住宅の応急修理制度に係る工事の施工業者の方へ

<住宅の応急修理制度に係る工事の施工業者の方へ>
住宅の修理を希望する申請者に対し、見積書の作成をお願いします。
別添の様式第2号により、修理見積書を作成してください。
様式の電子データ(エクセル)は、下記のホームページからダウンロードすることがで
きます。見積書の作成例も電子データに入っています。
阿蘇市のホームページ http://www.city.aso.kumamoto.jp/index.html
修理見積書は、2部作成してください。申請者に見積り内容を説明し、修理見積書の下
の欄に内容確認の記名押印をいただいてください。
修理見積書は、1部を申請者に交付し、もう1部は市に提出願います。
市は、提出された修理見積書を審査し、工事をおこなう業者あてに修理依頼書を交付し
ます。
修理
見積書
(2部)
申請者に見積
内容を確認し
ていただく。自
己負担額があ
る場合は、その
旨説明する。
修理
見積書
(申請者)
修理
見積書
(市町村)
修理
依頼書
応急修理
を実施
(市町村が
工事施工者
あて交付)
工 事 完
了 報 告
書(市)
応急修理の対象となる工事は次のとおりです。
①屋根・柱・床・外壁・基礎など
②ドア・窓などの外部に面する開口部
③上下水道・電気・ガス等の配管・配線
④衛生設備
なお、修理を行う部位には、優先順位があります。①を最優先とし、④になるほど優先
度が低くなります
(別添 1:住宅の応急修理にかかる工事例、別添2:
【図解】住宅の応急修理対象範囲を参
照)
<注意点>
工事を完了したら、完了報告書を市に提出します。報告書には、修理見積書項目毎に①
工事着手前、②施工中、③工事完了の写真添付が必要となります。工事写真の管理をよろ
しくお願いいたします。
申請者への見積内容説明の際、自己負担分がある場合、その旨を申請者に説明願います。
応急修理制度対象分以外の代金については、直接申請者に御請求願います。
応急修理制度に係る工事代金(57万6千円限度)の市への請求手続き方法については、
工事完了報告書に必要書類を添付の上、市に提出してください。
お問い合せ先
阿蘇市土木部住環境課
0967-22-3169(直通)内線
1253
1254
(別添 1)
住宅の応急修理制度に係る工事例
1
典型的な応急修理の工事例
① 壊れた屋根の補修(瓦葺屋根を鋼板葺屋根に変更するなどの屋根瓦材料変更を含む)
② 傾いた柱の家起こし(筋交の取替、耐震合板の打付等の耐震性確保のための措置を
伴うものに限る)
③ 破壊した柱梁等の構造部材の取替
④ 壊れた床の補修(床の補修と併せて行わざるを得ない必要最小限の畳の補修を含む。
但し、一戸当たり6畳を限度とする。)
⑤ 壊れた外壁の補修(土壁を板壁に変更する等の壁材の変更を含む)
⑥ 壊れた基礎の補修(無筋基礎の場合には、鉄筋コンクリートによる耐震補強を含む)
⑦ 壊れた戸、窓の補修(破損したガラス、カギの取替を含む)
⑧ 壊れた給排気設備の取替
⑨ 上下水道配管の水漏れ部分の補修(配管埋め込み部分の壁等のタイルの補修を含む)
⑩ 電気、ガス、電話等の配管の配線の補修(スイッチ、コンセント、ブラケット、ガ
ス栓、ジャックを含む)
⑪ 壊れた便器、浴槽等の衛生設備の取替(便器はロータンクを含むが、洗浄機能の付
加された部分は含まない。設備の取替と併せて行わざるを得ない最小限の床、壁の
補修を含む。風呂を沸かすためのボイラー、給湯器は含む)
2
応急修理の基本的考え方
① 地震災害の被害と直接関係のある修理のみが対象となります。
(例)○壊れた屋根の補修(屋根葺き材の変更は可)
○壊れた便器の取替(×洗浄機能等の付帯したものは不可)
○割れたガラスの取替(取り換えるガラスはペアガラスでも可)
×壊れていない便器の取替
×古くなった壁紙の貼り替え
×古くなった屋根葺き材の取替
② 内装に関するものは原則として対象外であるが、床や壁の修理と併せて畳等や壁紙
の補修が行われる場合については、以下の取扱とします。
・壊れた床の修理と合わせて畳等の補修を実施する場合には、1戸当たり6畳相当
を限度として対象とします。
・壊れた外壁の修理とともに壁紙の補修を実施する場合には、当該壁の部分に限り
対象とします。
(例)×壊れた石膏ボードのみの取替
×畳や壁紙のみの補修
・間仕切り壁、天井の仕上げ、ふすま、障子等の補修は対象外です。
③ 修理の方法は代替措置でも可とします。
④ 家電製品は対象外です。
⑤ 床上・床下の、泥撤去、消毒等の清掃作業は対象外です。
⑥ 台所のガスコンロ(ガス台、IHコンロ)は対象外です。
⑦ 修理の際に出される廃棄物の運搬費、処分費は対象外です。
(別添 2)
住宅の応急修理対象範囲
(被災した部位に限ります)
①壊れた屋根の補修
(屋根の葺き材の変更も対象)
①柱・梁(はり)等の構
造部材の補修
①壊れた外壁の補修
(すじかい補強、
構造合板貼り、
外装材の変更等)
①壊れた床の修理
(被害を受けた部位に
限り、畳の交換は
1戸あたり6畳まで)
②壊れたドア、窓等
の開口部の補修(ガ
ラス、鍵の交換も可)
①壊れた基礎の補修
<注意点>
③配管・配線の補修
・上下水道管の水漏れの補修
・壊れた給排気設備(換気扇など)の交換
・電気・ガス・電話等の配管・配線の補修
④壊れた衛生設備(便器・浴槽など)の交換
・①~④は優先度を表します。
・内装は原則として、対象外です(例:間仕切り壁及び天井の仕上げ、ふすま、障子など)
。
ただし、災害による被害が原因で壊れた壁の補修については、補修する壁に限り、壁紙などの内装
は対象とします。畳は内装に該当しますが、壊れた床の補修と併せて行わざるを得ない場合に限り、
1戸あたり6畳まで対象です。家電製品は、対象外です。