OGI-005

液晶描画装置OGI-005
OGI-005 システム
■ OGI-005 概要
OGI-005 は、従来の信号発生装置のメリット/デメリットを全て解析し、そのメリットを生かし、
デメリットを改善したデジタル専用のプログラマブル信号発生器です。
ユーザー様での注目点は、装置コスト、機能/性能、装置外形寸法、操作の容易性と考えられます。
この信号発生器は、その全ての要素を余すことなく改善した製品となっていますので、低コスト、
高機能、省スペース そして数々の現場で働く方々の貴重なご意見をもとに検査者に優しい操作性
を実現できました。
ユ ー ザ ー 様 の お 声 を 反 映 し 、 信 号 発 生 部 は 、 LVDS 4 ポ ー ト 出 力 が 可 能 な SG-PCI 基 板 、
TTL(Single/Dual-LINK)は2ポート出力可能な TTL-PCI 基板をラインナップとしご用意しております。
また、30bit フルカラー出力が可能で(6/8/10bit 切替え可)、UXGA パネルでの画面送り速度で 0.3 秒
を実現しました。
OS には「WindowsXP Pro」を採用し、操作性、パフォーマンス性の向上化を実現しました。
本装置には標準のソフトウェアが付属しており、出力タイミングやパターンファイル、自然画(BMP/JPG/
/PNG/TIFF 対応)などの設定・作成・編集・実行が簡単に行えます。
さらに、カスタマイズによる管理 PC を含むイーサネット構築が可能であり、レシピ,パターンファイル及び
設定ファイルの一括転送など、生産ラインの品種切替工数を大幅に削減することに威力を発揮します。
SG-PCI 基板(LVDS4 ポート出力)
■ OGI-005 特徴
外付けControl-Boxによる高速な画面切替え(UXGAパネルで 0.3 秒実現)
Control-Box インターフェース用の PCI ブラケットを取り付けることによって、外部に Control-Box を接続し
て使用することができ、ボタン 1 つで検査操作が可能となります。
テストステップ(最大 128 ステップ)が順次切替え可能です。自動送り(スライドショー)機能を搭載しております。
LCDパネル電源コントロール
インターフェース基板により、LCD パネル専用電源 OGP-002 をコントロール可能。
標準ソフトで設定された電源 ON/OFF シーケンス設定通りに出力することができます。
又、各、電圧/電流値のモニタリング及びリミッタ機能を装備しステップ毎にトリップ設定可能です。
エラーを判定します。
LVDS/TTL出力
LVDS
:標準でデュアル 85MHz、シングル 135MHz リンクに対応。
(4ポート)
※ サブボード(オプション)を追加することで、最大 8 ポート出力可能。
TTL
:標準でデュアル 85MHz、シングル 65MHz リンクに対応。
(2ポート)
LVDS 出力(8bit 以下)の場合、Thine デバイス/National-Semiconductor デバイスの選択が可能です。
外部コントロールに便利な汎用出力ポート
出力:8bit (出力電圧 5V/3.3V 選択可)
LCDパネルの点欠陥アドレスをすばやく検査
Pixel、Sub-Pixel 単位での実行を選択可能です。
不良箇所のアドレスを読み取り、ファイルへの蓄積保存が簡単に行えます。
バーコード読み取り対応
バーコードリーダーを接続可能。 LCD パネルの Lot No./Serial No.をすばやく読込み可能です。
抜取り検査対応
ユーザー様が、指定した検査サイクルで抜取り検査が、実行できます。
(例:10 回標準検査/1 回抜取り検査)
実際の作業を考慮した使いやすいアプリケーション
電源タイミングや信号タイミングの設定はもちろん、検査レシピ編集,表示パターン作成を簡単に行うことが
できます。
<検査モード>
<メイン画面>
<技術者モード>
<各種設定>
<検査レシピ編集>
<パターンエディタ>
あらゆる検査パターンを簡単作成!
簡単編集!
■ OGP-002 概要
OGP-002 は、LCD パネル専用に開発された電源です。
VCC、VBL(バックライト)、VIF、VDD の 4 種類の電源を装備しています。
VCC は、センシング機能により、LCDパネル上にて設定した電圧値となるよう
自動フィッティング動作し、精度よく安定した電源供給が可能です。
また VCC の出力電圧切替は、高速画面切替時間に十分追従できる実力を持ってい
ます。(ON 切替時間 15us 以下)よって、検査時に高速画面切替を実施しても、
十分画面毎の設定電圧値に安定させた状態で検査が実現できます。
■ OGP-002 特徴
・ OGI-005 と連動可能
・ センシング機能
・ VCC 電圧切替応答速度
ON/OFF タイミング、各画面毎の VCC 電圧値設定、
電圧/電流リミット設定、電圧/電流検査基準判定、
電圧/電流値表示が可能
: 最大誤差 設定値から、±20mV 以内
: ( Tr/Tf )は、15μsec 以下。
:
■ OGI-005 基本仕様
【LVDS 信号発生部 PCI 基板】
描画出力ポート
適応周波数
LVDS出力基板4ポート(MDR40PIN 相当品×2)
デュアルリンク
20∼ 85MHz ステップ:0.25MHz
シングルリンク
20∼135MHz ステップ:0.5MHz
出力信号タイミング
階 調
画像フォーマット
作画
テストステップ数
表示切替速度
点欠陥検査機能
外形寸法
動作温度範囲
付属品
XGA(1028×768 Dot) ∼ WQUXGA(3840×2400 Dot)
HS VS DE Dot-CLK 個別/全体のネガ/ポジ
30bitフルカラー (10bit/8bit/6bit切り替え可)
自然画:BMP,JPG,PNG,TIFF(8,10bit)
検査パターン:独自フォーマット(10bit) .OGX
制御ソフトによる、パターン作成/編集機能内蔵
標準/抜き取りテスト:MAX 128ステップ
標準:UXGA 0.3Sec以下
+字カーソルによる検査 Pixel/Sub-Pixel 選択可
点欠陥座標の読み取り及びCSV形式ファイル出力
W:174.63×D:106.68 mm PCIハーフサイズに準ずる
0 ∼ 40 ℃
Windows用編集/制御ソフト(カスタム対応可能)
PC、モニター、キーボード、マウス
Control Box(カスタム対応可能)
Control Box用コネクターブラケット及び接続ケーブル ×1式
オプション
LCD用電源BOX(OGP-002)
LCD用電源BOX接続用コントロール基板(OKP-1559 I/F基板)
LVDS, TTL, I/Oケーブル ×1式
バーコードリーダ
■ OGP-002 基本仕様
VCC (+2.97V ∼ +15.4/6A) センシング機能付
VBL (+2.97V ∼ +15.4/6A)
電源出力端子
※電圧設定は、制御アプリにより
任意の基準電圧に対し、±99%の
範囲で操作可能。(0.1%単位)
VIF (+2.97V ∼ +15.4/2A)
VDD (+2.97V ∼ +15.4/2A)
任意のタイミングでON/OFF可
電源出力ON/OFF
パネル電源ON/OFFとの連動可 ステップ:10ms (MAX 100ms)
VCC出力応答速度
外部I/Oボート
15μsec以下
出 力
エラー検出
8Bit +3.3V/+5Vの電圧切り替え可
任意による電圧/電流トリップ及び、保護回路によるMAX電流リミット
VCC/VBL/VIF/VDD 任意でリミット値設定可(制御ソフト表示可)
電圧/電流モニター
外形寸法
W:360×D:400×H:125 mm(但し突起物含まず)
重 量
13.3kg
電 源
AC100V∼240V 50/60Hz
動作温度範囲
0 ∼ 40℃
LCD用電源BOX用接続ケーブル ×1式
付 属 品
ACケーブル
※ OGI-005 専用の為、単体での使用はできません。OGI-005 の制御ソフトと OKP-1559 が別途必要です。
OKP-1559:インターフェース基板
■ OGI-005、OGP-002 使用例
PC (市販品)
検査対象LCD
LVDS信号(4ポート)
4ポート
LVDS出力基板
PCI-BUS
VCC,VBL
電源供給
汎用外部出力bit
(LCDモード選択)
LCD用 電源BOX
(OGP-002)
電源BOX
コントロール基板
Control BOX
USB
バーコード
リーダー
(市販品)
モニタ
(市販品)
注) 仕様は予告なしに変更する場合があります。
(R2_A)