AL D DCM-70-V24・V200 DCM- 2 -V24・V200 取扱説明書 このたびは、本操作機器をご採用頂きまして、誠に有難うございます。本操作機器を、正しくお使 いいただくために、必ず当取扱説明書をお読み下さい。 また当取扱説明書は、最終ユーザー様のお手元に届くようご配慮下さい。 ◆仕 様 DCM-70-V24 電 源 電 消 費 電 圧 AC 24V 50/60Hz DC 24V 力 8W 最 大 電 流 値 最 大 ト ル ク 回 転 速 度 制御入力抵抗値 最 大 動 作 範 囲 開 度 調 整 出 力 閉 回 転 方 向 開 回 転 方 向 使 用 温 度 範 囲 モーター保護形式 ク ラ ッ チ 内 臓 そ の 他 DCM-70-V200 DCM-2-V24 DCM-2-V200 AC 90V~ 240V 50/60Hz 11.5W・・・・・100V 12.5W・・・・・200V AC 24V 50/60Hz DC 24V 7.2W AC 90V~ 240V 50/60Hz 9 W・・・・・100V 11 W・・・・・200V 330mA 300mA 7N・m{70kgf・cm} 18N・m{180kgf・cm} 7sec (0~ 90° 最 大 ト ル ク 時 ) 33sec (0~ 90° 最 大 ト ル ク 時 ) 0~ XΩ XΩ = 135~ 1000Ω 95° -3 30~ 100% DC 0~ 1mA CW (時 計 方 向 回 転 ) CCW (反 時 計 方 向 回 転 ) -10℃ ~ +60℃ 電 子 ブ レ ー カ ー 動 作 解 除 ・・・・・・電 源 OFF 電源遮断後手動操作可能 屋内型・一般空調・抵抗入力比例制御 ◆外 形 図 DCM-70-V□□□ 102 42 26 44 26 44 117 90 89 157 131 2-(5× 7)長 穴 DCM-70 -V VCTF 2× 0.75mm 2 VCTF 6× 0.75mm 2 ※ リード線引出し方向は V24とV200は異なります。 40 ◆外 形 図 DCM-2-V□□□ 110 122 93.5 30 48 25 48 91 173 52 45 4-(5× 7)長 穴 DCM-2 -V VCTF 2× 0.75mm 2 VCTF 6× 0.75mm 2 ※ リード線引出し方向は V24とV200は異なります。 -1- 40 ◆ダンパー加工図 DCM-70-V□□□ ダンパー駆動軸 フランジ 0 -0.3 ケーシング 44 φ 13 軸 受 ±3 95 44 ケーシング内にて溶接 2-M4×15 六角ボルト ダンパーH寸方向 ダンパーL寸方向 ◆機 器 取 付 1.【注意】機器単体出荷時は、閉位置を調整して出荷しています。 2.機器取付側から見てダンパー羽根が右回転して[閉]になるよう製作してください。 3.加工図にもとづき、機器取付ねじ、ダンパー軸の長さを加工してください。 4.ダンパー主軸に、機器主軸(カップリング)を通し機器を、座金、スプリングワッシャ、M 4ナットでダンパーに確実に取付け、ダンパー主軸がせらないことを確かめて下さい。 5.ダンパー羽根を全閉位置にし、機器主軸(カップリング)と、ダンパー主軸を六角穴付き止 めねじで、確実に止めます。ダンパー主軸との位置ずれを防止するためにザグリを行い、 またねじのゆるみ止めに、接着剤等を使用して下さい。 ◆試 運 転 1.【注意】入力電源電圧を、操作機器銘板にて必ず確認してください。 2.DC 24Vの場合+-(プラス、マイナス)の極性は、有りません。 3.2芯キャブタイヤが電源入力線です。6芯キャブタイヤは信号入出力線です。 4.ダンパー羽根が閉っている状態で、6芯キャブタイヤの各リード線を試験機に接続し2芯 キャブタイヤに電源を入力します。設定ダイヤルを50の位置に合せると、ダンパー羽根 は左回転し約45°まで開きます。 5.試験機のメーターも約50%を指します。 6.さらに設定ダイヤルを100(右へ最大)の位置にすれば、ダンパー羽根はさらに左回転を し90°(全開)まで開き、メーターも100%を指します。設定ダイヤルを0(左へ最 大)の位置にすると、ダンパー羽根は右回転して閉ります。 7.本機器が途中で止ることがある場合は、モーターに過負荷が掛かり機器内部回路のオーバ ーカレント(過負荷保護回路)が働きモーターへの電源を遮断するためです。もう一度ダン パー主軸や、ダンパー羽根がせっていないか、取付は正しいか調べて下さい。オーバーカ レントのリセットは、一度元電源を遮断すると復帰します。 8.ダンパー羽根がせったりしていないか、ダンパー羽根はスムーズに動作するか確認しなが ら、開閉動作を4~5回繰り返してください。 以上で試運転完了です。 ◆ダンパー加工図 DCM-2-V□□□ 駆 動 軸 φ 17 及 び φ 20の 場 合 ダンパーL寸方向 ダンパー駆動軸 フランジ フランジ 軸 受 ±3 100 φ 13 0 -0.3 45 25 ケーシング 48 ダンパーH寸方向 ダンパー駆動軸 ケーシング 48 24 ± 1 ケーシング内にて溶接 4-M4×15 六角ボルト -2- 軸 受 ◆部 品 名 図 ポテンショメータ OPENトリマー 本 図 は DCM-70-V***で す 。 LED 電源電圧表示 DCM-2-V***は 取 付 脚 の 形状が異なります。 メンテカバー 1 2 3 4 ON O S 指針 クラッチリリース押しボタン 取付脚 設定スイッチ D.Bトリマー プリント基板 ◆動 作 設 定 1. 正動作・・・・・・白 ・赤 間0Ω[ 閉]、 白・赤間M AXΩ[ 開] 設定スイッチ状態 白 ・赤 間 → 白 ・赤 間 1・・・・O N ON 0Ω → MAXΩ 2・・・・O F F ダンパー 3・・・・O N 1 2 3 4 4・・・・O F F 閉 → 開 MAXΩ = 135~ 1000Ω 2. 逆動作・・・・・・白 ・赤 間MAX Ω[閉 ]、白・赤 間0Ω[ 開] 設定スイッチ状態 白 ・赤 間 → 白 ・赤 間 1・・・・O N ON 0Ω → MAXΩ 2・・・・O F F ダンパー 3・・・・O F F 1 2 3 4 4・・・・O N 開 → 閉 MAXΩ = 135~ 1000Ω ◆OPENトリマー 30 ゚ -3- 90゚ 60゚ 1. 本操作機器は、プリント基板上のOPEN OPENトリマー トリマーの操作にて、全開位置を30 ~ 調整可能範囲 100%の範囲に調整することが出来ます。 2. 機器出荷時は、100%(全開)になるよう 調整 して 出 荷し てい ます 。 3. 全開位置を50%(45°)にする例で説明 し ま す 。 電 源 及 び 、 全 開 信 号 (試 験 機 の ダ イ ヤ ル を 1 0 0 % )を 入 れ る と 、 ダ ン パ ー 羽 根 は 1 0 0 % (9 0 ° )に な り ま す 。 4. 【注意】 調整は電源を入れたまま行いま す。プリント基板をショートさせないよう注 意して下さい。メンテカバーのねじを取り、 メンテカバーを取り外して下さい。 5. OPENトリマーを、反時計方向にゆっくりと回し、操作機器指針が真ん中になるまで 回します。 6. これで全信号値(0~MAXΩ)に対して、0~45°間で、ダンパー羽根が動作します。 7. 設 定 が 終 わ っ た ら 、 メ ン テ カ バ ー を 取 り 付 け て 下 さ い 。 8. 全開に戻す場合は、OPENトリマーを時計方向にゆっくり回します。この時回しすぎ ますと、LEDが点灯します。この様な状態はOPENトリマーの回しすぎですから、 反時計方向に戻しLEDが点灯しない位置まで戻して下さい。 ◆ D.B(デッドバンド)トリマー D .B ト リ マ ー を 操 作 し デ ッ ド バ ン ド を 狭 く し す ぎ た り 、 信 号 入 力 が 不 安 定 な 場 合 、 ダ ン パ ー 羽 根 が チ ャ タ リ ン グ す る こ と が 有 り ま す 。 こ の 様 な 場 合 は 、 D .B ト リ マ ー を時計方向に回しデッドバンドを広くして下さい。 ◆開 度 出 力 DC1mA計を接続すると、開度表示が出来ます。 黒 白 白 赤 DCM-70-V*** 黒 DCM-2-V*** 茶 10 + (プラス) 黄 - (マイナス) 緑 0 0 50 ◆手 動 操 作 1. 【注意】 本機器のクラッチ機構は、歯車の連結を[はなす][つなぐ]機構です。必ず 電源を切ってからクラッチの操作をして下さい。 クラッチリリースプッシュボタンを押している間のみ歯車の連結がはなれています。 2. ク ラ ッ チ リ リ ー ス プ ッ シ ュ ボ タ ン を 押 し た ま ま 手 動 操 作 レ バ ー で 、 機 器 主 軸 を 回 す こ と が出来ます。 3. 【注意】 機器主軸を保持した状態でクラッチリリースプッシュボタンを離し、クラッチ が確実に連結するように手動操作レバーをわずか左右に動かして、クラッチが連結して から手動操作レバーを離して下さい。 4. 手 動 操 作 レ バ ー は オ プ シ ョ ン で す 。 ≒ 90 O S 手動操作レバー 本 図 は DCM-2-V***で す 。 DCM-70-V***は 取 付 脚 の 形状が異なります。 -4- ◆結 線 例 DCM-70-V24・DCM-2-V24 1. 設定 器1台 で 本操 作 機 器 を 、複 数 (最大1 0)制御 で きます 。 2. 設定 スイッ チ によ り 個 別 に 正動 作 (白・赤間0Ωに て閉 )逆 動 作(白・赤間0Ωに て開 )に 設定 でき ます。 ま た開 度 計 の 接 続も 出 来ま す。 3. ノイ ズ対策 の 為に 電 源 線 と 信号 線 は、 必ず別 配線に し て下 さい。 動 力線 等が 近くに ある 場合 、信号 線 はシ ー ル ド 線 を使 用 して 下さい 。 4. AC/DC2 4Vタイプは電 源と、共通信号線(緑色リード線)との 電位差が生じると誤動 作を 起こし ま すか ら 、 個 別 にト ラ ンス を設置 し て下 さい。 設定スイッチ状態 ON 1 2 3 設定スイッチ状態 ON 4 1 DCM-**-V24 白黒 2 3 設定スイッチ状態 ON 4 1 DCM-**-V24 白赤黒茶黄緑 トランス 白黒 2 3 4 DCM-**-V24 白赤黒茶黄緑 トランス 白黒 白赤黒茶黄緑 トランス 電源 W R B + - + - + - 設定器 ◆結 線 例 DCM-70-V200・DCM-2-V200 1. 設定 器1台 で 本操 作 機 器 を 、複 数 (最大1 0)制御 で きます 。 2. 設定 スイッ チ によ り 個 別 に 正動 作 (白・赤間0Ωに て閉 )逆 動 作(白・赤間0Ωに て開 )に 設定 でき ます。 ま た開 度 計 の 接 続も 出 来ま す。 3. ノイ ズ対策 の 為に 電 源 線 と 信号 線 は、 必ず別 配線に し て下 さい。 動 力線 等が 近くに ある 場合 、信号 線 はシ ー ル ド 線 を使 用 して 下さい 。 設定スイッチ状態 ON 1 2 3 設定スイッチ状態 ON 4 1 DCM-**-V200 白黒 2 3 設定スイッチ状態 ON 4 1 DCM-**-V200 白赤黒茶黄緑 白黒 2 3 4 DCM-**-V200 白赤黒茶黄緑 白黒 白赤黒茶黄緑 電源 W R B + - + 設定器 -5- - + - ◆その他取扱注意事項 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 操作機器(ダイリツコントロールモーター)出荷時は、閉位置です。 動作設定は、正動作に設定しています。 電源と操作機器が離れている場合は、操作機器接続部分で、規定値電圧が確保されるよ う、元の電圧やケーブルの太さを考慮し選定下さい。 操作機器のリード線で使用しないリード線は、ショートしないように個別に絶縁処理を して下さい。 信号入出力線には、ノイズが載らないように対策をして下さい。 操作機器の設置環境は、高温、多湿、腐食性ガス、爆発性ガス等の雰囲気、振動の多い 場所は避けて下さい。 長期間保管される場合や、結線せずに放置する場合は、操作機器内部に水や、湿気が入 らないようにして下さい。 操作機器の周囲は、結線及び、メンテナンスの為のスペースを必ず確保して下さい。 ◆結 線 図 DCM-70-V24・DCM-2-V24 外部接続 2芯リード線色 白 黒 * DC 24V 又は * AC 24V 50/60Hz ドライブ & オーバーカレント 回 路 M DC モーター 比較回路 P ポテンショメータ ドライブ & オーバーカレント 回 路 M DC モーター 比較回路 P ポテンショメータ 6芯リード線色 茶 白 赤 黒 黄 緑 設定器 W R DC 1mA計 B + (プラス) - (マイナス) ◆結 線 図 出力回路 DCM-70-V200・DCM-2-V200 外部接続 2芯リード線色 白 黒 * AC 90~ 240V 50/60Hz 6芯リード線色 茶 白 赤 黒 黄 緑 設定器 W R DC 1mA計 B + (プラス) - (マイナス) スイッチング レギュレーター 出力回路 ■ダンパーの総合メーカー 株式 会社 本 社:〒459-8001 名 古 屋 市 緑 区 大 高 町 字 丸 の 内 38-1 TEL(052)622-6351 FAX(052)622-6355 東京営業所:〒130-0013 東 京 都 墨 田 区 錦 糸 1-4-3 若 山 ビ ル 2F TEL(03)5637-9921 FAX(03)5637-9923 静岡営業所:〒422-8041 静岡市駿河区中田2丁目1番6号 村上石田街道ビル 5F TEL(054)289-5255 FAX(054)289-5256 工 場: 関 (岐 阜 )、 名 古 屋 物 流 セ ン タ ー : 関 (岐 阜 ) -6-
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