ニューエイド C-30

ラテックス用内添型防着剤
ニューエイド
C-30
ニューエイド C-30 は、ラテックス製品同士の密着を防止する内添型の防着剤です。
ラテックス製品、例えば、手袋、指サック、風船、気球などの製品同士の防着剤には澱粉、
タルク、マイカなどの粉体を打粉として使用されています。
これらの粉体は飛散により作業環境を悪化され、労働衛生上問題がありました。
ニューエイド C-30 は、ラテックスに直接添加して製品同士の密着を効果的に防止するこ
とができます。
◎性
◎特
状
組
成
:
アニオン性界面活性剤による乳化分散品
外
観
:
乳白色液体
pH
:
8.5(10倍希釈液:実測値)
固形分
:
32%(実測値)
徴
1.
ラテックス製品同士の密着性を防止します。
2.
モールドからの離型が容易となります。
3.
製品には黄ばみや変色を与えません。
4.
加硫物性には影響を与えません。
5.
シリコーンは一切使用していません。
◎防着効果
配合ラテックスについては、様々な配合があると思いますが下記の配合の NR、NBR で
防着効果について調べました。
表.添加量変化による防着効果の評価
0%
3%
4%
5%
NR-Ltx1)
××
×〜△
△〜○
○
NBR-Ltx2)
××
△〜○
○
○
1)NR:100,S8:1,ZnO#1:1,促進剤 PX:0.5 (乾燥重量部)、加硫条件:100℃×40min
2)NBR:100,S8:1,ZnO#1:1.5,促進剤 EZ:0.5 (乾燥重量部)、加硫条件:110℃×20min
以上のように NR、NBR 共に防着剤の添加がないと密着しますが、ラテックスに対して
3%の添加量より効果が表れました。
NR では5%、NBR では4%の添加量で完全にブロッキングの防止ができました。
また、配合によっては少量の添加で効果を発揮します。
1
◎使用方法
配合ラテックス液に対して、3〜5%を標準とします。
(NR は3〜5%、NBR は3〜4%を標準とします。)
◎荷
姿
15kg 詰ダンボール箱(内装ポリ容器)
精
工
化
学
株
式
会
社
本
社:東京都千代田区神田司町 2-6(平沼ビル)
TEL:03(3254)2771
大
阪:大阪市中央区道修町 1-2-2(花房ビル)
TEL:06(6231)4361
研究開発部:埼玉県川口市柳崎 1-15-33
TEL:048(265)4772
2