DATA SHEET

DATA SHEET
品
種
名
パッケージコード
発行年月 : 2007年4月
AN12948A
HQFP048-P-0707
SDF00042AJB
1
AN12948A
目 次
„ 概要 ……….………………………………………………………………………………………………………… 3
„ 特長 …………………………………………………………………………………………………………………. 3
„ 用途 ……….………………………………………………………………………………………………………… 3
■ 外形 ………………………………………………………………………………………………………………….
3
„ 構造 …………………………………...…………………………………………………………………………….
„ ブロック図 (応用回路例) ….………………...……………………………………………………………………
„ 端子説明 …………………..……………………………………………………………………………………….
„ 絶対最大定格 ……………………..……………..………………………………………………………………….
„ 動作電源電圧範囲 ………………………………………………………………………………………………….
3
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4
5
7
7
2
AN12948A
AN12948A
ノートPC用音声パワーIC
„ 概要
AN12948Aは,CMOS方式高出力スピーカ用パワーアンプと出力コンデンサレス-ヘッドフォンアンプを内蔵し,スピー
カ用パワーアンプは,出力クリップ時に発生する音破れの防止を目的としたAGC機能を内蔵しています。
また,スタンバイ機能ON/OFFを初めとする各種モード切り換えにパラレル制御方式を採用しています。
„ 特長
y CMOS方式の高出力パワーアンプ回路採用
y 最大出力: 1.4 W (VCCSP = 5 V, RL = 8 Ω, THD = 10%)
2.2 W (VCCSP = 5 V, RL = 4 Ω, THD = 10%)
y 出力クリップ防止用デジタルAGC回路(外付け部品不要)
y 入力回路で周波数特性決定用のフィルタ回路が構成可能
y 出力コンデンサレス-ヘッドフォンアンプ内蔵
(チャージポンプ反転電源でマイナス電圧を作り,プラスとマイナスの2電源で動作)
y スタンバイ機能 (ショック音防止のミュートON/OFFは,内部で自動動作)
スピーカアンプとヘッドフォンアンプのスタンバイ端子は各2端子用意しています。
2端子のうちどちらかが”High” になるとスタンバイOFF
y AGC ON/OFF function
y AGC ON Level select function
y AGC attack time select function
y AGC recovery time select function
y 携帯電話対策
RF noise prevention
y 過電流保護回路内蔵
„ 用途
y ノートPC用
„ 外形
y 放熱性4方向48ピンプラスチックパッケージ (QFPタイプ)
„ 構造
y シリコンモノリシックBI-CMOS IC
SDF00042AJB
3
AN12948A
„ ブロック図 (応用回路例)
SP_INL
GND_CP
Test2
VCC
32
Test3
SP_STBY1
SP_STBY2
HP_STBY1
33
31
30
29
28
1 μF
27
26
24
Protector
REG
0 dB
HP STBY SP STBY
ON/OFF ON/OFF
40
+14 dB
AGCL
+14 dB
42
AGC
DET
1 μF
20 kΩ
HP_OUTL 68 Ω
43
44
+
10 kΩ
23
SP_OUTL
RL = 4 Ω to 8 Ω
22
VCC_SP
20
VCC_SPL
19
+
HP_INL
VSS
GND_SPL
21
Charge
Pump
41
1 μF
25
+
0 dB
37
VCC_CP 38
+
1 μF
39
1 μF
34
820 pF
_
Test4
35
1 μF
+
36
10 kΩ
+
HP_STBY2
10 kΩ
VREFSP
1 μF
3.3 V
N.C.
VCC
45
+6 dB
+
1 μF
VCC_SPR
18
+
1 μF
SP_OUTR
RL = 4 Ω to 8 Ω
17
_
+14 dB
5.0 V
16
0 dB
AGC Control
ON/OFF
ON Level
Attack time
Recovery time
46
+6 dB
Protector
0 dB
14
13
GND_SPR
_
+
48
+14 dB
_
HP_INR
20 kΩ
10 kΩ
47
+
HP_OUTR 68 Ω
15
AGCR
7
8
9
820 pF
10 kΩ
10 kΩ
10
11
12
N.C.
6
AGC_Recovery2
5
AGC_ON/OFF
AGC_Lv2
1 μF
4
Test1
3
+
AGC_Lv1
VCC_HP
2
AGC_Attack
1
AGC_Recovery1
1 μF
1 μF
SP_INR
注) 回路,回路定数は,一例を示すもので,量産セットとしての設計を保証するものではありません。
SDF00042AJB
4
AN12948A
„ 端子説明
Pin No.
端子名
Type
説明
1
VCC_HP
Power Supply
2
AGC_Lv1
Input
AGC-on-level selection
3
AGC_Lv2
Input
AGC-on-level selection
4
AGC_Attack
Input
AGC-attack-time selection
5
Test1
6
AGC_ON/OFF
7
GND
8
SP_INR
9
PREOUT_R
10
AGC_Recovery1
Input
AGC-recovery-time selection
11
AGC_Recovery2
Input
AGC-recovery-time selection
12
N.C.
13
GND_SPR
Ground
Ground for SP R-channel amp system
14
SP_OUTR+
Output
SPアンプ正相出力 R-ch.
15
SP_OUTR+
Output
SPアンプ正相出力 R-ch.
16
SP_OUTR–
Output
SPアンプ逆相出力 R-ch.
17
SP_OUTR–
Output
SPアンプ逆相出力 R-ch.
18
VCC_SPR
Power supply
Power Supply for SP R-channel amp system
19
VCC_SPL
Power supply
Power Supply for SP L-channel amp system
20
SP_OUTL–
Output
SPアンプ逆相出力 L-ch.
21
SP_OUTL–
Output
SPアンプ逆相出力 L-ch.
22
SP_OUTL+
Output
SPアンプ正相出力 L-ch.
23
SP_OUTL+
Output
SPアンプ正相出力 L-ch.
24
GND_SPL
Ground
Ground for SP L-channel amp system
25
N.C.
⎯
N.C.
26
Test2
⎯
検査用端子 (GND接地で使用)
27
VREFSP
28
PREOUT_L
29
SP_INL
30
GND
Ground
31
Test3
⎯
32
VCC
Power Supply
⎯
Input
Ground
Input
Output
⎯
Input
Output
Input
Power Supply for HP amp.
検査用端子(GND接地で使用)
AGC ON/OFF selection
Ground
SP入力アンプ負帰還端子R-ch.
SP入力アンプ出力R-ch.
N.C.
SPアンプ用基準電圧端子
SP入力アンプ出力L-ch.
SP入力アンプ負帰還端子L-ch.
Ground
検査用端子 (GND接地で使用)
Power Supply VCC
SDF00042AJB
5
AN12948A
„ 端子説明(つづき)
Pin No.
端子名
Type
説明
33
SP_STBY1
Input
SP Standby On/Off control
34
SP_STBY2
Input
SP Standby On/Off control
35
HP_STBY1
Input
HP Standby On/Off control
36
HP_STBY2
Input
HP Standby On/Off control
37
Test4
38
VCC_CP
39
C1
Output
チャージポンプ用容量接続端子1
40
GND_CP
Ground
Ground for Charge pump
41
C2
Output
チャージポンプ用容量接続端子2
42
VSS_CP
Output
チャージポンプ出力
43
VSS
44
HP_INL
45
HP_OUTL
Output
HPアンプ出力 L-ch.
46
GND
Ground
Ground
47
HP_OUTR
Output
HPアンプ出力 R-ch.
48
HP_INR
⎯
検査用端子 (GND接地で使用)
Power Supply
Power Supply for Charge pump
Power supply
Input
Input
チャージポンプ負電源
HPアンプ負帰還端子 L-ch.
HPアンプ負帰還端子 R-ch.
SDF00042AJB
6
AN12948A
„ 絶対最大定格
A No.
1
項目
電源電圧
記号
定格
VCC
VCC_HP
VCC_CP
5.75
VCC_SPL
VCC_SPR
5.75
単位
注
V
*1
2
電源電流
ICC
⎯
A
3
許容損失
PD
355
mW
4
動作周囲温度
Topr
−30 to +75
°C
5
保存温度
Tstg
−55 to +150
°C
*2
*3
注) *1: 絶対最大定格,許容損失を超えない範囲で使用した場合を示す。
*2: 許容損失は,Ta = 75°Cでのパッケージ単体の値を示す。
*3: 許容損失,動作周囲温度および保存温度の項目以外はすべて Ta = 25°Cとする。
„ 動作電源電圧範囲
項目
電源電圧範囲
記号
範囲
VCC
VCC_HP
VCC_CP
3.0 to 5.5
VCC_SPL
VCC_SPR
4.5 to 5.5
単位
注
V
*
注) *: 絶対最大定格,許容損失を超えない範囲で使用した場合を示す。
SDF00042AJB
7
本書に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項
(1)
本書に記載の製品および技術情報を輸出または非居住者に提供する場合は、当該国における法令、特に安全保障輸出
管理に関する法令を遵守してください。
(2)
本書に記載の技術情報は、製品の代表特性および応用回路例などを示したものであり、弊社または他社の知的財産権
もしくはその他の権利に基づくライセンスは許諾されていません。したがって、上記技術情報のご使用に起因して第三
者所有の権利にかかわる問題が発生した場合、弊社はその責任を負うものではありません。
(3) 本書に記載の製品は、標準用途 − 一般電子機器(事務機器、通信機器、計測機器、家電製品など)に使用されること
を意図しております。
特別な品質、信頼性が要求され、その故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす恐れのある用途
− 特定用途(航空・宇宙用、交通機器、燃焼機器、生命維持装置、安全装置など)にご使用をお考えのお客様および弊
社が意図した標準用途以外にご使用をお考えのお客様は、事前に弊社営業窓口までご相談願います。
(4) 本書に記載の製品および製品仕様は、改良などのために予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。した
がって、最終的な設計、ご購入、ご使用に際しましては、事前に最新の製品規格書または仕様書をお求め願い、ご確認
ください。
(5) 設計に際しては、絶対最大定格、動作保証条件(動作電源電圧、動作環境等)の範囲内でご使用いただきますようお願
いいたします。特に絶対最大定格に対しては、電源投入および遮断時、各種モード切替時などの過渡状態においても、
超えることのないように十分なご検討をお願いいたします。保証値を超えてご使用された場合、その後に発生した機器
の故障、欠陥については弊社として責任を負いません。
また、保証値内のご使用であっても、半導体製品について通常予測される故障発生率、故障モードをご考慮の上、弊
社製品の動作が原因でご使用機器が人身事故、火災事故、社会的な損害などを生じさせない冗長設計、延焼対策設計、
誤動作防止設計などの システム上の対策を講じていただきますようお願いいたします。
(6) 製品取扱い時、実装時およびお客様の工程内における外的要因(ESD、EOS、熱的ストレス、機械的ストレス)による
故障や特性変動を防止するために、使用上の注意事項の記載内容を守ってご使用ください。
また、防湿包装を必要とする製品は、保存期間、開封後の放置時間など、個々の仕様書取り交わしの折に取り決めた
条件を守ってご使用ください。
(7) 本書の一部または全部を弊社の文書による承諾なしに、転載または複製することを堅くお断りいたします。
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