ろ う きんの理念 ろうきんは、働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関です。 ろうきんは、会員が行う経済・福祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、 人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的とします。 ろうきんは、働く人の団体、広く市民の参加による団体を会員とし、そのネットワークによって成り立っています。 会員は、平等の立場でろうきんの運営に参画し、運動と事業の発展に努めます。 ろうきんは、誠実・公正および公開を旨とし、健全経営に徹して会員の信頼に応えます。 ろうきんの事業運営 働く人の 力になります 2009 DISCLOSURE 2010 1 ろうきんは、労働金庫法第5条に定められている 「非営利の原則」 「会員に対する直接奉仕の原則」 「政治的中立の原則」に基づき、 中期事業計画および年度事業計画等を策定し事業運営を行っ ています。 「非営利の原則」 金庫は、営利を目的としてその事業を行ってはならない。 「会員に対する直接奉仕の原則」 金庫は、 その行う事業によってその会員に直接の奉仕をすること を目的とし、 特定の会員の利益のみを目的としてその事業を行っ てはならない。 「政治的中立の原則」 金庫は、その事業の運営については、政治的に中立でなければ ならない。 ろ うきんの基本姿勢 ろうきんは、労働組合や生活協同組合の働く仲間が、 お互いを助け合うために資金を出し合って作った協同組織の金融機関です。 世の中に金融機関はたくさんありますが、純粋に働く人の金融機関と呼べるのは、ろうきんだけです。 ろうきんは、働く仲間とその家族の生活が豊かになることを第一に考えています。 ろうきんの業務内容や取扱商品は、一般の銀行とほとんど変わりありません。 しかし、働く仲間から預かった資金は、働く仲間の大切な共有財産として 住宅・結婚・教育資金等働く仲間の生活を守り、より豊かにするために役立てられています。 企業中心に融資をしている一般の銀行とは、資金の運営面ではっきりと異なります。 2010 DISCLOSURE 一般の銀行は株式会社ですから、株主の株式持高により運営が左右され、一般利用者の声はなかなか反映されません。 ろうきんは労働金庫法に基づいて「非営利」を原則に、 会員の一人ひとりが主人公として公正に民主的に運営されています。 利用者は全国で約1,000万人、 多くの働く仲間に広く利用されています。 2 東海ろうきんのプロフィール 創 本 2009 DISCLOSURE 2010 3 立 店 1952年10月 2000年10月1日、 愛知労働金庫、三重県労働金庫、 岐阜県労働金庫が合併し、 「東海労働金庫」誕生 愛知県名古屋市中区新栄一丁目7番12号 出資金 53億円 役職員数 641名 店舗数 44店舗(バーチャル店舗含む) 会員数 6,401会員(うち団体会員数3,367会員) 間接構成員数 1,045,681人 主要勘定 預 リスク管理債権比率 金 /1兆3,028億円 (譲渡性預金を含む) 貸 出 金 /9,669億円 0.53% (不良債権はほとんどありません) (住宅ローン証券化分を除く) 有 価 証 券 /1,169億円 経 常 利 益 /60億円 格付 当 期 純 利 益 /42億円 A 自己資本比率(単体) 10.13% (国内基準である4%を大きく上回っています) (株)格付投資情報センター (R&I) 第三者である格付機関からも 東海ろうきんの健全性が 認められています。 CONTENTS 東海ろうきんのプロフィール 3 ごあいさつ 5 業績ハイライト 7 東海ろうきんトピックス 13 信頼と安心への取り組み コーポレート・ガバナンス態勢 16 内部統制について 17 リスク管理態勢 19 コンプライアンス(法令等遵守)態勢 23 人材育成のための環境作り 28 生活応援運動の取り組み 29 環境保護の取り組み 33 NPO支援活動の取り組み 35 東海ろうきんのご案内 誕生10周年を迎えます 38 10周年記念事業の概要 39 ライフプランとろうきん 41 サービス・システムのご案内 43 各種手数料のご案内 46 組織・あゆみ 49 店舗・ATMネットワーク 51 東海ろうきん 資料編 全国ろうきんの概要 金 庫 数 /13金庫 店 舗 数 /665店舗 業務実績 54 連結情報 68 自己資本の充実の状況 75 監査について 86 役 職 員 数 /11,284人 会 員 数 /174,999会員 (うち団体会員数58,958会員) 出 資 預 金 /918億円 金 /16兆3,624億円 (譲渡性預金を含む) 貸 出 金 /11兆2,183億円 (住宅ローン証券化分を除く) ※東海ろうきん10周年キャッチコピー 「ありがとうの10年、そして未来へ。」にちなんだ 職員写真・コメントを掲載いたしました。 2010 DISCLOSURE 間接構成員数 /9,913,769人 4 ごあいさつ 理事長 2010 DISCLOSURE 5 皆様には、 日頃より東海ろうきんをご利用、 お引き立ていただきまして、誠にありがと うございます。 ここに、当金庫の事業方針、事業概要およ び財務状況等について、広く皆様に知って いただくために東海ろうきんディスクロー ジャー誌「2010 DISCLOSURE/東海ろ うきんの現況」を作成いたしました。多くの 皆様にご高覧いただき、当金庫に対するご 理解を深めていただければ幸いに存じます。 2009年度は、 景気は最悪期を脱したものの、 まだ多くの企業においては業績の回復が遅 れており、全体として力強い景気回復には 遠く及ばない状況となりました。また、今回 の景気回復は極端に悪化した状況からの自 律的な回復、あるいは政府による財政支出 というカンフル剤の投入によりもたらされ た側面が強く、 増税、 社会保障負担の増加等、 将来に向けての家計の負担増加を考えますと、 不安を払拭するにはなお時間を要するもの と考えております。 こうした厳しい環境下で、当金庫は第5期 中期経営計画(2008年度∼2010年度)の中 間年度として、 「働く人たちのくらしと財産 を守る」のミッションを達成するため、事業 に取り組んでまいりました。 2009年度の預金・ 融資残高は順調に増加し、当期純利益につ きましても、目標額を大きく上回ることが できました。 これもひとえに当金庫をご利用いただい ております多くの皆様のご理解・ご支援が あったからこそです。金庫を代表して、あら ためて感謝申し上げます。 堀下 猛 当金庫は2010年10月1日に設立10周年 の節目を迎えます。この間、幾度も厳しい環 境に晒されましたが、福祉金融機関として、 この地域に「東海ろうきん」の地位を確立し つつあります。2010年度は「ありがとうの 10年、そして未来へ。」をキャッチコピーに、 お客様に感謝の意を表するとともに、これ からの更なる発展を目指し、様々な記念事 業を行ってまいります。 わたしたち勤労者を取り巻く環境は、厳 しい状況が続くものと思われます。 その中で、 福祉金融機関<東海ろうきん>としての存 在意義をさらに高めるべく、2010年度も引 き続き、次の点に留意して事業展開してま いります。 1【健全】 『 地域社会に役立つ「ろうきん」 を実現するため、意識改革を徹 底します。』 2【安心】 『生涯、安心して取引できる金融 機関を目指し、経営計画を断行 します。』 3【貢献】 『 気軽に相談、便利に取引、お得 な商品』をコンセプトに事業改 革を推進します。』 勤労者のための福祉、金融サービスの向 上を目指すとともに、これらの目標達成に 向けて、全役職員が不断の努力を重ねてま いります。 皆様には、今後ともより一層のご支援と ご協力を賜りますよう心からお願い申し上 げます。 2010 年 7 月 第 5 期中期経営計画 ( 計画期間:2008 ∼ 2010 年度 ) ミッション 「働く人たちのくらしと財産を守る」 “拡げよう !! 話と和と輪” 合言葉 「あ」「し」「た」へ繋がる〈ろうきん〉へ (安心) 経営目標 財務目標 (信頼) (対話) 1 ろうきんらしさ・ならではの実現 2 ムリ・ムダ・ムラのない業務運営システムの構築 3 社会に貢献し続ける「ろうきん」の実現 目標 2009年度末 間接構成員 100 万人以上 104 万人 取引残高 / 人 250 万円以上 237 万円 OHR(経費率) 80%未満 65.87% ROA(総資産税引前利益率) 0.25% 以上 0.43% 健全 地域社会に役立つ 「ろうきん」を実現するため、 意識改革を徹底します。 1 内部統制体制の充実・強化を図るため、 特別監査を実施し、コンプライアンス プログラムを見直します。 2 金庫経営の安定性を維持・向上させるため、 統合的リスク管理のレベルアップを図ります。 3 人材育成の充実・強化に向け、新人事・賃金 制度の理解活動に努め、各種研修の実施、 庫内資格取得を奨励します。 1 お客様保護を第一に、お客様対応窓口を インフォメーションセンターとし、 心の通った迅速な対応に努めます。 2 第 5 期中期経営計画の店舗政策に則り、 具体的な店舗政策を実行します。 3 次世代システム構築に向けた 事務改革への取り組みを開始します。 「気軽に相談、便利に取引、お得な商品」を コンセプトに事業改革を推進します。 1 会員・退職者・若年世帯・女性層それぞれに 喜ばれる商品・制度を維持・開発します。 2 取引拡大に向け、インターネット・モバイル バンキング等の機能充実、教宣活動の強化を 図ります。 3 ろうきんの社会的使命として 「緊急生活支援融資制度」、 「勤労者生活支援 特別融資制度」、 「ささえ愛」等の融資制度を 継続して取り組みます。 2010 DISCLOSURE 安心 生涯、安心して取引できる 金融機関を目指し、 経営改革を断行します。 貢献 6 業績ハイライト 会員・出資金の状況 基盤拡大を図るべく会員の新規加入に努め、新たに44の団体にご加入いただきましたが、それを上回る76会員の脱退がありま した。結果的に、団体会員数は2008年度末と比較して32会員の減少となりました。一方、会員顧客数(間接構成員数)は、19,585人 増加しました。出資金については、2008年度末と比較して90百万円増加しました。 ■団体会員数 ■会員顧客数 (単位:人) 1,045,681 5,000 ■出資金 5,260 1,040,000 4,000 3,409 3,399 3,367 1,020,000 3,000 1,006,279 2,000 1,000 0 1,026,096 2007年度末 2008年度末 2009年度末 5,346 4,000 3,000 980,000 2,000 2007年度末 2008年度末 2009年度末 5,256 5,000 1,000,000 0 (単位:百万円) 6,000 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 収益の状況 2009年度の収益は経常利益、当期純利益とも、2008年度実績を大幅に上回る 結果となりました。その大きな要因は住宅ローンを中心とした貸出金のボリュー ムが増加し、利回りも上昇したこと、それに対して預金の利回りが低下し、利ざや が拡大したためです。 また、2008年度は金融市場が大きく動いたため、リスク管理上、保有有価証券 の一部を売却し、 売却損を計上したことが利益の大きな減少要因となりましたが、 2009年度は金融市場が比較的落ち着いた動きを続けたことも増益要因となりま した。 経費については総合事務センターへの委託費用の増加等やむを得ない支出の 増加等はあったものの、全体的には効率的な支出を心がけ、わずかな増加に抑え ることができました。 以上の結果、経常利益は前期比25億57百万円増加して60億36百万円に、当期 純利益は前期比18億43百万円増加して42億34百万円となりました。 ■経常利益 (単位:百万円) 7,000 6,036 6,000 5,000 4,000 3,623 3,479 3,000 2,000 1,000 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 ■当期純利益 用語解 説 (単位:百万円) 5,000 4,234 4,000 【経常利益】 金融機関の本来業務(資金運用・調達、サービスの提供等)から得られた利益である 業務純益に、株式等関係損益および不良債権処理に要した費用等を加減したもの です。 【当期純利益】 2010 DISCLOSURE 7 3,000 2,515 2,391 2,000 1,000 経常利益に特別損益を加減し、税金等を控除した後の利益のことです。 ありがとうの 10年、そして未来へ。 皆 さ ま の 夢 づ く り の お 手 伝 い 、頑 張 り ま す 。 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 預金・貸出金の状況 ■預金 ◎預金の状況 預金残高は、期中361億円増加し、1兆3,028億円となりました。 (単位:百万円) 1,400,000 お客様からご好評いただいている「資産運用プラン」に新たに1年ものを 加え、資産運用プラン全体では件数は18,710件、残高は587億円のご利用を 1,302,809 1,300,000 いただきました。 1,266,654 1,237,843 なお、預金残高には、譲渡性預金を含んでいます。 1,200,000 1,100,000 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 ■貸出金 ◎貸出金の状況 貸出金残高は、期中588億円増加し、1兆1,802億円となりました。 (単位:百万円) 1,200,000 1,180,208 引き続き多くのお客様に住宅ローンをご利用いただいたことが残高の増 加につながりました。 1,121,405 1,100,000 1,077,846 なお、当金庫では2009年度末までに計7回の住宅ローン債権の証券化を 実施しています。右の貸出金残高には、証券化した住宅ローン債権を含めて 1,000,000 いますので、貸借対照表の貸出金残高とは一致しません。 900,000 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 用語解 説 【住宅ローン債権の証券化】 住宅ローン債権の証券化とは、住宅ローンを信託受益権という別の金融商品に作りかえ、投資家に譲渡(売却)することをいいます。証 券化を実施することにより、 住宅ローンを実行することに伴い金庫が負うこととなる金利リスク等を削減できるため、 お客様へより一 層、 安定的に住宅ローンをご提供することが可能となります。 有価証券の状況 『 有 価 証 券 運 用 は 安 全 性・効 率 性 を 重 視 し て い ま す 。 』 有価証券は、期中159億円減少し、1,169億円となりました。 市場動向や投資環境を把握し、安全性・効率性を重視した投資方針のもと、国 ■有価証券 (単位:百万円) 160,000 債等を中心とする有価証券運用を行いました。 130,190 120,000 132,935 116,957 80,000 40,000 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の 笑 顔 に 支 え ら れ 、感 謝 し て い ま す 。 2007年度末 2008年度末 2009年度末 2010 DISCLOSURE 0 8 業績ハイライト リスク管理債権の状況 労働金庫法施行規則に基づくリスク管理債権とは、何らかの理由により返済されない等の貸出金のことをいい、 「破綻先債権」、 「延滞債権」 「3ヵ月以上延滞債権」、 、 「貸出条件緩和債権」の4つに区分され、1998年度から開示が法定化されました。 ろうきんは、全国で統一した基準により他業態に先んじて、1995年度からリスク管理債権額を会員や利用者のみなさまに公表 しています。 お客様からお預かりした預金の安全な運用管理に心がけ、リスク管理債権に対しては十分な備えをしています。 ■リスク管理債権 (単位:百万円、 %) 項 目 ■リスク管理債権 2007年度末 2008年度末 2009年度末 リスク管理債権合計 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 保全額 担保・保証等による回収見込み額 貸倒引当金 保全率 貸出金残高 リスク管理債権比率 4,683 3,830 5,201 360 258 363 2,535 3,014 3,994 376 245 698 1,410 312 144 4,637 3,786 5,195 4,549 3,737 5,162 87 48 32 リスク管理債権合計 ◆ リスク管理債権比率 (単位:百万円、 %) 0.54 0.53 ◆ ◆ ◆ 0.41 5,000 4,683 3,830 4,000 99.00 98.86 99.88 860,252 917,451 966,950 3,000 0.54 0.41 0.53 0 2009年度末のリスク管理債権の総額は52億1百万円で、総貸出金に占める割合(リスク管 理債権比率)は0.53%となっています。 ※比率の算出については、原則として千円単位で算出のうえ、小数点第3位以下を切り捨て ています。 5,201 2007年度末 2008年度末 リスク管理債権比率= 2009年度末 リスク管理債権合計 貸出金残高 用語解 説 【破綻先債権】 【3ヵ月以上延滞債権】 借り手の倒産(個人の場合には、自己破産も)などにより、ろ うきんにとって、返済を受けることが困難になる可能性が 高い貸出金のことです。 【延滞債権】 今後「破綻先債権」となる可能性が大きい貸出金、あるいは 法的・形式的な破綻の事実は発生していないものの、実質的 には自己破産の状態に陥っている借り手の貸出金のことで、 ろうきんにとっては、収入を生まない貸出金のことです。 「将来において償却すべき貸出金に変わる可能性の高い債権」 ということになります。 2010 DISCLOSURE 9 借り手に収入が入ってこなくなる(勤務先の業績不振等)な どの理由で、ろうきんが元金または利息の支払いを3ヵ月以 上受けていない貸出金のことです。正常に返済されている 貸出金以上に、相当の注意をもって管理することが求めら れる貸出金です。 【貸出条件緩和債権】 借り手の経営再建または支援を図り、貸出金の回収を促進 することなどを目的として、貸出金利の減免や利息の支払 猶予、債権放棄など、借り手に有利となる取決めを行ってい る貸出金のことです。 貸し出したお金は回収されることを前提としている点で、 「破綻先債権」と異なります。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 に 支 え ら れ 、1 0 年 と い う 節 目 を 迎 え る こ と が で き ま し た 。 感謝の気持ちでいっぱいです。 金融再生法に基づく開示債権の状況 金融再生法では、貸出金のほか金融機関保証付私募債、外国為替、債務保証見返、未収利息、仮払金も含めた総与信を開示対象債 権とし、これらを「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債権」、 「正常債権」の4つに区分し開示すること にしています。 ■金融再生法開示債権 (単位:百万円、 %) 項 目 2007年度末 2008年度末 2009年度末 4,769 3,948 5,363 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 1,610 2,081 2,815 危険債権 1,371 1,310 1,705 要管理債権 1,787 557 843 4,722 3,904 5,357 4,549 3,738 5,163 173 166 194 金融再生法上の不良債権 保全額 担保・保証等による回収見込み額 貸倒引当金 保全率 99.02 98.88 99.88 正常債権 861,549 919,243 966,786 合 計 866,317 923,192 972,149 0.55 0.43 0.55 金融再生法上の不良債権比率 2009年度末における金融再生法上の不良債権の総額は53億63百万円で、総与信に占める割合 (金融再生法上の不良債権比率)は0.55%となっています。 ※比率の算出については、原則として千円単位で算出のうえ、 小数点第3位以下を四捨五入 しています。 用語解説 【破産更生債権およびこれらに準ずる債権】 破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由によって経営破綻に陥っている借り手に対する債権およびこ れらに準ずる債権のことです。 【危険債権】 借り手が経営破綻の状態には至っていないものの、財務状態・経営成績が悪化して契約に従った債権の元本の回収と利息の 受取りができない可能性が高い債権のことです。 【要管理債権】 貸出金のうち、 「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」と「危険債権」を除いた「3ヵ月以上延滞債権」と「貸出条件緩和債 権」の合計額のことです。 資産査定に係る各種基準の比較 当金庫の「自己査定の債務者区分」、 「金融再生法に基づく債権区分」、 「リスク管理債権」の各基準を比較すると、以下のとおりと なります。 (単位:百万円) 破綻先債権 金融再生法上の開示債権 363 実質破綻先債権 2,451 破産更生債権および これらに準ずる債権 破綻懸念先債権 1,704 危険債権 要注意先 15,622 正常先債権 951,044 国・地公体向け債権 961 要管理債権 リスク管理債権 破綻先債権 2,815 1,705 延滞債権 843 144 966,786 ※「金融再生法上の開示債権」は単位未満を四捨五入して、 「リスク管理債権」は単位未満を切り捨てて表示しています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 1 人 で も 多 く の お 客 様 の「 人 生 の パ ー ト ナ ー 」に な れ る よ う な ろ う き ん を お客様とともに創っていきます。 3,994 3ヵ月以上延滞債権 698 貸出条件緩和債権 正常債権 363 2010 DISCLOSURE 自己査定の債務者区分 10 業績ハイライト 自己資本の状況(単体) 2009年度末における自己資本比率は、10.13%となり、国内基準対 象金融機関に求められる4%の水準を引き続き、大きく上回りました。 また、出資金や剰余金などの自己資本の中核となる基本的項目のみ で算出するTier1比率でも、 10.56%と高い水準を確保しています。 ■自己資本の状況(単体) 項 目 自己資本額(A) (単位:百万円、 %) 2007年度末 2008年度末 2009年度末 基本的項目(Tier1) 60,152 62,824 66,019 62,459 65,184 68,772 補完的項目(Tier2) 257 265 155 2,564 2,625 2,908 587,649 617,825 651,216 自己資本比率(A/B) 10.23 10.16 10.13 Tier1比率 10.62 10.55 10.56 控除項目 リスク・アセット(B) ■自己資本額の状況(単体) 69,000 67,000 65,184 65,000 62,459 61,000 ■自己資本比率の状況(単体) 自己資本比率 68,772 自己資本額 Tier1 63,000 (単位:百万円) 66,019 62,824 12.00% 8.00% ● ● ● 10.23% 10.16% 10.13% 60,152 4.00% 59,000 国内基準 57,000 0 0.00% 2007年度末 2008年度末 2009年度末 2007年度末 2008年度末 2009年度末 用語解 説 【自己資本比率】 自己資本比率は、金融機関の経営の健全性を示す代表的な指標のひとつです。 2007年3月末からは、算出方法が見直されましたが(バーゼル2)、引き続き国内基準対象金融機関は4%以上を維持することが求 められています。 【 Tier1(ティア・ワン) 比率】 自己資本は、出資金・利益準備金・積立金などで構成する基本的項目(Tier1)と、一般貸倒引当金などで構成する補完的項目(Tier2) に区分されています。 Tier1比率とは、補完的項目を除き、基本的な項目のみで計算された自己資本比率のことです。出資金、積立金等、質の高い資本のみ で計算された比率ですので、より金融機関の経営の健全性を示す指標となります。なお、当金庫のTier1には、資本の質がやや劣る 優先出資は含まれていませんので、Tier1比率よりもさらに厳しい基準であるコアTier1比率とほぼ同義といえます。 ※当金庫では、住宅ローン債権の証券化実施に伴い無格付受益権を保有していますが、この無格付受益権は自己資本比率を算出す るうえで、控除項目に該当するため、Tier1よりも自己資本額が少なくなっています。 【 リ ス ク・ア セ ッ ト 】 貸借対照表に記載された資産に、一定のリスク・ウェイトを乗じて算定した額のことです。なお、貸借対照表に記載されない一部の 取引などもリスク・アセット算定の対象となります。 2010 DISCLOSURE 11 10年、そして未来へ。 ありがとうの 身 近 な 存 在 で あ り 続 け ら れ る よ う 、心 を 込 め て 応 対 し ま す 。 格付の状況 『 格 付 は「 A 」。健 全 経 営 が ろ う き ん の 強 み で す 。』 大切なお金は安心できる金融機関に預けたい。健全な金融機関をお選びいただくときの目安のひとつに格付があります。 東海ろうきんは、2002年6月に協同組織金融機関(信用金庫、信用組合等。系統金融機関は除きます。)としては全国で初めて、 (株) 格付投資情報センター (R&I) から格付 「A−」 を取得しました。 2004年7月の格付更新時には、 ろうきんの健全性が改めて評価され、 「A」 へランクアップし、現在もその格付を維持しています。 AAA (株)格付投資 情報センター AA A+ A A BBB A− 地銀1行 地銀2行 (R&I) 東海三県に本店を置く金融機関のうち、 R&Iから格付を取得、 公表している 金融機関との比較。 C AA格以上および ( 本表では、 BBB格以下は省略しています。) ※本表は2010年4月30日現在、 公表されている情報に基づいています。 労金業態としては、当金庫のほかに、中央労働金庫・静岡県労働金庫・近畿労働金庫がそれぞれ(株)格付投資情報センター(R&I) から「A」を取得しているほか、系統金融機関である労働金庫連合会も同じく、R&Iより「AA−」を取得しています。労金業態以外の 協同組織金融機関で、格付を取得・公表している金融機関は数少なく、労金業態全体としても健全性・安全性の高さが認められてい ます。 用語解説 【格付】 預金や債券の元利金が約定どおりに支払われるかどうか、また、企業自体の信用度や安全度はどうかについて、第三者である 格付機関が公正な立場から客観的に判断し、その程度を記号によりランク付けしたものです。 【系統金融機関】 10年、そして未来へ。 ありがとうの 今 ま で の 1 0 年 、お 客 様 に 支 え ら れ 育 て 上 げ て い た だ き ま し た 。 こ れ か ら の 未 来 、お 客 様 を 支 え ら れ る 様 な ろ う き ん に ! 2010 DISCLOSURE 信用金庫や信用組合、農協などの協同組織金融機関の上位組織として設立された金融機関のことを指し、労金業態の場合は、 労働金庫連合会がそれに該当します。 12 トピックス 東海ろうきん 〈東海ろうきん〉では金融サービスを始め、さまざまな活動に取り組むことにより、 働く人や地域のみなさまと共に発展していきたいと願っています。 今後も福祉金融機関としてふさわしい活動をすすめてまいります。 4月のトピックス 6月のトピックス ろうきん杯争奪第24回少年野球愛知県大会へ協賛 第9回通常総会 ●毎月第3土曜相談会全店展開 ●ささえ愛(返済金)取り扱い開始 ●夏の預金キャンペーン(∼7月) 2009 4月 5月 6月 7月のトピックス NPO起業支援セミナー 7月 8月 9月のトピックス ●岐阜県庁前ろうきんプラザオープン ●来店不要型ネットローン取り扱い開始 名古屋駅前支店 30周年記念 感謝の集い 8月のトピックス 2010 DISCLOSURE 13 三河一宮出張所 ATM設置 ●第41回岐阜県学童野球大会へ協賛 ●第11回ろうきん杯争奪学童野球三重県大会の共催 ●NPOインターンシップ制度「地域デビューセミナー開催」 ありがとうの 9月 10年、そして未来へ。 常 に お 客 様 の 立 場 に な っ て 考 え 、よ り 良 い サ ー ビ ス が 出 来 る よ う に 一 生 懸 命 頑 張 り ま す 。 10月のトピックス 1月のトピックス ●赤い羽根 共同募金運動の取り組み(∼12月) ●NPO起業支援助成金交付 ●「新型インフルエンザ等における業務継続計画」策定 ●資産運用プラン!発売 津支店新築移転オープン 11月のトピックス ●第7回東海ろうきん会員研究 集会開催 ●岐阜県少年サッカー選手権 大会へ特別協賛 岐阜県知事よりブラジル人帰国費用 支援融資に対する感謝状受領 ●日経シニア・ワークライフ・ フォーラム2009でNPO インターンシップ制度 「地域デビューセミナー 開催」 ●カードローン取扱手数料廃止 ●未記帳取引のお知らせ廃止 ●本店ビル別館竣工 ●エコカー減税対象車へ 引下げ金利適用 ● 「冬の預金キャンペーン」 (∼12月) 10月 11月 12月 12月のトピックス ●カーライフローン・教育ローンキャン ペーンの実施(∼3月) ●「NHK歳末たすけあい」 「NHK海外 たすけあい」義援金取次協力 2010 1月 2月 3月 2月のトピックス 3月のトピックス ●ジャスコ久居ATM設置 フレッシャーズキャン ペーン実施(∼7月) 豊橋支店50周年記念感謝の 集い ●第7回住宅ローン証券化実施 ●ローン繰上償還手数料 完全無料化 10年、そして未来へ。 ありがとうの こ れ か ら も 感 謝 の 気 持 ち を 忘 れ ず 、親 切・確実・丁 寧 に お 客 様 と 接 し ま す 。 2010 DISCLOSURE 映画 「ティンカーベルと 月の石」試写会協賛 14 信 頼 と 安 心 へ の 取り組み 東海ろうきんでは、 信頼される金融機関として、 様々な施策に取り組んでいます。 コーポレート・ガバナンス態勢 16 内部統制について 17 リスク管理態勢 19 コンプライアンス態勢 23 人材育成のための環境作り 28 生活応援運動の取り組み 29 環境保護の取り組み 33 NPO支援活動の取り組み 35 コーポレート・ガバナンス態勢 コーポレート・ガバナンス態勢に関する基本的な考え方 当金庫は、金融環境の変化に適切に対応し、健全で透明性の高い経営態勢を確立するため、コーポ レート・ガバナンス(企業統治)の強化・充実に努めています。 具体的には、総会の決議によって選任された役員で理事会を構成し、金庫の業務運営を行っていま す。また、役員の経営責任を明確にし、経営環境の変化に対応できる経営態勢とするため、任期を2年 としています。さらに、経営環境に迅速かつ柔軟に対応するため、常務会等を設置し、迅速かつ効率的 な経営態勢の整備に努めています。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み ◆コーポレート・ガバナンス体制図 総 会 報告 選任・解任 選任・解任 監視 監事会 監事5名 会計監査 理事会 理事30名 意見陳述 (うち常勤監事1名) 選任・解任 会計監査人 (うち常勤理事8名) 監督 連携 報告 監査 監視・意見陳述 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 常務会 (重要事項の協議等) 業務執行 本部各部(内部監査部門等) ・営業店・子会社 (2010年7月1日現在) 理事会 常務会 理事会は、役員30名(うち8名が常勤理事)で構成し、経営 東 海 ろ う き ん 資 料 編 常務会は、 理事長、 副理事長、 専務理事、 常務理事、 常勤理事、 上の重要な意思決定と執行、および理事の職務執行の監視を および執行役員で構成し、経営の重要事項にかかる協議機関 行っています。 理事会はほぼ毎月定期的に開催するとともに、 および理事会からの委任事項の決議機関として機動的に対 緊急の事案に対応するため、 臨時で理事会を開催しています。 応できるよう、毎週開催しています。また、常勤監事が出席し また、監事は理事会に出席し、必要あるときは適宜意見を述 て業務執行状況を日常的に監視するとともに、必要あるとき べることとしています。 は適宜意見を述べることとしています。 監事会 その他、ALM委員会、オペレーショナルリスク委員会、コン 監事会は、 監事5名 (うち1名が常勤監事) で構成しています。 監事は、監事会として策定した監査方針・計画書に従い、理事 プライアンス委員会を設置することにより、 経営管理の強化・ 会の職務執行監査を基本に、金庫の内部統制が適切に機能し 充実を図っています。 ているかを監視・検証しています。監事および監事会をサポ ています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 と と も に 、そ し て 信 頼 の お け る 職 員 を 目 指 し ま す 。 お気軽にご相談ください。 2010 DISCLOSURE ートするため、監事会事務局を設置し、専従職員を1名配置し 16 内部統制について 内部統制システム確立の状況 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 17 当金庫は、2006年5月開催の理事会において、労働金庫法施行規則第19条に掲げる「業務の適正を確保するための体制」、いわゆ る内部統制システム確立の協議をしました。また、理事会の特別委員会である内部統制委員会において点検および確認を行うとと もに、2010年5月開催の理事会にて、2009年度の達成状況を以下のとおり確認いたしました。今後も、継続的に内部統制システム の整備を進め、その実効性確保に努めてまいります。 ◆内部統制システムの決議内容と内部統制委員会が点検・確認した事項 業務の適正を 確保するための体制 各体制についての決議内容 決議事項に対する点検・確認事項 1.理事の職務の執行が法 令及び定款に適合する ことを確保するための 体制 役職員のコンプライアンスの体制であり、 当金庫ではコンプライアンスマニュア ルを定め、少なくとも年1回見直しを 行っている。改定に際しては理事会の 承認事項としており、今後も見直しを 怠らないよう監視する。 1.理事の職務執行について、法令及び定款に違反なきこ とを理事会は確認しているか。 理事の職務の執行状況を事後的に確認 するため、稟議書・常務会議事録等は庫 内LAN(Notes)により、規程類は文書管 理システム(RUNASY)にて閲覧可能と している。 これら規程類については今後も必要な 整備・見直しを怠らないよう (理事会が) 監視する。 1.常勤理事の職務執行状況は、 理事会で報告されているか。 →(理事会で一般経過報告・個別報告はされているか) 2.重要な規程の新設・改廃について、理事会議案として提 案され、承認しているか。 3.稟議決裁内容は担当役員以外の全ての常勤役員にも回 覧され、 確認・追認 (常勤理事相互間監視が) されているか。 非常勤理事がいつでも確認できるよう保存しているか。 4.理事会が日常的な業務執行を負託している常務会の議 事録は発言内容等明記した上で記名・押印されているか。 当金庫はリスク管理に関する規程を整 備し、ALM委員会(下部組織に金利設定 部会・資金運用部会)、コンプライアン ス委員会、オペレーショナルリスク委 員会(下部組織に事務リスク管理部会・ 情報安全管理部会・新商品検討部会)に おいてカテゴリー毎に管理しているが、 これらの検討状況(議事録)は庫内LAN (Notes)で確認できる仕組みとなって いる。今後、これらについても、適時・適 切な報告を常勤部に求めるなどにより 監視する。 1.改訂金融検査マニュアルが規定する統合的リスク管理 方針に基づき、リスク管理方針・リスクリミットを理事 会で承認しているか。 2.統合リスク管理及び統合的リスク管理についてはALM 委員会が、オペレーショナルリスクについてはオペレー ショナルリスク委員会がそれぞれ適切に管理しているか。 3.各支店の内部統制監視について、平成19年度から配置 した内部統制担当役員は機能しているか。 4.平成21年10月の金融検査において指摘された事項及 びその対応策について報告を受けたか。 2.理事の職務の執行に 係る情報の保存及び 管理に関する体制 3.損失の危険の管理に 関する規程その他の 体制 4.理事の職務の執行が効 率的に行われることを 確保するための体制 役職員の職務執行を効率的に行うため、 当金庫は常勤理事職務権限規程をはじ め職務権限及び業務分掌に関する規程 類を設けている。規程類の改廃につい ては、 ( 理事会議案以外であっても)必 要に応じ説明を求めるなど、 (理事会は) 監視に努める。 1.常勤理事、執行役員及び各部長は金庫業務を効率的に 運営しているか。 2.所管部担当役員制は機能しているか。担当部門決定に 当たっては部門相互間の利益相反を十分考慮して配置 したか。 3.本部各部は金庫規程に基づき適正に各業務を所管して いるか。 5.職員の職務の執行が 法令及び定款に適合 することを確保する ための体制 当金庫ではコンプライアンスマニュア ルを定め、少なくとも年1回見直しを 行っている。改定に際しては理事会の 承認事項としており、今後も見直しを 怠らないよう監視する。 1.職員のコンプライアンス意識の向上・定着のためにど のような対応を図っているか。職員とはどの範囲か。 2.職員の職務執行について、法令及び定款に違反なきこ とを理事会は確認しているか。 3.内部監査部門を活用しているか。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の 疑 問 に し っ か り お 答 え い た し ま す 。お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。 各体制についての決議内容 決議事項に対する点検・確認事項 6.監事がその職務を補 助すべき職員を置く ことを求めた場合に おける当該職員に関 する事項 監事の職務を補助すべき職員として監 事会事務局担当を置いている。事務局 担当以外にも、監事からの求めに応じ て本部各部から必要な都度、人員を派 遣しており、 今後も同様の措置を講じる。 1.金庫は監事機能の強化のため、監事会事務局担当者を 配置しているか。 7.前号の職員の理事か らの独立性に関する 事項 前号の監事会事務局担当職員の独立性 を確保するため、当該職員の任命・異動 等人事権に係る事項の決定には常勤監 事に事前に同意を得ており、今後もこ の扱いを継続する。 1.監事会事務局担当職員の異動については事前に常勤監 事の同意を得て行うこととしているか。人事考課につ いても、理事若しくは部長が行うことなく常勤監事が 行っているか。 8.理事及び職員が監事 に報告するための体 制その他監事への報 告に対する体制 日常の業務執行を決定する常務会、そ の他重要な諸会議には必要に応じて常 勤監事が出席し、意見を述べる体制を 確保している。 1.常勤監事は常務会・ALM委員会等、金庫主要会議に出席 し、必要に応じ意見陳述できる体制を確保しているか。 2.稟議書、事故報告書・苦情トラブル報告書についても常 勤監事(を含め決裁者以外の役員) が確認しているか。 9.その他、監事の監査が 実効的に行われるこ とを確保するための 体制 監事の監査が実効的に行われるために は内部監査部門との連携が必要である。 監事会事務局は現在、必要に応じ監査 連絡会議を召集しており、今後も同会 議への参画も含め継続して積極的な協 力体制を維持する。 1.監査連絡会議若しくはそれに代わる連携体制を確保し ているか。 2.本部各部及び営業店は(監事)監査に必要な資料等を請 求によりいつでも提出できる体制を整えているか。 子会社は現在、 (株)東海労金サービス1 社である。子会社の取締役・監査役は当 金庫の役職員が担当し、適切に監視し ている。また、子会社の決算内容及び子 会社との連結決算はこれまで監事及び 理事会に対し報告してきたが、今後は これらのことを法定要件として位置づ ける。 1.(株)東海労金サービス取締役会には、金庫の役職員は 取締役・監査役として出席し、代表取締役等の執行を監 視し、監査役は取締役会を監視しているか。 2.同社の事業内容は必要に応じて取締役である金庫役員 から報告を受けているか。 3.金庫の内部監査部門である監査部は内部監査の一環と して同社の内部監査を行っているか。 4.連結決算対象会社である(株)東海労金サービスの決算 内容は、金庫理事会で直接、同社代表取締役から報告を 受ける他、連結決算内容についても報告を受け、業務の 適正性を確保する仕組みとしているか。 10.当該金庫及びその子 法人等における業務 の適正を確保するた めの体制 10年、そして未来へ。 ありがとうの さ ら に「 ろ う き ん 」が 発 展 し て い く た め に 、笑 顔 と 元 気 さ を 絶 や さ ず に 努 力 し 続 け ま す 。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 業務の適正を 確保するための体制 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 18 リスク管理態勢 リスク管理に関する基本的な考え方 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 当金庫が会員・利用者の皆さまからの信頼や期待に応えるためには、金庫の経営が健全であり続けなければなりません。経営 の健全性を維持するためには、金庫を取り巻くリスクを適切に管理・コントロールすることが必要です。しかし、金融の自由化、 グローバル化の進展に合わせ、 金庫が抱えるリスクはますます多様化、 複雑化しており、 適切なリスク管理を行うためには、 きち んとした態勢を整備するとともに、 リスク量の数値化等、 高度な対応が求められます。 こうした観点から当金庫では、 リスク管理 を経営の最重要課題の一つと位置付け、 リスク管理方針を定めるとともに、 ALM委員会、 オぺレーショナルリスク委員会、 コンプ ライアンス委員会、 およびそれら委員会の下部組織である各部会、 リスク統括部門を中心に金庫におけるリスクを組織横断的に 把握・管理する体制を構築しております。 リスク管理体制図 理事会 監事会 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 対策本部 (本部長:理事長) 外部監査 常務会 コンプライアンス 委員会 ALM委員会 資金 運用部会 オペレーショナルリスク委員会 金利 設定部会 新商品 検討部会 事務リスク 管理部会 情報安全 管理部会 オペレーショナル・リスク 種類 東 海 ろ う き ん 資 料 編 信用 リスク 主管 部署 関連 部署 市場 リスク 流動性 リスク リスク統括部 事務 管理部 資金部 総合 企画部 資金部 事務 リスク システム リスク 情報資産 リスク 事務 管理部 システム 統括部 事務 管理部 監査部 業務 監査課 事務 管理部 システム 統括部 人的 リスク 有形資産 リスク リーガル リスク 総務部 コンプラ イアンス 統括部 風評 リスク 監 査 部 総務部 人事部 本部 各部 各営業店・本部各部・子会社 (自部署検査) (2010年7月1日現在) 用語解 説 【ALM委員会】 【オペレーショナルリスク委員会】 ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)とは、リ スクの適正化と収益の極大化を目指して、保有する資産お よび負債を総合的に管理し、コントロールすることをいい ます。 当金庫では、保有する資産および負債を総合的に管理す ることを目的に、ALM委員会を毎月開催し、経営体力(自己 資本)に見合ったリスクコントロールを行うことで、収益の 安定的な確保に努めています。 2010 DISCLOSURE 19 オペレーショナル・リスクとは、金庫業務を行う上で必ず 発生する、多岐にわたるリスクを総称したものです。このリ スクは性質上、完全になくすことはできませんが、発生原因 を分析し、回避策や再発防止策等を講じることで発生する 頻度を減らすことは可能です。 当金庫では、オペレーショナル・リスクの状況を的確に把 握するために、定期的にオペレーショナルリスク委員会を 開催し、リスクの特定や評価等に基づいたリスク削減策の 検討を通じて、適正なリスクコントロールを行い、経営の安 定度向上に努めています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの ろ う き ん を 担 う 新 し い 風 と し て 、お 客 様 と と も に 、 信頼される"東海ろうきん"を築いていきたいと思います。 統合的リスク管理 統合的リスク管理とは、金庫が直面する各種リスクを個別の方法で質的または量的に評価した上で、金庫全体のリスクの程度を 判断し、金庫の経営体力(自己資本)と比較・対照することによって管理を行う手法です。 当金庫では、各種リスクをそれぞれの特性に応じた手法を用いて計測・把握し、全体のリスク量が自己資本の一定割合以内に収 まるように管理しています。具体的には、自己資本のうち基本的項目(Tier1)の一部を、 「信用リスク」、 「市場リスク」、および「オペ レーショナル・リスク」に割り当て(リスク資本)、毎月開催するALM委員会において、VaRなどの保守的な手法で計測したリスク量 の合計額がリスク資本額に対してどの程度の割合となっているかをモニタリングしています。リスク量が一定割合を超過、または 超過する可能性が高まったと判断した場合には、有価証券等資産の売却や住宅ローンの証券化等によるリスクヘッジを実施し、金 庫が抱えるリスク量がリスク資本の一定割合以内に収まるようリスクをコントロールしています。 リスク資本配賦の考え方 自己資本の範囲内で リスク資本を配賦 リスク量と 自己資本を 比較・検討し、 リスクを適正な 水準に コントロール 未配賦資本 自己資本と リスク資本の バランスを コントロール 自己資本 <Tier1> (経営体力) リスク資本 信用リスク 市場リスク オペレーショナル・リスクに 備える資本 ( ) 統合的リスク管理の 考え方 リスク資本の 範囲内で 金庫業務を運営し、 リスクテイク リスクの評価 計量化 ( ) 信用リスク 市場リスク オペレーショナル・リスク 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 用語解説 【 V a R( バリュー・アット・リスク)】 過去の市場データを統計的に分析し、将来の一定期間に おいて、一定の確率で発生しうる最大損失額を計測するリ スク管理手法です。当金庫では、一定の確率は1%(信頼水準 99%)、一定の期間は30日(有価証券)∼250日(預貸金等バ ンキング勘定)を使用しています。 【リスク資本】 リスクが顕在化した場合に備える自己資本です。当金庫 では、 自己資本の中の基本的項目にあたるTier1部分のうち、 最低限維持すべき自己資本分を除き、信用リスク、市場リス ク、オペレーショナル・リスクに割り当て、リスクとリター ンのコントロールを図っています。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 信用リスク管理 信用リスクとは、貸出先や保有している有価証券の発行元などの信用状態が悪化することにより、貸出金や有価証券の元本や利 息の回収が困難になり、金庫が損失を被るリスクです。 ●当金庫では、貸出や保証等の一般的な与信取引に係る信用リスク対策として、個別審査体制の強化など、金庫全体の信用リス ク管理態勢の強化に努めています。 ●個別貸出案件の審査体制については、営業推進部門の影響を受けない体制を整備した上で、迅速かつ適切な審査が実施される よう、営業店の審査スタッフの育成に努めています。また、営業店の決裁権限を超える案件については、本部の審査専門スタッ フが審査を行うなど、厳正に対応しています。 ●定期的に自己責任に基づく厳正な資産査定を実施するとともに、 査定結果に基づいた適切な償却額・引当額の算出を行うなど、 貸出資産等の健全性確保を図っています。 ●信用リスクの計量化については、高度化を徐々に進め、可能な限り保守的な手法でリスク量を計量化するとともに、信用リス クに割り当てられたリスク資本(=信用リスク・リミット)の額とを比較することによって、リスク量が適切な範囲内となって いるかをモニタリングしています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 皆 さ ま か ら の や さ し い お 言 葉 、時 に は 厳 し い ご 指 導 。 毎日の笑顔に支えられたことに感謝いたします。 2010 DISCLOSURE ●信用リスクの定量的な管理はリスク統括部門が行い、毎月開催するALM委員会に報告しています。 20 市場リスク管理 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 市場リスクとは、金利、有価証券等の価格、為替レート等の変動により、金庫が損失を被るリスクです。 ●市場リスクの定量的な管理はリスク統括部門が行い、毎月開催するALM委員会に報告しています。 ●市場リスクの計量化はVaRとよばれる手法で行っています。VaRで計算した預貸金や有価証券のリスク量と市場リスクに割 り当てられたリスク資本(=市場リスク・リミット)の額とを比較することによって、リスク量が適切な範囲内となっているか をモニタリングしています。 ●有価証券のVaRについては、日次で計測・管理しているほか、その正確性を検証するため、月次でバックテスティングを実施し ています。預貸金のリスクについては、月次で管理しています。 ●また、VaRでは捉えることができない場合を想定したシナリオに基づくストレステストを四半期ごとに実施し、損失の程度や その回避・対応策を予めシミュレーションしています。 用語解 説 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 【バックテスティング】 VaRの精度を検証するため、VaRと実際の時価の変化額を 比較することです。具体的には、保有期間1日のVaRと日々 の時価の変化額を比較することによって、VaRが本来の確 率でリスク量を算出できているかの検証をしています。 【ストレステスト】 通常では発生しえない大きな(金利や株価等の)変動が発 生したと仮定するシミュレーション分析です。VaRにより 平常時のリスク量を把握するとともに、VaRを補完するた めにストレステストを実施しています。 流動性リスク管理 流動性リスクとは、予期しない資金の流出などにより必要な資金が確保できなくなったり、市場の混乱などにより通常の価格で 取引ができなくなることにより、金庫が損失を被るリスクです。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 21 ●当金庫では、資金繰りに関する管理手続を定め、資金繰りが逼迫した際においても迅速に対応できるよう、預金量に対して換 金できる資産の額(時価があるものは時価ベース)を日次で把握し、モニタリングを行うなど、万が一の際に迅速な対応ができ るよう管理しています。 ●流動性リスクの管理は日次で資金繰り管理部門とリスク統括部門が行い、週次でその管理状況を各担当理事に報告するとと もに、毎月開催するALM委員会にも報告しています。 ●流動性リスクに備えて、国債など流動性の高い有価証券を保有することを心がけるとともに、不測の事態に備え、 「緊急時危機 管理マニュアル」などの諸規定を定め、 速やかに対処できる態勢としています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 か ら の「 あ り が と う 」よ り 先 に「 あ り が と う ご ざ い ま す 」が 私 の モ ッ ト ー で す 。 オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクは、 「内部プロセス・人・システムが不適切であること、若しくは機能しないこと、または外生的事象に 起因する損失に係わるリスク」 と定義されます。 当金庫では、 次の6つのリスクをオペレーショナル・リスクに分類し、 オペレーショ ナルリスク委員会、その下部組織である各部会、および各リスク所管部署が中心となって管理しています。 事務リスク 事務リスクとは、事務処理に伴うミスや、事故や不正な どにより、金庫が損失を被るリスクです。 リーガルリスク リーガルリスクとは、 法令違反行為や、 法律・会計制度・税制などの変更、 各種契約にかかわる不備などにより、金庫が損失を被るリスクです。 当金庫では、事務処理手順、事務処理権限、事務管理方 当金庫では、新規業務の開始時や各種契約の締結時には、担当部署に 法などの厳格化に努めるとともに、自店検査の実施、およ よるリーガルチェックを行うとともに、顧問弁護士、監査法人等の外部 び内部監査部署による監査の実施等によりリスクの極小 専門家と連携を強化し、迅速かつ的確な対応を図っています。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 化を図っています。また、事務事故や苦情・トラブル事例 を役職員へ開示することにより再発防止を図るとともに、 情報資産リスク 事務処理に関する研修等を充実させることにより、事務 管理レベルを高め、 事務リスク発生の防止を図っています。 情報資産リスクとは、個人情報等、金庫の保有する情報資産が外部に 漏洩すること等により、金庫が損失を被るリスクです。 当金庫では、システムセキュリティの強化を図るとともに、 「プライバ システムリスク システムリスクとは、オンラインシステム等のコン ピュータシステムの停止、誤作動など、システムの不備等 シーポリシー」はじめ、各種規程等を整備・遵守することによって、安全 管理措置を施し、情報漏洩の防止を図り、金庫情報資産の厳格な管理を 行っています。 により、金庫が損失を被るリスクです。 当金庫では、トラブル発生に備えて緊急時対応計画(コ 人的リスク ンティンジェンシープラン)を定めるとともに、セキュリ ティポリシーに基づき、情報資産の適切な利用と保護の ために安全対策を実施しています。 人的リスクとは、職員の人事処遇や勤務管理上の問題、ならびに職場 の安全衛生環境の問題に起因して、金庫が損失を被るリスクです。 当金庫のオンラインシステムを運用・管理している労 当金庫では、雇用形態等に応じて適切に人事管理や人事運営を行い、 働金庫総合事務センターでは、十分な地震対策を施すと 教育・研修や職場指導等を充実させることによって、人的リスクの回避・ ともに、仮に大規模災害等により機能が停止した場合で 削減を行っています。 あっても、金庫業務を継続できるようバックアップセン ターを構築するなど、万が一に備え、十分な安全対策を実 有形資産リスク 施しています。 また、重要なデータ・ファイルの破損、障害への対策と して、データファイルを二重化するとともに、バックアッ 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 有形資産リスクとは、地震・風水害などの自然災害や犯罪、または資産管 理の瑕疵等の結果、有形資産が毀損し、金庫が損失を被るリスクです。 プを取得し、重要システムに必要なソフトウェア、および 当金庫では、管理すべき動産・不動産の所在と現状を定期的に把握し、各 重要なデータの隔地保管を行うなど、データの安全確保 資産の脆弱性を踏まえた防災・防犯対策等を実施することにより、有形資 を図っています。 産リスクについての意識を高め、 毀損リスク顕在化の抑制に努めています。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 風評リスク管理 風評リスクとは、事故やトラブル、マスコミによる報道等がきっかけとなって、金庫に対するネガティブな情報や認識が広まるこ とにより、短期間で金庫経営に甚大なダメージを与えるリスク、あるいは、長期にわたり金庫経営にダメージを与えるリスクです。 当金庫では、風評リスクが懸念される際は、対策本部を設置して状況を把握し、迅速かつ適切な対応を行うことにより、金庫経営 に与えるダメージの極小化を図ることとしています。 緊急事態発生時の対応 当金庫では、 「危機管理要綱」のほか、 「コンティンジェンシープラン」および「業務継続計画」を定め、不測の緊急事態の発生に対 して、統一的な危機管理対応ができる態勢を整備しています。 しています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 「 ろ う き ん に 相 談 し て 良 か っ た 」。そ ん な 声 を か け て 頂 け る よ う な お客様から信頼される職員を目指します。 2010 DISCLOSURE 具体的には、新型インフルエンザ等の流行、地震等の自然災害、大規模システム障害等、緊急事態発生時における本部・営業店・職 員の行動基準と対応策を定め、お客様の安全確保を最優先し、また、人的・物的被害の軽減により、業務継続の確保に努めることと 22 コンプライアンス(法令等遵守)態勢 コンプライアンスの基本的な考え方 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 当金庫は、福祉金融機関として会員労働組合や勤労者の皆様の信頼にお応えするため、コンプライアンスを経営の最重要課題の 一つとして位置付け、コンプライアンス風土の醸成に向けた態勢強化に積極的に取り組んでいます。 金融機能を通して勤労者の生活の安定・発展に資するという、福祉金融機関としての公共的使命と社会的責任の重さを考慮し、 今後もコンプライアンスの徹底と態勢整備に努めていきます。 コンプライアンス・プログラムの策定 コンプライアンス・マニュアル 当金庫では、コンプライアンスを確保するための基本方針 を理事会で制定するとともに、役職員一人ひとりのコンプラ イアンスに対する意識の醸成、ならびに、コンプライアンス 態勢のさらなる強化・充実に向け、毎年度、その具体的な実践 計画として、 「 コンプライアンス・プログラム」を理事会にて 策定し、それに基づいて全役職員へのコンプライアンスの浸 透・徹底を図っています。 当金庫では、法令等遵守とコンプライアンス態勢の徹底の ため、 理事会承認手続を経て 「コンプライアンス・マニュアル」 を制定し、全役職員に配付しています。 「コンプライアンス・マニュアル」には、 「東海労働金庫倫理 憲章」 や 「倫理綱領」 「 、役職員の行動規範」 等を収めるとともに、 違反行為等を発見した場合の対処方法(コンプライアンスホ ットライン制度の利用方法)等を記載しています。 コンプライアンス体制図 理 事 会 監 事 コンプライアンス委員会(委員長=理事長) コンプライアンス統括責任者(理事長) 外部専門家 (弁護士・公認会計士) コンプライアンス統括補助責任者(常勤理事) コンプライアンス事務局(コンプライアンス統括部) コンプライアンス・ チーフ・コンプライアンス・オフィサー=コンプライアンス統括部長 オフィサー 内部監査 (監査部) 東 海 ろ う き ん 資 料 編 全営業店・本部各部 (コンプライアンス部門責任者=部店長) ●コンプライアンス委員会 コンプライアンス担当者=本部課長・営業店次長 ●コンプライアンス・オフィサー コンプライアンス委員会は、 理事長を委員長として、 全常勤 役員、 本部全部長、 および弁護士等の外部専門家により構成さ れています。委員会では、基本方針の立案、コンプライアンス 規程やコンプライアンス・マニュアルの改定、 コンプライアン ス・プログラムの策定およびその進捗状況の把握・評価等につ いて定期的に協議し、 施策の立案、 問題点の改善等を行います。 検討事項については、 定期的に理事会に報告しています。 コンプライアンス統括部職員をコンプライアンス・オフ ィサーとし、各部店に配置したコンプライアンス担当者と 互いに連携しながら、日常の営業活動の中で、法令違反等 が発生することのないよう、法令やルールの遵守状況の点 検を行っています。 また、各部店のコンプライアンス状況を確認するため、 コンプライアンス・ヒアリングを実施しています。 東海労働金庫は、 安心して取引できる金融機関としてお客様から揺るぎない信頼をいただくため、 公共的使命と社会的責任を常に自覚するとともに、コンプライアンスの確立を最重要課題の一つに 位置付け、 不断の努力により以下の事項に取り組みます。 コンプライアンス 基本方針 2010 DISCLOSURE 23 1.「健全・安心・貢献」を経営理念とする働く人の協同組織福祉金融機関として、人権、人格を尊重し、地域社 会との調和を図ります。 2.あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、正しい意思決定・行動に基づく健全かつ適切な業務運営の遂行 に努めます。 3.お客様とのコミュニケーションを十分に図り、お客様のニーズに適した商品・金融サービスを提供し、お 客様の満足と支持をいただけるよう努めます。 4.適時・適切な情報開示を行うことにより、経営の透明性を確保します。 5.市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨み、確固たる信念 をもってこれを排除します。 2008年7月1日 ※本方針は、 東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 10年、そして未来へ。 ありがとうの 出会ったお客様に少しでもプラスになる職員になりたいと思います。 顧客保護等管理態勢に関する基本的な考え方 顧客保護等管理とは、当金庫をご利用いただくお客様の保護ならびに利便性向上の観点から、 「お客様に対する適切かつ十分な 説明」、 「相談・苦情等への適切な処理」、 「顧客情報の適切な管理」、 「外部委託業務の的確性の確保」、 「お客様の利益が不当に害され ることがないことの確保」等を一層充実させていくことを指します。 顧客保護等管理態勢を構築することは、当金庫の業務の健全性および適切性の観点から極めて重要であり、役職員は「お客様の 視点」から業務を捉え、各種業務を検証し、改善していくことが求められています。当金庫では、 「お客様保護等管理方針」を定める とともに、この方針に基づいて顧客保護等に関する各種規程を制定しています。また、コンプライアンス研修等を実施するなかで、 顧客保護等の重要性を全職員へ周知・徹底し、お客様の保護ならびに利便性の向上に努めています。 東海労働金庫は、労働金庫法その他の法令等を厳正に遵守し、社会規範に則り、誠実・公正に事業 を運営し、お客様の資産・情報及びその他の利益の保護や利便性の向上の為に、お客様の視点から、 当金庫の業務の検証・改善を継続的に行い、お客様保護等管理に取り組みます。 お客様保護等 管理方針 1.お客様との取引に際しましては、法令等に従って、お客様への説明を要するすべての取引や商品につい て、お客様のご理解やご経験、資産の状況等に応じた適正な情報提供と商品説明を行います。 2.お客様からのご相談、ご意見・苦情等につきましては、公正・迅速・誠実に対応し、お客様のご理解と信頼 を得られるように適切かつ十分に取り扱います。 3.お客様に関する情報につきましては、法令等に従って、適正かつ公正な手段によって取得し、お客様の情報 の紛失・漏えい・不正アクセスなどを防止し、安全に管理するため、必要かつ適切な措置を実施いたします。 4.お客様との取引に関連して、金庫の業務を外部委託する際には、事務管理、お客様の情報管理、お客様へ の適切な対応が行われるよう外部委託先の管理を適切に行います。 5.お客様との取引、及び、お客様相互の取引に関連して、利益相反のおそれがある場合、お客様の利益が不 当に害されることのないよう利益相反の管理を適切に行います。 ◆本方針において、 「お客様」とは、 「当金庫の利用者及びこれから利用者になろうとする方、利用を終了し た方」を意味します。 ◆本方針において、お客様との「取引」とは、預金・貸出・為替取引、金融商品の販売・仲介・募集等のお客様と 当金庫との間で行われるすべての取引を指します。 2009年6月1日 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ※本方針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 個人情報保護に関する基本的な考え方 高度情報化社会を迎え、金融機関に対しては、お客様の情報のお取り扱いについて以前にも増して、一層厳格な管理が求められ ています。当金庫では、 「情報もお客様からお預かりする大切な財産である」という認識に立ち、個人情報保護法をはじめ、金融庁ガ イドライン等を遵守し、以下の「プライバシーポリシー」を策定しているほか、役職員に対して情報の安全管理に関する研修を実施 する等、個人情報保護に対する態勢の整備・徹底を図っています。 プライバシーポリシー 東海労働金庫は、高度情報通信社会における個人情報保護の重要性を認識し、以下の方針に基づき、お客様の個人情報の保護に努めます。 1.個人情報の取得について 当金庫は、 お客様とのお取引やサービスを提供するため、 適法かつ公正な手段によって、 お客様の個人情報をお預かりいたします。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2.個人情報の利用について (1)当金庫は、お客様の個人情報を、公表している利用目的あるいは取得の際にお示しした利用目的の範囲内で、 業務の遂行上必要な限り において利用します。 (2)当金庫は、お客様が所属する労働組合等(会員団体)との間で、お客様の個人情報を共用させていただいております。 (3)当金庫は、お客様の個人情報の取り扱いを外部に委託することがあります。委託する場合には、当該委託先について厳正な調査を行っ たうえ、お客様の個人情報が安全に管理されるよう適切な監督を行います。 (4)当金庫は、お預かりした個人情報を、法令により例外として認められた場合を除き、お客様の同意がない第三者への提供・開示はいた しません。 3.個人情報の管理について 当金庫では、お客様情報の紛失、破壊、改ざん、漏えいや、これに対する不正アクセス等を防止するため、 セキュリティ対策を講じて適正に 管理いたします。 4.個人情報の正確性について 当金庫では、お客様の個人情報を、公表している利用目的、あるいは取得の際にお示しした利用目的の範囲内で、正確かつ最新の内容に保 つよう努めます。 お客様が、ご自身の個人情報について、内容の開示・訂正・利用停止等を求められる場合は、 当金庫窓口までご連絡ください。 10年、そして未来へ。 ありがとうの こ れ ま で の 1 0 年 、皆 さ ま か ら の 励 ま し や お 褒 め の お 言 葉 で 成 長 さ せ て 頂 い た こ と に 感 謝 致 し ま す 。 2010 DISCLOSURE 5.個人情報の開示・訂正・利用停止等について 24 6.個人情報保護の維持・改善について 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 当金庫は、個人情報管理責任者をおき、お客様の個人情報が適正に取り扱われるよう、全役職員等への教育を徹底し、適正な取り扱いが行 われるよう点検すると同時に、個人情報保護の取り組みを見直し改善いたします。 7.個人情報等の法令等の遵守について 当金庫は、個人情報保護法などの法令等を遵守して、お客様の個人情報を取り扱いいたします。 8.苦情処理への取り組みについて 当金庫は、 取り扱う個人情報について、 お客様ご本人からの苦情に対して、 迅速かつ適切に取り組み、 そのための体制整備を行います。 2009年7月1日 ※本方針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 利益相反管理方針 当金庫は、労働組合等の働く仲間が、お互いを助け合うために資金を出し合って作った協同組織の金融機関です。すべてのお客 様は平等に利益・サービスを享受できるものであり、お客様の不利益のもと、当金庫が利益を受けることがあってはなりません。当 金庫は、2009年6月1日に利益相反管理方針を制定・公表するとともに、規程、および管理態勢を整備しました。今後、高い自己規律 に基づき、利益相反管理に努めてまいります。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 利益相反管理方針 1.基本方針 東海労働金庫は、法令、規程等(以下、 「法令等」といいます。)を遵守し、誠実で公正な事業遂行を通じて、当金庫の商品・サービスの最 良な提供を実現することをもって、お客様の金融に関する正当な利益の確保に取り組みます。 当金庫は、将来にわたってお客様から信頼され必要とされる金融機関であり続けるため、お客様の保護に継続的に取り組むものと し、以下のとおり、そのための方針を公表いたします。 2.利益相反の管理 利益相反とは、 当金庫とお客様の間、 および当金庫のお客様相互間において利益が相反する状況をいいます。 利益相反のおそれがある場 合、 法令等およびこの基本方針に則り、 お客様の利益が不当に害されることのないよう適切な利益相反管理措置を講じるものとします。 3.利益相反管理の対象取引と特定方法 当金庫は、利益相反管理の対象となる利益相反のおそれのある取引(以下、 「対象取引」といいます。)として、以下のq、wに該当する ものを管理いたします。 qお客様の不利益のもとに、当金庫が利益を得、または損失を回避している状況が存在すること w qの状況がお客様との間の契約上または信義則上の地位に基づく義務に反すること また、お客様との取引が対象取引に該当するか否かにつき、お客様から頂いた情報に基づき、営業部門から独立した利益相反管理統 括者により、適切な特定を行います。 4.利益相反取引の類型 対象取引は、個別具体的な事情に応じて対象取引に該当するか否かが決まるものですが、例えば、以下のような取引については、対 象取引に該当する可能性があります。 (1)お客様の不利益のもとに、当金庫が利益を得たり、または損失を回避する可能性がある状況の取引(例:優越的地位の濫用、抱き 合わせ販売により、当金庫の利益を図るために、お客様に不当に不利益を与える状況の取引) (2)お客様に対する利益よりも優先して他のお客様の利益を重視する動機を有する状況の取引(例:会員等の財務に関する情報の提 供・相談並びに助言・指導において、お客様の利益より優先して、他のお客様の利益を図る状況の取引) (3)お客様から入手した情報を不当に利用して当金庫または他のお客様の利益を図る取引(例:お客様の秘密情報を流用して、他の お客様の利益を図る取引) (4) その他お客様の利益が不当に害されるおそれのある取引 5.利益相反管理体制 適正な利益相反管理の遂行のため、当金庫に利益相反管理統括部署を設置し、利益相反管理に係る当金庫全体の情報を集約すると ともに、対象取引の特定および管理を一元的に行い、その記録を保存します。 対象取引の管理方法として、 以下に掲げる方法その他の措置を適宜選択し組み合わせて講じることにより、 利益相反管理を行います。 また、これらの管理を適切に行うため、研修・教育を実施し、金庫内において周知・徹底するとともに、内部監査部門において監査を 行い、その適切性および有効性について定期的に検証いたします。 (1) 対象取引を行う部門とお客様との取引を行う部門を分離する方法 (2)対象取引またはお客様との取引の条件または方法を変更する方法 (3) 対象取引またはお客様との取引を中止する方法 (4) 対象取引に伴い、お客様の利益が不当に害されるおそれがあることについて、お客様に適切に開示し、お客様の同意を得る方法 6.利益相反管理の対象範囲 利益相反管理の対象となる組織は、当金庫のみです。 2010 DISCLOSURE 25 ※本方針は、 東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 10年、そして未来へ。 ありがとうの 笑 顔 で お 客 様 を お 迎 え い た し ま す 。ご 来 店 お 待 ち し て い ま す 。 2009年6月1日 金融商品の勧誘方針 お客様の資産運用ニーズの多様化、金融技術等の進展等を背景に、これまでにない金融商品が次々と販売されています。このよ うな金融環境の変化や、金融商品を取り扱う金融機関とそれを購入されるお客様との情報格差の問題を受け、当金庫では、お客様 の自己責任においてお取り引きいただくことを前提に、お客様に安心して金融商品を購入いただけるよう、金融商品の勧誘・販売 に関する規程・マニュアル等の整備を行うとともに、 「金融商品の勧誘方針」に基づいた勧誘を実践しています。 私たち東海ろうきんは、 次の事項を遵守し、 お客様に金融商品の適切な勧誘を行います。 1.お客様の知識、経験、財産等の状況および金融商品の販売に係る契約を締結する目的などに応じて、 お客様 のご要望に沿った提案に努めます。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 2.金融商品の内容やリスク等の情報を提供するとともに、適切かつ十分な説明を行います。 金融商品の 勧誘方針 3.誠実・公正な勧誘に努め、不確実なことを断定的に申し上げたり、事実と異なる情報を提供する等、お客様 の誤解を招くような勧誘を行いません。 4.良識を持った節度ある言動により、お客様からの信頼確保に努め、ご迷惑となる方法・時間帯、場所等での 勧誘は行いません。 5.お客様に適切な勧誘が行えるよう、関係法令等を確実に遵守するとともに、質の高いサービスを提供でき るよう、知識の向上に努めます。 6.勧誘・販売等に関するお客様からのご照会・お問い合わせ等につきましては、適正に対応いたします。 2008年5月 ※本方針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 保険募集指針 当金庫では、2005年10月3日より株式会社損害保険ジャパンの代理店として、ろうきん住宅ローン総合保険(以下「保険」と記載 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 します。)の損害保険募集業務を行っています。保険募集に際しては、各種法令、内部規程等を厳格に遵守し、お客様のご意向と実情 に応じた適正な募集に努めています。また、お客様への商品説明等においては、販売・勧誘形態に応じてお客様本位の方法で行う等 の創意工夫を図っています。 ◆保険募集に際して、各種法令等を遵守し、適正な販売等に努めます。 保険募集指針 (抜粋) ◆商品に関するお客様の知識・経験、購入目的、資力状況等を総合的に勘案し、お客様の意向と実情に応じた 保険募集に努めます。 ◆お客様への商品説明等については、販売・勧誘形態に応じて、お客様本位の方法等の創意工夫に努めます。 ◆お客様のご意見等の収集に努め、また、ご契約締結後もお客様の満足度を高めるよう努めます。 2007年12月 ※本指針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 共済募集指針 東 海 ろ う き ん 資 料 編 当金庫では、2009年1月5日より全国労働者共済生活協同組合連合会(以下、 「全労済」といいます。)の代理店として、 「労金住宅ロ ーン専用火災共済」 (以下「共済」と記載します。)の代理募集業務を行っています。これに伴い、共済募集に際しては、各種法令、内部 規程等を厳格に遵守し、お客様のご意向と実情に応じた適正な募集に努めてまいります。また、お客様のご意見等の収集を行い、ご 契約締結後もお客様により満足をしていただけるよう取り組みます。 ◆共済募集に際して、各種法令等を遵守し、適正な募集等に努めます。 共済募集指針 (抜粋) ◆共済契約の引受けについて、全労済の募集代理店として、全労済の会員である都道府県労済の組合員の皆 さまの共済契約締結の媒介を行います。 ◆商品に関するお客様の知識・経験、購入目的、資力状況等を総合的に勘案し、お客様の意向と実情に応じた 共済募集に努めます。 ◆お客様への商品説明等については、募集・勧誘形態に応じて、お客様本位の方法等の創意工夫に努めます。 ◆お客様のご意見等の収集に努め、また、ご契約締結後もお客様の満足度を高めるよう努めます。 ※本指針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 10年、そして未来へ。 ありがとうの こ れ か ら も 、働 く 人 た ち の よ り 身 近 な 金 融 機 関 を 目 指 し ま す 。 2010 DISCLOSURE 2009年1月 26 セキュリティー向上への取り組みと対応 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み (1)盗難・偽造キャッシュカードによる不正引出し被害防止への取り組み 当金庫では、盗難・偽造キャッシュカードによる不正引出し等の被害を防止するため、ATMによる暗証番号変更のお取り扱 い、ATM1日あたりのお引き出し限度額をお客様のご希望により変更できるシステムの導入、ICキャッシュカード(磁気ストラ イプ併用)の導入、ATM異常取引検知システムの導入等、様々な対策を行っております。今後も、生体認証システムの導入等を 検討しており、お客様に安心してご利用いただけるよう、さらなる不正引出し被害防止への取り組みを推進してまいります。 (2)盗難通帳、インターネット・バンキングによる預金等の不正な払戻しへの対応について 当金庫は、個人のお客様の盗難通帳やインターネット・バンキングによる預金等の不正な払戻しに対して、次のとおり対応 しております。 q盗難通帳による預金等の不正払戻しへの対応について 個人のお客様がご自身の責任によらず盗難通帳による預金等の不正払戻しの被害に遭われた場合は、当金庫に過失がな い場合でも、被害の補償を行います。 ※なお、被害の補償対象外となる場合および補償額の一部減額となる場合等、補償の詳細は、別途ホームページに掲載しています。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 wインターネット・バンキングによる預金等の不正払戻しへの対応について 個人のお客様がご自身の責任によらずインターネット・バンキングによる預金等の不正払戻しの被害に遭われた場合は、 当金庫に過失がない場合でも、被害の補償を行います。 ※なお、被害の補償対象外となる場合および補償額の一部減額となる場合につきましては、個別の事案ごとにお客様のお話を伺ったうえ で対応します。 (3)振り込め詐欺対策と対応 当金庫では、振り込め詐欺対策として、注意を促すポスターやステッカーをATMコーナーに掲示するとともに、職員による 注意の呼びかけ等を行っています。さらに、振り込め詐欺対策の強化を図るため、ATMコーナー内でお客様が携帯電話で通話 をしながらATMを使用されると、音声や光で注意の呼びかけを行う「携帯電話感受装置」を全店舗に設置しております。今年度 は、店舗外ATMにも設置を拡げて参ります。 なお、当金庫では、被害者救済を趣旨とする振り込め詐欺救済法(正式名称「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復 分配金の支払等に関する法律」)の施行にあたり、振り込め詐欺等の犯罪被害金を当金庫の口座に振り込まれた方からのご照 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 27 会をお受けしています。詳しくは、東海ろうきんインフォメーションセンターにお問い合わせください。 振り込め詐欺救済法に関するお問い合わせ窓口 東海ろうきん インフォメーションセンター 7 0120−226−616 (フリーダイヤル) 10年、そして未来へ。 ありがとうの おかげさまで東海ろうきんも10周年! これからもお客様のお役に立てるよう頑張ります。 人材育成のための環境作り 人材育成システム お客様の信頼に誠実にお応えし、勤労者福祉や地域福祉、および、東海ろうきんの発展に貢献できる『福祉金融サービスの プロ人材』を育成するために、当金庫では職員の体系的な能力開発の支援体制「人材育成システム」を構築しました。人材育 成システムの運用を通じ、各種研修をはじめ、OJT、自己啓発が計画的かつ継続的に実施されることにより、職員一人ひとり が自らの存在意義を見出し、ひいては活気あふれる職場風土が醸成できると考えています。 人材育成 システム 期待される 職員像 反映 ◆正直・誠実な人材 ◆既存にとらわれずチャレンジする人材 ◆情報に敏感な人材 ◆能力を磨く人材 ◆目標を完遂する人材 ◆自律的な人材 ◆顧客の視点に立つ人材 ◆コミュニケーションとチームワークを 重んじる人材 人材育成体系 1 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 研修 本部集合研修 2 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 職場内研修 富士センター研修 外部派遣研修 自己啓発支援 通信講座 休日自主講習会 検定・試験 図書斡旋 eーラーニング 東 海 ろ う き ん 資 料 編 働きやすい職場環境の構築 上記、研修体制を構築しているほか、当金庫では、全ての職員が健康で、その能力を十分に発揮できる、働きやすい職場環境を構 築するため、様々な制度を導入しています。働きやすい職場環境を提供し、その中で職員が成長することで、東海ろうきん自身も成 長できると考えています。 ●職員健康管理の取組 職員の健康管理体制の強化を図るため、 専門知識を有する産業看護職員を配置し、 健康診断結果に基づく保健指導や健康相談、 メンタルヘルス対策など、いつでも相談できる環境を整備し、心身両面からのサポートによる健康の維持・増進を支援していま す。 ●福利厚生制度の充実 育児休業後の職場復帰を円滑にするため、専用ホームページにて業務等に関する各種情報の提供をしています。また、職員の 休暇 (3日間) 、 有給休暇の半日単位、 時間単位での取得、 失効有給休暇の積立など、 仕事と家庭の両立に配慮した制度を充実させ、 労使一体となってより良い風土の醸成にも努めています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の 喜 び を 糧 に し て 、こ れ か ら も お 客 様 に 最 適 な ご 提 案 を さ せ て い た だ き ま す 。 2010 DISCLOSURE 健康増進と活力ある職場作りを図ることを目的とした「リフレッシュ休暇制度」、産前・産後休暇期間有給、配偶者出産時の特別 28 生活応援運動の取り組み 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 「働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関」であるろうきんは、以前より「お金」に係 わる諸問題を解決するべく、適切な情報を提供しているほか、各種相談に応ずる等「生活応援運動」に 取り組み、働く人をサポートしています。 ろうきんの生活応援運動 多重債務対策 離職者・ 収入減少者支援 法律相談 計画的貯蓄 金融犯罪対策 災害復旧支援 税務相談 ライフプラン 年金相談・企業年金 投資教育 資産形成 金融商品・サービスに対する消費者教育・ 学生教育 生活応援運動の柱 1 2 3 生活改善 東 海 ろ う き ん 資 料 編 多重債務やマネートラブルを抱えている方の生活を弁護士や司法書士と連携しながら、最適な解決方法を 探し、生活改善を図ります。 多重債務やマネートラブルに陥らないために「お金の問題・気づきキャンペーン」を促進し、働く人の生活防 生活防衛 衛を図ります。 「お金の問題・気づきキャンペーン」とは職場や学校等で、研修・学習会を開催したり、ろうきん職員を講師と して派遣する等、啓蒙活動を通じて情報提供する活動のことをいいます。 生活設計 ライフプランニングの必要性をお伝えしながら、収入とライフステージにあわせた計画的な支出、資産形成 等について、セミナーや個別相談を行い、働く人の健全な生活設計のサポートを図ります。 ■マネートラブルセミナー開催状況 参加人数 (人) 20,000 ◆ 15,000 参加人数 ◆ 開催回数 (回) 396 353 ◆ 17,218 ◆ 400 371 14,996 300 11,273 10,000 2010 DISCLOSURE 29 (人) 15,000 12,500 10,000 負債額 ◆ 開催回数 (回) (百万円) 15,115 ◆ 485 ■多重債務等相談状況 439 381 ◆ ◆ 10,838 11,150 500 100 2007年度末 2008年度末 2009年度末 0 300 200 5,000 100 (件) 1,500 2,481 400 7,500 0 ◆ 相談件数 3,015 3,000 2,000 919 ◆ 200 5,000 0 ■ライフプラン等セミナー開催状況 770 ◆ 872 1,000 2007年度末 2008年度末 2009年度末 0 1,000 ◆ 500 634 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 に 支 え ら れ 1 0 年 の 節 目 を 迎 え る こ と が で き ま し た 。感 謝 の 気 持 ち で い っ ぱ い で す 。 0 2009年度から2010年度にかけて、大きな法律の制定・改正の施行がありました。 「中小企業者等に 対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」の制定と「貸金業法」の改正です。これらの 法律に対して、私たちろうきんは法律の趣旨を受け止め、これまで以上に働く人をサポートする運動 を進めていきます。 法律の制定・改正とろうきんの取り組み 1.金融円滑化法(中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律) 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 〈ろうきんの取り組み〉 ろうきんは、勤労者のための金融機関として、勤労者福祉の向上のために金融の円滑化に努めてきました。2008年に勤労者を取 り巻く労働環境が急激に悪化したことに対しては、従来から取り組んでいる「生活応援運動」を拡充し、勤労者のための金融円滑化 を促進してきました。特に、勤労者の収入が減少して返済が難しくなる事態に対応し、住宅ローンをご利用のお客様からの返済計 画見直しの相談等の取り組みについては積極的に実施しています。 このたびの「金融円滑化法」の内容は、ろうきんが率先して取り組んできたことですが、法施行を契機に取り組み態勢の再整備を 行いました。 これからも、以下の基本方針に則り、勤労者のための福祉金融機関である〈ろうきん〉としての役割を発揮し、一層の金融円滑化 に向け、迅速、的確、丁寧な対応に努めます。 〈金融円滑化基本方針〉 1.ご利用者から相談を受けた場合には、真摯に対応し、当該相談にかかる申込みを妨げません。また、ご利用者から貸付条件の変更 等の申込みがあった場合には、ご利用者の意思に反して当該申込みを取り下げさせることはしません。相談時点で延滞が発生し 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ている場合についても、その理由を丁寧に聞き取り、適切に対応します。 2.ご相談時には、ご利用者のこれまでの取引関係や知識、経験および財産の状況に応じて適切に説明を行い、特に貸付条件の変更 等を行った場合のメリット・デメリットを丁寧に説明します。相談の結果、ご利用者が貸付条件の変更等を申込まれる際には、手 続き・契約に必要な書類、条件を付す場合にはその内容等を説明します。 3.お申込み時には、審査は一定の時間を要すること、審査結果によってはご希望に添えないこともあることを説明し、審査結果の 連絡目途をお知らせします。謝絶の場合には、 ご利用者にその理由を可能な限り具体的にかつ丁寧に説明します。 4.貸付条件の変更を行ったご利用者について、貸付条件の変更等の履歴があることのみをもって、新規融資や貸付条件の変更等の 相談や申込みを謝絶することはしません。 5.貸付条件の変更等について、他の金融機関、住宅金融支援機構、信用保証機関等が関係している場合には、独占禁止法や個人情報 保護法に配慮しつつ、当該機関と緊密な連携を図って対応します。 6.方針、 規程、 マニュアルの研修等を通じた周知徹底と本部による指導により審査能力向上を図り、適切な審査を行います。 7.返済用相談デスクに貸付条件の変更等にかかる苦情相談を受付ける専用電話を設置し、担当責任者および担当者が苦情相談に 適切に対応します。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 【貸付条件変更にかかる苦情相談窓口】 返済用相談デスク 70120-690-688 受付時間:9時∼17時(ただし、当金庫の休業日を除く) 住宅資金借入者で貸付の条件の変更等の申込みを受けた件数・金額 期間 件数 金額 2009年 12月4日∼12月末 20件 277百万円 2010年1月∼3月末 88件 1,207百万円 ※ 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 に 支 え ら れ 1 0 歳 に な り ま し た 。こ ん な に 大 き く 育 て て い た だ き 、あ り が と う ご ざ い ま す 。 2010 DISCLOSURE ※金融円滑化法が2009年12月4日に施行されたため、取り扱い開始が2009年12月4日からとなりました。 30 2.改正貸金業法 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 貸金業者からの借り入れについて定められた法律で、深刻化する多重債務問題の解決と安心して借り入れができる環境を 構築することを目的として、2010年6月18日に完全施行されました。大きく変更されたのは、1総量規制の導入、2みなし 弁済制度(グレーゾーン金利)の廃止です。 1は、総借入残高が年収の3分の1を超える借り入れなど、返済能力を超えた借り入れはできなくなりました。 2は、出資法の上限金利(年29.2%)を、利息制限法の上限金利(年20%)まで引き下げ、いわゆるグレーゾーン金利を撤廃し ました。 *貸金業者とは、貸金業法に基づいて貸金業を行っている業者を指し、具体的には消費者金融やクレジットカード会社等が 該当します。ろうきんは貸金業法上の貸金業者には該当しません。 上 限 金 利 の 引き下げ(グレーゾーン金利の撤廃) 出資法の上限金利 (年29.2%) を引き下げ、 利息制限法の水準 (借入金額に応じて年15%∼20%) を上限金利とすることで、 利用者の 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 金利負担を軽減する。 改正前 改正後 29.2% 対刑 象事 罰 出資法上限金利 グレーゾーン金利 (任意性、書面性を満たす場合に有効) 20% 18% 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 31 10万円 ろうきんの 取り組み 超 過 分 は 無 効 刑 事 罰 対 象 出資法上限金利 20% 18% 行政処分対象 利限法上限金利 利限法上限金利 15% 15% 100万円 10万円 超 過 分 は 無 効 100万円 総量規制が実施されると、複数の消費者金融から借り入れのある顧客への貸出が制限され、ヤミ金業者等 の利用拡大、ひいては多重債務者の増加が懸念されます。 ろうきんは消費者教育のセミナーを通しての啓蒙活動やローンの借り換えの取り組みを行っていきます。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 働 く 人 た ち の 生 活 を 守 り 、安 心 し て お 付 き 合 い い た だ け る 職 員 に な れ る よ う に 頑 張 り ま す 。 2010年度の取り組みの柱 い ま こ そ 、ろ う き ん ∼家計の応援運動∼ 新たな多重債務者を 作らない 1.高金利からの借り換え 「高金利からの借り換え、ろうきん利用促進運動」を生活応援運動の観点から展開します。 2.返済計画見直しの取り組み 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 「勤労者生活支援特別融資制度」等を積極的に活用し、 返済困難者を支援します。 【勤労者生活支援特別融資制度】 利用できる方 労働金庫でローンを 利用されている方 または 住宅金融支援機構ローン等 他の金融機関で住宅ローンを 利用されている方 勤労者 生活支援における 継続取り組み課題 勤務先企業の業績悪化や自然災害に より収入減少した場合 + または 勤務先企業の倒産(リストラを含む)や 自然災害によって離職したことに 伴い収入がなくなった場合 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 方法 返済条件の見直し、借り換え・生活資金の貸出 対象商品 無担保ローン・目的別カードローン (マイプラン・ロッキー21を除く) ・有担保ローン 「借り換え・生活資金融資」 住宅ローンの借り換え 3,000万円まで 小口生活資金 100万円まで (但し、自己再開発費用含む教育・住宅目的は300万円まで) 3.就職安定資金融資制度の取り組み 2008年12月より金融経済状況の悪化に伴う雇用調整等で住居を失った派遣労働者に対し、就職を 支援するために「就職安定資金融資制度」による支援取り組みと派遣労働者の雇い止めに対応した 積極的支援の取り組みを継続的に行っています。また、2009年8月から取り扱いを開始した「訓練・ 東 海 ろ う き ん 資 料 編 生活支援融資制度」による支援取り組みも併せて行っています。 就職安定資金 住居喪失離職者・住居喪失不安定就労者・長期失業者・訓練生活支援金給付者 ※就職安定資金融資制度は、2010年9月末をもちまして新規の受付を終了いたします。 4.生涯生活設計(トータルライフプラン)を支援する取り組み 計画的支出に向けた生活設計支援 トータルライフプランニングと若年からの計画的支出と計画的貯蓄の重要性を訴求したライフプ 生涯生活設計を 応援する ランセミナー等を開催します。 安心して老後を過ごすための資産形成支援 現状と対応の必要性」をテーマとした周知を行い、老後の生活設計支援に取り組んでいきます。 2012年3月末に廃止となる適格退職年金に係わる会員提案重点課題に取り組んでいきます。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の 笑 顔 に 感 謝 し 、福 祉 金 融 機 関 と し て も っ と も っ と 愛 さ れ る ろ う き ん に な る よ う 頑 張 り ま す 。 2010 DISCLOSURE 中堅層から退職層を対象に老後生活資金の形成について特に 「年金問題に見る退職後収入の確保の 32 環境保護の取り組み 東海ろうきんは、北は日本アルプスを始めとする荘厳な山々、南は雄大な太平洋と、豊かな自然環 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 境に恵まれた東海三県に基盤を置いております。人類の生命や財産を脅かす地球環境悪化を防止す ることが世界的な課題とされるなか、環境に配慮し、自然環境と共存しながら社会とともに発展する ことを目的に、役職員一丸となって環境保護の取り組みを展開しています。 ISO14001の認証取得 当金庫では、本店ビルを対象に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を 2002年2月に取得し、これを維持しています。また、ISO14001に基づいて東海ろうきんの環境方針を 定め、役職員の環境保全に対する意識高揚に役立てています。 また、 本店ビル別館増築に伴い、2010年度はISOの認証範囲をさらに広げたいと考えています。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 1. 環境に関する法規制・条例等を遵守します。 2. 目的・目標を設定し、その達成を目指すと共に、必要な見直しを行い、 環境マネジメントシステムの継続的な改善および汚染の予防に努めます。 q 環境にやさしい金融サービスの提供等を通じた社会貢献 環境方針 w 省エネルギー e 紙資源の削減 r 紙ゴミ、 一般廃棄物分別・リサイクルの促進 3. この環境方針は、職員等への環境教育の徹底を通じ周知します。 4. この環境方針は、当金庫のホームページなどで内外に公表します。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ※本方針は、東海ろうきんホームページに掲示しています。 (http://tokai.rokin.or.jp) 改正省エネ法の対応 2010年4月施行の改正省エネ法への対応として、 東海労働金庫全体で消費電力量を前年度比1%以上の削減を行うことを決定しまし た。 これまでも省エネに努めてきましたが、 今後は照明器具のLED化等、 新たな省エネ対策を取り入れ、 エコ活動を行っていきます。 各種委員会の設置 環境経営者(専務理事)および環境管理責任者(総務部長)を中心に、環境管理委員 (役員や各部の部長等)をメンバーとした環境管理委員会や、各部署において環境活 動の中心的役割を担うエコ推進委員がメンバーとして参加するエコ推進委員会を 設置し、それぞれ年3回∼4回会議を開催しています。 各委員会では、環境保護に繋がる様々な施策や目標の進捗管理について議論を交 わしています。 環境管理 委員会 職員研修の実施 2010 DISCLOSURE 33 本店ビルに勤務する職員はもちろん、派遣職員や本店ビルで働く他社の方々を含む全員を対象に、毎年、環境教育訓練を実施し、 環境保護に対する意識や知識の向上を図っています。 10年、そして未来へ。 ありがとうの い つ で も お 客 様 の 立 場 に 立 っ た 商 品 の 提 案 、分 か り や す い 説 明 を 心 が け ま す 。 環境負荷削減に向けた取り組み 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み ISO14001の認証を取得している本店ビルでは、同マネジ メントシステムに基づいて、紙・ゴミ・電気の使用量削減に数 値目標を掲げ、環境負荷削減に向けた取り組みを実施してい ます。 不必要な 照明の 消灯 ■過去3年度の目標と実績 目標 実績 〈紙の使用量〉 (単位:枚) 〈ゴミの廃棄量〉 (単位:kg) 2,308,000 2,734,500 2,500,000 2,074,000 2,215,900 2,215,900 2,308,000 12,173 12,129 12,000 2,000,000 10,000 1,500,000 8,000 1,000,000 6,000 0 2007年度末 ゴミの 分別廃棄 2008年度末 2009年度末 0 〈電力の使用量〉 (単位:kw) 10,916 6,830 2,000,000 1,500,000 6,830 6,868 1,515,365 1,489,383 1,489,383 1,492,132 1,492,132 1,513,655 1,000,000 500,000 2007年度末 2008年度末 2009年度末 0 2007年度末 2008年度末 2009年度末 ※2008年度よりシュレッダーごみの資源化に より大幅な削減となりました。 ※2009年度の紙使用量の増加については、 「勤労者生活支援融資」 等、 業務拡大の為、増加となりました。 その他の特徴的な取り組み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 上記の取り組み以外にも当金庫では、地球温暖化防止に向けた活動を企業の社会的責任 (CSR) の一環と位置付け、 以下の項目についても実施しています。 ●冷暖房の適正温度設定やクールビズの実践、リサイクル・リユースの徹底等、省エネ・ 省資源に努め、環境負荷低減とコスト抑制を図っています。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ●事務用品や機器の購入に際しては、その必要性を十分に考慮し、環境保護に配慮した製 品(グリーン商品)を優先的に購入しています。 クールビズ ポスター ●環境負荷の低いハイブリッドカーを営業車と して順次導入しています(2010年6月末現在 21台導入)。 ●津支店や名古屋北支店等、比較的新しい店舗 は植栽・ソーラーパネル・緑化駐車場を設置し、 環境保護に配慮した造りとなっています。 今後 の店舗建設についても、引き続き環境保護に ハイブリッド カー 配慮していきます。 名古屋北支店 緑化駐車場 金融エコ商品 エコハウスローン、 環境保全定期、 エコファンド 環境に優しい金融商品を提供することは、 環境問題に関して金融機関が果たすべき大きな役割だと考えています。 ろうきんでは、環境負担の少ない機器等を設置した住宅の建築・購入資金を対象にした「エコハウスローン」に、当金庫の一般の 住宅ローンよりも有利な金利を適用しています。 また、東海ろうきん誕生10周年を記念して「環境保全定期」を発売しました。これは皆様からお預かりした預金総額を基に、国際 す。投資信託の取扱商品には、エコファンド(環境対応に積極的な企業に投資するファンド)もご用意しています。これらの金融エ コ商品の販売を通じて、環境負荷の低減に努めます。 10年、そして未来へ。 ありがとうの こ の 1 0 年 間 、多 く の お 客 様 と の 出 会 い が あ り 、ふ れ あ い の 大 切 さ を 実 感 す る こ と が で き ま し た 。 2010 DISCLOSURE 機関や地域政府等が進めている西ティモールでの植樹プロジェクトを支援している団体へ東海ろうきんが資金を拠出するもので 34 NPO支援活動の取り組み 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 環境保全、 医療・福祉の増進、 子供の健全育成など様々な分野で、 たくさんのNPOが活動しています。 行政や企業では解決できない様々な社会的課題に対し、積極的に働きかけることができるNPOへの 期待はとても大きく、その重要性はますます高まっています。 東海ろうきんでは、東海三県下で活動するNPOとのパートナーシップを築き、社会の様々な課題を ともに解決していくことをろうきんの使命と考えており、そのひとつとして、NPOを支援する各種取 り組みを展開しています。 NPO寄付システム お客様の指定する金額を、定期的にお客様の普通預金口座から引き落とし、ご指定のNPO団体に寄付を取り次ぐシステムです。 1回の寄付額は100円以上で、寄付先は情報の公開性、事業の社会性、継続性、財務の安定性などを勘案し、一定の評価を得ている NPO団体をろうきんが選考しており、その中からお選びいただけます。 2010年3月末現在、 2,208件、 年間寄付総額319万円のご契約をいただいており、NPOの円滑な事業運営に役立てられています。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 5つのメリット sss 1 4 寄付先は自分で選べます。 「支援NPO団体等リスト」 (※)の 中から、寄付したい団体をお選びい ただきます。 2 振替手数料は 不要です。 寄付金は、ろうきんの普通預金口座 から自動振替ですので、大変便利です。 寄付金の行方が透明です。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 3 普通預金からの 自動振替です。 口座振替の手数料は必要 ありません。 5 少額から気軽に参加できます。 お申し込みいただいた寄付先のNPO団体等から年1 回以上ニュースレター等の活動報告が届きます。 お客様 の寄付金がどのように活かされたかが分かります。 寄付額は100円から(100円単位)。コースは「毎月の み」 ・ 「毎月と一時金」 ・ 「一時金のみ」の3タイプ。 お客様のご希望に従い、定期的に寄付されます。 (※) 「支援NPO団体等リスト」は、東海ろうきんホームページでご確認ください。 (http://tokai.rokin.or.jp) NPO寄付システムの流れ sss お客様の ろうきん 普通預金口座 寄付先の選択、 自動振替 NPO NPO普通預金口座 お礼状、ニュースレター発行 NPO事業サポートローン NPO法人の目的に関わる事業の運転資金 商品概要 や設備資金をご融資し、資金面でNPO活動を 融資限度額 担保 1,000万円 無担保 担保評価の範囲内 事業委託費・補助金 等の90%以内 支援するために作られた制度です。 2010年3月末現在、11件、約11,500万円の ご利用をいただいています。 2010 DISCLOSURE 35 返済期間 返済方法 不動産等 運営資金:5年以内 設備資金:7年以内 一括払い 又は毎月払い 無担保 2年以内 6ヶ月毎 又は一括払い 注)詳しくは、東海労働金庫本支店または東海ろうきんインフォメーションセンターまでお問い合わせください。 ありがとうの 10年、そして未来へ。 お 客 様 か ら の『 あ り が と う 』を カ タ チ に し て お 返 し し ま す !! NPO助成金支援制度 医療、福祉、環境、教育等のサービス事業を一つのビジネスとして成り立たせる事業型NPOの育成を目的として、2004年度に NPO助成金支援制度を創設したほか、事業型NPOの設立を目指す団体・個人のために起業支援講座を実施しています。 2009年度の起業支援講座(8回開催)では延べ61の団体・個人が受講されました。NPO助成金は、2009年10月8日に20団体(最 長3年助成)に対し、総額1,000万円を交付しました。 2005年度からは起業支援講座と助成金制度に加え、更に助成金交付団体への個別課題支 援を行うことで立上げ期のリスクを回避し、団体の発展に繋げるサポートもしています。 また創業ステージにある団体・個人に対して、 人件費も考慮した助成を行い、 東海地域で事 業型NPOが創出されることを支援し、地域福祉の充実を図っています。なお事業型NPOの育 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 成を図るため、助成団体には市民フォーラム21・NPOセンターによる団体サポートを行って います。 起業までの流れ sss 起業支援講座の受講 事業計画の作成 助成案件の選考 起業支援講座の受講とは関わり無く、 助成申請を受け付けます。 書類選考やプレゼンテーションを実施し 選考委員会にて助成団体を決定します。 団体サポートを 受ける 助成金の 交付 NPO 起業 事業の実施における課題を 初期の運転資金 共に解決します。 NPOインターンシップ制度・地域デビュー活動プログラム 東海ろうきんNPOインターンシップ制度・地域デビュー活動プログラムは、 退職された方や退職を控えられている方等を対象に、 愛知・岐阜・三重の各県で活動しているNPOとの出会いの場をつくり、地域社会で活躍するきっかけにしていただくことを目的と しています。これまでに企業等で培われた豊富な知識や経験、 ネットワーク等を活かして、 退職後のやりがいや生きがいに繋げていただ きたいと考えています。 本制度は、 「地域デビューセミナー」と「インターンシップ」で構成されていますが、まずNPOのことを知りたいという方のために 「地域デビューセミナー」のみの参加も受け付けています。NPO活動に参画することで、地域の力やコミュニケーション醸成のため の一翼を担っていることを肌で感じていただけることと思います。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。 インターンシップ 希望者 東 海 ろ う き ん 資 料 編 受入先NPO 地域デビューセミナー 応募 協力 人材 マッチング 市民フォーラム21・NPOセンター 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の お 力 に な れ る よ う 、感 謝 の 気 持 ち を 込 め て 全 力 で 頑 張 り ま す 。 2010 DISCLOSURE 制度の 概略 参加 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 36 東 海ろうきん の ご案内 東海ろうきんでは、 お客様の多様なニーズに応えられるよう 各 種 商 品・サ ー ビ ス を 取 り 揃 え て い ま す 。 誕生10周年を迎えます 38 10周年記念事業の概要 39 ライフプランとろうきん 41 サービス・システムのご案内 43 各種手数料のご案内 46 組織・あゆみ 49 店舗・ATMネットワーク 51 東海ろうきんは 誕生10周年を迎えます 東海ろうきんは、2010年10月1日に誕生10周年を迎えます。 この間、会員の皆様をはじめ、多くのお客様のご理解とご協力により発展することができました。 東海ろうきんでは、この節目に「ありがとうの10年、 そして未来へ。」をキャッチコピーに掲げ、 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み これまでの発展にご尽力いただいたお客様に感謝するとともに、 新たな「ろうきんファン」をつくることができるよう、様々な記念事業を実施いたします。 10周年を迎えるにあたってのキーワード 「感謝」と「未来のファンづくり」 今後も発展しながら事業を継続し、最高のサービスをご提供するためには、 これまで支えていただいた方には今後も変わりないご支援をいただき、 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 更なる発展のためには新たなご利用者(ファン)をつくらなければならないと考えています。 各記念事業には、皆様の心に残ること、響くことをご提供したいという想いが込められています。 キャッチコピー 「ありがとうの10年、そして未来へ。」 ロゴマーク 東 海 ろ う き ん 資 料 編 全国ろうきんの統一ロゴマークである平和の象徴ハトと、 これからの未来に期待を込めた卵をモチーフにしました。 10年、そして未来へ。 ありがとうの い つ も ご 来 店 あ り が と う ご ざ い ま す 。こ れ か ら も 親 切 丁 寧 な 応 対 で お 迎 え 致 し ま す 。 2010 DISCLOSURE マーク下には、キャッチコピーを添えています。 38 10周年記念事業の概要 1. 「環境保全定期」 (定期預金) 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 皆さまからお預かりした預金総額を基に、国際機関や地域政府等が進めている西ティモールでの植樹プロジェクトを支援して いるカーボンフリーコンサルティンググループ(CFG)に資金を拠出します。拠出金がどのような事業に使われるのかは、 【環境 保全定期のしくみ】をご覧ください。 東海ろうきんは、これからも「環境」と「人」に優しい金融機関で在り続けます。お気軽に参加できるこの環境保全活動にご協力い ただき、東海ろうきんと共に未来の子どもたちのために限りある資源、美しい地球を残しましょう。 【環境保全定期のしくみ】 西ティモールの現状 東海ろうきん「環境保全定期」 預金総額の0.05%(※)を国際機関や 地域政府等が進めている 「Challenge To Change」 を 支援しているCFGへ拠出(※1) ●乾燥して荒廃した土地 ●焼き畑 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 西ティモール ※お客様の負担はございません 村人各家族ごとに分配された 0.16haの土地で、 住民が カシューの木を植える 燃料になるジャトロファの木を 生垣に植える ジャトロファの種を使うことの 出来るクッキングストーブを 各家庭に提供 (※4) 東 海 ろ う き ん 資 料 編 出来たジャトロファの種を 料理等の燃料に使用 (※4) 住民は出来たカシューの実を 売却して、生活費に充当 (住民の自立支援) (※4) カシューの木が 二酸化炭素を吸収(※2) ⇒温暖化防止 (※4) 焼き畑農業から定住農業への 転換により二酸化炭素発生抑制、 薪集めの重労働の軽減(※3) ※1)東海労働金庫は、国際機関や地域政府等が進めている西ティモールでの植樹プロジェクト 「Challenge To Change」を支援しているカーボンフリーコンサ ルティンググループ(CFG)に「環境保全定期」 の預金総額の0.05% (最大3,000万円)を拠出します。 (お客様の負担はございません。) ※2)東海ろうきん「Challenge To Change」は、乾燥し痩せた土地に植林事業を展開することで、現地の緑化をはじめ、雇用の創出や果実の収穫による収入、共同 体の経済的な自立につなげることを目指します。 このプロジェクトの実施によって、一世帯あたりの農地(0.16ヘクタール)に60本のカシューおよび土地の周りの生け垣に200本のジャトロファの植樹が 行われます。 カシューの実は25年から30年に渡り収穫ができ売却して生活費に充当します。 (最終的には間伐したり、干ばつ等の枯死を想定し30本まで維持する事を 目標としています。)一家族あたりのカシューによる二酸化炭素吸収量は、 20年間でおよそ22.46tと見積もられています。 (一家族あたり30本と想定) ※3)ジャトロファの種を活用する為に、各世帯にジャトロファクッキングストーブを配付します。これにより焼き畑農業から定住農業にすることで、焼き畑に より発生する二酸化炭素の発生を抑え、ジャトロファクッキングストーブの使用で女性の労働力を軽減することに役立ちます。 ※4) 「Challenge To Change」 では、20年間に渡りCFGが地域政府の協力を得て、 地元NGOと住民の造林地を管理します。 【お取り扱い期間】 2010年5月6日(木)∼2010年7月30日 (金) 2010年10月1日(金)∼2010年12月30日 (木) ※各期間とも、募集総額がございます。募集総額に達した場合、期間中でも募集を終了させていただきます。 2010 DISCLOSURE 39 10年、そして未来へ。 ありがとうの 支 え ら れ て 1 0 年 、心 は ひ と つ ! 東 海 ろ う き ん は お 客 様 と と も に 歩 み 続 け ま す !! 2.カーライフローン・教育ローン10周年ありがとう金利 多くのお客様にご利用いただいています「カーライフローン」、 「教育ローン」の金利を、 感謝の気持ちを込め通常金利から引き下げてご提供させていただきます。 【金利】※金利は2010年6月末日現在のものであり、金融情勢等により変更する場合がございます。 ◆会員組合員の方 ◆会員組合員以外の方 固定金利 3年以内 固定金利 5年以内 固定金利 10年以内 カーライフローン 年2.3% 年2.9% ― 教育ローン 年2.2% 年2.5% 年3.0% 固定金利 3年以内 固定金利 5年以内 固定金利 10年以内 カーライフローン 年3.5% 年4.1% ― 教育ローン 年3.4% 年3.7% 年4.2% 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 【お取り扱い期間】 2010年4月1日 (木)∼2011年3月31日(木) 3. 「はたらく人にありがとう」メッセージ募集 「働く」ということがとても厳しい環境になっている今、 「働く人に感謝する」とともに「働く」ということを考える機会を発信します。 お父さん、お母さんへ。社会人になった子供へ。 職場の上司、 部下、同僚へ。いつも利用するお店で笑顔をくれるあの人へ。 働いている人は、あなたのまわりにたくさんいるはず。 普段言えない 「ありがとう」の気持ちをつづってみませんか。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 働く人を応援する金融機関である≪ろうきん≫が働く人のために出来ること、 それが『はたらく人にありがとう』。 募集期間 2010年6月1日(火)∼2010年8月31日 (火) 対象部門 小学生の部・中学生の部・高校生の部・一般の部 (作家) 代表作 「バッテリー」 審査委員長 あさの あつこ さん 作品集 ご応募いただいたメッセージから優秀100作品を選定し、 「メッセージ100選 (作品集)」を製作します。 店頭等でご自由にお持ちいただくことができます。 後援 愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市 愛知県教育委員会・岐阜県教育委員会・三重県教育委員会・名古屋市教育委員会 中日新聞社 4.お楽しみ抽選の実施 東 海 ろ う き ん 資 料 編 5.10周年来店記念品の進呈 2010年10月1日(金)∼12月30日(木)の期間に、定期預金を 2010年10月1日 (金)∼2010年10月8日 (金)の期間に、 お預け入れいただいた方を対象に実施します。 ご来店いただいたお客様に記念品を進呈します。 6.記念式典・祝賀会 7.記念配当 これまでろうきんを支えていただいた皆さまをお招きし、 10周年記念配当を実施します。 2010年10月1日 (金)に開催します。 8.記念誌発行 発行します。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 「 困 っ た 時 は 、ろ う き ん へ 」1 番 の サ ポ ー タ ー を 目 指 し ま す 。 2010 DISCLOSURE 10周年を記念して、 「東海ろうきん 10年の軌跡(仮称)」を 40 ライフプランとろうきん 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 就職・マイカー購入・結婚・出産・子どもの進学・マイホーム購入・老後の生活等、 人生には色々な出来 事があります。 人生の中で起こる様々な出来事に対し、 備えをすることが大切です。 そんな時、 頼りになるパートナーが欲しいもの。 ろうきんは色々な出来事に応じた商品・サービスの 提供に努め、 生涯にわたってあなたの頼れるパートナーを目指します。 ライフステージの変化(モデルケース) 住宅ローンの返済期間(30∼35年) 子どもの教育にかかる期間 住宅ローン 頭金 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 就職・貯蓄の開始 収入 住宅資金 支出 東 海 ろ う き ん 資 料 編 20代・30代 40代 ライフステージに対応した主な商品・サービス 『貯蓄』人生の様々な出来事に備えて20代から貯蓄を始めたい。 20代 財形貯蓄預金 財形住宅 財形年金 結婚資金・車購入資金等に 住宅購入の頭金に 老後の生活資金に 一般財形・エース預金の 払戻し、残高照会等が電 話で行えるサービスです。 ゆうちょ銀行・他金融機関のCD・ATM、コンビニ ATM等で、ご利用いただけます。金利はろうきんな らではの低金利でご提供しています。 インターネット・モバイルバンキング エース預金 ZATTS 車購入資金等に 急な 払い戻しにも 即対応 インターネットに接続されているパソコンや携帯 電話等があれば、ご自宅でも外出先でも、振込や残 高照会等がご利用いただけます。 憧れのマイカーを購入するために。頭金は貯蓄をしてきた一般財形、エース預金で。 2010 DISCLOSURE 41 20代 ロッキー21・マイプラン 一般財形 結婚資金・ 『いざと言う時の急な出費に備えた低利なカードローン』 残りは保証料0円の東海ろうきん《カーライフローン》 ・ 《エコカーローン》 10年、そして未来へ。 ありがとうの 勤 労 者 全 体 の「 し あ わ せ 作 り 」に 、私 も 全 力 で お 手 伝 い さ せ て い た だ き ま す 。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 退職金 大学入学 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 教育資金 住宅ローン終了 セカンドライフ 資金 3大資金 50代 東 海 ろ う き ん 資 料 編 60代 30代 住宅ローン 年金収入 『マイホーム購入』 教育ローン 40代 『子どもの進学』にも 夢のマイホームを実現するために。 頭金は20代から貯蓄をしてきた財 形住宅で。残りは保証料0円の東海 ろうきんの《住宅ローン》 『退職金』老後の生活プランと資金作りに シルバー世代向け定期預金をご用意しています。 『自己啓発』にもご利用できます。受 験費用から入学金、授業料、下宿代に 至るまで教育に関する費用なら東海 ろうきんの《教育ローン》 個人向け国債 投資信託 資産を有効に活用でき、 将来が楽しみな個人向け 国債。 お金を運用する手段のひとつに投資信託があります。自分や家族のライフプランにあわせて中 長期的な資産形成にご活用ください。東海ろうきんでは、お客様の資産運用ニーズにお応えする ため、投資対象やリスクリターンの度合いが異なる投資信託をご用意しています。また、お客様 の口座から毎月一定額ずつ積立投資をする「投信定時定額買付サービス」もご利用いただけます。 10年、そして未来へ。 ありがとうの 勤 労 者 の 皆 さ ま の お 役 に 立 て る よ う 、こ れ か ら も 顧 客 目 線 で 行 動 し ま す 。 2010 DISCLOSURE 全世代 『運用する』 42 サービス・システムのご案内 「東海ろうきん」のキャッシュカード 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 「ろうきんカード」は、全国の《ろうきん》はもちろん、MICS加盟の金融機関(銀行・信金・信組・JAなど) 並びにゆうちょ銀行、 コンビニ等のキャッシュコーナーでもご利用いただけます。 全国の《ろうきん》 「お引出し」・「ご入金」 ・ 「残高照会」・「お振込」 (注)・ 「残高照会」 「お引出し」・「ご入金」 MICS加盟金融機関 「お引出し」・「ご入金」・「残高照会」 ゆうちょ銀行 ※ご利用時間・お取引内容は、キャッシュコーナーにより異なる場合があります。 ※《ろうきん》以外のキャッシュコーナーでのご利用については、所定の手数料がかかります。 (下記、ATM手数料全額キャッシュバックの対象となります。なお、残高照会およびゆうちょ銀行・相互入金業務加盟金融機関でのご入金は無料です) (注)ご入金は、相互入金業務加盟金融機関のみご利用いただけます。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 セブン銀行・イオン銀行のATM 上記のほかに、 「ろうきんカード」は、セブン銀行ATM・イオン銀行ATMでご利用いただくことができます。 お買い物のついでにご利用でき、とても便利です。セブン銀行ではご入金もできます。 ご利用サービス ご利用サービス ●キャッシュカード: お預入れ、 お引出し、 残高照会 ●キャッシュカード: お引出し、残高照会 ●ローンカード: お借入れ、ご返済、残高照会 ●ローンカード: お借入れ、残高照会 5月3日∼5日を除く。 ご利用時間 ※1月1日∼3日、 (なお、5月3日∼5日が日曜日と重なる場合はお取り扱いいたします。 ) ご利用時間 曜 日 時 間 お引出し・お借入れ手数料 毎日 19:00∼23:00 曜 日 時 間 無 料 平日(月∼金) 8:00∼23:00 105円 土・日・祝日 8:00∼21:00 7:00∼19:00 (消費税等含む) ※お預け入れ、 ご返済は19:00以降も無料です。 12月31日 8:00∼21:00 ATM手数料全額キャッシュバック 他金融機関のキャッシュコーナーやコンビニATM等でご利用いただいた際のお引出し手数 料を翌月20日にご利用口座へ全額キャッシュバックします。 ※20日が非営業日のときは、前営業日となります。 ※手数料還元日に口座が解約されている場合は入金されません。 2010 DISCLOSURE 43 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様・会員 の 皆 さ ま の 明 る い 未 来 を サ ポ ー ト し 、全 て の 方 に 愛 さ れ る「 ろ う き ん 職 員 」を 目 指 し ま す 。 お引出し・お借入れ手数料 無 料 給与振込・年金自動受取サービス 公共料金などの自動引落サービス 毎月の給与や一時金、厚生年金・国民年金・各種共済年金の 電気、ガス、電話(携帯電話を含みます)、水道、NHK等の公共 お受取りに《ろうきん》の普通預金口座をご指定いただくこ 料金をはじめ、各種税金、保険料、クレジットカード等の支払日 とができます。 にご指定の普通預金口座から自動的にお支払いたします。 ※所属企業によりご利用いただけない場合がございます。 ※収納機関によりお取扱いできない場合があります。 ろうきんUC(マスター/VISA) カード デビットカードサービス (株)労金カードサービスの発行する「ろうきんUCカード」 「ろうきんカード」なら、 「J-debit(ジェイデビット)」マーク は、 マスター・VISAとの提携により、 国内・海外のUC、 マスター、 のある加盟店で、 そのままお買い物等のお支払いができます。 VISAの加盟店で、ショッピング等にご利用いただけます。 お申込み等の手続きは不要で、今お持ちの「ろうきんカード」 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み でご利用いただけます。 1日あたりのご利用限度額は50万円で、 ※(株)労金カードサービスは、 《ろうきん》の出資によってつくられた クレジットカード会社です。 ご利用代金はご利用口座から即時に引き落とされます。 インターネット・モバイルバンキング ろうきんの窓口が開いていない時間や休日でも、パソコンや携帯電話(iモード、 EzWeb、Yahoo!ケータイ) (注1)から、 いつでもご利用いただけます。 ご利用内容 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ●残高照会 ●振込(注2) ●振替 ●一般財形の支払(注3) ●定期預金の口座開設・入金・支払・解約 ●入出金明細の照会 ●住所変更(パソコンのみ) (注4) ●公共料金自動引落登録(パソコンのみ) (注5) ●税金・各種料金の払込み「Pay-easy(ペイジー)」 (注5) ●ローンの資料請求 (注1)一部機種からは、ご利用いただけない場合があります。 (注2)お振込のご利用には所定の手数料がかかります。 (注3)所属企業により、ご利用いただけない場合があります。 (注4)財形貯蓄をご契約いただいている方は、別途住所変更手続きが必要となります。 (注5)収納機関により、 お取扱いできない場合があります。 ※ご利用には所定の手続が必要です。 ※メンテナンス等によりご利用いただけない日・時間帯があります。 ※通信に関わる費用はお客様のご負担となります。 ネット定期 インターネット・モバイルバンキングでお預けいただいた定期預金 (スーパー定期・スーパー定期300・大口定期)は、 店頭表示金利に年0.2%を上乗せした金利のお得な定期預金です。 東海ろうきんからお知らせする「残 ネットローン いつでもお好きな時間にインターネ 高のお知らせ」等のお客様宛通知を、 ットを利用して、画面上に必要項目を パソコン・携帯電話からWebサイト上 入力するだけでお申込みができます。 でご確認いただくサービスです。 審査もとてもスピーディー。 ※ご利用には所定の手続が必要となります。 ※メンテナンス等によりご利用いただけない 日・時間帯があります。 詳しくは東海ろうきんホームペー ジをご覧ください。 ( 東海ろうきんホームページ ) http://tokai.rokin.or.jp 10年、そして未来へ。 ありがとうの こ れ ま で の 1 0 年 に 感 謝 。そ し て 、こ れ か ら も 、皆 さ ま と と も に 歩 ん で い き ま す 。 2010 DISCLOSURE Webお知らせサービス 東 海 ろ う き ん 資 料 編 44 各種相談会 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 全店一斉開催ローン相談会(一部の店舗を除く) 法律相談会 ローンの相談をしたいけど 毎月、弁護士による法律相談を行っています。皆様の利便性 平日に時間がないという方に、 を考慮し、本部、三河、東三河、豊田、岐阜、三重地区の6地区 年3回(6月・10月・2月)全店 で行っています。 一斉にローン相談会を開催し 東海ろうきん『法律相談会』地区別一覧 ます。 教育ローン、 住宅ローンの借換、 などお気軽にご相談いただけ 三河地区 東三河地区 豊田地区 第1・第3水曜日 第3水曜日 第2火曜日 第3火曜日 開 催 14:30∼16:30 14:00∼16:00 14:00∼16:00 13:00∼15:00 日 岐阜地区 三重地区 時 ます。 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 本 部 住宅ローン、自動車ローン、 第3火曜日 ※年3回 (6月・10月・2月)以外に 一部の営業店で休日相談会や 平日時間延長相談会を行って います。 第2火曜日 15:00∼17:00 第3水曜日 中勢 南勢 北勢 10:00∼12:00 年金相談会 何度も実施される制度改正で、ますます分かりにくくなる年金。東海ろうきんでは、充実した年金相談サービスにより、 お客様に安心して年金のお受け取りができるよう、お手伝いしています。 その他商品・サービス ろうきん育児支援ローン 代理業務 少子化対策は日本社会全体の緊急課題であり、 CSR(企業の社会的責任)の一環として、 「ろう 東 海 ろ う き ん 資 料 編 第3水曜日 住宅金融支援機構、日本政策金融公庫等の代理 業務を取り扱っています。 きん育児支援ローン」を取り扱っています。育 児期間中(妊娠から小学校入学前まで)のお子 様がいる勤労者(育児休業中の方も含む)で、子 育てに関する費用、出産に関する費用、育児休 業中の生活費の補填、その他育児に関する直接 的な費用にご利用いただけます。 外貨宅配サービス ご希望の外国紙幣や旅行小切手(トラベラーズ チェック)をご指定の場所までご指定の時間帯に 代金引換にてお届けするサービスです。 ※このサービスは、 (株)三井住友銀行が提供しているもので、 当金庫がお客様と同社の取次ぎを行います。 ホームページ 東海ろうきんホームページでは、取扱商品・サービス、キャンペーン情報をはじめ、店舗や預金・ローン金利などの基本情報、東海 ろうきんのニュースリリースなどを掲載しています。 東海ろうきん ホームページアドレス http://tokai.rokin.or.jp ローンの試算や資料請求のほか、インターネット・モバイルバンキングにもアクセスできます。 インフォメーションセンター 東海ろうきんインフォメーションセンターでは、 お客様からのご相談・ご質問・ご意見などをフリーダイヤルでお受けしています。 フリーダイヤル 2010 DISCLOSURE 45 0120-226-616 平日 9:00∼17:00 (土日祝を除きます) 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 の 未 来 予 想 図 の お 手 伝 い を し ま す 。お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。 各種手数料のご案内 手数料には消費税が含まれています。 ◆為替手数料 (2010年7月1日現在) ◆契約手数料 ろうきん本・支店宛 (含全国労金) 種 類 他金融機関宛 3万円未満 105円 (同一店内への別人格への振込) 3万円以上 315円 1万円未満 105円 振 窓口でのお振込 3万円未満 210円 込 3万円以上 420円 手 1万円未満 105円 数 3万円未満 105円 ATMでのお振込 料 3万円以上 315円 105円 インターネットでの 3万円未満 お振込 3万円以上 105円 送金手数料 1件につき420円 窓口でのお振込 420円 525円 735円 315円 420円 630円 210円 262円 1件につき 630円 店頭扱い 普通扱い 210円 同地 至急扱い 420円 1通につき420円 普通扱い 630円 隔地 至急扱い 840円 振込・送金の組戻料 1件につき 630円 取立手形組戻料 1通につき 630円 取立手形店頭呈示料 1通につき 630円 不渡手形返却料 1通につき 630円 代金取立手数料 その他諸手数料 インターネットバンキング契約手数料 FBサービス手数料 ファームバンキング 契約手数料 無料 ホームバンキング 契約手数料 無料 自動送金手数料 (取扱手数料) 無料 月額 3,150円 月額 1,050円 52円 ◆CD・ATM利用手数料(ろうきん自動機) 全国の ゆうちょ銀行 ろうきん カード カード 時間帯 8:00∼ 8:45 8:45∼18:00 18:00∼21:00 9:00∼14:00 土曜日 14:00∼17:00 17:00∼19:00 9:00∼17:00 日祝日 17:00∼19:00 平 日 無料 210円 105円 210円 105円 210円 210円 210円 210円 提携 金融機関 カード 提携カード 会社の キャッシング 210円 105円 210円 105円 210円 利用できません 210円 利用できません 105円 無料 105円 無料 105円 105円 105円 105円 ※上記に記載の時間帯に稼働していないATM等もございます。 ◆ローン関係の手数料 無料 5, 250円 31, 500円 年間 3, 150円 無料 無料 5, 250円 5, 250円 無料 カードローン 取 扱 手 数 料 会員 会員以外の一般顧客 不動産担保ローン 口 座 維 持 料 繰上償還手数料 生き活きカード 全ての商品 自動更新の再特約 他の固定金利選択型 (無担保・有担保) への再特約 変動型から固定金利選択型への切替等 再特約手数料 切 替 手 数 料 移 管 手 数 料 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ◆その他の手数料 ICカード発行手数料 証明書発行手数料 再発行手数料 保護預り手数料 夜間金庫手数料 貸 金 庫 両替手数料 以下の両替は無料 q同一金種の新券への両替 w汚損した現金の交換 e記念硬貨への両替 *両替機利用の場合 ・1枚∼1,000枚は200円 ・1,001枚以上は400円 保有個人データ 開示等手数料 取引履歴発行手数料 自己宛小切手発行手数料 小切手用紙代 (営業用当座小切手) 手形用紙代 約束手形・為替手形 ICキャッシュカード (下記を除く) ICキャッシュカード (シングルストライプローンカード) 残高証明書 (下記を除く) 残高証明書 (有担保ローン残高証明書) 通帳・証書・出資証券 キャッシュカード・ローンカード ICキャッシュカード (下記を除く) ICキャッシュカード (シングルストライプローンカード) ZATTSカード 封緘方式 ※預り期間中にご解約された場合、既に頂戴した手数料は返却いたしません。 基本料金 取扱手数料 入金帳1冊 (50枚) 普通型 使 用 料 大 型 カード再発行手数料 1枚 ∼ 100枚 101枚 ∼ 300枚 301枚 ∼ 500枚 501枚 ∼ 1, 000枚 1, 001枚 ∼ 2, 000枚 1枚 1冊 (50枚) 1冊 (50枚) 1通 1通 保管袋1個当たり 525円 525円 525円 1, 050円 無料 210円 1, 050円 525円 525円 1, 050円 無料 無料 525円 月間 3, 150円 6, 300円 年間 6, 300円 年間 9, 450円 525円 無料 105円 210円 420円 630円 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2, 001枚 ∼ (注1) 630円+1, 000枚毎315円 (注1) 1,000枚未満は四捨五入。 例:2,499枚→2,000枚、 2,500枚→3,000枚 両替枚数の多い方を基準とさせていただきます。 基本手数料 (氏名、 住所、 生年月日、 電話番号、 労働組合等 (会員団体) ) 加算手数料 (預金残高、 ローン残高) 加算手数料 (取引履歴) 加算手数料 (その他) 取引検索の依頼に基づく手数料 ありがとうの 1通 1口座1基準日毎 1口座1ヵ月毎 1項目毎 1通 10年、そして未来へ。 い つ も 感 謝 の 気 持 ち を も っ て お 客 様 に 接 し 、皆 さ ま か ら 愛 さ れ る ろ う き ん マ ン を 目 指 し ま す 。 1, 050円 525円 525円 1, 050円 210円 2010 DISCLOSURE 小切手・手形手数料 46 ◆主な預金 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (2010年7月1日現在) 種類 商品内容 お預入れ期間 お預入れ金額 総合口座 (普通預金+定期預金) 「預ける、受け取る、支払う、借りる」の4つの機能を持ち、家計の中心口座と して最適です。お預入れ定期預金の90%以内、最高300万円まで自動的に お借入れできます。 以下参照 以下参照 いつでも出し入れできる便利な預金です。 普通預金 流 動 性 預 金 決済用預金 1無利息、2要求払い、3決済サービスが受けられるという3条件を満たす (普通預金無利息型) 普通預金です。全額、預金保険制度の保護対象となります。 出し入れ自由 貯蓄預金 出し入れ自由でお預入れ残高が増えるほど金利が有利になる預金です。い つ必要になるか分からない余裕資金のお預入れに最適です。ATM利用手 数料全額キャッシュバックの対象です。 出し入れ自由 当座預金 お取引の決済に、安全で便利な、小切手・手形をご利用ください。 出し入れ自由 通知預金 まとまった資金の短期運用に便利です。 お引き出しは、お引き出し日の2日前までにお知らせください。 7日以上 スーパー定期 スーパー定期300 大口定期 定 期 性 預 金 出し入れ自由 ネット定期 変動金利定期預金 6ヵ月ごとに利率が変動する定期預金です。 100円以上 300万円以上 1ヵ月∼10年 インターネットバンキング専用の定期預金です。 店頭や自動機でのお預入れより有利な金利でご利用いただけます。 1ヵ月前までにお申し出いただければ一部払戻しも可能です。 5,000円以上 3ヵ月∼10年 まとまった資金を一括してお預かりいたします。 お預入れ期間1年以上のもので条件を満たす場合は、6ヶ月以上のお預入れ 後に一部払戻しもできます。 ※大口定期は一部払戻し不可 期日指定定期預金 (ワイド定期) 1,000万円以上 スーパー定期等と同じです。 100円以上 300万円未満 1年∼3年 100円以上 エース預金 エース年金預金 多目的な資金作りに最適なお積立預金です。積立期間を決めない「一般型」、 満期日を設定していただく「目標日指定型」、定年退職後に年金形式でお受 取りいただく「年金型」 がございます。 一般 お勤め先の財形制度を通じてお積立ができる、給与からの天引き預金です。 一部払戻しもでき大変便利です。 年金 満60歳以降、年金形式でお受取りいただくことができるお積立預金です。 財形住宅と合わせ、元本550万円までのお利息が非課税となります。 住宅 住宅の取得や増改築に備えるお積立預金です。 財形年金と合わせ、元本550万円までのお利息が非課税となります。 財形貯蓄 1円以上 ( 3年以上 一般型は期間の 定めがありません。 ) 1,000円以上 3年以上 1,000円以上 5年以上 譲渡性預金(NCD) まとまった資金の短期運用に有利です。必要なときは満期日前に譲渡する ことができます。預金保険制度の対象外です。 1日∼10年 5,000万円以上 ●譲渡性預金 (NCD)を除く全ての預金は、 預金保険制度の対象です。 ●上記商品の詳細につきましては、 東海ろうきん本支店または東海ろうきんインフォメーションセンターまでお問い合わせください。 ◆預金金利上乗せ制度 福祉金融機関の東海ろうきんには、上記預金に一定の金利を上乗せさせていただく制度がございます。 種類 ご利用いただける方 鶴亀1型(定期預金) 東海ろうきんで公的年金・企業年金をお受取りのお客様(私的年金は対象となりません) 鶴亀2型(定期預金) 東海ろうきんで年金(公的年金・企業年金、ろうきん財形年金、エース年金預金)をお受取りのお客様 人生応援定期 (定期預金) 退職金を定期預金で東海ろうきんにお預入れいただけるお客様 (会社都合により早期退職された方を含みます) 年金受取型預金<スローライフ> (エース年金預金) 55歳以上のお客様 ふれ愛定期預金 身障者手帳(1∼3級)、療育手帳(愛の手帳等)、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方、または遺 児家族に該当される方で、年金や各種手当が支給されている場合は、東海ろうきんでお受取りのお客様 ふれ愛エース預金 ●制度の詳細につきましては、 東海ろうきん本支店または東海ろうきんインフォメーションセンターまでお問い合わせください。 2010 DISCLOSURE 47 東海ろうきん インフォメーションセンター 7 0120−226−616 (フリーダイヤル) 10年、そして未来へ。 ありがとうの 働 く 人 の 1 番 の 相 談 相 手 に な れ る よ う に 頑 張 り ま す 。こ れ か ら も よ ろ し く お 願 い 致 し ま す 。 ◆主なローン (2010年7月1日現在) 種類 商品内容 カーライフローン エコカーローン 福祉車両ローン 教育ローン すこやかローン 消 費 関 連 フリーローン 固定金利型は据置型や分割型も選択できますので、 安心して計画的なお借 入れができます。 500万円 固定金利:10年 変動金利:15年 育児・介護・医療に必要な資金にご利用いただけます。 500万円 固定金利:5年以内 変動金利:10年以内 無担保 500万円 固定金利:5年以内 変動金利:10年以内 不動産担保 2,000万円 20年以内 東海ろうきん ネットローン インターネット上から簡単にお申込みいただけるインターネット専用のローン です。インターネット・電話・郵送で完結する「来店不要型」の商品もございます。 200万円 100万円以内 5年以内 100万円超 7年以内 ろうきん育児 支援ローン 妊娠から小学校入学前までの子育てに関する費用や育児休業中の生活費 の補填にご利用いただける低金利のローンです。2人以上の育児期間中の お子さまがいる場合は、200万円までお借入れいただけます。 100万円 5年以内 カードローン <ロッキー21・マイプラン> あらかじめ定めたご利用限度額の範囲で、 いつでも何度でもご利用いただ けるカードローンです。 住宅ローン 生活:100万円 10年以内 住宅・教育:300万円 15年以内 186万円 10年以内 1億円 35年以内 なる方のローンも取り扱っています。 新築や購入、リフォーム、借り換え等、住宅用途にご利用いただけます。 無担保住宅ローン リフォームに最適な担保不要のローンです。 1,000万円 20年以内 住宅つなぎローン 住宅金融支援機構等の資金が交付されるまでの間をつなぐローンです。 5,000万円 1年以内 1,000万円 15年以内 地震等の自然災害に備えた耐震工事や、防災対策を施すリフォームに低 災 災害対策支援ローン 金利でご利用いただけます。 害 関 地震、風水害等の自然災害を受けた時の復旧に必要な資金に低金利で 無担保 1,000万円 連 災害復旧支援ローン ご利用いただけます。 提 携 制 度 固定金利:5年以内 変動金利:10年以内 5年以内 ブライダル費用や家具・家電の購入等、 幅広い用途にご利用いただけます。 勤労者生活支援融資 勤務先事情による収入減少でお困りの会員組合員の方への生活支援を 負 債 整 理 関 連 お借入れ期間 500万円 〈ささえ愛〉 生 目的としたローンです。生活・住宅・教育資金等にご利用いただけます。 活 雇用期間満了等による離職者で、 社員寮等からの退去を余儀なくされた方 応 援 就職安定資金融資 に対して、住居と安定的な就労の確保を支援するローンです。住居入居初 関 期費用、家賃補助、生活・就職活動費等にご利用いただけます。 連 〈住居喪失離職者〉 この他に、 「住居喪失不安定就労者」 、 「特定雇止め」 、 「長期失業者」 の対象と ※ 住 宅 関 連 お借入れ限度額 マイカーやバイクの購入、免許取得、ガレージ建設等、車に関する用途にご利 用いただけます。ハイブリッドカーなど、環境にやさしい車のご購入の場合 は、通常より低金利でご利用いただけます。また、車椅子に乗ったまま乗り降 りできる車などのご購入の場合は、さらに低金利でご利用いただけます。 15年以内 不動産担保 5,000万円 35年以内 500万円 10年以内 リメイク500 ご返済中の銀行ローンやクレジット、キャッシング等の一括借り換えに ご利用いただけます。会員組合員の方限定です。 リセットK リメイク500をご利用いただけない会員組合員の方向けの、負債整理の ためのローンです。 リセットU ご返済中の銀行ローンやクレジット、 キャッシング等の一括借り換え資金 にご利用いただけます。不動産を担保とします。 2,000万円 20年以内 生活リリーフローン 負債整理資金ローンをご返済中の方を支援するローンです。 自動車・教育・ リフォーム資金等にご利用いただけます。 300万円 10年以内 教育・リフォーム:15年以内 8,000万円 15年以上35年以内 フラット35 自治体提携ローン 住宅金融支援機構との提携による長期固定金利の住宅ローンです。 県や市町村とろうきんが提携し、地域住民を対象にした制度です。住宅資 金や生活資金等にご利用いただけます。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 制度・条件等は、自治体により異なります。 ※就職安定資金融資は、2010年9月末をもちまして、 新規の受付を終了いたします。 ●上記商品の詳細につきましては、 東海ろうきん本支店または東海ろうきんインフォメーションセンターまでお問い合わせください。 ◆証券業務等 (2010年7月1日現在) 業務の種類 特徴・留意点 期間 申込単位 10年 10万円 2年 10万円 3年・5年・10年 1万円 国債窓口販売業務 中期利付国債 個人向け国債 投資信託窓口販売業務 国が発行する安全性の高い債券です。 「個人向け国債」は、お客様のニーズ に合わせて変動金利(10年)と固定金利(3年・5年) が選択できます。 ※中途換金した場合、 投資金額を下回ることもございます。 多くの投資家から集めた資金をひとつにまとめ、専門の運用会社が株式や債券等に分散投資して運用する商品です。 お客様の資金運用ニーズに応えられるよう、複数の投資信託を取り揃えています。月々1万円からお積立感覚で購入 できる定時定額購入サービスもございます。 ※市場価格の変動によっては、お預かりした払込金が元本割れすることもございます。 ●取扱商品等の詳細につきましては、 東海ろうきん本支店または東海ろうきんインフォメーションセンターまでお問い合わせください。 10年、そして未来へ。 ありがとうの お 客 様 に 支 え ら れ 育 て て い た だ い た こ の 1 0 年 。感 謝 の 気 持 ち を 込 め て『 あ り が と う ご ざ い ま し た 』。 2010 DISCLOSURE 長期利付国債 48 組織・あゆみ 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 総 会 組織図 2010年7月1日現在 監査課 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 営業統括部 営 業 推 進 課 愛 知 営 業 課 岐 阜 営 業 課 総合企画部 三 重 営 業 課 総 合 企 画 課 監事会 常務会 監事会事務局 監査部 業務監査課 リスク統括部 理事会 経 営 管 理 課 コンプライアンス統括部 総務部 人事部 総 務 課 人 事 課 広 報 課 人 材 開 発 課 資金部 資 金 証 券 課 本店営業部・各支店 役員一覧 事務管理部 資 金 管 理 課 事 務 管 理 課 融 資 管 理 課 システム統括部 集 中 事 務 課 事 務 改 革 課 eネット支店 為替集中支店 2010年6月25日現在 シ ス テ ム 課 東海ろうきんの概要 (2010年3月31日現在) 理事長 堀下 猛 本 店 愛知県名古屋市中区新栄一丁目7番12号 創 立 1952年10月 東 海 ろ う き ん 資 料 編 理事長 副理事長 専務理事 常務理事 堀下 猛 武田 康郎 小野 敬 飯田 和利 (員外・常勤・代表理事) (員外・常勤・代表理事) (員外・常勤・代表理事) (員外・常勤) (バーチャル店舗含む) 店舗数 44店舗 役職員数 641名 会員数 6,401会員 (うち団体会員数3,367会員) 間接 構成員数 1,045,681人 常務理事 常勤理事 常勤理事 常勤理事 鈴木 久司 小林 実 古澤 成規 鷹羽 幸弘 (員外・常勤) (員外・常勤) (員外・常勤) (員外・常勤) 理事 天野 隆 伊藤 久志 大久保 彰 太田 富士雄 奥野 則男 小田 正亮 加賀 幸一 春日部 美則 古海 盛昭 清水 浩之 高田 勝之 2010 DISCLOSURE 49 出資金 53億円 (近畿日本鉄道労働組合名古屋支部) (NTN労働組合桑名支部) (名古屋鉄道労働組合) (東ソー労働組合四日市支部) (名古屋交通労働組合) (東芝労働組合四日市支部) (愛知県教員組合) (イノアック労働組合) (全トヨタ労働組合連合会) (NTT労働組合東海総支部) (太平洋工業労働組合) 棚橋 孝二 斗内 利夫 富田 耕二 野下 洋資 野村 由己 舟口 憲雄 三村 琢 宮本 正一 宮本 増 渡邊 克己 度会 章仁 (富士通VLSI労働組合) (UIゼンセン同盟愛知県支部) (岐阜市職員労働組合連合会) (日立製作所労働組合横浜支部岐阜分会) (大同特殊鋼労働組合連合会) (西濃運輸労働組合) (日本ガイシ労働組合) (全国本田労働組合連合会三重地方協議会) (員外・弁護士) (CKD労働組合) (日本労働組合総連合会愛知県連合会) 監事 安藤 英則 (員外・常勤) 愛甲 和弘 (トヨタ自動車労働組合) 青木 弘雄 (員外) 畑 慎一 (UIゼンセン同盟岐阜県支部) 細井 篤志 (三重県教職員組合) ●代表理事・常勤役員の兼職の状況 労働金庫法第35条 (兼職又は兼業の制限)第1項の「内閣総理大臣および厚生労働大臣の認可」 を受けて 兼職を行っている常勤役員等はおりません。 ◆職員の状況 区分 2008年度末 2009年度末 627 一般職員(人) その他従業員(人) 627 合計 (人) 40歳 10月 平均年齢 19年 1月 平均勤続年数 429千円 平均給与月額 632 632 40歳 11月 18年 9月 443千円 (注)1.職員および従業員には、常勤の職員等を記載し、 臨時の職員および嘱託は含まれておりません。 2.平均年齢、平均勤続年数、平均給与月額は、それぞ れ単位未満を切り捨てて表示しております。 3.平均給与月額は、賞与を除く3月中の平均給与月 額です。 ◆役員に対する報酬 (単位:千円) 区分 当期中の 報酬支払額 総会等で定められた 報酬限度額 理 事 監 事 合 計 130,188 16,560 146,748 月額 13,000 月額 2,000 月額 15,000 上記の他、理事に2,822千円、 監事に234千円の 退職慰労金を支払いました。 ◆あゆみ (2010年7月1日現在) ~1999 2000~ 1980年(昭和55年) 愛知・静岡オンラインスタート (9月:普通預金、 1981年2月:定期預金) 1981年(昭和56年) 6月 新型期日指定定期預金「ワイド定期」発売 1984年(昭和59年) 為替オンラインスタート (1月:系統内、8月:系統外) 1952年 愛知労金の最初の拠点 1985年(昭和60年) 1952年 (昭和27年) 信用協同組合愛知県労働金庫創立総会 営業開始 〔名古屋市中区南伊勢町〕 ROCS (全国労金のCDオンライン)稼働 自由金利型定期預金発売 1986年(昭和61年) 5月 「カーライフローン」発売 1953年 (昭和28年) 1987年(昭和62年) 3月 5月 10月 5月 「マイプラン」発売 10月 融資変動金利制導入 (株)愛知労金サービス設立 (現東海労金サービス) 信用協同組合三重県労働金庫創立総会 営業開始 労働金庫法施行 1954年 (昭和29年) 4月 労働金庫法施行により、組織変更し 「愛知労働金庫」と改称 「三重県労働金庫」と改称 1990年(平成2年) 本店を移転 〔名古屋市中村区内屋敷町〕 5月 固定金利選択型ローン発売 本店・新栄(現 東海労金本店) に移転 1997年(平成9年) 愛知住宅生協創立 1966年 (昭和41年) 本店、 「金山センタービル」に移転 1967年 (昭和42年) 1月 4月 5月 インターネットホームページ開設 新キャラクター「ロッキー」登場 ろうきん新理念制定 1998年(平成10年) 10月 「労働金庫の基本理念」決定 12月 1969年 (昭和44年) 勤労者生活支援融資制度取扱開始 1999年(平成11年) 愛知労福協創立 1月 8月 1972年 (昭和47年) 1月 預金金利完全自由化 1996年(平成8年) 1963年 (昭和38年) 7月 定期預金金利完全自由化 財形「虹の預金」取扱開始 郵便貯金オンライン提携開始 投資信託窓口販売開始 1974年 (昭和49年) 12月 全国労金預金残高1兆円突破 1975年 (昭和50年) 12月 事務センターを設置 9月 NPO事業サポートローン発売 2002年(平成14年) 2月 4月 6月 NPO寄付システムスタート 本店ビルISO14001認証取得 ふれ愛エース預金取扱開始 R&I ((株)格付投資情報センター)より 格付「A−」 を取得 2003年(平成15年) 4月 5月 6月 エコハウスローン発売 ふれ愛定期預金発売 預金残高1兆円突破 2004年(平成16年) 4月 6月 7月 7月 ATM手数料全額キャッシュバック 口座保有者全員に拡大 セブン銀行との提携開始 35年固定金利住宅ローン発売 R&I ((株)格付投資情報センター) 格付「A」へ格上げ 2005年(平成17年) 1月 3月 4月 10月 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 新潟県「中越地震応援定期」発売 決済用預金取扱開始 個人情報保護法完全施行 普通預金 (無通帳型)発売 2006年(平成18年) 2月 4月 8月 9月 ろうきんWebお知らせサービス取扱開始 預貯金者保護法施行 東海ろうきんネットローン発売 育児支援ローン発売 NPOインターンシップ制度開始 融資残高1兆円突破(証券化分含む) 2007年(平成19年) 1月 4月 9月 ろうきんオンラインシステム全国一本化完了 資産運用プラン1&2発売 金融商品取引法等施行 2008年(平成20年) 3月 9月 12月 東 海 ろ う き ん 資 料 編 キャッシュカード等発行処理全国一元化 西日本DS移行 イオン銀行との提携開始 就職安定資金融資制度取扱開始 2009年(平成21年) 1月 3月∼7月 3月 6月 9月 資産運用プラン3&5発売 全国一斉生活応援運動強化月間の取組 勤労者支援融資「ささえ愛」発売 新生活支援特別融資制度「ささえ愛・返済金」発売 来店不要型ネットローンの発売 岐阜県庁前ろうきんプラザオープン 2010年(平成22年) 1978年 (昭和53年) 2月 「ろうきん教育ローン」全国統一発売 1979年 (昭和54年) 6月 デビットカードサービス開始 東海労働金庫発足 2001年(平成13年) 1995年(平成7年) 4月 労金運動10周年中央集会 2月 1993年(平成5年) 10月 伊勢湾台風災害対策特別融資取扱 1960年 (昭和35年) 9月 全国労金統一オンラインシステム稼働 MICS〔全国キャッシュサービス〕 参加 1994年(平成6年) 愛知労済創立 1959年 (昭和34年) 10月 5月 9月 6月 1958年 (昭和33年) 4月 ANS(県内相銀・農協との CDオンライン)稼働 4月 「生き活きローン」発売 8月 相談センター開設 岐阜県労働金庫創立総会 営業開始 全国ろうきん設立完了 1956年 (昭和31年) 5月 8月 1989年(平成元年) 1955年 (昭和30年) 2月 4月 7月 1988年(昭和63年) 3月 10月 労金連合会、テレックスオンライン開始 10年、そして未来へ。 ありがとうの 「これまでも」 「今も」 「 こ れ か ら も 」お 客 様 の 知 恵 袋 と し て 頑 張 り ま す 。 1月 津支店移転オープン 5月 「環境保全定期」発売 名古屋北支店移転オープン 2010 DISCLOSURE 9月 10月 6月 10月 2000年(平成12年) 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 50 店舗・ATMネットワーク ◆東海ろうきん営業店一覧 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 地区 (2010年7月1日現在) 支店名 (店番) ローンセンター 併 設 本店営業部(492) ○ 名古屋駅前支店(493) 名古屋東支店(495) 名古屋北支店(496) 一宮支店(497) ○ 刈谷支店(498) ○ 豊橋支店(499) ○ 岡崎支店(501) 瀬戸支店(502) 半田支店(503) 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 愛 知 ○ 津島支店(504) 名古屋南支店(505) 豊田支店(506) 東海支店(507) 小牧支店(508) ○ 豊川支店(509) ○ 安城支店(511) 金山支店(512) 東 海 ろ う き ん 資 料 編 豊田北支店(513) ○ 春日井支店(514) ○ 名古屋みどり支店(515) ○ 岐阜支店(521) ○ 大垣支店(522) ○ 美濃加茂支店(523) ○ 多治見支店(524) 岐 阜 中津川支店(525) 高山支店(526) 垂井支店(527) 各務原支店(528) 恵那支店(972) 津支店(532) ○ 四日市支店(533) ○ 伊勢支店(534) 桑名支店(535) ○ 尾鷲支店(536) 三 重 2010 DISCLOSURE 51 松阪支店(537) ○ 上野支店(538) 鈴鹿支店(539) 亀山支店(665) 名張支店(974) 熊野支店(981) ○ 電話番号 フリーダイヤル 052-243-8800 0120-690-124 052-561-2441 0120-690-168 052-882-4131 0120-690-127 052-772-2800 0120-690-128 0586-73-2181 0120-690-135 0566-21-1541 0120-690-145 0532-63-0700 0120-690-146 0564-23-5211 0120-690-152 0561-82-5021 0120-690-153 0569-21-2066 0120-690-156 0567-25-1151 0120-690-157 052-692-2361 0120-692-236 0565-28-5637 0120-690-158 0562-33-3320 0120-690-162 0568-75-2121 0120-690-163 0533-84-3011 0120-690-164 0566-77-5511 0120-690-167 052-682-4171 0120-690-173 0565-36-5151 0120-690-161 0568-87-7172 0120-690-172 052-899-1151 0120-690-331 058-247-3600 0120-608-621 0584-78-5708 0120-608-622 0574-25-0077 0120-608-623 0572-23-0133 0120-608-624 0573-66-5517 0120-608-625 0577-32-1444 0120-608-626 0584-23-3877 0120-608-627 058-385-2177 0120-608-628 0573-25-8025 0120-608-672 059-224-0336 0120-191-961 059-353-7536 0120-191-506 0596-23-1336 0120-191-703 0594-22-6022 0120-191-503 0597-22-4709 0120-191-707 0598-51-7676 0120-191-702 0595-23-4404 0120-191-607 059-375-2511 0120-191-602 0595-82-8111 0120-191-603 0595-65-9292 0120-191-608 0597-85-4588 0120-191-803 住 所 〒460-0007 名古屋市中区新栄1-7-12 〒450-0002 名古屋市中村区名駅3-24-2 〒466-0055 名古屋市昭和区滝子通1-2-2 〒464-0002 名古屋市千種区香流橋2-3-41 〒491-0838 一宮市猿海道1-1-14 〒448-0028 刈谷市桜町4-26 〒440-0853 豊橋市佐藤1-2-5 〒444-0860 岡崎市明大寺本町1-34 〒489-0809 瀬戸市共栄通4-22-2 〒475-0836 半田市青山1-5-22 〒496-0817 津島市北町75-1 〒457-0856 名古屋市南区南陽通6-1-11 〒471-0833 豊田市山之手8-131 〒477-0037 東海市高横須賀町公家28-1 〒485-0039 小牧市外堀1-242 〒442-0068 豊川市諏訪3-242-4 〒446-0027 安城市東明町14-6 〒460-0024 名古屋市中区正木4-5-6 〒471-0063 豊田市京町7-22-5 〒486-0845 春日井市瑞穂通7-1-2 〒458-0045 名古屋市緑区鹿山2-1-3 〒500-8163 岐阜市鶴舞町2-6-1 〒503-0824 大垣市旭町4-10-1 〒505-0041 美濃加茂市太田町2910-12 〒507-0037 多治見市音羽町3-80-6 〒508-0044 中津川市昭和町1-1 〒506-0021 高山市名田町5-95-4 〒503-2122 不破郡垂井町表佐1-34 〒509-0141 各務原市鵜沼各務原町1-244-3 〒509-7203 恵那市長島町正家2-2-28 〒514-0003 津市桜橋2-126 〒510-0074 四日市市鵜の森2-1-21 〒516-0073 伊勢市吹上1-11-31 〒511-0065 桑名市大央町27-2 〒519-3615 尾鷲市中央町1-11 〒515-0019 松阪市中央町37-1 〒518-0873 伊賀市上野丸之内74-21 〒513-0806 鈴鹿市算所2-3-8 〒519-0124 亀山市東御幸町字穴淵222-3 〒518-0625 名張市桔梗が丘5-1-8 〒519-4324 熊野市井戸町字馬留615-13 店舗ATM稼働時間 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 8:00∼21:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 ◆ローンセンター・プラザ一覧 愛 知 岐 阜 三 重 (2010年7月1日現在) ローンセンター・プラザ名 電話番号 フリーダイヤル 本店新栄ローンセンター 一宮ローンセンター 刈谷ローンセンター 豊橋ローンセンター 知多ローンセンター 小牧ローンセンター 豊川ローンセンター 豊田ローンセンター 春日井ローンセンター みどりローンセンター 田原ローンプラザ 岡崎ローンプラザ 岐阜ローンセンター 大垣ローンセンター 美濃加茂ローンセンター 岐阜県庁前ろうきんプラザ 津ローンセンター 四日市ローンセンター 桑名ローンセンター 松阪ローンセンター 鈴鹿ローンセンター 志摩ろうきんプラザ 052-243-8711 0586-25-8451 0566-21-7732 0532-63-6969 0569-21-2261 0568-42-2933 0533-83-9900 0565-36-5155 0568-87-6333 052-899-5581 0531-22-0006 0564-71-2201 058-245-1101 0584-78-5817 0574-25-0120 058-272-9700 059-225-8800 059-356-8200 0594-25-8770 0598-52-3300 059-375-5666 0599-46-1311 0120-690-577 0120-690-106 0120-690-126 0120-690-233 0120-690-706 0120-690-766 0120-690-899 0120-691-406 0120-690-699 0120-690-665 0120-690-760 0120-690-288 0120-690-260 0120-602-861 0120-602-860 0120-608-678 0120-191-361 0120-192-206 0120-690-907 0120-660-839 0120-690-771 0120-690-655 住 所 〒460-0007 名古屋市中区新栄1-7-12 〒491-0838 一宮市猿海道1-1-14 〒448-0028 刈谷市桜町4-26 〒440-0853 豊橋市佐藤1-2-5 〒475-0836 半田市青山1-5-22 〒485-0039 小牧市外堀1-242 〒442-0068 豊川市諏訪3-242-4 〒471-0063 豊田市京町7-22-5 〒486-0845 春日井市瑞穂通7-1-2 〒458-0045 名古屋市緑区鹿山2-1-3 〒441-3421 田原市田原町晩田81-2 〒444-0813 岡崎市羽根町字貴登野32-1 〒500-8163 岐阜市鶴舞町2-6-1 〒503-0824 大垣市旭町4-10-1 〒505-0041 美濃加茂市太田町2910-12 〒500-8384 岐阜市藪田南1-10-1 〒514-0003 津市桜橋2-126 〒510-0074 四日市市鵜の森2-1-21 〒511-0065 桑名市大央町27-2 〒515-0019 松阪市中央町37-1 〒513-0806 鈴鹿市算所2-3-8 〒517-0501 志摩市阿児町鵜方3112-1 営業時間 (年末・年始・祝日は休業) 平日 土曜日・日曜日 土 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土・日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土・日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土 10:00∼16:00 10:00∼16:00 日 10:00∼16:00 10:00∼16:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 10:00∼15:00 10:00∼16:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土・日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 日 9:00∼16:00 9:00∼17:00 土 10:00∼16:00 10:00∼16:00 ◆出張所(店舗外ATM)一覧 地区 愛 知 岐 阜 三 重 出張所 (地域自動機) 名 NTT三の丸ビル 全労済会館 「アビタン」 名古屋市役所 名鉄須ヶ口駅 三菱産器 二ツ杁駅前 名鉄神宮前東口 名鉄大曽根駅 メッツ大曽根 名鉄一宮駅 稲沢 富士松 高浜市Tぽーと 高師駅 田原ローンプラザ 新豊橋駅 大樹寺 岡崎ローンプラザ 常滑駅前 アピタ阿久比店 東名古屋港駅前 トヨタ車体吉原工場 豊生ブレーキ工業前 カバハウス メグリア本店 新日鉄 名古屋 愛知製鋼厚生会館前 大府 知多市役所 大府市役所 エアポートウォーク名古屋 犬山羽黒 三河一宮 平坂 イノアック安城前 上前津 トヨタ紡織猿投工場 メグリア志賀店 細谷町 豊田市役所 名鉄鳴海駅 岐阜北 岐阜県庁前ろうきんプラザ 日本合成化学大垣 三重県庁前合同ビル JFE津 ジャスコ久居店 霞 塩浜駅 みやがわ生協 鳥羽ショッピングプラザ 『ハロー』 志摩ろうきんプラザ 員弁 松阪市役所 本田技研労働会館 (2010年7月1日現在) 住 所 名古屋市中区三の丸1-9-1 名古屋市熱田区金山町1-12-7 (労済会館内) 名古屋市中区三の丸3-1-1 (本庁舎1階) 清須市須ヶ口駅前1-1 (名鉄須ヶ口駅構内) 名古屋市中村区岩塚町字竜子田5 清須市西枇杷島町芳野2-11-2 名古屋市熱田区神宮3-608 (名鉄神宮前駅東口) 名古屋市東区矢田南5-2-6 名古屋市北区矢田2-1-95 一宮市新生1-1-1 (名鉄一宮駅構内) 稲沢市井之口町唐入北5472 (豊田合成労組会館前) 刈谷市一里山町砂山153-3 高浜市神明町8-20-1 (生活便利館「Tぽーと」駐車場内) 豊橋市高師町字北新切116-6 (高師駅前広場) 田原市田原町晩田81-2 豊橋市花田町西宿41 岡崎市大樹寺3-1-18 岡崎市羽根町字貴登野32-1 常滑市鯉江本町5-155 知多郡阿久比町大字椋岡字徳吉1-12 名古屋市港区大江町9-3 豊田市吉原町上藤池25 (正門前) 豊田市和会町道上10 (豊生ブレーキ寮正門東角脇) 豊田市丸山町10-5-1 豊田市山之手8-92 東海市東海町4-70-1 (バス停前) 東海市荒尾町船江3-1 (聚楽園駅改札口向) 大府市共栄町8-1-3 (共栄町3丁目交差点) 知多市緑町1 (知多市役所庁舎北側) 大府市中央町5-70 西春日井郡豊山町豊場林1-8 犬山市大字羽黒新田字中蝉屋14 豊川市一宮町上新切500-1 西尾市平坂町烏多9-1 安城市今池町3-1-36 名古屋市中区大須4-9-60 (NTT上前津ビル東側) 豊田市亀首町金山88 (工場入り口) 豊田市志賀町香九礼1-177 豊田市細谷町5-16 (鬼頭工業 (株) 社宅横) 豊田市西町3-60 (西庁舎) 名古屋市緑区鳴海町向田1-3 (名鉄鳴海駅構内) 岐阜市福光東2-8-12 岐阜市藪田南1-10-1 大垣市西崎町4-14 津市栄町1-891三重県合同ビル内 津市雲出鋼管町1 津市久居明神町風早2660 四日市市霞1-1 四日市市御薗町2-81-1 伊勢市小俣町本町340 鳥羽市大明西町1-1 志摩市阿児町鵜方3112-1 (マルールビル1F) いなべ市員弁町楚原878-2 松阪市殿町1340-1 鈴鹿市平田町1907 稼働時間 平日 9:00∼18:00 8:45∼19:00 9:00∼18:00 8:00∼19:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:00∼21:00 8:00∼21:00 10:00∼21:00 8:00∼21:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 9:00∼19:00 8:45∼19:00 8:00∼21:00 8:00∼21:00 8:00∼20:00 8:00∼20:00 8:00∼19:00 10:00∼21:00 8:00∼19:00 8:45∼20:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 9:00∼20:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 10:00∼21:00 8:45∼19:00 8:00∼20:00 8:45∼19:00 8:00∼20:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:45∼19:00 8:00∼19:00 9:00∼17:30 9:00∼19:00 8:00∼21:00 8:00∼19:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 9:00∼20:00 8:00∼19:00 8:00∼21:00 9:00∼19:00 8:00∼20:00 8:00∼20:00 9:00∼19:00 8:30∼19:00 9:00∼19:00 その他 土 9:00∼17:00 土日祝 非稼働 土日祝 非稼働 土 9:00∼19:00 土 9:00∼17:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 10:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 10:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土 9:00∼17:00 土 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 10:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 非稼働 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼17:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 非稼働 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼19:00 土 9:00∼19:00 土日祝 9:00∼17:00 土 9:00∼19:00 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 地区 52 東海ろうきん 資料編 業務実績 54 連結情報 68 自己資本の充実の状況 75 監査について 86 業務実績 主要な事業に関する事項 ◆主要な事業の状況を示す指標 項 目 経 常 収 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益 業 務 純 益 純 資 産 額 総 資 産 額 預 金 積 金 貸 出 金 有 価 証 券 出 資 金 総 額 出 資 総 口 数 ( 口 ) 出 資 に 対 す る 配 当 金 職 員 数 単 体 自 己 資 本 比 率 (単位:百万円、 %) 2005年度 22,631 5,306 4,391 5,231 59,114 1,184,678 1,103,033 821,641 137,458 5,268 5,268,503 209(4%) 654 8.87 2006年度 23,127 3,608 2,526 3,615 62,423 1,236,230 1,150,681 892,361 103,945 5,267 5,267,852 210 (4%) 633 10.65 2007年度 25,327 3,623 2,515 3,833 63,519 1,320,732 1,232,564 860,252 130,190 5,260 5,260,707 210 (4%) 631 10.23 2008年度 27,193 3,479 2,391 5,090 62,254 1,349,846 1,259,163 917,451 132,935 5,256 5,256,426 209 (4%) 627 10.16 2009年度 28,636 6,036 4,234 6,434 70,755 1,395,875 1,294,438 966,950 116,957 5,346 5,346,061 213(4%) 632 10.13 (注) 1.貸借対照表関係の項目については、 各年度の期末残高を記載しています。 2.当金庫は、 「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が 適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁・厚生労働省告示第7号)」により、 自己資本比率を算定しています。 なお、2005年度は「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実 の状況が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成9年大蔵省・労働省告示第1号)」により、 自己資本比率を算定しています。 また、2008年度は自己資本比率告示(平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号)に基づく特例に従い、 「その他有価証券の評価差損」を自己資本から控除せず、自己資本比率を算定 しています。 2009年度の自己資本比率算定においては、 上記の特例を適用していません。 3.「業務純益」 とは、 「業務粗利益」 から 「貸倒引当金純繰入額」 および 「経費」 を控除したもので、 金融機関の基本的な業務の成果を示すといわれる利益指標です。 ◆主要な業務の状況を示す指標 項 目 業 務 粗 利 益 業 務 粗 利 益 率 資 金 運 用 収 支 役 務 取 引 等 収 支 そ の 他 業 務 収 支 資 金 運 用 勘 定 平 均 残 高 資 金 運 用 収 益( 受 取 利 息 ) 資 金 運 用 収 益 増 減 額 資 金 運 用 利 回 り 資 金 調 達 勘 定 平 均 残 高 資 金 調 達 費 用( 支 払 利 息 ) 資 金 調 達 費 用 増 減 額 資 金 調 達 利 回 り 資 金 調 達 原 価 率 資 金 利 鞘 総 資 産 経 常 利 益 率 総 資 産 当 期 純 利 益 率 総 資 産 業 務 純 益 率 純 資 産 経 常 利 益 率 純 資 産 当 期 純 利 益 率 純 資 産 業 務 純 益 率 (単位:百万円、 %) 2008年度 18,013 1.37 19,844 △ 2,111 279 1,310,669 24,978 2,696 1.90 1,258,689 5,150 1,006 0.40 1.43 0.47 0.25 0.17 0.37 5.62 3.86 8.22 2009年度 19,516 1.44 21,242 △ 2,370 644 1,346,807 26,009 1,031 1.93 1,289,695 4,771 △ 378 0.36 1.38 0.55 0.43 0.30 0.46 8.59 6.02 9.16 ◆純資産の内訳 (単位:百万円) 項 目 純 資 産 の 部 合 計 出 資 金 ( 普 通 出 資 金 ) ( 優 先 出 資 金 ) 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 特 別 積 立 金 ( 特 別 積 立 ) (金利変動準備積立金) (機械化準備積立金) ( 配 当 準 備 積 立 金 ) (経営基盤強化積立金) ( そ の 他 の 積 立 ) 当 期 未 処 分 剰 余 金 ( 当 期 純 利 益 ) 処 分 未 済 持 分 自 己 優 先 出 資 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 2008年度 62,254 5,256 5,256 ― ― 61,014 5,269 52,979 6,100 17,450 13,000 1,300 11,600 3,529 2,765 2,391 △8 ― △ 3,972 △ 35 ― 2009年度 70,755 5,346 5,346 ー ー 64,843 5,269 54,929 7,400 17,450 13,500 1,300 11,600 3,679 4,644 4,234 △0 ー 565 ー ー 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (注) 1.「業務粗利益」 とは 預金、貸出金、有価証券等の利息収支を示す「資金利益」、各種手数料等の収支を示 す「役務取引等利益」 、債券等の売買益を示す 「その他業務利益」 の合計です。 ◆常勤役職員1人当り預金・貸出金残高 資金運用勘定平均残高 ×100 預 貸 利益 (又は純益) 2.総資産利益率 = ×100 (又は純益率) 総資産 (除く債務保証見返) 平均残高 ◆預貸率・預証率 預 預 預 預 預 貸 項 目 金 残 出 金 残 高 高 2008年度 28,061 19,818 高 高 2008年度 1,901 1,343 (単位:百万円) 2009年度 1,948 1,427 (注) 役職員数は期中平均人員を使用しています。 利益 (又は純益) 純資産利益率 = ×100 (又は純益率) 純資産 (外部流出額を除く) 期末残高 ◆1店舗当り預金・貸出金残高 項 目 金 残 出 金 残 (単位:百万円) 2009年度 29,609 21,976 貸 貸 証 証 項 目 率 ( 期 率 ( 平 率 ( 期 率 ( 平 (単位:%) 末 残 末 残 ) ) ) ) 2008年度 72.43 70.62 10.49 11.37 2009年度 74.22 73.24 8.97 10.42 2010 DISCLOSURE 業務粗利益率= 業務粗利益 (注) 店舗数は期末の店舗数を使用しています。 54 財務諸表 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ◆貸借対照表・チェックポイント【重要なのは運用と調達のバランス】 『貸借対照表』は、決算日時点の資金の調達と運用の状況という財政状態が示されています。お客様からお預かりした預金、出資金、剰余 金処分による積立金などは「負債の部」及び「純資産の部」に記載しています。貸出金・預け金・有価証券などの運用資産及び動産不動産など の固定資産は「資産の部」に記載しています。貸借対照表は調達された資金がどのように運用されているかをあらわすものです。 『貸借対照表』では、 「預金と貸出」、 「自己資本と動産・不動産」などの調達と運用のバランスが適正かどうか、各項目の構成比や増減の状 況はどうかなどがチェックのポイントとなります。 ◆貸借対照表 現 預 買 金 有 貸 外 資 産 の 部 そ 有 無 東 海 ろ う き ん 資 料 編 繰 債 貸 資 預 譲 借 負 債 の 部 そ 代 賞 退 役 そ 債 負 2010 DISCLOSURE 55 (単位:百万円) 科 目 純 資 産 の 部 会 評 純 負 金 金 入 金 銭 債 権 銭 の 信 託 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 貸 付 信 託 投 資 信 託 株 式 外 国 証 券 出 金 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 国 為 替 外 国 他 店 預 け 外 国 他 店 貸 買 入 外 国 為 替 取 立 外 国 為 替 の 他 資 産 未 決 済 為 替 貸 労働金庫連合会出資金 前 払 費 用 未 収 収 益 金 融 派 生 商 品 そ の 他 の 資 産 形 固 定 資 産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア の れ ん リ ー ス 資 産 その他の無形固定資産 延 税 金 資 産 務 保 証 見 返 倒 引 当 金 (うち個別貸倒引当金) 産 の 部 合 計 金 積 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 別 段 預 金 納 税 準 備 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 そ の 他 の 預 金 渡 性 預 金 用 金 借 入 金 の 他 負 債 未 決 済 為 替 借 未 払 費 用 給 付 補 て ん 備 金 未 払 法 人 税 等 前 受 収 益 払 戻 未 済 金 払 戻 未 済 持 分 金 融 派 生 商 品 リ ー ス 債 務 そ の 他 の 負 債 理 業 務 勘 定 与 引 当 金 職 給 付 引 当 金 員 退 職 慰 労 引 当 金 の 他 の 引 当 金 務 保 証 債 の 部 合 計 出 資 金 普 通 出 資 金 優 先 出 資 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 そ の 他 利 益 剰 余 金 特 別 積 立 金 当 期 未 処 分 剰 余 金 処 分 未 済 持 分 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 価・換 算 差 額 等 合 計 資 産 の 部 合 計 債及び純資産の部合計 け 2008年度 2009年度 13,129 208,714 45,058 ー 132,935 28,706 6,566 50,544 ー 2,930 1,268 42,918 917,451 448 890,782 26,219 ー ー ー ー ー 13,206 438 8,400 2 3,609 ー 755 11,879 4,048 6,739 ー 231 859 142 136 ー ー 5 3,555 4,241 △ 469 △ 203 1,349,846 1,259,163 69 300,929 1,362 6 587 0 955,368 825 14 7,491 40 40 11,813 563 5,894 1 883 3 0 4 37 ー 4,426 ー 369 4,403 54 14 4,241 1,287,591 5,256 5,256 ー ー 61,014 5,269 55,744 52,979 2,765 △8 66,262 △ 3,972 △ 35 ー △ 4,008 62,254 1,349,846 10,463 217,987 49,959 3,000 116,957 30,287 2,844 42,272 ー 826 1,403 39,322 966,950 653 946,088 20,208 ー ー ー ー ー 13,324 410 8,400 8 3,598 ー 906 12,333 4,777 6,739 ー 54 762 108 103 ー ー 4 1,576 3,606 △ 392 △ 237 1,395,875 1,294,438 43 310,258 1,313 6 723 0 981,323 756 13 8,371 30 30 13,828 560 7,272 0 1,840 5 ー 0 ー ー 4,149 ー 389 4,361 74 21 3,606 1,325,120 5,346 5,346 ー ー 64,843 5,269 59,573 54,929 4,644 △0 70,189 565 ー ー 565 70,755 1,395,875 ■貸借対照表注記 1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、 満期保有目的の債券については移動平均法による 償却原価法 (定額法) 、 子会社株式については、 移動平均法による原価法、 その他有価証券のうち時価のあるものについては、 決算日の市場価格等 に基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定) 、 時価を把握するこ とが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法に より行っております。 なお、 その他有価証券の評価差額については、 全部純資産直入法により 処理しております。 (追加情報) 当事業年度末から 「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第10号 平成20年3月10日) 及び 「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」 (企 業会計基準適用指針第19条 平成20年3月10日) を適用しております。 3.金銭の信託の評価基準及び評価方法 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、 信託財 産として運用されている有価証券の評価は、 時価法により行っております。 4.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 デリバティブ取引の評価は、 時価法により行っております。 5.有形固定資産の減価償却の方法 有形固定資産の減価償却は、 当金庫の定める決算経理要領に基づき定 率法 (ただし、 平成10年4月1日以後に取得した建物 (建物附属設備を除く) については定額法) を採用しております。 また、 主な耐用年数は次のとお りです。 建 物 19年∼50年 その他 3年∼15年 6.無形固定資産の減価償却の方法 無形固定資産の減価償却は、 定額法により償却しております。 なお、 自 金庫利用のソフトウェアについては庫内における利用可能期間 (5年) に 基づいて償却しております。 7.外貨建資産・負債の換算基準 外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準については、 主として決算日 の為替相場による円換算額を付しております。 8.貸倒引当金の計上基準 貸倒引当金は、 予め定めている償却・引当基準に則り、 次のとおり計上 しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の 監査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告 第4号) に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権につい ては、 一定の種類毎に分類し、 過去の一定期間における各々の貸倒実績か ら算出した貸倒実績率等に基づき引き当てております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、 債権額から担保の処分可 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、 その残額のうち必要 と認める額を引き当てております。 破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、 債権額か ら担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額 を引き当てております。 すべての債権は、 資産の自己査定基準に基づき、 営業関連部署の協力の 下に資産査定部署が資産査定を実施しており、 その査定結果により上記 の引当を行っております。 9.賞与引当金の計上基準 賞与引当金は、 職員への賞与の支払いに備えるため、 職員に対する賞与 の支給見込額のうち、 当事業年度に帰属する額を計上しております。 10.退職給付引当金の計上基準 退職給付引当金は、 職員の退職給付に備えるため、 当事業年度末における 退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、 必要額を計上しております。 また、 過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のと おりです。 (1) 過去勤務債務 その発生年度の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数 (7年) によ る定額法により費用処理 (2) 数理計算上の差異 各発生年度の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による 定額法により按分した額をそれぞれ発生年度の翌事業年度から損益処理 (会計方針の変更) 「 「退職給付に係る会計基準」 の一部改正 (その3) (企業会計基準第19 」 号 平成20年7月31日) が平成21年4月1日以後開始する事業年度から 適用されることになったことに伴い、 当事業年度末から同企業会計基準 を適用しております。 なお、 従来の割引率と同一の割引率を使用することとなったため、 当事 業年度の計算書類等に与える影響はありません。 11.役員退職慰労引当金の計上基準 役員退職慰労引当金は、 役員への退職慰労金の支払いに備えるため、 役 員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、 当事業年度末までに発生し ていると認められる額を計上しております。 12.睡眠預金払戻損失引当金の計上基準 睡眠預金払戻損失引当金は、 負債計上を中止し、 利益計上した睡眠預金 について預金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、 過去の 払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。 13.特別法上の引当金 特別法上の引当金は計上しておりません。 る事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。 また、 延滞債権とは、 未収利息不計上貸出金であって、 破綻先債権及び 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予 した貸出金以外の貸出金です。 25.3カ月以上延滞債権額 貸出金のうち、 3カ月以上延滞債権額は698,557千円です。 なお、 3カ月以上延滞債権とは、 元本又は利息の支払いが約定支払日の 翌日を起算日として3カ月以上延滞している貸出金で 「破綻先債権」 及び 「延滞債権」 に該当しないものです。 26.貸出条件緩和債権額 貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は144,848千円です。 なお、 貸出条件緩和債権とは、 債務者の経営再建・支援を図ることを目 的として、 金利の減免、 利息の支払猶予、 元本の返済猶予、 債権放棄、 その 他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、 「破綻先債権」 「延滞債 、 権」 及び 「3カ月以上延滞債権」 に該当しないものです。 27.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額 破綻先債権額、 延滞債権額、 3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債 権額の合計額は、 5,201,711千円です。 なお、 24.から27.に掲げた債権額は、 貸倒引当金控除前の金額です。 28.担保に供している資産 担保に供している資産は次のとおりです。 担保に供している資産 有 価 証 券 2,500千円 定期預け金 6,100千円 担保資産に対応する債務 預 金 3,699千円 上記のほか、 為替決済の担保として定期預け金20,166,000千円を差し 入れております。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 29.出資1口当りの純資産額 13,235円33銭 15.ヘッジ会計の方法 ヘッジ会計は適用しておりません。 16.消費税及び地方消費税 消費税及び地方消費税の会計処理は税込方式によっております。 17.有形固定資産の減価償却累計額及び圧縮記帳額 有形固定資産の減価償却累計額 9,163,345千円 有形固定資産の圧縮記帳額 136,246千円 18.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 163,464千円 19.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務総額 ありません 20.子会社等の株式 (及び出資) 総額 80,000千円 21.子会社等に対する金銭債権総額 ありません 22.子会社等に対する金銭債務総額 155,729千円 23.リース取引 貸借対照表に計上した固定資産のほか、 営業用車両等については所有 権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 24.破綻先債権額及び延滞債権額 貸出金のうち、 破綻先債権額は363,862千円、 延滞債権額は3,994,443 千円です。 なお、 破綻先債権とは、 元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続し ていること、 その他の事由により、 元本又は利息の取立て又は弁済の見込 みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行っ た部分を除く。 以下 「未収利息不計上貸出金」 という。 )のうち、 法人税法施 行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げ 30.目的積立金は特別積立金に含めて記載しております。 31.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫は、 預金取扱金融機関として、 預金業務を行い、 普通預金、 定期性 預金等により資金を調達しております。 また、 調達した資金は住宅ローン 等、 融資業務により運用を行うとともに、 市場運用業務を行っております。 このため、 金利等、 市場の変動により金庫の収益が大きく影響を受ける ため、 資産及び負債の総合的管理 (ALM) を実施し、 収益とリスクをコント ロールしております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、 主として事業地区内のお客様に対する 貸出金です。 貸出金の多くは個人のお客様を対象とした住宅ローン等で あり、 契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されておりますが、 与信の集中リスクは殆どありません。 また、 特に長期間にわたり金利が固 定される住宅ローンについては、 金利の変動リスクが大きいため、 その一 部については、 証券化という手法を用いてリスクを削減しております。 有価証券は、 国債等債券を中心とし株式、 投資信託などで構成されてお り、 その他目的、 満期保有目的で保有しております。 これらは、 それぞれ発 行体の信用リスク、 及び金利の変動リスク、 市場価格の変動リスクに晒さ れております。 なお、 外貨建有価証券は保有しておりません。 一方、 金融負債は主としてお客様からの預金であり、 金利の変動リスク に晒されております。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 1信用リスクの管理 当金庫は、 信用リスクの適切な管理を行うため、 「信用リスク管理方針」 「クレジット・ポリシー」 をはじめ、 融資業務に関する諸規程、 信用リス ク管理に関する諸規程に従い、 貸出金については個別案件ごとの与信 審査、 与信限度額、 信用情報管理、 保証や担保の設定、 問題債権への対応 など、 与信管理に関する体制を整備、 運営しております。 また、 融資商品 や制度に係る諸規程等に関する研修を定期的に実施することにより、 信用リスク管理の実効性を確保しております。 日常的な信用リスクの 管理は審査管理部門、 リスク統括部門が行っております。 信用リスクの 管理状況、 信用リスク量等については、 月次でALM委員会に報告し、 定期的に常務会及び理事会に報告しております。 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、 リスク統括部門において、 信用リスク量の把握、 格付の状況等をチェックし、 ALM委員会に報告 しております。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 14.リース取引の処理方法 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 リース取引開始日が平 成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについては、 通常の賃 貸借取引に準じた会計処理によっております。 56 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2市場リスクの管理 (¡) 金利リスクの管理 当金庫は、 金利リスクの適切な管理を行うため、 「市場リスク管 理方針」 をはじめ、 市場リスク管理に関する諸規程において、 リス ク管理方法や手続等を明記しております。 日常的な金利リスクの管理はリスク統括部門が行っております。 リスク統括部門は有価証券の金利リスク、 及び、 預金・貸出金等を 含めた全体の金利リスクをバリュー・アット・リスク (VaR) とい われる手法を用いて計量化し、 月次でALM委員会に報告すると ともに、 定期的に常務会及び理事会に報告しております。 なお、 金 利の変動リスク等をヘッジするため、 証券化取引を行っておりま すが、 金利スワップ等、 デリバティブ取引については現在、 行って おりません。 (™) 為替リスクの管理 当金庫は、 為替の変動リスクに関して、 個別の案件ごとにリスク 量を計量化するなどして管理しております。 なお、 為替リスクのヘ ッジとして、 通貨スワップ等、 デリバティブ取引は行っておりません。 (£) 価格変動リスクの管理 当金庫は、 価格変動リスクの適切な管理を行うため、 「市場リス ク管理方針」 をはじめ、 市場リスク管理に関する諸規程、 資金運用 に関する諸規程において、 リスク管理方法や投資基準等を明記し ております。 日常的な金利リスクの管理はリスク統括部門が行っております。 リスク統括部門は有価証券の価格変動リスクをバリュー・アット・ リスク (VaR) といわれる手法を用いて日次で計量化し、 市場部 門に報告しております。 また、 リスク管理の状況を月次でALM委 員会に報告するとともに、 定期的に常務会及び理事会に報告して おります。 有価証券等、 市場運用商品の買入や管理については、 資金運用の 諸規程に従い、 市場部門が行っております。 (¢) デリバティブ取引の管理 デリバティブ取引の管理に関しては、 基本的に金利リスク管理 に準じて行っております。 なお、 現在のところ、 金利スワップ等、 デリバティブ取引は行っ ておりません。 3流動性リスクの管理 当金庫は、 貸出金等金融資産と預金等金融負債の契約期日や換金性 の相違等により、 流動性リスクに晒されております。 流動性リスクに関 しては、 資金繰り管理部門、 及びリスク統括部門が日次で適切に管理す るとともに、 その管理状況をALM委員会に報告しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、 市場価格に基づく価額のほか、 市場価格がない場 合には合理的に算定された価額が含まれております。 当該価額の算定に おいては一定の前提条件等を採用しているため、 異なる前提条件等によ った場合、 当該価額が異なることもあります。 32.金融商品の時価等に関する事項 平成22年3月31日における貸借対照表計上額、 時価及びこれらの差額 は、 次のとおりです (時価の算定方法については (注1) を参照) 。 なお、 時 価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、 次表には 含めておりません ( (注2) を参照) 。 また、 重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:千円) 貸借対照表計上額 (1)預け金 (2)買入金銭債権 貸倒引当金(*1) (3)金銭の信託 (4)有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (5)貸出金 貸倒引当金(*2) 2010 DISCLOSURE 57 時価 差額 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿 価額を時価としております。満期のある預け金については、約定期間に基づく区分ご とに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引くことにより、時価 を算定しております。 (2) 買入金銭債権 金庫が保有している買入金銭債権は、住宅ローン証券化実施に伴い金庫が保有す る受益権(メザニン受益権、劣後受益権等)です。買入金銭債権は、証券化対象となっ た貸出金を通常の貸出金と同様の方法で時価を算定し、その合計金額から投資家へ 販売した受益権(優先受益権)の時価の合計金額を控除することにより、時価を算定 しております。 (3) 金銭の信託 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用 されている有価証券について、株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は情報ベ ンダーが一般に提供している価格若しくは取引金融機関から提示された価格によっ て時価算定を行っております。投資信託は取引所の価格又は投資信託委託会社等に より公表されている基準価格によって時価算定しております。 (4)有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は情報ベンダーが一般に提供してい る価格若しくは取引金融機関から提示された価格によって時価算定を行っておりま す。投資信託は取引所の価格又は投資信託委託会社等により公表されている基準価 格によって時価算定しております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については33項∼37項に記 載しております。 (5)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先 の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似しているこ とから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類、 期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定さ れる利率で割り引いて時価を算定しております。 なお、 貸出金については、 繰上返済等、 いわゆるプリペイメントが発生するため、時価の算定においては、その影響を考慮し ております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保 証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日に おける貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該 価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を 設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額 と近似しているものと想定されるため、 帳簿価額を時価としております。 金融負債 (1)預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみ なしております。また、定期性預金は、種類や区分ごとに元利金の合計額を新規の定 期性預金を受け入れる際に使用する利率で割り引いて時価を算定しております。定 期性預金については、中途解約等、いわゆるプリペイメントが発生するため、時価の 算定においては、 その影響を考慮しております。 (2) 譲渡性預金 譲渡性預金は、預金積金と同様の方法により、時価を算定しております。なお、譲渡 性預金については、 プリペイメントを考慮しておりません。 (3) 借用金 借用金のうち、変動金利によるものは、短期で市場金利を反映し、また、当金庫の信 用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると 考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、一定 217,987,724 49,959,750 △2,498 49,957,252 3,000,000 220,694,435 2,706,711 48,460,664 3,000,000 △1,496,587 ― 3,000 116,865,349 966,950,297 △107,796 966,842,500 1,354,655,827 1,294,438,452 8,371,000 30,000 1,302,839,452 3,361 116,865,349 361 ― の期間ごとに区分した当該借用金の元利金の合計額を同様の借入において想定され る利率で割り引いて時価を算定しております。 975,858,305 9,015,804 金融資産計 1,364,882,116 10,226,289 (1)預金積金 1,296,971,719 2,533,266 (2)譲渡性預金 8,377,969 6,969 (3)借用金 30,104 104 金融負債計 1,305,379,793 2,540,340 デリバティブ取引(*3) ヘッジ会計が適用されていないもの ( ―) ( ―) ― ヘッジ会計が適用されているもの ― ― ― デリバティブ取引計 ― ― ― (*1) 買入金銭債権に対応する一般貸倒引当金を控除しております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (*3)その他資産・負債に計上されるデリバティブ取引を一括して表示しますが、現在 残高はありません。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融商品の時価の算定方法については、日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 14号「金融商品会計に関する実務指針」 (平成12年1月31日)、及び同業種別委員会報告 第44号「銀行等金融機関における金融商品の時価等の開示に関する監査上の留意事項(中 間報告)( 」平成21年12月18日)等を参考に下記のとおりの方法により算出しております。 デリバティブ取引 デリバティブ取引は、金利関連取引(金利先物、金利オプション、金利スワップ等)、 通貨関連取引 (通貨先物、 通貨オプション、 通貨スワップ等) 、 債券関連取引 (債券先物、 債券先物オプション等)であり、取引所の価格、割引現在価値やオプション価格計算 モデル等により算出した価額によっております。 なお、 現在、 デリバティブ取引は行っ ておりません。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 区 分 子会社・子法人等株式(*) (単位:千円) 貸借対照表計上額 80,000 非上場株式(*) 9,450 合 計 89,450 (*)子会社・子法人等株式及び非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握す ることが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (注3)満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 1年以内 1年超5年以内 3,000 10年超 − ― その他有価証券のうち 16,514,000 64,900,000 32,401,000 ― 満期保有目的の債券 − (単位:千円) 5年超10年以内 満期があるもの 合 計 16,514,000 64,903,000 32,401,000 ― 33.有価証券の時価、 評価差額等に関する事項 有価証券の時価、 評価差額等に関する事項は次のとおりです。 これらには、 貸借対照表の 「国債」 「地方債」 「短期社債」 「社債」 「株式」 等、 有価証券が含まれております。 以下37.まで同様です。 (1)売買目的有価証券 ありません (2)満期保有目的の債券 (単位:千円) 種類 貸借対照表計上額 国 債 時価が貸借 地 方 債 対照表計上 短 期 社 債 債 額を超える 社 そ の 他 もの 小 計 国 債 時価が貸借 地 方 債 対照表計上 短 期 社 債 債 額を超えな 社 そ の 他 いもの 小 計 合 計 時価 3,000 − − − − 3,000 − − − − − − 3,000 差額 3,361 − − − − 3,361 − − − − − − 3,361 361 − − − − 361 − − − − − − 361 (3)子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 ありません なお、 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社・子法人等 株式の貸借対照表計上額は80,000千円です。 (4)その他有価証券 (単位:千円) 種類 株 債 貸借対照表 国 計上額が取 地 方 得原価を超 短 期 社 社 えるもの そ の 小 株 債 貸借対照表 国 計上額が取 地 方 得原価を超 短 期 社 社 えないもの そ の 小 合 計 式 券 債 債 債 債 他 計 式 券 債 債 債 債 他 計 貸借対照表計上額 取得原価 差額 533,091 63,068,635 22,933,146 2,844,767 − 37,290,721 20,094,975 83,696,701 781,180 12,332,574 7,351,000 − − 4,981,574 20,054,894 33,168,648 116,865,349 315,705 61,959,117 22,541,997 2,814,554 − 36,602,565 19,804,624 82,079,447 921,962 12,541,354 7,541,354 − − 5,000,000 20,502,757 33,966,074 116,045,521 217,385 1,109,517 391,149 30,213 − 688,155 290,350 1,617,253 △140,782 △208,780 △190,354 − − △18,426 △447,863 △797,426 819,827 34.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 ありません 35.当事業年度中に売却したその他有価証券 売却額 株 債 式 券 国 債 地 方 債 短期社債 社 債 そ の 他 合 計 (単位:千円) 売却益の合計額 278,992 16,046,203 3,864,333 − − 12,181,870 2,457,785 18,782,981 − 183,662 311 − − 183,350 − 183,662 売却損の合計額 96,187 174,837 174,837 − − − 539,838 810,863 39.有価証券の貸付等 ありません 40.当座貸越契約等 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融 資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限 り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であり、これらの契 約に係る融資未実行残高は、207,422,379千円です。このうち原契約期間が1 年以内のもの(又は任意の時期に無条件で取消可能なもの)は80,945,919千円 です。 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未 実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与え るものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、 その他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みをうけた融資の拒絶又 は契約極度額の減額をすることができる旨の条項がつけられております。 また、 契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、 契約後も定期的に(半期毎に)予め定めている庫内手続きに基づき顧客の業況 等を把握し、 必要に応じて契約の見直し、 与信保全上の措置等を講じております。 なお、総合口座についての未実行残高は上記の金額のうち126,476,460千円 ですが、定期預金を担保としており債権保全上の措置をとっております。 41.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、 それぞ れ以下のとおりです。 繰延税金資産 退職給付引当金 1,277,431千円 減価償却限度超過額 380,743千円 賞与引当金 120,779千円 その他 336,419千円 繰延税金資産小計 2,115,374千円 評価性引当額 △ 95,336千円 繰延税金資産合計 2,020,037千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 254,146千円 前払年金費用 166,931千円 固定資産圧縮積立金 22,129千円 繰延税金負債合計 443,207千円 繰延税金資産の純額 1,576,829千円 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 36.保有目的区分を変更した有価証券 ありません 38.金銭の信託の保有目的別内訳 (1) 運用目的の金銭の信託 (単位:千円) 貸借対照表計上額 運用目的の金銭の信託 3,000,000 当事業年度の損益に含まれた評価差額 ― (2)満期保有目的の金銭の信託 ありません (3)その他の金銭の信託 (運用目的及び満期保有目的以外) ありません 2010 DISCLOSURE 37.減損処理を行った有価証券 その他有価証券で時価のあるもののうち、 当該有価証券の時価が取得 原価に比べ著しく下落しており、 時価が取得原価まで回復する見込みが あると認められないものについては、 当該時価をもって貸借対照表計上 額とするとともに、 評価差額を当事業年度の損失として処理 (以下 「減損 処理」 という。 ) しております。 当事業年度における減損処理額は37,635千円 (うち、 株式37,635千円) です。 また、 時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合に、 時価が 「著 しく下落した」 と判断しております。 58 財務諸表 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 59 ◆損益計算書・チェックポイント『バランスのとれた収支構造に注目』 『損益計算書』は一定期間内にどれだけの収益をあげたか、費用がいくらかかったか、その結果利益はいくら計上できたのかを示すもの です。ろうきんは融資や為替業務及び預け金や有価証券運用などにより利息や手数料などの収益をあげています。その反対に資金を調達 するためにかかる預金利息や人件費・物件費など、費用の支払いが必要です。この収益と費用の差額が利益となります。 『損益計算書』では、資金の調達と運用を通じてバランスがとれた収支構造と適正な利益水準が確保されているかどうかなどがチェック ポイントとなります。 ◆損益計算書 経 科 目 常 収 金 運 用 収 貸 出 金 利 預 け 金 利 買 入 手 形 利 コ ー ル ロ ー ン 利 買 現 先 利 債券貸借取引受入利 有 価 証 券 利 息 配 当 金利スワップ受入利 そ の 他 の 受 入 利 務 取 引 等 収 受 入 為 替 手 数 そ の 他 の 役 務 収 の 他 業 務 収 外 国 為 替 売 買 国 債 等 債 券 売 却 国 債 等 債 券 償 還 金 融 派 生 商 品 収 そ の 他 の 業 務 収 の 他 経 常 収 株 式 等 売 却 金 銭 の 信 託 運 用 そ の 他 の 経 常 収 常 費 金 調 達 費 預 金 利 給付補てん備金繰入 譲 渡 性 預 金 利 借 用 金 利 債券貸借取引支払利 金利スワップ支払利 そ の 他 の 支 払 利 務 取 引 等 費 支 払 為 替 手 数 そ の 他 の 役 務 費 の 他 業 務 費 外 国 為 替 売 買 国 債 等 債 券 売 却 国 債 等 債 券 償 還 金 融 派 生 商 品 費 そ の 他 の 業 務 費 益 資 益 息 息 息 息 息 息 金 息 息 役 益 料 益 そ 益 益 益 益 益 益 そ 益 益 益 益 経 用 資 用 息 額 息 息 息 息 息 役 用 料 用 そ 用 損 損 損 用 用 経 費 人 件 費 物 件 費 税 金 そ の 他 経 常 費 用 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 貸 出 金 償 却 株 式 等 売 却 損 株 式 等 償 却 金 銭 の 信 託 運 用 損 そ の 他 資 産 償 却 退 職 手 当 金 そ の 他 の 経 常 費 用 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 処 分 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 償 却 債 権 取 立 益 そ の 他 の 特 別 利 益 特 別 損 失 固 定 資 産 処 分 損 減 損 損 失 そ の 他 の 特 別 損 失 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 、住 民 税 お よ び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 当 期 純 利 益 前 期 繰 越 金 積 立 金 取 崩 額 当 期 未 処 分 剰 余 金 (単位:百万円) 2008年度 27,193 24,978 18,984 2,515 ― ― ― ― 2,114 ― 1,363 1,390 235 1,154 656 0 204 ― ― 452 168 123 ― 44 23,714 5,150 5,025 1 32 1 ― 89 0 3,501 665 2,835 377 ― 178 194 0 3 12,953 6,717 6,090 146 1,732 52 ― 1,239 ― 292 ― 139 9 3,479 0 ― ― 0 0 43 43 ― 0 3,436 964 80 1,044 2,391 373 ― 2,765 2009年度 28,636 26,009 20,575 2,316 ― ― ― ― 1,838 ― 1,278 1,377 228 1,148 1,176 ― 183 ― ― 993 73 ― 11 62 22,600 4,771 4,686 0 30 1 1 51 ― 3,748 687 3,060 532 0 179 345 6 1 13,210 6,778 6,279 152 337 ― ― 285 37 2 ― 0 11 6,036 70 21 48 0 0 74 74 ― 0 6,032 1,874 △ 76 1,798 4,234 410 ― 4,644 ■損益計算書注記 1.記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.子会社との取引による収益総額 38,145千円 子会社との取引による費用総額 695,059千円 3.出資一口当たりの当期純利益金額 793円88銭 4.子会社等との取引に関する事項 属性 名称 子会社 (株)東海労金 サービス 金庫が有する 取引により 議決権の数の割合 発生した債権 直接100% ありません ◆剰余金処分計算書 取引により 発生した債務 預金118,128千円 未払費用37,601千円 (単位:百万円) 2008年度総会承認日 2009年度総会承認日 科 目 (2009年6月25日) (2010年6月25日) 当期未処分剰余金 2,765 4,644 積立金取崩額 ― ― 剰余金処分額 2,354 4,289 利益準備金 76 ― 普通出資に対する配当金 (年4%)213 (年4%)209 優先出資に対する配当金 ― ― 事業の利用分量に対する配当金 299 194 特別積立金 3,700 1,950 次期繰越金 355 410 以上の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書については、2010 年5月17日に監事の監査を受けております。 また、同年6月25日の総会にお いて貸借対照表及び損益計算書について報告するとともに、剰余金処分計 算書について承認を得ております。 当金庫は、 譲渡性預金を含む一般員外預金残高の対総預金残高比率が、 労 働金庫法施行令第1条の4及び同施行第1条の7に定められた「100分の10」 以上のため、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書について、労働 金庫法第41条の2第3項に基づく 「会計監査人の監査」 を受けております。 ◆出資配当 (単位:千円、 %) 項 目 2008年度 2009年度 出資配当 209,887 213,047 配当負担率= (配当率)(年4%の割合) (年4%の割合) 出資配当+利用配当 ×100 利用配当 194,995 299,995 当期末処分剰余金 配当負担率 14.64 11.04 自己資本の充実の状況 (単位:%) 2008年度末 10.16 ◆単体自己資本比率の明細 2009年度末 10.13 出資金 非累積的永久優先出資 (注)当金庫は、 「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条 の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保有する資 産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断する ための基準(平成18年金融庁・厚生労働省告示第7号)」により、自己資 本比率を算定しています。なお、自己資本の充実の状況については、そ の詳細をP75∼P85の「バーゼルⅡ第3の柱(市場規律)に基づく開示」 においても掲載しております。 「自己資本比率」 とは 自己資本比率は、 金融機関の自己資本の状況が適当であるかどうかを判断 するための基準として、 法令により定められた指標です。 海外に営業拠点を もつ金融機関には国際統一基準とよばれる自己資本比率が、 それ以外の金融 機関には国内基準と呼ばれる比率が適用されます。 自己資本比率の算式は以下のとおりです。 ) (アまたはイのいずれかの手法を金融機関が選択) 1信用リスク・アセットの計算方法 ア. 標準的手法……細分化されたリスク・ウェイト (0%∼350%) を資産に 乗じて信用リスク・アセットを算出します。 主な資産のリスク・ウェイトは、抵当権付住宅ロ ーンが35%、住宅ローン以外の個人向けローン(1 億円未満) が75%です。 また、 事業法人向けローン、 社債等のリスク・ウェイトは、格付機関の格付等に 応じて設定されたリスク・ウェイト (20%∼150%) が適用されます。 イ. 内部格付手法…金融機関が内部格付制度を整備し、 格付ごとのデ フォルト確率(融資先が債務不履行に陥る確率)等 を推計します。 その推計値に基づき算出したリスク・ ウェイトを資産に乗じて信用リスク・アセットを算 出します。 (ア∼ウのいずれかの手法を金融機関が選択) 2オペレーショナル・リスクの計算方法 ア. 基礎的手法……粗利益 (直近3年の平均値) の15%をオペレーショ ナル・リスク相当額とします。 イ. 粗利益配分手法…業務区分を8つに分け、 区分ごとの粗利益 (直近3 年の平均値) にそれぞれ異なる掛け目 (12%、 15%、 18%) を乗じた合計値をオペレーショナル・リスク 相当額とします。 ウ. 先進的計測手法…金融機関が独自に構築した計量モデルにより算出 した損失額をオペレーショナル・リスク相当額とします。 当金庫では、 信用リスク・アセットは 「標準的手法」 、 オペレーショナル・リ スク相当額は 「基礎的手法」 により算出しています。 国内業務のみを行う労働金庫の場合、 自己資本比率が4%に満たない場合、 その満たない程度に応じて各種の行政措置が発動されます。 これが 「早期是 正措置」 と呼ばれるもので、 最も厳しい措置は業務の停止命令です。 当金庫の 自己資本比率は10.13%ですから、 行政措置を受けることはありません。 今後 も保有する資産が毀損するリスクを可能な限り抑え、 毀損に対する最終的な 補填原資となる自己資本の更なる充実に努めていきます。 2009年度 5,256 5,346 ー 優先出資申込証拠金 ー ー 資本準備金 ー ー その他資本剰余金 ー ー 利益準備金 5,269 5,346 特別積立金 54,929 58,629 次期繰越金 410 355 ー 基本的項目 その他有価証券の評価差損 (△) (Tier1) 処分未済持分 (△) ×100 信用リスク・アセット 資産の各項目にリスク・ウェイトを乗じて得た額の合計額+ +オペレーショナル・リスク 各オフ・バランス取引の与信相当額にリスク・ウェイトを 相当額×12.5(注) 乗じて得た額の合計額 (注) 8% (国際統一基準の自己資本比率) の逆数である12.5を乗じています。 2008年度 ー その他 自己資本比率= 自己資本の額(基本的項目+補完的項目ー控除項目) ( (単位:百万円、 %) 項 目 ー △8 ー ー △0 自己優先出資 (△) ー ー 自己優先出資申込証拠金 ー ー 営業権相当額 (△) ー ー のれん相当額 (△) ー ー 企業結合により計上される無形固定 資産相当額 (△) ー 証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△) 計 (A) 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿 価額の差額の45%相当額 補完的項目 一般貸倒引当金 (Tier2) 負債性資本調達手段等 補完的項目不算入額 (△) 計 (B) ー △672 △ 903 65,184 68,772 ー ー 265 155 ー 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み ー ー ー 265 155 他の金融機関の資本調達手段の意図的な 保有相当額 ー ー 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク 削減手法として用いる保証又はクレジット・ デリバティブの免責額に係る控除額 ー ー 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 控除項目 基本的項目からの控除分を除く、 自己資本 控除とされる証券化エクスポージャー及び 信用補完機能を持つI/Oストリップス 控除項目不算入額(△) 計 (C) 自己資本 (A)+(B)ー(C) (D) 資産 (オン・バランス) 項目 リスク・ アセット 2,625 2,908 ー ー 2,625 2,908 62,824 66,019 573,185 607,135 オフ・バランス取引等項目 11,916 9,411 信用リスク・アセットの額 (E) 585,101 616,546 オペレーショナル・リスク相当額に係る額 計 (E)+(F) (F) 32,723 34,669 (G) 617,825 651,216 Tier1比率 (A)/(G) 10.55 10.56 自己資本比率 (D) /(G) 10.16 10.13 東 海 ろ う き ん 資 料 編 「出資金」 とは 会員の皆さまより出資いただいた金額で、万が一の際に当金庫が負う債 務に対する最終的な引当てになる基本財産の額です。 「非累積的永久優先出資」 とは 優先出資とは、剰余金の配当の支払順序が普通出資者よりも優先する出 資ですが、 配当可能剰余金の額が減少した場合には、 あらかじめ約束された 優先的配当の額を下回る配当となることがあります。 この場合に、 下回った相当額を、 翌期以降に繰延べして支払う 「累積型」 に 対して、 翌期以降に繰延べられないもののうち、 満期のない社債型優先出資 が 「非累積的永久優先出資」 と呼ばれるものです。 「資本準備金」 とは 時価等での発行となる優先出資については、発行価額の全額または2分 の1を出資金勘定とし、残額を出資金勘定とは別の準備金という枠組みに 組み入れることができます。 この準備金が 「資本準備金」 と呼ばれるものです。 2010 DISCLOSURE ◆単体自己資本比率(国内基準) 60 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 「その他資本剰余金」 とは 債務免除益や国庫補助金などを計上する贈与剰余金や、自己株式の売却 益などから成り、 資本準備金とともに資本剰余金を構成するのが 「その他資 本剰余金」 ですが、 通常、 ろうきんの取引から生ずることはありません。 「利益準備金」 とは 労働金庫法第60条第1項の規定に基づき、当金庫が上記出資金の総額に 達するまで毎事業年度の剰余金の100分の10に相当する金額以上の金額を、 万が一の際の損失を補填するための準備金として積み立てている法定準備 金を指します。 「特別積立金」 とは 当金庫が自己資本の充実を図り、より安定した事業活動を継続していく ために、 以下のとおり各目的で積み立てている積立金の合計額です。 (1) 金利変動準備積立金 市場金利の変動に耐えられる財務的な基盤を確保するための積立金 のことです。 (2) 機械化積立金 事務処理などの機械化に伴う将来的な追加投資に耐え得る財務体質 を作り上げるための積立金のことです。 (3) 配当準備積立金 配当に要する利益を計上できない場合に備えて、 配当原資を確保する ための積立金です。 (4) 経営基盤強化積立金 将来の支出増大などに備えて経営基盤強化に資するための積立金です。 「次期繰越金」 とは 当期の剰余金のうち、 配当などの外部流出額と上記の準備金、 積立金への 繰入額を除いた翌期への繰越額です。 「その他有価証券の評価差損」 とは 2001年3月期決算から実施した金融商品の時価会計によって、時価の変 動により利益を得ること、あるいは満期まで所有する意図をもって所有す ること以外を目的とした有価証券については、決算日時点での時価を計上 することとなりましたが、 時価が帳簿価額を下回っている場合に、 その減額 見合いを純資産の部に計上するのが「その他有価証券の評価差損」で、相当 額を自己資本の額から控除することとなります。 ただし、 2012年3月期まで の間は 「平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号」 に基づく特例により、 自己 資本の額から控除しておりません。 また、 表中にも記載しておりません。 なお、時価が帳簿価額を上回っているときには、その増額見合いとして、 いわば「その他有価証券の評価差益」を計上することとなりますが、この場 合には、 相当額は自己資本の額に加算することができません。 「処分未済持分」 とは 会員の皆さまは、その出資持分の全部を譲渡することによって任意脱退 することができるのですが、その際、譲受け先が見つからない場合には、新 たな出資希望者が見つかるまで、会員の請求により当金庫がその持分を譲 受けることになります。 このように当金庫が譲受けて、 自ら保有する持分のことを 「処分未済持分」 といいます。 「自己優先出資」 とは 当金庫が発行する優先出資を、当金庫自らが保有することとなった場合 の相当額です。 及び 「のれん」 とは 「営業権」 会社の社会的信用や商標の知名度などから生じる超過収益力のことです。 合併や営業譲受 (事業の全部又は重要な一部を他の会社から譲り受けること。 ) によって有償で取得した場合にのみ無形固定資産として計上し、 「出資金」 勘定を相当額増額することが認められています。 「企業結合により計上される無形固定資産相当額」 とは 企業結合に伴って、被取得企業から取得することにより計上される無形 固定資産のうち、 既に自己資本の額から控除することとされている 「営業権」 には含まれないもので、従来の一般的な会計処理では生じることのなかっ た無形資産です。 「証券化取引に伴い増加した自己資本相当額」 とは 証券化取引に伴う債権譲渡により売却益が発生した場合、売却収入から 取引関連費用及び売却原価を控除した額(税効果勘案後)が「証券化取引に 伴い増加した自己資本相当額」 です。 2010 DISCLOSURE 61 「土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額」 とは 労働金庫が保有している事業用土地を時価(公示地価等)で評価し、それ までの帳簿価額を上回った場合には、その「差額」を貸借対照表に有形固定 資産として計上することが認められています。 自己資本比率算出にあたっては、この「差額」の45%を分子の自己資本に 加算することになります。 ただし、この「差額」 (その45%部分)は、後で説明する一般貸倒引当金、負 債性資本調達手段とともに、自己資本の「補完的項目」として取り扱われま すので、 無条件で全額の加算はできません。 補完的項目として加算できる額 は、 基本的項目の額が限度となります。 「一般貸倒引当金」 とは 一般貸倒引当金は、特定の債権の貸倒に対して引き当てるというもので はありません。貸出金の償却という特定の目的のための引当という制約は ありますが、資産の部の単なる控除項目というよりは資本としての色彩が 強いと見ることができ、自己資本の補完的項目に加算することが認められ ています。 ただし、 加算できる額は自己資本比率の分母 (リスク・アセット額) の0.625%が限度となります。 「負債性資本調達手段」 とは 金融機関にはその経営が破綻した場合に、借入金などの一般債務に劣後 した形で償還される劣後債などの資金調達手段が認められています。こう した資金なども自己資本に加算することが認められています。 現在、 当金庫 ではそうした資金調達は行っておりません。 「意図的な保有相当額」 とは 金融機関相互間で自己資本を持ち合ってみせかけの自己資本を嵩上げす ることを排除するために調整される金額です。 「非同時決済取引」 とは 2つの契約からなる取引において、両者の決済時期が異なる取引のこと です。 どちらか一方の契約が履行されないリスクがあります。 反対取引の約 5営業日を超えて当該反対取引が履行されない場合には自己 定決済日以降、 資本控除の対象となります。 「信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額」 とは 信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブが、 非保証債権もしくは原債権に係る損失、または支払義務の不履行が発生し たにもかかわらず、 その額が一定の水準を下回る場合には、 保証人またはプ ロテクション提供者が支払を行わないことができるものであるとき、当該 水準に該当する額のことです。 「証券化エクスポージャー」 とは 証券化取引に係るエクスポージャーのことです。 「証券化」 とは、 債権や不 動産など一定のキャッシュフロー (利息収入等) を生む資産を裏付けとして 証券等を発行し、第三者に売却することです。 「エクスポージャー」とは、リ スクに晒されている資産等の金額のことです。 「信用補完機能を持つI/Oストリップス」 とは 証券化取引により譲渡した原資産から将来において生じることが見込ま れる金利収入等の全部または一部を受ける権利であって、当該証券化取引 に係る他の証券化エクスポージャーに対する信用補完として利用されるよ うに仕組まれたものをいいます。 「自己資本」 とは 以上説明した基本的項目の額と補完的項目の額(基本的項目の額を限度 とします。)の合計額から控除項目の額を控除した金額が、自己資本比率計 算で使う自己資本の額となります。 預金に関する指標 ◆預金科目別残高(期末残高) 項 目 個人預金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 別 段 預 金 納 税 準 備 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 そ の 他 の 預 金 合 計 (単位:百万円) 2008年度 法人預金 公金預金 金融機関預金 ― ― 582 1,579 ― ― ― ― 480 ― ― ― 759 4,416 ― ― ― ― 1,822 5,995 0 233,651 1,362 6 63 0 789,212 824 14 1,025,135 その他預金 69 65,116 ― ― 42 ― 160,979 1 ― 226,209 個人預金 0 243,674 1,313 6 167 0 810,491 755 13 1,056,421 2009年度 法人預金 公金預金 金融機関預金 ― ― 561 1,641 ― ― ― ― 522 ― ― ― 868 6,508 ― ― ― ― 1,952 8,149 その他預金 42 64,381 ― ― 33 ― 163,455 1 ― 227,914 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 注:合計には譲渡性預金は含んでいません。 ◆預金種類別内訳(平均残高) 金 金 金 金 計 (単位:百万円) 2008年度 303,770 953,648 5,317 14 1,262,750 2009年度 312,556 969,645 7,783 13 1,289,998 ◆定期預金の固定金利・変動金利内訳 (期末残高) (単位:百万円) 項 目 固定金利定期預金 変動金利定期預金 そ の 他 合 計 ◆預金者別内訳(期末残高) 項 目 団 体 会 員 民 間 労 働 組 合 民間以外の労働組合及び公務員の団体 消費生活協同組合及び同連合会 そ の 他 の 団 体 ( う ち 間 接 構 成 員 ) 個 人 会 員 国・地方公共団体・非営利法人 一 般 員 外 合 計 (単位:百万円、 %) 2008年度 金額 1,099,612 723,871 146,322 8,200 221,218 (894,066) 3,848 17,073 138,628 1,259,163 2009年度 構成比 87.32 57.48 11.62 0.65 17.56 (71.00) 0.30 1.35 11.00 (単位:百万円、 %) 項 目 一 般 員 外 譲 渡 性 預 金 一 般 員 外 預 金 計 譲渡性預金を含む総預金残高 一 般 員 外 預 金 比 率 2008年度 ― 138,628 1,266,654 10.94 2009年度 ― 135,979 1,302,809 10.43 注:当金庫は、 上記のとおり譲渡性預金を含む一般員外預金残高の対総預金残高比率が、 労働金 庫法施行令第1条の4および同第1条の7に定められた 「100分の10」 以上のため、 労働金庫法 第32条第4項に基づく 「会員等以外の者からの監事の選任」 を行うとともに、 同法第41条の 2第3項に基づく 「会計監査人の監査」 を受けております。 ◆財形貯蓄残高(期末残高) 項 目 一 般 財 形 財 形 年 金 財 形 住 宅 合 計 2008年度 583,435 331 371,601 955,368 2008年度 預金に占める割合 金額 183,939 14.52 52,640 4.15 32,613 2.57 269,193 21.25 金額 1,125,996 720,730 145,691 7,699 251,874 (924,340) 3,483 28,979 135,979 1,294,438 構成比 86.98 55.67 11.25 0.59 19.45 (71.40) 0.26 2.23 10.50 2009年度 609,106 301 371,914 981,323 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (単位:百万円、 %) 2009年度 預金に占める割合 金額 186,097 14.28 52,450 4.02 31,567 2.42 270,115 20.73 2010 DISCLOSURE 流 定 譲 そ 合 項 目 動 性 預 期 性 預 渡 性 預 の 他 の 預 62 貸出金等に関する指標 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ◆リスク管理債権(破綻先債権・延滞債権・3カ月以上 延滞債権・貸出条件緩和債権) 合計額 (単位:百万円、 %) 区 分 リスク管理債権(A) 破綻先債権 延滞債権 3カ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 保全額(B) 担保・保証等による回収見込み額 貸倒引当金 保全率(B)/(A) 2008年度 3,830 258 3,014 245 312 3,786 3,737 48 98.86 2009年度 5,201 363 3,994 698 144 5,195 5,162 32 99.88 貸出金残高(C) リスク管理債権比率(A)/(C) 917,451 0.41 966,950 0.53 ろうきんは、 全国で統一した基準により他業態に先んじて、 96年3月期か らリスク管理債権の額を会員や利用者の皆様に公表しています。 お客様からお預かりした預金の安全な運用管理に万全な体制を心がけ、 リスク管理債権に対しては十分な備えをしています。 2009年度末のリスク管理債権合計は52億1百万円で、 貸出金残高9,669億 50百万円に占める割合 (リスク管理債権比率) は0.53%となっています。 リスク管理債権の内訳は、 「破綻先債権」 が3億63百万円、 「延滞債権」 が39 億94百万円、 「3カ月以上延滞債権」が6億98百万円、 「貸出条件緩和債権」が 1億44百万円となっています。 リスク管理債権合計52億1百万円に対して、 担保・保証等による回収見込 み額が51億62百万円となっています。また、 「貸倒引当金」を32百万円引き 当てています。 その結果、 保全額は51億95百万円となり、 リスク管理債権合 計の99.88%をカバーしています。 「リスク管理債権」 とは 何らかの理由により、返済されない等の貸出金のことで、現在、決算時に 各金融機関が公表しているリスク管理債権には、 「破綻先債権」 「延滞債権」 「3カ月以上延滞債権」 及び 「貸出条件緩和債権」 があります。 ろうきんも、 1995年度数値から 「破綻先債権」 「延滞債権」 及び 「金利減免・ 利息棚上げ債権」 の開示を開始し、 1997年度数値からはこの3つに加え 「3 カ月以上延滞債権」 を開示しました。 1998年度数値からは、 ディスクロー ジャー誌での開示項目が法定化されたことに伴って、全金融機関が上記 4種類のリスク管理債権の開示を行っています。 「破綻先債権」 とは 借り手の倒産 (個人の場合には、 自己破産も) などにより、 ろうきんにとっ て、 返済を受けることが困難になる可能性が高い貸出金のことです。 「延滞債権」 とは 今後 「破綻先債権」 となる可能性が大きい貸出金、 あるいは法的・形式的な 破綻の事実は発生していないものの、実質的には自己破産の状態に陥っ ている借り手の貸出金のことです。 ろうきんにとっては、 収入を生まない 貸出金のことです。 「将来において償却すべき貸出金等に変わる可能性の高い債権」 というこ とになります。 「3ヵ月以上延滞債権」 とは 借り手に収入が入ってこなくなる(会社の業績不振等)などの理由で、ろ うきんが元金または利息の支払いを3か月以上受けていない貸出金のこ とです。 正常に返済される貸出金以上に、 相当の注意をもって管理するこ とが求められる貸出金です。 「貸出条件緩和債権」 とは 借り手の経営再建または支援を図り、貸出金の回収を促進することなど を目的として、貸出金利の免除や利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権 放棄など、借り手に有利となる取決めを行っている貸出金のことで、 1998年度数値から公表したものです。 (ただし、 借り手に有利な条件であ っても、 再建・支援目的でなければ、 「貸出条件緩和債権」 には該当しません。 ) 貸し出したお金は回収されることを前提としている点で、 「破綻先債権」 と異なります。 「担保・保証等による回収見込み額」 とは リスク管理債権のうち、 預金定期積金、 有価証券及び不動産等の確実な担 保ならびに保証機関等の確実な保証先による保証により回収が可能と見 込まれる金額です。 2010 DISCLOSURE 63 「貸倒引当金」 とは 将来、 債権が回収できなくなる可能性に備えて計上する引当金のことで、 「個別貸倒引当金」と「一般貸倒引当金」があります。貸借対照表上の資産 の部に予め控除項目として表示(△)します。なお、引当基準については、 貸借対照表に注記していますのでご参照ください。 ◆貸出金償却の額 貸 出 項 目 金 (単位:百万円) 償 却 2008年度 2009年度 ― ― ◆貸倒金引当残高 項 目 貸 倒 引 当 金 一 般 貸 倒 引 当 金 個 別 貸 倒 引 当 金 (単位:百万円) 2008年度 期末残高 期中増減額 469 265 203 2009年度 期末残高 期中増減額 38 7 30 △76 △109 33 392 155 237 「一般貸倒引当金とは」 「3カ月以上延滞債権」と「貸出条件緩和債権」について、過去の貸倒実績から 求めた予想損失率に基づいて算定した金額を計上する貸倒引当金のことです。 「個別貸倒引当金」 とは 「破綻先債権」と「延滞債権」について、借り手の資産状況や支払い能力からみ て債権の相当部分が回収できないと見込まれることが明らかになった場合、 債権額の一部又は全部に相当する金額を計上する貸倒引当金のことです。 ◆金融機能の再生のための緊急措置に関する法律 第7条の規定に基づく「資産の査定の公表」 2010年3月31日現在の資産査定等の状況は以下のとおりです。 (単位:百万円、 %) 項 目 金融再生法上の不良債権(A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 保全額(B) 担保・保証等による回収見込み額 貸倒引当金 保全率(B)/(A) 2008年度 3,948 2,081 1,310 557 3,904 3,738 166 98.88 2009年度 5,363 2,815 1,705 843 5,357 5,163 194 99.88 正常債権(C) 合 計(D)=(A)+(C) 金融再生法上の不良債権比率(A)/(D) 919,243 923,192 0.43 966,786 972,149 0.55 (注) 1.金額は決算後(償却後)の計数です。 2.単位未満を四捨五入しています。 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 とは 総与信額(貸出金、貸付有価証券(消費貸借型貸付債券は除く)、外国為替、 債務保証見返、 与信関係未収利息・仮払金等融資関連の全科目) のうち、 破 産、 会社更生、 再生手続等の事由によって経営破綻に陥っている借り手に 対する債権及びこれに準ずる債権のことです。 「危険債権」 とは 総与信額(貸出金、貸付有価証券(消費貸借型貸付債券は除く)、外国為替、 債務保証見返、 与信関係未収利息・仮払金等融資関連の全科目) のうち、 借 り手が経営破綻の状態には至っていないものの、 財務状態・経営成績が悪 化して契約に従った債権の元本の回収と利息の受取りができない可能性 が高い債権のことです。 「要管理債権」 とは 貸出金のうち、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と「危険債権」を 除いた 「3カ月以上延滞債権」 と 「貸出条件緩和債権」 の合計額のことです。 「貸倒引当金」 とは 将来、 債権が回収できなくなる可能性に備えて計上する引当金のことで、 「個別貸倒引当金」と「一般貸倒引当金」があります。貸借対照表上の資産 の部に予め控除項目として表示 (△) します。 「個別貸倒引当金」 とは、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 と 「危険債権」 について、借り手の資産状況や支払い能力からみて債権の相当部分が回収で きないと見込まれることが明らかになった場合、債権額の一部又は全部に相 当する金額を計上する貸倒引当金のことです。 「一般貸倒引当金」とは、 「要管理債権」について、過去の貸倒実績から求めた 予想損失率に基づいて算定した金額を計上する貸倒引当金のことです。 なお、 引当基準については、 貸借対照表に注記していますのでご参照ください。 「担保・保証等による回収見込み額」 とは 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」「 、危険債権」及び「要管理債権」のう ち、預金定期積金、有価証券及び不動産等の確実な担保ならびに保証機関等 の確実な保証先による保証により回収が可能と見込まれる金額です。 「正常債権」 とは 総与信額(貸出金、貸付有価証券(消費貸借型貸付債券は除く)、外国為替、債務 保証見返、与信関係未収利息・仮払金等融資関連の全科目)のうち、 「破産更生 債権及びこれらに準ずる債権」 「 、危険債権」 及び 「要管理債権」 を除いたもので、 借り手の財務状態及び経営成績に特に問題がない債権のことです。 資産査定に係る各種基準の比較 (単位:百万円) 自己査定 定 義 区 分 単 位 対 象 破 綻 先 労働金庫の資産査定規程・要綱 債務者単位 債権 法的・形式的な経営破綻の事 実が発生している債務者 363 実 質 破 綻 先 2,451 法的・形式的な経営破綻の事 実は発生していないものの、 深刻な経営難の状態にあり、 再建の見通しがない状況に あると認められるなど実質 的に経営破綻に陥っている 債務者 金融再生法 金融機能の再生のための緊急措 置に関する法律施行規則第4条 区 分 単 位 債務者単位 対 象 総与信 (注1) 破 産 更 生 債 権 破産手続開始、 更生手続開始、 及 び こ れ ら に 再生手続開始の申立て等の 準 ず る 債 権 事由により経営破綻に陥っ ている債務者に対する債権 2,815 及びこれらに準ずる債権 定 義 (注1) 危 険 債 権 1,705 破 綻 懸 念 先 1,704 要 注 意 先 15,622 正 常 先 951,044 現状、経営破綻の状態にはな いが、経営難の状態にあり、 経営改善計画などの進捗状 況が芳しくなく、今後、経営 破綻に陥る可能性が大きい と認められる債務者 金利減免・利息棚上げを行っ ているなど貸出条件に問題 のある債務者、元本返済もし くは利息支払いが事実上延 滞しているなど履行状況に 問題がある債務者のほか、業 況が低調ないしは不安定な 債務者又は財務内容に問題 がある債務者等今後の管理 に注意を要する債務者 業況が良好であり、かつ財務 内容にも特段の問題がない と認められる債務者 要 管 理 債 権 元金又は利息支払が約定支 ( 債 権 単 位 ) 払日の翌日から3カ月以上延 滞している貸出金及び経済 843 的困難に陥った債務者の再 建又は支援を図り、当該債権 の回収を促進すること等を 目的に債務者に有利な一定 の譲歩を与える約定条件の 改定などを行った貸出金 正 常 債 権 (注2) 966,786 そ の 他 961 国及び地方公共団体に対す る債権及び被管理金融機関 に対する債権 債務者が経営破綻の状況に は至っていないが、財政状態 および経営成績が悪化し、契 約に従った債権の元本の回 収及び利息の受け取りがで きない可能性の高い債権 債務者の財政状態及び経営 成績に特に問題がないもの として、要管理債権、危険債 権、破産更生債権及びこれら に準ずる債権以外のものに 区分される債権 金融再生法に基づく資産の公表においては 単位未満を四捨五入して表示しております。 リスク管理債権 定 義 区 分 単 位 対 象 (注1) (注3) 破 綻 先 債 権 363 (注1) (注3) 延 滞 債 権 3,994 (注3) 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 698 貸出条件緩和 債 権 144 労働金庫法施行規則第114条 債権単位 貸出金 債務者が破産、会社更生、民事 再生などの申立を行ったこと、 及び銀行取引停止処分を受け たことにより未収利息を計上 していない貸出金 元金又は利息支払の遅延が 相当期間継続していること などの事由により元本又は 利息の取立て又は弁済の見 込みがなく未収利息を計上 していない貸出金のうち破 綻先債権以外の貸出金 元金又は利息支払が約定支 払日の翌日から3カ月以上 延滞している貸出金(破綻先 債権、延滞債権を除く) 債務者の経営再建又は支援 を図ることを目的として、金 利の減免、利息支払猶予、元 本の返済猶予、債権放棄その 他の債務者に有利となる取 決めを行った貸出金(破綻先 債権、延滞債権及び3カ月以 上延滞債権を除く) (注1)自己査定と金融再生法の差は、直接償却額分です。 前ページ貸出金償却の額と一致しないのは、個別貸 倒引当金を引当済みの債権が含まれていることに よります。 (注2) 総与信のうち要管理債権に係る貸出金以外の債権 (未 収利息等) については、 正常債権に含まれます。 (注3)金融再生法とリスク管理債権の差は、 「対象債権」の 違いによります。ただし、貸出金元金については、債 務者区分により名寄せを行っていますので、破綻懸 念先以下の貸出金未収利息を名寄せした債務者ご とに原則どおり一律資産不計上とした場合は、債務 者区分の破綻懸念先以下の貸出金元金合計額と、リ スク管理債権の破綻先債権と延滞債権の合計額が 一致します。したがって、債務者区分から集計する 金融再生法の下位二区分の合計額(貸出金分)にも 一致することとなります。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 当金庫の「自己査定の債務者区分」、 「金融再生法に基づく債権区分」、 「労働金庫法施行規則に基づくリスク管理債権」の各基準を比較す ると、以下のとおりとなります。 64 貸出金に関する指標 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み ◆貸出金科目別内訳(平均残高) 手 証 当 割 合 項 目 形 貸 書 貸 座 貸 引 手 付 付 越 形 計 2008年度 1,422 859,798 30,612 ― 891,833 (単位:百万円) 2009年度 735 920,993 23,077 ― 944,805 ◆貸出金担保種類別内訳(期末残高) 項 目 当金庫預金積金 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 他 小 計 保 証 信 用 合 計 (単位:百万円、 %) 2008年度 残高 2,482 0 ― 145,742 3 148,229 765,062 4,160 917,451 2009年度 構成比 0.27 0.00 ― 15.88 0.00 16.15 83.38 0.45 残高 2,367 0 ― 128,920 2 131,290 831,904 3,755 966,950 ◆貸出金の固定金利・変動金利別内訳(期末残高) ◆貸出金使途別内訳(期末残高) (単位:百万円) 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 項 目 固 定 金 利 貸 出 金 変 動 金 利 貸 出 金 合 計 2008年度 77,977 839,474 917,451 2009年度 59,352 907,597 966,950 (注) 手形貸付、 当座貸越については、 「固定金利貸出金」 に含んでおります。 項 目 賃金手当対策資金 生 活 資 金 カードローン 教育ローン その他 運営資金 福利共済 設備資金 運営資金 生 協 設備資金 一般住宅資金 住 宅 住宅事業資金 合 計 ― 58,087 14,779 3,807 39,500 3,841 1,417 200 1,594 852,309 ― 917,451 構成比 ― 6.33 1.61 0.41 4.30 0.41 0.15 0.02 0.17 92.89 ― ◆債務保証見返勘定の担保種類別内訳(期末残高) ◆貸出金貸出先別・業種別内訳(期末残高) (単位:百万円) 項 目 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 65 当 金 庫 預 金 積 金 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 他 小 計 保 証 信 用 合 計 2008年度 残高 ― ― ― ― ― ― 4,241 ― 4,241 2009年度 残高 ― ― ― ― ― ― 3,606 ― 3,606 (注)1.債務保証見返勘定とは、債務保証の求償として得られる債務者に対 する債権を示す科目で、債務保証の対照勘定で同額の「債務保証」を 行っていることになります。 2.当金庫の債務保証(見返)は年金資金運用基金などの代理業務取扱 によって発生しているものです。 (単位:百万円、 %) 2009年度 2008年度 残高 項 目 民 間 労 働 組 合 民間以外の労働組合及び公務員の団体 消費生活協同組合及び連合会 そ の 他 の 団 体 《 間 接 構 成 員 》 個 人 会 員 会 員 等 計 預 金 積 金 担 保 貸 出 そ の 他 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 業 建設業 種 電気・ガス・熱供給・水道業 別 運輸・通信業 内 卸売・小売業・飲食店 訳 金融・保険業 不動産業 サービス業 国・地方公共団体 個人 その他 会 員 外 計 合 計 構成比 0.24 0.00 ― 13.33 0.00 13.57 86.03 0.38 2008年度 残高 構成比 53.29 488,965 7.16 65,715 0.51 4,697 37.52 344,279 《97.88》 《898,080》 0.01 94 98.50 903,752 0.02 209 1.47 13,489 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 0.03 282 0.13 1,193 1.30 12,012 − − 1.49 13,698 917,451 残高 ― 56,626 13,417 4,306 38,902 3,187 1,643 ― 1,459 904,032 ― 966,950 構成比 ― 5.85 1.38 0.44 4.02 0.32 0.16 ― 0.15 93.49 ― (単位:百万円、 %) 2009年度 残高 構成比 53.17 514,196 6.99 67,637 0.45 4,420 38.02 367,725 《98.14》 《948,985》 0.00 68 98.66 954,048 0.02 215 1.31 12,686 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 0.03 335 0.09 959 1.17 11,391 − − 1.33 12,901 966,950 有価証券に関する指標 ろうきんでは、利用者の皆さまからお預かりした預金を、住宅ローン等の融資としてご利用いただくまでの間、その一部を国債等の有価 証券の購入に充てて運用しております。 これらの有価証券については、毎決算期にその価額を適正に評価し、財務諸表に反映させなければなりません。このため、当金庫は2001 年3月期より、 保有する金融商品について「金融商品会計に関する実務指針」および関係法令等に基づく決算を実施しています。 ◆有価証券の種類別・残存期間別の残高 項 目 (単位:百万円) 年 度 期間の定めなし 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 − 2008年度末 3,034 7,162 12,933 − 2009年度末 2,531 4,606 23,146 − 2008年度末 3,713 2,853 − − 2009年度末 2,337 507 − − 2008年度末 − − − − 2009年度末 − − − − 2008年度末 5,404 42,692 2,447 − 2009年度末 8,018 31,205 3,048 − 2008年度末 − − − − 2009年度末 − − − 1,084 2008年度末 − 626 1,219 826 2009年度末 − − − 1,268 2008年度末 − − − 1,403 2009年度末 − − − − 2008年度末 1,405 25,452 16,060 − 2009年度末 3,713 29,230 6,379 − 2008年度末 − − − − 2009年度末 − − − 2,353 2008年度末 13,557 78,787 32,661 2,230 2009年度末 16,600 65,549 32,574 国 債 地 方 債 短期社債 社 債 貸付信託 投資信託 株 式 外国証券 その他の 証 券 合 計 10年超 5,576 − − − − − − − − − − − − − − − − − 5,576 − ◆有価証券の種類別の平均残高 項 目 国 地 方 短 期 社 社 貸 付 信 投 資 信 株 外 国 証 その他の証 合 債 債 債 債 託 託 式 券 券 計 2008年度末 平均残高 構成比 31,440 21.89 6,912 4.81 − − 47,672 33.19 − − 4,885 3.40 2,436 1.69 50,258 34.99 − − 143,605 100.00 (単位:百万円、 %) 2009年度末 平均残高 構成比 32,839 24.42 5,389 4.00 − − 48,306 35.92 − − 2,375 1.76 1,476 1.09 44,068 32.77 − − 134,456 100.00 (注) 社債には、 政保債、 公社公団債、 金融債、 事業債、 新株予約権付社債が含まれます。 ◆有価証券の時価情報 1.売買目的有価証券 項 目 種 類 (単位:百万円) 2.満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 項 目 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 そ の 他 合 計 貸借対照表 時価 差額 貸借対照表 うち益 うち損 計上額 時価 計上額 3 3 3 3 0 0 0 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 3 3 3 3 0 0 0 差額 うち益 うち損 0 − − − − 0 0 − − − − 0 0 − − − − 0 (注) 時価は事業年度末における市場価格等に基づいております。 3.その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 2008年度 項 目 株 債 式 券 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 そ の 他 合 計 取得原価 1,435 133,166 29,147 6,511 51,310 46,196 3,998 138,599 貸借対照表 計上額 1,178 128,732 28,703 6,566 50,544 42,918 2,930 132,842 差額 △256 △4,433 △444 54 △766 △3,277 △1,067 △5,757 2009年度 うち益 156 610 238 54 258 59 − 767 取得原価 うち損 413 5,044 682 − 1,024 3,336 1,067 6,524 1,237 113,810 30,083 2,814 41,602 39,310 996 116,045 貸借対照表 計上額 1,314 114,724 30,284 2,844 42,272 39,322 826 116,865 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 2009年度 2008年度 2008年度 2009年度 当事業年度の損益に 当事業年度の損益に 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 含まれた評価差額 含まれた評価差額 − − − − 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 差額 76 913 200 30 669 12 △169 819 うち益 217 1,399 391 30 688 290 − 1,617 うち損 140 486 190 − 18 277 169 797 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (注) 貸借対照表計上額は、当該事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上したものです。 項 目 満 期 保 有 目 的 の 債 券 子会社株式及び関連法人等株式 子 会 社 株 式 関 連 法 人 等 株 式 そ の 他 有 価 証 券 非 上 場 株 式 譲 渡 性 預 け 金 合 計 2008年度 − 80 80 − 9 9 − 89 (単位:百万円) 2009年度 − 80 80 − 9 9 − 89 ◆金銭の信託の時価情報 1.運用目的の金銭の信託 項 目 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 2009年度 2008年度 当事業年度の損益に 当事業年度の損益に 貸借対照表計上額 貸借対照表計上額 含まれた評価差額 含まれた評価差額 − − 3,000 0 (注) 1.貸借対照表計上額は、 当該事業年度末における時価により計上したものです。 2.時価の算定は、 金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっています。 3.満期保有目的の金銭の信託及びその他の金銭の信託はありません。 2010 DISCLOSURE 4.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の 主な内容および貸借対照表計上額 66 金融先物取引等・デリバティブ取引・先物外国為替取引等 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 ◆「デリバティブ取引」とは 金融自由化が進むにつれて、国内、国外の金融市場で金利や為替、株式等に関する先物やスワップ、オプションなどの新しい手法を用い た、いわゆるオフバランス取引(帳簿外取引)が急速に広まってきました。 これらの取引は、 「デリバティブ」 (金融派生商品)取引と呼ばれ、金利や本来の金融取引から派生した取引のことで、大きくは次の3つの タイプに分かれます。 1先物 2スワップ 3オプション ◆「当金庫のデリバティブへの取り組み姿勢等」について (1)利用目的 当金庫では、保有している金融資産についての将来の金利変動などによる損失を回避するため、一定の範囲でデリバティブ取引を活用 しています。 (2)取り組みの情報 具体的には、固定金利選択型住宅ローン、上限金利付き住宅ローン(キャップローン)等で低利な融資をご提供する際に将来の金利リス ク回避を目的として、スワップ取引、オプション(キャップ)取引を実施しています。 (3) 「リスク管理態勢」 当金庫では、 「リスク管理方針」 「リスク管理規程」等によって、デリバティブ取引に関する運営方針や取引種頬ごとの取引基準を定め、 それらに基づいた運用を行っています。 ◆金利関連取引 (単位:百万円) 項 目 金利スワップ 変動受取・固定支払 キャップ 買 建 金利オプション 合 計 店 頭 2008年度 時価 内1年超 ― △37 契約額等 4,000 ― ― ― 4,000 評価損益 △37 ― ― △37 △37 契約額等 ― ― ― 2009年度 内1年超 時価 ― ― ― 評価損益 ― ― ― ― ― ― 会員・出資金・その他 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ◆会員数・出資金の内訳 区 分 団 体 会 員 民間労働組合 民間以外・公務員団体 生活協同組合 その他の団体 個 人 会 員 そ の 他 合 計 会員数 3,399 2,311 441 59 588 3,196 6,595 (単位:千円、 %) 2008年度 出資金額 5,043,596 3,716,874 652,234 112,929 561,559 204,745 8,085 5,256,426 ◆大口出資会員 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 会 員 名 愛 知 県 労 働 者 福 祉 基 金 協 会 ト ヨ タ 自 動 車 労 働 組 合 デ ン ソ ー 労 働 組 合 三 重 県 教 職 員 組 合 日 立 金 属 労 働 組 合 桑 名 支 部 財団法人三重県勤労者ゆとり創造基金協会 全日本自治団体労働組合岐阜県本部 アイシン労働組合アイシン精機支部 全 日 通 労 働 組 合 愛 知 県 支 部 西 濃 運 輸 労 働 組 合 小 計 出 資 金 合 計 出資割合 95.95 70.71 12.40 2.14 10.68 3.89 0.15 6,401 (単位:千円、 %) 金 額 459,000 305,900 202,720 126,821 122,875 122,688 63,562 55,727 49,400 47,500 1,556,193 5,346,061 出資比率 8.58 5.72 3.79 2.37 2.29 2.29 1.18 1.04 0.92 0.88 29.10 団体会員数3,367会員 会員顧客数(間接構成員数)104万5,681人 (2010年3月末現在) 新規加入44会員 脱退76会員 2010 DISCLOSURE 67 会員数 3,367 2,281 442 59 585 3,034 2009年度 出資金額 5,149,105 3,710,673 653,529 112,929 671,974 196,816 140 5,346,061 ◆内国為替取扱実績 項 目 送金・振込 代金取立 合計 (単位:件) 2008年度 2009年度 各地へ向けた分 各地より受けた分 各地へ向けた分 各地より受けた分 597,714 2,117,550 648,962 1,884,561 13 31 10 3 597,727 2,117,581 648,972 1,884,564 ◆公共債窓口販売実績 項 目 国 債 (単位:千円) 2008年度 2,590,335 2009年度 390,222 2008年度 575,836 2009年度 332,994 ◆投資信託窓口販売実績 項 目 投 資 出資割合 96.31 69.40 12.22 2.11 12.56 3.68 0.00 信 託 (単位:千円) 連結情報 金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 東海ろうきん 株式会社東海ろうきんサービス ・当金庫の関連・付随業務の受託 ・当金庫への人材派遣業務 株式会社東海ろうきんサービス 当金庫への人材派遣等を目的に、1987年10月に営業を開始しました。現在では、 年間売上高は、2009年度で700百万円にのぼり、当期純利益は、24百万円となっ ています。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 金庫の子会社等に関する事項 ◆株式会社東海労金サービス 主たる事務所の所在地 名古屋市中区新栄一丁目7番12号 資本金 80百万円 事業の内容 金庫従属業務 設立年月日 1987年10月1日 金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の 子会社等の議決権の総株主の議決権に占める割合 100% − 金庫及びその子会社等の主要な事業の概況 ◆金庫及びその子会社等の主要な事業の状況を示す指標 (単位:百万円、 %) 項 目 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 経 常 収 益 22,628 23,115 25,317 27,198 28,636 経 常 利 益 5,314 3,633 3,643 3,506 6,075 当 期 純 利 益 4,396 2,542 2,528 2,408 4,257 純 資 産 額 63,620 62,371 70,895 59,186 62,511 総 資 産 額 1,184,663 1,236,217 1,320,798 1,349,911 1,395,943 連結自己資本比率 8.88 10.67 10.25 10.18 10.15 (注)1.貸借対照表関係の項目については、各年度の期末残高を記載しています。 2.連結自己資本比率は、労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づく金融庁・厚生労働省告示に定められた 算式に基づいて算出したものです。 ◆連結セグメント情報 ◆金庫及びその子会社等の事業の概況 連結の対象となる株式会社東海労金サービスは金庫関連業務の受託をはじ め、リース業、人材派遣業務を営んでいますが、それらの事業の種類ごとの 区分に属する経常収益、 経常利益の額及び資産の額 (以下 「経常収益等」 とい います) の経常収益等の総額に占める割合が僅少であるため、 事業の種類別 セグメント情報は記載しておりません。 純資産の部 当金庫と株式会社東海労金サービスを連結した結果、連結 剰余金は649億83百万円となりました。出資金は上記会社 からの出資を受け入れていませんので、金庫単体の金額と 変わらず、 53億46百万円です。 東 海 ろ う き ん 資 料 編 預 金 当金庫と上記連結対象子会社の預金を調整消去した結果、 期末預金残高は1兆2,943億20百万円(譲渡性預金除く) となりました。 貸 出 金 当金庫は上記連結対象子会社等への貸出金はないので、金 庫全体の貸出金残高と変わらず、期末貸出金残高は9,669 億50百万円となりました。 損 益 2009年度の経常収益は286億36百万円、 経常費用は225億 61百万円となりました。その結果、上記連結対象子会社と の全体の当期純利益は42億57百万円となりました。 2010 DISCLOSURE 金庫が保有する子会社の議決権の 議決権に占める割合 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 68 連結財務諸表 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み ◆連結貸借対照表 科 目 資 産 の 部 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 負 債 の 部 東 海 ろ う き ん 資 料 編 純 資 産 の 部 現 金 及 び 預 け 金 コールローン及び買入手形 買 現 先 勘 定 債券貸借取引支払保証金 買 入 金 銭 債 権 金 銭 の 信 託 商 品 有 価 証 券 有 価 証 券 貸 出 金 外 国 為 替 そ の 他 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 無 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア の れ ん リ ー ス 資 産 その他の無形固定資産 繰 延 税 金 資 産 再評価に係る繰延税金資産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 資 産 の 部 合 計 預 金 積 金 譲 渡 性 預 金 借 用 金 コールマネー及び売渡手形 売 現 先 勘 定 債券貸借取引受入保証金 コ マ ー シ ャ ル・ペ ー パ ー 外 国 為 替 そ の 他 負 債 代 理 業 務 勘 定 賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 そ の 他 の 引 当 金 繰 延 税 金 負 債 再評価に係る繰延税金負債 負 の の れ ん 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 出 資 金 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 処 分 未 済 持 分 自 己 優 先 出 資 自己優先出資申込証拠金 会 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 為 替 換 算 調 整 勘 定 評 価・換 算 差 額 等 合 計 新 株 予 約 権 少 数 株 主 持 分 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 (単位:百万円) 2009年度 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、信託財 221,843 − − − 45,058 − − 132,855 917,451 − 13,209 12,013 4,072 6,835 − 231 874 142 136 − − 5 3,563 − 4,241 △469 1,349,911 1,259,070 7,491 40 − − − − − 11,844 − 371 − 4,403 62 14 − − − 4,241 1,287,540 5,256 − − 61,131 △8 − − 66,379 △3,972 △35 − − △4,008 − − 62,371 1,349,911 228,451 − − − 49,959 3,000 − 116,877 966,950 − 13,328 12,467 4,810 6,835 − 54 767 108 103 − − 4 1,586 − 3,606 △392 1,395,943 1,294,320 8,371 30 − − − − − 13,860 − 393 − 4,361 83 21 − − − 3,606 1,325,048 5,346 − − 64,983 △0 − − 70,329 565 − − − 565 − − 70,895 1,395,943 産として運用されている有価証券の評価は、 時価法により行っております。 ■連結貸借対照表注記 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2010 DISCLOSURE 69 3. 金銭の信託の評価基準及び評価方法 2008年度 2. 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却 原価法(定額法)、子会社株式については、移動平均法による原価法、その他有価 証券のうち時価のあるものについては、連結決算日の市場価格等に基づく時価 法(売却原価は移動平均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認 められるものについては移動平均法による原価法により行っております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法によ り処理しております。 (追加情報) 当連結会計年度末から「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第 10号 平成20年3月10日) 及び 「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」 (企業会計基準適用指針第19条 平成20年3月10日)を適用しております。 4. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 デリバティブ取引の評価は、 時価法により行っております。 5. 有形固定資産の減価償却の方法 当金庫の有形固定資産の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)を採 用しております。 また、 主な耐用年数は次のとおりです。 建 物 19年∼50年 その他 3年∼15年 連結される子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数 に基づき主として定額法により償却しております。 6. 無形固定資産の減価償却の方法 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、 自金庫利用のソフトウェアについては当金庫並びに連結される子会社 で定める利用可能期間 (5年) に基づいて償却しております。 7. 外貨建資産・負債の換算基準 当金庫並びに連結される子会社の外貨建資産・負債の本邦通貨への 換算基準については、主として連結決算日の為替相場による円換算額 を付しております。 8. 貸倒引当金の計上基準 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計 上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金 の監査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会 報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権に ついては、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒 実績から算出した貸倒実績率等に基づき引き当てております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分 可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち 必要と認める額を引き当てております。 破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額 から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した 残額を引き当てております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力 の下に資産査定部署が資産査定を実施しており、その査定結果により 上記の引当を行っております。 9. 賞与引当金の計上基準 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与 の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 10. 退職給付引当金の計上基準 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末 における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上 しております。 また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下の とおりです。 (1)過去勤務債務 その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)によ る定額法により費用処理 (2)数理計算上の差異 各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年 数 (13年) による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計 年度から損益処理 (会計方針の変更) 当連結会計年度末から「「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その 3) ( 」企業会計基準第19号 平成20年7月31日) を適用しております。 なお、 従来の方法による割引率と同一の割引率を使用することとなっ たため、 当連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はありません。 11.役員退職慰労引当金の計上基準 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、 役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末まで に発生していると認められる額を計上しております。 13.特別法上の引当金 特別法上の引当金は計上しておりません。 14.リース取引の処理方法 当金庫並びに連結される子会社の所有権移転外ファイナンス・リース取 引のうち、リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する事業年度に属 するものについては、 通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 15.ヘッジ会計の方法 ヘッジ会計は適用しておりません。 16.消費税及び地方消費税 消費税及び地方消費税の会計処理は税込方式によっております。 連結される子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっ ております。 17.有形固定資産の減価償却累計額及び圧縮記帳額 有形固定資産の減価償却累計額 有形固定資産の圧縮記帳額 9,169,899千円 136,246千円 18.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 163,464千円 19.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務総額 ありません 20.リース取引 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、営業用車両等について は所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 21.破綻先債権額及び延滞債権額 貸 出 金 の う ち 、破 綻 先 債 権 額 は 3 6 3 , 8 6 2 千 円 、延 滞 債 権 額 は 3,994,443千円です。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続し ていること、その他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見 込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行っ た部分を除く。 以下 「未収利息不計上貸出金」 という。 )のうち、 法人税法 施行令 (昭和40年政令第97号) 第96条第1項第3号のイからホまでに 掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及 び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを 猶予した貸出金以外の貸出金です。 22.3カ月以上延滞債権額 貸出金のうち、 3カ月以上延滞債権額は698,557千円です。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払日 の翌日を起算日として3カ月以上延滞している貸出金で「破綻先債権」 及び 「延滞債権」 に該当しないものです。 23.貸出条件緩和債権額 貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は144,848千円です。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建・支援を図ることを 目的として、 金利の減免、 利息の支払猶予、 元本の返済猶予、 債権放棄、 そ の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、 「破綻先債権」 「延 、 滞債権」 及び 「3カ月以上延滞債権」 に該当しないものです。 24.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債 権額の合計額 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和 債権額の合計額は、 5,201,711千円です。 なお、 21.から24.に掲げた債権額は、 貸倒引当金控除前の金額です。 25.担保に供している資産 担保に供している資産は次のとおりです。 担保に供している資産 有 価 証 券 2,500千円 定期預け金 6,100千円 担保資産に対応する債務 預 金 3,699千円 上記のほか、為替決済の担保として定期預け金20,166,000千円を差 し入れております。 26.出資1口当りの純資産額 13,261円55銭 27.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫グループは、預金取扱金融機関として、預金業務を行い、普通 預金、定期性預金等により資金を調達しております。また、調達した資 金は住宅ローン等、融資業務により運用を行うとともに、市場運用業務 を行っております。 このため、金利等、市場の変動により金庫の収益が大きく影響を受け るため、資産及び負債の総合的管理(ALM)を実施し、収益とリスクをコ ントロールしております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客 様に対する貸出金です。貸出金の多くは個人のお客様を対象とした住 宅ローン等であり、契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒 されておりますが、与信の集中リスクは殆どありません。また、特に長 期間にわたり金利が固定される住宅ローンについては、金利の変動リ スクが大きいため、その一部については、証券化という手法を用いてリ スクを削減しております。 有価証券は、国債等債券を中心とし株式、投資信託などで構成されて おり、その他目的、満期保有目的で保有しております。これらは、それぞ れ発行体の信用リスク、及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスク に晒されております。 なお、 外貨建有価証券は保有しておりません。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、金利の変動リス クに晒されております。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 q信用リスクの管理 当金庫グループは、信用リスクの適切な管理を行うため、 「信用リ スク管理方針」 「クレジット・ポリシー」をはじめ、融資業務に関する 諸規程、信用リスク管理に関する諸規程に従い、貸出金については個 別案件ごとの与信審査、 与信限度額、 信用情報管理、 保証や担保の設定、 問題債権への対応など、与信管理に関する体制を整備、運営しており ます。また、融資商品や制度に係る諸規程等に関する研修を定期的に 実施することにより、信用リスク管理の実効性を確保しております。 日常的な信用リスクの管理は審査管理部門、リスク統括部門が行っ ております。信用リスクの管理状況、信用リスク量等については、月 次でALM委員会に報告し、定期的に常務会及び理事会に報告してお ります。 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、リスク統括部門にお いて、信用リスク量の把握、格付の状況等をチェックし、ALM委員会 に報告しております。 w市場リスクの管理 (¡) 金利リスクの管理 当金庫グループは、金利リスクの適切な管理を行うため、 「市 場リスク管理方針」をはじめ、市場リスク管理に関する諸規程に おいて、 リスク管理方法や手続等を明記しております。 日常的な金利リスクの管理はリスク統括部門が行っておりま す。リスク統括部門は有価証券の金利リスク、及び、預金・貸出金 等を含めた全体の金利リスクをバリュー・アット・リスク(VaR) といわれる手法を用いて計量化し、月次でALM委員会に報告す るとともに、定期的に常務会及び理事会に報告しております。な お、金利の変動リスク等をヘッジするため、証券化取引を行って おりますが、 金利スワップ等、 デリバティブ取引については現在、 行っておりません。 (™) 為替リスクの管理 当金庫グループは、為替の変動リスクに関して、個別の案件ご とにリスク量を計量化するなどして管理しております。なお、為 替リスクのヘッジとして、通貨スワップ等、デリバティブ取引は 行っておりません。 (£) 価格変動リスクの管理 当金庫グループは、価格変動リスクの適切な管理を行うため、 「市場リスク管理方針」 をはじめ、 市場リスク管理に関する諸規程、 資金運用に関する諸規程において、リスク管理方法や投資基準 等を明記しております。 日常的な金利リスクの管理はリスク統括部門が行っておりま す。 リスク統括部門は有価証券の価格変動リスクをバリュー・アッ ト・リスク(VaR)といわれる手法を用いて日次で計量化し、市場 部門に報告しております。また、リスク管理の状況を月次でALM 委員会に報告するとともに、定期的に常務会及び理事会に報告 しております。 有価証券等、市場運用商品の買入や管理については、資金運用 の諸規程に従い、 市場部門が行っております。 (¢) デリバティブ取引の管理 デリバティブ取引の管理に関しては、基本的に金利リスク管 理に準じて行っております。 なお、 現在のところ、 金利スワップ等、 デリバティブ取引は行っ ておりません。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 12.睡眠預金払戻損失引当金の計上基準 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止し、利益計上した睡眠預 金について預金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過 去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。 70 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み e流動性リスクの管理 当金庫グループは、貸出金等金融資産と預金等金融負債の契約期 日や換金性の相違等により、流動性リスクに晒されております。流動 性リスクに関しては、資金繰り管理部門、及びリスク統括部門が日次 で適切に管理するとともに、その管理状況をALM委員会に報告して おります。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない 場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算 定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件 等によった場合、 当該価額が異なることもあります。 28.金融商品の時価等に関する事項 平成22年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれら の差額は、次のとおりです(時価の算定方法については(注1)を参照)。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、 次表には含めておりません ( (注2) を参照) 。 また、 重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (1)預け金 (2)買入金銭債権 貸倒引当金(*1) (3)金銭の信託 (4)有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (5)貸出金 貸倒引当金(*2) 時価 差額 217,987,724 49,959,750 △2,498 49,957,252 3,000,000 220,694,435 2,706,711 48,460,664 3,000,000 △1,496,587 ― 3,000 116,865,349 966,950,297 △107,796 966,842,500 1,354,655,827 1,294,438,452 8,371,000 30,000 1,302,839,452 3,361 116,865,349 361 ― 975,858,305 9,015,804 金融資産計 1,364,882,116 10,226,289 (1)預金積金 1,296,971,719 2,533,266 (2)譲渡性預金 8,377,969 6,969 (3)借用金 30,104 104 金融負債計 1,305,379,793 2,540,340 デリバティブ取引(*3) ヘッジ会計が適用されていないもの ( ―) ( ―)( ―) ヘッジ会計が適用されているもの ― ― ― デリバティブ取引計 ― ― ― (*1) 買入金銭債権に対応する一般貸倒引当金を控除しております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (*3)その他資産・負債に計上されるデリバティブ取引を一括して表示しますが、現在 残高はありません。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融商品の時価の算定方法については、日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14 号「金融商品会計に関する実務指針」 (平成12年1月31日)、及び同業種別委員会報告第44 号「銀行等金融機関における金融商品の時価等の開示に関する監査上の留意事項(中間 報告)」 (平成21年12月18日)等を参考に下記のとおりの方法により算出しております。 金融資産 (1) 預け金 2010 DISCLOSURE 71 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を 時価としております。満期のある預け金については、約定期間に基づく区分ごとに、新規に 預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引くことにより、時価を算定しております。 (2) 買入金銭債権 金庫グループが保有している買入金銭債権は、住宅ローン証券化実施に伴い金庫が保有 する受益権(メザニン受益権、劣後受益権等)であります。買入金銭債権は、証券化対象となっ た貸出金を通常の貸出金と同様の方法で時価を算定し、その合計金額から投資家へ販売し た受益権(優先受益権)の時価の合計金額を控除することにより、時価を算定しております。 (3) 金銭の信託 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用 されている有価証券について、株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は情報ベ ンダーが一般に提供している価格若しくは取引金融機関から提示された価格によっ て時価算定を行っております。投資信託は取引所の価格又は投資信託委託会社等に より公表されている基準価格によって時価算定しております。 (4)有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は情報ベンダーが一般に提供している価格若し くは取引金融機関から提示された価格によって時価算定を行っております。投資信託は取引所 の価格又は投資信託委託会社等により公表されている基準価格によって時価算定しております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については29項∼33項に記 載しております。 (5)貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の 信用状態が実行後大きく異なっていない限り、 時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類、期間に基 づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で 割り引いて時価を算定しております。なお、貸出金については、繰上返済等、いわゆるプ リペイメントが発生するため、時価の算定においては、その影響を考慮しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保 証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算 日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、 当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を 設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額 と近似しているものと想定されるため、 帳簿価額を時価としております。 金融負債 (1)預金積金 要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価 とみなしております。また、定期性預金は、種類や区分ごとに元利金の合計額を新規 の定期性預金を受け入れる際に使用する利率で割り引いて時価を算定しております。 定期性預金については、中途解約等、いわゆるプリペイメントが発生するため、時価 の算定においては、 その影響を考慮しております。 (2)譲渡性預金 譲渡性預金は、預金積金と同様の方法により、時価を算定しております。なお、譲渡 性預金については、 プリペイメントを考慮しておりません。 (3)借用金 借用金のうち、 変動金利によるものは、 短期で市場金利を反映し、 また、 当金庫グルー プの信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似して いると考えられるため、 当該帳簿価額を時価としております。 固定金利によるものは、 一定の期間ごとに区分した当該借用金の元利金の合計額を同様の借入において想定 される利率で割り引いて時価を算定しております。 デリバティブ取引 デリバティブ取引は、金利関連取引(金利先物、金利オプション、金利スワップ等)、通貨 関連取引(通貨先物、通貨オプション、通貨スワップ等)、債券関連取引(債券先物、債券先 物オプション等)であり、取引所の価格、割引現在価値やオプション価格計算モデル等に より算出した価額によっております。なお、現在、デリバティブ取引は行っておりません。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:千円) 区 分 非上場株式(*) 連結貸借対照表計上額 合 計 9,450 9,450 (*)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認め られることから時価開示の対象とはしておりません。 (注3)満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 1年以内 1年超5年以内 (単位:千円) 5年超10年以内 10年超 ― ― その他有価証券のうち 16,514,000 64,900,000 32,401,000 ― 満期保有目的の債券 ― 3,000 満期があるもの 合 計 16,514,000 64,903,000 32,401,000 ― 29.有価証券の時価、 評価差額等に関する事項 34.金銭の信託の保有目的別内訳 有価証券の時価、 評価差額等に関する事項は次のとおりです。 (1)運用目的の金銭の信託 (単位:千円) これらには、連結貸借対照表の「国債」 「地方債」 「短期社債」 「社債」 「株 連結貸借対照表計上額 式」 等、 有価証券が含まれております。 以下33. まで同様です。 (1)売買目的有価証券 ありません (2)満期保有目的の債券 種類 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 国 債 時価が連結 地 方 債 貸借対照表 短 期 社 債 債 計上額を超 社 そ の 他 えるもの 小 計 国 債 時価が連結 地 方 債 貸借対照表 短 期 社 債 債 計上額を超 社 えないもの そ の 他 小 計 合 計 時価 3,000 ― ― ― ― 3,000 ― ― ― ― ― ― 3,000 361 ― ― ― ― 361 ― ― ― ― ― ― 361 (3)その他有価証券 (単位:千円) 種類 株 債 連結貸借対 国 照表計上額 地 方 が取得原価 短 期 社 を超えるも 社 の そ の 小 株 債 連結貸借対 国 照表計上額 地 方 が取得原価 短 期 社 を超えない 社 もの そ の 小 合 計 式 券 債 債 債 債 他 計 式 券 債 債 債 債 他 計 連結貸借対照表計上額 取得原価 差額 533,091 63,068,635 22,933,146 2,844,767 ― 37,290,721 20,094,975 83,696,701 781,180 12,332,574 7,351,000 ― ― 4,981,574 20,054,894 33,168,648 116,865,349 315,705 61,959,117 22,541,997 2,814,554 ― 36,602,565 19,804,624 82,079,447 921,962 12,541,354 7,541,354 ― ― 5,000,000 20,502,757 33,966,074 116,045,521 217,385 1,109,517 391,149 30,213 ― 688,155 290,350 1,617,253 △140,782 △208,780 △190,354 ― ― △18,426 △447,863 △797,426 819,827 30. 当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券 31. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 売却額 株 債 式 券 国 債 地 方 債 短期社債 社 債 そ の 他 合 計 売却益の合計額 278,992 16,046,203 3,864,333 ― ― 12,181,870 2,457,785 18,782,981 ― 183,662 311 ― ― 183,350 ― 183,662 32.保有目的区分を変更した有価証券 (2)満期保有目的の金銭の信託 3,000,000 ― ありません (3)その他の金銭の信託 (運用目的及び満期保有目的以外) ありません 差額 3,361 ― ― ― ― 3,361 ― ― ― ― ― ― 3,361 運用目的の金銭の信託 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 ありません (単位:千円) 売却損の合計額 96,187 174,837 174,837 ― ― ― 539,838 810,863 35.有価証券の貸付等 ありません 36.当座貸越契約等 当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧客 からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件につ いて違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約す る契約であり、 これらの契約に係る融資未実行残高は、 207,422,379千 円です。このうち原契約期間が1年以内のもの(又は任意の時期に無条 件で取消可能なもの) は80,945,919千円です。 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、 融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フロー に影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情 勢の変化、 債権の保全、 その他相当の事由があるときは、 当金庫が実行申 し込みをうけた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる 旨の条項がつけられております。 また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求 するほか、 契約後も定期的に (半期毎に) 予め定めている庫内手続きに基 づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の 措置等を講じております。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 なお、 総合口座についての未実行残高は上記の金額のうち126,476,460 千円ですが、 定期預金を担保としており債権保全上の措置をとっております。 37.退職給付債務等 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりです。 退職給付債務 △8,883,131千円 年金債務 (時価) 3,811,796千円 未積立退職給付債務 △5,071,335千円 未認識数理計算上の差異 1,353,641千円 未認識過去勤務差異 (債務の減額) △105,383千円 連結貸借対照表計上額の純額 3,823,076千円 前払年金費用 538,489千円 退職給付引当金 △4,361,566千円 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ありません 33.減損処理を行った有価証券 その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取 得原価に比べ著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込 みがあると認められないものについては、当該時価をもって連結貸借 対照表計上額とするとともに、評価差額を当連結会計年度の損失とし て処理 (以下 「減損処理」 という。 ) しております。 当連結会計年度における減損処理額は37,635千円(うち、株式 37,635千円) です。 また、 時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合に、 時価が 2010 DISCLOSURE 「著しく下落した」 と判断しております。 72 連結財務諸表 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 ◆連結損益計算書 科 目 経 常 収 益 資 金 運 用 収 益 貸 出 金 利 息 預 け 金 利 息 コールローン利息及び買入手形利息 買 現 先 利 息 債券貸借取引受入利息 有価証券利息配当金 そ の 他 の 受 入 利 息 役 務 取 引 等 収 益 そ の 他 業 務 収 益 そ の 他 経 常 収 益 経 常 費 用 資 金 調 達 費 用 預 金 利 息 給付補てん備金繰入額 譲 渡 性 預 金 利 息 借 用 金 利 息 コールマネー利息及び売渡手形利息 売 現 先 利 息 債券貸借取引支払利息 コマーシャル・ペーパー利息 そ の 他 の 支 払 利 息 役 務 取 引 等 費 用 そ の 他 業 務 費 用 経 費 そ の 他 経 常 費 用 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 そ の 他 の 経 常 費 用 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 処 分 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 償 却 債 権 取 立 益 そ の 他 の 特 別 利 益 特 別 損 失 固 定 資 産 処 分 損 減 損 損 失 そ の 他 の 特 別 損 失 税金等調整前当期純利益 法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税 未 払 法 人 税 等 取 崩 額 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 少 数 株 主 利 益 当 期 純 利 益 (単位:百万円) 2008年度 27,198 24,976 18,984 2,515 − − − 2,112 1,363 1,390 662 168 23,692 5,150 5,025 1 32 1 − − − − 90 3,502 377 12,930 1,732 52 1,679 3,506 0 − − 0 0 42 42 − 0 3,464 976 − 79 1,055 − 2,408 2009年度 28,636 26,007 20,575 2,316 − − − 1,836 1,278 1,374 1,181 73 22,561 4,771 4,686 0 30 1 − − 1 − 51 3,748 532 13,171 337 − 337 6,075 70 21 48 0 0 74 74 − 0 6,071 1,891 − △77 1,814 − 4,257 ■連結損益計算書注記 1.記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.出資一口当たりの当期純利益金額 798円33銭 2010 DISCLOSURE 73 ◆連結剰余金計算書 科 目 ( 資 本 剰 余 金 の 部 ) 資 本 剰 余 金 期 首 残 高 資 本 剰 余 金 増 加 高 資 本 剰 余 金 減 少 高 資 本 剰 余 金 期 末 残 高 ( 利 益 剰 余 金 の 部 ) 利 益 剰 余 金 期 首 残 高 利 益 剰 余 金 増 加 高 当 期 純 利 益 利 益 剰 余 金 減 少 高 配 当 金 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 (単位:百万円) 2008年度 − − − − 59,128 2,408 2,408 405 405 61,131 2009年度 − − − − 61,130 4,257 4,257 404 404 64,983 連結自己資本比率の状況 ◆連結自己資本比率(国内基準) 2008年度末 10.18 (単位:%) 2009年度末 10.15 ◆連結自己資本比率の明細 (単位:百万円、 %) 項 目 2008年度 2009年度 出資金 非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 資本剰余金 利益剰余金 連結子法人等の少数株主持分 その他有価証券の評価差損 (△) 処分未済持分(△) 自己優先出資 (△) 基本的項目 自己優先出資申込証拠金 (Tier1) 営業権相当額 (△) のれん相当額 (△) 為替換算調整勘定 新株予約権 5,256 − − − 60,726 − − △8 − − − − − − 5,346 − − − 64,470 − − △0 − − − − − − − − △672 65,301 △903 68,912 − − 265 − − 265 155 − − 155 他の金融機関の資本調達手段の意図的な 保有相当額 − − 非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク 削減手法として用いる保証又はクレジット・ デリバティブの免責額に係る控除額 − − 基本的項目からの控除分を除く、 自己資本 控除とされる証券化エクスポージャー及び 信用補完機能を持つI/Oストリップス 2,625 2,908 − 2,625 62,941 573,251 11,916 585,167 32,715 617,883 10.56 10.18 − 2,908 66,159 607,203 9,411 616,614 34,665 651,279 10.58 10.15 企業結合により計上される無形固定資産 相当額 (△) 証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△) 計 (A) 土地の再評価額と再評価の直前の 帳簿価額の差額の45%相当額 補完的項目 一般貸倒引当金 (Tier2) 負債性資本調達手段等 補完的項目不算入額(△) 計 (B) 控除項目 控除項目不算入額(△) 計 (C) (A) +(B) −(C) (D) 資産 (オン・バランス) 項目 オフ・バランス項目 リスク・ 信用リスク・アセットの額 (E) アセット オペレーショナル・リスク相当額に係る額(F) 計 (E) + (F) (G) (A)/(G) Tier1比率 (D) /(G) 自己資本比率 自己資本 「連結子法人等の少数株主持分」 とは 連結財務諸表作成にあたって、連結子法人等における親会社(労働金庫) 以外の株主 (外部株主) がある場合に純資産の部に計上するその株式の持分 相当額です。 「為替換算調整勘定」 とは 在外子会社等の財務諸表の換算手続において発生する決算時為替相場で 換算される円貨額と、取得時または発生時の為替相場で換算される円貨額 との差額のことです。 なお、 当金庫の子会社等のうち在外子会社等に該当するものはありません。 「新株予約権」 とは あらかじめ定められた一定の期間に、一定の価格で株式を取得できる権 利のことです。 「企業結合等により計上される無形固定資産相当額」 とは 企業結合等に伴って、被取得企業から取得することにより計上される無 形固定資産のうち、 既に自己資本の額から控除することとされている 「営業 権」 及び 「のれん」 には含まれない無形固定資産の額のことです。 (注) その他の用語等の説明については、 P60∼P61をご覧ください。 ■連結の範囲に関する事項 ・ 連結の範囲について、 「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行 法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保 有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを 判断するための基準 (平成18年金融庁・厚生労働省告示第7号。 以下、 告 示という)第3条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる 会社の集団(連結グループ)に属する会社」と「連結財務諸表の用語、様 式及び作成方法に関する規制に基づき連結の範囲に含まれる会社」に 相違はありません。 ・ 当金庫の連結子会社 (連結自己資本比率を算出する対象となる子会社) は1社 (P68をご覧ください) です。 ・ 告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等に該当するものは ありません。 ・ 告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会 社 (金融子会社、 金融業務を営む会社、 及び保険子法人等) に該当するも のはありません。 ・ 労働金庫法(昭和28年法律第227号)第58条の3第1項第1号イに掲げ る業務を専ら営むもの(労働金庫の行う業務に従属する業務を専ら営 む会社)、若しくは同項第2号に掲げる会社(新たな事業分野を開拓す る会社) であって、 連結グループに属していない会社に該当するものは ありません。 ・ 連結グループのうち、自己資本比率規制の対象となる子会社等はあり ません。 したがって、 グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限 等は設けておりません。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 貸出金等に関する指標 ◆リスク管理債権(破綻先債権・延滞債権・3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権) 合計額 2010 DISCLOSURE 上記債権の2009年度金額は単体で算出したものと同一になっています。用語、金額とも単体のもの(P63) をご参照ください。 74 自己資本の充実の状況(バーゼル2第3の柱(市場規律)に基づく開示) 定性的な開示事項〈単体・連結共通〉 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 75 以下に記載の内容は、平成19年3月23日金融庁・厚生労働省告示第1「労働金庫法施行規則第114条第1項第5号ニ等の規定に基づき、自己資 本の充実の状況等について金融庁長官及び厚生労働大臣が別に定める事項」に基づく開示事項となります。 1.自己資本調達手段の概要 2009年度末の自己資本のうち、出資金はすべて「普通出資金」により 調達しています。 2.金庫の自己資本の充実度に関する評価方法の概要 当金庫の自己資本比率は10.13% (Tier1比率は10.56%) (いずれも単 体) であり、 国内基準の4%を大きく上回っています。 当金庫は 「自己資本 管理方針」及び「自己資本管理規程」の中で自己資本の充実度を、1統合 的リスク管理の観点、2金融機関に課せられた規制上(自己資本比率規 制とアウトライヤー基準) の観点の両面から評価することとしています。 具体的な評価方法は以下のとおりです。 q統合的リスク管理における充実度評価 以下の式を満たした場合、統合的リスク管理において、自己資本は 充実していると評価するものとします。 信用リスク量合計 + 市場リスク量合計 ≦ 信用リスク・リミット + 市場リスク・リミット なお、上記信用リスク・リミット、及び市場リスク・リミットの合計 額は、自己資本(基本的項目)から自己資本比率4%を維持するために 必要な資本、 オペレーショナル・リスク対応分、 金庫が保有する無格付 受益権に係る控除項目分、及び未使用資本を控除した額となります。 従って、仮に全てのリスクが同時に顕在化した場合でも、自己資本比 率4%は維持できることとなります。 w規制対応(自己資本比率規制、アウトライヤー基準等)における充実度評価 下記⁄と¤の合計額が自己資本額以内となった場合、 規制対応上に おいて、 自己資本は充実していると評価するものとします。 なお、 ここ でいう自己資本額は自己資本の合計額です。 信用リスク、及びオペレーショナル・リスクのリスク・アセット額に ⁄. 対して4%(国内基準)を乗じたものを信用リスク、及びオペレーシ ョナル・リスクに対する所要自己資本額とします。 ¤.金庫全体の金利リスクについては、アウトライヤー基準によって 算出された金利リスク額を所要自己資本額とします。 なお、その他のリスクについては、影響が限定的であると考え、考 慮していません。 上記1、及び2のどちらも自己資本が充実しているという評価と なった場合、全体として金庫の自己資本は充実しているものと判断 しています。 3.信用リスクに関する事項 (1) リスク管理の方針及び手続の概要 当金庫は、信用リスクは金庫業務を営む上で根幹に位置するリスク であり、 金庫収益の源泉であるとの認識の下、 信用リスクの適切な管理 を行うため、 「信用リスク管理方針」を定めています。また、当金庫の資 産の大部分を占める貸出金に対する信用リスク管理については別途 「ク レジット・ポリシー」において詳細に定めています。以下は信用リスク 管理手続等の概要です。 1融資商品・制度に係る規程等に関する研修を定期的に実施することにより、 信用リスク管理の実効性を確保する態勢を整備しています。 2個別案件審査は営業推進部門から独立した審査部門が行うことにより、 適切な審査を行うための牽制機能を確保しています。 3信用リスクの評価については、 資産査定実施部署が貸出金等の自己査 定を定期的に実施することにより、 信用リスクの把握に努めています。 また、信用リスク管理の高度化に向け、分析のためのデータ整備を進 めています。 4信用リスクの管理状況、信用リスク量、及び今後の対応方針などについて は、毎月ALM委員会等にて確認・協議しています。また、常務会及び理事会 に対する報告事項を設定し、定期的に報告しています。 5貸倒引当金は、 「資産査定要綱」に基づき以下のとおり計上しています。 ●正常先債権及び要注意先債権 一定の種類ごとに分類し、 過去の一定期間における各々の貸倒実績 から算出した予想損失額を引き当てています。 ●破綻懸念先債権 債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額 を控除し、 その残額のうち必要と認める額を引き当てています。 ●破綻先債権及び実質破綻先債権 債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額 を控除した残額を引き当てています。 (2) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 当金庫は、リスク・ウェイト判定にあたり、以下の適格格付機関を使 用しています。 ●株式会社格付投資情報センター (R&I) ●株式会社日本格付研究所 (JCR) ●ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) ●スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ (S&P) (3)エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する 適格格付機関等の名称 当金庫は、 以下の場合を除き、 エクスポージャーの種類ごとにリスク・ ウェイト判定にあたり使用する適格格付機関の基準を設定していません。 a. オリジネーターとして保有する証券化エクスポージャーのリスク・ ウェイト判定に使用する適格格付機関の名称 ●株式会社格付投資情報センター (R&I) 4.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 (適格金融資産担保) 当金庫では、 「適格金融資産担保」 を信用リスク削減手法として用いて います。 告示で定められた条件を確実に満たしている預金担保融資にお ける当該預金を 「適格金融資産担保」 としています。 (保証) 当金庫では、告示で定められた条件を確実に満たしている地方三公社に 対する地方公共団体の「保証」を信用リスク削減手法として用いています。 (クレジット・デリバティブ) 取扱いはありません。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリス ク管理の方針及び手続の概要 当金庫では、 主に以下の派生商品取引を利用できることにしています。 1金利スワップ取引…固定金利選択型住宅ローンの取扱いに伴う金利 リスクを避けるために利用できることにしています。 2キャップ取引…キャップローン(上限金利付住宅ローン)の取扱いに 伴う金利リスクを避けるために利用できることにしています。 当金庫は、上記のとおり、派生商品取引をできることとしていますが、 2010年3月末現在、残高はありません。したがって、これに伴うリスクも ありません。派生商品取引を行うに際しては、その取引方法、メリットと デメリット、リスクの把握方法等をALM委員会にて慎重に協議するとと もに、 担当部署にてリスク量をモニタリングするなど、 適切な管理を行っ ていきます。 なお、 長期決済期間取引の取扱いはありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 (1)リスク管理の方針及び手続の概要 1リスク管理態勢 a. オリジネーターとしての証券化取引 当金庫は、証券化実施に伴う固有のリスクを関連部署にて特定・認識 した上で、 具体的にALM委員会に付議・報告を行っています。 また、証券化実施にあたっては、外部格付機関による証券化の対象と なる住宅ローンの分析・評価を受けて、 投資家に販売する優先受益権、 金 庫で保有するメザニン受益権、劣後受益権、及びセラー受益権に可能な 限り格付を取得するなど、ALM・リスク管理において証券化実施の効果 を最大限発揮できるよう努めています。 証券化取引に伴い、当金庫は信用補完を目的としたエクスポージャー を保有することとなりますが、これらのリスクは証券化の裏付資産であ る住宅ローンのリスクそのものであることから、この裏付資産の住宅ロ ーンを証券化していない住宅ローンと同様に管理することで信用リスク の把握・管理を行っています。また、流動性補完を目的としたエクスポー ジャーについては、 流動性補完の発生の可能性について把握・管理してい ます。なお、証券化実施にあたっては、各種データについては監査法人に おいて、 契約書等については弁護士によってチェックを受けています。 b.投資家としての証券化取引 当金庫では、証券化商品などへ投資する際には、市場部門とリスク統 括部門が適切に連携し、投資対象商品の特性、潜在するリスク等を特定 するとともに、 可能な限り保守的な方法で信用リスクや金利リスクを把 握しています。 また、 定期的に時価を把握するとともに、 格付状況の変化 を確認することにより、 信用リスク等の変化についてもモニタリングし ています。 2証券化取引方針 a.オリジネーターとしての証券化取引 当金庫は、 お客様のニーズが高い長期固定金利住宅ローンを積極的に 販売していくため、そのリスクの回避策として、証券化を積極的に活用 7.オペレーショナル・リスクに関する事項 (1) リスク管理の方針及び手続の概要 当金庫では、 オペレーショナル・リスクを、 1事務リスク、 2システム リスク、 3リーガルリスク、 4情報資産リスク、 5人的リスク、 6有形資 産リスクに区分し(各リスクの定義はP22をご覧ください)、それぞれ のリスクを各リスク主管部署が専門的な立場から管理するとともに、 リスク統括部門が全体を包括的に管理・把握しています。 オペレーショナル・リスク全体の管理状況、 及び今後の対応方針等に ついては、 「オペレーショナル・リスク管理方針」 及び各規程等に基づき、 定期的にオペレーショナルリスク委員会で協議しています。 また、 オペ レーショナル・リスク管理の実効性を確保するため、 オペレーショナル リスク委員会の下部組織として、 事務リスク管理部会、 情報安全管理部 会、新商品検討部会を設置し、各リスクについて、より詳細に状況を把 握するとともに、 具体的な再発防止策等を協議することにより、 オペレ ーショナル・リスクの削減を図っています。 (2) オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は、 基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算出 しています。 8.出資等または株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び 手続の概要 当金庫は、市場リスク管理方針等に基づき、上場株式等エクスポージ ャーについては、 リスク統括部門において、 日次で時価の把握、 VaRによ るリスク量の計量化を行うなど、適切に管理しております。出資等エク スポージャーについては、 現状、 リスクは限定的であると考え、 特にリス ク管理を行っておりませんが、 リスクの増加が懸念される状況となった 場合は、 リスクの把握方法等の検討を行う予定です。 会計処理については、 適切 日本公認会計士協会の 「金融商品会計に関する実務指針」 に基づき、 に処理しております。 9. 金利リスクに関する事項 (1) リスク管理の方針及び手続の概要 当金庫は、 金利リスクは収益の最大の源泉であるとの認識の下、 金利 リスクの適切な管理を行うため、 「市場リスク管理方針」を定めるとと もに、 「リスク管理規程」 「リスク管理要綱」 等において具体的な管理態勢・ 管理手法等を定めています。 以下は金利リスク管理手続の概要です。 1金利リスクの管理はリスク統括部門が行っています。リスク統括部 門は有価証券の金利(価格変動)リスクは日次で計量化し、フロント 部門に報告するとともに、 預金・貸出金含めた金庫全体の金利リスク については、 月次で計量化し、 ALM委員会に報告しています。 また、 定 期的に理事会へも報告しています。 2金利リスク管理の方針等は、毎月開催されるALM委員会にて協議し ています。金庫資産の多くが金利リスクを含有する住宅ローンであ るため、 金利リスクに対しては、 証券化等、 先進的な手法を活用し、 対 処しています。 (2) 金庫が内部管理上使用した金利リスク計測手法の概要 ■統合的リスク管理における金利リスク計測手法 1当金庫では、 統合的リスク管理においてVaR (バリューアットリスク) という統計的手法にて、金利リスクを計測しています。VaRの計測方 法の概略は以下のとおりです。 ⁄.市場金利、株価指数等の過去の値動きから、将来、一定の確率で生 じうるこれらの値動きを推測します。また、これらの値動きから、 それぞれの相関関係 (係数) を推計します。 ¤.現在の金庫のポートフォリオに、⁄で算出された一定の確率で生 じうる値動きや相関関係を当てはめ、一定期間に生じうるポート フォリオの現在価値減少額 (⇒VaR) を計測します。 ‹. 一定の確率は、 1% (信頼水準99%) としています。 また、 一定期間 (保 有期間)は、有価証券はALM委員会開催サイクル、及びその後の売 買の実行に要する日数等を勘案して30日とし、預貸金、預け金な どについては,流動性などを考慮し,保守的に250日(約1年)とし ています。 ■その他の金利リスク計測手法 1当金庫では、 VaRの他に再評価方式により金利リスク量を計測してい ます。 再評価方式の計測方法は以下のとおりです。 なお、 再評価方式に よる金利リスク量は統合的リスク管理においては使用せず、 リスク管 理を行う上での参考値としています。 ⁄.基準日現在の市場金利に基づき、預金、貸出金、預け金等の現在価 値額を算出します。 ¤. 基準日現在の市場金利に以下の方法 (※) により算出された金利変 動幅分を加えた金利シナリオで、同様に預金、貸出金、預け金等の 現在価値額を算出します。 ‹. ¤で算出された現在価値額と⁄で算出された現在価値額の差をも って、 それらの金利リスクと認識します。 ※ 金利変動幅の算出方法 a.期間ごとの市場金利について、1年前の営業日との金利差を5年分、 延べ1,200営業日分のデータとして集めます。 b.集めたデータを値の小さい順に並び替えます。 小さい方から1%目 (12番目) の数値を c.並び替えたデータのうち、 1%タイル値、 99%目 (1,188番目) の数値を99%タイル値として 採用します。 通常、 金庫にとって金利が上昇した場合 (99%タイル値) に合計現在価値額が減少するため、 金利変動幅として、 99%タイル 値を採用します。 2再評価方式により預金、貸出金の金利リスク量を計測する際は、預金 の中途解約、あるいは貸出金の期限前返済は考慮していません。一般 的にこれらを考慮した場合、 金利リスク量は減少します。 なお、 統合的 リスク管理におけるVaR計測においては、 これらを考慮しています。 3要求払預金の金利リスク量については、 2010年3月より内部モデルに て算定しています。 ※明確な金利改定間隔がなく、 預金者の要求によって随時払い出され る要求払預金のうち、 引き出されることなく長期間金融機関に滞留 する預金のことをコア預金といいます。当金庫では、金利満期の計 算にあたり、 滞留期間を考慮したコア預金を内部モデルにより算定 しており、 要求払預金は平均で約3年程度の残存期間としています。 4金利リスクの計測方法として、上記再評価方式の他に、ラダー方式、 GPS(グリッドポイントセンシティビティ)方式と呼ばれるものがあ りますが、 内部管理との整合性、 リスク量の精緻度を考慮し、 当金庫で は、 再評価方式を採用しています。 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE していく予定です。証券化にあたっては、実施することによるリスク管 理上のメリットや収益、 自己資本比率等に与える影響をALM委員会にて 総合的に判断し、 最終的な証券化実施の可否を理事会で判断しています。 b.投資家としての証券化取引 当金庫は、 証券化商品を分散投資の一環で購入しています。 しかし、 一 般的な有価証券や当金庫の資産と比較した場合、 その商品特性やリスク 特性が見極めにくいため、 リスクを定量的に把握できるか、 リスク・リタ ーンの観点から投資妙味があるか等を総合的に判断した上で投資を行 っています。 3証券化取引における役割、 及び関与の度合い オリジネーターとしての証券化取引 当金庫は、 証券化実施に際し、 以下の役割を担っています。 ●証券化対象となる債権の貸出、 及び譲渡を行うオリジネーター ●原債務者から元利金の回収を行い、債権譲渡先である信託銀行へ の引き渡しを行うサービサー ●メザニン受益権、 劣後受益権、 セラー受益権の受益権者 (2) 証券化エクスポージャーについて、 信用リスク・アセットの額の算出 に使用する方式の名称 当金庫は、 標準的手法により証券化エクスポージャーの信用リスク・ アセットの額を算出しています。 (3) 証券化取引に関する会計方針 当金庫では、 日本公認会計士協会による 「金融商品会計に関する実務 指針」 に従い、 証券化取引を資産の売却 (消滅) として会計処理をしてい ます。 証券化取引の手法として当金庫では信託方式を採用しており、 信 託受益権を私募の取扱業者である証券会社に売却した時点をもって資 産の売却を認識しています。また、売却時には、対象となる住宅ローン の時価評価を行い、 譲渡損益を計上すると共に、 留保持分の時価評価を 行っています。留保持分の取得差額については償却原価法を適用して 受益権の配当の修正を行っています。 (4)証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使 用する適格格付機関の名称 当金庫は、 証券化エクスポージャーの種類ごとにはリスク・ウェイト 判定にあたり使用する適格格付機関の基準を設定していません。証券 化エクスポージャーのリスク・ウェイト判定にあたり使用する適格格 付機関の基準は以下のとおりです。 a. オリジネーターとして保有する証券化エクスポージャーのリスク・ ウェイト判定に使用する適格格付機関の名称 ●株式会社格付投資情報センター (R&I) b.投資家として保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト 判定に使用する適格格付機関の名称 ●株式会社格付投資情報センター (R&I) ●株式会社日本格付研究所 (JCR) ●ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) ●スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ (S&P) 76 定量的な開示事項〈単体・連結〉 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 77 1.自己資本の構成に関する事項 (単体) (単位:百万円) 項 目 2008年度末 2009年度末 5,346 5,256 出 資 金 − − 非 累 積 的 永 久 優 先 出 資 − − 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − − 資 本 準 備 金 − − そ の 他 資 本 剰 余 金 5,346 5,269 利 益 準 備 金 特 別 積 立 金 54,929 58,629 355 410 次 期 繰 越 金 − − そ の 他 基本的項目 そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損(△) − − (Tier1)処 △0 △8 分 未 済 持 分 (△) − − 自 己 優 先 出 資 (△) − − 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − − 営 業 権 相 当 額 (△) − − の れ ん 相 当 額 (△) 企 業 結 合 に よ り 計 上 さ れ る 無 形 固 定 資 産 相 当 額(△) − 証 券 化 取 引 に 伴 い 増 加 △672 し た 自 己 資 本 相 当 額 (△) 計 ( A ) 65,184 土地の再評価額と再評価の直前 の帳簿価額の差額の45%相当額 般 貸 倒 引 当 金 補完的項目 一 (Tier2)負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 補 完 的 項 目 不 算 入 額 (△) 計 ( B ) 控除項目 2008年度末 2009年度末 5,346 5,256 出 資 金 − − 非 累 積 的 永 久 優 先 出 資 − − 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − − 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 60,726 64,470 − − 連結子法人等の少数株主持分 − − そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損(△) △0 △8 処 分 未 済 持 分 (△) − − 自 己 優 先 出 資 (△) 基本的項目 自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 − − (Tier1)営 − − 業 権 相 当 額 (△) − − の れ ん 相 当 額 (△) − − 為 替 換 算 調 整 勘 定 − − 新 株 予 約 権 企 業 結 合 に よ り 計 上 さ れ る 無 形 固 定 資 産 相 当 額(△) △ 903 68,772 − − 155 − − 155 他の金融機関の資本調達手段 の 意 図 的 な 保 有 相 当 額 − − 非同時決済取引に係る控除額及 び信用リスク削減手法として用 い る 保 証 又 は ク レ ジ ッ ト・デ リ バ ティブの免責額に係る控除額 − − (単位:百万円) 項 目 − 265 − − 265 基本的項目からの控除分を除く、 自己資本控除とされる証券化エ クスポージャー及び信用補完機 能 を 持 つ I / O ス ト リ ッ プ ス (連結) − − 証 券 化 取 引 に 伴 い 増 加 △672 し た 自 己 資 本 相 当 額 (△) △903 計 ( A ) 65,301 68,912 土地の再評価額と再評価の直前 の帳簿価額の差額の45%相当額 般 貸 倒 引 当 金 補完的項目 一 (Tier2)負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 補 完 的 項 目 不 算 入 額 (△) 計 ( B ) − − 265 − − 265 155 − − 155 他の金融機関の資本調達手段 の 意 図 的 な 保 有 相 当 額 − − 非同時決済取引に係る控除額及 び信用リスク削減手法として用 い る 保 証 又 は ク レ ジ ッ ト・デ リ バ ティブの免責額に係る控除額 − − 控除項目 2,625 2,908 控 除 項 目 不 算 入 額 (△) − 計 ( C ) 2,625 自 己 資 本 ( A )+( B )−( C ) ( D ) 62,824 − 2,908 66,019 基本的項目からの控除分を除く、 自己資本控除とされる証券化エ クスポージャー及び信用補完機 能 を 持 つ I / O ス ト リ ッ プ ス 2,625 2,908 控 除 項 目 不 算 入 額 (△) − 計 ( C ) 2,625 自 己 資 本 ( A )+( B )−( C ) ( D ) 62,941 − 2,908 66,159 (注) 「その他有価証券の評価差損(△)」は、2012年3月31日までの間は、 「平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号」に基づく特例に従い当該金額を記載しておりません。なお、特例を考慮 しない場合の金額は、 2008年度は3,972百万円です。 2.自己資本の充実度に関する事項 自己資本 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 66,019 62,941 66,159 自 己 資 本 (A) 62,824 68,772 65,301 68,912 基本的項目(Tier1) (B) 65,184 155 265 265 155 補完的項目(Tier2) 2,908 2,625 2,625 2,908 控除項目 リスク・アセット及び所要自己資本 (単位:百万円、 %) 単体 信 用 リ ス ク 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 リスク・アセット(注1) 所要自己資本(注2) リスク・アセット(注1) 所要自己資本(注2) リスク・アセット(注1) 所要自己資本(注2) リスク・アセット(注1) 所要自己資本(注2) 24,664 23,404 616,546 24,661 585,167 23,406 616,614 (C) 585,101 標準的手法が適用されるポートフォ リオごとのエクスポージャー(注3) ソ ブ リ ン 向 け(注4) 金 融 機 関 向 け 事 業 法 人 等 向 け 中 小 企 業 等・個 人 向 け 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 不動産取得等事業向け 延 滞 債 権(注5) そ の 他(注6) 証券化エクスポージャー オペレーショナル・リスク(注7) (D) リ ス ク・ア セ ッ ト 、所 要 自 己 資 本 の 総 額 (C) +(D) (E) 564,295 22,571 594,392 23,775 564,361 22,574 594,459 23,778 953 67,986 11,014 238,761 208,265 202 916 36,196 20,806 32,723 38 2,719 440 9,550 8,330 8 36 1,447 832 1,308 574 69,647 10,205 268,221 211,599 0 2,244 31,898 22,154 34,669 22 2,785 408 10,728 8,463 0 89 1,275 886 1,386 953 67,986 11,014 238,761 208,265 202 916 36,261 20,806 32,715 38 2,719 440 9,550 8,330 8 36 1,450 832 1,308 574 69,647 10,205 268,221 211,599 0 2,244 31,965 22,154 34,665 22 2,785 408 10,728 8,463 0 89 1,278 886 1,386 617,825 24,713 651,216 26,048 617,883 24,715 651,279 26,051 自 己 資 本 比 率( 国 内 基 準 ) (A)/( E)×100 10.16 Tier1比率(B)/( E)×100 10.55 (注)1.リスク・アセットとは、貸借対照表に記載された資産(債務保証見返を除く)に、その 種類あるいは取引相手の信用リスクの度合いに応じて設定されたリスク・ウェイト を乗じて算定した額のことです。なお、当金庫では、格付機関の格付等に応じて設定 されたリスク・ウェイト(0%∼350%)を使用する「標準的手法」を採用しています。 貸借対照表に記載されないコミットメントや金利関連取引などにも信用リスクを伴 うものがあります。それらについては、上記同様、リスク・ウェイトを使ってリスク・ アセットを計算することとなっています。 2.所要自己資本=リスク・アセット×4% 3.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産等の金額のことです。 4.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、政府関係機関等のことです。 10.13 10.18 10.15 10.56 10.56 10.58 5.「延滞債権」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している エクスポージャーのことです。 6.標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャーのうち「その他」は、取 立未済手形、出資等です。 7.オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切で あること、または外生的な事象により損失を被るリスクのことです。当金庫では、基礎的 手法により、リスク量を算定しています。 (基礎的手法の算定方法) 粗利益 (直近3年間のうち粗利益が正の値) ×15% オペレーショナル・リスク= ×12.5 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 3.信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (1)信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高及び主な種類別の内訳 地域別(単体) 地域区分 国 国 合 (単位:百万円) 合計 2008年度末 2009年度末 内 1,382,560 1,431,086 41,551 37,284 外 計 1,424,112 1,468,370 貸出金、コミットメント及び 複数の資産を 店頭デリバティブ その他の資産等 延滞エクスポージャー 債券 その他のデリバティブ以外の 裏付とする資産 (注2) 取引 (注1) オフ・バランス取引 (ファンド等) 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 999,664 1,048,630 84,478 73,495 ― ― 3,424 826 294,993 308,133 748 1,730 ― ― 41,551 37,284 ― ― ― ― ― ― ― ― 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 294,993 308,133 748 1,730 地域別(連結) エクスポージャー 区分 地域区分 国 国 合 (単位:百万円) 合計 2008年度末 2009年度末 内 1,382,626 1,431,154 41,551 37,284 外 計 1,424,178 1,468,438 貸出金、コミットメント及び 複数の資産を 店頭デリバティブ その他の資産等 延滞エクスポージャー 債券 その他のデリバティブ以外の 裏付とする資産 (注2) 取引 (注1) オフ・バランス取引 (ファンド等) 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 999,664 1,048,630 84,478 73,495 ― ― 3,424 826 295,058 308,201 748 1,730 ― ― 41,551 37,284 ― ― ― ― ― ― ― ― 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 295,058 308,201 748 1,730 (注1).エクスポージャー区分の「その他の資産等」とは、 現金、 預け金、 有形・無形固定資産等です。 (注2).エクスポージャー区分の「延滞エクスポージャー」とは、 元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 2010 DISCLOSURE エクスポージャー 区分 78 業種別(単体) 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 79 エクスポージャー 区分 (単位:百万円) 合計 業種区分 2008年度末 2009年度末 7,019 8,065 製 造 業 ― ― 農 業 ― ― 林 業 ― ― 漁 業 ― ― 鉱 業 ― ― 建 設 業 2,092 588 電気・ガス・熱供給・水道業 1,707 1,222 運輸・通信業 2,047 2,057 卸売・小売業・飲食店 金融・保険業 331,856 340,730 1,503 1,405 不 動 産 業 989 1,049 サービス業 42,378 35,753 国・地方公共団体 個 人 992,600 1,042,334 41,915 35,163 そ の 他 合 計 1,424,112 1,468,370 貸出金、コミットメント及び 複数の資産を 店頭デリバティブ その他の資産等 延滞エクスポージャー 債券 その他のデリバティブ以外の 裏付とする資産 (注2) 取引 (注1) オフ・バランス取引 (ファンド等) 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― 6,411 7,416 ― ― ― ― 608 649 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 2,004 501 ― ― ― ― 87 87 ― ― ― ― 1,501 1,002 ― ― ― ― 206 220 ― ― ― ― 1,982 2,003 ― ― ― ― 65 54 ― ― ― ― 70,959 63,162 ― ― ― ― 260,897 277,568 ― ― ― ― 1,503 1,405 ― ― ― ― ― ― ― ― 343 396 501 501 ― ― ― ― 143 150 ― ― 1,195 961 41,166 34,787 ― ― ― ― 16 3 ― ― 992,600 1,042,334 ― ― ― ― ― ― ― ― 748 1,730 5,523 4,938 ― ― ― ― 3,424 826 32,967 29,398 ― ― 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 294,993 308,133 748 1,730 業種別(連結) エクスポージャー 区分 業種区分 (単位:百万円) 合計 2008年度末 2009年度末 7,019 8,065 製 造 業 ― ― 農 業 ― ― 林 業 ― ― 漁 業 ― ― 鉱 業 ― ― 建 設 業 2,092 588 電気・ガス・熱供給・水道業 1,707 1,222 運輸・通信業 2,047 2,057 卸売・小売業・飲食店 金融・保険業 331,856 340,730 1,503 1,405 不 動 産 業 909 969 サービス業 42,378 35,753 国・地方公共団体 個 人 992,600 1,042,334 42,061 35,311 そ の 他 合 計 1,424,178 1,468,438 複数の資産を 貸出金、コミットメント及び 店頭デリバティブ その他の資産等 延滞エクスポージャー 債券 裏付とする資産 その他のデリバティブ以外の (注2) 取引 (注1) (ファンド等) オフ・バランス取引 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― 6,411 7,416 ― ― ― ― 608 649 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 2,004 501 ― ― ― ― 87 87 ― ― ― ― 1,501 1,002 ― ― ― ― 206 220 ― ― ― ― 1,982 2,003 ― ― ― ― 65 54 ― ― ― ― 70,959 63,162 ― ― ― ― 260,897 277,568 ― ― ― ― 1,503 1,405 ― ― ― ― ― ― ― ― 343 396 501 501 ― ― ― ― 63 70 ― ― 1,195 961 41,166 34,787 ― ― ― ― 16 3 ― ― 992,600 1,042,334 ― ― ― ― ― ― ― ― 748 1,730 5,523 4,938 ― ― ― ― 3,424 826 33,113 29,545 ― ― 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 295,058 308,201 748 1,730 (注1).エクスポージャー区分の 「その他の資産等」 とは、 現金、 預け金、 有形・無形固定資産等です。 (注2).エクスポージャー区分の 「延滞エクスポージャー」 とは、 元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 残存期間別(単体) (単位:百万円) 期間区分 期間の定めの エクスポージャー区分 ないもの 159,388 2008年度末 合計 147,835 2009年度末 92,064 貸出金、コミットメント及びその他の 2008年度末 デリバティブ以外のオフ・バランス取引 2009年度末 87,052 ― 2008年度末 債券 ― 2009年度末 ― 2008年度末 店頭デリバティブ取引 ― 2009年度末 1,084 複数の資産を裏付とする資産 2008年度末 (ファンド等) 826 2009年度末 66,238 2008年度末 その他の資産等 (注1) 59,955 2009年度末 1年以下 96,087 106,728 7,840 8,449 13,931 16,920 ― ― 493 ― 73,821 81,358 1年超 3年以下 102,476 107,055 12,164 14,330 38,225 35,348 ― ― 0 ― 52,086 57,375 3年超 5年以下 121,914 113,855 23,463 24,241 36,978 26,349 ― ― 626 ― 60,845 63,265 5年超 7年以下 32,643 24,215 21,337 20,400 11,306 3,815 ― ― 0 ― 0 ― 7年超 10年以下 66,978 73,114 45,745 44,769 20,012 28,345 ― ― 1,219 ― 0 ― 1年超 3年以下 102,476 107,055 12,164 14,330 38,225 35,348 ― ― ― ― 52,086 57,375 3年超 5年以下 121,914 113,855 23,463 24,241 36,978 26,349 ― ― 626 ― 60,845 63,265 5年超 7年以下 32,643 24,215 21,337 20,400 11,306 3,815 ― ― ― ― ― ― 7年超 10年以下 66,978 73,114 45,745 44,769 20,012 28,345 ― ― 1,219 ― ― ― 10年超 合計 844,623 895,565 797,047 849,387 5,576 ― ― ― 0 ― 42,000 46,178 残存期間別(連結) 1,424,112 1,468,370 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 294,993 308,133 (単位:百万円) 期間区分 期間の定めの エクスポージャー区分 ないもの 159,451 2008年度末 合計 147,898 2009年度末 92,064 貸出金、コミットメント及びその他の 2008年度末 デリバティブ以外のオフ・バランス取引 2009年度末 87,052 ― 2008年度末 債券 ― 2009年度末 ― 2008年度末 店頭デリバティブ取引 ― 2009年度末 1,084 複数の資産を裏付とする資産 2008年度末 (ファンド等) 826 2009年度末 66,301 2008年度末 その他の資産等 (注1) 60,019 2009年度末 1年以下 96,089 106,732 7,840 8,449 13,931 16,920 ― ― 493 ― 73,824 81,362 10年超 合計 844,623 895,565 797,047 849,387 5,576 ― ― ― ― ― 42,000 46,178 1,424,178 1,468,438 999,664 1,048,630 126,030 110,779 ― ― 3,424 826 295,058 308,201 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 (注1).エクスポージャー区分の 「その他の資産等」 とは、 現金、 預け金、 有形・無形固定資産等です。 ※債務保証、 コミットメントは、 残存期間の把握ができない期間の定めのないものに含めております。 期首残高 一 般 貸 倒 引 当 金 個 別 貸 倒 引 当 金 合 計 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 257 265 173 203 430 469 当期 増加額 265 155 54 68 319 223 単体 当期減少額 目的使用 その他 ― 257 ― 265 13 10 27 7 13 267 27 272 (単位:百万円) 期末残高 期首残高 265 155 203 237 469 392 257 265 173 203 430 469 当期 増加額 265 155 54 68 319 223 連結 当期減少額 目的使用 その他 ― 257 ― 265 13 10 27 7 13 267 27 272 期末残高 265 155 203 237 469 392 2010 DISCLOSURE (2)一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 東 海 ろ う き ん 資 料 編 80 (3)個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 業種別(単体) (単位:百万円) 期首残高 業種区分 製 造 業 農 業 林 業 漁 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 運 輸 ・ 通 信 業 卸 売・小 売 業・飲 食 店 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 サ ー ビ ス 業 国・地 方 公 共 団 体 個 人 そ の 他 合 計 当期増加額 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 141 172 54 68 31 31 ― ― 173 203 54 68 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 13 27 10 7 172 205 13 27 ― 0 0 ― 31 31 ― ― 13 27 10 7 203 237 13 27 業種別(連結) (単位:百万円) 期首残高 業種区分 製 造 業 農 業 林 業 漁 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 運 輸 ・ 通 信 業 卸 売・小 売 業・飲 食 店 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 サ ー ビ ス 業 国・地 方 公 共 団 体 個 人 そ の 他 合 計 当期増加額 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 141 172 54 68 31 31 ― ― 173 203 54 68 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 13 27 10 7 172 205 13 27 ― 0 0 ― 31 31 ― ― 13 27 10 7 203 237 13 27 (注) 当金庫では国外への融資を行っていないため、 個別貸倒引当金及び貸出金償却とも、 すべて国内の残高です。 (4)リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) 単体 リスク・ウェイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 75% 80% 100% 150% 350% 自己資本控除 合 計 2010 DISCLOSURE 81 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 格付有り 格付無し 合 計 格付有り 格付無し 合 計 格付有り 格付無し 合 計 格付有り 格付無し 合 計 ― 116,082 116,082 ― 111,360 111,360 ― 116,082 116,082 ― 111,360 ― 9,533 9,533 ― 5,748 5,748 ― 9,533 9,533 ― 5,748 111,360 5,748 33,292 254,920 288,212 34,599 259,073 293,673 33,292 254,920 288,212 34,599 259,073 293,673 604,569 ― 595,042 595,042 ― 604,569 604,569 ― 595,042 595,042 ― 604,569 14,212 1,970 16,183 17,664 1 17,665 14,212 1,970 16,183 17,664 1 17,665 ― 318,348 318,348 ― 357,629 357,629 ― 318,348 318,348 ― 357,629 357,629 ― 779 779 ― ― ― ― 779 779 ― ― ― 11,384 64,910 76,294 10,853 62,029 72,882 11,384 64,976 76,360 10,853 62,096 72,950 1,029 ― 336 336 ― 1,029 1,029 ― 336 336 ― 1,029 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 3,298 3,298 ― 3,812 3,812 ― 3,298 3,298 ― 3,812 3,812 58,888 1,365,224 1,424,112 63,118 1,405,252 1,468,370 58,888 1,365,289 1,424,178 63,118 1,405,320 1,468,438 (注) 1.格付は、 適格格付機関が信用供与に付与したものを使用しています。 尚、 ソブリン向けエクスポージャー、 金融機関向けエクスポージャー等は、 格付無しに分類しております。 2.エクスポージャーは、 信用リスク削減手法勘案後のリスク・ウェイトに区分しています。 4.信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が 適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 単体 連結 適格金融資産担保 保証 クレジット・デリバティブ 適格金融資産担保 保証 クレジット・デリバティブ 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 63,887 65,406 ― ― ― ― 63,887 65,406 ― ― ― ― ソ ブ リ ン 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 金 融 機 関 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 事 業 法 人 等 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 63,887 65,406 ― ― ― ― 63,887 65,406 ― ― ― ― 中 小 企 業 等・個 人 向 け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 不動産取得等事業向け エ ク ス ポ ー ジ ャ ー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 延滞エクスポージャー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 5.派生商品取引及び長期決済取引の取引相手のリスクに関する事項 与信相当額等 (単位:百万円) 単体 2008年度末 派生商品取引 長期決済期間取引 合計 連結 2009年度末 派生商品取引 長期決済期間取引 合計 2008年度末 派生商品取引 長期決済期間取引 合計 2009年度末 派生商品取引 長期決済期間取引 合計 グ ロ ス 再 構 築 コ ス ト の 額(A) 6 ― 6 ― ― ― 6 ― 6 ― ― ― グ ロ ス の ア ド オ ン(B) 10 ― 10 ― ― ― 10 ― 10 ― ― ― グ ロ ス の 与 信 相 当 額 (A)+(B) (C) 16 ― 16 ― ― ― 16 ― 16 ― ― ― ネ ッ テ ィ ン グ に よ る 与 信 相 当 額 の 削 減 額(D) ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 担保による信用リスク削減手法の 効果勘案前の与信相当額(C)−(D) (E) 16 ― 16 ― ― ― 16 ― 16 ― ― ― 外 国 為 替 関 連 取 引 16 ― 16 ― ― ― 16 ― 16 ― ― ― 金 引 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 引 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 引 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 貴 金 属 関 連 取 引 ( 金 関 連 取 引 を 除 く ) ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― その他コモディティ関連取引 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ク レ ジ ッ ト・デ リ バ テ ィ ブ 関 連 取 引 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 現 金 ・ 自 金 庫 預 金 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 国 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 16 ― 16 ― ― ― 16 ― 16 ― ― ― 金 株 担 利 関 関 式 保 連 連 関 取 連 の 債 ・ 地 取 取 額(F) 方 債 等 担保による信用リスク削減手法の効果 勘案後の与信相当額(E)−(F) (G) 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE (注) 与信相当額は、 カレント・エクスポージャー方式を用いて算出しています。 82 6.証券化エクスポージャーに関する事項 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み (1)オリジネーターの場合 当期に証券化を行ったエクスポージャーの概略 原資産の合計額等 資産譲渡型証券化取引 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン 合成型証券化取引 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン 合 計 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 203,954 213,258 203,954 213,258 ― ― ― ― 203,954 213,258 203,954 213,258 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 203,954 213,258 203,954 213,258 3ヵ月以上延滞エクスポージャーの額等 (原資産を構成するエクスポージャーに限る) 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 当期に証券化を行った エクスポージャーの額 − 24,063 − 24,063 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン − − − − 24,063 − − − − − 24,063 − 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 及び原資産の種類別の内訳 証券化取引に伴い増加した 自己資本に相当する額 672 903 672 903 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン − 672 − − 903 − − 672 − 903 − 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 ― ― ― ― カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― デ フ ォ ル ト し た エクスポージャーの額 47 14 47 14 当期の損失 カードローン 当期の損失 住 宅 ロ ー ン 当期の損失 自動車ローン 当期の損失 ― ― ― 47 ― ― ― ― ― ― 14 ― ― ― ― ― ― 47 ― ― ― ― ― ― 14 ― ― ― 保有する証券化エクスポージャーの額 及び主な原資産の種類別の内訳 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 証 券 化 エ ク ス ポージャーの額 45,299 50,210 45,299 50,210 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン − 45,299 − − 50,210 − − 45,299 − − 50,210 − 早期償還条項付の証券化エクスポージャー (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 早期償還条項付の証券化 エクスポージャーを対象とする 実行済みの信用供与の額 − − − − カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン − − − − − − − − − − − − 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により 算出される信用リスク・アセットの額 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 経過措置適用の証券化 エクスポージャー 14,987 13,427 14,987 20% 50% 100% 350% 自 己 資 本 控 除 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン (単位:百万円) 単体 エクスポージャー残高 2008年度末 2009年度末 21,142 24,495 9,973 11,048 10,883 10,853 − − 3,298 3,812 − − 3,298 3,812 − − 13,427 (注) 経過措置とは 2006年3月末時点で保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額 について、 2014年6月30日までの間、当該証券化エクスポージャーの原資産に対して 新基準を適用した場合と旧基準を適用した場合のうち、 いずれか大きい額を上限とす ることができます。 ただし、 当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に 限ります。 当金庫については、 2004年10月に実行した住宅ローン証券化においての み、 本経過措置を適用しております。 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 リスク・ウェイト 区分 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 (単位:百万円) 3 ヵ 月 以 上 延 滞 エクスポージャーの額 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 (単位:百万円) 連結 所要自己資本の額 2008年度末 2009年度末 169 195 199 220 435 431 − − − − − − − − − − エクスポージャー残高 2008年度末 2009年度末 21,142 24,495 9,973 11,048 10,883 10,853 − − 3,298 3,812 − − 3,298 3,812 − − 所要自己資本の額 2008年度末 2009年度末 169 195 199 220 435 431 − − − − − − − − − − (注) 所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% 証券化取引に伴い当期中に認識した売却損益の額等 (単位:百万円) 連結 単体 2010 DISCLOSURE 83 差額 差額 売却益 売却損 売却益 売却損 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 証券化取引に伴い当期中に 認識した売却損益の額 カ 住 自 ー ド ロ ー 宅 ロ ー 動 車 ロ ー ン ン ン − 532 − 532 − − − 532 − 532 − − − − − − 532 − − − − − 532 − − − − − − − − − − − 532 − − − − − 532 − − − − − − − (2)投資家の場合 (単位:百万円) 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により (単位:百万円) 算出される信用リスク・アセットの額 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 証 券 化 エ ク ス ポージャーの額 2,519 2,946 2,519 2,946 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン そ の 他 − − − 2,519 − − − 2,946 − − − 2,519 − − − 2,946 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 経過措置適用の証券化 エクスポージャー − − − 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 リスク・ウェイト 区分 20% 50% 100% 350% 自 己 資 本 控 除 カードローン 住 宅 ロ ー ン 自動車ローン そ の 他 単体 エクスポージャー残高 2008年度末 2009年度末 1,843 1,985 676 960 − − − − − − − − − − − − − − − (単位:百万円) 連結 所要自己資本の額 2008年度末 2009年度末 14 15 13 19 − − − − − − − − − − − − − − エクスポージャー残高 2008年度末 2009年度末 1,843 1,985 676 960 − − − − − − − − − − − − − − 所要自己資本の額 2008年度末 2009年度末 14 15 13 19 − − − − − − − − − − − − − − (注) 所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% 7.出資等エクスポージャーに関する事項 (1) (連結)貸借対照表計上額及び時価 (単位:百万円) 上 非 そ 合 場 株 式 上 場 株 式 の 等 等 他 計 2008年度末 貸借対照表 時価 計上額 2,263 89 8,400 10,753 10,753 2008年度末 貸借対照表 時価 計上額 2,263 9 8,400 10,673 10,673 2009年度末 貸借対照表 時価 計上額 2,141 89 8,400 10,630 10,630 2009年度末 貸借対照表 時価 計上額 2,141 9 8,400 10,550 10,550 (注) 1.(連結) 貸借対照表計上額は、 期末日における市場価格等に基づいて算定しています。 2.「上場株式等」 の区分には、 上場株式、 上場投資信託 (ETF、REIT)を計上しています。 3.「非上場株式等」 の区分には、 子会社・関連会社株式を計上しています。 4.「その他」 の区分には、 労働金庫連合会出資金等を計上しています。 (2)出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う 損益の額 (単位:百万円) 売 売 償 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 123 − 123 − 益 1,394 290 1,394 290 損 − 37 − 37 却 却 却 (3)貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない 評価損益の額 (単位:百万円) 評 価 損 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 益 △889 △93 △889 △93 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 連結 単体 区 分 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み (4)貸借対照表及び損益計算書で認識されない 評価損益の額 評 価 損 東 海 ろ う き ん 資 料 編 (単位:百万円) 単体 連結 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 益 − − − − 2010 DISCLOSURE 保有する証券化エクスポージャーの額及び 主な原資産の種類別の内訳 84 8.金利リスクに関する事項 <単体・連結> 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 東 海 ろ う き ん 資 料 編 2010 DISCLOSURE 85 (1)統合的リスク管理に用いた金利リスク量(VaR)(単位:百万円)(注)1.預金・貸出金・預け金等については、信頼水準99%、保有期間250日のVaR、有価証券につ いては信頼水準99%、保有期間30日のVaRの値です。 2.有価証券のVaRは金利リスクだけではなく、株式等のリスクを含めてVaRを算出していま す。 (債券の金利部分のみのVaRは2009年度末520百万円、 2008年度末835百万円となっ ています。 ) 3.VaRは金利の年限間や、金利と株式等との相関関係を考慮して算出しておりますので、各 科目毎には算出しておりません。 4.計測結果及び今後の対応については、定期的にALM委員会で協議しています。また、常務 会及び理事会にも定期的に報告しています。 金利リスク量 2008年度末 2009年度末 預 金・貸 出 金・預 け 金 等 有 価 証 券 合 計 14,776 944 15,720 7,961 518 8,479 (2)再評価法による金利リスク量 運用勘定 貸 有 預 そ 運用 出 価 金 券 金 他 (A) 証 け の 計 金 融 派 生 (金利受取サイド) 商 (単位:百万円) 金利リスク量 2008年度末 2009年度末 28,141 28,432 2,785 2,979 3,693 3,563 2,396 4,662 37,016 39,638 品 (C) 0 ― 金 利 リ ス ク 量 計 ( A )+( B )+( C )+( D ) 23,607 16,075 調達勘定 定 流 そ 調達 期 動 性 性 の 預 預 計 金 融 派 生 (金利支払サイド) 商 金 金 他 (B) 品 (D) 金利リスク量 2008年度末 2009年度末 △12,819 △12,606 △8,101 △3,381 △19 △22 △20,941 △16,010 △20 ― 監査について 当金庫の2009年度の財務諸表については、 労働金庫法41条の2第3項の規定に基づき有限責任監査法人トーマ ツによる監査を受けております。 監 査 法 人 の 名 称 : 有限責任監査法人トーマツ 事務所の所在場所 : 主たる事務所 東京都港区芝浦四丁目13番23号 MS芝浦ビル その他の事務所 (国内)札幌、仙台、盛岡、新潟、さいたま、 千葉、横浜、長野、 金沢、富山、静岡、名古屋、岐阜、三重、京都、大阪、 奈良、和歌山、神戸、岡山、広島、松江、高松、松山、 信 頼 と 安 心 へ の 取 り 組 み 福岡、大分、熊本、鹿児島、那覇 (海外) Deloitte Touche Tohmatsu 駐在員派遣 約40都市 東 海 ろ う き ん の ご 案 内 監 査 関 与 会 社 : 3,809社 (平成21年9月末日現在) 金商法・会社法監査:982/金商法監査:70/会社法監査:1,098/ 学校法人監査:92/労働組合監査:49/その他の法定監査:402/ その他の任意監査:1,116 資 本 金 : 649百万円(平成22年3月末日現在) 構 成 人 員 : 6,008人 (平成22年3月末日現在) 社員* 636 公認会計士 1,849 東 海 ろ う き ん 資 料 編 公認会計士試験合格者等(会計士補を含む)2,279 その他専門職 753 事務職 491 合 計 6,008人 *:関係会社のパートナー兼務者を含む。 労働者福祉協議会 全国労働者共済生活協同組合 労働者住宅生活協同組合 (労福協) (全労済) (住宅生協) 「福祉は一つ」の基本認識のもと、勤労者 の福祉向上、平和で豊かな暮らしやすい 社会を創ることを目的として設立され ました。愛知・岐阜・三重3県でそれぞれ 活動しています。 くらしに起こる万が一の事故を保障す るため、共済事業を行っています。愛知・ 岐阜・三重に県本部があります。 働く仲間に良質廉価の住宅を提供して います。愛知・三重2県で事業を行ってい ます。 2010 DISCLOSURE 労働者福祉事業団体 86 索引(開示項目一覧) 労働金庫法第94条第1項において準用する 銀行法21条の規定に基づく開示項目 自己資本の充実の状況 (バーゼル2第3の柱(市場規律)に基づく開示) ■労働金庫法施行規則第114条による開示項目(単体) 1.定性的な開示事項<単体・連結> ………………………… 75∼76 2.定量的な開示事項<単体・連結> ………………………… 77∼85 1.金庫の概況および組織に関する事項 (1)事業の組織 ………………………………………………… 49 (2) 理事及び監事の氏名及び役職名 ………………………… 49 (3) 事務所の名称及び所在地 …………………………… 51∼52 2.金庫の主要な事業の内容………………………………… 38∼48 3.金庫の主要な事業に関する事項 (1)事業の概要 …………………………………………… 7∼12 (2) 主要な事業の状況を示す指標 …………………………… 54 (3) 事業の状況を示す指標 1主要な業務の状況を示す指標 ………………………… 54 2預金に関する指標 ……………………………………… 62 3貸出金等に関する指標 …………………………… 63∼65 4有価証券に関する指標 ………………………………… 66 4.金庫の事業の運営に関する事項 (1)法令等遵守の態勢 ………………………………………… 23 (2) リスク管理の態勢 …………………………………… 19∼22 5.財産の状況に関する事項 (1)貸借対照表 …………………………………………… 55∼58 (2) 損益計算書 ………………………………………………… 59 (3) 剰余金処分計算書 ………………………………………… 59 (4) 貸出金のうち次に掲げるものの額およびその合計額 1破綻先債権 ……………………………………………… 63 2延滞債権 ………………………………………………… 63 33ヶ月以上延滞債権 ……………………………………… 63 4貸出条件緩和債権 ……………………………………… 63 5合計額 …………………………………………………… 63 (5) 自己資本比率の状況 ………………………………… 60∼61 (6) 有価証券 …………………………………………………… 66 (7) 金銭の信託 ………………………………………………… 66 (8) 労金法施行規則第86条第1項第5号に掲げる取引 金融先物取引・デリバティブ取引等 ……………………… 67 (9) 貸倒引当金(期末残高・期中増減額)……………………… 63 (10)貸出金償却の額 ……………………………………………… 63 (11)金庫が労金法第41条の2第3項の規定に基づき、 貸借対照表、 損益計算書および剰余金処分計算書に ついて会計監査人の監査を受けている場合のその旨 …… 59 ■労働金庫法施行規則第115条による開示事項(連結) 1.金庫およびその子会社等の概況に関する事項 (1)金庫およびその子会社等の主要な事業の内容 および組織の構成 ………………………………………… 68 (2) 金庫の子会社等に関する事項 …………………………… 68 2.金庫およびその子会社等の主要な事業に関する事項 (1)事業の概況 ………………………………………………… 68 (2) 主要な事業の状況を示す指標 …………………………… 68 3.金庫およびその子会社等の財産の状況に関する事項 (1)連結貸借対照表 ……………………………………… 69∼72 (2) 連結損益計算書 …………………………………………… 73 (3) 連結剰余金計算書 ………………………………………… 73 (4) 貸出金のうち次に掲げるものの額およびその合計額 1破綻先債権に該当する貸出金 ………………………… 74 2延滞債権に該当する貸出金 …………………………… 74 33ヶ月以上延滞債権に該当する貸出金 ………………… 74 4貸出条件緩和債権に該当する貸出金 ………………… 74 5合計額 …………………………………………………… 74 (5) 連結自己資本比率の状況 ………………………………… 74 (6) 連結決算セグメント情報 ………………………………… 68 2010 DISCLOSURE 87 資料説明事項 本ディスクロージャー誌は、労働金庫法第94条第1項において準用する 銀行法第21条に基づき、 金庫の本・支店に備え置きいたしております。 当金庫の事業年度は、4月1日から3月31日までです。資料の数値で特に お断りしていない場合は2010年3月末現在の数値です。 金融機能の再生のための緊急措置に関する 法律第7条の規定に基づく「資産の査定の公表」 1.破産更生債権およびこれらに準ずる債権 …………………… 2.危険債権 ………………………………………………………… 3.要管理債権 ……………………………………………………… 4.正常債権 ………………………………………………………… 63 63 63 63 労働金庫の自主開示項目 1.概況等 (1) 事業方針 ……………………………………………………… 6 (2) 役員の所属団体等 ………………………………………… 49 (3) 代表理事・常勤役員の兼職の状況 ………………………… 49 (4) 職員の状況 ………………………………………………… 49 (5) 自動機設置状況 …………………………………………… 52 (6) 大口出資会員 ……………………………………………… 67 (7) 会員数内訳 ………………………………………………… 67 (8) 出資配当等 ………………………………………………… 67 2.経理・事業内容 (1) 業務純益 …………………………………………………… 54 (2) 利益率 ……………………………………………………… 54 (3) 純資産の内訳 ……………………………………………… 54 (4) 常勤役職員1人当たり預金・貸出金残高 ………………… 54 (5) 1店舗当たり預金・貸出金残高 …………………………… 54 3.資金調達 (1) 預金科目別内訳 …………………………………………… 62 (2) 預金者別内訳 ……………………………………………… 62 (3) 財形貯蓄残高 ……………………………………………… 62 4.その他の業務 (1) 内国為替取扱実績 ………………………………………… 67 (2) 公共債窓口販売実績 ……………………………………… 67 (3) 投資信託窓口販売実績 …………………………………… 67 (4) 手数料 ……………………………………………………… 46 5.その他 (1) 沿革・歩み …………………………………………………… 50 (2)商品・サービスの案内と利用にあたっての注意事項 …… 38∼48 (3)コーポレート・ガバナンス態勢・内部統制 ………… 16∼18 (4)顧客保護等管理・個人情報保護等について………… 24∼27 (5)人材育成のための環境作り…………………………………28 (6)社会的責任と貢献活動 ……………………………… 29∼36 (7)トピックス …………………………………………… 13∼14 (8)当金庫の考え方…………………………………………… 1∼2 (9)全国ろうきんの概要 ………………………………………… 4 金額・比率の表示方法のご案内 1.金額単位 (1) 各表に表示した金額単位未満の端数を切り捨てて記載しています (た だし、 「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第7条の規定 に基づく『資産の査定の公表』については、金額単位未満を四捨五入 しています)。 (2)小計、合計等の合算は、円単位まで算出し、単位未満を切り捨てて記 載しています。したがって、内訳の合計と小計欄・合計欄の金額が一 致しない場合があります。 (3)期中増減額(比率)、諸利回り、諸比率等の算出にあたっては、各表上 の単位未満を切り捨てた計数を使用しています。なお、官庁報告に係 る諸比率等については、報告数値をそのまま記載しています。 2.諸利回り・諸比率 小数点第3位を切り捨てし、 第2位までを記載しています。 東海ろうきんで働く全ての者が一体となってろうきん理念を実践していくためのツールとして、 「東海ろうきんクレド」を制定いたしました。 クレドに掲げる12の行動をお客様にお約束し、理念実践に繋げてまいります。 クレドとは・ ・ ・ 企業理念実践のため、 企業に関わる全ての者が 守るべき 「信条」 や 「行動指針」 を 明文化したもの 使命 私たちの使命は、働く人の生活向上に結びつく最適な金融サービスを提供し続けることです。 働く人の夢を叶えることを第一に考え、行動します。 ろうきん代表としての意識 私たちはろうきんで働くことを誇りに思います。 福祉金融機関のプロであることを常に自覚し、責任を持って行動します。 コンプライアンス 私たちは法令および社会規範を遵守します。 お客様への感謝 私たちはいつも感謝の気持ちを持ってお客様に接します。 誠実な対応 私たちは誠実に対応します。 お客様や仲間との信頼を向上させるためいついかなるときも真摯に向き合います。 意見尊重 私たちはお客様からいただいた「声」をろうきんの財産とし、さらなるサービスの向上に繋げます。 情報提供 私たちはお客様一人ひとりのニーズを正確につかみ、最適な情報を提供します。 職場環境 私たちは職場をきれいに保ちます。 挨拶 私たちはお客様、ともに働く仲間に笑顔で挨拶します。 電話対応 私たちは電話応対の時には、お客様の顔を意識します。親切丁寧な応対で、安心感をお届けします。 自己研鑽 私たちはいつでもお客様の要望に応じた最適な提案ができるよう、常に自己研鑽に励みます。 チームワーク 私たちはチームワークを大切にします。 常に声を掛け合うことで、お互いに助け合う雰囲気を創ります。 2009年3月制定 東海労働金庫 〒460-0007 名古屋市中区新栄一丁目7番12号 TEL 052 (243) 8811 (代) ■ 編集/リスク統括部 2010年7月発行 ホームページ「東海ろうきん」 http://tokai.rokin.or.jp 東海ろうきんインフォメーションセンター 70120-226-616 この印刷物は地産地消 ・輸送マイレージに配 慮したライスインキを 使用しています。
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