ND 403 1・2月号 - 日本ディスプレイ業団体連合会

平成23年1月5日発行(年6回5日発行)第43巻5号通巻403号
ニッポンディスプレイ 1・2 月号
平成 23 年 1 月 5 日発行(年 6 回 5 日発行)第 43 巻 5 号通巻 403 号
発行
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
編集・ ND 広報委員会 定価 350 円
TEL03(5207)9100
〒 101-0038 東京都千代田区神田美倉町 3 番地コスモビル FAX03(5207)9102
(会員・構成員の方の ND 購読料は会費に含まれています)
も く じ
新 年 を 迎えて
CONTENTS
新年を迎えて
1
新年明けましておめでとうございます
2
2011年 元旦 謹賀新年 4
“わたしたちの仲間” 顔・顔・顔 10
ご当地スポット案内 12
我が社の社内コミュニケーション 14
ディスプレイ賠償責任保険 15
AFECA 第5回総会参加報告 16
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
会長
浜田
晋
33
謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、
ご関係各位におきましては旧年中は一方ならぬご支援を賜り、
新規加入構成員の紹介 17
北海道ディスプレイ協会理事長就任にあたって 17
心より御礼申し上げます。
また昨年5月の第42回全国大会においては前田理事長をはじめとする群馬県ディスプレイ業協同組合の皆
連合会のおもなうごき 18
様には大変ご尽力をいただき盛大な全国大会を開催させていただきました事に厚く感謝を申し上げます。
今年度は福岡に開催地を移し福岡ディスプレイ協同組合の皆様方にお世話になることとなっておりますが、
本
編集サロン 19
大会においては、
これ迄のプログラムにあった内部向けの記念講演に替えて、第一回が名古屋、第二回が仙
台、
第三回が熊本で開催してきた地域活性化事業を、
地域活性化フォーラムとして公開型で併催させていただ
く計画をすすめています。
ご承知のとおり当連合会においては、
現在公益法人制度改革への対応を推進中であ
りますが、
これもその一環としてのこととご理解願えればと思います。
また公益法人制度改革検討委員会において検討されてきた公益社団法人あるいは一般社団法人かのいず
富山県イベントディスプレイ業協同組合
れかの選択につきましては、
現状においては公益社団法人として存続するにあたっての総合的な体制がいまだ
不充分と判断されるところから、
いったん一般社団法人として申請を行い、
体制が整うのを待って公益社団法人
岐阜県イベントディスプレイ業協同組合
として再申請を行う方向ですすめさせていただく事になりました。
それに伴い現在定款の改定作業をすすめてお
り、
運営上において大きな変更を要するところはあまりありませんが、
団体の目的と事業においては更なる公益性
を求められることとなります。
そして新しい定款は今年度の定時総会の議案とさせていただく見込みであります。
昨年に引きつづき、今年も社会的、経済的に安定を欠いた世情となっておりますが、会務の運営については、
しっかりと足元を固めつつスピード感をもって推進させていただきたいと考えておりますので、
本年もかわらずご支
援ご協力をお願い申し上げますとともに、
皆様方のご繁栄をお祈り申し上げます。
1
表紙デザイン
株式会社 カトウスタヂオ
藤澤 康充
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
副会長 渕田俊郎
(西日本地区委員会委員長)
副会長 山本忠之
(中日本地区委員会委員長)
副会長 田口徳久
(東日本地区委員会委員長)
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、
ご支援
ご協力を賜り誠にありがとうございました。
昨年は世界的な経済不安定の中で、
我が国も異常な円
高や政治不信により厳しい年になり、
特に地方都市ではそ
の影響が著しく大変な一年でございました。
さて、
日デ連では浜田会長を中心に各委員会による組
織活性化に向けた様々な活動が実施されました。
新年明けましてお目出とうございます。
「業界の新しい可能性」
会員の皆様におかれましては、
ご健勝で穏やかな新春
をお迎えになられたことと、
謹んでお慶び申し上げます。
旧年中は、社団法人日本ディスプレイ業団体連合会並
びに中日本地区委員会の運営に何かと格別のご支援、
ご
協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
昨年中どこに行っても不景気な話題ばかりで、耳にたこ
ができた方も多いと思います。
とはいえ改めて昨年を振り返
景気の指標とも言える株式市場は低迷し、円高など先
ると、
上海万博や羽田空港などの大きなプロジェクトのみな
行き不安が続く中、政府の環境エコ対策補助事業にて、
らず、
各地の話題に目をやると、
B級グルメの街おこしイベン
連合会の財務強化に繋げる会員の拡大、並びに賛助会
家電関連・自動車関連・住宅関連企業は、秋口迄、活況を
トや施設の再生プロジェクト等、活気のある話題が少なか
員拡大の計画が実施され、
又対外的には、国内の関連団
続けて来ましたが、補助金終了にて失速し、更に失業率も
らず見受けられました。
また、
携帯をはじめ新しい技術を取
体との交流やAFCA(中国・台湾・フィリピン・マカオ・タイ・イ
高まり、新卒者の就職が決まらず、誠に厳しい経済環境が
り入れたIT機器、
エコ関連商品など、新たなマーケットの
ンド・インドネシア)
との交流など精力的な活動がなされまし
続いています。
動きも見られます。
これらのマーケットは、
必然的にそれらを
主に昨年は、
お隣中国での上海万博への研修事業や
た。
本年は、
少しずつ暖かく明るい状況が予想されると言わ
提供する情報メディア・空間の活性化が求められ、私たち
本年は福岡で全国大会が開催されます。
その大会では
れ、期待をするものです。去年の第42回全国大会前橋市
の出番でもあるわけです。
地域活性化委員会と渉外委員会の協力のもと、海外より
へ、
中日本地区より多勢のご参加を賜りました。更に
(社)
日
ディスプレイ業界は、
とかくクライアント筋の景況に左右さ
パネリストをお招きし、
日本とアジアとの交流の促進と地域の
本ディスプレイ業団体連合会主催や愛知名古屋ディスプ
れ、
受け身の立場だから仕方がない、
と考えがちでした。
し
方も巻き込んだ国際フォーラムの開催を計画中であり、
さら
レイ協同組合創立50周年記念事業などで企画されまし
かしこのまま手をこまぬいているわけにもいきません。
これか
に福デ協では皆様に満足して頂ける色々な企画が策定さ
た、上海万博視察団に各地より多勢のご参加をいただき
らの私たちは、
クライアントが元気づき、
当該市場が活性化
れています。是非、
ご期待下さい。
終了出来ました。
するようなプロモーションを提案したり、新しい集客装置を
いよいよ新しい年がスタートしましたが、
目先の動向に振
浜田会長様の基本方針の「ディスプレイ業のパワーアッ
創造し提案したりできる力をつけていく必要があると思いま
りまわされる事なく、長い目で多面的に現実を促らえ、果敢
プ」に更に一層の努力を致しますので、各位のご支援、
ご
す。
なかなか一朝一夕にできることではありませんが、業界
に道を切り開いて行きたいと思っています。
協力をお願い申し上げ新年のご挨拶と致します。
を挙げて取り組んでいくことで、新しい可能性を探っていき
今年も日デ連活動に微力ながら頑張って参る所存でござ
新年明けまして
おめでとうございます
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
たいと思います。
います。
ご指導、
ご鞭撻の程、
よろしくお願い申し上げます。
3
2
株式会社昌文堂
英明
代表取締役会長
櫻田
株式会社ライン工房
代表取締役
新國也守人
明徳
アコムレンタル株式会社
代表取締役
古井
和敬
株式会社エスピーセンター
代表取締役
村川
株式会社小林工芸社
弘
取締役会長
小林
英介
代表取締役社長
小林
卓治
株式会社シミズオクト
代表取締役
清水
株式会社綜合デザイン
正春
代表取締役社長
風岡
北海道
株式会社デザインアートセンター
代表取締役社長
佐原冨士男
中村展設株式会社
順一
代表取締役社長
中村
宮城
東京
航
豊
株式会社ニシキデザイン
代表取締役
星野
株式会社オオミヤ
代表取締役
大宮
一弘
株式会社アドヴァンス企画
代表取締役
鈴木
株式会社小川テック
青森
栃木
東京
東京
笠井
隆司
恒博
株式会社三恵社
代表取締役
池上
株式会社純光社
代表取締役
建治
船橋
健一
喬
株式会社テン
代表取締役
青木
公志
代表取締役社長
西尾
西尾レントオール株式会社
秀策
代表取締役社長
齊藤
代表取締役会長
中央宣伝企画株式会社
蓮沼
佳之
代表取締役社長
井上
代表取締役会長
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
株式会社オオウチ工芸
養一
信一
代表取締役社長
大内
株式会社アーバン
代表取締役
倉田
飯田電機工業株式会社
美里
邦夫
代表取締役社長
飯田
株式会社カブキヤ
代表取締役
青木
利幸
秀男
株式会社ジェイレンタル
代表取締役
福島
株式会社照明社
代表取締役
関本
TSP太陽株式会社
代表取締役会長
能村晋太郎
弦
勝博
康之
代表取締役社長
河野
株式会社展示構成
代表取締役
吉村
株式会社日創工芸
代表取締役社長
君野
宮城
茨城
秀俊
株式会社ジャパンデザイン工芸社
代表取締役
相沢
株式会社昭栄美術
利昭
代表取締役社長
小林
株式会社上田工舎
宮城
千葉
東京
東京
東京
東京
東京
東京
東京
三浦
大平
敏宏
株式会社工芸社
代表取締役
五島
西
茂郎
敏一
稔央
守克
義信
代表取締役社長
株式会社日展
𠮷田
代表取締役
株式会社トーガシ
小倉
代表取締役
株式会社ディー・ファクトリー
塚本
代表取締役
株式会社誠興社
大嶋
代表取締役
株式会社シマスタジオ
寿夫
代表取締役社長
上田
代表取締役会長
東京
申申
東京
己
東京
申
東京
酉
東京
亥
東京
戌
東京
亥
4
5
辰
亥
申
卯
寅
己
亥
酉
酉辰
丑未
辰
午
辰己
未
子
酉
未
戌
戌
地区
戌
亥
丑
戌
寅
酉
子
東日本
2011年 元旦
東京
東京
東京
東京
東京
富山
静岡
愛知名古屋
株式会社ニップコーポレーション
雄康
代表取締役社長
奥下
智之
米三
株式会社花とみどり社
代表取締役
深井
株式会社フジヤ
代表取締役
永田
みはし株式会社
和正
取締役宣伝部長
吉田
純一
顧問
平田
勝也
ライトワン株式会社
代表取締役
安藤
中日本
龍昭
株式会社冨士産工
代表取締役
寺本
博之
アートユニオン株式会社
代表取締役
太田
典朗
株式会社カトウスタヂオ
代表取締役
加藤
株式会社中央工芸
栄子
代表取締役社長
鶴見
愛知名古屋
株式会社乃村工藝社
義博
代表取締役会長
乃村
勝
代表取締役社長
暁
渡辺
株式会社ひかり塗装
代表取締役
小渕
澄生
株式会社ボックス・ワン
代表取締役
田中
株式会社ムーヴ
勇雄
代表取締役社長
江戸
株式会社広伸社
東京
東京
東京
東京
神奈川横浜
富山
岐阜
愛知名古屋
正志
史
泰晴
滝久
代表取締役社長
横田
荒井
社長
株式会社宝来社
社長
山田
株式会社宝来社石川
株式会社宝来社福井
寺
社長
株式会社アクティブハヤシ
豊
茂登也
代表取締役
林
加藤秀金属株式会社
代表取締役社長
加藤
耐子
株式会社東名装飾
代表取締役
杉山
愛知名古屋
株式会社白水社
勝令
取締役会長
山口
芳明
取締役社長
遠藤
ヒビノメディアテクニカル株式会社
義人
肇
紀之
代表取締役社長
中島
株式会社マッシュ
代表取締役
渋谷
株式会社ムラヤマ
代表取締役
満
正人
日下部
株式会社トミヤ
代表取締役
神谷
ナカダ株式会社
代表取締役
中田
寛治
フジヤ広告株式会社
代表取締役
橋川
穣
顕
国際電氣工業株式会社
代表取締役社長
平野
中日本装備株式会社
代表取締役
千田
東京
東京
東京
東京
新潟
石川
岐阜
愛知名古屋
愛知名古屋
株式会社博展
徳久
代表取締役会長
田口
正則
代表取締役社長
田中
株式会社廣目屋
代表取締役社長
島名富士夫
健一
丸与デザインテック株式会社
代表取締役
吉田
洋一
株式会社ユニティー
取締役社長
林
隆平
ヨシダ宣伝株式会社
取締役社長
吉田
株式会社オフィス
俊文
代表取締役
川口
治雄
専務取締役
加藤
株式会社大和工芸
雅之
代表取締役社長
市橋
道成
株式会社ニホンディスプレイ
代表取締役
早野
東京
東京
東京
東京
石川
愛知名古屋
愛知名古屋
愛知名古屋
6
7
酉申
午
亥
寅
亥
卯亥
卯
午
21
丑卯
戌
戌
卯
丑
寅
己
未
未
亥丑
卯
酉
子
辰
寅
丑
亥
丑
未
卯
酉 申
戌
地区
辰
戌
卯
2011年 元旦
雅治
有限会社フタバ美装
代表取締役
紺野
ジーク株式会社
取締役社長
湯淺
圭一
晋
朋唯
株式会社内本商會
代表取締役
内本
株式会社つむら工芸
代表取締役社長
浜田
日本サイン株式会社
代表取締役
北山誉至宗
則男
株式会社さくら工芸社
代表取締役
小田
大昌工芸株式会社
裕三
代表取締役社長
古田
俊郎
株式会社ツカサ創研
代表取締役
渕田
愛知名古屋
京都
大阪
大阪
大阪
兵庫
広島
熊本
智之
豊宏
株式会社ラインナップ
代表取締役
芹澤
株式会社フジヤ
代表取締役
永田
株式会社シーマ
裕成
代表取締役社長
堤
稔央
愛知名古屋
株式会社ディー・ファクトリー
代表取締役
小倉
順一
株式会社ハートス
代表取締役
前田
良之
株式会社入江工芸社
代表取締役
入江
株式会社松山建装社
代表取締役会長
盛重 二郎
京都
大阪
大阪
大阪
岡山
愛媛
忠之
ヤマコー株式会社
取締役会長
山本
克則
株式会社美也古商会
代表取締役
平田
武剛
株式会社ジャパンイベント
代表取締役
森崎
行隆
株式会社ニチナン
代表取締役
杉本
マックスレイ株式会社
博之
代表取締役社長
山本
義昭
株式会社共美工芸
代表取締役
内田
クレアプランニング株式会社
𣳾之
代表取締役社長
中田
三重
京都
大阪
大阪
大阪
広島
福岡
清和
株式会社アーバン工房
代表取締役
原
嘉彦
賢治
第一工芸株式会社
代表取締役
綿谷
株式会社日邦
代表取締役
居場
株式会社モダンパラダイス
代表取締役
谷田あい子
孝男
三共ディスプレイ株式会社
代表取締役
孝野
英次
株式会社ハダ工芸社
代表取締役
波田
大阪
大阪
大阪
大阪
広島
福岡
8
9
丑
酉
辰
申
酉
辰
子
午
申
子
卯
亥
亥
丑
寅
辰
寅
地区
辰
戌
未
午
酉
亥
申
西日本
2011年 元旦
全国のディスプレイの現場で活躍する中堅・若手のみなさん。
業界のこれからを担うみなさんに、
「わたしのお正月」
というテーマでお話をうかがいました。
実家で過ごします。
私にとってお正月は、
休暇に入った時から始まり、
大
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様方におかれましては、初春をすこやか
にお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
私は三重県の伊勢に住んでいます。伊勢志摩と聞
晦日がハイライトかもしれません。
なんとか版画&手書
いて何か思い出していただけるでしょうか? 伊勢え
もう30日。朝から満員電車
きの年賀状を出し終えると、
び、鮑、牡蠣、
ミキモト真珠島、鳥羽水族館など色々あ
並みに混雑している錦市場へ出かけます。お目当て
りますが、お正月といえば伊勢神宮ではないでしょう
は「ひらめの龍飛巻き」。甘酢漬けの針生姜を芯に、
か。私もお正月には伊勢神宮(皇大神宮・内宮)へ初
ひらめを龍飛昆布で巻いたお正月のご馳走で、
この
詣に出かけます。五十鈴川に架かる俗界と聖界との
時期には錦のどの魚屋さんにも自家製が並んでいま
境である木造大橋「宇治橋」を渡り神域内へ。玉砂
す。龍飛昆布は、
砂糖を加えた酢に漬けてから蒸して
利の参道を進むと深い杜に囲まれ、
幾度と来ています
乾燥させた昆布で、
求肥昆布とも言います。迎春用の
が気配が変わる事を感じます。
そして三十余段の石
中村展設 株式会社(東京ディスプレイ協同組合)
株式会社 ニシキデザイン
(青森県ディスプレイ協会)
乗川拓士(営業)
吉田賢治(代表取締役副社長)
毎年お正月は都内の祖父母の家を訪問し、
親戚同
青森県の太平洋沿岸地帯は、昔から夏の冷害で
士で集まるのが恒例となっています。
昨年もこの行事から1年が始まりました。親兄弟が
みな元気に新年を迎えられたことをありがたく思いな
がら、
1年で一番落ち着けるのはこの時期だなぁという
気持にもなります。
まず元旦ですが、私が中学生の頃までは初日の出
を見に行くのが年の最初の行事でしたが、大抵は「日
の出」に出会うことがなかった記憶のほうが多かった
と思います。
それでも何故か清々しい気持ちで、新年
を迎えることができました。
さて、今となっては「初日の
出」
を見に行くことは無くなり、元旦は家の中でゆっくり
凶作に悩まされることが多かった。そのため、豊かな
稔りと暮らしを多くの神様に祈る行事が受け継がれて
きた。
そのため、年の暮れが近づくと、先ずお世話になっ
た神様へ感謝を捧げ、
その後一番最後に人間が年
越しをする慣習になっていた。
例えば12月5日は、
お恵比寿様。尾頭付きの魚に煮
しめ、
白い米のご飯。
今とちがって、
米が満足に収穫できないこの地方で
は、
白いご飯は大変なご馳走であった。
家の守り神様の「お年越し」は、神様と一緒に特別
お干菓子や生湯葉も持ってその日のうちに帰省。大
階を上がると御正殿の前へ、
ご鎮座二千年の歴史あ
過ごすことのほうが多くなりました。
それでも2日目には
晦日には大阪在住の弟家族も合流し、
みんなで大掃
るこの空間、
唯一神明造という日本古来の建築様式。
初詣に出かけ、3日は「箱根駅伝」のゴールを生で観
人がお正月を迎える前段の、
家の守り神様の年とり
除ならぬ小掃除をしてから、早めの年越しそば。
お節
この場所で手を合わせると、
ここが日本である事、
今の
戦し、
その後買い物へ行きます。
どこへ行っても人波
行事は、
年の瀬の特別な料理の食べられる日としてこ
づくりも大晦日から。母がこれだけは早く用意している
時代を生きている事を再認識させてくれます、何か壮
に圧倒されるばかりですが、
これぞお正月という気分
の地方では受け継がれてきた。
黒豆のほか、
なます、数の子、煮しめ、田作りの定番
大なシンクロニシティーを感じる瞬間でもあります。
日常
になります。
こうして三が日を過ごし、最後に家の前で
に、
母親がほぼ毎年
(!)購入している
「今日の料理」12
の仕事に追われあくせくする日々の中で一瞬時間が
記念撮影をして帰宅の途になります。
月号の新メニューも飛び入りします。
なんでも買える時
止まり自分自身を見つめられる時です、
この世の全て
代ですが、家で採れた野菜を使っての料理は贅沢だ
の人に、
物に感謝。
これが私のお正月です。
と思います。
いつも付き合ってくれる義妹には感謝して
います。
伊勢神宮では、
式年遷宮という二十年に一度御正
殿をはじめ神宝類の全てを古式のままに一新する祭
わが家では三が日の朝食はおせち料理とお雑煮に
して、
ささやかなお正月気分を味わいます。おせち料
理やお雑煮を食べると、
「ああ、
お正月だなぁ」
と思い、
何となく気持ちが穏やかになります。
父親は鎮守のお寺の役員をしているため、除夜の
典が六十一回、千三百年続けられています。我が国
ところで、
ここ数年では暦の関係なのか正月休みは
鐘をつきに来る人たちの接待役で10時半には山のお
の伝統文化のルーツを伝え、技術の保存継承にも大
少なめで、三が日が終わればすぐに仕事で慌ただし
寺へ。弟や子供たちも12時前に追いかけます。皆が
きな役割を果たす常若の世界です。平成二十五年に
い感じがします。
また、
今では年中無休24時間営業の
帰ってくるころにはお節もほぼ完了。お雑煮用の大き
は、第六十二回式年遷宮のクライマックス「遷御」の
コンビニが当たり前で、
デパートやスーパーもほとんど
な丸大根を下ゆでして大晦日は終了です。
儀を迎えます。
元旦から営業するので、
おせち料理の意味もだんだ
考えてみると生まれてこのかた、
実家以外でお正月
を過ごしたことがありません。毎年同じことを繰り返し
ていますが、
無事に変わらず皆で年を越せることが何
これからもこの場所に吹く風を感じながら、空間デ
ザインを創造し伝えていければと思います。
︻わたしのお正月︼
れることが多いのですが、毎年年末年始は兵庫県の
岡田幸久(伊勢営業所所長)
昔の年末と正月︱習俗と食べ物︱
京都在住ということで、
京都のお正月について聞か
株式会社 エスパ
(三重県イベントディスプレイ協同組合)
お正月らしさとは何か
(関西事業本部クリエイティブ統括部プランニング部)
鄙の賑わい
長谷川里江
伊勢神宮︵皇大神宮・内宮︶
へ初詣に出かけます
立春大吉
株式会社 乃村工藝社(大阪ディスプレイ協同組合)
な料理をいただける楽しみの日でもあった。
鯨汁を用意する家もある。
これは鯨の白い脂身に
大根等を加えた味噌汁である。体が温まると云うの
で、
寒い冬には今でもよく作られている。
正月の7日はお供え開きの日で、春の七草の用意が
できないこの地方では、小豆粥の中に下げたお供え
餅を入れて食べた。8日は若餅の日。真っ白い俵餅や
切り餅を食べると、年をとっても若返るということだっ
た。
厳しい風土の中で、
たくましく生き抜いてきた人々の
習俗と心は、
せめて後世に伝えたいものである。
ん無くなってきたと思います。新年を迎えたことを慶
び、
1年の幸せを願うこうした風習が薄れていくのがど
こか淋しい気もします。
より有難いと思うようになりました。
また一年、
良い年に
なりますように。
11
10
AICHI
万
千 個︑初日
5 0 0 0 人︑太 鼓 総
数
太 鼓 参 加は
百個
千 個︑
最終日には千
もの太 鼓 が 一つの曲
目 を 叩 く 様 は ︑ビル
群にその谷 間に跳ね
返 り ︑大 地 を 揺るが
す大音饗は参加して
いる者を興奮と陶酔
の中に引 き 込 み︑真
夏の夜空に心地よき
汗 をかき 一 体 感 を
味 わ う ︒こんな 祭 り
ほかに あ る だろ う
か︒基本はリード鐘︑
昔︑羅刹と言う鬼が人々を脅し
圧 倒 的 な 数の太 鼓が乱 舞 する特
踊る︶
︑
踊り手の組み合わせですが
笛︑
太鼓︵打ちながら
悩 まし︑住 民は三ッ石 神 社の神に
異な祭りであります︒
百 個の太 鼓 を 叩 き 演 舞 す
るパレー ド を イメージ 出 来 ま す
千
形を押させました︒
ず かた
か? 感激ですよ!
こ
この地方を 不
「来方 と」呼び城の
名 も 不 来 方 城 と言われて居 り 県
周年
ギネス世界記録達成
年前
が演奏できるようにと選ばれ︑
何度
も 練 習 を 重 ね ︑曲 目 に 合 わ せて
2571個の太鼓が打ち出された
時﹁ 和 太 鼓 同 時 演 奏 世 界 一 を 達
成 ﹂ギネスワールドレコーズ社に認
定されました︒台湾の持つ1951
個を620個上回る記録で夜空に
響渡る大音響︑
時刻は 時 分︑
長
北の都盛岡で他では味わう事が
い一日が終わりました︒
に大音響を出せる場所等など︑条
出来ない興奮を体感してみません
を記念して挑戦したのがギネス世
件を満たしたのは岩山の盛岡競馬
か!
を舞ったのが﹁さんさ踊りの起 源 ﹂
太鼓を持って集まるには駐車場
場で︑
おまけに臨 場 感も演 出でき
界記録樹立でした︒
も数 千 台 分︑数 千 人を一つの曲 目
世界一の太鼓群舞パレード
工事です ︒平成
年の全体公開に
をおこなっており ま す ︒組 立 作 業
は高さ メートルの見 学 通 路から
見えるようになっており︑
墨付けや
秋には完成後に見ることの出来な
も すべて見ることが出 来 ま す ︒昨
してあります ︒他にも大工道 具の
コーナーでは歴 史に触れる展 示が
工事 現 場に隣 接 する工事 見 学
も開催されました︒
い柱や梁 などの様 子や︑襖 絵の再
展 示や映 像で学ぶコーナーなど歴
カンナがけなどの木 材の加工過 程
現︵ 複 写 ︶などが見 学できる催 し
史好きにはたまらない施 設
です︒
もうひとつ特筆すべきは︑
この復元工事と共に名古屋
を元気にする為に生まれた
﹁ 名 古 屋 お もてな し 武 将
隊﹂
理事長
待ちしています︒
梅津和夫
名古屋に集ま
はさまざまなイベントで皆 様 をお
の彼らはなんと一 般 公 募で
元気の欲しい人
愛知名古屋ディスプレイ協同組合
れ!
名 古 屋 を 復 活 する起 爆 剤
㈱プラスワン 野崎雅裕
名古屋開府400年祭
になってくれると思います︒
りだことなっており 元 気 な
イベント・メディアにも引っ張
集 まったメンバーです ︒今や
イケメンぞろいで大 人 気
岩手ディスプレイ協会
る大スクリーンが有りました︒
10
向けて現在は︑
玄関・表書院の工事
30
曲目は 七「夕しぐれ で」多くの人
に合わせ演奏を指導する為には広
期
3
と言われた建物です︒
年から
20
業 費 約 1 5 0 億 円 をかけての大
平成
年で総 事
と並ぶ武 家 風 書 院 造の最 高 傑 作
なっている京都二条城の二の丸御殿
閣の南 側にあった 建 物で︑国 宝に
本丸御殿とはかつて名古屋城天守
盛 岡さんさ踊 りは今の形になっ
と言われております︒
その太 鼓 集 団が
名の 岩「手 の」由来でも有ります︒
鬼の退 散 を 喜び感 謝の気 持 ち
方に来ないことを約束させ岩に手
祈 り 退 治して頂 き︑
二度 とこの地
ら せ つ
5
30
い会 場に指 揮 者の位 置 関 係︑
さら
5
1
6
5
3
万
てから 年がたち︑参加者数
御殿の復元工事が始まりました︒
し︑戦 争で焼 失 してしまった 本 丸
昨 年 名 古 屋 開 府 4 0 0 年を祝
した︒
大都市として発展・成長を遂げま
化 が 調 和 した 我 が 国 を 代 表 す る
工業が栄 えるとともに︑産 業と文
はモノづくり文化が花開き︑
商業︑
決定しました︒開府以降の名古屋
であった清 須からの遷 府を正 式に
名 古 屋 城を築 城し︑それまでの都
とから︑1 6 1 0 年 現 在の場 所に
衝にあ り︑陸 海の利 便 性 も 良いこ
利した徳川家康は︑濃尾平野の要
1 6 0 0 年の関ヶ原の戦いに勝
33
12
13
20
5
3
9
圧倒する音の世界を体感しませんか!
尾張名古屋は城で持つ 名古屋開府400年
IWATE
全国の会員のみなさんから、
イチ押しのスポット・イベント
を紹介していただきます。
の
お
「社内コミュニケーション」
というとまず、
宴会やレクリエーション
勧
め
などの催しを想像する方が多いと思います。
当社でも、
社員の親
睦団体である
「清友会」
を中心に、
社内スポーツ大会を開催した
り、本社スタジオでフラダンスやヨガスクールを実施したりなど一
年を通じて様々なイベントが企画されており、社員同士の親睦を
深める絶好の場となっています。
そのような社内イベントももちろん大切ですが、私たちシミズグ
ループが考える最も重要な社内コミュニケーションは、
「全ての社
員が会社の方針を理解し、
同じ方向を向くための情報を共有す
る」
ということです。
当社の目指す方向性やビジョン、
経営トップの
SJ10-08690
(2010/12/2)
考えが会社の隅々にまで浸透することで業務が無駄なくスムー
ズに進み、PDCAサイクルが良好に循環するようになると考えて
たえず現場をかかえる私共ディスプレイ業にとって、
クライアントの期待に応える
「現場力」を発揮するためには「安全な作業環境」の確保が不可欠です。
いるからです。
企業理念を共有するために、現在いくつかのコミュニケーショ
ンツールを活用しています。例えば、
期首朝礼や入社式などの社
内行事の様子はテレビカメラで収録し、
サーバーへアップロード。
●当連合会では「安全管理」につきましては講習会を
で「万一の事故に備えるリスク防衛策」
も安全管理の
開催して、
その重要性の啓蒙活動を実施しており、
ま
車の両輪として用意しておくことが肝要です。
行事の模様を視聴しながら、訓示や経営理念を確認することが
た各社個々においても自社の特性に合致した「安全
●当連合会ではリスク防衛策としては「保険活用が効
できます。
ホームページ上に設けている会長ブログ「有源清水」
も
管理教育」
を通して、事故の撲滅に取り組んでおられ
率的」
と考え、
下記事故例のような事故により被った法
同様に、
社員にとって自社の状況やトップの考えをタイムリーに把
ることと存じます。
律上の賠償責任を補償する
「ディスプレイ賠償責任保
険」のご加入を皆様にお勧めしています。
しかしながら、事故は偶然・突発的に発生しますの
当日参加することのできない全国の社員もストリーミング放送で
握できるコンテンツです。
また、経営側からの情報発信だけに留まらないよう、社内報の
「オクトプレス」、毎月発行のフリーペーパー「イベントマガジン
BANZAI」にはできるだけ多くの社員に登場してもらうことで、
各
職場や人、
業務内容を社内外にアピールする場にもなるよう意識
構成員の皆様には2月上旬に
「23年度のご加入案内」をご送付します。是非ご検討ください。
をしています。
コミュニケーションとは決して一方的でなく、双方が伝え合うこ
と。社内で何を伝えるかには多くの次元があり、
これが共有され
てはじめて良い社内コミュニケーションがとれていると言えるのだ
事
故
と思います。
そのために今後はさらにコミュニケーションツールを
例
拡充し、必要な情報交換と意思疎通が、
いつでも、
どこでも、
誰と
火災事故
エレベーター内破損事故
撤去作業物の転倒事故
天井軽量鉄骨下地組みの溶接作
施設内エレベーターで展示会用資
催事場の間仕切りパネルを撤去作
業中、溶接の火花がガラス面に飛
材搬入時に、
エレベーター内部壁
業中、
パネルが倒れ、床にあった消
び、
ガラスに溶接焼けの損害を与
面に傷を付けてしまった。
火器に当たり消火剤が散布、陳列
えた。
でもできる環境や仕組みを作っていくことを目指しています。
広報部
原 麻里子
我が社の社内コミュニケーション
入
第6回 株式会社シミズオクト
加
﹁全ての社員が同じ方向を向くために﹂
ご
商品に損害を与えた。
作業中の工具落下事故
改装工事作業中に高所足場より
道具類を落下させ、展示商品を破
損させてしまった。
この頁は
「ディスプレイ賠償責任保険」の概要をご案内したものです。
詳しくは㈱損害保険ジャパンまたは取扱代理店までお問い合わせください。
お問合わせ先は
社団法人日本ディスプレイ業団体連合会
〒101-0038 千代田区神田美倉町3番地 コスモビル
TEL 03-5207-9100 FAX 03-5207-9102
15
引受保険会社 ㈱損害保険ジャパン 池袋総合支社
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-8タカセビル2F
TEL 03-5979-8088
取扱代理店 (有)
芙蓉ビジネス (担当:早船)
〒111-0041 東京都台東区元浅草4-9-12-801
TEL 03-5828-3925 FAX 03-5828-3924
14
株式会社MI
T
(福岡)
株式会社マツシタ
(大阪)
式会社MI
Tは、多様化するイベント=
株 「コンベンション」「展示会」「式典」
「フェスティバル」
など様々な分野での企画・
運営や、店舗の企画・設計・施工を立案から
フィニッシュまで一貫してプロデュースするイ
ベントの総合企画運営会社です。
こ
の度は日本ディスプレイ業団体連合
会に入会させて頂き誠にありがとうご
ざいます。
また、
スポーツイベントの分野においては、
こ
のたびは社団法人日本ディスプレイ
業団体連合会に入会させていただき
誠にありがとうございます。
当社は昭和48年10月に創業し、40年近
く営業しています。
当社は「 必要なとき必要なだけ!」
という
キャッチフレーズのもとディスプレイ業界に携
当初はプレス機械で金属部品加工の製造
1987年にスタートし現在も福岡を代表する
株式会社ムーヴ
(東京)
をしていましたが、
その後金属ハンガーの企画、
製造販売をするようになりました。
わっております。
年間ずっと忙しい! そんな会社ってごく少
数だと思います。
どんな会社でも繁閑の差が
国際スポーツ大会である
「福岡国際クロスカ
平成元年に法人改組し、現在では主に線
あるものですが、当社はそんな企業の繁閑の
ントリー大会」や、23回を数える
「アジア太平
材加工のハンガー・フック・卓上用什器等の
調整をするパートナー企業として社会に貢献
しています。
洋カップ福岡国際男子バレーボール大会」
を
量産から多品種小ロットの製造販売を行って
はじめとする国際大会など、
過去に福岡・九州
います。特にお客様のニーズに合った別注製
で開催された大規模なスポーツ大会に数多く
品の製造を得意としています。
関与し、多岐にわたる知見とネットワークを有
し、
オリジナリティ溢れる企画・設計から設営・
運営まで、総合的なプロデュース業務・サポー
ト業務を実現可能としています。
AFECA 第5回総会参加報告
線材加工という特殊な分野で、今後もモノ
づくりにこだわっていきたいと思います。
今後ともより一層のご支援とご愛顧を賜り
ますよう、宜しくお願い申し上げます。
「デザイン」
とは、空間とそこに流れる時間
営業内容としてはイベント業界、建設業界、
広告業界、運送業界と幅広く、
その企業ごと
に請負内容が異なります。特に繁閑差のはげ
しいイベント業界や建設業界では、繁忙時期
を中心に、設営・撤去などの施工工事や搬
入・搬出を多くの現場スタッフを駆使して日本
全国で対応し作業を請負うことにより、固定
を設計することであると考えます。
費を中心とした年間のコスト削減に貢献して
多くの経験と斬新な発想によって為された
います。
デザインは、計算された「ストーリー」
を作り出
また、年間を通じて、
メーカーを中心とした企
し、
その結果、
「 感動」
を生み出すことができる
業が、一定期間だけ必要な宣伝活動としての
のだと思います。
試飲販売や試食販売、
サンプル配布、
チラシ
私たちは、
これからも最良の「デザイン」
を目
配布、
イベントの運営などセールスプロモー
指していきます。
ション活動も広告代理業として行います。
一昨年韓国・大田で行われたAFECA第4回総会に引継ぎ、昨
年はマカオにて第5回総会が開催されました。
議題は事業報告、会計報告、事業計画、役員選出基準の改
NDF代表団5人は業務の都合上9月16日の関西空港発、夕方
福岡市中央区春吉3-21-21春野ビル2階
東大阪市川田4-7-47
新宿区新宿2-5-15-6F
株式会社MI
T
株式会社マツシタ
株式会社ムーヴ
代表取締役
岩本
昭
代表取締役
松下利通
代表取締役社長
江戸勇雄
代表者会議に引きつづき第5回定期総会が行われました。
訂、
その他でありましたが、今回は役員改選期となっており、
それに
便にて深夜香港に到着し、翌17日の朝からマカオに向かいましたの
伴う役員選出基準の改訂において役員定数は18名、1ヶ国または
で、残念ながらオープニングセレモニーには間に合わず、午後からの
1つの経済エリアにおいて3名を超えての選任ができないことが決
スケジュールに出席してまいりました。代表者会議においては各国
定しました。総会に引きつづき、新しいルールに則り、選挙が行わ
のMICEの現状と今後の展望及び各国のトピックス、
またAFECA
れ、定員の18名の役員が決定しました。
会員間のパートナーシップの強化について話し合われました。特に
その後に開催されたガラディナーにおいては、各国の参加者およ
今回は新しく上海のSCEIAが加入しましたが、今後中国内の
び今回のホストであるマカオのMICE関連団体の参加者とともに活
MICE団体の加入が増加する傾向になるものと思われます。
また
発な交流が行われました。加えて次年度の総会開催地は中国の
各国においてもMICE産業が徐々にしっかりと発展しつつあり、
そ
杭州に内定しました。
の中でも、
シンガポールは国の政策と一体となった活発な動きを見
せており、
各国の興味を引いておりました。
北海道ディスプレイ協会理事長就任にあたって
このたび、
北海道ディスプレイ協会理事長に選任されました、
㈱六書堂の藤田 開と申します。就任にあたり
まして、
ひとことご挨拶申し上げます。
当協会は今期42期目を迎え、長い歴史を重ねている組織でございます。
かつて、
ピーク時は26社の会員を
要し北海道のディスプレイ業界でも一定の役割を果たしてまいりました。
しかし、
この20年ほどは同業者の退会
開 催 日
場
2010年9月17日
(金)
所 マカオ ザ・ベネチアンマカオリゾートホテル
スケジュール 2010年9月16日
(木) 19:00〜 ウェルカムディナー
2010年9月17日
(金) 10:00〜 オープニングセレモニー及び基調講演
12:00〜 セッション
(テーマ)
アジアにおけるMICE産業の今後の展開
があいつぎ現在は10社での構成となっております。前々期の板垣理事長、
また前期の櫻田理事長もまず会員
14:00〜 ・代表者会議
の増強を
! と言うことで御努力されてきたわけですが同業種の関連団体に二重、
三重と加入している実体が
・ディレクター会議
あり、
新規加入は促進されませんでした。
しかしながら、
会員の増強は組織の必須条件であると考えます。
15:30〜 年次総会及び役員選挙
私も微力ながら、
その使命を引き継ぎ、
まずは会員の増強を第一にかかげ活動を推進していきたいと考えて
おります。
この間、
櫻田理事長が業界のために御努力されてきた御功績に恥じることのないよう、
会員一同と協
力し北海道のディスプレイ業界発展に寄与できればと思います。全国の皆様、暖かい応援、御指導よろしくお
願い致します。
17
翌日NDF代表団は午前中にマカオを離れ、香港経由で関西空
港に戻りました。
19:00〜 ガラディナー
(於マンダリンオリエンタルホテル)
参 加 者 会長 浜田 晋、副会長 渕田 俊郎、渉外委員長
渉外副委員長
土井 啓美
芝本 和宣、渉外委員 堤 裕成
16
ニッポンディスプレイへの広告は下記へ
中
(専務理事)
議題
①幹部会事前打ち合わせ(今期収支見込・
来期体制・人事等) ②その他
10月 11月
広報委員会
先日、出張の折に時間を見つけて念願の
「お伊勢参り」
を果たすことができました。江
が、話し方に気をとられて会話に踏み込めな
かったり、話が弾むといつもの癖が出てしまっ
に意識を向けることが上達の秘訣のようで、
早くその余裕をもちたいものです。
とはいえ、
開催
出席
事)
、
田中
(専務理事)
、
古川
(事務局)
⑥その他
粟津温泉辻のや花乃庄(石川)
出席
奥下(委員長)、吉崎(副委員長)、孝野・橋
伊勢神宮で聞いた方言の朗らかな響きを思
の編集企画について ③その他
②1
・
2月号
八重洲富士屋ホテル
(東京)
浜田(会長)、
田口・山本・渕田(副会長)、
田
証拠に、境内や参道で聞こえてくるのは大阪
りを読んで、声の特徴や癖が自分でわかれば
正月です。
開催
議題
弁に京ことば、東北弁に博多弁。
まるで「方
苦労はしないだろうと意気消沈する始末。自
言博覧会」の様相でした。
分自身の顔を見ることができないように、
自分
協力を賜りました。心より感謝申し上げます。
の声を聞くのもまた難しいものです。
皆様にとってもよい一年となりますように。
にしたい方言ですが、仕事の上ではちょっとし
そんな折、
ボイストレーニングを受ける機会
た悩みの種です。
ビジネスマナーの延長とし
があり、方言以外にも声の質や発声の癖な
て標準語を心がけていても、無意識に博多
広報委員会委員
どを教授されました。思いがけない発見の連
弁が口をついて出ることがあります。それをき
続でしたが、声をとおして自分のあらたな一面
っかけに話が広がる嬉しい機会もあるのです
を知るよい経験になりました。やはり自分の声
㈱乃村工藝社
松尾
薫
務局)
議題
②「職
中(専務理事)、大内・清水・渡辺・橋川・土井・後藤
長・統括安全衛生責任者教育」啓蒙ポスター作成
(常任理事)、入江・奥下・川口・孝野・小作・櫻井・田
報告
①講習会開催状況と今後の予定
③「職長・統括安全衛生責任者教育」啓蒙
活動について ④人材派遣改正法
①平成22年度上半期の収支計算書および
下期収支見込みについて ②その他
第1回理事会・全国理事長会
出席
局)
会議室
①2010年ディスプレイ産業賞について ②
空間デザイン機構について ③その他
11月25日
総務・財務委員会
後藤(委員長)、
田中(専務理事)、古川(事
井・元岡(専門委員)、
田中
(専務理事)、古川(事務
会場
い出しながら、
そんなことを願う2011年のお
会場 ディスプレイ連合会
統括安全衛生責任者教育
⑤その他
中・寺本・豊口・永田・森田・横田(理事)、尾澤(監
事)、駒林・大宮・前田・戸国(理事長)、倉田(相談
役)
、
古川・小松﨑
(事務局)
議題 (報告事項)
①会務報告 ②事業報告 ③
開催
11月2日
正副会長会
会場
石川県地場産業振興センター
開催
算書」中間報告に関する件
講師
小野芳史
に関する件
受講
14名
る件
10月28日
会場 ディスプレイ連合会
出席
会議室
浜田(会長)、
田口・山本・渕田(副会長)、
田
会議室
渡辺(委員長)、兼平(副委員長)、雨宮・笹
開催
分の声を聞くことが上達への一歩」
というくだ
出席
出席
本・藤田・小作(委員)
、
田中
(専務理事)
、
古川
(事務
昔も今もきっと変わっていないはずです。
その
10月28日
11月5日
会場 ディスプレイ連合会
議題
11月1日
①11・12月号の進捗状況報告
①NDF集客産業フォーラム
(仮)
について
局)
会場
議題
会議室
ディスプレイ振興委員会
開催
③来期の体
開催
ることを忘れては、
元も子もありませんが…。
かく言う私も出身は福岡。個性として大切
②事業報告
川・竹内(事務局)
、
恩川
(日本印刷)
も声の通りに自信がないため、
ある日試みに
今号の編集・制作にあたり多くの方々のご
①会務報告
教育研修委員会
も、現代は新幹線と特急を乗り継いで日帰り
土井(委員長)、芝本(副委員長)、吉田・堤・
浜田(会長)、
田口・山本・渕田(副会長)、大
永田(委員長)、横田(副委員長)、麻生・荒
自分に向けられる人の声に真摯に耳を傾け
大阪ディスプレイ協同組合
出席
②その他
川(信)
・荒川(弘)
・鈴木・早野・松尾(専門委員)
、古
たり、
となかなかうまくいきません。方言以外に
話し方のマニュアル本を手にしたものの、
「自
会議室
内・橋川・土井・後藤(常任理事)、奥下・永田(理
議題
11月5日
会場
議題
会場 ディスプレイ連合会
出席
開催
山本(委員)
、
浜田
(会長)
10月28日
書」について ⑤第43回全国大会の開催について
会議室
戸時代には片道約2週間かかったという旅
で叶いますが、全国から参拝客が訪れる点は
開催
制・人事について ④平成22年度「収支見込計算
10月13日
会場 ディスプレイ連合会
幹部会
渉外委員会
その他 (審議事項)①「平成22年度収支見込計
②次期「役員改選」
③「第43回全国大会(福岡)」に関す
④「年鑑日本の空間デザイン2011」の頒布に
関する件 ⑤定款改定について ⑥その他
訃報
株式会社カトウスタヂオ代表取締役、加藤賢次氏は、2010年11月10日、逝去されました
(享年67)。
3期6年間にわたり当連合会会長をつとめられ、
その発展に尽力された功績を
偲び、
喪心よりご冥福をお祈り申し上げます。
社団法人 日本ディスプレイ業団体連合会
19
18
ケーエスエム
賛 助 会 員 募 集 中
20