平成 26年 6月 10日 ミス・パリ・ビューティ専門学校 学校関係者評価報告書 学校関係者評価委員会 ミス・パリ・ビューティ専門学校 校長 学校法人ミスパリ学園 ミス・パリ・ビューティ専門学校 千野 俊猛 学校関係者評価委員会は平成2 5年度 自己評価報告書に基づいて学校関係者評価を実施致しましたので、以下のとおり報告致します。 1.開催日時:平成2 6年6月10 日 2.場 10時~12時 所 :ミス・パリ・ビューティ専門学校 3.参加者 学校関係者評価委員 宮腰 大司(有限会社ヘアーゲスト 美容室ヘアーゲスト 代表取締役) (日本美容業生活衛生同業組合連合会 渋谷区副支部長) 進藤 大 (株式会社sline(美容室サンベイス) 代表取締役) (日本美容業生活衛生同業組合連合会 渋谷区副支部長) 田邊 秀子(NPO法人ソワンエステティック協会 教育委員長) (学校法人ミスパリ学園評議員) 平山 浩篤(株式会社シェイプアップハウス 取締役) (学校法人ミスパリ学園評議員) 杉原 昭二(株式会社ミス・パリ 総務部部長) (学校法人ミスパリ学園評議員) 事務局 千野 長谷川 俊猛(ミス・パリ・ビューティ専門学校) 隆(ミス・パリ・ビューティ専門学校) 鷲尾 祐輔(ミス・パリ・ビューティ専門学校) 成田 大輔(ミス・パリ・ビューティ専門学校) 4.基準項目ごとの学校関係者評価・意見 基準1)教育理念・目的に関するもの (現状) ・ISO900 1マネジメントシステムの導入により、教職員に対する教育品質目標が明確化された ことから、徐々にではあるがその効果が現れ始めている。特に進級率においては、昨年度を大 きく上回っており、今後もPDCAサイクルの中から、問題点を見出し、更なる改善に取り組 んでいきたい。 (意見) ・教育品質目標にある項目毎の評価を基に、定期的な振り返りを行いながら、学校に求められる もの、社会に必要されることに対して柔軟に対応できるよう、学校全体で引き続き協力して取 り組んでいただきたい。 ・進級率の改善については、学校に導入したマネジメントシステムが機能した結果と評価できる が、卒業率、定員充足率といった面からは、不十分との認識である。学生が入学してよかった と思われる学校づくりをお願いしたい。 基準2)学校運営に関するもの (現状) ・教科書の電子化については、動画を取り入れていることから、自宅でも復習しやすいとの評価 を得ている。また、印刷に係る費用、紙の使用量が減少した。( 電子教科書についてはトータ ルビューティ学科のみ使用) ・一方で学生募集から学生管理といった基幹システムの置換が進んでおらず、効率的な運用がで きていない。 (意見) ・コスト削減については教職員の意識を高め、引き続きお願いしたい。 ・姉妹校との合同授業や授業体験について、他校と協力し行うことにより、教職員と学生に競争 意識を持たせ、技術力の向上に良い結果となるため年度内に実現させてもらいたい。 基準3)教育活動に関するもの (現状) ・外部講師による講習秋の実施については教職員個々人が自らの成長度合を振り返る良い機会と なっている。 ・昨年度意見のあった卒業生や比較的年齢の近い会社員による講義は、数年後の自分を投影でき ることから就職を身近に感じる良い機会であった。今後も企業ガイダンス等の時期に実施して いきたい。 ・教職員と企業の教育部で、月に1度開催している合同研修により、技術力の向上につながって きた。更に内容の濃いものにするために、企業の新技術等について情報を交換していきたい。 但し、美容学科においての開催は年に2 度としている。 (意見) ・教職員の研修については、技術力アップを含めまだ足りないように思われる。2 年という限ら れた時間の中で、学生に職業意識を持たせるにはどうすればよいか、また、学校で学んだこと を十分に発揮し、活躍できるようにするにはどうすればよいかを念頭に置き、授業に臨んでも らいたい。 ・教職員への評価制度の導入は、多少時間がかかるかと思われるが、引き続き検討課題としても らいたい。 基準4)学修成果に関するもの (現状) ・中途退学者の減少への取り組みのため、2者面談や3者面談を行い一定の効果を出している。 学習遅れが原因で意欲を失くして学校から遠ざかることを防ぐため、補講・追試験を設定し、 受講・受験の促しを継続した。 ・美容学科における国家試験の合格率について、昨年度は100%であったが、今年度は90%を切 ってしまった。来年度は全員合格するように指導していきたい。 (意見) ・トータルビューティ学科における資格取得については、昨年度同様素晴らしい結果と評価でき る。美容学科の国家試験については残念であるが、昨年度の課題を見直し、全員合格を実現さ せてもらいたい。 ・マナー研修については、引き続き強化していくことが必要である。特に敬語は非常に重要であ り、手紙の書き方などを重点的に指導をお願いしたい。 基準5)学生支援に関するもの (現状) ・成績優秀な学生に対して2年次においても、奨学金支給を取り入れたことにより、学生の学業 意識が高まった。 ・ボランティア活動については、老人ホームや介護施設を訪問することを検討中。これにより学 生の職業意識を高めるとともに、キレイにすること、癒しの大切さを知ってほしいと考えてい る。 (意見) ・学での支援で、まだまだ出来ることがあるように思われる。今後の取り組みの中で更なる強化 をしてもらいたい。 ・学生同士の交流と信頼感を増幅するためのイベント等の実施については、機会を増やすととも に、学生のニーズを取り入れていくことにより、内容の濃いものにしてもらいたい。 ・ボランティアについては、人間形成において素晴らしい取り組みであることから実現をしても らいたい。 基準6)教育環境に関するもの (意見) ・教具においては、サロンと同様の設備であり、より実践的な授業ができるものと評価している。 基準7)学生の受入募集に関するもの (意見) ・指定校や学校推薦入試、入学に繋がる資料請求を増やすために、各校のオリジナリティの打ち 出し強化などが引き続き必要である。 基準8)財務 (現状) ・引き続き不要な広告費については、削減を行っていく。 ・経費削減については個人のコスト意識を高め、引き続き強化していく。 (意見) ・広報活動に関しては、資料請求後の増加により一定の効果があったと評価できる。 基準9)法令等の遵守に関するもの (特に意見なし) 5.全体総括 今回の会議において、評価委員より多くの意見、感想が述べられ、この評価委員会も軌道に乗って きたと思われる。今後においては、ISOをいかにうまく機能させるかが大きな課題と認識してい る。引き続き教育内容の充実、学校運営の改善、向上に向けて更なる努力をし、より良い教育、よ り良い学校を目指し教職員全員で取り組んで行きたい。 以上
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