中之条町大規模太陽光発電事業プロポーザル仕様書 1.業務内容について (1)メガソーラー設備、土地造成、系統連系に係る負担金等、事業に必要な全ての資金 のリース業務 (2)メガソーラー施設の設計、施工、工事監理一式 (3)電気事業者及び関係機関との協議及び申請手続き一式 (4)設備機器の法定点検、定期点検、部品交換、保証等を含むメンテナンス一式 (5)施設全体の維持管理一式 (6)その他、本事業開始に伴う全ての経費 2.建設地について ①中之条町大字下沢渡字上野原 1496 番地外 面積 約 4.0 ha ②中之条町大字上沢渡 面積 唐操原外 1 国有林 43 林班イ小班外 約 4.0 ha 2 か所一緒に提案すること。1 か所のみの提案は不可とする。ただし、契約は①と②でそ れぞれに分けて契約するので、事業提案書は 1 か所毎に作成すること。 3 メガソーラー施設建設工事について (1)工事期限 ・工期は契約日の翌日から平成 25 年 6 月 30 日までとする。 ・工期内に試運転、完成検査、関係機関への手続き、承認等全てを完了すること。 ・平成 25 年 7 月 1 日から中之条町が発電及び売電を開始できること。 (2)設備、機器 ・発電出力はパワーコンディショナーからの出力で 2MW 以下とすること。 ・採用する設備機器については、製品の性能、信頼性及び製造メーカーの保守体制等 を重視すること。 (3)系統連系 ・系統連系は高圧連系(6.6KV)とする。 ・全量買取制度に基づく全量売電が可能なシステム構成とすること。 ・電気事業者と協議を行うこと。 ・系統連系に係る工事負担金は提案に含めること。 (4)基礎、架台 ・基礎、架台は設置環境に最適な工法を採用し、経済性、耐久性、十分な強度を確保 すること。 ・撤去時の費用等を考慮した提案とすること。 (5)施設管理方法 ・メガソーラー施設は無人管理とし、町役場内での遠隔監視、遠隔運転を行うシステ ムとすること。 ・リース契約期間中は、システムの運転状況について、受注者側でも町と同様の内容 をモニタリングすること。 ・遠隔監視等に必要とされる機器の費用も提案に含めること。 (6)データ収集、情報発信 ・運転データ等はデータ収集装置により収集し、発電量等の情報をインターネット及 び携帯電話端末等を利用して情報発信、確認ができるシステムを構築すること。 ・データ計測の方法は「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業システム計測指針 (NEDO)」に基づくこと。 ・データ収集、情報発信に必要とされる機器の費用も提案に含めること。 (7)その他、付帯工事、設備等 ・施設内の雑草対策を講じること。 ・施設全体を囲う安全柵を設けること。 ・必要な雨水対策を講じること。 ・外灯、電話(光回線) 、水道等の必要とされる工事を行うこと。 ・現状からの工事開始とするため、必要に応じて測量、地質調査等を行うこと。 (8)協議、申請 ・関連法令、規格等に基づき、関係機関、電気事業者等との協議、申請事務を行うこ と。 ・事務手続きに必要な費用は提案に含めること。 (9)適用規格、法規等 本工事の設計及び施工にあたっては、関連法令等を遵守すること。 ・労働基準法 ・労働安全衛生法 ・電気事業法 ・電気設備に関する技術基準を定める省令 ・消防関係法規 ・建築基準法 ・日本工業規格(JIS) ・日本電機工業会標準規格(JEM) ・日本電気規格調査会標準規格(JEC) ・日本電線工業会規格(JCS) ・(財)電気安全環境研究所(JET)認証 ・電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン ・電気事業者に依る再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 ・森林法 ・その他、関連する規格、法規等 4 リース契約について (1)リース期間 ・リース期間は、契約後、売電を開始した時点から 20 年以内とする。 ・リース料金の支払は売電収入入金時から年度ごとに行うものとし、各年度における 支払時期、回数は提案によるものとする。 (2)年間リース料金および運営サービス料の上限 ・年間リース料金および運営サービス料の合計金額は、年間推定売電金額以下の金額 とすること。 (年間推定売電金額は別紙2「応募要領3・ (3)②」による金額とする。) ・消費税は5%で計算すること。 ・リース期間満了後の当該施設の取り扱いについては協議によるものとするが、今回 のプロポーザルでは、参考としてその取り扱いを提案のうえ、リース金額を算定する こと。 (3)リース料金および運営サービス料に含める事項 ・メガソーラー施設のリース(建設工事、負担金、申請手続き等一切を含む。) ・設備機器の法定点検、定期点検、部品交換、保証等を含むメンテナンス一式 ・施設全体の維持管理一式(施設内の雑草処理、安全・防犯対策、補修、発電の妨げ となる事象への対応など。) ・メガソーラー施設に係る固定資産税 ・動産総合保険 ・緊急時の対応 5 保証について ・メガソーラー施設に不具合が発生した場合は、提案者が速やかにこれに対応し、必要 に応じ無償で修理を行い、提案する発電量を確保できるよう対処するものとする。 6 その他 本設備が、平成 24 年度の再生可能エネルギー全量買取制度における買取価格である 42 円の買取対象となるようにすること。
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