Untitled - TRESREY

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目次
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イントロダクション
セットアップ
Phoenixをプレイする
システム
o 新しい送信機を設定する
o 送信機の調整
o 送信機の設定
o キーの設定
o プログラム設定
o アップデートの確認
o 終了する
機体
o 変更
o エディット
o 故障の設定
o リセット
o 発進の設定
o スタートポジション設定
o 最近使用したモデル
飛行場
o 飛行場の変更
o 天候
o レイアウト
o Buddies (バディー)
o 最近使用した飛行場
カメラ・画面
o カメラ メニュー
o 画面・ヘッドアップディスプレイ
o ツールバー
フライトレコーダー
トレーニング
コンペティション
マルチプレイ
ヘルプ
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Phoenixへようこそ
この度はPhoenixをお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。
Phoenixは様々なレベルの実機RCパイロットの訓練用シミュレーターとして開発され、最先端のグラフィッ
クエンジンを採用したリアルなRCシミュレーションをお楽しみいただけます。全くのビギナーフライヤー
からエキスパートフライヤーにまで対応します。
トップレベルの物理エンジン、フォトリアリスティックなグラフィック、トレーニングモード、競技モー
ド、その他数々の機能を搭載し、飛行機/ヘリコプターのフライトを効率的に学習・体験する事が可能です
Phoenixは多くの機体を収録し、また定期的に無料でダウンロード可能な新規モデルや新しい飛行場も登場
します。ほぼ全ての機体は開発者によって正確にセットアップされており、微調整に頭を悩ます必要はあ
りません。
上級モードでPhoenixを楽しみたい場合は、各機体の性能やパラメーター等をカスタマイズすることが可能
です。
Phoenixではオンライン機能へアクセスし、世界中のパイロット達が参加可能なセッションを開始したり、
他のセッションへ参加して同時プレイを楽しんだり、パイロット仲間達と音声チャットを楽しむことも可
能です。
Phoenixの特性を学んで最大限に楽しんで頂く為に、ご使用前に本マニュアルをよくお読みください。
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The Phoenix R/C Team
セットアップ
Phoenix を使用する為には以下のものが必要です。

対応した送信機 (下記をご確認ください)

純正の Phoenix USBインターフェースケーブル ( Phoenix シミュレーター同梱のもの)

純正のPhoenix インストール用 DVD (Phoenix シミュレーター同梱のもの)

純正の各種アダプター(必要な場合/下記をご確認ください。)

必要動作環境を満たしたコンピューター(下記をご確認ください。)
必要動作環境
Phoenix をプレイする為には下記の必要動作環境を満たしたコンピューターが必要です。
• IBM-互換のコンピューター 1.0 Ghz Pentium 3/4 又は AMD Athlon/64 互換プロセッサー搭載のもの
• Microsoft Windows XP, Windows Vista , Windows 7 のいずれかのOS
• 256MB システムメモリ (RAM)
• 1.5 GB 以上の空きスペースを有したハードディスク(非圧縮ディスク)
• ATI Radeon 9800/NVidia Geforce Ti4200 以上のグラフィックチップ
• 128MB 以上のグラフィック(ビデオ)メモリ(256MB以上推奨)
• Microsoft DirectX 9.0c 以上
• DVD-ROM ドライブ(インストール時のみ)
• USB 1.1/2.0 port x 1個
• 100% DirectX 9 互換サウンドカード
Or alternatively:
• 以下のシステムを使用してMicrosoft Windows XP, Vista, 7で作動しているIntelベースの Apple
Macintosh コンピューター
• Bootcamp (推奨)
• VMWare Fusion (最新のバージョン)
• Parallels (最新のバージョン)
動作確認済みの送信機
下記のリストに掲載されている送信機はPhoenixにてテストされ動作確認されたものです。
送信機によっては別売りの各種アダプターをUSBインターフェースケーブルに接続して使用する必要があ
ります。詳細はリストをご確認ください。
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全ての JRプロポ製 MC/MXシリーズ (アダプターは必要ありません) - ** MCシリーズでは "DSC
インターフェース" アクセサリーが必要です。 **
Spektrum DX6 / DX6i / DX7 / DSX9 (アダプターは必要ありません) - ** DX7 スペシャルエディション
"SE" バージョンは使用できません **
全てのFutaba製送信機 ("PH102 Futaba/Hitec ラウンド" または "PH101 Futabaスクエア" アダプ
ターが必要です) Futaba FX-18 送信機は使用できません。
Hitec Aurora (アダプターは必要ありません)
全ての Hitec製送信機 ("PH102 Futaba/Hitec アダプター"が必要です - "Aurora" はアダプター
が必要ありません)
全ての Sanwa製 RD 及び RDS シリーズ ("PH103 Sanwa アダプター" が必要です)
E-sky ETB41 2.4 GHz (アダプターは必要ありません)
Other E-sky ("PH105 Mini-DIN アダプター" がひつようです)
Co-Pilot ("PH105 Mini-DIN アダプター" がひつようです)
Blade CX, CX-2, CX-3, CP, CP+, CP Pro, CP Pro 2, Blade SR (アダプターは必要ありません)
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 Art-tech 100B (アダプターは必要ありません)
 Walkera 2401, 2601 ( 送信機に付属の"MINI-DIN アダプター"が必要です)
以下の送信機は動作保証致しかねますのでご注意ください。
• 他社製のUSBコントローラーデバイス、ジョイスティック。
• Spektrum DX7 "SE" バージョン (この送信機にはR/C
シミュレーターで使用するトレーナーポートがありません)
• Hobbyzone製送信機, ParkZone や E-Flite Ultra Micro 製品に同梱されている送信機
• 全ての Walkera 製送信機( 2401, 2601を除く/上記のリストをご確認ください)
• Phoenixに対応したトレーナーポートを持たない全ての送信機
Phoenixをインストールする
Phoenix のインストール作業はとてもシンプルです。
 Phoenix DVD ディスクをコンピューターの DVD-ROM ドライブに入れ、“オートプレイ”メニューが
表示されるのを待ちます。
 表示されたメニュー内の“Run Setup.exe”を選択してください。 (表示名は各OSによって異なる場
合があります。)
万一“オートプレイ”メニューが表示されない場合にはこの作業を中止し、以下の手順に従ってください。
 Windows Explorer ウィンドゥ又はコンピューター(マイコンピューター)を開きます。
 Phoenix DVDが挿入されているDVD-ROMドライブをクリックします。(通常は“PhoenixRC
v...”と表示されています)。
 “SetupFiles”フォルダーを開きます。
 “Setup.exe”をダブルクリックしてインストール作業を開始してください。
インストールウィザードが開始されますので、画面の指示に従いPhoenixのインストール作業を行ってくだ
さい。
注意: インストールの途中で“Install Microsoft
DirectX”メニューが表示され、DirectXをインストールするか質問されます。最新のDirectXがインストールさ
れているコンピューターでもここでDirectXを再インストールされる事を強くお薦めします。
通常は「同意する」にチェックを入れ、DVDからDirectXをインストールしてください。
Phoenixを開始する
プログラムが正常にインストールされると黄色い“PhoenixRC”アイコンがデスクト
ップ上に作成されます。 このアイコンをダブルクリックする事でプログラム
(Phoenix)が開始します。 Phoenixウィンドウが開き、シミュレーションがスタ
ートします.
シミュレーターを初めて起動すると“Initial Setup Wizard(初期設定ウィザード)
”が開始され、いくつかの基本的な設定や送信機の設定、送信機のキャリブレーシ
ョン、コントロールプロファイルの作成のガイドが表示されますので、画面の指
示に従ってセットアップを進めてください。この過程で初めてUSBインターフェースケーブルをコンピューターに接
続します.
送信機とUSBインターフェースケーブルの接続
Phoenixでのプレイを楽しむ前に、送信機がUSBインターフェースケーブルを介してコンピューターに接続されている
必要があります。 画面の指示に従い、セットアップを進めるとまずは送信機のキャリブレーション画面になります。
ここでは送信機の各スティック及びスイッチがどれだけの動作範囲を持っているかPhoenixに記憶させます。続いてコ
ントロールプロファイルの選択(又は設定)に移ります。ここではどのスティック及びスイッチに何の機能(エレベ
ーター、ラダー等)を持たせるか設定します。ここで設定した内容に基づき画面上の機体が動作します。
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設定を開始するには、まず純正のPhoenix USB インターフェースケーブルをコンピューターのUSBポートに接続して
ください。
続けて各種アダプター(必要な場合のみ)をUSBインターフェースケーブルのステレオプラグ部分に接続してくださ
い。
ここでは送信機のバッテリーが充電され正しく送信機に装着されている事をご確認ください。 またUSBインターフェ
ースケーブルを送信機に接続する前に、送信機の充電器が取り外されているか必ず確認してください。
送信機の電源を切った状態で、USBインターフェースケーブル/(必要な場合)各種アダプターを送信機のトレーニン
グポート等(又はDSCジャック)にしっかりと装着してください。
多くの現在の送信機は特別な“シミュレーター/トレーナー モード”を備えており、これは送信機の電源がオフの場合
でもトレーニングポート(又はDSCジャック)にPhoenix USBインターフェースケーブルを接続する事で自動的に有効
になります。この機能により送信機は電波を発信せず各種信号がUSBインターフェースを介してシミュレーターに送
信できる為、電池の消耗を抑え、より長時間の使用が可能となります。この機能を持った送信機はUSBインターフェ
ースを接続すると自動的に送信機(液晶等)の電源が入ります。
この機能を持たない送信機を使用されている場合には、ここで送信機の電源を入れてください。
送信機の設定
送信機をPhoenixでご使用される前に必ず以下の項目をご確認ください。
 送信機が2.4GHzタイプではない場合、必ずモジュレーションをPPMに設定してください。PCM
やSPCM
では作動しません。
 送信機がヘリモードに設定されている場合、スワッシュタイプ(スワッシュプレート/CCPMミキシング等)の設
定は必ず90度/シングルサーボ(各舵に対して一つのサーボのみが動作するノーマルリンケージタイプ)に設定し
てください。
送信機の調整(キャリブレーション)
初期設定ウィザードの途中で送信機のキャリブレーション作業を行う場面があります。この作業を行う事でPhoenixはあな
たの送信機のスティック及びスイッチの動作範囲を記憶します。
キャリブレーションを行う際には以下の項目をご確認ください。
 送信機の全てのスティックを中立(ニュートラル)にするよう促される場面がありますが、ここでは必ずスロッ
トルスティックも中立にしてください。 (アイドリングポジションではありません!)
 キャリブレーション開始前及び作業中はカーブレート、スロットルホールド、アイドルアップスイッチ等は必ず
オフ(ノーマル)の状態にしてください。
キャリブレーション作業が完了すると各スティックの動きに対して一つのバーがスムーズに下から上まで反応するように
なります(但し、送信機がヘリモードに設定されている場合にはスロットルスティックの動きに対してのみ2つのバー(
スロットルとコレクティブピッチ)が動きます)。
システム > 送信機の調整 > キャリブレート メニューに入る事でいつでも再セットアップが可能です。
コントロール プロファイルセットアップ
キャリブレーションが完了すると続いて送信機のプロファイル選択に進みます。
コントロールプロファイルはPhoenixに各操作(スティックやスイッチ)が機体のどの動き(エレベーター、フラップ
、その他)の機能を持つか知らせるものです。
Phoenix には予めある程度のプロファイルが登録されています。通常はご使用されている送信機に最も近い機種(チ
ャンネル数)のプロファイルを選択してください。コントロールプロファイルはメーカーごとに収録されていますの
で、各メーカー名をダブルクリックし、機種名を表示させてください。
ご使用されている送信機名がプロファイルにない場合には“My transmitter is not listed here”を選択してください。
画面の指示に従い、送信機に合わせた新しいカスタムプロファイルを作成してください。システム > 送信機の設定
メニューに入る事でいつでも再セットアップが可能です。
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設定完了
初期設定ウィザードを終了するとPhoenixのメインプレイ画面となり、デフォルトの飛行機が離陸準備の整った状態で
表示されます。
ここでは機体 > 変更 メニューで機体を変更したり、飛行場 > 変更 メニューで飛行場を変更することが可能です。
各種設定を変更するには システム > プログラム設定 メニューを、シミュレーターを終了するには システム >
終了する メニューを選択してください。
各メニューやダイアログ、ツールバーではグリーンの虫メガネアイコンの”ヘルプ”メニューが表示されます。
アイコンをクリックするとこのユーザーマニュアルの該当するページが表示され、詳細を確認していただくことが可
能です。
Phoenixの詳細については各メニューについての詳細が記載された、このマニュアルをご確認ください。プレイ前にお
読みいただくとPhoenixをより快適に楽しんでいただくことが出来ます。
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Phoenixを使う
メイン画面
Phoenixをプレイする際、最も長い時間表示する画面です。画面上には現在選択中の飛行場および機体が表示されます。
マウスを動かすとメインメニューバーと画面周辺部分の各種ツールバーが表示されます。
マウスを動かさず放置して数秒するとメインメニューバーと各種ツールバーの表示は消えます.
メインメニュー
メインメニューはマウスを動かすと画面上部に表示され、マウスを動かさず数秒すると表示が消えます。シミュレーショ
ンに関する各種設定・オプションの変更メニューアクセスが可能です。各メニューの概要は以下のとおりです。
システム – 全てのプログラムに関する設定を行います。また、プログラムの終了もここで行います。
機体 – 機体の変更や選択された機体の設定変更等を行います。
飛行場 – 飛行場の変更や選択された飛行場の天候等を変更します。
画面 – ディスプレイやカメラの各種設定が可能です。
フライトレコーダー – フライトレコーダーの各種設定が可能です。
トレーニング – 各種トレーニングメニューが収録されています。
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競技 – 各種競技モードが収録されています。
マルチプレイ – マルチプレイに関する設定・オプションメニュー
ヘルプ – このマニュアルへのアクセス及びプログラムバージョンに関する情報
これらの各メニューに関しての詳細はこのマニュアルに記載されています。
各メニューのサブメニューを開くには各メニュー上で左クリックしてください。またサブメニューを閉じるには別のサブ
メニューをクリックして表示させるかメイン画面一部をクリックしてください。
機体をコントロールする
Phoenix
はお手持ちの送信機を純正USBインターフェースケーブルを介してコンピューターに接続してプレイします。(設定方法
等の詳細については上記の「Phoenix
を開始する」をご確認ください。)設定おいては2つのパートがありそれらは送信機のキャリブレーションを行い、お使
いの送信機の各スティック、スイッチ、スライダー等の動作範囲を記憶させるパートとコントロールプロファイルを選択
(又は新規に作成)し、各スティック、スイッチ、スライダー等に機体の各機能(エレベーター、エルロン等)を割り当
てるパートです。
キャリブレーションとコントロールプロファイルの選択の詳細については上記の「Phoenixを開始する」をご確認ください
。これらの詳細については本マニュアルでも後ほどご確認いただけます。また更に詳細な説明が必要であれば システム >
送信機の調整 及び システム > 送信機の設定に表示される各トピックをご確認ください。
ツールバー
ここではよく使用する機能へのクイックアクセスを設定することが出来ます。使用しない時は画面上から消すことが可能
です。ツールバーは 画面 > ツールバー メニューから選択して下さい。
ツールバーはメイン画面の横側と下側にあり、格納または表示することが可能です。ツールバーは1種類ごとに画面上に
1つだけ表示することが出来ます。
ツールバーを表示した状態で一定時間マウス操作が無いとツールバーは消えます。一度ツールバーを表示するとメイ
ンメニューが消えた状態でも表示されます。格納・表示ボタン、閉じるボタンはツールバーの名前・アイコンボタン
の横側にあります。格納・表示ボタンをクリックするとツールバーの表示・非表示が切り替わります。閉じるボタン
をクリックするとツールバーを完全に閉じることが出来ます。
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システム メニュー
ここではグラフィックやパフォーマンスオプション、サウンドオプションや送信機/コントロールセット
アップを含む、Phoenixの基幹システムに関する全オプション・設定が選択可能です.
Phoenixを終了する際もこのメニューを使用します。最初の4項目で送信機と(必要な場合には)キーボードキ
ーのセットアップを行います。
新しい送信機を設定する
ここでは新しい送信機の設定ウィザードを起動します。以前にPhoenixで使用したことのない送信機のキャリブ
レーションを行ったり、コントロールプロファイルの選択を行うウィザードが可能です。
送信機を変更した場合、このメニューで新しい送信機をステップ・バイ・ステップで設定してください.
送信機の調整
ここでは 送信機の調整メニューを開きます。 ご使用されている送信機やコントローラーのキャリブレーシ
ョンを行い、Phoenixで使用するための準備を行います.
送信機やコントローラーはPhoenixで使用する前にキ
ャリブレーションを行う必要があります。
キャリブレーションを行うことでPhoenixはあなたの
送信機の各スティック、スイッチ、及びスライダー
等の動作範囲を記憶します。Phoenixに新しい送信機
を初めて接続する際には必ずこのメニューからキャ
リブレーションを行う必要があります。
キャリブレーション作業を始めるには送信機をコン
ピューターに接続し(「Phoenixを開始する」の項を
参照してください。)、キャリブレート”ボタンを
押してください。
“送信機のキャリブレーションWizard”が表示され
ますので、画面の指示に従いステップ・バイ・ステ
ップでキャリブレーション作業を行ってください。
キャリブレーション作業中は以下の点にご注意くだ
さい。

「全てのスティック・スイッチをセンター(中立)にしてください」の表示がされましたら必ず全ての
スティックをセンター(中立)にしてください。(※アイドルポジションではありません。)
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
キャリブレーション作業中はアイドルアップ・スロットルホールド・レート変更スイッチ等には触れな
いでください。
キャリブレーション作業が完了しますと、各スティックの動きに対して各一つのバーがスムーズにスティックの動き
に追従して反応するようになります。(但し送信機がヘリモードにセットされている場合にはスロットルスティック
を動かすと二つのバー[スロットルとコレクティブピッチ]が反応します。) キャリブレーションに成功しましたら
“完了”ボタンを押してメイン画面に戻ってください
送信機の設定
ここでは送信機の設定メニューを開きます。コントロールプロファイルの新規作成・編集・削除・コピー
が可能です.
コントロールプロファイルを選択・設定する事でPhoenix
はご使用されている送信機の各スティック・スイッチに各
機能(エレベーター、車輪格納等)を割り当てることが可
能です。
Phoenixには予め各メーカーの多数のコントロールプロフ
ァイルがプリセットされています。これらのリストは送信
機の設定メニュー内の左側のリストに表示されます。全て
のプロファイルは各メーカーごとに分類されていますので
、各メーカー名をダブルクリックして該当する送信機の機
種名を選択してください。
リスト内に現在ご使用中の送信機名が見つからない場合に
は最も似ている(近い)送信機のプロファイルを選択して
ください。ご使用中の送信機メーカーがリストに無かった
り、送信機名が見当たらない場合には右側の新規作成ボタ
ンを押して新しいプロファイルを作成してください。
コントロールプロファイルを新規作成した場合やプロフ
ァイルの編集を行った場合、該当のプロファイルは
Custom内に保存されます.
コントロールプロファイルの新規作成
右側の新規作成ボタンを押すと新しいプロファイルを作成Wizardが開始されます。このWizard(ウィザード)を実行する
事で、現在ご使用中の送信機に対応する新しいコントロールプロファイルをステップ・バイ・ステップで作成することが
可能です。
このウィザードの最初の画面ではコントロールプロファイル名を設定する事が可能です。通常は現在ご使用されている送
信機名(例:My Futaba 10C、My JR DX7等)を入力してください。
その下でクイックセットアップまたはアドバンストセットアップのどちらを行うか選択してください。
クィックセットアップを選択すると新しいコントロールプロファイルをステップ・バイ・ステップで設定する事が可能で
す。 通常はこちらを選択してください。
アドバンスト
セットアップを選択すると、より詳細なセットアップが可能です。詳細は次項のコントロールプロファイルの編集の
項をご確認ください.
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コントロールプロファイルの編集
右側の編集ボタンを押すとEdit Control Profileメニューが開き、各コントロールプロファイルの設
定及び変更が可能です.
プリセットされたコントロールプロファイルを編集するとコピーが自動的に作成され、プロファイル名にC
opyと追記されます。編集されたプロファイルはCustom内に保存されます.
プロファイル名
この項目にはあなたが作成した新しいプロファイルのプロファイル名を入力してください。通常は現在ご使用
されている送信機名(例:My Futaba 10C、My JR DX7等)を入力してください。
シンプル/詳細 ボタン
画面右上のシンプルボタンを押すと重要なコントロール・機能が表示され、簡単に設定を変更することが可能
です。詳細ボタンを押すと各機能についてのより細かな設定を行うことが可能です。
コントロール
ここで各機能(コントロール)に送信機のスティック・スイッチを割り当てます。
このメニューで表示される内容は以下のとおりです。
コントロール –“エレベーター”や“車輪の格納”等の機能(コントロール)名を表示します。
Min – この機能の最小トラベル量を設定します。設定値を上げると最小値(下限)が上がります。
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Status – 現在のこの機能の状態(値)を表示します。(送信機が接続されている場合)
Max – この機能の最大トラベル量を設定します。設定値を下げると最大値(上限)が下がります。
Invert – スティックの動きに対してバーが逆に動いている場合クリックします。(サーボリバース)
Curve
–
この機能のカーブを設定し、よりマイルドな反応とする事もクイックな反応とする事
も可能です。
Input
–
この機能に割り振りたい“Controller
channel”を選択してください。送信機上の任
意のスティック・スイッチを動かすとグレーのバーが動作し、連動する“Controller
channel”番号の判別が容易に可能です。
フィルターチャンネル(アドバンストユーザーのみ)
送信機からの信号が不安定な場合のみこのチェックをオンにすることでPhoenixはよりスムーズな信号を受信す
ることが可能です。(通常はオフとしてください。)
削除
このボタンをクリックすると現在選択中のプロファイルを削除できます。削除できるプロファイルはユーザー
が作成したファイルもしくは編集したファイル(コピー)に限ります。プリセットされたプロファイルは削除
できません。
コピー
このボタンを押すと現在選択中のプロファイルのコピーを作成することができます。現在のプロファイルはそ
のままに新たなプロファイルを作成したい時に有効です。プロファイル名にはCopyが追記されCustom内に保存
されます。
各種設定が完了したら完了ボタンをクリックして、メイン画面に戻ってください。
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キーの設
このメニューでは各種機能をキーボードキー(ホットキー)に割り当てることが可能です。各種メニューやサブメニ
ューを開かずに、ホットキーを押すことで各種機能を有効にすることが可能になります .
ホットキーに割当てられたコマンド
ここでは各機能に割当てられたホットキーを確認することが可能です。この画面でキーの割り当てを変更することが可能
です。
割り当てる
このボタンを押すとキーボードのキーを割り当ててください。メニューが開きます。この機能に割り当てたいキーボード
キーを押してください。ShiftキーやCTRLキーを同時に押して、これらのキーを組み合わせたホットキーの割り当ても可能
です。すでに任意のキーに機能が割り当てられている場合にはキーボードの不一致が検出されました。ウィンドウが表示
されますのでウィンドウ内に表示される以下の3つのボタンから選択してください。

無視 – 重複を無視し、同一のキーに複数の機能を割り当てます。(推奨しません)


重複をクリアする –重複した他の機能をクリア(削除)する。
もう一度 – 他のキーを選択する。
クリア
このボタンを押すと、この機能に割り当てられていたホットキーを解除します。
デフォルト
この機能のホットキーの設定を初期状態(インストール直後の状態)に戻します。
全てをリセット
全ての機能のホットキーの設定を初期状態(インストール直後の状態)に戻します。
ホットキーの設定が完了しましたら完了ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
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プログラム設定
このメニューではグラフィック、音声、表示言語、表示単位等を含む、プログラム全体の設定を行う事が可能です。メニ
ューは設定が容易に行えるよう、各カテゴリー毎に分けられています。
メニュー下部には キャンセル、適用、決定 ボタンがあります。キャンセル をクリックすると変更途中の設定を適用
せずにメイン画面へ戻ることが可能です。適用
をクリックするとプログラム設定
メニューを閉じること
なく変更した設定を適用することが可能です。決定 をクリックすると変更済みの設定が適用され、メニューが閉じて
メイン画面へ戻ることが可能です。
全般
ここではPhoenix内のパーソナルセッティングやユーザーインターフェース機能全般の設定が可能です.
パーソナルセッティング
ここでは全てのパーソナルセッティングやマルチプレイで他のプレイヤーに表示されるオプションを設定する事ができま
す。
Avatarアバター
ここではノーマルセッションやマルチプレーヤーセッション中のアバターを変更可能です。アバターをクリックして
アバターを選択 メニューを開き、プリセットリストの中からお好みのアバター画像を選択してください。
Usernameユーザー名
ここではノーマルセッションやマルチプレーヤーセッション中に使用するユーザー名を設定します。
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その他の情報
パーソナルセッティング画面では、更に詳細なプレイヤーに関する情報を入力する事が可能です。これらの設定は完全に
オプションとなっており、入力する情報はプレイヤーの判断で行ってください。
※また、自宅の住所や電話番号といった個人情報は絶対に入力しないで下さい。
ユーザーインターフェース
ここではPhoenixで使用するインターフェーステーマ(カラー)を選択する事ができます。Phoenix内で表示されるインタ
ーフェースの全てに設定が適用されます。
ホットキーを表示する
このオプションをオンに(選択)すると、新しい機体を選択した際にその機体が持つ専用のスイッチやホットキーを画面
脇に表示します。オフにすると表示されません。
ヘルプメッセージをリセットする
Phoenix内の重要な設定や終了するメニュー等を選択すると、Phoenixはプレイヤーの誤操作を防止する為に各種確認メッ
セージを表示する事があります。これらの確認メッセージでは“このメッセージを2度と表示しない”というオプション
がチェックボックスで選択可能なものがあり、このオプションを選択していると確認メッセージはその後表示されません
。ここで本オプションを選択するとこの確認メッセージがリセットされ、各種確認メッセージが都度表示されるようにな
ります。(初期状態に戻ります)
シミュレーション
ここではシミュレーション全般の設定を行う事が可能です.
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カメラスピード
カメラの機体への追従スピードを調整する事が可能です。より速く設定するとカメラは機体の動きにより素早く追従し、
常に画面の中心に機体を表示します。逆に遅く設定した場合は機体が速く移動している際にカメラの動きが追い付かず画
面の隅に機体が表示されることがあります。 通常は初期設定値の50%で使用してください。
シミュレーションスピード
ここではシミュレーションのスピードを調整します。初期設定の速度は100%(実際の速度)です。
スライダーを100%以下に減らすとスローモーション機能が働き、機体を容易にコントロールする事が出来ます。スライダ
ーを100%以上に増やすと早送り機能が働き、機体をコントロールする難易度が高くなります。
通常は100%(初期設定値)を変更することはお薦めしませんが、難易度の高いトレーニングに挑戦する場合は、最初は低
いスライダー設定値から始め、徐々に100%へと上げてください。
スライダーメニューは 画面 > ディスプレイメニュー内の シミュレーションスピードウィジェットでも変更が可能です。
墜落/破損時の処理
このドロップダウンメニューでは機体がクラッシュ、破損したときの対処法を設定可能です。


Immediately(すぐに)‐ 衝突・破損が発生した場合、すぐに機体をリセットします。
After 1 second (1秒後に)‐ 衝突・破損が発生した場合、1秒後に機体をリセットします。


After 3seconds(3秒後に)‐ 衝突・破損が発生した場合、3秒後に機体をリセットします。
After 10 seconds (10秒後に)‐ 衝突・破損が発生した場合、10秒後に機体をリセットします。

No auto-restart(オートリスタートなし)‐ 墜落・破損が発生しても機体はリセットされません。この設定の
場合、Reset
your
model(リセットモデル)ホットキー(初期設定値=“R”)を使って手動で機体をリセット
します。または送信機の空きチャンネルにリセットモデルコントロールを割り当てて実行します。

At
idle
throttle(アイドルスロットル)‐ 墜落・破損が発生してもご自身でスロットルをアイドルポジ
ション(ミニマムポジション)へ戻すまで機体はリセットされません。これは実機を飛ばす際のトレーニングに
も応用出来、常にアイドルスロットルにする癖をつける事ができます。
スロットルスピードでエンジン/ローターをスタートする。
このオプションをオンにすると、機体をリセットした際に送信機のスロットル位置に応じたローター回転数でローターが
回転しています。これにより飛行開始までの時間を短縮することが可能です。
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ディスプレイ
ここではソフトウェアのグラフィックに関するオプションを設定することが可能です。グラフィッククオ
リティーを上げると、画質は向上しますがパフォーマンスが低下する場合もあります.
グ
ラフィッククォリティ
ここではグラフィックに関する設定全般を簡単に変更する事が可能です。初心者の方はクォリティーオプションで詳細な
設定を選択するよりも、こちらのスライダーで簡単に設定変更する事をお勧めいたします。
スライダーをLow方向 に設定すると、全てのクォリティオプションが一番低い値に設定されます。これによりグラフ
ィックカードやCPUへの負荷が軽減し、グラフィックスペックの低いPCではより快適にPhoenixをプレイする事が可能とな
ります。
また逆にスライダーをHighest 方向に設定すると、各クォリティは徐々に上がりますが、その分グラフィックカードやC
PUに負荷がかかり、より高スペックのPCが必要となります。
グラフィッククォリティをより高く設定すると、よりハイスペックなグラフィックカードやPCが必要になります。スペッ
クの低いPCではコマ落ち等の動作不良が発生する場合があります。まずはMediumを選択し、シミュレーションの動作を
確認してから必要に応じて好みのクォリティレベルになるまで調整してください。
フルスクリーンモード
ここではPhoenixのフルスクリーンモードに関する設定を行います。
Phoenixは初期設定ではウィンドウズモードで起動します。ウィンドウズツールバーが表示されている為、Phoenixのプレ
イ中でもバックグラウンドでE-Mailチェックを行ったり、音楽プレイヤー等を作動させることが可能です。
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また、Phoenixはフルスクリーンモードでお楽しみ頂くことも可能です。Phoenixが画面全体に表示されウィンドウズモー
ドよりも若干ですがよりスムーズに表示されます。ご使用されているPCのスペックによってはウィンドウズモードよりも
少し高めのグラフィッククォリティを選択可能な場合があります。(より高いクォリティを選択してもコマ落ちしにくい
)
Phoenixを使用中に頻繁に他のウィンドウに切り替える必要がない場合には、フルスクリーンモードでのご使用をお勧めし
ます。ウィンドウズモード/フルスクリーンモードの切り替えはホットキーの ALT + エンターキー で行えます。
フルスクリーンモード内の最初のドロップダウンボックスではフルスクリーン表示時の解像度を選択する事が可能です。
より高い解像度ほどより多くのピクセルを使用して表示される為、機体等がより鮮明にシャープに表現されます。通常は
選択可能な一番高い解像度を選択するか、ご使用されているウィンドウズのデスクトップ解像度と同じ解像度を選択して
ください。
解像度ドロップダウンボックスの右横には使用可能ボタンがあります。このボタンを押すことでフルスクリーンモードの
オン/オフが選択可能です。
使用可能ボタン右横のVSyncボタンでは垂直同期の有効/無効を選択する事が可能です。これによりプログラムのスムーズ
さが改善されます。初期設定ではオン(有効)になっています。
アドバンストボタンは上級者向けのオプションとなりますので通常は解除(選択しない)しておいてください。ドロップ
ダウンボックスで選択した解像度でプレイする事が可能となります。
クォリティーオプション
ここではグラフィッククォリティー全般の設定を行う事が可能です。グラフィッククォリティーを上げると、画質は向上
しますがご使用されているPCの性能によってはパフォーマンス(動作スピード等)が低下する場合があります。上級者で
ない限りこちらの詳細設定よりも本メニューのトップにありますグラフィッククォリティスライダーでの設定をお勧めし
ます。
アンチエイリアシング
ここでは機体や障害物のエッジのクォリティーを向上させるフルシーンアンチエイリアシング(FSAA)を有効・無効にする
事が可能です。グラフィックカードへの要求が高いオプションとなりますので、このオプションはハイスペックのグラフ
ィックカード使用時にのみ有効にしてください。
夜間の輝き
ここでは夜間飛行に対応した機体で夜間飛行する際の輝き効果の有効/無効を選択可能です。グラフィックカードへの要
求が高いオプションとなりますので、このオプションはハイスペックのグラフィックカード使用時にのみ有効にしてくだ
さい。
太陽の輝き
ここでは明るいバックグランドで飛行をする際の太陽の輝き(照り返し)効果の有効/無効を選択可能です。グラフィッ
クカードへの要求が高いオプションとなりますので、このオプションはハイスペックのグラフィックカード使用時にのみ
有効にしてください。
反射
ここでは機体の光の当たる箇所での環境反射効果の有効/無効を選択可能です。
アドバンスト ローターエフェクト
ローターやプロペラの高速回転時のボケ効果のオン/オフ
クラッシュ時の破片
19
クラッシュ時や機体が障害物に接触(墜落)した際の小さな破片の表示のオン/オフ
影のクォリティー
ここでは地面または自機に表現される自機の影のクォリティーを選択する事が可能です。
スモーククォリティー
ここでは機体が排出するスモークのクォリティー及びその濃さを選択可能です。 (スモークを排出可能な機体に限る)
水面のクォリティー
ここでは飛行場内の水面のクォリティーを選択する事が可能です。“High”はハイスペックのグラフィックカードを装着したPCでのみ
選択して下さい。
背景のクォリティー
ここでは背景のクォリティーを選択可能です。
ローターディスクの視認性
ヘリコプターのローターが高速回転している際のローターディスクの視認性をスライダーで調節可能です。
オーディオ
ここでは音声関連全般の設定を行います.
音声のボリューム
ここではシミュレーター内のサウンド全般のボリュームを設定します.
サウンドライブラリー
20
初期設定 の“XAudio”とサウンドカードの互換性がない場合、ドロップダウンメニューから現在 ご使用されているサウンドカ
ードに最適なサウンドライブラリーを選択することが可能です。 但しこの設定はサウンドカードドライバーやDirect Xを最新のバージ
ョンにアップデートする事により問題 が発生した場合等にのみ変更してください。
風の音
このオプションをオンにすると、強風が吹いている飛行場や、天候設定で強風を設定している場合に“風の音”を再生する事が出来ま
す。
周辺環境の音声を再生
このオプションをオンにすると、波の音や木の音、鳥の鳴き声といった“周辺環境の音”を再生する事が出来ます。
残響を有効にする
このオプションをオンにすると、室内で発生する残響を有効にする事が可能になります。
ボイスチャット中に音声をミュートする
このスライダーでは、マルチプレイ中にボイスチャットを受信した際にどの程度シミュレーターサウンドをミュート(小さく)するか
設定する事が可能です。ミュートしない場合には100%に設定してください。また完全にミュート(消音)する場合には0%
に設定してください。初期(推奨)設定値は33%です。
表示単位
ここではPhoenixで使用する表示単位を選択する事が可能です。
組合わせ
このドロップボックスでは表示単位の組み合わせを選択する事が可能です。通常は“Metric”(メートル法)を選択して
ください。他に“Imperial”(Feet/ Miles/Pounds)及び“Custom”(カスタム)を選択する事も可能です。
カスタム設定
組合せで“Custom”を選択した場合には、ここで各種表示単位のカスタマイズが可能です.
21
言語
ここではPhoenixで使用する言語を選択することが可能です。使用する言語をリストから選択して ”決定”
ボタンをクリックして下さい.
変更した言語を有効にするためには一度Phoenixを再起動して下さい。
22
アップデートの確認
ここではプログラムを最新バージョンに更新する、自動アップデートシステムを開始することが可能です.
また新しく追加された機体・飛行場・カラーリング等をインストールすることが出来ます。
インターネットに接続されたコンピューターでPhoenixを起動すると、Phoenixはダウンロード可能なアップデートプログ
ラムを自動的に確認します。新しいプログラムバージョンや追加データ等が検出されるとメッセージが表示され、インス
トールする項目を選択することが可能です。過去のアップデートプログラムをインストールしたり、自動アップデートチ
ェックシステムを無効にする場合はこちらのメニューから設定して下さい。
自動アップデートを行う為には、ファイアウォールやウィルスチェックソフトを一時的に解除し、コンピューターがイン
ターネットに接続して、アップデートプログラムへアクセス可能な状態としてください。またPhoenix USBインターフェー
スケーブルをコンピューターに接続してください。
アップデートの選択とインストール
アップデートが検出されると、カテゴリー別に「アップデートの確認」リストの中に表示されます。また各アップデート
の詳細やメーカー名、新規追加機体の説明を確認することも可能です。
「アップデートの確認」リスト内にご希望のファイルデータがございましたら、ファイル名の上で左ボタンをクリックし
てハイライトしてください。ご希望のファイルが複数の場合には全てのファイルをハイライトしてください。
ファイルの選択が完了しましたら、メニュー右下の インストール ボタンをクリックしてください。全てを選択 ボタン と
全てを解除 ボタン からリスト上の全てのアイテムを一度に選択・解除することが可能です。
Phoenixを起動する度にアップデートをチェックする
23
このボックスにチェックを入れると、Phoenixを起動する度にPhoenixは自動的にアップデートプログラムの確認を行いま
す。(推奨) このオプションを無効とした場合、システム > アップデートの確認メニューから定期的にアップデート
プログラムの確認を行ってください。
インストール済のアップデートファイルを表示
このオプションではアップデートの確認リスト内のインストール済みのアップデートファイルや機体データを再インスト
ールすることが可能です。
終了する
こちらのオプションを選択すると現在選択中の各種設定を記憶させ、Phoenixを終了してWindowsのデスクトップ画面に戻
ることが可能です。
24
機体について
Phoenixには初期状態で100種類以上の機体データが収録されていますが、オンラインアップデートを利用して追加された
機体データをダウンロードしていただくことも可能です。3Dフライトが可能な飛行機・ヘリコプター、各種スケール機、
グライダー等様々な機体が収録されています。
機体を選択すると離陸可能な状態で画面中心に機体が表示されます。機体は1機種のみ選択が可能です。全ての機体は詳
細なレンダリング処理が施されており、経験豊富なエキスパートフライヤーのセットアップが有効となっていますので、
すぐに飛行が可能です。
収録されている機体の中には異なる特性のセットアップを収録した機体や異なるカラーリ
ングデータを持った期待もあり、それぞれ選択が可能です。
Phoenixの機体に関する設定、セットアップはメインメニュー内の機体メニューで行うことが可能です.
機体 メニュー
このメニューでは機体の全ての設定が可能です。既存の機体データ(セットアップ)を変更したり、発生
させる故障についての設定、発進方法の選択等が可能です.
変更
このメニューを選択すると機体の変更メニューが表示され、飛行したい機体を選択したり、Favourites
メニューの変更することが可能です.
このメニューは2つのセクションに分
かれており、左側のリストで選択可能
な機体名を、右側に現在選択中の機体
に関する情報が表示されます。
機体の変更リスト
このリストでは現在インストールされ
ている全ての機体が表示されます。
機体は各カテゴリー毎にソートされて
います。Helicopters : ヘリコプター、
Fixed-Wing : 飛行機、Gliders : グライ
ダー、Amphibious : 水上機の順に表
示されていますが、分類を変更するこ
とによってソートを変更することも可
能です。
25

Default – デフォルト(初期設定)の表示状態です。通常はこちらを選択してください。


Class – より詳細なクラス毎に表示を変更します。
Power – パワーソース毎に表示を変更します。


Manufacturer – メーカー毎に表示を変更します。
Difficulty – 機体の難易度毎に表示を変更します。
分類を変更するとリストのカテゴリー表示が設定に応じて変更されます。
リストはスクロールが可能ですのでリストをスクロールさせてご希望の機体を選択してください。リスト内のカテゴリー
に白い三角マークがありますが、この三角マークをクリックするか、カテゴリー名をダブルクリックすることでリスト内
に格納されている機体を表示させることが可能です。
ご希望の機体が表示されましたら機体名をクリックしてください。右側のウィンドウに機体のデータと共に選択した機体
が表示されます。
カラーリング
機体名一覧の下に「Default」と表示されたドロップダウンリストがあり、このリストをクリックする事で機体によっては
ボディーカラーを変更することが可能です。Phoenixの機体の多くは1つ以上のボディーカラーを選択することが可能です
。
バリエーション
機体メニュー内のエディットメニューで機体の特性を変更するとPhoenixはその設定データのコピーを自動的にMy
Documents/PhoenixRC/Variantsフォルダに保存します。このデータは他のPhoenixユーザーにEメール等で送信し、共有する
ことが可能です。またPhoenixに収録されている機体の中でも数種類の設定データを予め持った機体があります。
バリエーションを持った機体やユーザーが新しいバリエーションのコピーを作成した場合、リスト上に表示される機体画
像左側に白い三角マークが表示されます。この三角マークをクリックするか機体名をダブルクリックするとバリエーショ
ンが表示され、選択することが可能となります。
モデルリストの下にゴミ箱アイコンがありますが、このアイコンをクリックする事で、選択中のバリエーションを削除す
る事が可能です。但し、元々Phoenixに登録されているバリエーションは削除する事ができません。
Favourites
画面中央下に表示されている3つの星形のボタンでFavourites (お気に入り)の編集が可能です。良く使用する機体を
Favouritesに登録しておくと、簡単にお気に入りの機体を選択することが可能になります。
お気に入りに追加
機体をFavouritesに新しく登録するには、機体リスト上で希望の機体/バリエーションを選択し、一番左の星形ボタンお気
に入りに追加ボタンを押してください。機体リストの一番上Favouritesカテゴリーに機体/バリエーションが追加されます
。
お気に入りから削除
任意の機体を選択した状態で真ん中の星形ボタンお気に入りから削除ボタンを押すと選択中の機体がFavouritesカテゴリー
から削除されます。
お気に入りを編集
一番右の星形ボタンお気に入りを編集ボタンを押すとOrganise
が可能です。
26
favouritesウィンドウが開きFavouritesリストの編集
機体プレビューウィンドウ
機体の変更メニュー内の右側には現在選択中の機体が3Dで表示されます。
デフォルト(初期)状態では、表示される機体はゆっくり回転していますが、マウスの右ボタン又は左ボタンをクリック
しながら機体をドラッグする事で様々な角度から機体を確認することが可能です。
プレビューウィンドウの下には機体名や基本的な情報・スペック等が表示されます。
変更メニューの設定が終わりましたら完了ボタンを押してメイン画面に戻ってください。選択した機体が画面上に表
示され飛行が可能となります.
エディット
このメニューを選択すると機体のエディット(編集)メニューが表示され、現在選択中の機体の各種設定変更が可能とな
ります。設定を変更した場合、新しいバージョンが作成され、いつでも設定を呼び出すことが可能となります。このバー
ジョンデータはMy Documents / PhoenixRC / Variants フォルダに保存されます。
各バージョンは
機体>変更
メニュー内の機体プレビューウィンドウの下に表示されている[バージョン]ドロ
ップボックスから選択する事が可能です。
ください。
多くの機体はプリセットされたバージョンを持っていますのでお試し
シンプル/詳細
エディットメニューではシンプル/詳細の2種類のメイン画面を選択する事が可能です。シンプルモードではカラーリング
の変更(別のカラーリングデータを持った機体のみ)及び機体の全体的な特性の変更を“Setupホイール”を使用して行う
事が可能です。詳細モードでは機体のより細かな設定を行うことが可能で、ユーザーの希望する特性により近づけること
が可能です。
シンプル/詳細モードを切り替えるにはメニュー左下のシンプル又は詳細ボタンを押してください。
27
シンプル モード
シンプルモードはデフォルトのメニュー画面です。通常はこちらのモードでのご使用をお勧めします.
こ
のモードでは現在選択されている機体の画像が表示され、基本的なスペック・情報が同時に表示されます。
機体画像はマウスの右ボタン又は左ボタンをドラッグしたままマウスを動かすことで表示方向を変えることが可能です。
カラーリング
プレビューウィンドウの左下にはカラーリングを選択できるドロップダウンメニューがあります。選択中の機体に選択可
能なカラーリングデータがある場合にはこのボックス内に表示され、選択が可能です。
Setup ホイール
画面中央下に表示されているSetupホイールを使用して機体の全体的な飛行特性を初心者向き(Beginner)からエキスパー
ト向き(Advanced)まで変更する事が可能です。
デフォルトではほぼ全ての機体が中級者向き(Intermediate)にセットされています。
Setupホイールをセンターより左にセットすると飛行特性はより安定するセットアップとなり、飛行が簡単になります。エ
レベーターやピッチのレスポンスが下がりエキスポの効果も大きくなります。Beginner
を超えて左にセットするとヘリコプターには着陸補助装置(アメンボ)が装着され、フライバーレスモデルにはアクティ
ブフライバーが装着されます。
Setupホイールをセンターより右にセットすると飛行特性はよりアグレッシブなセットアップとなり、飛行は難しくなりま
すが、より大胆な演技を行うことが可能となります。
28
このSetupホイールを使用することで簡単にビギナーモデルから3D飛行が可能なモデルまで飛行特性(難易度)を変更す
る事が可能です。
バージョン
画面右下のドロップボックス及びボタンでバージョンの選択・新規作成・削除が可能です。Setupホイールを使用して設定
を変更するとこのドロップボックスに新しいバージョン(Copy)が自動的に作成されます。一度バージョンが作成されま
すと、次回からはこのドロップボックスから簡単にバージョンを呼び出し同じセッティングで飛行する事が可能となりま
す。また機体>変更メニューからの選択も可能です。
ドロップボックスの右に配置されているボタンで新しいバージョンの作成及び削除が可能です。
但し、プリセットされているバージョンの削除はできません。
スケールウィザード
画面中央一番下にはスケールウィザードボタンがあります。このボタンを押すと機体のスケールを変更するスケールウィ
ザードを開くことが可能です。
スケールの変更が完了したら次へボタンを押して終了ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
29
詳細 モード
詳細モードを選択すると現在選択中の機体について、飛行特性に関する各種パラメーターやエンジン音等
の設定が変更可能となります.
メニュー画面左側には属性毎にリストが表示され、各種設定に容易にアクセスできるようになっています
。また画面右側には現在選択中の機体のプレビュー画面が表示されます。ここでは機体をあらゆる角度か
ら確認したり、カラーリング及びバージョンの変更・設定が可能です.
属性リスト
メニュー画面左側には属性リストが表示されます。ここには現在選択中の機体について変更可能な飛行特性に
ついてのリストが表示されます。表示されるリストは選択中の機体の種類(飛行機・ヘリコプター等)によっ
て異なります。リストはカテゴリー及びサブカテゴリー及びサブカテゴリー毎に表示されます。カテゴリー名
をクリックするとサブカテゴリーが表示されます。
特性の変更
リスト内の各特性は左側に属性の名称をそして右側には設定値が(変更可能な場合)表示されます。カーソル
を各属性に持っていくと該当する属性の説明及び設定値を変更した場合の効果が表示されます。
属性リスト内の設定値を変更すると新しいバージョン(コピー)が作成され、いつでもその設定を呼び出すこ
とが可能となります。またこのバージョンは機体>変更メニューから呼び出して選択する事も可能です。
各特性によって設定方法が以下のように異なります。:
30





ボックス(数値を入力) – このタイプの特性にはボックスをクリックして、指定された範囲内で
数値を入力してください。
スライダー
–
このタイプの特性ではスライダー上に表示されているつまみをドラッグし
て設定値を変更してください。通常は0 – 100%の範囲で設定が可能です。
ドロップボックス – このタイプの特性ではドロップボックスをクリックし、表示される項目(設
定値の中から任意の設定値を選択してください。
チェックボックス
–
ある特性ではその特性を有効にするか無効にするかのチェックボ
ックスをもったものがあります。 その特性を有効にする場合にはボックスをクリックしてチェック
を入れてください。無効にする場合には同じくボックスをクリックしてチェックを外してください。
カラーパレット
–
カラーの選択を行う場合、まず現在表示されているカラーボック
スをクリックしてColour
Selectorを起動してください。 任意のカラーをクリックした後、
Finishedボタンを押すと設定が有効になります。
有効にする
いくつかの特性はデフォルトで無効となっており、それらはグレーの暗い色でリストに表示されています。
通常、これらの特性はその特性の上に表示されている有効にするチェックボックスをクリックしてチェックを
入れる事で有効となります。 その特性の詳細につきましてはカーソルを項目に合わせることで説明が表示
されますので、ご確認ください。
カラーリング
機体プレビューウィンドウ内下のカラーリングドロップボックスでは機体のカラーリングを選択することが可
能です。(他のカラーリングデータを持った機体のみ)
バージョン
カラーリングボックスの下にはバージョンドロップボックスがあり、他のセッティングバージョンが存在する
場合に選択が可能です。左側のドロップボックスでは既に存在しているバージョン名が表示されます。機体の
属性を変更すると自動的にバージョンのコピーが作成され、このリスト内に表示されるようになります。
右側のドロップボックスではバージョン名の編集が可能です。編集可能なバージョンを選択中はこのボックス
が有効となり、名称の変更が可能となります。
その更に右に表示される星形のアイコンはバージョン(現在選択中のバージョンのコピー)を新規に作成した
い場合に使用します。
更に一番右に表示される星形のアイコンをクリックすると、現在選択中のバージョンを削除する事が可能です
。但し、デフォルトでプリセットされているバージョンを削除する事はできません。
単位を変更する
このボタンをクリックするとシステム>プログラム設定>表示単位メニューが開き、表示される高さや速度、重
量の表示単位を変更する事が可能です。
飛行性能の調整
このボタンをクリックするとINFLIGHT TUNING(インフライトチューニング)チェックボックスが表示さ
れます。任意の特性についてチェックを入れる(複数可)とメイン画面のINFLIGHT
31
TUNINGツールバー内に特性が表示され、飛行中であってもメイン
画面から任意の特性を調整する
事が可能となり、セッティングの時間を大幅に短縮する事が可能となります。
このボタンを押すと各特性の左横に小さなチェックボックスが表示されたり消えたりします。このボックスを
クリックしてチェックを入れると、メイン画面のINFLIGHT TUNING ツールバー内に選択した特性が追加され、
調整が可能となります。
スケールウィザード
シンプル/詳細モードにかかわらずスケールウィザードボタンを押すと、スケールモデルWizardが起動します。
このウィザードでは簡単に機体のスケール(サイズ)を変更する事が可能です。
このメニュー画面では現在選択中の機体が表示されます。
メニューの下側にはスケールサイズスライダーが存在します。このスライダーを左へ(100%以下)へスライド
させると機体全体が縮小し、逆に右へ(100%以上)スライドさせると機体全体が拡大します。スライダーを10
0%へ戻すと機体サイズはノーマルサイズへ戻ります。(機体のサイズ変更に伴い各種特性も変化しますので、
サイズ変更をすると操縦フィーリングが大きく変化する場合があります。)
スライダーを動かすと動かした量に応じてメニュー右上の数値が変わり、表示されている機体画像も変化しま
す。機体全体のサイズが変わりますので、機体のあらゆる属性も同時に変わっています。実機RCに近い特性と
するには詳細モードにて各部を調整し、より実機RCの特性に近づける必要があります。
メニュー左下には最初のバージョンドロップボックスがあります。ここではどのバージョンの機体サイズから
スケールサイズを変更するか選択する事が出来ます。
サイズの変更が完了しましたら次へ>>ボタンを押して次のステージへ進んでください。
このステージは機体のオプションを設定する最後のメニューとなります。ここでは新しく作成されたバージョ
ンのオプションを若干変更する事が可能です。
新しいプロファイル名にはデフォルトで作成された新しいプロファイル名が表示されます。このプロファイル
名は変更する事が可能です。
真ん中にエンジン音ドロップボックスがあります。ここでは希望のエンジン音を選択する事が可能です。
一番下にカラーリングドロップボックスがあります。選択可能なカラーリングのバージョンがあれば、ドロッ
プボックス内に表示され、選択が可能です。
設定の変更が完了しましたら終了ボタンを押して新しいバージョンを作成してください。
新しいバージョンのまま機体の特性を編集するメニューに戻ります。
32
故障の設定
故障の設定メニューでは、フライト中に起こりうる様々な故障の種類の中から、機体のどの機能がいつ故障するか設
定する事が可能です。実機RCのフライト中に発生しうる故障の発生からリカバー・不時着までの実践的な練習を行う
事が可能です.
メニュー画面では、機体のどの機能がいつ・どのように故障するか設定してください。
発生頻度では故障発生のタイミングを設定して下さい。







発生しない(初期設定) -故障は発生しません。
ランダムに発生-故障は数分置きにランダムに発生します。
離陸直後-故障は離陸直後に発生します。
10秒後-故障は離陸後約10秒で発生します。
30秒後-故障は離陸後約30秒で発生します。
1分後-故障は離陸後約1分で発生します。
5分後-故障は離陸後約5分で発生します。
設定可能な故障の項目は以下のとおりです。:

エンジン
–
この項目ではエンジンの故障について設定可能です。故障が発生するタイミング
と全てのエンジンが故障するのか、ランダムにエンジンが故障するのか(エンジンが複数の場合のみ)
設定してください。

エレベーター
–
この項目では飛行機/ヘリコプターのエレベーターサーボの故障
について設定可能です。故障が発生するタイミングとサーボがどのポジションで故障(固定)するのか
設定してください。 スティック最小位置を選択するとサーボの最小位置で故障(スタック)します。
スティック最大位置を選択するとサーボの最大位置で故障します。スティック中立を選択するとサーボ
の中立(ニュートラル)位置で故障します。スティック最終位置を選択すると故障発生時のサーボ位置
で故障します。
33

エルロン
–
この項目では飛行機/ヘリコプターのエルロンサーボの故障について設定可能
です。故障が発生するタイミングとサーボがどのポジションで故障(固定)するのか設定してください
。スティック最小位置を選択するとサーボの最小位置で故障(スタック)します。スティック最大位置
を選択するとサーボの最大位置で故障します。スティック中立を選択するとサーボの中立(ニュートラ
ル)位置で故障します。スティック最終位置を選択すると故障発生時のサーボ位置で故障します。

ラダー/テールローター – Tこの項目では飛行機のラダー/ヘリコプターのテールローターサーボ
の故障について設定可能です。故障が発生するタイミングとサーボがどのポジションで故障(固定)す
るのか設定してください。スティック最小位置を選択するとサーボの最小位置で故障(スタック)しま
す。スティック最大位置を選択するとサーボの最大位置で故障します。スティック中立を選択するとサ
ーボの中立(ニュートラル)位置で故障します。スティック最終位置を選択すると故障発生時のサーボ
位置で故障します。
メニュー左下のリセットボタンをクリックすると発生頻度の項目が全て発生しないに設定され、故障は発生し
ません。
希望する設定が完了しましたら決定ボタンをクリックしてメイン画面に戻ってください。選択した設定を無効
にしてメイン画面に戻るにはキャンセルボタンをクリックしてください。
リセット
このメニューでは機体を初期設定の位置にリセットします。故障や破損が発生して墜落と判定された際は
、システム > プログラム設定 > シミュレーション メニュー内の「墜落/破損時の処理」を設定しておくと、
同様に初期設定の位置に機体位置が自動的にリセットされます。「Reset your model」ホットキー
(初期設定値=キーボードの「Bキー」 ) をクリックしてリセットすることも可能です.
発進について
発進メニューでは選択中の機体(固定翼機)がどのように
離陸もしくは発進するかを設定します。このメニューでは
数種類の発進方式を選択する事が可能です。(但し、選択
している機体によって発進方式には制限があります)
発進
発進をクリックすると一つ目のセクションに以下の4つの発
進方式が表示されます。いずれかのオプションを選択する
と、現在選択中の機体の方式が自動的に変更され、新しい
発進方式で離陸/発進が可能となります。:
34

自動 – このオプションを選択すると、Phoenixは選択中のモデル/クラスに最も適した発進/離陸方法を自動的
に選択します。基本的にUnpowered(動力をもたない)グライダーや手投げ発進モデルはハンドランチに、着陸
装置を持ち動力を持った機体はグラウンドランチに設定されます。


グラウンドランチ – このオプションを選択すると機体は離陸可能な状態で地上にセットされます。この設定
は最も一般的な設定となります。(補足)着陸装置を持たない機体を選択中は自動的にハンドランチに設定され
ます。
ハンドランチ
–
このオプションを選択すると送信機のエレベーター/エルロン/ラダースティックで
機体の発進する方向及び角度を選択する事が可能です。また同様にマウスの右ボタンをクリックしたままマウス
を動かしても発進する方向及び角度を選択する事が可能です。任意の方向が決まったら送信機のスロットルを入
れるかマウスの左ボタンをクリックすると機体が発進します。

トーランチ – このオプションはUnpowered(動力をもたない)グライダーのみ選択可能です。AI(人工知能)
でコントロールされたグライダー曳航機が自動的に離陸しあなたの機体を地上75mまで曳航して、曳航索を
解除するまでサークル飛行を続けます。曳航索はスロットルを入れる事で、どの時点でも解除する事が可能
です。
着陸した際に自動発進
このオプションを選択すると機体が地面に着陸した後、自動的にハンドランチ又はトーランチの準備を行いま
す。
手投げ発進
このオプションを選択するとハンドランチ同様に手投げ発進が可能です。発進後にホットキー(Throw
glider=初期設定では“T”)を押すと、より高い高度から発進されます。このオプションはハンドランチ又はトーラ
ンチされたグライダーでのみ有効です.
スタート位置
ここでは機体のスタート位置を設定することが可能です:
変更
このオションを選択するとスタート位置変更モードとなります。このモードでは選択中の機体が設定可能なスタート
位置がそれぞれ表示されます。マウスの右ボタンをクリック&ドラッグしてスクロールし、任意のサークル上で左ボ
タンをクリックしてスタートで使用するサークルを決定してください。そのままオレンジの矢印が表示されますので
、任意のスタートアングルを決定してください.
希望のスタート位置が決定しましたら、画面下のFinishedボタンを押してスタート位置変更モードを終了し
ノーマルフライトへ戻ってください.
35
保存
このオプションを選択すると現在の機体の位置・機種方位・速度をスタート位置として保存します。機体が墜
落等してリセットされる度にここで保存したポジションからリスタートします。
リセット
このオプションを選択すると変更や保存で保存されたスタート位置がリセットされ、スタートポジションは初
期設定位置に戻ります。
最近使用したモデル
機体メニュー一番下にあるこのサブメニューでは最近使用した機体10機までの機体名が記憶されている為
、素早く任意の機体を選択する事が可能です.
36
飛行場
Phoenixは全ての飛行場において高解像度のフォトリアリスティック飛行場データを採用しています。またこれらのデータ
は幅広いPCスペックに対応可能です。
Phoenixには、あらかじめバリエーションに富んだ飛行場データが収録されており、選択する事が可能です。また、新しい
飛行場データも随時開発されており、Phoenixの自動アップデートシステムを利用して簡単に飛行場データを追加する事が
可能です。
Phoenixにはアスファルトや芝生の滑走路(フライングクラブや実機のローカル空港等)、グライダーの飛行に最適なスロ
ープ(丘の上)、水上機の飛行が可能な湖等、世界中の様々な飛行場データが収録されています。
Phoenix内の飛行場は全て3Dデータ化されており、飛行場内の障害物に衝突したり、地面の凹凸や水面に衝突(場合によ
っては接触)すると機体が破損します。
現在選択中の飛行場に関する設定はメインメニューバーの 飛行場 メニューにて行う事が可能です.
飛行場を変更する
他の飛行場に変更する場合には 変更メニューをクリックして飛行場の変更画面を開いてください。この画面では
バリエーションに富んだ飛行場データの中から任意の飛行場を選択することができます。画面内には選択可能な飛行
場のリストと、リストで選択した飛行場のプレビューウィンドウが表示されています .
37
選択可能な飛行場リスト
飛行場の変更画面の左側に表示されるリストには、インストール・ダウンロード済の全ての飛行場データが表
示されます。定期的にアップデートの確認を行い、新しい飛行場データがリリースされていないか確認してく
ださい。より多くの飛行場で飛行すると、よりスキルアップのスピードも早まります。
飛行場を変更したい場合には、まずリストをスクロールして任意の飛行場名をマウスの左ボタンでクリックし
てください。選択した飛行場はリスト上でハイライトされ、プレビュー画面では飛行場を確認することが出来
ます。
またこのプレビュー画面は、初期状態では360度のパノラマビューを自動的に表示していますが、マウスの右
または変更したい飛行場が確定しましたら決定ボタンを押して、メイン画面に戻ってください。変更を適用せ
ずに終了する場合には キャンセル ボタンを押して下さい。
左ボタンをドラッグしてマウスを動かすと飛行場内の任意の方向を確認する事も可能です.
天候
強風や乱気流の吹き荒れる悪天候で実機RCを飛行させる事は稀ですが、Phoenixでは体験する事が可能です
。強風や乱気流を有効にするとフライトの難易度は大幅に上がります。初期状態では飛行場の天候につい
ての設定は特にされていません。メインメニューバーの天候メニューを使用してこれらの設定を行ってく
ださい.
天
候を変更する
変更メニューをクリックして天候の設定メニューを開き、飛行場内の風、乱気流、及び上昇気流等の設定を行う事が可能
です。
セーブされた設定
天候の設定メニューの左側にセーブされた設定リストがあります。ここには予めプリセットされた天候設定やプレイヤー
が作成した天候の設定が保存されています。天候の設定メニューでは風向・風速、乱気流、上昇気流等の設定を簡単に変
更する事が可能です。
38
プリセットされた天候設定を選択する事で、常に同じ天候の状況を再現する事ができます。セーブされた設定リスト内か
ら任意の設定をマウスの左ボタンをクリックして選択してください。その際に右側の各種設定値が予めプリセットされた
数値に自動的に変更されます。
また各項目の白いつまみをマウスでドラッグする事で、既存の設定を変更したり、天候状況をカスタマイズすることも可
能です。
風速(基準)
飛行場全体に継続的に吹いている風の“基準”スピードを設定します。
風向(基準)
基準の風(上段参考)が吹いて行く方向(風が向かう方向)を設定します。注:日本語の風向とは意味が異なりますので
ご注意ください。
ランダム度(基準)
風速(基準)にどの程度の変化があるか設定します。設定値を50%に設定すると風速(基準)はプラスマイナス50%の範
囲でランダムに変わります。
風速(突風)
基準の風よりも強い突風の最大風速を設定します。突風はランダム度(突風)で設定したランダム度をベースに吹きます
。
風向(突風)
突風が吹いて行く方向(風が向かう方向)を設定します。注:日本語の風向とは意味が異なりますのでご注意ください。
ランダム度(突風)
風速(突風)にどの程度の変化があるか設定します。設定値を50%に設定すると風速(突風)はプラスマイナス50%の範
囲でランダムに変わります。
突風の発生頻度
突風がどの程度の頻度で吹くか設定します。設定値を高くすると高い頻度で突風が吹きます。
乱気流
飛行中に遭遇する乱気流の頻度を設定します。乱気流に遭遇すると機体の安定度に影響が出て(低速ではより大きな影響
を受けます)飛行中のリアリティーが増します。
上昇気流の強さ
上昇気流の数及び上昇気流に遭遇した際の上昇気流の強さを設定します。強い上昇気流に遭遇すると機体は強い揚力を得
ます。30%以下に設定すると1つ、30%~60%に設定すると2つ、60%以上に設定すると3つの上昇気流が作成されます。画
面>ディスプレイ>上昇気流 オプションを有効にすると上昇気流を画面上で確認する事が可能になります。
上昇気流の持続時間
上昇気流が同じ場所に留まる時間を設定します。100%に設定すると上昇気流は少なくとも5分間は同じ場所に留まります
。一定の時間を経過すると上昇気流は消滅し、別の場所に現れます。
39
天候の設定が完了しましたらメニュー左下のセットアップのセーブをクリックする事で設定を保存する事が可能です。表
示されるボックスに新しい設定の保存名を入力してから決定をクリックしてください。
ユーザーが作成したセットアップはセットアップを削除ボタンをクリックする事で削除する事が可能です。
天候の設定やセーブされたセットアップの選択が終わりましたら、完了ボタンをクリックしてメイン画面に戻ってく
ださい。キャンセルをクリックする事で変更した設定を適用せずメイン画面に戻ることも可能です。
レイアウト
レイアウトメニューではランディングターゲットやF3Cボックス/エリア等の表示についての設定が可能です。レイアウト
オプションを有効にするとソロフライト時のスタートポジションも自動的に変更となります。:

なし – 全てのレイアウトを(解除)無効とします。

ランディング ターゲット – ランディングターゲットを表示します。ターゲットは赤・黄・緑の三色から
なるサークルで表示され、ソロフライト時には機体がサークル中心部にセットされます。

プレシジョン ターゲット – プレシジョンターゲットを表示します。プレシジョンターゲットは中心部ま
での距離が計測しやすいよう距離ごとにサークルが表示されます。ソロフライト時には機体がターゲット中心部

にセットされます。
F3C
ボックス
–
F3C静演技用のF3Cボックスを表示します。
F3C
ボックスとは10m
x
10m
の正方形で、機体はその中心部にセットされます。

F3C エリア – F3C エリアを表示します。 F3Cフライトライン及び5mの位置にフラッグが設置されています。
機体はその中心部にセットされます。
40
Buddies(バディー)
バディーを設定するとAI(人工知能)でコントロールされる他のパイロット(バディー)と同時飛行を行うことが可
能となります。バディーと一緒にフライトする事で、実機RCのフライトと同様、他のパイロットと同じ飛行場で飛行
するために必要なスキルやテクニックを学ぶことが可能となります.
プレイヤーは1人~3人のバディーと同時飛行を行うことが可能です。またプレイヤーはバディーのフライ
トを見学し、バディーのフライトテクニックを学ぶこともできます.
友達の設定(バディーの設定)
Buddies>設定するメニューではバディーの追加、変更、解除(無効)が可能です。BUDDIESツールバーを選択
して設定するボタンから設定メニューに入ることも可能です。
バディーメニューには3つ(3人)のバディーパネルが表示されます。有効にするボタンを押すと一緒にフライ
トするバディーの設定が可能となります。
各パネルは以下のセッティングを変更する事が可能です。
アバター
パネル最上部にある大きなボタン(画像)はアバターを表示しています。この画像はバディーと同時飛行した
際にバディー名の隣に表示されます。アバター画像ボタンをクリックするとアバター選択画面が表示され、お
好みのアバターを選択する事が可能になります。システム>プログラム設定>全般 メニューでご自身のアバ
ターを選択する事も可能です。
名前
アバター画像ボタンの下にはバディーの名前を設定できるボックスがありますので、ボックスを選択し、お好
みの名前に変更してください。
41
スキル
このドロップダウンボックスでは、バディーのフライトスキルを選択する事が可能です。選択可能なスキルは
下記のとおりです。




ランダム – 以下の3タイプのスキルレベルからランダムに選択されます。
初級者 – バディーはホバリングやシンプルなフライト等、基本的な飛行のみ行います。
中級者 – バディーはストールターン等の複雑なフライトを行います。
上級者 – バディーはより難易度の高いハイレベルなフライトを行います。
モデル
バディーに使用させたい機体をこちらのドロップダウンボックスから選択してください。Randomを選択する
とバディーが期待をリセットする度に全ての機体の中から別の機体を選択します。Helicopterを選択するとバデ
ィーはヘリコプターの中からランダムに機体を選択し、Fixed-wingを選択すると飛行機の中からラン
ダムに機体を選択します。
ランダム
このボタンをクリックすると上記の全ての設定をランダムに変更します。
無効にする
このボタンをクリックするとバディーを無効にします。設定した項目は保存されますが、バディーは飛行場に
表示されません。
有効にする
バディーが無効の状態ではこのボタンが表示されています。このボタンをクリックするとバディーが有効
となり、飛行場に表示されるようになります
全てをクリアする
このメニューをマウスの左ボタンでクリックすると飛行場内の全てのバディーが削除されます.
BUDDIES ツールバー
BUDDIESツールバーには現在有効なバディーが使用している機体・スキル・名前がアバタ
ーアイコンと一緒に表示されます。アバターアイコン右上の“X”ボタンを押すとそのバ
ディーは無効となります。
またツールバー下側にある設定するボタンをクリックするとバディーメニューを開く
ことが可能です.
最近使用した飛行場リスト
飛行場メニューリストの一番下の最近使用したモデルには、最も最近使用した飛行場
のリストが保存されています。飛行場を変更する度にこのリストは更新され、最大10
か所まで保存されます。リスト内の飛行場をクリックすると、任意の飛行場にダイレ
クトに切り替わり、飛行が可能となります.
42
カメラ、ディスプレイの設定
画面メニューではカメラ、各種ウィジェット等に関する全てのオプションを設定する事が可能です。また
このメニューではツールバーのサブメニューの表示/非表示を選択にすることが可能です.
カメラ
ここでは機体を追尾するバーチャルカメラの設定を変更する事が可能です。カメラの反応速度やカメラが追従する機体を
変更することも可能です。
オートズーム
このオプションを有効にする(チェックを入れる)と、機体がプレイヤーの位置から離れた場合にカメラが自動的にズー
ムインし、機体の姿勢の確認が容易になります。ただし、実機R/Cをフライトする際にもそうするように、フライト中は
常に機体がプレイヤーから一定の範囲内に留まるよう注意してください。このオプションを無効にする(チェックを外す
)と、オートズーム機能も無効となり、より実機のR/Cフライトに近くなります。
小さな機体をズーム
このオプションを有効にすると、小さな機体でフライトする場合にPhoenixが自動的にズームを行い、フライトに最適な大
きさで機体を表示します。 オプションを無効にすると、ズーム機能はキャンセルされます。
ズームレベルをリセット
マウスホイールを操作する事でズームレベルをマニュアルで変更する事も可能です。
このオプションをクリック
するとズームレベルは初期設定値へリセットされます。
カメラモード
Phoenixのバーチャルカメラは以下の各モードを選択する事が可能です。

ノーマル
(初期設定)
–通常のカメラモードです。カメラはスクリーンの中央に機体を保ち、システム
>
プログラム設定 > シミュレーション メニュー内の カメラスピード で設定した速度に従い、機体を追従します。


地上を常に表示
–本モードでは機体の位置に関わらず常に地上(又は水面)を画面上に表示します。
ズームレベルは自動的に調整される為、マウスホイールを使用したマニュアルでのズームイン・アウトは使用す
る事が出来ません。
フリールック
–本モードではカメラは機体を追従する事はありません。プレイヤーはマウスの右ボタ
ンをクリック&ドラッグして任意の方角にカメラを向けてください。

シフトルック –本モードでは機体が画面中央付近にある場合にはカメラは固定されていますが、機体が画面の端
に近づくと追従を始める特別なモードです。より現実のフライヤーの頭/目の動きに近い動きとなります。
43
Look at(ルック アット)
ここではカメラで追従する機体を変更する事が可能です。選択可能なプレイヤーやバディー名がリストに表示
されますので、カメラで追従したい名前をマウスの左ボタンでクリックして選択してください。プレイヤー(
自分)の機体へ戻すには、リスト内のマイ モデルを選択してください。
注意:フリールック モードではLook at は使用できません。 選択中の機体がセッションを離脱した場合
にはカメラは自動的にプレイヤー(自分)の機体を追従します.
ディスプレイ
このメニューではメイン画面に表示させる各種ウィジェットや各種情報のオン/オフを切り替える事が可能です
。任意の項目をマウスの左ボタンでクリックすると、メイン画面にウィジェットや情報が表示されます。
ウィジェット
本メニュー内の各種設定項目の多くはウィジェット方式となっており、メイン画面上で設定の変更が可能とな
っています。各ウィジェットはサイズや形状を変更したり、隠すことも可能です。
いくつかのウィジェットは設定の変更が可能なボタンを持っています。
ウィジェット上にマウスカーソルを合わせるとタイトルバーが表示されます。タイトルバーをマウスの左ボタ
ンでクリック&ドラッグすると、任意の位置にウィジェットを移動させることが可能です。またウィジェット
周辺に表示される●をマウスの左ボタンでクリック&ドラッグするとウィジェットのサイズを変更する事が可
能です。
シミュレーションスピード
このウィジェットを使用すると素早く簡単にシミュレーション全体のスピードをコントロールする事が可能で
す。またこのシミュレーションスピードはシステム>プログラム設定内のシミュレーションタブ内でも変更が
可能です。ウィジェットの中心に表示される数値がスピードのパーセンテージとなります。100%が通常のスピ
ードになります。
このウィジェットを使用してシミュレーションスピードを変更す
るには、まずカーソルをウィジェット上に持ってきて、マウスの
左ボタンをドラッグしながらウィジェット上のつまみを動かして
ください。このつまみを動かすとセンターに表示されるシミュレ
ーションスピードもそれに応じて変化します.
44
送信機
このウィジェットでは現在カメラが追跡している機体の送信
機の各スティックの動きを表示する事が可能です。デフォル
トモードではあなたの入力した操作がそのまま表示されるよ
うに設定されています。オンラインで他のプレイヤーを見る
モードに変更すると、そのフライヤーのスティック入力がそ
のまま表示されます。これはトレーニングに大変有益であな
たのスキルアップに有効です。また画面>カメラ>Lookatメニ
ューでバディーを選択する事ができますが、その場合にはバ
ディーのスティック入力が反映されます。
コントローラーウィジェットの上部には、使用している機体に応じてGEAR /FLAPS/SMOKE等の各種機能が表
示されています。
またコントローラーウィジェットの下部センターには、モードセレクターがあります。デフォルトでは「2
」と表示されておりモード2になりますが、通常日本で販売されている送信機はモード1となりますので、
「2」の部分を何度かクリックして「1」を選択してください.
飛行情報
このウィジェットでは現在選択中の機体や周囲の環境についての重要な情報をリアルタ
イムに表示します。またこれらの情報はウィジェット上部のツールボタンを押すことで
表示項目を増したり減らすことが可能です。このウィジェットにはサイズの変更が可能
なつまみが各所にあります。任意のサイズに変更して表示させることが可能です。
青いツールボタンを押すとこのウィジェットの設定を変更する事が可能です。表示させ
たい機能をクリックしてチェックを入れ、Acceptボタンを押してください。
現在、以下の情報を表示させることが可能です。:

FPS – ここでは現在のフレームレート(Frames Per Second)を表示します。システム>プログラム設定>ディ

スプレイ内でVSyncを有効にしている場合にはご使用中のモニターのリフレッシュレートに固定されます。
解像度 – ここでは現在のディスプレイ解像度を表示します。


高度 – ここでは現在の機体の高度を表示します。
速度 – ここでは現在の機体のスピードを表示します。

機種方位 – ここでは現在の機体の機種の向きを表示します。


距離 – ここではあなたから機体までの距離を表示します。
風向 – ここでは現在の風が向かっている方向を表示します。


風速 – ここでは現在の風速を表示します。
スロットル – ここでは現在のスロットル開度を0 – 100%の範囲で表示します。

車輪 – ここでは現在の車輪の状態を表示します(Up/Down)。


エレベーター – ここでは現在のエレベーターの動作角度を表示します。
ラダー – ここでは現在のラダーの動作角度を表示します。


左/右 エルロン – ここでは現在の左右エルロンの動作角度を表示します。
フラップ – ここでは現在のフラップ開度を表示します。

ローター RPM – ここでは現在のローターヘッドの回転数を表示します。
45

コレクティブ – ここでは現在のピッチ角度を表示します。
設定が完了しましたら Acceptボタンを押してメイン画面に戻ってください。
昇降計(バリオメーター)
このウィジェットでは昇降計(バリオメーター)を表示します。主にグライダー
の飛行時に使用します。
ウィジェット左側では現在の機体が上昇しているのか下降しているのか、視覚的
に判断できるようバーで表示されます。バーがグリーン(上側)方向に行けば行
くほど上昇率は上がっています。逆にバーがレッド(下側)方向に行けば行くほ
ど下降していることになります。バーが中央(0の位置)にあれば機体は水平飛行
(またはホバーリング)していることになります。ウィジェット右上には上昇率/
下降率を数値でも表示しています。
その下側に表示される大きな数値は現在の機体の高度を表示しています。
昇降計はその上昇率・下降率によって音声も発生させます。これによりパイロットは昇降計をみなくてもおお
よその上昇率・下降率を知ることが出来るため、より安全な飛行が可能です。機体が上昇中はトーンが途切れ
、上昇率が大きいほどその頻度が多くなります。また下降中は連続的なトーンが鳴り、こちらも下降率が大き
いほどその頻度が多くなります。
右下の大きなスピーカーマークを押すことで昇降計の音声のオン/オフを切り替えることが可能です。またその
右横の2つのボタンで昇降計の音声のボリューム調整が可能です。
双眼鏡
双眼鏡ウィジェットには機体のズーム画像を常に表示します。機体がどんなに遠い場所にあっても常に同じサ
イズで表示されますので機体の姿勢を簡単に読み取ることが可能です。
このウィジェットでは機体のみを表示し、背景等は一切表示されません。またウィジェットにはサイズの
変更が可能なつまみが各所にあります。任意のサイズに変更して表示させることが可能です.
ウインドコンパス
このウィジェットには風が吹いて行く向き、パイロットの視線(
画面)が向いている向き、及び機首が向いている向きがそれぞれ
表示されます。
ウィジェットのメイン部分は画面の動きに従い左右に動きます。その
ためウィジェットの上部に表示される方位が現在の画面の向きとなり
ます。
オレンジの機体マークは現在の機首の向きを表示しています。
青い矢印マークは現在の風が吹いて行く向きを表示しています。
これにより、パイロットは視覚的に風の流れを読み取ることが可
能となっています
46
タイマー
タイマーウィジェットでは一般的なストップウォッチを再現しています。この
タイマーはアナログ/デジタル両タイプの表示が可能となっています。アナログ
表示部分では緑の短い指針が経過分を表示し、長い指針で経過秒を表示します
。 また、青く短い指針を持った部分で経過時間 を表示します.
タイマーをスタートさせるためには緑のSTARTボタンを押してください。タイマ
ーが作動し、アナログ/デジタル両方の表示部分で経過時間を読み取ることが可
能となります。タイマーを停止させるためにはSTART又はSTOPボタンのいずれ
かを押してください。STOPボタンをもう一度押すとタイマーは“0(ゼロ)”
にリセットされ、STARTを押すと引き続きタイムを計測します.
ログブック
このウィジェットは現在選択中の機体に関する有効な情報を記録/表示します。表示される項目は飛行回数
/クラッシュ回数、お気に入りのセットアップやカラーリング等です.
ログブック左側には現在選択中の機体の情報及びアイコンが表示されます。その下にはこの機体の合計飛行時
間が表示され、次にこれまでの飛行回数とクラッシュ数、更にそのすぐ下にはこれまでに最も使用したバージ
ョンやカラーリング、飛行場が記載されています。
ウィジェット最下段にはリセットボタンがあり、このボタンを押すことでこの機体に関する全ての記録がリセ
ットされます。
ウィジェットの右側にはNotesセクションがあり、メモ等を残すことが可能です。(但しアルファベットの
み入力が可能です。)
47
吹き流し
このオプションでは吹き流しの表示のオン/オフを切り替えることが可能です。この機能をオン
にすると飛行場内の指定の場所に吹き流しが表示され、実際の吹き流しと同様に風の向きや強
さを判断する事が可能となります.
上昇気流
このオプションを選択すると上昇気流を画面上で視覚化させることが可能です。飛行場>天候>
変更メニューで上昇気流を有効にした場合や競技>サーマルグライディングメニューを選択した
場合に飛行場内に
上昇気流が表示されます。上昇気流内に突入すると上向きの力を受け、機体が上昇を始めます.
空の方位
このオプションをクリックすると飛行場内に空の方位を表示させることが可能です。このオプションが有効な場合、画面
上に方位を表す軸が表示され、目標物の無い上空でも時機の機種方位等を掴むことが可能となります。
パイロット名を表示
このメニューが有効な場合、現在選択中(プレイ中)の機体以外の機体にタグが表示され、アバターアイコンとパイ
ロット名が表示されます。また対象の機体がメイン画面から外れている場合には画面隅の機体が飛行している方角に
タブが表示され、機体が存在する方向が分かります。また対象の機体がパイロットの後側に位置している場合にはタ
ブは画面下に表示されます。
ツールバー
ツールバーメニューでは、消去してしまったツールバーを再度表示させたり現在表示中のツールバーを消去したりす
ることが可能です。ツールバーを使用する事でシミュレーター内のよく使用するメニューにサブメニューを開くこと
なく速やかにアクセスする事が可能となります。各ツールバーのタブにはツールバー内に含まれるコントロールの名
称やアイコン等が表示されます。
ツールバーの格納/表示ボタン(</>)を利用してツールバーを表示したり非表示にしたりすることが可能です。これら
のボタンを表示すると画面のサイド側からツールバーが表示されたり、格納されます。ツールバーが格納されている
際にはツールバーのタブのみ表示されます。またマウスの操作が一定時間されなければ自動的に表示が消えます。ツ
ールバーが表示されている際にはマウスの操作が一定時間されなくてもツールバーのみ表示されます.
最上段のXボタンを押すとツールバーが消えます。再度ツールバーを表示させる為にはツールバーメニューを使用し
てください.
お気に入り
お気に入りツールバーからは機体>変更メニューで作成した独自の機体にアクセスする事ができ
ます。またFavourites
に保存した機体はツールバーに表示されます。このアイコンをクリックすることで表示されて
いる機体をすぐに使用する事が可能です.
通知
このツールバーでは機体に故障やトラブルが発生した時に通知が表示されます。最上段が墜落・次
の段で燃料切れが発生したことを表示します。下の3つのアイコンでは各翼面に故障が発生した事
を通知します。
機体が墜落したり、燃料切れが発生したり、翼面に故障が発生するとこのツールバーは自動的に表示され故障個所を
表示します。各アイコンをクリックする事で故障やトラブルを解決する事も可能です.
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友達
このツールバーではバディー(BUDDIES)の各種設定を行うことが可能です。現在有
効なバディーがツールバー内にアイコン・名前・フライトスキルと共に表示されま
す。各バディー右上に表示されているXをクリックすると対象のバディーを無効に
することが可能です。またツールバー内の一番下に設定するボタンがあり、こちら
からもバディーの設定を行うことが可能です
マルチプレイヤー
このツールバーではマルチプレイヤーに関する各種設定を行う事が可能です。パイロットがホストの場合には
より多くのメニューを変更できます。またチャットウィンドウも搭載しています。
但し、日本語での入力はできませんのでご注意ください。)詳細についてはマルチプレイに関するメニューを
ご確認ください。
49
フライトレコーダー
Phoenixには全てを録画するフライトレコーダー機能が搭載されています。これらの記録はセーブして他の
Phoenixユーザーと共有する事もできますし、後日トレーニングの為に再生することも可能です。フライト
レコーダーで記録されたデータには機体や飛行場データも含まれますので、再生の際には自動的にこれら
の設定が変更され、影響を受けることはありません.
開くメニューをクリックするとフライトレコーダーディスプレイが表示されます。このウィンドウは画面上の任意のポジ
ションに表示させることが可能です。赤いXボタン(フライトレコーダーを閉じる)を押すと録画や、再生を停止します
。
最小化/最大化メニューをクリックするとフライトレコーダーメニューが最小化され、画面上によりフリーなスペー
スが生まれます。メニューの最小化中は限られた主な機能(録画/再生/停止)のみ使用する事が可能です。また最小
化中はマウスの操作が一定時間無いとメニューの表示が消えます。レコーダーメニューは青い最小化ボタンをクリッ
クする事でも最小化する事が可能です.
フライトを録画する
希望のフライトを録画してセーブする為には フライトレコーダー > 開く メニューからレコーダーを開い
てください。レコーダーメニューが初期状態で表示されます.
準備が出来ましたら丸形の録画の開始ボタンを一度押して録画を開始しください。メニュー下のステータスバーにRECと
表示され、録画が開始されます。その後のフライトが記憶され、後程再生する事が可能となります。
録画が終了しましたら四角形の録画を停止するボタンを押すか録画の開始ボタンを再度押して録画を停止してください。
録画を再生するか(下記を参照してください)、録画をセーブするボタンを押して録画をセーブしてください
50
最新の録画画像を再生する
録画を完了した直後は次の録画を録画するまで録画画像はメモリに保存されており、再生ボタンを押すことで
すぐに再生が可能です。また録画をロードするボタンをクリックして保存されている録画を再生することも可
能です。
録画データがメモリーに保存されたら再生ボタンを押して録画データを鑑賞する事ができます。画面上に録画
された機体が表示され、飛行を始めます。現在選択中の機体で再生データと同時飛行を行うことも可能です。
再生中は録画データに記録された飛行場に自動的に切り替わります。録画を鑑賞するモード(下記参照)
で再生データを見ている場合には画面>ディスプレイ>送信機を選択する事で、録画データの送信機スティ
ックの動きを見ることも可能です。
再生モード切替え
左端のボタンをクリックする事で以下の再生モードを切り替えることが出来ます。



録画と共に飛行する – このモードでは再生される機体と同時に現在飛行中の機体も表示される為、録
画データと同時飛行を行う事が可能です。
録画を鑑賞する – このモードでは現在飛行中の機体は表示されず、録画データの機体のみ表示
されます。カメラは自動的に再生データ上の機体を捉えて追尾します。また画面>ディスプレイ>送信機
を選択して送信機ウィジェットを表示する事で、録画データの送信機スティックの動きも鑑賞する事が
可能です。
フリールック – このモードでは録画データ再生中に自由にカメラアングルを変更する事が可能です。
マウスの右ボタンをドラッグしたままマウスを動かす事で任意のアングルに変更する事が可能です。こ
のモードでも現在飛行中の機体は表示されません。
連続再生
左から2番目のボタンは連続再生ボタンとなります。このボタンが有効になっている場合、録画データの再生
が終わると自動的に録画データの再生を再スタートし、連続再生を続けます。
巻戻し
このボタンの上でマウスの左ボタンを押し続けると、その間、録画データは巻き戻しされます。
再生/一時停止
録画データが再生されていない時にこのボタンを押すと、録画データの再生がスタートします。また録画デー
タの再生中にこのボタンを押すと、録画データの再生は一時停止します。
録画/再生を停止する
このボタンをクリックすると録画データの再生を停止し、録画データの開始位置まで巻き戻しされます。
早送り
このボタンの上でマウスの左ボタンを押し続けると、その間、録画データは早送りされます。
録画をセーブする
このボタンをクリックすると録画を保存するメニューが開きます。このメニューでは既存のセーブデータを選
択してそのデータに上書きする事も出来ますし、新しいファイル名を入力して新しいセーブデータを作成する
51
事も可能です。各セーブデータ左横に表示されている白い三角マークをクリックするとそのデータに関する詳
細情報が表示されます。パイロット名および説明についても入力する事が可能です。
録画データのセーブを行う場合にはセーブボタンを、削除したい場合には削除ボタンを、また変更を加えずに
メイン画面に戻る場合にはキャンセルボタンを押してください。
録画をロードする
このボタンをクリックすると録画を再生するメニューが開きます。リスト上に表示されている再生したいファ
イルを選択してください。各データ左横に表示されている白い三角マークをクリックすると更に詳細な情報を
確認する事が可能です。録画データの再生を行う場合にはロードボタンを、 削除したい場合には削除ボタンを
、また変更を加えずにメイン画面に戻る場合にはキャンセルボタンを押してください。
再生スピードを変更する
このボタンをクリックすると再生中の再生スピードを変更する事が可能になります。このオプションが有効に
なると、speedスライドバーが表示されますのでつまみをドラッグして任意のスピード位置までつまみを移動
させてください。つまみが中央にあると通常スピード、中央よりも左側にあると遅く、右側にあると早く再生
されます。
再生カラーを変更する
このボタンをクリックすると、再生時のカラー変更バーが表示されます。このオプションが有効な場合、再生
時の機体のカラーバランスを変更する事が可能となります。ここで再生中の機体のカラーリングを変更する事
で、再生データ上の機体の存在感をより消し、現在飛行中の機体との同時飛行をより簡単に行う等、様々な使
い方が可能となります。
メイン再生データバー
フライトレコーダー中央したに表示されているバーが再生データバーです。このバーは現在再生中の録画デー
タの状態を表します。録画データが再生されていない場合、このバーには[idle]と表示されます。また再生デー
タを再生中には[PLAY]と表示が変わり、再生時間が表示されます。また再生中はデータバーにも色が付き、再
生が終わると[idle]に戻ります。録画中は[REC]表示に切り替わり、録画時間を同時に表示します。
録画データの再生中はマウスの左ボタンをデータバー上でドラッグする事で任意の再生ポイントへ素早く移動
する事も可能です。
再生開始場所/再生終了場所の設定
これらのボタンを使用する事で、録画データ上のどのポイントから再生を開始し、再生を終了するか設定する
事が可能となります。
52
トレーニング
Phoenixでは様々な方法でR/C飛行機・ヘリのフライトを学ぶ事が可能です。 自分のフライトを録画し
再生する事で自身のフライトをチェックする録画モード、難易度の高いマニューバーをステップ・バイ・
ステップで覚えるためのシミュレーションスピードウィジェット、他のプレイヤーのフライトを見てリア
ルタイムに学ぶ事ができるオンラインマルチプレイ等を搭載しています.
これらと同時にPhoenixにはより簡単にR/Cフライトを学ぶ事ができる各種トレーニングが収録されています。これがトレ
ーニングメニューです。
トレーニングメニューを使用中はバディー機能及びオンラインサービスが使用できなくなりますのでご注意ください.
チュートリアルビデオ
このメニューではエキスパートフライヤーによる幅広いレベルにおける基本動作・マニューバーの録画ビデオを再生
する事が可能です(但し音声は英語)。ビデオに合わせて解説(英語)が流れ、画面上には送信機ウィジェットが表
示されるため、各操作(舵の動き)を真似る事で各種テクニックを体感的に覚えることが可能です.
チュートリアルビデオメニューをクリックしてチュートリアルビデオブラウザーメニューを開いてください.
53
チュートリアルビデオライブラリーでは任意のビデオを簡単に検索できるよう、Fixed Wing(飛行機)及び
Helicopters(ヘリコプター)に分けて各ビデオがカテゴリー分けされ保存されています。各サブカテゴリーは
以下のとおりです。




The Basics(基本動作) – このセクションには飛行機/ヘリコプターの基本的な操作が収録されてい
ます。離陸・着陸・及びシンプルなマニューバーが収録されています。
Starting Aerobatics(アクロバット飛行入門) – The Basicsを完全にマスターしたパイロットやよ
りハイレベルなパイロットにはこのセクションが最適です。複雑なマニューバーが含まれており、正に
アクロバット飛行入門者に最適なメニューです。
Advanced
Aerobatics(アクロバット飛行)
–
エキスパートフライヤー向けのメニューで
す。より高度で複雑なマニューバー及びトリックが含まれています。経験豊富なエキスパートフライヤ
ー専用のメニューです。
Demonstrations(デモンストレーション)
–
このフォルダーにはダウンロードされたエキス
パートパイロットによるデモンストレーションフライトが収録されます。
上記の内容からもお分かりいただけるように、各メニューはパイロットがステップ・バイ・ステップで自然に
学んで頂けるよう順序立てて収録されています。必ず下位メニューを完全に理解しそのレベルのフライトテク
ニックを身につけてから次のレベルのチュートリアルに進んでください。
チュートリアルビデオの再生
再生してみたいビデオがあればリスト内で選択してからスタートボタンを押してください。メニュー右側
に選択したビデオについての簡単な説明が表示(英語)されます。スタートボタンを押すとチュートリア
ルビデオの再生が開始されます。また <<ボタン や >>ボタン を押すことで前後のビデオを選択する事も可
能です。Phoenixはプレイヤーが最後に再生したビデオを記憶していますので、現在どこまでビデオの再生
を進め、どのレベルまで到達しているのか分ります.
チュートリアルビデオがスタートするとメイン画面中央下にコントロールパネルが表示されます。このコ
ントロールパネルでチュートリアルビデオに関するコントロールを行う事が可能です。マウスポインター
を一定時間動かさないとこのメニューは自動的に隠れます.
左端のボタンは再生モード切替ボタンです。このボタンを押して再生モードを好みのモードに切り替えてくだ
さい。詳細につきましてはフライトレコーダーメニューの再生モード切替の項をご確認ください。
左から二番目のボタンはオンスクリーンコントローラーの切替(送信機ウィジェットのオン/オフ)ボタンで
す。このボタンをクリックする事でチュートリアルビデオ再生中の送信機ウィジェットの表示/非表示を切り替
えることが可能です。 送信機ウィジェットを表示させる事でエキスパートフライヤーのスティック操作をリア
ルタイムに確認する事ができ、大変有効なトレーニングを行う事が可能です。
54
音声による解説の切替えボタンを押すことでフライト中の音声による解説(英語)のオン/オフを切り替える事が可能で
す。このチュートリアルビデオの音声による解説はチュートリアルビデオがノーマルスピード(100%)で再生されている
時にのみ再生されます。
巻戻し、再生/一時停止、録画/再生を停止する、早送りボタンについてはフライトレコーダーメニューを参照してくださ
い。
右端のボタンは再生スピードを変更するボタンです。このボタンを押すと再生スピードを変更する事が可能なスライダー
が表示されます。このスライダーのつまみを左右に動かす事でチュートリアルビデオの再生スピードが変わります。
コントロールパネル一番下に表示されるのがステータスバーです。チュートリアルビデオの再生中はマウスの左ボタンを
ステータスバー上でドラッグする事で任意の再生ポイントへ素早く移動する事も可能です。
ビデオの再生が終わりましたら録画/再生を停止するボタンを押してビデオを終了するか、コントロールパネル右上の小
さい”X”ボタンを押してビデオを終了してください。
ホバーリング(トレーニング)
ホバーリング(トレーニング)メニューはヘリコプターでのホバーリングを出来るだけ簡単に早く習得出来るようデ
ザインされたトレーニングモードです。このモードでは、機体は特定の高度で高度を変えることなく静止した状態で
スタートします。( 墜落しない状態でスタートします。).
あなたは希望する(コントロールしたい)スティックのみ操作し他のスティック操作はPhoenixに任せる事ができます。こ
の方法で徐々にコントロールするスティックを増やしていき、上達のスピードを劇的に上げる事が可能となります。
あなたの操縦する機体がコントロールを失い、あなたからの距離が大きく離れてしまったり視界から消えそうになるとPh
oenixは自動的にトレーニングをリスタートします。これによりトレーニングのスピードを上げ、上達のスピードアップに
も貢献します。
ホバーリングトレーニングはヘリコプター使用時の専用のモードです。もしあなたが別のタイプの機体でホバーリングト
レーニングを開始しようとしたり、トレーニングがスタートした後に別の機体に変更すると、Phoenixは通常のフリーフラ
イトモードに戻ります。
ホバーリング(トレーニング)が有効の場合、ホバーリング(トレーニング)コントロールパネルが画面中央下に表
示されます。このコントロールパネルにはホバーリングトレーニングで設定可能な項目が表示されます。
55
セットアップ
左側のセットアップドロップダウンボックスではどのコントロール(のみ)をプレイヤーが操作するか選択する事が可能
です。例えば初期設定では最も簡単なエレベーターのみが選択されています。このモードではプレイヤーはエレベーター
のみ操作が可能でその他のコントロールはPhoenixが自動的に行う為、エレベーターの操作を集中的にトレーニングする事
が可能です。エレベーター
&
エルロン
等操作できるコントロールを増やしていく事で徐々に難易度が上がり
ます。最終的に全てのコントロールをマスターすると ホバーリングをマスターしたことになります。
リスタート
コントロールパネル中央左の緑のボタンはリスタートボタンです。このボタンを押すと機体のポジション及び向きが開始
時の位置にリセットされます。
オートリスタート
コントロールパネル中央のボタンがオートリスタートボタンです。このボタンを押すことでオートリスタート機能のオン
/オフが可能です。この設定が有効な場合、機体が一定の位置まで離れてしまうとPhoenixはトレーニングを自動的にリス
タートします。
インバーテッド
コントロールパネル中央右の上下矢印のボタンがインバーテッドボタンです。このボタンをクリックする事でホバーリン
グ時における機体の上下の向きを切り替える事が可能です。通常の向きでのホバーリングをマスターしたらこのボタンを
クリックして逆さま(背面)の状態でのホバーリングにチャレンジしてみてください。よりハイレベルなテクニックをマ
スターする事が可能です。
方向
右側の方向ドロップダウンボックスではトレーニング開始時の機体の向きを変更する事が可能です。様々な向きでのホバ
ーリングをマスターする事が可能です。
ホバーリングトレーニングを終了するにはコントロールパネル右上の小さな”X”ボタンをクリックするか、トレーニング >
終了 ボタンを押してください。フリーフライトモードに戻ることが可能です。
オートローテーション(トレーニング)
このトレーニングではオートローテーションを効率的に学ぶ事が可能です。オートローテーションに最適な高度・状
態からトレーニングが開始されますので、プレイヤーはパワーを上げ、任意の高度まで到達し、オートローテーショ
ンに入る必要はありません。またトレーニングが開始されると自動的にスロットルがカットされます。飛行場にラン
ディングターゲットも表示される為、オートローテーション下で確実なランディング(着陸)を決めるトレーニング
を行うことが可能です.
56
オートローテーショントレーニングはヘリコプター使用時の専用のモードです。もしあなたが別のタイプの機体でオート
ローテーショントレーニングを開始しようとしたり、トレーニングがスタートした後に別の機体に変更すると、Phoenixは
通常のフリーフライトモードに戻ります。
オートローテーション(トレーニング)が有効の場合、オートローテーション(トレーニング)コントロールパネルが画
面中央下に表示されます。このコントロールパネルにはオートローテーショントレーニングで設定可能な以下の項目が表
示されます。:
高さ
このドロップダウンボックスではトレーニングスタート時の機体の高度を40mから70mの範囲で設定する事が可能です。
リスタート
中央左側の緑のボタンはリスタートボタンです。このボタンを押すと機体のポジションが開始時の位置にリセットされま
す
オートリスタート
中央右側のボタンがオートリスタートボタンです。このボタンを押すことでオートリスタート機能のオン/オフが可能で
す。
方向
このドロップダウンボックスではトレーニング開始時の機体の向きを変更する事が可能です。このメニューでは機体の向
きが逆さまの状態からトレーニングを開始する事も可能です。より高度なテクニックが必要となります。
オートローテーショントレーニングを終了するにはコントロールパネル右上の小さな”X”ボタンをクリックするか
、トレーニング > 終了 ボタンを押してください。フリーフライトモードに戻ることが可能です。
トルクロールトレーニング
トルクロール(トレーニング)メニューはアクロバット用飛行機でのトルクロールを出来るだけ簡単に早く習得出来
るようデザインされたトレーニングモードです。このモードでは、機体は特定の高度、方位、ポジションでスタート
します。( 墜落しない状態でスタートします。)
57
あなたは希望する(コントロールしたい)スティックのみ操作し他のスティック操作はPhoenixに任せる事ができます。こ
の方法で徐々にコントロールするスティックを増やしていき、上達のスピードを劇的に上げる事が可能となります。
あなたの操縦する機体がコントロールを失い、あなたからの距離が大きく離れてしまったり視界から消えそうになるとPh
oenixは自動的にトレーニングをリスタートします。これによりトレーニングのスピードを上げ、上達のスピードアップに
も貢献します。
トルクロールトレーニングは飛行機専用のモードです。もしあなたが別のタイプの機体でトルクロールトレーニングを開
始しようとしたり、トレーニングがスタートした後に別の機体に変更すると、Phoenixは通常のフリーフライトモードに戻
ります。
トルクロール(トレーニング)が有効の場合、トルクコール(トレーニング)コントロールパネルが画面中央下に表示さ
れます。このコントロールパネルにはトルクロールトレーニングで設定可能な以下の項目が表示されます。
セットアップ
左側のセットアップドロップダウンボックスではどのコントロール(のみ)をプレイヤーが操作するか選択する事が可能
です。例えば初期設定では最も簡単なスロットルのみが選択されています。このモードではプレイヤーはスロットルのみ
操作が可能でその他のコントロールはPhoenixが自動的に行う為、スロットルの操作を集中的にトレーニングする事が可能
です。スロットル & エルロン 等操作できるコントロールを増やしていく事で徐々に難易度が上がります。最終的に全
てのコントロールをマスターすると トルクロールをマスターしたことになります。
リスタート
コントロールパネル中央左の緑のボタンはリスタートボタンです。このボタンを押すと機体のポジション及び向きが開始
時の位置にリセットされます。
オートリスタート
コントロールパネル中央右のボタンがオートリスタートボタンです。このボタンを押すことでオートリスタート機能のオ
ン/オフが可能です。この設定が有効な場合、機体が一定の位置まで離れてしまうとPhoenixはトレーニングを自動的にリ
スタートします。
方向
右側の方向ドロップダウンボックスではトレーニング開始時の機体の向きを変更する事が可能です。様々な向きでのトル
クロールをマスターする事が可能です。
トルクロールトレーニングを終了するにはコントロールパネル右上の小さな”X”ボタンをクリックするか、トレーニン
グ > 終了 ボタンを押してください。フリーフライトモードに戻ることが可能です。
着陸(トレーニング)
このトレーニングでは飛行機の着陸を効率的に学ぶ事が可能です。トレーニングに最適な高度・状態から開始
されますので、プレイヤーはパワーを上げ、任意の高度まで到達し、着陸態勢に入る必要はありません。また
トレーニングが開始されると飛行場にランディングターゲットも表示される為、確実なランディング(着陸)
を決めるトレーニングを行うことが可能です。
着陸トレーニングは飛行機専用のモードです。もしあなたが別のタイプの機体で着陸トレーニングを開始
しようとしたり、トレーニングがスタートした後に別の機体に変更すると、Phoenixは通常のフリーフライ
トモードに戻ります.
58
着陸(トレーニング)が有効の場合、着陸(トレーニング)コントロールパネルが画面中央下に表示され
ます。このコントロールパネルには着陸トレーニングで設定可能な以下の項目が表示されます:
高さ
このドロップダウンメニューでは、トレーニング開始時の機体の高度を3段階の中から変更です。
リスタート
コントロールパネル中央左の緑のボタンはリスタートボタンです。このボタンを押すと機体のポジション及び
向きが開始時の位置にリセットされます。
オートリスタート
コントロールパネル中央右のボタンがオートリスタートボタンです。このボタンを押すことでオートリスター
ト機能のオン/オフが可能です。この機能が有効な場合、機体が着陸すると自動的にトレーニングをリスタート
します。
距離
このドロップボックスではスタートポジションからプレイヤーまでの距離を設定します。近い・普通・遠い
の3タイプから選択が可能です。距離に応じたテクニックを練習する事ができます。
着陸トレーニングを終了するにはコントロールパネル右上の小さな”X”ボタンをクリックするか、トレーニ
ング > 終了 ボタンを押してください。フリーフライトモードに戻ることが可能です。
トレーニングモードを終了する
トレーニングメニュー > 終了 を選択する事でトレーニングメニューを終了し、通常のフリーフライトモー
ドに戻ることができます。
59
競技(モード)
Phoenixの競技モードでは様々なチャレンジにトライする事でフライトテクニックを磨くことが可能です。競技
モードをプレイする事で、通常のフリーフライトモードでは体験する事の出来ない複雑で難しいフライトを体
験する事が出来、効率的にスキルアップを行うことが可能です.
多
くの競技モードにはチャレンジモードとハイスコアモードの両方があります。チャレンジモードではステージを追うごと
に難易度が上がります。出来るだけステージを先に進んでみてください。ハイスコアモードでは制限時間内に出来るだけ
多くのポイントを獲得し、ハイスコアの更新を目指してください。
通常のソロフライトでの競技に加え、マルチプレイでの複数パイロットによる競技を行うことも可能です。プレイヤーは
お互いの競技を見る事で、競技のティップスを学ぶ事が可能です。マルチプレイで競技モードをプレイする為にはオンラ
インセッションでホストになる必要があります。(詳細はマルチプレイの項をご確認ください。)
競技モードのプレイ中は全ての天候に関する変更が無効となります。また、バディーも表示されません.
爆弾落とし
この競技モードではプレイヤーは飛行場内を飛びまわり、既定の時間内でどれだけ多くの爆弾をど
れだけターゲットの近くに落せるかを競います。
爆弾投下に割り当てたスイッチ又は車輪の操作に割り当てられたキーボードキー(初期設定)を押
すことで爆弾を投下する事が可能です。 投下の際には高度と距離・
スピードを十分に考慮してからターゲットに向けて投下してください。ターゲットに爆弾が落下す
るとポイントが加算されます。また落下ポイントがターゲットの中心に近ければ近いほどポイント
が高くなります。
チャレンジモードではプレイヤーは画面上に表示されるターゲット全てに制限時間内に爆弾を落と
す必要があります。制限時間内にクリアする事で更にレベルの高い次のチャレンジに進むことが可
能です。レベルが上がるとターゲット数が増加し、制限時間も短くなり、更にターゲットの大きさ
も小さくなります。上級レベルになるとターゲットは動き始めます。
ハイスコアモードでは以下の項目を設定する事が可能です。:

難易度
–
ここでは競技の難易度を設定する事が可能です。難しいを選択するとターゲット
は小さくなり、動きます。

タイム – ここでは競技時間を1分~5分の範囲で設定できます。
爆弾落とし競技は固定翼機を選択中にのみ選択が可能です。またこの競技はオンラインセッションでも4人までプレイす
る事が可能です.
60
風船割り
この競技モードではプレイヤーは制限時間内に出来るだけ多くの風船を割る(当てる)事を競いま
す。
ここでは方向感覚が重要です。プレイヤーは自分のセンスに従い出来るだけ多くの風船を出来るだ
け少ない時間で全て割る必要があります。風船を割るごとにポイントが加算されますが、ポイント
は難易度に応じて変わります。
チャレンジモードではプレイヤーは飛行場上空の全ての風船を制限時間内に割る必要があります。
全ての風船を割る事が出来れば、よりレベルの高い次のステージへ進むことが可能です。レベルが
上がると風船の数が増加し、制限時間も短くなり、更に風船も小さくなります。上級レベルになる
と風船は動き始めます。
ハイスコアモードでは以下の項目を設定する事が可能です。:

難易度

トは小さくなり、動きます。
タイム – ここでは競技時間を1分~5分の範囲で設定できます。
–
ここでは競技の難易度を設定する事が可能です。難しいを選択するとターゲッ
この競技はオンラインセッションでも4人までプレイする事が可能です.
リボン切り
翼端にリボンが取り付けられた機体でAI(人工知能)がコントロールする機体と対戦してください
。他機のリボンを目がけて飛行してください。
他機が自機のリボンに 触れることがないよう避けて飛行してください。
他機のリボンを切る(当てる)度にポイントが加算されます。両翼のリボンが切られると、その
機体は新しいリボンを付けて地上から再スタートします。競技スタート前に決定する難易度によ
りリボンの長さが異なります。難易度が上がるとリボンの長さは短くなり、ポイントも高くなり
ます。
競技開始前に以下の項目を設定する事が可能です。:

難易度
–
ラウンドの難易度を設定します。難易度を上げるとリボンの長さが短くなり、リボン
をカットする事が難しくなります。

タイム – ここでは競技時間を1分~5分の範囲で設定できます。

AI
対戦相手
–
ここでは対戦するAIパイロットの人数を設定します。(オンラインの対戦時には選択で
きません。)
リボン切り競技は固定翼機を選択中にのみ選択が可能です。またこの競技はオンラインセッションでも4人までプレイす
る事が可能です.
61
レーザーコンバット
AIパイロットが操る機体と対戦してください。各機体は機首下にレーザーポインターを装
備しています。他機にこのレーザーを当てるよう飛行してください。レーザーが当たる
とポイントが加算されます。
飛行してください。
また、他機のレーザーに当てられないように
競技開始前に以下の項目を設定する事が可能です。:



難易度 – ラウンドの難易度を設定します。
タイム – ここでは競技時間を1分~5分の範囲で設定できます。
AI
対戦相手
–
ここでは対戦するAIパイロットの人数を設定します。
(オンラインの対戦時には選択できません。)
この競技はオンラインセッションでも4人までプレイする事が可能です.
サーマル グライディング
この競技モードではプレイヤーのサーマルグライディングのスキルを試すことができま
す。機体は既定の高度からスタートし、サーマル(上昇気流)が飛行場内に出現します
。プレイヤーはこのサーマル内に留まり、出来るだけ長い時間滞空する事を目指してく
ださい。
競技開始前に以下の項目を設定する事が可能です。:

難易度 –ラウンドの難易度を設定します。難易度が上るほど、より低い高度か
らスタートします。
この競技モードはソロフライトのみです。またGliders(グライダー)選択時のみプレイ
する事が可能です.
オートローテーション
この競技モードではプレイヤーのオートローテーョンのスキルを試すことができます。
機体は設定した高度及び方向(向き)からスロットルオフの状態でスタートします。
プレイヤーは出来るだけターゲットの中心に安全に着陸させてください。
競技開始前に以下の項目を設定する事が可能です。:



方向 – ラウンド開始時の機体の向きを設定します。
高さ – ラウンド開始時の機体の初期高度を設定します。
背面 – このオプションをオンにすると機体は背面の状態でスタートする為、
より難易度が上ります。
この競技モードはソロフライトのみです。またHelicopters(ヘリコプター)選択時のみプ
レイする事が可能です.
62
スポット ランディング
この競技ではプレイヤーの着陸スキルを試すことができます。機体は設定した高度及び
方向から着陸態勢でスタートします。プレイヤーは出来るだけターゲットの中心に安全
に着陸させてください。
競技開始前に以下の項目を設定する事が可能です。:


方向
–
ここではラウンドスタート時にどちらの方向からスタートする
か選択します。
Height – ここではラウンドスタート時の機体の高度を設定します。
この競技モードはソロフライトのみです。またFixed-Wing(飛行機)選択時のみ
プレイする事が可能です。
競技モードを終了する
競技モードを終了するにはコントロールパネル右上の小さな“X”ボタンをクリックするか、競技メニュー内
のExitを選択してメイン画面に戻ってください。
マルチプレイにてプレイ中でプレイヤーがホストの場合、競技モードを出るとセッションを終了します.
63
マルチプレイ
オンラインを利用したマルチプレイでは、更にエキサイティングな未体験のフライトを体験する事が可能です
。世界中のプレイヤーが集うPhoenixサーバーでは、世界中のプレイヤーと同時にフリーフライトを行ったり、
各種競技で競い合ったり、チャット(ローマ字タイプのみ)でコミュニケーションをとることが可能です。
オンラインでのマルチプレイを開始するにはマルチプレイ メニューを開き、オンライン
ボタンをクリックしてください.
オンラインサインイン
まず、オンライン サインイン画面でマルチプレイに接続する前に、オンラインプロフィールの設定を行
必要があります。このメニューで設定した情報はオンラインセッションに参加している他のプレイヤーがあなたの情
報を参照する際に表示されるものです.
Avatar(アバター)及びUsername(ユーザーネーム)は特に重要です。
Avatar(アバター)
アバターはオンラインセッション中のプレイヤーのアイコンとなり、プレイヤー自身を象徴するものです。ア
バターはオンラインロビーでのプレイヤー名の上やオンラインセッション中のプレイヤーの機体横に表示され
ます。
Phoenixはまずランダムにアバターを割り当てます。アバターを変更するにはオンラインサインインメニュ
ー内の左側のアバター画像をクリックし アバターを選択 メニューを開いてください。
64
アバターを選択
このメニューには選択可能な全てのアバターが表示されます。現在選択中のアバターはオレンジでハイラ
イトされています。リストはスクロールが可能になっていますので、任意のアバターをマウスの左ボタン
でクリックして選択して下さい.
アバターを選択したら 完了 ボタンを押してください。キャンセル
ボタンを押すと選択したアバターを適用しないままメニューを閉じます。ランダムボタンを押すとランダ
ムにアイコン(アバター)が適用され、メニューを閉じます.
Username(ユーザー名)
ユーザー名はマルチプレイでは重要です。他のユーザーは、あなたのユーザー名を参照する事であなたを認識
することが出来ます。マルチプレイで使用するユーザー名をUsernameボックスに入力して下さい。アバターは
オンラインロビーでのプレイヤー名の上やオンラインセッション中のプレイヤーの機体横に表示されます。
注意:ユーザー名は5文字以上で設定して下さい。
その他の情報
オンライン サインイン画面では、その他に更に詳細な各種情報の入力が可能です。
これらの設定は完全にオプションとなっており、入力する情報はプレイヤーの判断で行ってください。
また、自宅の住所や電話番号といった個人情報は絶対に入力しないで下さい。
ユーザー名の入力とアバターの選択が完了し、オプション情報の設定が完了しましたら、サインインボタンを
クリックしてオンラインサービスにサインインして下さい。単独飛行(オフライン)に戻る場合はキャンセル
ボタンをクリックして下さい。
65
Phoenix オンラインロビー
オンラインサービスに正しく接続するとPhoenix オンラインロビー画面が表示されます。このメニューでは
プレイヤーは世界中のプレイヤーが集うPhoenix オンラインロビーに接続され、プレイヤーは希望するセッ
ションに接続してフライトを楽しむことが可能です.
参加可能なセッションのリスト
メニューの左側に参加可能なセッションのリストがあります。ここには他のプレイヤーが作成したPhoenixの全セッション
のリストが表示されています。リストは2つのメインカテゴリーである、ローカルセッションとインターネットセッショ
ンに分かれます。ローカルセッションはローカルエリアネットワーク(LAN)を介して行うもので、インターネットセッ
ションはインターネットに接続した状態で行うものです。
インターネットセッションはお住まいの地域に近いエリアで作成されたセッションを探せる様、地域ごとに分かれていま
す。お住まいの地域になるべく近い場所のオンラインセッションへ参加することをお勧めします。通常はJapan又はAsia内
のセッションに参加してください。タイムラグの少ない、スムーズなセッションを楽しむことが出来ます。また外国に住
む方とのセッションで生じる言葉の壁の心配もありません。
マウスカーソルをリストのセッション名に合わせると、セッションに関する説明が別ウィンドウで表示されます。ここに
はセッション名、IPアドレス、ホストのユーザー名といった詳細な情報が含まれます。また飛行場名、参加プレイヤー数
、競技モードといった現在のセッションステータスも含まれます。
パスワードが必要なセッションの場合は最下段にパスワードと表示されます。
チャットウィンドウ
オンラインロビー画面の右側はチャットウィンドウです。まだプレイするルームが決まっていないプレイヤーは全てこの
画面に表示され、チャットを行うことが可能です(但しローマ字タイプのみ)。このチャットを利用して他のプレイヤー
と新しいルームのアレンジ等について相談する事が可能です。
この画面内に“マスターサーバーが見つかりません”と表示される場合にはコンピューターがインターネットに正しく接
続されているか、ファイヤーウォールの設定やウィルスチェックソフトの設定が解除されているか確認してください。こ
れらを解除する事でオンラインロビーに接続する事が可能になる場合があります。
66
新しいプレイヤーがマルチプレイに参加するとチャットウィンドウに参加した事が表示され、下のパネルに参加者のアバ
ターとユーザー名が表示されます。チャットメッセージをタイプするとタイプしたプレイヤーのアバター・ユーザー名と
共にチャットウィンドウにメッセージが表示されます。
<メッセージをここに入力してください>と表示されているボックス内にメッセージを入力し(但しローマ字タイプのみ)
、キーボードの[ENTER]キーを押すか右側の送信ボタンを押すことでメッセージを送信する事ができます。
他のオンラインプレイヤーとのチャットは礼儀を守って正しく行ってください。不適当なコメント(英文のみ)はフィル
ターが掛かる為表示されませんが、プレイヤーはモラルを持ってチャットを利用してください。
セッションに参加する
参加したいセッションが見つかった場合、そのセッション名をマウス左ボタンでクリックしてからセッションに参加する
ボタンを押してセッションに参加してください。Phoenixはセッションへの参加を開始し、ステータスバーが表示されます
。
セッションがパスワードによりブロックされている場合、Phoenixはプレイヤーにパスワードの入力を求めます。プレイヤ
ーは事前にパスワードを知っている必要があります。この機能により一部のユーザーにのみ事前にパスワードを教え、プ
ライベートなセッションを作成する事が可能です。
セッションへの接続に成功すると、メイン画面に切り替わり他のプレイヤーが飛行しているマルチプレイ画面となります
。
セッションへの接続中に問題が発生した際には(回線や接続に問題がある場合やセッションが満員の場合等)自動的
にオンラインロビー画面に戻ります.
セッションを作成する
希望する内容のセッションが見つからない場合には、自分好みのセッションをセッションを作成するボタンを押すこ
とで作成する事が可能です.
セッションを作成するメニューが表示され、作成するセッションの各種設定を行うことが可能です。:

セッションネーム
–
セッション名を自由に入力してください(但しローマ字タイプのみ)。ここで入力
したセッションネームがオンラインロビーに表示され、他のPhoenixオンラインユーザーがあたなのセッションを
見つけ、参加する事が可能となります。

セッションタイプ
–
スタートするセッションタイプを選択してください。初期設定ではフリーフライト
となっており、プレイヤーは自由に飛行場内をフライト可能です。プレイヤーは希望するセッションタイプを選
択する事が可能です。(セッション中の変更も可能です)
67

パスワード
–
オプション(任意)でセッションのパスワードを設定する事が可能です。
設定するとこのセッションに参加するユーザーはパスワードを知っている必要があります。これにより友人以外
のプレイヤーをブロックしてプライベートセッションを作成する事ができます。

セッションのロケーション – ここではプレイヤーの居住地に最も近いロケーション(通常はJapan)を選択し
てください。この情報は他のプレイヤーがセッションを選択する際に重要な情報となります。自分の居住地に近
いセッションに参加するほど通信が安定し、快適なフライトを体験する事ができます。

最大パイロット数
–
Phoenixでは最大4名のプレイヤーまで同時飛行が可能ですが、更に4名(合計8名)
までセッションに参加し、視聴やチャットを行うことが可能です。
このメニューでセッションに参加可能な最大プレイヤー数を選択してください。

ボイスチャットを許可 – このオプションをオンにするとマイク/スピーカー(又はヘッドセット)を持ったプ
レイヤーはPhoenix上で他のプレイヤーとボイスチャットを行うことが可能です。

機体の衝突
–
このオプションをオンにすると機体同士の衝突を検知し、機体が衝突した際には機体が
破損します。オフの場合には機体同士の衝突を検知しません。

ラグの多いユーザーを排除 – このオプションをオンにすると、Phoenixは各ユーザーからのpingのスピード
を検知し、接続に支障があると判断した場合には自動的にそのユーザーをセッションから排除します。これによ
り、他のユーザーはスムーズなセッションを実現する事が可能です。

使用可能な機体
–
このドロップダウンボックスではこのセッションで使用可能な機体のタイプを選択
する事が可能です。初期設定では全ての機体が選択されており、プレイヤーはセッション中に全ての機体タイプ
から使用する機体を選択する事が可能です。このドロップダウンボックスで、使用する機体のタイプを限定する
事が可能です。
新しいセッションの各種設定が完了したら、作成ボタンを押してセッションをスタートしてください。キャンセルを押す
とオンラインロビー画面に戻ることが可能です。
オンラインセッションで飛行する
セッションを作成するか参加するとメイン画面に移動し、MULTIPLAYERツールバーが画面したに表示されます。またマル
チプレイヤーメニューが有効となります。
マルチプレイセッションがスタートするとユーザーは他のプレイヤーと共にフライトすることが可能となります(他にプ
レイヤーが存在する場合)。プレイヤー同士はボイスチャットやテキストチャット(但しローマ字タイプのみ)でコミュ
ニケーションをとることが可能です。また、他のプレイヤーのフライトを視聴し、スキルアップにつなげる事も可能です
。あなたがホストとなっているセッションでは、飛行場を変更したりフライトモードを変更したり、不適切なユーザーを
排除する事も可能です。
オンラインセッションを終了する
オンラインセッションを終了する場合にはMULTIPLAYERツールバー左側のオフラインボタンを押すか、マルチプレイメニ
ュー内のオフラインをクリックしてください。あなたがそのセッションのホストだった場合にはセッション内の別のプレ
イヤーが新しいホストとなり、セッションは継続します。
飛行する/視聴する
Phoenixのマルチプレイではプレイヤーは2種類のモードから選択する事が可能です。
–
通常通りに飛行するフライトモードか、他のプレイヤーのフライトを視聴する視聴モードです。視聴モードでは任意のプ
レイヤーをカメラでロックし、そのフライトを追う事ができます。また、画面>ディスプレイ>送信機メニューを選択して
送信機ウィジェットを表示することで、そのプレイヤーの送信機操作を確認する事も可能です。
マルチプレイのセッションで飛行するには送信機とPCを接続している必要があります。送信機電源を切ったり、USBイン
ターフェースケーブルを外したりすると自動的に視聴モードに切り替わります。手動で視聴モードに切り替えるにはキー
ボードのスペースキーを押すか、マルチプレイ>鑑賞するメニューを選択してください。
視聴モードでは他のパイロットをカメラで追跡する事が可能です。キーボードのNキーを押すか、画面>カメラ>Look at
メニューを選択してください。送信機ウィジェットを表示している場合、自動的にカメラで追跡中のプレイヤーの入力が
表示されます。通常のフライトモードに戻るには送信機とPCを接続し、キーボードのスペースキーを押すか、マルチプレ
イ>フライトするメニューを選択してください。
68
MULTIPLAYERツールバー
マルチプレイセッションの実行中はMULTIPLAYER ツールバーが表示されます。プレイヤーがそのセ
ッションのホストの場合にはユーザーを排除/禁止するボタンも表示されます.
マウスを動かしてもMULTIPLAYERツールバーが表示されない場合、マルチプレイ>マルチプレイツールバーメニューをオン
にするか、画面>ツールバー>マルチプレイヤーを選択してください。ツールバータブの格納/表示ボタンを押すことで、
ツールバー全体を表示させたり、隠すことができます。
MULTIPLAYERツールバーの左側はセッションコントロールボタンです。:




オフライン
–
このボタンを押すとオンラインセッションを終了し、通常のソロフライトモードに簡単に
戻すことが可能です。もしホストがセッションを離れた場合、他のプレイヤーの内、一番古くからセッションに
参加しているプレイヤーが新しいホストになります。
ユーザーを排除
–
プレイヤーがホストの場合のみ有効です。このボタンを押すと選択されたユーザーを
排除する事が可能です。排除されたユーザーにはセッションから排除されたことが通知され、30秒間は同じセッ
ションに参加する事ができません。
ユーザーを禁止する – プレイヤーがホストの場合のみ有効です。このボタンを押すと選択されたユーザーは永久
にこのセッションに参加する事ができません。排除されたユーザーにはセッションから排除されたことが通知さ
れ、あなたのセッションには参加する事ができなくなります。
ユーザーをミュート/解除する – このボタンを押すとユーザーをミュートすることができます。ミュートさ
れたユーザーはプレイヤーが解除するまでチャットやボイスチャットが出来なくなります。ユーザーがミュート
されている場合、そのユーザーのアイコンに“muted”と表示されミュートされていることが判別できます。
セッションコントロールボタンの右隣にはセッションに参加中のプレイヤーのアバター、イメージアイコン、名前、使用
中の機体が表示されます。これらのアバターをマウスの左クリックボタンで選択することにより、任意のプレイヤーにセ
ッションコントロール(排除・ミュート等)を適用する事が可能となります。
さらにその右隣にはチャットウィンドウが表示されています。ここではセッションに参加中の他のプレイヤーとチャット
(但し、ローマ字タイプのみ)を行うことが可能です。またこのウィンドウにはセッション中に発生する変化(プレイヤ
ーの参加・離脱、機体の変更、飛行場やフライトタイプの変更等)も表示されます。チャットメッセージを他のプレイヤ
ーに送るには<メッセージをここに入力してください>と表示されている部分にメッセージを入力してキーボードのEnterキ
ーを押してください。
MULTIPLAYERツールバーが収納されている場合、メイン画面上にメッセージが表示されしばらくすると自動的に消えます
。キーボードのCキーを押すとツールバーが再度表示され、そのままチャットメッセージをタイプする事も可能です。
ボイスチャット
通常の(テキスト)チャットに加え、プレイヤー同士がPhoenixに対応するスピーカー/マイク又はヘッドセットを接続し
ている場合、ボイスチャット(音声通話)を楽しむことも可能です。
ボイスチャットは参加したセッションのホストがボイスチャットを有効にしている場合にのみ使用可能です。また、あな
たが参加しようとするセッションでボイスチャットが有効になっている場合は参加前にあなた個人のボイスチャットを有
効にするかどうかPhoenixが確認します。ここで設定を無効にするとあなたの音声はセッション中に他のプレイヤーに聞こ
えることはありません。ボイスチャットはマルチプレイ>ボイスチャットメニューでも以下の設定を変更する事が可能で
す。:
69

有効
–
このオプションが有効の場合かつセッションのホストがボイスチャットを有効にしている場合、
プレイヤーはボイスチャットに参加する事が可能です。
但し、Phoenixに対応したスピーカー/マイク又はヘッドセットを接続している必要があります。

声を有効にする – このオプションが有効の場合、Phoenixはプレイヤーの声を検知して自動的に他のプレイヤ
ーに向けて音声を送信します。オプションが無効の場合、プレイヤーはキーボードのVキーを押しながら発声する
事で他のプレイヤーに向けて音声を送信する事が可能です。

全ユーザーをミュートする – このオプションを有効にするとセッション中の全ユーザーのボイスチャットを無効
とし、一切のボイスチャットが出来なくなります。
マルチプレイで競技を行う
オンラインのマルチプレイではいくつかの競技モードにおいて、他のプレイヤーとプレイし得点を競うことが
可能です。マルチプレイが可能な競技モードは以下のとおりです。:

爆弾落とし – 他のプレイヤーよりも出来るだけ多くの爆弾を可能な限りターゲットのより中心
に落してください。この競技は固定翼機でのみ選択が可能です。
 風船割り – 他のプレイヤーと飛行場内を飛行し、より多くの風船を割ってください。
 リボン切り – あなたと他のプレイヤーはそれぞれ両翼端にリボンを付けて飛行します。他のプ
レイヤーのリボンを切る(当てる)事でポイントを獲得する事が可能です。この競技は固定翼機でのみ
選択が可能です。
 レーザーコンバット – あなたと他のおプレイヤーはレーザーポインターを装着して飛行します。他のパ
イロットの機体にレーザーポインターを当ててポイントを獲得してください。
 サーマルグライディング – 全ての機体は上空の高い位置からスタートします。各プレイヤーは上昇気
流を探し、他のプレイヤーよりも出来るだけ長い時間滞空してください。この競技はグライダーのみ選
択が可能です。
マルチプレイでの競技モードはプレイヤー(あなた)がセッションのホストである場合のみ開始する事が可能
です。セッションスタート時にはセッションの各設定項目を選択する事が可能です。
マルチプレイにて競技モードをスタートした場合、競技スタート前に現在セッションに接続中のプレイヤーが
表示されます。ここで表示されるプレイヤーのみが競技に参加できます。競技途中に参加したプレイヤーは開
催中のセッション(ラウンド)が終了するまでは視聴モードで接続されます。セッション終了後に次のセッシ
ョンから参加する事が可能です。
あなたがそのセッションのホストでない場合で、ホストが競技モードをスタートしようとしている場合には競
技モードがホストによってスタートされるまで、あなたを含めた他のプレイヤーは待つ必要があります。競技
モードをキャンセルするか離脱した場合、自動的に参加中のセッションから排除されます。
70
ヘルプ
ヘルプメニュー内のユーザーマニュアル をクリックすると、選択中の言語で本マニュアルにアクセスす
ることが可能です。フルスクリーンモード でPhoenixを起動している際には自動的にウィンドウモード
に切り替わり、本マニュアルが表示されます.
Context Help Buttons
Phoenix内の多くのメニュー画面や通知画面には、フレーム右上に
緑色の拡大鏡が表示された”ヘルプ” ボタン
があります。このボタンをクリックする事で該当するメニューのマ
ニュアルページを開くことが可能です。
また、ヘルプメニュー内にはAboutメニューがあり、ここには現在
のプログラムバージョンや他の詳細情報が表示されます.
71