竹田の景色を楽しむ歩き湯歩き湯階段湯温泉棟屋外テラス竹田の名所を鏤めたランドスケープレストラン棟芹川に沿って竹田の名所めぐりをするように、お湯の中散歩を楽しめる歩き湯を計画しました。その途中には、ゆっくり温泉に浸かれる様々なお湯や、景色を見ながら入るサウナ、飲泉ができるBarもあります。家族一緒に歩き湯が楽しめるよう、お湯の中でも装着感がない特殊な繊維を使った水着を開発しました。歩き湯の屋根には、ソーラーエネルギーを使った放射熱ヒーターがあり、冬でも寒くなく歩けます。水上テラス棚田の地形の再生敷地は直入荘建設前、棚田でした。配置計画にあたり、元々の棚田の原風景のような地形を計画します。棚田の地形は自然な緩やかな曲線を描き、周りの風景に溶け込みます。駐車場(50台) 7.洞窟内で岩盤浴（隠れキリシタンの洞窟） 8.階段湯（白水ダム） 9.岩風呂（ガニ湯）暖炉宿泊棟石畳の道 1.帰り道も風景を楽しむ（岡城の城壁）歩き湯 7.岩盤浴 3.サウナミストサウナ 1.岡城の城壁医インスト務ラクター室室 2.源泉利用のジャグジー（城原井路神田頭首工）多目的ホール 9.岩風呂 WC 寝湯芹川河川プール湯中運動 5.Bar 歩き湯脱衣所浴室 6.ジェットバス 8.階段湯 2.ジャグジー 4.川見湯ショップ温泉棟キッチンレストラン屋外テラス芹川レストラン棟水上テラス対岸も緑化し美しい風景をつくります 3.ガラス張りのサウナで景色を楽しむ 4.対岸の景色を望む川見湯 5.Barで温泉水を利用したカクテルや焼酎を楽しむ 6.水流を生かしたジェットバス（音無井路円形分水）木と再生紙でできたレストラン棟ー紙の家ー竹籠のような木屋根の温泉棟レストラン棟は、木と再生紙の紙管で構成された温もりあるユニークな空間であり、エコロジカルな工法でできています。ここには、竹田の観光案内やオリジナルのお土産を置くショップ、景色を楽しめるレストランがあります。レストランでは、地産の食材を生かし、おいしく、しかも健康管理を考えたメニューが著名なフードコーディネーターにより用意されています。竹籠のような木屋根の下には、ミニクアハウスの諸室があります。多目的ホールでは、機械運動やエアロビクス、ホットヨガが行えます。木を編んだような屋根からは、大浴場に自然光が入り、歩き湯の出発点となります。また、医務室とインストラクター控室を備え、入浴や室内運動の適したアドバイスを入浴者に行い、健康をサポートできるようにします。レストランー籠の家ーロビー・ショップレストラン棟　断面図景色の回廊温泉棟　断面図長湯温泉の特性を配慮した管理・運営ー歩き湯ー単に運動として歩き湯を行うのではなく、様々な庭や景観を散歩するように湯の中を歩ける回廊があり、所々に座り湯や寝湯などが点在します。ソーラーパネルが配された屋根の天井には、放射熱ヒーターが設置され、また可動ガラススクリーンにより、風や寒さを防ぎます。回廊に沿ったランドスケープは、竹田にある様々な名所がテーマとなり、観光案内的な機能にもなります。回廊の所々にバスローブが用意され、サウナに入ったり、Barで飲泉や温泉水を使ったカクテルも楽しめますし、途中から帰ることもできます。ソーラーパネル長湯温泉特有の強い鉄分による固形化と腐食に対応するように、かけ流し湯では湯船の淵を一部低くし、詰まりにくくメンテナンスしやすくすると共に、入浴者の目に付きにくい場所で排湯します。歩き湯では、加水と除鉄を行い源泉を有効に活用するとともに、固形化を防ぎます。また、配管はトレンチに2本併設し、メンテナンス時に休館せずに交換できるようにします。岡城のような石垣と石畳みの歩道防寒用ヒータ－防風可動ガラススクリーン宿泊棟水面が川につながる川見湯芹川浴槽の縁を一部切欠き、そこから温泉を排水するディテール原風景の棚田をイメージしたランドスケープサウナ景色を切取るガラス張りと優しい曲面に囲まれた木のサウナ水上テラス歩き湯様々な庭や景観を散歩するように湯の中を歩ける回廊、川辺の景色を楽しみつつ四季のうつろいを感じることができます。構造用合板セルフビルドの宿泊棟紙のハニカム材現在、ゼネコンは多くの仕事を抱え、建設物単価も異常な値上がりをしています。そこで、慶應義塾大学環境情報学部で開発している合板と紙のハニカム材のサンドイッチパネルによるPHPフレーム構造を使うことにより、ローコストで美しく環境にも馴染んだ独立したコテージとし、ゼネコンに頼らず短期間で施工することができます。ベッドや机は、壁の中に収 PHPサンドイッチパネル PHP サンドイッチパネル納でき、従業員の手を煩わせることなく、空間を有効活用できます。また、各室には露天風呂も配します。構造用合板トレンチに組込まれたメンテナンス容易な配管玄関玄関露天風呂宿泊棟　平面図壁収納テーブル防水板環境対策とライフサイクルコスト低減による防災施設化長湯温泉の温泉水を飲むことで、日常の血糖状態の改善や糖尿病の予防効果があることが確認されていますが、飲泉をさらに楽しむために、著名バーテンダーと温泉水を使った様々なカクテルを開発します。また、温泉水を焼酎と割ったり、ここのレストラン宿泊棟で出す料理にも使います。各施設屋根には、ソーラーパネルが使われています。そして、地熱利用により、冷暖房を行い、温泉水を加温するなど、自然エネルギーを積極的に利用することにより、ライフサイクルコストの低減と同時に、災害時でもエネルギー自立可能な施設として避難所ともなります。 PHPフレーム PHPフレーム温泉割り焼酎ビールカクテルハーブティー鍋大学との産学官連携によるクアハウス壁収納ベッド壁収納テーブル歩き湯飲泉を楽しむ重機の必要ない建方ソーラーパネル露天風呂歩き湯は、循環濾過することで、清掃頻度を減らします。また、長い歩き湯を防水板によって区分けできるようにすることで、清掃が部分的に行えます。湯の中でも心地良い水着ソーラーパネル壁収納ベッド誰でも着やすく、心地良い水着カラフルな水着が歩き湯を彩ります。竹灯篭による照明防水板歩き湯の清掃方法壁収納ベッド壁収納ベッド慶應義塾大学先端生命科学研究所と温泉が人に与える影響を研究し、壁収納テーブル当クアハウスの温泉療に役立てま壁収納テーブルす。そして、慶應義塾大学環境情報学部（建築：ランドスケープ）と総合建材メーカー共同で開発中のセルフビルドのシステムを利用し、宿泊棟を美しくローコストで工期を短縮して建設します。また産学官連携により様宿泊棟　断面図々な公的助成金も取り易くなります。竹田市民間企業歩き湯は、家族一緒に、また裸浴に慣れない外国人にも楽しめるように、湯の中でも心地良いカラフルな水着を著名なファッションデザイナーと開発しました。ポリエステルパワーネットを特殊なしぼり加工により、布が面で肌に接せず、とがった点で接するため、肌と水着の間にお湯が入り込み装着感が無く、湯の外では防寒になり、また体型も分かりにくくなります。この水着は、買うこともレンタルすることも可能です。総合建材メーカー設計事務所環境情報学部 (建築・ランドスケープ) 先端生命科学研究所 (温泉研究) 男性用男性用（上着付）女性用点で肌に接するしぼり加工生地