平成 27 年度獣医学術東北地区学会 日本小動物獣医学会(東北地区) 佐 藤 れえ子 日 本 小 動 物 獣 医 学 会 長 佐 藤 れえ子 日本小動物獣医学会東北地区学会長 1 . 開 会 9:00 2 . 地 区 学 会 長 挨拶 ( 日 本 小 動 物獣学会長挨拶) 9:00 3 . 褒 賞 ( 奨 励 賞) 9:05 4 . 講 演 ( 午 前 の部) 9:10 5 . ラ ン チ ョ ン セミナー 12:00 6 . 講 演 ( 午 後 の部) 13:00 7 . 閉 会 17:30 《講演・質疑応答要領》 1 . 講演時間は 8 分、質疑応答は 2 分以内とし、時間は厳守して下さい 。 2 . 演者は、発表の 10 分前までに次演者席にお着き下さい。 3 . 追加討論は座長に一任して下さい。 4 . 追加討論は、必ず氏名・所属機関を述べてから発言して下さい。 ランチョンセミナー 演 題 ゾニサミドファーストラインのてんかん治療 こんな時どうする? 講 師 静岡県島田市 渡辺動物病院 渡辺 直之 先生 協 賛 DSファーマアニマルヘルス株式会社 講師プロフィール 【略歴】 昭和 56 年 3 月 日本獣医畜産大学獣医学科卒業 同年 4 月 同学第二外科学教室研究生 昭和 59 年 3 月 有限会社 渡辺動物病院設立・勤務 現在 同 院長,獣医神経病学会副会長、 日本臨床獣医学フォーラム副会長 【講演要旨】 ご家族の望む抗てんかん治療とは?この問いの本質を表すアンケート結果が報告されている。 それは,生活の質が一番大事であるという内容であった。 演者は 30 年前に開業臨床医としててんかんという疾患に携わってきたが、当時の治療を振り 返ると恥ずかしい限りである。数カ月ぶりに診察しに来院したてんかん動物は恐ろしいほどの 肥満体に変わっていたりしたものである。発作はコントロールできない、副作用で肥満になる. まともに歩けないなど、これでは立つ瀬がない状況も沢山経験してきた。 一方、ゾニサミドを使用し始めてから 17 年ほど経過するが、難治性てんかんを除き、生活の 質を落とすような症例はほとんどいない。 今回は、ゾニサミド前提での話になるが、開業医の先生方にとっててんかん治療の疑問を少 しでも払拭できたら幸いである。 ― 54 ― 平成 27 年度 日本小動物獣医学会(東北地区)プログラム 座長:松 野 実 (9:10~9:20) 1.犬の瞬目回数について ○岩城小百合、後藤晃伸 (ごとう動物病院・青森県) (9:20~9:30) 2.副腎皮質機能亢進症により重度の乾性角結膜炎を起こした犬の一例 ○後藤晃伸、岩城小百合 (ごとう動物病院・青森県) (9:30~9:40) 3.人眼窩炎性偽腫瘍に類似した眼球突出を伴う眼窩腫瘤の犬の一例 ○山下洋平 1)4)、山口 喬 2)、難波裕之 3)、佐藤和昭 4)、木村祐哉 4)、金井一享 4)、伊藤直之 4) (1)エビス動物病院・仙台市、2)みたぞの動物病院・宮城県、 3) 難波動物病理検査ラボ、4)北里大・小動物第 1 内科学研究室) (9:40~9:50) 4.ウサギの再発性下顎膿瘍の 1 例 ○澤田浩気 (ラビッツ動物病院・福島県) 座長:宍 戸 智 (9:50~10:00) 5.北里大学附属動物病院における抗菌薬感受性一覧 ○木村祐哉、金井一享、近澤征史朗、堀 泰智、星 史雄、伊藤直之 (北里大・小動物内科) (10:00~10:10) 6.犬の口臭に対するツラスロマイシンの有効性の検討 ○安住明彦 (ダック動物病院・宮城県) (10:10~10:20) 7.イヌとネコの歯肉炎・口内炎に対するイヌインターフェロンα(インターベリーαⓇ)の効果 ○土田靖彦 (ごり動物病院・青森県) ― 55 ― (10:20~10:30) 8.岩手県で発生した播種性ヒストプラズマ症が疑われたネコの 1 例 ○内田直宏 1)、及川嗣章 2)、山崎真大 1)、佐藤れえ子 1) (1)岩大・小動物内科、2)及川動物病院・岩手県) (10:30~10:40) 9.プレドニゾロンの投与により回復した全身型重症筋無力症と診断された犬の一例 ○登米美雪 1) 久保田英治 2) 宇塚雄次 3) 佐藤れえ子 1) 内田直宏 1) 山崎真大 1) (1)岩大・小動物内科、2)アトム動物病院・岩手県、3)岩大・獣医画像診断) (10 分間休憩) 座長:伊 藤 直 之 (10:50~11:00) 10.治療に苦慮した非再生性免疫介在性貧血の犬の 1 例 ○小松 亮、小松奈津貴、佐藤泰紀、川上哲輝 (あきたこまつ動物病院・秋田県) (11:00~11:10) 11.多発性骨髄腫の犬の 1 例 ○小松亮、小松奈津貴、佐藤泰紀、川上哲輝 (あきたこまつ動物病院・秋田県) (11:10~11:20) 12.副腎皮質機能亢進症を併発した犬の褐色細胞腫の一例 ○堤 弘夏 1)、岡村泰彦 2)、小山峻弘 1)、高村広樹 2)、内田直宏 1)、佐藤れえ子 1)、 牛尾祥彦 3)、中尾 淳 3)、山崎真大 1) (1)岩大・小動物内科、2)岩大・小動物外科、3)アセンズ動物病院・仙台市) (11:20~11:30) 13.犬の肥満細胞腫の 7 例 ○藤森康至 (やはばわんにゃんクリニック・岩手県) 座長:河 又 淳 (11:30~11:40) 14.大型乳腺癌切除により著しい QOL 改善を認めた犬の 1 例 ○荻原直樹、荻原真希 (おぎわらペットクリニック秋田・秋田県) ― 56 ― (11:40~11:50) 15.外科的切除を実施した犬乳腺腫瘍 68 例の予後の検討 ○安部あい、大志田由有子、大志田淳一 (大志田動物医院・岩手県) (11:50~12:00) 16.神経根より発生し超音波検査で再発を確認した犬の硬膜外脊髄髄膜腫の 1 例 ○簱野 剛 (ハタノ犬猫病院・福島県) 昼食(12:00~13:00) (12:00~13:00) ランチョンセミナー 演題:「ゾニサミドファーストラインのてんかん治療 こんな時どうする?」 講師:渡辺動物病院 渡辺 直之 先生 協賛:DSファーマアニマルヘルス株式会社 (13:00~13:10) 17.超音波乳化吸引+光線温熱化学療法を行った前肢手根部非上皮性悪性腫瘍(T2bN0M0 ス テージⅢ)の犬の1例 ○髙平篤志 (たかひら動物病院・宮城県) 座長:小 野 裕 之 (13:10~13:20) 18.下顎吻側に発生した扁平上皮癌に吻側両側下顎切除を実施した犬の 1 例 ○中田朋孝 1)、吉田 豊 1)、下ノ原 望 2) (1)パセリ動物病院・宮城県 2)アイデックスラボラトリーズ) (13:20~13:30) 19.片側下顎切除を行なった猫の扁平上皮癌の1症例 ○佐原達也 (コスモス通り動物クリニック・福島県) (13:30~13:40) 20.猫の大腿部に発生した注射部位肉腫に対し診断と治療立案のため CT 検査を行った1例 ○山口 喬 (みたぞの動物病院・宮城県) ― 57 ― (13:40~13:50) 21.断脚術後早期に広範な皮膚転移を認めた B リンパ球由来悪性腫瘍の犬の 1 例 ○立花由莉加、近澤征史朗、前田賢一、岩井聡美、畑井 仁 (北里大・青森県) (13:50~14:00) 22.末梢血液中と脾臓にも著しい核異型および細胞質内顆粒を持つリンパ球がみられた犬の 上皮向性リンパ腫の一例 ○小山峻弘 1)、内田直宏 1)、岩根英明 2)、三井一鬼 3)、山崎真大 1)、佐藤れえ子 1) (1)岩大・小動物内科、2)いわね動物病院・岩手県、3)ノーバウンダリーズ動物病理) 座長:佐 藤 れえ子 (14:00~14:10) 23.腎臓型リンパ腫の猫の 2 例 ○羽生尚史、酒井誠子、本間啓太、下瀬川裕子、金澤広樹、亘 司郎、栗田 徹 (天童動物病院・山形県) (14:10~14:20) 24.リンパ腫の化学療法中に近位尿細管機能不全を発症した猫の1例 ○松田祐二 (はらのまち動物病院・仙台市) (14:20~14:30) 25.胸腰椎をとばして頚椎に骨転移をした前立腺癌の犬の 1 例 ○布川 寧 (北の杜動物病院・仙台市) (14:30~14:40) 26.膀胱頭側にできた化膿性肉芽腫により尿管狭窄を起こし水腎症となった犬に 尿管ステントを用いた 1 例 ○嶋 拓也 (しま動物病院・福島県) 座長:岡 野 昇 三 (14:40~14:50) 27.前立腺浸潤を伴う尿道移行上皮癌に対して下部尿路一括全摘術および尿路変向術を 実施した犬の 3 例 ○渡辺雪乃 1)、宮﨑あゆみ 1)、岡村泰彦 1)、宇塚雄次 1)、髙平篤志 1,2)、片山泰章 1) (1)岩大・動物病院伴侶動物外科、2) たかひら動物病院・宮城県) (10 分間休憩) ― 58 ― (15:00~15:10) 28.同側の腎欠損を伴った片側子宮角低形成の猫の1例 ○佐藤龍也 (エスティー動物病院・福島県) (15:10~15:20) 29.犬の仮性半陰陽の1例 ○鈴木邦治 (希望ヶ丘ペットクリニック・福島県) (15:20~15:30) 30.夜間救急診療施設における犬の胃捻転 51 症例に関する傾向と予後 ○梶間卓朗、阿部勇樹、宮入美穂、遠藤寛子、牧野靖央 ((協)仙台獣医師会 夜間救急動物病院・仙台市) (15:30~15:40) 31.内科および外科的治療を試みた犬の大腸血管拡張症の 1 例 ○近澤征史朗、岩井聡美、小谷野貴徳、畑井 仁 (北里大・青森県) 座長:栗 田 徹 (15:40~15:50) 32.動脈管開存症における短絡血流波形の肺高血圧程度による変化の観察 ○信貴智子 1)、田口大介 2)、國久 要 1)、金本 勇 3) (1)グリーン動物病院・青森、2)グリーン動物病院・岩手、 3) 茶屋が坂動物病院・名古屋) (15:50~16:00) 33.当院における犬の僧帽弁閉鎖不全症例の犬種による傾向のまとめ ○田口大介 1)、國久 要 2) (1)グリーン動物病院・岩手県、2)グリーン動物病院・青森県) (16:00~16:10) 34.犬糸状虫症感染犬で発咳がみられない犬の考察 ○國久 要 1)、田口大介 2) (1)グリーン動物病院・青森県、2)グリーン動物病院・岩手県) (16:10~16:20) 35.動脈血栓塞栓症のネコの 6 例 ○伊藤 雄、小野寺秀之、川畑唯生、中村勇紀、関 康平、小島信子 (オノデラ動物病院・宮城県) ― 59 ― (16:20~16:30) 36.拘束型心筋症と診断した猫の 3 例 ○川畑唯生、小野寺秀之、伊藤 雄、中村勇紀、関 康平、小島信子 (オノデラ動物病院・宮城県) (16:30~16:40) 37.心嚢水貯留により呼吸困難を呈した猫の1例 ○奥山尚明、奥山佳子 (元町どうぶつ病院・山形県) 座長:村 上 貴 俊 (16:40~16:50) 38.著しい骨病変を呈した犬の肺性肥大性骨関節症の1例 ○竹原律郎 (ふれあい動物病院・青森県) (16:50~17:00) 39.膝関節手術後に多発性靱帯損傷を認めた犬の一例 ○古澤優介 1)、宮﨑あゆみ 1)、岡村泰彦 1)、宇塚雄次 1)、菅野晃弘 2)、菅野明子 2)、 片山泰章 1) (1)岩大・動物病院伴侶動物外科、2)すげの動物病院・福島県) (17:00~17:10) 40.MRI 検査により脊髄空洞症と診断された犬の 3 例 ○高村広樹 1)、片山泰章 2)、松永 悟 3)、岡村泰彦 2)、宇塚雄次 1) (1)岩大・獣医画像診断、2)岩大・小動物外科、3)日本動物高度医療センター) (17:10~17:20) 41.超小型犬のアキレス腱断裂整復における長母趾屈筋腱の使用 ○小川慶也 1)、関 隆志 1)、岡村泰彦 1)、宇塚雄次 1)、山手寛嗣 2)、片山泰章 1) (1) 岩大・動物病院伴侶動物外科、2)松園動物病院・岩手県) (17:20~17:30) 42.両側性後腹側股関節脱臼の整復にトグルピン法を適用した犬の一例 ○大髙理子 1)、関 隆志 1)、武井好三 1)、岡村泰彦 1)、宇塚雄次 1)、菊池桃太郎 2)、片山泰章 1) (1)岩大・動物病院伴侶動物外科、2)ぐうすけ動物病院・岩手県) ― 60 ―
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