晶文社ブリッランテな日々 ∼マリアンジェラのイタリア流しあわせ術∼ マリアンジェラ・ラーゴ、関孝弘共著四六判変型 288頁定価1600円＋税発行元：晶文社 2015年３月刊肩の力を抜いていいんだ。幸せは、いつもそばにある。多くの天才芸術家を輩出してきたイタリア⼈。彼らは健康で、ほがらか。熱くなりすぎることもあるけれど、⼼の中はいつもシンプルで、晴れている。⽇伊往復⽣活25年の著者夫妻が、イタリア⼈のもつ、⽂化的で⾃然な⽣活感覚、個性と美を育む精神的背景をつづった、⼼軽くなるライフスタイルエッセイです。【⽬次】 Capitolo１　急がば遊べ？のイタリア教育 Capitolo２　徹底した⾃分軸をもつ間　奏　家族になる Capitolo３　家族は逃げ場所 Capitolo４　友に巡り合えた⼈は宝を⼿に⼊れたのと同じ付　録　幸せになるための⼗戒マリアンジェラ・ラーゴ（Mariangela Rago）イタリア・ブレーシャ生まれ。1989 年来日。日伊両国の文化をテーマとした講演多数。 09 年∼ 13 年、NHK ラジオ「まいにちイタリア語講座」講師。特別鼎談「イタリア人の価値観 × 日本人の価値観」よしもとばなな × マリアンジェラ・ラーゴ×関孝弘現在、東京音楽大学イタリア語講師。夫婦共著の『これで納得！よくわかる音楽用語のはなし』（全音楽譜出版社）は現在 19 刷と異例のロングセラーに。関孝弘（せき・たかひろ）東京生まれ。ピアニスト。東京芸術大学、同大学院を修了。1979 年よりイタリアのブレーシャ国立音楽院に留学。 88年∼ 05年、東京芸術大学講師。 11年、イタリア文化功労勲章「コッメンダトーレ章」を受勲。 14年、イタリアのフィ好重ごナーレ・リーグレ市より夫妻共に名誉市民の称号を授与される。評きにつ版、！出来「翼をください」の作曲家・村井邦彦さんの推薦帯が⽬印です。「この本に書かれている、最上の、⽣きる喜びに満ちた“普通の暮らし”。それが世界のスタンダードになったら、どんなにか素晴らしいことだろう」――作曲家・村井邦彦裏面へ……書評＆読者の声『ブリッランテな日々』の書評・読者の声ほんの一篇を読むだけで、心が軽くなるのを実感できる。「月刊ショパン」 2015年５月号編集長坂井孝著あまりにもすばらしく、出会う人すべてにおすすめしたい。そんな本が現れた。著者は、東京音楽大学講師で2009年にはＮＨＫ『イタリア語講座』の講師を務めたマリアンジェラ・ラーゴさんと、ピアニスト関孝弘さん夫妻。それぞれの視点から、時には一緒になって、イタリア流の子供の教育、処世術などについてのエッセイがつづられていく。古いものを大切にし多様な価値観を認める環境、家族の団欒、素直でいることについて、あのクリスティアン・ツィメルマン氏から関さんへの「欠点は絶対に無くなりませんよ。ですから、長所を大きくして欠点を隠せば良いのです」というアドバイス……そのひとつひとつのどれもが、宝石のよう！巻末の「幸せになるための十戒」をまず見るだけで、その輝きを感じることができるだろう。そして本文を読み進めると、ほんの一篇を読むだけで、心が軽くなるのを実感できる。日本は確かに良い国だが、日本であるがゆえに失ったもの、見えなかったものにハッと気付かせてくれる、心の海外旅行。読み終わった後にまた「十戒」に戻ると、宝石たちが宝石箱に収まる。イタリアと日本、それぞれの良いところをぜいたくに集めて人生ブリッランテ（光輝く）にしよう！読み進むうちに五感が活性化してくる。「音楽の友」 2015年５月号上田弘子（音楽ジャーナリスト）楽しむ天才のイタリア人の発想は、一見お気楽に見えて、実は筋が通っている。とてもシンプルでヒューマンでイマジネーションに溢れ、「そう生きられたらなぁ」と思ってしまうマジメ日本人の中にも実は潜在的に在るもので、マリアンジェラの優しいフレーズを読み進むうちに五感が活性化してくる。マリアンジェラの和声を関の拍感が締めるような本書は、文化論、音楽論、教育論とも言え、４月に新しい生活をスタートさせる学生や教師にもお薦め。後半の作家よしもとばななとの鼎談も興味深い。ひるまず進もうブリッランテ（光り輝く）人生！＜アマゾン・カスタマー・レビュー＞より誰でもしあわせになれる！誰でもしあわせになれる！そのフレーズに惹かれて手に取りました。1 ぺ―ジひらいて、読むごとに、明るく、弾んだ気持ちでいっぱいになりました！イタリアの豊かさ、おもしろさ、スローなようでいて、ピリリとしているエッセイが満載。夫婦の愛がいっぱい。大満足です♪ 幸せは自分自身で作れるという基本を大事にしたい音楽関係者にも、そうではない方にもオススメです！国でも人でも長所と短所は裏表あります。イタリアの素晴らしいところを日本で取り入れるのは難しいでしょうが…… 。でも幸せは自分自身で作れるという基本は大事にしたいなと思いました。これぞ、待っていた本！これぞ、待っていた本！元気・勇気・希望を与えてくれる本です。悩みも問題も生きていくにあたって付き物ですが、この本を読んで、幸せが自分のそばにもあるというのが伝わってきました。NHKのドラマ「マッサン」によく似た部分もあって、とっても親しみやすかったです。すっと入ってくる自然な文章も素敵。イタリア人から日本の文化の素晴らしさを教えられたようで、少し恥ずかしくなりました。私が購入した本ですが、主人も子供も取り合って読んでいます！この本のおかげで家族の会話が増えました。これから、私も日本人として誇りを持って前向きに歩んでいこうと思います。幸せ感溢れる素晴らしい本に出会ったことに感謝。ありがとうございました。＜読者からの声＞肩の力を抜いていいんだよ本当に私たち日本人にとって肩の力を抜いていいんだよ、と言ってくれるような素敵な本だと思います。私も早速仲間たちと生徒さんたちに勧めております。みんな喜んでくれています。（４０代・女性）面白くて、一気に読みました。面白くて、一気に読みました。人生、前向きに考えられる様になる、自己啓発本ですネ。子育て中に読みたかったです。是非娘に読ませたいです。イタリアに行ってみたくなりました。（５０代・女性）心がすっと軽くなりました。最近はあまり本を読まないのですが、お二人の御著書は一気に読んでしまいました。眠れないくらい、夢にまで出てきてしまうくらいの悩み事があったのですが、御著書を読み終わったら、なんだか心がすっと軽くなって、よく眠れるようになりました。（３０代・女性）個性を大切にする、自然体の生き方に共鳴私たちも、欧州（オランダ・デンマーク）で長年過ごしてきており、その時の色々な経験からも、個性を大切にし、自然体で幸せに日々を過ごされる生き方に、大変共鳴を感じました。（５０代・男性）