平成15年3月期 中間決算短信(連結) 三菱化学株式会社

平成15年3月期
中間決算短信(連結)
上 場 会 社 名 三菱化学株式会社
上場取引所
コ ー ド 番 号 4010
(URL http://www.m-kagaku.co.jp)
代
表
者 役職名 取 締 役 社 長
問合せ先責任者 役 職 名 広報・IR室長
決算取締役会開催日
平成 14 年 11 月 13 日
1.14 年 9 月中間期の連結業績
本社所在地
冨澤 龍一
花岡 哲朗
平成 14 年 11 月 13 日
東・大・名・札・福
東京都
TEL
(03)3283−6274
米国会計基準採用の有無
無
(平成 14 年 4 月 1 日∼平成 14 年 9 月 30 日)
(1) 連結経営成績
売
14 年9月中間期
13 年9月中間期
1 4 年 3 月 期
上
高
百万円
907,511
834,003
1,780,346
中間(当期)純利益
14 年9月中間期
13 年9月中間期
1 4 年 3 月 期
百万円
8,901
△ 8,705
△ 45,253
(注)① 持 分 法 投 資 損 益
② 期中平均株式数(連結)
③ 会計処理の方法の変更
(2) 連結財政状態
総
資
14 年9月中間期
13 年9月中間期
1 4 年 3 月 期
(対前年中間期増減
率)
%
(
8.8)
(
0.1)
百万円
40,459
12,031
34,841
(対前年中間期増減
率)
%
(
−)
(
−)
(対前年中間期増減
率)
%
( 236.3)
(△ 66.3)
1株当たり
中間(当期)純利益
円
銭
4
09
△ 3
99
△ 20
78
14 年 9 月中間期
2,704 百万円
株
主
資 本
百万円
345,080
369,454
343,749
14 年 9 月中間期 2,175,478,391 株
2. 15 年 3 月期の連結業績予想
%
− )
− )
1,282 百万円
273 百万円)
2,177,657,710 株
2,177,611,977 株)
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△ 34,121
△ 46,011
△110,185
1,860,000
1株当たり株主資本
円
銭
158
62
169
65
157
86
13 年 9 月中間期
(14 年 3 月期
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△53,476
△ 5,145
14,380
2,177,660,196 株
2,177,475,722 株)
現金及び現金同等物
期
末
残
高
百万円
58,159
34,746
74,967
持分法適用関連会社数
2社
(除外)
55 社
6社
(平成 14 年 4 月 1 日∼平成 15 年 3 月 31 日)
売 上 高
(参考)
(
(
潜在株式調整後
1 株当たり中間(当期)純利益
円
銭
−
−
−
株主資本比率
%
16.1
18.5
15.3
(4) 連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
178 社
持分法適用非連結子会社数
54 社
(5) 連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結(新規)
16 社
(除外)
6社
持分法(新規)
期
百万円
31,699
△ 3,789
7,089
(対前年中間期増減率)
有
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
百万円
14 年9月中間期
70,766
13 年9月中間期
48,390
1 4 年 3 月 期
92,259
通
経 常 利 益
13 年 9 月中間期
(14 年 3 月期
13 年 9 月中間期
(14 年 3 月期
14 年 9 月中間期 2,175,672,909 株
産
百万円
2,148,142
1,991,581
2,246,150
(注) 期末発行済株式数(連結)
営 業 利 益
経 常 利 益
百万円
百万円
65,000
1株当たり予想当期純利益(通期)
8円
通期連結営業利益
82,000 百万円
当 期 純 利 益
百万円
18,000
27 銭
*上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定
を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提となる仮定等につきましては、
資料の「連 7」∼「連 9」ページをご参照下さい。
−連1−
1.企業集団の状況
当企業集団は、三菱化学株式会社(当社)及び子会社330社、関連会社123社から構
成されておりますが、その主な部門と各部門に係る当社及び主要な連結子会社、持分
法適用会社の事業系統図は次の通りです。
[ 石化セグメント ]
[ 機能材料セグメント ]
ヴイテック㈱
日本ポリケム㈱
三菱化学フォームプラスティック㈱
四日市合成㈱
原料等の供給
原料等の供給
三菱化学エムケーブイ㈱
三菱化学産資㈱
三菱化学ポリエステルフィルム㈱
三菱樹脂㈱
エー・アンド・エム スチレン㈱
サンダイヤポリマー㈱
ダイヤニトリックス㈱
テクノポリマー㈱
日本エステル㈱
日本合成化学工業㈱
日本ユニペット㈱
三菱エンジニアリングプラスチックス㈱
江本工業㈱
児玉化学工業㈱
三
製品の販売
三南石油化学社
三養化成社
三菱化学シンガポール社
三菱化学香港社
川崎化成工業㈱
原料の供給
及び製品の購入
日本錬水㈱
三菱化学フーズ㈱
三菱化学メディア㈱
三菱化学アメリカ社
日本化成㈱
大陽東洋酸素㈱
関西熱化学㈱
ザ・インクテック㈱
三菱化学ポリエステルフィルム社(独)
菱
[ ヘルスケアセグメント ]
化
原料の購入
及び製品の販売
製品の販売
及び購入
原料等の供給
三菱ウェルファーマ㈱
臨床検査の委託
㈱三菱化学ビーシーエル
学
[ 機能化学セグメント ]
ジャパンエポキシレジン㈱
三菱化学アグリ㈱
日東化工㈱
三菱化学アメリカ社
エムシーシー・ピーティーエー・インディア社
三菱化学インドネシア社
原料の供給
及び製品の購入
[サービスセグメント ]
原料等の供給
㈱
製品の販売
原料の供給
及び製品の購入
原料の供給
及び購入
製品の販売
及び購入
原料等の供給
三菱化学インフォニクス社
製品の購入
㈱新菱
化学品製造及び廃棄
工場設備の設計
・建設保全工事等
の委託
㈱三鈴エリー
三菱化学エンジニアリング㈱
製品及び原材料等
の輸送並びに保管
の委託
情報処理業務
の委託
三菱化学物流㈱
原料の供給
及び用役の購入
鹿島北共同発電㈱
原料の供給
及び製品の購入
㈱ロンビック
㈱菱化システム
㈱北九州プリンスホテル
菱化リックス㈱
物・廃水処理の委託
化成オプトニクス㈱
油化電子㈱
連結子会社(178社)
持分法適用会社(109社)
-連2−
2.経営方針
(1) 経営の基本方針
当社連結グループは、①「三つの満足(お客様、株主、従業員)
」
、②「挑戦」
、③「企
業倫理」を経営の基本方針としています。
・①「三つの満足(お客様、株主、従業員)
」
お客様の満足を第一に置き、あらゆる事業活動の原点はお客様の満足を得ること、と
いう考え方を徹底します。ソリューション型ビジネスへのシフトを加速し、ソリューシ
ョン提供のためのグループ総合力を強化します。そのため、本年4月から、事業戦略を
共有する5つのセグメント(石化、機能化学、機能材料、ヘルスケア及びサービス)に
グループ会社を含めて再編しました。各セグメントの事業運営を一層機動的に行ってい
く体制を構築するとともに、グループの総合力を発揮してお客様の満足を得るため、関
連するグループ各社の力を縦横に結集していきます。 (注)主な経営指標 ROA
・②「挑戦」
革進と実現をモットーとする挑戦型の企業風土に変革していきます。
・③「企業倫理」
関連法の遵守を重視し、グループ全体としてコンプライアンスを徹底していきます。
また、情報開示には今後とも積極的に取り組んでいきます。
(2) 利益配分に関する基本方針
配当は、業績に応じて行うことを基本としつつ、配当額の中長期的な安定、今後の事
業展開に備えるための内部留保の充実等を総合的に勘案して決定しています。
(3)中長期的な経営戦略
財務体質の改善を当面の優先的な経営課題と位置付けています。その上で、中長期的
な収益力向上と持続的成長のため、各セグメントの位置付けと方向性を定め、事業の選
択と集中を徹底していきます。
石化事業は、抜本的な競争力強化を図るため、国内外の同業他社との様々な提携を含
めた構造改革の施策を、柔軟かつ積極的に取り進めていきます。誘導品分野は、技術、
マーケット等における優位性の観点から選別し、さらなる競争力強化、収益拡大を追求
していきます。
機能化学、機能材料事業は、お客様のニーズ・要望に合致した機能型の事業に重点を
置いた発展・拡大を目指していきます。
ヘルスケア事業(医薬・診断及びその関連事業)は、成長と収益を両立させた戦略を
堅持し、今後とも当社連結グループの重要な柱として位置付けていきます。既存事業の
強化に加え、ライフサイエンスの基礎研究、バイオテクノロジーの研究成果、知的財産
を活用し、新規ビジネスを創出していきます。
サービス事業は、お客様の事業をサポートし、種々の課題、ご要望に対し効率的で現
実的な解決策を提供していきます。
技術開発部門は、当社連結グループの持続的な発展のための強力な推進力であり、長
−連3−
期的な視野に立ち、新規事業の持続的な創出のためにコーポレート R&TD(研究・技
術開発)投資を確保していきます。
また、レスポンシブル・ケア活動(研究開発、製造、使用から廃棄までの全ての段階
において環境と安全を確保する自主管理活動)を通して、安全・安定操業、環境問題に
グループ全体で取り組んでいきます。
(4) 経営管理組織の整備等
意思決定と業務執行の迅速化、経営責任の明確化を図るため、執行役員制度を導入し
ています。また、グループ経営強化の観点から、各事業セグメントを経営単位と位置付
け、責任者を置いて大幅に権限を委譲し、事業展開のスピードアップを図っています。
3.経営成績及び財政状態
(1) 経営成績
①当中間期の業績全般
当中間期の日本経済は、一部に景気底入れの動きは見られたものの、個人消費や民間
設備投資が依然低迷する中で、全般的には厳しい状況で推移しました。
当社連結グループの事業環境も、石化製品の国際市況は一部回復しましたが、ナフサ
等原料価格が高値で推移する中で、製品価格への転嫁は思うように進みませんでした。
このような状況の中、当社及び連結グループ各社は、競争力強化のため、事業の選択
と集中を進め、他社との事業統合、製造設備の規模見直し等を行いました。さらに、マ
ーケティングの強化、製品価格の是正等積極的な販売活動に努める一方、経費の削減、
生産・物流の合理化、労務費の抑制等、経営全般にわたるコスト削減はもとより、設備
投資の抑制、研究開発の重点化を一層推進し、収益の向上にグループを挙げて取り組み
ました。
以上の結果、当中間期の連結業績は、ヘルスケアセグメントにおいて三菱ウェルファ
ーマ㈱及びその連結子会社が昨年10月から新たな連結子会社となったこともあり、売
上高は9,075億円(前年同期比8.8%増)となりました。営業利益は、404億
円(前年同期比236.3%増)、経常利益は316億円(前年同期実績 経常損失
37億円)、中間純利益は89億円(前年同期実績 損失87億円)と、いずれも前年
同期を大幅に上回りました。
②利益配当
中間配当は前年同期と同様実施しないこととしましたが、期末配当は3円を予定して
います。
③部門別概況
本年度から、グループの事業を、事業戦略を共有する5つのセグメントに括り直した
セグメント経営を行っていることに伴い、各事業の属するセグメントを組み替えていま
−連4−
す。以下の説明は、前年同期の実績値を本中間期のセグメント区分に合わせた上で比較
しています。
イ.石化セグメント
石化セグメントは、主に基礎原料、汎用化学型のモノマー・ポリマー製品を扱うセグ
メントです。
主要な基礎原料であるエチレンの生産量は、水島事業所の製造設備で定期修理を行わ
なかったこと等により60万トンと前年同期を7.7%上回りました。エチレンを主原
料とする合成樹脂のポリエチレン、塩化ビニルは、国内需要が低迷した上、製品価格の
是正が遅れ、厳しい状況で推移しましたが、スチレンモノマー、ポリスチレン、テレフ
タル酸等その他の製品は、国際市況が回復しました。また、石化製品全般にわたる製造
設備の規模見直し、コスト削減等の効果が表われました。なお、アクリロニトリル関連
事業を昨年7月に分割しています。
以上の結果、石化セグメントの売上高は、3,173億円(前期比1.4%減)
、営
業利益は62億円(前年同期実績 損失55億円)となりました。
当中間期に石化セグメントで実施または発生した主な事項は以下の通りです。
・触媒法エチレングリコールの製造技術に関する独占的ライセンス権をシェル・インターナショナル社に供与
(4 月)
・韓国の三養化成社が、ポリカーボネート製造設備を増強。
(4 月)
・水島事業所の N-メチル-2-ピロリドン製造設備を更新。
(4 月)
・黒崎事業所のビスフェノール A 製造設備を新設。
(6 月)
・シンガポールのユカ・セラヤ社が、エルバ社の新設製造設備からのスチレンモノマー引取りを開始。
(7 月)
・国内のポリスチレン事業について、旭化成㈱との折半出資会社エー・アンド・エム スチレン㈱と出光石
油化学㈱が事業統合することにつき基本合意。
(7 月)
・日本ポリケム㈱が、川崎工場の高密度ポリエチレン製造設備の一部を停止。(8 月)
・インドエムシーシー・ピーティーエー・インディア社が、テレフタル酸製造設備を増強。(8 月)
・四日市事業所の 1,4-ブタンジオール/テトラヒドロフラン製造設備を増設。(9 月)
・松山工場のテレフタル酸製造設備の一部を停止。
(9 月)
ロ.機能化学セグメント
機能化学セグメントは、スペシャリティケミカルズ、機能性ポリマー、機能部材及び
炭素製品により構成されるセグメントで、情報電子、医療・食品(アメニティライフ)
、
エコ(環境・エネルギー)の3市場領域を中心にお客様のニーズに合致した高付加価値
機能化学商品を供給していきます。
コークスの生産量は、前年同期並でした。コークスを含む炭素・アグリ関連製品は、
原料コストの上昇、肥料の国内需要低迷等により厳しい状況でした。情報電子関連製品
は、米国の印刷機材事業を売却しましたが、光ディスク、電子写真感光体等の増販によ
り、売上高は前年同期比並となり、利益面では事業構造改革に係る諸施策の効果もあり
大幅な増益となりました。また、機能化学品は、医薬中間体、機能性樹脂の拡販、吉富
ファインケミカル㈱が昨年10月から新たに連結子会社となったこと等により増収・増
−連5−
益となりました。
以上の結果、機能化学セグメントの売上高は、2,283億円(前年同期比3.4%
増)、営業利益は135億円(前年同期比412.4%増)となりました。
当中間期に機能化学セグメントで実施または発生した主な事項は以下の通りです。
・会社分割により肥料事業を分社化して三菱化学アグリ㈱を発足。
(4 月)
・印刷機材事業について、米国ウェスタン・リソ・プレート・アンド・サプライ社の全株式を売却。
(4 月)
・フロンティアカーボン㈱が、燃焼法により生産したフラーレンのサンプル販売を開始。(5 月)
・半導体製造用洗浄剤を、米国アプライド マテリアルズ社と共同開発。(7 月)
・㈱島津製作所と共同開発した、二酸化炭素の固定化により変換された炭素からカーボン
ナノファイバーを抽出する技術について、実証試験を開始。(7 月)
・三菱化学メディア㈱が、最高速 48 倍速記録に対応したデータ用 CD-R を上市。
(8 月)
・三菱化学メディア㈱が、3.5 型環境配慮 MO を上市。
(8 月)
・三菱化学メディア㈱が、データ用 DVD 新製品3種類を上市。(8 月)
・日本化成㈱の肥料事業を三菱化学アグリ㈱に営業譲渡。(9 月)
・三菱化学メディア㈱が、最高速 24 倍速記録に対応したデータ用 CD-RW を上市。(9 月)
ハ.機能材料セグメント
機能材料セグメントは、生活資材の分野で、お客様の求めるニーズに適した素材や商
品をソリューションとして提供するセグメントです。
土木・建築関連製品は、公共事業関連需要の減退により売上げ、利益ともに減少しま
した。ポリエステルフィルムは、需要の回復により売上げは増加したものの、競争激化
により、利益面では厳しい状況で推移しました。
以上の結果、機能材料セグメントの売上高は、1,574億円(前年同期比7.2%
減)、営業利益は47億円(前年同期比24.7%減)となりました。
当中間期に機能材料セグメントで実施または発生した主な事項は以下の通りです。
・大日本インキ化学工業㈱にプラスチックパレット事業及び当社が保有する日本プラパレット㈱の株式
を譲渡。
(4 月)
・アプコ㈱が、中国に合成樹脂コンパウンドの製造・販売会社を設立。
(4 月)
・塩ビ管事業について、三菱樹脂㈱が積水化学工業㈱と生産統括会社㈱エムアンドエスパイプ
システムズを設立。
(4 月)
・三菱樹脂㈱が、電子機器の筐体用途に植物原料プラスチックをソニー㈱と共同開発。(6 月)
・三菱樹脂㈱が、積水化学工業㈱と中国でポリエチレンエレクトロフュージョン継手の生産合弁会社を
設立。(6 月)
・三菱樹脂㈱が、樹脂プレート事業の製造部門を分社化し、ヒシプレート㈱を設立。(8 月)
・コンバーティング・プラスチックフィルム事業について、㈱興人との合弁事業を解消し、三菱樹脂㈱に
移管。(9 月)
ニ.ヘルスケアセグメント
ヘルスケアセグメントは、医薬、創薬、臨床検査及び診断薬を扱うセグメントです。
医薬品は、三菱ウェルファーマ㈱及びその連結子会社が昨年10月から新たに連結子
−連6−
会社となり、かつ脳保護剤「ラジカット」の売上増により、売上げ、利益ともに大幅に
増加しました。臨床検査は、売上げは堅調であったものの検査価格の下落により利益面
では厳しい状況でした。
以上の結果、ヘルスケアセグメントの売上高は、1,576億円(前年同期比
115.2%増)、営業利益は176億円(前年同期比79.2%増)となりました。
当中間期にヘルスケアセグメントで実施または発生した主な事項は以下の通りです。
・三菱化学メディカル㈱が、ヒト・パピローマウィルス遺伝子検査試薬を上市。
(4 月)
・三菱ウェルファーマ㈱が、「バソメット錠」、「モーバー錠」を自社販売に切替え。(4 月)
・英国の遺伝子治療ベンチャーのアイシー・ベック社の過半数株式を取得。(5 月)
・㈱三菱化学ビーシーエルが、コメの品種に係る遺伝子検査サービスを開始。
(6 月)
・吉富薬品㈱が、抗うつ剤「パキシル錠」をグラクソ・スミスクライン㈱と共同プロモーション開始。
(7 月)
・㈱三菱化学ビーシーエルが、富士通㈱と電子カルテを共同開発。
(7 月)
・三菱ウェルファーマ㈱が、ニューキノロン系抗菌製剤「パズクロス注」を上市。(9 月)
・三菱ウェルファーマ㈱が、フェノチアジン系持続性抗精神病剤「フルデカシンキット筋注」を上市。
(9 月)
ホ.サービスセグメント
サービスセグメントは、三菱化学グループの共通、サービス機能を担当するセグメン
トです。
物流は、運輸量の増加により売上増となりましたが、エンジニアリングは工事高の減
少により売上げ減となりました。
以上の結果、サービスセグメントの売上高は、467億円(前年同期比3.3%減)
、
営業利益は30億円(前年同期比1.3%減)となりました。
当中間期にサービスセグメントで実施または発生した主な事項は以下の通りです。
・㈱菱化システムが、東海大学の創薬プロジェクトに参画。(4 月)
ヘ.経営全般
・事業戦略を共有するセグメントを事業主体とする経営体制に移行。(4 月)
・㈱三菱化学生命科学研究所が、生命倫理等のシンクタンクとして㈱科学技術文明研究所を発
足。(4 月)
・㈱三菱化学生命科学研究所が、ヒト骨格筋幹細胞のクローン培養に成功。(6 月)
・取締役社長に冨澤 龍一が就任。
(6 月)
・平成 15 年 10 月に東京都港区へ本社を移転することを決定。
(7 月)
・京都大学と当社を含む 5 社による包括的産学融合アライアンスが発足。
(8 月)
・第 23 回無担保国内普通社債を発行。
(8 月)
*セグメント別の営業損益には、コーポレートR&TD等特定のセグメントに区分でき
ない費用を配賦していません。当中間期におけるこれらの費用は、47億円でした。
④ 通期の見通し
当社連結グループを取り巻く事業環境は、イラク問題等により米国経済やナフサ等原
−連7−
料価格についての今後の動向が不透明なこと、アジア等海外市場での需給バランスの悪
化や内需の低迷が懸念されることから、かなり厳しくなるものと予想されます。
このような状況の中で、当社連結グループは、積極的な販売活動とともに、新たな経
営方針のもと、事業構造改革、経営各般にわたる徹底した収益向上対策を推進してまい
ります。当下半期には以下の施策を既に実施し、または実施する予定です。
イ. 石化セグメント
・国内におけるテレフタル酸事業について、三菱ガス化学㈱との合弁会社ダイヤ ティーエー㈱に両社
の販売部門を統合。
(10 月済み)
・三菱化学フォームプラスティック㈱が、㈱ジェイ エス ピーと合併に関する覚書を締結。
(10 月済み)
・四日市事業所のポリブチレンテレフタレート製造設備を増設。
(10 月済み)
・日本ポリケム㈱が、四日市工場のポリプロピレン製造設備を停止。(12 月予定)
ロ. 機能化学セグメント
・農薬事業を日本農薬㈱に譲渡。(10 月済み)
・活性炭事業について、カルゴンカーボン社との合弁会社三菱化学カルゴン㈱に両社の国内事業
を統合。
(10 月済み)
・医薬品原体事業及びファインケミカル事業の一部を吉富ファインケミカル㈱に移管し、同社を㈱エーピー
アイ コーポレーションに商号変更。(10 月済み)
・黒崎事業所のアンモニア製造設備を停止。
(10 月済み)
・旭硝子㈱との折半出資会社アドバンスト・カラーテック㈱の株式について、各 40%を大日本印刷
㈱に譲渡することで合意。
(10 月済み)
・オフセット印刷版事業をコダック ポリクローム グラフィックス㈱に譲渡。
(12 月予定)
・三菱化学メディア㈱が、1-4 倍速対応データ用 DVD+R を上市。
(12 月予定)
・ハードディスク事業を昭和電工グループに譲渡。(来年 1 月予定)
・工業用セパレートガスについて、製造・販売事業を鹿島酸素㈱(来年 4 月以降大陽東洋酸素
㈱が過半数株式取得)に、仕入販売事業を大陽東洋酸素㈱に移管。(来年 3 月予定)
ハ. 機能材料セグメント
・三菱樹脂㈱が、リサイクル原料を使用した下水道用公共ますを上市。
(来年1月予定)
・三菱樹脂㈱が、IC カード向け黒発色型リライタブル表示機能付き PET-G フィルムを上市。
(来年2月予定)
ニ. ヘルスケアセグメント
・三菱ウェルファーマ㈱が、生物製剤事業を分社化し㈱ベネシスを設立。(10 月済み)
・三菱ウェルファーマ㈱が、剤形追加で高コレステロール血症治療剤「コレバインミニ」を上市。
(10 月済み)
・三菱化学メディカル㈱が、新規診断装置「PATHFAST」を開発。(10 月済み)
・三菱化学メディカル㈱が、米国マトリテック社から新規乳がん診断マーカー及び検査法に関し、国内
独占使用権取得。(11 月済み)
−連8−
ホ. サービスセグメント
・三菱化学物流㈱が、鹿島及び加須に倉庫を増設。
(11 月、12 月予定)
ヘ. 経営全般
・㈱三菱化学生命科学研究所が、基礎生物学研究所と共同でヒト X 染色体連鎖性滑脳症
のモデルマウスを作出。(10 月済み)
・タンク保管 PCB の無害化処理に係る申請書を三重県に提出。(10 月済み)
・新たな経営方針を策定。
(11 月予定)
平成15年3月期の連結業績見通しについては、事業環境が一層厳しくなると予想さ
れる一方、これまで実施してきた収益向上策、事業構造改革等の成果が見込めるととも
に三菱ウェルファーマ㈱及びその連結子会社の売上げ、利益が通年にわたり連結業績に
組み込まれることから、売上高1兆8,600億円、営業利益820億円、経常利益6
50億円及び当期純利益180億円と予想しています。
個別業績については、当期純利益を160億円と予想していることから、期末配当を
1 株当り 3 円に復配する予定です。
なお、主要指標の想定数値は以下の通りです。
(単位:億円)
当中間期実績
通期見込み
(前期実績)
設備投資額
減価償却費
研究開発費
為替(円/$)
ナフサ(円/kl)
441
501
455
122
22,600
950
1,030
940
121
22,800
(998)
(1,163)
(846)
(126)
(22,100)
(2)財政状態
①当中間期のキャッシュ・フロー
当中間期のフリー・キャッシュ・フロー(営業活動及び投資活動によるキャッシュ・
フロー)は、税金等調整前中間純利益が212億円と前年同期に比べ大幅に増加したこ
とに加え、設備投資額を減価償却費の範囲内に抑制し、保有資産の売却や圧縮を進めた
こと等により366億円となりました。
一方、現金及び現金同等物の中間期末残高は、手持資金の圧縮により期首残高から1
68億円減少し、581億円となりました。
この結果生み出された資金は、主として有利子負債の返済に充当しました。
②通期の見通し
通期の税金等調整前当期純利益は550億円と予想しており、また設備投資額も引き
続き抑制することを予定しているので、通期のフリー・キャッシュ・フローは、前期よ
り増加する見込みです。
−連9−
(3)−1 連結比較貸借対照表
14 年 9 月期 14 年 3 月期 13 年 9 月期
(平成14 年9 月30 日) (平成14 年3 月31 日) (平成13 年9 月30 日) 勘定科目
勘定科目
(単位:百万円)
14 年 9 月期 14 年 3 月期 13 年 9 月期
(平成14 年9 月30 日) (平成14 年3 月31 日) (平成13 年9 月30 日)
流 動 資 産
920,402
987,593 837,525
流 動 負 債
996,436
1,083,184
954,750
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
た な 卸 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
63,085
467,069
284,976
109,449
△4,177
79,868 34,932
501,407 452,784
290,568
262,781
120,662
91,785
△4,912
△4,757
支払手形及び買掛金
短 期 借 入 金
コマーシャルペーパー
1 年以内償還社債
賞 与 引 当 金
その他引当金
そ
の
他
261,506
371,060
105,000
28,735
23,627
5,771
200,737
299,263
378,257
110,000
74,653
23,191
4,030
193,790
290,259
299,033
98,000
70,962
20,143
3,917
172,436
固 定 資 産
(有形固定資産)
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土
地
そ
の
他
1,227,740
(825,820)
260,237
301,849
197,835
65,899
1,258,557 1,154,056
(844,193) ( 756,615)
269,079
234,790
303,169
288,762
198,255
173,026
73,690
60,037
固 定 負 債
社債及び転換社債
長 期 借 入 金
退職給付引当金
そ の 他 引 当 金
連結調整勘定
そ
の
他
636,057
247,061
238,030
104,525
10,160
24,221
12,060
645,057
236,677
252,088
106,560
11,673
25,852
12,207
613,277
265,275
228,956
100,486
10,866
7,694
(無形固定資産)
( 16,923)
( 16,687)
1,632,493
1,728,241
1,568,027
(投資その他の資産)
投 資 有 価 証 券
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
(384,997)
229,242
156,701
△946
(397,677)
233,421
165,316
△1,060
170,569
174,160
54,100
145,086
116,978
1,853
90,176
2,931
△11,803
(345,221)
△141
345,080
145,086
165,918
1,853
31,877
3,819
△4,747
(343,806)
△57
343,749
145,086
165,918
761
68,371
△624
△10,054
(369,458)
△4
369,454
2,148,142
2,246,150
1,991,581
( 16,469)
負 債 合 計
(380,972)
231,723
少数株主持分
150,581
△1,332 資
本
金
資 本 剰 余 金
再評価差額金
利 益 剰 余 金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
資
産
合
計
2,148,142
2,246,150
1,991,581
自 己 株 式
資 本 合 計
負債、少数株主持分
及 び 資 本 合 計
(注)中間連結財務諸表規則の改正により、当中間連結会計期間(平成 14 年 9 月期)における中間連結貸借対照表の資本の部に
ついては、改正後の中間連結財務諸表規則により作成しております。尚、比較を容易にするために、平成 13 年 9 月期及び
平成 14 年3月期についても改正後の表示区分に組み替えております。
−連10−
(3)−2 連結比較損益計算書
摘 要
Ⅰ 売
上
高
Ⅱ 売
上
原
価
売 上 総 利 益
Ⅲ 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
利
益
Ⅳ 営
業
外
収
益
受
取
利
息
受 取 配 当 金
連結調整勘定償却額
持分法による投資利益
固 定 資 産 賃 貸 料
為
替
差
益
そ の 他 の 収 益
( 営 業 外 収 益 合 計 )
Ⅴ 営
業
外
費
用
支
払
利
息
出向者労務費差額負担
為
替
差
損
そ の 他 の 費 用
( 営 業 外 費 用 合 計 )
経
常
利
益
経
常
損
失
Ⅵ特
別
利
益
固 定 資 産 売 却 益
投 資 有 価 証 券 売 却 益
貸 倒 引 当 金 戻 入 額
制度変更に伴う退職給付引当金取崩益
( 特別利益合計)
Ⅶ 特
別
損
失
退職給付会計基準変更時差異償却額
早 期 定 年 退 職 一 時 金
固 定 資 産 臨 時 償 却
固 定 資 産 整 理 損 等
関 係 会 社 整 理 損
投 資 有 価 証 券 評 価 損
P C B 処 理 費 用
そ の 他 の 特 別 損 失
( 特 別 損 失 合 計 )
税金等調整前中間(当期)純利益
税金等調整前中間(当期)純損失
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 利 益
少 数 株 主 損 失
中間(当期)純利益
中間(当期)純損失
14 年 9 月期
自 平成 14 年 4 月 1 日
至 平成 14 年 9 月 30 日
13 年 9 月期
自 平成 13 年 4 月 1 日
至 平成 13 年 9 月 30 日
907,511
673,687
233,824
193,365
40,459
834,003
652,273
181,730
169,699
12,031
1,342
1,291
1,577
2,704
1,775
−
3,426
12,115)
1,782
960
−
1,282
1,435
−
2,745
8,204)
(
(
(
8,413
4,101
2,818
5,543
20,875)
31,699
−
931
711
−
−
1,642)
4,838
2,532
1,804
1,059
693
387
−
758
( 12,071)
21,270
13,567
△2,279
1,081
8,901
−
(
11,706
4,634
269
7,415
24,024)
−
3,789
(
増 減
73,508
21,414
52,094
23,666
28,428
(
(
395
840
1,098
−
2,333)
(
5,279
−
−
2,833
309
1,237
−
639
( 10,297)
−
11,753
10,431
△12,742
−
737
−
8,705
−連11−
(
(
(単位:百万円)
14 年 3 月期
自 平成 13 年 4 月 1 日
至 平成 14 年 3 月 31 日
1,780,346
1,372,742
407,604
372,763
34,841
△440
331
1,577
1,422
340
−
681
3,911)
3,530
1,735
2,194
273
3,257
2,400
6,102
(19,491)
△3,293
△533
2,549
△1,872
△3,149)
31,699
△3,789
22,292
9,401
−
15,550
(47,243)
7,089
−
536
△129
△1,098
−
△691)
2,685
4,296
1,240
2,068
(10,289)
△441
2,532
1,804
△1,774
384
△850
−
119
1,774)
21,270
△11,753
3,136
10,463
1,081
△737
8,901
△8,705
10,558
17,884
13,145
9,322
431
17,599
2,514
1,369
(72,822)
−
55,444
22,850
△33,933
892
−
−
45,253
(3)−3 連結剰余金計算書
(単位:百万円)
14 年 9 月期
自 平成14 年 4 月 1 日
至 平成14 年 9 月 30 日
14 年 3 月期
自 平成13 年 4 月 1 日
至 平成14 年 3 月 31 日
13 年 9 月期
自 平成13 年 4 月 1 日
至 平成13 年 9 月 30 日
Ⅰ 資 本 剰 余 金 期 首 残 高
165,918
165,918
165,918
Ⅱ 資 本 剰 余 金 増 加 高
−
−
48,940
−
−
116,978
165,918
165,918
31,877
82,179
82,179
科 目
(資本剰余金の部)
−
−
Ⅲ 資 本 剰 余 金 減 少 高
資本準備金取崩に伴う減少高
48,940
Ⅳ 資 本 剰 余 金 中 間 期 末 残 高
(利益剰余金の部)
Ⅰ 利 益 剰 余 金 期 首 残 高
Ⅱ 利 益 剰 余 金 増 加 高
中
間
純
利
益
8,901
−
−
資本準備金取崩に伴う増加高
48,940
−
−
子会社の新規連結に伴う増加高
1,006
−
−
持分法子会社と非連結子会社との合併に伴う増加高
46
−
−
子会社の新規持分法適用に伴う増加高
−
12
12
持分法関連会社とその他の会社との合併に伴う増加高
−
6
−
在外子会社の会計制度変更による税効果適用に伴う増加高
−
58,893
49
67
−
12
Ⅲ 利 益 剰 余 金 減 少 高
中
間
純
失
−
45,253
8,705
金
−
4,355
4,355
金
72
96
95
522
−
−
関連会社の新規持分法適用に伴う減少高
−
135
135
在外持分法関連会社の株式売却に伴う固定資産再評価額の減少高
−
配
取
損
当
締
役
賞
与
子会社の新規連結に伴う減少高
Ⅳ 利 益 剰 余 金 中 間 期 末 残 高
594
90,176
530
50,369
31,877
530
13,820
68,371
(注)中間連結財務諸表規則の改正により、当中間連結会計期間(平成 14 年9 月期)における中間連結剰余金計算書については、
改正後の中間連結財務諸表規則により作成しております。尚、比較を容易にするために、平成 13 年9 月期及び平成 14 年3
月期についても改正後の表示区分に組み替えております。
−連12−
(3)−4 連結キャッシュ・フロー計算書
科 目
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間(当期)純利益又は中間(当期)純損失(△)
減価償却費及び固定資産臨時償却
受 取 利 息 及 び 受 取 配 当 金
支
払
利
息
連 結 調 整 勘 定 償 却 額
持 分 法 に よ る 投 資 損 益
為 替 差 損 又 は 為 替 差 益 ( △)
固 定 資 産 売 却 ・ 整 理 損 益
投資有価証券売却・評価損益
制度変更に伴う退職給付引当金取崩益
早 期 定 年 退 職 一 時 金
退職給付会計基準変更時差異償却額
売上債権の減少額又は増加額(△)
棚卸資産の減少額又は増加額(△)
仕入債務の増加額又は減少額(△)
そ
の
他
小 計
利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額
利
息
の
支
払
額
法 人 税 等 の 支 払 額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有 価 証 券 の 償 還 に よ る 収 入
有形・無形固定資産の取得による支出
有形・無形固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
そ
の
他
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金及びコマーシャルペーパーの純増減額
長 期 借 入 れ に よ る 収 入
長期借入金の返済による支出
社 債 の 発 行 に よ る 収 入
社 債 の 償 還 に よ る 支 出
配 当 金 の 支 払 額
少数株主への配当金の支払額
そ
の
他
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額又は減少額(△)
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
Ⅶ 新規連結等に伴う現金及び現金同等物の増加額
Ⅷ 現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高
14 年 9 月期
13 年 9 月期
自 平成14 年 4 月 1 日 自 平成 13 年 4 月 1 日
至 平成14 年 9 月 30 日 至 平成 13 年 9 月 30 日
(単位:百万円)
14 年 3 月期
自 平成 13 年 4 月 1 日
至 平成 14 年 3 月31 日
21,270
50,062
△2,633
8,413
△1,577
△2,704
2,818
128
△324
−
849
4,838
31,214
△1,949
△26,478
440
84,367
3,907
△8,659
△8,849
70,766
△11,753
48,091
△2,742
11,706
−
△1,282
269
2,438
397
−
−
5,279
39,273
△9,429
△26,653
9,027
64,621
4,251
△12,278
△8,204
48,390
△55,444
116,279
△5,265
22,292
△2,194
△273
△2,400
6,637
13,303
△2,068
16,859
10,558
59,073
18,876
△53,062
△12,294
130,877
7,347
△23,864
△22,101
92,259
2,258
△49,521
1,818
△5,883
2,660
14,547
△34,121
827
△48,389
1,020
△4,022
4,687
△134
△46,011
4,837
△98,562
6,616
△20,908
11,436
△13,604
△110,185
△7,044
31,801
△40,297
14,925
△50,159
−
△2,529
△173
△53,476
△654
△17,485
74,967
677
58,159
53,436
17,569
△34,694
3,477
△39,341
△4,355
△1,218
△19
△5,145
590
△2,176
36,922
−
34,746
122,477
52,301
△91,316
3,477
△65,341
△4,355
△2,502
△361
14,380
1,537
△2,009
36,922
40,054
74,967
−連13−
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1. 連結範囲及び持分法の適用に関する事項
178 社 (三菱ウェルファーマ㈱、三菱樹脂㈱、日本化成㈱、日東化工㈱ 他)
連結子会社数
持分法適用会社数 109 社 (川崎化成工業㈱、大陽東洋酸素㈱、日本合成化学工業㈱ 他)
2. 連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連 結(新規) 三菱化学アグリ㈱ 他 15 社
持分法(新規) ㈱ヤトロン、㈱エムアンドエスパイプシステムズ
(除外)
(除外)
ウェスタン・リソ・プレート・アンド・サプライ社 他 5 社
日本プラパレット㈱ 他 5 社
3. 会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有 価 証 券 :満期保有目的債券 ・・・ 償却原価法
その他有価証券
・時価のあるもの ・・・ 決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部資本直入法により処理)
・時価のないもの ・・・ 移動平均法による原価法
② デリバティブ :時価法
③ た な 卸 資 産 :商 品 及 び 製 品 ( 除 く 販 売 用 不 動 産 )・・・ 主として総平均法による低価法
貯蔵品(除く包装材料及び劣化資産)・・・ 主として移動平均法による原価法
そ
の
他 ・・・ 主として総平均法による原価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却方法
: 当社及び国内連結子会社 ・・・ 主として定率法
: 在 外 連 結 子 会 社 ・・・ 主として定額法
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸 倒 引 当 金 : 債権の貸倒れによる損失に備えるため、主として一般債権については貸倒実績 率
により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回
収不能見込額を計上しております。
② 賞 与 引 当 金 : 従業員賞与の支給に充てるため、支給見込額のうち、当中間連結会計期間に負
担すべき費用の見積額を計上しております。
③ 定期修繕引当金 : 工場における製造設備及び貯油槽の定期的修繕に要する支出に備えるため、そ
の支出見込額のうち、当中間連結会計期間に負担すべき費用の見積額を計上し
ております。
④ 退職給付引当金 : 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び
年金資産の見込額に基づき、当中間連結会計期間末において発生していると認
められる額を計上しております。
なお、会計基準変更時差異については、主として5年による均等額を費用処理し
ております。また、過去勤務債務については、その発生時の従業 員の平均残存勤
務期間以内の一定の年数(主として5年)による定額法により費用処理しておりま
す。また、数理計算上の差異については、その発生時の従業 員の平均残存勤務
期間以内の一定の年数(主として5年)による定額法により主として翌連結会計年
度から費用処理することとしております。
⑤ 役員退職慰労引当金 : 役員及び執行役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく中間期末要
支給額を計上しております。
⑥ 関係会社整理損失引当金 : 持分法適用外の関連会社の事業整理に伴い、将来負担することとなる損失に備
えるため、当該損失見積額を計上しております。
(4) 重要な外貨建資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務については、中間決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益とし
て処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債並びに収益及び費用については、中間決算日の
直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は少数株主持分及び資本の部における為替換算調整勘定に
含めて計上しております。
−連14−
(5) 重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、主とし
て通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法 : ヘッジ会計は、時価評価されているヘッジ手段に係る損益又は評価差額をヘッ
ジ対象に係る損益が認識されるまで資産又は負債として繰り延べる方法によっ
ております。ただし、為替予約等が付されている外貨建金銭債権債務等につい
て、振当処理の要件を充たす場合には、振当処理を、また、特例処理の要件を
充たす金利スワップ及び金利キャップについては、特例処理を採用しておりま
す。
② ヘッジ手段とヘッジ対象 : 為替予約及び通貨スワップは、外貨建輸出入取引、外貨建資金調達取引及び
外貨建資金運用取引の為替変動リスクを、金利スワップは、資金調達取引及び
資金運用取引の金利変動リスクを、金利キャップは資金調達取引の金利変動リ
スクを、商品先渡取引は原材料の購入取引の価格変動リスクをヘッジ対象として
おります。
③ ヘ ッ ジ 方 針 : デリバティブ取引の限度額を実需の範囲とする方針であり、投機目的によるデリ
バティブ取引は行わないこととしております。また、相手方の契約不履行に係る
信用リスクを極小化するために、デリバティブ取引先を信用度の高い金融機関
等に限っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法 : デリバティブ取引の実行に当り、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が
ほぼ一致しており、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動等を相殺する
ことができることを確認しております。また、予定取引については、実行可能性が
極めて高いかどうかの判断を行っております。
(7) その他中間連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理の方法:税抜方式によっております。
4. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、部分時価評価法を採用しております。
5. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生原因に応じ 20 年以内で均等償却しております。なお、当中間連結会計
期間においては、一時償却、5 年間又は8年間で均等償却しております。
6. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について、当中間連結会計期間中に確定した利益処分に基づい
て作成しております。
7. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預
金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償
還期限の到来する短期投資からなっております。
会計処理方法の変更
セグメント情報における事業区分の変更
当中間連結会計期間より、連結ベースでのグループ経営戦略に基づき、各事業戦略を共有する5つのセ
グメントに再編成いたしました。
また、これに合わせて、従来、「消去又は全社」に含めて表示しておりました当社の基礎的試験研究活動
等に係る費用の一部を各事業のセグメントに配賦して表示しております。
なお、比較対照性を維持するために、前中間連結会計期間及び前連結会計年度において当中間連結会計
期間の事業区分並びに営業費用の配分方法によった場合のセグメント情報を付記しております。
−連15−
注記事項
[中間連結貸借対照表関係]
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
1.有形固定資産減価償却累計額 1,635,848 百万円 1,622,701 百万円 1,488,449 百万円
2.保証債務
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
保証債務残高 38,275 百万円
43,442 百万円
44,798 百万円
うち、連結会社負担割合額 28,514
33,114
32,134
保証予約残高 2,230
2,420
2,469
うち、連結会社負担割合額 1,830
2,073
1,972
その他保証類似行為残高 15,841
16,884
15,726
うち、連結会社負担割合額 8,706
9,455
8,895
14 年 9 月期
14 年 3 月期
3.受取手形割引高 2,667 百万円 2,768 百万円
受取手形裏書譲渡高
1,140
1,559
13 年 9 月期
2,642 百万円
1,879
4.中間連結会計期間末日満期手形の会計処理は、主として手形交換日をもって決済処理しております。
なお、金融機関の休日の影響により、中間(期末)連結貸借対照表に含まれる満期手形は次の通りで
あります。
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
受取手形 - 百万円 8,614 百万円
7,314 百万円
支払手形 6,155 6,402
[中間連結キャッシュ・フロー計算書関係]
現金及び現金同等物の中間期末(期末)残高と中間(期末)連結貸借対照表に掲記されている科目の金額と
の関係
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
現金及び預金勘定
63,085 百万円 79,868 百万円
34,932 百万円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △5,326 △5,401 △371
流動資産その他勘定に含まれる短期投資 400 500
185
現金及び現金同等物
58,159 百万円
74,967 百万円
34,746 百万円
−連16−
[リース取引関係]
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
<借主側>
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び中間期末残高相当額
(単 位:百万円)
14 年 9 月期
取得価額 減価償却 中間期末
相当額
累計額相 残高相当
当額
額
工具器
具備品
その他
14 年 3 月期
取得価額 減価償却 期末残高
相当額
累計額相 相当額
当額
13 年 9 月期
取得価額 減価償却 中間期末
相当額
累計額相 残高相当
当額
額
17,390
9,155
8,235
16,572
9,422
7,150
15,400
7,138
8,262
5,692
3,548
2,144
5,693
3,409
2,284
5,546
3,289
2,257
合 計
23,082
12,703
10,379
22,265
12,831
9,434
20,946
10,427
10,519
(注)リース物件の取得価額相当額は、未経過リース料中間期末残高が有形固定資産の中間期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
(2) 未経過リース料中間期末残高相当額
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
1
年
内 3,486 百万円 3,615 百万円
4,215 百万円
6,294 6,938
1
年
超 6,834
合 計 10,320 百万円 9,909 百万円
11,153 百万円
(注)未経過リース料中間期末残高相当額は、未経過リース料中間期末残高が有形固定資産の中間
期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
(3) 支払リース料及び減価償却費相当額
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
支 払 リ ー ス 料 2,680 百万円 3,992 百万円 2,242 百万円
減 価 償 却 費 相 当 額 2,680 3,992
2,242
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
<貸主側>
未経過リース料期末残高相当額
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
1
年
内 56 百万円 62 百万円
249 百万円
1
年
超 374 413
385
合 計 430 百万円 475
634 百万円
(注)未経過リース料中間期末残高相当額は、未経過リース料中間期末残高及び見積残存価額の残
高の合計額が営業債権の中間期末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み法により算
定しております。
2.オペレーティング・リース取引
<借主側>
未経過リース料
14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
1
年
内 1,343 百万円 2,080 百万円
1,232 百万円
1
年
超 6,951 7,411 8,009
合 計 8,294 百万円 9,491 百万円 9,241 百万円
−連17−
[有価証券関係]
1. 時価のある有価証券
当中間連結会計期間
前連結会計年度
(平成 14 年9月 30 日現在)
(平成 14 年3月 31 日現在)
中間連結
連結貸借
(1)満期保有目
貸借対照
時価
差額
対照表
時価
差額
的の債券
表計上額
計上額
①国債・地方
20
20
0
20
20
0
債等
②社債
9,371
10,014
643
12,302
13,105
803
③その他
−
−
−
−
−
−
合 計
9,391
10,034
643
12,322
13,125
803
中間連結
連結貸借
(2)その他有価
取得原価 貸借対照
差額
取得原価 対照表
差額
証券
表計上額
計上額
①株式
70,553
78,018
7,465
70,539
77,205
6,666
②債券
国債・地
32
32
0
32
32
0
方債等
社債
19
20
1
19
20
1
その他
3
3
0
3
3
0
③その他
−
−
−
−
−
−
合 計
70,607
78,073
7,466
70,593
77,260
6,667
区 分
(単 位:百万円)
前中間連結会計期間
(平成 13 年9月 30 日現在)
中間連結
貸借対照
時価
差額
表計上額
20
20
0
15,895
2
15,917
16,090
2
16,112
中間連結
取得原価 貸借対照
表計上額
78,571
77,738
差額
△833
23
17
△6
19
3
−
78,616
21
3
−
77,779
2
0
−
△837
2.時価のない主な有価証券の内容及び中間連結貸借対照表計上額
その他有価証券 14 年 9 月期
14 年 3 月期
13 年 9 月期
非上場株式(店頭売買株式を除く) 46,275 百万円 45,610 百万円 43,313 百万円
出資証券 1,085 1,085
1,085
[デリバティブ取引関係]
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引にはヘッジ会計を適用しておりますので、該当事項はありません。
−連18−
195
0
195
[セグメント情報]
イ.事業の種類別セグメント情報
当中間連結会計期間(平成14年4月1日∼平成14年9月30日) 石 化
機 能
化 学
機 能
材 料
ヘルス
ケ ア
サービス
(単位:百万円)
消去
又は全社
計
連
結
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1) 外部顧客に対する売上高
(2) セ ク ゙ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営
業
費
用
営
業
利
益
317,303
228,340
157,448
157,683
46,737
907,511
−
907,511
9,816
5,183
1,739
786
76,796
94,320
(94,320)
−
327,119
320,910
6,209
233,523
220,004
13,519
159,187
154,421
4,766
158,469
140,835
17,634
123,533
120,447
3,086
1,001,831
956,617
45,214
(94,320)
(89,565)
(4,755)
907,511
867,052
40,459
(注)1.事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。
2.各事業の主要な製品
(1) 石化 :基礎石化製品、化成品、合成樹脂、合成繊維原料
(2) 機能化学 :炭素製品、無機製品、肥料、情報機材、記憶材料、電子関連製品、機能樹脂、有機中間体、精密化学品
(3) 機能材料 :樹脂加工品、複合材
(4) ヘルスケア:医薬品、診断製品、臨床検査
(5) サービス :エンジニアリング、運送及び倉庫業、電気供給業、不動産業
3.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当中間連結会計期間 4,755 百万円であり、その
主なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
4.事業区分等の変更
当中間連結会計期間より、連結ベースでのグループ経営戦略に基づき、各事業戦略を共有する5つのセグメントに再編成いたし
ました。また、これに合わせて、従来、「消去又は全社」に含めて表示しておりました当社の基礎的試験研究活動等に係る費用
の一部を各事業のセグメントに配賦して表示しております。
前中間連結会計期間(平成13年4月1日∼平成13年9月30日) 石 油
化 学
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
炭 素
アグリ
情 報
電 子
医 薬
機 能
化学品
機 能
材 料
サービス
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
298,707
92,051
85,616
71,364
64,497
166,527
55,241
834,003
−
834,003
14,144
2,211
443
7
2,852
1,536
66,164
87,357
(87,357)
−
312,851
317,024
△4,173
94,262
91,017
3,245
86,059
87,067
△1,008
71,371
60,669
10,702
67,349
65,175
2,174
168,063
161,673
6,390
121,405
118,045
3,360
921,360
900,670
20,690
(87,357)
(78,698)
(8,659)
834,003
821,972
12,031
(注)1.事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。
2.各事業の主要な製品
(1) 石油化学事業 :基礎石化製品、化成品、合成樹脂、合成繊維原料
(2) 炭素アグリ事業:炭素製品、無機製品、肥料
(3) 情報電子事業 :情報機材、記憶材料、電子関連製品
(4) 医薬事業 :医薬品、診断製品、臨床検査
(5) 機能化学品事業:機能樹脂、有機中間体、精密化学品
(6) 機能材料事業 :樹脂加工品、複合材
(7) サービス事業 :エンジニアリング、運送及び倉庫業、電気供給業、不動産業
3.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当中間連結会計期間 8,659 百万円であり、その主
なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
4.なお、前中間連結会計期間において当中間連結会計期間の事業区分及び営業費用の配分方法によった場合の事業の種類別セグメ
ント情報は次の通りであります。
−連19−
前中間連結会計期間(平成13年4月1日∼平成13年9月30日) 石 化
機 能
化 学
機 能
材 料
ヘルス
ケ ア
サービス
(単位:百万円)
消去
又は全社
計
連
結
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1) 外部顧客に対する売上高
(2) セ ク ゙ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営
業
費
用
営
業
利
益
321,877
220,710
169,788
73,268
48,360
834,003
−
834,003
12,191
7,013
1,523
141
66,898
87,766
(87,766)
−
334,068
339,654
△5,586
227,723
225,085
2,638
171,311
164,976
6,335
73,409
63,570
9,839
115,258
112,131
3,127
921,769
905,416
16,353
(87,766)
(83,444)
(4,322)
834,003
821,972
12,031
前連結会計年度(平成13年4月1日∼平成14年3月31日) Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
石 油
化 学
炭 素
アグリ
情 報
電 子
597,302
185,661
174,943 231,130
27,254
4,026
624,556
629,491
△4,935
189,687
182,233
7,454
機 能
化学品
機 能
材 料
128,814
331,949
71
6,186
3,112
176,022 231,201
175,640 203,999
382 27,202
135,000
132,734
2,266
335,061
323,776
11,285
1,079
医 薬
サービス
(単位:百万円)
消去
又は全社
計
130,547 1,780,346
121,322
連
結
− 1,780,346
163,050 (163,050)
−
251,869 1,943,396 (163,050) 1,780,346
241,710 1,889,583 (144,078) 1,745,505
10,159
53,813 (18,972)
34,841
(注)1.事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。
2.各事業の主要な製品
(1) 石油化学事業 :基礎石化製品、化成品、合成樹脂、合成繊維原料
(2) 炭素アグリ事業:炭素製品、無機製品、肥料
(3) 情報電子事業 :情報機材、記憶材料、電子関連製品
(4) 医薬事業 :医薬品、診断製品、臨床検査
(5) 機能化学品事業:機能樹脂、有機中間体、精密化学品
(6) 機能材料事業 :樹脂加工品、複合材
(7) サービス事業 :エンジニアリング、運送及び倉庫業、電気供給業、不動産業
3.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当連結連結会計年度 18,972 百万円であり、その
主なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
4.なお、前連結会計年度において当中間連結会計期間の事業区分及び営業費用の配分方法によった場合の事業の種類別セグメント
情報は次の通りであります。
前連結会計年度(平成13年4月1日∼平成14年3月31日) 石 化
機 能
化 学
機 能
材 料
ヘルス
ケ ア
サービス
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1) 外部顧客に対する売上高
(2) セ ク ゙ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営
業
費
用
営
業
利
益
643,542
458,311
337,796
224,626
116,071
1,780,346
−
1,780,346
24,037
19,201
3,084
1,050
123,954
171,326
(171,326)
−
667,579
675,670
△8,091
477,512
469,301
8,211
340,880
329,778
11,102
225,676
201,167
24,509
240,025
230,458
9,567
1,951,672
1,906,374
45,298
(171,326)
(160,869)
(10,457)
1,780,346
1,745,505
34,841
−連20−
ロ. 所在地別セグメント情報
当中間連結会計期間(平成14年4月1日∼平成14年9月30日) 日
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
本
そ の 他
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
761,046
146,465
907,511
-
907,511
21,821
20,119
41,940
(41,940)
-
782,867
740,885
41,982
166,584
163,352
3,232
949,451
904,237
45,214
(41,940)
(37,185)
(4,755)
907,511
867,052
40,459
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.日本以外の区分に属する主な地域
その他:アジア、北米、欧州
3.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当中間連結会計期間 4,755 百万円であり、その
主なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
4.営業費用の配分方法の変更
「イ.事業の種類別セグメント情報(注)4.事業区分等の変更」に記載の通り、従来、
「消去又は全社」に含めて表示して
おりました当社の基礎的試験研究活動等に係る費用の配分方法を変更いたしました。
前中間連結会計期間(平成13年4月1日∼平成13年9月30日) 日
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
本
そ の 他
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
710,816
123,187
834,003
-
834,003
17,197
15,063
32,260
(32,260)
-
728,013
709,077
18,936
138,250
136,496
1,754
866,263
845,573
20,690
(32,260)
(23,601)
(8,659)
834,003
821,972
12,031
(注)1.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当中間連結会計期間 8,659 百万円であり、その
主なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
2.なお、前中間連結会計期間において当中間連結会計期間の営業費用の配分方法によった場合の事業の所在地別セグメント情報
は次の通りであります。
前中間連結会計期間(平成13年4月1日∼平成13年9月30日) 日
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
本
そ の 他
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
710,816
123,187
834,003
-
834,003
17,197
15,063
32,260
(32,260)
-
728,013
713,414
14,599
138,250
136,496
1,754
866,263
849,910
16,353
(32,260)
(27,938)
(4,322)
834,003
821,972
12,031
−連21−
前連結会計年度(平成13年4月1日∼平成14年3月31日) 日
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
本
そ の 他
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
1,495,407
284,939
1,780,346
-
1,780,346
33,590
42,137
75,727
(75,727)
-
1,528,997
1,475,306
53,691
327,076
326,954
122
1,856,073
1,802,260
53,813
(75,727)
(56,755)
(18,972)
1,780,346
1,745,505
34,841
(注)1.営業費用のうち「消去又は全社」の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は、当連結会計年度 18,972 百万円であり、その主
なものは特定の事業セグメントに区分できない当社の基礎的試験研究費等であります。
2.なお、前連結会計年度において当中間連結会計期間の営業費用の配分方法によった場合の事業の所在地別セグメント情報は次
の通りであります。
前連結会計年度(平成13年4月1日∼平成14年3月31日) 日
Ⅰ 売上高及び営業損益
売
上
高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セ グ メ ン ト 間 の 内 部
売上高又は振替高
計
営 業 費 用
営 業 利 益
本
そ の 他
計
(単位:百万円)
消去
又は全社
連
結
1,495,407
284,939
1,780,346
-
1,780,346
33,590
42,137
75,727
(75,727)
-
1,528,997
1,483,821
45,176
327,076
326,954
122
1,856,073
1,810,775
45,298
(75,727)
(65,270)
(10,457)
1,780,346
1,745,505
34,841
−連22−
ハ.海外売上高
当中間連結会計期間(平成14年4月1日∼平成14年9月30日) ア
ジ
Ⅰ.海 外 売 上 高
Ⅱ.連 結 売 上 高
Ⅲ.連結売上高に占める
海外売上高の割合( %)
ア
107,408
そ
の
(単位:百万円)
他
93,518
11.8
ア
ジ
ア
91,077
そ
の
ジ
ア
203,047
計
167,094
834,003
9.1
前連結会計年度(平成13年4月1日∼平成14年3月31日) ア
22.1
(単位:百万円)
他
76,017
10.9
Ⅰ.海 外 売 上 高
Ⅱ.連 結 売 上 高
Ⅲ.連結売上高に占める
海外売上高の割合( %)
200,926
907,511
10.3
前中間連結会計期間(平成13年4月1日∼平成13年9月30日) Ⅰ.海 外 売 上 高
Ⅱ.連 結 売 上 高
Ⅲ.連結売上高に占める
海外売上高の割合( %)
計
そ
11.4
の
(単位:百万円)
他
180,891
10.2
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1) アジア:中華人民共和国、中華民国、大韓民国、インドネシア、タイ、インド
(2) その他:北米、欧州
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
−連23−
20.0
計
383,938
1,780,346
21.6