1 - 北海道労働金庫

CONTENTS
ご挨拶 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 1
北海道ろうきんの概要
ろうきんの理念と基本姿勢 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 2
新中期経営計画および2010年度事業計画 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 4
社会貢献活動の取り組み ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 6
トピックス ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 9
2009年度の事業概況
業績ハイライト ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきんの健全性・安全性 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
リスク管理体制とコンプライアンス態勢
リスク管理体制 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
コンプライアンス(法令等遵守)態勢 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
歩み ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
資料編 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
営業のご案内
主な商品のご案内 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
各種サービス・その他の業務のご案内 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
主な手数料一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきん店舗一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきん自動機一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
索引 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
10
12
13
16
18
19
50
54
56
58
60
62
本誌は
「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第21条
(業務および財
産の状況に関する説明書類の縦覧)
」ならびに
「金融機能の再生のための緊急措置に
関する法律第7条」
の規定に基づいて作成した資料です。
本誌に記載した金額・比率の表示に関して、特にことわりのない限り、下記の通
りとしています。
●
金額・比率の表示方法のご案内
1.金額単位
(1)
各表に表示した金額単位未満の端数を切り捨てて記載しています。
(2)小計、合計等の合算は、円単位まで算出し、単位未満を切り捨てて記載して
います。したがって、内訳の合計と小計欄・合計欄の金額が一致しない場
合があります。
(3)増減額(比率)、諸利回り、諸比率等の算出にあたっては、各表上の単位未満
を切り捨てた計数を使用しています。なお、官庁報告に係る諸比率等につ
いては、
報告数値をそのまま記載しています。
2.諸利回り・諸比率
小数点第3位を切り捨てし、
第2位までを記載しています。
ろうきんの商品・サービスなど、ご利用に関するお問合せ、ご相談はお気軽に最寄りのろうきん窓口、またはフリーダイヤルへ。
ゴー
トーク
トゥーローキン
E 0120-5-109-26 ご利用時間/ 6:50 ∼ 23:00
(ただし、平日6:50 ∼ 9:00、
17:00 ∼ 23:00、土・日・祝日については、カード紛失等の受付業務のみ対応しています。)
また、
《北海道ろうきん》ホームページには、お一人おひとりに最適プランをご案内する「マネナビ」をはじめ、
「ローンシミュ
レーション」
「ローン仮審査申込み」
「ろうきんライフシミュレーション」などのメニューがあります。ぜひアクセスください。
北海道ろうきんホームページ http://www.rokin-hokkaido.or.jp
―ご 挨 拶―
理事長 渡部 俊弘
平素より私ども北海道労働金庫をお引き立ていただきまして誠にありがとうご
ざいます。
2009年度は
「勤労者にとっての金融サービスナンバーワン」
をビジョンとする
「新
中期経営計画
〈2009−2010年度〉
」
のスタートの年として、コンセプトである
「選ばれ
る」
・
「必要とされる」
・
「信頼される」金融機関を目指し、会員の皆さまと協同して
様々な施策を進めてまいりました。この結果、預金・貸出金は着実に増加し、業績
の拡大を図ることができました。
これもひとえに、会員・組合員の皆さま、勤労者の皆さまのご支援とご協力の賜
物と深く感謝申し上げます。
さて、日本経済は回復基調にあるとの見方が一般的ですが、牽引役となっている
外需はユーロ圏経済の混乱や円高進行に伴う交易条件の悪化といった不安要素を
一方で抱えており、国内需要もエコポイント制度やエコカー減税等の政策効果が一
巡したことで、景気の先行きに鈍化懸念が生じつつあります。北海道内の景気も持
ち直しの動きにありますが、所得環境・雇用情勢は依然として低水準のまま推移し
ています。道内の勤労者にとって厳しい生活環境が続いているからこそ、
「ろうき
ん」の理念を再認識し、良質な金融サービスの提供と福祉金融機関としての役割発
揮に努めてまいります。
さらに、コンプライアンス、ガバナンス態勢の充実を金庫経営の根幹に位置づ
け、内部管理態勢の一層の強化を図るとともに、2013年に稼動を予定している「次
世代システム」移行への準備など、役職員が一丸となって当面する諸課題の克服に
精力的に取り組んでいく所存です。
本年1月には労働金庫の全国合併に関して会員討議の実施をお願いいたしまし
た。合併そのものを否定するご意見は殆ど見当たらず、お示しした
「合併基本計画
書原案」は概ねご理解をいただけたものと判断しております。今後は、お寄せいた
だいた貴重なご意見を踏まえながら、
『日本労金』
のさらなる詳細設計に向けて引き
続き必要な意見反映を行ってまいります。
『日本労金』のスタートを予定している2012年は国連が決議した
「国際協同組合
年」に当たります。全世界が注目する中、全国合併という歴史的な事業の成功によ
り、協同組合の特質を強く打ち出した
「労働者の、労働者による、労働者のための」
新
しい労働金庫をつくりあげたいと考えています。
今後とも皆さまの一層のご支援、
ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2010年7月
1
ろうきんの理念と基本姿勢
ろうきんのネットワーク
1997年5月16日 全国労働金庫協会 1996年度第12回理事会で決定
全国のろうきんは、社団法人全国労働金庫協会と労
働金庫連合会を中央機関として、
13金庫665店舗による
ネットワークを形成しています。
全国ろうきん・北海道ろうきんの概要
全国ろうきん(13 金庫)
店
数
665 店舗
35 店舗
数
11,284 人
716 人
団 体 会 員 数
58,958 会員
3,736 会員
間接構成員数
9,913,769 人
420,718 人
金
918 億円
33 億円
高
16 兆 3,624 億円
8,031 億円
貸 出 金 残 高
11 兆 2,183 億円
6,322 億円
職
預
員
資
金
残
ろうきんは、労働組合や生活協同組合などの働く仲間が、お互いを助け合うために、資金を出し合って
つくった協同組織の金融機関です。ろうきんは、働く人たちの暮らしを支え、だれもが喜びをもって共
生できる社会の実現に寄与することを目的としています。
※預金残高には譲渡性預金を含んでいます。
ろうきんは、営利を目的としない金融機関です。
■ろうきん業態セーフティネット
ろうきんは、労働金庫法という法律に基づいて、営利を目的とせず、公平かつ民主的に運営されていま
す。会員は平等の立場でろうきんを利用するだけでなく、ろうきんの運営に参画し、会員自らの活動と
協同組織の運動を築いています。
運
用
ろうきんは、生活者本位に考える金融機関です。
ろうきんの業務内容は、預金やローン・各種サービスなど、一般の金融機関とほとんど変わりません。
しかし、資金の運用がまったく違います。働く人からお預りした資金は、働く人たちの共有財産として、
住宅や車の購入、教育、結婚資金など、働く仲間とその家族の生活を守り、より豊かにするために役立て
られています。
資
・勤労者の方々
・勤労者の団体
・自治体
ろうきんの事業運営3原則
直接奉仕の原則
中央労働金庫
中国労働金庫
静岡県労働金庫
東海労働金庫
四国労働金庫
長野県労働金庫
九州労働金庫
沖縄県労働金庫
住宅
教育 etc
非営利の原則
近畿労働金庫
お客さまの預金を守る公的なセーフティネットと
して「預金保険制度」があります。ろうきんでは、この
「預金保険制度」とは別に、ろうきん業態独自のセーフ
ティネットを用意しています。
1番目の柱は、全国労働金庫協会による定例的な経
営状況のモニタリングと監査です。全国労働金庫協会
は全国のろうきんの経営内容の定期的モニタリング
を実施し、分析を行っています。経営上の問題があっ
た場合には、その問題の程度に応じて必要な措置を講
じ、問題の早期改善を図っています。また、
労働金庫監
査機構が全国のろうきんの監査を実施し、指導を行っ
ています。
2番目の柱は、労働金庫連合会の金融機能を活用し
た「ろうきん相互支援制度」です。万一、ろうきんに経
営上の問題が生じ、支援が必要となった場合には、労
働金庫連合会が緊急資金の貸出しや資本注入、資金援
助を行うことにより経営をサポートします。
全国13ろうきん
車
賞与 etc
北陸労働金庫
政治的中立の原則
ろうきんの目的や原則は労働金庫法によって規定されており、市中銀行との違いが明確に区別されています。ろ
うきんは、
労働金庫法に定められた目的や原則に基づいて事業方針等を策定し、
さまざまな施策を実施しています。
経営状況を
チェック
金融面から
ろうきんを
サポート
(社)全国労働金庫協会
労働金庫連合会
経営基盤の強化に向けて
日頃からろうきんの経営状
況をチェック。
経営上の問題点を洗い出
し、早期改善に努めます。
いざというとき、金融面
からろうきんをサポート。
労働金庫連合会の金融機
能を活用して支援します。
索 引
手当
融
ろうきん
金
給与
預
・勤労者の方々
・勤労者の団体
・自治体
新潟県労働金庫
営業のご案内
■ろうきんの資金の流れ
東北労働金庫
歩 み
運
営
ROKIN DISCLOSURE 2010
北海道ろうきん
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
目
的
2
舗
出
ろうきんは、働く仲間がつくった金融機関です。
北海道労働金庫
(2010年3月末)
役
ろうきんの基本姿勢∼ろうきんは「はたらく人」たちの金融機関
全国ろうきんのネットワーク
2009年度の
事業概況
ろうきんは、
働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関です。
ろうきんは、
会員が行う経済・福祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、
人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的とします。
ろうきんは、
働く人の団体、
広く市民の参加による団体を会員とし、
そのネットワークによって成り立っています。
会員は、
平等の立場でろうきんの運営に参画し、運動と事業の発展に努めます。
ろうきんは、
誠実・公正および公開を旨とし、
健全経営に徹して会員の信頼に応えます。
北海道ろうきんの
概要
ろうきんの理念
労働金庫法
(目的)第1条 この法律は、労働組合、消費生活協同組合その他労働者の団体が協同して組織する労働金庫の制度を確立して、これ
らの団体の行う福利共済活動のために金融の円滑を図り、もってその健全な発達を促進するとともに労働者の経済
的地位の向上に資することを目的とする。
(原則)第5条 金庫は、営利を目的としてその事業を行ってはならない。
2 金庫は、その行う事業によってその会員に直接の奉仕をすることを目的とし、特定の会員の利益のみを目的として
その事業を行ってはならない。
3 金庫は、その事業の運営については、政治的に中立でなければならない。
シンボルマークについて
ろうきんのシンボルマークは、欧文のROKINの頭文字Rをデザインした
もので、同時に鳥の親子を表しています。鳥の親子は、親しみやすさを表
すとともに、愛とやさしさ、親から子へと引き継がれる労金運動を意味
し、はばたく鳥は、より発展するろうきんの飛翔を表現しています。シン
ボルマーク・カラーはブルーです。ろうきんブルーは「知性」
「未来」
「希
望」を表現しています。
シンボルマークには、ろうきんの基本理念が表現されています。
3
新中期経営計画〈2009−2010年度〉および
北海道ろうきん2010年度事業計画
「勤労者にとっての金融サービスナンバーワン」を目指します
2010年度は北海道労働金庫
「新中期経営計画
〈2009−2010年度〉」の最終年にあたります。コンセプトである
「選ば
れる」・
「必要とされる」・「信頼される」金融機関として勤労者の幅広い支持をいただくために、掲げている諸施策
北海道ろうきんの
概要
新中期経営計画〈2009-2010年度〉
の概要
2010年度事業計画
の具現化に向けた努力を続けていきます。さらに、もう一つの重要課題である
「次世代システム」移行に伴う業務・
労働金庫の全国合併に関して、2011年6月開催の総会で合併の最終判断を行う予定であることを考慮すれば、2010
年度は実質的にこれらの論議を行う最後の1年となります。当金庫といたしましては、会員の意見に耳を傾けなが
互いに補完し
高め合う関係
信頼される
金融機関
ら、
『日本労金』が全ての勤労者に良質なサービスを提供すること、また『日本労金』設立が効率的な経営および経営
基盤の強化に繋がること、そして
『日本労金』では地域の独自性を尊重した事業運営が図られること、これらの実現
に向けて、
『日本労金』
の詳細設計について積極的に関わってまいります。
重 点 課 題
新中期経営計画
<2009−2010年度>
主要計数目標
中計最終年度
(2010年度)
必要とされる
金融機関
1.会員自主福祉運動への協力・貢献
2.推進機構における活動の活性化
3.一般勤労者との取引拡大、
都市圏の取引シェア向上
預 金 残 高 8,050億円
4.女性・若年層、非正規雇用組合員の利用拡大
貸 出 金 残 高 6,250億円
5.魅力ある商品・サービスの提供
自己資本比率
8.83%
R
O
A
0.25%
O
H
R
82.49%
6.営業態勢の強化
〈必要とされる金融機関として〉
勤労者福祉金融機関としての役割の発揮
歩 み
堅実な経営基盤に
よるバックアップ
〈選ばれる金融機関として〉
会員とのパートナーシップ強化と良質な金融サー
ビスの提供
主 要 施 策
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
新中期経営計画の到達目標
選ばれる
金融機関
勤労者の支持に
よる目標数値の
達成
2009年度の
事業概況
事務改革に業態を挙げて取り組んでいきます。
1.多重債務問題への対策
2.勤労者セーフティネットの構築
3.生涯取引の推進
基本方針①
基本方針②
基本方針③
基本方針④
会員とのパートナー
シップの強化、新たな
顧 客 基 盤の拡 充、勤
労者のニーズに適った
良質な金融サービスの
提供により、
「 選ばれる
金融機関」を目指しま
す。
勤労者福祉金融機
関としての役 割の発
揮、地域社会との共生
など、様々なCSR(企
業の社会的責任)
を果
たすことで、
「必要とさ
れる金融機関」
として
の存在感を高めます。
コンプライアンス、
ガ
バナンス重 視の経 営
姿勢のもと、経営情報
を適切に開示すること
で、
「信頼される金融
機関」
を実現します。
「選ばれる」
・
「必要
とされる」
・
「信頼され
る」ことを現実のものと
するために、安定的な
経営基盤の確立と収
益 力の 向 上を図りま
す。
5.環境問題への取組み
〈信頼される金融機関として〉
コンプライアンス、ガバナンス重視の経営姿勢
1.コンプライアンス・ガバナンス態勢の充実
2.リスク管理態勢の強化
3.個人情報管理、
顧客保護等管理の厳格化
4.業務・事務の堅確化・標準化
5.経営の透明性確保
索 引
4
北海道労働金庫 新中期経営計画
ROKIN DISCLOSURE 2010
4つの方針に基づく具体的施策の展開
営業のご案内
4.社会貢献活動の継続的実践と地域への貢献、福祉事
業団体・生協組織・NPO団体との関係強化
6.人材の有効活用
〈選ばれる・必要とされる・信頼されるために〉
安定的な経営基盤の確立と収益力の向上
1.事業量の維持・拡大とフィービジネスへの取組み
2.経営資源の有効活用と効率的な業務運営
3.財務体質の強化と自己資本の充実
新中期経営計画<2009−2010年度>における
ろうきんの経営姿勢
労働金庫の全国合併への対応
健全な経営体質と高い法令等遵守意識のもと、勤労者福祉金融機関としての使命、地域社
会における役割と責任を着実に果たすことが、勤労者の生活向上に繋がり、金庫事業の社会
的価値を高めるとの考えに立脚し、
そのために必要な改革を積極的に実践します。
「次世代システム・事務改革」
への対応
5
社会貢献活動の取り組み
勤労者生活支援の取り組み
当金庫では、これまでの活動の成果の一部を人にやさしい社会づくりのために活用しようと、会員の皆様の理解
雇用・所得環境が大きく変化する状況の中、当金庫は勤労者のための福祉金融機関として、金融機能の側面から
を得ながら、創立50周年を迎えた2001年度より、NPO団体やボランティア団体、芸術・文化・社会福祉活動等を行っ
勤労者の生活を守り、
向上させる役割を発揮していくことに努めています。
北海道ろうきんの
概要
社会貢献事業
ている団体を対象に、
助成事業や金融機能を通じた支援活動を実施しています。
●
の貢献活動、市民活動、
福祉活動をあと押ししていきたいと考えています。
勤務先事情による収入減少者や離職者への生活支援を目的とした全国ろうきん統一の制度です。ご利用中のろ
勤労者生活支援特別融資制度
(個人用)
うきんローンの返済条件緩和
(見直し)措置等を承っています。
■継続助成事業
■社会貢献助成制度
スポーツや芸術・文化活動、および市民活動支援を
地域の公益の担い手として活躍する北海道内に所在
行っている団体へ継続助成
(毎年助成を予定)
を行って
のNPO団体やボランティア団体を応援するため、2001
います。
年度に「社会貢献助成制度」
を創設しています。今年度
概 要
ろうきんローンを
ご利用中の方
返済条件緩和措置
以下の返済方法変更についての、
選択が可能となります。
①割賦金変更
(期間延長)
②元金返済据置(2年間以内ずつ最長5年間)
③返済条件変更
④返済額指定特約
(6ヵ月以上2年間以内ずつ最長5年間)
住宅金融支援機構
借換融資制度
住宅金融支援機構融資、
および併用された年金・民間金融機関の住宅ローンの借換
資金にご利用いただけます。
(元金据置・返済額指定特約付)
無担保融資制度
医療・教育・住宅等、
生活維持向上を目的として、新たにご融資を希望する場合に
ご利用いただけます。
(元金据置・返済額指定特約付)
の助成金申請は62
助成団体
●コンサドーレ札幌
(株式会社北海道フットボールクラブ)
●財団法人 全日本リトル野球協会リトルリーグ北海道連盟
●国際親善交流特別演奏会
(日本音楽文化交流協会北海道支部)
●さっぽろ旭山音楽祭
(さっぽろ旭山うた祭りの会)
●公益財団法人 札幌交響楽団
●特定非営利活動法人 NPO推進北海道会議
新たに
ろうきんローンを
お申込みの方
団体から応募があ
り、42団 体 に 対 し
総 額805万 円 の 助
※本融資制度は、
勤務先事情による離職・収入減少でお困りの方を対象としています。
※本融資制度のご利用にあたっては、当金庫との取引実績があることなどの条件をみたされていることが必要です。
成金を交付しまし
た。
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
対 象
2009年度の
事業概況
「人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与する」と定めた「ろうきんの理念」を実現するため、地域社会へ
総代会での贈呈式
●
当金庫では、
NPOを支援する金融サービスとして、
各種取り組みを展開しています。
●
災害救援ローン
災害(地震・台風・豪雨・土砂崩れ等の自然災害ま
施を決定した)場合、
当該会員に所属する組合員が収入
たは火災等)における被災者の方の早期の生活安定と
減少により生活に支障をきたさぬよう、当金庫会員を
災害復旧を目的として、全国ろうきん統一の制度をお
対象とした融資制度を取扱っています。
取扱いしています。
歩 み
NPOへのサポート
勤労者生活支援特別融資制度
(会員用)
勤務先が特殊事情から賃金カット等を実施した(実
※「会員」とは、北海道労働金庫に出資加入いただいて
■NPO自動寄付制度
ます。NPO法人の事業に係る運転資金や設備資金を
は毎月100円からの口座振替
(口座振替手数料無料)
で、
ご融資し、
資金面でNPO活動を支援するものです。
「融
寄付先は当金庫が関係団体の助言を得ながら選定した
資」
という金融機関本来の業務を通じて、福祉金融機関
23団体の
「紹介NPO」の中からお選びいただけます。
としての役割発揮に努めています。
気軽に始められる新しいボランティア活動にぜひご参
また、
「NPO事業サポートローン」に加え、当金庫本
加ください。
店営業部において、札幌市との提携に基づく
「さっぽろ
※「紹介NPOリスト」は当金庫ホームページでご確認
元気NPOサポートローン
(札幌元気基金)
」による融資
ROKIN DISCLOSURE 2010
4
4
4
4
4
4
4
4
いただけます。
(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
■NPO振込手数料免除制度
NPO団体が受取る寄付金・会費・売上代金などの
振込手数料を、北海道ろうきん本支店間に限り、年間
100件まで免除するものです。
※対象NPO団体となるためには、お申込み手続き等が
必要です。
「社会貢献助成制度」
、
「NPO自動寄付制度」
、
「NPO振込手数
料免除制度」の詳細については、
〈社会貢献制度事務局〉まで
お問合せください。
北海道労働金庫 社会貢献制度事務局
〒060-0001 札幌市中央区北1条西5丁目
TEL ㈹011-271-2101 FAX 011-221-6846
URL http://www.rokin-hokkaido.or.jp
訓練・生活支援資金融資制度
雇用保険を受給できない失業者に対して生活費を融
●
育児・介護支援ローン
資し、職業訓練中の生活の維持を図ることを目的とし
急速な少子化・高齢化が進
た融資制度です。国との提携によって、2009年8月から
行する中、就学前の児童のいる
お取扱いしています。制度の概要等については、最寄
家庭および介護を必要とする
りのろうきん本支店までお問合せください。
高齢者のいる家庭を金融面か
※本融資制度を申込される場合、事前に各公共職業安
ら支援することを目的とした融
定所(ハローワーク)
での受付・要件認定が必要とな
資制度をお取扱いしています。
ります。まずは、
ハローワークへご相談ください。
索 引
当金庫では、NPO法人向けの融資制度を取扱ってい
方がNPOを支援する仕組みを提供しています。寄付
●
制度も取扱っています。
※制度の詳細は、最寄りのろうきん本支店までお問合
せください。
※審査の結果、ご希望に沿えない場合がありますので、
営業のご案内
ろうきん預金口座からの自動振替により、預金者の
4
6
いる団体の構成員の方を指します。
■NPO事業サポートローン
*各融資制度の詳細については、最寄りのろうきん本支店までお問合せください。
*審査の結果、ご希望に沿えない場合がありますので、
あらかじめご了承ください。
あらかじめご了承ください。
多重債務問題への取り組み
当金庫は、勤労者の生活を支える福祉金融機関とし
務予防の観点から、会員職場内等においてクレ・サラ
て、
「生活防衛」をテーマとした活動を実施しています。
問題や悪質商法等に関するセミナーを継続的に開催し
全国のろうきん統一施策として「お金の問題!第2次気
ています。
づきキャンペーン」を展開し、
多重債務の予防と救済の
札幌・旭川・函館・釧路に開設している「お客様相
両面からの活動をすすめています。さらには、庫内に
談室」では、
弁護士や司法書士とのネットワークを構築
「多重債務対策本部」を設置し、多重債務問題に関する
しており、
多重債務相談の専門員が、
実施協定書を締結
啓発・救済活動の強化を図っています。また、多重債
している産別・会員からの個別相談に応じています。
7
トピックス
2009年 4 月
●「家計応援!!ろうきんローン☆金利優遇☆スペシャルキャンペーン」
(∼7/31)
●「'09フレッシャーズキャンペーン」
(∼9/30)
●「財形ため得キャンペーン2009」
(∼12/30)
融資センター、下記の窓口にてお受けいたします。当
も住宅ローンご利用者の返済計画の見直しに係るご相
金庫は、ご利用者からご返済等の負担軽減に関するお
談の取り組みを積極的に行ってまいりました。
申込があった場合、できる限りご意向にお応えするよ
当金庫では、
2009年12月に施行された
「中小企業者等
うに努めます。
に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する
※対応方針・体制等の詳細、取組状況については、北海
法律」を契機に、対応方針と管理体制を定め、お客様に
当金庫の基本的姿勢をご理解いただくためにホーム
道ろうきんホームページに掲載しています。
(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
●「お金の問題!第2次気づきキャンペーン」
●「就職安定資金融資
〔特定雇止め離職者対象〕
」取扱
日曜ローン相談会開催
(8月・1月を除き、翌年3月まで月1∼2回実施)
● 平日延長相談会開催
(8月を除き、
9月まで月1∼2回実施)
●
2009年 5 月
●「住宅ローン返済計画緩和措置利用者への経済的支
援」
実施
ページへの掲載により公表するとともに、住宅ローン
ご利用者および中小企業の皆様からのご相談によりき
め細かく対応するための体制を強化いたしました。
2009年 6 月
●「'09サマーキャンペーン」
(∼7/31)
●
[電 話 番 号] E0120-510-924
[ご利用時間] 9:00∼17:00
2009年 8 月
相談等は、お取引のある営業店
(ローンプラザを含む)
、
第56回総代会開催
●「生活応援!!ろうきんローン☆スペシャルキャンペーン」
(∼3/31)
●「就職安定資金融資
〔長期失業者対象〕
」・「訓練・生活支援資金融資」
取扱
2009年11月
●「'09ウインターキャンペーン」
(∼12/30)
●「継続支援融資
(ステップ)」
取扱開始
●「家庭用燃料等の購入に係る特別融資制度」
取扱
(∼3/31)
環境への取り組み
■金融エコ商品の取り扱い
当金庫は、地球温暖化防止に向けた新しい国民運動
当金庫は、環境に配慮した金融商品を提供すること
「チャレンジ25キャンペーン」
に参加し、
夏季の
「ビジネ
により、
環境保全に関心の高いお客様をお手伝いし、環
境負荷の低減に努めています。
実施して、省エネルギーに取り組んでいます。
ハイブリッド車や電気自動車等、環境に優しい車や
また、当金庫が使用する事務用品や機器の購入に際
福祉介護車両の購入資金を対象にした
「轟エコ」につい
しては、環境に配慮した製品を優先して選択するグ
て、当金庫の一般の自動車ローンよりも金利を引き下
リーン購入を実践しています。
げて提供しています。また、オール電化、
天然ガス熱源
with YahooJAPAN」
導入
2010年 1 月
●「金融円滑化管理方針」
の制定
2010年 2 月
●「合併基本計画書原案」
に関する会員討議実施
(∼3/31)
2010年 3 月
●「Pay-easy
(ペイジー)
口座振替受付サービス」
の取扱開始
●「2010年度北海道ろうきん社会貢献制度
〔社会貢献助成制度・
NPO自動寄付制度〕
」
募集
営業のご案内
ス軽装
(クール・ビズ)」や
「冷房の適正温度設定」等を
●「Moneylook
歩 み
■環境運動への参加
2009年12月
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
ご利用いただいている住宅ローンの返済にかかるご
北海道労働金庫 お客様相談センター
2009年度の
事業概況
当金庫は、勤労者のための金融機関として、
これまで
北海道ろうきんの
概要
金融円滑化のための取り組みについて
8
「住宅ローン」
の金利引下げを実施しています。
※上記商品の詳細については、最寄りのろうきん本支
店までお問合せください。
不正取引防止への対応
(1)
偽造・盗難キャッシュカード対策
偽造・盗難キャッシュカードによる不正引出しの被
害を防止するため、当金庫では、ATMによる暗証番号
変更のお取り扱い、ATM1日あたりのお引出し限度額
を引き下げできるシステムの導入、ATM異常取引検
知システムの導入等の対策を行っています。
(2)
預金等の不正な払戻しへの対応
盗難通帳やインターネット・バンキングによる不正
な払戻しの被害が発生した場合、お客様に過失がない
場合については被害額の補償を行います。
※被害の補償対象外となる場合および補償額の一部減
額となる場合等、補償の詳細については、
最寄りのろ
うきん本支店にお問い合わせください。
(3)
振込め詐欺対策と対応
当金庫では、振込め詐欺対策として、
注意を促すポス
ターやステッカーをATMコーナーに設置するととも
に、ATMコーナーでの携帯電話使用自粛をお願いし
ています。
なお、
当金庫では、
振込め詐欺等の犯罪被害資金を当
金庫の口座に振込まれた方からのご照会をお受けさせ
ていただきます。
索 引
ROKIN DISCLOSURE 2010
機装置等を設置した省エネ住宅の建設・購入に対する
〈振り込め詐欺救済法に関するお問い合わせ窓口〉
お問合せは最寄りの各本支店・出張所窓口または次の窓
口にてお受けいたします。
受 付 先:北海道労働金庫 業務部 業務課
[電 話 番 号]
011-271-2572
[受 付 時 間]
平日 9:00∼17:00
〈盗難等の被害に遭われた、被害の可能性がある場
合の連絡先〉
平 日:ろうきん本支店
休日および
:労金照会センター〔E0120-510-926〕
営業時間外
9
業績ハイライト
損 益
較して△224会員減少し3,736会員となり、団体会員を
構成する間接構成員は2,372人増加し420,718人となり
ました。出資金の期末残高は33億34百万円
(単位未満
■ 経常収益
は前期に比べ9億23百万円増加
(増加率42.44%)し31億
貸出金および預け金の平残増加と貸出金利回上昇に
円となりました。
より、資金運用収益が前期に比べ6億42百万円増加した
■ 特別利益
ことなどから、経常収益は前期に比べ6億75百万円増加
前期に比べ貸倒引当金戻入益が19百万円増加したこ
(増加率4.14%)し、169億89百万円となりました。
切り捨て、以下同様)
となりました。
預金(預金積金・譲渡性預金)
【預金の増加額・増加率の推移】
残高は8,031億円となりました。このうち個人預金は
(億円)
400
期中343億円増加
(増加率4.84%)して、期末残高は7,429
増加率
347億円
341億円
億円となりました。
また、団体預金は期中5億円増加
(増
300
加率0.91%)して、期末残高は583億円となりました。
■ 経常費用
率58.86%)し、45百万円となりました。
預金等の利回低下により、資金調達費用が前期に比
■ 特別損失
べ△43百万円減少しました。また、経費が前期に比べ1
特別損失は前期に比べ△13百万円減少(増加率△
億70百万円増加したものの、その他業務費用なども減
47.08%)
し、14百万円となりました。
少したことから、経常費用は前期に比べ△2億48百万円
■ 当期純利益
減少
(増加率△1.75%)
し、
138億89百万円となりました。
以上の結果により、当期純利益は前期に比べ6億70
■ 経常利益
百万円増加
(増加率45.85%)し、21億33百万円となりま
経常収益が経常費用を上回ったことから、経常利益
した。
255億円
4.65%
200
4.52%
3.60%
【業務粗利益・ROAの推移】
12,000
11,921
百万円
11,117
百万円
11,046
百万円
11,154
百万円
コア業務純益
ROA
12,316
百万円
(%)
5
4
10,000
2007年度
2008年度
2009年度
3
8,000
貸出金
6,000
2
2,861
百万円
4,000
【貸出金の増加額・増加率の推移】
貸出金は、期中108億円増加
(増加率1.74%)して、期
(億円)
150
増加率
高は6,158億円となりました。また、団体向け貸出金は
109億円
111億円
108億円
100
163億円となりました。
1.83%
0
1.83%
1.74%
2007年度
2008年度
預金
7,087
億円
5,991
億円
7,342
億円
6,101
億円
7,683
億円
6,213
億円
貸出金
8,031
億円
6,322
億円
2009年度
0
*ROA
(総資産利益率)
とは、
総資産に対する利益の割合で、
資産をどの程度効率的に利用しているかを表す指標です。数値が大きいほど
収益性が高いことを示しており、
本書ではコア業務純益をベースとした数値を記載しています。
コア業務純益
×100
総資産
(除く債務保証見返)
平均残高
経常利益
(百万円)
3,500
3,000
2,795
百万円
1,929
百万円
1,500
4,000
当期純利益
3,100
百万円
2,176
百万円
2,500
2,000
1,724
百万円
1,438
百万円
1,705
百万円
2,133
百万円
1,462
百万円
1,057
百万円
1,000
2,000
500
0
0
2005年度
10
2008年度
【経常利益と当期純利益の推移】
(億円)
10,000
6,000
2007年度
2009年度
【預金・貸出金の残高推移】
5,745
億円
2006年度
*業務粗利益とは、預金、貸出金、有価証券などの利息収支を示す
「資金利益」
、各種手数料などの収支を示す
「役務取引等利益」
、債券など
の売買益を示す
「その他業務利益」
を合計したもので、
金融機関の基本的な業務の成果を示す指標です。
ROA
(総資産利益率)
=
6,908
億円
1
0.38%
0.33%
*コア業務純益とは、業務粗利益から
「貸倒引当金繰入額」
および
「経費」
を控除した業務純益を元にした利益指標です。貸倒引当金繰入
額を控除する前の業務純益から、
債券関係損益を控除して算出し、
一時的な変動要因に左右されない指標として広く利用されています。
50
8,000
0.24%
0
2005年度
期中△36億円減少
(増加率△18.31%)して、期末残高は
0.24%
索 引
ROKIN DISCLOSURE 2010
貸出金は期中145億円増加
(増加率2.41%)して、期末残
0.38%
2,747
百万円
1,918
百万円
1,863
百万円
3,258
百万円
営業のご案内
末残高は6,322億円となりました。このうち個人向け
2,000
歩 み
100
0
業務粗利益
(百万円)
14,000
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
預金は、期中347億円増加
(増加率4.52%)して、期末
となどから、特別利益は前期に比べ16百万円増加(増加
2009年度の
事業概況
【団体会員・間接構成員数と出資金の推移】
2007年度末 2008年度末 2009年度末
団体会員
(会員)
4,095
3,980
3,736
間接構成員
(人)
419,711
418,346
420,718
出資金
(百万円)
3,334
3,334
3,334
当金庫の事業基盤である団体会員数は、前期末に比
北海道ろうきんの
概要
会員・出資金
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
11
北海道ろうきんの健全性・安全性
リスク管理体制
自己資本比率(単体)
また、内部管理上、管理対象リスクに対し自己資本の
2009年度末 2008年度末
8.70%
9.16%
8.44%
8.36%
自己資本比率
Tier1比率
配分によりリスク限度額を設定しモニタリングを行っ
ていますが、年間を通じてリスク量は限度額内に収
の事業戦略に見合った自己資本の量的水準が確保され
度末よりも△0.46ポイント低下しました。これは、自
ていると判断しています。
己資本比率の算出式において分子となる自己資本のう
今後につきましても、本業である融資伸長に取り組
ち、補完的項目が減少したことと、
分母となるリスク・
んでいくことを踏まえ、各種リスクの適正管理を継続
アセット等が増加したことによります
するとともに、協同組織金融機関として適正な水準の
なお、内部留保の増加によりTier1比率は8.44%とな
収益計画を達成していくことで、さらなる自己資本の
り、2008年度末よりも0.08ポイント上昇しました。
質的向上と量的拡大を図ってまいります。
(詳しい内容は41ページ∼45ページをご覧ください)
[自己資本の充実度の評価]
当金庫の自己資本比率は、現状において法定基準で
最低限必要とされる自己資本比率4%を十分に上回っ
35,617
百万円
することによって管理する
「統合的リスク管理」
を行っ
めには、この増大し、複雑化するリスクを的確に把握
ています。
し、収益の安定化と財務の健全化をより一層高めるこ
具体的には、
「信用リスク」
「市場リスク」
、
、
および
「オ
とが重要になってきています。当金庫では、リスク管
ペレーショナルリスク」
について、
各リスクの特性に応
理を経営の最重要課題の一つと位置づけ、リスク管理
じた手法を用いてリスク量を計測・把握し、全体のリ
態勢の強化と統合的なリスク管理の実践に努めていま
スク量が自己資本の範囲内に収まるように管理してい
す。
ます。また、各リスクに自己資本を割り当てることに
より、全体のリスク量だけでなく、
個別のリスク量につ
いても管理しています。
証し、自己資本に対して過大なリスクをとることがな
(%)
16
いよう努めています。
12
9.16%
8.70%
10
■リスク管理体制図
8
20,000
31,056
32,570
34,576
10,000
4%(国内基準)
昇しており、より自己資本の質の向上が図られたと評
監事会
6
3,147
3,120
1,041
2007年度
2008年度
2009年度
0
0
=
自己資本の額(基本的項目+補完的項目−控除項目)
×100
信用リスク・アセット(資産の各項目にリスク・ウェイトを乗じて得た額の合計額+各オフ・バランス取引
の与信相当額にリスク・ウェイトを乗じて得た額の合計額)+オペレーショナル・リスク相当額×12.5
リスク管理委員会
理事長を委員長として、常勤理事、本部部長をもって
構成するリスク管理委員会を定期的に開催していま
す。本委員会では、理事会および常務会の決定を受
け、統合的リスク管理による検討・協議を行い、理事
会・常務会に報告しています。
Tier1比率
法務
リスク
風評
リスク
子会社
リスク
総務部
コンプライアンス統括部
︵リスク管理課︶
システム
リスク
コンプライアンス統括部
︵コンプライアンス課︶
事務
リスク
業務部
︵情報システム課︶
加)となりました。
資金繰り 市場流動性
リスク
リスク
オペレーショナルリスク
本部各部
2009年度末のリスク管理債権比率は0.57%(前年比0.02ポイント増
金利 価格 為替
リスク リスク リスク
コンプライアンス統括部
︵リスク管理課︶
率といい、
この比率が小さいほど資産の健全性が高いこととなります。
(%)
0.7
市場信用 与信信用
リスク
リスク
経営企画部
︵資金課︶
総貸出金残高に占めるリスク管理債権の割合をリスク管理債権比
流動性リスク
コンプライアンス統括部
︵リスク管理課︶
リスク管理債権比率
市場リスク
融資部
︵審査課︶
自己資本のうち出資金や剰余金など、自己資本の中核となる基本的項目のみを分子として算出する比率であり、より高ければ「自己
資本の質」が高いことを表します。
信用リスク
索 引
※平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号により、2009年3月期決算から2012年3月期決算までの間、その他保有目的の有価証券評価
損を自己資本の基本的項目から控除しないこととする自己資本比率算出にあたっての一部弾力化が実施されていますが、当金庫
は評価差額金がプラス計上のため、
この特例措置を考慮しない場合であっても自己資本比率には影響がありません。
ALM小委員会
コンプライアンス統括部
︵リスク管理課︶
ROKIN DISCLOSURE 2010
常務会では、理事会の委任する権限の範囲内で、内
部管理規程であるリスク管理規程等の決定、把握され
たリスク情報への対応方針の決定を行っています。
営業のご案内
自己資本比率
監
査
部
12
常務会
自己資本比率
(国内基準適用行)
0.6
0.5
0.55%
0.57%
2008年度末
2009年度末
各部・営業店・子会社
0.4
(詳しい内容は25ページをご覧ください)
●
理事会では、事業計画などを踏まえて、各種リスクの認
識とリスク管理に関する基本方針や、経営体力に見合
ったリスク限度額および損失限度額を決定しています。
4
金融機関の体力、健全性を示す指標のひとつ。
金融機関が保有する資産に対し必要とされる自己資本(最低所要自己資本)は、府省令、告示によりその比率が法定されており、国内
基準が適用となる当金庫の場合は、4%以上を確保することが求められています。
●
理事会
2
価しています。
●
クの程度を判断し、金庫の経営体力(自己資本)と対照
の皆様の期待に応え、金庫の事業を発展させていくた
歩 み
己資本の基本的項目のみを分子としたTier1比率は上
なく、質的にも複雑化してきています。会員・利用者
14
9.09%
たことなどにより、
自己資本比率が低下したものの、
自
法で質的または量的に評価したうえで金庫全体のリス
管理状況については定期的にリスク管理委員会で検
30,000
ており、さらに自主目標としている8%も上回っていま
す。前年度との対比では、劣後ローンを期限前償還し
35,691
百万円
34,204
百万円
当金庫では、金庫が直面する各種リスクを個別の方
金庫が直面するリスクは、量的に増大しているだけで
自己資本額 基本的項目
自己資本額 補完的項目
自己資本比率の推移
(百万円)
40,000
金融の高度化、多様化、グローバル化が進む中で、当
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
2009年度末の自己資本比率は8.70%となり、2008年
■統合的リスク管理の取り組み
2009年度の
事業概況
まっていることが確認されていることからも、当金庫
■はじめに
北海道ろうきんの
概要
自己資本の状況
リスク管理債権
何らかの理由により当初の契約どおり返済されていない等の貸出金。
「破綻先債権」
「延滞債権」
「3ヵ月以上延滞債権」
「貸出条件緩和債権」
があります。
0.3
0.33%
0.2
0.1
0
2007年度末
13
■オペレーショナルリスク
与信先(貸出先等)やデリバティブ取引の相手方の信
金融機関では、様々な金融商品を取扱っています。
金融機関では、様々な業務を行っていますが、業務の
用状態の悪化による債務不履行リスク(貸出金や有価
金利、有価証券等の価格、
為替など様々な相場が変動す
過程、役職員の活動、
もしくはシステムが不適切である
証券などの元本、利息が回収不能となるリスク)が、い
ることにより、
この金融商品の時価が変動し、
損失を被
こと、または外生的な事象などにより損失を被るリス
わゆる「信用リスク」です。
るリスクが
「市場リスク」
です。
クが「オペレーショナルリスク」です。
市場リスクのうち、金利リスクについては、運用、調
1.事務リスク
達の資金別に金利更改日までの残存期間のデータを把
金融機関では様々な業務を展開する中で、現金、手
個別審査体制の強化、
金庫全体のリスク管理体制の
握し、統計的手法であるVaR(バリューアットリスク)
形、証書などの重要物を取扱っています。したがって、
強化に努めています。
を月次で計測・管理しています。
日常これらに接する役職員が正確な事務を怠ったり、
・個別貸出案件の審査体制については、営業推進部
また、株式や投資信託などの価格が変動する価格リ
不正が起こると、大きな事故につながる恐れがありま
門の影響を受けない体制を整備した上で、迅速か
スクに対しても、統計的手法であるVaR
(バリューアッ
す。このことにより金融機関が損失を被るリスクが
「事
つ適切な審査が実施されるよう、営業店の審査ス
トリスク)により計測・管理しています。為替リスク
務リスク」です。
タッフの育成に努めています。また、営業店の決
についても一定の変動幅により管理しています。
当金庫では、事務処理手順、事務処理権限、事務管理
(1)当金庫では、貸出や保証等の一般的な与信取引に係
る信用リスク対策として、適正な審査基準を設け、
裁権限を超える案件については、本部の審査専門
スタッフが審査を行うなど厳正な対応に努めて
います。
・金庫全体の信用リスク管理として、資産査定規程
を行い、信用リスクの量的な把握に努めていま
す。また、その結果に基づき、償却・引当を的確
に行い、
資産の健全化を図っています。
(2)
有価証券等、信用リスクを有するその他の資産につ
いては、その取得にあたって、金庫で定める資金運
用規程に則り、信用格付機関が発表する格付等を参
14
会において定期的に検証し、
追跡管理しています。
なお、デリバティブ取引については、投機を目的
とせず、上限金利特約型住宅ローンおよび固定金
利期間特約型住宅ローン等の金利リスクヘッジ、
りも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされたり
(資金繰りリスク)、市場での流通が不十分であるため
に、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なく
される(市場流動性リスク)ことにより、金融機関が損
失を被るリスクが「流動性リスク」
です。
業務全般において、様々な資金フローが発生します
が、当金庫では、こうした資金繰りリスクについて、経
営企画部において一元的に管理を行っています。
また、
市場流動性リスクについては、市場の混乱や縮小等の
兆候に関し早期把握を図るなど、コンプライアンス統
括部において管理を行っています。なお、前述したリ
スク管理委員会においても、定期的な把握・管理の強
化に努めています。
強化しています。具体的には、監査部による内部監査
と各部店による定期的な自主検査を実施しています
が、この他にも、コンプライアンス統括部による営業店
業務指導も行っています。また、研修による職員の事
務処理の習熟に努めるとともに、オンラインシステム
のチェック機能の活用などによっても、事務の誤処理
の発生防止に努めています。
2.システムリスク
金融機関では、多様な事務処理やリスク管理におい
て、オンラインシステムなど様々なコンピュータ管理
を行っています。このコンピュータシステムがダウン
したり誤作動するなど、システムの不備等により金融
機関が損失を被るリスクが
「システムリスク」
です。
(1)当金庫のオンライン・システムの運用・管理は、
全
国の労働金庫が共同で運営する労働金庫総合事務
為替変動リスクのヘッジである為替予約取引に限
センターが行っています。同センターは、
付近に活
定しており、それらに内在する信用リスクについ
断層がないなど良質な地盤を立地として選定し、
オ
ては、再構築コストをベースにしたリスク量の把
ンライン機器を設置した電算棟は建築基準法の定
握を行い、
管理の強化に努めています。
倒防止等の地震対策を行っています。また、万一、
労働金庫総合事務センターが大規模災害等により
機能停止した場合であっても、
金融業務を継続でき
るようバックアップセンターを構築しています。
(2)
当金庫においては、通信機器・回線の二重化、各店
舗とのバックアップ回線敷設、
重要なデータ・プロ
グラムのバックアップ取得とバックアップ媒体の
専用金庫室への保管等、
システムの安全確保に努め
るとともに、
「セキュリティポリシー」に基づいた
「コンティンジェンシープラン」
を整備し、
情報資産
の適切な管理と保護強化に努めています。
3.法務リスク
法令等に違反する行為、各種契約にかかわる不備等
により損失を被るリスクが
「法務リスク」です。
当金庫では、特に留意すべき法務上の問題を事例解
説としてコンプライアンス・マニュアルに掲載し、研
修を通じて役職員への周知徹底に努めています。また、
新規業務の開始時や各種契約の締結時には、担当部署
によるリーガルチェックを実施するとともに、必要に
応じて顧問弁護士や監査法人等の外部の専門家に相談
を行っています。
4.風評リスク
マーケットやお客様の間で金融機関の評価・評判が
低下し、信用が毀損されることによって有形・無形の
損失を被るリスクが
「風評リスク」
です。
当金庫では、風評リスクを未然かつ最小限に抑える
ため、役職員が風評情報を把握した場合の報告体制の
整備に努めています。また、万一発生した場合に備え
て、適切な対応を図るための対応マニュアルを定めて
います。
索 引
ROKIN DISCLOSURE 2010
また、
取得後の事情変化についても、
リスク管理委員
予期しない資金の流出などが起こった場合、通常よ
イムリーに行われているかをチェックする内部監査を
せによる免震床を採用するなど、
コンピュータの転
営業のご案内
考にしながら、信用リスクの管理に努めています。
■流動性リスク
か、
ボールベアリングとオイルダンパーの組み合わ
歩 み
に則り貸出金をはじめとした総与信の自己査定
方法などの厳正化に加えて、事務が正確にあるいはタ
めの1.5倍の耐力保持が可能な設計になっているほ
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
■市場リスク
2009年度の
事業概況
■信用リスク
北海道ろうきんの
概要
各種リスクへの取り組み
危機管理体制
当金庫では、
自然災害、コンピュータシステムの障害
や新型インフルエンザ等の危機発生時に対する基本的
な方針として「リスク管理方針」等を制定しています。
危機発生時には対策本部を設置し、具体的な対応手
順を定めた「コンティンジェンシープラン」
にもとづき
迅速に対応できる体制を整備しています。さらに、大
規模な災害等の事態においても早期の復旧を図り、必
要最低限の業務を継続できるよう、
「営業店業務継続要
領」を制定しています。
15
コンプライアンス(法令等遵守)態勢
ろうきんは、その事業を通じて、
「会員が行う経済・福
ば社内の諸規程、さらには確立された社会規範に至る
祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、人々が
(理事長)
すべてのルールを遵守することを意味します。
喜びをもって共生できる社会の実現に寄与すること」
社会的な存在であるおよそすべての団体・個人が、
を目指していますので、その経営姿勢には高い倫理性
経営行動を実践する上で、あるいは日々の生活を営む
も求められています。
上で、このコンプライアンスを求められていることは
以上の考え方に立って、
当金庫では、
コンプライアン
言うまでもありませんが、公共性の高い金融業務を行
ス基本方針と位置づけるものとして前出の「ろうきん
うろうきんとその役職員に対しては、より高いレベル
の理念」とともに
「倫理綱領」を制定し、それらに基づ
のコンプライアンスが求められています。
き、全役職員がコンプライアンスの推進に取り組んで
また、
「ろうきんの理念」
にも掲げられているとおり、
います。
コンプライアンス
委員会
コンプライアンス
常務会・
( )
( )
担当役員
本部各部長
ます。当金庫では、
「プライバシーポリシー
(個人情
商品に関する勧誘方針」
等を定めています。お客様
報保護方針)」を定めてホームページで公表するな
保護等管理態勢の構築は、業務の健全性および適切
ど、個人情報保護のための態勢の整備と徹底を図っ
ています。
の強化と実効性の確保に努めています。
役職員に配布し、法令等遵守意識の浸透を図るととも
※上記方針は、北海道ろうきんホームページに提示
するとともに、不祥事件の未然防止・お客様への説
に、営業店・本部各部は独自の
「部店コンプライアン
明・お客様からの苦情等への対処・お客様情報の管
ス・プログラム」を策定し、
このマニュアルを活用した
理・外部委託管理などお客様保護等管理態勢の適切性
研修等を行っています。各部店に配置されたコンプラ
の確保に努めています。
イアンス担当者は、日常的に部店職員のコンプライア
しています。
(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
(3)すべてのお客様が平等に利益・サービスを享受で
き、お客様の利益が不当に害されることがないよ
う、当金庫では
「利益相反管理方針」を定め、ホーム
金融商品に関する勧誘方針
ページで公表するとともに、
適切な管理態勢を整備
歩 み
手引書となる
「コンプライアンス・マニュアル」を全
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
報保護法等を遵守し、
適切な保護と利用を図ってい
に安心して金融商品をご購入いただけるよう「金融
組織の事業体としてコンプライアンス重視の経営に徹
行動や業務運営の検証を行い、毎月、
「コンプライアン
(各部店長)
ことを目的とした
「顧客保護等管理方針」や、お客様
応える業務運営に努め、社会的責任を果たし得る協同
ンスに係わる相談・質問の対応窓口となるほか、職員
コンプライアンス
( )
統括部
コンプライアンス
担当者
(2)お客様の個人情報のお取り扱いについては、
個人情
性の観点から極めて重要であると認識し、
管理態勢
立を図り、法令等遵守の徹底に努めています。
(関連部署)
コンプライアンス
統括部署
(1)当金庫は、お客様の保護ならびに利便性向上を図る
3.コンプライアンス推進の活動
当金庫では、以下の体制によって内部管理態勢の確
コンプライアンス
会議
顧客保護等管理態勢・個人情報保護について
当金庫は、会員・間接構成員の皆様の期待と信頼に
ス・チェックシート」により、
コンプライアンス統括部
しています。
①お客様のご意向と実状に沿った、適切な金
融商品をおすすめします。
②お客様ご自身の判断でお取引いただくた
1.役員および理事会のコンプライアンス機能
署へ報告しています。
め、商品内容やリスク内容など重要な事項
理事および監事は、
自ら高い倫理観を涵養して、
経営
また、内部監査による検証を重視し、監査部が各営業
を十分に理解していただけるよう、説明に
機関としての機能強化とコンプライアンス態勢を構築
店
(本部各部を含む)
に対して定期的に行う監査部監査
心がけます。
していきます。
と、各営業店
(本部各部を含む)が自ら行う自店検査の
理事会では、毎月
「コンプライアンス・プログラム」
二つを柱として、相互牽制機能が十分働くように留意
等の遂行状況の報告を受け、コンプライアンス態勢の
しながら、
内部的なチェックを実施しています。コンプ
④本勧誘方針を役職員一同に徹底し、金融商品
実行・実践状況を検証しており、理事は理事会の意思
ライアンス全般については、弁護士の助言・チェック
の販売、契約に関する法令などの遵守に努め
決定に積極的に参画し、また代表理事の業務執行の状
を受けるなど外部専門家との連携を強化しています。
ます。
況を監督しています。監事は、常務会など重要会議へ
そのほか、会員・利用者の皆様からの苦情・トラブ
の出席、重要文書の閲覧などにより法令・定款の遵守
ルなどについては、
各部店からの報告体制を整え、再発
状況を検証するほか、毎年度「監査計画書」を策定し定
防止とサービスの向上に努めています。また、反社会
期的な各種監査を行っています。
的勢力への対応に備えて、警察などの関係機関との連
③お客様にとってご迷惑な時間帯や不都合な
場所などで勧誘を行いません。
利益相反管理方針
(抜粋)
◇基本方針
当金庫は、法令、規程等を遵守し、誠実で公正
な事業を通じて、当金庫の商品・サービスの
最良な提供を実現することをもって、お客様
の金融に関する正当な利益の確保に取り組み
ます。
営業のご案内
索 引
ROKIN DISCLOSURE 2010
コンプライアンス
統括責任者
2009年度の
事業概況
コンプライアンスとは、
法令だけでなく、企業であれ
コンプライアンス
総責任者
コンプライアンスの態勢
16
[コンプライアンスの運営体制]
北海道ろうきんの
概要
コンプライアンスに対する考え方
監査の実施について
絡体制も整備しています。
2.コンプライアンス委員会等の活動
当金庫では、監事が理事の職務執行について監査を
法令等の遵守に係わる意識の醸成、活動・行動の実
行い、監査部が内部監査を実施することにより、業務の
践、結果の検証などコンプライアンス態勢の実効性の
健全性と適切性の確保に努めています。また、労働金
確保を目的として
「コンプライアンス委員会」および
庫法第41条の2第3項に基づき、外部監査を実施してお
「コンプライアンス会議」を開催し、的確な機関運営に
り、2009年度の会計監査の結果として、
会計監査人であ
努めています。
る新日本有限責任監査法人より、無限定適正意見を旨
とする監査報告の通知を受けています。
17
歩 み
戦後を未だ引きずる貧しい時代に、勤労者の赤字補てんという切実な要求に応え
るため、はたらく仲間の連帯と団結によって、
《北海道ろうきん》は1951年(昭和26
年)に誕生しました。
創設以来、営利を目的とせず、生活者本位であることを基本に、
「はたらく人たち
のお金を」
「はたらく人たち自身の手で」
「はたらく人たちのために」運用する金融機
関として皆様とともに歩みつづけ、
今年で60年目を迎えています。
これもひとえに、これまでに数多くの勤労者の皆様から寄せられたご支援や事業
推進のための絶大なるご協力によるものと、
あらためて感謝を申し上げる次第です。
《北海道ろうきん》は、これからも、これまでの歴史・経験を活かしながら、更なる
事業の発展と地域社会への貢献に努めていきたいと考えています。
1951
1952
1963
1965
(団体会員数389、出資金300万円)
炭労ストに伴う生活資金融資
本店営業部に預金会計機
1970
業務用乗用車1台購入
創立20周年記念預金運動を設定
1972
預金量150億円突破
財形貯蓄
「虹の預金」取扱開始
ROKIN DISCLOSURE 2010
1977
1978
1980
1981
18
1983
1984
1985
1987
1989
1990
1991
北海道勤労信用組合
('51.6.21)
(道立札幌労働会館2F)
1999
2000
2001
電子計算センター
(現事務センター)オープン
預金量500億円突破
2002
本店営業部現在の場所に移転
2003
(札幌市中央区北1条西5丁目)
預金量1,000億円突破
預金量6,000億円突破
25才までの社会人応援プラン「Navi」
取扱開始
「NPO事業サポートローン」
取扱開始
融資サポートシステム稼働
「お客様相談室」
(札幌)設立
第1次
「サラ金」対策キャンペーン
2004
預金量1,500億円突破
貸出金5,000億円突破
法令遵守態勢強化に係る
「改善計画書」提出
創立30周年
「財形預金・エース預金ろうきん電話振替サービス
内国為替認可
第2次
「サラ金」対策キャンペーン
(ZATTS)
」取扱開始
アイワイバンク(現セブン銀行)との提携開始
預金量2,000億円突破
為替オンライン開始
全国オンラインキャッシュサービス開始
2005
「ろうきんフラット35(住公提携ローン)」取扱開始
無担保ローン融資限度額引上げ(500万円)
2006
預金量3,000億円突破
轟ローン登場、
大ヒット商品となる
変動金利定期預金・中長期定期
預金量7,000億円突破
第二地銀・信金・信組業態とのATM相互入金提携業
務の開始
ユニティシステム
(全国オンライン
学援ローン(教育ローン)取扱開始
轟ローン特別キャンペーン展開
かんたんローン「お助けくん」取扱開始
個人向け国債取扱開始
「普通預金無利息型(決済用預金)」取扱開始
住宅ローンに変動金利制導入
「無担保借換住宅ローン」取扱開始
保険窓販業務
「ろうきん住宅総合保険」取扱開始
「育児・介護支援ローン」取扱開始
ICカードの取扱開始
「特別定期預金アイ・ワン」販売
「ロウキング(ROKING)
」取扱開始
轟ローン
キャンペーン
('94)
預金の取扱開始
「金利上限付住宅ローン
(キャップローン)」発売
2007
国債窓販業務取扱開始
預金量4,000億円、貸出金3,000億円突破
「災害救援ローン」取扱開始
2008
「固定金利期間特約型住宅ローン」発売
くじ付定期預金
「財布にポン」発売
ろうきんビジョン
「LEVEL2005」の策定
「マイプランポケットカード」
取扱開始
貸出金6,000億円突破
ユニティオンラインシステムの全
国統一
個人ローン優遇金利制度導入
1996
投資信託窓口販売開始
創立50周年
新情報系システム稼動
サンデーバンキング実施
1995
デビットカードサービス開始
社会貢献制度取扱開始
MICS( 全国キャッシュサービス)
1994
預金量5,000億円、貸出金4,000億円突破
郵便局とのオンライン提携開始
「インターネット・モバイルバンキング」取扱開始
システム)
稼動
1992
1993
預貸率80%突破
「他行CD・ATM利用顧客手数料還元サービス」取扱開始
「ハイパーΣ(シグマ)定期預金」発売
(第5回理事会1億9,860万円)
預金量50億円突破
(NCR42型)1台
1974
1976
1997
1998
北海道勤労信用組合創立総会
インターネット北海道支店を開設
イオン銀行とのATM業務提携開始
全労済「労金住宅ローン専用火災共済」取扱開始
2009
「就職安定資金融資制度」取扱
「北海道ろうきんホームページ」全面リニューアル
預金量8,000億円突破
資料編
CONTENTS
■ 単体情報
財務諸表―――――――――――――――――――
資産内容の開示――――――――――――――――
経営指標―――――――――――――――――――
預金に関する指標―――――――――――――――
貸出金等に関する指標―――――――――――――
有価証券に関する指標―――――――――――――
その他の業務―――――――――――――――――
組織機構図・役員一覧 ―――――――――――――
出資金・店舗・職員―――――――――――――――
20
25
28
29
30
31
32
33
34
■ 連結情報
概況――――――――――――――――――――― 35
財務諸表――――――――――――――――――― 36
リスク管理債権の状況他―――――――――――― 40
■ 自己資本の充実の状況
定性的な開示事項〈単体・連結〉――――――――― 41
定量的な開示事項〈単体〉
―――――――――――― 43
定量的な開示事項〈連結〉
―――――――――――― 46
財務諸表
科 目
現金
預け金
(単位:百万円)
2008年度末
2009年度末
3,739
3,730
−
−
買現先勘定
−
−
債券貸借取引支払保証金
−
−
買入金銭債権
−
−
金銭の信託
−
−
商品有価証券
−
−
商品国債
−
−
商品地方債
−
−
商品政府保証債
−
−
その他の商品有価証券
−
−
有価証券
4,937
5,433
国債
1,474
1,230
地方債
1,989
1,931
−
−
668
1,202
短期社債
社債
−
−
投資信託
769
1,022
株式
33
35
外国証券
−
11
その他の証券
−
−
632,219
621,350
貸出金
−
8,677
9,569
証書貸付
612,813
600,672
当座貸越
10,728
11,108
外国為替
−
−
外国他店預け
−
−
外国他店貸
−
−
買入外国為替
−
−
取立外国為替
−
−
9,380
9,257
その他資産
未決済為替貸
137
6,300
前払費用
158
153
未収収益
2,014
1,863
先物取引差入証拠金
−
−
先物取引差金勘定
−
−
保管有価証券等
−
−
金融派生商品
−
−
その他の資産
5,529
建物
1,452
1,448
土地
3,620
3,627
リース資産
−
−
建設仮勘定
−
−
374
453
無形固定資産
57
73
ソフトウェア
53
68
のれん
−
−
リース資産
−
−
その他の有形固定資産
連結情報
その他の無形固定資産
繰延税金資産
債務保証見返
貸倒引当金
(うち個別貸倒引当金)
資産の部合計
5
1,186
1,203
−
−
407
496
△319
△442
(△141)
(△188)
850,141
813,939
剰余金処分計算書
( 単位:百万円)
科 目
当期未処分剰余金
(うち当期純利益)
(うち前期繰越金)
(うち土地再評価差額金取崩額)
剰余金処分額
利益準備金
普通出資に対する配当金
優先出資に対する配当金
特別積立金
(金利変動等準備積立金)
(機械化積立金)
(経営基盤強化積立金)
次期繰越金
2009年度
(総代会承認日
2010年6月22日)
2008年度
(総代会承認日
2009年6月23日)
2,298
1,592
2,133
1,462
159
123
5
5
2,133
1,433
−
−
(年 4 %)133 (年 4 %)133
(年−%)
− (年−%)
−
2,000
1,300
(500)
(400)
(1,000)
(500)
(500)
(400)
165
159
以上の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書については、
2010年6月1日に監事から適正に作成されている旨の監査報告を受け、
同年6月22日の総代会において上記の貸借対照表及び損益計算書につ
いて報告するとともに、
剰余金処分計算書について承認を得ています。
なお、当金庫は、譲渡性預金を含む一般員外預金残高の対総預金残高
比率が、労働金庫法施行令第1条の4及び同施行令第1条の7に定められ
た
「100分の10」以上のため、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計
算書について、労働金庫法第41条の2第3項に基づく
「会計監査人の監
査」を受けることが義務づけられており、2010年5月25日に会計監査人
から無限定適正意見が付された監査報告を受けています。
2009年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算
書
(以下、
「財務諸表」という。)の適正性、及び財務諸表作成に係る
内部監査の有効性を確認しています。
2010年6月23日
北海道労働金庫
理事長
㊞
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
再評価に係る繰延税金資産
4
注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
2.子会社との取引による収益総額
9,370千円
子会社との取引による費用総額
663,961千円
3.出資1口当たりの当期純利益金額
639円95銭
連結情報
802
5,447
2008年度
2,177
705
8
714
1,462
123
5
1,592
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
772
有形固定資産
2009年度
3,131
1,013
△16
997
2,133
159
5
2,298
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
134
6,300
労働金庫連合会出資金
(単位:百万円)
科 目
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
前期繰越金
土地再評価差額金取崩額
当期未処分剰余金
その他の業務
その他の業務
−
手形貸付
2008年度
16,313
15,494
13,506
1,768
−
−
−
−
72
−
147
595
163
431
148
0
−
1
−
−
147
74
−
−
74
14,137
2,965
2,911
−
30
24
−
−
−
−
−
−
−
1,621
385
1,235
497
−
−
239
241
−
11
4
8,982
4,484
4,430
68
69
−
0
0
4
−
−
22
41
2,176
28
4
22
−
−
1
27
22
5
−
0
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
割引手形
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
買入手形利息
コールローン利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
有価証券利息配当金
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
外国為替売買益
商品有価証券売買益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
給付補てん備金繰入額
譲渡性預金利息
借用金利息
売渡手形利息
コールマネー利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
金利スワップ支払利息
その他の支払利息
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
外国為替売買損
商品有価証券売買損
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国債等債券償却
金融派生商品費用
その他の業務費用
経費
人件費
物件費
税金
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他資産償却
退職手当金
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
貸倒引当金戻入益
償却債権取立益
金融商品取引責任準備金取崩額
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
金融商品取引責任準備金繰入額
その他の特別損失
2009年度
16,989
16,136
14,026
1,898
−
−
−
−
63
−
148
565
156
409
218
−
−
0
−
−
218
68
−
−
68
13,889
2,921
2,884
−
17
20
−
−
−
−
−
−
−
1,654
392
1,262
27
0
−
0
−
−
22
4
9,177
4,827
4,281
68
106
−
0
1
−
−
−
63
42
3,100
45
3
41
0
−
0
14
6
7
−
0
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
貸付信託
科 目
預金に
関する指標
預金に
関する指標
−
コールローン
損益計算書
(つづき)
(単位:百万円)
経営指標
経営指標
167,306
−
2009年度末
796,839
501
192,696
2,569
−
871
1
600,199
−
−
6,345
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
6,306
415
4,684
−
1,006
6
−
−
−
−
−
−
−
−
39
−
153
1
281
−
3,076
92
−
108
−
−
−
609
−
407
814,070
3,334
3,334
−
−
−
−
−
31,375
3,334
28,040
25,742
(1,450)
(8,570)
(8,478)
(760)
(4,784)
(500)
(1,000)
(200)
2,298
−
−
−
34,709
54
−
1,307
1,361
36,071
850,141
(単位:百万円)
2008年度末
762,303
323
185,300
2,541
4
1,051
1
573,079
−
−
6,095
2,000
2,000
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
4,824
414
3,474
−
700
10
−
−
−
−
−
−
−
−
54
−
170
1
273
−
3,167
70
−
87
−
−
−
613
−
496
779,936
3,334
3,334
−
−
−
−
−
29,369
3,334
26,034
24,442
(1,450)
(8,070)
(8,078)
(760)
(4,384)
(500)
(1,000)
(200)
1,592
−
−
−
32,703
△13
−
1,312
1,299
34,002
813,939
資産内容の開示
資産内容の開示
193,085
買入手形
( 負債及び純資産の部)
科 目
預金積金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
別段預金
納税準備預金
定期預金
定期積金
その他の預金
譲渡性預金
借用金
借入金
当座借越
再割引手形
売渡手形
コールマネー
売現先勘定
債券貸借取引受入担保金
コマーシャル・ペーパー
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
その他負債
未決済為替借
未払費用
給付補てん備金
未払法人税等
前受収益
払戻未済金
払戻未済持分
先物取引受入証拠金
先物取引差金勘定
借入商品債券
借入有価証券
売付商品債券
売付債券
金融派生商品
リース債務
その他の負債
代理業務勘定
賞与引当金
役員賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
債務保証損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金
特別法上の引当金
金融商品取引責任準備金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
負ののれん
債務保証
負債の部合計
出資金
普通出資金
優先出資金
優先出資申込証拠金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
(特別積立金)
(機械化積立金)
(金利変動等準備積立金)
(配当準備積立金)
(経営基盤強化積立金)
(為替変動準備積立金)
(不動産更新準備積立金)
(社会貢献事業積立金)
当期未処分剰余金
処分未済持分
(△)
自己優先出資
(△)
自己優先出資申込証拠金
会員勘定合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
財務諸表
財務諸表
損益計算書
貸借対照表
( 資産の部)
注記は22頁をご覧ください。
20
21
財務諸表
4,798,275
6,033,245
2,383,970
3,663
2,387,633
−
(39,360)
−
−
−
1年超
5年以内
預金積金
(*1)450,014,687 344,876,433
譲渡性預金
6,345,238
−
合 計 456,359,926 344,876,433
1年以内
5年超
10年以内
1,948,519
−
1,948,519
10年超
−
−
−
(*1)
預金積金のうち、
要求払預金は「1年以内」
に含めています。
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
(*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控
除しています。
(*2) その他資産、その他負債に計上しているデリバティブ取引を
一括して表示しています。デリバティブ取引によって生じた
正味の債権、債務は純額で表示しており、合計で正味の債務と
なる項目については
( )で表示しています。
(*1)
貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対す
る債権等、及び期間の定めが無いものは「1年以内」に含めて
います。
(注4)
有利子負債の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
連結情報
連結情報
(39,360)
10年超
預け金
−
有価証券
満期保有目
39,295
−
−
−
的の債券
その他有価
証券のうち
635,636 2,389,675 1,448,125
−
満期がある
もの
貸出金
(*1) 65,046,531 146,832,754 133,837,820 286,502,805
合 計 152,876,594 255,152,430 135,285,946 286,502,805
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
636,838,015
836,066,714
799,223,610
6,348,901
805,572,512
5年超
10年以内
−
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
△1
−
1年超
5年以内
87,155,131 105,930,000
1年以内
その他の業務
その他の業務
39,294
4,869,301
(*1) 非上場株式及び子会社株式については、市場価格が無く、
時価を把握することが極めて困難と認められることから、時
価開示の対象としていません。
(*2) 労働金庫連合会出資金については、市場価格が無く、時価
を把握することが極めて困難と認められることから、時価開
示の対象としていません。
(注3)
金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
差 額
(千円)
1,234,971
貸借対照表計上額
(千円)
6,100
22,559
6,300,000
6,328,659
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
(1)
預け金
(2)
有価証券
満期保有目的の債券
39,295
その他有価証券
4,869,301
(3)
貸出金
632,219,912
貸倒引当金(*1)
△180,172
632,039,740
金融資産 計
830,033,468
(1)
預金積金
796,839,640
(2)
譲渡性預金
6,345,238
金融負債 計
803,184,878
デリバティブ取引(*2)
ヘッジ会計が適用
(39,360)
されていないもの
ヘッジ会計が適用
−
されているもの
デリバティブ取引 計
(39,360)
時 価
(千円)
194,320,103
区 分
非上場株式 (*1)
子会社株式 (*1)
労働金庫連合会出資金 (*2)
合 計
預金に
関する指標
預金に
関する指標
貸借対照表
計上額(千円)
193,085,131
(注1)
金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)
預け金
満期のない預け金については、時価が帳簿価額と近似している
ことから、当該帳簿価額を時価としています。また、満期がある
預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預け入
れを行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を
算定しています。
(2) 有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格または取引金融機関
から提示された価格、投資信託は公表されている基準価格または
取引先金融機関から提示された価格によっています。
(3) 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは短期間で市場金利を反映
するため、貸出実行後において貸出先の信用状態に大きな変動が
ない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額を時価としています。
固定金利によるものは、貸出金の種類、期間に基づく区分ごと
に、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される
利率で割り引いて時価を算定しています。なお、約定期間が短期
(1年以内)
のもの、及び貸出を担保資産の範囲内に限るなど、その
特性から返済期限を設けていないものについては、返済見込期間
及び金利条件等より時価が帳簿価額と近似していると想定され
ることから、当該帳簿価額を時価としています。
破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等について
は、見積将来キャッシュ・フローの現在価値または担保及び保証
による回収見込額等に基づき個別に貸倒引当金を見積もってい
るため、時価は決算日における貸借対照表計上額から個別貸倒引
当金を控除した額に近似していると想定されることから、当該価
額を時価としています。
金融負債
(1)
預金積金、
及び (2) 譲渡性預金
要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額
(帳
簿価額)を時価としています。また、定期預金の時価は、一定期間
ごとに区分した上で、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現
在価値を算定しており、その割引率は、新規に預金を受け入れる
際に使用する利率を用いています。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、
金利関連取引(金利スワップ)
であり、取引先
金融機関から提示された割引現在価値により算出した価額によって
います。
(注2)
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次
の通りであり、
金融商品の時価情報には含まれていません。
経営指標
経営指標
ジットポリシー」を定めています。その実効性を確保するた
め、
「融資事務取扱規程」を制定するとともに、階層別の業務研
修や営業店巡回指導を行っており、さらには牽制機能を適切に
発揮するため、営業推進部門から独立した審査部門が個別案件
審査を行う体制としています。さらには、資産内容の実態を適
切に評価し、それに適合した償却・引当を実施するため、
「資産
査定規程」に基づき定期的に資産査定を実施しています。資産
査定は、リスク管理部門と審査及び与信管理部門が貸出金等の
全ての資産に対する査定を実施し、さらに全ての部門から独立
した内部監査部門が監査を実施しています。
また、有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引
のカウンターパーティーリスクに関しては、リスク管理部門
が、
定期的に格付や時価を把握することで管理しています。
信用リスクの管理状況については、常勤役員を中心として構
成されるリスク管理委員会に定期的に報告され、必要な対応等
について協議の上、常務会及び理事会に報告しています。さら
に重要な事項については、常務会及び理事会において協議・決
定することとしており、信用リスク管理に経営陣が直接関与す
ることで、より実効性を確保する体制としています。
② 市場リスクの管理
イ.金利リスク及び価格変動リスクの管理
当金庫は、
「リスク管理方針」
「リスク管理規程」において、
リスク管理方法や手続等を規定しており、統計的手法である
バリュー・アット・リスク
(VaR)を用いて金利リスク及び価
格変動リスクを計測し、理事会で決定したリスク限度額の範
囲内となるよう管理を行うとともに、バック・テストを定例
実施し、計測手法の有効性を検証しています。
月次で実施している計測の結果については、常勤役員を中
心として構成されるリスク管理委員会に定期的に報告され、
必要な対応等について協議の上、常務会及び理事会に報告し
ています。さらに重要な事項については、常務会及び理事会
において協議・決定することとしており、金利リスク管理及
び価格変動リスク管理に経営陣が直接関与することで、より
実効性を確保する体制としています。
ロ.デリバティブ取引
当金庫は、
「リスク管理方針」
「リスク管理規程」
「ヘッジ取
引要領」において、デリバティブ取引に関する運用方針や取
引種類ごとの取扱基準、会計処理等を定め、ALMの一環とし
てデリバティブ取引を行っており、自己収益を目的としたデ
リバティブ・トレーディング業務は行っていません。
デリバティブの取引状況については、定期的にリスク管理
委員会で報告及び協議の上、常務会及び理事会に報告してお
り、デリバティブ取引に関するリスク管理に経営陣が直接関
与することで、より実効性を確保する体制としています。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫は、ALMを通して適時に資金管理を行う他、資金調達
手段の多様化、市場環境を考慮した長短のバランスの調整など
によって、流動性リスクを管理しています。
流動性リスクの管理状況については、定期的にリスク管理委
員会で報告及び協議の上、常務会及び理事会に報告しており、
デリバティブ取引に関するリスク管理に経営陣が直接関与す
ることで、より実効性を確保する体制としています。
29.金融商品の時価等に関する事項
平成22年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの
差額は次の通りです。なお、時価を把握することが極めて困難と認
められる非上場株式等は次表に含めていません
((注2)
参照)
。
資産内容の開示
資産内容の開示
注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
満期保有目的の債券の評価は、
移動平均法による償却原価法(定額
法)
、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式の評価は、
移動平均法
による原価法、
その他有価証券のうち時価のあるものの評価は、決算
日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移動平均法に
より算定)
、時価を把握することが極めて困難と認められるものの評
価は、
移動平均法による原価法又は償却原価法により行っており、
そ
の他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理
しています。
なお、売買目的有価証券は保有していません。
(追加情報)
当事業年度末から
「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び
「金融商品の時価の開示に関する適用
指針」
( 企業会計基準適用指針第19号 平成20年3月10日)を適用し
ています。
3.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っています。
4.有形固定資産の減価償却の方法
有形固定資産の減価償却は、当金庫の定める決算経理要領に基づ
き定率法
(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物
(建物附属設
備を除く)については定額法)を採用しています。また、主な耐用年
数は次のとおりです。
建 物 8年∼50年
その他 4年∼20年
5.無形固定資産の減価償却の方法
無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しています。なお、
自金庫利用のソフトウェアについては、当金庫内における利用可能
期間(5年)
に基づいて償却しています。
6.外貨建資産・負債の換算基準
外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準については、
主として決
算日の為替相場による円換算額を付しています。
7.貸倒引当金の計上基準
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり
計上しています。
「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当
金の監査に関する実務指針」
(日本公認会計士協会銀行等監査特別委
員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当す
る債権については、
一定の種類毎に分類し、
過去の一定期間における
各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき引き当てていま
す。破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額
のうち必要と認める額を引き当てています。破綻先債権及び実質破
綻先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を引き当ててい
ます。
すべての債権は、
資産の自己査定基準に基づき、
営業関連部署の協
力の下に資産査定部署が資産査定を実施しており、その査定結果に
より上記の引当を行っています。
8.賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、
職員への賞与の支払いに備えるため、
職員に対する
賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上していま
す。
9.退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、
当事業年度末に
おける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上
しています。
また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下
のとおりです。
(1)
過去勤務債務
その発生年度の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7
年)による定額法により損益処理
(2) 数理計算上の差異
名発生年度の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)
による定額法により按分した額をそれぞれ発生年度の翌事業年
度から損益処理
なお、会計基準変更時差異
(1,702,882千円)については、
15年に
よる按分額を費用処理しています。
(会計方針の変更)
「「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その3)
(企業会計基
」
準第19号平成20年7月31日)が平成21年4月1日以後開始する事業
年度から適用されることになったことに伴い、当事業年度末から
同企業会計基準を適用しています。
なお、従来の割引率と同一の割引率を使用することになったた
め、当事業年度の財務諸表に与える影響はありません。
10.役員退職慰労引当金の計上基準
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるた
め、
役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、
当事業年度末まで
に発生していると認められる額を計上しています。
11.睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、
預
金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生す
る損失を見積り、
必要と認める額を計上しています。
12.消費税及び地方消費税
消費税及び地方消費税の会計処理は税込方式によっています。
13.有形固定資産の減価償却累計額
有形固定資産の減価償却累計額
6,188,417千円
14.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権
総額
105,512千円
15.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務
総額
−千円
16.子会社等の株式
(及び出資)
総額
22,559千円
17.子会社等に対する金銭債権総額
278,600千円
18.子会社等に対する金銭債務総額
231,716千円
19.リース取引
電子計算機等の一部を所有権移転外ファイナンス・リース契約に
より使用しています。なお、当金庫における所有権移転外ファイナ
ンス・リース取引は、金額の重要性が乏しいと認められるため、賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理をしています。
20.破綻先債権額及び延滞債権額
貸 出 金 の う ち、破 綻 先 債 権 額 は381,117千 円、延 滞 債 権 額 は
2,125,932千円です。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継
続していること、
その他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。
)
のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号の
イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じて
いる貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
いを猶予した貸出金以外の貸出金です。
21.3カ月以上延滞債権額
貸出金のうち、
3カ月以上延滞債権額は286,302千円です。
なお、
3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払
日の翌日を起算日として3カ月以上延滞している貸出金で「破綻先
債権」及び
「延滞債権」
に該当しないものです。
22.貸出条件緩和債権額
貸出金のうち、
貸出条件緩和債権額は832,054千円です。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建・支援を図ること
を目的として、金利の減免、
利息の支払猶予、
元本の返済猶予、
債権放
棄、その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、
「破綻先
債権」
、
「延滞債権」及び
「3カ月以上延滞債権」に該当しないもので
す。
23.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額
破綻先債権額、延滞債権額、
3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は3,625,407千円です。
なお、
20.から23.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額で
す。
24.担保に供している資産
担保に供している資産はありません。
なお、
当座借越の担保及び内国為替決済保証金の担保として、
定期
預け金29,564,000千円を差し入れています。
25.土地の再評価の方法と差額
土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布、法律第34号)
に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を
「再評価に係る繰延税金負債」として負
債の部に計上し、これを控除した金額を
「土地再評価差額金」として
純資産の部に計上しています。
再評価を行った年月日 平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令
(平成10年3月31日公布、政
令第119号)第2条第4号に定める地価税の課税価格に基づい
て、
(奥行価格補正、時点修正、近隣売買事例による補正等)
合
理的な調整を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年
度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳
簿価額の合計額との差額 1,079,440千円
26.出資1口当たりの純資産額 10,818円25銭
27.目的積立金は特別積立金に含めて記載しています。
28.金融商品の状況に関する事項
(1)
金融商品に対する取組方針
当金庫は、貸出及び投資商品の販売などの金融サービス事業を
行っており、これらの事業を行うため、市場の状況や長短のバラ
ンスを勘案しながら、預金積金及び譲渡性預金により資金調達を
行っています。
このように、当金庫では金利変動を伴う金融資産及び金融負債
を有しているため、金利変動による不利な影響が生じないよう、
資産及び負債の総合的管理
(ALM)をしており、その一環として
デリバティブ取引も行っています。
(2)
金融商品の内容及びそのリスク
当金庫は、事業地区内の個人を中心とした取引先に対する貸出
金、及び金融機関への預け金の他、債券、投資信託及び株式などの
有価証券を主たる金融資産として保有しており、これらはそれぞ
れ市場リスク、
信用リスクに晒されています。
また、事業地区内の個人を中心とした取引先から受け入れてい
る、預金積金及び譲渡性預金が主たる金融負債であり、これらは
流動性リスクに晒されています。
なお、デリバティブ取引には、ALMの一環として行っている金
利スワップ取引があります。
(3)
金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当金庫では、与信信用リスク管理の基本方針として
「クレ
財務諸表
財務諸表
22
2009年度貸借対照表(20頁)の注記
23
財務諸表
資産内容の開示
(3) その他有価証券
4,066
1,291,070
10,260
299,640
981,170
−
−
1,295,136
*単位未満は四捨五入、
償却後残高。
*比率は表上の数値で算出し、
保全率は100%を上限に記載しています。
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは
総与信額
(貸出金、外国為替、債務保証見返、与信関係未収利息、仮払金
等融資関連の全科目)のうち、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開
始の申立て等の事由によって経営破綻に陥っている借り手に対する債
権およびこれに準ずる債権のことです。
「危険債権」とは
総与信額
(貸出金、外国為替、債務保証見返、与信関係未収利息、仮払金
等融資関連の全科目)のうち、借り手が経営破綻の状態には至っていな
いものの、財務状態・経営成績が悪化して契約に従った債権の元本の回
収と利息の受取りができない可能性が高い債権のことです。
「要管理債権」
とは
貸出金のうち、上記の
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と「危
険債権」を除いた「3カ月以上延滞債権」と
「貸出条件緩和債権」の合計額
のことです。
「担保・保証等による回収見込み額」
とは
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
、
「危険債権」および
「要管理
債権」
のうち、預金定期積金、有価証券および不動産等の確実な担保なら
びに保証機関等確実な保証先による保証により回収が可能と見込まれ
る金額です。
「貸倒引当金」とは
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
、
「危険債権」および
「要管理
債権」に対して計上している個別貸倒引当金と一般貸倒引当金の合計額
のことです。
将来、債権が回収できなくなる可能性に備えて計上する引当金のこと
で、
「個別貸倒引当金」
と「一般貸倒引当金」
があります。貸借対照表上の
資産の部に予め控除項目として表示
(△)します。
「個別貸倒引当金」とは、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と
「危険債権」について、借り手の資産状況や支払い能力からみて債権の相
当部分が回収できないと見込まれることが明らかになった場合、債権額
の一部又は全部に相当する金額を計上する貸倒引当金のことです。
「一般貸倒引当金」とは、
「要管理債権」について、過去の貸倒実績から
求めた予想損失率に基づいて算定した金額を計上する貸倒引当金のこ
とです。
「正常債権」
とは
総与信額
(貸出金、外国為替、債務保証見返、与信関係未収利息、仮払金
等融資関連の全科目)
のうち、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
、
「危険債権」
および「要管理債権」
を除いたもので、借り手の財務状態およ
び経営成績に特に問題がないものとして区分される債権のことです。
リスク管理債権の状況
「リスク管理債権」
とは
何らかの理由により、当初の契約どおり返済されていない等の貸出金
のことで、現在、決算時に各金融機関が公表しているリスク管理債権に
は、
「破綻先債権」
「 延滞債権」
「3カ月以上延滞債権」および「貸出条件緩
和債権」
があります。
《ろうきん》も、
95年度数値から「破綻先債権」
「延滞債権」および「金利
減免債権・利息棚上げ債権」の開示を開始し、97年度数値からはこの3つ
に加え「3カ月以上延滞債権」を開示しました。98年度数値からは、ディ
スクロージャー誌での開示項目が法定化されたことに伴って、全金融機
関が上記4種類のリスク管理債権の開示を行っています。
「破綻先債権」とは
借り手の倒産
(個人の場合には、自己破産も)
などにより、
《ろうきん》
に
とって、
返済を受けることが困難になる可能性が高い貸出金のことです。
「延滞債権」
とは
今後上記の「破綻先債権」となる可能性が大きい貸出金、あるいは法
的・形式的な破綻の事実は発生していないものの、実質的には自己破産
の状態に陥っている借り手の貸出金のことです。
《ろうきん》にとって
は、
収入を生まない貸出金のことです。
「将来において償却すべき貸出金に変わる可能性の高い債権」という
ことになります。
「3ヵ月以上延滞債権」
とは
借り手に収入が入って来なくなる(会社の業績不振等)などの理由で、
《ろうきん》が元金または利息の支払いを3ヵ月以上受けていない貸出
金のことです。正常に返済される貸出金以上に、相当の注意をもって管
理することが求められる貸出金です。
「貸出条件緩和債権」とは
借り手の経営再建または支援を図り、貸出金の回収を促進することな
どを目的として、貸出金利の減免や利息の支払猶予、元本の返済猶予、債
権放棄など、借り手に有利となる取決めを行っている貸出金のことで、
98年度数値から公表したものです。(ただし、借り手に有利な条件で
あっても、再建・支援目的でなければ、
「貸出条件緩和債権」には該当しま
せん。
)
貸し出したお金は回収されることを前提としている点で、
「破綻先債
権」
と異なります。
「担保・保証等による回収見込み額」
とは
リスク管理債権のうち、預金定期積金、有価証券および不動産等の確
実な担保ならびに保証機関等の確実な保証先による保証により回収が
可能と見込まれる金額です。
「貸倒引当金」とは
将来、債権が回収できなくなる可能性に備えて計上する引当金のこと
で、
「個別貸倒引当金」
と「一般貸倒引当金」
があります。貸借対照表上の
資産の部に予め控除項目として表示(△)します。なお表中の(C)は「リ
スク管理債権」の債権額について引き当てた貸倒引当金の残高で、貸借
対照表上の金額とは相違しています。
「個別貸倒引当金」とは、
「破綻先債権」と「延滞債権」について、借り手
の資産状況や支払い能力からみて債権の相当部分が回収できないと見
込まれることが明らかになった場合、債権額の一部又は全部に相当する
金額を計上する貸倒引当金のことです。
「一般貸倒引当金」とは、
「3カ月以上延滞債権」と「貸出条件緩和債権」
について、過去の貸倒実績から求めた予想損失率に基づいて算定した金
額を計上する貸倒引当金のことです。
なお、引当基準については、貸借対照表に注記していますのでご参照
ください。
連結情報
連結情報
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
2009年度末のリスク管理債権の合計は3,625百万円で、総貸出金残高
632,219百万円に占める割合(リスク管理債権比率)は0.57%となってい
ます。
リスク管理債権の内訳は、
「破綻先債権」が381百万円、
「延滞債権」が
2,125百万円、
「3ヵ月以上延滞債権」が286百万円、
「貸出条件緩和債権」
が832百万円となっています。
リスク管理債権の合計3,625百万円のうち、3,605百万円は担保や優良
保証機関等の保証で債権を保全しており、さらに「貸倒引当金」を51
百万円引き当てています。その結果、保全額は3,656百万円となり、リス
ク管理債権合計の100%をカバーしています。
*単位未満は切捨、
償却後残高。
*比率は表上の数値で算出し、
保全率は100%を上限に記載しています。
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
33.保有目的を変更した有価証券
該当はありません。
34.減損処理を行った有価証券
該当はありません。
35.金銭の信託の保有目的別内訳
該当はありません。
36.当座貸越契約等
当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧
客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件
について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けること
を 約 す る 契 約 で あ り、こ れ ら の 契 約 に 係 る 融 資 未 実 行 残 高 は
110,173,386千円です。このうち任意の時期に無条件で取消可能な
ものは35,074,961千円です。
これらの契約の多くは、
融資実行されずに終了するため、
融資未実
行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影
響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情
勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当金庫が実
行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることが
できる旨の条項がつけられています。
また、契約時において、必要に応じ不動産等の担保を徴求するほ
か、予め定めている庫内手続きに基づき、
契約後も必要に応じて契約
の見直しをするなど、債権保全上の措置等を講じています。
なお、総合口座は定期預金を担保として債権保全上の措置を行う
契約であり、未実行残高は上記の金額のうち75,098,425千円です。
1,223
1,087
3,611
3,412
199
100.00
619,127
622,720
0.58
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
株 式
債 券
国 債
地方債
社 債
投資信託
その他
合 計
1,283
2008年度末
3,443
260
2,096
222
864
3,461
3,411
49
100.
00
621,350
0.
55
その他の業務
その他の業務
売却額(千円)
売却益の合計 売却損の合計
(千円)
(千円)
−
1,607
586
319
−
−
30
−
556
319
−
−
−
−
586
1,926
2008年度末
3,593
2009年度末
3,625
381
2,125
286
832
3,656
3,605
51
100.00
632,219
0.57
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
31.当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
32.当事業年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円、
%)
区 分
2009年度末
金融再生法上の不良債権
(A)
3,740
破産更生債権及びこれらに準ずる
1,304
債権
危険債権
1,317
要管理債権
1,118
保全額(B)
3,771
担保・保証等による回収見込み額
3,605
貸倒引当金
165
保全率(B)/
(A)
(%)
100.00
正常債権(C)
629,710
合計(D)
=
(A)+
(C)
633,449
金融再生法上の不良債権比率(A)/(D)
(%)
0.59
区 分
リスク管理債権 合計(A)
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
保全額(B)
担保・保証等による回収見込み額
貸倒引当金
(C)
保全率(B)/
(A)
(%)
貸出金残高
(D)
リスク管理債権比率
(A)/
(D)
(%)
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
株 式
債 券
貸借対照表計 国 債
上額が取得原 地方債
価を超えるも 社 債
の
投資信託
そ の 他
小 計
株 式
債 券
貸借対照表計 国 債
上額が取得原 地方債
価を超えない 社 債
もの
投資信託
そ の 他
小 計
合 計
貸借対照表
取得原価
差 額
計上額
(千円) (千円)
(千円)
5,254
3,604
1,650
3,930,054 3,828,983
101,070
1,459,698 1,416,088
43,610
1,801,390 1,748,843
52,546
668,966
664,051
4,914
−
−
−
−
−
−
3,935,308 3,832,587
102,720
−
−
−
164,192
165,031
△839
15,012
15,088
△76
149,180
149,943
△763
−
−
−
769,801
792,605
△22,804
−
−
−
933,993
957,637
△23,644
4,869,301 4,790,224
79,076
金融再生法開示債権および同債権に対する保全状況
預金に
関する指標
預金に
関する指標
24
種 類
以 上
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第7条の規定」に基
づく、2010年3月31日現在の資産査定状況は以下のとおりです。
リスク管理債権
(破綻先債権・延滞債権・3カ月以上延滞債権・貸出条件
緩和債権・合計額)
およびこれらに対する保全状況
(単位:百万円、
%)
経営指標
経営指標
国 債
地方債
社 債
その他
小 計
国 債
時価が貸借対 地方債
照表計上額を 社 債
超えないもの その他
小 計
合 計
時価が貸借対
照表計上額を
超えるもの
資産査定について
資産内容の開示
資産内容の開示
種 類
貸借対照表
時 価
差 額
計上額
(千円) (千円)
(千円)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
39,295
39,294
△1
−
−
−
−
−
−
39,295
39,294
△1
39,295
39,294
△1
37.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、そ
れぞれ以下のとおりです。
繰延税金資産
退職給付引当金
902,251 千円
減価償却限度超過額
132,413
その他
263,809
繰延税金資産小計
1,298,473
評価性引当額
△40,643
繰延税金資産合計
1,257,829
繰延税金負債
その他有価証券評価差額
31,843
前払年金費用
39,200
繰延税金負債合計
71,044
繰延税金資産の純額
1,186,785 千円
財務諸表
財務諸表
30.有価証券の時価、
評価差額等に関する事項
有価証券の時価、
評価差額等に関する事項は次のとおりです。
これらには、貸借対照表の「国債」
「 地方債」
「 社債」
「 投資信託」
「株
式」が含まれています
(以下、
34.まで同様)
。
(1) 売買目的有価証券
当事業年度の損益に含まれた評価差額
−千円
(2) 満期保有目的の債券
25
資産内容の開示
当金庫の「資産査定の債務者区分」
「償却・引当基準」
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律に基づく債権区分」
「労金法施行規則に基づくリス
(単位:百万円)
資産査定の債務者区分
ろうきんの償却・引当基準
債権の区分(金融再生法に基づく報告・公表)
リスク管理債権の区分(労金法に基づく開示)
債務者単位
区分単位
債務者単位
区分単位
債務者単位
区分単位
債権単位
対象債権
債権
対象債権
債権
対象債権
総与信
対象債権
貸出金
金融機能の再生のための緊急措置に関する法
律施行規則第4条
区分
定義
債務者区分
定義
労働金庫の資産査定規程
債務者区分
Ⅳ分類
定義
労働金庫の資産査定規程
債権区分
定義
(注2)
全額を直接償却、あるいは個別貸倒引
当金に繰入れる。
(注4)
11
破綻先
破綻先
Ⅲ分類
Ⅳ分類
実質破綻先
Ⅲ分類
Ⅲ分類
破綻懸念先
要管理
債権
1,304
危険債権
1,314
過去の一定期間における各々の貸倒
実績から算出した予想損失率等及び
個別の状況を勘案し算出した引当額
を一般貸倒引当金に繰入れる。
非・Ⅱ分類
債務者が経営破綻の状況には至っていないが、
財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った
債権の元本の回収及び利息の受取りができな
い可能性の高い債権
延滞債権
1,316
3カ月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
元金又は利息支払が約定支払日の翌日を起算
日として3カ月以上延滞している貸出金
286
経済的困難に陥った債務者の再建又は支援を
図り、当該債権の回収を促進することなどを目
的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える約定
条件の改定などを行った貸出金
832
1,138
非・Ⅱ分類
正常先
非分類
その他
―
2,125
3カ月以上
延滞債権
元金又は利息支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上延滞している貸出金(破綻先債権、延滞
債権を除く)
286
貸出条件
緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と
して、金利の減免、利息支払猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決
めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権及び3
832
カ月以上延滞債権を除く)
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題が
ないものとして、要管理債権、危険債権、破産更
生債権及びこれらに準ずる債権以外のものに
区分される債権
非・Ⅱ分類
過去の一定期間における各々の貸倒
実績から算出した予想損失率等に基
づいた引当額を一般貸倒引当金に繰
11,411
入れる。
(注4)
出資金・
店舗・職員
正常債権(注3)
予想損失率により今後1年間の予想損
失額を見積り、一般貸倒引当金に繰入
609,776
れる。
引当は行わない。
8,501
629,709
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
※表中の金額は、
各種基準との関連を明らかにするため、
すべて単位未満を切り捨てして表示しています。
(注1)要管理債権を有する債務者の、3カ月以上延滞債権あるいは貸出条件緩和債権以外の債権が、これに該当します。これらと要管理債
権を合計したものが、
要管理先です。
(注2)償却・引当基準と金融再生法の差は、
直接償却額分です。
(注3)総与信のうち要管理債権に係る貸出金以外の債権
(未収利息等)については、正常債権に含まれます。
(注4)金融再生法とリスク管理債権の差は、
「対象債権」の違いによります。ただし、貸出金元金については、債務者区分により名寄せを行
うので、破綻懸念先以下の貸出金未収利息を名寄せした債務者ごとに原則どおり一律資産不計上とした場合は、債務者区分の破綻懸
念先以下の貸出金元金合計額と、リスク管理債権の破綻先債権と延滞債権の合計額が一致します。したがって、債務者区分から集計
する金融再生法の下位二区分の合計額
(貸出金分)
にも一致することとなります。
連結情報
連結情報
8,501
必要額
(予想損失率により今後3年間
の予想損失額を見積る場合もある。)
を個別貸倒引当金に繰入れる。
延滞債権
元金又は利息支払の遅延が相当期間継続してい
ることなどの事由により元本又は利息の取立て
又は弁済の見込みがなく未収利息を計上してい
ない貸出金のうち破綻先債権以外の貸出金
組織機構図・
役員一覧
要管理先
以外の
要注意先
破産更生債権及
びこれらに準ず
る債権
その他の業務
出資金・
店舗・職員
国及び地方公共団体に対する債権及
び被管理金融機関に対する債権
(注4)
797
1
609,776
その他
(注2)
有価証券に
関する指標
組織機構図・
役員一覧
業況が良好であり、かつ財務内容にも
特段の問題がないと認められる債務者
2
非・Ⅱ分類
要管理先
要注意先
その他の業務
正常先
全額を個別貸倒引当金に繰入れる。
非・Ⅱ分類
要管理
債権以外
(注1)
12,549
全額を直接償却、あるいは個別貸倒引
当金に繰入れる。
要管理債権︵債権単位︶
有価証券に
関する指標
要注意先
381
197
1,316
金利減免・利息棚上げを行っているな
ど貸出条件に問題のある債務者、元本
返済もしくは利息支払いが事実上延
滞しているなど履行状況に問題があ
る債務者のほか、業況が低調ないしは
不安定な債務者又は財務内容に問題
がある債務者など今後の管理に注意
を要する債務者
破綻先債権
債務者が破産、会社更生、民事再生などの申立
を行ったこと、及び銀行取引停止処分を受けた
ことにより未収利息を計上していない貸出金
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
破綻懸念先
破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申
立てなどの事由により経営破綻に陥っている債
務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
374
非・Ⅱ分類
997
現状、経営破綻の状態にはないが、経
営難の状態にあり、経営改善計画など
の進捗状況が芳しくなく、今後、経営
破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者
2
破産更生債権及
びこれらに準ず
る債権
預金に
関する指標
預金に
関する指標
実質破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実は発生
していないものの、深刻な経営難の状
態にあり、再建の見通しがない状況に
あると認められるなど実質的に経営
破綻に陥っている債務者
全額を個別貸倒引当金に繰入れる。
労働金庫法施行規則第114条
経営指標
経営指標
法的・形式的な経営破綻の事実が発生
している債務者
処理基準
分類
資産内容の開示
資産内容の開示
区分単位
387
26
ク管理債権」
の各種基準を比較すると以下のとおりとなります。
財務諸表
財務諸表
資産査定に係る各種基準の比較
27
経営指標
預金に関する指標
項 目
2009年度
経常収益
16,989
2008年度
2007年度
16,313
2006年度
15,178
13,916
項 目
2005年度
業務粗利益
14,016
1.47
1.39
資金運用収支
13,214
12,528
役務取引等収支
△1,089
△1,025
その他業務収支
191
△348
833,312
797,056
16,136
15,494
642
1,265
1,705
1,724
2,795
1,462
1,057
1,438
1,929
業務純益
3,259
2,267
2,026
1,865
2,890
純資産額
36,071
34,002
32,507
31,914
30,567
総資産額
850,141
813,939
776,977
750,115
734,688
資金運用収益
(受取利息)
預金積金残高
796,839
762,303
728,100
702,981
685,325
資金運用収益増減
(△)
額
貸出金残高
632,219
621,350
610,153
599,165
574,576
資金運用利回り
有価証券残高
4,937
5,433
6,979
8,623
7,412
資金調達勘定平均残高
出資総額
3,334
3,334
3,334
3,334
3,334
資金運用勘定平均残高
133
133
133
133
133
職員数
(人)
710
512
511
515
502
8.70
9.16
9.09
9.20
8.18
1.94
802,194
768,877
資金調達費用
(支払利息)
2,921
2,965
資金調達費用増減
(△)
額
△43
647
資金調達利回り
0.36
0.38
資金調達原価率
1.49
1.54
総資金利鞘
0.44
0.40
総資産経常利益率
0.36
0.26
総資産当期純利益率
0.25
0.18
総資産業務純益率
0.38
0.27
純資産経常利益率
8.62
6.42
純資産当期純利益率
5.93
4.31
純資産業務純益率
9.06
6.69
総資産
(純)利益率
(又は純益率)
利益
(又は純益)
(純)
=
×100
純資産
(外部流出を除く)
期末残高
項 目
団体会員
民間労働組合
民間以外の労働組合及び公務員の団体
消費生活協同組合及び同連合会
その他の団体
(うち間接構成員)
個人会員
国・地方公共団体・非営利法人
一般員外(a)
合 計
項 目
一般員外譲渡性預金
(b)
一般員外預金計(c)
:
(上表の(a)+(b))
譲渡性預金を含む総預金残高
(d)
一般員外預金比率(c)/
(d)
×100
純資産
2009年度
2008年度
2007年度
2006年度
2005年度
預金種類別内訳(平均残高)
34,002
32,507
31,914
30,567
3,334
3,334
3,334
3,334
3,334
資本剰余金
−
−
−
−
−
利益剰余金
31,375
29,369
28,033
27,088
25,769
3,334
3,334
3,334
3,334
3,334
28,040
26,034
24,699
23,753
22,435
出資金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
24,442
23,542
22,242
20,402
(1,450)
(1,450)
(1,450)
(1,450)
(金利変動等準備積立金)
(8,478)
(8,078)
(7,778)
(7,378)
(7,178)
(機械化積立金)
(8,570)
(8,070)
(7,770)
(7,370)
(5,920)
(760)
(760)
(760)
(760)
(760)
(4,784)
(4,384)
(4,084)
(3,684)
(3,594)
(配当準備積立金)
(経営基盤強化積立金)
(為替変動準備積立金)
(不動産更新準備積立金)
当期未処分剰余金
土地再評価差額金
(500)
(500)
(500)
(500)
(1,000)
(1,000)
(900)
(800)
(200)
(200)
(200)
(200)
(200)
2,298
1,592
1,157
1,511
2,033
54
△13
△178
152
110
1,307
1,312
1,317
1,339
1,352
項 目
一般財形
財形年金
財形住宅
合 計
2008年度
191,297
568,555
7,024
−
766,877
(単位:百万円、
%)
2009年度末
2008年度末
預金に
預金に
金 額
金 額
占める割合
占める割合
104,964
13.06
103,063
13.41
65,779
8.18
66,572
8.66
14,817
1.84
15,498
2.01
185,562
23.10
185,133
24.09
定期預金の固定金利・変動金利別内訳(期末残高)
(単位:百万円)
項 目
固定金利定期預金
変動金利定期預金
合 計
2009年度末
599,996
203
600,199
2008年度末
572,800
278
573,079
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
その他有価証券評価差額金
(500)
(1,000)
財形貯蓄残高(期末残高)
(単位:百万円)
2009年度
197,863
596,776
5,560
−
800,200
連結情報
連結情報
25,742
(1,450)
(特別積立金)
流動性預金
定期性預金
譲渡性預金
その他の預金
合 計
2008年度末
190
122,272
768,399
15.91%
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
36,071
2009年度末
170
125,839
803,184
15.66%
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
( 単位:百万円)
項 目
2008年度末
金 額
構成比
630,418
82.69
145,127
19.03
380,923
49.97
3,736
0.49
100,631
13.20
(589,754)
(77.36)
545
0.07
9,257
1.21
122,082
16.01
762,303
100.00
(注)当金庫は、下表のとおり譲渡性預金を含む一般員外預金残高の対総預金残高比率が、労働金庫法施行令第
1条の4及び同施行令第1条の7に定められた「100分の10」以上のため、労働金庫法第32条第4項に基づく「会
員等以外の者からの監事の選任」を行うとともに、同法第41条の2第3項に基づく「会計監査人の監査」を受
けています。
(単位:百万円)
項 目
純資産の内訳
(単位:百万円、
%)
2009年度末
金 額
構成比
662,042
83.08
145,379
18.24
388,816
48.79
4,103
0.51
123,743
15.52
(620,117)
(77.82)
486
0.06
8,641
1.08
125,669
15.77
796,839
100.00
その他の業務
その他の業務
(純)
利益
(又は純益)
=
×100
総資産
(除く債務保証見返)
平均残高
純資産
(純)利益率
(又は純益率)
預金者別内訳(期末残高) −
162,047
2,541
−
98
1
544,041
−
708,731
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
業務粗利益 業務粗利益率= ×100
資金運用勘定平均残高
2.利益率・純益率
−
169,058
2,569
−
123
1
571,349
−
743,102
個 人
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
(注)1.
「業務粗利益」
とは、
預金、
貸出金、
有価証券などの
利息収支を示す
「資金利益」
、各種手数料などの
収支を示す
「役務取引等利益」
、債券などの売買
益を示す
「その他業務利益」
の合計です。
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
別段預金
納税準備預金
定期預金
定期積金
合 計
その他預金
501
21,550
−
−
33
−
27,647
−
49,733
預金に
関する指標
預金に
関する指標
単体自己資本比率
(%)
(注)1.貸借対照表関係の項目については、
各年度の期末残高を記載しています。
なお、預金積金残高には譲渡性預金を含んでいません。
2.当金庫は、
「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条の2の規
定に基づき、労働金庫が保有する資産等に照らし、自己資本の充実の状況が
適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁・厚生労働省告
示第7号)
」
により、
自己資本比率を算定しています。
なお、
2005年度は「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第14条
の2の規定に基づき、労働金庫が保有する資産等に照らし自己資本の充実の
状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成9年大蔵省・労働省
告示第1号)
」
により、
自己資本比率を算定しています。
また、
2008年度から
「自己資本比率告示
(平成20年金融庁・厚生労働省告示
第7号)」により、
「その他有価証券の評価差損」
を自己資本から控除しない特
例を適用して自己資本比率を算定しています。
3.
「業務純益」
とは、
「業務粗利益」
から
「貸倒引当金純繰入額」
および
「経費」
を控
除したもので、金融機関の基本的な業務の成果を示すといわれる利益指標
です。
4.2009年度の職員数は、
2009年11月1日に子会社からの派遣から当金庫の直
接雇用とした常勤の契約職員を含んでいます。
1.93
個 人
(単位:百万円)
2008年度末
法 人
公金預金
金融機関預金
その他預金
−
−
323
1,631
390
21,231
−
−
−
−
−
4
869
12
71
−
−
−
1,338
−
27,699
−
−
−
3,839
402
49,330
経営指標
経営指標
2,176
項 目
2009年度末
法 人
公金預金
金融機関預金
−
−
1,779
307
−
−
−
−
700
13
−
−
1,202
−
−
−
3,683
321
資産内容の開示
資産内容の開示
業務粗利益率
2,133
出資に対する配当金
2008年度
11,154
3,100
3,334,320 3,334,320 3,334,320 3,334,320 3,334,320
2009年度
12,316
当期純利益
出資総口数(口)
預金科目別残高(期末残高)
( 単位:百万円、
%)
経常利益
(社会貢献事業積立金)
28
主要な業務の状況を示す指標
(単位:百万円)
財務諸表
財務諸表
主要な事業の状況を示す指標
29
有価証券に関する指標
貸出金等に関する指標
項 目
手形貸付
証書貸付
当座貸越
割引手形
2009年度
6,009
606,468
10,836
−
623,314
2008年度
7,119
593,798
11,143
−
612,060
項 目
預貸率
(期末値)
預貸率
(期中平均値)
(単位:%)
2009年度
78.71
77.89
貸出金担保種類別内訳(期末残高)
貸出金の固定金利・変動金利別内訳
(期末残高)
2009年度末
92,273
539,946
632,219
(単位:百万円)
2008年度末
101,600
519,749
621,350
(注)手形貸付、
当座貸越については、
「固定金利貸出金」
に含んでいます。
2009年度末
2,801
−
−
555,710
−
558,512
63,663
10,044
632,219
有価証券の種類別・残存期間別の残高
(単位:百万円)
(単位:百万円)
2008年度末
2,971
−
−
541,352
−
544,324
62,844
14,182
621,350
国債
地方債
短期社債
社債
投資信託
債務保証見返勘定の担保種類別内訳
(期末残高)
(単位:百万円)
2009年度末
−
−
−
28
−
28
358
21
407
株式
2008年度末
−
−
−
34
−
34
434
28
496
外国証券
その他の
証券
合 計
有価証券の種類別の平均残高
項 目
(単位:%)
2008年度末
貸借
貸借
対照表 時価 差額
対照表 時価 差額
うち益 うち損
うち益 うち損
計上額
計上額
国債
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
地方債
39
39 △0
−
0 141 141
0
0
−
短期社債
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
社債
−
−
−
−
− 299 300
0
0
−
その他
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
合 計
39
39 △0
−
0 441 442
0
0
−
項 目
(注)1.時価は、事業年度末における市場価格等に基づいています。
2.社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債、新株予約権
付社債が含まれます。
(単位:百万円)
2008年度
預証率(期末値)
0.61
0.70
預証率(期中平均値)
0.64
0.84
項 目
2009年度末
2008年度末
貸借
貸借
取得
取得
対照表 差額
対照表 差額
原価
うち益 うち損 原価
うち益 うち損
計上額
計上額
3
5
1
1
−
9
7 △2
−
2
株式
債券
国債 1,431 1,474
43
地方債 1,898 1,950
51
短期社債
−
−
−
社債
664 668
4
その他
792 769 △22
合 計 4,790 4,869
79
43
52
−
4
−
102
0
0
−
−
22
23
1,201
1,761
−
903
1,106
4,982
1,230
28
1,789
28
−
−
902 △1
1,034 △71
4,963 △18
28
28
−
4
0
61
0
0
−
5
71
80
(注)
1.貸借対照表計上額は、事業年度末における市場価格等に基づく
時価により計上したものです。
2.社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債、新株予約権
付社債が含まれます。
4.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の主な内
容および貸借対照表計上額
(単位:百万円)
連結情報
連結情報
項 目
2009年度末 2008年度末
満期保有目的の債券
−
−
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式
22
22
子会社・子法人等株式
22
22
関連法人等株式
−
−
その他有価証券
6
6
非上場株式
6
6
合 計
28
28
出資金・
店舗・職員
業種別内訳
出資金・
店舗・職員
2009年度
(単位:百万円)
2009年度末
3.その他有価証券で時価のあるもの (注)
社債には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債、新株予約権付社
債が含まれます。
項 目
2.満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円、
%)
2008年度
平均残高
構成比
770
11.92
1,785
27.64
−
−
1,549
23.98
−
−
2,271
35.17
44
0.68
34
0.52
−
−
6,457
100.00
預証率
(単位:百万円)
2009年度末
2008年度末
当期の損益
当期の損益
貸借対照表
貸借対照表
に含まれた
に含まれた
計上額
計上額
評価差額
評価差額
売買目的有価証券
−
−
−
−
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
民間労働組合
民間以外の労働組合及び公務員の団体
消費生活協同組合及び同連合会
その他の団体
(うち間接構成員)
個人会員
会員等計
預金積金担保貸出
その他
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業・飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
地方公共団体
個人
その他
会員外計
合 計
(単位:百万円、
%)
2008年度末
金 額
構成比
161,801
26.04
200,339
32.24
3,828
0.61
232,827
37.47
(593,460)
(95.51)
22
0.00
598,820
96.37
364
0.05
22,166
3.56
358
(1.61)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
2,539
(11.45)
211
(0.95)
11,575
(52.21)
7,480
(33.74)
−
−
22,530
3.62
621,350
100.00
国債
地方債
短期社債
社債
貸付信託
投資信託
株式
外国証券
その他の証券
合 計
2009年度
平均残高
構成比
1,375
26.70
1,929
37.46
−
−
925
17.96
−
−
880
17.09
36
0.69
1
0.01
−
−
5,149
100.00
1.売買目的有価証券 その他の業務
その他の業務
項 目
2009年度末
金 額
構成比
164,856
26.07
199,371
31.53
4,054
0.64
244,402
38.65
(607,443)
(96.08)
14
0.00
612,699
96.91
380
0.06
19,140
3.02
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
2,454
(12.82)
158
(0.83)
8,499
(44.40)
8,026
(41.93)
−
−
19,520
3.08
632,219
100.00
1,474
1,230
1,989
1,931
−
−
668
1,202
−
−
769
1,022
33
35
−
11
−
−
4,937
5,433
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
項 目
当金庫預金積金
有価証券
動産
不動産
その他
小 計
保証
信用
合 計
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
1年超
5年超
期間の
10年超
1年以内
5年以内 10年以内
定めなし
−
−
854
620
−
−
−
820
409
−
−
189
972
828
−
−
225
938
766
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
400
268
−
−
−
538
663
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
390
84
294
−
−
374
−
386
262
−
33
−
−
−
−
35
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
11
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
424
674 2,389 1,448
−
409
775 2,808 1,439
−
ろうきんでは、預金の形でお預りした資金を主として住宅ローンや教
育ローンなどにふり向け、勤労者の借入ニーズに応えていますが、その
資金の一部については、
国債等の有価証券の購入に充てています。
これらの有価証券については、毎決算期にその価格を適正に評価し、
財務諸表に反映させなければなりません。
このため当金庫は、保有する金融商品について時価会計に基づく決算
を実施しています。金融商品会計に基づく情報については、貸借対照表
注記(22∼24頁)をご覧ください。
なお、時価会計をふまえた、ここでの貸借対照表計上額は、あくまでも
2010年3月末現在の状況であり、今後、変動していきます。確定(実現)
した損益でないものが含まれていることをご理解ください。
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
2009年度末
2008年度末
金 額
構成比
金 額
構成比
賃金手当対策資金
−
−
−
−
生活資金
66,954
10.59
66,432
10.69
カードローン
8,141
1.28
8,547
1.37
教育ローン
9,133
1.44
8,744
1.40
その他
49,679
7.85
49,140
7.90
10,321
1.63
13,477
2.16
福利共済 運営資金
資金
設備資金
1,430
0.22
2,096
0.33
運営資金
2,777
0.43
3,491
0.56
生協資金
設備資金
1,211
0.19
229
0.03
一般住宅資金
549,184
86.86
535,160
86.12
住宅資金
住宅事業資金
340
0.05
463
0.07
合 計
632,219
100.00
621,350
100.00
計
貸付信託
(単位:百万円、
%)
項 目
当金庫では、証券会社と同じように、国債をお客様に商品として販売
しています。しかし、既に発行された国債などの有価証券を
「商品有価
証券」として手持ち在庫にかかえる売買業務、いわゆるディーリングは
行っていません。
預金に
関する指標
預金に
関する指標
貸出金使途別内訳(期末残高)
項 目
当金庫預金積金
有価証券
動産
不動産
その他
小 計
保証
信用
合 計
2008年度
80.86
79.81
有価証券の時価情報
経営指標
経営指標
項 目
固定金利貸出金
変動金利貸出金
合 計
貸出金貸出先別・業種別内訳(期末残高)
30
商品有価証券の種類別の平均残高
預貸率
資産内容の開示
資産内容の開示
合 計
(単位:百万円)
財務諸表
財務諸表
貸出金科目別内訳(平均残高)
31
その他の業務
組織機構図・役員一覧
組織機構図(2010年6月末現在)
財務諸表
財務諸表
金銭の信託の時価情報
金銭の信託につきましては、
2008年度末及び2009年度末ともに該当ありません。
各本支店
推進委員会
金融先物取引等・デリバティブ取引・先物外国為替取引等
2009年度末
項 目
契約額等
−
3,048
−
3,048
−
△39
−
△39
評価損益
契約額等
−
△39
−
△39
(注)1.上記取引については時価評価を行い、
評価損益を損益計算書に計上しています。
2.時価の算定
店頭取引については、
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しています。
−
5,240
−
5,240
うち1年超
−
3,232
−
3,232
時価
−
△54
−
△54
評価損益
−
△54
−
△54
企画・人事委員会
次世代システム・事務改革推進委員会
会員組織委員会
全国合併対策委員会
経営企画部
リスク管理委員会
監事会
事務局
監 事 会
総
会
総 代 会
個人情報安全管理委員会
ローンプラザ
営 業推 進部
支
出張所
理 事 会
業務部
業 務センター
店
常 務 会
インターネット
北海道支店
問
融資部
公共債窓口販売実績
項 目
2009年度
1,223,890
投資信託窓口販売実績
2008年度
1,573,020
(単位:千円)
2009年度
810,618
2008年度
775,807
監査部
役員一覧(2010年6月末現在)
理事 長
渡部 俊弘
北海 道 労 働 者 福 祉 協 議 会
内国為替取扱実績
項 目
代金・取立
合 計
2009年度
318,715
1,256,926
41
43
318,756
1,256,969
2008年度
316,654
1,206,624
79
48
316,733
1,206,672
副理 事 長
専務 理 事
常務 理 事
常務 理 事
常務 理 事
高瀬 典 幸
渡邊 正 幸
大場 博 之
岩内 義 巳
松澤 雅 広
日本労働組合総連合会北海道連合会
員外
自治 労 北 海 道 本 部
員外
員外
理 事 前川 和
理 事 森 澄男 UIゼンセン同盟北海道支部
理 事 榎本 一夫 JR総連北海道旅客鉄道労働組合
理 事 横路 民雄 員外
理 事 大西 政昭 紙パ連合北海道地方本部
常勤監事 大橋 拓哉 員外
理 事 熊澤 裕幸 NTT労働組合北海道総支部
(※)
監 事 尾崎 英雄 員外
理 事 小関顕太郎 北海道教職員組合
監 事 畑山 忠生 札幌トヨタ自動車労働組合
理 事 佐々木 貢 JP労組北海道地方本部
監 事 松坂 英徳 北海道地方森林労連
理 事 佐藤 泰光 運輸労連北海道地方連合会
監 事 吉田 賢一 札幌市労働組合連合会
理 事 菅原 登 新日本製鉄室蘭労働組合
顧 問 髙柳 薫 日本労働組合総連合会北海道連合会
理 事 中村 昭 全開発労働組合
相 談 役 船水 博 前理事長
理 事 萩谷 貞雄 私鉄総連北海道地方労働組合
相 談 役 村田 仁 日本労働組合総連合会北海道連合会
北海道生活協同組合連合会
常勤役員等の兼職
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
(注)
(※)は、労働金庫法第32条第4項に規定する員外監事です。
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
理 事 阿部 敏彦 北海道中央バス労働組合
理 事 井田 邦佳 北海道電力労働組合
その他の業務
その他の業務
送金・振込
区 分
各地へ向けた分
各地より受けた分
各地へ向けた分
各地より受けた分
各地へ向けた分
各地より受けた分
(単位:件)
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
項 目
投資信託
コンプライアンス統括部
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
国債
融 資センター
相 談 役
(単位:千円)
預金に
関する指標
預金に
関する指標
本店営業部
総務部
コンプライアンス委員会
※金融先物取引・先物外国為替取引等はありません。
顧
各 職 場
推 進 委員会
経営指標
経営指標
受取固定・支払変動
金利スワップ 受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
合 計
うち1年超
−
1,768
−
1,768
2008年度末
時価
各 地 区
推進委員会
業務監査委員会
資産内容の開示
(単位:百万円)
店
頭
資産内容の開示
北海道労働金庫
推 進 会 議
〈金利関連取引〉
当金庫では、
デリバティブ取引のうち、
以下の金利関連取引を行っております。
労働金庫法第35条
(兼職又は兼業の制限)の第1項ただし書きの
「内閣総理大臣及び厚生労働大臣の認可」を受けて兼職又は
兼業を行っている常勤役員等はおりません。
連結情報
連結情報
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
32
33
出資金・店舗・職員
連結情報
金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
(単位:千円、
%)
順位
会員名
出資金総額に
対する割合
出資金額
1 (社)
北海道労働者福祉基金協会
187,143
5.61
2
173,354
5.19
生活協同組合コープさっぽろ
2.84
自治労函館市役所職員労働組合
66,630
1.99
5
新日鉄室蘭労働組合
56,006
1.67
6
全開発労働組合
50,496
1.51
7
自治労稚内市労働組合連合会
45,261
1.35
8
林野労組北海道地方本部旭川支部
42,035
1.26
9
札幌市教職員組合
40,005
1.19
10
私鉄総連十勝バス支部
39,700
1.19
北海道労金 ビジネスサービス㈱
現金配送・不動産担保
評価業務 他 北海道ろうきん
事務用物品の購入・
斡旋業務 他 ㈱スリーエス
北海道労金ビジネスサービス㈱
当金庫で使用する各種帳表等の作成管理事務を受託する目的で、1983年9月に営業を開始
し、2009年度の年間売上高は、
475百万円となりました。
(2009年度末実績)
経営指標
経営指標
95,000
4
事業系統図
資産内容の開示
資産内容の開示
3 (財)
コープさっぽろ社会福祉基金
財務諸表
財務諸表
大口出資会員
㈱スリーエス
当金庫の関連施設不動産の維持管理業務を受託する目的で、1988年5月に営業を開始し、
2009年度の年間売上高は、
166百万円となりました。
会員数内訳
(単位:会員、
千円、%)
項 目
会員数
2008年度末
出資金額
出資割合
会員数
出資金額
金庫の子会社等に関する事項
出資割合
3,736
3,037,388
91.09
3,980
3,027,748
90.80
名 称
民間労働組合
1,966
1,323,083
39.68
1,998
1,315,131
39.44
主たる営業所又は事務所の所在地
民間以外の労働組合及び公務員団体
1,243
1,055,230
31.64
1,449
1,036,142
31.07
資本金又は出資金
10百万円
10百万円
28
246,276
7.38
29
246,445
7.39
事業の内容
現金配送・不動産担保評価業務 他
事務用物品の購入・斡旋業務 他
499
412,799
12.38
504
430,030
12.89
設立年月日
消費生活協同組合・同連合会
その他の団体
個人会員
15,724
296,932
8.90
16,153
306,572
9.19
−
−
−
−
−
−
19,460
3,334,320
100.00
20,133
3,334,320
100.00
その他
合 計
出資配当
133,372
(年4%の割合)
配当負担率
(年4%の割合)
−
−
5.80
8.37
平均年齢
平均給与月額(千円)
512
40歳1月
40歳7月
13年0月
350
16年2月
426
損 益
2009年度の経常収益は16,981百万円、経常費用は13,839百万円
となりました。
その結果、上記連結対象子会社等とのグループ全体の当期純利
益は2,160百万円となりました。
項 目
常勤役職員数
(人)
一人当たり預金額
(百万円)
一人当たり貸出金額
(百万円)
営業店舗数
(店)
2009年度
2008年度
630
541
1,270
1,417
989
35
1,131
金庫及びその子会社等の主要な事業の状況を示す指標
(単位:百万円、
%)
項 目
2008年度
2007年度
2006年度
2005年度
35
経常収益
16,981
16,305
15,171
13,910
14,010
3,141
2,222
1,746
1,761
2,850
一店舗当たり預金額
(百万円)
22,862
21,910
経常利益
一店舗当たり貸出金額
(百万円)
17,808
17,487
当期純利益
(注)
1.役職員数は期中平均人員を使用しています。
2.店舗数は期末の店舗数を使用しています。
2009年度
2,160
1,491
1,083
1,459
1,963
純資産額
36,481
34,386
32,863
32,244
30,875
総資産額
850,337
814,100
777,106
750,227
734,782
8.83
9.29
9.22
9.32
8.28
連結自己資本比率
(注)1.貸借対照表関係の項目については、
各年度の期末残高を記載しています。
2.連結自己資本比率は、金融庁・厚生労働省告示に定められた算式に基づい
て算出したものです。
28頁の
「主要な事業の状況を示す指標」
の(注)
2をご参照ください。
連結情報
連結情報
(注)1.職員数は常勤の嘱託職員、契約職員等の臨時職員を含んで表示
しています。
2.平均年齢、平均勤続年数、平均給与月額は、それぞれ単位未満を
切り捨てて表示しています。
3.平均給与月額は、3月中の時間外手当を含む平均給与月額であ
り、賞与を除くものです。
−%
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
平均勤続年数
2008年度末
710
−%
貸出金
2009年度は、上記連結対象子会社等への貸出金に連結に伴う調
整・消去を加えた結果、期末残高は6,321億円となりました。
常勤役職員一人当たり及び
一店舗当たり預金・貸出金平均残高
2009年度末
金庫の−の子会社等以外の子会社等が保有する当該−の子会社
等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占める割合
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
項 目
職員数(人)
100%
預 金
2009年度は、上記連結子会社等からの預金に連結に伴う調整・
消去を加えた結果、譲渡性を含む期末残高は8,029億円となりま
した。
(注)
出資配当+利用配当
配当負担率 =
×100
当期未処分剰余金
職員の状況
100%
その他の業務
その他の業務
利用配当
1988年5月31日
純資産
当金庫と北海道労金ビジネスサービス㈱、㈱スリーエスを連結
した結果、
利益剰余金は31,785百万円となりました。
また、出資金は、当金庫の上記連結対象子会社等への出資に連
結に伴う調整・消去を加えた結果、3,334百万円となりました。
その結果、純資産は36,481百万円となりました。
2008年度
(承認日2009年6月23日)
133,372
(配当率)
1983年9月28日
金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決
権に占める割合
金庫及びその子会社等の事業の概況
(単位:千円、
%)
2009年度
(承認日2010年6月22日)
項目
㈱スリーエス
札幌市中央区北4条東2丁目7番6号
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
出資配当等
北海道労金ビジネスサービス㈱
札幌市中央区北4条東2丁目7番6号
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
団体会員
預金に
関する指標
預金に
関する指標
2009年度末
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
34
35
連結情報
2009年度連結貸借対照表(36頁)
の注記
(単位:百万円)
2008年度末
762,210
5,905
2,000
−
−
−
−
−
−
−
613
−
33,087
814,100
注記は37頁をご覧ください。
連結剰余金計算書
科 目
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
資本剰余金増加高
資本剰余金減少高
資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
利益剰余金減少高
配当金
利益剰余金期末残高
(単位:百万円)
2009年度
2008年度
−
−
−
−
−
−
−
−
29,753
2,165
2,160
5
133
133
31,785
28,389
1,496
1,491
5
133
133
29,753
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
36
(注)
1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
2.出資1口当たり当期純利益金額 647円82銭
連結情報
連結情報
−
1,312
−
1,299
−
−
34,386
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
△13
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
3,334
−
−
29,753
−
−
その他の業務
その他の業務
−
496
779,714
2008年度
16,305
15,488
13,501
1,768
−
−
−
70
147
593
148
74
14,083
2,964
2,910
−
29
24
−
−
−
−
−
1,621
497
8,929
69
−
69
2,222
28
4
22
−
1
27
21
5
0
2,223
723
8
731
−
1,491
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
87
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
その他業務収益
その他経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
給付補てん備金繰入額
譲渡性預金利息
借用金利息
コールマネー利息及び売渡手形利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
その他の支払利息
役務取引等費用
その他業務費用
経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
貸倒引当金戻入益
償却債権取立益
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、
住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主利益
(又は少数株主損失)
当期純利益
(単位:百万円)
2009年度
16,981
16,131
14,022
1,898
−
−
−
62
148
562
218
68
13,839
2,921
2,883
−
17
20
−
−
−
−
−
1,654
27
9,128
106
−
106
3,141
45
3
41
0
0
14
6
7
0
3,172
1,028
△16
1,012
−
2,160
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
−
4,885
1
273
−
3,167
70
科 目
預金に
関する指標
預金に
関する指標
科 目
2009年度末 2008年度末
科 目
2009年度末
(資産の部)
(負債の部)
現金及び預け金 196,824 171,037 預金積金
796,780
コールローン
−
− 譲渡性預金
6,175
及び買入手形
買現先勘定
−
− 借用金
−
債券貸借取引
コールマネー
−
−
−
支払保証金
及び売渡手形
買入金銭債権
−
− 売現先勘定
−
債券貸借取引受
−
金銭の信託
−
−
入担保金
コマーシャル・
商品有価証券
−
−
−
ペーパー
有価証券
4,914
5,411 外国為替
−
貸出金
632,131 621,234 その他負債
6,320
外国為替
−
− 代理業務勘定
1
その他資産
9,191
9,052 賞与引当金
281
有形固定資産
5,942
6,033 役員賞与引当金
−
建物
1,631
1,635 退職給付引当金
3,076
92
土地
3,932
3,939 役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻
リース資産
−
−
108
損失引当金
建設仮勘定
−
− 債務保証損失引当金
−
その他の
377
459 特別法上の引当金
−
有形固定資産
無形固定資産
58
74 繰延税金負債
0
再評価に係る
ソフトウェア
54
69
609
繰延税金負債
のれん
−
− 負ののれん
−
リース資産
−
− 債務保証
407
負債の部合計
813,855
その他の
4
5
無形固定資産
(純資産の部)
繰延税金資産
1,186
1,202 出資金
3,334
優先出資申込証拠金
−
再評価に係る
−
−
繰延税金資産
資本剰余金
−
債務保証見返
407
496 利益剰余金
31,785
−
貸倒引当金
△319
△442 処分未済持分(△)
自己優先出資(△)
−
自己優先出資
−
申込証拠金
会員勘定合計
35,119
その他有価証券
54
評価差額金
繰延ヘッジ損益
−
土地再評価差額金
1,307
為替換算調整勘定
−
評価・換算差額等合計
1,361
新株予約権
−
少数株主持分
−
純資産の部合計 36,481
負債及び
資産の部合計
850,337 814,100
850,337
純資産の部合計
連結損益計算書
注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
満期保有目的の債券の評価は、
移動平均法による償却原価法
(定額
法)
、子会社・子法人等株式及び持分法非適用の関連法人等株式の評
価は、
移動平均法による原価法、
その他有価証券のうち時価のあるも
のの評価については連結決算日の市場価格等に基づく時価法
(売却
原価は主として移動平均法により算定)
、
時価を把握することが極め
て困難と認められるものの評価については移動平均法による原価法
又は償却原価法により行っており、その他有価証券の評価差額につ
いては、
全部純資産直入法により処理しています。
なお、
売買目的有価証券は保有していません。
(追加情報)
当連結会計年度末から
「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基
準第10号 平成20年3月10日)及び
「金融商品の時価等の開示に関す
る適用指針」
( 企業会計基準適用指針第19号 平成20年3月10日)を
適用しています。
3.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、
時価法により行っています。
4.有形固定資産の減価償却の方法
当金庫の有形固定資産の減価償却は、定率法
(ただし、平成10年4
月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額
法)を採用しています。また、主な耐用年数は次のとおりです。
建 物 8年∼50年
その他 4年∼20年
連結される子会社及び子法人等の有形固定資産については、資産
の見積耐用年数に基づき、主として定額法により償却しています。
5.無形固定資産の減価償却の方法
無形固定資産は、
定額法により償却しています。なお、
自金庫利用
のソフトウェアについては、当金庫並びに連結される子会社及び子
法人等で定める利用可能期間
(主として5年)に基づいて償却してい
ます。
6.外貨建資産・負債の換算基準
当金庫の外貨建資産・負債は、主として連結決算日の為替相場に
よる円換算額を付しています。
なお、連結される子会社及び子法人等においては、
外貨建資産・負
債は該当ありません。
7.貸倒引当金の計上基準
当金庫の貸倒引当金は、
予め定めている償却・引当基準に則り、
次
のとおり計上しています。
「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当
金の監査に関する実務指針」
(日本公認会計士協会銀行等監査特別委
員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当す
る債権については、一定の種類毎に分類し、
過去の一定期間における
各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき引き当てていま
す。破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額
のうち必要と認める額を引き当てています。破綻先債権及び実質破
綻先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を引き当ててい
ます。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、
営業関連部署の協
力の下に資産査定部署が資産査定を実施しており、その査定結果に
より上記の引当を行っています。
なお、
連結される子会社及び子法人等においては、
貸倒引当金を計
上していません。
8.賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、
職員への賞与の支払いに備えるため、
職員に対する
賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上して
います。
9.退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、
職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度
末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を
計上しています。
また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下
のとおりです。
(1) 過去勤務債務
その発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)
による定額法により損益処理
(2) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数
(7年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生
の翌連結会計年度から損益処理
なお、会計基準変更時差異
(1,702,882千円)については、
15年に
よる按分額を費用処理しています。
(会計方針の変更)
当連結会計年度末から「
「退職給付に係る会計基準」の一部改正
(その3)
」企業会計基準第19号 平成20年7月31日)を適用してい
ます。
なお、従来の方法による割引率と同一の割引率を使用すること
となったため、当連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はあ
りません。
10.役員退職慰労引当金の計上基準
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるた
め、
役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、
当連結会計年度末
までに発生していると認められる額を計上しています。
経営指標
経営指標
連結貸借対照表
(4)
連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価に関する事項
連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価については、
全面時価評価法を採用しています。
(5)
のれん及び負ののれんの償却に関する事項
該当事項はありません。
(6)
剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した剰余金
(利益)
処分に基づいて作成しています。
資産内容の開示
資産内容の開示
(1)連結の範囲に関する事項
①連結される子会社及び子法人等 2社
主要な会社名 北海道労金ビジネスサービス株式会社
株式会社スリーエス
②非連結の子会社及び子法人等
非連結の子会社及び子法人等はありません。
(2)持分法の適用に関する事項
持分法適用及び持分法非適用の子会社及び子法人等、関連法人等は
ありません。
(3)連結される子会社及び子法人等の事業年度等に関する事項
連結される子会社及び子法人等の決算日は、連結決算日と一致して
います。
11.睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、
負債計上を中止した預金について、
預
金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生す
る損失を見積り、
必要と認める額を計上しています。
12.消費税及び地方消費税の会計処理
当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消
費税の会計処理は税込方式によっています。
13.有形固定資産の減価償却累計額
有形固定資産の減価償却累計額 6,338,168千円
14.リース取引
電子計算機等の一部を所有権移転外ファイナンス・リース契約に
より使用しています。なお、当金庫並びに連結される子会社及び子
法人等における所有権移転外ファイナンス・リース取引は、金額の
重要性が乏しいと認められるため、賃貸借取引に係る方法に準じた
会計処理をしています。
15.破綻先債権額及び延滞債権額
貸 出 金 の う ち、破 綻 先 債 権 額 は381,117千 円、延 滞 債 権 額 は
2,125,932千円です。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継
続していること、
その他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸
倒償却を行った部分を除く。以下
「未収利息不計上貸出金」
という。)
のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号の
イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じて
いる貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
いを猶予した貸出金以外の貸出金です。
16.3カ月以上延滞債権額
貸出金のうち、
3カ月以上延滞債権額は286,302千円です。
なお、
3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払
日の翌日を起算日として3カ月以上延滞している貸出金で「破綻先
債権」
及び「延滞債権」に該当しないものです。
17.貸出条件緩和債権額
貸出金のうち、
貸出条件緩和債権額は832,054千円です。
なお、
貸出条件緩和債権とは、
債務者の経営再建・支援を図ること
を目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放
棄、その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、
「破綻先
債権」、
「延滞債権」及び「3カ月以上延滞債権」に該当しないもので
す。
18.破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額
破綻先債権額、延滞債権額、
3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩
和債権額の合計額は3,625,407千円です。
なお、
15.から18.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額
です。
19.担保に供している資産
担保に供している資産はありません。
なお、当座借越の担保及び内国為替決済保証金の担保として、
定期
預け金29,564,000千円を差し入れています。
20.土地の再評価の方法と差額
土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布、法律第34号)
に基づき、当金庫の事業用の土地の再評価を行い、
評価差額について
は、当該評価差額に係る税金相当額を
「再評価に係る繰延税金負債」
として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額
金」
として純資産の部に計上しています。
再評価を行った年月日 平成11年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令
(平成10年3月31日公布、政
令第119号)第2条第4号に定める地価税の課税価格に基づい
て、
(奥行価格補正、時点修正、近隣売買事例による補正等)
合
理的な調整を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会
計年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後
の帳簿価額の合計額との差額
1,079,440千円
21.出資1口当たりの純資産額
10,941円31銭
22.労働金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対す
る金銭債権総額
105,512千円
23.労働金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対す
る金銭債務総額
−千円
24.子会社等の株式
(及び出資)の総額
(連結子会社の株式を除く)
−千円
25.金融商品の状況に関する事項
(1)
金融商品に対する取組方針
当金庫グループでは、当金庫のみが貸出及び投資商品の販売な
どの金融サービス事業を行っており、これらの事業を行うため、
市場の状況や長短のバランスを勘案しながら、預金積金及び譲渡
性預金により資金調達を行っています。
このように、金利変動を伴う金融資産及び金融負債を有してい
るため、金利変動による不利な影響が生じないよう、当金庫にお
いて資産及び負債の総合的管理
(ALM)をしており、その一環と
してデリバティブ取引も行っています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当金庫グループは、事業地区内の個人を中心とした取引先に対
する貸出金、及び金融機関への預け金の他、債券、投資信託及び株
式などの有価証券を主たる金融資産として保有しており、これら
はそれぞれ市場リスク、信用リスクに晒されています。
また、当金庫が事業地区内の個人を中心とした取引先から受け
財務諸表
財務諸表
連結財務諸表の作成方針
37
連結情報
26.金融商品の時価等に関する事項
平成22年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれ
らの差額は次の通りです。なお、時価を把握することが極めて困難
と認められる非上場株式等は次表に含めていません(
(注2)参照)
。
連結貸借対照表
計上額(千円)
193,085,232
39,294
4,869,301
△1
−
636,930,188
836,158,987
799,164,789
6,178,901
805,343,691
4,618,102
5,853,073
2,383,970
3,663
2,387,633
(39,360)
−
−
−
1年超
1年以内
5年以内
87,155,232 105,930,000
5年超
10年以内
−
10年超
預け金
−
有価証券
満期保有目
39,295
−
−
−
的の債券
その他有価
証券のうち
635,636 2,389,675 1,448,125
−
満期がある
もの
貸出金(*1) 64,958,531 146,832,754 133,837,820 286,502,805
合 計 152,788,696 255,152,430 135,285,946 286,502,805
(*1) 貸出金のうち、
破綻先、
実質破綻先及び破綻懸念先に対す
る債権等、及び期間の定めが無いものは
「1年以内」
に含めて
います。
(注4) 有利子負債の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年超
5年以内
預金積金
(*1)449,955,866 344,876,433
譲渡性預金
6,175,238
−
合 計 456,131,104 344,876,433
1年以内
5年超
10年以内
1,948,519
−
1,948,519
10年超
−
−
−
(*1) 預金積金のうち、
要求払預金は
「1年以内」
に含めています。
時 価
(千円)
−
−
−
−
−
−
39,294
−
−
39,294
39,294
差 額
(千円)
−
−
−
−
−
−
△1
−
−
△1
△1
(3) その他有価証券
取得原価
(千円)
1,650
101,070
43,610
52,546
4,914
−
−
102,720
−
△839
△76
△763
−
△22,804
−
△23,644
79,076
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
3,604
3,828,983
1,416,088
1,748,843
664,051
−
−
3,832,587
−
165,031
15,088
149,943
−
792,605
−
957,637
4,790,224
差 額
(千円)
以 上
連結情報
連結情報
株 式
債 券
国 債
地方債
社 債
投資信託
そ の 他
小 計
株 式
債 券
連 結 貸 借 対 国 債
照表計上額
地方債
が取得原価
社 債
を超えない
投資信託
もの
そ の 他
小 計
合 計
連結貸借対
照表計上額
が取得原価
を超えるも
の
連結貸借対
照表計上額
(千円)
5,254
3,930,054
1,459,698
1,801,390
668,966
−
−
3,935,308
−
164,192
15,012
149,180
−
769,801
−
933,993
4,869,301
△6,429,561 千円
2,809,041
△3,620,519
300,395
432,693
△62,769
△2,950,200
126,453
△3,076,654
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
種 類
退職給付債務
年金資産
(時価)
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(債務の減額)
連結貸借対照表計上額の純額
前払年金費用
退職給付引当金
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
国
債
地 方 債
社
債
そ の 他
小 計
国
債
時価が連結 地 方 債
貸借対照表
社
債
計上額を超
そ の 他
えないもの
小 計
合 計
時価が連結
貸借対照表
計上額を超
えるもの
連結貸借対
照表計上額
(千円)
−
−
−
−
−
−
39,295
−
−
39,295
39,295
30.保有目的を変更した有価証券
当連結会計年度中に保有目的を変更した有価証券はありません。
31.減損処理を行った有価証券
該当はありません。
32.金銭の信託の保有目的別内訳
該当はありません。
33.当座貸越契約等
当座貸越契約及び貸出金に係るコミットメントライン契約は、顧
客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件
について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けること
を 約 す る 契 約 で あ り、こ れ ら の 契 約 に 係 る 融 資 未 実 行 残 高 は
110,173,386千円です。このうち任意の時期に無条件で取消可能な
ものは35,074,961千円です。
これらの契約の多くは、
融資実行されずに終了するため、
融資未実
行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影
響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情
勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当金庫が実
行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることが
できる旨の条項がつけられています。
また、契約時において、必要に応じ不動産等の担保を徴求するほ
か、
予め定めている庫内手続きに基づき、
契約後も必要に応じて契約
の見直しをするなど、
債権保全上の措置等を講じています。
なお、総合口座は定期預金を担保として債権保全上の措置を行う
契約であり、
未実行残高は上記の金額のうち75,098,425千円です。
34.退職給付債務等
当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりです。
その他の業務
その他の業務
種 類
4,066
1,291,070
10,260
299,640
981,170
−
−
1,295,136
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
27.有価証券の時価、評価差額等に関する事項
有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりです。
これらには、貸借対照表の「国債」
「 地方債」
「 社債」
「 投資信託」
「株
式」
が含まれています
(以下31.まで同様)
。
(1) 売買目的有価証券
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
−千円
(2)
満期保有目的の債券
株式
債券
国 債
地方債
社 債
投資信託
そ の 他
合 計
売却益の合計 売却損の合計
(千円)
(千円)
−
1,607
586
319
−
−
30
−
556
319
−
−
−
−
586
1,926
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
(*1)
貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除
しています。
(*2)
その他資産、その他負債に計上しているデリバティブ取引を
一括して表示しています。デリバティブ取引によって生じた正
味の債権、債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる
項目については( )
で表示しています。
(注1)
金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)
預け金
満期のない預け金については、時価が帳簿価額と近似し
ていることから、当該帳簿価額を時価としています。また、
満期がある預け金については、残存期間に基づく区分ごと
に、新規に預け入れを行った場合に想定される適用金利で
割り引いた現在価値を算定しています。
(2)
有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融
機関から提示された価格、投資信託は公表されている基準
価格又は取引先金融機関から提示された価格によっていま
す。
(3)
貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは短期間で市場金利
を反映するため、貸出実行後において貸出先の信用状態に
大きな変動がない限り、時価は帳簿価額と近似しているこ
とから、
当該帳簿価額を時価としています。
固定金利によるものは、貸出金の種類、期間に基づく区分
ごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に
想定される利率で割り引いて時価を算定しています。な
お、約定期間が短期
(1年以内)のもの、及び貸出を担保資産
の範囲内に限るなど、その特性から返済期限を設けていな
いものについては、返済見込期間及び金利条件等より時価
が帳簿価額と近似していると想定されることから、当該帳
簿価額を時価としています。
破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等につ
いては、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保
及び保証による回収見込額等に基づき個別に貸倒引当金を
見積もっているため、時価は連結決算日における連結貸借
対照表計上額から個別貸倒引当金を控除した額に近似して
いると想定されることから、
当該価額を時価としています。
金融負債
(1)
預金積金、
及び
(2)
譲渡性預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の
支払額(帳簿価額)を時価としています。また、定期預金の
時価は、一定期間ごとに区分した上で、将来のキャッシュ・
フローを割り引いて現在価値を算定しており、その割引率
は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いてい
ます。
デリバティブ取引
デリバティブ取引は、金利関連取引(金利スワップ)であり、
取引先金融機関から提示された割引現在価値により算出した
価額によっています。
(*1) 非上場株式については、市場価格が無く、時価を把握する
ことが極めて困難と認められることから、時価開示の対象と
していません。
(*2) 労働金庫連合会出資金については、市場価格が無く、時価
を把握することが極めて困難と認められることから、時価開
示の対象としていません。
(注3)
金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
売却額
(千円)
預金に
関する指標
預金に
関する指標
(39,360)
−
連結貸借対照表計上額
(千円)
6,100
6,300,000
6,306,100
経営指標
経営指標
差 額
(千円)
1,234,971
区 分
非上場株式
(*1)
労働金庫連合会出資金
(*2)
合 計
28.当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券
当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
29.当連結会計年度中に売却したその他有価証券
資産内容の開示
資産内容の開示
(1)
預け金
(2)
有価証券
満期保有目的の債券
39,295
その他有価証券
4,869,301
(3)
貸出金
632,131,912
貸倒引当金
(*1)
△180,172
632,312,085
金融資産 計
830,305,914
(1)
預金積金
796,780,819
(2)
譲渡性預金
6,175,238
金融負債 計
802,956,057
デリバティブ取引(*2)
ヘッジ会計が適用
(39,360)
されていないもの
ヘッジ会計が適用
−
されているもの
デリバティブ取引 計
(39,360)
時 価
(千円)
194,320,204
(注2)
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次
の通りであり、金融商品の時価情報には含まれていません。
財務諸表
財務諸表
38
入れている、預金積金及び譲渡性預金が主たる金融負債であり、
これらは流動性リスクに晒されています。
なお、デリバティブ取引には、当金庫がALMの一環として行っ
ている金利スワップ取引があります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当金庫グループでは、貸出事業を行う当金庫において与信信
用リスク管理の基本方針としての「クレジットポリシー」を定
めています。その実効性を確保するため、
「融資事務取扱規程」
を制定するとともに、階層別の業務研修や営業店巡回指導を
行っており、さらには牽制機能を適切に発揮するため、営業推
進部門から独立した審査部門が個別案件審査を行う体制とし
ています。さらには、資産内容の実態を適切に評価し、それに
適合した償却・引当を実施するため、
「資産査定規程」
に基づき
定期的に資産査定を実施しています。資産査定は、リスク管理
部門と審査及び与信管理部門が貸出金等の全ての資産に対す
る査定を実施し、さらに全ての部門から独立した内部監査部門
が監査を実施しています。
また、有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引
のカウンターパーティーリスクに関しては、リスク管理部門が
定期的に格付や時価を把握することで管理しています。
信用リスクの管理状況については、当金庫の常勤役員を中心
として構成されるリスク管理委員会に定期的に報告され、必要
な対応等について協議の上、当金庫の常務会及び理事会に報告
しています。さらに重要な事項については、当金庫の常務会及
び理事会において協議・決定することとしており、信用リスク
管理に経営陣が直接関与することで、より実効性を確保する体
制としています。
② 市場リスクの管理
イ.金利リスク及び価格変動リスクの管理
当金庫グループは、当金庫の
「リスク管理方針」
「リスク管
理規程」
において、リスク管理方法や手続等を規定しており、
統計的手法であるバリュー・アット・リスク
(VaR)を用い
て金利リスク及び価格変動リスクを計測し、当金庫の理事会
で決定したリスク限度額の範囲内となるよう管理を行うと
ともに、バック・テストを定例実施し、計測手法の有効性を
検証しています。
月次で実施している計測の結果については、当金庫の常勤
役員を中心として構成されるリスク管理委員会に定期的に
報告され、必要な対応等について協議の上、常務会及び理事
会に報告しています。さらに重要な事項については、常務会
及び理事会において協議・決定することとしており、金利リ
スク管理及び価格変動リスク管理に経営陣が直接関与する
ことで、
より実効性を確保する体制としています。
ロ.デリバティブ取引
当金庫グループは、当金庫の
「リスク管理方針」
「リスク管
理規程」
「ヘッジ取引要領」において、デリバティブ取引に関
する運用方針や取引種類ごとの取扱基準、会計処理等を定
め、ALMの一環としてデリバティブ取引を行っており、自己
収益を目的としたデリバティブ・トレーディング業務は
行っていません。
デリバティブの取引状況については、定期的に当金庫のリ
スク管理委員会で報告及び協議の上、常務会及び理事会に報
告しており、デリバティブ取引に関するリスク管理に経営陣
が直接関与することで、より実効性を確保する体制としてい
ます。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫グループは、当金庫のALMを通して適時に資金管理
を行う他、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の
バランスの調整などによって、流動性リスクを管理していま
す。
流動性リスクの管理状況については、定期的に当金庫のリス
ク管理委員会で報告及び協議の上、常務会及び理事会に報告し
ており、デリバティブ取引に関するリスク管理に経営陣が直接
関与することで、
より実効性を確保する体制としています。
39
連結情報
破綻先債権・延滞債権・3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権・合
計額およびこれらに対する保全状況
(連結)
連結セグメント情報
当金庫の連結子会社(連結自己資本比率を算出する対象となる子会
社)
は2社であり、
名称及び主要な業務の内容は以下のとおりです。
連結子会社の名称
北海道労金ビジネスサービス㈱
㈱スリーエス
主要な業務の内容
当金庫本支店間における現金配
送業務
当金庫の債権担保の目的となる
不動産評価業務 他
当金庫への事務用物品の購入・
あっ旋業務 他
連結情報
連結情報
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
(3) 証券化取引に関する会計方針
当金庫の
「決算経理要領」および日本公認会計士協会の「金融商品会計
の実務指針」
に基づき、適切な会計処理を行うこととしています。
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
貸倒引当金の計上は、
「資産査定規程」
に基づき以下のとおりとしてい
ます。
・正常先債権および要注意先債権
一定の種類ごとに分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績を
(2) 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の
算出に使用する方式の名称
当金庫が投資家として証券化エクスポージャーを保有する場合は、標
準的手法により信用リスク・アセットの額を算出します。
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
なお、連結グループにおいては、当金庫本体のみが与信業務を行って
います。子会社の取引先は当金庫に限られるため、子会社の売掛金、未
収金などに潜在する信用リスクは管理対象としていません。
7.証券化エクスポージャーに関する事項
(1) リスク管理の方針および手続の概要
当金庫連結グループは、現在証券化エクスポージャーを保有していま
せんが、当金庫本体のみが投資家として証券化エクスポージャーを取得
する可能性があります。
当金庫は経営体力との対比で過大なリスクテイクを行わないことを
目的に、
「資金運用方針」
においてリスクの所在が明らかでないものにつ
いては運用の対象としないこととしています。
投資家として証券化エクスポージャーを取得する場合には、スキーム
の特性や償還見通しを個別に検討・評価し、取得後においては月次また
は必要に応じ随時時価の把握と適格格付機関の格付を確認するととも
に、半期毎の資産査定、さらにはストレステストを実施し、リスクの把握
に努めることとしています。
また、これらの運用状況については、定期的にリスク管理委員会で報
告および協議の上、
常務会および理事会に報告することとしています。
その他の業務
その他の業務
4.信用リスクに関する事項
(1)
信用リスクに関するリスク管理の方針および手続きの概要
当金庫では、信用リスク管理の基本方針として
「クレジットポリシー」
を定めています。その実効性を確保するため、貸出業務に係る内部規程
を制定するとともに、階層別の業務研修や営業店巡回指導を行うととも
に、牽制機能を適切に発揮するため、営業推進部門から独立した審査部
門が個別案件の審査を行う体制としています。
また、資産内容の実態を適切に評価し、それに適合した償却・引当を
実施するため、内部規程を制定して定期的に資産査定を実施していま
す。資産査定は、リスク管理部門と審査および管理部門が、貸出金等の
全ての資産について査定を実施した上で、さらに全ての部門から独立し
た内部監査部門が監査を実施することとしています。
信用リスクの管理状況については、常勤役員を中心として構成される
リスク管理委員会に定期的に報告され、必要な対応等について協議の
上、常務会および理事会に報告しています。さらに重要な事項について
は、常務会および理事会において協議・決定することとしており、信用
リスク管理に経営陣が直接関与することで、より実効性を確保する管理
態勢としています。
6.派生商品取引の取引相手のリスクに関する管理の方針および
手続の概要
当金庫連結グループにおいては、当金庫のみが派生商品取引を行って
おり、固定金利期間特約型住宅ローンの取扱いにあたって、金利リスク
をヘッジすることを目的とした金利スワップ取引を行っています。
これらの取引は、
「リスク管理方針」
、
「リスク管理規程」、
「ヘッジ取引
要領」等において運用方針や取引種類ごとの取扱基準、会計処理等を定
め、運用状況については、定期的にリスク管理委員会で報告および協議
の上、常務会および理事会に報告しています。なお、自己収益を目的と
したデリバティブトレーディング業務は行っていません。
派生商品取引に対するリスク資本の配賦は、金利リスクについてのみ
行っています。また、取引金融機関との契約において、いずれかの信用
状態が悪化した場合は解約または担保の差入を選択することができる
こととなっていますが、現時点でそのような事態は発生していないた
め、担保による保全および引当、当金庫からの担保差入は行っていませ
ん。
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
3.自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫は、自己資本の充実を図るため、自己資本比率の目標設定と管
理、および当金庫が業務を行う上で被る可能性がある各種のリスクを把
握・管理することで、自己資本充実度の評価を行っています。
自己資本充実度を評価する方法としては、自己資本比率の当金庫とし
ての目標水準および年度計画に対する達成状況、ならびに前年対比での
改善状況、自己資本額の前年対比増減および基本的項目
(Tier1)と補完
的項目
(Tier2)の構成割合、
「信用リスク」
「市場リスク」
「オペレーショナ
ル・リスク」などの管理対象リスクに対し、自己資本を配賦することに
より設定したリスク限度額に、それらのリスク量が収まっていること、
などを定期的にモニタリングすることにより、自己資本の質と量の両面
からその十分性について検討を行っています。
この他、有価証券に関し一定の金利ショックや株価指数の変動が起
こった場合の影響額を試算するストレス・テスト等も実施しています。
連結グループとしての自己資本の充実度の評価は、連結自己資本比率
の管理をすることで行っています。なお、当金庫子会社の業務運営は当
金庫の管理下にあり、また連結グループの総資産に占める子会社の資産
規模はごく僅かであることから、子会社固有のリスクが連結グループに
及ぼす影響は軽微なものであると判断しています。
5.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続の概要
当金庫は、当金庫のクレジット・ポリシーにおいて定義する「安全性
の原則」
に基づき、貸出取引をするにあたっては、回収の確実性を確保す
るため、担保や保証などの保全措置を講ずることを必須としています。
但し、担保・保証はあくまで安全性の補完措置であると位置付け、担
保・保証に依拠しない貸出判断および手続を行うことを規定していま
す。
当金庫が扱う担保は、自金庫預金、不動産等、保証は機関保証を原則と
した上で、国および地方公共団体保証、労働組合などの団体保証、人的保
証などがありますが、当金庫の内部規程により適切な担保取得、付保手
続と顧客への説明、評価および管理を行っています。なお、与信取引先
に期限の利益喪失事由が発生した場合には、当該与信取引の範囲内にお
いて、当金庫の内部規程に基づく手続により、債権と債務の相殺を行な
う場合があります。また、クレジット・デリバティブにより信用リスク
を削減する取引はありません。
自己資本比率の算定にあたっては、告示で定める簡便手法により、
「適
格金融資産担保」と「保証」を信用リスク削減手法として用いています。
適格金融資産担保については、質権設定の約定により差し入れられる当
金庫預金のみ、保証については、国または地方公共団体による保証のみ
について信用リスク削減効果を勘案しています。なお、信用リスク削減
手法の適用対象を限定していることからも、これによる集中リスクの発
生を認識していません。
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
2.自己資本調達手段の概要
2009年度末の自己資本のうち、出資金は全て普通出資により調達し
ています。
・株式会社格付投資情報センター
(R&I)
・株式会社日本格付研究所
(JCR)
・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody's)
・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ
(S
&P)
・フィッチ・レーティングス・リミテッド
(Fitch)
預金に
関する指標
預金に
関する指標
(注)1.告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等に該当する
ものはありません。
2.告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象と
なる会社
(金融子会社、金融業務を営む会社、及び保険子法人等)
に
該当するものはありません。
3.労働金庫法(昭和28年法律第227号)第58条の3第1項第1号イに掲
げる業務を専ら営むもの(労働金庫の行う業務に従属する業務を
専ら営む会社)、若しくは同項第2号に掲げる会社(新たな事業分野
を開拓する会社)であって、連結グループに属していない会社に該
当するものはありません。
4.連結グループのうち、告示の適用を受ける子会社等はありませ
ん。したがって、グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制
限等は設けていません。
(2) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下のとおりで
す。なお、エクスポージャーの種類による適格格付機関の使い分けは
行っていません。
経営指標
経営指標
連結の対象となる北海道労金ビジネスサービス㈱は、現金配送・不動
産担保評価業務等を、㈱スリーエスは、事務用物品の購入・斡旋業務等
を営んでいますが、それらの事業の種類ごとの区分に属する経常収益、
経常利益又は経常損失の額及び資産の額(以下
「経常収益等」といいま
す。)の、経常収益等の総額に占める割合が僅少であるため、事業の種類
別セグメント情報は記載していません。
1.連結の範囲に関する事項
連結の範囲について、
「労働金庫法第94条第1項において準用する銀
行法第14条の2の規定に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保
有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを
判断するための基準(平成18年金融庁・厚生労働省告示第7号。以下、
告示という)第3条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる
会社の集団
(連結グループ)
に属する会社」
と「連結財務諸表の用語、様式
及び作成方法に関する規制に基づき連結の範囲に含まれる会社」に相違
はありません。
勘案した予想損失率を基に算出した予想損失額を引当てています。
・破綻懸念先債権
債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額
を控除し、
その残額のうち必要と認める額を引当てています。
・破綻先債権および実質破綻先債権
債権額から担保の処分可能見込額および保証による回収可能見込額
を控除した残額を引当てています。
資産内容の開示
資産内容の開示
連結対象子会社となる北海道労金ビジネスサービス株式会社および
株式会社スリーエスは、貸出業務を行っておりませんので、連結の場合
においても、破綻先債権・延滞債権・3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩
和債権の金額は金庫単体で算出したものと同一になっています。
金額、用語とも単体のもの
(P25)
をご覧ください。
《定性的な開示事項》
財務諸表
財務諸表
40
リスク管理債権の状況
自己資本の充実の状況
41
自己資本の充実の状況
Ⅰ.単体情報
1.自己資本の構成に関する事項
基本的項目
(Tier1)
(2)
オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫単体および連結グループは、基礎的手法によりオペレーショナ
ル・リスク相当額を算出しています。
出資金
非累積的永久優先出資
優先出資申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
特別積立金
次期繰越金
その他
その他有価証券の評価差損(△)
処分未済持分(△)
自己優先出資(△)
自己優先出資申込証拠金
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額
(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
計 (A)
控除項目
計 (B)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリ
バティブの免責額に係る控除額
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー及び信用補完
機能を持つI/Oストリップス
控除項目不算入額(△)
計 (C)
(A)
+
(B)
−
(C)
(D)
2008年度末
3,334
−
−
−
−
3,334
25,742
159
−
−
−
−
−
−
−
−
34,576
862
178
−
−
1,041
−
−
−
−
−
−
−
−
−
32,570
866
254
2,000
−
3,120
−
−
−
−
−
−
35,617
−
−
35,691
基本的項目(Tier1)
の出資金3,334百万円は、
全て普通出資金により調達しています。
2.自己資本の充実度に関する事項
自己資本
自己資本
基本的項目(Tier1)
補完的項目(Tier2)
控除項目
(単位:百万円)
2009年度末
(A)
35,617
(B)
34,576
1,041
−
2008年度末
35,691
32,570
3,120
−
リスク・アセットおよび所要自己資本
(単位:百万円)
(C)
+(D)
(E)
409,324
16,372
389,265
単体自己資本比率
(国内基準)
(A)
÷(E)
×100
8.70%
9.16%
単体におけるTier1比率
(B)
÷
(E)
×100
8.44%
8.36%
15,570
連結情報
連結情報
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
(注)
1.当金庫の自己資本比率は、
「労働金庫法第94条1項において準用する銀行法第14条の2の規程に基づき、労働金庫及び労働金庫連合会がその保有す
る資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準
(平成18年金融庁・厚生労働省告示第7号)
」
により、信用リ
スク・アセットの計算方法は標準的手法、
オペレーショナル・リスク相当額の計算方法は基礎的手法を採用して自己資本比率を算定しています。
2.リスク・アセットとは、貸借対照表に記載された資産
(債務保証見返を除く)
に、その種類あるいは取引相手の信用リスクの度合いに応じて設定
されたリスク・ウェイトを乗じて算定した額のことです。なお、当金庫では、法人等向けのエクスポージャーに対し一律100%のリスク・ウェ
イトを適用する特例は適用していません。
3.所要自己資本=リスク・アセット×4%
4.
「エクスポージャー」
とは、リスクにさらされている資産等の金額のことです。
5.
「三月以上延滞等」
とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
6.標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャーのうち「その他」に該当する主なものは、労働金庫連合会への出資、未収収益、
固定資産、および債務保証見返等のオフバランス取引等です。
7.オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により損失が発生しう
るリスクのことです。
(基礎的手法によるオペレーショナル・リスク相当額の算定方法)
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
リスク・アセット、所要自己資本額の総額
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
2009年度末
2008年度末
リスク・アセット 所要自己資本 リスク・アセット 所要自己資本
信用リスク
(C)
386,719
15,468
367,412
14,696
標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
386,719
15,468
367,410
14,696
中央政府・中央銀行向け
−
−
−
−
我が国の地方公共団体向け
−
−
−
−
金融機関・証券会社向け
38,902
1,556
33,723
1,348
法人等向け
6,206
248
6,837
273
中小企業等・個人向け
209,403
8,376
191,239
7,649
抵当権付住宅ローン
117,027
4,681
120,397
4,815
三月以上延滞等
912
36
753
30
その他
14,266
570
14,458
578
証券化エクスポージャー
−
−
2
0
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
(D)
22,605
904
21,852
874
その他の業務
その他の業務
10.オペレーショナル・リスクに関する事項
(1)
オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針および
手続きの概要
当金庫では、事務リスク・システムリスク・法務リスク・風評リスク
等をオペレーショナル・リスクとして管理対象としています。
オペレーショナル・リスクの管理状況および今後の対応については、
「リスク管理方針」
「リスク管理規程」
「コンプライアンス規程」に基づき、
定期的にリスク管理委員会、コンプライアンス委員会で報告および協議
し、
常務会および理事会に報告しています。
(事務リスク)
事務手続規程およびマニュアル等を整備し、手続を順守した事務処理
の励行と人材の育成を通じてリスクの極小化に努めています。また、内
部監査、自店検査および営業店業務指導の実施により、事務処理状況の
チェックと指導を行うことで、事故防止を図っています。また、お客様
から寄せられた苦情・トラブル、発生した事故等について各部店からの
報告体制を整え、コンプライアンス委員会において発生原因の分析と対
応策の協議を行い、理事会・監事会に対する報告事項を定めたうえで、
定期的または随時報告を行っています。
(システムリスク)
災害およびシステム障害等に対して十分な予防措置を講じるととも
に、発生に備えてコンティンジェンシープランを策定するなど、業務へ
の影響の極小化と発生した際の早期復旧態勢の構築に努めています。
また、設計・開発・運用に関する規程を整備し、これを順守することに
よりシステムの安全性を確保しています。情報資産の管理については、
セキュリティポリシーおよび関連規程を整備しこれを順守することと
合わせて、情報漏洩防止の観点から、システムによるセキュリティ対策
を講じるなどして情報資産の適切な管理と保護を行っています。なお、
定期的にシステムリスクの発生状況をリスク管理委員会に報告し対応
策を協議していますが、お客様との取引および業務遂行に重大な影響が
ある事案については理事会に報告しています。
(法務リスク)
法務リスクに係わる規程の整備と合わせて、文書指示や研修等の実施
による役職員への徹底と業務における実践・検証を通じて適正なリス
ク管理に努めています。また、当金庫の業務と運営に係わる事項の検証
基準を定め、法令等への抵触、コンプライアンス違反等がないかの
チェックを行っています。コンプライアンス会議およびコンプライア
(注)
「その他有価証券評価差損
(△)」は、
「平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号」により、
2012年3月31日まで自己資本からの控除を要しないとする
特例が実施されています。
なお、
特例を考慮しない場合の金額は、
2008年度が△13百万円、
2009年度がネット損益プラスであり、
いずれも自己資本比率への影響はありません。
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
(2)
金庫が内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要
当金庫は、GPS(グリッド・ポイント・センシティビティ)方式によ
り、預貸金の保有期間6ヶ月(120日)、運用余裕金の保有期間1ヶ月(20
日)で計測される信頼区間99%のVaRにより金利リスク量を算定してい
ます。
なお、金利リスク量の算定にあたっては、貸出金、預金等の期限前償
還、期限前解約については考慮しておらず、コア預金
(流動性預金残高の
うち、将来的にも安定的と考えられる残高)
の定義をしていません。
また、連結グループの金利リスク管理については、連結子会社に存す
る金利リスクが限定的であることから、当金庫の金利リスク量を適切に
コントロールすることにより、連結グループの金利リスクを管理する体
制としています。
貸出金等に
関する指標
貸出金等に
関する指標
自己資本額
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
補完的項目不算入額
(△)
2009年度末
3,334
−
−
−
−
3,334
27,742
165
−
預金に
関する指標
預金に
関する指標
補完的項目
(Tier2)
オペレーショナル・リスク相当額=
42
(単位:百万円)
項 目
経営指標
経営指標
9.金利リスクに関する事項
(1)
リスク管理の方針および手続の概要
金利リスクとは、市場金利の変動により資産・負債の経済価値が変動
することで、将来の期間損益に影響を与えるリスクであり、当金庫では、
リスク管理部署が運用と調達における期間ミスマッチにより生じる
ギャップを分析し、自己資本の配賦により決定するリスク限度額に対す
る金利リスク量をモニタリングすることで管理を行っています。
金利リスク量のモニタリング結果については、定期的にリスク管理委
員会で報告および協議の上、
常務会および理事会に報告しています。
《定量的な開示事項》
資産内容の開示
資産内容の開示
8.出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針および
手続の概要
出資等エクスポージャーは、上場株式、非上場株式、子会社株式、労働
金庫連合会への出資金が該当し、当金庫グループでは当金庫本体のみが
保有しています。
当金庫は経営体力との対比で過大なリスクテイクを行わないことを
目的に、
「資金運用方針」において運用スタンスを定め、保有する個別銘
柄については、月次または必要に応じ随時時価の把握と適格格付機関の
格付を確認するとともに、半期毎の資産査定、さらにストレステストを
実施し、リスクの把握に努めています。なお、子会社株式のエクスポー
ジャー額は少額であり、
リスクが限定されています。
これら運用状況については、定期的にリスク管理委員会で報告および
協議の上、常務会および理事会に報告しており、また、会計処理について
は、当金庫の
「決算経理要領」および日本公認会計士協会の
「金融商品会
計の実務指針」
に基づき、
適切に処理しています。
ンス委員会では、適宜検証結果の評価を行ったうえで、必要に応じ検証
項目を見直すなどの対応をするとともに、理事会において審議を行って
います。
(風評リスク)
当金庫では、役職員が風評情報を把握した場合の報告体制の整備に努
めています。また、万一発生した場合は、風評被害の縮減に向けて役職
員が適切な対応を図れるよう、危機管理対応マニュアルを定めていま
す。
財務諸表
財務諸表
(4)
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト判定に使用する
適格格付機関の名称
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下のとおりで
す。なお、エクスポージャーの種類による適格格付機関の使い分けは
行っていません。
・株式会社格付投資情報センター
(R&I)
・株式会社日本格付研究所
(JCR)
・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody's)
・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ
(S
&P)
・フィッチ・レーティングス・リミテッド
(Fitch)
粗利益(直近3年間のうち粗利益が正の値)
×15%
×12.5
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
43
自己資本の充実の状況
(単位:百万円)
信用リスク削減手法
合 計
−
−
−
−
−
−
−
−
−
3,491
167,327
2,658
1,193
14,680
703
636,264
422
21,568
849,161
76,449
133,203
228,269
130,765
280,473
849,161
−
3,790
−
2,529
973
8,499
−
652,709
313
633
669,450
40,264
62,702
146,769
133,720
285,993
669,450
−
3,491
−
2,658
1,193
11,575
−
636,264
422
791
656,755
38,274
65,292
143,333
129,381
280,473
656,755
−
−
−
−
−
3,368
364
−
−
−
4,032
−
588
2,045
1,398
−
4,032
−
−
−
−
−
3,104
703
−
−
−
4,302
−
763
2,393
1,145
−
4,302
−
−
13
−
−
−
−
−
−
−
13
−
4
8
−
−
13
−
−
20
−
−
−
−
−
−
−
20
−
4
16
−
−
20
−
−
−
−
−
−
−
−
−
753
753
375
84
293
−
−
753
−
−
−
−
−
−
−
−
−
949
949
355
−
356
237
−
949
−
−
−
−
−
−
−
−
193,085 167,306
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
19,840 19,827
212,926 187,133
35,013 37,819
71,982 67,142
105,930 82,171
−
−
−
−
212,926 187,133
−
−
−
−
−
−
−
729
−
−
729
−
−
−
−
−
−
−
607
−
−
607
(2) 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高および期中の増減額
(単位:百万円)
2009年度末
一般貸倒引当金
2008年度末
2009年度末
個別貸倒引当金
2008年度末
2009年度末
合 計
2008年度末
254
277
188
211
442
489
当期
増加額
178
254
141
188
319
442
当期減少額
目的
その他
使用
−
254
−
277
81
107
23
187
81
361
23
465
期末
残高
178
254
141
188
319
442
業種区分
製造業
農業
林業
(4)
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
(単位:百万円)
運輸・通信業
卸売・小売業・
飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
国・地方公共団体
政府関係機関
個人
労働組合
その他
合 計
−
−
−
②
2,524 2,707
4
1
50
57
−
−
−
−
−
−
5.派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関する事項
与信相当額等
(単位:百万円)
グロス再構築コストの額
(A)
グロスのアドオンの額
(B)
グロスの与信相当額 (A)
+
(B) (C)
ネッティングによる与信相当額の削減額(D)
担保による信用リスク削減手法の効果勘
案前の与信相当額 (C)
−
(D) (E)
外国為替関連取引
金利関連取引
金関連取引
株式関連取引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
その他コモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ取引
担保の額
(F)
現金・自金庫預金
国債・地方債等
担保による信用リスク削減手法の効果勘
案後の与信相当額 (E)−
(F) (G)
派生商品取引
2009年度末 2008年度末
0
0
13
20
13
20
−
−
13
20
−
8
−
4
−
−
−
−
−
−
0
16
−
3
−
−
−
−
−
−
13
20
(注)
1.与信相当額は、カレント・エクスポージャー方式を用いて算
出しています。
2.派生商品取引は、当金庫直取引の他、ファンドの一部に含ま
れる取引を加算して記載しています。
3.長期決済期間取引は該当がないことから、定量情報、定性情
報とも記載を省略しています。
保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト区分ご
との残高および所要自己資本の額等
(単位:百万円)
リスク・ウェイト区分
20%
50%
100%
350%
自己資本控除
カードローン
住宅ローン
自動車ローン
エクスポージャー残高 所要自己資本の額
2009
2008
2009
2008
年度末
年度末
年度末
年度末
−
11
−
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(注) 所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4%
③
証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出
される信用リスク・アセットの額
経過措置は適用していません。
7.出資等エクスポージャーに関する事項
(1)
貸借対照表計上額および時価
上場株式等
非上場株式等
その他
合 計
(単位:百万円)
2009年度末
2008年度末
貸借対照表
貸借対照表
時価
時価
計上額
計上額
5
5
7
7
6,328
−
6,328
−
114
−
97
−
6,448
5
6,433
13
(注)
1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいて
算定しています。
2.非上場株式等には、子会社等株式、労働金庫連合会出資金等
を計上しています。
3.
「その他」の区分には、投資信託の資産に含まれる出資等エク
スポージャーについて、当金庫の保有割合で算定した額を計
上しています。
(2) 出資等エクスポージャーの売却および償却に伴う損益の額
(単位:百万円)
2009年度末
売却益
売却損
償 却
2008年度末
−
1
−
−
0
4
(3)
貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価
損益の額
(単位:百万円)
2009年度末
評価損益
2008年度末
1
△2
(4) 貸借対照表および損益計算書で認識されない評価損益の額
該当はありません。
8.金利リスクに関する事項
金利リスクの状況
経済価値の増減額
金利リスク量計
(単位:百万円)
2009年度末
6,489
計測条件
○金利ショック:VaR(分散共分散法)
○信頼区間:片側99%
○保有期間:預貸120日、運用余裕金20日
○観測期間:5年
2008年度末
7,227
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
(注)
1.格付は、適格格付機関が公表している依頼格付を使用してい
ます。
2.リスク・ウェイト区分は、信用リスク削減手法適用を勘案し
た区分としています。また、個別貸倒引当金が設定されてい
るエクスポージャーについては、個別貸倒引当金相当額を当
該エクスポージャーより控除した額で記載しています。
電気・ガス・熱
供給・水道業
延滞エクスポージャー
−
連結情報
連結情報
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
自己資本控除
合 計
エクスポージャーの額
2009年度末
2008年度末
格付
格付
格付
格付
合計
合計
有り
無し
有り
無し
− 20,727 20,727
− 18,884 18,884
−
3
3
−
708
708
13 194,610 194,624
17 170,379 170,396
− 334,363 334,363
− 343,992 343,992
300
48
348
494
47
542
− 316,783 316,783
− 293,293 293,293
− 20,535 20,535
− 21,440 21,440
−
375
375
−
322
322
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
314 887,449 887,764
512 849,068 849,581
建設業
中小企業等・個人向けエク
スポージャー
263
−
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
リスク・ウェイト
区分
鉱業
273
−
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
漁業
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
個別貸倒引当金
貸出金
当期減少額
期末 償却
期首 当期
残高 増加額 目的 その他 残高
使用
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
7
7
−
7
7
−
7
7
−
7
7
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
30
19
6
23
19
6
70
30
17
52
30
17
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
149
114
74
75
114
−
133
149
6
127
149
−
188
141
81
107
141
6
211
188
23
187
188
17
事業法人等向けエクスポー
ジャー
− 1,598 1,632
11
−
11
−
その他の業務
その他の業務
期首
残高
(3)
個別貸倒引当金および貸出金償却の業種別残高等
(単位:百万円)
−
2008年度末
−
−
−
−
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
(注)
1.期末残高は、個別貸倒引当金控除前のエクスポージャーの額を表示しています。また、システム的にエクスポージャー区分による平残デー
タを保有していないことから、
期中平残については記載を省略しています。
2.エクスポージャー区分の
「その他資産等」の主なものは、労働金庫連合会等への金融機関預け金、労働金庫連合会への出資、未収収益、固定資
産等です。
3.
「地域別」
において、
「ファンド」
については個々の資産を地域区分別に管理していないことから、
全て国内に集約して記載しています。
4.
「業種別」
において、
「ファンド」
および金融機関預け金を除く
「その他資産等」
については、
「その他」
に集約して記載しています。
5.
「残存期間別」
において、
金融機関預け金を除く
「その他資産等」
については、
「期間の定めのないもの」
に集約して記載しています。
6.
「三月以上延滞等」
とは、
元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
地方三公社向けエクスポー
ジャー
2009年度末
証券化エクスポージャーの額
カードローン
住宅ローン
自動車ローン
貸出金等に
関する指標
−
−
3,790
193,098
2,529
973
11,868
364
652,709
313
21,227
887,176
75,653
135,362
255,046
135,119
285,993
887,176
2009 2008 2009 2008 2009 2008
年度末 年度末 年度末 年度末 年度末 年度末
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用さ
2,802 2,973 2,013 2,094
−
−
れたエクスポージャー
わが国の政府関係機関向け
−
− 364 404
−
−
エクスポージャー
該当はありません。
(2)
投資家の場合
① 保有する証券化エクスポージャーの額および主な原資産の種
類別の内訳
(単位:百万円)
預金に
関する指標
貸出金等に
関する指標
残存期間別
預金に
関する指標
−
クレジット・
デリバティブ
保証
経営指標
業種別
経営指標
2009年度末 2008年度末
887,176 849,161
−
−
887,176 849,161
299
852
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
適格金融
資産担保
6.証券化エクスポージャーに関する事項
(1)
オリジネーターの場合
資産内容の開示
地域別
資産内容の開示
国内
国外
合 計
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電 気・ガ ス・熱
供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業・飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
国・地方公共団体
政府関係機関
個人
労働組合
その他
合 計
期間の定めのないもの
1年以下
1年超5年以下
5年超10年以下
10年超
合 計
貸出金、コミットメ
三月以上延滞等
金融派生
ントおよびその他の
債券
ファンド
その他資産等
デリバティブ以外の
商品取引
オフバランス取引
2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末
669,450 656,755
4,032
4,302
13
20
753
949 212,926 187,133
729
607
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
669,450 656,755
4,032
4,302
13
20
753
949 212,926 187,133
729
607
−
358
299
494
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(注) 個別貸倒引当金および貸出金償却とも、すべて国内エクス
ポージャーに対するものです。
44
4.信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円)
財務諸表
財務諸表
3.信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
(1) 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高および主な種類別の内訳
45
自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項 目
基本的項目
(Tier1)
−
−
−
36,161
−
−
36,208
基本的項目
(Tier1)
の出資金3,334百万円は、全て普通出資金により調達しています。
なお、
連結子会社の資本調達は株式の発行により行っていますが、
出資者が当金庫のみのため、
本表においては連結調整により消去されています。
2.自己資本の充実度に関する事項
自己資本
(A)
(B)
2008年度末
36,208
33,087
3,120
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
3,368
364
−
−
−
4,032
−
588
2,045
1,398
−
4,032
−
−
−
−
−
3,104
703
−
−
−
4,302
−
763
2,393
1,145
−
4,302
−
−
13
−
−
−
−
−
−
−
13
−
4
8
−
−
13
−
−
20
−
−
−
−
−
−
−
20
−
4
16
−
−
20
−
−
−
−
−
−
−
−
−
753
753
375
84
293
−
−
753
−
−
−
−
−
−
−
−
−
949
949
355
−
356
237
−
949
2009年度末
2008年度末
2009年度末
個別貸倒引当金
2008年度末
2009年度末
合 計
2008年度末
一般貸倒引当金
(単位:百万円)
409,527
16,381
389,412
連結自己資本比率
(国内基準)
(A)÷
(E)
×100
8.83%
9.29%
連結におけるTier1比率
(B)
÷
(E)
×100
8.57%
8.49%
15,576
−
−
−
−
−
−
−
607
−
−
607
254
277
188
211
442
489
当期
増加額
178
254
141
188
319
442
当期減少額
目的
その他
使用
−
254
−
277
81
107
23
187
81
361
23
465
(3) 個別貸倒引当金および貸出金償却の業種別残高等
(単位:百万円)
期末
残高
178
254
141
188
319
442
業種区分
製造業
農業
林業
漁業
(4) リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
(単位:百万円)
リスク・ウェイト
区分
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
自己資本控除
合 計
エクスポージャーの額
2009年度末
2008年度末
格付
格付
格付
格付
合計
合計
有り
無し
有り
無し
− 20,728 20,728
− 18,884 18,884
−
3
3
−
708
708
13 194,611 194,624
17 170,379 170,396
− 334,363 334,363
− 343,992 343,992
300
48
348
494
47
542
− 316,695 316,695
− 293,293 293,293
− 20,819 20,819
− 21,602 21,602
−
375
375
−
322
322
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
314 887,645 887,960
512 849,230 849,742
(注)
1.格付は、適格格付機関が公表している依頼格付を使用してい
ます。
2.リスク・ウェイト区分は、信用リスク削減手法適用を勘案し
た区分としています。また、個別貸倒引当金が設定されてい
るエクスポージャーについては、個別貸倒引当金相当額を当
該エクスポージャーより控除した額で記載しています。
鉱業
建設業
電気・ガス・熱
供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業・
飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
国・地方公共団体
政府関係機関
個人
労働組合
その他
合 計
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
2009年度末
2008年度末
個別貸倒引当金
貸出金
当期減少額
期末
期首 当期
残高 増加額 目的 その他 残高 償却
使用
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
7
7
−
7
7
−
7
7
−
7
7
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
30
19
6
23
19
6
70
30
17
52
30
17
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
149
114
74
75
114
−
133
149
6
127
149
−
188
141
81
107
141
6
211
188
23
187
188
17
自己資本の
充実の状況
自己資本の
充実の状況
(注)1.当金庫連結グループの自己資本比率は、
「労働金庫法第94条1項において準用する銀行法第14条の2の規程に基づき、労働金庫及び労働金庫連
合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁・厚生労働省告示
第7号)」により、信用リスク・アセットの計算方法は標準的手法、オペレーショナル・リスク相当額の計算方法は基礎的手法を採用して自己
資本比率を算定しています。
2.法人等向けのエクスポージャーに対し一律100%のリスク・ウェイトを適用する特例は適用していません。
3.所要自己資本=リスク・アセット×4%
4.標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャーのうち「その他」に該当する主なものは、労働金庫連合会への出資、未収収
益、
固定資産、
および債務保証見返等のオフバランス取引等です。
−
−
−
−
−
−
−
−
729
−
−
729
連結情報
連結情報
(C)
+
(D)
−
出資金・
店舗・職員
出資金・
店舗・職員
リスク・アセット、
所要自己資本額の総額
−
−
−
−
−
193,085 167,306
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
20,124 20,105
213,209 187,411
35,297 38,097
71,982 67,142
105,930 82,171
−
−
−
−
213,209 187,411
組織機構図・
役員一覧
組織機構図・
役員一覧
2009年度末
2008年度末
リスク・アセット 所要自己資本 リスク・アセット 所要自己資本
信用リスク
(C)
386,936
15,477
367,574
14,702
標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
386,936
15,477
367,571
14,702
中央政府・中央銀行向け
−
−
−
−
我が国の地方公共団体向け
−
−
−
−
金融機関・証券会社向け
38,902
1,556
33,723
1,348
法人等向け
6,206
248
6,720
268
中小企業等・個人向け
209,337
8,373
191,239
7,649
抵当権付住宅ローン
117,027
4,681
120,397
4,815
三月以上延滞等
912
36
753
30
その他
14,550
582
14,736
589
証券化エクスポージャー
−
−
2
0
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
(D)
22,590
903
21,837
873
−
(注)
1.期末残高は、個別貸倒引当金控除前のエクスポージャーの額を表示しています。また、システム的にエクスポージャー区分による平残デー
タを保有していないことから、
期中平残については記載を省略しています。
2.エクスポージャー区分の
「その他資産等」の主なものは、労働金庫連合会等への金融機関預け金、労働金庫連合会への出資、未収収益、固定資
産等です。
3.
「地域別」において、
「ファンド」
については個々の資産を地域区分別に管理していないことから、
全て国内に集約して記載しています。
4.
「業種別」において、
「ファンド」
および金融機関預け金を除く
「その他資産等」
については、
「その他」
に集約して記載しています。
5.
「残存期間別」
において、金融機関預け金を除く
「その他資産等」
については、
「期間の定めのないもの」
に集約して記載しています。
期首
残高
リスク・アセットおよび所要自己資本
(E)
−
−
3,491
−
2,658
1,076
11,575
−
636,264
422
791
656,638
38,274
65,176
143,333
129,381
280,473
656,638
(2) 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高および期中の増減額
(単位:百万円)
(単位:百万円)
2009年度末
36,161
35,119
1,041
−
−
−
3,790
−
2,529
885
8,499
−
652,709
313
633
669,362
40,264
62,702
146,681
133,720
285,993
669,362
その他の業務
その他の業務
自己資本
基本的項目
(Tier1)
補完的項目
(Tier2)
控除項目
−
−
3,491
167,327
2,658
1,076
14,680
703
636,264
422
21,846
849,323
76,727
133,086
228,269
130,765
280,473
849,323
有価証券に
関する指標
有価証券に
関する指標
(注)
「その他有価証券評価差損
(△)
」は、
「平成20年金融庁・厚生労働省告示第7号」により、
2012年3月31日まで自己資本からの控除を要しないとする
特例が実施されています。
なお、
特例を考慮しない場合の金額は、
2008年度が△13百万円、
2009年度がネット損益プラスであり、
いずれも自己資本比率への影響はありません。
−
−
3,790
193,098
2,529
885
11,868
364
652,709
313
21,511
887,371
75,937
135,362
254,958
135,119
285,993
887,371
貸出金等に
関する指標
−
−
預金に
関する指標
−
2009年度末 2008年度末
887,371 849,323
−
−
887,371 849,323
299
852
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
貸出金、コミットメ
金融派生
三月以上延滞等
ントおよびその他の
債券
ファンド
その他資産等
デリバティブ以外の
商品取引
オフバランス取引
2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末 2009年度末 2008年度末
669,362 656,638
4,032
4,302
13
20
753
949 213,209 187,411
729
607
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
669,362 656,638
4,032
4,302
13
20
753
949 213,209 187,411
729
607
−
358
299
494
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
経営指標
−
国内
国外
合 計
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電 気・ガ ス・熱
供給・水道業
運輸・通信業
卸売・小売業・飲食店
金融・保険業
不動産業
サービス業
国・地方公共団体
政府関係機関
個人
労働組合
その他
合 計
期間の定めのないもの
1年以下
1年超5年以下
5年超10年以下
10年超
合 計
(単位:百万円)
資産内容の開示
貸出金等に
関する指標
自己資本額
計 (B)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリ
バティブの免責額に係る控除額
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー及び信用補完
機能を持つI / Oストリップス
控除項目不算入額
(△)
計 (C)
(A)
+
(B)
−
(C)
(D)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
33,087
866
254
2,000
−
3,120
−
残存期間別
預金に
関する指標
控除項目
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
補完的項目不算入額
(△)
−
−
−
−
−
−
−
−
−
35,119
862
178
−
−
1,041
−
合 計
業種別
経営指標
計 (A)
補完的項目
(Tier2)
2008年度末
3,334
−
−
−
29,753
−
地域別
資産内容の開示
出資金
非累積的永久優先出資
優先出資申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
連結子法人等の少数株主持分
その他有価証券の評価差損
(△)
処分未済持分
(△)
自己優先出資
(△)
自己優先出資申込証拠金
営業権相当額
(△)
のれん相当額
(△)
為替換算調整勘定
新株予約権
企業結合により計上される無形固定資産相当額
(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額
(△)
2009年度末
3,334
−
−
−
31,785
−
3.信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
(1) 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高および主な種類別の内訳
財務諸表
財務諸表
Ⅱ.連結情報
(注) 個別貸倒引当金および貸出金償却とも、すべて国内エクス
ポージャーに対するものです。
46
47
自己資本の充実の状況
財務諸表
資産内容の開示
経営指標
預金に
関する指標
貸出金等に
関する指標
有価証券に
関する指標
その他の業務
組織機構図・
役員一覧
出資金・
店舗・職員
連結情報
自己資本の
充実の状況
48
4.信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円)
信用リスク削減手法
適格金融
資産担保
クレジット・
デリバティブ
保証
2009 2008 2009 2008 2009 2008
年度末 年度末 年度末 年度末 年度末 年度末
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用さ
2,802 2,973 2,013 2,094
−
−
れたエクスポージャー
わが国の政府関係機関向け
−
− 364 404
−
−
エクスポージャー
地方三公社向けエクスポー
ジャー
−
事業法人等向けエクスポー
ジャー
273
中小企業等・個人向けエク
スポージャー
延滞エクスポージャー
− 1,598 1,632
263
−
−
−
−
−
−
6.証券化エクスポージャーに関する事項
(1)
オリジネーターの場合
該当はありません。
(2)
投資家の場合
① 保有する証券化エクスポージャーの額および主な原資産の種
類別の内訳
(単位:百万円)
2009年度末
証券化エクスポージャーの額
カードローン
住宅ローン
自動車ローン
②
2,524 2,707
4
1
50
57
−
−
−
−
−
−
5.派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関する事項
与信相当額等
(単位:百万円)
グロス再構築コストの額
(A)
グロスのアドオンの額
(B)
グロスの与信相当額 (A)
+
(B) (C)
ネッティングによる与信相当額の削減額(D)
担保による信用リスク削減手法の効果勘
案前の与信相当額 (C)
−
(D) (E)
外国為替関連取引
金利関連取引
金関連取引
株式関連取引
貴金属関連取引
(金関連取引を除く)
その他コモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ取引
担保の額
(F)
現金・自金庫預金
国債・地方債等
担保による信用リスク削減手法の効果勘
案後の与信相当額 (E)
−
(F) (G)
派生商品取引
2009年度末 2008年度末
0
0
13
20
13
20
−
−
13
20
−
8
−
4
−
−
−
−
−
−
0
16
−
3
−
−
−
−
−
−
13
20
(注)
1.与信相当額は、カレント・エクスポージャー方式を用いて算
出しています。
2.派生商品取引は、当金庫直取引の他、ファンドの一部に含ま
れる取引を加算して記載しています。
3.長期決済期間取引は該当がないことから、定量情報、定性情
報とも記載を省略しています。
2008年度末
−
−
−
−
11
−
11
−
保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト区分ご
との残高および所要自己資本の額等
(単位:百万円)
リスク・ウェイト区分
20%
50%
100%
350%
自己資本控除
カードローン
住宅ローン
自動車ローン
エクスポージャー残高 所要自己資本の額
2009
2008
2009
2008
年度末
年度末
年度末
年度末
−
11
−
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(注)
所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4%
③
証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出
される信用リスク・アセットの額
経過措置は適用していません。
7.出資等エクスポージャーに関する事項
(1)
貸借対照表計上額および時価
(単位:百万円)
2009年度末
貸借対照表
時価
計上額
上場株式等
非上場株式等
その他
合 計
5
6,306
114
6,425
2008年度末
貸借対照表
時価
計上額
5
−
−
5
7
6,306
97
6,410
7
−
−
7
(注)
1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいて
算定しています。
2.非上場株式等には、労働金庫連合会出資金を含めて計上して
います。
3.
「その他」の区分には、投資信託の資産に含まれる出資等エク
スポージャーについて、当金庫の保有割合で算定した額を計
上しています。
(2)
出資等エクスポージャーの売却および償却に伴う損益の額
(単位:百万円)
2009年度末
売却益
売却損
償 却
2008年度末
−
1
−
−
0
4
(3)
貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価
損益の額
(単位:百万円)
2009年度末
評価損益
2008年度末
1
(4)
貸借対照表および損益計算書で認識されない評価損益の額
該当はありません。
△2
営業のご案内
C O N T E N T S
主な商品のご案内……………………………… 50
各種サービス・その他の業務のご案内……… 54
主な手数料一覧………………………………… 56
北海道ろうきん店舗一覧……………………… 58
北海道ろうきん自動機一覧…………………… 60
主な商品のご案内
(2010年6月末現在)
預
■出し入れ自由な便利さで日常の暮らしにお役立て
の
種
類
期 間
お預入れ金額
し く み と 特 徴
普 通 預 金
貯 蓄 預 金
期間の定めはありません
(出し入れ自由)
定 期 預 金
エ ー ス 預 金
該当の各商品と同様です
「預ける、貯める、支払う、借りる、受取る」の機能を1冊にセット。
普通預金の便利さと定期預金の有利さを活かし、さらに自動融資
(定期預金・積立定期預金・エース預金の90%以内、最高300万
円まで)もご利用いただけます。
期間の定めはありません
(出し入れ自由)
給与・年金等のお受取りや公共料金などの自動支払にご利用いた
だけます。キャッシュカードの利用で便利さが広がります。
通
預
金
普通預金無利息型
(決済用預金)
期間の定めはありません
(出し入れ自由)
貯
期間の定めはありません
(出し入れ自由)
蓄
預
金
1円以上
1円以上
お利息はつきませんが、預金保険制度において全額保護の対象と
なります。
残高の金額のランク(6段階)
に応じて、金利が設定されます。
類
一般型(エース1)
期 間
の
種
類
期 間
目標期日指定型(エース2)
積立てが終わってから3年∼20年の間、
年金形式で受取れます。
■セカンドライフに向けて有利に積立て
年金受取型預金
「ゆとり待夢」
300万円未満の資金を有効に。ボーナス預金などに最適です。
預入期間1年以上のものは、6カ月以上のお預入れ後に、一部払戻
しも可能です。
300万円以上
1,000万円未満
300万円からのお預入れに。分散している預金のおまとめに。
預入期間1年以上のものは、6カ月以上のお預入れ後に、一部払戻
しも可能です。
(残り預入額300万円以上)
自由金利型定期預金
ハ イ パ ー Σ定 期
3カ月以上10年以内で所定
の定型方式と期日指定方式
ス ー パ ー 定 期300
公的年金支給開始までのつなぎ資金、公
的年金の上乗せ資金として、ライフプラン
に合わせて分割してお受取りいただく、年
金受取型の預金です。ご利用状況に応じた
上乗せ金利が適用されます。
金
の
種
類
ハイパーΣ 定期300
年
金
定
期
期 間
1年以上5年以下
(据置期間)
預
金
の
種
類
座
預
金
1,000万円以上
1,000万円からのまとまった資金のお預入れに。
預入期間1年以上のものは6カ月以上のお預入れ後に、一部払戻
しも可能です。
(残り預入額1,000万円以上)
通
知
預
金
100万円以上
300万円未満
6カ月ごとの複利計算。6カ月の据置期間経過後は、
いつでもお引
出しいただけます。
(一部払戻しの場合は、残り預入額100万円
以上)
譲渡性預金
(NCD)
300万円以上
1,000万円未満
300万円からのお預入れに。6カ月の据置期間経過後はいつでも
お引出しいただけます。
(一部払戻しの場合は、残り預入額300
万円以上)
1年以上3年以内
1円以上
300万円未満
1年ごとの複利計算。
1年以上のお預入れ後は1カ月前までのご通知でいつでもお引出
し
(1万円以上)
可能です。
変動金利定期預金
1年以上3年以内で所定の
定型方式と期日指定方式
1円以上
6カ月ごとに金利が変動する定期預金です。
3年ものは複利もご利用いただけます。
全力投求
6カ月
「投資信託」と同額
もしくはそれ以下
で最低10万円以上
当金庫取扱いの投資信託(一部ファンド除く)とのセット購入
で、定期預金に特別金利を適用いたします。特別金利は当初6カ
月のみの適用となります。
お預入れ金額
し く み と 特 徴
100万円以上
1,000万円以内
退職金・預金などを一括でお預入れし、
据置期間の後、
年金方式で
お受取りいただく商品です。公的年金の補完として最適です。
100万円以上
350万円以内
ろうきんで公的年金をお受取りの方専用の定期預金です。店頭
表示金利に上乗せ金利が適用されます。
期 間
期間の定めはありません
(出し入れ自由)
お預入れ金額
し く み と 特 徴
1円以上
取引の決済口座にご利用ください。
支払いは小切手・約束手形で。
7日以上
1円以上
まとまった資金の短期運用に便利です。
お引出し日の2日前までにご通知ください。
1日以上10年以下
5,000万円以上
1円単位
大口資金の運用に。債権譲渡可能な預金です。
*預金商品については、
店頭に説明書をご用意していますのでご利用ください。
*譲渡性預金
(NCD)
以外の全ての預金は、
「預金保険機構」
の預金保険の対象です
資産運用商品
(2010年6月末現在)
当金庫では、お客様のマネープランに応じた長期的な資産運用をサポートするため、全店で
「長期国債」
「中期国債」
「個人向
け国債」
「投資信託」
の窓口販売をお取扱いしています。
索 引
ワ イ ド 定 期
(期日指定定期預金)
1年・3年
公的年金のお受取り口座をろうきんにご
指定いただくと、店頭表示金利に金利が上乗
せされる定期預金です。
■その他の預金
当
5年
(据置期間6カ月)
※資産運用商品は預金保険の対象外です。
■目的にあわせた積み立てを、給与天引きで着実に財産形成
※以下の商品はリスクが伴いますので、商品内容を十分にご理解の上、ご利用ください。
※取扱商品等の詳細につきましては、北海道ろうきん本支店までお問い合わせください。
財形貯蓄
※
「住宅財形」
「年金財形」
合わせて、
貯蓄残高550万円までのお利息は非課税扱いです。
種 類
国 債 窓 口
販 売 業 務
財形貯蓄は「一般財形」
「住宅財形」
「年金財形」の3タイプ。毎月の給与や手当てから自動的に積み立てる
ため、
手間いらず。無理なく計画的な将来の資金づくりにご利用ください。
便利な一般財形と有利な非課税財形(住宅・年金)のセット契約、
財形契約後の積立額アップも可能です。
長期利付国債
中期利付国債
個人向け国債
預
財形貯蓄
ROKIN DISCLOSURE 2010
1カ月以上10年以内で所定
の定型方式と期日指定方式
年金定期
営業のご案内
1円以上
300万円未満
ス ー パ ー 定 期
50
し く み と 特 徴
目標日
(満期日)
を設定し、
お積立ていただけます。
目標日
(満期日)
以降に一括して払戻しできます。
1円以上
3年以上
年 金 受 取 型 預 金
ゆ と り 待 夢
お預入れ金額
積立期間を決めず自由にお積立ていただけます。
積立てを継続しながら残高の全部または一部払戻しが可能です。
歩 み
金
し く み と 特 徴
期間の定めはありません
定期預金
預
お預入れ金額
年金型(エース年金)
預
■まとまったお金を安定して運用
種
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
ろうきんでは、
「普通預金
(無通帳型)
」をお取扱いしています。従来の普通預金とは異なり、通帳は発行せず、お取引
明細については定期的に発行されるステートメント
(お取引明細)またはインターネット・モバイルバンキングで
確認できる機能を備えた商品です。既存の有通帳型と無通帳型との間で切り替えが可能です。
普通預金
(無通帳型)
の
2009年度の
事業概況
総合口座
普
金
金
エース預金
預
積立型預金
北海道ろうきんの
概要
■ライフプランに合わせて自由に積立て
預金商品
金
の
種
類
期 間
一 般 財 形
3年以上のエンドレス積立
住 宅 財 形
5年以上のエンドレス積立
(住宅取得の場合は5年未満でも可)
年 金 財 形
5年以上
お預入れ金額
し く み と 特 徴
お使いみちは自由。積立てを継続しながら必要な資金を払い戻す
ことができます。
1,000円以上
1,000円単位
投資信託窓口販売業務
マイホームの建設・購入やリフォーム計画に最適な財形です。
将来に備えた私的年金資金の形成に最適です。60歳から年金と
してお受取りいただけます。
個人向け国債
特徴・留意点
国が発行する安全性の高い債券です。満期日の元本の償還や半年ごと
の利子のお支払いは国が行います。
※中途換金した場合、
投資金額を下回ることもございます。
期間
申込単位
10年
5万円
2年
5万円
3年・5年または10年
1万円
多くの投資家から集めた資金をひとつのファンド
(基金)
としてまとめ、専門の運用会社が株式や債券などに分散投資し
て運用する商品です。
※市場価格の変動によっては、
お預りした払込金が満期時に元本割れすることもございます。
個人向け国債は、お客様のニーズに合わせて「変動金利型(満期10年)」と「固定金利型(満期3年)」
、
「固定金利型(満期
5年)
」の3種類があり、
0.05%(年率)の最低金利が保証されています。
51
(2010年6月末現在)
■主な個人向けローン(無担保ローン)
マイホームの新築・購入・増改築・土地の購入資金のほか、他の金融機関でお借入中の住宅
ローンの借換え資金としてもご利用いただけます。ご利用金額は最高5,000万円、期間も最長35
轟
(とどろき)ローン
若年層や女性向け、エコカー等をご購入の場合は、轟ローンより
許取得費用、他の金融機関でお借入中のマ
低金利でご利用いただける自動車ローンもご用意しています。
イカーローンの借換資金などクルマに関わ
るあらゆるお使いみちにご利用いただけま
す。ご利用金額は最高1,000万円(ただし、前
年年収の範囲内)まで。期間は固定金利タ
イプで10年以内と長く、計画的な返済プラ
轟ヤング
25歳以下、または29歳以下で勤続年数3年以内の会員(および会員
のご家族)
の方専用のマイカーローンです。
轟レディ
女性専用のマイカーローンです。
類
新車・中古車・車庫・車検・免許取得からバイク・ボートまで、
様々なカーライフに関する費用にご利用いただけます。
教 育 ロ ー ン
10年以内
(変動金利)
15年以内
(固定金利)
1,000万円まで
高校・大学・専門学校などの入学費用から、受験料や下宿代、予備
校・塾の費用などもOK。教育に関わるあらゆるお使いみちに。
特別教育ローン
10年以内
(固定金利)
10年以内
(変動金利)
15年以内
(固定金利)
150万円まで
(1対象子弟につき)
入学または進学に必要な一切の費用に。
(社)北海道労働者福祉基金協会が利子補給します。
住宅の新築・中古住宅・土地の購入や、他の金融機関で借入中の
住宅ローンの借換え資金などにご利用いただけます。
1,000万円まで
増築・改築・改装費用や、他金融機関で借入中のリフォームロー
ンの借換え資金などにご利用いただけます。
10年以内
(変動金利)
1,000万円まで
15年以内
(固定金利特約型)
担保不要で、他金融機関や住宅金融支援機構などでお借入中の住
宅ローン借換え資金などにご利用いただけます。
フ リ ー ロ ー ン
7年以内
(変動金利)
10年以内
(固定金利)
1,000万円まで
生活に関わるあらゆるお使いみちに。レジャー・旅行・冠婚葬祭
費用などにご利用いただけます。
300万円まで
お使いみち自由で、手続き簡単な多目的ローン。かんたんローン
よりも有利な金利でご利用いただけます。【会員の方限定】
ー
災害救援ローン
10年以内
(固定金利)
最高300万円まで
(
当金庫所定の条件審査
により融資額を決定さ
せていただきます。
)
1,000万円まで
(
信販キャッシング・消
費者金融の借換えは
400万円まで
お使いみち自由。レジャー・旅行・冠婚葬祭費用等、お客様のラ
イフプランをバックアップします。
他金融機関でお借入中のローンの借換え資金に。
【会員の方限定】
)
200万円まで
【生活資金】10年以内(固定金利)
500万円まで
【住宅資金】15年以内(固定金利)
育児期間中、育児または介護休職中の生活費、介護用品の購入・設
置資金など、育児と介護に係る資金に低金利で安心してご利用い
ただけます。対象者には、
(社)北海道労働者福祉基金協会が利子
補給します。
(条件に合致する場合)
災害(地震・台風・豪雨・土砂崩れ等の自然災害または火災等)に
おける被災者の方の早期の生活安定と災害復旧を目的として、生
活資金・住宅資金としてご利用いただけます。
契約期間
1年
(自動更新)
10万 円 か ら300万
円までの9コース
お使いみち自由。カード融資枠の範囲内で何度でもご利用いただ
けます。借入限度額によって毎月のご返済額が異なります。
マイプランポケット
契約期間
1年
(自動更新)
10万円・30万円・
50万円・70万円・
100万円の5コース
お使いみち自由。マイプランカードの融資枠をミニ版にしました。
借入限度額によって毎月のご返済額が異なります。
金利もより有利です。
【会員の方限定】
ロ ウ キ ン グ
契約期間
1年
(自動更新)
10万円・30万円・
50万円の3コース
お使いみち自由。はたらく人を広く応援するカードローンです。
パート・契約社員の方もご利用いただけます。
マ イ プ ラ ン
ご利用期間
※「会員」とは、北海道労働金庫に出資加入いただいている団体の構成員の方を指します。
※災害救援ローンには、有担保ローンもございます。
※その他、
「預金担保融資」
「年金ローン」
「勤労者福祉資金融資」
「見合融資
(退職金)
」など、各種ローンをご用意しています。
融資限度額
お 使 い み ち と 特 徴
35年以内
■変動金利
■上限金利特約型
■固定金利期間特約型
5,000万円まで
住宅の新築・中古住宅・土地の購入や他の金融機関でお
借入中の住宅ローンの借換資金、住宅の増改築・修繕資
金などにご利用いただけます。金利は変動金利・上限金
利特約型・固定金利期間特約型の3つのタイプから、ゆと
りの返済計画に合わせてお選びいただけます。
●住宅資金使途
35年以内
■変動金利
■上限金利特約型
■固定金利期間特約型
5,000万円まで
お使いみちは住宅資金・マイカー購入・教育費など生活
資金に。担保力に応じた融資枠を設定し、その範囲内で
くり返しご利用いただけます。最長5年の元金据置返済
もあります。
●多目的使途
35年以内
(変動金利)
2,000万円まで
ろうきんフラット35
住宅金融支援機
構提携ローン
35年以内
(固定金利)
ろうきんフラット50
住宅金融支援機
構提携ローン
50年以内
(固定金利)
生き活きローン
(
)
(
)
100万円以上8,000万円以内で、 住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)を活用した
建設費または購入価格の100% 全期間固定金利の住宅ローンです。
以内
新築資金・新築建売住宅購入資金・マンション購入資
100万円以上6,000万円以内で、 金・中古住宅購入資金(土地取得資金を含む)の他、フ
建設費または購入価格の60%以 ラット35の場合は他金融機関でお借入中の住宅ローン
内(フラット35との併用の場合 の借換資金としてもご利用いただけます。
*住宅金融支援機構を抵当権者として1番抵当権を設定していただきます。
は100%以内)
※原則、融資対象となる土地・建物に1番抵当権または根抵当権を設定していただきます。
【個人向けローンご利用の留意事項】
ローンのお申込に際しては、当金庫および保証機関所定の審査があり、審査の結果、ご希望に沿えない場合があり
ますので、あらかじめご了承ください。
上記商品の詳細につきましては、北海道ろうきん本支店までお問い合わせください。
ろうきんのローンをご利用いただく場合は、主として全国のろうきんが協同で設立した「日本労働者信用基金協会」
保証機関 (日本労信協)への保証料をお支払いいただき、保証人にかわって日本労信協が保証を行います。また、その他にも「北
海道勤労者信用基金協会」
(道労信協)や、
信販会社による保証もお取扱いしています。
火災保険、火災共済のご案内
●損保窓販業務
索 引
育児・介護支援ローン
類
営業のご案内
無担保借換住宅ローン
無担保借換ローン
10年以内
(固定金利)
(おまとめくん)
種
歩 み
ROKIN DISCLOSURE 2010
お 使 い み ち と 特 徴
1,000万円まで
会 員 提 携 融 資
10年以内
(固定金利)
無 (メンバーズローン)
担
保 か ん た ん ロ ー ン 10年以内
(固定金利)
ロ ( お 助 け く ん )
ン
融資限度額
7年以内
(変動金利)
10年以内
(固定金利)
無担保リフォームローン
52
ご利用期間
轟
(とどろき)
ローン
無担保住宅ローン
ン
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
種
ー
住宅ローン
不 動 産 担 保 ロ ー ン
ン
ロ
利用ください。
うきん》の自信作です。
ー
生命保険は、ろうきん負担で
「ろうきん団体信用生命保険」にご加入いただけます。なお、火
災保険についてはお客様のご負担により、
任意の火災保険、火災共済にご加入いただきます。
低公害車
(燃料電池車・電気自動車・天然ガス自動車・メタノール
自動車・ハイブリッド自動車)や福祉介護車両の購入の場合にご
轟エコ
ンがたてられます。轟ローンは
《北海道ろ
年と長く、また、お客様のニーズに合わせて変動金利型、上限金利特約型、固定金利期間特約型の
3つのタイプを取り揃え、
いろいろなバリエーションの中からお選びいただくことができます。
2009年度の
事業概況
新車・中古車の購入から車庫・車検・免
ロ
住宅ローン
北海道ろうきんの
概要
■主な個人向けローン
(不動産担保ローン)
融資商品
当金庫では、株式会社損害保険ジャパンの代理店として、
「ろうきん住宅ローン総合保険」の代理店業務を行って
います。当金庫住宅ローンをご利用の方へ、
充実した保証で暮らしを守る火災保険をご用意しています。
●共済代理業務
当金庫では、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)の代理店として、
「ろうきん住宅ローン専用火災共済」
および「火災共済・自然災害共済」の代理募集業務を行っています。当金庫住宅ローンをご利用の方へ、きめ細かく
大きな保証で暮らしをバックアップする共済をご用意しています。
※北海道ろうきんホームページでは、
「保険募集指針」・「共済募集指針」を提示しています。(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
公的融資
ろうきんでは窓口にて、住宅金融支援機構などの住宅資金融資や、日本政策金融公庫の国の教育ローンなどもお
取扱いしています。
53
各種サービス・その他の業務のご案内
*掲載しました各種サービスの詳細につきましては、
最寄りのろうきん窓口までお問合せください。
(2010年6月末現在)
全国のろうきん
「お引出し」
・
「ご入金」
・
「残高照会」
・
「お振込」
申込み手続きは一切不要です。普通預金または貯蓄預
金のキャッシュカードが、百貨店・スーパー・ガソリ
ンスタンドなどの「J-Debit」マークのあるお店(加盟
店)で、お買物や飲食代のお支払いにご利用いただけ
ます。会費や手数料もかかりません。
※本サービスを希望されない方は、ろうきん窓口までお申し出
ください。
※ご利用いただけるのは加盟店に限られます。
Webお知らせサービス
現在当金庫から書面でお届けしている
「残高のお知らせ」などのお客様宛通知
を、インターネットや携帯電話によりご
確認いただくサービスです。
※最新の残高はご確認いただけません。
※個人のお客様が対象です。
※ご利用にあたっては、お申込み手続きが必要です。
※財形貯蓄につきましては、所属企業との契約により、当サービ
スをご利用いただけない場合があります。
MICS加盟金融機関
(注)
「お引出し」
・
「ご入金」
・
「残高照会」
コンビニエンスストア
ゆうちょ銀行
「お引出し」
・
「ご入金」
・
「残高照会」
セブン銀行
「お引出し」
・
「ご入金」
・
「残高照会」
イオン銀行
「お引出し」
・
「残高照会」
セブン銀行・イオン銀行でのご利用が便利!
※本サービスを希望されない方は、ろうきん窓口までお申し出くだ
さい。
※ご利用いただける収納機関は、当金庫ホームページからご確認い
ただけます。(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
インターネット・モバイルバンキングサービス
ATM利用手数料一覧表
セブン銀行
お引出し
19:00∼23:00
無料
105円
無料
お引出し
8:00∼21:00
平日
土曜・日曜・祝日
21:00∼23:00
無料
無料
※ATMの設置店により稼動時間が異なる場合があります。
※ろうきんのカードでご利用いただいた場合の手数料を掲載しています。
当金庫では、給与振込・公的年
金振込をろうきんに指定する
と、
〈ゆうちょ銀行〉や
〈他金融
機関〉
〈コンビニエンスストア〉
のCD・ATMか ら ろ う き ん の
指定口座のお金を引き出す際
にかかる利用手数料を、後から
お客様にお返しするサービス
を実施しています。一旦ご負
担いただいた各月分の手数料
の《105円×利用回数》の合計額を、利用した月の翌々
月の10日にお客様のろうきん給与・公的年金振込口
座へお返しします。
※ご利用にあたっては、お申込み手続きが必要です。
※メンテナンス等により一部ご利用いただけない日、時間帯が
ありますのでご了承ください。
※お振込のご利用には所定の手数料がかかります。
※住所変更に関して、財形貯蓄をご契約いただいている方は、別
途住所変更手続きが必要となります。
※一般財形の支払いに関しては、所属企業との契約により、当
サービスをご利用いただけない場合があります。
※ご利用にあたっては、お申込み手続きが必要です。
※ご利用手数料は無料です。
ろうきん電話振替サービス(ZATTS)
財形預金またはエース預金契約者
の方からの電話
(プッシュ式電話、
携帯電話、PHS)にて、払戻しサー
ビス(一般財形またはエース預金
1型)と残高照会サービス(一般財
形・年金財形・住宅財形・エース
預金1型)がご利用いただけます。
し か も、ZATTS利 用 料 は 無 料 で
す。 電 話 で 簡 単・ 便 利・ ス ピ ー
ディーにご利用いただけます。
※ご利用にあたっては、お申込み手続きが必要です。
※払戻しは、ご本人名義のろうきん普通預金口座への振込みと
なります。
※所属企業との契約により、当サービスをご利用いただけない
場合があります。
自動支払いサービス
5大公共料金
(電気・水道・ガス・電話・NHK)をはじ
め、クレジットカードのご利用代金や各種保険料など
の口座自動支払サービスを取扱っています。また、
国・地方公共団体の収納業務もお取扱いしています。
当金庫では、給与振込などの国内のお客様の間での資
金の送金(送金為替)、公共料金引落しなどの取立ての
仲介(代金取立)業務を行っています。
有価証券投資業務
業務上の余裕資金の一部について、確実性、流動性、収
益性に留意して有価証券投資を行っています。詳しく
は31頁に掲載しています。
その他
当金庫では、商品有価証券売買業務、外国為替業務、社
債受託および登録業務、金融先物取引等の受託等業
務、信託業務は行っていません。
日曜ローン相談会の開催について
ローンの相談をしたいけれど平日
に時間がないという方に、当金庫
では、下記の日程にて日曜ローン
相談会を開催します
(一部の店舗
を除く)
。住宅ローン、自動車ロー
ン、教育ローンなど、ローンのご相
談なら何でも承りますので、お気
軽にお越しください。
索 引
他行CD・ATM利用手数料還元サービス
ご利用内容
● 残高・口座照会 ● お振込・お振替
● 入出金明細照会 ● 一般財形の支払
● 定期預金の口座開設・入金・支払・解約
● 住所変更
(パソコンのみ)
● 公共料金自動引落のお申込み
(パソコンのみ)
● 税金・各種料金の払込み
「Pay-easy」
● ローンの相談受付資料請求
インターネットを通じた団体のお客様からの依頼に
基づき、ろうきんが総合振込や給与振込など大量デー
タの一括振込を行うサービスです。本サービスのご利
用にあたっては、
「法人版インターネットバンキング
サービス」の契約をしていることが条件となります。
お客様のパソコンへ専用ソフトをインストールする
必要はありません。
内国為替業務
(2010年7月∼2011年3月)
2010年
7月25日
(日) 9月26日
(日)10月31日
(日)
11月28日
(日)12月12日
(日)
2011年
2月 6日
(日) 3月 6日
(日)
10:00∼16:00
実施店
54
イオン銀行
インターネットファームバンキング
※申込書は店頭にご用意しています。
※当金庫ホームページからもお申込みいただけます。
(http://www.rokin-hokkaido.or.jp)
※このサービスは、㈱三井住友銀行が提供しているもので、当金庫
がお客様と同社の間の取次ぎを行います。
開催日時
ROKIN DISCLOSURE 2010
(手数料金額には消費税が含まれています)
※ご利用にあたっては、お申込み手続きが必要です。
※ご利用手数料は無料です。
※メンテナンスなどにより一部ご利用いただけない日・時間帯
がありますのでご了承ください。
各種外国紙幣・トラベラーズチェックを、代金引換でお
客様のご自宅またはお勤め先に宅配するサービスです。
営業のご案内
お預け入れ
平日、土曜
日曜・祝日
7:00∼19:00
インターネットに接続されてい
るパソコンやiモード・EZweb・
Yahoo !ケータイに対応する携
帯電話
(一部機種を除く)さえあ
れば、振込や残高照会・一般財形
の支払い・定期預金の作成など
のサービスをいつでも、どこから
でもご利用いただけます。年間手
数料は無料です。
ろうきんに普通預金または当座預金口座を保有する
団体のお客様向けのバンキングシステムです。イン
ターネットに接続されているパソコンから、振込や預
金口座の残高照会などをご利用いただけます。
外貨宅配サービス
歩 み
ろうきんは、
〈セブン銀行〉
・
〈イオ
ン銀行〉との間でATM提携をして
います。セブンイレブンやイトー
ヨーカドー、ジャスコやポスフー
ル等にある全国のセブン銀行
ATMやイオン銀行ATMでろうき
んカードがご利用いただけます。
ろうきんキャッシュカードを使用
して、口座振替依頼書のご記入・
お届印なしで口座振替のお申し込
みが行えるサービスです。Payeasy( ペ イ ジ ー)口 座 振 替 受 付
サービスのマークと労働金庫の表示がある収納機関の窓
口等でお申し出ください。手数料はかかりません。
法人版インターネットバンキング
ろうきんのお客様口座から、ご指定の金融機関のお客様
口座へ自動的に一定額を送金するサービスです。最初の
一度の手続きで、
その後は自動的に送金が可能です。
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
(注)
セブン銀行ATMでご利用いただけます。個人のお客様は、相互入
金業務加盟金融機関のATMでもご利用いただけます。
Pay-easy(ペイジー)口座振替受付サービス
自動送金サービス
2009年度の
事業概況
ろうきんカード(キャッシュ・ローン)は、全国のろう
きんはもちろん、
〈ゆうちょ銀行〉や〈MICS加盟の金融
機 関( 都 銀・ 地 銀・ 第2地 銀・ 信 託 銀 行・ 信 金・ 信
組・農協・漁協)
〉ならびにコンビニ・スーパー(セブ
ンイレブン、ジャスコ等)などにあるATM・CDでもご
利用いただけます。
デビットカードサービス
北海道ろうきんの
概要
オンラインキャッシュサービス
●本店営業部(ローンプラザ)
●札幌東支店
●札幌北支店
●千歳市店
●江別支店
●釧路支店
●室蘭東支店
●北見支店
●岩見沢支店
●苫小牧支店
●帯広支店
●札幌西支店
●札幌麻生支店
●旭川支店
●函館支店
●小樽支店
●滝川支店
※収納機関によりお取扱いできない場合があります。
55
主な手数料一覧
(2010年6月末現在)
■振込手数料
(1件につき)
■その他の手数料(預金・融資関連)
窓口利用
ろうきん本支店宛
他金融機関宛
1万円未満 1万円以上 3万円以上
1万円未満 1万円以上 3万円以上
315円
420円
630円
420円
525円
735円
105円
ATM利用
210円
105円
インターネットバンキング
(個人版)
利用
文書扱い
電信扱い
420円
105円
105円
315円
105円
315円
105円
420円
210円
210円
項 目
630円
262円
会員
無料
無料
無料
会員
210円
315円
525円
会員外
105円
105円
210円
会員外
210円
315円
525円
手 数 料
小切手帳発行手数料
(用紙代)
1冊
(50枚綴り)
525円
手形帳発行手数料(用紙代)
1冊(50枚綴り)
525円
自己宛小切手発行手数料
1枚につき
525円
通帳・証書・出資証券再発行手数料
1冊(1枚)
につき
525円
各種証明書発行手数料
1通につき
210円
磁気ストライプカード再発行手数料
(媒体変更・仕様変更含む)
525円
ICカード発行手数料
1,050円
シングルストライプのICローンカードの発行手数料(MSカードからの媒体変更を含む)
※同一店舗内のお振込は無料です。 ※ろうきん本・支店宛のお振込のうち、
団体会員が振込依頼人となる場合は無料となります。
普通扱い
630円
至急扱い
840円
630円
630円
630円
取立手形店頭呈示料
630円
630円
不渡手形返却料
630円
630円
夜間金庫手数料
ファームバンキング(FB)
無料
インターネットFBサービス利用手数料
(月額)
無料
両替手数料
1万円未満 1万円以上 3万円以上
52円
157円
501枚∼1,000枚
420円
630円
630円+1,000枚毎315円(注1)
157円
367円
367円
472円
精算手数料
525円
無料
501枚∼1,000枚
420円
1,001枚∼2,000枚
840円
840円+1,000枚毎420円(注1)
2,001枚∼
8:00∼
8:45
8:45∼
18:00
18:00∼
21:00
9:00∼
14:00
14:00∼
17:00
17:00∼
19:00
9:00∼
17:00
17:00∼
19:00
無料
無料
無料
無料
無料
無料
無料
無料
210円
210円
105円
210円
105円
105円
210円
105円
210円
210円
210円
210円
−
210円
210円
−
提携金融機関のカードによる
「お引出し」
210円
105円
210円
105円
210円
−
210円
−
提携クレジットカードご利用による
「お引出し」
105円
無料
105円
無料
105円
105円
105円
105円
2000年7月2日以前の
融資実行口座
全額繰上償還
不要
2000年7月3日以降の
全ての融資実行口座
一部繰上償還
不要
全額繰上償還
31,500円
信販保証を除く有担保
信販保証の有担保
全ての融資口座
一部繰上償還
平日
土曜日
不要
全額繰上償還
不要(注2)
返済方法等(有担保)
変更手数料
再特約手数料
(再特約自動更新を含む)
不要
2001年7月2日以降の
融資実行口座
5,250円
不動産担保融資取扱手数料
47,250円
内払融資取扱手数料
10,500円
移管手数料(他の労働金庫に移管する場合)
融資残高証明書発行手数料
(住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書を除く)
■ゆうちょ銀行自動機でのろうきんカード利用手数料
不要
不要
1通につき
(注2)
日本信販提携不動産ローンを全額
繰上償還した場合は、返済年数等によ
り信販所定の全額繰上償還手数料が
返戻保証料から差し引かれます。
索 引
※自動機のご利用時間帯・営業日は、
店舗・自動機コーナーによって異なる場合があります。 ※
「−」
の記載のある時間帯はご利用できません。
※提携金融機関およびゆうちょ銀行のカードについては、上記とは異なる手数料となる場合やお取引ができない場合があります。詳しくは、カード発行金融
機関へお問い合わせください。
不要
一部繰上償還
営業のご案内
入金ネット加盟金融機関のカードによる
「ご入金」
日曜・祝日
融
資
関
連
ゆうちょ銀行のカードによる
「ご入金・お引出し」
土曜日
(注1)
1,000枚未満
「百の位」を四捨五入
10,500円
1枚∼500枚
融資取扱手数料(カードローン取扱手数料)
ろうきんのカードによる
「ご入金・お引出し」
ROKIN DISCLOSURE 2010
210円
歩 み
1万円未満 1万円以上 3万円以上
入金枚数
他金融機関宛
平日
56
301枚∼500枚
月額基本料
ろうきん本支店宛
■ろうきん自動機利用手数料
210円
日曜・祝日
7:00∼
8:45
8:45∼
18:00
18:00∼
21:00
21:00∼
23:00
7:00∼
9:00
9:00∼
14:00
14:00∼
17:00
17:00∼
23:00
7:00∼
9:00
9:00∼
17:00
17:00∼
20:00
無料
無料
無料
−
−
無料
無料
−
−
無料
−
210円
105円
210円
210円
210円
105円
210円
210円
210円
210円
210円
■その他の手数料
項 目
基本手数料
※「−」の記載のある時間帯はご利用できません。
個人情報
開示手数料
■セブン銀行およびイオン銀行ATMでのろうきんカード利用手数料
平日
イオン銀行ATM
無料
105円
2,001枚∼
※上記の自動送金手数料は取扱手数料と振込手数料の合計を記載しています。
セブン銀行ATM
1枚∼100枚
101枚∼300枚
1,001枚∼2,000枚
同一店舗内
「お引出し」
3,150円
法人版インターネットバンキング利用手数料
(月額)
■自動送金サービス
「ご入金」
15,750円
利用手数料
(月額)
※上記の手数料金額は1件または1通あたりとなります。
自動送金手数料
525円
月額 2,100円
契約手数料
両替︵払戻︶
枚数
無料
1回の依頼につき
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
預 金 関 連
630円
420円
取立手形の組戻料
420円
保護預り手数料(公共債以外)
他金融機関宛
420円
送金・振込の組戻料
1,050円
ZATTSカード再発行手数料
ろうきん本支店宛
代金取立手数料
無料
ICカード再発行手数料
(媒体変更・仕様変更含む)
■その他の為替手数料
2009年度の
事業概況
法人版インターネットバンキング、
インターネットFB利用
送金手数料
北海道ろうきんの
概要
*手数料はすべて消費税が含まれています。
土曜日、
日曜・祝日
7:00∼
8:00
8:00∼
19:00
19:00∼
23:00
7:00∼
8:00
8:00∼
19:00
19:00∼
21:00
21:00∼
23:00
「ご入金」
無料
無料
無料
無料
無料
無料
無料
「お引出し」
無料
無料
105円
無料
無料
105円
105円
「お引出し」
−
無料
無料
−
無料
無料
−
氏名・住所・生年月日・電話番号・
労働組合等
(団体会員)
預金残高・借入残高
加算手数料
取引明細
その他
手 数 料
依頼書1通につき1,050円
1口座1基準毎525円
※ 1口座1カ月毎525円
1項目毎1,050円
※期間は暦月ベースで計算します。例)
2010年1月20日∼2010年2月6日は2カ月分として計算します。
※「−」の記載のある時間帯はご利用できません。
57
北海道ろうきん店舗一覧
道 内 35 店 舗
(2010 年 6 月末現在)
※当金庫の労働金庫代理業を行う営業所・事務所はありません。
道北地区(4店舗)
芦別出張所
14
富良野駅
●元町公園
州和ビル●
ろうきん
富良野市若松町2−28
TEL
(0167)23−6000
18
函館支店
札幌西支店
ろうきん
市役所
●
二十四軒手稲通
●勤医協札幌
● 西区病院
室蘭市東町4丁目29−2
TEL
(0143)45−3611
宮の沢北1条線
北海道庁
●
小学校
●警察署
(株)
横浜
●
ろうきん
まうたの森整形
●
道北地区
(4店舗)
ろうきん
ATM
苫小牧市表町1丁目4−24
TEL
(0144)36−1212
ATM
日高郡新ひだか町静内青柳町1丁目2−8
TEL(0146)43−3111
ATM
郵便局
札幌市西区西町北20丁目1−1
TEL
(011)
661−5121
ATM
24
旭川支店
25
留萌支店
26
名寄支店
市役所
●
●消費者生活センター
●旭川グランドホテル ろうきん
●
オールオート稚内
ろうきん
至稚内
至旭川
北洋銀●
旭川市5条通9丁目644
TEL(0166)26−4231
S
ダイ
エー
●麻生店
ATM
留萌市明元町6丁目22−7
TEL(0164)43−5770
ATM
28
帯広支店
名寄市西4条南8丁目4−13
TEL
(01654)2−2270
ATM
29
釧路支店
稚内市潮見1丁目10−15
TEL(0162)32−3750
ATM
30
帯広市西4条南6丁目1−3
TEL
(0155)24−3767
ATM
4条通
千歳市東雲町2丁目25−3
TEL
(0123)
27−6666
ATM
岩見沢市4条西6丁目8−2
TEL
(0126)
22−1035
ATM
31
北見支店
32
13
砂川出張所
砂川駅
12
●南支所
至札幌
●パチンコ
●
市役所
滝川市大町2丁目1−27
TEL
(0125)23−2121
ろうきん
至滝川
官庁通り
ATM
赤平市大町1丁目1
TEL(0125)32−3261
国道12号線
空知商工信組●
●北電
コープさっぽろ
長崎屋● ●
至標津
至釧路・弟子屈
●北洋銀
標津郡中標津町東4条北1丁目2−7
TEL
(0153)
72−0300
ATM
国道39号線
ATM
紋別出張所
34
網走支店
プラザコープ
道道305号線
国道242号線
●
ホテル
サンシャイン
ろうきん
山手線
郵便局●
●市役所
至遠軽
バス●
ターミナル
市役所西庁舎
●
至網走駅
市役所
●
至網走港
ろうきん
至岩見沢
●道銀
ろうきん
赤平駅
至紅葉山
夕張市清水沢宮前町16−1
TEL(0123)59−7021
ATM
●
経済
センター
北見駅
ローソン
●
ろうきん
大地みらい信金
●
ろうきん
至紋別
至旭川
ろうきん
市立病院
●
清水沢駅
至本町
赤平出張所
33
至遠軽駅
国道
号線
●
郵便局
北電●
消防署●
ろうきん
12
遠軽出張所
メモリアル通
滝川支店
釧路市末広町9丁目2−5日本生命末広町ビル内
TEL
(0154)23−0511
ATM
山の上線
11
市役所
●
小林病院
●
夕張出張所
寿宴●
●
明治安田
生命
●日航千歳
ろうきん
10
ろうきん
↓至別海・根室
北洋銀●
ろうきん
北電●
●NHK
道銀●
市役所●
JR野幌駅
ATM
市役所●
釧路土現
中標津出張所●
索 引
北洋銀●
国道36号線
江別市野幌町8−8
TEL
(011)391−6011
ろうきん
●森もと
財務事務所●
北大通り
ろうきん
●バスターミナル
岩見沢駅
至帯広駅
至岩見沢
道東地区
(7店舗)
岩見沢支店
中央公園
国道12号線
旭
通
道央地区
(11店舗)
至札幌
9
JR千歳駅
ろうきん
中標津支店
至中標津空港
NTT●
公園通
千歳支店
8
ろうきん
●裁判所
231
札幌市北区麻生町2丁目12−7
TEL(011)717−2121
ATM
江別市民
体育館
大東●
石油
(GS)
Aコープ
・ラルズ ●
国道40号線
釧路駅
江別支店
至名寄
国道40号線
●西條百貨店
国道231号線
5条通
至栄町
稚内支店
営業のご案内
ろうきん
27
至名寄駅
札幌駅
至JR
川通
西5丁目樽
ろうきん
S
●NTT
留萌信金●
道道丘珠空港線
静内支店
国道36号線
ろうきん
●
胆振地方男女
平等参画センター
23
静内駅
警察署
●
至札幌
税務署●
7
ATM
ろうきん
号線
国道
至石狩
●ローソン
S
札幌(北口)
至南部
ROKIN DISCLOSURE 2010
室蘭市幸町3−3
TEL
(0143)
22−1975
歩 み
駅前通
地下鉄 S
宮の沢駅
●
西友
苫小牧支店
22
ボウリング●
札幌麻生支店
ろうきん
札幌市北区北7条西2丁目6−37 山京ビル内
TEL
(011)717−1212
ATM
ATM
ろうきん
●
市役所
古川
駅前通
札幌市中央区北3条西6丁目道庁内
TEL
(011)
251−3316
ATM
S
札幌市白石区東札幌3条5丁目3−43
TEL(011)
822−8181
ATM
二海郡八雲町本町90
TEL
(0137)
63−3311
至苫小牧駅
大丸●
札幌
至すすきの
住友●
生命
6
●道銀
●
東カンビル
通
南郷
至新さっぽろ
地下鉄
白石駅
S
環状通
ろうきん
●
北洋銀
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
室蘭東支店
●
経済センター
3
大通西4
北8条通
ATM
文化
センター
●
至札幌
●
渡島信金
至伊達
道庁支店
2
地下鉄
麻生駅
きのとや●
室蘭支店
ろうきん
至函館
函館市柏木町6−41
TEL(0138)54−1131
21
●
東札幌小
日章中●
グルメシティ
柏木店
●
柏木町電停
道東地区(7店舗)
郵便局●
札幌北支店
20
35 インターネット北海道支店(仮想店舗)
至札幌駅
● 北一条ビル
●日銀
5
八雲支店
虻田郡倶知安町南1条東1丁目14−2
TEL
(0136)
22−0459
ATM
●長崎屋
道南地区
(6店舗)
釧路支店
29
●毎日新聞
札幌東支店
19
ろうきん
6条通
4
小樽市稲穂1丁目6−5 エムズ小樽ビル内
TEL
(0134)
23−3238
ATM
JR八雲駅
●グラ
グランドホテル
札幌市中央区北1条西5丁目
TEL
(011)271−2001
ATM
ATM
●オーセントホテル
至室蘭駅
中標津支店
30
至登別
大通西5
ろうきん
ろうきん
2009年度の
事業概況
芦別市北1条東1丁目5−22
TEL
(0124)22−2403
ATM
至小樽
長崎屋●
●モスバーガー
駐車場
国道38号線
市役所●
東野団地
●
ろうきん
●ホテル
サンフラトン
セブンイレブン
●
国道38号線
国道5号線
●産業会館
●
後志総合振興局
ろうきん
郵便局
●
ライオンズマンション●
(株)ディーシーティー
ツーリスト●
一方通行→
至芦別駅
31
北見支店
道南地区(6店舗)
本店営業部(ローンプラザ)
至札幌
●三番館
●郵便局
至札幌
34 網走支店
函館支店
18
札幌市内
(6店舗)
倶知安支店
17
国道5号線
紋別出張所
33
遠軽出張所
32
22 苫小牧支店
19
28
21
室蘭東支店
八雲支店 20
帯広支店
室蘭支店
23 静内支店
北1条通
小樽支店
北洋銀●
芦別
小学校
●
道央地区(11店舗)
中央警察署●
16
倶知安駅
本部
名寄支店
本店営業部
(ローンプラザ)
26
道庁支店
札幌西支店
留萌支店
札幌東支店
25
札幌北支店
札幌麻生支店
24 旭川支店
滝川支店
11 12 赤平出張所
砂川出張所
13 14 芦別出張所
小樽支店 16 岩見沢支店
9
15 富良野支店
7
17
江別支店
10 夕張出張所
倶知安支店
8 千歳支店
1
富良野支店
●警察署
福祉
センター●
1
2
3
4
5
6
15
●市役所
至小樽
札幌市内(6店舗)
北海道ろうきんの
概要
27
稚内支店
砂川市西3条北3丁目1−1
TEL
(0125)
54−3144
ATM
北見市北4条西5丁目1−1
TEL
(0157)23−7431
ATM
紋別郡遠軽町大通北2丁目1−6
TEL
(0158)
42−3388
ATM
紋別市本町3丁目2−18
TEL
(0158)
23−6161
ATM
網走市南6条東3丁目6−1
TEL
(0152)
43−1213
ATM
北海道労働金庫 本部 札幌市中央区北1条西5丁目 TEL
(011)
271-2101
北海道労働金庫 ローンプラザ 札幌市中央区北1条西5丁目 TEL
(011)
271-2081
58
59
北海道ろうきん自動機一覧
(2010 年 6 月末現在)
…お取扱い内容:
「お引出し」
「残高照会」
「お預け入れ」
「通帳記入」
「お振込み」
「暗証番号変更」
「支払限度額減額」
モバイル版店舗・ATM検索のご案内
…お取扱い内容:
「お引出し」
「残高照会」
CD
お手持ちの携帯電話から、店舗・ATM検索がご
●お振込みは、平日15:00まで、ろうきんキャッシュ
カードでのご利用のみとなります。
す。
(ただし、5月3日∼5日の間に日曜日が重なった
では、
「駅の名称」
「 店舗名」
「 住所」
「 郵便番号」など
場合はお取扱いできます。
)
のキーワードでの検索のほか、
「今いる場所から」
●通帳での入金、通帳記帳は、ろうきん通帳のみのご利
用となります。
※
「定期預金・エース預金・積立定期預金」について
は、平日以外の日のお取扱いはできません。
の検索も可能です
(位置情報検索に対応していな
*MICS(全国キャッシュサービス)マークのある全国の金融機
関またはゆうちょ銀行・セブン銀行・イオン銀行・コンビニ
エンスストアのATM・CDでも一部サービスがご利用いただ
けます。
■店舗コーナー
幌
本
道
札
札
札
札
道
央
内(6カ店12台)
部
店
店
店
店
店
平 日
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
3台
1台
2台
2台
2台
2台
区(11カ店15台)
沢
出
出
出
出
野
安
支
支
支
張
支
張
張
張
支
支
支
店
店
店
所
店
所
所
所
店
店
店
8:45−19:00
8:45−18:00
8:45−19:00
8:45−19:00
8:00−19:00
8:00−19:00
平 日
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
2台
1台
2台
1台
2台
1台
1台
1台
1台
2台
1台
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
土
曜
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
土
曜
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
日曜・祝日
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
日曜・祝日
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
札
南
区(6カ店9台)
館
支
雲
支
蘭
東
支
蘭
支
小
牧
支
内
支
店
店
店
店
店
店
平 日
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
2台
1台
2台
1台
2台
1台
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
土
曜
9:00−17:00
日曜・祝日
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
北
旭
留
名
稚
道
帯
釧
中
北
遠
紋
網
地
川
萌
寄
内
東
地
区(4カ店6台)
支
支
支
支
店
店
店
店
平 日
ATM
ATM
ATM
ATM
2台
1台
1台
2台
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
2台
2台
1台
2台
1台
1台
2台
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
8:45−18:00
区(7カ店11台)
広
支
路
支
標
津
支
見
支
軽
出
張
別
出
張
走
支
店
店
店
店
所
所
店
平 日
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
曜
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
土
曜
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
平 日
土 曜
日曜・祝日
9:00−19:00
所
在
地
ATM
8:00−21:00
ATM
9:00−18:00
(札幌市中央区南1条西16丁目)
札 幌 市 役 所 地 下 1 F
ATM
9:00−17:00
(札幌市中央区北1条西2丁目)
道 庁 本 庁 舎 地 下 1 F
ATM
9:00−17:00
地
駅
ATM
8:00−21:00
9:00−19:00 (札幌市中央区北5条西2丁目5番地)
地 下 街 丸 井 今 井 前
ATM
地
駅
ATM
地 下 鉄 新 さっぽ ろ 駅
地
(札幌市中央区北3条西6丁目)
9:00−19:00
9:00−19:00 (札幌市中央区大通西4丁目)
8:00−21:00
9:00−19:00
9:00−19:00 (札幌市中央区大通西2丁目)
8:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市西区琴似1条5丁目)
ATM
8:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市厚別区厚別中央2条5丁目)
駅
ATM
8:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市豊平区月寒東1条13丁目)
J R 桑 園 駅 イ ー ストプ ラザ
ATM
8:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市中央区北10条西14丁目)
ラ ル ズ スト ア 宮 の 沢 店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市手稲区西宮の沢5条2丁目315−1)
ビッグ ハ ウ ス 苗 穂 店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市東区北7条東18丁目2−10)
コープさっぽろルーシー店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市白石区栄通18丁目5−35)
コ ー プ さっ ぽ ろソ シ ア 店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市南区川沿5条2丁目)
ラッキ ー 新 琴 似 四 番 通 店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市北区新琴似8条10丁目1−22)
東 光 スト ア あ い の 里 店
ATM
9:00−19:00
9:00−17:00
9:00−17:00 (札幌市北区あいの里1条5丁目2−3)
平 日
土 曜
下
下
下
央
地
鉄
大
鉄
琴
鉄
福
通
似
住
区(3カ所)
日曜・祝日
所
在
地
恵
庭
市
役
所
ATM
8:30−17:30
小
樽
市
役
所
ATM
9:00−17:30
ポ ス フ ー ル 小 樽
ATM
9:00−19:00
平 日
所
所
CD
9:00−17:00
(函館市東雲町4−13)
所
ATM
9:30−17:00
(苫小牧市旭町4丁目5−6)
所
ATM
9:00−17:40
ビッグハウスパ ルプタウン
ATM
9:00−19:00
舎
ATM
9:00−17:00
(帯広市東3条南3丁目1番地)
道
南
函
土
内(16カ所)
札 幌 医 大 病 院 2 F
地
区(2カ所)3台
館
苫
道
市
小
市
牧
役
市
役
(恵庭市京町1番地)
(小樽市花園2丁目12−1)
9:00−17:00 9:00−17:00 (小樽市築港11番地)
在
地
索 引
函
八
室
室
苫
静
地
幌
J R タワ ー ステラプレイス
道
道
※お客様のお取引されている労働金庫以外の店舗・ATMで
は、お取扱いできないお取引もございます。
い携帯電話からのご利用を除きます)。
営業のご案内
別
歳
見
張
川
平
川
別
良
樽
知
ない場合がございます。
※パソコンからはご利用になれません。
歩 み
ROKIN DISCLOSURE 2010
地
http://www.e-map.ne.jp/mobile/rokinbk/
※ご利用の携帯電話の機種によりましては、ご利用いただけ
■店舗外コーナー
店
営
業
庁
支
幌
西
支
幌
東
支
幌
北
支
幌 麻 生 支
江
千
岩
夕
滝
赤
砂
芦
富
小
倶
60
市
[こちらのURLをご登録の上ご利用ください]
リスク管理体制と
コンプライアンス態勢
札
利用いただけます。モバイル版店舗・ATM検索
2009年度の
事業概況
※現金によるお振込みは、
お取扱いしていません。
●1月1日∼3日、5月3日∼5日は休業させていただきま
北海道ろうきんの
概要
ATM
道内 61 カ所 81 台
日曜・祝日
9:00−17:00
道
北
稚
9:00−17:00
日曜・祝日
9:00−17:00
9:00−17:00
9:00−17:00
道
十
地
区(2カ所)
内
東
地
勝
市
役
平 日
区(4カ所)
合
同
庁
平 日
土 曜
日曜・祝日
所
在
地
(稚内市中央3丁目13−15)
9:00−17:00 9:00−17:00 (旭川市パルプ町1条2丁目505−2)
土 曜
日曜・祝日
所
在
地
帯
広
市
役
所
ATM
9:00−17:00
(帯広市西5条南7丁目1番地)
北
見
市
役
所
ATM
9:00−17:30
(北見市北5条東2丁目)
コ ー プ さっぽ ろ 桜ヶ 岡 店
ATM
10:00−19:00 10:00−17:00 10:00−17:00 (釧路市桜ヶ岡4丁目2−22)
*店舗外コーナーにおける函館市役所には2台設置、他はすべて1台の設置です。
*スーパー等の店舗内に設置している自動機につきましては、
設置している店舗の営業時間の変更や休業などにより、上記の時間帯が変更になる場合
があります。
61
〈索 引〉
労働金庫法第 94 条第 1 項において準用する
銀行法第 21 条の規定に基づく開示項目
金融機能の再生のための緊急措置に関する
法律第 7 条による開示項目
■労働金庫法施行規則第114条による開示項目(単体)
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 ………………………… 25
1.
金庫の概況及び組織に関する事項
2.危険債権 …………………………………………………………… 25
⑴事業の組織………………………………………………………… 33
3.要管理債権 ………………………………………………………… 25
⑵理事及び監事の氏名及び役職名………………………………… 33
4.正常債権 …………………………………………………………… 25
⑶事務所の名称及び所在地…………………………………… 58∼59
労働金庫の自主開示項目
⑷当該金庫を所属労働金庫とする労働金庫代理業に関する事項 …… 59
ROKIN DISCLOSURE 2010
2.金庫の主要な事業の内容 …………………………………… 50∼55
62
3.金庫の主要な事業に関する事項
1.概況等
⑴事業の概況…………………………………………………… 10∼11
⑴事業方針……………………………………………………… 2、4∼5
⑵主要な事業の状況を示す指標…………………………………… 28
⑵役員の所属団体等………………………………………………… 33
⑶事業の状況を示す指標
⑶代表理事・常勤役員・参事の兼職の状況………………………… 33
①主要な業務の状況を示す指標………………………………… 28
⑷職員の状況………………………………………………………… 34
②預金に関する指標……………………………………………… 29
⑸自動機設置状況……………………………………………… 60∼61
③貸出金等に関する指標………………………………………… 30
⑹大口出資会員……………………………………………………… 34
④有価証券に関する指標………………………………………… 31
⑺会員数内訳………………………………………………………… 34
4.金庫の事業の運営に関する事項
⑻出資配当等………………………………………………………… 34
⑴リスク管理の体制…………………………………………… 13∼15
2.経理・事業内容
⑵法令等遵守の体制…………………………………………… 16∼17
⑴純資産の内訳……………………………………………………… 28
5.財産の状況に関する事項
⑵業務純益…………………………………………………………… 28
⑴貸借対照表……………………………………………… 20、
22∼24
⑶利益率……………………………………………………………… 28
⑵損益計算書………………………………………………………… 21
⑷常勤役職員1人当たり預金残高 ………………………………… 34
⑶剰余金処分計算書………………………………………………… 21
⑸1店舗当たり預金残高 …………………………………………… 34
⑷貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
⑹常勤役職員1人当たり貸出金残高 ……………………………… 34
①破綻先債権……………………………………………………… 25
⑺1店舗当たり貸出金残高 ………………………………………… 34
②延滞債権………………………………………………………… 25
3.資金調達
③3カ月以上延滞債権 …………………………………………… 25
⑴預金科目別残高…………………………………………………… 29
④貸出条件緩和債権……………………………………………… 25
⑵預金者別内訳……………………………………………………… 29
⑤合計額…………………………………………………………… 25
⑶財形貯蓄残高……………………………………………………… 29
⑸自己資本の充実の状況………………………………… 12、
41∼45
4.その他の業務
⑹有価証券…………………………………………………………… 31
⑴公共債窓販実績…………………………………………………… 32
⑺金銭の信託………………………………………………………… 32
⑵投資信託窓販実績………………………………………………… 32
⑻労金法施行規則第86条第1項第5号に掲げる取引
⑶内国為替取扱実績………………………………………………… 32
金融先物取引・デリバティブ取引等 …………………………… 32
⑷手数料………………………………………………………… 56∼57
⑼貸倒引当金
(期末残高・期中増減額)…………………………… 44
5.その他
⑽貸出金償却の額…………………………………………………… 44
⑴沿革・歩み ………………………………………………………… 18
⑾会計監査人の監査………………………………………………… 21
⑵商品・サービスのご案内 …………………………………… 50∼55
⑶社会的責任と貢献活動………………………………………… 6∼8
■労働金庫法施行規則第115条による開示項目(連結)
1.
金庫及びその子会社等の概況に関する事項
⑴金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成… 35
⑵金庫の子会社等に関する事項…………………………………… 35
2.
金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
⑴事業の概況………………………………………………………… 35
⑵主要な事業の状況を示す指標…………………………………… 35
3.
金庫及びその子会社等の財産の状況に関する事項
⑴連結貸借対照表……………………………………………… 36∼39
⑵連結損益計算書…………………………………………………… 36
⑶連結剰余金計算書………………………………………………… 36
⑷貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
①破綻先債権に該当する貸出金………………………………… 40
②延滞債権に該当する貸出金…………………………………… 40
③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金 ……………………… 40
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金………………………… 40
⑤合計額…………………………………………………………… 40
⑸自己資本の充実の状況…………………………… 41∼42、
46∼48
⑹連結決算セグメント情報………………………………………… 40
⑷トピックス…………………………………………………………… 9
⑸当金庫の考え方……………………………………………………… 2
⑹全国労金の概要……………………………………………………… 3
CONTENTS
ご挨拶 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 1
北海道ろうきんの概要
ろうきんの理念と基本姿勢 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 2
新中期経営計画および2010年度事業計画 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 4
社会貢献活動の取り組み ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 6
トピックス ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 9
2009年度の事業概況
業績ハイライト ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきんの健全性・安全性 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
リスク管理体制とコンプライアンス態勢
リスク管理体制 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
コンプライアンス(法令等遵守)態勢 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
歩み ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
資料編 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
営業のご案内
主な商品のご案内 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
各種サービス・その他の業務のご案内 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
主な手数料一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきん店舗一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
北海道ろうきん自動機一覧 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
索引 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶
10
12
13
16
18
19
50
54
56
58
60
62
本誌は
「労働金庫法第94条第1項において準用する銀行法第21条
(業務および財
産の状況に関する説明書類の縦覧)
」ならびに
「金融機能の再生のための緊急措置に
関する法律第7条」
の規定に基づいて作成した資料です。
本誌に記載した金額・比率の表示に関して、特にことわりのない限り、下記の通
りとしています。
●
金額・比率の表示方法のご案内
1.金額単位
(1)
各表に表示した金額単位未満の端数を切り捨てて記載しています。
(2)小計、合計等の合算は、円単位まで算出し、単位未満を切り捨てて記載して
います。したがって、内訳の合計と小計欄・合計欄の金額が一致しない場
合があります。
(3)増減額(比率)、諸利回り、諸比率等の算出にあたっては、各表上の単位未満
を切り捨てた計数を使用しています。なお、官庁報告に係る諸比率等につ
いては、
報告数値をそのまま記載しています。
2.諸利回り・諸比率
小数点第3位を切り捨てし、
第2位までを記載しています。
ろうきんの商品・サービスなど、ご利用に関するお問合せ、ご相談はお気軽に最寄りのろうきん窓口、またはフリーダイヤルへ。
ゴー
トーク
トゥーローキン
E 0120-5-109-26 ご利用時間/ 6:50 ∼ 23:00
(ただし、平日6:50 ∼ 9:00、
17:00 ∼ 23:00、土・日・祝日については、カード紛失等の受付業務のみ対応しています。)
また、
《北海道ろうきん》ホームページには、お一人おひとりに最適プランをご案内する「マネナビ」をはじめ、
「ローンシミュ
レーション」
「ローン仮審査申込み」
「ろうきんライフシミュレーション」などのメニューがあります。ぜひアクセスください。
北海道ろうきんホームページ http://www.rokin-hokkaido.or.jp