃら!』Book
84
フランスで買い付けた和紙に、絵の具や新聞の切抜きをコラー
ジュして作ったご主人手書きのものだそうです。 なかなか普
通のそば屋に入って「そばがき」を注文する機会はないと思い、
「そばがき」を注文
そばの風味がしっかりして、もっちりとした今までにない食感。
「本物のおそばってこんなにも味わい深いんだ~」と思わず感
動。 そば粉は長野産『黒姫』という品種を主に使い、皮をむ
くところから始めて、翌日すぐに自家製粉をするというように、
素材や製法にとてもこだわっている様子が、味ににじみ出てい
ます。
そのほか、「にしんそば」や「とろろそば」がありました。
このお店、入ってわかったことですが、「日本中のそば職人の
憧れの的」で、日本中のそば好きが集まる知る人ぞ知る名店だ
ったのです。 私たちが食べている最中にも、「箱根に寄った
85
のでまた来ました~」と挨拶して入ってきた団塊世代のご夫婦、
若いカップルなどなど・・続々とお客さんが集まってきて、い
つの間にか店内は満員になっていました。 こだわりのそばに
一期一会の出会い、私にとって、感動のそば屋さんでした。
お店をここまでの名店に育て上げたご主人は、きっと大きな決
意の元にそば屋を開業し、様々な苦労を乗り越えてこられたの
でしょう。 いつかじっくりとご主人の「へっちゃら力」を伺
ってみたいと思いました。 そば屋「竹やぶ」 所在地 : 箱根
町元箱根 160-80 営業時間 : 11:00~18:00 (18:00 以降
予約のみ) 定休日 : 水曜日
http://www.hakonenavi.jp/guide/0609/pop03/index.html 以
上、箱根グルメレポートでした。
『へっちゃら!』Book
86
2007 年 11 月 25 日(日)
卒塾旅行 2 日目~感謝~
感動の昼食の後、帰途につく一行 既に渋滞が始まっています
が、私たちはいたってマイペースに楽しく旅をつづけます 途
中で、箱根観光でははずせない「大涌谷」に立ち寄る一行 独
特の硫黄のにおいが立ち込める付近一帯・・・ しかし、とて
も寒かった・・・ 名物「くろたまご」を食したのち、私たち
は「大涌谷」をあとにしたのでした
そして、帰途に着く私たち 車の中では、80 年代、90 年代歌謡
曲バー「なつかしや」オーナーが編集したなつかしい CD を時
折合唱し、後ろのほうではなにやら人生について語り合ってい
る人たちも・・・ 渋滞はつらいけど、皆さんと語り合える時
間は Priceless お金では買えない価値があります
87
車中、美しい富士山を眺めながら私は思いました。 社会人生
活を始めて 10 年間、いままで会社の同僚、上司、お客様など
と仕事を通じた出会いがあり、出来事があり、自分にとって成
長できる瞬間はたくさんありました。
しかし、私はそれで
はなんとなく満足できず、ここ1~2年間、会社のためだけで
はなく、今まで自分の得たものを社会に還元できるようになり
たい、自分の納得いく人生を歩みたいと思い、少しずつ行動を
はじめました。 そして、そこで様々な方と「一期一会」の出
会いがあり、自分自身が前向きな考え方に変わってきました。
「人との出会いは宝物」ということも実感してきました。 そ
んな経験と、自分今までの人生の中で得てきた、 「視野を広
げて様々な人やものと関わることで、人は元気に前向きになれ
る」 という思いを、いじめなど困難に悩んでいるこどもたち、
そして私たちおとなにも発信していきたいと感じて生まれたの
が「おとなとこどもの地域のかたりば」です。 そして、いろ
いろな方の協力で、活動方針などを考え生まれたのが、「へっ
『へっちゃら!』Book
88
ちゃら力」ということば。 このことばを核として、自分自身
がこのことばに励まされ、1 年間を歩んできました。 今回一
緒に旅行した仲間達もそれぞれの志を持っています。 「世界
の貧困を解決するために役に立つ事業を行いたい」 「21 世紀
の新しい社会倫理教育をつくりたい☆」 「高齢者の方々が、
もっと健康に生きられる社会をつくりたい」 皆さんと出会い、
行動を共にするなかで「へっちゃら力」をもらい、私自身新し
い世界をたくさん知ることができました。 1 年間で私が得た
元気や前向きな力を、これからは社会に少しずつ還元できるよ
うな活動を行っていきたいと思います。 今回の卒塾旅行で私
はこんな新鮮な気分に戻ることができました。 皆さん、本当
にありがとうございます。 そしてこれからも、人やものとの
「一期一会」を大切にしていきたいと思います。
89
2007 年 12 月 3 日(月)
森下「みの家」
みなさんこんばんは!
12 月、師走ですね。今年も残すところあと 1 月。今年 1 年を
振り返って、来年の目標について、考えはじめる時期になりま
したね。 私たちも、一年の活動のしめくくり&来年もがんば
るぞ!という思いを込めて忘年会を開催しました。
会場は、私の大好きな、憧れのお店である「みの家」さんで
す。桜肉(馬肉)の専門店で、鍋がとっても美味しいお店なん
です。 私が江東区に引っ越してくる以前から母親と「江戸散
歩」をしていたのですが、一番の楽しみは、「みの家」の桜鍋
を頂くことでした。
江戸情緒あふれる店構え、素敵なのれん、どれをとっても風格
のある、森下を代表するお店です。創業明治 30 年の伝統ある
お店です。 木造の雰囲気のある 2 階建て、1 階のお座敷にご
案内され、いよいよ忘年会スタート!
『へっちゃら!』Book
90
メニューの木の札もとっても風格ありです。 一番の楽しみは、
桜なべ(右上) 八丁味噌をベースにしたあわせ味噌と割り下
で、頂く桜肉は最高です! 馬肉は、桜色なので、桜肉という
のだそうです。
お肉の色が変わらないうちに、やわらかい桜肉の状態で頂くの
が、最高なのです。上の写真の状態よりも赤みが残るくらいが
よいのです。(上は、写真撮影に夢中になって、ちょっと火が
とおり過ぎた図です。) お肉も最高ですが、一緒に入ってい
るしらたきやお麩も、八丁味噌のだしがしみていて、たまらな
い・・。本当、幸せです。 お鍋のほかにも、
☆「肉刺し」:桜肉のお刺身。しょうがで頂くのが最高
☆「玉子焼き」:ふっくら、だし巻きたまご。大根おろしと頂
きます
☆「卵汁」:かきたま汁。だしの味があわさって、体もココ
ロも暖まる!
美味しいお料理に囲まれながら、1 年間の活動を振り返り、ま
たこれからもがんばるぞ!と気分を新たにすることができまし
た。 そして、最後はお店のご主人と、パチリ☆
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やっぱり、森下はみの家さん抜きでは語れません。 桜肉未経
験の方、ぜひぜひ「みの家」さんで桜鍋デビューを果たしてく
ださい。
☆お店の情報 住所:東京都江東区森下 2-19-9
☆営業時間:12:00~14:00、16:00~21:00(日曜、祝日は
12:00~21:00)
☆定休日:木曜(5~10 月は木曜、第 3 水曜休)
http://www.morisita.net/minoya/index.html
以上 森下「みの家」さん レポートでした!
『へっちゃら!』Book
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2007 年 12 月 3 日(月)
健康十訓
先日、お散歩がてら神保町に行き、足裏マッサージでリフレッ
シュしてきました。
「へっちゃら力」を保つには、心身ともに健康が一番です!
最初はちょっと痛かったですが、45 分ですっかり元気です。
どうやら、胃腸と肩がお疲れ気味だったようです。
お店に貼ってあった、10つの言葉【健康十訓】を見て、
「健康の心得はここにあり」だと思いましたので、みなさんに
もご紹介します!
☆「少肉多菜」:お肉は少なく、野菜の多い食生活は健康のも
と
☆「少塩多酢」:塩分は控えめに、多く酢をとると健康になれ
る
☆「少糖多果」:砂糖よりも、果物をとるのが健康にはよい
☆「少衣多浴」:薄着で、お風呂に長くつかるのが健康のもと
☆「少食多噛」:少食、食べ過ぎずよく噛んで食べることが健
康の素 !
☆「少言多行」:口先よりも、行動が大事!
☆「少欲多施」:欲は少なく、人のために尽くそう!
93
☆「少憂多眠」:くよくよせず、睡眠を十分とると心も体も元
気になれる! ☆「少車多歩」:車に乗るよりも、歩くことで
健康に!
☆「少噴多笑」:怒らないでよく笑う !
このことばは、江戸時代に、尾張藩士で俳人でもあった横井
也有(やゆう)という人が、残した「健康十訓」だそうです。
風邪がはやる季節ですが、「健康十訓」を心がけると、元気に
過ごせそうです。 最後に、「百財」と書かれた置物がおかれ
ているのを発見しました。
白菜の意味は、普通話(北京語)の 「白菜(baicai ばいつあ
い)」 と、「百財(baicai ばいつあい)」 を掛け、「たく
さんの財産を手に入れる」 という意味が込められているそう
です。 いいことを知りました。なんとも幸せな気分になった
ある日の昼下がりでした。 「へっちゃら力」を保つには、健
康がいちばん!と実感しました。
『へっちゃら!』Book
94
2007 年 12 月 4 日(火)
「伊勢屋」のみたらし団子
私は森下に行くと必ず、伊勢屋さんでお土産に和菓子を買って
帰ります。 今回も、行きがけにお土産に、「のらくろ焼き」
「みたらし団子」を買っていきました。
家に帰って、お気に入りのお皿に乗せて、パチリ みたらし団
子は、お団子が柔らかく、みたらしの部分は、おしょうゆと砂
糖の比率もよく、とろみも程よい感じ。 ご主人は、お子様が
大好きな味、というのを心がけているというだけあり、みたら
しの部分も全部残すことなくぺろりといけてしまいます。 私
は、料理が趣味で、和菓子も習っていたのですが、やっぱりプ
ロの味は最高です。 老若男女まで愛される、「みたらし団
子」、ぜひぜひ森下散歩の最初にいかがですか?
95
2007 年 12 月 10 日(月)
門前仲町そぞろ歩き
みなさんおはようございます。 金曜日、地元、江東区の小学
校の英語ボランティアに参加してきました。世界の国旗&世界
地図のすごろくを使って英語に親しむという内容で、こどもた
ちから元気をもらいました♪
その帰りに、門前仲町をぶらりと歩きました。まず、 深川不
動尊 。
今までは初詣しか行かなかったのですが、平日に行くのもなか
なかいいものです。しっかりと拝んできました。周辺のお店に
も入り、心の安らぎを覚えました。 帰りには、参道入り口に
ある「深川伊勢屋」で深川めしを頂きました。
『へっちゃら!』Book
96
森下と並び、江戸情緒あふれる街に、心躍る瞬間でした。 江
戸情緒のあふれる江東区、ぜひいつか門前仲町の取材もしてみ
たいと思いました。 みなさんも是非、途中下車して門仲にぶ
らり旅、お楽しみ下さい。
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2007 年 12 月 14 日(金)
1月27日、ワークショップ開催決定!
みなさんこんにちは! 街のイルミネーションがとてもきれい
な季節ですね。森下の商店街のイルミネーションも、サンタさ
んが登場です☆
さて、わたしたち「おとなとこどもの地域のかたりば」では、
1月27日に第二回のワークショップを開催することにしまし
た。 今回も、江東区の森下商店街・のらくろーど商店街のご
協力を得て、地元の商店街のご主人の取材を通じて、「へっち
ゃら力」を身に付ける楽しいワークショップにしていきたいと
思います! ブログでもご紹介をしているあのお店の名物を味
わい、ご主人から色々なお話を伺って、「へっちゃら力」を体
験してください。 概要は、以下の通りです。
『へっちゃら!』Book
98
☆ワークショップ概要 日時:1 月 27 日(日)10:00~16:00
☆場所:江東区 森下文化センター
☆住所:東京都江東区森下 3-12-17
☆対象:小学校高学年~中学生 ☆定員:20 人
☆ワークショップの概要:
江東区森下商店街 高橋商店街の 2 商店街の取材を通し、中学
生が地域のおとなや商店街のおとなと関わることで、多様な人
とのふれあい、地域に居場所を作ることをお手伝いする。
「へっちゃら力」を地域で身につける第一歩としてのワークシ
ョップです。 ☆WS のお申し込み:
(a)メール:連絡先を記入し、[email protected]
へ。
(b)FAX 添付の申込書に必要事項を記入し、送信してくださ
い。
のらくろーどの「のらくろ」サンタも皆さんの参加をお待ちし
ています!
99
『へっちゃら!』Book
100
2007 年 12 月 23 日(日)
寺子屋モデル
かたりばの活動とは別に、10 月から、偉人伝の勉強会に参加
しています。 日本を作り上げてきた歴史上の偉人の生きかた
を知ることで、自分自身の生きかたを見つめたり、社会とのか
かわりについて昔よりも真剣に考えるようになりました。 今
日は、「寺子屋モデル」の勉強会、「東京 DE 寺子屋」に初め
て参加してまいりました。 日本をつくった偉人の生きかたや
遺した言葉を知ることにより、自分自身の生きかたをより前向
きなものにしていく、偉人伝を学ぶ講座で、元祖「へっちゃら
力」養成講座といえるものだと感じました。 本日は、内村鑑
三の「代表的日本人」をテキストに、「日蓮上人」の生きかた
について学びました。
101
日蓮上人の生きかたを支えた「信念」「不屈の精神」が、日本
人の心の支えとなり、今日の日本があるということを実感しま
した。 山口社長の熱い語りに引き込まれ、元気をたっぷり充
電できました。 「かたりば」の活動は、こどもやおとなが身
近な場所でつながり、互いに世界を広げることにより、「へっ
ちゃら力」をつけるもの。今生きている身近な人たちの前向き
な生きかたを知ることで、お互いに元気になっていくという考
え方から来ています。 寺子屋モデルは、そのずっと昔、歴史
を変えてきた偉人の生きかた、言葉を知り、語り継ぐことで、
現代の老若男女の日本人の心を前向きに変えていくもの。 歴
史を支えたから生きかたを学ぶことって素晴らしいと感じまし
た。
はじめたばかりの「かたりば」の活動はまだまだ、寺
子屋モデルの足元にも及びませんが、私たちも懸命に生きてい
る身近な「偉人」(困難を乗り越えている人たちは、みんなそ
れぞれ「偉人」の素質があると思います)とのかかわりを通じ、
お互いを高めあう、「へっちゃら力」をじわじわ広げていきた
いと思いました。 歴史を学ぶことで、自分自身の生きかたも
高められる、そんな気付きを得ている今日この頃、これからは
更に視野を広げて生活していきたいと感じました。
『へっちゃら!』Book
102
2007 年 12 月 24 日(月)
Merry Christmas!
今日はクリスマスイブ!
銀座の街は、黒山の人だかり、プレゼントを買ったり、お食事
したり皆さん思い思いに楽しんでいるようでした。
私も母と二人で久々の銀ブラを楽しみました。その後、有楽町
~日比谷へ サンタクロース犬を見つけました。 思わずパチ
リ!
ペニンシュラホテルのクリスマスツリーがとてもきれいでした。
あまりにもくまさんがかわいくて、パチリ☆
とても幸せなクリスマスイブの
街の風景でした
103
2008 年 1 月 1 日(火)
あけましておめでとうございます
みなさま 新年明けましておめでとうございます。
私たちの活動も、もうすぐ 1 年を迎えます。 本年も、こど
も・おとなが「へっちゃら力」を高め、前向きに可能性を見つ
けていける活動を、広い視野を持って行っていきたいと思いま
す。 『継続は 力なり』 という言葉の通り、仕事をしながら
少しずつでも継続して歩んでいく所存です。 どうぞよろしく
お願いいたします。
平成 20 年 1 月 1 日 おとなとこどもの地域のかたりば メンバ
ー一同
『へっちゃら!』Book
104
2008 年 1 月 3 日(木)
家族でお正月
みなさん、お正月はいかがお過ごしですか? 私は今年は夫と
ペット(夫、私、うさぎ、チワワの2人と2匹)の家族とのん
びり自宅でお正月を楽しんでいます。
なかなか日頃は一日中のんびり家族で団らんというのも難しい
のですが、家でのんびりしたり、近所のドックランにチワワの
「さくら」を連れて行ったり、ゆっくりのんびりすることで、
「へっちゃら力」のチャージ!をおこなっています。 そんな
我が家のお正月模様のご紹介でした。
105
2008 年 1 月 7 日(月)
視野が広くなりました
みなさん こんばんは お正月も終わり、いよいよ新年、学校
やお仕事が始まりますね。 「一年の計は元旦にあり」といい
ますが、今年一年の計画をたてたり、皆さんそれぞれに、気分
を新たに活動を開始されていることと思います。 私は、新年
早々、以前から念願だった、「レーシック」(視力回復)の手
術を受けました。 今まで両眼それぞれ、0.1 以下だった視力
が、両目とも 1.2 程度になりました。 今まではコンタクトレ
ンズを入れて同じ視力だったのですが、朝起きて何でも良く見
えるのはとても嬉しいことです。 文字通り、物理的に「視野
が広がり」ました イメージとしては、目の前に景色が広がっ
ている感じです。
「かたりば」の活動、「仕事」、家庭生活、地域・友人とのお
付き合い、勉強会の参加・・・いろいろな活動に私は参加して
『へっちゃら!』Book
106
おりますが、 さまざまな立場の方々、物事とのふれあいを通
じ、「視野を広く」もち、 「何事もよいことを吸収」して自
分の得たものを皆に還元していきたいと思っております。
「こどももおとなも、困難を乗り越えながら前向きに道を切り
開いていける」社会が実現できるよう、日々前向きに、活動し
てまいります。 以上 視野の広くなったあやこの、新年の抱
負でした。
107
2008 年 1 月 17 日(木)
千里の道も一歩から
1 月 27 日に開催する『へっちゃらナビ~地元のお店をプロモ
ーション』の企画も、今回は 2 回目です。 1 月からは毎週週
末を中心に時間をつくってメンバーとミーティングを行い、1
回目よりももっと分かりやすく、楽しみながら「へっちゃら力」
を身につけられる内容と運営方法を考えているところです。
地元の中学生にも是非来てほしいと考えており、1回目の開催
をする10月に続き、12月にも地元の中学校の校長先生や、
商店街の方、知り合いの教育関係の方などに働きかけをしてき
ました。
その中で、中学校の校長先生のところにうかがった際、私は、
☆「この試みは、今後も続けていきます」
☆「前回よりも、分かりやすく、喜んでいただけるワークショ
ップにするためにメンバーや参加者の方からも厳しい指摘やだ
めだしを頂きながら、内容をバージョンアップしているところ
です」
とお話しました。 すると、校長先生からは、
★「厳しい意見を頂いたとき、それをいかに受け止めていくの
か、それが大事なことです。教育現場でも、同じですが、意見
を受け止めてよりよくしていく気持ちと努力があれば、やがて
『へっちゃら!』Book
108
皆が参加して、口コミで良さが皆に伝わるようになります
よ。」 ★「継続は力なりですから、がんばってください。」
と励ましていただきました。 皆さんの意見を受け止めながら、
試行錯誤しながら前進していきたいと改めて思いました。
「千里の道も一歩から」(英語では、The longest journey
begins with a single step.) という言葉もあるように、着
実に一歩ずつ、自分たちのできるところから、手を抜かずに行
動を積み重ねていくことが大事ですね!
気づいたら、イベントまで1週間とちょっとですが、がんばり
ます♪
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2008 年 1 月 19 日(土)
ワークショップ開催情報!
「おとなとこどもの地域のかたりば」では、1月27日に第
二回のワークショップに向けて、着々と準備をしております。
今回も、江東区の森下商店街・のらくろーど商店街のご協力を
得て、地元の商店街のご主人の取材を通じて、「へっちゃら力」
を身に付ける楽しいワークショップにしていきたいと思いま
す!
ブログでもご紹介をしているあのお店の名物を味わい、ご主
人から色々なお話を伺って、「へっちゃら力」を体験してくだ
さい!
第二回目の今回は、「のらくろ焼」で有名な、「森下伊勢屋」
さん!
「のらくろ煎餅」で有名な、「深川いろは煎餅」
『へっちゃら!』Book
110
の2店のインタビューを行います。概要は、以下の通りです。
☆ワークショップ概要
☆日時:1 月 27 日(日)10:00~16:00
☆場所:江東区 森下文化センター 第三研修室
☆住所:東京都江東区森下 3-12-17
☆対象:小学校高学年~中学生および
「へっちゃら力」や「街歩き」に興味のあるおとな
☆定員:20 人
☆ワークショップの概要:
江東区森下商店街 高橋商店街の 2 商店街の取材を通し、中学
生が地域のおとなや商店街のおとなと関わることで、多様な人
とのふれあい、地域に居場所を作ることをお手伝いする。
「へっちゃら力」を地域で身につける第一歩としてのワークシ
ョップです。
111
☆WS のお申し込み:
(a)メールお名前・住所.連絡先・学校名を記入して、以下
のアドレスに送信してください。
[email protected]
(b)FAX 添付の申込書に必要事項を記入し、送信してくださ
い。
お待ちしております♪
『へっちゃら!』Book
112
2008 年 1 月 23 日(水)
風邪との付き合い方
毎日、寒い日が続いていますね! 1 月の中旬から、よりいっ
そう風が冷たくなり、私もコートの下に前より 1 枚多く重ね着
をするようになりました。 風邪やインフルエンザも流行って
いますね。。
幸いなことに、私はここ数年、風邪で寝込んだり会社を休ん
だりすることなく、健康に過ごしています。風邪気味なときは
年に数回ありますが、ひどくなる前に回復しています。 そこ
で、ここ数年の私と風邪との付き合い方について紹介します。
1.よく動き、よく食べ、よくリラックス♪
活動的になることが大切です。仕事も、勉強も、遊びも、
時間を調整しながらやりたいことは何でも出来るよう、よく動
いています。 手帳を肌身離さず持っておき、カレンダーにや
りたいことを優先順位付けして書き出したりすることにより、
うまく予定を調整して好きな活動ができるよう心がけています。
そうすると、「風邪なんてひいていられない!」とばかり元気
になり、免疫力も高まります。 そして、友人や家族、同僚な
どとの食事を楽しみます。 おいしいお店は、ブログや掲示板
で紹介したりもしています。「好きなお店をみんなに紹介しち
ゃおう♪」と思うと楽しくなります。
113
自分ひとりのときも、短くても簡単でも必ず3食食事をとり
ます。日頃から歩きながら「このお店にいきたいな」とチェッ
クする習慣をつけておくと、歩く楽しみ(私は外回りの営業な
ので)も倍増します。 リラックス、家での時間、本を読む時
間、友人と会う時間・・・私は仕事以外の時間をなるべくつく
り、ストレスをためないようにしています。
「ストレスがたまりそうだ」と思ったら早めに先の休みを取
っておき、仕事を前倒しで終わらせて休むようにしています。
休みが取れなかったら、残業しなくていいように、仕事の計画
を立て直して、速く仕事が終わるように工夫したり・・・。
「時間をうまく使ってリラックスできる時間を確保」すること
が大切です。
2.かかりつけの病院を会社と家の両方に持つ。
風邪の気配を感じたら、一刻も早く病院へいきます。会社の
休み時間とか、土日、帰り道、都合のいいときに病院にいける
よう、会社と家の両方にかかりつけの病院を持っておくことが
ポイントです。 そうすればいく機会を逃さないし、早めに病
院に行っておけば、少しの休養と薬で風邪は治ります。もらっ
た薬のリストは、活用できるように保存しておきましょう。分
からないことはそのたびにお医者さんに相談しておくのもポイ
ントです。
3.運動する
『へっちゃら!』Book
114
私はヨガをやっています。運動が苦手な人(特に女性)もヨ
ガなら健康のため続けられるという人も多いのではないでしょ
うか? あたりまえのことばかりですが、実践することで「へ
っちゃら力」のある体作りに役立ちますよ!
115
2008 年 1 月 26 日(土)
いよいよ明日
みなさんこんばんは! いよいよ明日は、「へっちゃらナビ~
地元のお店をプロモーション!」のイベントです。
本日は、取材に協力いただける、森下伊勢屋さん
深川いろは煎餅さん
そして、この活動にご協力・応援していただいている昭和堂
靴店さんにご挨拶に伺ってまいりました。 少人数になる予感
ですが、参加していただいた方に、「へっちゃら力」のお土産
『へっちゃら!』Book
116
をもれなく持ち帰っていただけるようがんばりたいと思います。
そして、また今後開催するときにさらにバージョンアップした
ものにできるよう、頑張っていきたいと思います。 ご参加い
ただける皆さん、楽しみにしていてくださいね!
117
2008 年 1 月 31 日(木)
ワークショップ結果報告(1)
27日(日)に第二回のワークショップを開催しました。今回
はスタッフ含め5名で実施しましたので、ご紹介します。
少人数になったため、今回取材するお店は、のらくろせんべ
いで有名なのらくロードの「深川いろは煎餅」の1店にしまし
た。
使ったテキストはこんな感じです。 インタビューの方法や
お店の紹介のテキストと、インタビュー結果を書き込むワーク
シートの2分冊にしました。
☆午前中は、
・アイスブレイク:自己紹介ゲーム
・森下商店街・のらくろード商店街と取材するお店の紹介
『へっちゃら!』Book
118
森下在住で、イベントを手伝っていただいている本多慶吉さん
に、森下、のらくろード商店街の子供のころからの思い出、街
の変化について熱く語っていただきました。のらくろードは、
当時の子供たちのたまりば、休日の屋台で買い物したりするの
が楽しみだったそうです。
商店街やお店の説明をした後は、インタビューの質問をそれぞ
れで考え、みんなで話し合って3つに絞り込みました。 お店
の人との会話が弾むよう、具体的な「つっこみ質問」を考えま
す。
119
お煎餅を食べながら、真剣に考えるおとなたち・・・。 そし
て、ランチの後は、いよいよお煎餅やさんに GO!、インタビ
ューが始まります。
『へっちゃら!』Book
120
2008 年 2 月 1 日(金)
ワークショップ実施報告(2)
お昼からは、いよいよインタビュー開始です。 私たち一行は、
「深川いろは煎餅」さんにお邪魔しました。お店に入ると、お
店中がお煎餅であふれています。品数がほんとに豊富。 お煎
餅の袋詰めをしながら、ご主人、奥さん、おばあちゃんの3人
が快く取材に応じてくださいました。
質問は、まずは「お煎餅のつくりかた」から。お店のお名前
のとおり、お煎餅の「いろは」から初心者の私たちに丁寧に教
えてくださいました。 「お煎餅」と「かきもち(おかき)」
の違いってわかりますか? うるち米でできたのが「お煎餅」、
もち米からできたのが「かきもち」「あられ」だそうです。私
たちは今回質問して初めて知りました。 ここ、深川いろは煎
餅さんでは、お煎餅をつくるとき、 「仕入れた生地、味付け
121
して、伸ばして、焼く」 という手順をとっているそうです。
それは、戦後間もないころにここ、森下の地でお煎餅やさんを
はじめるために、限られたスペースで、少ない技術(お煎餅を
生地から作ることなしに)で作るために考えた知恵の結晶なの
です。
そして、お店の成り立ちや苦労話も語ってくださいました。
おばあちゃんは石川県出身。戦後の食べ物がまだ乏しかったこ
ろに、『東京に行けば食べ物に困らない』と東京の親戚がお煎
餅屋さんをしていたことがご縁で、ご自身もお煎餅屋さんを開
業されたそうです。 苦労したことといえば、お米の仕入れ。
戦後の食料のないころは、ヤミ米を仕入れたり、お米が不作で
手に入らなかった昭和30年のときは、なんとお煎餅ではなく、
お饅頭をお店で作って売っていらっしゃったそうです。 そし
て、忘れてはいけない、「オススメのお煎餅」
「売れ筋の
お煎餅」について伺いました。
『へっちゃら!』Book
122
「のらくろ煎餅」のほかに、お店の名前にもなっている「い
ろは煎餅」がオススメ! 型に入れて焼いているのが特徴で、
ゴマ味、しょうゆ味、砂糖味、いろいろ種類がそろっています。
私はずっと「のらくろ煎餅」一筋だったのですが、「いろは」
が食べたくなり、しっかりと4種類購入しました。
ご家族ぐるみで経営されている「熱意」 地元密着の江戸情
緒・人情あふれる「雰囲気」 ご主人の「職人気質」 インタビ
ューを通じて、ずっしりと心に残るものがありました。
インタビューを終えた私たちは、会場の文化センターに戻り、
インタビュー内容のまとめと、「どうやったら友達にお店のよ
さが伝えられるか」を話し合ってまとめました。
お店を知り、街を知るワークショップ「へっちゃらナビ~地
元のお店をプロモーション!」今回はおとなの参加でしたが、
次回こそは、地元のこどもたちに、街のよさを、コミュニケー
ションの楽しさを知ってもらい、「へっちゃら力」をはぐくめ
123
るものにしていきたいと思います。 回を重ねながら、改善を
続けてがんばります! お店のかたがた、街のかたがた、参加
したみなさん、スタッフの皆さん、 本当にありがとうござい
ました。
『へっちゃら!』Book
124
2008 年 2 月 3 日(日)
チーム立ち上げプレゼン
みなさんこんにちは! 今日は東京では雪が降っていますね。
雪の日といえば、「雪やこんこ」という歌にあるように「犬は
喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる♪」かな?と思いまし
たが、 うちで飼っているチワワ(「さくら」1 歳)は、暖房
の効いたわが家の中の「ハウス」で丸くなっています。
さて、昨日 2 月 3 日は私の通っている一新塾で、「チーム立
ち上げプレゼンテーション」が行われました。
私たち「お
となとこどもの地域のかたりば」も結成から 2 年目を迎え、
「へっちゃら力」を核にした活動を広げていくために、新メン
バーの方々に入っていただきたくてプレゼンテーションを行い
ました。
2 年目のキーワードは、
☆「めざせ、持続可能な『へっちゃら力
125
☆「おとなもこどもも、みんなでつくろう『へっちゃら力』と
しました。
一新塾の理事をされている林冬彦さんは、「これからの社会
は『人間力』の時代、人とのかかわりでモチベートできる社会
をつくることが大事だ。」「そして、今回のプレゼンは、チー
ムリーダーの「本気」かどうかが試されている」とおっしゃっ
ていました。
本気の定義とは、
1.自分で決める
2.やり続ける、あきらめない
3.失敗しても工夫して楽しみ、あきらめない
4.誰かが助けてくれる(助言、援助を受けられる) だそう
です。 『人間力』の中で重要な力は『へっちゃら力』続けて
いくために必要なのは『本気』 今期も 1 年、そして今後も継
続して「へっちゃら力」を広げられる活動を続けます。よろし
くお願いします。
『へっちゃら!』Book
126
2008 年 2 月 6 日(水)
『へっちゃら力』をはぐくむ時間
みなさんこんばんは 今日は、私の「へっちゃら力」をはぐく
む「至福のとき」についてご紹介します。
それは、「ひとりでリラックスする時間」です。 私は営業の
仕事をしているのですが、めまぐるしい忙しさの中で、時々こ
ころが休息を求めているなと感じるときがあります。
そん
なこころのサインを感じたときは、ときは「前もって」数日前
から休みを計画しておき、お茶をしたり、自分のできる「プチ
贅沢な時間」を演出するのです。 「前もって」というのが大
切なポイントです。 休みは一日休みでも、半日休みでも、時
間が本当に無いなと思ったら 2 時間でも OK です。 (私の会社
には、休みの単位が「1 日」「半日」「2 時間」の 3 種類あり
ます) そして、「何をしたら楽しいかな?」「何をしたら自
分はリラックスできるのかな?」とこころに問いかけながら計
画を練るのです。 インターネットで情報を収集したり、新聞
や雑誌などを見ながら「こんなこともいいな」「あんなことも
127
いいな」といろいろと想像しながら。。 私は楽しい計画を想
像するのが好きで、そうしているうちにちょっとずつわくわく
してきます。 そして、実行に移すのです。 今日は半日の都心
のとあるホテルで「アフタヌーンティ」を楽しんだ後、博物館
に行きました。 一人で過ごす、至福のときでした。 リフレッ
シュの方法をいろいろ想像し、計画してから、ちょっとの時間
を使って実行する。 こんな簡単なことでも「へっちゃら力」
をチャージできますよ もちろん次の日、私の元気が充電され
たのは言うまでもありません ぜひぜひ、みなさんも試してみ
てください
『へっちゃら!』Book
128
2008 年 2 月 16 日(土)
「かたりば」&「いきいきフォーラム」始
動!
2 月 3 日に行われた一新塾 21 期の一大イベント「チーム立ち
上げプレゼンテーション」から 2 週間後の 2 月 16 日、ついに
第二期「かたりば」が発足しました
2 週間にわたり、かた
りばの提唱する『へっちゃら力』で日本のおとなとこどもを元
気にするというビジョンに共鳴し、一緒に活動を盛り上げてい
く仲間たちを捜し求めた結果・・・
私たち「おとなとこど
もの地域のかたりば」は、5 名の新メンバーとともに、「かた
りば 21」&「いきいきフォーラム」(仮称)として新たな船
出をすることになりました
今後は、こどもだけではなくお
となの『へっちゃら力』を高めるためにはどうすればよいか、
さらにメンバーで探求し、活動をしていくことにいきます。
嬉しいことに、今回のメンバーは、それぞれの人生の中で、山
や谷を乗り越えながら『へっちゃら力』を身に付けた達人ぞろ
い 特に私、あやことともにリーダーとして活動を盛り上げて
くれる「さわとん」こと澤登和夫さんという「『へっちゃら力』
を身につけたおとな」です 「さわとん」がどんな山や谷を乗
り越えて「へっちゃら力」を身につけたのかは、そのうちじっ
129
くりご紹介します 新しい「かたりば」&「いきいきフォーラ
ム」の活動にご期待ください
『へっちゃら!』Book
130
2008 年 2 月 17 日(日)
『へっちゃら人』認定第一号!
みなさんこんばんは!
私がこのブログ『へっちゃら力をはぐくむブログ』をはじめて
約 5 ヶ月が経ちます このたび『かたりば』に待望の新メンバ
ーが入ってくれたことにより、ようやく長い間暖めていたこの
ブログの目玉企画、名づけて 『へっちゃら力』を身につけた
おとなのインタビュー 『へっちゃら人』の生き方 の連載がで
きるようになりました
第一回目は「さわとん」こと、澤登 和夫(さわと かずお)
さんです。
さわとんは、「うつ」や「病気」という人生の困難を乗り越
えて『へっちゃら力』を身に付け、その経験をみんなに話すこ
とによって少しでも「周りの人にいきいき笑顔を届けたい」と
願っているおとなです。
☆さわとんのプロフィール
1974年(昭和49年)3月29日生。 1998年、早稲
田大学政治経済学部卒。2001年、大手船会社に出向した際、
過労が原因で重度のうつ病となる。以後約5年半にわたり山あ
131
り谷ありで、離婚、 6度の入院も。 昨年2月には、難病の潰
瘍性大腸炎が再発し、大腸を全摘出する。 心身ともに受容し
た昨年8月に、メンタルカウンセラーへの道を歩み始める。
2006年には「28日間世界一周(17ヶ国)」も体験。
明日から 10 回シリーズで、さわとんのインタビューを紹介し
ます! ご期待下さい!
『へっちゃら!』Book
132
2008 年 2 月 19 日(火)
さわとん(1)~自己紹介~
みなさんこんばんは
今日は『へっちゃら人』の生き方 第一回 「さわとん」こと
澤登和夫さんの体験談をご紹介します。
澤登さんは 5 年半にわたる「うつ」、そして「病気」を乗り越
えた過程で『へっちゃら力』を身に付けはじめ、3 月 29 日に
メンタルカウンセラーとして起業を目前にされています。
「さわとん」の「今まで」の体験、体験により「得たもの」、
そして「これから」の人生に向けた決意を、10 回にわたりお
伝えしていきたいと思います。
☆「まず最初に、自己紹介をお願いします」
★さわとん:
はい、澤登和夫です。「さわのぼり」ではなく「さわと」です。
「さわとん」というニックネームで、とても気に入っています。
133
現在は、両親との3人暮らしです。9歳年下の妹がいます。
趣味は、歌を歌うこと。ゴスペル、(ひとり)カラオケ、
「手話ソング」なんかもやり始めました。 海外旅行も好きで
す。2年前には、28日間で17ヶ国を まわる世界一周旅行
をしました。これまで行った21カ国で 一番好きな国はフィ
ジーです。
私は昨年8月まで5年半にわたり、山あり谷ありの生活を送り
ました。その5年半に関しては、改めてお話しますが、 それ
を乗り越えた後、一生涯の職業としてメンタルカウンセラーの
道を決めました。3月29日に起業します。 現在は、介護職
員として、江東区にある有料老人ホームで お仕事をしていま
す。これが3つめの業種です。子供の笑顔も大好きですが、お
年寄りの無邪気な笑顔も 私の心を和ませてくれます。 私はも
うすぐ34歳になりますが、小さい頃はとっても内気な性格で
した。
『へっちゃら!』Book
134
3月29日生まれで、人よりも小さかったという劣等感もあっ
たと思います。
中学生くらいまでは授業で手を挙げることもできませんでした。
それが今では、手を挙げるのを我慢するほうが大変なくらいで
す。 大学では、マージャン、新聞社でのアルバイト、野球サ
ークルの幹事長などで、典型的なダメ学生。ゼミにも行かず、
5年間を 過ごしてしまいました。
それから、静岡県の物流会社に就職しました。 最初の2年
間は、清水港に入ってくる船の外国人キャプテンに 英語を使
って、貨物の積み降ろしの打ち合わせや 官庁などへの書類申
請代行を行いました。 深夜も土日も働いたりしましたが、と
135
ても刺激的な仕事でした。 そのころ、大学時代からお付き合
いしていた女性と遠距離恋愛 をしており、社会人4年目、ち
ょうど東京の船会社への出向が 決まった時、その女性とめで
たくゴールインしました。
『へっちゃら!』Book
136
2008 年 2 月 20 日(水)
さわとん(2)3年間の大手船会社 出向
生活
こんばんは 本日は、前回に続き、さわとんのインタビュー
(2)をお送りします。
☆ご結婚されたんですね。それからの生活はどうでしたか?
★さわとん:
公使共々新しい生活をスタートしたばかりの 私は、それに適
応するのに時間がかかりました。 朝8時から仕事をして、終
電で帰れればラッキーという生活が続きました。
☆忙しい日々が続いたんですね
137
★新婦のもとに早く帰りたい気持ちはいつもありましたが、そ
れどころではありませんでした。 次第に、集中できなくなっ
て仕事のペースが 落ち、会社に行きたくなくなっているのが
わかりました。 ようやく新婚旅行に行けたのは結婚から半年
後、 さてようやく妻とのんびりできるかと思いましたが、 そ
れは数日と持ちませんでした。 ギリシャのアテネからパリへ
移動した頃から、 帰ってからの仕事のことが不安になってき
ました。そして、帰りたいような帰りたくないような何とも言
えない気持ちになってきました。
新婚旅行が終わってから、寝つきも悪くなってきたので意を
決して病院の心療内科にいったところ、「うつ病」との診断で
した。 「うつ病」になってしまったんですね。それからどん
な変化がありましたか? 睡眠薬、抗うつ薬などを飲み続けま
したが、なかなかやる気は上がってこず、次第にはトイレの中
でじっとこもったり、 パソコンのスイッチすら、何が書いて
あるか不安で押せなくなったりしました。 食欲もなくなり、
仕事をしなくてもいいお昼ごはんの時間も、同僚と食事をして
コミュニケーションをとることすら苦痛でした。
一日中、ただメールも打たずに座っている日もあれば、営
業をさぼって公園のベンチに座っている時もありました。 結
局、出向していた約3年間、一日も会社を病気によって休むこ
とはありませんでしたが、3度のうつ病期間がありました。
『へっちゃら!』Book
138
それぞれ3か月から半年程度です。 妻には、そんな辛さを家
に持ち帰って暗い気持ちにさせて しまったりもしていました
が、まぁ普通の夫婦生活でした。 しかし、出向が終わる直前、
ほんのささいなことから亀裂が生じました。
~次回に続く~
139
2008 年 2 月 21 日(木)
さわとん(3)躁うつ病~離婚から、大腸
全摘出まで~
みなさんこんばんは!
今日はインタビューの第三回目、さわとんのお話はさらに続き
ます・・・・・
☆うつ病になってしまったんですね。。
さわとん、その後はどうなってしまったんでしょうか?
★さわとん
2004年、船会社出向が終わる間際、私はうつ病から立
ち直ったつもりでした。 しかし私は、逆にハイになってしま
っていました。うつの反対、躁(そう)状態です。 躁は、う
つよりも理解されていませんが、躁状態になると詭弁になった
り、元気になって2、3時間しか眠らなくても疲れなくなりま
す。 私はそのころ、妻のひとつの問題行動を許すことができ
ませんでした。 いつもは、どちらが悪かろうが私が次の日に
謝ってまた普通の生活に 戻るのですが、今回は「出てけ」と
『へっちゃら!』Book
140
言い切り、離婚届まで用意、 言わなくてもいいことまで言っ
てしまい、実際に妻は出ていきました。 その後、数か月別居
していましたが、家庭裁判所から離婚調停の 出頭要請があり
ました。妻からの申請があったそうです。 私は、2度目の調
停の際、内容には納得いきませんでしたが、妻がこれで幸せに
なるならと思い、調停案に応じました。
2005年の1月、離婚が成立しました。 そのちょっと前
から、私は精神的にまたおかしくなってきたなと思っていまし
た。 出向から戻った会社での不適応、離婚調停のストレスか
ら あっという間に、てっぺんからどん底まで落ちました。 そ
の間、2か月となかったと思います。 心療内科の先生はつい
に、長期休養を取ることを提案し、私も受け入れました。 し
かし、休んだら休んだで、早く働きたい、同期に遅れをとりた
くない、 という邪念が生じてきます。 結局、先生に嘘をつい
てまで、完全には治っていないのに 約4ヶ月後に復帰しまし
た。 案の定、1か月と持たず、また休職しました。
今度は落ち込みはひどいものでした。
「何で離婚なんてしたんだろう」 「もう、誰も俺のことなん
か好きになってくれないだろう」 「だれも構ってくれないな」
「仕事だって、だれよりも能力がない」 「なんのために、存
141
在しているんだろう」 「社会のお荷物なんじゃないのかな」
「リセットしてはじめからやりなおしたいな」
結局、本当にリセットボタンを押してしまいました。
やってはいけないことを2回もしてしまいました。 たまたま、
それは失敗に終わりました。 それから2か月間の精神病院へ
入院しました。
辛い生活が続きましたが、徐々に自分を取り戻し、約、半年後
に復活。 別の船会社への転職が決まった後、突然お腹に激痛
が走りました。 下痢でもないのにトイレから出られなくなっ
て、タクシーで病院へ向かいましたが、聞きなれない病名でし
た。
「かいようせいだいちょうえん」
~次回に続く~
『へっちゃら!』Book
142
2008 年 2 月 22 日(金)
さわとん(4)大腸全摘出
みなさんこんばんは!
今日はインタビュー第 4 回目です。 さわとんの苦労はさらに
続きます。
☆ご苦労が続くんですね。「かいようせいだいちょうえん」は
どんな病気なんですか?
★さわとん:
「かいようせいだいちょうえん」、漢字で書くと「潰瘍性大
腸炎」。 この病気は、難病(特定疾患)に指定されています。
つまり、原因不明で治療法も確立されていない病気です。日本
全国に8、9万人ほどいると言われています。
私の場合、大腸の横に伸びた横行結腸という部分に潰瘍、た
だれができ白くなっていました。 すぐに入院、点滴だけの絶
食が続きましたが、ステロイドという強い薬が効果的に作用し、
痛みは2週間でとれ、1か月で退院しました。 退院後すぐに、
新しい船会社に転職、はじめの 数か月は慣れるのに苦労しま
したが、そこから 一気に元気になり、また躁(そう)になっ
てしまいました。
143
自分では、躁は気付かないことがほとんどです。 今では、
もう躁になることもないですし、ちょっとだけハイになっても、
わかるのですぐに元の自分に戻ります。 当時は、ブランド品、
高級車の購入、上司への詭弁、今振り返っても明らかに自信過
剰でした。
私は、自分なら営業で大金持ちになれると思い、たった半年
で、外資系生命保険会社への転職を決意しました。 そして、
私は「28日間(17ヶ国)世界一周」に飛び立ちました。
まったく怖いもの知らずで、最初は小さなリュック一つでした。
『へっちゃら!』Book
144
怖い思いもしましたが、この1か月は本当に貴重な体験でし
た。そのうち、本にでもまとめようかと思っています。 さて、
旅行から戻ってすぐ、潰瘍性大腸炎が再発、私はすぐにまた入
院しました。 そして、ようやく、私は自分がお金を浪費して
いたことがわかりました。
またまた、うつに逆戻りしてしまいました。今度は、てっぺん
からどん底まで3日とかかりませんでした。 からだのほうは、
今度はいくらステロイドを投与してもまるで治る兆しがありま
せん。 結局、専門の病院に転院した上で、手術をすることに
なりました。 大腸の全摘出という手術でした。
~次回に続く~
145
2008 年 2 月 23 日(土)
さわとん(5)大手術を決断
潰瘍性大腸炎が再発、ついに大腸摘出という手術へ・・・・
さわとんのインタビューはさらに続きます。
★さわとん:
潰瘍性大腸炎という病気は全国に8~9 万人いるそうです。
前総理の安倍氏も噂になりましたし、タレントの若槻千夏さん
もこの病気です。
普通、手術といっても大腸の悪いところ
だけをとってしまえばいいのかな、と思いますし、私も思って
いたのですが、この病気は、悪いところだけを除去しても、ま
た大腸の違う部分に潰瘍ができて、同じような痛みや再手術を
する可能性が高いそうです。 癌ではないので、大腸以外に転
移することはありません。全摘出手術をすれば一応、「完治」
となります。
従って、私の選択肢は、「このまま手術を受けないでステ
ロイドなどの投薬を続けて、よくなるのを待つか、あるいは大
腸を摘出して小腸と肛門をつなぎ合わせる手術をするか」その
二つでした。
『へっちゃら!』Book
146
前者の場合、可能性は低いし、いつ大腸に穴が開くかわから
ない、とのことでした。 そこで、私と家族で、大腸全摘出を
選択しました。
その時の先生の話によると、大腸の機能っていうのは、大き
くひとつ、って言ってもいいそうです。 「水分を吸収する」
ということ。 だから、トイレの回数は増えるということは言
われました。そこさえクリアしてしまえば、今よりも楽だと。
実は私は、早く手術をしたい、という希望がありました。
なぜなら、ほぼ 2 か月もほとんど食事をとっていなかったから。
2 か月間、点滴だけの生活が続いたんです。 もともと太り気
味だったということもあったのですが、2 か月で 15 キロはや
せていました。
普通より栄養の入った点滴をしているので、死ぬことはな
いですが、ご飯を食べられないというのは、ほんとうに辛かっ
たです。 結局、テレビもみれなくなってしまいました。 なぜ
なら、食べ物のコマーシャルがものすごいストレスだから。
入院して何もやることがない上に、人間の欲の一つである「食
欲」を満たすことができない苦痛は今でも思い出されます。
だから、私はかなりすんなりと手術室に向かいました。 もち
ろん、全身麻酔。 点滴で麻酔を投与され、「100から99、
98と数えてください」
147
と言われ、私は85位で意識が遠のいていきました
~次回に続く~
『へっちゃら!』Book
148
2008 年 2 月 24 日(日)
さわとん(6)手術当日~その後
みなさんこんばんは!
☆ついに大手術をしたさわとん、その後はどうなるのでしょ
うか?
★さわとん:
手術をしたのは、昨年の 2 月15日。 5 時間ほどかかった
そうです。 麻酔がきれて気付くと、私の周りを両親や妹、親
戚が囲んでいました。 痛みは特にありません。しかしちょっ
とびっくりしました。 体には、管がいっぱいくっついていま
した。 行く前は点滴の管くらいだったのですが、点滴に加え
て、お尻、おへその隣のお腹、尿管、鼻、指、背中。 もちろ
ん全てが必要だし、すぐにとれるものもあるのですが、自分が
「生きている」というよりは「生かされている」、というのを
感じました。
そして、手術の後の 1 週間は、食事はもちろんのこと、飲み
物もだめだし、薬も飲むことができません。 私は薬を飲めな
いことはとても不安でした。そのころ、重いうつ状態でしたの
で、睡眠薬を飲めば何とか毎日 4 時間くらい眠れるという状態
149
でしたから睡眠薬を飲めないと果たして眠れるのだろうか、と
いう不安。 案の定、その不安は的中しました。 消灯時間が過
ぎて、いくらたっても眠れません。
「俺ってこのまま眠れないのかな」からどんどん不安が高ま
ってきました。 「このチューブとかってずっと取れないのか
な」 「全然、動くこともできないし、眠れないし、なんか怖
いな」 「何か息苦しいな」 そこから、私の呼吸と脈拍はもの
すごい速さになってきました。 「過呼吸」に陥りました。言
葉でいうと簡単な過呼吸、なってみて辛さがわかりました。
ナースコールで看護婦さんがとんできて、「スーハー、一緒
に合わせて」って手を握って言ってくれました。 なんとか 5
分位で収まって、看護婦さんは他の仕事に戻ります。そうする
と、また恐怖心が襲ってきて、また過呼吸でナースコール。
ひとりになるのが怖くってしかたなくなって、しまいには、幻
聴も聞こえてきました。悲しい、オーケストラの音楽。 「あ
あ、これが死ぬ前に聞こえるっていう音楽か。人はこうやって
死ぬんだな」 って死を意識しました。 結局、その日は一睡も
できず、普通に呼吸ができるようになったのは、2日後でした。
長い長い、1 年にも感じられた夜でした。
~次回に続く~
『へっちゃら!』Book
150
2008 年 2 月 25 日(月)
さわとん(7)手術後の経過
みなさんこんばんは!
今日も引き続きさわとんのインタビューです。
☆壮絶な大手術、その後の経過はどうでしたか
★さわとん:
からだは次第に楽になっていきました。 二日後の 2 月 17 日、
いろいろなチューブはついたままでしたが、看護婦さんの助け
を借りながら、歩行器を滑らせながら歩いてみました。 部屋
をでて、戻ってくるまで、距離で言えば50メートルくらいで
しょうか。私はゆっくりゆっくりいきましたが、結局疲れてし
まい、40 メートルくらいのところでギブアップしました。 で
も、私と話したこともない看護婦さんたちが 「すごい、すご
い」 「びっくり」 って声をかけてくれました。 こころは重
度のうつ状態でしたが、光を感じました。
151
こうして、少しずつ管もとれていって私は 2 週間後の 3 月 1
日に退院しました。 お医者さん、看護婦さん、医療、お見舞
いに来てくれた方々、そして家族には、本当に感謝です。 100
年前におなじ病気になったら生きていたのかなって思うことも
あります。
ほぼ 2 か月ぶりに外に出ましたので、かなり怖かったですし、
ホームの階段も一気にあがるのもきついくらいでしたが、普通
に外で歩いている嬉しさも感じました。 精神的にも次第に楽
になっていきましたが、さすがに大腸を摘出したわけで、体の
ほうが最初は大変です。 最初のころは 1 日にトイレに行った
回数が 20 回は超えました。1 時間に1回は行っている感じで
す。 そして、お尻がかゆかったり、痛かったり、トイレやベ
ッドでうなったりもしていました。 それが徐々に減っていっ
て、肉体的にも精神的にも少しずつ楽になっていきました。
ようやく、こころもからだも受容して、完全に前を向けたのは
手術から約半年後の昨年、8 月でした。 トイレの回数はその
『へっちゃら!』Book
152
ころから変わっておらず、今でも 10 回程度は行きます。 しか
し、それは苦痛だとは思わなくなってきました。ちょっと面倒
ではありますけどね。
153
2008 年 2 月 26 日(火)
さわとん(8)感謝
みなさんおはようございます!
うつ、闘病生活などまさに人生の山や谷を経験してきたさわ
とん、彼の『へっちゃら人』への道のりは続きます
☆ほんとうに、壮絶な体験をされたんですね。その時は一気に
人生が開けた感じだったんですか?何かきっかけはあったんで
すか?
★さわとん:
「その日」に変ったって言える日はありません。 8 月から
9 月位に一気に変化していったっていう感じでした。 私の場
合は、からだの病気になって「死」を意識したこと、そして、
そこから少しずつ「希望」が見えてきた経験が自分の支えにな
っていると思います。 そして、私を支えてきてくれた人たち。
『へっちゃら!』Book
154
「私にはたっくさんの人がそばにいる」っていうことがようや
く心の奥底からわかったんです。
生まれてきてからこれまでに、何人の方が直接関わってきてい
るか。 家族や友達、先生はもちろんですが、けんか別れした
人や、あまり好きでは無い人にも「ありがとう」って思えるよ
うになったんです。
そして間接的には、先代の人たちも含めて何人いるかわか
りません。 そしてその気持ちをストレートに表現できるよう
になったんです。 「ありがとう」って。 たとえば、「あなた
155
の声で、俺はとっても癒されているよ。ありがとう」 「おま
えが 15 年間、そばにいてくれたからようやく人生をストレー
トに歩みだせたよ」 「Aちゃん、あの時はごめんね。自分の
ために厳しいこと言ってくれてありがとう」とか。 そして、
そのうちこれまでの 33 年間の自分も受け入れて自分自身にも
「感謝」できるようになっていったんですよね。 ひとって誰
でも、不器用ながらも毎日無意識に「生きる」っていうことを
選択してきているんですよね。 それってすごいことだと思う
んです。 だから、私も「生きる」っていう選択肢を続けてき
たんです。
あっ、そういえば私の場合は人生で 2 回位、逆の選択肢を
選んじゃったこともあったけど、それも含めて「生きている」
自分に感謝しないとなって。 だから、私はどうやって変わっ
たのかと言えば、 周りの人や自分自身に感謝できるようにな
ったから、そしてそれをきちんと伝えるようになったこと、こ
れが一番です。 そうすると自分自身もオープンになっていっ
て、とても生きやすくなったし、さらに多くの人が自分を直接
的にも支えてくれるようになりました。 こんな私のインタビ
ューを聞いてくださっている方、記事になったものを見てくだ
さっているみなさん、ほんとうに「ありがとう」ございます。
『へっちゃら!』Book
156
2008 年 2 月 27 日(水)
さわとん(9)夢
おはようございます!
さわとんのインタビューももう終盤。本日は、さわとんの
「夢」について伺います。
☆さまざまな困難を乗り越えて、まさに『へっちゃら力』を身
につけられてきたわけですが、さわとんの人生の次なる夢はな
んですか?
★さわとん:
3 月 29 日、私の 34 歳の誕生日にメンタルカウンセラーとして
起業することにしました。
そのために、半年以上勉強は続けてきましたが、私にはたくさ
んの資金があるわけでもないし、カウンセラーとしての確固た
157
る実績があるわけでもありません。 ただ、過去の私のように
辛い思いをしている人がどんどん増えている現状の社会で、そ
ういう方々が自分らしさを取り戻して、また笑顔でいきいきと
生きられるようになる、 そのためのお手伝いが、こんな私で
あっても、そしてこんな私だからこそできるのではないか、と
思いました。 メンタルカウンセラーという仕事は、とっても
たいへんな仕事です。
もしかしたら、私の一言で、その人の人生が悪い方向に行
く可能性だってあるんです。 カウンセラーとして名乗る人は
多くても、ビジネスとして成功している人はさほどいません。
5%という数字もあります。
私ができることは、同じ経験をした者として、ただそばに寄
り添ってあげること、 ことばとからだとこころで寄り添うっ
ていうこと。
これだけですが、これほど大事なことはないなって自分の経験
上でも思います。 私がメインにするのは、「出張カウンセリ
ング」。 辛いときは、外に出ることも辛いんですね。 そして、
『へっちゃら!』Book
158
いい先生やカウンセラーの場合は、その場はやすらぐんですが、
そこから家や会社に戻るまでが辛い。
だから、その人が一番その人らしくいられる場所でできる限
り同じ目線に立って 「そばにいるよ」 「ひとりじゃないんだ
よ」って、 こころとからだで伝え続けたいと思っています。
そして、もうひとつ、私が一生かけてやり続けたいことは
「壁を取り除く」っていうこと。 まだまだ「精神科」「カウ
ンセラー」っていうと大きな壁があるんですよね。 それによ
って、病状が重くなって抜けるのに苦労している人がとっても
多い現状があります。 そんな「壁」を少しずつでも取り除い
ていきたいなって思っています。 障がい者、高齢者もそうで
すが、「壁」のない社会、 こころの部分でも「バリアフリー」
な社会を作っていきたいなって思っています。
159
2008 年 2 月 28 日(木)
さわとん(10)みんなへのメッセージ
みなさんこんばんは!
10 日間にわたって連載してきた「へっちゃら人」さわとんへ
のインタビュー、いよいよ今日が最終回です。
☆長い間お話ありがとうございました。 最後に、さわとんか
ら、皆さんへのメッセージをお願いします。
★さわとん:
私は昨年の 8 月まで、ずっと「変わりたい」「変わりたい」
って思って生きてきました。 「自分らしさ」なんか、俺には
無いって思った時もありました。 ただ、そんなに人って変わ
れないんですよね。誰かにアドバイスされたって、どんなノウ
ハウ本を読んだって、そんなには変われないものです。 私も、
本を読んだときは「わかった!」と思っても一過性のことが何
『へっちゃら!』Book
160
回もありました。 今、私はかなり自分が楽に生きられるよう
に「変わった」って思います。 それは、外の世界や未来や過
去を見るんじゃなくって、今の自分の身近な世界を見るように
なったからです。 そうしたら、いろいろなヒントが隠されて
いるんだなってわかります。
自分が「ひと」「こころ」「もの」、物質的にも精神的にも
たくさんの方に支えられていて、 それを「ありがとう」とい
う言葉で伝えること。 自分自身にも「ありがとう」って心の
中で語りかけること。 それができるようになれば、「自分ら
しさ」を見つけてもっともっと人生楽しくいきいきと暮らして
いくことができるきっかけになるんじゃないかなって思います。
「感謝」体質になると楽に生きられるんですよね。
本当に、長い間、お話を聞いてくださってありがとうございま
した。
☆こちらこそ、ありがとうございました!
161
にこやかな笑顔、「ありがとう」という言葉が印象的なさ
わとん。 苦労をしてきたからこそのあの笑顔、人を思う気持
ちがあるんだなと思いました。
第一回『へっちゃら人』インタビュー、いかがでしたか?
今後、さわとんの活動を一緒に応援していきつつ、みなさんに
も少しずつ『へっちゃら力』を身に付けた人たちの考え方を紹
介していきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたし
ます!
『へっちゃら!』Book
162
2008 年 3 月 1 日(土)
さわとんの『いきいきフォーラム』
みなさんこんばんは☆
『へっちゃら人』の紹介インタビューに登場していただいた
「さわとん」が、メンタルカウンセラーとして起業するにあた
り、みなさんに少しでも感謝の気持ちを伝えたいという熱い気
持ちを持って、フォーラムを開催することになりました♪
私、あやこもフォーラムの幹事として協力をしていきます。
イベントの司会をさせていただく予定です。!
イベントを盛り上げる幹事として、参加したみなさんが『へっ
ちゃら力』を感じ、いきいき元気になれるよう張り切っていき
たいと思います!
ぜひぜひご期待ください♪
くわしくは「さわとんの日記」(ブログ)も訪問してみてくだ
さい。 http://sawaton.seesaa.net/
★「いきいき!フォーラム」★
日
時: 2008年3月29日(土)14時~17時
場
所: 日中友好会館 地下1階大ホール
定
員: 150名 参加費 : 無料
内
容 :
163
☆さわとんからの、ビジョン(夢)&事業プレゼンテーション
☆日本テレビ系「世界一受けたい授業」の講師、 黒川伊保子
先生とのトークショー
☆会計入門書の No.1 ベストセラー著者、天野敦之さんのセミ
ナー
〇本気の朝礼で有名、居酒屋「てっぺん」あ
りがとうプロジェクト
リーダーによる、てっぺん
疑似体験&ここでしか見れないてっぺん
☆パーティ : フォーラムの後に懇親パーティを行います。
(日中友好会館「梅里」18時~ ¥3,500.-)
☆申し込み参加フォームよりお申し込みください。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P12813318
では、よろしくお願いします☆
『へっちゃら!』Book
164
2008 年 3 月 2 日(日)
『へっちゃら力』と感謝
おはようございます!
2 月中旬よりはじめた『へっちゃら力』を身に付けながら生
きている『へっちゃら人』の体験談に、早速読者の方から反響
を頂きました!
コメントを拝見して、私自身でも考えさせられることがあっ
たので、私が書いた返信コメントともにご紹介していきたいと
思います。
★人はいつも感謝の気持ちだけで生きていくことは難しいと感
じています。 四季があるように喜怒哀楽があり、感謝があれば
怒りも憎しみもあって、初めて人間であり… 感謝の気持ちは大
事でも、自分にはそれだけでは生きられそうもありません。
☆コメントありがとうございます。
そうですね。確かに感謝の気持ち「だけ」で生きていくのは難
しいですね。
生きていく中で自分なりの困難に出会い、乗
り越えていく過程で、人間同士が支えあい、協力し合いながら
生きていく実感を「感謝」として皆に伝えるという行為はとて
も大切なことだと思います。
自分の心の中に「感謝」の気
165
持ちがあることに気付き、「感謝」を周囲の人に伝えること、
これは人と人が支えあって生きていくために必要な第一歩だと
思います。
「感謝」によって自己理解、「自己肯定感」
(セルフ・エスティーム)が生まれ、他者理解につながってい
きます。そしてその連鎖により信頼や協力関係がはぐくまれて
いきます。 私は「感謝」は『へっちゃら力』の構成要素の中
でも重要だと考えています。 私はその気持ちを受け止め、応
援していきたいと思っています。
私がこの活動を始めてから約 1 年、その間いろいろな方に
『へっちゃら力』について自ら語ってきたなかで、お話した皆
さんそれぞれが、ご自分の体験や考えを伝えてくださいました。
その中で気づいたのは、人は『へっちゃら力』を身に付ける過
程で、関った様々な方の「協力」により支えられていること。
困難な事態に直面しながらも、懸命に乗り越えようとしている
人の姿をみて、自然に手を差し伸べようとする人たちの存在が
あり、そこから『感謝』の心が生まれ、『協力』へと連鎖して
いくこと さわとんのインタビューでも支えてくれた人たちへ
『感謝』という言葉がたくさんでてきましたね。 人はそんな
山や谷を経験しながら少しずつ、人生というもっと大きな山を
登っていること
『へっちゃら!』Book
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私のこれからの人生にもきっと山や谷があると思いますが、頑
張る皆さんの経験談に背中を押されつつ、感謝しつつ、一歩一
歩前進していきたいと思います。
167
2008 年 3 月 16 日(日)
『チャレンジアシストプログラム』最終報
告会!
本日、BumB 東京スポーツ文化館にて、「チャレンジアシスト
プログラム」最終報告会が開催されました。
私たち「おとなとこどもの地域のかたりば」も、助成団体とし
て、2007 年 7 月~2008 年 2 月までの活動の内容を報告させて
いただきました。
発表は、
☆「活動を始めたきっかけ」:こどもを取り巻く社会環境の悪
化
☆「かたりばの考える解決方法」:「へっちゃら力」
☆「事業内容」の紹介と「かたりばのあゆみ」(年表)
☆「へっちゃらナビ~地元のお店をプロモーション」
☆「へっちゃら Web~『へっちゃら力』をはぐくむブログ
☆ 活動の反省点と今後に向けて
『へっちゃら!』Book
168
イベントでは対象のこどもが集まらず、おとなたちが商店街
の取材
を行い、『へっちゃら力』を体感したこと。
活動を通じておとなの『へっちゃら力』の重要性に気付き、
今後はおとなも対象として活動を行うことについて行いました。
他の助成団体の発表も聞き、皆さんそれぞれに苦労して、各団
体の活動もそれぞれ、事業の企画、実行を行ってきた話を伺い、
無事終わった安堵感とともに、連帯感を感じました。
わたしたち「かたりば」の他には以下の事業について各団体が
発表を行いました!皆さん学生さんでした。
☆From now on-今から始まる国際協力: 「From now on」実
行委員会 ☆夢を追いかける人の活き活き LIVE: Will Do
☆wAds2007 東京 AIDS and Art プロジェクト :
wAds2007 タスクフォース東京
☆第 2 回 七夕ちがや馬祭り 七夕ちがや馬祭り 実行委員会
最後は懇親会!お世話になった BumB の方々、審査員の方々、
発表した各団体の方々とそれぞれの活動内容について意見交換、
そして今後の活動のヒントになるアドバイスを頂きました。
チャレンジアシストプログラムの助成事業に決定したことで、
『へっちゃら力』のプロジェクトを成功させよう!とやる気と
169
責任感が高まり、困難なことがあってもプロジェクトを遂行で
きたんだなとしみじみ思いました。
このように素晴らしいチャンスを与えていただいた BumB の
方々、チャレンジアシストプログラムの存在には本当に感謝の
気持ちでいっぱいです。 皆様本当に、ありがとうございまし
た。 そして、今後とも活動を続けていきたいと思います!
そして、この活動のしめくくりとして、私達の活動の軌跡を 1
冊の本「へっちゃら BOOK」としてまとめ、お世話になった
方々にお渡ししたいと思います。
私達はそれぞれの分野で、『へっちゃら力は日本を救う!』と
いうモットーで少しずつ身近な部分を行動によって変えていき
たいと思います!
今後ともよろしくお願いいたします。
鈴木 綾子
『へっちゃら!』Book
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あとがき
私たちが、『おとなとこどもの地域のかたりば』を立ち上げ
たのは、平成 19 年 2 月のことでした。
立ち上げから 4 ヶ月で、チャレンジアシストの事業として活
動を行うことができたのは、非常に幸運でした。
定期ミーティング・3 回の合宿など、仕事をもつ社会人して
ありえないほど活動を充実できたのは、活動を通じて出会った
全ての方のおかげです。
残念ながらワークショップには小中学生は集まりませんでし
たが、『へっちゃら力』の意味や私たちの思いは、たくさんの
おとなたちには届き、励ましや共感の言葉、アドバイスを多く
いただきました。
今後は『へっちゃら力』の活動を、前向きに生きたいと願う
おとなたち対象にも広げていきたいと思います。
漢方薬のようにじわじわと心にしみこんでいき、やがて
「『へっちゃら力』が日本を救う!」ことができるよう継続し
て活動を行いたいと思います。
171
著者略歴
『おとなとこどもの地域のかたりば』
☆代表者
:鈴木 綾子(Suzuki Ayako)
☆メンバー :中平 拓司 有藤 かをり
森田 勲
本間 知子 市来 広一郎
☆サポーター:本多 慶吉 上田 泰人
【活動内容】
こどもが多様な価値観とふれあい、前向きに道を切り開いてい
くチカラ=「へっちゃら力」を地域のおとなとしてサポートす
る活動の実施。
【具体的活動内容】
☆小中学生向けワークショップ「へっちゃらナビ」の運営
☆『へっちゃら力』を紹介するブログ
「へっちゃら力をはぐくむブログ」の運営
【special Thanks】
・BumB 東京スポーツ文化館 ・NPO 法人一新塾
・江東区森下商店街・高橋のらくろーど商店街
(森下伊勢屋様・深川いろは煎餅様・昭和堂様)
この場をお借りして、心から御礼申し上げます。
『へっちゃら!』Book
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173
『へっちゃら!』Book
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『へっちゃら!』Book
チャレンジアシストプログラム活動記録
著者名
発行
おとなとこどもの地域のかたりば
2008 年 3 月 28 日
発行者
発行所
印刷
製本
『PUBLO!』パブロ編集部
株式会社セーバ
株式会社ジェットスコープ
株式会社ジェットスコープ
PUBLO! 2008 Printed in Japan
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