自主上映ができる作品リスト

人と人をつないで世界の課題を解決する。
自主上映ができる作品リスト
2013.11.1
http://www.unitedpeople.jp
お問い合わせ: [email protected] 092-407-9799
最新情報はユナイテッドピープル・メールマガジン www.unitedpeople.jp/mm や Facebook で www.facebook.com/upjpf
『ハーフ』
ハーフ』
日本は多様化している
この映画について
人々が頻繁に世界中を移動する時代となり、日本でもますます人々の移動が盛んになって
います。そして、その日本には、両親のどちらかが外国人という人々が多く存在するようにな
りました。中には外見的に目立つ人もいれば、全く目立たない人もいます。ドキュメンタリー作
品『ハーフ』は、このようなハーフたちの複雑な心境や、現代の日本での多文化的な経験を
通して、発見の旅へと導きます。本作品は、5人の「ハーフ」たちがかつて単一民族と言われ
てきた国において、多文化・多人種であるとは、どういうことなのかを探求する日々を追いま
す。ハーフたちの中には日本しか知らない人たちもいれば、日本での生活は全くの未知の世
界という人たちもおり、その二つの異なる世界の狭間で生きている人たちもいます。
『ハーフ』(2013年/日本/87分)
監督・撮影:西倉めぐみ、高木ララ
プロデューサー:西倉めぐみ
共同プロデューサー:高木ララ
エグゼクティブプロデューサー:スピッ
ツミラー・ジラン
編集:三宅愛架
テーマ顧問 :リゼ・マーシャ・ユミ
作曲:ホワイト・雄一郎・ウィントン
配給協力:ユナイテッドピープル
自主上映料金:31,500円~/日
http://unitedpeople.jp/hafu
厚生労働省の統計によると、日本の新生児の49人に1人が、日本人と外国人の間に生まれ
ています。この新たに浮上したマイノリティについては、文献も十分ではなく、メディアでも深く
取りあげられていません。HD長編ドキュメンタリー映画『ハーフ』は、重要な会話の糸口とな
ることを目的としています。
本作品では、日本の多人種・多文化社会での人種、多様性、多文化、国籍やアイデンティ
ティを取りあげます。この探求を通して、次のような質問を投げ掛けようとします;ハーフであ
るとは、どういうことなのか? 日本人であるという意味は? 一体、それは日本にとって、どう
いう意味を持つのか?
主人公であるハーフたち自身のナレーションと率直なインタビューに、シネマベリテーの映像
を重ねて、ハーフたちの生い立ちや家族の関係、教育、時には彼らの外見が影響する彼ら
の体験を探ることができます。5人の人生をとうして、ハーフたちが体験する個人的且つ奥深
い側面も垣間見ることができます。
『変身 - Metamorphosis』
』
ジャーナリスト堀潤が日米で起きたメルトダウン事故
を追いかけた渾身のドキュメンタリー
原発メルトダウン。
知らされることもなく、
未来は奪われていた
作品名:変身 - Metamorphosis
監督 / 脚本 / 撮影 / 編集 / ナレーショ
ン:堀 潤
チーフプロデューサー:Yoh Kawano
映像・撮影・編集協力:Atsushi Abe・
Atsuko66・Chata Kato・Cocoaon8bit・
Emi Nakata・Kiyose Kouki・
Maiko Tsujimura・Nminoshima・Rano・
Takao Komoto・Takuya Kawai(Himana
Inu)・Tetsuya Hayashi・
Toshiyuki Takagi・USTSAPPORO
映像提供:東京電力株式会社
音楽:坂本 龍一&U-zhaan
「ODAKIAS」・upolu「Ambient!」・青木
健「想い出す頃」「namida」・
Momoka Akiyama 「izureshiniiku」
翻訳:Tsuyoshi Orihashi・Yoh Kawano
special thanks:Arata Owada
制作:UCLA TERASAKI CENTER
制作協力:8bitNews
配給・宣伝:ユナイテッドピープル
2013年/63分/日本/Color HD
自主上映料金:31,500円~/日
http://unitedpeople.jp/henshin
この映画について
ジャーナリスト堀潤が、いずれも過酷なメルトダウン事故を起こした福島第一原発事故(2011
年)、米国のスリーマイル島原発事故(1979年)、そしてサンタスサーナ原子炉実験場事故
(1959年)を取材。マスコミ報道されない半世紀の間に起きた日米のメルトダウン事故から見
えてくる真相とは?時と共に風化されていく原発事故、しかし、依然として絶えない放射線被
曝による健康被害の実態とは?忘れてはならない日米メルトダウンの現実を突きつける渾身
のドキュメンタリー。
『オキュパイ・ラブ』
オキュパイ・ラブ』
“ひょっとしたら個人の枠を超えた意識を創造し、世界
が直面している問題を解決できるかもしれない”
この映画について
『オキュパイ・ラブ』は人々に健康、幸せ、そして生き甲斐を提供するはずの現在の資本主義
を基板とした古いパラダイムの社会システムが、経済的にも環境的にも崩壊していることを
明らかにしていきます。現在人類が直面している危機は、「もうたくさんだ!」と、何百万人も
の人々が目覚めるきっかけとなり、すべての生命が共生できる新しい世界を創造しようという
行動のきっかけとなりました。
エジプトの市民革命、スペインの大衆反乱、そしてニューヨークのオキュパイ・ウォール・スト
リート運動など、世界各地で急速に起こりはじめた社会変革を『オキュパイ・ラブ』は、芽生え
始めた公共の愛の探求をしながら鮮明に描き出していきます。
監督:ベルクロウ・リッパー
プロデューサー:ノヴァ・アミ、イア
ン・マッケンジー、ベルクロウ・リッ
パー
製作総指揮 :ベッツィー・カーソン、
グレッグ・ヒル、キャサリン・タイト
出演:ナオミ・クライン、ビル・マッキ
ベン、ジェレミー・リフキン、チャー
ルズ・アイゼンシュタイン 他
配給:ユナイテッドピープル
86分/英語/カナダ/2013年
自主上映料金:31,500円~/日
http://unitedpeople.jp/occupy/
本作には、ナオミ・クライン、ビル・マッキベン、ジェレミー・リフキン、チャールズ・アイゼンシュ
タインなど、新しい経済システムの創造、持続可能な暮らしへのシフトを訴える世界的な主要
人物たちが登場します。
新しいパラダイムを創る時が来ました。すべての命のための世界を!
『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』
ごみアートの奇跡』
アーティストが社会事業に目覚めたとき、
人の無限の可能性が解き放たれる -
この映画について
第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品で、30以上の賞を受賞!世界中
が感動した現実を動かした真実のストーリー。現代芸術家ヴィック・ムニーズが故郷ブラジル
に戻り、世界最大のごみ処理場で働く若者たちの人生をアートで変えていく「芸術で世界を変
える」感動のドキュメンタリー。
98分/カラー/
英語、ポルトガル語(英語字幕)/
イギリス・ブラジル/2011年
監督: ルーシー・ウォーカー
音楽:モービー
解説
3年かけて撮影された本作は、有名な現代芸術家であるヴィック・ムニーズが活動拠点
ニューヨークのブロンクスから故郷ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のごみ
処理場「ジャウジン・グラマーショ」へと旅し、アートで社会変革を試みるドキュメンタリー映画
だ。そこで彼は、“カタドール”といわれるリサイクル可能な素材を拾い集める人々のポートレ
イトを写真におさめる。そしてごみ山で集めたガラクタで、カタドールたちの巨大ポートレイト
のモザイク画を制作していく…。一瞬でも彼らを別の世界に連れ出すことが出来れば、彼らの
人生を変えることができるのではないか?ムニーズは、制作した作品を世界的に有名なオー
クションで販売し、そのお金をカタドールに全額寄付して次々と人生を変えていくが…。
自主上映料金:52,500円~/日
2013年7月20日(土)公開予定
http://gomiart.net/
アートが現実社会を変える、人を変えていく壮大な試みが、今、明らかになる。監督は『カウ
ントダウンZERO』『津波そして桜』(第84回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞ノミネート作
品)のルーシー・ウォーカー。
『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』
~グローバルからローカルへ~』
人々に力を!人々に電力を!
この映画について
オランダやデンマークで導入が進む再生可能エネルギー。
映画名:『パワー・トゥ・ザ・ピープル
~グローバルからローカルへ~』
制作:VPRO
監督:サビーヌ・ルッベ・バッカー
配給:ユナイテッドピープル
オランダ/2012年/49分
自主上映料金:31,500円~/日
『パワー・トゥ・ザ・ピープル』には、オランダで再生可能エネルギー普及に取り組む活動家や、
10年かけてデンマークのサムソ島を100%クリーンエネルギー化を実現したソーレン・ハーマ
ンセン氏の取り組みを紹介する力強いドキュメンタリーで、私たちにビジョンと勇気を与えてく
れます。本作のナビゲーターは、第三次産業革命の提唱者のジェレミー・リフキン氏。リフキ
ン氏は欧州委員会、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを
努め、分散型の再生可能エネルギーとネットの融合で、分散型資本主義を訴えているキー
パーソンです。
2013年6月21日(金)公開
http://unitedpeople.jp/p2p/
再生可能エネルギーを導入することで、地域でお金が循環し、人々が活き活きとエネルギー
を活かして働く様子が描かれています。まさに、パワー・トゥ・ザ・ピープル。人々に力を、人々
に電力をというメッセージを伝えてくれます!
『フォークス・オーバー・ナイブズ - いのちを救う食卓革命』
いのちを救う食卓革命』
牛乳を飲むと骨がもろくなる?
動物性の栄養素はガンを促進する!?
動物性の栄養素はガンを促進する!?
この映画について
食に対する常識を覆し、全米大ヒットを記録した現代人必見のドキュメンタリー映画!
解説
1940年代から、完全食品として推奨されてきた牛乳。酪農業を営む家で少年時代を送ってい
たキャンベル博士も、これを当然として疑わなかった。しかしあるとき、動物性タンパク質とガ
ンの関係に気付いた博士は、どの食物が何の病気の原因となるかを調べる大規模な調査に
乗り出す。
一方、外科医としての実績を積んでいたエセルスティン博士は、いくら手術で患者を治しても、
これから病気になる患者はけっして減らないという現実にジレンマを抱いていた。栄養学と外
科の世界的権威である、二人の博士が達した結論は、動物と加工食品を食べず、菜食の実
践で病は防げるということ。そして多くの生活習慣病を治療することも可能だということ。
96分/カラー/英語/アメリカ/2011年
出演:コリン・キャンベル博士(著書『葬られ
た「第二のマクガバン報告」』グスコー出版
コールドウェル・エセルスティン博士(著書
『心臓病は食生活で治す』角川学芸出版)
ニール・バーナード医師他
監督:リー・フルカーソン
製作総指揮:ブライアン・ウェンデル
自主上映料金:52,500円~/日
http://survivingprogress.net/
両博士の考えにインスパイアされたリー・フルカーソン監督は、膨大なインタビューと科学的
検証を通じて、”食”の常識に鋭く切り込む。薬漬けの日々を送る男女や、回復が見込めない
心疾患だと診断された患者たち。彼らに現れた変化を知った監督は自らも菜食に挑み、驚く
べき効果を目の当たりにする!
加工食品に偏った手軽な食生活。食品業界の意向が優先される学校での食事プラン。肉を
食べないと力が出ないという思い込みなど、日常に潜む問題点に警鐘を鳴らし、食(フォー
ク)はメス(ナイフ)を征するという事実を明らかにする問題作である。
『バレンタイン一揆』
バレンタイン一揆』
児童労働って?フェアトレードって?
小さな一歩をふみだした、日本の女の子たちの奮闘記。
この映画について
NPO法人ACE 設立15周年記念ドキュメンタリー映画。チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで
誰がつくっているのか、あなたは知っています か? ガーナで児童労働の問題と出会い、悩
み、闘った、日本の女の子たちの物語。
日本/ 2012 年/ 16:9HD / 64分]
解説
“チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで誰がつくっているのか、あなたは知っていますか?”
日本の普通の女の子3人が、アフリカのガーナで出会ったのは、たくさんの子どもたちがカカ
オ農園で働かされ、学校に通うこともできない「児童労働」という現実でした。バレンタイン
デーに、フェアトレードでつくられた、ほんとうに愛のあるチョコレートを、日本のみんなに選ん
でほしい。彼女たちは動き出しました。イベントの名は、「バレンタイン一揆」。果たして、彼女
たちの想いはみんなに届くのか??これは、児童労働の問題と出会い、悩み、闘った、日本の
女の子たちの物語です。
吉村瞳 第一回監督作品
企画:並河進
製作:特定非営利活動法人ACE
協力:電通ソーシャル・デザイン・エンジン
/ TYO Inc.Camp-KAZ
制作:博宣インターナショナル
ガーナで児童労働の問題を知った、日本の普通の女の子3人は、動き出す。バレンタインに、
チョコレートを通して、世界の問題について考えること。フェアトレードでつくられ-たチョコレー
トをちゃんと買うこと。それこそが、バレンタインにすべき、大切なことなんだ、と。そして、みん
なでフェアトレードのチョコレートを買う「バレンタイン一揆」-というイベントを企画。2月11日、
「バレンタイン一揆」当日、彼女たちの想いはみんなに届いたのか・・・。
自主上映料金:31,500円~/日
http://valentinei.net/
『サバイビング・プログレス - 進歩の罠』
進歩の罠』
それは、進歩か? それとも、罠か?
この映画について
21世紀を生き抜くための選択とは?めまぐるしいスピードで変化する世界で人類がサバイバ
ルできるかは私たち次第。壮大なスケールで人類の生存について問うドキュメンタリー映画。
解説
映画界の巨匠マーティン・スコセッシ製作総指揮!
5万年もの間、人類の頭脳はアップグレードされていない。それにもかかわらず同じ頭脳をオ
ペレーションシステムとして、21世紀に私たち人類が直面する難解な問題解決を図ろうとして
いる。人口増、大量消費社会や地球環境破壊など、問題は深刻さを増すばかりだ。問題解
決のために生物化学や宇宙開発という進歩への挑戦が試みられるなか、ベストセラー作家
で『暴走する文明「進歩の罠」に落ちた人類のゆくえ』の著者ロナルド・ライトは、目先の利益
のために将来を犠牲にする「進歩の罠」によってこれまでの文明が繰り返し破壊されてきたこ
86分/カラー/英語/カナダ/2011年
とを指摘し、現在、人類が文明の崩壊の瀬戸際にあると警告する。ライトがナビゲーターとな
監督:マチュー・ロワ
り、コリン・ビーヴァン(『地球にやさしい生活』)、ジェーン・グドール(霊長類学者)、スティーヴ
共同監督:ハロルド・クロックス
ン・ホーキング(理論物理学者)、デヴィッド・スズキ(遺伝学者/活動家)、サイモン・ジョンソン
プロデューサー:ダニエル・ルイ、デニース・
(前IMFチーフエコノミスト)たちと人類の未来を考察する。製作総指揮にアカデミー賞受賞監
ロバート、ゲリー・フライブ
エグゼクティブ・プロデューサー:マーティ 督のマーティン・スコセッシ、『ザ・コーポレーション』監督のマーク・アクバーを迎えて、壮大な
ン・スコセッシ、マーク・アクバー他
スケールと圧倒的な映像表現で人類の進歩史を描き、21世紀を生きる私たちに警鐘を鳴ら
出演:マーガレット・アトウッド、コリン・ビー す渾身のドキュメンタリー。
ヴァン、ジェーン・グドール、スティーヴン・
ホーキング、デヴィッド・スズキ、J.クレイグ・
ベンター、ロナルド・ライト他
自主上映料金:52,500円~/日
http://survivingprogress.net/
『マヤ ― 天の心、地の心 ―』
』
マヤ暦5125年の周期の終止符
マヤ暦
年の周期の終止符に
年の周期の終止符に
- 古代マヤから私たちへのメッセージとは?
この映画について
マヤ暦5125年の周期が終わり、新たな世紀が始まる。グローバリゼーションで地球の破壊が
進むなか危機に立ち向かう現代マヤ人を描いたドキュメンタリー。
解説
古代マヤ暦の偉大なカレンダーは2012年12月21日に終焉する。この壮大な物語はどのよう
にして終わりを迎えるのだろうか。海は荒れ狂うのだろうか。最後の木が切り落とされた時、
天が落ちてくるのだろうか。
古代マヤと私たちの文化や宗教観とは異なる。しかし、私たちが今直面している問題にマヤ
暦の終わりが、不思議にもタイミングが同期しているのはなぜだろうか。事実、すべての生命
を宿している地球は、恐ろしい速度で破壊されつつある。この現実を前に、私たちは無関心
であり続けている。マヤ暦の終焉は盛んに「人類の滅亡」と関連付けられ、様々な情報が溢
99分/2011年/ドイツ/スペイン語/カラー
れているが、このような憶測よりも説得力のある事実がある。現代のマヤ人900万人が暮ら
監督・脚本:フラウケ・ザンディッヒ、
すメキシコのチアパス州とグアテマラは、グローバリゼーションによって翻弄されているのだ。
エリック・ブラック
遺伝子組み換え作物、グローバリゼーション、鉱山開発などにより、地球が破壊され、マヤ人
撮影監督:エリック・ブラック
製作:アンブレラ・フィルムズ・プロダクション、 たちの文化や生活環境が崩壊に瀕している。現代マヤ人に起きていることは、私たち自身が
抱える問題の縮図ではないだろうか。
ZDF/3SAT共同製作
自主上映料金:52,500円~/日
http://www.heart-of-sky.net/
『LIGHT UP NIPPON -日本を照らした奇跡の花火
日本を照らした奇跡の花火-』
日本を照らした奇跡の花火 』
東北を、日本を、花火で、元気に。
この映画について
東日本大震災から5ヶ月後の8月11日、2万発の奇跡の花火が打ち上がった。
東北を元気づけるために立ち上がった男たちの情熱と真実のストーリー。
2012年/99分/日本
監督:柿本ケンサク
プロデューサー:湯川篤毅
撮影:AKKI
ナレーション:黒木瞳
テーマ曲:「赤とんぼ」by Ryuichi
Sakamoto
音楽:坂本龍一/コトリンゴ(commmons)
製作:LIGHT UP NIPPON
共作:国際交流基金
制作:ロックンロール・ジャパン
自主上映料金:31,500円~/日
http://www.lightupnippon.net/
解説
2011年3月11日に起きた東日本大震災。
未曾有の地震と津波による膨大な被害を目の前に、
日本中の誰もが下を向き、
これから日本がどうなっていくのか不安を抱いていた時、
ひたすら上を向いて歩き続けた男がいた。
絶対に不可能と思われた、
東北太平洋沿岸部10ヶ所での花火同時打ち上げ。
それを可能にしたのは、たった一人の男の情熱と、
「いつまでも下を向いていられない」と
立ち上がった現地の人々の生きる力だった。
密着900時間の映像をもとに描かれる、
情熱と真実のドキュメンタリー。
ナレーションは女優の黒木瞳が担当。
テーマ曲と音楽には坂本龍一が参加。
たくさんの人の想い、祈り、希望、夢が詰まった
奇跡の花火が、スクリーンに打ち上がる。
『happy – しあわせを探すあなたへ』
しあわせを探すあなたへ』
人生最大のテーマ「幸せ」を探しに世界5大陸を巡る
人生最大のテーマ「幸せ」を探しに世界 大陸を巡るドキュメンタリー
大陸を巡るドキュメンタリー
この映画について
GNH(国民総幸福量)で話題のブータンなど世界5大陸16か国を巡り、
心理学者や脳医学者と「幸せになる方程式」を明らかにするドキュメンタリー映画。
解説
アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気
となりました。過去50年でアメリカ経済は大きく飛躍し、平均的なアメリカ人の収入は倍増しま
したが、幸福度はある時点で頭打ちとなっています。お金持ちになっても、幸せはさほど増え
ないことが分かってきたのです。では何が私たちに幸福感を与えるのでしょうか?
2012年/76分/アメリカ/Color HD
監督 / 撮影監督 / プロデューサー:
ロコ・ベリッチ
メインプロデューサー / 第2ユニット監督
/ 撮影:清水 ハン 栄治
プロデューサー:フランシス・リード
製作総指揮:トム・シャドヤック
出演:エド・ディーナー、ソーニャ・リュボミ
アスキー、ダニエル・ギルバート、ミハイ・
チクセントミハイ、P. リード・モンタギュー、
リチャード・デビッドソン、ダライ・ラマ他
52,500円~/日
http://www.happyrevolution.net/
最新のデータによると 日本は、先進国で最も不幸せな国とされています。経済的成長と物質
的繁栄に重きを置いた結果、「過労死」が社会問題化するほどストレスの多い社会となってし
まいました。一方で同じアジアのブータンでは全く異なるアプローチを選択しました。GDP(国
内総生産)ではなく、GNH(国民総幸福量)を最大化しようとしているのです。
どうしたら私たちは幸せになれるのでしょうか?『happy – しあわせを探すあなたへ』は、幸福
度の研究における世界的リーダーであるエド・ディーナー博士やリチャード・デビッドソン博士
など、心理学や脳医学の世界的権威たちと共に、私たちがどのようにより充実感を得て、な
おかつ健康で幸せな生活を手に入れることができるかを探求します。あなたをルイジアナ州
の湿地帯からナミビアのカラハリ砂漠まで、またはブラジルのサーフィン村からブータンの山
麓、東京新橋のサラリーマン街に至るまでお連れします。コルカタの貧しい人力車ドライバー
の知恵、マザー・テレサの家で重病者の介護のするボランティアの思いやり、そして世界有
数の幸福度の研究者の知識に耳を傾けてみましょう。 『happy – しあわせを探すあなたへ』は、
現実の人間ドラマと最先端の科学を掛け合わせることで、幸福度という謎を明らかにしてい
きます。
『台北カフェ・ストーリー』
台北カフェ・ストーリー』
あなたにとって、一番 大切なものは?
この映画について
台北で美人姉妹がカフェをオープンする。このカフェでは「物々交換」が人気に。
物と物を交換するとき、実は物にまつわるストーリーも同時に交換している。
そして、姉妹は価値観を変えていく。あなたにとって、一番 大切なものは?
解説
シアオ・ヤーチュアン監督は、アジア映画界の巨匠、ホウ・シャオシェン( 『悲情城市』で第46
回ヴェネツィア国際映画祭グランプリ受賞))の作品の助監督を以前務めている若手実力派。
CM製作に長いキャリアを持つことと、美大出身ということもあり、カット一枚一枚が絵画のよう
に美しい作品。ホウ・シャオシェンが製作総指揮を担当している。
日本は、東日本大震災で多くを失いました。果たして私たちは何を大切にしてきたのだろう?
何か大切なものを忘れてきたのではないだろうか?
2010年/81分/台湾
原題: 第36個故事
監督・脚本:シアオ・ヤーチュアン
製作総指揮: ホウ・シャオシェン
キャスト:グイ・ルンメイ、リン・チェンシー
チャン・ハン、中孝介(特別出演)
『台北カフェ・ストーリー』は、物々交換を中心にストーリーが展開していきます。経済的には
効果がない、物々交換。でも、人と人がつながっていく物々交換。この映画は、物々交換をス
トーリーの中心としつつ「私たちにとって、本当に大切なものは?」という問いかけをしながら、
私たち自身に大切なものを思い出させてくれます。
自主上映料金:52,500円~/日
http://www.taipeicafe.net/
ノンフィクションで展開する映画の中、台北の通行人に価値観や幸せについてインタビュー。
現実と非現実が交錯し、自然と引きこまれていく。最後には、自分に本当に大切なものや、
幸せって何かと考えさせられている。ドゥアル・カフェ周辺でストーリー展開するが、インタ
ビューでは台北市内の様子が伺える。この作品は、台北の今も、巧みな手法で表現している。
『第4の革命
の革命 - エネルギー・デモクラシー』
エネルギー・デモクラシー』
再生可能エネルギーへの100%移行は可能!
『第4の革命』は私たち一人ひとりに向けられたメッセージ映画だ。
この映画について
ドイツの「脱原発」はなぜ実現したのか?エネルギーシフトのカギ、再生可能エネルギーの可
能性を探る作品。 2010年、ドイツで最も観られ、その後のドイツのエネルギー政策に影響を
与えた。ドイツの1990年の電力買い取り法、そして2000年にドイツで制定され、その後太陽
光発電の導入の起爆剤となった「再生可能エネルギー法」。これら2つの法律を制定させた中
心人物でこの作品のナビゲーターがヘルマン・シェーア氏である。
2010年/83分/ドイツ
監督:カール.A・フェヒナー
製作:フェヒナーメディア
出演:ヘルマン・シェーア
ムハマド・ユヌス
イーロン・マスクほか
解説
東日本大震災後の日本の再生可能エネルギーへのエネルギーシフトのためにドイツより日
本に紹介した作品で、2012年から日本全国で数百回の上映運動が続いている。本作は10か
国の再生可能エネルギーの導入事例を4年の歳月をかけて取材し、世界的に第4の革命とい
われる再生可能エネルギー革命が起きていることを訴える。
太陽エネルギー、風力、水力、地熱エネルギーは、世界中の誰でも平等に利用できる自然エ
ネルギー源だ。そしてこれらのエネルギーは持続可能で、お金もかからず、尽きることなく長
い間利用することができる。
http://www.4revo.org/
自主上映料金:73,500円~/日
この映画では、著名な環境活動家、ノーベル賞受賞者や政治家らが、これから30年以内に
100 %再生可能エネルギーへのエネルギーシフトが可能だということを、様々な角度から分析
し、紹介する。
今こそ一点集中型のエネルギー産業から小規模分散型へとシフト
していく時。これを実現させるためにはみなさんひとりひとりの力が必要です。
この映画を広め、一緒に日本・地球の未来を作っていきましょう!
- 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
『幸せの経済学』
幸せの経済学』
今、問われる幸せとは?真の豊かさとは?
この映画について
人や自然とのつながりを取り戻す暮らし方を探るドキュメンタリー。本当の豊かさとはなに
か?それを、今こそ考える時ではないでしょうか。GDPからGNHへ。グローバリゼーションから、
ローカリゼーションへ。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニア、ヘレナ・ノー
バーグ=ホッジ(2012年五井平和賞受賞)が、人と自然とのつながりを取り戻す、「ローカリ
ゼーション」を提唱します。
2010年/68分
監督:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、
スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
製作:The International Society for
Ecology and Culture (ISEC)
解説
利潤の追求を際限なくしていく企業やグローバリゼーションは、コミュニティーを崩壊させ、自
然を破壊してきたと事例を出しながら明快に否定していく。監督のヘレナ・ノーバーグ・ホッジ
は、その解決の糸口として「グローバリゼーション」と対極にある「ローカリゼーション」を提案
する。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自
然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていくと主張するのだ。
「成長の限界」まで突き進み、行き過ぎてしまった経済を、人と自然との関係を取り戻し、本当
に豊かな社会をつくるために選ぶべき道についてのヒントに溢れる作品である。日本では東
日本大震災後に公開し、日本全国で上映運動が絶えない作品となっている。
自主上映料金:31,500円~/日
http://www.shiawaseno.net/
本当の豊かさは、これまでの「より速く・より大きく・より多く」に替わる、3つの「S」(スロー・
スモール・シンプル)の中にこそある。3・11後の今、ヘレナの映画に導かれて、幸せへと
「降りて」ゆこう!
- 辻信一(文化人類学者、環境運動家)
「幸せ」と「経済」と「社会」の連立方程式を解く大きなヒントがここにある。
持続可能性を損なうグローバリゼーションの彼方にあるのは何か……?
この映画を見ながら、きっとわくわくすることと思う。
-枝廣淳子
『アリ地獄のような
アリ地獄のような街
地獄のような街』
大都市ダッカの闇。子どもがアリ地獄に飲み込
まれていくリアルストーリー。
この映画について
バングラデシュの大都市ダッカの闇を描いた衝撃のドキュメンタリー。何十万人も存在すると
いうストリートチルドレンたちが、「アリ地獄」のような闇に飲み込まれていく現実を描いたス
トーリー。製作はストリートチルドレン保護活動を行うNGOエクマットラ。
解説
この映画は、暗い現実を暗いままに表現している。映画のエンディングが救いようのないほ
ど暗いのだ。希望が見えない現実をリアルに表現したかったからだという。
2009年/79分/バングラデシュ
監督:シュボシシュ・ロイ
製作:エクマットラ
バングラデシュは他のアジア諸国と同様、グローバル化の影響を受け、都市化が進んでいる。
農村を出て、大都市に出てくれば豊かな生活ができるはずだという幻想を抱いて、実際多く
の人が都会にやってくる。そうやって、子どももやってくるが、麻薬取引や殺人など、闇の世
界に巻き込まれていく・・・。
http://www.arijigoku.net/
自主上映料金:31,500円~/日
いくら子どもたちがチャンスをつかんでも、それを取り巻く環境、大人達が変わらなければそ
の子どもたちの変化は十分に生かしきれない。この作品は、そういった現実を変えるために、
ストリートチルドレンのためのシェルターホームの運営を行うエクマットラが啓発活動のため
に製作した映画である。
観終わっても出口のないやりきれなさ。そしてこの怒り。
金を出せば何でも手に入れられる日本人に、最貧国バングラデシュが
今なぜこの映画を作らなければならなかったのか、そのわけを理解できるだろうか。
- 福留 功男 (フリーアナウンサー)