SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関する ユーザー マニュアル (初級編) Web Content Management Solutions Division of SDL SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイ スの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) Copyright © 1999-2012 SDL Tridion Development Lab B.V. All rights reserved.この文書のいかなる箇所も、SDL plcの書面による許可なしに、その一部または全 部を複製したり、いかなる形式でも複写することはできません。 この製品は、オープン ソースまたは類似のソフトウェアを含みます。 この製品で使用されているサー ド パーティのソフトウェアについては、製品CD-ROMにある、NOTICE.pdfで一覧表示しています。 Tridonは、SDL Tridion Corporate Services B.V.の登録商標です。また、BluePrinting、Content Manager Explorer、SDL Archive Manager、SDL Audience Manager、SDL Content Porter、SDL Outbound Email、SDL SafeGuard、SDL SiteEdit、SDL SmartTarget、SDL Tridion Business Connector、SDL Tridion Content Delivery、SDL Tridion Content Distributor、SDL Tridion Content Manager、SDL Tridion Dynamic Content Broker、SDL Tridion Presentation Server、SDL TriDoc、SDL Web Content Management、SDL WebForms、WebDAV Connector、およびWord Connectorは、SDL Tridion Corporate Services B.V.の商標です。 SDL plcおよびその関連会社 (併せて"SDL"と呼称します) は、製品についての正確かつ包括的な情報を 提供するために合理的な措置を講じますが、この情報は現状有姿のまま提供され、文書に関するすべて の保証、条件、またはその他の規約は、定款、一般法令で規定または暗黙に規定されているか、左記の ように規定されていなければ、(十分な品質や目的への適合性に関する事柄すべてを含んで) 法律が許容 する範囲で除外されます。 この文書の情報は、URLその他のインターネットWebサイトの参照を含んでおり、予告なしに変更され ることがあります。 著作権による権利の制限にかかわらず、いかなる目的でも、この製品の任意の部分 を、SDL plcの書面による許可なしに、複写、復旧システムへの保存または導入、あらゆる形式または手 段 (電気的、機械的、画像、録画、その他) での伝送を行うことはできません。 最新の資料については、SDL Tridionのマニュアル ポータルhttp://docportal.sdl.com/ sdltridionにアクセスしてください。 このコンテンツにアクセスするには、SDL から発行されたユー ザー名とパスワードが必要です。 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 目次 第 1 章 基本的なタスクおよび概念 ............................................ 1.1 編集の開始 ......................................................... 1.2 罫線 ............................................................... 1.2.1 罫線の表示または非表示 ........................................ 1.2.2 罫線の色 ..................................................... 1.3 保存と元に戻す操作の基礎 ........................................... 1.4 高度な保存および元に戻すオプション ................................. 1.5 コンテンツの更新 ................................................... 1.6 発行ステータスの確認 ............................................... 1.7 コンポーネントのプロパティの表示 ................................... 1.8 コンテキスト メニューの無効化 ...................................... 1 1 1 1 2 3 3 4 5 7 7 第 2 章 ロックの解決 ....................................................... 2.1 ローカライズによる項目のロック解除 ................................. 2.2 すべての Web サイト上の項目を編集することによる項目のロック解除 ..... 2.3 アクティビティの開始による項目のロック解除 .......................... 8 8 9 9 第 3 章 Web ページ上のテキストの編集 ....................................... 3.1 書式設定されるテキストの編集 ...................................... 3.1.1 単純な書式設定のオプション ................................... 3.1.2 ハイパーリンクのオプション ................................... 3.1.3 表エディタのオプション ....................................... 3.1.4 書式設定領域内の画像の挿入または変更 ......................... 3.1.5 画像の高度なオプション ....................................... 3.2 選択項目の編集 .................................................... 3.2.1 新しいキーワードの作成および選択フィールドへのキーワードの追加 .................................................................... 3.3 Web ページ上のスタンドアロン リンクの編集 ......................... 3.3.1 スタンドアロン リンクのターゲットの変更 ...................... 3.3.2 スタンドアロン リンクの削除 .................................. 3.4 Web ページ上の日付 (および時刻) の編集 ............................ 11 12 12 15 16 20 21 22 22 23 24 25 25 第 4 章 Web ページ上のバイナリ ファイルや画像の編集 ........................ 4.1 Web ページへの新規または既存のバイナリ ファイルの追加 .............. 4.2 Web ページ上のスタンドアロン画像の編集 ............................ 4.2.1 既存のスタンドアロン画像の置き換え ........................... 4.2.2 スタンドアロン画像の削除 ..................................... 27 27 28 28 29 第 5 章 複数値フィールド内の項目の追加、移動、削除 ......................... 31 第 6 章 コンポーネントまたは Web ページのメタデータの編集 ................... 33 第 7 章 ダイアログでのコンポーネントの編集 ................................. 34 第 8 章 編集完了後の操作 ................................................... 8.1 無効なコンポーネントの解決 ........................................ 8.2 開始したアクティビティの完了 ...................................... 8.3 コンポーネントの明示的な発行 ...................................... 8.4 コンポーネントのローカライズ解除 .................................. 8.5 コンポーネントのコンポーネント テンプレートの変更 .................. 8.6 翻訳用コンポーネントの送信 ........................................ 36 36 36 37 39 39 40 第 9 章 現在の Web ページ上のコンポーネントのリストの変更 ................... 9.1 コンポーネントの削除 .............................................. 9.2 Web ページへの既存のコンポーネントの追加 .......................... 9.3 新規コンポーネントの作成と Web ページへの自分での追加 .............. 42 42 42 43 i SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 9.4 自分に代わって Web ページに追加してもらう新規コンポーネントの作成 .. 44 9.5 Web ページ上のコンポーネントの移動 ................................ 44 9.6 コンポーネントの発行解除 .......................................... 45 第 10 章 Web ページに関するタスク .......................................... 10.1 Web サイト上の新規 Web ページの作成 .............................. 10.2 ダイアログでのページの編集 ....................................... 10.3 ページのプロパティの表示 ......................................... 10.4 Web ページの発行 ................................................. 10.5 ページのローカライズ解除 ......................................... 10.6 ページの発行解除 ................................................. 10.7 ページのページ テンプレートの変更 ................................ 10.8 翻訳用 Web ページの送信 .......................................... 48 48 49 49 50 52 52 54 54 第 11 章 ワークフロー タスク .............................................. 56 11.1 作業を行うタスクの表示 ........................................... 56 11.2 開始したタスクの表示 ............................................. 56 11.3 完了したタスクの表示 ............................................. 57 第 12 章 ターゲット設定コンテンツ .......................................... 12.1 ペルソナをターゲットとしたコンテンツの表示および編集 .............. 12.2 フットプリント セットをターゲットとしたコンテンツの表示と編集 ..... 12.3 フットプリント セットのテスト .................................... 12.4 フットプリント セットの作成 ...................................... 12.5 フットプリント セットの編集 ...................................... 12.6 組み込みフットプリント ........................................... 12.7 フットプリント セットの削除 ...................................... 58 58 59 59 61 62 63 64 第 13 章 SmartTarget 領域とプロモーションの管理 ............................ 13.1 SmartTarget 領域を操作する場合の制限事項 ......................... 13.2 Web ページ上の SmartTarget 領域の表示 ............................ 13.3 コンポーネントが属している SmartTarget 領域の表示 ................. 13.4 SmartTarget 領域でのプロモーションの追加または編集 ................ 13.5 プロモーションで返されるコンポーネントの表示 ...................... 65 65 66 66 67 68 第 14 章 古いバージョンのコンポーネントまたはページの操作 ................... 14.1 2 つのバージョンのコンポーネントまたはページの比較 ................ 14.2 以前のバージョンのコンポーネントまたはページへのロールバック ...... 14.3 古いバージョンのコンポーネントまたはページ用の追加機能 ............ 69 69 69 70 第 15 章 コンポーネントまたはページが使用されている場所の確認 ............... 71 第 16 章 ユーザー生成コンテンツの指標 ...................................... 72 第 17 章 編集セッションの終了 .............................................. 74 第 18 章 リファレンス ..................................................... 18.1 ユーザー インターフェイス項目 .................................... 18.1.1 リボン ツールバーのリファレンス ............................. 18.1.2 パンくずリスト .............................................. 18.1.3 ライブラリ パネル .......................................... 18.1.4 罫線のボタン ................................................ 18.1.5 コンテキスト メニュー オプション ............................ 18.1.6 ビューア ................................................... 18.1.7 発行する項目 ................................................ 18.1.8 キーボード ショートカット ................................... 18.2 コンテンツ管理の概念 ............................................. 18.2.1 Content Manager ............................................ 18.2.2 コンポーネント .............................................. 18.2.3 コンポーネント テンプレート ................................. 75 75 75 82 82 83 84 85 88 89 91 91 92 92 ii SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 18.2.4 ワークフロー ................................................ 93 18.2.5 発行物 ..................................................... 94 18.2.6 BluePrinting ................................................ 94 iii SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) iv SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 1章 基本的なタスクおよび概念 Web サイトのコンテンツは Web ブラウザで直接変更できます。 たとえば、コンテン ツをインラインで直接編集したり、コンテンツの一部を追加、削除、または移動した り、Web サイトに新しいページを追加したりすることができます。 1.1 編集の開始 Web ページまたはそのコンテンツを変更するには、編集を開始します。 要件 編集を開始するには、編集可能な特定の Web ページが分かっていて、ブラウザでその ページにアクセスする方法を知っている必要があります。 手順 1. インターネット ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスします。 2. Web ページの表示領域の左上にある ボタンをクリックします。 3. ブラウザでユーザー名とパスワードの入力を求めるダイアログがポップアップ表 示された場合は、ログインするために有効な資格情報を入力します。 ログインすると、画面が次のようになります。 � リボン ツールバーが表示され、[ホーム]タブが表示されます。 � Web ページの端に罫線が表示されます。 � また、Web ページにある編集可能なコンテンツの一部 (別名、コンポーネン ト) の周囲にも罫線が表示され、これらのコンポーネントの各フィールドに カーソルを合わせると、フィールドの周囲にも罫線が表示されます。 1.2 罫線 編集を開始すると、Web ページの周囲と、編集可能な各コンテンツ部分の周囲に罫線が 表示されます。 1.2.1 罫線の表示または非表示 編集可能なコンポーネントを示すには、罫線を表示します。領域の罫線は継続的に表示 されます。 実際の Web ページを表示するには、罫線を非表示にします。 概要 編集時には、次のどちらの方法で罫線を表示するかをいつでも変更できます。 1 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � ページの編集可能な部分を示すために、すべての罫線を表示できます。 � 項目にカーソルを合わせた場合にのみ、罫線を表示できます (既定)。 注: SmartTarget 領域の罫線は、この設定の影響を受けません。 領域の罫線 は、ページ プロパティのポップアップで領域を明示的に選択した場合にのみ 表示されます。 手順 1. ページ上のすべての罫線を表示するには、リボン ツールバーの[ホーム]タブ で[コンテンツの罫線 (Content Borders)]を選択します。 これで、項目にカーソルを合わせたり、項目を選択したりしていない場合でも、 すべての罫線が表示されます。 2. また、項目にカーソルを合わせた場合にのみ罫線を表示するには、リボン ツール バーの[ホーム]タブで[コンテンツの罫線 (Content Borders)]を選択解除し ます。 これで、罫線は項目にカーソルを合わせた場合にのみ表示されるようになりま す。 1.2.2 罫線の色 項目の罫線の色は、その項目のステータスについての情報を示します。 既定では、罫線は次のいずれかの色になっています。 青色 青色の罫線は、項目を編集できることを示します。 緑色 緑色の罫線は、この項目に対する保留中の変更があり、確定または破棄する必要があ ることを示します。 赤色 赤色の罫線は、入力したコンテンツが無効または不完全であるため、変更を保存でき ないことを示します。 灰色 灰色の罫線は、現在この項目を編集できないことを示します。 これらの色は既定値です。 アプリケーション管理者によって変更されていることもあり ます。 コンポーネントのフィールドの周囲の罫線の色は次のいずれかの色になっています。 � コンポーネントの罫線が青色または緑色 (または、設定されている代替色) の場 合、そのフィールドもすべて、同じ色の罫線になります。 � コンポーネントの罫線が灰色 (または、設定されている代替色) の場合、その フィールドには罫線は表示されません。 � コンポーネントの罫線が赤色 (または、設定されている代替色) の場合、無効な フィールドの罫線も赤色 (または、設定されている代替色) になります。 その他 のフィールドの罫線は、青色または緑色になります。 2 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 1.3 保存と元に戻す操作の基礎 Web ページを変更しているときには、自分専用にのみ作業を途中で保存できます。 ペー ジの変更が完了したら、ステージング Web サイトのすべての訪問者に変更が表示される ようにします。 変更を下書きとして保存 変更作業はまだ途中であるが、それらが失われないようにするには、下書きを保存しま す。 下書きを保存する分かりやすい例として、昼休みで退席する場合やミーティングに 出席する場合が挙げられます。 このオプションを選択した場合、変更は自分にだけ表示 され、他のユーザーは保存された項目を変更できません。 次のいくつかの方法で、他のユーザーに変更が表示されることなく、変更を保存できま す。 � リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[下書きを保存 (Save Draft)]をクリッ クします。 このボタンが無効になっている場合は、変更は既に保存されていま す。 � または、[ダッシュボード(Dashboard)]タブで[終了]をクリックして、表示さ れるダイアログで[後で編集を続ける]を選択することもできます。 � ブラウザを閉じるか、そのページから移動すると、変更が自動的に保存されたこと を示すメッセージが表示されます。 ステージング Web サイトに対する変更の適用 Web ページに対する変更が完了したら、[ホーム]タブの[編集の完了 (Finish Editing)]をクリックして、それをステージング Web サイトに表示できます。 ステー ジング Web サイト上の Web ページを訪問するあらゆるユーザーに変更が表示されるよ うになります。 これで、他のユーザーは再度ページを変更できるようになります。 変更を元に戻す 最後に[編集の完了 (Finish Editing)]をクリックしてから Web ページに対して 行ったすべての変更を元に戻すには、[ホーム]タブで[編集のキャンセル (Cancel Editing)]をクリックします。 Web ページに対して行ったすべての変更ではなく、その一部を元に戻すこともできま す。 1.4 高度な保存および元に戻すオプション 個別のコンポーネントのコンテンツに対する変更、またはページのレイアウトや外観に 対する変更のみを保存したり、元に戻すことができます。 3 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 個別のコンポーネント いくつかの個別のコンポーネントを変更した場合に、1 つのコンポーネントの変更を元 に戻し、他のコンポーネントは変更されたままにしておくことができます。 このように するには、元に戻すコンポーネントの左上の罫線ボタンを選択し、表示されるダイアロ グで[編集のキャンセル (Cancel Editing)]を選択します。 これにより、最後に[編 集の完了 (Finish Editing)]をクリックしてからそのコンポーネントのコンテンツに 行ったすべての変更が破棄されます。 Web ページに行ったその他のすべての変更は、そ のままの状態に保たれます。 また、1 つのコンポーネントに対する変更をステージング Web サイトに適用し、その 他の変更は自分だけに反映されるようにすることもできます。 このようにするには、 コンポーネントの左上の罫線ボタンを選択し、表示されるダイアログで[編集の完了 (Finish Editing)]を選択します。 これにより、コンテンツに対して行った変更がス テージング Web サイト上の 1 つのコンポーネントに適用されるようになります。 Web ページに対するその他のすべての変更は、ステージング サイトの訪問者にはまだ反映さ れません。 どちらのオプションも、コンポーネントのコンテンツにのみ関係することに注意してく ださい。 コンポーネントの外観と動作は、そのままの状態に保たれます。 コンポーネントを除くページ また、Web ページに対して次のような変更を 1 つまたは複数行っていることもありま す。 � � � � � ページ上でコンポーネントを移動した。 コンポーネント外部のページの外観や動作を変更した (バナー、フッターなど)。 ページにコンポーネントを追加した。 ページからコンポーネントを削除した。 ページ上のコンポーネントの外観や動作を変更した。 これらの変更を元に戻し、コンポーネントのコンテンツに対して行った変更を保つこと ができます。 このようにするには、ページ自体の罫線 (ページの最も外側の罫線) 上 の左上の罫線ボタンを選択し、表示されるダイアログで[編集のキャンセル (Cancel Editing)]を選択します。 これにより、最後に[編集の完了 (Finish Editing)]をク リックしてから行った、上記のすべての変更が破棄されます。 Web ページに行ったその 他のすべての変更は、そのままの状態に保たれます。 逆に、これらの変更のみをステージング Web サイトに適用し、コンポーネントのコンテ ンツに対する変更は自分にのみ反映されるようにすることもできます。 このようにする には、ページの罫線上の左上の罫線ボタンを選択し、表示されるダイアログで[編集の 完了 (Finish Editing)]を選択します。 これにより、上記の変更がステージング Web サイトに適用され、Web ページに対するその他のすべての変更は、ステージング サイト の訪問者にはまだ反映されません。 1.5 コンテンツの更新 Web ページの一部を変更しているときに、別のユーザーが別の部分を変更し、その変更 をすべての訪問者に反映する場合があります。 これは、自分が表示しているコンテン ツが古くなっている可能性があることを意味します。 このような場合、リボン ツール バーの[ホーム]タブの[プレビューの更新 (Update Preview)]ボタンが点滅し、コン テンツが最新の状態ではないことを示すメッセージ センター メッセージが表示されま す。 最新のコンテンツを表示するには、[プレビューの更新 (Update Preview)]をク リックします。 4 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 1.6 発行ステータスの確認 概要 コンポーネントとページは 1 つ以上の宛先に発行できます。 発行操作が成功したか、 失敗したかについては、編集可能な Web ページの画面の最上部で報告されます。 自 分およびその他のユーザーの発行操作のステータスに関する詳細情報については、発行 キューで確認できます。 発行キューを表示するには、次の操作を実行します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[管理]タブで、[発行キュー]をクリックします。 [発行キュー]ダイアログが開きます。 3. 次のコントロールのうち 1 つ以上を選択して、ステータスを確認する発行操作を 選択します。 ターゲット 特定ターゲットの発行操作のみを表示するには、そのターゲットを選択しま す。 発行物 特定発行物からのコンポーネントとページの発行操作のみを表示するには、そ の特定発行物を選択します。 ユーザー 特定ユーザーが実行した発行操作のみを表示するには、その特定ユーザーを選 択します。 状態 特定の発行状態に現在なっている発行操作のみを表示するには、その発行状態 を選択します。 優先度 特定の優先度で行われた発行操作のみを表示するには、その優先度を選択しま す。 スケジュール 特定の時間間隔で実行するようにスケジュールされた (現在では、過去になっ ている場合もあれば、未来になっている場合もあります) 発行操作のみを表示 するには、このコントロールを使用します。 この間隔を選択するには、最初 に[次の期間にスケジュールされているタスクの表示]を選択してから 2 つ の[日付の選択]ボタンを使用して、表示される日付選択ダイアログから開始 時刻と終了時刻を選択します。 これで、発行操作を検索するためのフィルタ (存在する場合) が設定されまし た。 5 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. [タスクの表示]をクリックします。 [発行キュー]ダイアログの下半分に、指定した基準に一致するすべての発行操 作の表が表示されます。 次の情報が表に表示されます。 (####) 発行のために送信された項目がコンポーネントであるかページであるかを示す アイコン。 名前 コンポーネントまたはページの名前。 ターゲット 発行操作のダイレクト先となったターゲット。 複数のターゲットに発行した場 合は、それぞれの発行操作が表の個別エントリになります。 発行物 発行されているページまたはコンポーネントを含んでいた発行物。 パス このコンポーネントまたはページまでの (発行物内の) 完全なパス。 操作 発行か発行解除のどちらか。この列には、コンポーネントまたはページでユー ザーが実行しようとしたことが表示されます。 状態 発行操作の現在の状態。 優先度 送信時にこの発行操作に与えられた優先度。 時間 発行操作の実行がすぐではない場合、スケジュールされている時刻。 ユーザー 発行操作を送信したユーザーの名前。 5. 探している発行操作をリストから特定し、その状態を確認します。 これで、発行操作のステータスが分かりました。 表示されるステータスの詳細に ついては、アプリケーション管理者に問い合わせてください。 6. 発行操作をリストから削除する必要があり、自分がこの発行操作を開始した場 合は、項目を選択してツールバーの[発行キューから削除 (Remove from the Publishing Queue)]をクリックするか、項目を右クリックして表示されるコン テキスト メニューから[発行キューから削除 (Remove from the Publishing Queue)]を選択します。 Web ページの上部に確認プロンプトが表示されます。 この発行操作の削除を確定 するには、[はい]をクリックします。 6 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 1.7 コンポーネントのプロパティの表示 コンポーネントの詳細を確認するには、コンポーネントのプロパティを表示します。 コ ンポーネントの詳細を表示すると、編集するかどうかを判断するために必要な背景情報 を確認できます。 別の方法として、項目がワークフローに含まれている場合は、項目で 作業を行っている担当者 (いる場合) を確認し、必要に応じて連絡できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 次のいずれかの操作を実行します。 � コンポーネントの周囲に表示される罫線をクリックし、[プロパティの表示 (Show Properties)]罫線ボタンをクリックします。 � コンポーネントの罫線の内側をクリックし、リボン ツールバーの[ホー ム]タブで[プロパティ]をクリックします。 [<ComponentName> のプロパティ (<ComponentName> properties)]という名前の ポップアップが表示されます。ここで、<ComponentName> はコンポーネントの名 前であり、ポップアップには作成者、最終更新日時など、そのコンポーネントに 関する情報が表示されます。 1.8 コンテキスト メニューの無効化 既定では、Web ページの編集時に右クリックすると、コンポーネントまたはページのコ ンテキスト メニューが開きます。 ただし、これによりブラウザ自身のコンテキスト メニューが使用できなくなります。 必要に応じて、SDL Tridion のコンテキスト メ ニューを無効化して、ブラウザのコンテキスト メニューにアクセスすることができま す。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 次のいずれかの操作を実行します。 � リボン ツールバーの[ホーム]タブで[コンテキスト メニュー]をクリッ クして、SDL Tridion のコンテキスト メニューを無効化します。 � Web ページ上の任意の場所を右クリックしてコンテキスト メニューを開 き、[コンテキスト メニューの無効化]を選択します。 7 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 2章 ロックの解決 さまざまな理由で、編集しようとしている項目の罫線にロック アイコンが表示されるこ とがあります。 このような場合には、項目を編集できない理由および編集できるように する方法を調べることができます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 罫線にロック アイコンが表示されている Web ページ内をクリックし、ロック ア イコンをクリックします。 項目がロックされている理由が示され、操作を続行するためのオプションが表示 されます。 3. 項目を変更できるようにする必要がある場合は、ロック解除のための操作を行い ます。 ロックの種類および使用しているセキュリティ対策に応じて、自分でロッ クを解除できる場合もあれば、SDL アプリケーション管理者に項目のロック解除 を依頼する必要がある場合もあります。 2.1 ローカライズによる項目のロック解除 共有のコンテンツ項目をローカライズされたコンテンツ項目にするには、項目をローカ ライズします。 項目をローカライズすると、その項目とは別のコピーが作成されます。 ローカライズの後、元の項目に対する変更はローカライズしたコピーには反映されなく なり、ローカライズしたコピーに対する変更は元の項目には適用されなくなります。 コ ンテンツをローカライズする一般的な理由は、元の言語から地域の言語にコンテンツを 翻訳することです。 項目のローカライズにより、項目のロックは解除されます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ローカライズするロックされた項目をクリックします。 罫線上で、左上の位置にロック罫線ボタンが表示されます。 3. ロック ボタンをクリックします。 その項目を初めてローカライズする場合、項目を変更できることを説明するダイ アログが表示されます (他のロック解除オプションも表示されることがありま す)。 4. 項目をローカライズすることを選択します。 項目がローカライズされ、ロックが解除されます。 8 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 結果 元の項目とは別に、項目のローカル コピーが作成されます。 次の手順 これで、元の項目を変更することなく、ローカライズした項目を変更できるようになり ました。 2.2 すべての Web サイト上の項目を編集することによる項目 のロック解除 項目がロックされている場合、すべての Web サイト上の項目を明示的に選択して編集 することにより、その項目をロック解除できることがあります。 可能な場合は、項目 をロック解除して現在の Web ページ上の項目を変更できます。 変更がその他の Web サイト上でも反映されることに注意してください。 この Web サイト以外の Web サイ ト上で項目が表示されるかどうかを確認するには、項目の[プロパティ]ダイアログ で[BluePrinting ステータス]プロパティを確認します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. すべての Web サイト上で編集するロック済み項目をクリックします。 罫線上で、左上の位置にロック罫線ボタンが表示されます。 3. ロック ボタンをクリックします。 必要に応じてすべての Web サイト上のこの項目を変更できることを説明するダイ アログが表示されます。 (他のロック解除オプションも表示されることがありま す)。 4. すべての Web サイト上のこの項目を編集することを選択します。 項目がロック解除されます。 次の手順 項目を変更できるようになりました。 変更はすべての Web サイトに反映されます。 2.3 アクティビティの開始による項目のロック解除 項目に対してアクティビティを開始すると、ワークフローを通じてユーザー グループに 割り当てられていた作業が項目で開始されます。 つまり、項目に対してアクティビティ を開始すると、項目のロックが解除されます。 9 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. アクティビティを開始するために、ロックされた項目をクリックします。 コンポーネントの罫線上で、左上の位置にロック罫線ボタンが表示され、その横 に[アクティビティの開始]が表示されます。 3. ロック ボタンをクリックします。 ダイアログが表示され、項目を変更する前に、項目に対して[アクティビティの 開始]を明示的に選択する必要があると通知されます。 4. [アクティビティの開始]罫線ボタンをクリックします。 確認を求めるプロンプトが表示されてから、項目がロック解除されます。 自分が アクティビティを開始する場合、その項目が割り当てられていたグループの他の ユーザーは、その項目の作業を行うことができなくなります。 結果 これで自分が、この割り当てに関連付けられているワークフロー タスクを実行できる ようになります。 次の手順 項目の作業が完了したら (たとえば、コンテンツを閲覧して修正したら)、次の手順は 項目に対してアクティビティを完了することです。 10 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 3章 Web ページ上のテキストの編集 編集可能な Web ページ上のテキストを編集できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 編集するテキストの一部をクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 3. クリックする場所に応じて、次のいずれかの操作を実行します。 プレーン テキストの編集 入力によってテキストを編集できますが、書式設定を適用することはできませ ん。 書式設定されるテキストの編集 リボン ツールバーに[書式]タブが表示されている場合は、太字のテキスト、 色付きのテキスト、異なるフォントなどの書式設定を適用したり、表や画像を 挿入したりすることができます。 書式設定を適用できる領域は書式設定領域と 呼ばれます。 選択項目の編集 国の名前の場合など、使用可能なテキストの値が決められたセットに制限され ていることがあります。 この場合、テキストを編集することはできませんが、 表示されるドロップダウン リストから値を選択できます。 リンクの編集 テキストが内部または外部のコンテンツへのリンクを表している場合は、リン クのターゲットを変更でき、リンクを削除することもできます。 タイムスタンプの編集 テキストが日付と時刻を表す場合は、[日付と時刻の選択]ダイアログがポッ プアップ表示され、日付と時刻を選択できます。 さらに、次の操作を実行できます。 � � � � 入力できる文字の数を制限する。 入力できる行の数を制限する。 数字のみ、有効な米国の郵便番号のみなど、入力できる文字を制限する。 複数のタイムスタンプ、複数の書式設定されるテキストなど、現在の項目の 複数インスタンスの作成を許可する。 これは、複数値フィールドと呼ばれ ます。 4. クリックしたテキストを編集し、[編集の完了 (Finish Editing)]ボタンをク リックして変更内容を確定および保存します。 11 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 3.1 書式設定されるテキストの編集 リッチ テキスト書式を使用すると、スタイルや色などをテキストに適用したり、表、画 像、ハイパーリンクなどを挿入または変更したりすることができます。 3.1.1 単純な書式設定のオプション このトピックでは、書式設定領域での単純な書式設定オプションの一覧を示します。 [書式]タブ リボン ツールバーの[書式]タブには、次の単純な書式設定コントロールがあります。 コマンド アイコン 説明 切り取り 現在選択されているテキストを削除し、 クリップボードに貼り付けます (一部の ブラウザでマウスを使用しているときに 機能しないことがあります)。 コピー 現在選択されているテキストをクリップ ボードにコピーします (一部のブラウザ でマウスを使用しているときに機能しな いことがあります)。 貼り付け クリップボードの内容を現在のカーソル 位置に挿入します (一部のブラウザでマ ウスを使用しているときに機能しないこ とがあります)。 元に戻す 直前に実行した操作を元に戻します。 やり直し 直前に元に戻した操作をやり直します。 フォント フェイス (ドロップダウン) 選択したフォント フェイスを適用しま す。 フォント サイズ (ドロップダウン) テキストを選択したフォント サイズに 設定します。 太字 選択したテキストまたは次に入力するテ キストを太字にします。 斜体 選択したテキストまたは次に入力するテ キストを斜体にします。 下線 選択したテキストまたは次に入力するテ キストを下線付きにします。 取り消し線 選択したテキストまたは次に入力するテ キストに水平線を通します。 下付き文字 選択したテキストまたは次に入力するテ キストを下付き文字の位置に配置しま す。 12 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コマンド アイコン 説明 上付き文字 選択したテキストまたは次に入力するテ キストを上付き文字の位置に配置しま す。 テキストの色 選択したテキストまたは次に入力するテ キストの色を色選択ポップアップで選択 した色に変更します。 背景の色 選択したテキストまたは次に入力するテ キストの背景の色を色選択ポップアップ で選択した色に変更します。 箇条書き (記号) 現在の段落を記号付きの箇条書きにしま す。 箇条書き (番号) 現在の段落を番号付きの箇条書きにしま す。 インデント テキストの余白を右に移動します。 インデント解除 テキストの余白を左に移動します。 書式設定の表示/非表 示 書式設定を表示します。具体的には次の 処理を行います。 � ヘッダー、段落、<div>、リスト要 素などの段落タイプ要素の周囲に ボックスを表示します。 � 略語、頭字語、およびアンカーを強 調表示します。 左揃え 現在の段落を左揃えにします。 中央揃え 現在の段落を中央揃えにします。 右揃え 現在の段落を右揃えにします。 セクションの種類 (ドロップダウン) 書式設定領域内のテキストにヘッダー レベルを適用できます。 テキストに ヘッダー レベルを適用するには、ヘッ ダー レベルを適用する行にカーソルを 置き、ドロップダウンリストからオプ ションを選択します。 段落 現在の段落の前後に <p> タグを配置 します。 汎用コンテナ (div) 現在の段落の前後に <div> タグを配 置します。 本文のテキスト 現在の段落の前後のタグを削除しま す。 見出し 1、見出し 2,... 現在の段落の前後に <hX> タグを配 置します。X は見出しの番号です。 13 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コマンド スタイル アイコン (ドロップダウン) 説明 定義済みのスタイルがあれば、それを現 在の選択要素に適用できます。 スタイ ルはあらかじめ定義された書式設定項目 です。 定義されたスタイルはシステム 全体で有効です。 スタイルをテキスト に適用するには � スタイルを適用する要素を選択しま す。 � 適用するスタイルを[スタイル]ド ロップダウン リストから選択しま す。 [挿入]タブ リボン ツールバーの[挿入]タブには、次の単純な書式設定コントロールがあります。 コマンド アイ コン 説明 アンカー 現在のカーソル位置にアンカーを挿入します。 これによ り、[アンカーの挿入 (Insert Anchor)]ダイアログが ポップアップ表示され、ダイアログでアンカーの名前を指 定します。 アンカーを作成したら、ハイパーリンクからこ のアンカーの位置にリンクできます。 文字 現在のカーソル位置に特殊文字を挿入します。 これによ り、[文字の挿入]ダイアログがポップアップ表示され、 挿入する特殊文字を選択できます。 略語 略語または頭字語を挿入します。 これにより、[略語の 挿入 (Insert Acronym)]ダイアログがポップアップ表示さ れ、ダイアログで次の項目を指定します。 種類 [略語] (「abbreviation」に対する「abbr.」、 「doctor」に対する「Dr.」など、単語の短縮形) また は[頭字語] (「Web Content Management」に対する 「WCM」など、一連の単語の最初の文字の連続) に設定 します。 テキスト コンポーネントに表示するテキスト (略語または頭字 語)。 説明 略語または頭字語の意味の説明。通常は略語または頭 字語の完全な表記です。 水平線 現在のカーソル位置に水平線を挿入します。 画像、表、およびハイパーリンクのコントロールはダイアログを開きます。それぞれに ついては個別のトピックで説明します。 14 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) [レビュー]タブ リボン ツールバーの[レビュー]タブには、次の単純な書式設定コントロールがありま す。 コマンド 言語の設定 アイ コン 説明 選択したコンテンツを特定の言語で表示することを指定し ます。 これにより、[言語]ダイアログがポップアップ表 示され、言語または言語と国の組み合わせをドロップダウ ン コントロールから選択できます。 横にある読み取り専用 のテキストボックスに、使用される言語コードが表示されま す。 [OK]をクリックして設定を適用します。 [スペル チェック]コントロールはダイアログを開きます。これについては個別のト ピックで説明します。 3.1.2 ハイパーリンクのオプション このトピックでは、リボン ツールバーの[挿入]タブの[ハイパーリンク]ボタンをク リックしたときに表示されるダイアログ内のコントロールの一覧を示します。 ラベル 種類 説明 挿入するリンクの種類を選択します。 コンポーネント Content Manager 内のコンポーネントへのリンク。 リンクとして機 能させるには、リンク先のコンポーネントが現在の Web サイト上の少 なくとも 1 つの Web ページに発行されている必要があります。 この オプションを選択した場合、[参照]ボタンがアクティブになります。 このボタンをクリックすると、左側にライブラリが表示されます。ライ ブラリのフォルダ構造を移動し、リンク先のコンポーネントを選択しま す。 アンカー この Web ページ上のアンカー (名前付きの位置) へのリンク。 http:// 外部 HTTP リソースへのリンク。 mailto: 電子メール アドレスへのリンク。 その他 さまざまな種類のリソースへのリンク。 URL リンク先のアドレス。 [種類]が[コンポーネント]に設定されている場 合、このフィールドは無視されます。 [種類]が http:// に設定されてい る場合は、[開く]ボタンをクリックして、既定の Web ブラウザでリソー スを開くことができます。 タイトル ハイパーリンクにカーソルを合わせたときにツールチップ内に表示されるテ キスト (HTML の <a> 要素の title 属性)。 ターゲッ このリンクがフレームセット コンテキスト内に表示される場合は、このド ト ロップダウン リストを使用して、リンク先のフレーム (HTML の <a> 要素 の target 属性) を選択します。 15 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) ラベル 説明 � � � � � � 3.1.3 既定 新しいウィンドウ 同じフレーム 親フレーム 最上位フレーム 名前。ドロップダウン リストの横に表示されるテキスト ボックスで ターゲット フレームの名前を指定します。 表エディタのオプション このトピックでは、リボン ツールバーの[挿入]タブの[表]ボタンをクリックし、最 初のダイアログで行数と列数を設定して、[OK]をクリックしたときに表示されるダイ アログのコントロールの一覧を示します。 リボン ツールバーのオプション リボン ツールバーには、次のオプションが表示されます。 コマンド 説明 上に行を挿入 現在選択している行の上に行を挿入します。 下に行を挿入 現在選択している行の下に行を挿入します。 左に列を挿入 現在選択している列の左に列を挿入します。 右に列を挿入 現在選択している列の右に列を挿入します。 行の削除 現在選択している行を削除します。 列の削除 現在選択している列を削除します。 セルを複数の列に分割 現在選択しているセルを 2 個の隣り合うセルに分割しま す。 セルを複数の行に分割 現在選択しているセルを 2 個の上下に隣り合うセルに分割 します。 セルの結合 選択したセルを 1 個のセルに結合します。 [表]タブ [表]タブには、次のコントロールがあります。 コマンド 説明 タイトル この表の名前 (通常、このテキストは書式設定領域に表示さ れません) キャプション この表に付随するテキスト。 通常、このテキストは表の上 に中央揃えで表示されます。 概要 表に示されるものについて簡潔に説明するテキスト (通常、 このテキストは書式設定領域に表示されません) 16 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コマンド 説明 幅 この表の幅。 設定済みの割合のうちいずれかをドロップ ダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 高さ この表の高さ。 設定済みの割合のうちいずれかをドロップ ダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 セルの間隔 表のセル周囲の間隔。 セルのパディング セルの内容とセルの罫線の間のパディング。 水平方向の配置 表の内容を水平方向に配置する方法を[左揃え]、[中央揃 え]、[右揃え]から選択します。 罫線のサイズ 表の罫線のサイズ。 すべての罫線を削除するには、「0」に 設定します。 罫線のスタイル � � � � � � � � � � 空のオプション (既定) 点線 破線 実線 二重線 隆起線 くぼみ線 立体くぼみ線 立体くぼみ線 (枠線付き) 立体隆起線 罫線の色 表の罫線の色。 事前定義の色 ([透明]を含む)のうちい ずれかをリストから選択するか、[カスタム色]を選択し て[色]ダイアログが開きます。 このダイアログでは、基 本的な値の[透明]、[黒]、[白]、[なし]をすぐに選 択できます。基本的な色を縦棒から選択してから、右側に表 示される領域でその色の色調を選択します。または、HTML の 16 進数値 (「#BBBBBB」など) を[値]に入力します。 中央の下部にある長方形には、現在選択している色が常に表 示されます。 背景の色 表の背景の色。 このコントロールは[罫線の色]と同じ動 作をします。 スタイル 表の名前付きスタイル。 CSS スタイルシートが現在の書式 設定領域と関連付けられている場合は、この名前付きスタイ ルをドロップダウンから選択します。 [行]タブ [行]タブには、次のコントロールがあります。 コマンド 本文/ヘッダー/フッ ター 説明 表の先頭行では、このコントロールにより、[本文]行で あるか[ヘッダー]行であるかを選択できます。表の最終行 では、このコントロールにより、[本文]行であるか[フッ ター]行であるかを選択できます。 17 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コマンド 説明 水平方向の配置 行の内容を水平方向に配置する方法を[左揃え]、[中央揃 え]、[右揃え]から選択します。 垂直方向の配置 行の内容を垂直方向に配置する方法を[上]、[中 央]、[下]から選択します。 高さ この行の高さ。 設定済みの割合のうちいずれかをドロップ ダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 背景の色 行の背景の色。 事前定義の色 ([透明]を含む)のうちい ずれかをリストから選択するか、[カスタム色]を選択し て[色]ダイアログが開きます。 このダイアログでは、基 本的な値の[透明]、[黒]、[白]、[なし]をすぐに選 択できます。基本的な色を縦棒から選択してから、右側に表 示される領域でその色の色調を選択します。または、HTML の 16 進数値 (「#BBBBBB」など) を[値]に入力します。 中央の下部にある長方形には、現在選択している色が常に表 示されます。 スタイル 行の名前付きスタイル。 CSS スタイルシートが現在の書式 設定領域と関連付けられている場合は、この名前付きスタイ ルをドロップダウンから選択します。 [列]タブ [列]タブには、次のコントロールがあります。 コマンド 説明 水平方向の配置 列の内容を水平方向に配置する方法を[左揃え]、[中央揃 え]、[右揃え]から選択します。 垂直方向の配置 列の内容を垂直方向に配置する方法を[上]、[中 央]、[下]から選択します。 幅 この列の幅。 設定済みの割合のうちいずれかをドロップ ダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 背景の色 列の背景の色。 事前定義の色 ([透明]を含む)のうちい ずれかをリストから選択するか、[カスタム色]を選択し て[色]ダイアログが開きます。 このダイアログでは、基 本的な値の[透明]、[黒]、[白]、[なし]をすぐに選 択できます。基本的な色を縦棒から選択してから、右側に表 示される領域でその色の色調を選択します。または、HTML の 16 進数値 (「#BBBBBB」など) を[値]に入力します。 中央の下部にある長方形には、現在選択している色が常に表 示されます。 スタイル 列の名前付きスタイル。 CSS スタイルシートが現在の書式 設定領域と関連付けられている場合は、この名前付きスタイ ルをドロップダウンから選択します。 18 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) [セル]タブ [列]タブには、次のコントロールがあります。 コマンド 情報の種類 説明 セルがヘッダーであって、同じ行か列のその他のセルにつ いて説明する場合は、[ヘッダー]を選択します。表の実 データを含む場合は、[データ]を選択します。 [ヘッ ダー]を選択した場合は、次のような、書式設定領域に通常 表示されないプロパティをさらに入力できます。 ID このヘッダーが説明するデータ セット (行または列) の一意の識別子。 テキスト ここで、表のセルのテキストを変更できます (編集可能 Web ページでもテキストを直接変更できます)。 略語 ヘッダー テキストの省略形を指定します。 範囲 このセルが配置されている行のヘッダーである場合 は、[行]を選択します。このセルを含む列のヘッダー である場合は、[列]を選択します。 軸 軸、つまりヘッダーが説明するデータの種類を分類する 名前を挿入するには、[追加]ボタンをクリックしま す。 また、リストから軸を削除するには、[削除]を クリックします。 テキスト ([情報の種 類]を[データ]に設 定した場合のみ) ここで、表のセルのテキストを変更できます (編集可能 Web ページでもテキストを直接変更できます)。 水平方向の配置 セルの内容を水平方向に配置する方法を[左揃え]、[中央 揃え]、[右揃え]から選択します。 垂直方向の配置 セルの内容を垂直方向に配置する方法を[上]、[中 央]、[下]から選択します。 幅 このセルの幅。 設定済みの割合のうちいずれかをドロップ ダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 高さ このセルの高さ。 設定済みの割合のうちいずれかをドロッ プダウンから選択するか、[その他]を選択してパーセント (「26%」など) かピクセル (「116px」など) で独自の値を 入力できます。 19 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コマンド 3.1.4 説明 背景の色 セルの背景の色。 事前定義の色 ([透明]を含む)のうちい ずれかをリストから選択するか、[カスタム色]を選択し て[色]ダイアログが開きます。 このダイアログでは、基 本的な値の[透明]、[黒]、[白]、[なし]をすぐに選 択できます。基本的な色を縦棒から選択してから、右側に表 示される領域でその色の色調を選択します。または、HTML の 16 進数値 (「#BBBBBB」など) を[値]に入力します。 中央の下部にある長方形には、現在選択している色が常に表 示されます。 スタイル セルの名前付きスタイル。 CSS スタイルシートが現在の書 式設定領域と関連付けられている場合は、この名前付きスタ イルをドロップダウンから選択します。 書式設定領域内の画像の挿入または変更 [画像]ボタンを使用して、書式設定領域内の現在のカーソル位置に画像を挿入した り、書式設定領域で選択した画像を変更したりすることができます。 作業している Web ページによっては、スタンドアロン画像を Web ページに挿入することもできます。 手順 1. 次のいずれかの操作を実行します。 � 画像を挿入する位置にカーソルを置きます。 � 置き換える画像を選択します。 2. ページ上部の[挿入]タブで[画像]コントロールが有効になっている場合は、 このコントロールをクリックします。 左側のビューにライブラリがスライド表示されます。 3. 新しいファイルを Content Manager にアップロードする場合は、次のように いくつかの方法でそれを実行できます。 � Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザを Windows で使用する場合 は、Windows エクスプローラまたはデスクトップからライブラリにファイ ルを直接ドラッグできます。 ファイルがアップロードされ、ファイルをド ロップしたフォルダの場所にそのファイルを含むマルチメディア コンポー ネントが作成されます。 � または、下部の領域をクリックしてシステム ファイル選択ダイアログを開 き、ファイルの場所に移動して、ファイルを選択します。 4. または、使用する項目のサムネールが表示されるまでフォルダ構造内を移動しま す。 挿入する項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上の[検索]ボタ ンをクリックし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を使用して、表示 される検索ボックスに入力します。 5. タイトル、作成日、作成者など、この項目の詳細情報を確認するには、「i」アイ コンをクリックします。 6. 現在選択している画像を使用するには、[選択]をクリックします。 7. [画像の挿入]ダイアログで必要に応じて[詳細]をクリックして、配置、サイ ズやその他の詳細設定を確認し、変更できます。 20 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 8. この画像を挿入するか既存の画像を置き換えるには、[OK]をクリックします。 3.1.5 画像の高度なオプション 画像の高度なオプションは、挿入した画像の Web ページ上での見映えを微調整するのに 使用します。このオプションは、[画像の挿入]ダイアログの[詳細]をクリックする と表示されます。 ラベル テキスト 説明 画像の表示が無効になっているブラウザに表示される、画像の テキスト表現です。 説明の URL この画像を説明する Web リソースへのリンクです。 この説明 は通常、Web ページに表示されません。 配置 このコントロールを使用して、書式設定領域に画像をどのよう に配置するかを選択します。 このプロパティには、次のいず れかの値を指定できます。 (既定) これは、[ベースライン]と同じです。 左にフロート 画像を左にフロートさせます。 右にフロート 画像を右にフロートさせます。 ベースライン 画像のベースラインを、その HTML コンテナ要素のベース ラインに揃えます。 上 画像の上端を、ライン上の最も高い要素の上端に揃えま す。 下 画像の下端を、ライン上の最も低い要素の下端に揃えま す。 中央 画像の垂直方向を、その HTML コンテナ要素の中央に揃え ます。 テキスト上部 画像を、その HTML コンテナ要素のフォントの上端に揃え ます。 テキスト下部 画像を、その HTML コンテナ要素のフォントの下端に揃え ます。 幅 高さ 比 画像の幅 (ピクセル単位) です。 画像の高さ (ピクセル単位) です。 画像の幅と高さを独立して変更できるようにするには、このオ プションをオフにします。 21 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 3.2 選択項目の編集 Web ページ上のコンテンツをクリックすると、ドロップダウン リスト コントロールを 含むプロパティ ボックスが表示されることがあります。 これは、編集するコンテンツ が選択フィールドであることを示します。 その値は、ドロップダウン リストから異な る値を選択することによって変更できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. クリックしたときにドロップダウン リスト コントロールを含むプロパティ ボッ クスを表示するコンテンツの一部をクリックします。 次の 2 種類のリストがサ ポートされています。 ハードコード化されたリスト このタイプのコンポーネント用にハートコード化された値のセット。 カテゴリベースのリスト カテゴリまたは分類法から取得されたキーワード値のセット。 リストがカテゴ リベースであることが分かるのは、プロパティ ボックスのタイトルが[キー ワードのプロパティ]になっていて、ドロップダウン リストの項目の前に [キーワード]アイコンがある場合です。 十分な権限がある場合、新しいキーワードを作成するためのリンクも表示され ることがあります。 キーワードを作成した場合、カテゴリが使用されるときに どこでもそのキーワードを使用できるようになります。 3. 値を変更するには、ドロップダウン リストを開き、新しい値を選択します。 3.2.1 新しいキーワードの作成および選択フィールドへのキーワードの 追加 このトピックでは、カテゴリベースの選択フィールドに値を追加する方法について説明 します。 22 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. クリックしたときにカテゴリベースのドロップダウン リスト コントロールを含 むプロパティ ボックスを表示するコンテンツの一部をクリックします。 リス トがカテゴリベースであることが分かるのは、プロパティ ボックスのタイトル が[キーワードのプロパティ]になっていて、ドロップダウン リストの項目の前 に[キーワード]アイコンがある場合です。 十分な権限がある場合、新しいキーワードを作成するためのリンクも表示される ことがあります。 キーワードを作成した場合、カテゴリが使用されるときにどこ でもそのキーワードを使用できるようになります。 3. [新しいキーワードを作成します]をクリックします。 テキストが[<CATEGORY> でキーワードを作成 (Creating Keyword in <CATEGORY>)]に変わります。<CATEGORY> は、ドロップダウンのすべてのキー ワードが属するカテゴリの名前です。 テキスト ボックスと[作成]ボタンも表 示されます。 4. 次のいずれかの操作を実行します。既に存在する値は入力しないでください。 � 新しいキーワードをこのカテゴリに直接作成するには、新しいキーワードの 名前を入力し、[作成]をクリックします。 � このカテゴリの別のキーワード内に新しいキーワードを作成するには、カテ ゴリの名前をクリックします。 ライブラリがスライド表示されます。 分類 階層内を移動して、この新しいキーワードを作成するキーワードを選択しま す。 キーワード用に入力する名前は、このカテゴリ内で一意にする必要があります。 5. [作成]をクリックします。 新しいキーワードが作成され、この選択フィールドの新しい値として選択されま す。 3.3 Web ページ上のスタンドアロン リンクの編集 内部リソースまたは外部リソースへのスタンドアロン リンクを編集または削除できま す。 23 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 3.3.1 スタンドアロン リンクのターゲットの変更 リンク先を変更するには、リンクを編集します。 リンクは外部リソース、内部バイナ リ リソース、または内部コンテンツ項目を指すことができます。 リンクがバイナリ リ ソースを指している場合は、新しいバイナリ ファイルをアップロードしてそのファイル にリンクするオプションを使用できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 表示されている任意のリンクをクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 3. 外部リンク: リンクが外部リンクである場合は、表示される URL を編集すること によってリンクを変更します。 4. バイナリ ファイルへの内部リンク: 代わりに、リンクがバイナリ ファイルへの 内部リンクである場合、ライブラリが左側にスライド表示され、画像や PDF など のバイナリ項目が表示されます。 5. 新しいファイルを Content Manager にアップロードする場合は、次のように いくつかの方法でそれを実行できます。 � Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザを Windows で使用する場合 は、Windows エクスプローラまたはデスクトップからライブラリにファイ ルを直接ドラッグできます。 ファイルがアップロードされ、ファイルをド ロップしたフォルダの場所にそのファイルを含むマルチメディア コンポー ネントが作成されます。 � または、下部の領域をクリックしてシステム ファイル選択ダイアログを開 き、ファイルの場所に移動して、ファイルを選択します。 6. または、使用する項目のサムネールが表示されるまでフォルダ構造内を移動しま す。 挿入する項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上の[検索]ボタ ンをクリックし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を使用して、表示 される検索ボックスに入力します。 7. タイトル、作成日、作成者など、この項目の詳細情報を確認するには、「i」アイ コンをクリックします。 8. 現在選択されている項目を使用するには、[適用]をクリックします。 リンクのテキストが、選択した項目の参照に変わります。 9. コンテンツへの内部リンク: 代わりに、リンクが内部コンテンツへの内部リンク である場合、左側にライブラリがスライド表示され、通常のコンテンツ項目が表 示されます。 10. 使用するコンテンツ項目が表示されるまでフォルダ構造内を移動します。 挿入す る項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上の[検索]ボタンをクリッ クし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を使用して、表示される検索 ボックスに入力します。 24 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 11. タイトル、作成日、作成者など、この項目の詳細情報を確認するには、「i」アイ コンをクリックします。 12. 現在選択されている項目を使用するには、[適用]をクリックします。 リンクのテキストが、選択した項目の参照に変わります。 3.3.2 スタンドアロン リンクの削除 既存のスタンドアロン リンクがオプションである場合は、そのリンクを削除できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 表示されている任意のリンクをクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 リンクのテキストがコンテンツ項目 ID の URL に置き換えられ、小さなポップ アップが表示されます。 3. ポップアップ内に表示される小さな[X]をクリックすると、そのリンクは削除さ れます。 このボタンが表示されない場合は、そのリンクは必須であり、削除できません。 リンクが削除され、次のいずれかがその場所に表示されます。 � <add external link>: リンクが外部リソースを指していた場合 � <add internal link to multimedia content>: リンクが内部バイナリ リ ソースを指していた場合 � <add internal link to content>: リンクが内部コンテンツを指していた場 合 3.4 Web ページ上の日付 (および時刻) の編集 Web ページ上の日付、または日付と時刻を編集するには、異なる日付と時刻を入力する か、[日付と時刻の選択]ダイアログを使用します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 編集する日付、または日付と時刻をクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 25 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 タイムスタンプの横にカレンダー ボタンが表示されます。 3. 表示される形式に従って日付をテキストとして入力するか、カレンダー ボタンを クリックして、[日付と時刻の選択]ダイアログをポップアップ表示し、新しい タイムスタンプを選択します。 [OK]をクリックして、[日付と時刻の選択]ダ イアログを保存し、閉じます。 26 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 4章 Web ページ上のバイナリ ファイルや画 像の編集 Web ページにバイナリ項目 (へのリンク) を追加したり、Web ページ上の画像を変更ま たは削除したりすることができます。 状況によっては、バイナリ項目または画像のイン スタンスを複数、使用できます。 これは、複数値フィールドと呼ばれます。 4.1 Web ページへの新規または既存のバイナリ ファイルの追 加 Content Manager に存在するバイナリ ファイルを追加するか、または Content Manager に最初にアップロードするバイナリ ファイルを追加します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 次のいずれかの手順に従って、Web ページにバイナリ ファイルを追加できます。 � 書式設定領域では、[挿入]タブの[画像]ボタンを使用して、新規また は既存の画像を追加できます。 これについては、別の場所で説明していま す。 � 書式設定領域では、[挿入]タブの[ハイパーリンク]ボタンを使用して、 既存のバイナリ ファイルへのリンクを追加できます。 コンポーネントにリ ンクすることを選択し、リンク先のバイナリ ファイルを含むマルチメディ ア コンポーネントを選択します。 これについては、別の場所で説明してい ます。 � Web ページ上のどこかに <add internal link to multimedia content> と いうテキストが表示されている場合は、そのテキストをクリックして、その 位置にバイナリ ファイルを挿入できます。 � 新規または既存のバイナリ ファイルを、Web ページに追加してから目的の 場所に移動できる、完全に独立した項目として追加できます。 このよう にするには、リボン ツールバーの[ホーム]タブの[コンテンツの挿入 (Insert Content)]を選択します。 テキスト <add internal link to multimedia content> またはリボン ツール バーの[コンテンツの挿入 (Insert Content)]ボタンをクリックすると、ライブ ラリ パネルが左からスライド表示されます。 3. 新しいファイルを Content Manager にアップロードする場合は、次のように いくつかの方法でそれを実行できます。 � Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザを Windows で使用する場合 は、Windows エクスプローラまたはデスクトップからライブラリにファイ ルを直接ドラッグできます。 ファイルがアップロードされ、ファイルをド ロップしたフォルダの場所にそのファイルを含むマルチメディア コンポー ネントが作成されます。 27 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � または、下部の領域をクリックしてシステム ファイル選択ダイアログを開 き、ファイルの場所に移動して、ファイルを選択します。 4. または、使用する項目のサムネールが表示されるまでフォルダ構造内を移動しま す。 挿入する項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上の[検索]ボタ ンをクリックし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を使用して、表示 される検索ボックスに入力します。 5. タイトル、作成日、作成者など、この項目の詳細情報を確認するには、「i」アイ コンをクリックします。 6. [適用]をクリックして、このバイナリ ファイルを Web ページに追加します。 ファイルがリンクとして表示されるか、Web ページ上に埋め込まれます。 4.2 Web ページ上のスタンドアロン画像の編集 スタンドアロン画像 (書式設定領域以外にある画像) を変更または削除できます。 4.2.1 既存のスタンドアロン画像の置き換え その場でアップロードした新しい画像、または Content Manager に既にある画像でスタ ンドアロン画像 (書式設定領域以外にある画像) を置き換えます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 置き換える画像をクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 次のいずれかが発生します。 � 画像がコンポーネントそのものである場合 (つまり、画像が単独でページ 上の罫線で囲まれた領域に配置されている場合)、画像の罫線が表示されま す。 � 画像がコンポーネントの 1 つのフィールドにすぎない場合 (つまり、画 像が他の項目とともにページ上の罫線で囲まれた領域に配置されている場 合)、画像がハイパーリンクに置き換えられます。 3. 次のいずれかの操作を実行します。 � 画像がコンポーネントである場合は、[コンテンツの削除 (Remove Content)]を使用してその他のコンポーネントと同じように削除し、[コン テンツの挿入 (Insert Content)]をクリックします。 � 画像がコンポーネントのフィールドである場合は、ハイパーリンクをクリッ クします。 左側にライブラリがスライド表示されます。 28 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. 新しいファイルを Content Manager にアップロードする場合は、次のように いくつかの方法でそれを実行できます。 � Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザを Windows で使用する場合 は、Windows エクスプローラまたはデスクトップからライブラリにファイ ルを直接ドラッグできます。 ファイルがアップロードされ、ファイルをド ロップしたフォルダの場所にそのファイルを含むマルチメディア コンポー ネントが作成されます。 � または、下部の領域をクリックしてシステム ファイル選択ダイアログを開 き、ファイルの場所に移動して、ファイルを選択します。 5. または、使用する項目のサムネールが表示されるまでフォルダ構造内を移動しま す。 挿入する項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上の[検索]ボタ ンをクリックし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を使用して、表示 される検索ボックスに入力します。 6. タイトル、作成日、作成者など、この項目の詳細情報を確認するには、「i」アイ コンをクリックします。 7. 現在選択されている画像を使用するには、[適用]をクリックします。 リンクのテキストが、選択した画像の参照に変わります。 4.2.2 スタンドアロン画像の削除 既存のスタンドアロン画像がオプションである場合は、その画像を削除できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 削除する画像をクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 次のいずれかが発生します。 � 画像がコンポーネントそのものである場合 (つまり、画像が単独でページ 上の罫線で囲まれた領域に配置されている場合)、画像の罫線が表示されま す。 � 画像がコンポーネントの 1 つのフィールドにすぎない場合 (つまり、画 像が他の項目とともにページ上の罫線で囲まれた領域に配置されている場 合)、画像がハイパーリンクに置き換えられます。 3. 次のいずれかの操作を実行します。 � 画像がコンポーネントである場合は、リボン ツールバーの[ホーム]タブ で[コンテンツの削除 (Remove Content)]を選択します。 29 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � 画像がコンポーネントのフィールドである場合は、ハイパーリンクをクリッ クします。 [X]を含む小さなポップアップが表示されます。 画像を削除 するには、この[X]をクリックします。 ハイパーリンクが <add internal link to multimedia content> というテキストに置き換えられます。 [X] が表示されない場合は、その画像は必須であり、削除できません。 30 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 5章 複数値フィールド内の項目の追加、移 動、削除 編集するコンポーネントには、画像のリストや内部コンテンツへのリンクのリストな ど、同じ種類の項目のリストであるフィールド、つまり、複数値フィールドが含まれる ことがあります。 これらの項目の追加、移動、削除を行うことができます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 値の追加、削除、移動を行う複数値フィールドをクリックします。 � 編集する項目が罫線で囲まれていない場合、その項目は編集可能ではありま せん。 � 罫線にロック アイコンが表示される場合は、その項目をすぐには編集でき ません。 ロックをクリックして、次に実行することを調べてください。 複数値フィールドを識別するには、その値のうちいずれかをクリックします。 複 数値フィールドである場合、次のようになります。 � リボン ツールバーに[フィールド編集 (Field Editing)]という新しい タブが表示され、選択されます。ここには、[フィールドの追加 (Add Field)]ボタンと[フィールドの削除 (Remove Field)]ボタンが含まれま す。 � [フィールドの追加 (Add Field)] 、[フィールドの削除 (Remove Field)] 、[上へ移動] ボックスに表示されます。 、[下へ移動] ボタンがプロパティ 3. 追加: 項目をリストに追加するには、プロパティ ボックスまたは[フィールド 編集 (Field Editing)]リボン ツールバー タブの[フィールドの追加 (Add Field)]をクリックします。 新しい空の項目がリストに追加されます。値は、テキスト値の場合は <add text>、数値の場合は <add number> などのプレースホルダーに設定されます。 この種類のその他のフィールドと同じように値を設定します。 4. 削除: 項目をリストから削除するには、その項目を選択し、プロパティ ボックス または[フィールド編集 (Field Editing)]リボン ツールバー タブの[フィー ルドの削除 (Remove Field)]をクリックします。 値がリストから削除されます。 5. 移動: リストの新しい位置に項目を移動するには、次のいずれかの操作を実行し ます。 31 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � [レイアウト]タブを選択し、[移動]をクリックします。 オプションは 選択されたままになります。 項目のリスト内の新しい位置に移動する項目 をクリックし、マウス ボタンを押したまま新しい位置にドラッグします。 カーソルが通常の矢印カーソルになり、Web ページ自体で色付きのバーの形 式でドロップ位置が表示され、有効なドロップ位置が示されます。 マウス ボタンを放して、示された位置に項目をドロップします。 � その項目を選択し、プロパティ ボックスの[上へ移動] または[下 へ移動] をクリックします。 (値は、縦方向に配列されずに横方向に 配列されることがあります。 その場合は、[上へ移動]で左、[下へ移 動]で右に項目を移動できます。) 値がリストの新しい位置に移動します。 32 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 6章 コンポーネントまたは Web ページのメ タデータの編集 編集している項目に関する情報を提供するためのメタデータを編集します。 一般的にメ タデータは Web ページに表示されないので、ポップアップ内で編集します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. メタデータを編集するコンポーネントの罫線を選択するか、ページのメタデータ を編集する場合はページ全体の罫線を選択し、次のいずれかの操作を実行しま す。 � 右上に表示される[プロパティの表示 (Show Properties)]罫線ボタンをク リックします。 � リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[プロパティ]をクリックしま す。 コンポーネントまたはページのプロパティがポップアップ表示されます。 3. [メタデータ]という領域を見つけ、[編集]ボタンをクリックします。 � [編集]ボタンではなく[表示]ボタンが表示される場合、メタデータを編 集する権限がないか、他のユーザーがそのメタデータを編集しています。 � この領域がまったく表示されない場合は、その項目にメタデータがないか、 それらを表示する権限がありません。 ポップアップが開き、このコンポーネントまたは Web ページのメタデータ フィールドがフォームとして表示されます。 4. フォーム内のメタデータを編集します。 このポップアップ内の編集コントロール は、Web ページの編集コントロールに似ていますが、次の点が異なります。 選択項目の編集 選択コントロールは、選択ボックス、ドロップダウン、またはラジオ ボタンと して表示される場合があります。 複数値選択コントロールは、チェックボック スとして表示される場合があります。 新しいキーワードの作成および選択フィールドへのキーワードの追加 十分な権限がある場合は、選択コントロールの横にある[追加]ボタンをク リックすることで、キーワードを作成および追加できます。 複数値フィールド内の項目の追加、移動、削除 複数値フィールド内の項目を追加または削除するためのコントロールが、複数 値フィールド内の各項目の左側に表示されます。 項目を移動するには、[移 動]ボタンをクリックします。クリックするとマウス ポインタが移動アイコン に変わるので、リスト内の目的の位置に項目をドラッグします。 5. 操作が完了したら、右下にある[保存して閉じる]をクリックします。 33 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 7章 ダイアログでのコンポーネントの編集 Web ページ上に表示されないフィールドを編集するには、ダイアログでコンポーネント を編集します。 概要 インライン編集では、Web ページ上に表示されるコンポーネントの内容を変更できま す。 ただし、表示されなくても変更したい情報がコンポーネントに含まれることがあ ります。 これには、発行したページ上に表示されないフィールドが含まれます。 この ようなフィールドは現在の Web ページ上に表示されませんが、別の Web ページ上で表 示されることがあるために編集したい場合があります。 ページに表示されないフィールドも含めて、コンポーネントのすべてのフィールドを編 集するには、ダイアログでコンポーネントを編集します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ダイアログで編集するコンポーネントを選択し、リボン ツールバーの[ホー ム]タブで[フォーム ビューで開く]をクリックします。 コンポーネント ダイアログが表示され、コンポーネントのすべてのフィールドが フォームで示されます。 3. 次のいずれかの操作を実行します。 � コンポーネントのデータ フィールドを変更するには、表示される 1 つ以上 のフィールドを変更します。 � 発行された Web サイト上に表示されるようにコンポーネントをプレビュー するには、リボン ツールバーの[ホーム]タブで[プレビュー]をクリッ クします。 [プレビュー]ダイアログが開き、コンポーネントの既定のプレビューが表 示されます。 このダイアログでは、次のことを実行できます。 � [コンポーネント テンプレート]ドロップダウン メニューからテン プレートを選択し、[プレビューの更新]をクリックして、コンポー ネントを別の視覚化方法で表示できます。 テンプレートが異なると、 表示されるコンテンツの量が増減したり、使用されるスタイル、色、 フォントなどが異なったりします。 コンポーネントをプレビューして いるときは、コンポーネントの実際の寸法が Web ページ上で異なるこ とに注意してください。 � [ソース]タブを選択すると、選択したテンプレートによって視覚化 されているコンポーネントのソース HTML コード フラグメントが表示 されます。 34 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 変更が完了し、変更を確定してダイアログを閉じるには、ツールバーの[保存し て閉じる]ボタンをクリックします。 ダイアログが閉じます。 新しい変更を反映するように Web ページが更新されま す (コンポーネントのインライン編集が有効である場合)。 35 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 8章 編集完了後の操作 ここでは、コンポーネントのコンテンツの変更が完了した後に実行可能なタスクについ て説明します。 8.1 無効なコンポーネントの解決 コンポーネントに無効なコンテンツが含まれる場合、無効なフィールドが強調表示され ます。 正しい値を指定して再度保存してください。 手順 1. [無効なコンテンツ]ボタン が表示された場合、コンポーネントの 1 つ以 上のフィールドに無効な値が含まれており、それらが強調表示されます。 たとえ ば、数値フィールドに文字を入力した場合、必須フィールドを空にした場合や、 あらかじめ定義された形式に対応しないテキストを入力した場合などです。 この 場合、コンポーネントを保存できません。 2. 強調表示されたフィールドにカーソルを合わせてツールチップを表示し、指定し た値が無効と見なされる理由を確認します。 3. フィールドの値を有効な値に変更して強調表示されないようにしてから、変更内 容を保存して編集を終了します。 8.2 開始したアクティビティの完了 項目に対してアクティビティを開始することで以前にピックアップしたコンポーネント で、コンテンツのレビューなど、特定のワークフロー タスクの実行が完了したことを示 すには、アクティビティを完了します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. アクティビティを完了する項目をクリックします。 コンポーネントの罫線上で、左上の位置に[アクティビティの完了]罫線ボタン が表示されます。 3. [アクティビティの完了]ボタンをクリックします。 [アクティビティの完了]ダイアログが開きます。 36 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. 該当する場合は、実行する次のアクティビティを選択します。 また、実行した アクティビティについてのコメントを入力することもできます。たとえば、レ ビュー上の注意事項を入力できます。 [完了]をクリックして、次の手順に進み ます。 ダイアログが閉じられ、アクティビティが完了されます。 結果 これで、この割り当てと関連付けられているワークフロー タスクの実行が完了し、項 目はそのコンポーネントのワークフロー プロセスの次のユーザー グループに割り当て られるか、自動化されたアクティビティ (たとえば、コンポーネントの発行) がトリガ されます。 8.3 コンポーネントの明示的な発行 通常、[編集の完了 (Finish Editing)]を選択すると、常にコンポーネントが発行さ れます。 発行の日時をスケジュールしたり、発行の操作を設定したり、ステージング Web サイトではない別の宛先に発行したりするには、コンポーネントを明示的に発行し ます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 特定のコンポーネントを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブで[発行]を 選択すると、[発行]ダイアログが表示されます。 3. [発行]ダイアログでは、いくつかのオプションを設定できます。 a. [発行先のターゲットの種類を 1 つ以上選択してください]の下でター ゲットを選択することで、別のターゲットや複数のターゲットに発行できま す。 b. [発行の設定]タブの[コンテンツを後で発行]を選択して[日付と時刻の 選択]ダイアログを表示することで、その時点以降の任意の日時にコンポー ネントを発行できます。 カレンダー アイコンをクリックして[日付と時刻 の選択]ダイアログをポップアップ表示し、発行プロセスを開始する日時を 設定します。 37 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 注: 指定する日時は、発行プロセスを開始する日時です。 発行に 時間がかかる場合、指定した日時よりもかなり遅れて Web サイト に表示されることがあります。 c. Web サイトのコンポーネントを発行解除する (つまり、サイトから削除 する) 日時を指定するには、[発行解除の設定]タブで[発行解除をスケ ジュール]を選択し、[コンテンツを後で発行]オプションと同じコント ロールを使用して、Web サイトのコンポーネントを発行解除する日時を指定 します。 d. [詳細]タブを選択し、[発行/発行解除の優先度を上書き]を選択して、 優先度を[高]に設定することで、同時に発行される他のコンテンツより も、特定のコンポーネントの発行に高い優先度を与えることができます。 e. また、[詳細]タブを選択し、[さらに、子発行物でも発行または発行解除 する]を選択することで、特定のコンポーネントを、現在の Web サイトか らコンテンツを継承する Web サイトにも発行できます。 注: このオプションは、その Web サイトからコンテンツを継承す る別の Web サイトが存在する場合に限って表示されます。 f. [発行する項目の表示]をオンにすることで、[発行]のクリック時に発行 または再発行される項目を確認できます。 g. 1 つ以上のターゲットを選択し、適用するオプションを設定したら、[発 行]をクリックして発行用のコンポーネントを送信します。 結果 このコンポーネントは送信され、発行されます。 つまり、指定した 1 つ以上のター ゲットに対して、現在の Web ページ、およびこのコンポーネントを含む他の Web ペー ジを再発行しようとする処理が試行されます。 注: 変更が Web ページ上に反映されるまで、時間がかかることもあります。 更新したコンテンツが表示されるまで非常に時間がかかっている場合、アプ リケーション管理者に問い合わせてください。 更新のレビューで保留中で ある場合、レビュー担当者が承認するまで、更新は反映されません。 もちろ ん、[コンテンツを後で発行]オプションを使用して、コンポーネントを発行 する将来の日時を指定している場合、発行はその日時まで開始されません。 注: いくつかの理由により、発行が失敗する場合があります。たとえば、次の 場合です。 � � � 発行の権限がない場合 同時に発行しようとしている項目が多すぎる場合 発行操作のターゲットがオフラインになっている場合 38 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 発行操作のステータスは、[管理]タブで[発行キュー]を選択することで確 認できます。 この手順によってダイアログが開き、発行用に送信した項目の 発行ステータスを確認できます。 8.4 コンポーネントのローカライズ解除 共有コンポーネントから作成したローカル コピーを破棄するには、コンポーネントの ローカライズを解除します。 コンポーネントのローカライズ解除は、以前のローカラ イズ操作を取り消す処理です。 完全にローカライズを解除すると、データが削除され、 現在の Web ページだけでなく、ローカライズしたそのコンポーネントを含む他の Web ページにもそれが反映されます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ローカライズしたコンポーネントを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブ で[ローカライズ解除]を選択します。 コンポーネントのローカライズ解除の結果について説明し、確認を求めるダイア ログが表示されます。 3. コンポーネントのローカライズ解除を確定するには、[ローカライズ解除]をク リックします。 ダイアログが閉じられ、コンポーネントのローカライズが解除され、親項目のコ ンテンツが読み込まれます。 結果 ローカル コピーが削除され、回復できなくなります。 ローカライズ以後のコンポーネ ントに対する変更はすべて失われます。 8.5 コンポーネントのコンポーネント テンプレートの変更 現在の Web ページ上でのコンポーネントの外観や動作を変更するには、このページのコ ンポーネント テンプレートを変更します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. コンポーネント テンプレートを変更するコンポーネントをクリックすることで、 そのコンポーネントを選択します。 3. リボン ツールバーで、[レイアウト]タブを選択します。 39 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) タブの[コンポーネント テンプレート]領域に、多くのコンポーネント テンプ レートが表示されます。 選択するコンポーネント テンプレートを判断するに は、画像や名前を確認します。画像でテンプレートによってコンポーネントの外 観の基本的なプレビューを示したり、名前でテンプレートによってコンポーネン トの外観や動作に関するヒントを提供してくれたりすることがあります。 4. このコンポーネントをこの Web ページ上に表示するために使用するコンポーネ ント テンプレートを選択します。 この領域の右側にあるコントロールを使用し て、コンポーネント テンプレートをさらに表示できます。 ページが更新され、新しいコンポーネント テンプレートでレンダリングされたコ ンポーネントが表示されます。 5. この新しいコンポーネント テンプレートでのコンポーネントの外観や動作を確認 し、[編集の完了 (Finish Editing)]をクリックします。 8.6 翻訳用コンポーネントの送信 翻訳用コンポーネントを送信して、1 つ以上の言語に翻訳します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. コンポーネントの罫線の内側の任意の場所を右クリックしてコンテキスト メ ニューを開き、[翻訳 (Translate)]を選択します。 翻訳ダイアログが開きます。 3. 1 つ以上の翻訳ジョブを以前に作成して保存し、まだ送信していない場合、次の いずれかの操作を実行すると、既存の翻訳ジョブへの追加または新規作成を求め るプロンプトが表示されます。 � [新規翻訳ジョブの作成 (Create New Translation Job)]を選択 し、[OK]をクリックします。 � [既存の翻訳ジョブへの追加 (Add to existing Translation Job)]を選択 し、開いている翻訳ジョブをリストから選択して[OK]をクリックします。 注: [ソース/ターゲット (From/To)]列は、翻訳ジョブを翻訳ソースか ら作成するか、翻訳ターゲットから作成するかを示します。 4. [全般]タブの[翻訳ジョブの詳細 (Translation Job Details)]セクションに 値を入力します。 � [名前]を入力します。 � [設定パス (Configuration path)]設定は無視します。 � [優先度]を設定できます。優先度の高い翻訳ジョブは、優先度の低いジョ ブよりも迅速に翻訳管理システムに送信され、翻訳管理システム上で翻訳の 優先権を持ちます。 優先度のレベルは[高]、[標準]、または[低]に 設定できます。 � [期日 (Required Date)]を選択します。翻訳管理システムから翻訳を返却 する期日を設定します (何も指定しない場合、翻訳管理システムの既定値が 使用されます)。 40 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � [事業単位 (Business Unit)]を選択します (設定されている場合)。翻訳 の請求先となる事業単位を指定できます。 � [翻訳済みの項目を含める (Include already translated items)]を選択 します。既定では、翻訳ジョブに含まれる項目が前回の送信以降に変更され ていない場合、Translation Manager はその項目を翻訳に送信しません。 この動作を無効にするには、[翻訳済みの項目を含める (Include already translated items)]チェック ボックスを選択します (翻訳に不満があった 場合など)。 5. [全般]タブの[翻訳ターゲット (Translation Targets)]セクションで、次の 操作を行います。 � ソース発行物からジョブを開始した場合、翻訳のターゲット言語を選択で き、使用する[ワークフロー]も指定できます。 � ターゲット発行物からジョブを開始した場合、使用する[ワークフロー]を 指定できます。 6. 項目を選択して[開く]ボタンをクリックし、翻訳に送信する Content Manager の項目を開きます。 7. 項目を選択して[削除 (Remove)]ボタンをクリックし、翻訳ジョブから Content Manager の項目を削除します。 8. [情報 (Info)]タブで、翻訳ジョブに関する情報を確認できます。 9. 翻訳ジョブを完了して操作を続行するには、リボン ツールバーの次のいずれかを クリックします。 保存 翻訳ジョブを保存します。ジョブは開いたままであり、編集可能です。 保存して閉じる 翻訳ジョブを保存して閉じます (送信するまでは編集可能です)。 翻訳に送信 (Send to Translation) 翻訳ジョブを翻訳管理システムに送信します。 41 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 9章 現在の Web ページ上のコンポーネント のリストの変更 現在の Web ページ上のコンポーネントのリストを変更するために実行できるタスクはい くつかあります。 このセクションでは、それらのタスクについて説明します。 9.1 コンポーネントの削除 Web ページにコンポーネントを表示させない場合は、そのコンポーネントを削除しま す。 そのコンポーネントが他の Web ページで非表示になることはありません。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 削除するコンポーネントをクリックし、[ホーム]タブで[コンテンツの削除 (Remove Content)]を選択します。 コンポーネントの削除の確認を求めるダイアログが表示されます。 3. Web ページからのコンポーネントの削除を確定するには、[はい]をクリックし ます。 コンポーネントが Web ページから削除され、その Web ページが再度読み込まれ ます。 9.2 Web ページへの既存のコンポーネントの追加 現在の Web ページに追加するコンポーネントが Content Manager にあることが分かっ ている場合は、Web ページに既存のコンポーネントを追加します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ホーム]タブで[コンテンツの挿入 (Insert Content)]ボタンの下部をクリックし、サブオプションから[コンテンツの挿入 (Insert Content)]を選択します。 [ホーム]タブに[コンテンツの挿入 (Insert Content)]が表示されず、[コン テンツの作成]ボタンが表示される場合、この Web ページにコンポーネントを追 加する権限がありません。 42 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 左側にライブラリがスライド表示され、フォルダとコンポーネントのリストが示 されます。 3. 挿入するコンポーネントが表示されるまでフォルダ構造内を移動し、コンポーネ ントを選択します。 挿入する項目の名前 (の一部) が分かっている場合は、左上 の[検索]ボタンをクリックし、 必要に応じてワイルドカード文字の * と ? を 使用して、表示される検索ボックスに入力します。 次のいずれかの操作を実行し ます。 � ライブラリからコンポーネントを Web ページ上の有効なドロップ位置にド ラッグして、コンポーネントをその位置に挿入します。 � Web ページ上の既定の位置 (先頭または末尾) に新規コンポーネントを挿入 するには、[挿入]をクリックします。 Web ページが複数の領域から構成 されている場合は、このオプションを使用しないでください。 コンポーネントが適切な位置に挿入されます。 結果 これで、現在の Web ページへのコンテンツ ライブラリのコンポーネントの追加が完了 しました。 9.3 新規コンポーネントの作成と Web ページへの自分での追 加 コンテンツ タイプに基づいて新規コンポーネントを作成し、権限がある場合は Web ページに自分で追加できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[コンテンツの挿入 (Insert Content)]を選択します。 [ホーム]タブに[コンテンツの挿入 (Insert Content)]が表示されず、[コン テンツの作成]ボタンが表示される場合、この Web ページにコンポーネントを自 分で追加する権限がありません。 その場合は、自分に代わって Web ページに追 加してもらうコンポーネントを作成します。 左側にライブラリがスライド表示され、コンテンツ タイプのリストが示されま す。 3. 作成するコンテンツのタイプを表すコンテンツ タイプを選択します。 次のいず れかの操作を実行します。 � ライブラリからコンテンツ タイプを Web ページ上の有効なドロップ位置に ドラッグして、新規コンポーネントをその位置に挿入します。 � Web ページ上の既定の位置 (先頭または末尾) に新しいコンポーネントを挿 入するには、[選択 (Choose)]をクリックします。 Web ページが複数の領 域から構成されている場合は、このオプションを使用しないでください。 この新規コンポーネントのタイトルの入力を求めるポップアップが表示されま す。 43 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. タイトルを入力し、[コンテンツの作成と挿入 (Create and Insert Content)]をクリックします。 Web ページが更新され、選択した位置に新規コンポーネントが表示されます。 5. Web ページ上のコンポーネントのフィールドに情報を入力します。 結果 これで、新規コンポーネントの作成と現在の Web ページへの追加が完了しました。 9.4 自分に代わって Web ページに追加してもらう新規コン ポーネントの作成 Web ページにコンポーネントを自分で追加する権限がない場合は、Content Manager でコンポーネントを作成します。これにより、自分に代わって Web ページに追加しても らうことができます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[コンテンツの作成 (Create Content)]を選択します。 [ホーム]タブに[コンテンツの作成 (Create Content)]ボタンが表示され ず、[コンテンツの挿入 (Insert Content)]ボタンが表示される場合、この Web ページにコンポーネントを追加する権限があります。 左側にライブラリがスライド表示され、コンテンツ タイプのリストが示されま す。 3. 作成するコンテンツのタイプを表すコンテンツ タイプを選択し、[作成]をク リックします。 新しいタブが開きます。ここでは、新規コンポーネントのフィールドとメタデー タを指定できます。 4. 必須のコンテンツ フィールドとメタデータ フィールドを入力し、[保存して閉 じる]をクリックして、このコンポーネントを作成します。 タブが閉じ、編集可能な Web ページが再度表示されます。 9.5 Web ページ上のコンポーネントの移動 このトピックでは、Web ページ上のコンポーネントをドラッグ アンド ドロップで Web ページ上の新しい位置に移動する方法について説明します。 また、コンポーネントは、 リボン ツールバーの[レイアウト (Layout)]タブにある[上へ移動]および[下へ移 動]コントロールでも移動できます。 44 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[レイアウト (Layout)]タブを選択し、[移動]を選択し ます。 オプションは選択されたままになります。 これで、コンポーネントの編集ではなく、移動を実行できるようになります。 3. 新しい位置に移動するコンポーネントをクリックし、マウス ボタンを押したまま Web ページ上の目的の位置までドラッグします。 カーソルが通常の矢印カーソルになり、Web ページ自体で色付きのバーの形式で コンポーネントのドロップ位置が表示され、有効なドロップ位置が示されます。 4. マウス ボタンを放して、示された位置にコンポーネントをドロップします。 [移動]ボタンの選択状態は解除され、コンポーネントの移動ではなく、編集を 再度実行できるようになります。 9.6 コンポーネントの発行解除 Web サイトからコンポーネントを削除するには、コンポーネントの発行を解除します。 概要 注: コンポーネントの発行を解除すると、Web ページに他のコンポーネントが 含まれている場合でも、そのコンポーネントを含む Web ページ (閲覧してい るページを含めて) が Web サイトから完全に削除されることがあります。 こ の動作が実際に発生するかどうかを確認するには、アプリケーション管理者に 問い合わせてください。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ページ上でコンポーネントを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブで[発行 解除]を選択します。 [発行解除]ダイアログが表示されます。 3. 左側にある[発行解除]の下で、そのコンポーネントを発行解除する Web サイト を選択します。 4. 右側にある[発行解除の設定]タブで、[今すぐ発行解除]を選択してすぐに発 行解除するか、それ以降の日時にコンポーネントの発行解除を行う場合は[発行 解除をスケジュール]を選択して、表示されたカレンダー コントロールで将来の 日時を選択します。 5. 発行解除プロセスの詳細を設定するには、[詳細]タブを選択し、次のオプショ ンを 1 つ以上選択します。 45 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 発行/発行解除の優先度を上書き この発行解除操作の既定の優先度を変更する場合は、このオプションを選択 し、表示されたドロップダウン リストで[低]、[標準]、または[高]を選 択します。 さらに、子発行物でも発行または発行解除する 子発行物 (つまり、該当する Web サイトから派生した Web サイト) でも同様 にコンポーネントの発行解除を適用する場合は、このオプションを選択しま す。 6. 必要に応じてオプションを設定したら、[発行解除]をクリックします。 ダイアログが閉じます。 結果 このコンポーネントは送信され、発行解除されます。 つまり、該当する Web サイトか ら、およびこのコンポーネントを含む 1 つ以上の Web ページからコンポーネントを削 除しようとする処理 (または、将来削除するとスケジュールされる処理) が試行されま す。 注: 変更が Web サイト上に反映されるまで、時間がかかることもあります。 変更がサイト上で反映されるまで非常に時間がかかっている場合、SDL アプ リケーション管理者に問い合わせてください。 更新のレビューが進行中で ある場合、レビュー担当者が承認するまで、更新は表示されません。 もちろ ん、[発行解除をスケジュール]オプションを使用して、コンポーネントを発 行解除する将来の日時を指定している場合、発行解除はその日時まで開始され ません。 注: いくつかの理由により、発行解除が失敗する場合があります。たとえば、 次の場合です。 � � � 発行解除の権限がない場合 同時に発行または発行解除しようとしている項目が多すぎる場合 発行解除操作のターゲットがオフラインになっている場合 46 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 発行解除操作のスケジュールが設定されていない状態で、かつ、ログインして いるときに操作が正常に完了するか失敗すると、画面の上部で発行解除操作の 正常終了または失敗が通知されます。 発行解除は、完全に失敗する場合、完 全に正常終了する場合、および部分的に失敗する場合 (つまり、コンポーネン トの発行解除は、正常終了したサイトもあれば、失敗したサイトもある場合) があります。 次の手順 発行解除操作のステータスを確認するには、リボン ツールバーの[管理]タブで[発 行キュー]を選択します。 現在の Web サイトでコンポーネントが正常に発行解除され た場合、Web ページを更新して、更新されたコンテンツを確認します。 47 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 10章 Web ページに関するタスク Web ページ全体に関するさまざまなタスクを実行できます。 このセクションでは、各タ スクの実行方法について説明します。 10.1 Web サイト上の新規 Web ページの作成 Web サイトに新しいコンテンツを追加するには、新しい Web ページを作成します。 手順 1. リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[新しいページ]をクリックします。 左側にライブラリ パネルがスライド表示され、ページの種類のリストが示されま す。 2. 作成するページの種類を選択します。 ページの種類を選択すると、その種類のページのプレビューがコンテンツ領域に 表示されます。 3. 選択内容を確認し、[作成]をクリックして、この種類の新しいページを作成し ます。 新しいダイアログが開きます。 4. 以下を入力します。 ページ タイトル (Page Title) SDL Tridion でのこのページの名前。 この名前は通常、Web サイトに表示され ません。 ファイル名 URL に含まれる、Web ページのファイル名。ファイル拡張子なしで指定しま す。例: mypage。 次の文字は入力しないでください。 < > \ / : " | ? * ページの場所 (Page Location) URL の、ファイル名の前の部分。例: http://www.mysite.com/ products/。 ページの場所を編集するには、[変更]を選択し、新しいペー ジを表示する場所に移動します。 5. [ページの作成]をクリックして、新しい Web ページを作成します。 Web ページが作成され、Web サイトに追加されます。 ページを追加している間に ページのコンテンツの編集を開始できますが、プレビューを更新することはでき ません。 新しいページが正常に追加されると、そのことを示すメッセージが画面 上部に表示されます。 48 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 10.2 ダイアログでのページの編集 ページのプロパティを編集したり、バージョン履歴を確認したり、他のページ テンプ レートを使用してレンダリングしたときのプレビューを表示したりするには、ダイアロ グでページを編集します。 ダイアログでページを編集する場合は、そのダイアログでコ ンテンツを編集することはできません。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ホーム]タブで、[フォーム ビューで開く]をクリック します。 [ページ]ダイアログが表示され、ページのすべてのプロパティがフォームで示 されます。 3. 次のいずれかの操作を実行します。 � 上部にある[全般]タブで、ページのプロパティを編集します。 � 発行された Web サイトで表示されるページをプレビューするには、リボン ツールバーの[ホーム]タブで[プレビュー]をクリックします。 [プレビュー]ダイアログが開き、ページの既定のプレビューが表示されま す。 [プレビュー]ダイアログでは、次の操作を実行できます。 � [ページ テンプレート]ドロップダウン メニューからテンプレート を選択し、[プレビューの更新]をクリックして、ページを別の視覚 化方法で表示できます。 � [ソース]タブを選択すると、選択したテンプレートによって視覚化 されているページのソース HTML コードを表示できます。 変更が完了し、変更を確定してダイアログを閉じるには、ツールバーの[保存し て閉じる]ボタンをクリックします。 ダイアログが閉じます。 新しい変更を反映するように Web ページが更新されま す。 10.3 ページのプロパティの表示 ページの詳細を確認するには、ページのプロパティを表示します。 ページの詳細を表示 すると、編集するかどうかを判断するために必要な背景情報を確認できます。 別の方法 としては、項目がワークフローに含まれている場合、項目の作業を行っている担当者を 確認し、必要に応じて連絡することもできます (担当者がだれであっても)。 49 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 次のいずれかの操作を実行します。 � ページの周囲に表示される罫線をクリックし、[プロパティの表示 (Show Properties)]罫線ボタンをクリックします。 � コンポーネントの罫線の内側を除く、Web ページ上の任意の場所をクリッ クし、リボン ツールバーの[ホーム]タブで[プロパティの表示 (Show Properties)]をクリックします。 [<PageName> のプロパティ (<PageName> properties)]という名前のポップアッ プが表示されます。ここで、<PageName> はページの名前であり、ポップアップに は作成者、最終更新日時など、そのページに関する情報が表示されます。 また、 このポップアップから、Web ページ上の SmartTarget 領域 (存在する場合) に移 動することもできます。 10.4 Web ページの発行 通常、[編集の完了 (Finish Editing)]を選択すると、常にページが発行されます。 発行の日時をスケジュールしたり、発行の操作を設定したり、ステージング Web サイト ではない別の宛先に発行したりするには、ページを明示的に発行します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. 罫線をクリックしてページを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブで[発 行]を選択すると、[発行]ダイアログが表示されます。 3. [発行]ダイアログでは、さまざまなオプションを設定できます。 a. [発行先のターゲットの種類を 1 つ以上選択してください]の下でター ゲットを選択することで、別のターゲットや複数のターゲットに発行できま す。 b. [発行の設定]タブの[コンテンツを後で発行]を選択して[日付と時刻の 選択]ダイアログを表示することで、その時点以降の任意の日時にページを 発行できます。 カレンダー アイコンをクリックして日付ピッカーをポップ アップして、発行プロセスを開始する日時を設定します。 50 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 注: 指定する日時は、発行プロセスが開始される日時です。 発行 に時間がかかる場合、指定した日時よりもかなり遅れてコンポーネ ントが Web サイトに表示されます。 c. Web サイトのページを発行解除する (つまり、サイトから削除する) 日時 を指定するには、[発行解除の設定]タブで[発行解除をスケジュール]を 選択し、[コンテンツを後で発行]オプションと同じコントロールを使用し て、Web サイトのページを発行解除する日時を指定します。 d. [詳細]タブを選択し、[発行/発行解除の優先度を上書き]を選択して、 優先度を[高]に設定することで、同時に発行される他のコンテンツより も、特定のページの発行に高い優先度を与えることができます。 e. また、[詳細]タブを選択し、[さらに、子発行物でも発行または発行解除 する]を選択することで、特定のページを、現在の Web サイトからコンテ ンツを継承する Web サイトにも発行できます。 注: このオプションは、その Web サイトからコンテンツを継承す る別の Web サイトが存在する場合に限って表示されます。 f. [発行する項目の表示]をオンにすることで、[発行]のクリック時に発行 または再発行される項目を確認できます。 g. 1 つ以上のターゲットを選択し、適用するオプションを設定したら、[発 行]をクリックして発行用のコンポーネントを送信します。 結果 このページは送信され、発行されます。 つまり、指定した 1 つ以上のターゲットに対 して、現在の Web ページを再発行しようとする処理が試行されます。 注: 変更が Web ページに表示されるまで、時間がかかることもあります。 更新したコンテンツが表示されるまで非常に時間がかかっている場合、アプ リケーションの管理者にお問い合わせください。 更新のレビューが進行中で ある場合、レビュー担当者が承認するまで、更新は表示されません。 もちろ ん、[コンテンツを後で発行]オプションを使用して、ページを発行する将来 の日時を指定している場合、発行はその日時まで開始されません。 注: たとえば、次の理由により、発行が失敗する場合があります。 � � � 発行の権限がない場合 過剰に多くの項目を同時に発行しようとしている場合 発行操作のターゲットがオフラインになっている場合 51 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 発行操作のステータスを確認するには、[管理]タブで[発行キュー]を選択 します。 この手順によりダイアログが表示され、発行のために送信した項目 の発行ステータスを確認できます。 10.5 ページのローカライズ解除 共有ページから作成したローカル コピーを破棄するには、ページのローカライズを解除 します。 ページのローカライズ解除は、以前のローカライズ操作を取り消す処理です。 完全にローカライズを解除すると、データが削除されます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ページを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブで[ローカライズ解除]を選 択します。 ページのローカライズ解除の結果について説明し、確認を求めるダイアログが表 示されます。 3. ページのローカライズ解除を確定するには、[ローカライズ解除]をクリックし ます。 ダイアログが閉じられ、ページのローカライズが解除され、親項目のコンテンツ が読み込まれます。 結果 ローカル コピーが削除され、回復できなくなります。 ローカライズ以後のページに対 する変更はすべて失われます。 10.6 ページの発行解除 Web サイトからページを削除するには、ページの発行を解除します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. ページを選択し、リボン ツールバーの[管理]タブで[発行解除]を選択しま す。 [発行解除]ダイアログが表示されます。 3. 左側にある[発行解除する Web サイト (Unpublish from)]の下で、そのページ を発行解除する Web サイトを選択します。 52 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. 右側にある[発行解除の設定]タブで、[今すぐ発行解除]を選択してすぐに発 行解除するか、それ以降の日時にページの発行解除を行う場合は、[発行解除を スケジュール]を選択して表示されたカレンダー コントロールで将来の日時を選 択します。 5. 詳細に発行解除プロセスを設定するには、[詳細]タブを選択して、次のオプ ションを 1 つ以上選択します。 発行/発行解除の優先度を上書き 発行解除操作の既定の優先度を変更する場合は、このオプションを選択して、 表示されたドロップダウン リストで[低]、[標準]、または[高]を選択し ます。 さらに、子発行物でも発行または発行解除する 子発行物 (つまり、該当する Web サイトから派生した Web サイト) でも同様 にページの発行解除を適用する場合は、このオプションを選択します。 6. 必要に応じてオプションを設定して、[発行解除]をクリックします。 ダイアログが閉じられます。 結果 このページは送信され、発行解除されます。 つまり、該当する Web サイトからページ を削除しようとする処理 (または、将来削除するとスケジュールされる処理) が試行さ れます。 注: 変更が Web サイトに表示されるまで、時間がかかることもあります。 変 更がサイトで表示されるまでに、非常に時間がかかっている場合、SDL アプ リケーションの管理者にお問い合わせください。 更新のレビューが進行中で ある場合、レビュー担当者が承認するまで、更新は表示されません。 もちろ ん、[発行解除をスケジュール]オプションを使用して、ページを発行解除す る将来の日時を指定している場合、発行解除はその日時まで開始されません。 注: たとえば、次の理由により、発行解除が失敗する場合があります。 � � � 発行解除の権限がない場合 過剰に多くの項目を同時に発行または発行解除しようとしている場合 発行解除操作のターゲットがオフラインになっている場合 発行解除操作のスケジュールが設定されていない状態で、かつ、ログインして いるときに操作が正常に完了するか失敗すると、画面の上部で発行解除操作の 正常終了または失敗が通知されます。 発行解除は、完全に失敗する場合、完 全に正常終了する場合、および部分的に失敗する場合 (つまり、ページの発行 解除は、正常終了したサイトもあれば、失敗したサイトもある場合) がありま す。 次の手順 発行解除操作のステータスを確認するには、リボン ツールバーの[管理]タブで[発 行キュー]を選択します。 現在の Web サイトでページが正常に発行解除された場 合、Web ページを更新して、Web ページが存在しなくなったこと (空白の画面が表示さ れること) を確認します。 53 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 10.7 ページのページ テンプレートの変更 Web ページの外観や動作を変更するには、ページ テンプレートを変更します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーで、[レイアウト]タブを選択します。 タブの[ページ テンプレート]領域に、多くのぺージ テンプレートが表示され ます。 選択するページ テンプレートを判断するには、画像や名前を確認しま す。画像で結果の Web ページの外観を示したり、名前で結果の Web ページの外 観や動作に関するヒントを提供してくれたりすることがあります。 3. この Web ページを表示するために使用するページ テンプレートを選択します。 この領域の右側にあるコントロールを使用して、ページ テンプレートをさらに表 示できます。 ページが更新され、新しいページ テンプレートでレンダリングされたページが表 示されます。 4. この新しいページ テンプレートでの Web ページの外観や動作を確認し、[編集 の完了 (Finish Editing)]をクリックします。 10.8 翻訳用 Web ページの送信 翻訳用コンポーネントを送信して、1 つ以上の言語に翻訳します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. Web ページの罫線の内側で、コンポーネントの罫線の外側の任意の場所を右ク リックしてコンテキスト メニューを開き、[翻訳 (Translate)]を選択します。 翻訳ダイアログが開きます。 3. 1 つ以上の翻訳ジョブを以前に作成して保存し、まだ送信していない場合、次の いずれかの操作を実行すると、既存の翻訳ジョブへの追加または新規作成を求め るプロンプトが表示されます。 � [新規翻訳ジョブの作成 (Create New Translation Job)]を選択 し、[OK]をクリックします。 � [既存の翻訳ジョブへの追加 (Add to existing Translation Job)]を選択 し、開いている翻訳ジョブをリストから選択して[OK]をクリックします。 注: [ソース/ターゲット (From/To)]列は、翻訳ジョブを翻訳ソースか ら作成するか、翻訳ターゲットから作成するかを示します。 54 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 4. [全般]タブの[翻訳ジョブの詳細 (Translation Job Details)]セクションに 値を入力します。 � [名前]を入力します。 � [設定パス (Configuration path)]設定は無視します。 � [優先度]を設定できます。優先度の高い翻訳ジョブは、優先度の低いジョ ブよりも迅速に翻訳管理システムに送信され、翻訳管理システム上で翻訳の 優先権を持ちます。 優先度のレベルは[高]、[標準]、または[低]に 設定できます。 � [期日 (Required Date)]を選択します。翻訳管理システムから翻訳を返却 する期日を設定します (何も指定しない場合、翻訳管理システムの既定値が 使用されます)。 � [事業単位 (Business Unit)]を選択します (設定されている場合)。翻訳 の請求先となる事業単位を指定できます。 � [翻訳済みの項目を含める (Include already translated items)]を選択 します。既定では、翻訳ジョブに含まれる項目が前回の送信以降に変更され ていない場合、Translation Manager はその項目を翻訳に送信しません。 この動作を無効にするには、[翻訳済みの項目を含める (Include already translated items)]チェック ボックスを選択します (翻訳に不満があった 場合など)。 5. [全般]タブの[翻訳ターゲット (Translation Targets)]セクションで、次の 操作を行います。 � ソース発行物からジョブを開始した場合、翻訳のターゲット言語を選択で き、使用する[ワークフロー]も指定できます。 � ターゲット発行物からジョブを開始した場合、使用する[ワークフロー]を 指定できます。 6. [追加した項目 (Added Items)]タブで、先ほど追加した Web ページを含む、翻 訳ジョブの各項目を確認できます。 次のいずれかの操作を実行します。 � ページのみを翻訳に送信する場合は、[項目の翻訳 (Translate Item)]チェック ボックスを選択します。 � このページのコンポーネントもすべて翻訳に送信する場合は、[コンポーネ ントの翻訳 (Translate components)]チェック ボックスを選択します。 7. 項目を選択して[開く]ボタンをクリックし、翻訳に送信する Content Manager の項目を開きます。 8. 項目を選択して[削除 (Remove)]ボタンをクリックし、翻訳ジョブから Content Manager の項目を削除します。 9. [情報 (Info)]タブで、翻訳ジョブに関する情報を確認できます。 10. 翻訳ジョブを完了して操作を続行するには、リボン ツールバーの次のいずれかを クリックします。 保存 翻訳ジョブを保存します。ジョブは開いたままであり、編集可能です。 保存して閉じる 翻訳ジョブを保存して閉じます (送信するまでは編集可能です)。 翻訳に送信 (Send to Translation) 翻訳ジョブを翻訳管理システムに送信します。 55 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 11章 ワークフロー タスク このセクションでは、ワークフロー タスクのリストの表示方法やリスト内のコンポーネ ントへの移動方法など、ワークフロー タスクのリストの操作方法について説明します。 割り当てられているワークフロー タスクを確認したり、開始したワークフロー タスク を確認したりすることができます。 11.1 作業を行うタスクの表示 作業を開始できる項目を確認するには、ワークフロー タスクを表示します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ダッシュボード (Dashboard)]タブを選択し、左側にあ る[ワークフロー タスク]を選択します。 ダッシュボードのコンテンツ領域には、[使用可能なタスク (Available Tasks)]ボタンなど、いくつかのワークフロー関連コントロールが表示されま す。 3. [使用可能なタスク (Available Tasks)]をクリックします。 ユーザー グループに割り当てられているタスクのリストが表示されます。 4. リストから項目を選択すると、右側のビューにその項目の詳細がスライド表示さ れます。 ポップアップでフォームとして項目を開く場合は、[開く]をクリック します。項目を排他的にロックして作業を開始する場合は、[アクティビティの 開始]をクリックします。 11.2 開始したタスクの表示 作業が必要で完了する必要がある項目を確認するには、開始したタスクを表示します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ダッシュボード (Dashboard)]タブを選択し、左側にあ る[ワークフロー タスク]を選択します。 ダッシュボードのコンテンツ領域には、[マイ タスク]ボタンなど、いくつかの ワークフロー関連コントロールが表示されます。 56 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 3. [マイ タスク]をクリックします。 アクティビティを開始したタスクのリストが表示されます。 4. リストから項目を選択すると、右側のビューにその項目の詳細が表示されます。 ポップアップでフォームとして項目を開く場合は、[開く]をクリックします。 項目のロックを解除して作業を完了する場合は、[アクティビティの完了]をク リックします。 11.3 完了したタスクの表示 作業のログを確認するには、完了したタスクを表示します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[ダッシュボード (Dashboard)]タブを選択して、左側にあ る[ワークフロー タスク (Workflow Tasks)]を選択します。 ダッシュボードのコンテンツ領域には、[完了したタスク (Finished Tasks)]ボ タンなど、いくつかのワークフロー関連コントロールが表示されます。 3. [完了したタスク (Finished Tasks)]をクリックします。 アクティビティを開始して完了したタスクのリストが表示されます。 4. リストから項目を選択すると、右側のビューにその項目の詳細が表示されます。 ポップアップでフォームとして項目を開く場合は、[開く]をクリックします。 57 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 12章 ターゲット設定コンテンツ コンテンツのターゲットを設定する場合 (SDL SmartTarget を使用する場合など)、特定 のペルソナをターゲットとしたコンテンツを表示して編集できます。 フットプリント セット、つまり、コンテンツに適用される条件のセットを作成したり、他人と共有して いるフットプリント セットを使用したりすることもできます。 12.1 ペルソナをターゲットとしたコンテンツの表示および編 集 ペルソナ向けに Web ページがどのように表示されるかを確認するには、そのペルソナを 選択します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [ペルソナは上書きされませんでした]という値が選択されたドロップダウン リ ストが表示されます。 特定の連絡先 (ペルソナ) としてステージング Web サイ トにログオンした場合、そのペルソナをターゲットとしたコンテンツが表示され ます。 それ以外の場合、何も情報がない匿名ユーザーに対して表示されるコンテ ンツが表示されます。 3. ドロップダウン リストを開いていずれかのペルソナを選択するか、[匿名]を 選択して何も情報がない匿名ユーザーに対して表示されるコンテンツを表示しま す。 Web ページに、選択したペルソナまたは匿名の訪問者向けのコンテンツが表示さ れます。 4. これで、表示されるコンテンツを編集したり、別の編集可能な Web ページに移動 してこのペルソナまたは匿名の訪問者向けの表示を確認したりすることができま す。 58 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 12.2 フットプリント セットをターゲットとしたコンテンツ の表示と編集 既定では、自分のセットアップをターゲットとしたコンテンツが表示されます。 たと えば、Google Chrome を使用して北米の IP アドレスから Web ページにアクセスした 場合、Chrome を使用している北米ユーザーをターゲットとしたコンテンツが表示されま す。 異なるフットプリントを選択することで、異なる状況にある訪問者に対して、コン テンツがどのように表示されるかを確認できます。 これにより、こちらの状況では表示 されないコンテンツを確認し、編集することができます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [フットプリント]領域には、値[セッション フットプリント セット]が選択 されたドロップダウンが表示されます。 使用するブラウザや地理的な場所など、 当てはまるフットプリントにターゲットを設定したコンテンツが表示されるとい うことです。 3. ドロップダウンを開きます。 次のリストが表示されます。 � � � � [セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]項目 [フットプリント セットが適用されていません]項目 以前定義し、保存したフットプリント セット (存在する場合) ユーザーが作成し、共有しているフットプリント セット (手のアイコンで 表示) (存在する場合) 4. ドロップダウン リストに[セッション フットプリント セット]と[フットプリ ント セットが適用されていません]以外の項目が表示される場合、ドロップダ ウン リストから特定のフットプリント セットを選択します。 フットプリント セットには、そのフットプリント セットが個人のフットプリント設定を上書きし た値が表示されます。 これで、Web ページでは、選択されたフットプリント セットに設定された条件に 基づいたターゲット向けのコンテンツが表示されます。 5. 他のコンテンツと同様に、表示されるコンテンツを編集したり、他の編集可能な Web ページに移動してこのフットプリント セットが適用されたページの表示を確 認したりします。 12.3 フットプリント セットのテスト すぐに適用する一時的なフットプリント セットの形式で、ターゲットの条件をテストで きます。 その条件を保存しない限り、フットプリント設定はセッション終了時に失われ ます。 59 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [フットプリント]領域には、値[セッション フットプリント セット]が選択 されたドロップダウンが表示されます。 使用するブラウザや地理的な場所など、 当てはまるフットプリントにターゲットを設定したコンテンツが表示されるとい うことです。 3. [フットプリント セットの編集 (Edit Footprint Set)]をクリックします。 [フットプリント設定 (Footprint Settings)]ダイアログが開きます。 4. 次のいずれかの操作を実行します。 � 上書きするフットプリントの左側にある灰色の円をクリックします。 � 上書きするフットプリントを選択し、コンテンツ領域で[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]を選択します。 どちらの場合でも、このフットプリントの灰色の円は、緑色を背景とする白い チェックマークの画像になっており、コンテンツ領域では[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]が選択されています。 5. [次の値で上書き (Overwrite with the following value)]の下で、このフィー ルドに対する上書きの値を選択または入力します。 フィールドに応じて、ラジオ ボタン、ドロップダウン リスト、テキスト フィールド、またはその他のコント ロールが表示されます (値が無効であり、値を変更するように指示される場合が あります)。 6. 上書きする他のフットプリントに対して、同じ手順を繰り返します。 7. 完了したら、[適用]をクリックします。 Web ページにフットプリント設定が適用され、自分のページが上書きされます。 8. これで、表示されるコンテンツを編集したり、他の編集可能な Web ページに移動 してこれらのフットプリント設定が適用されたページの表示を確認したりするこ とができるようになります。 自分のフットプリント設定は、セッションの終了時 に回復されます。 9. フットプリント設定の異なるセットをテストするには、[フットプリント設定の 編集 (Edit Footprint Set)]を再度クリックして[セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]を再度編集し、1 つ以上のフットプリントを 変更して、[適用]を再度クリックします。 10. これらのフットプリント設定を恒久的に保存するには、[フットプリント設定の 編集 (Edit Footprint Set)]を再度クリックして[セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]を再度編集し、開かれたダイアログで[新規 セットとして保存 (Save as New Set)]を選択します。 [タイトル]フィールドが表示されます。共有の権限がある場合、[このフット プリント セットを共有する (Share this Footprint Set)]チェック ボックスも 表示されます。 11. フットプリント セットに名前を付け、必要に応じて、他のユーザーとこのフッ トプリント セットを共有することを選択します(可能な場合)。 次に、[保 存]をクリックします。 60 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 12. 新しいフットプリント セットがドロップダウン リストに表示されるようにな り、共有した場合、他のユーザーの対応するドロップダウン リストにも表示され ます。 新しいフットプリント セットが選択され、適用されます。 ドロップダウ ン リストの項目には、適用される値も表示されます。 12.4 フットプリント セットの作成 Web ページに適用するフットプリント設定の再利用可能なセットを準備するには、フッ トプリント セットを作成します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [フットプリント]領域には、値[セッション フットプリント セット]が選択 されたドロップダウンが表示されます。 使用するブラウザや地理的な場所など、 当てはまるフットプリントにターゲットを設定したコンテンツが表示されるとい うことです。 3. ドロップダウンを開きます。 次のリストが表示されます。 � � � � [セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]項目 [フットプリント セットが適用されていません]項目 以前定義し、保存したフットプリント セット (存在する場合) ユーザーが作成し、共有しているフットプリント セット (手のアイコンで 表示) (存在する場合) 4. ドロップダウン リストから[フットプリント セットが適用されていません]以 外の任意の項目を選択し、[フットプリント セットの編集]をクリックします。 [フットプリント設定 (Footprint Settings)]ダイアログが開きます。 5. 次のいずれかの操作を実行して、表示された 1 つ以上のフットプリントを変更し ます。 � 上書きするフットプリントの左側にある灰色の円をクリックします。 � 上書きするフットプリントを選択し、コンテンツ領域で[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]を選択します。 どちらの場合でも、このフットプリントの灰色の円は、緑色を背景とする白い チェックマークの画像になっており、コンテンツ領域では[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]が選択されています。 6. [次の値で上書き (Overwrite with the following value)]の下で、このフィー ルドに対する上書きの値を選択または入力します。 フィールドに応じて、ラジオ ボタン、ドロップダウン リスト、テキスト フィールド、またはその他のコント ロールが表示されます (値が無効であり、値を変更するように指示される場合が あります)。 7. 上書きする他のフットプリントに対して、同じ手順を繰り返します。 8. 完了したら、[新規セットとして保存 (Save as New Set)]をクリックします。 61 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) [タイトル]フィールドが表示されます。共有の権限がある場合、[このフット プリント セットを共有する (Share this Footprint Set)]チェック ボックスも 表示されます。 9. フットプリント セットに名前を付け、必要に応じて、他のユーザーとこのフッ トプリント セットを共有することを選択します(可能な場合)。 次に、[保 存]をクリックします。 10. 新しいフットプリント セットがドロップダウン リストに表示されるようにな り、共有した場合、他のユーザーの対応するドロップダウン リストにも表示され ます。 新しいフットプリント セットが選択され、適用されます。 ドロップダウ ン リストの項目には、適用される値も表示されます。 11. これで、表示されるコンテンツを編集したり、他の編集可能な Web ページに移動 して新しいフットプリント セットが適用されたページの表示を確認したりするこ とができるようになります。 12.5 フットプリント セットの編集 個人用フットプリントの設定をフットプリント セットで上書きする方法を変更するに は、フットプリント セットを編集します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [フットプリント]領域には、値[セッション フットプリント セット]が選択 されたドロップダウンが表示されます。 使用するブラウザや地理的な場所など、 当てはまるフットプリントにターゲットを設定したコンテンツが表示されるとい うことです。 3. ドロップダウンを開きます。 次のリストが表示されます。 � � � � [セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]項目 [フットプリント セットが適用されていません]項目 以前定義し、保存したフットプリント セット (存在する場合) ユーザーが作成し、共有しているフットプリント セット (手のアイコンで 表示) (存在する場合) 4. 編集するフットプリント セットを選択し、[フットプリント セットを編集 (Edit Footprint Set)]をクリックします。 編集できるのは自分で作成して保存 したフットプリント セットのみです。 [フットプリント設定 (Footprint Settings)]ダイアログが開きます。 5. 次のいずれかの操作を実行して、1 つ以上のフットプリントを変更します。 � 上書きするフットプリントの左側にある灰色の円をクリックします。 � 上書きするフットプリントを選択し、コンテンツ領域で[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]を選択します。 62 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) どちらの場合でも、このフットプリントの灰色の円は、緑色を背景とする白い チェックマークの画像になっており、コンテンツ領域では[次の値で上書き (Overwrite with the following value)]が選択されています。 6. [次の値で上書き (Overwrite with the following value)]の下で、このフィー ルドに対する上書きの値を選択または入力します。 フィールドに応じて、ラジオ ボタン、ドロップダウン リスト、テキスト フィールド、またはその他のコント ロールが表示されます (値が無効であり、値を変更するように指示される場合が あります)。 7. 上書きする他のフットプリントに対して、同じ手順を繰り返します。 8. 権限がある場合は、このフットプリント セットの共有を開始または停止すること もできます。 9. 完了したら、[保存]をクリックします。 自分のフットプリント設定が上書きされて更新され、Web ページに適用されま す。 10. これで、表示されるコンテンツを編集したり、他の編集可能な Web ページに移動 してこれらのフットプリント設定が適用されたページの表示を確認したりするこ とができるようになります。 12.6 組み込みフットプリント すべてのフットプリント セットで、次のフットプリントを使用できます。 ブラウザの種類 (Browser Type) このフットプリントには、ブラウザのベース名をドロップダウン リストから選択し て設定します。 これにより、現在の Web ページが、選択した種類のブラウザでアク セスした場合と同じように表示されます。 コンテンツ言語 (Content Language) このフットプリントには、言語を設定します。 これにより、現在の Web ページが、 この言語がコンテンツを表示する最優先言語に設定されているブラウザからアクセス した場合と同じように表示されます。 繰り返し訪問者 (Recurring Visitor) 初回訪問者に Web ページがどのように表示されるかを確認するには[初回訪問者 (First-time Visitor)]を選択し、以前にこの Web ページにアクセスしたことがあ る訪問者にどのように表示されるかを確認するには[繰り返し訪問者 (Recurring Visitor)]を選択します。 オペレーティング システム (Operating System) リストから項目を選択すると、選択したオペレーティング システムが稼動するクラ イアント システムから Web ページにアクセスした訪問者に、Web ページがどのよう に表示されるかを確認できます。 検索用語 このフットプリントには、検索エンジンに入力する場合と同じように検索クエリを設 定します。 これにより、現在の Web ページが、この検索クエリの検索結果としてア クセスした場合と同じように表示されます。 63 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) セッションの長さ (Session Length) ドロップダウンから継続時間を選択すると、この時間 Web サイトにアクセスし続け ている訪問者に、Web ページがどのように表示されるかを確認できます。 セッション リファラ URL (Session Referrer URL) このフットプリントには、URL を設定します。 これにより、現在の Web ページが、 指定した URL からアクセスした場合と同じように表示されます。 12.7 フットプリント セットの削除 自分が作成して保存したフットプリント セットのみを削除できます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. リボン ツールバーの[プレビュー]タブを選択します。 [フットプリント]領域には、値[セッション フットプリント セット]が選択 されたドロップダウンが表示されます。 使用するブラウザや地理的な場所など、 当てはまるフットプリントにターゲットを設定したコンテンツが表示されるとい うことです。 3. ドロップダウンを開きます。 次のリストが表示されます。 � � � � [セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]項目 [フットプリント セットが適用されていません]項目 以前定義し、保存したフットプリント セット (存在する場合) ユーザーが作成し、共有しているフットプリント セット (手のアイコンで 表示) (存在する場合) 4. 削除するフットプリント セットを選択し、[フットプリント セットの削除 (Delete Footprint Set)]をクリックします。 削除できるのは自分で作成して保 存したフットプリント セットのみです。 確認を求めるメッセージが表示されます。 5. 削除を確定します。 フットプリント セットがドロップダウン リストから削除さ れます。共有していた場合、他のユーザーのドロップダウン リストからも削除さ れます。 [セッション フットプリント セット (Session Footprint Set)]項目 が自動的に選択されます。 64 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 13章 SmartTarget 領域とプロモーションの 管理 Web ページの特定の部分に表示するコンテンツを設定するために、ターゲットを絞り込 んだパーソナライズされたコンテンツ (SmartTarget) を管理します。 SmartTarget は、SDL Tridion と統合された検索と販売促進に役立つソフトウェアであ り、SDL Tridion Web サイトのために、ターゲットを絞り込んだパーソナライズされた コンテンツを作成し、管理できます。 SmartTarget を Web サイトに実装すると、Web ページの一部の領域が SmartTarget の ページ領域としてマークされます。この領域では、プロモーションが表示されます。プ ロモーションでは、SmartTarget のページ領域に、プロモーションのコンテンツとし て何をいつ表示するかを定義しています。 ターゲットを絞り込んだパーソナライズされたコンテンツは、次のように管理できま す。 � 特定の連絡先として Web サイトを表示して、それぞれの連絡先に対して、どのプ ロモーションが表示されるかを確認できます。 � SmartTarget のページ領域に表示されるプロモーションの詳細を確認できます。 � SmartTarget Manager (詳細は『SmartTarget User Manual』で説明しています) を 開いて、プロモーションの編集と作成を実行できます。 � SmartTarget のページ領域に表示されるコンテンツは編集できます。 13.1 SmartTarget 領域を操作する場合の制限事項 SmartTarget では、プロモーションの条件に基づいて領域のコンテンツが動的に作成さ れるため、この領域を Web ページの他の部分と同様に操作することはできません。 特に SmartTarget のページ領域では、次の操作を実行できません。 � コンポーネントを SmartTarget のページ領域に手動で追加できません。コンポー ネントは、含んでいるプロモーションのコンテンツに基づいて、SmartTarget 領域 に表示されるからです。 � SmartTarget のページ領域に表示されるコンポーネントは、手動で削除できませ ん。 � SmartTarget のページ領域に表示されるコンポーネントは、手動で移動できませ ん。ページ領域にコンポーネントが表示される順番は、SmartTarget プロモーショ ン内の定義で決定されるからです。 Web ページの他の場所で実行できる操作と同様に、この場所で実行できる操作は、ペー ジ領域内でコンポーネントのコンテンツを変更することです。 65 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 13.2 Web ページ上の SmartTarget 領域の表示 領域に表示されるコンテンツの種類を確認したり変更したりするには、Web ページ上の SmartTarget 領域を表示します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. Web ページの周囲の罫線を選択し、右上にある[プロパティ]罫線ボタンをク リックします。 ポップアップが開き、その Web ページのプロパティが表示されます。 Web ペー ジに SmartTarget 領域が含まれている場合、ポップアップの下部に[ターゲット 領域]というラベルが表示されます。このラベルには、領域へのリンクが設定さ れています。 3. このリンクをクリックして、Web ページ上の SmartTarget 領域のリストを表示し ます。 リスト内の項目を選択して、領域の周囲の罫線を表示します (その時点で 領域を表示している場合)。 4. 領域をダブルクリックするか、リスト内で領域の右側にある矢印アイコンをク リックして、表示されるポップアップを確認します。 これで、リスト内のプロモーションを選択して編集したり、プロモーションの詳 細を確認したり、領域に新しいプロモーションを追加したりすることができるよ うになります。 13.3 コンポーネントが属している SmartTarget 領域の表示 コンポーネントの罫線を選択して SmartTarget 領域の罫線ボタンを表示すると、コン ポーネントが属している SmartTarget 領域を確認できます。また、その領域に表示する コンテンツの種類を確認したり変更したりすることができます。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. SmartTargetの領域罫線ボタンを表示するコンポーネントをWebページ上で見つけ ます。それは以下のうちのいずれかです: その領域がプロモーショナルコンテンツを表示していることを示しています。 プロモーションには、いつ(どのような状況で)プロモーションが表示される のか、またプロモーションが始まった時に どのようなコンテンツが表示される のかといった定義が含まれています。 66 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) その領域が代替コンテンツを表示していることを示しています。代替コンテン ツは、プローモーション項目がなかったときや、SmartTargetがタイムアウトに なった時に表示されるコンテンツを意味しています。 3. コンポーネントの罫線を選択し、罫線ボタンをクリックして、次の操作のいずれ かを実行します。 � [領域プロパティを開く]を選択して、この領域にある既存のプロモーショ ンを編集するか、新しいプロモーションをこの領域に追加します。 � [SmartTarget でプロモーションを管理]を選択して、SmartTarget Manager アプリケーションを開きます。 SmartTarget Manager の詳細につ いては、SmartTarget のマニュアルを参照してください。 [領域プロパティを開く]を選択した場合、ポップアップが開き、次の情報が表 示されます。 これで、リスト内のプロモーションを選択して編集したり、プロモーションの詳 細を確認したり、領域に新しいプロモーションを追加したりすることができるよ うになります。 13.4 SmartTarget 領域でのプロモーションの追加または編集 SmartTarget 領域に表示されるコンテンツの種類を変更するには、SmartTarget 領域で プロモーションを追加したり編集したりします。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. Web ページのプロパティ、またはコンポーネントの領域プロパティか ら、SmartTarget 領域のプロパティ画面に移動します。 次が表示されます。 3. 次のいずれかの操作を実行します。 � プロモーションを選択し、編集コントロールをクリックして、この領域内で 既存のプロモーションを編集します。 � 追加コントロールをクリックして、この領域に新しいプロモーションを追加 します。 SmartTarget Manager ダイアログが開き、新規または既存のプロモーション用の フォームが表示されます。 4. [トリガ (Triggers)]領域では、トリガの追加、トリガの削除、トリガのプロパ ティ設定により、プロモーションのトリガ リストを変更します。 トリガの詳細 については、SmartTarget のマニュアルを参照してください。 5. [操作 (Actions)]領域では、プロモーションがトリガされた場合に表示するコ ンテンツを指定します。 操作の詳細については、SmartTarget のマニュアルを参 照してください。 67 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � 既存のプロモーションを編集している場合は、[領域]に対して異なる値を 選択しないでください。 � 新しいプロモーションを追加している場合は、[領域]の値として現在の領 域の名前 ([領域]プロパティのポップアップに表示される名前) を選択し ます。 6. [保存]をクリックして変更を確定し、ダイアログを閉じて Web ページに戻りま す。 7. これで、Web ページの SmartTarget 領域には、変更が反映されたコンテンツが表 示されます。 13.5 プロモーションで返されるコンポーネントの表示 プロモーション用のコンポーネントを表示して、トリガされるコンテンツを確認しま す。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. Web ページのプロパティ、またはコンポーネントの領域プロパティか ら、SmartTarget 領域のプロパティ画面に移動します。 次が表示されます。 3. プロモーションをダブルクリックするか、右側の矢印をクリックします。 該当するプロモーションで返されるコンポーネントのリストが表示されます。 4. コンポーネントをダブルクリックするか、右側にある[i]をクリックします。 そのコンポーネントのプロパティが表示されます。 68 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 14章 古いバージョンのコンポーネントまた はページの操作 コンポーネントまたはページを右クリックすると、コンテキスト メニューが開き、古 いバージョンの項目を操作するための 2 つのオプション[バージョン履歴 (Version History)]と[バージョンの比較 (Compare Versions)]が表示されます。 14.1 2 つのバージョンのコンポーネントまたはページの比較 2 つのバージョンのコンポーネントまたはページを比較して、時間の経過とともに項目 がどのように変更されたかを確認します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. コンポーネントまたはページを選択して右クリックし、開かれたコンテキスト メ ニューで[バージョンの比較 (Compare Versions)]を選択します。 [比較]ダイアログが開きます。 3. 2 つのドロップダウン コントロールから、比較する 2 つのバージョンを選択 し、[再構築]をクリックします。 [比較]ダイアログが開き、2 つのバージョン間の差異が示されます。 削除され たコンテンツには緑色の取り消し線で示され、新しいコンテンツは青で示されま す。 14.2 以前のバージョンのコンポーネントまたはページへの ロールバック 該当するバージョン以後の項目に対する変更を取り消するには、以前のバージョンのコ ンポーネントまたはページにロールバックします。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. コンポーネントまたはページを選択して右クリックし、開かれたコンテキスト メ ニューで[バージョン履歴 (Version History)]を選択します。 [履歴]ダイアログが開き、以前のバージョンの項目のリストが表示されます。 69 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 3. 以前のバージョンを選択し、ボタン ツールバーで[ロールバック]を選択しま す。 項目が、選択したバージョンにロールバックされます。 14.3 古いバージョンのコンポーネントまたはページ用の追加 機能 コンポーネントまたはページを右クリックし、開かれるコンテキスト メニューか ら[バージョン履歴 (Version History)]を選択して、[履歴]ダイアログを開くこと ができます。 このダイアログでは、古いバージョンを削除したり、古いバージョンに ロールバックしたりするだけではなく、その他のさまざまな機能を実行したりすること ができます。 [履歴]ダイアログでは、次の機能を実行できます。 � 任意のバージョンを選択し、ボタン ツールバーで[開く]をクリックすること で、そのバージョンの項目を個別のダイアログで開くことができます。 � 任意のバージョンを選択し、ボタン ツールバーで[プレビュー]をクリックする ことで、そのバージョンの項目を個別のダイアログでプレビューできます。 � 任意のバージョンを選択し、ボタン ツールバーで[使用場所]をクリックするこ とで、そのバージョンの項目が使用されている場所を確認できます。 [閉じる]をクリックして、ダイアログを閉じます。 70 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 15章 コンポーネントまたはページが使用さ れている場所の確認 ある Web ページで行った変更がその他の Web ページにどのように影響するかを確認す るには、コンポーネントまたはページが使用されている場所を確認します。 手順 1. ブラウザを開き、編集可能な Web ページにアクセスして、ページの左上隅にある SDL Tridion ボタンをクリックすることで編集を始めます。 2. コンポーネントの罫線を選択して、そのコンポーネントが使用されている場所を 確認するか、Web ページ全体を囲む罫線を選択して、そのページが使用されてい る場所を確認します。 3. リボン ツールバーの[管理]タブで、[使用場所]を選択します。 [使用場所]ダイアログが開きます。 4. このダイアログでは、次のいずれかの操作を実行します。 � このコンポーネントまたはページを使用するすべてのコンテンツ項目を表 示するには、[使用場所]タブを選択します。 項目を選択すると、項目の どの特定バージョンが、確認しているコンポーネントまたはページ (の特定 バージョン) と関連があるかが下部領域に表示されます。 � このコンポーネントまたはページが使用するすべてのコンテンツ項目を表示 するには、[使用]タブを選択します。 � このコンポーネントまたはページのすべての発行先を確認するには、[発行 先]タブを選択します。 � 現在表示しているリストを更新しするには、[更新]をクリックします。 � [使用場所]ダイアログを閉じるるには、[閉じる]をクリックします。 71 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 16章 ユーザー生成コンテンツの指標 ダッシュボードのコントロール ルームの画面には、ユーザー生成コンテンツ (UGC) に 関する情報が表示されます。 リボン ツールバーの[ダッシュボード(Dashboard)]タブにアクセスし、左側の[コン トロール ルーム (Control Room)]を選択すると、コンテンツ領域に[ユーザー生成コ ンテンツ (User-generated content)]ボタンが表示されます。 これをクリックする と、ユーザー生成コンテンツに関する指標 (Web サイトの訪問者が投稿したコメントや 評価) を確認できます。 コントロール ルーム画面に表示される結果にフィルタを適用するには、右側の[フィル タ オプションの表示 (Show filter options)]をクリックします。 これにより、次の フィルタが表示されます。 発行物別フィルタ (Filter by Publication) 結果を表示する Web サイトに対応した項目を選択します。 既定では、すべての Web サイトの結果が表示されます。 日付範囲別フィルタ (Filter by Date Range) [今日 (Today)]、[今週 (This Week)]、または [今月 (This Month)]を選択す ると、各期間のみの結果が表示されます。 [日付範囲の設定 (Set Date Range)]を 選択し、2 つの[日付の選択 (Select Date)]ボタンを使用して日付範囲の開始日と 終了日を選択すると、結果を表示する期間を指定できます。 次の結果が表示されます。 対話式コンテンツの分析 (Interactive content breakdown) この領域の表示内容: � コメントまたは評価が投稿された Web ページまたはコンポーネントの割合 � 指定した期間内に投稿されたコメントの総数、およびコメントを残したユニー ク ビジター数 � 指定した期間内に投稿された評価の総数、およびその平均スコア � Web サイトでアクションを実行したユーザーの割合 期間内のユーザー利用状況 (User Engagement over Time) 指定した期間のコメント、評価、およびその両方の傾向を示します。 確認待ちのコメント (Comments awaiting moderation) 確認が必要なコメントのリストです。 最多コメント コンテンツ (Content with the most comments) 投稿されたコメント数で順位付けされた、上位 10 個のページとコンポーネントで す。最もコメントを獲得したコンテンツが一番上に表示されます。 最高評価コンテンツ (Highest rated content) 投稿された評価で順位付けされた、上位 10 個のページとコンポーネントです。最も 評価の高いコンテンツが一番上に表示されます。 最低評価コンテンツ (Lowest rated content) 投稿された評価で順位付けされた、下位 10 個のページとコンポーネントです。最も 評価の低いコンテンツが一番上に表示されます。 72 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) [すべてのコメントの表示 (Show All Comments)]および[すべての評価の表示 (Show All Ratings)]ボタンを使用すると、投稿されたすべてのコメントと評価を確認できま す。 73 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 17章 編集セッションの終了 作業していた Web ページがステージング Web サイトで現在とまったく同じように表示 されることを確認するには、編集セッションを終了します。 手順 1. 編集セッションを終了する前に、保留中の変更をそれぞれ確定または破棄しま す。 現在の Web ページ上のすべての変更を一度にまとめて確定するには、リボ ン ツールバーの[ホーム]タブの[編集の完了 (Finish Editing)]をクリック します。 すべての変更を一度にまとめて破棄するには、同じ場所にある[編集の キャンセル (Cancel Editing)]をクリックします。 2. リボン ツールバーの[ダッシュボード(Dashboard)]タブを選択し、左側の[終 了]をクリックします。 まだ確定または破棄していない変更がある場合、次のオプションを提供するプロ ンプトが表示されます。 � 編集を完了する。つまり、この Web ページ上のすべての変更がステージン グ Web サイトのすべての訪問者に反映されるようにします。 � 編集をキャンセルする。つまり、前回完了した編集以降のこの Web ページ 上のすべての変更を破棄します。 � 後で編集を続行する。つまり、保存されていないすべての編集を保存して編 集セッションを終了しますが、それらの変更をステージング Web サイトに は反映しません。 編集を続けるには、プロンプトの外側の場所をクリックするか、プロンプトの右 上隅にある[X]をクリックします。 3. ブラウザを閉じるか現在の Web ページから移動することで、編集セッションを終 了することもできます。 保存されていない変更がある場合、Web ページ上にとど まるか、Web ページから移動するかを尋ねるプロンプトが表示されます。移動し た場合、変更は保存されますが、ステージング Web サイトの他の訪問者には反映 されません (後で編集を続行することを選択した場合と同じです)。 74 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 第 18章 リファレンス このリファレンス セクションでは、Web ページの編集時に表示されるライブラリやリボ ン ツールバーなどのユーザー インターフェイス項目に関する概念、およびコンポーネ ントやコンポーネント テンプレートなどの直接表示されない項目に関する概念について すべて説明します。 18.1 ユーザー インターフェイス項目 このセクションは、Web ページの編集時に表示されるすべてのユーザー インターフェイ ス項目のリファレンスです。 18.1.1 リボン ツールバーのリファレンス このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーのさまざまなタブの一覧を示しま す。 タブ名 説明 ダッシュボード 色や罫線などのアプリケーションの設定を行うことができます。 ワークフロー タスクとヘルプ リソースへのリンクが表示されます。 ホーム レイアウト 最も頻繁に使用するコントロールが含まれています。 ページ上でコンポーネントを移動したり、コンポーネント テンプ レートまたはページ テンプレートを選択したりするためのコント ロールが含まれています。 形式 書式設定領域 (リッチ テキスト フィールド) を編集するときに使 用するコントロール、および[元に戻す]、[やり直し]、[切り取 り]、[コピー]、[貼り付け]などの一般的な編集コントロールが 含まれています。 画像、表、ハイパーリンクなどの項目を書式設定領域 (リッチ テキ スト フィールド) に挿入するためのコントロールが含まれていま す。 挿入 レビュー スペルチェック、バージョン管理機能、ワークフロー機能などの高度 なレビュー オプションが含まれています。 プレビュー 特定の種類の訪問者に Web ページがどのように表示されるかを確認 するためのオプションが含まれています。 配布 チェックインおよびチェックアウト機能、発行機能、BluePrinting 機能、Content Manager Explorer GUI へのアクセスなどの上級 ユーザー向けのオプションが含まれています。 フィールドの編 このタブには、複数値フィールド内の項目を追加/削除するためのコ 集 ントロールが含まれており、複数値フィールドを編集する場合に使用 できます。 リボン ツールバーの[ダッシュボード (Dashboard)]タブ 75 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[ダッシュボード (Dashboard)]タブのコントロールの一覧を示します。 [ダッシュボード (Dashboard)]タブで、左側のいずれかの項目を選択すると、対応する画面が表示されま す。 画面 ようこそ コントロール ルーム 説明 基本情報が表示されます。ヘルプ リソースおよび SDL Tridion のコミュニティ Web サイトへのリンクも表示されま す。 この画面の詳細については、SDL Tridion のマニュアル を参照してください。 次の機能のコントロールが表示されます。 ユーザー生成コンテンツ (User-generated content) このオプションを選択すると、Web サイトに投稿された コメントと評価、およびそれらの投稿の傾向を調べるこ とができます。 オンライン マーケティング (Online Marketing) このアドオンをインストールすると、このオプション を選択してマーケティング キャンペーンの進捗状況を 確認できます。 詳細については、『Online Marketing Explorer User Manual』を参照してください。 ワークフロー このユーザーのワークフローに関する情報が表示されます。 使用可能なタスク (Available Tasks) 自分のチームに割り当てられ、チームのどのメンバーも 作業を開始していないタスク。 これらのいずれかのタス クのアクティビティを開始して、そのタスクを自分に割 り当てることができます。 マイ タスク 自分のチームに割り当てられ、自分がアクティビティを 開始し、まだ完了していないタスク。 これらの項目に対 する作業 (コンテンツのレビューや修正など) を行い、 項目が完了したら、項目のアクティビティを完了しま す。 完了したタスク (Finished Tasks) 過去に作業し、完了したタスク。 設定 設定オプションが表示されます。 この画面の上部にある[イ ンライン編集]を選択すると、次の設定が表示されます。 � [一般的な罫線設定 (General Borders Settings)]オ プションを選択すると、右側に罫線の設定が表示されま す。 � [Session Preview Settings (セッション プレビュー 設定)]オプションでは、右側のセッション プレビュー 機能を無効にしたり、プレビューにアップロードするバ イナリ ファイルの最大値を設定したりすることができ ます。 � [コンテンツの種類の設定 (Content Type Settings)]オプションでは、使用するページのコンテ ンツの種類を指定できます。 � [BluePrint コンテキスト設定]オプションでは、別の BluePrint 構造を指定できます。 76 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) リボン ツールバーの[ホーム]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[ホーム]タブにあるコント ロールの一覧を示します。 タブの領域 編集 コントロール 保存 説明 この Web ページ上のすべての保存されていな い変更を保存しますが、他のユーザーに反映 するようにはしません。 編集 編集の完了 (Finish Editing) 編集 編集のキャンセル (Cancel Editing) この Web ページ上のすべての保存されていな い変更を保存し、それらを確定します。 Web ページのすべての訪問者に変更が反映されま す。 この Web ページ上のすべての保存されていな い変更を破棄します。 この操作を元に戻すこ とはできません。 作成者 作成者 新しいページ コンテンツの作成 作成者 コンテンツの挿入 (Insert Content) 作成者 コンテンツの削除 (Remove Content) 新しい Web ページを作成します。 この Web ページに追加する新しいコンテンツ 部分を作成します。 このオプションの代わり に[コンテンツの挿入 (Insert Content)]が 表示される場合があります。 この Web ページにコンテンツ部分を挿入しま す (サブオプション [新規コンテンツの挿 入 (Insert new content)]を選択して新規 に作成するか、サブオプション[コンテンツ の挿入 (Insert Content)]を選択してシステ ム内に存在するコンテンツを挿入します)。 このオプションの代わりに[コンテンツの作 成]が表示される場合があります。 現在選択されているコンテンツ部分を Web ページから削除します。 表示 プレビューの更新 (Update Preview) Web ページを更新して最新のコンテンツを表 示します。 表示 フォーム ビューで 開く 表示 プロパティ 現在のページまたは現在選択されているコン ポーネントを Web フォームとしてダイアロ グで開きます。 このコントロールに用意さ れている[移動 (Go to Location)]という サブオプションを使用すると、その項目が Content Manager Explorer のユーザー イ ンターフェイスに表示されます。 この Web ページまたは現在選択されているコ ンテンツ部分のプロパティをポップアップに 表示します。 表示 コンテンツの罫線 (Content Borders) この Web ページ上のコンテンツ部分および ページ自体の周囲の罫線の表示と非表示を切 り替えます。 表示 コンテキスト メ ニュー コンテキスト メニューの有効/無効を切り替 えます。 ブラウザ自身のコンテキスト メ ニューにアクセスする必要がある場合は、こ のコンテキスト メニューを無効化できます。 リボン ツールバーの[レイアウト (Layout)]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[レイアウト (Layout)]タブに あるコントロールの一覧を示します。 77 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) コンテンツの領域 コントロール 説明 移動 この切り替えボタンをクリックして、Web ページ上で項目を移動 します。再度クリックすると、編集が再開されます。 上へ移動 現在選択されているコンテンツ部分を Web ページ上で 1 段上に 移動します。 下へ移動 現在選択されているコンテンツ部分を Web ページ上で 1 段下に 移動します。 [ページ テンプレート]領域 ページ テンプレートのリストを表示します。 右側のコントロールを使用して、すべて のページ テンプレートを表示します。 これらのいずれかを選択して、現在の Web ペー ジのレイアウトおよび動作を決定するページ テンプレートを変更します。 [コンポーネント テンプレート]領域 コンポーネント テンプレートのリストを表示します。 右側のコントロールを使用し て、すべてのコンポーネント テンプレートを表示します。 これらのいずれかを選択し て、現在選択されているコンポーネントのレイアウトおよび動作を決定するコンテンツ テンプレートを変更します。 リボン ツールバーの[書式]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[書式]タブにあるコントロー ルの一覧を示します。 タブの領域 全般 全般 クリップボード コントロール 元に戻す やり直し 貼り付け 説明 直前の編集内容を元に戻します。 直前の元に戻した操作をやり直します。 クリップボードのコンテンツを貼り 付けます。サブオプションの[貼り付 け]は書式設定を含めてコンテンツを貼 り付けます。[特殊な貼り付け (Paste Special)]は、プレーン テキストの貼 り付けなどの複数の貼り付けオプション を表示します。 ブラウザでこの操作を 実行する権限が付与されていない場合が あります。 現在の選択範囲を削除し、クリップボー ドに入れます。 クリップボード 切り取り クリップボード コピー 現在の選択範囲を削除しないでクリップ ボードに入れます。 フォント フォント フェイス ド ロップダウン リスト 使用可能なフォントが表示されます。 適用するフォント フェイスを選択しま す。 フォント フォント サイズ ドロッ フォント サイズの数値がポイント単位 プダウン リスト で表示されます。 適用するフォント サ イズを選択します。 フォント 太字 テキストを太字にします。 78 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) タブの領域 フォント フォント フォント フォント コントロール 斜体 下線 取り消し線 下付き文字 説明 テキストを斜体にします。 テキストに下線を付けます。 テキストに水平線を通します。 前後のテキストのベースラインの下にテ キストを配置します。 フォント 上付き文字 前後のテキストの上端の上にテキストを 配置します。 フォント テキストの色 色選択ポップアップを開いて、テキスト のフォントの色を選択します。 フォント 背景の色 色選択ポップアップを開いて、テキスト の背景の色を選択します。 段落 箇条書き (記号) 記号付き (番号なし) の項目のリストを 作成します。 段落 段落 段落 段落 箇条書き (番号) インデント解除 インデント 書式設定の表示/非表示 番号付きの項目のリストを作成します。 インデントなしのテキスト。 インデント付きのテキスト。 段落および他の HTML 要素の周囲に罫線 を表示します。 段落 段落 段落 スタイル 左揃え 中央揃え 右揃え セクションの種類 テキストを左揃えにします。 テキストを中央揃えにします。 テキストを右揃えにします。 HTML 段落タイプをテキストに適用しま す。 有効な値は次のとおりです。 本文のテキスト 書式設定を適用しません。 段落 テキストを HTML 段落 (<p> 要素) 内に配置します。 汎用コンテナ (div) テキストを汎用の HTML 段落タイプ コンテナ (<div> 要素) 内に配置し ます。 見出し 1、見出し 2、... 見出し 6 テキストを HTML 見出しコンテナ (<h1>、<h2>、... <h6> 要素) 内に 配置します。 スタイル スタイル CSS (カスケーディング スタイル シー ト) スタイルをテキストに適用します。 このドロップダウンの内容は実装によっ て決まります。 リボン ツールバーの[挿入]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[挿入]タブにあるコントロー ルの一覧を示します。 79 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) タブの領域 リッチ テキスト 要素 (Rich Text Elements) コントロール 画像 説明 アップロードした画像またはコンテンツ ライ ブラリ内に既に存在する画像を挿入します。 リッチ テキスト 要素 (Rich Text Elements) 表 表を挿入します。 リンク (Links) ハイパーリンク Web アドレス、電子メール アドレス、または 他のインターネット リソースへのハイパーリ ンクを挿入します。 リンク (Links) アンカー ハイパーリンクのリンク先として指定できる アンカーをカーソル位置に挿入します。 記号 (Symbols) 文字 ポップアップから選択した文字をカーソル位 置に挿入します。 記号 (Symbols) 略語 ポップアップで指定したとおりに略語とその 完全な表記を挿入します。 記号 (Symbols) 水平線 カーソル位置に水平線を挿入します。 リボン ツールバーの[レビュー (Review)]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[レビュー (Review)]タブにあ るコントロールの一覧を示します。 タブの領域 リッチ テキスト コントロール スペル チェッ ク 説明 現在のフィールドまたは現在の選択範囲 (選 択している場合) にスペルチェックを実行し ます。 リッチ テキスト 言語の設定 テキストの表示言語を指定して、テキストに 適用します。 バージョン管理 履歴 現在選択されている項目 (コンポーネントま たはページ) の現在のバージョンまでのすべ てのバージョンのリストを表示します。 バージョン管理 比較 現在選択されている 2 つのバージョンの項目 を選択し、それらを比較して、バージョン間 の変更点を確認できます。 リボン ツールバーの[プレビュー]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[プレビュー]タブにあるコン トロールの一覧を示します。 タブの領域 対 象 コントロール (ペルソナの選択ド ロップダウン) フットプリント (フットプリント セッ トの選択ドロップダウ ン) 80 説明 (オーディエンスマネージャーで設定 されている)ペルソナを選択して、 そのペルソナ用にレンダリングされた ページまたはコンポーネントを表示で きます。 (個人用または共有されている) フット プリント セットを選択して、そのフッ トプリント セット用にレンダリングさ れたページまたはコンポーネントを表 示できます。 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) タブの領域 フットプリント コントロール フットプリント セッ トの編集 説明 現在選択されているフットプリント セットを設定できます。 フットプリント フットプリント セッ トの削除 現在選択されているフットプリント セットを削除します。 リボン ツールバーの[管理]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[管理]タブのコントロールの 一覧を示します。 これらのコントロールは上級ユーザーのみが使用してください。 タブの領域 コントロール 説明 Web ページまたは現在選択さ れているコンポーネントを発 行のために送信します。 発行 発行 発行 発行解除 Web ページまたは現在選択さ れているコンポーネントを発 行解除のために送信します。 発行 発行キュー 項目のステータス (Item Status) チェックアウト 項目のステータス (Item Status) チェックイン 項目のステータス (Item Status) チェックアウトを元に戻す BluePrinting 使用場所 BluePrinting BluePrint 階層 BluePrinting ローカライズ 発行キューを表示し、発行ま たは発行解除のために送信さ れた項目の発行ステータスを 表示します。 Web ページまたは現在選択 されているコンポーネント をチェックアウトし、再度 チェックインするまで自分 だけが編集できるようにしま す。 Web ページまたは現在選択さ れているコンポーネントに対 する変更をチェックインし、 再度他のユーザーが変更でき るようにします。 Web ページまたは現在選択さ れているコンポーネントに対 するロックを解放し、チェッ クアウト後に行ったすべて の変更を元に戻し、再度他の ユーザーが変更できるように します。 この Web ページまたは現在選 択されているコンポーネント が使用されている場所を表示 します。 この Web ページまたは現在選 択されているコンポーネント の BluePrint 階層内での場所 を表示します。 選択した共有されている Web ページまたはコンポーネント のローカル コピーを作成し、 親項目から独立して変更でき るようにします。 81 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) タブの領域 BluePrinting コントロール ローカライズ解除 説明 ローカライズした、共有され ている Web ページまたはコン ポーネントのローカル コピー を削除します。これにより、 ローカライズ以後の項目に対 するすべての変更が削除され ます。 リボン ツールバーの[フィールド編集 (Field Editing)]タブ このリファレンス トピックでは、リボン ツールバーの[フィールド編集 (Field Editing)]タブのコントロールの一覧を示します。 [フィールド編集 (Field Editing)]タブは、Web ページ上の編集可能な複数値フィールドを選択した場合にのみ 表示されます。 18.1.2 コントロール Add Field (フィール ドの追加) 説明 複数値フィールドの現在の位置に新しい値を追加します。 Remove Field (フィー ルドの削除) 複数値フィールドで現在選択されている値を削除します。 パンくずリスト パンくずリストは Web ページ上の位置を示し、これを使用すると現在の項目のコンテナ に移動できます。 パンくずリストは Web ページの真上、リボン ツールバーの下に表示され、コンテナ階 層の面からページ上の正確な位置を示します。パンくずリストの表示順序を次に示しま す。 � パンくずリストは閲覧中の Web サイトの名前を常に表示します。 � 次に、パンくずリストは閲覧中の Web ページの名前を常に表示します。 � 次に、Web ページに領域 (ページの特定の領域) が含まれており、その領域内をク リックした場合、パンくずリストはその領域の名前を表示します。 � 次に、コンポーネント内をクリックした場合、パンくずリストはそのコンポーネン トの名前を表示します。 � 次に、コンポーネント フィールド内をクリックした場合、パンくずリストはその フィールドの名前を表示します。 � 次に、書式設定領域であるコンポーネント フィールド内をクリックした場合、パ ンくずリストは現在のカーソル位置までの HTML 要素のパスを表示します。 18.1.3 ライブラリ パネル ライブラリ パネルは、Content Manager に格納されている項目の選択または新しく 使用する項目の作成を含むいくつかの編集タスクの一部として、画面の左側にスライド 表示されます。 次のユーザー タスクにライブラリ パネルが含まれます。 書式設定領域に画像を挿入する 82 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 書式設定領域に新しい画像または既存の画像を挿入するときに、ライブラリ パネル を使用して、挿入する画像を選択したり、新しいマルチメディア コンポーネントと して画像をアップロードして挿入したりすることができます。 コンポーネントを挿入する 新しいコンポーネントまたは既存のコンポーネントを挿入するときに、ライブラリ パネルを使用して、挿入するコンポーネントを選択したり、新しいコンポーネントを 作成して挿入したりすることができます。 ページを作成する ページを作成するときに、ライブラリ パネルからページの種類を選択します。 コンポーネントを作成する コンポーネントを作成するときに、ライブラリ パネルからコンテンツ タイプを選択 します。 キーワードを選択する 新しいキーワードまたは既存のキーワードを選択するときに、ライブラリ パネルを 使用して、選択するキーワードを選択したり、新しいキーワードを作成して選択した りすることができます。 リンク先のコンポーネントを選択する コンポーネント リンクを編集するときに、ライブラリ パネルでリンク先のコンポー ネントを選択したり、新しいコンポーネントを作成してそれにリンクしたりすること ができます。 リンク先のマルチメディア コンポーネントを選択する マルチメディア リンクを編集するときに、ライブラリ パネルでリンク先のマルチメ ディア コンポーネントを選択したり、バイナリファイルをアップロードして、新し いマルチメディア コンポーネントを作成してそれにリンクしたりすることができま す。 ライブラリ パネルでは、次の方法で項目を見つけることができます。 � 探している項目の名前 (またはその一部) が分かっている場合は、上部にある[検 索]をクリックし、表示される検索ボックスに名前 (またはその一部) を入力でき ます。 必要な場合は、ワイルドカード文字 * や ? も使用できます。 ライブラリ には、検索クエリを含む項目のみが表示されます。 � 項目が置かれている場所が分かっている場合は、コンテナ (フォルダまたはカテ ゴリ) をクリックして、その場所を開いてコンテンツを表示できます。 これによ り、階層内を移動できます。 � 階層内を移動しているときには、いつでも[階層レベルの表示 (Show hierarchy levels)]ボタンをクリックして、コンテナのリストの形式で階層内での現在の位 置を表示できます。 実行しているタスクに応じて、階層内の移動、1 つ以上の項目の選択、ライブラリ内の 項目に関する詳細情報の表示を行うことができます。 詳細については、特定のタスクを 参照してください。 18.1.4 罫線のボタン このリファレンス セクションでは、ページまたはコンポーネントの罫線上に表示される ことがあるすべてのボタンの一覧を示します。 罫線をクリックすることで、これらのボ タンを表示できます。 83 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) アイ コン ラベル 説明 編集中 (You are editing) 編集を完了したり、変更を行った場合はそれを 破棄したりすることができます。 ロック情報の表示 (Show lock information) このコンテンツを変更できない理由が表示され ます。 項目を保存できません (Item cannot be saved) 無効なコンテンツを示します。 コンテンツの 一部が無効な理由の詳細を確認するには、赤色 の罫線のコンテンツをクリックします。 プロパティの表示 (Show properties) 場所、ID、および作成日など、現在の項目のプ ロパティがポップアップに表示されます。 <項目名> は、あなたに割り 項目が自分に割り当てられている場合は、それ 当てられています (<Item を自分用に排他的にロックして、その項目に対 name> is assigned to you) してアクティビティを開始できます。 この項 目で作業を行うことを選択している場合 (項目 または に対してアクティブティを開始している場合) <項目名> で作業を行うこと は、ロックを解除して、その項目でのアクティ を選択しました (You have ビティを完了できます。 chosen to work on <Item name>) 「<項目名>」はターゲット ある条件に該当したターゲットコンテンツが表 コンテンツを表示 示されます。現在のコンポーネントが属してい る領域を表示したり、変更したりできます。 コンポネントは 代 替コン テンツを表 示 18.1.5 代替コンテンツが表示されます。設定した条件 が一つも該当しない状態です。現在のコンポー ネントが属している領域を表示したり、変更し たりできます。 コンテキスト メニュー オプション このトピックでは、ページまたはコンポーネントを右クリックしてその項目のコンテキ スト メニューを開いたときに選択可能なすべてのオプションの一覧を示します。 この コンテキスト メニューを無効化して、ブラウザ自身のコンテキスト メニューにアク セスできるようにするには、リボン ツールバーの[ホーム]タブで[コンテキスト メ ニュー]を無効化します。 ラベル コンテンツの削除 (Remove Content) 説明 このコンポーネントの削除確認が表示されます (コン ポーネントのコンテキスト メニューの場合のみ) 翻訳 (Translate) ダイアログを開いて、コンポーネントまたはページの翻 訳ジョブを定義し、それを翻訳に送信できます。 ローカライズ 現在のコンポーネントまたはページのローカライズ バージョンを作成します。 ローカライズ解除 現在のコンポーネントまたはページに行ったローカライ ズに関するすべての変更を元に戻して、項目の共有バー ジョンに戻すかどうかの確認が表示されます。 発行 発行解除 項目を明示的に発行するためのダイアログが開きます。 項目を明示的に発行解除するためのダイアログが開きま す。 チェックイン このコンポーネントまたはページに対する変更を確定 し、他のユーザーが再度変更できるようにロックを解除 します。 84 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) ラベル チェックアウト チェックアウトを元に戻す 18.1.6 説明 自分が排他的に編集できるように、このコンポーネント またはページをロックします。 項目を再度チェックイ ンするか、チェックアウトを元に戻すまで、他のユー ザーはこの項目を変更できません。 このコンポーネントまたはページに対する変更を破棄 し、他のユーザーが再度変更できるようにロックを解除 します。 プレビューの更新 (Update preview) 表示されるコンポーネントまたはページを最新のコンテ ンツが表示されるようにします。 使用場所 コンポーネントまたはページが使用されている場所を示 します。たとえば、現在のコンポーネントが含まれてい る他の Web ページも表示されます。 バージョン履歴 (Version History) このコンポーネントまたはページの以前のバージョンの リストが表示されます。 バージョンの比較 このコンポーネントまたはページの 2 つのバージョン を選択し、これらのバージョン間で行われた変更を確認 できます。 コンテキスト メニューの無 効化 このコンテキスト メニューを無効化して、ブラウザ自 身のコンテキスト メニューにアクセスできます。 こ のコンテキスト メニューを再び有効化するには、リボ ン ツールバーの[ホーム]タブで[コンテキスト メ ニュー]をクリックします。 BluePrint ビューア BluePrint ビューアは、BluePrint 内の項目に関する親子関係と項目間の BluePrint 関 係を図で表示します。 このダイアログには、次のようないくつかの領域があります。 � [ホーム]タブ: BluePrint 階層図内の選択した項目に対してアクションを実行で きます。 � [表示]タブ: BluePrint 関係のビューを変更できます。 � BluePrint ビューアに表示される、BluePrint 階層図とその情報。 BluePrint ビューアを終了するには、[閉じる]をクリックします。 85 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) [ホーム]タブ [ホーム]タブでは、選択した項目に対して次の操作を実行できます。 � [開く]: BluePrint 階層に表示されている項目が開かれて編集できるように なります。 � [使用場所]: 項目が使用されている場所を確認できます。 � [削除]: 項目を削除します。ただし、その項目に対して必要な権利と権限が あり、かつその項目が使用中でない場合に限ります。 � [プレビュー]: 項目を個別のダイアログでプレビューします。 � [比較]: 2 つの異なるバージョンのコンポーネント、コンポーネント テンプ レート、ページ テンプレート、ページ、またはスキーマを比較します。 � [履歴]: コンポーネントまたはページのすべてのバージョンの一覧を示しま す。 � [ローカライズ]: コンポーネントまたはページをローカライズできます。 � [ローカライズ解除]: コンポーネントまたはページのローカライズを解除で きます。 [表示]タブ [表示]タブの[ズーム イン]/[ズーム アウト]コントロールを使用して、図を ズーム イン/ズーム アウトできます。 また、このタブには次のオプションもありま す。 親の表示 項目 (発行物) を選択して[親の表示]をクリックすると、選択された発行物の 親が強調表示されます (親以外の発行物は、淡色表示されます)。 子の表示 項目 (発行物) を選択して[子の表示]をクリックすると、選択された発行物の 子が強調表示されます (子以外の発行物は、淡色表示されます)。 使用場所の表示 [使用場所の表示]をクリックすると、項目の[使用場所]となっている項目が 表示されます。 継承パスの表示 項目を選択し、[継承パスの表示]をクリックすると、その項目とコンテンツを 共有している箇所が強調表示されます。 コンテンツ領域 86 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) BluePrint ビューアに表示される BluePrint 階層図では、次のような視覚的区別が 使用されます。 � 背景が青で塗りつぶされた発行物は、そこからBluePrint ビューアが呼び出さ れたことを示しています。 � 罫線が青の項目 (コンテキスト項目) は、現在 BluePrint 内で選択されている ことを示しています。 � BluePrint ビューアが呼び出された項目 (コンテキスト項目) と現在選択され ている項目それぞれに関する情報は、ビューアの下部に表示されます。 � 共有項目の名前は、斜体で表示されます。 � 選択されている項目のコピーが含まれていない発行物は、淡色表示されます。 87 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � 子発行物内にローカライズされた項目がある場合、子から親発行物に伸びる線 は点線で表示されます。 18.1.7 発行する項目 展開可能な[発行する項目]領域は、コンテンツ項目を発行するときに[発行]ダイア ログで[発行する項目の表示]を選択すると表示されます。 発行する項目の種類によっ ては、任意の数のその他の項目を発行プロセスの一部として再発行できます。 たとえば、Web ページ上の自動車の製品説明 (コンポーネント) を変更する場合につい て考えてみましょう。 コンポーネントを変更した後に、それを再発行します。 これに より、編集していた Web ページも再発行されます。 それだけではなく、そのコンポー ネントが任意の形式で含まれているその他の Web ページ (同じコンポーネントから取得 された、自動車のメーカーとモデルのみが含まれている製品一覧ページなど) も再発行 されることがあります。 また、画像ファイル (Content Manager 内の個別のマルチメディア コンポーネント) など、コンポーネントに含まれている項目も発行または再発行されることがあります。 展開された[発行する項目]領域は、実行する発行アクションの一部として発行される 項目を示します。 88 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) この領域には、各項目の次の情報が表示されます。 � Content Manager の項目名。 これは、Web ページ上の項目の名前またはタイト ルと一致する場合もあれば、一致しない場合もあります。 � 項目を発行するターゲット。項目は上部で選択したターゲットの種類に含まれてい る発行ターゲットに発行されます。 � Content Manager 内の項目の位置。 Content Manager Explorer インター フェイスにアクセスできる場合は、このパスで項目を見つけることができます。 この領域を折りたたむには、リスト下部の[発行する項目の非表示]をクリックしま す。 18.1.8 キーボード ショートカット ここでは、一般的な編集操作を実行するために使用可能な、キーボードのキーストロー クの一覧を示します。 コンテンツを編集するときに、キーボードを使用して数多くの一般的な操作を実行でき ます。 キーボード ショートカットによっては、一部の場所で機能しないものもあり ます。 たとえば、日付を含むフィールドではテキストを太字にすることはできないた め、Ctrl + B キーボード ショートカットは機能しません。 次の表に、キーボード ショートカット、機能、および使用可能な場所を示します。 89 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) キーボー ド ショー トカット コマンド Ctrl + X (Mac: X) コピー 選択したコンテンツをコピーしま す。つまり、選択したコンテンツを クリップボードに配置します。 貼り付け 選択したコンテンツを貼り付けま す。つまり、クリップボード内の コンテンツを現在のカーソル位置に 挿入します。 貼り付け操作は常に 完了できるとは限りません。たとえ ば、日付フィールドに画像を貼り付 けることはできません。 また、書 式設定されているテキストをプレー ンテキスト フィールドに貼り付け ると、すべての書式設定が削除され ます。 次のいずれかの操作が実行されま す。 テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 太字 + Ctrl + I (Mac: I) 選択したコンテンツを切り取りま す。つまり、選択したコンテンツが 削除され、クリップボードに配置さ れます。 + Ctrl + B (Mac: B) 切り取り + Ctrl + V (Mac: V) 使用可能な場所 + Ctrl + C (Mac: C) 説明 � 太字ではないテキストが選択 されている場合、選択されて いるテキストが太字になりま す。 � 太字のテキストが選択されて いる場合、選択されているテ キストが標準になります (太 字ではなくなります)。 � テキストが選択されていない 場合、現在の要素 (通常は、 現在の段落) が太字になりま す。 斜体 + 次のいずれかの操作が実行されま す。 � 斜体ではないテキストが選択 されている場合、選択されて いるテキストが斜体になりま す。 � 斜体のテキストが選択されて いる場合、選択されているテ キストが標準になります (斜 体ではなくなります)。 � テキストが選択されていない 場合、現在の要素 (通常は、 現在の段落) が斜体になりま す。 90 太字の書式設定が 許可されている場 合の書式設定領域 (リッチ テキスト フィールド) 斜体が許可されて いる場合の書式設 定領域 (リッチ テ キスト フィール ド) SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) キーボー ド ショー トカット コマンド Ctrl + U (Mac: U) 下線 + Ctrl + A (Mac: A) (Mac: Z) すべて選択 現在編集しているフィールド内のす べてのコンテンツを選択します。 元に戻す 直前の編集操作を元に戻します。 やり直し 直前に元に戻した編集操作をやり直 します。 + Ctrl + Y (Mac: + Shift + Z) 18.2 次のいずれかの操作が実行されま す。 � 下線の付いていないテキスト が選択されている場合、選択 されているテキストが下線付 きになります。 � 下線付きテキストが選択され ている場合、選択されている テキストが標準になります (下線が付かなくなります)。 � テキストが選択されていない 場合、選択されている現在の 要素 (通常は、現在の段落) が下線付きになります。 + Ctrl + Z 説明 使用可能な場所 下線付きテキスト が許可されている 場合の書式設定領 域 (リッチ テキス ト フィールド) テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 テキスト (書式設 定されているか どうかを問いませ ん)、画像、数値、 または日付を含む あらゆる領域。 コンテンツ管理の概念 このセクションでは、コンテンツ管理に関係する編集を行っているときに使用する概念 について説明します。 18.2.1 Content Manager SDL Tridion Content Manager は、編集を可能にする Web サイトの作成に関係する コンポーネント、ページ オブジェクト、テンプレート、およびその他の項目をすべて格 納します。 Content Manager (SDL Tridion Content Manager) は SDL Tridion スイートの中 核となります。 編集可能な 1 つ以上の Web サイトを制作するのに関係するすべての項 目を格納します。 項目を保存すると、それは Content Manager に保存されます。 91 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) Content Manager は、発行された Web サイトとは異なります。 Content Manager 内のすべての項目を、発行された Web サイトに表示する必要はありません。 18.2.2 コンポーネント コンポーネントとは、コンテンツの一部分のことです。 コンポーネントは、Web ページ ごとに異なる形式で表示されることがあります。 コンポーネントは、Content Manager データベースに保存されているコンテンツの一 部分です。 Web サイトでは、異なる Web ページまたは同じ Web ページ上で同じコン ポーネントが複数回表示されることがあります。 コンポーネントには、コンポーネントのさまざまな部分を指定できるフィールドがあり ます。 たとえば、ニュース記事のコンポーネントには、記事のタイトルのフィールド、 表示するオプション画像のフィールド、記事の本文テキストのフィールドなどがありま す。 Web ページには、コンポーネントのすべてのフィールドが表示されるとは限りませ ん。 たとえば、ニュース記事の概要ページでは、各コンポーネントのタイトルのみが表 示されることがあります。 フィールドはブラウザ ウィンドウで編集できます。 Web ページごとに、同じフィールドが異なって表示されるようにすることができます。 たとえば、概要ページではタイトル フィールドをクリック可能なリンクである中程度の サイズのテキストとして表示し、本文ページでは同じタイトル フィールドを大きいサイ ズのクリック不可のテキストとして表示できます。 コンポーネントがどのように表示さ れるかと、どの分量が表示されるかは、コンポーネントに関連付けたコンポーネント テ ンプレートによって決まります。 通常、Web ページは、コンポーネントで使用可能/使 用不可能なコンポーネント テンプレートを示します。 場合によっては、Web ページ上でコンポーネントを移動できます。 また、コンポーネン トを Web ページから削除することもできます。 これによってコンポーネントが完全に 破棄されるわけではありません。 18.2.3 コンポーネント テンプレート コンポーネント テンプレートは、コンポーネントのどの部分がどのように Web ページ に表示されるかを決定します。 コンポーネント テンプレートは、コンポーネントの視覚化方法 (場合によっては動作 も) を決定します。 コンポーネントにはいくつかのフィールドが含まれていて、これらにはコンポーネント のさまざまな部分が含まれています。 たとえば、Press Release Component (プレス リ リース コンポーネント) の代表的なコンポーネント フィールドは、見出し、発行日、 導入部テキスト、本文テキストです。 Web ページの種類によっては、これらのフィールドが多く表示される場合もあれば、少 なく表示される場合もあります。 たとえば、ある年のすべてのプレス リリースを表示 するインデックス ページには、見出しと日付のみを表示できます。 それに対して、1 つのプレス リリースが単独で表示される Web ページには、すべてのフィールドを表示 できます。 また、同じフィールドが Web ページごとに異なるように表示することもできます。 プ レス リリースのインデックス ページでは、タイトルは 14 ポイントのフォント サイズ で表示されますが、単独ページでは同じタイトルを 18 ポイントで表示できます。 また、一部の Web ページで、他の部分では実行できない特定の対話式機能へのアクセス を提供できます。 たとえば、プレス リリースの単独ページにはプレス リリースを印刷 するためのボタンが表示するが、索引ページには表示しないなどです。 92 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) これらのすべての事柄 (どのフィールドが表示されるか、それらがどのように表示され るか、どのような動作がそれらで可能になるか) は、コンポーネント テンプレートに よって制御されます。 コンポーネントを Web ページの一部として発行したときに、コ ンポーネント テンプレートがそれに適用されて、その特定の Web ページでコンポーネ ントがどのように表示され、どのように動作するかが決まります。 18.2.4 ワークフロー ワークフローは、組織をめぐるコンテンツ部分のフローです。 コンテンツ部分を Web サイトに発行する前に、組織内の複数の部署を通過することが必 要な場合があります。 たとえば、作成者がコンテンツの一部を作成した後に、編集者が スペルミスや文法ミスをレビューしたり、法務部が法的内容についてレビューしたり、 営業部がコンテンツの一部に記載されている製品の正しい価格を入力することが必要な 場合があります。 また、コンテンツの一部では、そのコンテンツの一部が長すぎない かどうかをチェックするワード カウンタなどの自動プロセスや、テキストから自動的に キーワードを抽出するプロセスが実行されることもあります。 組織でのコンテンツ部分のフローのことをワークフローといい、そのようなステップの 特定のシーケンスのことをワークフロー プロセスといいます。 ワークフロー プロセス の 1 つのステップのことをアクティビティといいます。 アクティビティには、手動ア クティビティ (人が実行するアクティビティ) または自動アクティビティ (機械が実行 するアクティビティ) があります。 コンテンツ部分は、次のようにワークフロー プロセスを流れます。 1. 一部のアクションでは、ワークフロー プロセスの最初のアクティビティを開始す るように求められます。 通常は、ユーザーがコンテンツの一部を作成したり、 ワークフロー プロセス完了後にコンテンツの一部を編集した場合にこのようにな ります。 2. 項目がユーザー グループに割り当てられます。 項目が割り当てられているすべて のユーザーの[使用可能なタスク (Available Tasks)]に項目が表示されます。 3. いずれかのユーザーが 9ページの「アクティビティを開始」するまで (ユーザーが 項目に対して作業を開始することを示すまで)、項目はユーザーの[使用可能なタ スク (Available Tasks)]リストに残ったままになります。 項目が[使用可能な タスク (Available Tasks)]リストに表示されなくなり、このユーザーの[マイ タスク]リストに再度表示されます。 4. 項目を選択したユーザーは、それをレビュー、編集、またはその他の方法で処理し ます。 5. ユーザーが明示的に 36ページの「アクティビティを完了」します (項目を完了し たことを示します)。 これにより、項目がユーザーの[マイ タスク]リストに表 示されなくなります。 場合によっては、ユーザーは次の処理を選択することも できます (次のユーザー グループに割り当てることで承認するか、以前に作業を 行ったユーザーに再度割り当てることで拒否するなど)。 6. 次に、このアクティビティに続く自動アクティビティ (ない場合もあります) が実 行され、自動的に完了します。 7. この後、次のいずれかの状態になります。 93 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) � 項目が新しい手動アクティビティに移動し、プロセス、ユーザー、または ユーザー グループに割り当てられます。 上記の手順 2 を参照してくださ い。 � これが最後のアクティビティであった場合、項目のワークフロー プロセスが 終了します。 アクティビティの完了後、処理された項目が特定のステータスになります。 通常、この ステータスは、項目を特定の Web サイトに発行できるかどうかを判断するのに使用され ます。 たとえば、項目のステージング サーバーへの発行はワークフロー プロセスの任 意のステージで自動的に行われるが、ライブ サーバーへの発行はワークフロー プロセ ス全体が完了した後にのみ行われるようにワークフロー プロセスを設定できます。 18.2.5 発行物 発行物は、Web サイトを制作するために使用するページ、コンポーネント、コン ポーネント テンプレート、その他のコンテンツ項目の一貫したセットが含まれてい る、Content Manager 内のリポジトリです。 発行物は、 BluePrint 構造という階層 構造の一部にすることができ、これにより階層の上位発行物内の項目は、下位発行物で 共有されます。 18.2.6 BluePrinting BluePrinting は、SDL Tridion ユーザーが Web サイトにわたってコンテンツを共有し たり、コンテンツのローカル コピー (翻訳など) を作成できるようになるフレームワー クです。 BluePrinting の概念は、SDL Tridion Content Manager のユーザーがコンテンツを 整理する方法です。 BluePrinting では、Content Manager 内の発行物 (通常、Web サイトに対応しています) は階層構造で整理されます。 発行物は、他の発行物との親子 関係を持っています。つまり、各発行物は、親発行物、子発行物、またはその両方を持 つことができます。 リボン ツールバーの[管理]タブの[BluePrint 階層]ボタンに より、発行物間のこの関係が表示されます。 94 SDL Tridion 2011 SP1 のユーザー インターフェイスの更新に関するユーザー マニュアル (初級編) 共有項目 発行物 B が別の発行物 A の子発行物である場合、A で作成したすべてのコンテンツ項 目は B 内と B のすべての子発行物内でも使用できます。これらのコンテンツ項目のこ とを共有項目といいます。 これらの項目は発行物 A 内でのみ編集できますが、B 内ま たは B の任意の子内でローカライズできます。 ローカライズ (適切な権限のある) ユーザーが、A から共有された B 内の項目をローカライズする と、項目のローカル コピーが作成されます。 このローカル コピーは、初期状態では親 項目と同じですが、B 内で編集できます。 項目に対して行った変更は、B と B の子発 行物内でのみ使用できます。 コンテンツをローカライズする理由の代表的な例として、 親発行物の言語を、子発行物の言語に翻訳する場合が挙げられます (発行物 A が英語の サイトで、発行物 B がフランス語の同等のサイトである場合など)。 ローカライズ解除 ローカライズすると、ローカル コピーは親項目から独立したものになります。つまり、 親項目に対して行った変更はローカル コピーに反映されなくなり、ローカル コピーに 対して行った変更は親項目に影響しなくなります。 項目のローカライズを解除するこ ともできます。 項目のローカライズを解除すると、作成したローカル コピー (および ローカライズ以後に行ったあらゆる変更) が破棄され、元の状態に戻ります。つまり、 親発行物の項目を共有するようになります。 ローカル項目 B 内でローカル項目を作成することもできます。これは、B 内で編集でき、B 内と B の 子発行物内でのみ使用できます。 カスタム BluePrint 構造 SDL Tridion は実装ごとに異なり、BluePrint 構造の独自の階層を 1 つ以上持ってい ます。 BluePrinting での作業方法は、各組織に実装されている特定の BluePrint 構造 によって大きく左右されます。 各組織の BluePrint 階層の詳細については、各組織の SDL Tridion ソフトウェア管理担当者に問い合わせてください。 95
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