社員や家族の健康と、仕事のパフォーマンスを 向上させるミッションを担う

社員や家族の健康と、仕事のパフォーマンスを
向上させるミッションを担う Google Food Team。
Google Apps for Work で煩雑な業務を効率化!
Google food Team
〒 106-6126
東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
https://www.google.co.jp/intl/ja/about/
全世界の Google オフィスに併設されている
170 以上の食堂などを運営し、食材の調達から
食事の提供、余った食材やゴミのリサイクルな
どまで手がける。おいしくて健康的な食事を提
供することはもちろん、社員間のコミュニケー
ションからイノベーションを生む Google の強
力な企業文化を後押しする働きも担っている。
「社員の健康、今日明日だけでなく 30 年後まで健康で。その家族も健康で」
「Google のイノベーションをフードサービスを通じて支える」というミッション
を担う Google Food Team。このミッションを実現する活動時間を確保するため
にも、煩雑な作業が多く多忙を極める業務の効率化が課題であった。そこで、
Google Apps for Work を活用し、スタッフ間でのスケジュールやメニュー、イ
Google Food Team Key
Account Manager 荒井茂太氏
ベント情報を共有するなどして効果を上げている。
Food Manager 大友努氏
課題と効果
課題
素材へのこだわりのため、仕入れ先が
❶
多岐にわたり、仕入れや経費管理、支
課題
❷
払いなどの業務が煩雑に
新規メニューを作成する際の関係ス
タッフのチェックや意見調整、共有が
煩雑に
課題
約 60 名のアルバイトによるオペレー
❸
ションスタッフのシフトやミーティン
グ設定などが煩雑
効果
Google ドライブでドキュメントの作
❶
成・管理・共有が簡単にできるように
効果
Google ドライブにより、同一文書に
❷
同一タイミングで全員がコメントを出
効果
Google カレンダーで全員の予定が一
❸
元化、調整・設定がワンストップでで
なり、業務が大幅に効率化
し共有できることでクリア
きるように
どんなミッションなのか?
社員の健康とパフォーマンス向上に貢献
おいしくてバラエティに溢れ、健康的な料理が食べられる――。ア
には、社員向けに素材や調理法についてのセミナーを開催し、社員
メリカの Google 本社にある社員食堂はよく知られているが、本社
が自宅で料理にチャレンジするといったことを通じて浸透を図って
だけでなく、世界の 170 か所以上に展開しているオフィスにもある。
いる。
日本では、六本木ヒルズのオフィスに 2 か所の大食堂と 10 か所のミ
もう一つのミッション、
「仕事のパフォーマンスの向上」
。飲食スペー
ニ・キッチン、および 1 か所のカフェが併設され、連日大多数の社
スに、普段の業務では特に関係のないチームメンバーが顔を会わせ
員が利用している。
る機会をつくり、そこでのコミュニケーションからいろいろなアイ
総勢約 70 人という大規模なチームでこれらの飲食スペースを運営
デアや問題解決法の共有、さらにはイノベーションが生まれること
する Japan Food Team。そのミッションの一つは、社員や家族の健
を目指すという Google 独自の企業文化を醸成するという重要な使
康だ。この実現のため、
「できるだけローカルの、できるだけ新鮮な
命である。
旬の素材を使うことをベースに、おいしくて健康によい食事を提供す
ることに力を入れている」と荒井氏は言う。社員の家族の健康のため
「Google 社員のひらめきや会話のヒントになるような、新しいフー
ド・エクスペリエンスを提供することが重要なテーマです」
素材へのこだわりで業務が煩雑化
何が問題だったか?
素材にこだわるため、特定の素材を扱う仕入れ先と取り引きする
食堂のメニューは、様々な惣菜やパスタ、丼物などのジャンルご
ことになる。
「通常、効率化のために肉、魚、野菜はそれぞれ 1 カ所
とに毎日違うものを 8 週間サイクルで用意している。その折々、季
からまとめて仕入れるものであるが、私たちは複数の業者から仕入
れている」と荒井氏。また、例えば魚は乱獲されたものなど環境を
節感のあるメニューに差し替えることも多い。
「一つのメニューが変更されるごとに、栄養士のカロリー計算や栄養
害するものは一切使わないといったポリシーも考慮しなければなら
バランスのチェック、コスト計算、食材の手配が発生します。また、
ない。こうしたことにより、仕入れや経費管理、支払いなどの業務
新メニューは全スタッフに周知徹底させなければなりません。こう
が一般的な社員食堂よりも煩雑化してしまう。
したオペレーションをスムーズに運ぶ必要があります」
どんな効果があったか?
全員でのチェックや共有が簡単にできるように
Food Team は、2007 年に荒井氏がマネージャーに就任してス
タート。当時のビルに食堂はなく、Google のフードガイドライン
に基づいてケータリングを手配することから始めたが、当時から
とおり社員向けのセミナーや、「魚の捌き方」などのイベントを通じ
て、
“食”に関する知識を広めることも Food Team の役割だ。
「こうしたイベントは世界各国の Food Team でも行われており、
その一覧が Google ドライブで共有されています」
Google Apps の利用を始めた。「フードガイドラインの共有など
Google 本社とのやり取りもあったので、便利さを実感した」と荒
カフェにはプロ仕様のコーヒーマシンが置かれており、その使用
井氏は言う。
マニュアルは Google ドライブ で共有されている。
現在は、主に 3 つの目的に活用している。1 つめは、Google カ
そのほか、週次報告書の作成や共有、仕入れや経費の管理・共有
レンダー によるスタッフのシフト調整や予定の把握、ミーティング
設定など。2 つめは、Google ドライブ による、前述のメニュー(変更)
の共有だ。
など、ドキュメントに関わる業務の全般的に活用している。
「Google Apps を導入している仕入れ先の業者さんはまだ少ないの
で、受発注など社外とのやり取りにはまだ活用できていません。こ
「一つの書類をそれぞれに送る必要がなく、関係者を選んで共有し、
コメントし合える機能は非常に便利ですね」
れができれば、劇的に効率化できると思います。Food Team として、
導入を働きかけていきたいと考えています」と荒井氏は結んだ。
3 つめは、イベントの企画や運営方法などの共有である。前述の
今回の導入プロダクト「Google
Apps for Work」
Google Apps for Work は、クラウド型のオフィススイート。1人 30 GB までの大容量メールボック
ス、スケジュール管理が簡単にできるカレンダー、共同編集が可能な文書作成、円滑なリモートワー
クを実現するビデオ通話、動画の投稿や共有、チャット、そして強力無比な検索など、Google Apps
for Work には、社内情報を共有・管理し、最大限に活用するさまざま機能がセットされています。費
用は、1ユーザーあたり年間 6,000 円。IT 部門の管理者は、サーバー需要の増加、メンテナンス作業、
セキュリティ対策などに悩む必要はありません。
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