ミス・パリ エステティック専門学校 学校関係者評価報告書

平成 25年 1
0月 2日
ミス・パリ エステティック専門学校
学校関係者評価報告書
学校関係者評価委員会
ミス・パリ エステティック専門学校
校長
学校法人ミスパリ学園
杉尾 哲
ミス・
パリ エステティック専門学校 学校関係者評価委員会は平成24年
度自己評価報告書に基づいて学校関係者評価を実施致しましたので、以下のとおり報告致します。
1.開催日時:平成2
5年10月2
日
2.場
10時~12時
所 :ミス・
パリ エステティック専門学校
3.参加者
学校関係者評価委員
田邊
秀子(NPO法人ソワンエステティック協会 教育委員長)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
平山
浩篤(株式会社シェイプアップハウス 取締役)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
大島
由衣(株式会社シェイプアップハウス 教育部主任)
杉原
昭二(株式会社ミス・パリ
総務部部長)
(学校法人ミスパリ学園評議員)
杉尾
哲(ミス・パリ エステティック専門学校 校長)
本鍋田
浜砂
中瀬古
あゆみ(ミス・パリ エステティック専門学校
副校長)
朝子(ミス・パリ エステティック専門学校 教育課主任)
由美(ミス・パリ エステティック専門学校 トータルビューティ学科担任)
4.基準項目ごとの学校関係者評価・意見
基準1)教育理念・目的に関するもの
(現状)
・教職員への教育品質目標(I
SO導入)の周知とそれに対するチェック機能、評価機能を充実さ
せる必要がある。今後の課題として運用を検討していく必要がある。
(意見)
・外部より新たな基準や目標を取り入れて学校全体で品質向上に取り組んでいることは評価でき
る。継続していくことで課題が見えてくるので、定期的な見直しを実施し、更なる品質改善に
取り組んでいただきたい。
・評価を基に定期的な振り返りを行いながら、学校に求められるもの、社会に必要とされること
に対して柔軟に対応できるよう、学校全体で協力して取り組んでいただきたい。
基準2)学校運営に関するもの
(現状)
・ペーパーレスや業務効率の向上のため、現行の基幹システムの改修や必要な組織体制の構築を
検討していきたい。また来年度より実施する教科書の電子書籍化など、時代・学生のニーズに
合わせた改革を今後も取り入れていく予定である。
(意見)
・業務効率化に伴うシステムの改修を行うのであれば、学校全体の業務や運用の見直しも併せて
行えば更なる業務効率化が期待できると思う。
・各学校独自で行っている取り組みや改善など、良かった事を関連する各学校と情報を共有する
方法や、近隣校では合同行事・授業体験など、学校間での協力体制も検討してもらいたい。
・各種規程や組織整備など、より現実に即したものにするように定期的に見直しを行う必要があ
る。
基準3)教育活動に関するもの
(現状)
・学校教職員と企業の教育部で月に1度開催している合同研修により、教職員自身の技術力の向
上につながってきた。外部講師などによる教育者としての講習会を実施するなど、教育に対す
る意識が高まってきた。今後は教員同士での成果の共有などを取り入れていくことで更なる教
育の向上を図ることとしている。
・サロン実習を前年より早め、2年目の6月に実施することで早期に就職意識を持たせることが
出来、9月以降のインターン希望者や参加者の増加が見られた。
・学生に人気の高いメイク・ネイルに関しては、科目を選択出来るよう検討している。
(意見)
・卒業生や比較的年齢層の近い会社員による講習、研修を実施していくことも、実社会を身近に
感じさせる機会として取り入れてみても良いのではないか。
・専門学校へ入学した意味を理解させるとともに、学期の切り替わり時期などを利用して企業説
明会に参加するなど就職に関する意識付けを行うことは良いことだが、さらに言えば入学時よ
り就職意識を持たせることを意識してほしい。
・教職員の努力や成果が認められるような評価制度の構築や、自己評価の項目内容の定期的な見
直し、及び意見の反映が重要である。
・学生の希望に対し全て迎合する必要はないが、学生募集の観点からも選択制の考え方は評価で
きる。
基準4)学修成果に関するもの
(現状)
・中途退学者の更なる減少への取り組みとして2者面談や3者面談を強化している。早い段階で
学生生活の楽しさや重要性を学生に気付かせるように、入学時のオリエンテーションの工夫や、
イベント・行事を取り入れている。
(意見)
・まず新入学生には美容の楽しさ、キレイになる楽しさを本人自身に伝え、興味を持たせること
で欠席者や遅刻者、退学者の減少に繋がるのではないか。教育の基本方針を変える必要はない
が、学生のニーズ等を取り入れたカリキュラム作成も考えてもらいたい。
・資格取得率が100%なのはすばらしい。これからもこのまま継続できるように取り組んでいた
だきたい。
基準5)学生支援に関するもの
(現状)
・学生生活の幅を広げる観点から、サークル活動の設立を検討すると共に、ボランティア活動へ
の参加など検討している。
・新入学生に対する奨学金制度だけでなく、成績優秀な在学生に対しても奨学金の支給(学費免
除)を行うこととした。
(意見)
・奨学金制度や学費サポート制度などの取り組みは評価されるものである。
・日々の学生への身体面や精神面での変化に対応し、早期での対応を心掛けてもらいたい。
・学生同士の交流と信頼感を増幅するために学校行事として体育祭や音楽祭など新たなイベント
を増やしてはどうか。
基準6)教育環境に関するもの
・(特に意見なし)
基準7)学生の受入募集に関するもの
(意見)
・定員に達していない。原因についてしっかり分析し、早急に改善してもらいたい。
・指定校や学校推薦入試、入学に繋がる資料請求を増やすために、本校のオリジナリティの打ち
出しによる他校との差別化を更に強化し、情報発信していただきたい。
基準8)財務
(現状)
・費用面で各ガイダンス業者の費用対効果を検証し、広告費の削減を行う。
・経費削減については個人のコスト意識を高め、引き続き強化していく。
(意見)
・教育研修費用の使い方が少ないので、教職員に対し外部研修等積極的に取り入れてもらいたい。
基準9)法令等の遵守に関するもの
(意見)
・トラブルも発生していないことから、引き続き法令順守に努めてもらいたい。
5.全体総括
今回の会議で多くの意見や感想を頂戴することが出来た。教職員間での情報の共有化が不足してい
るように感じられる部分もあり、関係者だけでなく全員に周知できるように今後の運用を検討して
いく必要がある。今日出た課題や意見に対してこの場だけで終わらせないように、今後の教育、学
校運営の改善、向上に向けて更なる努力をし、より良い教育、より良い学校を目指し教職員全員で
取り組んで行きたい。
以上