CA_最新版リチウム電池の持ち込みに関する輸送規則について

2016 年 7 月 14 日
旅行会社各位
【最新版】
リチウム電池の持ち込みに関する輸送規則について
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
弊社では ICAO(国際民間航空機関)の危険物の航空輸送に関する技術指針に基づき、航空機の搭乗客及び乗員は、
リチウム電池、リチウムイオン電池及び充電式バッテリーを含む時計、計算機、カメラ、携帯電話、ノートパソ
コン、ビデオカメラなどの個人用携帯電子機器に関し、以下の規則となっております。
記
・充電式バッテリーのワット時定格量が 50Wh 以下のものについてのみ、機内持ち込み手荷物に含めることがで
きます。
・ワット時定格量が 50Wh から 100Wh のリチウムイオン電池を内蔵した電子機器については、二個まで機内持ち
込み手荷物に含めることができます。
・ワット時定格量が 100Wh から 160Wh のリチウムイオン電池を内蔵した電子機器については、航空会社の許可を
得て、二個まで機内持ち込み手荷物に含めることができます。
・ワット時定格量が 160Wh を超えるリチウムバッテリーは、受託手荷物、機内持ち込み手荷物のいずれにも含め
ることは禁止されています。
リチウム電池ワット時定格量
最大所有可能数
航空会社の許可要否
受託可不可
100W H< リ チ ウ ム 電 池 ≦ 160W H
2個 * 注 1
要
不可
50 WH< リ チ ウ ム 電 池 ≦ 100W H
2個
不要
不可
リ チ ウ ム 電 池 ≦ 50 WH
残数*注2
不要
不可
注 1:車椅子の予備バッテリー:定格量 160WH<リチウム電池≦300WH のものは一つまで持ち込み可、160WH 以下
のものは二つまで持ち込可能です。
注 2:搭乗客及び乗員はリチウムイオン電池の上記予備を最大8個まで持ち込みすることができます。
(但し、ポ
ータブル電池は最大2個まで、車椅子用リチウムバッテリー含む)
*ポータブル充電器やリチウム電池を含む電子機器、その他危険品等を受託手荷物内にお預けになられた場合、
中国国内の乗り継ぎ地点にてお手荷物の開被検査をさせていただきます。お手荷物の延着や未着の原因となりま
すので、ご注意いただきます様お願い致します。また弊社はこれらによって発生した如何なる賠償責任を負いか
ねます。
【参考:受託及びお持ち込み不可物品】
①
②
③
④
⑤
⑥
銃弾、弾薬、兵器、ナイフ、クロスボウ等の武器もしくはこれらの擬制品
爆発物
引火性、爆発性、有毒性、腐食性、放射性の物質
リチウム電池、ポータブル充電器(上記参照)
マッチ、ライター・ジッポ
その他規定に定められた輸送禁止物品及び危険品
何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。
以上