デジタル表示カウンタ リニアエンコーダ

マニュアル操作工作機械用
デジタル表示カウンタ
リニアエンコーダ
2014.5
ハイデンハインのデジタル表示カウンタは幅広
い種類のアプリケーションに使用されています。
これらは工作機械、送り軸(例えばカットソー、
プレス加工機)、計測・検査装置、割出し装
置、組立て装置、そして生産管理用の検査ス
テーションなどです。これらのアプリケーションに
対応するため、ハイデンハインの多くのエンコー
ダをデジタル表示カウンタに接続できます。
2軸もしくはそれ以上の軸数のデジタル表示カ
ウンタは主にマニュアル操作式の工作機械に
使用されます。フライス、ドリル、穴あけ、もしく
は旋盤のいずれにしろ、現場で実証済みの工
程が作業者に最適な支援を提供します。デジ
タル表示カウンタは生産性を大きく向上させる
べく、現在位置を素早くそしてはっきりと明示し
ます。マニュアル機に最適なリニアエンコーダ
もこのカタログで紹介しています。
その他エンコーダ製品と接続されたい場合は、
弊社ホームページを参照いただくか、NC工作
機械用リニアエンコーダ、長さゲージ、角度エ
ンコーダ、ロータリエンコーダの製品カタログ を
参照ください。
2
デジタル表示カウンタの他に、統計的工程管
理(SPC)用検査ステーション、ツールプリセッ
タ、投影機、測定顕微鏡、三次元座標測定器
(CMM)などに適したデータ処理ユニットも用意
しています。計測用データ処理ユニットには、
表示ディスプレイを搭載するものやPCと接続し
て使用するものがあります。
詳しい情報は、
当社ホームページwww.heidenhain.co.jpや
製品カタログ計測用データ処理ユニット
を参照してください。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
このカタログの発行により、前版カタログとの差
替えをお願いいたします。ハイデンハインへの
注文は契約時の最新カタログを御覧ください。
ISO、IEC、ENなどの規格はカタログに明記さ
れているものに限ります。
目次
デジタル表示カウンタ
概要
ハイデンハインのデジタル表示カウンタ
 6
選択の手引き
機能
仕様
データム用プロービング機能(ND 780、POSITIP、ND 1200 R)
8
工具補正 (ND 500、ND 780、POSITIPシリーズ)
 9
残り距離表示(全デジタル表示カウンタ製品)
10
穴あけ (ND 500、 ND 780、 POSITIP、ND 1200Rシリーズ)
11
輪郭監視 (ND 500 シリーズ、POSITIP)
12
ポケット加工 (POSITIP)
12
旋盤加工作業時の支援機能(ND 500、 ND 780、 POSITIPシリーズ)
13
機械加工工程のプログラミング (POSITIP、ND 1200 R)
14
標準/高速ラジアルボール盤用 (ND 1200 R)
15
ND 280 – 1軸用デジタル表示カウンタ
16
ND 500 シリーズ – 2軸~3軸用簡易型デジタル表示カウンタ
18
ND 780 – 最大3軸対応多機能型デジタル表示カウンタ
20
POSITIP 880 – 最大6軸用プログラム対応型デジタル表示カウンタ
22
ND 1200 Rシリーズ – 標準/高速ラジアルボール盤用デジタル表示カウンタ
24
26
取付け
電気的接続
4
エンコーダ
31
インターフェース
33
別売アクセサリ
42
ケーブルの概要
43
マニュアル操作工作機械用リニアエンコーダ-
46
概要
仕様
LS 300 シリーズ
48
LS 600 シリーズ
50
52
取付説明書
電気的接続
インターフェース
ケーブルと接続部品
インクリメンタル信号 » 1 VPP
53
インクリメンタル信号 « TTL
54
55
ハイデンハインのデジタル表示カウンタ
– 現場での使用を想定した設計
ハイデンハインのデジタル表示カウンタはあらゆ
るアプリケーション機能を持っています。フライ
ス盤、ボール盤、旋盤での標準作業に加え
て、工作機械、計測装置、試験装置、特殊な
機械装置など、送り軸を手動で操作するすべ
ての装置に理想のソリューションも提供します。
汎用性、人間工学―よく考え抜かれた設計
ハイデンハインのデジタル表示カウンタは、
ユーザーフレンドリーな設計がなされています。
その代表的な特徴は以下のとおりです。
• 大変読み取りやすいグラフィック表示
• グラフィカルなサポート&ヘルプ機能
• 対話形式のユーザーガイダンス
• シンプルで論理的に配置されたキーパッドに
より、早い機能の習得と確実で迅速な位置
入力が可能
• 長期間の使用に耐え、人間工学に基づいて
設計された記号付き押しボタンキーパッド
• 飛沫保護仕様のフロントパネルが切削油か
ら本体を守ります。
• 日々の現場での過酷な状況を想定して作ら
れた頑丈な金属鋳型のハウジング
4
– 操作性における特長
迅速性
ハイデンハインのデジタル表示カウンタは時間
を節約します。残り距離表示機能により、表示
値が0になるまで移動させるだけで、次の位置
に早く、確実に到達することができます。データ
ムを必要なところで設定することが可能です。
これにより、特に複雑な形状のワークでの位置
決めが簡単にできます。
フライス加工、ボール加工、穴あけ、ポケット加
工などの場合でも、幾何データを簡単かつ素
早く入力すること可能です。残り距離表示機能
を用いて目標位置までの送りが可能です。
旋盤の場合、サドルとトップスライドの合計表示
機能がより正確な位置決めを可能にします。
テーパ寸法値が不完全の場合、デジタル表示
カウンタは角度計算を支援します。
POSITIPは、繰り返しの多い機械加工シーケン
スをプログラムとして記憶し必要な時に使用す
ることができるため、少量バッチ生産には最適
です。
信頼性
より読み取りやすい表示は選んだデータムに関
連した測定位置を示します。その結果、誤差の
確率が減り、機械加工の信頼性が高まります。
POSITIP、ND780、そしてND 52xのグラフィカ
ルな位置決め支援により時間短縮と残り距離
表示の信頼性を向上します。グラフィカルな画
面により正確に幾何データを入力することを支
援します。
精密さ
古くなった工作機械では、摩耗した機械要素
部品のせいで正確な送り指示と微調整が不可
能なため、0.01mmオーダーでの精密加工は
運任せの部分があります。
ハイデンハインのリニアエンコーダは直接機械
の送り量を検出します。ボールねじ、ラック、歯
車のような機械伝達要素によって起こるバック
ラッシュの影響をうけません。直接送り量を計
測することにより、より高精度な機械加工と歩
留まり向上が可能です。
5
選択の手引き
軸数
データム/
ツールデータ
機能
ND 200 シリーズ
計測装置、調整・試験装置、自動化作業、簡
単な送り、1軸の位置決め作業用のデジタル
表示カウンタ
• モノクロ (ND 280) もしくは
カラーディスプレイ (ND 287)
• 防滴設計されたフルトラベルキーボート
• スイッチング入力/出力機能 (ND 287)
1
原点2個
–
ND 500 シリーズ
旋盤だけでなく、フライス盤および中ぐり盤な
ど、2軸もしくは3軸のデジタル表示カウンタ
• モノクロディスプレイ
• メンブレンキーボード
2
• 残り距離表示
• 計測および統計機能
(選別と公差確認、連続測定、統計的工程管理SPC)
• 合計および差分表示時の2軸目のエンコーダ(オプショ
ン)のオフセット、温度補正
10データム;
16ツール
3
一般機能:
• グラフィカル位置決め支援付残り距離表示
• 輪郭監視
フライス盤および中ぐり盤:
• 穴あけ(円周上および直線上パターン)
• 工具補正
旋盤用:
• 半径/直径表示
• 個別および合計表示
ND 780
旋盤をはじめとして、フライス盤および中ぐり盤
など、3軸までのデジタル表示カウンタ
• モノクロディスプレイ
• 防滴設計されたフルトラベルキーボート
• スイッチング入力/出力機能 (IOB 49経由)
3軸まで
10データム;
16ツール
一般機能:
• グラフィカル位置決め支援付残り距離表示
フライス盤および中ぐり盤:
• 穴あけ(円周上および直線上パターン)
• 工具補正
• データム作成用プロービング機能
旋盤用:
• 半径/直径表示
• 個別および合計表示
• 定速制御(IOB 49接続時)
POSITIP 880
旋盤をはじめとして、フライス盤および中ぐり盤
など、6軸までのデジタル表示カウンタ
• カラーディスプレイ
• プログラム記憶メモリ
• 防滴設計されたフルトラベルキーボート
• スイッチング 入力/出力機能 (IOB 89経由)
6軸まで
フライス盤および
中ぐり盤:
99データム;
99ツール
旋盤用:
1データム;
99ツール
一般機能:
• グラフィカル位置決め支援付残り距離表示
• 輪郭監視
• 加工手順のプログラミング
フライス盤および中ぐり盤:
• 穴あけ(円周上および直線上パターン)
• 工具補正
• データム作成用プロービング機能
• ポケットの粗加工
旋盤用:
• 半径/直径表示
• 個別および合計表示
• 許容値表示
• 旋盤
ND 1200 R RADIAL-DRILL シリーズ
標準/高速ラジアルボール盤用
デジタル表示カウンタ
• モノクロディスプレイ
• フルトラベルキーボード
• スイッチング入力
6
2
3
1データム
•
•
•
•
•
極座標 (RA)から直交座標(XY)への変換
XY/RA 座標切替
機械の座標RとAでの残り距離表示
穴あけ(円周上および直線上パターン)
ワーク方向およびデータム用プロービング機能
エンコーダ入力
スイッチング入力/出力
データ 
インターフェース
型式
ページ
» 1 VPP
» 11 µAPP
EnDat 2.2
–
RS-232-C/V.24
USB
ND 280
16
対応可
RS-232-C/V.24
USB
イーサネット
(オプション)
ND 287
カタログ:
データ処理 
ユニット
–
USB
ND 522
18
« TTL
ND 523
» 1 VPP
» 11 µAPP
• エッジファインダKT用
• 接触トリガ式
エッジファインダ用
• IOB 49接続用
RS-232-C/V.24
ND 780
20
» 1 VPP
» 11 µAPP
EnDat 2.1
• エッジファインダKT用
• IOB 89接続用
RS-232-C/V.24
セントロニクス
PT 880
22
» 1 VPP
« TTL
• ゼロリセット
• 測定値出力
• エッジファインダKT用
RS-232-C/V.24
USB
ND 1202 R
24
ND 1203 R
7
機能
– データム用プロービング機能(ND 780、POSITIP、ND 1200 R)
プロービング機能による容易なセットアップ
データムを設定するのにハイデンハインの別
売アクセサリ品エッジファインダKTが非常に有
効です。KTのスタイラスがワーク側面に接触
するまで動かすだけでデータム設定ができま
す。カウンタはすでに設定されたスタイラスの
半径と移動方向を考慮し検出した位置を正
確に記憶できます。フライス盤モードにおい
て、ND 780、ND 1200RとPOSITIPは下記の
測定機能を使用することができます。
• ワークのエッジを基準線として設定
• ワークの中心を基準線として設定
• 円中心をデータムとして設定
また電気伝導性材質のワークに対してはグラ
ウンディングタイプのエッジファインダを使用し
ても同じ機能をND 780において使うことができ
ます。
工具を用いたデータム設定
実際の工具を用いてのデータム設定を行うこ
とも可能です。
別売アクセサリ:エッジファインダKT
エッジファインダKTは円筒状のスタイラスがハウ
ジング内にてバネによって固定されています。
スタイラスはワークに接触したことを検出し、その
トリガ信号をケーブル経由でNDもしくはPOSITIP
へ送信します。
エッジファインダKTはワークにデータムをマーク
せずに簡単にすばやくセットすることができます。
8
– 工具補正 (ND 500、ND 780、POSITIPシリーズ)
フライス盤での工具補正
デジタル表示カウンタND500、ND780、そして
POSITIPは工具の直径などのデータを記憶す
ることができ、さらにPOSITIPは使用している工
具長や軸も記憶できます。POSITIP 880は、
工作機械に記憶されているプリセッタツールや
工具データなど99ツール分の表機能を持って
います。
残り距離モードでの位置決めでは、デジタル表
示カウンタは機械加工面での工具半径(R+ も
しくはR-)を考慮し、POSITIPにいたっては、加
えて主軸の工具長(L)も考慮します。
旋盤での工具補正値の判定と保存
ND 52xもしくはND 780(16ツール対応)と
POSITIP(99ツール対応)では、タレットやクイッ
クチェンジホルダに取り付けた工具の寸法値を
記憶できます。
• 工具位置を最初の軸回転時に直接入力
• もしくは、現在の軸位置値を”固定”、工具
を引き込み、回転した軸を計測したのち値を
入力
データムの変更
ワークもしくはワークのデータムを変更する際
は、記憶しているツールオフセット値を変化す
るまでもなく新しいデータムに固定できます。
工具のデータは自動的に新しいデータムを参
照します。
9
機能
– 残り距離表示(全デジタル表示カウンタ製品)
旋盤およびフライス盤用残り距離表示
残り距離表示機能は作業を大幅に簡略化し
ます。次の位置を入力すると、目標位置まで
の距離が表示され、表示値がゼロの位置にな
るまで移動すればよいだけです。
POSITIPでは、グラフィック位置決め支援によっ
て残り距離表示をより使いやすくしています。ゼ
ロ位置まで動かした場合、四角のカーソルが目
標分岐まで移動します。例えば、旋盤加工の
際など、グラフィックの代わりに絶対位置値表
示を選択することも可能です。
POSITIPの残り距離表示
POSITIPでは、オーバーサイズ用の補正を行
いながら方向を変えることができます。オーバー
サイズ量を入力し、残り距離表示を使ってゼロ
位置まで移動させればいいだけです。
10
オーバーサイズZ
オーバーサイズ X
フライス加工モードではツール半径も補正しま
す。このようにしてなんの換算も必要とせずに
直接図面寸法を使用できます。もはやどんな
複雑な数字も覚えておく必要がありません。
– 穴あけ (ND 500、ND 780、POSITIP、ND 1200Rシリーズ)
フライス加工および中ぐり加工用の 
ボルト穴あけの自動計算
フライス加工モードでは、
円周上のボルト穴あけ(全周もしくは部分周)
と直線上の穴あけを手動計算しないで機械加
工することができます。
穴1
図面から幾何寸法と穴の数を入力するだけ
で、表示カウンタは作業平面での各穴の座標
を計算します。表示カウンタが“ゼロ”を指すま
で動かし、加工するだけです。その後、表示カ
ウンタは次の加工位置を表示します。
グラフィック表示は、機械加工前にボルト穴の
パターン入力内容を確認することができる非
常に役立つ機能です。
ND 1200 Rでは、穴の位置を回転軸やラジア
ルアームでの残り距離として表示します。
2度目の穴加工の際、ND 1200Rはキー入力
を行って位置を記憶します。最初の操作の終
了後、関係する位置に簡単に戻すことができ
ます。
11
機能
– 輪郭監視 (ND 500 シリーズ、POSITIP)
– ポケット加工 (POSITIP)
ND500シリーズおよびPOSITIP:
マニュアルニ次元操作検査用輪郭監視
特にニ次元フライスおよび旋盤加工用の輪郭
監視機能により定義された輪郭の近くを工具
が移動しているかどうかがわかります。
POSITIPは、定義した許容限界内にあるかど
うかを確認するなど、最適な方法で作業者を
支援します。拡大機能では、もう一方の画面
窓でワークの全体図を確認しながら、比較的
厳しい許容公差でさえも可能にします。
POSITIP:
ポケットのフライス加工および粗加工
POSITIPはポケットのフライス加工と粗加工を
支援します。デジタル表示カウンタは入力され
たデータから必要な位置決めステップを計算
するので、作業者はカウンタ値が"ゼロ"を指す
まで動かすだけです。
CLIMB
12
– 旋盤加工作業時の支援機能(ND 500、ND 780、POSITIPシリーズ)
半径/直径表示
旋盤加工モードでは、半径もしくは直径のどち
らの値でも横軸の位置を表示します。キー入
力毎に切り替えることが可能です。
縦軸の合算表示
旋盤加工モードでは、サドルとトップスライドの
位置は個別または両方の値の合算が表示さ
れます。
• 個別表示を選択した場合、位置値は個別
の軸の値が参照されます。もし、サドルのみ
が移動した場合、トップスライド軸に表示され
た値は変更されないままです。
• 合算表示を選択した場合、カウンタは両方
の値を正負符号を考慮して合算します。
この場合、計算をせずともワークの形状デー
タと関連させて工具の絶対位置を知ること
が可能です。
テーパ加工の簡略化
テーパ寸法に角度が含まれていなくても、テー
パ計算機能により手動計算する必要がありま
せん。テーパ比もしくは2つの直径値と長さを入
力するだけで、トップスライドの正確な角度がす
ぐに表示されます。
旋盤
POSITIPは複数経路での肩削り加工用のサイ
クルを特徴としています。目標位置までの残り
距離を縦軸と工具軸の両方で表示しますので
最適な送り量を決定できます。
ワーク表面での定速化
特にテーパ加工もしくは突切りでは、ワーク表
面での回転速度は直径の大きさに伴い常に変
化します。しかし最適な加工結果と工具の寿
命を延ばすにはワーク表面での回転速度を一
定にすることが望ましいことです。それゆえ出
力モジュールIOB 49と組合せたND 780は
ワーク直径の変化にかかわらず、ワーク表面で
の回転速度を一定にするようワークの回転制
御を可能にします。
13
機能
– 機械加工工程のプログラミング (POSITIP、ND 1200 R)
POSITIPとND 1200Rのプログラム機能により
繰返しの多い加工工程をプログラムとして保存
することが可能です。例えば、必要なすべての
加工工程を小ロット生産用のプログラムとして
保存できます。プログラミングモードでは、残り
距離表示により順々にプログラムされた位置に
導きます。
プログラムを作成するには、1つずつキー入力
するか、実際の位置情報を取得しながら作
成(対話式プログラミング)するかの両方があり
ます。
また、POSITIPではプログラム・セクションとサ
ブプログラムを作成することも可能です。加工
点パターンであれば、移動量をプログラムし必
要なだけ繰り返します。(プログラム・セクション
の繰返し)
ワークの異なる位置で同じプログラムを動かす
必要がある場合は、サブプログラムを作成し、
必要な時にそれを呼び出して利用できます。
これによりキー入力作業と入力エラーの減少
を減らすことが可能です。ボルト穴あけ、直線
上の穴あけ、ポケット加工(穴あけ、フライス)、
マルチパス(旋盤)のような決まった作業サイク
ルはプログラムを短くしプログラム時間を短縮し
ます。作業者は作業工程において、表示カウ
ンタは実際の作業手順でのそれぞれ名目上の
位置情報を提示しますので、ある位置から次
の位置に移動させるだけです。
ND 1200Rにより、各位置の穴の直径を保存
することができます。後でプログラムを起動した
ときにRADIAL-DRILL(ラジアル-ボール)は、各
位置の穴の直径をそれぞれ表示します。
POSITIPのプログラム例:
同一ワークでの複数リセス加工
000
001
002
003
004
005
006
007
008
009
010
011
012
013
14
BEGIN PGM 40 MM
X+80.000
Z+20.000
X+40.000
Z -5 000
LBL #8
IZ–20.000
X+25.000
X+40.000
CYCL 7.0 RPTLBL 8 3/3
CYCL 7.1 OUTZ +0.000
CYCL 7.2 OUTX +0.000
X+80.000
END PGM 40 MM
– 標準/高速ラジアルボール盤用 (ND 1200 R)
ND 1200 R RADIAL-DRILLは標準ラジアル
ボール盤(側面に取付られた主軸ヘッドが動く)
と高速ラジアルボール盤(回転アームの終端
に主軸ヘッドがある)用に特別な機能を搭載し
ています。
座標変換
位置決めの時も含め、いつでも簡単なキー入
力で極座標(半径Rと角度A)と直交座標(X、Y)
の表示を切替えることができます。自由に絶対
値もしくは相対値寸法の表示を切替えることも
できます。
XY 座標
位置決め用に、ND 1200Rは位置値を極座標
から直交座標に自動的に変換します。
図面の寸法を絶対値もしくは相対値でXY直交
座標で直接入力します。RADIAL-DRILL(ラジ
アルボール)は現在位置から目標位置までの
経路を計算し、機械の座標系である、半径と
角度にて残り距離を表示します。工具ヘッドを
表示がゼロ表示になるまで動かすだけです。ま
ず、ヘッドを半径がゼロ表示になるまで動かし
た後、角度(A)の表示がゼロになるまでアーム
を回転します。
直交座標での位置値入力
残り距離の極座標表示
目標位置
しかし、位置決め時は、少なくとも1軸を他の軸
とは別に固定することを推奨します。
ドリル径
全ての位置用に、次の位置で表示するドリル
径を保存することができます。
目標位置
残り距離(半径)
元の主軸位置
機械のコラム
目標位置
残り距離(角度)
機械のコラム
15
ND 280
– 1軸用デジタル表示カウンタ
ND 280は、1軸用のデジタル表示カウンタで、
丸のこ盤の送り、プレス機の運動行程、工作
機械の回転テーブルの位置決めなど簡単な
測定、位置決め用途に適しています。
設計
ND 200シリーズは頑丈なアルミダイキャストの
筺体が特徴です。防滴設計されたフルトラベ
ルキーボードにより作業現場での使用に適して
います。大画面TFTグラフィックモニターは、測
定値、状況、ソフトキーを表示します。
機能
標準のND 280は、簡単な位置計算に関する
基本機能が備わっています。
ND 287(カタログ 計測アプリケーション用データ
処理ユニットを参照ください)には、測定データの
収集や統計解析などの拡張機能があります。
スイッチング入出力により、簡単な作業の自動
化も可能です。
ND 280
データインターフェース
ND 280はPCやプリンタへの測定値の転送用、
パラメータや補正値リストの入力/出力用、そし
て診断用に以下のシリアルインターフェースを
備えています。
• USB (UART)
• RS-232-C/V.24
公差
16
ND 280
軸数
1
エンコーダ入力
1)
» 1 VPP、 » 11 µAPP もしくは EnDat :15ピンD-subメスコネクタ(インターフェースを自動認識)
入力周波数
» 1 VPP:≦ 500 kHz; 11 µAPP:≦ 100 kHz
分割倍率
4096倍
表示ピッチ2)
調整可能、最大9桁
直線軸:
0.5 µm~0.002 µm
回転軸:
0.5° ~ 0.000 01°もしくは00°00’00.1
表示
モノクロTFT スクリーン
位置値、入力用対話画面、グラフィック機能、ソフトキー
状態表示
操作モード、REF、データム、スケーリング係数、補正、ストップウォッチ、測定単位、ソフトキーレベル
機能
•
•
•
•
•
軸誤差補正
直線軸:
回転軸:
データインターフェース
• RS-232-C/V.24
• USB (UART、type Bポート)
電源
AC 100 V ~ 240 V (–10 % ~ +15 %)、48 Hz ~ 62 Hz; 30 W
使用温度
0 °C ~ 45 °C (保存温度 –20 °C ~ 70 °C)
保護等級 IEC 60 529
IP 40、前面パネル IP 54
質量
約 2.5 kg
1)
2)
REF機能(絶対番地化または原点1個用判別機能)
原点2個
残り距離モード
ヘルプおよび診断機能内蔵
シリアルインターフェースを介しての遠隔操作
直線性補正、最大200点のマルチポイント補正
180 補正点数での直線補正 (点間隔 2°)
ピュアシリアル、インクリメンタル信号の評価機能なし
接続されたエンコーダの信号周期によって異なる(表示ピッチ信号周期/4096)
17
ND 500 シリーズ
– 2軸~3軸用簡易型デジタル表示カウンタ
デジタル表示カウンタND 500シリーズは、
マニュアル操作式のフライス盤、穴あけ盤、
中ぐり盤、2~3軸の旋盤での使用に適してい
ます。TTL信号入力に対応しているため、本
来、測定分解能5µmのLS 328とLS 628に使
用されます。
設計
頑丈なハウジングと防滴設計されたメンブレン
キーボートにより、ND 500は作業現場での使
用を前提にしています。ND 500シリーズは位
置値、ソフトキー、その他役立つ情報をモノクロ
画面に表示します。
機能
最も重要な機能はファンクションキーを用いて
迅速かつ直接操作できることです。多くの言語
で明確な情報を表示できるソフトキー機能により
その場の状況に応じた入力が可能になります。
残り距離表示は、位置決めを容易にします。
表示がゼロになるまで送るだけで、次の目標値
に迅速かつ正確に到達します。
各アプリケーション機能はパラメータ入力によっ
て簡単に起動します。特に穴あけ(直線上や
円周上のパターン)の生成に最適な機能を備
えています。
ND 523
旋盤に使用した場合、半径表示と直径表示を
簡単に切替ができます。トップスライドが離れて
いる旋盤では、ND 523の合算表示機能により
サドルとトップスライドの合算もしくは個別の表示
が可能になります。旋盤部のデータム設定は
工具位置保存や取り消し機能によって特に簡
単になります。
データインターフェース
USBインターフェースにより測定値の表示やパラ
メータリストの取り込みや書き出しが可能です。
公差
18
  
ND 522
ND 523
軸数
2軸(A ~ Z)
3軸(A ~ Z、ZS)
エンコーダ入力
2 x « TTL; 9ピンD-sub(メス)
3 x « TTL; 9ピンD-sub(メス)
入力周波数
≦ 100 kHz
信号周期
2 µm、4 µm、10 µm、20 µm、40 µm、100 µm、10 240 µm、12 800 µm
目盛線本数
任意
分割倍率
1/2/4倍
表示ピッチ1)
直線軸:
回転軸:
表示
モノクロ液晶画面による位置値、入力用対話画面、グラフィック機能と位置決め支援機能
状態表示
操作モード 、REF、 原点数、工具数、インチ、スケーリング係数、送り量表示、ストップウォッチ
フライス/穴あけ/中ぐり用
工具補正R+、R–
旋盤用
半径/直径表示
Z およびZOの個別もしくは合算表示
機能
•
•
•
•
•
•
•
•
•
フライス/穴あけ/中ぐり用
• 穴あけ(直線上や円周上のパターン)位置の計算
• 工具半径補正
旋盤用
• バックオフ時の工具位置保存
誤差補正
軸補正:直線性補正、最大200点のマルチポイント補正
バックラッシュ補正:セミクローズドループでの長さ測定用(ボールねじとロータリエンコーダで構成)
データインターフェース
USB(タイプBコネクタ)115 200ボー
• 測定値およびパラメータの出力用
• パラメータの入力、リモートキー、およびコマンド用
別売アクセサリ
傾斜ベース、取付けアーム
電源
AC 100 V ~ 240 V (–15 % ~ +10 %)、48 Hz ~ 62 Hz; 54 W
使用温度
0 °C ~ 45 °C (保存温度 –20 °C ~ 70 °C)
保護等級 IEC 60 529
IP 40、前面パネル IP 54
質量
約 2.6 kg
1)
1 mm ~0.0000.0001 mm; (LS 328/LS 628と接続時、0.005mm)
1° ~ 0.0001° (00° 00’ 01”)
データム10個
16 ツール
REF機能(絶対番地化または原点マーク用原点判別機能)
残り距離モード (絶対値もしくはインクリメンタル値での仮目標値入力による)
輪郭監視
スケーリング係数
mm/inch 表示単位切替え
HELP:画面上での操作説明機能
INFO:ストップウォッチ、ポケット加工計算、切削量計算 (フライス用)、テーパ計算(旋盤用)
接続されたエンコーダの信号周期もしくは目盛線本数によって異なる
19
ND 780
– 最大3軸対応多機能型デジタル表示カウンタ
ND 780は最大3軸までのフライス盤、穴あけ
盤、中ぐり盤での使用に特に適しています。別
売品の入出力ユニットにより自動化ラインでの
簡単な作業用のスイッチング入力/出力が可
能です。
設計
ND 780は、作業現場での使用に耐えるよう防
滴設計されたフルトラベルキーボードを備えた
頑丈な縦置き型のデジタル表示カウンタです。
搭載されているモノクロ液晶画面では、位置
値、入力用対話画面、グラフィック機能と位置
決め支援機能が表示されます。
機能
ND 780は、わかりやすい言葉による対話型ガ
イダンスが特徴です。残り距離表示は、位置
決めを容易にします。表示がゼロになるまで送
るだけで、次の目標値に迅速かつ正確に到達
します。各アプリケーション機能はパラメータ入
力によって簡単に起動します。特に穴あけ(直
線上や円周上のパターン)の生成に最適な機
能を備えています。エッジファインダを用いて
データムを迅速かつ正確に決定することが可
能です。ND 780により特殊なプロービング機
能が可能になります。
旋盤に使用した場合、半径表示と直径表示を
簡単に切替ができます。トップスライドが離れて
いる旋盤では、合算表示機能によりサドルとトッ
プスライドの合算もしくは個別の表示が可能に
なります。データムを設定するには、ワークに接
して工具位置固定をし、工具を離した後にワー
クを計測することになります。
データインターフェース
ND 780はPCやプリンタへの測定値の転送用、
パラメータや補正値リストの入力/出力用、
そして診断用にRS-232-C/V.24シリアルインター
フェースを備えています。
公差
20
  
ND 780
軸数
最大3軸(A ~ Z とZO、ZS)
エンコーダ入力
3 x » 1 VPPもしくは» 11 µAPP; 15ピンD-subメス(インターフェースの自動認識)
入力周波数
≦ 100 kHz
信号周期
2 µm、4 µm、10 µm、20 µm、40 µm、100 µm、10 240 µm、12 800 µm
目盛線本数
任意
分割倍率
最大1024倍
表示ピッチ1)
直線軸:
回転軸:
表示
モノクロ液晶画面による位置値、入力用対話画面、グラフィック機能と位置決め支援機能
状態表示
操作モード、REF、原点数、工具数、インチ、スケーリング係数、送り量表示、ストップウォッチ
フライス/穴あけ/中ぐり用
工具補正R+、R–
旋盤用
半径/直径表示
ZおよびZOの個別もしくは合算表示
機能
•
•
•
•
•
•
•
•
フライス/穴あけ/中ぐり用
• 穴あけ(直線上や円周上のパターン)位置の計算
• 工具半径補正
• エッジファインダKTを用いたデータム作成用プロ―ビング機能"エッジ"、"センタ出し"、"円中心出し"
旋盤用
• バックオフ時の工具位置保存
• 工具を用いたデータム設定機能
誤差補正
軸補正:直線性補正、最大200点のマルチポイント補正
バックラッシュ補正:セミクローズドループでの長さ測定用(ボールねじとロータリエンコーダで構成)
データインターフェース
RS-232-C/V.24 300 ~115200ボー
• 測定値およびパラメータの出力用
• パラメータの入力、リモートキー、およびコマンド用
スイッチング 入力/出力
•
•
•
•
別売アクセサリ
エッジファインダKT (フライス用)、傾斜ベース、ハンドル、傾斜/スイベル用ブラケット、ピボットアーム
電源
AC 100 V ~ 240 V (–15 % ~ +10 %)、48 Hz ~ 62 Hz; 30 W
使用温度
0 °C ~ 45 °C (保存温度 –20 °C ~ 70 °C)
保護等級 IEC 60 529
IP 40、前面パネル IP 54
質量
約 2.6 kg
1)
1 mm ~ 0.0001 mm
1° ~ 0.0001° (00° 00’ 01”)
データム10個
16ツール
REF機能(絶対番地化または原点マーク用原点判別機能)
残り距離モード (絶対値もしくはインクリメンタル値での仮目標値入力による)
スケーリング係数
mm/inch 表示単位切替え
HELP:画面上での操作説明機能
INFO:ストップウォッチ、ポケット加工計算、切削量計算 (フライス用)、テーパ計算(旋盤用)
測定値用入力数2(パルスもしくは接点信号)
エッジファインダKT用入力数1
接触トリガ式エッジファインダ用1 入力
別売品の IOB 49 入出力ユニットを用いて入出力点数の増設が可能
接続されたエンコーダの信号周期もしくは目盛線本数によって異なる
21
POSITIP 880
– 最大6軸用プログラム対応型デジタル表示カウンタ
POSITIP 880は最大6軸までのフライス盤、穴
あけ盤、中ぐり盤用に設計された多機能デジタ
ル表示カウンタです。別売品の入出力ユニット
により自動化ラインでの簡単な作業用のスイッ
チング入力/出力が可能です。
設計
POSITIP 880は、作業現場での使用に耐える
よう防滴設計されたフルトラベルキーボードを
備えた頑丈な縦置き型のデジタル表示カウン
タです。大画面で、見やすいカラー液晶画面
にわかりやすい対話形式のメニューを用いて
全ての操作を支援します。
機能
POSITIPはND 780以上の優れた機能を提供
します。POSITIPはどの軸との組合せにも対応
し、グラフィカルな輪郭監視や拡大機能によっ
て2次元機械加工作業を支援します。フライス
加工モードでは、旋回中に加工しろを考慮しな
がらポケットのフライス加工および粗加工を支
援します。
POSITIPのプログラミング処理能力は標準的
な工作機械の小ロット生産に適しています。
最大999までのプログラムを記憶装置に保存
できます。プログラムを作成するには、1つずつ
キー入力するか、実際の位置情報を取得しな
がら作成(対話式プログラミング)するかの両方
があります。サブプログラム機能により、同じワー
クでの繰り返しの加工手順を一度入力するだけ
で十分です。
これにより同じサイクルプログラム工数を短く
し、プログラム製作時間を短縮します。
データインターフェース
POSITIP 880はPCやプリンタへの測定値の転
送用、パラメータや補正値リストの入力/出力
用、そして診断用にRS-232-C/V.24シリアルイ
ンターフェースを備えています。
また、セントロニクスパラレルインターフェースに
より測定値の生データの外部出力も可能です。
公差
22
 
POSITIP 880
軸数
最大6軸(A ~ Z とZO、ZS)
エンコーダ入力
6 x » 1 VPP、» 11 µAPPもしくはEnDat2.1;15ピンD-subメス(インターフェースの自動認識)
入力周波数
≦ 100 kHz
信号周期
0.128 µm、2 µm、4 µm、10 µm、20 µm、40 µm、100 µm、10 240 µm、12 800 µm
目盛線本数
任意
分割倍率
最大1024倍
表示ピッチ1)
直線軸:
回転軸:
表示
カラー液晶画面による位置値、入力用対話画面、グラフィック機能と位置決め支援機能、輪郭監視
状態表示
操作モード、REF、原点数、工具数、インチ、スケーリング係数、送り量表示、ストップウォッチ
フライス/穴あけ/中ぐり用
工具補正R+、R–
旋盤用
半径/直径表示;Z およびZOの個別もしくは合算表示
機能
•
•
•
•
•
•
•
REF機能(絶対番地化または原点1個用判別機能)
残り距離モード (絶対値もしくはインクリメンタル値での仮目標値入力による)
スケーリング係数
拡大機能付き輪郭監視
任意の軸組み合わせ
HELP:画面上での操作説明機能
INFO:ストップウォッチ、ポケット加工計算、切削量計算 (フライス用)、テーパ計算(旋盤用)
フライス/穴あけ/中ぐり用
•
•
•
•
•
99データムと99ツール
穴あけ(直線上や円周上のパターン)位置の計算
工具半径補正
エッジファインダKTを用いたデータム作成用プロ―ビング機能"エッジ"、"センタ出し"、"円中心出し"
ポケットのフライス加工および粗加工用位置決め支援
旋盤用
• 原点1個、99ツール
• バックオフ用の工具位置保存
• オーバーサイズ許容
プログラミング
最大999までのプログラムブロック、サブプログラミング処理、対話式プログラミング
サイクル 穴あけ/中ぐり用
旋盤用
線分、円弧、面取り、穴あけ(円周上および直線上)、ポケット加工
線分、円弧、面取り、マルチパス
誤差補正
直線性補正、最大128点のマルチポイント補正
インターフェース  シリアル
RS-232-C/V.24 300 ~115200ボー
• プログラム、測定値およびパラメータ出力用
• プログラムおよびパラメータロード入力用
セントロニクス 測定値外部出力用インターフェース
パラレル
1 mm ~ 0.005 µm
0.01°~ 0.0001° (00° 00’ 01’’)
スイッチング 入力/出力
• 別売品の IOB 89 入出力ユニットを用いた入出力が可能
• エッジファインダKT用入力数1
別売アクセサリ
エッジファインダKT(フライス用)、傾斜ベース、傾斜/スイベル用ブラケット、ピボットアーム
電源
AC 100 V ~ 240 V (–5 % ~ +10 %)、48 Hz ~ 62 Hz; 35 W
使用温度
0 °C ~ 45 °C (保存温度 –20 °C ~ 70 °C)
保護等級 IEC 60 529
IP 40、前面パネル IP 54
質量
約 3.2 kg
1)
接続されたエンコーダの信号周期もしくは目盛線本数によって異なる
23
デジタル表示カウンタND 1200 R RADIAL-DRILL
標準/高速ラジアルボール盤用デジタル表示カウンタ
ND 1200 R RADIAL-DRILLは、操作が簡単で
機能が豊富な標準/高速ラジアルボール盤用
デジタル表示カウンタです。アームに取付られ
たリニアエンコーダとコラムのロータリエンコーダ
もしくは摩擦車を用いて機械の動きを測定でき
ます。さらにエンコーダを追加することにより、
穴の深さを測定および表示にも使用することが
できます。
設計
ND 1200 R RADIAL-DRILLは頑丈なアルミダ
イキャストの筺体と防滴設計されたメンブレン
キーボートが特徴です。モノクロフラットパネル
ディスプレイは、位置値、わかりやすい対話画
面、プロンプト、グラフィック機能を表示します。
機能
ND 1200 Rでは、極座標(半径R、角度 )と
直交座標(X、Y)間の表示をいつでも切替える
ことができます。プロービング機能により、ワー
クのデータムおよび方向が、より早く検出でき
ます。残り距離表示は、位置決め作業の支援
に欠かせない機能です。例えば、穴あけの目
標位置を直交座標のX、Y値で入力し、
RADIAL-DRILL(ラジアルボール)により目標値
までの残り距離を機械の座標系である半径と
角度で表示します。ND 1200 Rは円周上のボ
ルト穴や直線上などの穴あけの加工時に自動
的に位置計算します。ND 1200 Rのプログラ
ミング機能は、ワークの繰返し加工やパターン
加工時に役立ちます。
インターフェース
RS-232-C/V.24とUSBのシリアルインターフェー
スは、プログラムの保存やソフトウェアの更新に
役立ちます。
ラジアルボール盤に必要な測定機器
通常、回転アームの角度はロータリエンコーダ
と摩擦車機構により測定されます。特に高精
度測定が要求される場合は、角度エンコーダ
もしくはロータリエンコーダのRODシリーズを使
用します。ドリルヘッド位置とスピンドルの可動
距離の測定が必要な場合、リニアエンコーダ
LSを使用します。エッジファインダKTは機械の
校正やワークのセットアップが必要な場合に役
立ちます。
ND 1200R(傾斜ベース付)
公差
24
 
ND 1202 R 
ND 1203 R
軸数
2軸(A ~ Z)
3軸(A ~ Z)
エンコーダ入力*
« TTL (9ピンD-subメス) もしくは» 1 VPP (15ピンD-subメス)
入力周波数
≦ 200 kHz
信号周期
任意
目盛線本数
任意
分割倍率
« TTL:最大4倍
» 1 VPP:最大40倍
表示ピッチ1)
調整可能、最大7桁
表示
5.7インチ液晶画面による位置値、対話入力画面、ソフトキー表示
機能
•
•
•
•
•
•
•
•
•
プログラミング
合計999個の穴あけ位置
サイクル 
最大100個の穴あけ(直線上や円周上のパターン)位置
誤差補正
校正の一環としての直線性軸補正
データインターフェース
• RS-232-C/V.24; 300 ~115200ボー
• USB (type A)
スイッチング入力
• ゼロリセット、測定値出力(例えばフットスイッチによるトリガー)
• エッジファインダ(汎用的なタッチプローブインターフェース経由)
別売アクセサリ
取付けアーム、エッジファインダKT 130、フットスイッチ
電源
AC 100 V ~ 240 V (–15 % ~ +10 %)、47 Hz ~ 63 Hz; 30 W
使用温度
0 °C ~ 45 °C (保存温度 –20 °C ~ 70 °C)
保護等級 IEC 60 529
IP 40
取付け*
傾斜ベースもしくは取付けベース
質量
約 1.6 kg
直交座標 (X、Y)から極座標(R、A)への変換
XY/RA 座標切替
調整機能
REF機能(絶対番地化または原点1個用判別機能)
機械の座標RとAでの残り距離表示
mm/inch 表示単位切替え
絶対値-相対値表示
穴あけ(直線上や円周上のパターン)位置の計算
エッジファインダKTを用いたワーク方向および基準点作成用プロービング機能:
"エッジ"、"センタ出し"、"円中心出し"
* 注文時にご指定ください
1)
接続されたエンコーダの信号周期および分割倍率により異なる
25
取付け
– ND 200 および ND 500 シリーズ
ND 200シリーズ
ND 200シリーズは卓上での使用を想定してお
り、簡単に積み重ねることが可能です。
製品上面にあるくぼみにより積み重ねた時に
動く心配もありません。
ベースには製品下面からM4ネジで固定するこ
とも可能です。
ND 28xは19インチラックに2台並べて設置で
きます。19インチ用取付アダプタは別売品アク
セサリとして入手可能です。
別売アクセサリ:
19インチラック用取付アダプタ
ID 654020-01
ND 500シリーズ
ND 52xは、取付ベースを用いて工作機械の
アームへの設置や、操作盤への組込みも可能
です。そのためのネジなどの留め具は製品に
梱包されています。表示カウンタを回転、また
は傾けて使用することも可能です。
取付けアーム、ベース、取付けフレームは別
売アクセサリとして入手可能です。
別売アクセサリ:
ストレート型取付けアーム(P29参照)
ID 382893-01
オフセット型取付けアーム(P29参照)
ID 382929-01
取付けスタンド
ID 625491-01
取付けフレーム
ID 647702-01
ND 52xをラックもしくは操作盤へ組込む場合
に使用
26
m 取付け用切り欠き
– ND 780
ND 780シリーズは縦置きでの使用を想定して
おりますが、以下のような様々な取付方法に
対応しています。
• 筺体下部をM4ねじで固定
• 傾斜ベース
• 取付けフレーム
• 傾斜/スイベル用ブラケットアセンブリ
• 取付けアームと傾斜/スイベル用ブラケットア
センブリ
別売アクセサリ:
傾斜ベース
ID 281619-01
傾斜ベースはND 780を前後へ最大20°まで
傾斜させることができます。固定はM5ネジによ
って行います。
傾斜/スイベル用ブラケットアセンブリ
ID 520011-01
これにより回転または傾けて取り付けることが可
能です。これらは機械に直接固定するかM8ネ
ジを用いて取付けアームへ固定されます。
ハンドル
ID 520012-01
ハンドルをND 780の底面に取り付けて、簡単
に旋回させることができます。
ストレート型取付けアーム(P29参照)
ID 382893-01
六角ボルト
オフセット型取付けアーム(P29参照)
ID 382929-01
取付けフレーム
ID 532811-01
ND 780をラックもしくは操作盤への組込む場
合に使用
m 取付け用切り欠き
27
取付け
– POSITIP 880
POSITIP 880は縦置きでの使用を想定してお
りますが、以下のような様々な取付方法に対
応しています。
• 筺体下部をM4ねじで固定
• 傾斜ベース
• 傾斜/スイベル用ブラケットアセンブリ
• 取付けアームと傾斜/スイベル用ブラケットア
センブリ
別売アクセサリ
傾斜ベース
ID 382892-01
傾斜ベースはPOSITIP 880を前後へ最大20°
まで傾斜させることができます。固定はM5ネジ
によって行います。
傾斜/スイベル用ブラケットアセンブリ
ID 382891-01
これにより回転または傾けて取り付けることが可
能です。これらは機械に直接固定するかM8ネ
ジを用いて取付けアームへ固定されます。
ストレート型取付けアーム(P29参照)
ID 382893-01
オフセット型取付けアーム(P29参照)
ID 382929-01
28
– 取付けアーム
(ND 500シリーズ、ND 780、POSITIP用 別売品アクセサリ)
取付けアームを用いることで作業時に見やす
い場所にデジタル表示カウンタを置くことが可
能です。取付けアームはヨークと六角ボルトで
機械に取り付けられ、回転が可能になります。
デジタル表示カウンタは傾斜/スイベル用ブラ
ケットアセンブリを介して取付けアームに取り付
けられます。
別売アクセサリ:
ストレート型取付けアーム
ID 382893-01
ストレート型取付けアーム
六角ボルト、
M8 x 70 mm
六角穴付き 止めネジ
M6 x 12 mm
(4ヶ、取付け調整用)
ヨーク
オフセット型取付けアーム
ID 382929-01
M8 固定用
六角ナット
六角穴付き ネジ
ワッシャー
M6 x 30 mm(2ヶ)
アーム
エンドキャップ(2ヶ)
六角ボルト M16 x 75 mm
六角ネジ M14 x 75 mm
オフセット型取付けアーム
0.15 mm ワッシャー(2ヶ)
六角穴付きネジ
M6 x 12 mm (4ヶ)
アーム
六角ボルト
M8 x 70 mm
取付けベース
六角穴付き 止めネジ M6 x 12 mm
(4ヶ、取付け調整用)
ヨーク
M8六角ロック
ナット
傾斜/スイベル用
ブラケットアセンブリ
(ND 780 及び POSITIP 880用) エンドキャップ(2ヶ)
六角穴付き ネジ
M6 x 30 mm(2ヶ)
ワッシャー
アーム
エンドキャップ (2ヶ)
ヨーク 正面図
29
取付け
ND 1200Rの取付けと保護
組立て
ND 1200Rは傾斜する取付けアダプタが同梱
されています。
取付けスタンド
デジタル表示カウンタは傾斜するベースに乗
せて卓上用として使用できます。デジタル表示
カウンタは画面を見やすくするために最大20°
まで前後に傾けることができます。傾斜ベース
はM5ネジで固定できます。
ID 382892-02
取付けアダプタ
取付けベースはND 1200R を取付けアームも
しくは機械上に直接取付けるのに使用すること
ができます。デジタル表示カウンタを傾けること
も可能です。
ID 682419-01
取付けアダプタ
保護カバー(別売アクセサリ)
保護カバーを利用しND 1200Rのキーボート
や画面を汚れから保護することが可能です。
透過性の保護カバーにより画面の見易さは変
わりません。これらは製品前面に最適に装着さ
れ、操作性を損ないません。
ID 681051-03
30
エンコーダ
接続可能なエンコーダ
様々なインターフェースを搭載するハイデンハ
イン製リニアおよび角度エンコーダに対応して
います。(表を参照)
リニアもしくは角度エンコーダとの接続
ハイデンハイン製リニアおよび角度エンコーダ
はデジタル表示カウンタと簡単かつ直接接続
することが可能です。
ハイデンハインの多機能なデジタル表示カウン
タはエンコーダとそれらの使用条件に適応しま
す。以下の数値はパラメータ設定が可能です。
• リニアエンコーダの信号周期
• 角度エンコーダもしくはロータリエンコーダの
目盛線本数
• 表示ピッチ(分解能)
• カウント方向
• 角度表示など
ロータリエンコーダとの接続(具体例)
ボールねじとロータリエンコーダで構成された
機構での位置決めや、ウォームギア付き回転
テーブルの割出しのために、ロータリエンコー
ダがデジタル表示カウンタと接続されることも
あります。機械伝達要素の誤差(ボールねじ
のピッチ誤差、反転誤差など)が位置決め精
度に影響することを考慮する必要があります。
デジタル表示カウンタにて移動距離と表示値
を互いに調整することが可能です。POSITIP
ではさらに倍率を入力することも可能です。
(減速ギア)
ボールねじの信号周期 
(ロータリエンコーダによる送り量測定)
ボールねじピッチ: 10 mm
エンコーダの目盛線本数:1000 本
信号周期(理論値):
10 mm:1000本 = 0.01 mm = 10µm
型式
接続可能なエンコーダ
インターフェース
コネクタ形状
エンコーダ入力
ND 280
ND 287
インクリメンタル方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ、
ロータリエンコーダ
» 1 VPP
» 11 µAPP
15ピン
D-subコネクタ(メス)
アブソリュート方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ、
ロータリエンコーダ
EnDat 2.1/2.2
(インクリメンタル信号なし)
ND 522
ND 523
インクリメンタル方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ
« TTL
9ピン
D-subコネクタ(メス)付
ND 780
インクリメンタル方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ
» 1 VPP
» 11 µAPP
15ピン
D-subコネクタ(オス)付
POSITIP 880
インクリメンタル方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ、
ロータリエンコーダ
» 1 VPP
» 11 µAPP
15ピン
D-subコネクタ(オス)付
アブソリュート方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ、
ロータリエンコーダ
EnDat 2.1
インクリメンタル方式
リニアエンコーダ、
角度エンコーダ、
ロータリエンコーダ
» 1 VPP
15ピン
D-subコネクタ(オス)付
« TTL
9ピン
D-subコネクタ(メス)付
ND 1202 R
ND 1203 R
割出時の目盛線本数 
(ロータリエンコーダとウォームギアによる角度計測)
ギア比 9:1
エンコーダの目盛線本数:
約1000 本
理論値(任意の値が可能):
9 x 1000 本 = 9000 本
31
エンコーダ
アブソリュートエンコーダ
ハイデンハインのアブソリュートエンコーダは、電
源をONするとすぐにエンコーダからの位置情
報を入手でき、デジタル表示カウンタによってい
つでも表示させることができます。原点位置を
探すために軸を移動させる必要はありません。
そのアブソリュート位置値情報は、連続したア
ブソリュートコード構造として形成されたスケー
ル目盛から読まれ、双方向のEnDatインター
フェースによりシリアル信号で出力されます。
インクリメンタルエンコーダ
ハイデンハインのインクリメンタル方式リニアお
よび角度エンコーダは、90°の位相差を持つ2
つの正弦波信号と1個もしくはそれ以上の原点
信号を出力します。デジタル表示カウンタはエ
ンコーダの信号周期より小さい分解能を表示
するため正弦波を分割します。
インクリメンタル測定は、移動量のカウントを行
います。絶対位置を確定するには、スケール
に原点が必要となります。原点を通過したと
き、測定ピッチ1つに同期するよう原点信号が
作られます。この方法で、位置値と表示値の
関係を具体的に示す例として、各軸の原点を
通過させてることによるデータム設定の再確
立があります。
信号周期
90° 
位相差
elec.
原点信号
正弦波信号
原点参照を迅速かつ簡単にするために、多くの
ハイデンハインのスケール本体(そして角度エ
ンコーダの目盛ディスク)には絶対番地化コード
があります。絶対番地化コード対応のエンコー
ダでは、2つの隣接する原点を通過した後に絶
対位置値が取得できます。例えば、リニアエン
コーダの必要な移動距離は、最大
20mm(LS、LFの場合)、80mm(LBの場合)、
角度エンコーダの場合で最大20°となります。
絶対番地化コード付
スケール上での移動
32
インターフェース
デジタル表示カウンタはエンコーダ用、通信、
外部機器用とのインターフェース機能を搭載し
ています。
 
ND 280
ND 522
ND 523
ND 780
POSITIP 880
ND 1200 R
エンコーダ
» 1 VPP
» 11 µAPP
EnDat1)
« TTL
» 1 VPP
» 11 µAPP
» 1 VPP
» 11 µAPP
EnDat 2.1
» 1 VPP
« TTL
–
• KT 130
• 接触式トリガ
KT 130
KT 130
• RS-232-C/V.24
• セントロニクス
• RS-232-C/V.24
• USB (UART)
エッジファインダ –
入力
データ
• RS-232-C/V.24
• USB (UART)
USB
RS-232-C/V.24
スイッチング 
入力
–
–
フットスイッチ用
4
8
(入出力ユニットIOB 49 (入出力ユニットIOB 89
使用時)
使用時)
–
9
9
–
(入出力ユニットIOB 49 (入出力ユニットIOB 89
使用時)
使用時)
–
1
–
(入出力ユニットIOB 49
使用時)
スイッチング 
出力
アナログ出力
1)
–
–
ピュアシリアル、インクリメンタル信号の評価機能なし
33
インターフェース
– エンコーダ
ピン配列 
» 1 VPP/» 11 µAPP/EnDat
ND 200 
15ピン
D-subフランジソケット
(メス)
電源
» 1 VPP
インクリメンタル信号
アブソリュート位置値
4
12
2
10
6
1
9
3
11
14
7
5
13
8
15
UP
センサ
UP
0 V
センサ
0V
/
A+
A–
B+
B–
R+
R–
/
/
/
/
内部
シールド
I1+
I1–
I2+
I2–
I0+
I0–
/
/
/
/
/
/
/
/
/
/
DATA
» 11 µAPP
EnDat
DATA CLOCK CLOCK
シールドは ハウジングへ;UP= 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
ピン配列 
ND 500シリーズ « TTL
9ピン
D-sub
フランジソケット(メス)
電源
« TTL
インクリメンタル信号
他の信号
7
6
2
3
4
5
8
9
1
UP
0 V
Ua1
¢
Ua2
£
Ua0
¤
/
シールドは ハウジングへ;UP= 供給電圧
未使用のピンまたは線は使用しない事!
ND 780  » 1 VPP/» 11 µAPP
PT  880  » 1 VPP/» 11 µAPP/EnDat
ピン配列 
 
15ピン
D-subフランジソケット
(オス)
電源
» 1 VPP
» 11µAPP
インクリメンタル信号
1
9
2
11
13
3
4
6
7
10
12
5
8
14
15
UP
センサ
UP
0 V
センサ
0V
/
A+
A–
B+
B–
R+
R–
/
/
/
/
内部
シールド
I1+
I1–
I2+
I2–
I0+
I0–
/
/
/
/
A+
A–
B+
B–
/
/
DATA
EnDat
シールドは ハウジングへ;UP= 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
34
アブソリュート位置値
DATA CLOCK CLOCK
ピン配列 
» 1 VPP
ND 1200 Rシリーズ 
15ピン
D-subフランジソケット
(メス)
電源
» 1 VPP
インクリメンタル信号
他の信号
4
12
2
10
1
9
3
11
14
7
5/6/8/
13/15
UP
センサ
UP
0 V
センサ
0V
A+
A–
B+
B–
R+
R–
/
シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
ピン配列 
ND 1200Rシリーズ 
« TTL
9ピン
D-subフランジソケット
(メス)
電源
« TTL
インクリメンタル信号
他の信号
7
6
2
3
4
5
9
8
1
UP
0 V
Ua1
¢
Ua2
£
Ua0
¤
/
シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧
未使用のピンまたは線は使用しない事!
35
インターフェース
– シリアルデータ通信
ハイデンハイン製デジタル表示カウンタはプリン
タやPCとの接続用にシリアルインターフェース
を備えています。この機能により、測定値、連
続測定値、パラメータ、プログラムを出力でき
ます。補正値テーブル、パラメータ、プログラム
のロードも可能です。キー入力されたコマンドに
より、遠隔での操作も可能です。
測定値の転送を開始するには多くの方法が対
応可能です。
• キーボード入力(EXPORTキー)
• ソフトウェアコマンド CTRL Bによる
• D-subコネクタでのパルスもしくは接点信号
などの外部信号経由
(IOB 89と接続したPOSITIP)
• エッジファインダの検出信号
(ND 780のみ)
USB
ND 28xとND 52xはUART対応のUSB(typeB
ポート)を備えています。操作には特別なドライ
バソフト(www.heidenhain.deより無料ダウン
ロード可能)を必要とします。
データはASCIIコードで送信されます。
36
ピン番号
ピン割当
1
VCC
+5V
2
D–
Data –
3
D+
Data +
4
GND
接地
RS-232-C/V.24
シリアルインターフェースは、
EIA規格RS-232-CおよびCCITT(ITU-T)V.24勧
告にしたがっています。9ピンのD-subメスコネク
タを使用しています。データはASCIIコードで送
信されます。
データ書式(太字は初期設定値)は調整可能
です。
• スタートビット
• データビット 7/8
• パリティビット (なし/偶数/奇数)
• ストップビット1/2
別売アクセサリ
接続ケーブル
両側 9ピンDsub コネクタ(メス)付
ID 366964-xx
接続ケーブル
両側 9ピンD-sub コネクタ(メス)と
25ピンD-sub コネクタ(オス)
ID 368017-xx
ピン番号
ピン割当
1
割当なし
3
TXD
– 送信データ
2
RXD
– 受信データ
7
RTS
– 送信要求
8
CTS
– 送信解除
6
DSR
– データセット準備完了
5
SIGNAL GND
– 信号ライン設置
4
DTR
– データ端末準備完了
9
割当なし
信号
信号レベル
1 =アクティブ
信号レベル
0 = ノンアクティブ
TXD、RXD
–3 V ~ -15 V
+3 V ~ +15 V
RTS、CTS
DSR、DTR
+3 V ~ +15 V
–3 V ~ –15 V
37
インターフェース
– ND 780のスイッチング入力/出力(IOB 49経由)
ND 780は外部入力/出力ユニットIOB 49と接
続してアプリケーションに対応した機能を持つ
ことが可能です。
外部入力/出力ユニットIOB 49
ID 532900-01
IOB 49は標準NS 35レール(DIN 46227もしく
はEN 50022)に取り付けられます。
タッチプローブ入力を用いてND 780に接続さ
れます。LEDは電源、データ転送、および入出
力のステータスを示します。
別売アクセサリ:
両側コネクタ付接続ケーブル
(IOB 49-ND 780間)
ID 532899-xx
両側コネクタ付分配ケーブル
(IOB 49およびKT 130から同時にND 780と接続)
ID 532909-01
IOB 49
スイッチング入力 4
軸1~3のゼロリセット(フライス用)
最大3歯車の認識(旋盤用)
周速一定CSSの外部アクティベート(旋盤用)
スイッチング出力 9
スイッチング機能リレー出力 8(フライス用)
準備用リレー出力 1
アナログ出力 1
周速一定用0V~10V(旋盤モード)
電源
ND 780経由
ケーブル長
≦ 15 m (ND 780まで)
保存温度
使用温度
–20 °C ~ +70 °C
0 °C ~ 45 °C
IOB 49を接続した場合、ND 780に機能を追
加できます。
スイッチング入力
スイッチング入力は信号がHighの際(接触時
もしくはパルス入力時)アクティブになります。
それらは独立し、外部的にも内部的にも供給
されています。
スイッチング出力の信号レベル
0 V ≦ UL ≦ 1.5 V
4.5 V ≦ UH ≦ 26 V
IL ≦ 25 mA
tmin ≧ 100 ms
ゼロリセット
フライスモードでは、各軸は外部信号経由で表
示値を0に設定することが可能です。
歯車範囲の検知
旋盤モードでは、3つのスイッチング入力により
歯車の範囲の認識を可能にします。
38
スイッチング入力
(内部電源供給用)
スイッチング入力
(外部電源供給用)
スイッチング出力
IOB 49には9つのフローティングリレー出力機
能があります。
X103
準備
ND 780がIOBを操作できない時(例、スイッチ
がOFFのとき、ケーブルが接続されていない時
など)LOWレベルの準備信号を出力します。
スイッチング機能(フライスモード)
1個以上のスイッチング範囲もしくはスイッチン
グ点が軸用に定義されます。スイッチオフ範
囲は表示値0を中心にして対称に広がります。
スイッチング点を使用すれば、リレーが表示位
置値が特定の値に達したときに作動します。
方向機能は算術符号が変化したときに切り替
わります。
以下のような設定が可能です。
• スイッチング機能が実際値もしくは残り距離
表示に適用する
• 条件が満たされた時にリレー開もしくは閉に
する
• スイッチング条件が満たされるのと同じくらい
長時間(連続モード)もしくは特定の期間(パ
ルスモード)リレーを作動したままにする。
スイッチ-オフ範囲 (例)
スイッチ点 (例)
方向 (例)
条件
リレー(連続モード)
リレー(パルスモード)
アナログ出力
周速一定 CSS(旋盤モード)
CSS機能はワーク径の変化にともない主軸速
度制御を行います。速度指令信号はIOB 49
のアナログインターフェース(DAC 0V~10V)経
由で主軸モータのインバータに送られます。最
大および最小許容主軸速度を指定することが
可能です。さらに最大3つの歯車操作を考慮
できます。ND 780はIOB 49のスイッチング入
力によって現在選択されている歯車を認識で
きます。CSS制御は外部スイッチで遠隔始動
されます。
(CSSボードへの入力経由)
X102
39
インターフェース
– POSITIP 880のスイッチング入力/出力(IOB 89経由)
POSITIP 880は希望とおりに定義したスイッチ
ング機能が特徴です。スイッチング信号を出
力するには外部入力/出力ユニットIOB 89が
必須となります。
外部入力/出力ユニットIOB 89
ID 532884-01
IOB 89は標準NS35レール(EN 50 022もしく
はDIN 46 227)に取り付けられます。
AMI(補助機械加工インターフェース)経由で
POSITIP 880に接続されます。LEDにより入出
力の状態がわかります。
別売アクセサリ:
両側コネクタ付接続ケーブル 
(IOB 89-POSITIP 880間)
ID 532856-xx
 
IOB 89
スイッチング入力 8
• ゼロ 軸1~6
• スタートデータ出力(接点もしくはパルス信号)
スイッチング出力 9
8つの自由設定できるスイッチング機能
1つのPOSITIP 880用スイッチング出力状態
電源
機器:DC 24 V ± 20 %/最大1 A
入力:DC 5 V もしくはDC 24 V± 20 %/最小0.25 A
ケーブル長
最大10 m ( POSITIP 880まで)
保存温度
使用温度
–20 °C ~ +70 °C
0 °C ~ 45 °C
スイッチング入力
全てのスイッチング入力は接点信号もしくはパ
ルス信号のどちらにも対応します。
例外:データインタフェース経由で測定値を送
信するスイッチング入力は接点信号やパルス
信号とは別個のものです。
Low信号ULが適用されたとき(接点信号もしく
はパルス信号が0V)スイッチング入力Eは作動
します。
信号レベル
– 0.5 V ≦ UL ≦ 0.9 V ( IL ≦ 6 mAにおいて)
3.9 V ≦ UH≦ 15.0 V
tmin ≧ 30 ms
ゼロリセット
各軸の表示値は外部信号により0に設定でき
ます。
40
接点信号
パルス信号
スイッチング出力
スイッチング出力の信号レベル
UL ≦ 1.5 V (IL ≦ 100 mAにおいて)
UH ≦ 24 V (IH ≦ 0.3 mAにおいて)
信号出力までの遅れ
tV ≦ 10 ms
スイッチングI/O機能
IOB 89を接続した場合、どの軸に対しても
POSITIP 880にてスイッチング出力を構成でき
ます。次のような機能が可能になります:
移動方向の出力
出力が移動方向の変更により切替わります。
方向
準備
POSITIP 880がIOBを操作できない時(例、ス
イッチがOFFのとき、ケーブルが接続されてい
ない時など)LOWレベルの準備信号を出力し
ます。
時間
A
スイッチ-オフ範囲
スイッチ-オフ範囲は表示値0を中心にして対
称に広がります。それらはどの形でも軸に割り
当てられます。残り距離モード(0値になるまで
移動)では、スイッチオフ信号はどの目標位置
に対しても生成できます。
トリガーポイント
出力はあらかじめプログラムされた位置で切り
替わります。算術符号が考慮されます。
出力
距離
トリガーポイント
41
別売アクセサリ
– ND 1200 R用 外部制御機器
フットスイッチにより、ND 1200Rをリモート操作
することができます。
(例えば、次の穴あけ位置への切替えなど)
フットスイッチ(別売アクセサリ)
2つの自由に割当て可能なキー
ケーブル長 2.4 m
RJ 45コネクタ付ND製品用
ID 681041-01
フットスイッチ
42
ケーブルの概要
– ND 28x、ND 52x
1 VPP
1 VPP
スイッチング入力/出力
12ピン
25ピン 9ピン
1 VPP
12ピン
1 VPP
9ピン
11 µAPP
9ピン
USB Typ B
15ピン
イーサネット
モジュール
1 VPP
11 µAPP
11 µAPP
追加エンコーダ用
モジュール
or
8ピン
アナログ
モジュール
12ピン
9ピン
金属保護
技術サービス用途
ND 287用のみ
オプション、ND 287用のみ
USB Typ B
金属保護
43
ケーブルの概要
– ND 780、POSITIP
1 VPP
1 VPP
12ピン
接触トリガ付エッジファインダ
25ピン 9ピン
1 VPP
15ピン
1 VPP
9ピン
11 µAPP
9ピン
11 µAPP
11 µAPP
金属保護
技術サービス用途
1 VPP
12ピン
25ピン 9ピン
1 VPP
1 VPP
9ピン
11 µAPP
9ピン
15ピン
セントロニクス
1 VPP
11 µAPP
金属保護
技術サービス用途
44
17ピン
11 µAPP
– ND 120x R
1 VPP
スイッチング入力
1 VPP
1 VPP
12ピン
ND 1202 R
ND 1203 R
 1 VPP
12ピン
15ピン
RJ45
1 VPP
USB type B
金属保護
スイッチング入力
9ピン
9ピン
12ピン
25ピン 9ピン
ND 1202 R
ND 1203 R
 TTL
USB type B
12ピン
360645-xx
626015-xx
RJ45
金属保護
45
リニアエンコーダ
– マニュアル操作工作機械用
マニュアル操作のフライス盤や旋盤などでは
5 µmもしくは10 µmの表示分解能で十分で
あると言えます。このような表示分解能は精度
等級±10µmのリニアエンコーダLS 300および
LS 600シリーズで達成できます。
ジグ中ぐり盤、研削盤、計測器、検査装置では
通常、表示分解能1 µm以下を要求します。
これらのより厳しい要求に対応するには精度等
級± 5 µmのリニアエンコーダが必要です。
スケールハウジング
精度等級
測定長
小型
± 10 µm
70 mm ~ 1240 mm
標準型
± 10 µm
140 mm ~ 3040 mm
小型
± 5 µm
± 3 µm
70 mm ~ 1240 mm
マウンティングスパー付:
70 mm ~ 2040 mm
標準型
± 5 µm
± 3 µm
140 mm ~ 3040 mm
小型
± 5 µm
± 3 µm
70 mm ~ 1240 mm
マウンティングスパー
もしくはクランプ付
70 mm ~ 2040 mm
標準型
± 5 µm
± 3 µm
140 mm ~ 3 040 mm
± 5 µm
440 mm ~ 30 040 mm
推奨測定分解能 10 µm、 5 µm
インクリメンタル
リニア測定
• ガラススケール
これらリニアエンコーダ(LS 487やLS 187)は、
カタログNC工作機械向けリニアエンコーダに記
載されています。
例えば旋盤の送り台のように取付けスペース
に制限がある場合はリニアエンコーダが最適
な選択であると思われます。
推奨測定分解能 1 µm、 0.5 µm以下
標準型ハウジングのリニアエンコーダは、通常
の取付け条件下では万能です。
インクリメンタル
リニア測定
• ガラススケール
長ストローク用のリニアエンコーダ
長いZ軸の旋盤だけでなく、大型ボール盤やフ
ライス盤では可動範囲が3m以上になります。
ハイデンハインは特殊なアプリケーション用のリ
ニアエンコーダを準備しています。
標準型ハウジングのLB 382もしくはLC 200は、
それぞれ最大測定長30 040mm、28 040mm
に対応しています。ハウジングは複数のセクショ
ンで組み立てられ、機械に取り付けられ、一式
のスチール製スケールテープがスロットに挿入さ
れます。LB 382とLC 200は、カタログNC工作機
械向けリニアエンコーダに記載されています。
アブソリュートリニアエンコーダ
絶対値測定用のエンコーダは電源投入と同時
に位置情報が必要となる機械や装置に使用さ
れます。LC 415、LC 115、LC 200は、
カタログNC工作機械向けリニアエンコーダに記
載されています。LC 183とLC 483については
製品情報に記載されています。
アブソリュート
リニア測定
• ガラススケール
推奨測定分解能 10 µm、5 µm、1 µm
長尺のインクリメンタル 標準型
リニア測定用
• スチールスケール
テープ
4240 mm ~ 28040 mm
長尺のアブソリュート 
リニア測定用
• スチールスケール
テープ
46
LB 382
インターフェース 信号周期
型式
詳細情報
» 1 VPP
20 µm
LS 388 C
48ページ
« TTL
20 µm
LS 328 C
LS 388 C
» 1 VPP
20 µm
LS 688 C
« TTL
20 µm
LS 628 C
50ページ
LS 688 C
» 1 VPP
20 µm
LS 487
« TTL
~ 1 µm
LS 477
» 1 VPP
20 µm
LS 187
« TTL
~ 1 µm
LS 177
EnDat 2.2
–
LC 415
EnDat 2.2
20 µm
(» 1 VPP 付)
LC 483*
EnDat 2.2
LC 115
–
*製品情報
LC 183
LC 483
LS 487/LC 415
LS 187/LC 115
EnDat 2.2
20 µm
(» 1 VPP 付)
LC 183*
» 1 VPP
40 µm
LB 382
EnDat 2.2
40 µm
(» 1 VPP 付)
LC 281
EnDat 2.2
LC 211
–
カタログ
NC工作機械向け
リニアエンコーダ
カタログ
NC工作機械向け
リニアエンコーダ
LC 281/LC 211
47
LS 300 シリーズ

公差
48
s = 測定長 (ML) 開始点
c = 原点位置
F = マシンガイド
P = 調整用計測点
k = 機械取付け時の寸法公差
À = 本カタログインターフェース解説通りの出力信号を得るための走査ユニット移動方向
 
インクリメンタル
仕様
LS 388 C
スケール本体
DIADUR位相格子付ガラススケール
精度等級
± 10 µm
70
670
測定長 ML*
120
720
LS 328 C
170
770
220
820
270
870
320
920
インターフェース
» 1 VPP
目盛間隔
20 µm
エッジ間隔 a
–
原点
絶対番地化
推奨測定分解能1)
10 µm、5 µm
電源
DC 5 V± 0.25V/< 100 mA (負荷なしで)
電気的接続
取付けブロック差込用分離型アダプタケーブル
ケーブル長
≦ 30 m (ハイデンハイン製ケーブル使用時)
走査速度
≦ 60 m/min
必要送り力
≦5N
振動 55 ~2000 Hz
衝撃 6 ms
2
≦ 150 m/s (IEC 60 068-2-6)
≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ +50 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 53 (マニュアルに従って取付けた場合)
質量
0.27 kg + 0.67 kg/m (測定長1mあたり)
370
420
470
520
970 1 020 1 140 1 240
570
620
« TTL
≦ 5 µs
* 注文時にご指定ください
1)
位置計測用として推奨
他社の後続電子機器に接続する場合は、
カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
の電気的仕様を参照してください。
49
LS 600 シリーズ

公差
50
, ,
 = 取付け方法
F = マシンガイド
P, Q = 調整用計測点
a = アダプタケーブル左右どちら側からでも取付け可能
d = 圧縮空気注入口。左右どちら側からでも取付け可能
k = 機械取付け時の寸法公差
s = 測定長 (ML) 開始点
c = 原点位置 LS 6x8 C
À = 本カタログインターフェース解説通りの出力信号を得るための走査ユニット移動方向
 
インクリメンタル
仕様
LS 688 C
スケール本体
DIADUR位相格子付ガラススケール
精度等級
± 10 µm
測定長 ML*
170
220
270
320
370
420
470
520
570
620
670
720
770
820
870
920
970 1 020 1 140 1 240 1 340 1 440 1 540 1 640 1 740 1 840 2 040 2 240
2 440 2 640 2 840 3 040
インターフェース
» 1 VPP
目盛間隔
20 µm
エッジ間隔 a
–
原点
絶対番地化
推奨測定分解能1)
10 µm、5 µm
電源
DC 5 V± 0.25V/< 100 mA (負荷なし)
電気的接続
取付けブロック差込用分離型アダプタケーブル
ケーブル長
≦ 30 m (ハイデンハイン製ケーブル使用時)
走査速度
≦ 60 m/min
必要送り力
≦5N
振動 55 ~2000 Hz
衝撃 6 ms
2
≦ 150 m/s (IEC 60 068-2-6)
≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ 50 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 53 (マニュアルに従って取付けた場合)
質量
0.7 kg + 2 kg/m (測定長1mあたり)
LS 628 C
« TTL
≦ 5 µs
* 注文時にご指定ください
1)
位置計測用として推奨
他社の後続電子機器に接続する場合は、
カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
の電気的仕様を参照してください。
51
取付説明書
LS 300 シリーズ
小型ハウジングのリニアエンコーダはその全長
にわたって機械表面に取り付けられなければ
なりません。エンコーダはシーリングリップが下
を向くようにするか、水滴から避けるようにして
取付けてください。
組立て
LS 300の取付けはとても簡単です。スケール
ユニットを数か所でマシンガイドに合わせるだけ
です。スケールを合わせるのに固定面もしくは
固定ピンを使用することもできます。
スケールハウジングと走査ユニット間のギャッ
プを簡単かつ迅速に設定するのに取付けゲー
ジを用いてください。側面の公差も確実に保持
してください。
別売アクセサリ
取付けゲージ
ID 737748-01
LS 600 シリーズ
標準型リニアエンコーダは取付けブロックで両
端のみを機械表面に固定します。
測定長620mm以上では、耐振動性向上のた
めに1個以上の支持ブラケットの使用を推奨し
ています。
シーリングリップの傾斜配置により、縦位置でも
横位置でも同じ保護等級で自由自在の取付
けが可能です。
組立て
LS 600では、スケールユニットと走査ユニットの
間のギャップは、あらかじめ輸送安全具によっ
て適切に設定されています。したがって、あとは
スケールユニットを数箇所でマシンガイド面にあ
わせるだけで取付けが完了します。
52
インターフェース
インクリメンタル信号 » 1 VPP
ハイデンハインエンコーダで
»1 VPPインターフェース形式のものは、
高い内挿分割ができます。
信号周期
360° elec.
正弦波インクリメンタル信号A相とB相は
90°elec.の位相差を有し、信号レベルが1 VPP
です。図で表示した出力信号のシーケンス(B
相がA相に遅れて出力)は、個別の寸法図に
示されている状態で動作した際に得られる信
号です。
インクリメンタル信号に原点信号Rの役割は
重要です。出力信号は原点近傍では低くなり
ます。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
代替信号波形
(規定値)
A、B、R はオシロスコープにて差動で測定される
ピン配列 LS 388 C、LS 688 C
12ピン M23カップリング(オス)
12ピン M23コネクタ(オス)
15ピン D-sub コネクタ(メス)
ND 780、 POSITIP、 IK 220用
15ピンD-subコネクタ (オス)
ND 28x用
電源
インクリメンタル信号
他の信号
 
12
2
10
11
5
6
8
1
3
4
9
7
/
 
1
9
2
11
3
4
6
7
10
12
5/8/13/15
14
–
4
12
2
10
1
9
3
11
14
7
5/6/8/15
13
/
UP
センサ1)
UP
0 V
A+
A–
B+
B–
R+
R–
空き
空き
空き
茶/緑
青
白/緑
茶
緑
灰
ピンク
赤
黒
/
紫
黄
 
1)
センサ
0V
白
シールドは ハウジングへ;UP= 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
1)
LIDA 2xx:空き
53
インクリメンタル信号« TTL
ハイデンハインエンコーダで
«TTLインターフェース形式のものは、正弦
波走査信号を分割して、または分割なしで、デ
ジタル化する回路を内蔵しています。
異常発生時
信号周期 360° elec.
インクリメンタル信号は、90°(elec.)の位相差
をもった矩形波パルスUa1、Ua2として送信され
ます。原点信号は1個以上の原点パルスUa0と
して出力し、インクリメンタル信号によりゲートが
かけられ出力幅が決定されています。さらに、
内蔵電子回路では反転信号¢、£、¤を
発生し、ノイズに強い信号伝送が行えます。
図で表示した信号シーケンス(すなわちUa2が
Ua1に遅れて出力される)は、個別の寸法図に
示されている状態で動作した際に得られる信
号です。
4倍評価後の測定ステップ
反転信号¢、£、¤ は表示していません
アラーム信号¥は電源線の断線や光源の
異常などの故障状況を知らせます。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
1倍、2倍、4倍評価をした後のインクリメンタル
信号Ua1とUa2の連続する2つのエッジ間の距
離が、1測定分解能となります。
ピン配列 LS 328 C、LS 628 C
12ピン M23カップリング(オス)
12ピン M23コネクタ(オス)
9ピンD-subコネクタ(オス)
ND 52x用
電源
インクリメンタル信号
12
2
10
11
5
6
8
1
3
4
7
/
9
7
/
6
/
2
3
4
5
9
8
/
1
/
UP
センサ
UP
0 V
センサ
0V
Ua1
¢
Ua2
£
Ua0
¤
¥
空き
空き
茶/緑
青
白/緑
白
茶
緑
灰
ピンク
赤
黒
紫
/
黄
シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
54
他の信号
電気的接続
ケーブルと接続部品
PUR被覆アダプタケーブル[6(2 x 0.19 mm2)]; AP = 0.19 mm2
LS 388 C
LS 688 C
12ピンM23コネクタ(オス)付
344228-xx
¬ 6 mm
LS 328 C
LS 628 C
344451-xx
金属保護タイプ、
12ピンM23コネクタ(オス)付
¬ 10 mm
387287-xx
–
–
617484-xx1)
360974-xx
–
539878-xx
–
PUR被覆接続ケーブル¬ 8 mm
2
2
2
12ピン:[4(2 x 0.14 mm ) + (4 x 0.5 mm )]; AP = 0.5 mm
LS 388 C
LS 688 C
LS 328 C
LS 628 C
両側
ピンM23カップリング(メス)と12ピンM23コネクタ(オス)
298400-xx
両側
12ピンM23カップリング(メス)と15ピンM23コネクタ(オス)
309784-xx
片側
ND 52x用
12ピンM23カップリング(メス)と9ピンD-subコネクタ(オス)
–
617484-xx
両側
ND 780、POSITIP 880用
12ピンM23カップリング(メス)と15ピンD-subコネクタ(オス)
309783-xx
–
片側
12ピンM23カップリング(メス)付
298402-xx
未結線
816317-xx
15ピンD-subコネクタ(オス)付
ND 28x 用
¬ 6 mm
保護編組タイプ、
9ピンD-subコネクタ(オス)付
ND 52x 用
¬ 6 mm
15ピンD-subコネクタ(メス)付
ND 780 および PT 880用
¬ 6 mm
金属保護タイプ、
15ピンD-subコネクタ(メス)付
ND 780 および PT 880用
¬ 10 mm
供給可能ケーブル長:1 m/3 m/6 m/9 m
1)
最大ケーブル長6 m
AP:電源線の断面積
55
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本社
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大阪営業所
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東京都千代田区麹町3-2
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83301 Traunreut, Deutschland
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 08669 32-3132
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2670 Greve, Denmark
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Quezon City, Philippines 1113
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PL
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