コーディネーターに係る賃金・共済費の取扱いについて 1 補助内容について (1) コーディネーターに対する給与等については、各労働関係規程及び内規に基づき、申 請団体の責任において各コーディネーターに直接支給されるものであるが、申請団体は、 支給した給与等のうち「本事業実施のためのコーディネート業務に対する賃金相当額」 及び「それに相当する部分の社会保険料」 (以下、 「コーディネート費」という。 )のみを 基金に対して申請することができる。 (2) 「コーディネート費」として申請する場合、交付申請書の別紙「事業計画書(「2 事 業の概要」欄)」に、次の事項を記載する。 ※ 交付申請書の別添資料として作成することでも対応可(様式任意)。 ① コーディネーターの名前及び各コーディネーターが担うコーディネート業務の具 体的内容 ② コーディネート業務ごとの実施時間数 ※ 専ら団体の管理業務、本事業以外の補助金業務・受託業務等に従事する場合は、 本事業実施のためのコーディネート業務従事時間として計上できない。 ③ コーディネーターの人件費単価 ※ 人件費単価については、社会通念上相当の金額とする。 ④ 上記①、②の必要性・理由等 (3) 2 コーディネート費のうち「社会保険料」については、「本事業実施のためのコーディ ネート業務に対する賃金に相当する部分」についてのみ補助対象とするため、補助金と して申請しようとする場合は、社会保険料総額をコーディネート業務従事割合で按分の 上、補助対象部分についてのみ申請できる。 勤務記録について (1) 「コーディネート費」と「それ以外の業務により発生する賃金等」とを明確に区別す るため、「勤務日誌」を備え、時間単位で「業務内容」及び「本補助対象業務か否か」 について記録しておく(様式任意)。 また、申請団体の責任者(事務局長等)は、コーディネーターの勤務状況について管 理を行うとともに、定期的に「勤務日誌」に確認印を押印する。 (2) 補助金請求(実績報告)の際には「各コーディネーターに対する給与明細書の写し」 とともに「勤務日誌の写し」を提出する。 なお、提出された「勤務日誌」を基に、後日、勤務内容の詳細について照会すること もあるため、勤務内容及び記録について明確に残しておく。 3 補助金額について 「コーディネート費」として申請する金額は、事業実施につき必要最小限の額とし、当該 年度の補助金交付申請額全体の3分の2を上回らないものとする。また、補助金交付申請額 を補助上限とし、他の費目への流用は認められない。
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