平成2 平成26年度社会福祉法人神和会事業計画 年度社会福祉法人神和会事業計画 1.事業の概要 平成26年度は、鹿嶋市初となる地域密着型特別養護老人ホームを開設する重要な年度 となる。 また、小規模多機能型居宅介護事業をスタートさせ、高齢者が住み慣れた地域で可能な限 り長く生活するための環境の充実を図る。これら新規の事業と大野の郷をはじめとする既 存の事業を併せ、社会福祉に貢献する新たな一歩としたい。 大野の郷開設から、今年の7月をもって5年となる。平成26年度は新たに地域密着型 サービスにチャレンジする年であり、効率的な経営が求められる。消費税の段階的引き上 げと新規事業の開始年度が重なり、経営には多難が予想されるが、これまで蓄積した経験 を活かし、経営の安定化を図っていく。 経営の効率化の一環として、来年度より、給与規程の一部改正を行い、人事考課制度を 導入するための準備を行う。また、業務委託費、リース等の契約の多くが5年契約であり、 更新時期と重なることから、各種契約の内容も見直していく。 2.具体的な事業 (1)地域福祉活動 法人基本方針第3項「地域社会に『貢献』することを約束します」の主旨に則り、地域密 着型施設を本年 4 月にオープンにする。 また、引き続き東日本大震災を教訓とした災害時の支援活動を想定した取り組みを行う。 地域施設としての災害時避難場所としての活用、近隣の独居高齢者を把握すること、有事に 備えた平常時の見守りシステムの構築について検討したい。同じく4月にオープンする中野 地区地域包括支援センターとも協働を模索していく。 (2)経営の安定化 相談体制の充実、内外研修による職員の資質向上をはかることについて、一定の成果が出 ており、継続して取り組んでいきたい。これに加え、来年度の人事考課制度の適用を目指し、 給与規程の改定を行う。このため、平成26年度は、人事評価担当者の考課者研修を1年間 を通じて行う。 また、地域密着サービスのスタートと併せ、新規学卒者を多数雇用する。人材の育成につ いては開設時より重点課題として取り組んできたが、大野の郷開設5年目を迎え、スタッフ の育成に一定の成果を得たことにより、若年層を多く配置し、人材育成を図るとともに、人 件費を抑制し、経営の安定に資するものとする。 3.理事会等の日程 平成26年度の理事会を定款施行細則第4条により次の通り計画する。 開催月 議題等 備考 5 月理事会 1 号報告平成 25 年度事業報告及び決算報告 監事からの監査報告 5 月評議員会 1 号報告平成 25 年度事業報告及び決算報告 監事からの監査報告 11 月理事会 1 号議案平成 26 年度補正予算 2 号報告大野の郷・和の家運営中間報告 11 月評議員会 1 号議案平成 26 年度補正予算 2 号報告大野の郷・和の家運営中間報告 3 月理事会 1 号議案平成 26 年度補正予算 監事同席 2 号議案平成 27 年度事業計画及び予算 3 月評議員会 1 号議案平成 26 年度補正予算 監事同席 2 号議案平成 27 年度事業計画及び予算 その他に理事長が必要とした時、あるいは、定款第 9 条第 3 項の規定に基づき開催請求 があった時には臨時会を開催する。 平成26 平成26年度特別養護老人 26年度特別養護老人ホーム 年度特別養護老人ホーム大野 ホーム大野の 大野の郷(短期入所事業含む 短期入所事業含む)事業計画 1.平成26 平成26年度事業運営方針 26年度事業運営方針 平成 22 年に開所した大野の郷も早 4 年が過ぎ、節目となる 5 年目を迎えるこ ととなる。これまでは、ユニットケアを具現化する為、それぞれのユニット・職 員が模索しながら走り続けてきた。結果として、まだ課題が多いものの“ユニッ トケア”の土台は作れたと実感する。今年度は、施設理念である“ 「やすらぎ」 と「癒し」があり、 「生きる喜び」と「幸福」を共有”を念頭に置き、また、ユ ニットケアの理念“入居者 1 人 1 人の生活習慣や好みを尊重し、今までの生活が 継続できるようにサポートする”を実現できるよう、①入居者主体の生活。②職 員の介護力の向上。③地域交流と余暇活動の充実。の3つの柱で施設の地力を上 げていきたい。 2.事業展開へ 事業展開へ向けた考 けた考え方 (1)入居者主体の 入居者主体の生活を 生活を支援する 支援する。 する 昨年度11月に管理記録ソフト「ワイズマン」上で24Hシートの管理と記録 への活用が出来るようになった。その後全ユニットで各入居者の24Hシートの パソコン入力が完了した。今年度は、その24Hシートを活用し、入居者主体で あり、統一されたケアを確立していきたい。そのために、まず「入居者主体」の 考え方を各職員が今一度振り返り、業務の見直しや24Hシートの見直しを進め ていきたい。また、24Hシートから日々の記録を入力し、その記録を基にユニ ット会議等でモニタリンクし、更新するという一連の流れを確立していきたい。 入居者が、施設理念でもある「生きる喜び」を感じていただけるよう、生活 の場として入居者が伸び伸びと暮らしていけるよう、少しずつでも、着実に環 境整備を進めていきたい。 また、積極的な治療や延命処置を望まない看取りを希望される方においては人 生の集大成としての、安心と満足度の高い『生活の場』を提供していきたい。た んぽぽ委員(ターミナル委員会)を中心に、これまでの経験等を活かし、その人ら しい旅立ちのお手伝いが出来ればと考える。 (2)各種委員会の 各種委員会の充実 昨年度の委員会の反省・職員体制・効果的な委員会活動を考え、今年度は9 つの委員会編成で活動していく。各委員会とも各分野での専門性を高めるため に、各委員がテーマに沿って勉強したり、資料を集めて職員に周知したり、常 時の業務においても委員として自覚を持ち、その分野での役割を担うように整 備していきたい。それが、委員会の充実と職員個々の成長に繋がると考える。 また、例年同様に入居者の健康管理における感染症予防対策については、生 命維持に直結することも多く、季節性のものも含め早期発見や早期対応、蔓延 防止に努めることは言うまででもなく、勉強会を定期開催し、近隣地域の発生 状況にも目を配り発信される情報を適時、全職員に周知し媒体者となりやすい 職員の健康管理について意識を高め入居者や職員の健康維持・管理に努めて行 く。 (3)職員の 職員の資質の向上 職員は専門職である。入居者のQOLの向上、施設理念を実現する為には、各 職員が専門職として専門性を高めて職員全体の質が向上していく事が求められ る。入居者主体と自立を目的とした職員の資質の向上を目指したい。 今年度は、効果的な研修の実施を目指し、職員個々の能力や意欲(目標設定) を加味して、研修を実施していきたい。内部研修においては、新人職員、中堅職 員、リーダー職員と分類し、その分類に即した研修内容を実施していく。外部研 修でも、ある程度の能力、分類を考慮し選定する。また最新知識に触れて、刺激 を受けた内容を、他職員へ周知する体制も整備していく。 日常の業務において、たん吸引や経管栄養などの医療的なケアや、職員各々が 疑問に思った内容など、その場で学び、解決できるOJTの体制も進めていきた い。 また、職員の専門性を高め、業務において良いパフォーマンスを実現する為に は、職員のメンタル面や職場環境が重要である。職員がやりがいを見つけ、働き やすい職場環境にする為、施設全体として取り組んでいきたい。 尚、今年度は職員個々の目標管理や資質の向上などを客観的に捉え、個人の努 力を公平・平等に評価する人事考課の導入が予定されている。 (4 4)入居者の 入居者の健康維持・ 健康維持・安全管理 入居者の健康維持、管理に必要な法定検診はもとより施設内の環境整備や衛 生管理についてはこれまで同様に徹底していく。 尚、災害時対策の一環である大規模訓練は、入居者(およびサービス利用者) にも参加していただき近隣区の消防団や消防署の協力を得ながら定期的に行 い、不測の事態に落ち着き行動がとれるように備えたい。 大震災の経験をもとに、鹿行の高齢者施設間で取り交わされた災害時協定は、 自助努力だけではまかないきれない事態に対し、各施設が協力し合うことで入 居者の生命の安全確保に努め必要に応じて職員を派遣するなどし迅速かつ適 切に災害対策につながるものである。鹿嶋市と協定した災害弱者の受け入れ問 題も踏まえ災害に強い施設として太陽光発電の設置も検討すべき課題といえ る。 (5)地域・ 地域・家族との 家族との交流 との交流 開所以来行っている「月見祭」についてはご家族含め馴染みの人達と楽しい時 間を共有し過ごしていただく、法人の中で一番大きな行事である。今年度は「和 の家」も開所することから、昨年以上の大きな規模になる事が予想される。こ れまでの運営ではなく、また新たな気持ちで、法人内の入居者(利用者) ・ご家 族、そして地域の方々が楽しめる行事を考えていきたい。 また、地域の実態に即した施設運営については、小規模多機能「和の家」や地 域包括支援センター等と協働し、地域支援の在り方を関連機関や行政の方の助言 をいただきながら意見を調整し、近隣地域の福祉ニーズの発掘に努め、支援可能 な事業展開につなげていきたい。このことをなくしては率直に言って、社会福祉 法人や特養の存在価値はないものと考える。 家族会の活動については、施設の現状を知っていただき、施設運営についての ご意見や情報交換を積極的に行い、互いの信頼関係を積み上げながら、各種イベ ントの共催、施設の環境整備活動などを通し、より充実した暮らしと安心を提供 できる「家族参加型の施設づくり」を今後も進めていく。 (6)地域、 地域、イベントへの イベントへの参加 への参加・ 参加・交流 例年同様、鹿嶋市で行われるイベントへは出来る限り参加し、地域交流の場と する。開所時より参加している鹿嶋まつり「みんなの広場」では施設のPR活動 はもちろん今年も事業広報委員が主体となり地域住民の皆さんに興味を持って いただけるよう趣向を凝らし参加していきたい。 現在喫茶「道草」 、昔懐かしい「駄菓子」の販売やクラブ活動として、ボラン ティアの方々のご協力の下、 「絵手紙クラブ」 「書道クラブ」 「体操教室」を実施 している。これは、継続もしくは発展的に運営していきたい。特に、今年度は「駄 菓子」の販売を地域に開放することを実現したい。 ご家族やボランテアの皆さんの協力のもとに実施している慰問や外出レクは、 四季の移り変わりを五感で感じられたり、日常生活の中での話題作りなったりと 大変有意義である。今年度もご家族やボランティアの皆様のご協力を賜り、実施 していきたい。 また、各ユニット・デイサービスにおいても、引き続き、入居者(利用者)の 嗜好に合わせた外出レク等を実施していく。 (7)食へのこだわり 「食べる」ことは、高齢者・とくに入居者の皆様にとっては暮らしの中の楽しみ として大変重要なことであり、高齢者の健康のみならず生きる意欲にもダイレク トに影響を与えるものである。 入居者や家族の希望を把握し、咀嚼や嚥下機能、嗜好を考慮した上で、安心・ 安全に「食の楽しみ」を感じていただけるよう管理栄養士や給食委託業者との意 見交換を行い食事を提供していく。 治療食や制限食への対応としては、腎機能の低下や高血圧、循環器疾患などの 疾病や服用しているお薬により、食の制限が必要とされる場合が多くなってきて いるため、その都度、本人や家族の意向を確認し、医療関係者と情報の交換をし ながらご本人が差別感や食への不満を極力感じないよう食材や調理方法を工夫し 対応していく。 食べ物を良く噛み安心して飲み込めるということは、高齢者の誤嚥性肺炎の予 防や健康維持にとても大切な要素である。今年度も引き続き、歯科医院の協力を 受け口腔機能の維持・改善に向け取り組みたい。 これは入居者の「いつまでも・口からおいしく・食事を楽みたい」といった思 いを大切に考えていくものである。 また、バイキング食や選択メニュー、ユニットでの調理やおやつ作りなど食事 に関わる風景や環境を充実させ、単に与えられたものを食するだけでなく「調理 しているところを見る」 「一緒に作ってみる」楽しみ、いろんな調理品の中から好 きな物を「選ぶ」楽しみなど食の楽しみに彩りを添えていきたい。尚、食材につ いてはこれまで同様に可能な限り地元産を活用し「かしまの味」を生かしてい きたい。 平成26年度 目標 部署 目標 さくらユニット 「また来たい」と想ってもらえる為、ゆったり過ごせる環境作りと楽しく生活できるよう嗜好にあわせたイベントに力をいれる。 職員間の情報の共有と確認作業を徹底し、事故を未然に防ぐ。 すみれユニット 「安全に楽しく過ごせる家」を目指し、和める雰囲気づくりに力を入れる。 ひまわりユニット 職員同士の意思を統一し、各入居者が楽しいと思える生活の場及びケアを目指す。 つつじユニット 各入居者様に合った個別ケアの徹底と職員間のケアの統一をする。 「あたたかい我が家」と思っていただけるような雰囲気を作る。 ぼたんユニット 24Hシートを活用した個別ケアについて職員間で共通意識を持ち、各入居者様それぞれの生活リズムに合わせたケアを目指す。 すずらんユニット デイサービス 前年度以上に24Hシートを上手に活用したユニットケアを提供し、「できること」と「できないこと」について職員間で共通意識を持ち、それぞ れの入居者様に合ったケアを行う。 稼働率を上げるために、勉強会の時間を設けて、サービスの質の向上を図る。ご利用者様に楽しみや生きがいを提供し、満足度を高めて いく。 看護課 ・入居者の健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和をおこない穏やかに生活できるよう支援する。 ・入居者一人一人の尊厳及び権利を尊重しながら看護を提供できるよう、日頃からコミュニケーションをとり、信頼関係の構築をおこなう。 ・多職種・関連施設との報告・連絡・相談をし、入居者のお体に変化があった際にスムーズな対応ができるようにする。 栄養課 ・食事が安全で楽しみであるような環境・献立作成に努める。 ・食事をとることで健康が維持・増進できるように支援する。 和の家 ・ 鹿嶋市初の地域密着特養と小規模多機能施設併設という事で市民の方に広く和の家を知って頂く。 ・ 鹿嶋市に根差したサービスを展開できるよう、地域の方のニーズを様々な角度から探っていきサービスへ活かす 相談室 相談員の役割が理解できるよう介護及び医療スタッフと協働し連携システムを確立することができる。 (施設)1日1回はユニットを回り入居者・スタッフとコミュニケーションを図り、現場で起きている問題に敏速に対応(相談・苦情等)することが できる。 (短期入所)相談を受けてから応えるまでの時間を縮め、顧客満足度の向上を図り、その後の利用につなげていく。 8 平成26年度 目標 部署 目標 事業広報委員会 入居者・利用者が共に楽しい時間を過ごしていただけるようイベントの計画・実施を行う。地域交流を視野に入れた事業を展開する 給食委員会 安全に美味しく食べて、健康が維持できる食事の提案・実施を行う。 リスク委員会 リスクマネジメントに力を入れる為、マニュアルの作成を行う。 特に離郷についての取り組みは地域住民の方の協力・理解を得られるよう取り組んでいく 身体拘束防止委員会 スピーチロックについて継続して職員への意識向上を図る。 身体拘束が必要な場合の対処の仕方・外す為にどうするか等のマニュアル作成をする たんぽぽ委員会 死の援助ではなく「旅立ち」のお手伝いという気持ちで行動できるようにする 介護力向上委員会 施設の介護の現状を把握し、問題点・改善点を探り、優先順位をつけ、1つずつケアの向上にむけて議論・勉強をしていく。 医療安全委員会 災害時の行動計画の立案をし、いざというときに備える。また、生命維持に必要な処置・技術を習得する。 感染症対策委員会 口腔ケアの知識を深めケア方法を習得し感染症を予防する。 インフルエンザ・ノロウイルス等の感染症が蔓延しないよう努める 褥瘡対策委員会 9 平成26年度 研修計画 月日 内部研修 中途新職員 入職研修(3日間) 外部研修 リーダー 中堅職員 他施設見学(小規模多機能) 新卒職員 その他 3月 オムツ研修(応用) 新人研修(5日間) オムツ研修(基礎) 4月 食中毒研修 他施設見学(ユニット) リーダー研修(7つの習慣) 5月 6月 リーダー研修(リーダー) 認知症実践者研修(中堅職員) 2ヶ月目研修(夜勤関係) 救命講習 3ヶ月目研修(企画) リーダー研修(7つの習慣) 褥瘡研修 たん吸引研修(リーダー・中堅職員) リーダー研修(7つの習慣) 7月 8月 9月 11月 リーダー研修(リーダー) 茨城県介護サミット(全職員対象) 福祉機器展(全対象) 鹿行複数事業所研修(年4回)(全職員対象) 権利擁護研修(相談員・ケアマネ) 12月 ターミナルケア研修(たんぽぽ委員) 看護実務者研修(看護師) 10月 救命講習 他施設見学(小規模多機能) 認知症実践者研修(中堅職員) リスクマネジメント研修(デイ) 中堅職員研修(中堅職員) 感染症対策研修(感染症委員) 認知症研修 感染症研修(ノロウイルス・インフルエンザ) 救命講習 中堅職員研修 介護福祉士 6ヶ月目研修(夜勤関係) 受験対策研修 (毎週1回開催) 褥瘡研修 権利擁護研修 全体会 たんぽぽ研修(ターミナル) 1月 (受験日迄) 2月 介護力向上委員研修 OJT研修(リーダー) 業務改善手法研修(リーダー) ユニットケアフォーラム(全職員対象) 12ヶ月目研修(振り返り) OJT研修 3月 看護師ユニットケア研修(時期未定) ※消防訓練は全対象にて、該当月の第2木曜、第4木曜に予定。 ※外部研修に関しては、平成25年度の実績を基に作成しており変更する場合があります。 10 平成26 平成 26年度 26 年度 年度 年間行事 ・研修等は別紙参照 大野の郷 事務局 4月 5月 理事会・評議会 6月 備 考 特養・ショート部門 デイ部門 ・お花見 ・いちご狩り ・お花見 ・開所記念日 ・あやめ見学 ・開所記念日 ・あやめ見学 ・七夕 ・七夕 地域密着型特養部門 小規模多機能部門 運営推進会議(4・26) 防災訓練 ・1日 大野の郷開所記念日 7月 8月 和の家 法人全体行事 ・あやめ見学 ・外食(鹿嶋市内) ・あやめ見学 ・外食(鹿嶋市内) ・七夕 ・七夕 運営推進会議(7・26) ・30日 月見祭 ・神幸祭、式年大祭御船祭見学 ・神幸祭、式年大祭御船祭見学 ・サッカー観戦 ・サッカー観戦 ・神幸祭、式年大祭御船祭見学 ・神幸祭、式年大祭御船祭見学 ・出前 ・出前 ・サッカー観戦 ・サッカー観戦 9月 ・19日 敬老会 10月 ・18、19日 かしままつり ・かしままつり ・かしままつり ・かしままつり ・かしままつり 運営推進会議(10・25) 防災訓練 ・菊見学 ・菊見学 ・菊見学 ・菊見学 12月 ・職員忘年会 ・クリスマス会 ・クリスマス会 1月 ・9日 全体会議 ・初詣 ・白鳥見学 ・初詣 ・節分 ・バレンタイン ・節分 ・バレンタイン 11月 理事会・評議会 2月 3月 理事会・評議会 ・9日 祭頭祭見学 11 ・忘年会 ・忘年会 ・もちつき(大野の郷と合同) ・もちつき(大野の郷と合同) ・初詣 ・鹿嶋カルタ大会 ・初詣 ・鹿嶋カルタ大会 ・節分 ・節分 運営推進会議( H27・2・28) ※各月の誕生日イベントや外出 等は各部門ごとに計画して行う 平成26 平成26年度 26年度デイサービス 年度デイサービス事業計画 デイサービス事業計画 1.事業の 事業の概要 鹿嶋市周辺において、デイサービスの激戦区だと実感する。その状況の中、 経営の安定をしなければならない。それには、利用者の満足度を上げ、新規利 用者の獲得と既存利用者の継続利用を図りたい。 レクリエーションや余暇活動にバリエーションを持たせ、利用者の個々の能 力や嗜好に合わせたプログラムで、心身の活性化を図りたい。 また、デイのご様子やご家庭での暮らしぶりについて関連機関等と情報交換 しながら、より一層利用者及び家族ニーズに沿ったサービスの展開と迅速な対 応を心がけ「楽しみ」や「生きがい支援」といったことを「肌で感じるデイ」 になることを目指したい。 2・事業内容 (1)ケアの ケアの質の向上 住み慣れた地域や家で生活できることは、高齢者の「幸せ」でもあると考え る。デイサービスは、地域介護を支える重要なセクションであうと自負し、こ れからも多様化する利用者やご家族の意向や地域の声に耳を傾け、利用者の介 護はもちろん家族の状況、生活背景に応じ、適切かつ質の高い介護を提供でき るよう職員のスキルアップを図っていきたい。 また、特に外部研修にも積極的に参加し認知症高齢者の最新治療やケア、地 域支援事業等の活動を学び、また何らかの生活障がいがあり活動を阻害されて いる場合であっても、個人の残されている力(残存能力)を引き出し、機能を 維持していくといった「良いとこ伸ばしのケア(生活リハビリ)」について、 知識を深めデイでの活動に反映させたい。 (2)日々のプログラム及 プログラム及び行事内容 これまでの、健康チェック・機能訓練・食事・入浴・レク・趣味活動はもち ろんの事、四季折々を感じていただける外出行事や外食、館内レク計画等の充 実を図る。楽しみの時間の確保や孤立感の解消、社会活動や生活意欲の維持に 努め元気で生き生きとした高齢者の生活支援を積極的に進めていきたい。また、 12 施設のイベントである「喫茶」や「駄菓子販売」へ参加し、入居者やその職員 との交流も図っていきたい。 認知症高齢者に対しては、個別性についての学びを深め生活の安全と安心を 守り出来る限り寄り添う介護を展開していきたい。 ( 3) 食 事 家庭での食形態をもとに、ひとりひとりの嚥下・咀嚼能力に応じた食事を準 備し誤嚥性肺炎の予防を図り、床ずれや免疫力の低下を来す低栄養状態(栄養 失調状態)を予防し必要に応じご家族と相談しながら管理栄養士の指導のもと 「食から元気な体づくり」を推進していく。 また、食事の前には口腔体操を行い、要援護者の嚥下・咀嚼機能の維持、向 上に努めていきたい。 13 平成 26 年度障 年度障がい福祉 がい福祉サービス 福祉サービス事業 サービス事業計画 事業計画 1. 事業の 事業の概要 空床を利用しての障がい者受け入れのためか、サービス希望者はほぼ固定さ れてきている。今後も障がい者施策に準じ、地域の福祉施設として成長するた めにも、障がい者の人権擁護と、安心して地域で暮らせることについて関わり を持ち微力ながら地域福祉文化の基盤づくりに貢献していきたい。 2.利用対象者 18 歳以上の身体障がい者 3.運営方針 ①利用者の自立の促進、生活の質の向上等を図るため、その障害の状況に応 じた生活訓練、創作的活動及び機能訓練等を通じ社会生活へ適応ができるよ う支援する。 ②地域の保健・医療・福祉サービスとの密接な連携を図り、総合的なサービス 提 供に努める。 4.事業内容等 特別養護老人ホーム大野の郷「短期入所」及び「デイサービス」事業に準ず る。 14 26年度地域密着型特別養護老人 26年度地域密着型特別養護老人ホーム 年度地域密着型特別養護老人ホーム和 ホーム和の家平成事業計画 [基本理念] 基本理念] 「癒し」と「安心」 安心」がある和 がある和の家は高齢者の 高齢者の皆様の 皆様の住まいです。 まいです。 私達は、社会福祉法人神和会理念を礎に、鹿嶋市にお住まいの高齢者の皆様が 親しんだ土地で、家族はもちろん隣人や知人、趣味や仕事といった社会活動で 知り合った馴染の方達との縁を大切に、 「老いても安心のある暮らし」を基本に 取り組みます。 [具体的な 具体的な考え方] ①暮らしの中に「癒し」や「安心」が感じられるケアを提供します。 ご利用者様やご家族様はもちろん、利用者の生活を支えるすべての方が生き がいや人としての尊厳、心の触れ合いや喜びを紡いでいけるよう寄り添います。 ②老いへの不安を軽減し自分らしい時間を過ごしていただけるよう支援しま す。 「体は老いても、気持ちは元気!」を支え最後の時まで利用者ひとりひとり の思いを大切にします。 ③心豊かで温かな地域の福祉づくりに貢献します。 1.平成26 平成26年度事業運営方針 26年度事業運営方針 地域密着型特別養護老人ホーム和の家は、鹿嶋市民が利用できる施設です。 入居してからも自宅で過ごしていたときのように、入居者のペースで時が流れ、 家庭の延長のような温かさと安心を提供します。近隣の方が身近で気軽に立ち 寄れる施設と感じていただける「憩いの場所」的な事業展開を目指します。 また、先に開所した大野の郷での経験を踏まえ、福祉施設としてより一層地 域に根ざした施設を目指します。 2.事業展開に 事業展開に向けた取 けた取り組み (1)施設開所に向けた準備 平成26年4月1日開設後、概ね2ヶ月目には 100%近くの稼働を目標に 掲げ、まず大野の郷入居待機者の調整を行い、市内で介護を展開している事 業所や地域包括支援センター、医療機関、地域担当者等々へ広報活動を行い、 15 市民の問い合わせや要望に対しても、迅速かつ丁寧な対応を心掛け、 「安心」 と「満足」のある福祉の窓口を目指します。特に隣接する大野診療所や中野 地区地域包括支援センターを含め、各関係機関との密接な連携を図りながら、 地域と共助し合い一体的に取り組んで参ります。 (3)医療・介護の連携および協働 「介護が必要」となることは、何らかの原因や要因により心身機能に障 害が生じている方がほとんどです。(平成 24 年 5 月国保レセプト分析より) 60才以上の受診者総数のうち約63%の方が生活習慣病といわれる基礎疾 患を持っている。持病はあっても元気に過ごしていただくために、普段から の健康管理や疾病の早期発見と対応が不可欠です。 また、心疾患や脳血管障害などの生活習慣病に起因する死亡率は、この 鹿行地区は全国平均値よりも高く、また鹿嶋市地域特性より、老々介護、 独居高齢者など今後増えてくるものと考えられ、疾病の重篤化や合併症な どにより要介護者やその家族を取り巻く生活環境も厳しさをますものと 思われます。福祉施設の性格上、急性期医療のような高度な医療管理や、 入居者自身の医療依存度など体力的な理由から収容にも限界はありますが、 疾患の重症化や誤嚥性肺炎といった予測されるアクシデントから入居者を 守る意味で、接する機会(時間)が多い介護職員の観察力や気付きは大変 重要であることから、職員個々の情報収集力を養うとともに、伝達されて いる情報や行っているケアの妥当性を見極め臨機応変に対応していける専 門職としての力を付け、切れ目のない安心できるケアの提供を図ります。 また、施される医療処置によっては、入居者のライフスタイルに影響を 及ぼすことも多く、平素より個人の価値観や健康観を理解し施設内委員会 活動の充実および習熟度に応じ、専門職として「尊厳ある生」を支えてい きます。 (3)職員のモチベーション向上と委員会活動 心豊かなケアを提供するためには、職員も心のゆとりや気持ちの豊かさ が必要です。介護の現場は3K、4Kとよく耳にすることが多くあります が、ただ視点を変えてみると様々な苦楽を経験し人生の年輪を重ねた高齢 者の何気ない日常会話に癒され、励まされる場面も多々あり、人を支え、 人の人生をサポートしていくといった崇高な職に対し、誇りと自信を持ち 業務にあたれる人材(=人財)となれるよう研修等でのスキル研鑽、カン ファレンス等を通じての職員個々気づき、他施設職員との交流など、お互 16 いに励まし合い、相談しやすい関係づくりを行い「ありがとう」の言葉が 多く聞かれる職場環境にしていきます。また、委員会活動については、法 人全体の組織強化として大野の郷委員会活動と協力し行います。 (4)入居者の生活支援 大野の郷同様、スムーズに施設での生活に馴染んでいただくため、入居 前より本人の暮らしぶりや大切にしてきた人生の価値観などを理解し、一 日も早く心地よい場と感じていただけるよう配慮し、特に入居後1ヶ月間 は環境の変化もあり、心身ともに変化が生じやすく、また家族、社会から の「孤立感」や「阻害感」などといったマイナーな感情より抑うつ状態と なりがちですが、そのような悲観的な感情に至らぬよう、生活リズムや嗜 好、趣向などを理解する大切な期間ととらえ、密にコミュニケーションを 図りながら安心できる環境に整えます。また、ケア中も目的意識を持ちな がら対応し個別ケアの確立を目指します。 尚、24時間シートや記録に関しても適時勉強会を設け「暮らしが見え る記録」を心掛けます。施設は、医療機関と違い生活の場であることから 「権威的」 「管理的」 「科学的」にあまり偏り過ぎず入居者自身の生きる力(生 活意欲)を支え、その人らしい暮らしぶりを継続していただきます。 3・安全管理と 安全管理と環境美化活動について 環境美化活動について (1) 環境整備 大野の郷同様、木造耐火造りのため火気および水の取扱いに注意し、また 汚染物の収集所が大野の郷内汚物室になるため感染症等が蔓延しないよう に、常に施設内の清潔を保ち、特に汚物、吐物等の処理は統一された処理方 法を守り、速やかに廃棄し清浄さを保つよう心掛けます。 また、節電や施 設備品の取扱いは丁寧に行い、ムダを抑え職員一人一人がコストと環境美化 を意識し職務にあたります。 (2) ユニット環境の整備 ユニット内はできるだけ家庭的な雰囲気が感じられる空間づくりを行い、 特に個人の居室においては大切にされている物を確認し、習慣やお体の状 態に合わせ過ごしやすいよう家具の配置を工夫し、転倒や滑落などのリス クの軽減を考え、毎日使用する福祉用具は定期的清掃と安全点検を行い自 立した生活を継続していただけるよう整備します。 17 (3) 食中毒予防と食の楽しみ 高齢者にとって大きな楽しみのひとつである「食」の提供については、 お口からの食事をできるだけ長く楽しんでいただくため、入居者個々の嚥 下、咀嚼能力に応じた食事形態を選択し、消化機能や摂取機能の低下によ り生じる栄養や水分量の変調からくる低栄養や脱水を予防します。また、 選択メニューやイベント食はもちろん個人の嗜好や希望も加味し外食やユ ニットでのオリジナルメニュー(リクエストメニュー)など、各ユニット のカラーを出し合い、楽しい時間を共有していきます。また、配膳方法は 大野の郷同様に、大野の郷内厨房で作られたものをユニットでの盛り付け する形となりますが、特に施設(ユニット数)が増えることから、食事の 開始時間や配膳に滞りがないよう連携を図り、かつ配食された食材の衛生 管理の徹底を心掛け入居者の健康維持に務めます。 食中毒(食中毒と思われる)発生時には、予防手順に沿い施設間の情報の 伝達、情報共有を速やかに行い、蔓延防止のための方策を厨房職員、看護、 介護職員一丸となり 取り組み対処します。 (4) 地域との協働 運営推進委員会を定期的に開催し、社会福祉法人設立より4年目である施 設を本体とし地域福祉にどのように貢献していけるのか、またどんな生活不 安を抱いて生活しているのか、地域住民はもちろん運営推進委員や地区担当 者に寄せられた「あれば安心」の声を集積しながら、隣接する地域包括支援 センターや市、地区の担当者の方達とともに高齢者ニーズに沿った事業を展 開し、鹿嶋市高齢福祉の将来像を具現化していく一歩といたします。 18 平成26 平成26年度小規模多機能型居宅介護 26年度小規模多機能型居宅介護和 年度小規模多機能型居宅介護和の家事業計画 1 事業目的 高齢者率 34%の旧大野地区を中心とし鹿嶋市に住所地があり、かつ施設待 機者およびその家族の介護負担の軽減と馴染ある環境での在宅生活の継続を 支援する。 2 事業 事業の の概要 小規模多機能居宅介護は「通い」「訪問」「泊り」のサービスを柔軟に組み 合わせながら、ご利用者様の希望や心身の状況およびご家族の介護力や生活 背景などを考慮しながら、利用者ニーズに沿ったサービスを提供することが できる。 また、環境の変化に敏感な要援護者に対し、サービスに関わる職員が一体的 に取り組むことで利用者と顔なじみの関係となり、大きな安心とサービスへの 信頼を得ながら、慣れ親しんだ地で地域との関係性を維持しながら生活を支援 させていただくものである。 2 利用対象者 鹿嶋市に住所地がある要介護認定者 3 事業内容 事業所名称 小規模多機能型居宅介護 和の家 (介護保険地域密着型事業 鹿嶋市指定 第 所 在 地 〒311-2215 茨城県鹿嶋市和字治 825 番 5 サービス提供地域 鹿嶋市全域 号) 4 職員配置 常 勤 非常勤 管理者 1名 計画作成担当者 1名 看護職員 1名 介護職員 3名 1名 6名 1名 計 5 利用者定員 19 名 サービス内容 登録定員数 25 名 通 い 15 名 泊 り 5 名 訪 問 6 営業時間 サービス内容 営業時間 通 い 9:00 ~ 16:00 泊 り 16:00 ~ 9:00 訪 問 原則)9:00~17:00 *年中無休 7 利用料 介 護 度 介護保険1割負担金 要介護 1 11,502 円 要介護 2 16,428 円 要介護 3 23,433 円 要介護 4 25,758 円 要介護 5 28,297 円 *上記金額に、職員体制等の加算及びレク費、日用品代、医療費など個人 が負担する実費が加わります。 8 年間行事計画 別紙参照 9 職員 職員の の資質向上について 資質向上について 職員研修および委員会活動について本年は、開所年度であることから、大野 の郷職員との合同で行い、職員全体で取り組んでいくことで共に社会福祉法人 神和会職員の一員である自覚を培い、より強固な組織作りを図っていきたい。 尚、新採用職員についても、1週間の講義後、定期的に勉強会等を開催し、職 員個々の習熟度に応じながら、時間をかけ将来性ある人財を育んでいきたい。 20
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