PRESS INFORMATION 2007 年 11 月 19 日ミシュラン、ついに「ミシュランガイド東京」を発行東京は、世界で最も多くの星が輝く街に「ミシュランガイド東京」初版でのセレクションが、今日、明らかに！アジアへの第一歩として、ミシュランガイドは東京の中心部のホテル・レストランから選りすぐりの 178 軒の施設をセレクションしました。このうち、ホテルは 28 軒、レストランは 150 軒です。英語と日本語の 2 ヶ国語版が発行される「ミシュランガイド東京 2008」には、他のガイドブックにはない特徴があります。掲載されているレストランには、すべて星がついているのです。初のセレクションに挙がったのは、三つ星(o) が 8 軒、二つ星 (n) が 25 軒、一つ星 (m)が 117 軒。累計で 191 の星が輝く東京は、世界で最も星つきレストランの多い美食の都となりました。食材のクオリティ、調理の技、世代を超えて受け継がれてきた料理の伝統など、この街の美食の高いレベルに敬意を表するために、「ミシュランガイド東京 2008」では、星のついたレストランのみ掲載することにしました。一つ星 m そのカテゴリーで特に美味しい料理二つ星 n 遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理三つ星 o そのために旅行する価値がある卓越した料理一つ、あるいは複数の星がついたレストランは、その国の中だけではなく、世界的にも優れたレストランだということです。日本においても、星の評価の基準は、ミシュランガイドの対象国である他の 21 カ国と同じです。これによって、セレクションのレベルを同等に保つことができるのです。その基準とは、素材の質、調理技術の高さと味付けの完成度、独創性、コストパフォーマンス、そして常に安定した料理全体の一貫性です。これらの基準は、日本料理をはじめとする、あらゆる種類の料理に適用することができます。「ミシュランガイド東京」初版で選ばれたレストランのうち、日本料理は 60%以上を占めるという栄誉に輝きました。この中には、懐石、割烹、ふぐ料理、そば懐石、寿司、天ぷら、鉄板焼き、うなぎなどさまざまな様式の料理の大半が含まれています。残る 40%には、フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、中華料理などが選ばれています。アジア初のミシュランガイドであるこの本に掲載される施設は、ホテルもレストランも 1 軒ずつ見開きで紹介されています。左側のページには、施設の写真数枚と快適さの段階や星の数が掲載されています。右ページには、施設や料理の紹介文と外観の写真、地図があります。世界中どこでも、ミシュランガイドのセレクションのシステムは厳格かつ同一であり、美食の世界で独立性を保っており、基準とみなされています。調査にあたっては、ミシュランの社員でありプロフェッショナルな知識をもつ調査員が、一般の人と同じように匿名で訪れ、勘定も全額支払います。この最初のセレクションには、日本人とヨーロッパ人の 5 人の調査員によるチームが、16 万軒ものレストランがあるといわれる東京の町を歩き回りました。プレセレクションとしてリストアップした 1500 軒から、1 年半以上をかけて匿名で食事をし、最終的に 150 軒のレストランへと選び抜いたのです。ミシュランガイドは、1900 年 8 月フランスで初めて発行されました。それから約 10 8 年が経ち、 22 カ国をカバーする 21 冊のコレクションとなりました。欧州 20 カ国（2005 年に刊行が始まった「ミシュランガイド・オーストリア」が一番新しいガイド）に加え、北米でも 2005 年末から刊行が始まり、現在、ニューヨークシティ（2007 年 10 月初旬に第 3 版を発行）、サンフランシスコベイエリア/ワインカントリー（10 月末に第 2 版を発行）、ロスアンジェルス、ラスベガスが数日前に刊行され、現在、4 冊が出ています。フランスを訪れる約 7000 万人の観光客に向けて「ミシュランガイド・フランス」と「ミシュランガイド・パリ」の英語版の刊行が始まり、ヨーロッパにおけるミシュランガイドは現在、16 冊を数えます。「ミシュランガイド東京 2008」は、通常の書籍のほかに、1900 年から今日までのエピソードを織り交ぜたミシュランガイドの歴史をまとめた小冊子を同梱したラクジュアリーバーションが刊行されます。「ミシュランガイド東京 2008」日本語版は 11 月 22 日（木）より全国の書店で 2310 円（税込）で販売されます。「ミシュランガイド東京 2008」発売概要【タイトル】ミシュランガイド東京 2008 【発売日】2007 年 11 月 22 日（木）【価格】日本語版 2,200 円（税別）税込 2310 円【発行】ミシュラン日本語版表紙英語版表紙