地域の皆様との絆を大切に、 活気と魅力があふれる街づくり

地域の皆様との絆を大切に、
活気と魅力があふれる街づくり
地域社会がハツラツとして元気であること。
それは、大東建託グループの願いでもあります。
地元の皆様、パートナー様との絆を大切に、
活気に満ちた魅力あふれる街づくりに貢献しています。
笑顔でいきいきとした街づくりを目指して
地域社会とのコミュニケーション
地域活動への参画
地域社会が活気にあふれ魅力的であることは、その
街に住むすべての人たちが豊かな生活を送るために欠
かせない条件です。地域の活性化や地元の皆様同士の
絆づくりのために、大東建託(株)では、全国の従業員
島根県松江市 ナイトフェスティバル
愛知県名古屋市 鶴舞中央図書館大型絵本寄贈
神奈川県平塚市 海岸清掃
栃木県小山市 郵便局での介護相談会
が様々な活動に取り組んでいます。2015年度は、地
元のお祭りやイベント、次世代支援など169の活動に
参画・協賛しました。
また、ケアパートナー(株)では、地元の郵便局や商
業施設などでの介護相談会開催、小・中学生を対象と
した職場体験会の実施など、事業で培ってきたノウハ
ウを活かし、地域との交流に取り組んでいます。
3日間で延べ 7,000人の観客が集まる
大東建託・いい部屋ネットレディス
2015年7月31日∼ 8月2日の3日間、山梨県の鳴沢
ゴルフ倶楽部で大東建託(株)が初めて主催するLPGA
ツアートーナメント「大東建託・いい部屋ネットレディ
ス」が開催されました。また、この大会に先立ち、7月
当社契約プロの江澤亜弥選手
27日、未来に輝く若きアスリートたちを応援するため
に、ジュニア競技部門「大東建託・いい部屋ネットレ
ディス ジュニアトーナメント」を開催しました。
本戦の3 日間では、延べ7,000 人の観客が集まりま
した。多くの人々が注目するゴルフトーナメントの開
催は、地域社会の活性化にとっても大きな原動力とな
ります。今後も地域の皆様との連携を深め、
より充実したトーナメント運営を目指して
いきます。
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DAITO KENTAKU GROUP CSR Report 2016
会場では、いいへやラビットス
タンプを集めるスタンプラリー
や、大会オリジナルグッズが当
たる抽選会などのイベントも開
催しました。
賃貸住宅の未来へ向けた
新しい価値の創造
地域の皆様にとって身近な存在であるために
工事現場と地域を結ぶ
仮囲いアートギャラリー
2014年度に東京都内3カ所で実施した「仮囲いアー
トギャラリー」は、地域の皆様にご好評いただき、2015
年度には全国10カ所で実施しました。安全確保という
重要な役割を果たしながらも、無機質になりがちな工事
山口県防府市 神奈川県横浜市 和歌山県和歌山市 建設機械の運転席に座って
疑似体験
のこぎりやかなづちを使って
親子でDIY(木工体験)
普段さわることのできない
測量機器を体験
カフェブースでは
塗り絵や小物工作を体験
現場の仮囲いを活用し、近隣の幼稚園や小学校に通う子
どもたちの絵を展示することで、地域の皆様とのコミュ
ニケーションの機会を創り出しています。
立ち止まって絵を見る人も多く、道行く人たちはもち
ろん、工事現場で働く人たちからも好評。
「工事現場が
明るくなった」
「夜間のライトアップは防犯にもつなが
る」といった声が寄せられています。今後も引き続き全
地域の皆様との絆を大切に、
活気と魅力があふれる街づくり
愛知県豊田市 国の工事現場で展開していきます。
地域と地球環境と、
共に歩み続けるために
地域の皆様を工事現場に招いて
親子体験会
地域の方々との交流を深め、大東建託(株)を知って
いただく上で、全国の工事現場は貴重な接点です。そ
んな工事現場へ地域の皆様を招き、親子で工事現場を
体験していただく「親子体験会」イベントを実施しま
した。
2015年度は全国8カ所で実施し、合計887名の皆
様にご参加いただきました。どの会場も子どもたちの
したい」との声が約8割にのぼりました。またオーナー
様からも「自分の土地で、地域の方々に喜んでいただけ
るイベントができて、とてもうれしい」との声をいただ
くなどとても好評です。
地域の皆様と触れ合えるイベントは、その工事現場
で誇りを持って働く人たちのモチベーションアップに
もつながります。今後も全国での展開を進めていき
従業員がいきいきと働き、
活気あふれる企業であるために
笑顔と歓声であふれ、参加者アンケートでは「また参加
ます。
普段見ることのできない
建築中の建物内部を見学
当社公式キャラクター
「だいとくん」とのふれあい体験
DAITO KENTAKU GROUP CSR Report 2016
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共に成長していく、地元パートナー様との協業
2015年 7 月、協 力 会
会員様向け会報誌「匠
(たくみ)
」を創刊しま
した。
会員の皆様とのコミュ
ニケーションを促進す
るとともに、協力会全
体の活性化を図ってい
きます。
地元企業様で組織する
大東建託協力会
大東建託(株)の企業活動は、地元のパートナー様との協業
のもとに成り立っています。そんなパートナーシップの基盤
のひとつが、設計・施工のご協力をいただいている地元企業
様で組織する「大東建託協力会」です。大東建託協力会では会
員様を対象に、健康診断や技能講習会参加者への補助制度な
どの福利厚生を充実させ、地元で働く方々の 元気
全国で協力会会員様向け
資格取得講座を開催して
います。
にも助力し、地域の経済発展に努めています。
新興国の担い手を育成
外国人実習生の受け入れ支援
グエン・クオック・クオン
駐日大使(右)と当社代表
取締役社長 熊切直美(左)
外国人実習生受け入れ支
援の取り組みが評価さ
れ、ベトナム政府から感
謝状をいただきました。
新興国における経済発展や産業振興の担い手となる人材の
育成を目的とした外国人技能実習制度のもと、2014年より
「ベトナム人実習生の受け入れ支援」を行い、2016年3月末
までに137名の受け入れ支援を実施しました。2015年度は、
実習生と受け
入れ企業様と
の交流機会を
つくるために、
第1回 外 国 人
技能実習生交
流会を開催し
ました。
ベトナム現地への教育スタッフ派遣や技術教育、来日後のメ
ンタルケアや賃貸住宅の家賃補助などの支援を行っ
ています。実習生は54社の地元パートナー企業様
に受け入れられました。
地方創生、災害復興に関わる活動の支援
大東建託グループみらい基金
2012 年5 月より取り組んできた「大東建託グループ
あしなが基金」を、2015年4月より「大東建託グルー
プみらい基金」に改称しました。当基金では、大東建託
グループの従業員から寄付を募り、会社マッチングを
合わせ「地方創生」と「震災などの災害復興」に関わる
活動を行う団体を支援しています。
東日本大震災の復興プロジェクトを支援
fukushimaさくらプロジェクト
「大東建託グループみらい基金」の取り組みとし
て「fukushimaさくらプロジェクト」に協賛支援
しています。このプロジェクトは、2013年放映の
NHK 大河ドラマ「八重の桜」と連動し、新種の桜
「はるか」を被災地である福島から全国に届け、日
本を元気にする目的で発足しました。
2015年度に決定した支援団体
認定非営利活動法人 日本レスキュー協会
特定非営利活動法人 エティック
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会
公益財団法人 阿蘇グリーンストック
一般社団法人 あすびと福島
ARTS for HOPE
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DAITO KENTAKU GROUP CSR Report 2016
2016年 4 月、建設中の白河
文化交流館「コミネス」でプ
ロジェクションマッピング
を開催しました。
賃貸住宅の未来へ向けた
新しい価値の創造
不動産の未来を見据えた、産官学との連携
不動産業界の将来を担う人材を育成
明海大学不動産学部との連携
日本で唯一の不動産専門学部である明海大学不動産
学部と連携し、2015年9月より新たな取り組みをスター
明海大学不動産学部
小松広明准教授による中間報告会
トしました。
「不動産賃貸物件の経年減価を考慮した
ポートフォリオ・マネジメント」をテーマとした共同研究
フォームプランの提案などを通じて、不動産業
明海大学不動産学部
学生による賃貸住宅の「新しい住
まい方」提案発表会
界の将来を担う人材育成を支援していきます。
地方自治体が取り組む課題解決を支援
米原駅東口周辺まちづくり構想
地方での人口減少をはじめ自治体が直面する課題の
地域の皆様との絆を大切に、
活気と魅力があふれる街づくり
を進めるとともに、奨学金制度や学生によるリ
解決を支援するために、大東建託グループが蓄積して
きた賃貸住宅事業のノウハウを活かした活動を進めて
くり構想」参画に向け、協議を開始。同区域を中心とし
た快適な住環境整備の持続的発展に関して、
2015年10月29日、同 市 と「 包 括 的 連 携 協
定」を締結しました。
滋賀県米原駅前
地域と地球環境と、
共に歩み続けるために
滋賀県米原市では、
「3世代100
年にわたって 住んでよかった
と実感されるステキな米原を築
く」をコンセプトに「まち・ひと・
しごと米原創生総合戦略」を推進
しています。
います。滋賀県米原市が進める「米原駅東口周辺まちづ
東日本豪雨災害、熊本地震の復興を支援
被災者の救済・被災地の復興活動
従業員がいきいきと働き、
活気あふれる企業であるために
2015年9月に発生した東日本豪雨災害に対し、被災
者の救済および被災地の復興を支援しました。 城県を
通じて、義援金500万円を寄贈するとともに、被災に
よって住宅の確保が困難な方々に向けて、大
東建託グループが一括借上をしている賃貸住
東日本豪雨災害
被災地の復興活動
宅を3カ月間無償で提供しました。
また、2016年4月に発生した熊本地震に対しても、
大東建託(株)より1,000万円、大東建託グループみら
い基金より1,027万円を、熊本県を通じて寄贈したほ
か、救援物資の搬送など被災者の救済支援活動を実施し
ました。
熊本地震
熊本北支店を拠点に救援物資を
集め、陸路で搬送
熊本地震
被災した熊本支店の駐車場に
仮設テントを設置し、業務を遂行
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