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出演者プロフィール
■シーナきのはら(Sheena KINOHARA)【ヴァイオリニスト】
1955年12月23日北九州市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。相愛大学音楽科卒。弦楽器の
ルーツを学ぶために、ジプシー音楽発祥の地であるインドに留学し、ラビンドラ・バラティ大学
で学ぶ。クラシック音楽を齋藤秀雄、西田秀雄、鷲見三郎、井上頼豊、東儀幸、インド音楽をシ
シル・コナ・チョウドリィ、ジャズを田中武久の各氏に師事。
シーナは日本では珍しいジャンルを超えて活動するヴァイオリニストである。クラシック音楽の
世界では、東京ゾリスデンやテレマン室内合奏団との協奏曲の共演や、パッペル弦樂三重奏で古
今東西の初演曲や珍曲の掘り起こしに努めてきた。また、歌舞曲の演奏の巧さからミュージカル
や舞台音楽でも定評がある。ジャズ、ラテン、タンゴ、ロック、シャンソン、ブラジル音楽、ト
ルコ音楽、インド音楽、アラブ音楽、ジプシー音楽など活動は多岐に渡る。
「音楽の神様に嘘をつかない」が信条。酒豪。
■東原力哉(Rikiya HIGASHIHARA)【ドラマー】
1956年7月19日香川県高松市生まれ。12歳よりドラムを始め、15歳でプロ・デビュー。『嵐を呼
ぶ男』『ナニワのリキヤ』『一匹狼ドラマー』『裸足のドラマー』など数々の異名をとり、世界
の音楽シーンにその名を馳せるスーパー・ドラマー。
キレ味の良いシンバルワーク、重いビート、豪快で説得力のあるドラミング、優れたワザと雄弁
な語り口、豪放さ、そしてその奥にある神経の細やかさ、多彩に敲き分けるオール・ラウンド・
プレイヤー。常に時代をリードするサウンドにエネルギッシュなパワーを敲き込んできた。
シーナとは故・田中武久のもとでジャズを学んだ間柄。掛けた恩は水に流し、受けた恩を石に刻
む、義理と人情に厚い男である。
■コンスタンティン・コストフ(Konstantin KOSTOV)【ピアニスト】
1979年2月15日ブルガリアのヴラツァ市生まれ。幼少期からジャズ、即興演奏、作曲に興味を持
ち、5歳よりピアノを始める。10代のころから作曲や演奏で様々な国際コンクールで入賞。ブル
ガリアでクラシック音楽を学んだ後、ジャズを学ぶために渡独。2007年にドイツ国立ミュンヘン
音楽・演劇大学を卒業し、翌年より同大学にてジャズ・ピアノを教授している。現在、ヨーロッ
パを中心にジャズ・フェスティバルやライヴ・ハウスなどで精力的に活動中。生命力と感情表現、
ダイナミックな解釈と軽快さを併せ持つ独特の演奏スタイル、民俗音楽、クラシック、ジャズな
どのジャンルを超えた幅広い音楽性で観客を魅了している。
コンスタンティンは日本人の奥さんの帰省に合わせて来日するたびにライヴ・ハウスなどで飛び
入り演奏をして来たが、彼のアイデアに溢れるプレイに共演したミュージシャンたちは軒並み歯
が立たず、謎の凄腕ピアニストがいると話題になっていた。そして今回、ジャンルを超えて自由
に音楽を表現出来る仲間を探していたシーナと力哉に必然の邂逅をする。