適正な結果を求めて - Royal Academy Of Dance

Exams
FOCUS ON
第 2 号 2016 年
適正な結果を求めて
Andrew McBirnie
(試験ディレクター)
Benesh Movement Notation
(ベネシュ記譜法) – 学習の意義
Total Qualification Time
(合計資格時間) – 試験の完遂に要する時間
Examinations Department
36 Battersea Square
London SW11 3RA
United Kingdom
電話: +44 (0) 20 7326 8000
ファクス: +44 (0)20 7924 2311
電子メール: [email protected]
www.rad.org.uk/examinations
www.rad.org.uk
www.radenterprises.co.uk
www.radeducation.org.uk
www.stepintodance.org
@RADheadquarters
/RoyalAcademyofDance
オリジナルシリーズデザイン: Consider This
デザイン (英語版): Nandita Dutta
翻訳/植字: ITR
印刷: Harlequin Print Group
表紙写真: Graham Read
Focus on Exams は Royal Academy of Dance が発行しています。
Royal Academy of Dance は世界各国の Royal Academy of
Dance Group を代表して、イングランドおよびウェールズの慈
善団体第 312826 号として登録されています。RAD Group の各
事務所の連絡先詳細情報は、15‑16 ページに記載されています。
VAT 登録番号: GB 603 1763 71
ROYAL ACADEMY OF DANCE、RAD、RAD PRE‑PRIMARY IN
DANCE、RAD PRIMARY IN DANCE、および SILVER SWANS
は Royal Academy of Dance の登録商標® です。RAD
INTERMEDIATE FOUNDATION、RAD INTERMEDIATE、
RAD ADVANCED FOUNDATION、RAD ADVANCED 1、
RAD ADVANCED 2、RAD CLASS AWARD、RAD SOLO
PERFORMANCE AWARD、DANCE TO YOUR OWN TUNE、
CBTS、および KARSAVINA SYLLABUS は Royal Academy of
Dance の未登録商標™ です。Royal Academy of Dance の書面
による事前の許諾なしに、商標または本書の他の内容を使用
または乱用することを固く禁じます。
Registered Teacher (登録教師) は専用の団体商標 Royal
Academy of Dance Registered Teachers® の使用が許可され、
この商標によって認識されます。
書面による許諾なしにこの商標の全体または一部を複製する
ことを固く禁じます。Royal Academy of Dance® は、イングラン
ドおよびウェールズの慈善団体第 312826 号として登録されて
います。
2
[FSC logo]
Focus on Exams にようこそ。本誌は試験関連のあ
らゆるトピックを専門に扱う RAD の出版物です。
Fiona Campbell Examinations bursary (試験奨学
金) 授与者の皆さん、おめでとうございます。試験
での成功を心よりお祈り申し上げます。
イングランド、ウェールズ、北アイルランドでの新
たな Regulated Qualifications Framework (RQF: 規
制資格枠組み) の実施に伴い、この数か月でいく
つかの重要な規定の変更がありました。その
1 つは Total Qualification Time (TQT: 合計資格時
間) の導入です。これは、
「平均的な」学習者が資
格の取得に要する時間の基準です。これまで既存
のガイドラインの見直しに取り組んできました
が、Examiner の 1 人である Karen Harris が、この
見直しへの参加経験について執筆しています。
Continuing Professional Development (CPD: プロ
としての継続的成長) の広範にわたる活動は、あ
らゆるレベルの RAD シラバス (教授要綱) につ
いて利用できます。試験の評価、事務手続き、
および規制について、また Benesh Movement
Notation (BMN: ベネシュ記譜法) の学習にも利用
できます。このトピックについて本号で詳しく取り
上げています。
RAD は 25 か国に居住する 203 名の Examiner を
擁し、70 か国において毎年約 230,000 回の試験
を実施しています。RAD では、ブラジルからバリ
島まで世界の各国において、年が移り Examiner
が変わっても、一貫した採点方法を維持したい
と考えています。この大切なトピックについて今回
自ら記事を書きました。読者の皆さんにとり、再
確認の意味でも有益なものとなることを願ってい
ます。
今号の Focus on Exams の内容
について何かご質問があれば、
[email protected] までお気軽
にご連絡ください。また、新設
のオンライン アンケート
(www.surveymonkey.com/r/
examsfeedback) で、私たちの
サービスに関する皆さんの経
験をお知らせください。RAD
の試験に関し、変わらぬご支
援に心より感謝申し上げます。
試験ディレクター
Dr Andrew McBirnie
Regulated Qualifications Framework
Total Qualification Time (TQT)
Regulated Qualifications Framework (RQF: 規制
資格枠組み) は、Qualifications and Credit
Framework (QCF: 資格と単位の枠組み) に置き換
わるものとして、2015 年 10 月 1 日に導入されま
した。RQF はより柔軟で包括的な枠組みであり、
イングランド、ウェールズ、および北アイルランドに
おけるすべての規制資格 (GCSE、A レベル、ヴォ
ケーショナル [職業ベース] 資格、グレード別試験
など) がこれによって 1 つにまとめられます。
教師の皆さんの多くはすでに Guided Learning
Hours (GLH: 指導付き学習時間) のことをご存知
のことと思います。これは、Notional or Other
Learning (概念的な学習または他の学習) と合わ
せて、
「平均的な」学習者が試験を完遂するため
に要する時間 (資格の「サイズ」) を示すもので
す。この値は、10 学習時間を 1 単位として、認定
証明書に単位数で示されます。したがって、合計
学習時間が 70 時間である Grade 1 は 7 単位相
当となります。
これは RAD 試験の規制ステータスに影響を及
ぼすものではなく、UCAS (大学および単科大学入
学サービス) ポイントは引き続き適用されます。
RQF では、希望に応じて今後単位の授与を廃止
する選択肢もありますが、当面は、単位の授与も
引き続き行っていきます。
Qualifications Wales
ウェールズにおける監督責任は、2015 年 9 月
21 日に、ウェールズ政府から新しい独立監査機
関である Qualifications Wales へと移管されまし
た。認定証明書に記された新しい Qualifications
Wales のロゴにもう気付いた方もいることでしょ
う。
スコットランド
スコットランドで実施される試験では、引き続き
SQA (スコットランド資格機関) 認定によって、
Scottish Credit and Qualifications Framework
(SCQF: スコットランド単位資格枠組み) に基づい
た認定が行われます。
規定と外部関係
ようこそ
目次 !
Focus on Exams 第 2 号 – 2016 年
RQF の導入 (上記参照) に伴い、Ofqual (資格試
験監視局 [イングランドの試験監督機関]) の監督
下にあるすべての資格授与機関には新しい条件
が適用され、こうした学習時間の計算方法に関す
る証拠を集めて、その証拠を持続的に再検討して
いくことが求められるようになります。この新し
い学習指標は「Total Qualification Time (TQT: 合
計資格時間)」と呼ばれ、これには指導付き (教師
主導) の学習、自主学習、および試験自体の時間
が含められます。
RAD はこうした新しい要件を満たすために、英国
内の監督下にあるダンス資格授与組織すべてを
代表して、Council for Dance Education and Training
(CDET: ダンス教育および養成評議会) の主導す
るプロジェクトに携わっています。このプロジェク
トに関わっている RAD Examiner の Karen Harris
は、これに関する記事を、教師および Examiner
の視点から著しています。これは本号の Focus on
Exams に記載されています。
TQT は、
「平均的な学習者」が資格を取得するた
めに要する時間の指標である、ということを覚え
ておくことは重要です。真に「平均的な」学生はま
ず存在せず、試験のための学習に要する実際の
時間は、学生の適性、事前学習、身体的特徴、熱
意などによって変わるということは、多くの教師
が承知していることです。
1
試験実施の新たな「2 本立てモデル」を実施して
1 年以上が経ちましたが、このモデルはとてもう
まく機能しています。すべてのレベルの試験を一
緒に実施できるようになったため、グレード別の
受験者を 1 か所の RAD Approved Venue (RAV:
RAD 公認会場) に登録することで、必要な日程を
確保する可能性が高くなります。
Approved Examination Centre (AEC: 公認試験セ
ンター) の受験日を申し込む際はできるだけ柔軟
性をもたせ、地域のオフィスで指定されている数
のオプションは少なくとも提示するようにしてくだ
さい。つまるところ、全員が同じ日に受験するの
は不可能なのですから、柔軟性が肝要になります。
週日に学生が授業を休めるように、受験の正当
性を説明する手紙を発行することもできます。そ
れでも学校側が受験者の退校を認めない場合は、
試験部門または地域のオフィスまでご連絡くださ
い。お手伝いできることがあるかもしれません。
新しい Advanced 1 および 2 男子シラ
バス (教授要綱)
Fiona Campbell Examinations
Bursary
2016 年 1 月から、新しい Advanced 1 および 2 の
男子シラバス (教授要綱) での試験が行われてい
ます。
Fiona Campbell Examinations Bursary (試験奨学
金) の第 1 回授与者の皆さん、おめでとうござい
ます。この奨学金は、元 RAD 教師、Examiner、評
議委員であり、また生涯を通し Academy の友人
でもあった、故 Fiona Campbell 氏による寛大なる
寄付金を基に設立されました。
Class Award
昨年より、Grade 1–5 の Class Award (クラスア
ワード) で、エクササイズを選択 (いずれか 1 つ)
できるようになりました。受験者は、シラバス (教
授要綱) のエクササイズのすべてを演ずる必要が
なくなりました。
9 月には次回の出願手続きがあります。現時点で
は 5 年間の計画で賞与を実行する予定ですが、
資金状況によってはその後も更新される可能性
があります。
これにより、テクニックの第 2、第 3、第 4 セク
ションに影響が及びます。選択についての詳細
は、該当する Specification (詳細) ドキュメントに
記載されています。
写真: Laura Jones
ゼッケン
受験者は、試験中に識別しやすいようゼッケンを
身に付けます。
受験者の各グループごとに 1 ~ 4 (Class Award
と Grade 6–7 の presentation class [プレゼンテー
ション クラス] では 1 ~ 8) のゼッケンを付け、で
きれば各受験者は体の前面と背面に 1 つずつ、
2 つのゼッケンを付けるようにします。
写真: Elliott Franks
奨学金は世界各国が対象で、授与された受験者
は、通知日から 12 か月間その奨学金を使用する
ことができます。
奨学金なしでは RAD 試験への参加が難しいと
思われる、授与に値する受験者を支援すること
により、この取り組みを支持していただけるよう
願っています。
Repertoire syllabus
RAD の試験用ゼッケンは、次のリンクで RAD
Enterprises から購入できます。
www.radenterprises.co.uk/rad-examination-wear/
exam-badges
2016 年中にこのプロジェクトを推し進め、参加へ
の興味を示していただいた教師の方々には、近日
中に連絡させていただく予定です。
Graded Examination を受ける受験者は、希望に応
じて、ゼッケンとともにピンク/赤、白、黄色、青の
識別票を身に付けることができます。
シラバス (教授要綱) の出版物
試験開始にあたり、受験者はゼッケン番号順に会
場の中央へと走り出て、1 番の受験者が Examiner
から見て左になるよう、Examiner の対面に整列し
ます。
2
教師は、授与にふさわしい受験者に代わり、次に
受ける試験の費用を上限として助成金を申請する
ことができます。手続きはごく簡単で、受験者が
奨学金を受けるに値する理由を 150 語 (400 字)
で説明するだけです。(Solo Seal 以外の) すべての
試験が対象となります。
ニュース、更新情報、および注意事項
ニュース、更新情報、および注意事項
受験の日程
出版されているシラバス (教授要綱) および楽譜
の改訂概要は、次のウェブサイトに記載されてい
ます。
www.rad.org.uk/achieve/exams/what-we-do/
syllabus-updates
3
Karen Harris (RAD Examiner、英国)
試験のための学習時間の見直しに携わるよう求
められた瞬間に、これは興味深いプロジェクトに
なると私は直観しました。
英国における試験規制に関する最近の動向、すな
わち、Qualifications and Credit Framework (QCF)
が廃止され、Regulated Qualifications Framework
(RQF) に替わるという進展に伴い、私は RAD の
Graded Examination と Vocational Graded
Examination に割り当てられる Total Qualification
Time (TQT) について調査するよう依頼を受けま
した。私の仕事は、割り当てられた学習時間が、
該当グレードを修了するために「平均的な」学習
者が必要とする時間をおおむね表しているかどう
かを判定することでした。
学習時間は、Guided learning hours (GLH) と、追
加または「その他の学習」の時間から構成されて
おり、もともとは 2009 年に監督下にあるダンス
資格授与組織間で合意を受けたものです。多くの
教師は、Examinations Information, Rules and
Regulations (4.3) に記されている公的な学習時間
が設けられていることを評価しています。例えば、
試験への参加について生徒の両親と話す際に、
この表を参照すると役立つこともあります。
私はこれまでフリーランスの教師として、フルタイ
ムの Vocational Schools (ヴォケーショナル・スクー
ル) から民間のダンススクールまで、さまざまな環
境で教えてきました。こうしたスクールのそれぞれ
で、試験シラバス (教授要綱) の Guided learning
hours は、場所、スタジオへのアクセス、地域のコ
ミュニティのニーズなどに合わせて異なる形で実
現されています。共通しているのは、どのスクール
でも根本的には生徒を最優先しており、すべての
生徒の目標達成を望んでいるという点です。
それでもこの仕事を正確に遂行するには、私の多
様な教授経験をおいてもなお、対象をさらに掘り
下げていく必要があることは明らかでした。そこ
で私の調査研究が始まったのです。
4
私自身のプランニングでは、Primary in Dance を
6 才で受講し、各グレードで Total Qualification
Time を満たせば、学校の最終学年度に Grade 8
を修了することが可能であるとわかっています。
しかし、多くの外的影響を受けることを考慮する
と、私は教師がこれをどの程度達成可能と見てい
るかについて知りたいと思いました。
私はまず、英国内の教師と連絡を取りました。各
スクールにおける Grade 1–8 と Vocational Grade
(ヴォケーショナル グレード) の教授および学習
について、概要の提示を求めました。各レッスン
の長さ、1 週間あたりのレッスン数、1 学期あたり
の週の数、そして、あるグレードの試験を受ける
前に費やす学期数を知りたいと思ったのです。結
果は非常に興味深いもので、多くの教師の方々が
背景となる追加情報を進んで提供してくれまし
た。また多くの教師の方々が、生徒の集中力が続
かないことによる苦労について報告してくれまし
た。他のジャンルのダンスを含めた時間割の調整
で困難に直面しているスクールもあります。しか
し、共通しているテーマは時間の制約でした。あ
る教師の言葉を借りるなら、
「1 時間が 60 分じゃ
足りない」というのです。
受験トレーニングのスケジュールをいかにうまく
計画して時間を割り振っても、試験日が迫ってく
るに連れて、重圧に悩まされてしまいます。レッス
ンが最も必要な生徒に限って、この重要な時期に
欠席している生徒だというのも、多くの教師が経
験していることです。
英国の教師の方々からこうした情報を頂いた後、
私は調査を国外に広げて、より広範な見解を求め
ることにしました。
返答が返ってくるにつれ、私は同僚の皆さんの広
い心に触れ、謙虚な気持ちと感謝の念に満たさ
れる思いでした。Guided learning hours を最もう
まく活用する方法について、実に多くの方々が、自
分の考えを喜んで伝えてくれたのです。世界的組
織の一員であっても、私達は緊密に結ばれたコ
ミュニティです。私達は皆、同じ目標の達成を目
指して同じ挑戦に挑み、自分たちの仕事への愛情
という同じ情熱を分かち持っているのです。
では、従来の学習時間は適正なのでしょうか。大
まかに言えば適正であると私は考えており、私の
調査結果がこれを裏付けています。ただし、その
実現が必ずしも簡単でないことは認識しておく必
要があります。多様に異なる場所にあるダンス ス
クールにおいて、これがどのようにして成し遂げら
れるか、その方法は多岐にわたります。それでも多
くの場合、直面している課題は共通しています。
いくつか例を挙げるなら、財務的な制約、他の課
外活動との競合、公演や他の演技の機会、そして
ますます大きくなる学業的要請などがこれにあた
ります。
特集記事
特集記事
Total Qualification Time
TQT は「平均的な」学習者に基づいたものです。
したがって必ず例外があり、グループごとに状況
も異なります。私の経験では、Grade 7–8 では
Grade 6 ほど多くの学習時間を必要としません。
このことは私の調査でも裏付けられています。
Grade 5 のシラバス (教授要綱) が新しくなった
今、Grade 6 でこれまでと同様の学習時間が必要
となるかどうか、今後注目していきたいと思いま
す。それでも、シラバス (教授要綱) のクラスで日
頃のストレスから解放されることもあるだろうと
私は考えています。ですから、Guided learning
hours をすべてこなし、なおかつ忙しい日常の中
で、劇場へ出かけたり、また独自の調査、自主研
究などを行う「追加学習時間」をも確保する十分
な機会を生徒に与えることは、大きな価値がある
のです。これは、生徒にとっても教師にとっても、
同様に豊かな実りをもたらしてくれるものです。
試験関連の CPD
どのグレードでも、試験は有意義な体験となるべ
きです。時として Examiner には、受験者が十分な
学習時間をもてなかったのではないかと思われ
ることがあります。学習時間が不十分な場合、技
術的成長に影響を与えるだけでなく、正しい試験
規定やシラバス (教授要綱) の要件についての自
信のなさが表面に現れてしまいます。これは不要
な懸念材料となってしまい、またそれが試験結果
にも反映される場合もあります。テクニック、音楽
性、または演技の点数に影響する可能性もあるた
めです。
試験に関連する CPD の場合、ほとんどの教師の
方は新シラバス (教授要綱) の導入後に広く提供
されている『Introduction to... (入門)』コースのこ
とはよくご存知だと思いますが、他にも多くのコー
スが利用できることをご存知でしょうか?シラバ
ス (教授要綱) の全レベル、あるいは特定の側面
に焦点を当て、また試験や教授の他の側面に注
目して、より広範囲にわたり掘り下げた情報・アド
バイスを提供しています。
生徒が試験を受ける前に Guided learning hours
の推奨時間数を満たす指導を受ければ、該当グ
レードにおける自分の能力を十分に発揮できる
はずだと私は強く信じています。
写真: Graham Read
Elizabeth Hudson (Examinations
Operations and Communications Manager)
RAD の提供する一連の Continuing Professional
Development (CPD) 活動は、ダンス教師が自分
たちのスキルを伸ばし、ダンスやダンス教育セク
ターについての知識を広げるサポートをするよう
考案されています。
興味のあるコース、自分や同僚に役立つと思われ
るコースがあれば、地域の RAD オフィスに受講
を申請してください。
(コースの詳細は次ページです。)
5
CPD
時間数
時間
コース情報
Focus on Variations (バリエーションへの取り組み)
CPD
時間数
時間
コース情報
Introduction to the Dance to Your Own Tune curriculum
(「自分の曲に合わせて踊る」カリキュラム入門)
4
半日
• 各シラバス (教授要綱) の概要を提
示する
Intermediate Foundation: Focus on Variations
(Intermediate Foundation: バリエーションへの取り組み)
8
1 日
Introduction to Pre‑Primary in Dance and Primary in
Dance (Pre‑Primary in Dance および Primary in Dance
入門)
8
1 日
• シラバス (教授要綱) の内容に即し
て知識を広げ発展させるための確固
とした基盤を教師に提供する
Intermediate: Focus on Variations
(Intermediate: バリエーションへの取り組み)
8
1 日
24
Introduction to Grades 4 & 5 (Grade 4 & 5 入門)
24
3 日
Advanced Foundation (Male & Female)
(Advanced Foundation [男子および女子]):
Focus on Variations (バリエーションへの取り組み)
1 日
3 日
Introduction to Grades 6 (Male & Female)
(Grade 6 [男子および女子] 入門)
16
2 日
•『The Foundations of Classical Ballet
Technique (バレエのテクニックの基
本的要素)』に記載されている必須
の動きを例示する
8
Introduction to Grades 1–3 (Grade 1–3 入門)
Advanced 1 & 2: Focus on Variations (Female)
(Advanced 1 & 2: バリエーションへの取り組み [女子])
8
1 日
Introduction to Grade 7 (Female) (Grade 7 [女子] 入門)
16
2 日
Advanced 1 & 2: Focus on Variations (Male)
(Advanced 1 & 2: バリエーションへの取り組み [男子])
8
1 日
• 該当レベルにおける各 Variation (バ
リエーション) のステップおよび動き
について、参加教師が詳しく理解す
るための一日実践ワークショップ
• 表現形式の発展段階、また各
Variation の多様な音楽とスタイルに
おける、正しいテクニックの発展に
焦点を合わせた学習活動
• ワークショップではまた、関連する試
験評価基準、および正しいテクニッ
クを発達させるためのエクササイズ
について話し合う機会も提供される
Introduction to Grade 8 (Female) (Grade 8 [女子] 入門)
16
2 日
Introduction to Grade 7 & 8 (Male)
(Grade 7 & 8 [男子] 入門)
8
1 日
Focus on Character (キャラクターへの取り組み)
時間
コース情報
Introduction to Intermediate Foundation
(Intermediate Foundation 入門)
12
1.5 日
CPD
時間数
8
1 日
Introduction to Intermediate (Intermediate 入門)
12
1.5 日
Grades 1–3: Focus on Character
(Grades 1–3: キャラクターへの取り組み)
Introduction to Advanced Foundation (Male & Female)
(Advanced Foundation [男子および女子] 入門)
16
2 日
Grades 4 & 5: Focus on Character
(Grades 4 & 5: キャラクターへの取り組み)
8
1 日
• 該当グレードにおける各 Character
dance (キャラクターダンス) を演ず
るうえで重要な要素について教師
が理解するための一日実践ワーク
ショップ
Introduction to Advanced 1 (female)
(Advanced 1 [女子] 入門)
16
2 日
Introduction to Advanced 2 (female)
(Advanced 2 [女子] 入門)
16
2 日
Introduction to Advanced 1 & 2 (male)
(Advanced 1 & 2 [男子] 入門)
16
2 日
Focus on Classical Dances
(クラシック ダンスへの取り組み)
CPD
時間数
時間
コース情報
Syllabus Strategies (シラバス戦略)
CPD
時間数
時間
コース情報
Grade 1–3: Focus on Classical Dances
(Grade 1–3: クラシック ダンスへの取り組み)
8
1 日
Syllabus Strategies: Focus on Grades 1–3
(シラバス戦略: Grade 1–3 への取り組み)
8
1 日
Grade 4: Focus on Classical Dances
(Grade 4: クラシック ダンスへの取り組み)
8
1 日
Syllabus Strategies: Focus on Grades 4 & 5
(シラバス戦略: Grade 4 & 5 への取り組み)
8
1 日
Grade 5: Focus on Classical Dances
(Grade 5: クラシック ダンスへの取り組み)
8
1 日
• Graded Syllabus のクラシック ダン
スに焦点を合わせる
• シラバス (教授要綱) の内容に即し
て知識を広げ発展させるための確固
とした基盤を教師に提供する
• 試験、Class Award、Solo Performance
Award に向けた準備に適用される
採点評価について、教師の理解を深
める機会を提供する
• ダンスに必要なテクニック、芸術性、
音楽性を発展させるための、適切な
動きを教師が経験できるようにする
Syllabus Strategies: Focus on Grades 6–8
(シラバス戦略: Grade 6–8 への取り組み)
8
1 日
• シラバス (教授要綱) の教授法を教
師が理解するための一日実践ワーク
ショップ
• 試験の採点方式で使用される基準
を正確に解釈できるよう、適切な発
達エクササイズの作成に焦点を当て
た学習活動
• シラバス (教授要綱) にある表現形
式と振り付けのプロセス、方法論、音
楽、および発展について明確にする
• 試験、Class Award、Solo Performance
Award (ソロパフォーマンス アワー
ド) に向けた準備に適用される採点
評価について、教師の理解を深める
機会を提供する
特集記事
特集記事
6
Introduction to... (入門コース名)
• キャラクターの表現形式の発展、各
グレードでの音楽とスタイルの違い
を通して、正しいテクニックを発展さ
せることに焦点を合わせ、また学習
者がリズムの内容と音楽のフレージ
ングを演ずる際の正確さを培うため
の学習活動
7
CPD
時間数
時間
コース情報
Beyond the Exam (試験外事項)
4
半日
• RAD の試験に関連する、シラバス (教授要綱) 以外
の問題を検討する。教師がプロとしての責任において
自覚すべき問題や、教授や業務運営で実用的に有益
なものをいくつか検討する
• コミュニケーション、事務手続き、教師の責務、結果
のクオリティ保証、不正行為、質問と不服申し立て、
規制、その他の多くの事項を扱う
Inside the Exam (試験の内部情報)
Examination Feedback Seminars
(試験フィードバックセミナー)
4
4
半日
半日
• 試験のプロセス全般、および RAD の採点基準の詳
細について掘り下げる
• 試験の実施方法に関する実践的情報を含む
• Examiner が試験を観察して採点する際に、何に注目
するのかについての詳細を説明する
• RAD の採点基準に対する対応方法を検討すること
で、生徒の試験結果を改善できるよう、RAD 教師が
主要領域を特定する一助となる
• コース終盤に質疑応答セッション
• 特定の試験ツアーまたはセッションの間、試験でどの
ように採点がなされたかについて、Examiner が情報
を提示する
• Examiner 主導のグループ セミナー
• ツアー/セッション中に観察された事柄についてフィー
ドバックを行い、発生した特定の問題について、その
良し悪しを問わず明らかにする機会を提供する
• これにより教師は、将来の受験に向け生徒の準備を
向上させるための対策を講じることができる
• コース終盤に Examiner との質疑応答セッション
Benesh Movement Notation – 学習
の意義
Liz Cunliffe (Benesh ディレクター)
「Benesh 記譜法は、動きについての考察、そして
動作を正確に分析するための方法を提供します。
動きを綿密に検証するプロセスは、私たち教師に
とって純粋に有益なものです。」
– Diana Curry
Academy では、規定エクササイズの Benesh
Movement Notation (BMN: ベネシュ記譜法) スコ
アを含め、試験シラバス (教授要綱) をサポート
するさまざまな情報を提供しています。ダンスは
芸術様式であり、はかなく美しいものですが、そ
れを言葉で記述するのが難しいことはよく知られ
ています。ビデオは印象を伝えるすばらしいメディ
アですが、分析用のメディアとしてはさほど有用
ではありません。
バレエでは、振り付けを正確に実行することが非
常に重要です。Benesh 記譜法は、各動作を音楽
や拍子と明示的に対応させて、動きのあらゆる要
素を明確かつ詳細に記述します。
Benesh は世界共通の「言語」でもあります。話す
言語が英語でも、デンマーク語でも、タイ語でも
かまいません。言語は障壁とはならないのです。
RAD、チェケッティ、ワガノワ、どんなメソッドで
トレーニングを受けていても、あるいはステップ
にどんな名称を使っていても関係ありません。
Benesh を読めば、その動きがどのようなもので
あるべきかが正確にわかります。
これを毎日の授業の一環としてレッスンの準備や
公演に使用することには大きな価値があります。
言葉で記すのは往々にして手間がかかり、結果的
に長々としたあいまいな記述となることもしばし
ばです。Benesh は、いったんマスターすれば簡単
で使いやすく、その記述はずっと正確です。
8
特集記事
特集記事
追加の活動
Benesh を学習する機会はさまざまです。通信教
育で利用できる『BMN for Ballet (バレエの BMN』
コースでは、4 つのモジュールをモジュールあたり
£100 (または現地での等価な料金) で受講でき、
それぞれが 16 時間の CPD 時間価に相当します。
世界中の各国に居住される教師の方々にも 4 年
の CPD を手ごろな価格で利用できるすばらしい
選択肢です。
写真: Cleon Daniel
他の選択肢には次のものがあります。
• BMN in Practice (BMN 実践コース): Benesh
記譜法を紹介する、楽しくわかりやすい一日
ワークショップ。RAD 教師のニーズに合わせ
て特別に編成されています。
• Reading BMN for Ballet Teachers (バレエ教師
向け BMN 読譜コース): 3 ~ 5 日のコース。
Benesh 記譜法をさらに掘り下げます。
BMN のコースは、2016 年 8 月にカナダで開催さ
れる En Avant Teacher コンファレンスの一環とし
ても提供されます
(連絡先: [email protected])。
特にお住まいの地域での Benesh コースについて
の詳しいお問い合わせは、地域の RAD オフィス
または [email protected] までご連絡く
ださい。
9
Dr Andrew McBirnie (試験ディレクター)
2010 年に私が RAD の試験ディレクターに就任
した際、すぐに気付いたのは、受験者、その両親、
および教師が関心を寄せる主要な問題の 1 つが
試験結果の正確さ、信頼性、および一貫性である
ということでした。これは意外なことではありま
せんでした。以前務めていた音楽の試験委員会
での仕事でも事情はまったく同じだったからで
す。実際、どんな種類の試験委員会でも、これは
主要な問題となっています。ソーシャル メディア
での最近の動向や、新設された教師へのオンラ
インアンケートへの回答に示されるように、こう
した関心はこれまでになく高まっています。
試験料を払うからには、何よりも強く求められる
のは正確さと意味のある結果です。私たちはこ
のことをよく理解しています。あらゆる受験者の
方々に対してそれが徹底されるよう、たくさんの
時間、労力、経費を費やしています。ただ、それが
100% 成功しているとは言えません。しかしなが
ら、その実現のために 100% の努力をしていると
いうことは断言できます。
「正確さ」の意味するところは、出される結果が
適正であること、つまり受験者が試験で行った内
容がそこに真に反映されているということです。
また、
「一貫性」とは、採点方法が時間の経過に
より、あるいは Examiner によって変わらないとい
うことです。Ofqual (資格試験監視局) のような資
格監督機関では、こうした概念を 1 つにまとめて
「妥当性」と呼んでいます。
「妥当な」結果とは、
一連の基準に照らして受験者が表した演技の水
準に対し、有意義かつ有用な、信頼のおける指標
を与えるものです。試験管理委員会のメンバーと
して、RAD は妥当性をどう実現しているのかを示
すことができなければなりません。
10
グレード別試験の評価モデル (RAD の試験はそ
の一例) は、この点において注目すべき課題を提
示しています。その 1 つは、私たちが芸術様式を
評価しているという点であり、博識の専門家でも
芸術に対する反応はそれぞれに異なることがあ
るという事実です。もう 1 つは、そうした専門家
で博識の一個人が特定の時間と場所で行った判
断に、私たちは頼っているという点です。世界で
最もプロ意識が強く入念なトレーニングを受けた
人であっても、時には間違いを犯すこともあり、し
たがって私たちには、そうした間違いを減らすた
めの方策が必要となります。
もちろん、ほとんどの受験者と教師は、特定の受
験者に対する採点が Examiner によって、また時
間経過によって変化することを理解しています。
個々の学生について言えば、まったく予期しない
結果となることもあります。受験者の中には、試
験会場のスタジオに入ると予想外のことをする受
験者もいるからです。さらに、グレードが進むとエ
クササイズがより複雑で難しくなり、テクニックに
不備があると、その影響はより大きくなる可能性
があります。しかし、結果全体がいずれも予想よ
り 10 点低いような場合は、
「採点における自然
な変動」、
「複雑なエクササイズの課題に困難を
示す」、あるいは単に「調子が悪かった」といった
事柄を挙げて説明するにはかなり無理がありま
す。
皆さんが適切な結果を必ず手にできるよう、私た
ちが行っているいくつかの試みの要点を以下にま
とめました。
1. 基準ベースの採点
Examiner は、ただ直観的判断によって点数をつ
けるわけではありません。仮にそんなことをした
ら、試験の採点が 200 の異なる方法で行われる
ことになります。そうではなく、受験者を評価する
ための骨子を明確に規定して、制御、ライン、躍
動感、表現、音楽への反応を考慮し、試験のさま
ざまな部分に適用しています。Examiner は、poor
(水準以下)、adequate (相応)、fair (十分)、good
(良)、excellent (優秀) というシンプルな記述用語
を使い、こうした基準に照らした点数をつけます。
こうした採点評価は Specification に記されてお
り、さまざまな CPD コースで説明されています。
したがって、教師と受験者は Examiner がどのよ
うに評価を行うかを把握でき、それに従って受験
に備えることができます。隠されている事項はあ
りません。Examiner は、Specification に記されて
いる内容と矛盾する追加情報やガイダンスを与え
ることはありません。また、採点評価は Primary in
Dance から Advanced 2 まで本質的に同じものに
なっており、Examiner はすべてのレベルで同じ原
則を適用し、比較可能な一貫した判断を行ってい
ます。そのため、判断の信頼性は高まっています。
2. Examiner の標準化
「標準化」は、すべての Examiner が継続的に取
り組むトレーニングの一形態です。最も単純なト
レーニングとしては、Examiner は録画した試験の
映像に点数をつけ、その採点が低すぎるか、高す
ぎるか、あるいは適正であるかについてのフィー
ドバックを受けます。この活動では、上記第 1 項
で概観した記述用語が基準に対してどう適用さ
れるかについての広範な議論が基礎となっていま
す。たとえば、Grade 3 の特定のエクササイズにお
ける「十分な制御」とは正確にはどのようなもの
か、などの議論です。こうした活動は Examiner セ
ミナーで行われ、年間を通してオンラインでも実
施可能です。これはすべての Examiner に義務付
けられています。標準化に関し、関係者全体が大
きな意欲を抱いており、皆より 2 点高い、または
低い採点をしたいと望む Examiner は 1 人もいま
せん。
3. 個人レベルでの標準化
この活動では、先輩の Examiner が 1 日、または
その一部の時間を割いて、同僚と同席のうえでそ
の仕事を観察し、受験者を二重採点します。報告
書がまとめられ、フィードバックが Examiner に送
付されます。原理としては上記第 2 項と同じです
が、模擬の試験や録画映像ではなく、実際の試
験を使う点が異なります。
試験会場で受験者の演技を見たわけではないの
に、どうやって私たちが点数を調整できるのか、
理解しにくいと思うのは当然のことでしょう。た
だ、把握しておくべき点は、私たちは受験者の結
果を個人ベースで調整するわけではないというこ
とです。先に述べたように、1 人の受験者が正当
な理由で 10 点を落とすことはあり得ますが、ツ
アーに参加した 800 人の受験者全員の点数が平
均で 10 点低かった場合には、恐らく私たちは何
らかの対策を講じる必要があります。何もすべき
でないという意見もあることはわかっていますが、
私たちが行った分析から、低すぎる点数について
私たちが受け取る苦情の約 70 ~ 80% は、点数
を既に上方修正したツアーに関係していることが
判明しています。このことから、そのツアーに調
整を行わなかった場合、ずっと多くの苦情を受け
取っていただろうということが示唆されます。ま
た、点数が下方修正されたツアーについては、概
して苦情を受け取っていないことも確認されてい
ます。
特集記事
特集記事
適正な結果を求めて
4. 結果の適正化
すべての試験ツアーの結果は公表される前に確
認を受けます。採点が不正確であった明確な証
拠がある場合には調整が行われます。これは短
い記事での説明にそぐわない複雑なプロセスで
あるため、詳細については Information for teachers
on exams moderation (教師のための試験適正化に
関する情報) のドキュメントを参照してください。
下記のリンクからアクセスできます。手続きにつ
いての詳しい説明と活動例が記載されています。
www.rad.org.uk/achieve/exams/more-information/
policies-and-guidelines
11
写真: Elliott Franks
苦情について私たちが何の措置も講じないと
いうのは真実ではありません。大多数の場合
(約 75%)1 は、試験時における Examiner のメモを
基にした結果調査報告書を無料で提供していま
す。これにより、教師と受験者は受け取った結果
についてより深く理解できるようになります。頻
繁ではありませんが、点数の調整 (10%) や無料
の再試験 (5%) も提供されています。もちろん、何
の措置も講じられない場合もあります (5%)。しか
し、そうした場合には必ず理由を説明し、すべて
の苦情が記録されます。そうすることで、長期的
に何が起こっているかの全体像が形成され、必要
に応じて対処できるようになります (これが、質
問と不服申し立てが、結果の信頼性を高めるプロ
セスの一環である理由です)。
私たちは試験結果について毎年約 100 件の苦情
を受け取りますが、そのうち 1 件か 2 件が不服申
し立ての段階に進展します。方針の全文は以下で
入手できます。
www.rad.org.uk/achieve/exams/more-information/
policies-and-guidelines
写真: Graham Read
12
2015 年 10 月~ 2016 年 6 月
合格おめでとうございます。
オーストラリア
Montana Tomkyns
Isabella Howard
Georgie Bailey
Jade Charlton
Amelia Rosek
Madeleine Skippen
Arisa Sano
Taela Williams
Evelyn Roberts
南アフリカ
Megan Gerber
Leroy Mokgatle
カナダ
Gabrielle Gregg
Jia Yi Luo
Sara Carver
Letizia Dotto
Cierra Munro
SOLO SEAL 合格者
5. 質問と不服申し立て
教師の皆さんと話すと、このサービスを利用でき
ることに多くの方が気付いていないことに、いつ
もびっくりさせられます。質問と不服申し立ての
手続きは長年にわたり公開されており、しっかり
確立された厳密なプロセスが定められています。
結果に関するすべての苦情は徹底的に調査され、
正式の返答が送られます。
タイ
Pim Puttal
インドネシア
Cindy Luimenta
メキシコ
Mariana Perez
ブラジル
Carla Oliviera
イタリア
Letizia Basso
ニュージーランド
Jeremie Wen‑Jian Gan
英国
Joshua Denyer
Daniel Harrison
Honoka Ishihara
受験者の努力が正確な結果で報いられることは、
私たちにとってとても重要です。すべてを常に正し
く行うことはできないかもしれないことを私たち
は理解しています。しかしながら、私たちはこうし
た事柄について皆さんと同様に真摯に向き合い、
できる限りの信頼性と一貫性を実現できるようあ
らゆる努力を惜しまずに重ねていることを、ぜひ
理解してほしいと考えています。この件について
は、CPD コース『Beyond the Examination (試験外
事項)』で詳しく扱っています (前出の記事を参
照)。
1. 数字はすべて、執筆時点 (2016 年 3 月) において、2015/16 会計年度中現在までに処理された結果についての苦情を基にしていま
す。
13
トレー二ングを修了し、このたび試験委員会に加
わった 11 名の新任 Examiner を紹介します。
Ana Maria Campos (ブラジル)
Sun Sun Chin (マレーシア)
Mariapia Di Mauro (イタリア)
Lizi Eringa (英国)
Debra Jones (カナダ)
Susan Evans (米国)
Madeline Gliddon (英国)
Gillian McCaffery (カナダ)
Samantha Semprini (イタリア)
Alexandra Sherman (英国)
Mandi Sutherland (カナダ)
退任
2015 年下半期/2016 年初頭に引退または辞任さ
れた 5 名の Examiner 各位に、心からの感謝を捧
げ、今後のご多幸をお祈りします。
Valma Briggs (オーストラリア)
Hilary Caldwell (英国)
Gillian Caplan (英国)
Patricia Moore (英国)
Deirdre Tarrant (ニュージーランド)
追悼
英国 Examiner、Mary Schon、前英国 Examiner、
Elaine Rea、および前ジンバブエおよびオーストラ
リア Examiner、Patricia Stirling 各氏の逝去をお伝
えするとともに、心からお悔やみ申し上げます。
追悼文の全文は Focus on Members に掲載されて
います。
RAD 本部の Examinations
Department
新年を迎え、Examinations Officer (International)
の Joanna Pigeon が産休を終えて職務に復帰
しました。また、Examinations Operations
Administrator として Kirsty Yeung の後任を務め
る Cecilia Matteucci が引き続き任務を継続し
ます。
2016 年の夏には、Examinations Operations and
Communications Manager の Harriet Grant が
産休を終えて復帰します。その休職中にすばらし
い代役を務めた Elizabeth Hudson を感謝とと
もに見送りたいと思います。
UK Headquarters
Royal Academy of Dance
Examinations Department
36 Battersea Square
London SW11 3RA
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8000 / f: +44 (0)20 7924 2311
www.rad.org.uk
South West England, Wales & Channel Islands
Regional Manager: Claire Marks
[email protected] / t: +44 (0)1984 667533 /
m: +44 (0)7554 457258 / f: +44 (0)1490 460594
Director of Examinations
Andrew McBirnie
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8088
Northern Ireland
Examinations Area Organiser: Millicent Brown
[email protected] / t: +44 (0)289 042 5187
Chair of the Panel of Examiners and Head of Syllabus Development
Paula Hunt
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8057
Examinations Results Quality Assurance Manager
Lynne Bradley
[email protected] / t: +44 (0)1608 676109
Examinations Customer Service Manager
Zoë Black (maternity cover)
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8037
Examinations Operations and Communications Manager
Harriet Grant
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8009
Examinations Results Manager
Mark Rogers
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8055
Examinations Resources Manager
Sara-Jane Mulryan
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8006
Examinations Officer (London, Middlesex and UK Specials)
Sandra Elphinston
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8056
Examinations Officer (UK RAD Approved Venues)
Brenda Strong
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8008
Examinations Officer (International)
Joanna Pigeon
[email protected]/ +44 (0)20 7326 8909
Examinations Business and Customer Services Administrator
Katharine Christopher
[email protected] / +44 (0)20 7326 8057
Examinations Operations Administrator
Cecilia Matteucci
[email protected] / +44 (0)20 7326 8909
Examinations Resources Administrator
Lillian Doleman
[email protected] / +44 (0)20 7326 8058
Examinations Results Officer
Monica Camara
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8050
Examinations Data Processing Supervisor
Andrew Milton
[email protected] / t: +44 (0)20 7326 8906
UK regional offices:
14
Scotland
Regional Manager: Jennifer MacFarlane
[email protected] / t: +44 (0)1314 455 455
Northern England
Regional Manager: Debbie White
[email protected] / t: +44 (0)1325 717 888
Midlands and East of England
Regional Manager: Léonie Locke
[email protected] / t: +44 (0)7554 457260
South East England
Regional Manager: Sue Morice-Jones
[email protected] / t: +44 (0)1634 305 573
CONTACTS
試験 – 関係者
新任紹介
International offices:
Bermuda, Brunei, Ghana, Jordan, Kuwait, Lebanon, Macau, Serbia
(and all other countries not listed below):
Examinations Officer (International): Joanna Pigeon
[email protected] / +44 (0)20 7326 8930
Australia & Papua New Guinea
Examinations & Training Manager: Kathryn Hughes
[email protected] / t: +61 2 9380 1908 / f: +61 2 9360 6677
www.rad.org.au
Belgium, the Netherlands, Luxembourg and France
Royal Academy of Dance Asbl
National Director: Neeltje Holland Van Laarhoven
[email protected] / t: + 31 6 20748924
www.rad.lu
Brazil, Peru, Ecuador, Chile and Venezuela
Royal Academy of Dance BrasilLtda
National Director: Maria doCarmo de Kenny
[email protected] / t/f: +55 19 3892 3985
www.royalacademyofdance.com.br
Canada
Graded Examinations: Cindy Kirsch
[email protected] / t: +1 416 489 2813 ext. 234
Vocational Graded Examinations: Lenore Orantia
[email protected] / t: +1 416 489 2813 ext. 225
[email protected] / t: +1 416 489 2813 / f: +1 416 489 3222
www.radcanada.org
Caribbean (Jamaica, Guadeloupe, Bahamas,Trinidad and Tobago,
Barbados, St Lucia, Antigua and Aruba)
National Manager: Diane Bernard
[email protected] / t/f: +1 876 755 0612
China
Chief Representative RAD China: Professor Ting Tina Chen
[email protected] / t: 86 21 63463675 / f: 86 21 6513 7188
[email protected] / t: 86 21 6346 3675
Chief Officer (RAD China): Miss Judy Gu
[email protected] / t: 86 21 63463675 / f: 86 21 6513 7188
RAD Shanghai (Exams)
Shanghai & Eastern China: Miss Ying Wang
[email protected] / t: 86 21 62483326
Beijing & North East China: Miss Lu Sha (Rose) Xu
[email protected] / t: 86 138 1071 7071
www.rad.cn.com
Cyprus
National Manager: George Shantos
[email protected] / t: +357 99 477 887 / f: +357 24 818 351
www.rad.com.cy
Germany, Austria and Switzerland
Royal Academy of Dance GmbH
National Director: Horst Vollmer
Examinations officer: Markus Thiée
[email protected] / t: +49 (0)30 39 40 466 60 /
f: +49 (0)30 39 40 466 69
www.royalacademyofdance.de
15
CONTACTS
Greece
The British Council
RAD Representative: Veta Anastasopoulou
[email protected] / t: +30 2103 6923 73 / f: +30 210 363 0332
Hong Kong
Hong Kong Examinations & Assessment Authority
International and Professional Examinations Division
RAD Representative: George Pang
[email protected] / t: +852 3628-8787/3628-8750 (Direct) /
f: +852 3628 8790
Indonesia
Yayasan Royal Academy of Dance Indonesia
National Director: Lala Salendu
[email protected] / t: +62 21 75 90 93 63 /
f: +62 21 75 90 93 70
Ireland
National Manager: Beverley Dinsmore
[email protected] / t: (353) 419 811 915
Israel
National Manager: Gali Zamir
[email protected] / t: +972 52 3343838
Italy
Royal Academy of Dance Srl
National Director: Manuela De Luca
[email protected] / t: +39 0461 985 055 / f: +39 0461 985 054
www.raditaly.it
Spain, Andorra and Gibraltar
Royal Academy of Dance SL
National Director: Maria José Antón
[email protected] / t: +34 977 34 24 89 / t/f: +34 977 34 19 35
www.rad.org.es
Taiwan
National Manager: Shu-Yu Lin
[email protected] / t: +886 22 871 5615 / f: +886 22 874 7783
www.rad.org.tw
Malaysia
RAD Dancing (Malaysia) SdnBhd
National Director: Selvee Murugiah
[email protected] / t: +6 016 4979 094 / f: +6 003 2276 0052
Turkey
The British Council
RAD Representative: Ceren Cetin-Arikan
[email protected] / t: +90 212 355 56 35
Malta
National Manager: Sandra Mifsud
[email protected] / t: (356) 7993 8584
www.rad.org.mt
United Arab Emirates, Bahrain, Qatar and Oman
The British Council
RAD Representative: Shabnam Habib
[email protected] / t: + 971 (0)4 3135568 /
f: + 971 (0)4 3370703
www.britishcouncil.ae/en
Norway, Sweden and Denmark
National Manager: Karina Lund
[email protected] / t: +47 95920812
www.royalacademyofdance.no
Philippines
The British Council
RAD Representative: Justine Tiro
[email protected] / t: + 632 555 3000 ext 141
www.britishcouncil.org.ph
Portugal
National Director: Margarida Sa Fialho
[email protected] / t/f: +351 21 383 1849
Singapore
Royal Academy of Dance Singapore
National Director: Mona Lim
[email protected] / t: +65 6762 8993 / f: +65 6762 4031
www.rad.sg
Did you know that the
Genée is open to students
who have passed Advanced 2
with Distinction?
South Korea
RAD Representative: Hyun Joo Ham
[email protected]/ t: +82 10 3793 1910
www.radkorea.org
Japan
National Director: Noriko Kobayashi
[email protected] / t: +81 3 3987 3750 / f: +81 3 3987 3649
New Zealand
National Director: Janet Taylor
[email protected] / t: +64 4 382 8924
www.rad.org.nz
Passion, pride, prestige
South Asia (Bangladesh, Bhutan, India, Maldives, Nepal, Pakistan
and Sri Lanka)
Royal Academy of Dance, South Asia
National Manager: Ranmali Mirchandani
[email protected]/ t: +94 777 349399
Thailand
RAD Dancing (Thailand) Co Ltd
National Director: Glenn van der Hoff
[email protected] / t: +6653 274841 / m: +668 51564 562
www.radthailand.org Mexico, El Salvador, Honduras, Costa Rica, Guatemala and Panama
Royal Academy of Dance de Mexico AC
National Director: Julieta Navarro
[email protected] / t: +55 5360 2700 / f: +52 55 5373 4069
16
South Africa, Botswana, Kenya, Mauritius, Mozambique, Namibia,
Swaziland and Zimbabwe
AEC Tour Co-ordinator: Lorraine Redmayne
[email protected] / t: +27 (0)11 887 0459
RAV Tour Co-ordinator: Idalina Lume
[email protected] / t: +27 (0)11 887 0459
[email protected] / www.rad.org.za
United States of America
National Director: Patti Ashby
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