NJM2072 レベル検出用 IC ■ 概要 ■ 外形 NJM2072 は、音声レベル検出用集積回路であります。本集積回路は、低消費電力、低電圧動作、高入力感度といった特徴を有し、マイクロカセットの音声検出用、通信機の VOX 用に最適であります。 NJM2072D ■ 特徴 ●動作電源電圧 ●低消費電流 ●高入力感度 ●バイポーラ構造 ●外形 NJM2072M +0.9∼+7V 0.55mA typ. -36dBV typ. DIP8, DMP8 ■ 端子配列 D,M タイプ ( Top View ) ピン配置 1. INPUT 2. ゲイン・コントロール 3. アンプ出力 4. GND 5. リカバリ・タイム用キャパシタ 6. OUT 1 7. OUT 2 8. V+ ■ ブロック図 ■ 絶対最大定格 ( Ta=25˚C ) 項目電源電圧記号 V+ 消費電力 PD 度度圧 Topr Tstg Vimax 動保最作存大入 Ver.1.0j 温温力電定格 8 ( D タイプ ) 500 ( M タイプ ) 300 -40∼+85 -40∼+125 V+-1 単位 V mW ˚C ˚C V -1- NJM2072 ■ 電気的特性 ( Ta=25˚C,V+=3V ) 項目動作電源電圧無信号時消費電流入力感度アタック・タイム（注 1 ）リカバリー・タイム（注 2） O U T 1 オン時出力電流 O U T 2 オン時出力電流 O U T 1 オフ時出力電流 O U T 2 オフ時出力電流入力抵抗充電電流記号 V+ ICC Vins Tatc Trec I01 on I02 on I01 off I02 off Rin Ichg 条件 Vin=0mVrms,RL=∞ f=1kHz f=1kHz,CR=10μF f=1kHz,CR=10μF Vin=30mVrms,VO=0.3V Vin=0mVrms,VO=0.3V Vin=0mVrms,VO=8V Vin=30mVrms,VO=8V （注1）入力感度以上の信号が入力された時点から出力が変化するまでの時間（注2）入力信号が入力感度以下になった時点から出力が変化するまでの時間 ■ 特性例 -2- 最小 0.9 0.2 -39 1 1 16 1.0 標準 0.55 -36 1 2 3 3 20 2.0 最大 7 1.5 -33 25 1 1 24 3.0 単位 V mA dBV msec sec mA mA μA μA kΩ μA NJM2072 ■ 特性例 -3- NJM2072 ■ 応用回路例 6 ピン、7 ピンは Open Collector です。次式の抵抗 RP を付けて下さい。 RP=(V+MIN-0.2)/0.3 (kΩ) 6 ピンのみ使用する場合は、7 ピンへの RP 抵抗を省略できます。 Out2 のみ使用する場合でも、6 ピンに RP を付けて下さい。 V+MIN は使用電源電圧の最小値。＜注意事項＞このデータブックの掲載内容の正確さには万全を期しておりますが、掲載内容について何らかの法的な保証を行うものではありません。とくに応用回路については、製品の代表的な応用例を説明するためのものです。また、工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴うものではなく、第三者の権利を侵害しないことを保証するものでもありません。 -4-