フェニックス四季報 第37号(平成28年4月1日発行)

平成28年4月発行 第37号
~高齢者を敬い、共に生活する社会へ~
<雛祭り フェニックス西神戸キュアセンター>
3月6日、少し遅れて雛祭りイベントで『あんみつ』のおやつレクリエーションを開催しました。当日の朝には利用
者様から「何時にあんみつ食べれるの?」「今日のあんみつには、みつ豆入ってるの?」など楽しみにされていたよ
うでした。バニラ味と抹茶味のアイスクリーム、あんこ、生クリームがトッピングされた、あんみつを目の前に「凄
いボリュームね!」「こんなに食べれるのかしら」と驚きの声が飛び交いながらも、笑顔が溢れていました。最初ボ
リュームの多さに驚いていた利用者様でしたが、昼食後にも関わらずほとんどの利用者様が完食!!やはり、甘い物
は別腹のようでとても喜んでいただける企画になりました。
介護部 橋本あかり
1月10日に毎年恒例の新春もちつき大会を開催しました。
今回はより多くの利用者様に参加し、もちを突いて頂きた
いと思い午前と午後にわけました。また、開催するにあた
って、今年は申年ということもあり干支の由来について話
をすると「知らなかった」「へぇーそうなんや」と感心さ
れていました。もちをついてもらう利用者様を事前に募集
したところ、午前、午後共に10名以上の方が手を挙げられ
ました。いざ順番が回ってくると力強くもちを突き、中に
は車椅子から立ち上がってもちを突いておられました。今
回、お汁粉、ぜんざい、きなこ、砂糖醤油、大根おろしと
種類を増やし楽しんで頂こうと企画したところ、多くの利
用者様が種類の多さに「そんなにあるの!!」「全部たべ
たい」と喜んでおられました。この企画を開催するにあた
って、利用者様が一日を楽しみ、喜ばれるかを試行錯誤し
てきました。これからも利用者様に喜ばれる企画を行って
いきたいと思います。
介護部 金子真也
節分ということで、豆まきを企画していましたが
豆まきよりも食べ物!!ということで利用者様の
大好物のたこ焼きパーティーを開催しました。利
用者様と食材の準備を一緒に行いました。「ちゃ
んと切れるかなぁ」と始める前は不安そうでした
が、いざ包丁を持つと見事な包丁さばきを見せて
下さいました。焼き始めると「いい匂いやな」
「美味しそう」と待ちきれないようでした。いつ
もは食の細い利用者様も職員がビックリするぐら
い食べられ、沢山用意していたたこ焼きの素も全
部無くなりました。皆様何日も前から楽しみにし
ておられ、「おいしい」という言葉や笑顔が見れ
て良かったと思います。これからも楽しんで頂け
るレクリエーションを考えていきたいと思います。
介護部 佐野恵美
〒651-2401 神戸市西区岩岡町岩岡654-7
医療法人社団 一功会
介護老人保健施設
Phoenix
フェニックス西神戸キュアセンター
TEL:078-967-0306
FAX:078-967-0305
URL http://www.ikkoukai.jp/
E-mail:ikkoukai@phoenix.dr-clinic.jp
2月25日にボランティアのシーセルが来られました。シーセルは男女のユニットで、男性はギターの演奏にダ
ンディーな歌声、女性は3回衣装を変えました。特に目を引いたのが3回目の衣装で、純白のウェディングドレ
スを着て『瀬戸の花嫁』を綺麗な歌声で披露してくださいました。歌声にうっとりされる利用者様や感激して
涙を流される利用者様もおり、最後の歌が終わるとアンコールの拍手が鳴りやまず追加で1曲ずつ歌って下さ
いました。利用者様はいつもと違った雰囲気で癒しの時間を過ごせたのではないでしょうか。
デイケア 上米良美佐子
3月10日になごみ保育園4歳児、5歳児の園児たちが高齢
者との交流に来ました。まず最初に4歳児による合奏『小
さな世界』を披露してくれました。4歳児とは思えない力
強い合奏で利用者様もビックリされていました。次に『オ
オカミが来たぞ』の劇を演じてくれました。元気いっぱい
の演技で「かわいいねぇ」などの声が上がりたくさんの元
気をもらえたようでした。5歳児の発表は、鍵盤ハーモニ
カによる演奏『ミッキーマウスマーチ』を劇では『地獄の
そうべい』を演じてくれました。関西弁の長セリフで難し
い言い回しに苦労されたようでしたが、園児たちはいつの
間にか覚え、誇らしげに演じていました。園児たちの来所
に利用者様達は、とても喜んでおられました。次回の来所
もスタッフ一同心よりお待ちしています。
介護部 飛田一志
『あけましておめでとうございます』と新年を迎えさっそく筆をとっての書初め!皆様、真剣な表情
で一文字一文字丁寧に書かれていました。「今年も一年が始まった今年も宜しく」と声を掛けて下さ
る利用者様もおられ、それぞれに新しい年の始まりを感じ、喜んでおられた様子です。季節を感じら
れるような行事企画を考えていきたいです。
介護部
橋垣裕介
新しい年を迎え、毎年恒例の餅つき大会を開催しました!職員と
利用者様が一丸となって餅つきを行い「ヨイショ」「ヨイショ」
とフロア全体に響く位の掛け声を掛け合いました。つきあがった
お餅は『大根おろし』『砂糖醤油』で召し上がっていただき、つ
きたてのお餅が「美味しい」とお替わりされる利用者様もいるく
らい喜んで頂きました。和やかな雰囲気の中、無事に餅つき大会
を終えることができました。来年も今年以上に美味しい美味しい
お餅をつきたいと思います。
介護部
柳 節子
今年のバレンタインは『レアレアアロハフ
ラ』のみなさんにフラダンスを披露して頂
きました♪とても綺麗で神秘的な踊りに見
惚れ、利用者様方も笑顔で楽しまれていま
した。中には、感動して涙を流されている
方もおられました。体験もあり、皆で一緒
に踊り盛り上がりました!
デイケア 二ノ宮清子
〒655-0863 神戸市垂水区塩屋北町2-24-16
医療法人社団 一功会
介護老人保健施設
Phoenix
フェニックス垂水キュアセンター
TEL:078-751-0036
FAX:078-751-0056
URL http://www.ikkoukai.jp/
E-mail:ikkoukai@phoenix.dr-clinic.jp
雑学の部屋
『五節句』
節句の元は「節供」と書き、江戸時代は年に5日が公式に法制化された式日(現在の祝日みたいなもの)でした。
この5日を「五節供」と言い、現在も重要な年中行事となっています。
節句
日付
人日
(じんじつ)
上巳の節句
(じょうし)
別名
主な行事・由来など
1月7日
七草の節句
中国の古い習俗に由来する。この日七草粥を食べ邪気をはらう風習
がある。七草を刻む際、鳥追い歌(七草囃し)を歌う習俗もある。
3月3日
桃の節句
雛祭り
重三
草餅の節句
元は3月の最初の「巳の日」。古くは河で禊をし汚れを祓い、また
身代りに人形に汚れを移して河や海に流した。江戸時代以降は雛祭
りとして庶民にも定着し、女子の節句とされた。
端午の節句
(たんご)
5月5日
菖蒲の節句
元は5月の最初の「午の日」。古くはこの日薬草摘みを行い、摘ん
だ蓬や菖蒲を門口に飾った。菖蒲の語が「尚武」に通じるとして武
士の台頭に従い、庶民にも浸透し立身出世を願い幟や兜飾りを行う
ようになった。男子の節句。
七夕の節供
(しちせき)
7月7日
笹の節句
たなばた
中国から伝わった牽牛星と織姫星の星祭り伝説が元。日本では古来
からあった「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説との類似性から七
夕の日として定着。
重陽の節句
9月9日
(ちょうよう)
菊の節句
重九
易で陽数の極である「九」が重なることから目出度い日とされた。
この日は菊の花を飾り、丘などに登って邪気を払い長寿を祈る風
習が中国にあり、これが日本に伝わった。
五節句の日付を見ると人日以外は月と日の数が同じ、それも奇数。これは五節句の発祥の地、中国で奇数
は「陽数」でこれが月日の形で重なる日は、目出度い日という考えがあったためのようです。
・しっかり咬めない
・外れやすい
・こすれて痛い
・義歯(入れ歯)キレイにしたい
・見た目に違和感がある ・臭いが気になる
など
☆義歯(入れ歯)は使用していると不具合が出てくる場合があります。
当医院では義歯(入れ歯)の調整、新調を承っております。
院内に歯科技工士がおり、患者様の咬めない期間を出来るだけ短くし、
患者様の声、歯科医師の要望を素早く取り上げ義歯(入れ歯)の調整
が行えます。義歯(入れ歯)の修理は一時間以内に行い、その日のう
ちに患者様がお食事出来るよう努力しています。また、義歯(入れ
歯)の名前入れや義歯の歯石取りなども行っています。
義歯の取り違えの防止、
置き忘れの際の速やかな対処が可能になります。
義歯の名前入れを希望される方はフェニックス歯科へ御相談ください。
※作業に必要な実費の負担をお願いいたします。
上下:¥1,000円(税込み)上または下のみ:¥500円(税込み)
Phoenix
医療法人社団 一功会
〒651-2401 神戸市西区岩岡町岩岡654-156
フェニックス診療所 ‐歯科‐
TEL:078-967-0036
フェニックス岩岡クリニック
-19床-外科・胃腸内科・リハビリテーション科・放射線科・整形外科
人工透析装置・人工呼吸器・全身用ヘリカルCT・オープン型MRI・電子内視鏡・X線装置・
胃/大腸透視装置・心臓/乳腺/腹部超音波装置・動脈硬化測定器心電図計・骨密度測定器・
スパイロメーター・リハビリテーション機器各種
診療時間
月
火
水
木
金
土
日
午前9:00~12:00
○
○
○
○
○
○
○
午後4:00~ 7:00
○
○
○
/
○
/
/
FAX:078-967-0049
編集後記:お正月から、行事等で目まぐるしく時間が過ぎ
気が付けば、今号の発刊となりました。また、毎年恒例の
敬老祭の実行委員会も活動を開始し昨年以上の催しを作り
上げていこうとスタッフ一同気合が入っています。もうす
ぐ新しい翼(フェニックス長田キュアセンター)が羽ばた
きます。次号でご紹介できるかと思いますので、お楽しみ
にお待ちください。
(西神戸介護部 飛田)
-平成28年4月1日発行-
編集委員長:川瀬哲也 編集責任者:平井昭博