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隠岐國・海士町
NEWS RELEASE
報道関係各位
2010(平成22)年 2月 18日(木曜)
立志誓う伝統行事、立春式を開催
生徒20名が夢刻む記念陶板を制作
海士町ではこのほど、昔の元服にちなみ、14歳を迎えた少年少女の成長を願う伝統行事 『立春式』を
町内の隠岐開発総合センターにて執り行いました。町立海士中学校の2年生20人が立志の誓いを立て、
ゆうき ふみのり
町在住の若手陶芸家、勇木史記氏の指導のもと、記念の陶板に未来への想いを刻みました。
海士町では昭和47年より2月4日(立春)を「少年
の日」と定め、『自覚・立志・健康』をテーマとして、
少年少女の前途を祝福し夢を応援する「立春式」
を行っています。今では町の伝統行事として定着
し、今年で39回目を迎えました。
立春式は、大人へと向かう少年たちへの激励で
あると同時に、海士町民としての自覚を促し、将来
島のまちづくりを支える愛郷心豊かな人材を育成
する礎となる大切な行事です。
式典では山内道雄町長が、「皆さんは町の宝。
今後社会に出て学ぶ知識や経験を、将来の海士
のために活かしてほしい」とのエールを送り、生徒
代表の上村敏貴君は「元気あふれる海士町の一
員として、さらにこの町を発展させられるよう努力し
力強く生きていきたい」と誓いの言葉を述べました。
25cm四方の陶板に、それぞれの想いを刻み込む生徒たち
式典後は5人の生徒が、「看護師になって誰にも
負けない笑顔で海士町のみんなを元気にしたい」、
「ここ隠岐で、人と牛の繋がりを大切にできる牛飼
いになりたい」といった将来の夢を堂々とスピーチ。
第4次海士町総合振興計画実行委員長の城之内
直也氏による講演のほか、陶芸家の勇木史記氏
を講師に招き、陶板に手形やメッセージを刻む記
念品制作を行いました。 この陶板は釜で焼き上げ
た後に、海士の玄関口である菱浦港近くの施設に
展示される予定です。
本件につきまして、ぜひ貴媒体への掲載を検討
していただきたく、ご案内申し上げます。
生徒代表による誓いの言葉。「元気を発信していきたい」と宣言
《本件についてのお問い合わせ窓口》
海士町教育委員会 地域共育課
【電話】 08514-2-1221
担当 :吉山明利
【Fax】08514-2-1633
【Mail】 [email protected]