日常生活自立支援事業の利用対象者について (お知らせ) 時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。 本会事業の推進につきまして、日ごろから特段の御高配を賜り深謝申し上げます。 さて、日常生活自立支援事業につきましては、在宅の高齢者や障がい者の地域生活を支える一事業 として各市町村社協のご協力のもと事業の推進を図り、新規相談や契約件数も顕著に増加してまいりまし たが、今後とも利用希望者が増加する事が見込まれる中で、利用を希望される方、全てに対応出来うる だけの、体制が確保できない状況となりました。 本会としては、本事業を必要とされる方への支援の継続に向けて、検討を重ねてまいりましたが、持続 可能な制度として運営していくために、利用対象について、より必要性の高い方を優先して対応していくこ ととし、下記のとおり再整理させていただくことといたしましたので、お知らせいたします。 この度の再整理につきましては、各市町村社協並びに関係機関、何より本事業の支援を必要とされる 方々の期待に応えられない結果となりましたこと、重く受け止め、本事業並びに権利擁護体制の確保に向 けて、より一層の取組みを推進して参りたいと存じますので、何とぞ御理解と御協力を賜りますようお願い 申しあげます。 【日常生活自立支援事業における利用対象者の変更点】 これまでの本事業の利用対象について、グループホーム等については、住居であり在宅生活の 延長となる居宅系施設として、利用対象としてきたが、今般、こうした居住系施設についても、老人 ホーム等の入所施設と同様に入居者に対して負う本来の責務を勘案して、原則利用対象としな いこととして再整理を行う。 【実施時期】 平成28年4月1日より適用する。 【利用対象者】 ・ 利用者要件に該当し、かつ基本事業の利用が必要な方であって、在宅で生活されている方。 ・ グループホーム等の居宅系施設や、共同住宅等の入居者の対象範囲は別紙のとおりとする。 (利用対象者範囲) 施設等区分 認知症グループホーム 小規模多機能型施設 障がい者グループホーム(ケアホーム) 社会福祉法宿泊提供施設 生活支援ハウス 利用区分 備 考 対象外 老人 福 祉法 、介 護保 険 法、 障害 者 総合 支援法、社会福祉法等に定められている もの 対象外 実施要綱にて福祉サービスの利用手続き の援助等を行うこととされているもの 老人福祉寮 利用可 サービス付き高齢者向け住宅 利用可 高齢者向け共同住宅 高齢者下宿 など 利用可 障害者向け共同住宅 障害者下宿 など 利用可 入居費用(食事代含む)のみの支払支援 や同一の運営主体が提供するサービス利 用料支払支援のみの場合は対象外 ①「食事の提供」等のサービスが提供さ れ、老人福祉法上の有料老人ホームと定 義される場合は対象外 ②入居費用のみの支払支援や同一の運 営主体が提供するサービス利用料支払支 援のみの場合は対象外 入居費用(食事代含む)のみの支払支援 や同一の運営主体が提供するサービス利 用料支払支援のみの場合は対象外 ※利用可とした場合についても、現に施設等において本事業と同様の支援が行われ、利用者の 生活が安定している場合は、運営主体の都合による本事業への切替えには対応しない。 ※なお、かかる判断は施設の実態を把握のうえ、個別に協議するものとする。
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