サッカー傷害予防プログラム FIFAの取り組み

「サッカー傷害予防プログラム
FIFAの取り組み」
髙橋整形外科クリニック
2010年サッカーW杯南アフ さい。
リカ大会で、日本代表がその運動 プログラムの中で「筋力・瞬発
量と技術で躍進したのは記憶に新 力・バランス」は初級・中級・上
しいと思います。近年のサッカー 級の3段階に分けられており、レ
は世界的に、より高いスピードと ベルに応じて行うように指示され
運動量が求められ、そのため選手 ています。一般的には高校生は初
の疲労蓄積も多く、傷害のリスク ~中級レベル、上級はアスリート
が懸念されるようになってきまし レベルです。ただし個人差もある
た。そこで国際サッカー連盟(F ため過負荷にならないような注意
IFA)は、傷害を減らすために が必要です。また、小中学生は技
スポーツ医学と協力し、サッカー 術 が 最 も 伸 び る 時 期 で あ る た め、
選手の傷害予防プログラムとして 筋力以外のメニューを行うことが
「The +」を作成。さらに「T 推奨されます。
he +」の国際的な研究で週2 「怪我をしないこと」は良い選手
回のプログラム実践により、傷害 の 条 件 で す。 選 手、 指 導 者 な ど の
発生を ~ %減らしたと報告し サ ッ カ ー 関 係 者 は、 選 手 の 傷 害 を
ました。そのため現在FIFAは 減 ら す た め の 一 つ の 方 法 と し て、
全世界の 歳以上のサッカー選手 ウ ォ ー ミ ン グ ア ッ プ で の「 T h e
を対象に「The +」をウォー
+」の活用を検討してみてはい
ミングアップで行うことを推奨し かがでしょうか。
ています。
この「The +」は全 分間
のウォーミングアッププログラム
で、
「ランニング」
、
「 筋 力・ 瞬 発
髙橋整形外科クリニック
力・バランス」
、
「ダッシュ」に分
理学療法士
今田 康大さん
けられます。※プログラムの詳細
は、日本サッカー協会ホームペー 平 成 年、 札 幌 医 科 大
ジのメディカルコーナー( http:// 学保健医療学部理学療法
) 学 科 卒 業、 理 学 療 法 士 免
www.jfa.or.jp/jfa/medical/
許 取 得。 同 年 よ り 高 橋 整
で日本語版の動画やポスターが閲
形外科クリニックリハビ
覧できますので、それを参照くだ
リテーション科勤務。
理学療法士 今田 康大 さん
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