英語βコース 第4回 準動詞

英語βコース
1 (
第4回
準動詞
)に入る最も適切な語句を選択肢より選びなさい。
1. The cloud-like Milky Way stretching across the night sky is actually a
huge galaxy (
) millions of stars.
① containing
② contained
③ having been contained
④ to be contained
2. I hear that Paul and Linda decided (
).
① getting married
② marriage
③ marrying
④ to get married
3. Don’t forget (
) the book back to the shelf when you finish reading
it.
① to put
② putting
③ put
4. He can speak German and French, (
④ to have put
) of English.
① saying nothing
② says nothing
③ to say nothing
④ said nothing
5. Jane, (
) where to find the dictionary, asked her mother where it
was.
① didn’t know
② not to know
③ not knowing
④ not being known
6. (
), we hurried to our home.
① The sun having set
② The sun had set
③ Setting the sun
④ The sun having been set
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2 日本語に合うように、[
]内の語句を並べ替えなさい。
1. メアリーはとても聡明なので、彼女の知性に関しては意見がわかれるこ
とはない。
[ there / is / disagreement / Mary / clever / for / intelligence / to / be / any
/ concerning / her / too ].
2. 朝食がすむと彼女は新聞を読んだ。
[ the paper / she / having / her / read / breakfast / , / finished ].
3. その坂は彼らにとって険しすぎたので、それ以上先へ行くのを諦めた。
[ too / the / slope / gave / for / going / being / them / , / they / up / steep /
farther ].
4. この通り田舎に住んでいるので、訪問客はほとんどいない。
[ I / living / do / in / the country / , / have / visitors / seldom / as / I ].
3 下線部より文法的な誤りがある箇所を選び、適切な形に変えなさい。
1. Engineers who design flood-control projects avoid to damage the
environment as much as they can.
2. “Did you enjoy the ball game yesterday?”
“Yes, I had a pleasant time. The game itself was not excited, but the
gestures of the fans were very funny. It was more interesting for me
to observe the crowd than to watch the game.”
3. At one time considering a luxury for the academically talented, second
language instruction is coming to be accepted as essential for
everyone.
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4 以下の文を訳しなさい。
1. One of the mistakes many of us make is that we feel sorry for
ourselves, thinking life should be fair, or that someday it will be.
Surrendering to the fact that life isn’t fair, encouraging us to do the
very best we can with whatever we have, keep us from feeling sorry for
ourselves and disappointed by the world having been thought to be as
unfair as our life.
2. Sending a man into space for years and years may not be possible or
desirable, but robots have already been sent to the edges of our solar
system and beyond, exploring space and telling us what they find
there. Robots go into the deepest regions of the sea and into volcanoes,
gathering information that is useful to humans.
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【解答・解説】
1
1. ①「夜空に広がる雲のような天の川は、実際には何百万の星を含んでい
る巨大な銀河である」
文全体の動詞は is である。したがって“(
)millions of stars”の部
分は直前の“a huge galaxy”を修飾できる分詞句でなくてはいけない。
2. ④「ポールとリンダが結婚することに決めたと私は聞きました」
decide は to 不定詞を目的語にとる。“get married”「結婚する」。
3. ①「その本を読み終わったら棚に戻すのを忘れないで下さい」
forget to-V は「V するのを忘れる」、forget V-ing は「V したことを忘れ
る」。意味の違いをしっかり覚えよう。
4. ③「彼はドイツ語とフランス語を話すことができる。英語は言うまでも
ない」
to say nothing of ~「~は言うまでもない」。慣用表現として覚えよう。
5. ③「ジェーンは辞書のありかがわからなかったので、それがどこにある
のか母親に尋ねた」
Jane が主語で、それに対応する動詞は asked。したがって(
)に動
詞を入れるならば準動詞になっていなければならない。ここでは分詞構文の
形にする。where 以下を目的語にできる分詞構文は not knowing のみ。
6. ①「太陽が沈んでいたので、私達は家に急いだ」
②は接続詞がないので不可。主節と異なる主語を含んでいる分詞構文の形
に注意して、正しい形の独立分詞構文を選ぶ。set は自動詞で「(太陽・月
が)沈む」という意味なので、受動態になっている③は不可。
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2
1. Mary was too clever for there to be any disagreement concerning her
intelligence.
“too ~ to…”の構文で to…に意味上の主語“for there”がついている形。
there が意味上の主語になる形に戸惑うかもしれないが、“there is ~”「~
がある」という表現の副詞の there を主語的に扱うことがあるので覚えてお
こう。
2. Having finished her breakfast, she read the paper.
完了形の分詞構文の形がポイント。朝食をすますほうが時間的に先行して
いるので、これを分詞構文にする。
3. The slope being too steep for them, they gave up going farther.
Because the slope was too steep for them「その坂は彼らにとって険しす
ぎたので」と表現したいが、接続詞や be 動詞がないので分詞構文で表現す
る。
4. Living as I do in the country, I seldom have visitors.
分詞構文の直後の“as S do”には分詞構文を強調する働きがあり、
「この
通り」などと訳す。また、seldom と have の語順にも注意。
3
1. to damage → damaging
avoid の目的語は動名詞。“avoid V-ing”で「V することを避ける」。
「洪水制御事業を計画するエンジニア達はできるだけ環境をそこなわない
ようにする」
2. excited → exciting
動詞 excite は「興奮させる」という意味。excited では「興奮させられて
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いる」すなわち「興奮している」という意味になるが、主語が The game
なので「試合が興奮している」という不自然な意味になってしまう。
「昨日の野球の試合は楽しめた?」
「うん、楽しい時間を過ごしたよ。試合自体は面白くなかったけど、ファ
ンのしぐさがとてもおかしかった。試合を見るよりも観客を観察するほうが
僕にとっては面白かった」
3. considering → considered
At one time ~ talented の部分は分詞構文であり、そこで省略されている
主語は second language instruction。
「第二言語が贅沢とみなす」という能
動の意味では不自然。「第二言語が贅沢とみなされる」という受動の意味に
したいので、過去分詞 considered にする。
「かつては学問的に才能のある人々の贅沢であるとみなされていたが、第
二言語教育はすべての人にとって重要なものであると受け入れられるよう
になってきている」
4
1. 我々の多くが犯す過ちのひとつに、人生は公平であるべきだ、またはい
つかそうなるだろうと考えて、我々自身に哀れみを感じるということがある。
人生は公平ではないとあきらめ、現在あるもので最善をつくすように我々を
励ますことによって、我々自身を哀れみ、我々の人生と同じくらい不公平で
あると思われていた世界に失望することがなくなるのである。
thinking life ~:分詞構文になっている。
or that someday it will be:前出の thinking につながる。
encouraging us ~ we have:挿入された形の分詞構文になっている。
2. 何年もの期間にわたって人間を宇宙に送りこむのは可能ではないし、望
ましくもないだろう。しかし、ロボットはすでに太陽系の外縁まで、また太
陽系の外まで送られており、宇宙を探索し、宇宙で発見したことを我々に伝
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えている。ロボットは海の最深部や火山の内部へと行き、人間に有益な知識
を集めている。
Sending ~ years:この部分は動名詞句で主語になっている。分詞構文で
はないので注意。
exploring ~ there:分詞構文。and explore ~と解釈する。
gathering ~ to humans:分詞構文。and gather ~と解釈する。
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