ビジュアルプログラミングで業務ロジックの高速開発 NTTデータ イントラマート 開発本部 第3チーム 榎本 潤 2 業務システムのための開発基盤。 業務システムを作る上で必要な部品(API・機能)が予め用意されています。 ポータル ルールエンジン モバイル対応 ワークフロー・BPM マルチテナント ログ バッチ/ジョブ 全文検索 SNS 共通マスタ グラフ/表 認証・認可 国際化 ...etc 3 部品を組み合わせることで開発期間を大幅に削減可能です。 スクラッチ 開発 リクエスト処理・データ ベース処理・ログ出力 開発フレーム ワーク 削減効果 intra-mart 独自機能 (画面・ロジック) ワークフロー 検索機能 モバイル アクセス権 ERP連携 多言語 削減効果 4 従来のintra-mart 独自機能(画面・ロジック)の部分は全て、技術者がコーディングして開発 する。 システムのリリースまでに時間がかかり、ビジネスのスピードに対応できない。 現在のintra-mart 複雑な業務モデルは技術者が開発し、それ以外の部分は開発ツールを用 いた素早い開発を行う。 アジャイル的な開発、反復的なプロセスの見直し、継続的な開発環境を提 供。 5 プログラミングだけでなく、ビジュアル開発をサポートします。 ビジネスユーザ スペシャリスト開発者 プロフェッショナル開発者 Webブラウザベースの開発 JavaScriptベースの開発 Javaベースの開発 フォーム作成ツール (IM-FormaDesigner) グラフ/表作成ツール (ViewCreator) ロジック作成ツール (IM-LogicDesigner) ビジュアル開発 UIコンポーネント Mobile Framework スクリプト開発モデル (サーバーサイドJavaScript) SAStruts + S2JDBC TERASOLUNA Server Framework プログラミング開発 6 7 社内ワークフローから、本格業務フローまでカバー 日本の複雑な商習慣にも対応できる、柔軟なワークフロー機能。 8 業務プロセスの管理と実行 BPMN2.0に対応した業務プロセスモデリング環境、実行環境です。 PDCAサイクルを素早く回しながら業務改善の実現が行えます。 9 業務画面をノンコーディングで作成 業務で利用する様々な画面をWebブラウザ上から作成することができます。 パレット化された部品より、 使用したいアイテムをドラッグ&ドロッ プするだけで配置可能。 データベース知識不要 テーブルを自動生成 細かい各種設定 (入力チェックや見た目変更) 記入日 ユーザーID 本人との続柄 所属 氏名 10 データの“集計”と“出力”を簡易に作成 intra-martのデータベース情報を表形式やグラフにて表示、検索、CSVやPDFに おいて出力することができます。 作成したグラフ等をポータルに 表示できます。 11 業務ロジックの作成と実行 様々な呼び出し元 システム内処理、システム連携処理をデザインできます。 • • • • • BPM, ワークフロー フォーム 定期実行 REST API トリガ • クラウドサービス連携 • Office365 • Salesforce etc… • データベース連携 • ファイル • 認証/認可 • グループウェア • SNS • 各種マスタデータ 12 ビジュアルプログラミング環境 13 Webブラウザ上で、様々なコンポーネントを配置することにより 業務ロジックを作成できます。 • ノンプログラミング • 内製化 • 開発生産性向上 • アプリケーション間連携 • 外部システム連携 14 例えば、ワークフローの後処理としてコーディングして開発していた intra-martの機能間の連携を ノンコーディングで実現できます。 条件判断 空いている作業日を登録 SNSに記載内容を投稿 メール本文を登録したい スケジュールの登録 SNSの投稿 Logic Designer 条件判断 添付ファイルを登録したい メール送信 文書の格納 15 専用のデバッガが用意されているため、Webブラウザ上からデバッグが可能です。 ブレークポイント 変数インスペクタ コンソール出力 16 ロジックフローの作成と実行 17 ロジックフローの作成と、デバッガを用いた実行を行います。 1 2 ロジックフローを作成する メールを送信する IMBoxへ投稿を行う デバッガでロジックフローを実行する デバッガの説明 デバッグ実行 設計書の出力 18 アプリケーション連携 ワークフロー グループウェア 社内SNS 共通マスタ アクセス管理 汎用タスク メール送信 PUSH通知(スマフォ) 分岐 繰り返し サブフロー呼び出し エラーハンドリング 外部システム連携 Office 365 Salesforce SAP HANA(2016 Winter提供予定) 汎用データソース ファイル操作 データベース操作 REST呼び出し CSV読み込み ルールエンジン(2016 Winter提供予定) 19 独自の処理・データソースの対応 製品標準で対応できない場合は、コンポーネントを追加して対応です。 カスタマイズではなく、拡張機能としてコンポーネントを追加可能です。 ユーザ定義(JavaScript) 簡易な処理であれば、Webブラウザからスクリプトで開発可能です。 拡張コンポーネント 複雑な処理については、独自のコンポーネントを開発可能です。 製品標準のコンポーネントのソースコードも公開されています。 20 開発例 汎用機とデータ連携する処理をコンポーネント化し、個々の業務ロジックの開発をノンコー ディング化した事例などがあります。 intra-mart 社内での開発例 (例)Webサイトのスクレイピング処理 Webサイトを監視・解析し、最新情報(OSSのリリース情報・弁当メニューなど)を社内 SNSへ投稿します。 21 独自コンポーネントの紹介 22 独自コンポーネントの作成方法をご紹介します。 1 2 ユーザ定義のご紹介 SQL JavaScript REST etc… ユーザ定義の配置と実行 RESTユーザ定義を用いてLivedoorお天気サービスを呼び出す IMBoxに投稿する 23 1 画面イベントにロジックを紐付ける 2 アプリケーション操作にロジックを紐付ける 3 外部システムからロジックを呼び出す 4 ジョブスケジューラ(バッチ)から定期的に実行する 24 IM-FormaDesignerで作成した画面上で発生した特定のイベントに対して 任意の業務ロジックを実行させることが可能です。 1 2 画面上でXXXのイベントが発生 入力フィールドが変更されたら ボタンがクリックされたら XXXを行うフローが実行される 入力値でマスタデータを検索し、取得値を別フィールドに反映 入力チェックを実行する 25 Salesforceと連携した画面を作成する 26 Salesforceと連携した画面の作成を行います。 1 2 ロジックフローの作成 Salesforceからデータを取得 Salesforceへデータを登録 IM-FormaDesignerによるフォーム作成 Salesforceから取得したデータをフォーム上に表示する (初期表示) フォームに入力した内容をSalesforceに登録する (ボタン押下) 27 ワークフロー・グループウェアなどintra-mart上のアプリケーションの 特定のイベントに対して任意の業務ロジックを実行させることが可能です。 1 2 XXXが起こったら ユーザが登録されたら 外出のスケジュールが登録されたら ワークフローが完了したら XXXを行うフローが実行される 外部システムのユーザ管理へ同期する 旅費精算のワークフローを開始する 文書管理にワークフローの添付ファイルを格納する 28 intra-mart上のアプリケーションだけでなく、Salesforce上のアプリケーションの 特定のイベントに対して任意の業務ロジックを実行させることも可能です。 1 2 XXXが起こったら Salesforce上の見積もり依頼を登録 Salesforceと連動したECサイトで在庫問い合わせ Salesforceのポータルサイトで製品クレームの受付 XXXを行うフローが実行される intra-mart上の見積もりプロセスを開始する intra-martから在庫状況を返却する intra-martの社内SNSへクレーム内容を共有する 29 トリガ機能を利用する 30 トリガ機能を利用し、基盤機能と連携を行います。 1 2 ロジックフローの作成 メールを送信する IMBoxへ投稿する トリガの設定を行う アカウントが登録された場合 Salesforce上にてデータが登録された場合 監視トピックの登録 31 作成した業務ロジックは、REST APIとして外部から呼び出せます。 (例)Googleスプレッドシートからの呼び出す LogicDesigner 32 作成したREST APIに対する実行権限を設定できます。 アクセス元のIPアドレスを条件に追加 することも可能です。 許可を与える条件に対してチェッ クを入れます。 33 Swagger対応 作成したREST APIは、REST APIの標準化を推進する団体「Open API Initiative」が推 しているフレームワーク「Swagger」に対応しています。 作成したREST APIの呼び出しコードを自動生成 Swaggerを利用することで、作成したREST APIを呼び出すためのスタブコード を様々なプログラミング言語(Java・Ruby・C#など)にて出力可能です。 34 外部システムからIM-LogicDesignerを呼び出す 35 Google スプレッドシートからIM-LogicDesignerを呼び出します。 1 ロジックフローの作成 2 ルーティング設定を行う 3 IM-BPM タスク一覧を取得する 作成したロジックフローをREST API化する Google スプレッドシートから呼び出す 36 1 画面イベントにロジックを紐付ける IM-FormaDesignerやスクラッチ開発された画面との連携が可能 2 アプリケーション操作にロジックを紐付ける 様々なintra-mart上の機能をトリガとしたロジック呼び出し (IM-Workflow, IM-BIS, IM-BPM等からの呼び出し) 3 外部システムからロジックを呼び出す 作成したロジックをREST APIとして外部公開 4 ジョブスケジューラ(バッチ)から定期的に実行する 定期的な実行が可能 (営業日の朝5時にロジックを実行) 37 intra-mart IoT基盤 IBM Watson、IM-BPMとの連携 38 intra-mart IoT基盤では、企業のIoT活用で必須となる下記機能を備える。 不足する部分を「IM IoT基盤」として提供することで、 IoTデータのプロセス連携を1基盤でシームレスに実現可能となる。 プロセス管理(WF/BPM) ルールエンジン 柔軟なセキュリティ 異常検知・多様な通知方式 視覚化(グラフ化) ダッシュボード ビッグデータ対応 リアルタイム分析、バッチ分析 GUIによる機能作成 IM IoT基盤概要図 MQTT sensor IM-IoT基盤 ブローカー キューイング ビッグデータ基盤 異常値検知 ・API群 ・フレームワーク グラフ化 (異常値検知・パース・フィル タリング・業務処理) プロセス管理 ルールエンジン 機械学習 TCP システムログ (オプション) GUIによる機能提供 フレームワーク提供 intra-mart BPM データソース RDB HDFS Elasticsearch 39 intra-mart IoT基盤 メッセージ キューイング Kibana/ Highcharts リアルタイム 処理 バッチ 処理 MQTT ブローカ データ保管 アプリケーション Elasticsearch RDB MQTT TCP センサー設置箇所 スマートルータ TCP/OPC-UA 等 TCP 外部 システム 40 ・OSSのみで構成するIM IoT基盤は、柔軟に組み替え可能。 ・AmazonやAzure等別のIoT基盤に差換えることも可能。 (ESやRDBを介しIM製品と連携) IM IoT基盤ソフトウェアスタック シア ョプ ンリ レケ イー ヤ 基 盤 レ イ ヤ intra-martアプリケーション IM IoT基盤 OSS製品 製品 kibana ポートレット Logic Designer IM-BPM IM-BIS intra-mart 基盤製品 IM IoT基盤(各ソフトウェアを連携) セン サー MQT T デバイ ス Kafka Spark Streaming kibana RabbitMQ Spark Elastic Search HDFS RDB 差換え 可能 Amazon、 Asure 等 IM IoT基盤 41 IoTで取得したデータを単に可視化するだけでなく、ビジネス に活用する 予測 I O 機械学習 モデル化 取得 T デ ー タ 連携 プロセス管理 ワークフロー BPM 42 intra-mart IoT基盤でのIM-LogicDesigner利用 43 日常会話等に含まれる微妙なニュアンスも含めた文脈、 意味も解釈した分類を実現 学習データ intra-mart 要件公開サイト 分類 カテゴリ 担当者 44 ビジネプロセスの設計・制定を行う、IM-BPM Designerと、 制御・分析を行うIM-BPM Runtimeを提供 BPM Runtime BPMN2.0に準拠したDesignerによ り、現状業務プロセスを定義 BPM Designer Plan 定義されたプロセスをシス テムに実装し、業務プロセ スを実行 Do 業務 改善 Action 最適な業務プロセスへ継続 的に改善 BAM Check プロセスの実行状況を監視し、 改善ポイントを発見 45 IBM Watson、IM-BPMとの連携 46 業務システム基盤 intra-mart Accel Platform 業務システムを作る上で必要な部品(API・機能)が提供がされています。 ビジュアルプログラミング環境 IM-LogicDesigner intra-martが提供している部品をWebブラウザ上で配置していくだけで簡単に業務ロジッ クを開発することができます。 そのため、ビジネスユーザの方がintra-mart上で業務ロジックを開発でき、 ビジネスの変化に合わせて業務システムを開発していくことが可能です。 外部システム連携 クラウドサービス等intra-mart外のシステムとの連携部品も提供されています。 外部システムをトリガーにIM-LogicDesignerで作成した業務ロジックを呼び出すことも可 能です。 APIエコノミーを実現するためのプラットフォームです。 47 IM-LogicDesigner 定期研修のご案内 11月よりIM-LogicDesignerの定期研修が開 始予定です。 ※詳細は弊社ホームページでの発表をお待ち下さい。 ぜひお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ先 株式会社NTTデータ イントラマート 開発本部 Tel: 03-5549-2821 49
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