1 「環境首都創造フォーラム 2016 in 宇部」プログラム

「環境首都創造フォーラム 2016 in 宇部」プログラム
【フォーラムの趣旨】
近年、異常高温、干ばつ、豪雨と大洪水、猛烈な台風、山火事などが世界及び国内各地で頻発す
るようになり、その人的被害が増大するとともに、生物多様性、食糧生産、水資源等への悪影響も
深刻さが増しています
このような状況下、2015年12月のCOP21で採択されたパリ協定は、世界的な平均気温上昇を産業
革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求するという目標を設定
し、さらに、2050年以降温室効果ガスの排出を実質ゼロにする長期目標に向けて対策を強化し続け
ることを約束するなど、脱化石エネルギー、低炭素社会へのシフトを明確に世界に示しました。
その実現のため日本政府は地球温暖化対策計画を決定する等の取り組みを進めていますが、パリ
協定の目標達成のためには内容的に不十分であり、更なる大胆な政策転換が必要となっています。
ただ、パリ協定で示された目標を達成するためには、国任せではなく、地域からの率先的な取り組
みが必要不可欠です。地域において、多様な主体が連携しつつ、地域に適した省エネ社会の構築と、
地域の再生可能資源を活用した自立分散型エネルギーシステムの構築により、新たなしごと(雇用)
を創出し、地域経済循環を拡大することで、持続可能な社会を地域から創造していくことが可能に
なります。
本フォーラムは、環境首都、そして持続可能で豊かな地域社会をめざす自治体首長とNGOメンバ
ー及び研究者が、持続可能な社会を地域から創り出す具体的で前向きな議論を行い、その成果を各
地での実践に活かすとともに、今後の活動展開への推進力の創出をめざして毎年開催しています。
宇部フォーラムは、「パリ協定」を日本の地域社会から具現化するため、地域主体の「再エネ・省
エネを活かしたまち・ひと・しごとづくり」の実現に向けた具体策を戦略的に組み立てていくため
議論を深め、必要な政策を明らかにすることを目的に開催します。
《全体スケジュール》
第1部
『市区町村長と環境NGO、専門家によるディスカッション』
2017年
2017年1月18日(
18日(水)午後
日(水)午後1
水)午後1時15分か
15分から午後
分から午後5
ら午後5時15分
15分まで(予定)
2017年
2017年1月19日(木)午前
19日(木)午前8
日(木)午前8時30から正午まで(予定)
30から正午まで(予定)
※18日12:50から市区町村長、NGO代表、研究者の方を対象に進行説明のための
事前会合を開催します。それまでに会場到着できる方はご出席ください。
第2部
『地域から日本を変える!
環境先進事例の交流とディスカッション』
2017年
2017年1月19日(木)午後
19日(木)午後1
日(木)午後1時から午後4
時から午後4時20分
20分まで(予定)
《参加対象者》※第1部
《参加対象者》
・市区町村長
・自治体職員
・環境首都創造NGO全国ネットワーク構成団体メンバー
・学識者
・関心の高い環境NGO・地域団体等
1
《参加対象者》※第2部
《参加対象者》
・第1部対象の方に加えて、関心のある宇部市民、事業者等
《参加費》 別紙「環境首都創造フォーラム2016参加費のご案内」をご覧ください。
《会 場》 第1部 ときわ湖水ホール大展示ホール (山口県宇部市沖宇部254番地)
第2部 ときわ湖水ホール大展示ホール、ミーティングルーム及びレストハウス
最寄り駅:JR宇部線 常盤(山口県)駅から徒歩約25分
※ 新山口駅及び山口宇部空港から会場まで送迎バスを運行する予定です。
参加者への最終案内(12月)で案内します。
《主 催》 宇部市・環境首都創造ネットワーク・環境首都創造NGO全国ネットワーク
本フォーラムの開催費用の一部は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成金を使用しています。
《日程・内容》
日程・内容》
1 月 18 日(水
日(水)
第 1 部( 1 日目) 13:15
13:15~
15~17:15
17:15
全体進行 宇部市長 久保田后子 環境首都創造 NGO 全国ネットワーク代表幹事 杦本育生
総合司会 NPO 法人環境市民
理事
下村委津子
■市区町村長と環境 NGO、専門家
NGO、専門家によるディスカッション
、専門家によるディスカッション
全体テーマ
「創エネ・省エネを活かしたまち・ひと・しごとづくり~パリ協定の実現に向けて~」
12:30 開
場
13:15 開
会
1.主催者あいさつ
主催者あいさつ
宇部市長 久保田后子
2.趣旨説明と課題提起
環境首都創造 NGO 全国ネットワーク代表幹事 杦本育生
3.ミニレクチャー
「パリ協定のインパクト〜『エネルギー革命』は地域に何をもたらすか〜」
共同通信社編集委員兼論説委員 井田徹治 氏
ディスカッションテーマ1 まちとしての創エネ・省エネのしくみ×しごと×地域内資金循環
4.事例発表・ミニレクチャー
4.事例発表・ミニレクチャー
「東近江市の持続可能な地域社会創り」
NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表 藤井絢子 氏
「エネルギーのバリューチェーン分析」
立命館大学経営学部教授 ラウパッハ・スミヤ ヨーク 氏
2
5.参加者によるディスカッション
ディスカッションテーマ2 自らが関わる・創る「公共」交通
6.ミニレクチャー
「自らが関わる・創る「公共」交通」
京都大学工学部教授 中川大 氏
7.参加者によるディスカッション
8.本日の議論・成果のまとめ
17:15 本日のディスカッション終了予定
■環境首都創造ネットワーク代表者会議
17:15~18:00 会場:ときわ湖水ホール ミーティングルーム
■懇親会
18:45~ 会場:国際ホテル宇部
※
出席任意・要事前申込み
※
フォーラム会場より送迎バスを運行しますので、ご利用ください。
1月19日(
19日(木
日(木)
第1部( 2日目) 8:30
8:30~
30~12:00
12:00
全体進行 宇部市長 久保田后子 環境首都創造 NGO 全国ネットワーク代表幹事 杦本育生
総合司会 NPO 法人環境市民
理事
下村委津子
全体テーマ
「創エネ・省エネを活かしたまち・ひと・しごとづくり~パリ協定の実現に向けて~」
8:30 開 会
ディスカッションテーマ 3 住宅とエネルギー×健康×環境
1.事例紹介・ミニレクチャー
事例紹介・ミニレクチャー
「長野県 建築物の気候変動対応政策について」
長野県副知事 中島恵理 氏
「住宅と環境、健康」
京都府地球温暖化防止活動推進センター事務局長 木原浩貴
2.参加者によるディスカッション
ディスカッションテーマ 4 自治体 PPS・地域公社×住民×まちづくり
PPS・地域公社×住民×まちづくり
3
氏
3.事例紹介
「みやまスマートエネルギーのチャレンジ」
みやまスマートエネルギー株式会社代表取締役社長 磯部達 氏
「ドイツに学ぶ地域公社とまちづくり」
えねみら・とっとり代表 NPO法人環境市民 手塚智子 氏
4.参加者によるディスカッション
5.本日の議論・成果のまとめ
6.環境首都創造ネットワーク 共同行動の提案
12:00 第1部 閉 会
※
内容、ミニレクチャー、事例紹介、提言等のテーマ、発表者については、現時点の予定です。
今後変更する場合もありますので、ご了承ください。
※
各セッションの議論を多角的にするために、全体進行役とともにコーディネーターが加わる予
定です。12月に参加者にお送りする最終案内で案内します。
※
新幹線等の交通機関のダイヤに合わせて開始時間、終了時間を最終案内で確定します。ご案内の時間
は予定ですので、多少前後することをご了解ください。12月に参加者にお送りする最終案内で案内しま
す。
1 月 19 日(木
第2部
13:00~
日(木)
13:00~16:20
■『地域から日本を変える!
『地域から日本を変える! 環境先進事例の交流とディスカッション
環境先進事例の交流とディスカッション』
』
〈趣 旨〉
気候変動をはじめとする地球環境問題が深刻化し、さらには経済の不安定化や社会的格差が広が
る現在、私たちの課題は、
「地域から持続可能な社会を築いていくこと」です。そのためには、個々
の努力にとどまらない、社会のシステム(仕組み)を、
“地域”から変えていく具体的な行動が求め
られています。私たちの暮らす自治体は、地球環境保護とより良い生活基盤の創出という重要な役
割を担っています。
第 2 部では、3 つの分科会で、持続可能な地域社会づくりの参考になる先進的な取り組みの発表
とディスカッション、人的交流することにより、各地の取り組みの推進に活かしていくとともに、
市区町村長、職員、住民、環境 NGO、専門家のネットワークを深めます。
会場 ときわ湖水ホール大展示ホール、ミーティングルーム及びレストハウス
※
会場の割り当てについては、12 月に参加者にお送りする最終案内で案内します。
12:40
開 場
13:00
開 会
4
分科会 1 「自治体のエネルギー政策交流」
自治体のエネルギー政策交流」
コーディネーター
気候ネットワーク理事・事務局長
田浦健朗
氏
事例発表
「飯田市のエネルギー政策・活動内容 成果と課題」
飯田市市民協働環境部環境モデル都市推進課
「新城市のエネルギー政策・活動内容 成果と課題」
新城市環境部環境政策課
「日本各地のエネルギー政策・活動内容 成果と課題」
NPO法人環境エネルギー政策研究所
参加者によるディスカッション
分科会 2 「ごみ減量
ごみ減量、3Rの推進」
ごみ減量、3Rの推進」
コーディネーター
未来の子共同代表
大西康史
氏
ミニレクチャー・事例発表
ミニレクチャー・事例発表
「現在のごみ問題の課題、地域社会での取り組み事例・方向性」
京都大学名誉教授 京エコロジーセンター館長 高月紘 氏
「ゼロウェイストの取り組み成果と課題」(仮題)
水俣市福祉環境部環境課
「自治体のごみ減量、3Rの推進施策の成果と課題」(仮題)
環境首都創造ネットワーク会員自治体から
参加者によるディスカッション
分科会 3 「人づくり
人づくり 環境教育 ESD」
ESD」
コーディネーター
くらしを見つめる会 代表 内田洋子
氏
ミニレクチャー・事例発表
ミニレクチャー・事例発表
「ESD(持続可能な開発のための教育)の取り組み」
環境省中部環境パートナーシップオフィス
チーフプロデューサー
新海洋子 氏
「とさっ子★タウンの取り組み」
とさっ子★タウン実行委員会(予定)
「エコスクールの取り組み」
FEE Japan
参加者によるディスカッション
5
※
事例発表テーマ、発表者、発表順、コーディネーターに関しては、今後変更、追加になる場合
もありますので、あらかじめご了承ください。
※
新山口駅及び山口宇部空港から会場まで送迎バスを運行する予定です。参加者への最終案内(12
月)で案内します。
本フォーラムの開催費用の一部は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成金を使用しています。
《宇部市 会場へのアクセス》
■JR
山陽新幹線新山口駅から宇部線に乗り換えて常盤駅
徒歩約 25 分
<参考>各地から新山口駅までの新幹線標準所要時間(列車によって多少異なります)
東京駅⇔新山口駅 4 時間 36 分 名古屋駅⇔新山口駅 2 時間 53 分 京都駅⇔新山口駅 2 時間 18 分
新大阪駅⇔新山口駅 2 時間 01 分 新水俣駅⇔新山口駅 1 時間 59 分~2 時間 17 分
■航空機
羽田空港⇔山口宇部空港 3 社で 10 往復(季節より変更あり) 所要時間 1 時間 30 分~1 時間 40 分
参考アドレス http://www.yamaguchiube-airport.jp/flight/now/timetable.html
※ 開催に合わせて新山口駅、宇部線草江駅及び山口宇部空港から送迎バスを運行する予定です。
詳しくは参加者への最終案内(12 月)で案内します。
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